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蔵王パラダイスゲレンデから見える、浮かぶ月山。手前に見えるのは、中央ロープウェイ駅。先週の3連休で蔵王に2回行ってきた。日曜日は天気がすっごく良くて、すっごく気持ちよかった。月山以外にも、朝日連峰、飯豊連峰も遠くに浮かんでその景色に、ボーダーの若い兄ちゃん姉ちゃん達も喚声をあげてた。でもなんで、みんながみんな同じ言い方するんだ?「やべー、やべーよ、この景色!」って。やばくない! まったく、お前達の日本語の方がやばいよ。正しくは「すげー」でしょ。・・・って、おい!(笑)その蔵王、なんとリフト券が値上がりしてた。今回は初滑り料金で4000円だったけど、通常は4800円になるそうだ。去年より200円の値上げだ。でも、ま、この規模にしたら十分納得はできるか。ロープウェイ3本、ゴンドラ1本、リフトは・・・知らないけど、すっごいたくさん。あの広いエリアで一日中遊んでこれなら安いもんだ。ただ、納得できないのは駐車料金だ。どこに停めても1000円也。(無料Pはあるけど、ずっと端の不便極まりないトコなので無視)今どき駐車料金を取るスキー場なんて少ないのでなんか、ぼったくられた気分になってしまう。 ・・・のは私だけ?いやいや、私だけじゃない。リフトで一緒になった外人も納得できないようだ(笑)それでは今夜は、リフトの上での外人との会話を聞きながら皆さんとお別れすることにしましょう。See you next.「スミマセン、タバコ吸ってもイイデスカ?」そんな外人の言葉から始まった。あ、ちゃんとしたニホンゴだった。「いえ、すみませんが、ノー」私の方が変なニホンゴだ(笑)山形に住んでるという彼が言うには「クルマで来るとパーキングで1000円取られるから、今日はバスで来た。 一人だとその方が安いネ」「なるほど。イッツァ グッド アイディ~ア」ほら~、外人だって駐車料金に納得してないでしょ。どうにかしてよ、蔵王さん!さらに外人のお喋りは続く「バスストップに行ったら、目の前でバスが行ってしまったんダヨ」「え~っ! ネクスト バスは?」 ますます変なニホンゴの私。「40分後ダッタヨ」「それは残念だったね。ハードラック(笑)」「缶ビールを買ってる間に、バスが行ってしまったんダ(笑)」「朝からビールかいっ!」と、それは心の中で突っ込んで(笑)で、そんなこんなで盛り上がった後で、外人に教えてあげた。「今日、パーキングのお金、フリーなんだよ」「・・・・・。 オウゥゥゥ!!」 ありゃりゃ、頭抱えちゃったよ、この外人(笑)で、彼が最後にボソッと言った。「そのコトは、言わないで欲しかったヨ・・・」ドジボ大爆笑! ちゃんちゃん。駐車料金に納得できない外人も、日本人もクリックしてチョーダイませ。
2007.11.28
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23日の蔵王。ユートピア。ま、すっかり冬ってことですね。先シーズンが終了した時から、板をチューンに出さなくちゃと思いながらプレイルームに立てかけたまんま。ウェアもクリーニングに出さなくちゃと思い続けながら、クローゼットに掛かってる。そろそろシーズンだから、いい加減出さないとマズイなと思ってた矢先・・・この突然の雪だ。蔵王が急遽オープンするっていうのでもうシャーナイ、そのまま車に積み込んで蔵王へと向かったのが23日のこと。いきなり私のシーズンが始まった。ところで「いきなり」って、普通は「突然」って意味だよね。突然シーズンが始まった、ってこと。でも、仙台ではもうひとつの意味があるのだ。「思いっきり」っていう意味だ。「いきなり」とも発音するけど「いぎなり」と濁音で発音したりする。例えば「いきなり叩くことないだろ」ってのは、突然に叩かれたワケじゃなく「思いっきり叩くことないだろ」って意味だ。仙台ネィティブは「いぎなり叩ぐごどねぇべ」と発音するけど。「そりゃ俺が悪かったけど、そんなに思いっきり叩かなくてもイイじゃん」ってなシチュエーションの時に使われる。いや、私の実体験じゃなくて。さて、蔵王。思ったより重めの新雪。「新雪」だけど「深雪」と言えるほど深くないって感じ。また、リフト乗り場のゲートが「新設」されてて雪が降ったとたんに営業始めてくれた蔵王は「親切」だ。・・・。で、早速、初転びをしてきた(笑)重めの新雪を気持ちよく滑ってたら、板のトップが潜ってしまった。雪が軽けりゃ問題ないんだけど、重かったのでトップは浮いて来そうにない。無理矢理トップを浮かそうとした時、足からピピッと指令が。「ダメ! これじゃ足ひねるよ」瞬間、足から力を抜いて、スピードの慣性に体をまかせて前に飛び込んだ。前転して、ズポッ! 不時着成功。 初ゆきまみれだ(笑)シーズン1本目は、さすがに息がハカハカした。息があがること、ハカハカするって言うよね? 方言じゃないよね?以前このブログで、足が疲れることを「足がコタコタになる」って書いたらそんなこと言わない、ってたくさんのツッコミを貰ったので「ハカハカ」もちょっと不安(笑)横倉の壁では、ソールをガリガリッとやってしまった。でも、チューン前の板だから問題ないか(笑)。ある意味ラッキー?結局ひとりで9時過ぎから3時半までタップリ滑って初滑りとしては、十分過ぎるほど満足な一日だったのだ。足? もちろんコタコタだ(笑)初滑り終わった人も、まだで早く行きた~いって人もクリックしてチョーダイませ。
2007.11.24
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先シーズンの春スキーの写真。やっぱり笑ってる。自分が滑ってる写真やビデオを見ると、笑ってることが多い。意識はしてないけど、ま、確かに笑って滑ってるんだろう。だって、スキーは楽しいからね。(笑)カナダのCMHヘリスキーに行った時も一緒のグループの外人から、ドジボはいつも笑って滑ってるからGOODだ!って言われた。別な外人にも言われた。2回目に行った時も、やはり何人かに言われた。ま、そりゃそうだ。だって、ヘリスキーは楽しいからね。(笑)これでもか!ってくらい深雪滑れば、そりゃ誰でも笑い出す。でも、わざわざそんなふうに言われるって事は人一倍ノーテンキに笑ってるんだろうか。そういえば私って、マラソン大会でも笑ってる。沿道のおばちゃんから「頑張れ~!」って声が掛かると思わず笑って答えてしまう。すると「あら、あの人まだまだ余裕あるんだね~」なんて声が聞こえてくるけど違うんだ、ホントは苦しいのだ。沿道の子供達が手を掲げてると思わず「イェ~イ」なんて言いながらタッチしてあげるけどホントはそんな事してる余裕なんかないんだ。でも応援してくれるのが嬉しくて、笑って答えずにはいられない。そもそも普段から、乗りやすい性格ではある。・・・ってか、お調子者なのか?ただ、いつだったか怒られたことがあった。ハァハァ、ゼィゼイ言いながらも沿道で応援してくれてる人たちに、「ども、ども」って笑って手を振ってたらそばに立っていたオッチャンに「真面目に走れ!!」って、思いっきり怒鳴られてしまった。・・・一応、精一杯走ってるんだけどな(苦笑)だいたい、私たちのような素人ランナーは大会を楽しんでるんだからオッチャン、怒らないで。そんなこんなで、そんなドジボは今シーズンもどこかで、大口開けて笑いながら滑ってるのだ。最後にオマケ。たまにはドジボの動画でも。笑ってスキーをしたいよね、って思った人はクリックしてチョーダイませ。
2007.11.21
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いつも写真を載せてるけど、同じ写真は一度もない。似たようなのはたくさんあるけど(笑)今日の話題の蔵王にちなんで、私の好きな樹氷の写真をまた載せる。樹氷の井戸端会議だ。日経新聞の土曜日に付いてくる「プラス1」では毎回いろんなランキングを載せてる。昨日のは「行ってみたい古湯」ってものでなんと蔵王が1位だったのだ。そうなのだ。はっきり言って、蔵王の温泉はイイ!そのことは以前にも書いた。(こちら)で、日経に蔵王の大露天風呂の写真が載ってた。ここがまさに、私の超お勧めだ。小川が流れていて、それが温泉の川なのだ。料金所&脱衣所の川上が女湯で、川下が男湯。川に沿うように作られてる。女湯は知らないけど男湯は石を積んで作られた湯船が段々畑のように3つある。さらに川下には、遊歩道の橋が掛かっててその上から男湯は丸見えなのだ(笑)あちゃ~っと思うけど、別に見られても構わないか。ま、男なんてそんなもんだ。時々こっちから見せたがるヤツもいるくらいだから(笑)女湯は脱衣所の陰になって、もちろん見えない。その橋は、冬はスキーヤーの通り道になってるんだけど大露天風呂自体、冬は休業している。2月の樹氷祭りの時だけ臨時営業してるんだっけかな。雪見風呂ってのもオツなもんだろう。ただ、春スキーの時期はもう営業してるのでスキーの途中で大露天風呂に入るって事も可能だ。で、その春スキーの時期、実は、女湯を覗けるポイントがある。中央ロープウェイに乗ると、ちょうど大露天風呂が見える位置を通るのだ。私も大学の頃、そのために友達と中央ロープウェイに乗って露天風呂側の窓の位置をキープして、ワクワクして見たもんだ。けど・・・遠すぎて見えましぇん。確かに風呂は見えて、人が動いてるのも見える。でもそれが男か女かも分からないし、細かいとこ(どこよ)なんて全然見えない。見ようと努力するだけ無駄なので、これを読んだ人も期待しないように。また、女性も見られる心配は全然ないので、安心して入れるから。せっかくの気持ちイイ大露天風呂なので、ぜひ入ってみて。また、大露天風呂だけじゃなく、宿のお風呂もすっごくイイので泊まりの時は温泉宿にすることを勧めるのだ。スキーの後は温泉が一番って思った人は、クリックしてチョーダイませ。
2007.11.17
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マイホームゲレンデの、入り浸りコース。いわばマイホームのマイルームって感じだ(うまい!)(笑)35度、非圧雪。白石スキー場Dコース。宮城県。前回、吹雪の話題を書いたけど先シーズン、こんなことがあった。いつもの白石スキー場。私が繰り返し滑ってるのはDコース。上の方にあるコースだ。上の方といってもスキーセンター前から初心者コースのリフトに乗ってもう1本乗り継ぐと着いちゃう。ま、2本で上まで行っちゃうスキー場だ。その日は風が強かったけどDコースのリフトは、林の中を通ってるので止まることは滅多にない。いつもそうだし、今日もこのリフトは止まらないだろうと思って安心して滑ってた。さて、疲れたのでちょっと休憩しようとスキーセンターまで戻って10分くらいお茶してさぁ、また行こうかなと思ったら、リフトが止まってしまった。いや、予想通りDコースのリフトは動いてるのだ。レストハウスからも見える。1本目の初心者コースのリフトが止まってしまったのだ。え~と? Dコースのリフトは動いてるんだから、大丈夫、滑れ・・・・・・ないじゃん!・・・行けないじゃないか。Dコースでは、取り残された数人だけが滑り続けてる。下まで戻ったらもう上がれないから、戻るに戻れなくてショーガナク滑ってる。ように見える(笑)でも、うらやましい。私ももう少し残ってれば・・・チッ。さて、しばら~くそんな状態が続いたので我慢できなくて初心者コースを歩いて登る人達も出始めた。あそこまで行けばリフトに乗れるぞー! ゼィゼィ。って叫びながら登っている。ように見える(笑)ただ、距離が結構あるのでみんな休み休み登ってる。しゃがみ込んじゃってる人もいるし。私? 疲れることキライな、軟弱な私が歩くワケがない。で、いいかげん待ってるのも飽きてきたので諦めて帰ろうとしたその時、放送が鳴った。「お待たせしました。初心者コースのリフト運転を再開します」すかさず乗り込んだ私は、歩いてる人達を楽々追い越して行きましたとさ。軟弱な精神でよかった。(笑)「待てば海路の日和あり」そんなコトワザを思い出した人はクリックしてチョーダイ。「果報は寝て待て」って思い出した人もクリックしてね。「急がば回れ」って思い出した人は・・・ちょっと違うぞ(笑)
2007.11.14
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写真は先シーズンの安比。クワッドとゴンドラで長い距離を一気に滑れるので好きなスキー場だ。ただ風が強い。スキー場は晴ればかりじゃない。まず、ガスってる日は滑りにくい。前も見えなきゃ、足元も見えない。起伏が分からずに突然バランス崩して「うおっ!」とか「ワォ!」とか叫ぶ羽目になる。雨の日もイヤだ。・・・ってか、帰る。で、吹雪の日。これが一番ツライ。吹きつける雪が顔に当たって痛いし決して厚くないツラの皮が凍るし、鼻水までも凍る。女の子の髪の毛は白く凍って霧氷になってるし(笑)私の髪の毛も白く霧氷になってるけど最近、白髪が目立ってきたので、どっちにしろ白いから区別がつかなくて・・・なんてことは書かなくていいから。そんな日はどうするか。吹雪で一番ツライのがリフトの上だからフード付きにしか乗らない。じゃなければ、林の中を通るリフトに乗る。風を遮ってくれるからホッと一息つける。でも滑るのは結局、吹雪のゲレンデなのでやっぱりツライ。って時は、林の中を滑っちゃう。もちろん危なくない林の中ね。ロープが張られてるトコは一応やめとこう。状況が分かってるんだったらイイけど。・・・ってダメか(笑)林の中に入ると、ビックリするほど風がなくなる。風の音もしなく穏やかなのだ。しかも吹雪のおかげで雪が溜まってる。深雪だ。へへへ。ま、林の中に入り込まなくとも、地形によって風の弱いゲレンデや木に囲まれたコースってのが、どこのスキー場にもあるから日頃からアタリを付けておくことが肝要だ。スキー場全体でみても、風の強いスキー場とあまり吹かないスキー場ってのがある。同じ地域でも。例えば、安比は独立峰なので風が強い。周りに風を遮ってくれる山がないから。でも安比から20分くらいの所には、風のないスキー場がある。下倉(しもくら)スキー場だ。他がどんなに強い風でも、そこだけはほとんど風がない。ゲレンデが山の陰に作られてて、風が山でブロックされてるのだ。不思議なくらい穏やかなスキー場だ。安比に泊まった朝、風が強くてリフトが止まりそうな時はさっさとそっちに行っちゃう。小さいけど十分面白いスキー場だ。ハードなコースもあるし。だから逆に、下倉スキー場を知ってからは安比に安心して泊まりに行けるようになった。下倉という保険があるので、風が強い日でも大丈夫ってワケ。なんにしろ、雪山っていう厳しい環境の中へ遊びに行くんだから吹雪になるも晴れるも「自然」まかせ。私たちは全て受け入れたうえで、遊ばせてもらうしかないってことだ。ただ、祈るのは自由だ。「私が行く時だけでも、晴れますように」(笑)ボクの時もアタシの時も晴れて欲しいんだってば! って思った人はクリックしてチョーダイませ。
2007.11.11
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シーズンまでもう少し。転んでも笑顔になれるスキー。ただ、怪我には気をつけて。よっく思い起こしてみると、意外とスキーで怪我している。シーズン前なのに、こんな話題もなんだけど(笑)一番最初は、小学校4年生の時の春スキーで。父親と一緒に滑ってて、前を行く父親が転んだのを見て大笑いしてたら、自分も重い雪に板を取られて転んだ。ボキッ!! って音がしたので「あぁ、これが骨折か」って転がりながら思った。頭の中は意外と冷静だったようだ。右足のスネ。前にある太い骨と、後ろ側の細いの、両方ポッキリだった。それから数年は、怖くてまともに急斜面を滑れなかった。次は大人になってから。コブで転んで、左足を痛めた。結構痛かったので、少しレストランで休んでたけど午後からまた滑った。痛いけど滑れないことないから、ま、大丈夫だろう。って感じ。滑り終わって駐車場でブーツを脱いだら・・・ガクッ、立てない。ブーツがギブス代わりになってたから、滑れてたようだ。ふくらはぎの肉離れだった。左足で良かった。右足だったら運転して帰って来れなかった。あと、ブログでも以前書いたけど、肋骨の骨折(こちら)もあった。四十肩(こちら)もあった。って、これは怪我じゃないか(笑)人間の体って、意外と簡単に怪我するものだ。気をつけなきゃ。ニョーボも足の甲の靭帯を切ってる。2回も。横断歩道を走って渡ろうとしたら突然足にバンっと衝撃が来て、足が動かなくなったらしい。な・なにごと?!とにかく横断歩道だけは、ビッコひいて頑張って渡ったけど渡りきったとたん、うずくまってしまったそうだ。もう1回は、庭の庭石からトンッと降りた時にブチッ! ってきたそうだ。20cmくらいの低い庭石なのに・・・。私の怪我に比べると、なんか情けないっていうか、カッコ悪い怪我だ。話のついでに言うと、弟のカミさんも先日怪我した。バドミントンでアキレス腱を断絶したのだ。後ろの方でブチって音がして、何だろ?って振り向いた瞬間立ってられなくて崩れ落ちたらしい。それで、あぁ自分の足だったんだ、って気付いたそうだ。お見舞いに行った時「お義兄さん忙しいのにゴメンなさいね。アタシも急だったから・・・」・・・いやいや、誰でも怪我する時は急ですから(笑)というワケで、今シーズンは怪我を防ぐべく、ヘルメットをかぶることにした。買うだ買わないだと大騒ぎしてたけど、やっと買ったのだ。色々アドバイスをくれた皆様、ありがとう。みんなに背中を押してもらったお陰で買えました。・・・感謝感激。ヒデキ感激。(って、ヘルメットくらい、さっさと買えって)(笑)背中を押してくれた皆様、ついでにココもポチッと押してチョーダイませ。
2007.11.07
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こんな足跡見たら、子供はゼッタイに追っかける。前回、子供には無理矢理スキーを履かせないで始めは好きなように遊ばせようって書いた。自分がそうだったのだ。母親が中学校の体育の教師だったのでその学校のスキー教室に、子供の私も連れて行かれてたのだ。泊りがけで、毎年。何歳くらいだったかは覚えてない。ただ、小学校4年生の時、スキーで骨折したのでそのずっと前、小学校入学の前からだったかもしれない。母親も、私にスキーを教えようと連れて来たんじゃなくて父親が、兄弟2人を置いていかれても困るから一人は連れて行け、って言ってたらしい。ま、そんな親だ。だからスキー場に着いても、母親にしたら私の面倒をみてる暇もなく(一応教師なので、生徒の面倒をみなきゃならないから)「ドジボ、その辺で遊んでなさい」って放り出されるのだ。その辺って言ったって・・・雪山じゃん。・・・なんて突っ込みは、さすがに子供の頃はしなかったけど(笑)というよりも、子供にとっては雪山はワクワクする空間だ。誰の足跡もない雪の上をズボッ、ズボッと入っていく。林の中にどんどん入っていく。この先は何があるんだろ。探検だ。今の時代では考えられない事かも。雪山にちっちゃい子供を放り出すなんて。でも、その当時はそれが普通だった。お腹が空いてロッジに戻ると、他の先生から「ドジボの腹時計は正確だな。お昼になると、どこからか出て来るもんな」(笑)って笑われるくらいで、誰もなんの心配もしてなかった。たくましい時代だ。スキーになんか全く興味がない私の、雪山探検は続く。自分がなにかの主人公になって、雪の中で敵と戦ったりもする。キイハンターとか、忍者部隊月光とか、赤影とかだったのかな、覚えてないけど。正義の味方は武器を持たなくちゃならないのでそのへんの木の枝を折って、ライフル銃にする。短い枝は拳銃で、ベルトに掛けておく。木の陰に隠れて敵を撃ったり敵の弾を避けて、斜面を転がったり・・・。一日中遊んでた。もちろん、一人で。そんなことで、雪に親しんで、そのうち自然とスキーを始めたのだろう。実は、遊んでた記憶はあるんだけど、スキーを始めた記憶ってのがないのだ。それくらい遊びと同じレベルでスキーに入っていったのかもしれない。だから正確なスキー歴って、私も分からないのだ(笑)ところで、そのスキー教室。夜になると私は、女子中学生のお姉ちゃん達の部屋に放り込まれてお姉ちゃんのベッドで一緒に寝るのだ。しかも子供ながら、その部屋で一番キレイなお姉ちゃんを選んだりして。「今年はどんなお姉ちゃん達かな」って毎年の楽しみにさえなってた。そんな記憶だけはハッキリと残ってるのだ(笑)たくましい時代に育った人も、やさしく育てられた人も、クリックしてチョーダイませ。
2007.11.03
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