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蔵王パラダイスゲレンデ。上部は樹氷がきれい、下部は霧氷がきれい。私の好きなゲレンデ。お正月に、小学低学年の姪っ子ふたりを蔵王に連れてった。横浜の子たちで、親と一緒に仙台に帰省した時にしかスキーをしない。年1~2回しか滑らないんだけど、それでも年々上手になってる。子供ちゅうのは大したもんだ。今年は上の方まで連れて行った。ちょっと斜度があると怖がっちゃうので「ドジボちゃんの方を見て、ドジボちゃんの滑った跡をなぞって来なさ~い♪」と先導して滑った。後ろ向きボーゲンで。ユートピアから横倉まで、ず~っと。距離にして5~6km? その甲斐あってか、ちゃんと曲がりながらスピードを制御して斜度のある所も上手に降りて来れた。斜度のあるとこを克服したんだから、満足して楽しかっただろう。・・・・と思ってた。ところが、その子たちが横浜に帰ってから私のブログにくれたコメントはこうだ。「ドジボちゃんありがとう。またスキーに連れて行ってね。今度は、坂のあんまりないとこにしてね」坂のないとこ? 坂のあるとこでも十分滑れたじゃん。単に頑張って滑ったってだけで楽しかったワケではなかったのか?やっぱり緩やかな斜面で、思うように滑ったほうが楽しいのか・・・。話は変わってウチの義母。60歳過ぎてからスキーに引っ張り込んで、あちこち滑りに行った。安比や蔵王にも。蔵王の頂上からの、急で狭いザンゲ坂もボーゲンながら滑ってこれる。そんな義母も今は乗馬に夢中で、ここ数年滑ってない。「お義母さん、スキーにはいつ行くの?」(笑)先日、冗談まじりに話かけた。「ドジボさん、またやりたいんだけどねぇ。わたし、緩やかな斜面で滑るのがいいわ」(笑)あ、姪っ子と同じフレーズ。難しい斜面を滑れることが楽しいこと・・・。難しい斜面を滑れるようにしてあげたから楽しいはず・・・。大きな勘違いだ。本人達はもっと気楽に滑りたかったのかも。教える側の自己満に過ぎなかったのかも。「楽しい」の感じ方は人によって違うのに。ちょっと反省だ。(いや、おおいに反省しなさい)そういえば、ブログで知り合って一緒に滑ったみなさんを私、いろいろ変な斜面に連れて行ってる(笑)自分が楽しい斜面が、他の人にも楽しいなんて思っちゃイケナイ。・・・ちょっと反省。 (だからぁ、ちょっとじゃなくて大いに反省しなさい)え~と、私と滑りに行くみなさんこれからは、もっとソフトにいきますので懲りずにまた付き合ってチョーダイませ。 ね。いいよ、と言ってくれるアナタもしゃーないな、と付き合ってくれるアナタも是非に、と言ってくれる優しいアナタも、クリックしてチョーダイませ。
2009.01.28
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土日とも仕事だったので話題がない。ま、昔の話でも。カナディアンロッキーの山の中。赤白ウェアが私。たぶん私、SAJチックに見ると全然なってないんだろうけど深雪や悪雪はそこそこ滑れるほうだと思う。ま、技術がどうのじゃなくて、単に慣れてるってだけのこと。深雪悪雪を滑るコツは、技術以前に慣れだから。深雪滑れる技術を覚えてから深雪に入るんじゃなくて深雪に入って慣れてくうちに技術を覚えるのだ。私たち夫婦の場合、カナダのCMHへリスキーへ行くための練習としてコース脇の深雪や悪雪に入り始めた。ニョーボも散々そんなとこばっかり滑ってるうちに慣れてきて今では平気な顔して滑れるようになった。整地より、悪雪の滑りの方が安定しているほど(笑)CMHとは、約一週間ロッジに泊まってヘリをリフト代わりに、毎日カナディアンロッキーの山の中を滑るツアーだ。12年前に行ったそのCMHヘリスキー、滑る時はレベルごとに班分けされる。レベルによって滑る斜面が違うのだ。それに、レベルの低い人が上級グループに混ざってるとグループ全体のペースが遅くなってしまい、他の上級者が迷惑するのでグループ分けはキッチリと為される。自信がないというニョーボは一番低いレベルの班を希望。ニョーボと一緒に滑りたい私も、同じ班を希望した。ところが二人とも、外人ばっかりのガンガングループに入れられてしまった。私はまだイイ。すぐ深雪に慣れた。ニョーボは、日本でみっちり練習したつもりでもその深雪の深さと、急な斜度と、距離の長さに四苦八苦していた。「今、CMHに行ったら、もっと楽しめるだろうな」と、今では言えるニョーボも、当時はまだまだ慣れが足りなかったみたいだ。2日目、山の中でのランチの後、ガイドが見かねて言ってきた。「ニョーボ、午後からは下のレベルの班に行きなさい」ニョーボは納得顔だったけど、その後のガイドの言葉・・・「ドジボも」「え? えぇ~!!」 なんで私まで?ガイドの言葉は絶対だ。高校部活の3年生の言葉より絶対だ。しかし納得できない私は、ブーたれた態度でモタモタ準備を始めた。体じゅうで不満を表して、モタモタ、モタモタ・・・。と、ガイドが今度はそんな私を見かねたのか(笑)、何やら言ってきた。もちろん英語で。単語はひとつも聞き取れなかったけど、意味は分かった。「ドジボは上級グループに残りたいか?」そんな感じだ。口調と表情で分かった。ってか、その時の私は何を言われても、そう聞こえただろう(笑)「イエ~~ス」嘆願するような表情で答える。すると、私の後ろで様子を見ていた上級グループの外人たちも「ドジボは、エクセレント スキーヤーだよ」「こっちのグループがいいよ」などと言ってくれてる。ガイド、苦笑いしながら・・・「OK!」やった~! ニョーボには悪いけど、私はこっちに残りま~す。ニョーボはもう、一人トボトボと下の班に向かって歩いてる。その背中に向かって、我がグループの外人たち、1日半一緒だった仲間たちが声を揃えて大合唱だ。「せーの。ニョーボォー! Go for it !!」嬉しいじゃないの。ニョーボォ、頑張れよ~。みんなで手を振って見送った。さてと・・・それじゃみんな、遅いヤツもいなくなったことだし、ガンガン滑ろうか!!(笑)(いや、冗談ですよ、ニョーボ殿ぉ)結局ニョーボも、ユックリ班に入って丁度良く楽しめたみたいでめでたし、めでたし。今日の記事のポイントは、ドジボはエクセレントスキーヤーだって言われたところ。気付いた人も、気付かなかった人も、どうでもいい人も・・・クリックしてチョーダイませ。
2009.01.25
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蔵王きっての人気者と言えば・・・・やっぱドジボか? ククク。・・・・・。 失礼しました。さてさて、ほんとの蔵王一番の人気者と言えばなんといっても地蔵さまだ。え~と、たぶん。特に調査はしてないけど。先週は胸まで雪に埋もれていた。スキーを履いた賽銭箱は、ちゃんと雪の上だ。晴れた日は、たくさんの人たちが地蔵さまに会いに来るので地蔵さまとの記念撮影も・・・・順番待ちなのだ(笑)もう、地蔵さまったら人気者なんだからっ。この地蔵さま、なんと江戸時代からここにいるのだ。1775年に建てられたんだって。・・・ど、どうやって?ちゅうことは234歳になるのか。ニーサン、ヨってらっしゃい! ってことだ。(・・・?)ところで、蔵王の山には蔵王三大神(ざおうさんだいじん)と言って三人の神様がいるそうだ。そのうちの一人が地蔵さま。もう一人は蔵王大権現。こいつだ。ダイヤモンドバレーの近くにいる。こいつ、お堂の中でヌクヌクと暮らしてるくせになんでこんな怖い顔して威張ってるんだ?地蔵さまなんか、吹雪にさらされててもあんなに穏やかな顔してるのに。やっぱ人生と同じでつらい経験をしてきた人の方が、大きな人間になれるんだね。(また訳の分からんことを言い出すドジボ・・・)もう一人、蔵王大黒天ってのが中央ゲレンデ辺りにいるらしいんだけど見たことないし、存在さえも知らなかった。やはり、この3人の中では地蔵さまが断トツの人気だ。蔵王へ行ったら、ぜひ地蔵さまに会って来てね。たまに、地蔵さまの頭をペシペシ叩いてる子供がいるけどバチが当たるぞ!そうそう、こんな隠れた人気者も忘れちゃいけない。私のブログを前から読んでくれてる人の間でも密かな人気者・・・・。久しぶりにこの悩めるオッチャンに会えて嬉しかった人も初めて会ってビックリした人もクリックしてチョーダイませ。
2009.01.22
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私は仕事だったけど、昨日スキーに行ったみなさんはたらふく深雪を楽しんだんだろうね。そんな奴らが・・・・じゃなくて、そんなみなさんが滑られた後のカスパウダーしか残ってなかった今日はしかしながら天気は最高だった。お日様が一日中キラキラ輝いてて氷細工の霧氷もキラキラ、だいぶ大きくなった樹氷もキラキラ山全体がキラキラしていた。その中でも一番キラキラしてたのは滑ってるみんなの笑顔だった。私のお目々も、ベルバラのアンドレみたいにキラキラしていたはずだ。「おぉ、ラスカル!」 (それを言うならオスカルでしょ。アライグマ呼んでどうすんの!)こんな日は、何をさて置き山頂へ向かわなくては。山頂線ロープウェイに9時半頃乗った。待ち時間10分くらい。このあとはドンドン列が長くなって、しまいにゃ整理券も発行されたみたい。ロープウェイで乗り合わせた子供が、下の雪原を見ながら親に言った。「雪がキラキラ光ってるね。ダイヤモンドみたい」それを聞いてた他の客も頷いた。「あら、ほんとだ。きれいだねぇ」若いネ~チャンも頷いてた。「きれい。でもダイヤモンドっちゅうより、銀ラメぶちまけたみたい」(笑)私も、このキラキラ光る雪原は大好きだ。なにげない風景だけど。素人が雪原を見ると(素人ってなんだ?)生クリームを塗ったように思うかもしれない。確かに遠目には、なめらかそうだ。でも実際は、小さい結晶がたくさんたくさん重なっているのだ。薄くて平べったくて、ほんとちっちゃい結晶がその形を崩さないように、そっと重なっている。フワフワに重なっているのだ。だから、新雪を手ですくうと、生クリームのようにトロ~リとしてるはずもなく結晶がさらさらと指の間から落ちていく。新雪を太陽に向かって放り投げると、キラキラキラキラ舞い踊りながら落ちてくる。そんな軽い雪たちは、圧雪してもフカフカのまんまだ。普通、圧雪した斜面を滑ると「ザザザー」って音がする。けど今日は、圧雪斜面でも「モホホー」ってな音をさせてみんな滑ってた。というか、滑ってもあんまり音がしてなかった(笑)こんな雪なら、みんな2割増しで上手になったかも♪・・・今日だけ。スキーに行くと滑ること以外にも楽しめるよね、と思った人もスキーに行くと、コース脇に這いつくばって雪の写真を撮ってる変な人がいるよねと思った人も・・・、クリックしてチョーダイませ。
2009.01.18
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天気のいい日は日が暮れるまで滑っていたい。こないだ蔵王へ行って、横倉の壁を3時間滑り通して最後には開眼できたってことをブログに書いた。もう怖いものナシだと。でも、調子こいてるとそのうちギャフンと言わされるよとも書いた。で、先週、蔵王に行って・・・・・・・ギャフン! やっぱし。同じようにやってるつもりなのに、なんで上手くいかないんだろ?ま、そんなもんか。ついでに、もひとつギャフンなこと。その日は、ベムベム(仮名)って食堂で昼ごはんを食べた。妖怪人間みたいな仮名だけど「ベルベル」を変えようとすると、私のボキャブラではこうなっちゃうのだ(笑)中央ゲレンデの底にある食堂だ。ここは石焼ビビンバが美味しい。私も何度か食べて気に入ってる。で、その店で気になってたのがジャンボカツカレー。いつも石焼ビビンバを頼みながらもでかいカツの乗ったメニューの写真を横目で見て、いつか頼もうと思ってたのだ。11時ちょい前に入ったら、食事は11時からと書いてある。食券の自販機もまだ動いてない。2~3分前なんだし、客もいるんだから早く販売すればいいのに。まもなく、オバチャンが奥から出てきて自販機のスイッチを入れて販売開始だ。メニューに迷ってる子供を押しのけて、私が一番最初に買ったけどマナー違反?(笑)食券を調理カウンターに持っていくと「出来ましたらお呼びします」と番号カードをもらった。『カツカレー1番』と書かれたカード。1番だ。本日のカツカレー最初の人ってことだ。郵便局に朝早くから並んで、1番最初に年賀はがきを買うオッチャンみたい。意味ないけど、なんか、ちょっと・・・・誇らしい(笑)さて、そのカツカレー、確かにカツが大きい。嬉しくなってきた。それじゃ、さっそく・・・・・福神漬けをポリッ。あ~ん、そうじゃなくてぇ、早くカツにいって!それでは待ちに待ったカツを・・・ガブッ! 噛み付いた。「う・・・、マズッ!」・・・・。肉自体が不味い。パサパサで硬い。臭いし。思わず、かじった断面を見ちゃったよ。どんな肉使ってんだ?すると、薄い肉を2枚重ねて揚げてある。だからジャンボか。なるほど。・・・って納得してる場合じゃなくて。こう言っちゃなんだけど、私の人生の中で一番不味いカツだった。食べたけどね。完食。(おいっ!)こんなことなら、無難に石焼ビビンバにすれば良かった。でも、いつかはカツカレーを頼んだんだろうな。一度は通る試練だったってことか。美味しいものを見つけるには不味いものもたくさん食べなきゃならないんだよね。深雪を楽しめるようになるにはたくさん転ばなきゃならないように。(・・・ん?例えになってないか? 笑)ちなみに、蔵王でカツカレー食べるなら横倉のアストリアホテルが断トツで美味しいのだ。美味しいものを見つけたらそればっかり食べる人も新しいものに挑戦して失敗ばっかりしてるひともみんなクリックしてチョーダイませ。
2009.01.15
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リフトの下は滑っちゃダメよ。みんなは。・・・あ、いえ、私も。パウダーハイって・・・粉でハイな気分になっちゃうって・・・やばくね?大学のキャンパスや住宅街で、白昼堂々と売買されて・・・・って、そういうパウダーじゃなくて、パウダースノーのこと!でも、パウダーって聞いてパウダースノーを思い出すのはやっぱりスキーヤーだけなんだよね。以前、私のメールアドレスが「powder@ なんたら~」だったんだけど知り合いに「何で粉なの?」って聞かれたことがある。パウダーといったらパウダースノーのことでしょ、って言っても「?」って顔してた。考えてみりゃ、その感覚のほうが当たり前か。パウダーハイって言葉は、ランナーズハイをもじったもの。私が勝手に言ってるだけ。ランナーズハイってのは長い距離を走っていると、そのうち疲れを忘れて気持ちよくなっちゃうこと。そのままいつまでも、どこまでも走り続けられるような走り続けていたくなるような。それこそ麻薬をやってハイになるように。(・・・なんて、麻薬やったことないから分かんないけど)これは脳内に「エンドルフィン」って物質が分泌されるせいらしい。まんま「脳内麻薬」とも言われてる。モルヒネの6.5倍の強さがあるんだって。そりゃ、イッちゃうよ(笑)気持ち良くなるのはイイとしても足の痛みとかも感じなくなってしまうのでマズイ。「痛みを感じなくなるのはイイんじゃないの?」いやいや、そうじゃない。例えば、故障している膝が限界を超えてしまっても痛みを感じないのでそのまま走り続けてしまうのだ。そして、走り終わって脳が落ち着いてから急に痛みが出て膝もますます悪化しちゃってるってワケだ。去年、フルマラソンを走った時の私がそうだった。膝に痛みがあって、不安を抱えたままスタートした。そしたら、折り返しの辺りから頭がポーっとしてきてまさにランナーズハイの状態になった。ほんとに、ほんっとに気持ちいいのだ。早くゴールしたいという思いとはウラハラにこのまま終わらないで~、って気持ちにもなるのだ。あんまり気持ち良くて調子も良いもんだからラスト4kmから激しいスパートをかけちゃった。これじゃ全力疾走だろ、って自分でツッコミたくなるほどの。ま、このスパートは1kmしか持たなくて残り3kmは足が動かずヨタヨタ走りだったけど(笑)(↑ このへんがドジボらしいと言えばドジボらしい)(↑ そうじゃなくて、その性格どうにかしなさい)で、ゴール後は一歩も歩けず膝の痛みが激しくなって、それから2週間まったく走れなかった。ちなみに2週間後に走ったのはハーフマラソンの大会だったからしょうがなく。というワケで、今日はランナーズハイのお話。・・・だっけ?(笑)ところで、みんなにも深雪に入ってパウダーハイを味わって欲しいんだけどひとつだけ許せないことがある。そこのボーダー、横滑りしないでくれ。転んだって痛くないんだから、思い切って縦に滑りなさい。ワガママ言わせてもらうけど、それが出来ないんだったら入ってこないで。転ぶのは構わない。ゴロンゴロン転がって深雪を潰しちゃうのもしょうがない。でも、横滑りでみんなの深雪を固めるのだけはやめてくれ!パウダーハイって、チュウハイの仲間だと思った人もベビーパウダーの仲間だと思った出産間もない約2名も(誰や? 笑)クリックしてチョーダイませ。
2009.01.11
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地面の切れてる先から壁。蔵王、横倉の壁。・・・へと向かう道。深い霧に包まれたこのスキー場。いつものように壁の斜面に向かった。あれ? 今日は誰もいないな。視界は霧に遮られ、音は雪の中に滲みこんでゆく。なぜか急に不安になった。白い異空間にひとり迷い込んだのか・・・。何かに見られてるような気がして振り返る。白い霧だけ。前に向き直ると、雪を乗せた木々が私を手招きしていた。魂を宿し、魔界へと誘ってるかのように。進む先に待っているのは、魔界への谷底か。私は吸い込まれるように壁から落ちていった。そして、快楽の世界へと堕ちていった。あ、いや、横倉の壁を滑って気持ちよかった、ってことでガス。天気はガスでガス。その日は5時間券を買って、一人なのでゆっくりと滑る気でいた。朝の体力のあるうちに壁を2~3本滑ってから、上に行く予定で。まず1本滑った。1本が2本。2本が4本。4本が8本。8本が16本。16本が・・・って、ガマの油売りじゃないんだから(笑)やはりここは魔界だったのだろうか何かに取り憑かれたように、繰り返し滑ってた。気が付くと、まるまる3時間ぶっ続けで。もう上に行こう、もう上に行こう・・・と思いつつリフトを降りると壁の方に向かってしまうのだ。絶対に憑かれてた。足も疲れてた。なんちゃって。その後、上のパラダイスゲレンデで昼食も取らず、自販機のホットココアだけ飲んでやっぱり滑り続けた。夕方、ふもとへ下山途中、横倉の壁の近くを通ったら・・・また私を呼ぶ声が?・・・1本だけ寄って行こうかな。そして、1本が2本、2本が4本・・・・って、またかい!(笑)時間チケットぎりぎりまで4~5本、また憑かれたみたい。でもこの最後の数本で、新たなレベルアップができた。ブーツのタンを、今までよりも少し強めに押すっていうか潰すだけのことで、まぁ極めて感覚的なことなんだけど自分の中では劇的な進歩があった。いわゆる、開眼したってやつだ(笑)あとは、以前からやってたことの徹底としてこれからするターンの、もひとつ先のターンをイメージするってこと。三日月形のシュプールを映像としてイメージするのだ。調子がいいときは、先を行く自分の後姿も見えちゃう。そうすることで、上体がローテーションしなくなるし行き当たりバッタリの滑りじゃなくなる。さぁ、もうどんな斜面でもヘッチャラだ♪・・・なんて言ってても、次に行った時は返り討ちに会うんだけどね。でもいいのだ。スポーツは、「俺って天才?」って思う時と「俺って才能ない・・・」って凹むのを繰り返して上達していくもんだから。というワケで、とりあえず今週いっぱい天才のドジボは早くまた取り憑かれたくてウズウズしてるのだ。結局5時間ちょい、休みなく滑り続けてしまった。そんなふうに取り憑かれてみたいアナタもすでに取り憑かれっぱなしのアナタも、クリックしてチョーダイませ。
2009.01.07
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板の間に囲炉裏風のテーブル。いい感じ。この他にも料理が出て、さらに石焼の前沢牛も。・・・ごくん。私達が向かった宿は知る人ぞ知る・・・・、いや、知る人なんていない? 穴場の宿だ。普通にじゃらんネットに載ってるんだけど、空いてる。部屋が5部屋しかなくて、年末でも3組しか入ってなかった。八幡平南温泉 旭日之湯(あさひのゆ)ってとこだ。場所は安比まで20分くらいのとこ。詳しい行き方は・・・・覚えてない(笑)もう一度行けと言われても行けない。田んぼの農道をあちこち曲がって行くので覚えられないのだ。しかもナビが途中で仕事放棄しちゃうし・・・。「目的地周辺です。案内を終了します」って言われても周りには田んぼしかないんですけど・・・。なんの灯りも見当たらず・・・真っ暗で・・・。ま、行きたい人は頑張って行き着いてチョーダイ。料理がとても美味しくてなかでも前沢牛コースがお勧めだ。熱く焼いた石が出てきて、その上に前沢牛を乗せてジューっと焼く。文句なくウマイ。もちろん、他にもたくさん料理が出て鍋もおいしく、最後は鍋にご飯を入れて雑炊にしてくれる。それで、一泊二食¥9,950だ。年末年始でも。やすっ。ここの売りは、なんといっても温泉。近所の人たちにも人気があって、家族でお風呂に入りに来て湯上りにラーメンとかを食べていくのが楽しみらしい。私が入った時も、近所のジィチャンと一緒だった。脱衣所で話したけど・・・・訛りすぎて半分も分からなかった。そのジィチャン、何枚も重ね着してて脱いでも脱いでも下から服が出てくる。あんたは玉ねぎか!(笑)決して立派なお風呂じゃないけど、お湯自体はイイのだ。さて翌日、安比スキー場の手前でちょいと寄り道。ロッジ「タンデム」へ。ここの場所は分かりやすいので、すぐ行ける(笑)コテージタイプのロッジで、部屋が窮屈なペンションとはちょいと違う。集客に苦戦してるペンションが多いなか全室、夕食なしで持ち込みOKのシステムで対象の絞込みをして成功している。オーナーとはお互いのブログへコメントしたりとネット上での付き合いはあるけど、会うのは初めて。先シーズン、「泊まりに行く」と散々言っておきながら結局行けなかったので、ご機嫌伺いということで(笑)ちょっとだけ寄るつもりが、コーヒーをご馳走になっちゃってオーナーがやってるテレマークスキーの話で盛り上がって30分近く居座ってしまった。そのテレマーク・・・・、興味津々だ。新雪を滑ったときの気持ちよさがアルペンの板とは全然違うらしい。どう違うの? と聞いたら「う~ん・・・、言葉では表せないくらい気持ちいい」 らしい(笑)そんなこんなでタンデムでもノンビリさせてもらった私ら気合なし夫婦はやっとこさ安比スキー場に向かったのだった。で、ま、スキーは、ちょこちょこっと。相変わらずゲレンデ端っこや、ちょっとした林の中へ。それで感じたんだけど、安比の雪って夏油や蔵王よりも断然に軽い。ブワッと舞い上がった雪が、フワフワとなかなか落ちてこない感じ。ちょっと・・・くやしい(笑)温泉に入って、鍋を食べるなら日本酒だよね、と思った人もコテージでみんなでワイワイするならビールだよね、と思った人も結局飲まなくちゃいられないの? と呆れた下戸のアナタもクリックしてチョーダイませ。
2009.01.04
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安比のザイラーコースあけまして、おめでとさん。・・・って、あ~た。そんな気の抜けた挨拶じゃなくてキチンとみなさんにご挨拶しなさい!ということで、「おめでとう御座います」 ←漢字の部分がキチンとしてるっぽい(笑)さてさて、年末の「岩手遠征ツアー」。たった1泊でツアーと言うのもどうかと思うし2時間半の行程で遠征と言うのも大袈裟かもしれないけど私にとっては紛れもなく遠征のツアーなのだ。これ以上の距離は運転できないから。初日は、朝7時出発予定。以前なら当然のように6時くらいに出発してたのに予定の段階ですでに気合なし。もちろん滑りたい気持ちはモリモリあるしこのツアーをすごく楽しみにしていたんだけど早起きしてガツガツ滑ろうってほどの気合がないってことだ。で、実際に出発したのが8時(笑)だって、朝起きてからブログ更新なんかしてたんだもの。・・・やっぱ気合なし。さっさと出発しろって。やっと家を出て高速を一路北上。目指すは、目指すは、え~と・・・・どこにしよ?2日目は安比と決めていたけど初日は他の所で滑ることにしていた。「さっき、ネットでスキー場の情報を見るって言ってなかった?」とニョーボ。「そのつもりでパソコン開いたら、思わずブログ更新しちゃった」「それはいいけど、スキー場の情報は?」「・・・だから、ブログ更新したら満足しちゃって・・・見てない」「・・・・・」結局、出発が遅かったので早く着く所でしかも雪の心配がない所ってことで、夏油高原スキー場にした。小雨模様だった天気も、スキー場に近づくにつれてどんどん大粒の雪に変わってきた。さすが豪雪地帯の夏油だ。スキー場に着くと、降る雪がますます大粒になって風も強くて、ガスもかかっていて・・・・前が見えない。さすが夏油・・・か。いつ来てもこうだ。・・・・ったく。積雪はタップリで申し分なく圧雪されてないモコモコ雪で存分に遊んだ。夏油は積雪が多いってことだけじゃなくて圧雪してないコースも多くて楽しめる。ニョーボも「夏油って圧雪してないコースばっかりだね♪」と、喜んでたけどいやいや、私達が、非圧雪コースばかり滑ってるだけなんだよ(笑)来るたびに天気が悪くて夏油に良い印象を持ってなかったニョーボも「コースは面白いね」と、やっと評価を上げたみたい。ま、ホワイトアウトでばっかり滑ってる彼女はいまだに夏油の全体像を知らないんだけど。ところで、夏油のメインの二つのゴンドラはどちらも2000mもない。私が主に使う第2ゴンドラなんて、1200mそこそこしかない。リフト並だ。安比のザイラークワッドは2100mもあるしゴンドラで言えば、雫石のゴンドラは二つとも3000mをゆうに超えてる。なんでこんな短いゴンドラを作ったんだろうと考えた時やはり、この悪天候対策なんだろうな、と思ってしまうのだ。そんな夏油で、急斜面ばっかり滑って意外と気合の入ってるところをアピールした二人は(誰にアピールしてるの?)翌日になると、やっぱりノンビリと安比に向かうのだった。気合バリバリのあなたも、気合ヌケヌケのあなたも(いない?)新年ご祝儀ってことでクリックしてチョーダイませ。
2009.01.01
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