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1.2023/5/24-25 のM101ライブスタック 2023/4/28-29にM101のライブスタックを行いましたが、フレーム毎に星が流れてしまい、星像がイビツなりました。鏡筒はタカハシのTSA-120で、バローを使って焦点距離を1,930mmまで伸ばして撮影しました。原因は、主鏡とガイド鏡との光軸の不一致であろうと推定しました。ということで、主鏡とガイド鏡との光軸を一致させて、リベンジの機会をうかがっていたところ、5月19日にM101の中で超新星2023ixfが発見されました。 2023/5/24にやっと晴れてM101の撮影ができました。ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。 2023/5/24-25のM101のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 使用機材は下のとおりです。焦点距離900mmのTSA-120に、2倍のバローレンズを装着して、最終焦点距離は約1,930mmになるはずでしたが、リングを一つ付け忘れてバックフォーカスが若干短くなり、実質焦点距離は、1,830mmになってしまいました。前回撮影の2023/4/28-29は、ガイド鏡の光軸を主鏡のそれと一致させてなかったので、今回は光軸のアライメントを実行しました。 使用した機材 2023/5/24-25のライブスタック後に画像処理した最終画像が、下の写真です。露出240秒で32回スタックしましたが、前回に比べてシーイングが悪かったのか解像度がいまいちでした。 画像処理後の最終画像 撮影日:2023/5/24-25。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:TSA-120 (f=900mm)+2インチ2.0xEDバローレンズ(最終焦点距離=1,830mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi533MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50ED+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。240秒露光で、フラット、バイアス有りでASiairにて32回ライブスタック。画像処理:自動保存された22枚のライトFitsファイルをフラット、ダーク、バイアス補正後、ASiDeepStackにてスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 2.2023/4/29 のM101ライブスタック 超新星が出現する前の2023/4/28-29にライブスタックを行った時の動画が下の動画です。 2023/4/28-29のM101のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 2023/4/28-29撮影の最終画像 撮影日:2023/4/28-29。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:TSA-120 (f=900mm)+2インチ2.0xEDバローレンズ(最終焦点距離=1,930mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi533MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50ED+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。240秒露光で、フラット、バイアス有りでASiairにて22回ライブスタック。画像処理:自動保存された22枚のライトFitsファイルをフラット、ダーク、バイアス補正後、ASiDeepStackにてスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 超新星発見前後のM101の比較を下に示します。 超新星発見前後のM101(左:2023/4/29、右:2023/5/25) SN2023ixfが発見される以前も同じ場所に暗めの星が存在しています。爆発前の姿なのでしょうか。 3.フレーム毎に星が流れる現象について 下の写真は、2023/4/28-29に行ったライブスタックの結果です。星が上へ流れて写真下部に白い余白が出来ています。 ガイド鏡のアライメント未実施、フレーム毎に星が流れる現象【クリックで拡大】 下の写真は、ガイド鏡の光軸を主鏡と一致させた2023/5/24-25のライブスタック後に自動保存されたライブスタック画像です。 ガイド鏡のアライメント実施後のフレーム毎に星が流れる現象【クリックで拡大】 32回のライブスタック後のライブスタック画像の余白は、ほとんど出現していません。ガイド鏡のアライメントを実施すれば星の流れは避けられることが明らかになりました。今回はオフアキガイドも準備しましたが、長焦点撮影かつ、ガイドカメラがASi120MM Miniだったので、ガイド星は見つけられませんでした。
May 30, 2023
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1.TSA-120を使ったM101のライブスタック しばらく長距離砲としてBKMAK180を使ってきましたが、フレーム毎に星が流れるトラブルに見舞われていました。原因は、反射主鏡の自重によるたわみが疑われる状態となっている。では、屈折鏡筒を使えばこのようなたわみが無いので、星が流れてゆく現象が起こらないはずである。ということで、本来は焦点距離900mmの鏡筒に2インチの2.0XEDバローレンズをつないで、焦点距離1,930mmにしてM101をライブスタックしてみました。 ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。 TSA-120使ったM101のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 今回の使用機材は下のとおりです。焦点距離900mmのTSA-120に、2倍のバローレンズを装着して、最終焦点距離は約1,930mmになっています。 使用した機材 自動保存されたライブスタック画像は、下の写真のとおりです。フレーム毎に星が流れる現象は、屈折鏡筒でも現れていました。 自動保存されたスタック画像(240秒露光、22回ライブスタック) 2.画像処理後の最終画像 22枚のライトフレームをASiDeepStackにてフラット、ダーク、バイアス処理スタックを行った。FlatAideProにてレベル調整、Topaz DeNoise AIでデノイズ処理を行った最終画像が下の写真です。 画像処理後の最終画像 撮影日:2023/4/27。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:TSA-120 (f=900mm)+2インチ2.0xEDバローレンズ(最終焦点距離=1,930mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi533MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50ED+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。240秒露光で、フラット、バイアス有りでASiairにて22回ライブスタック。画像処理:自動保存された22枚のライトFitsファイルをフラット、ダーク、バイアス補正後、ASiDeepStackにてスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 3.フレーム毎に星が流れる現象について考察 下の写真は、22回スタックしたライブスタック画像ですが、写真をクリックして拡大して見ていただくと、黄色の円内に写り込んだホットピクセルの軌跡が見てとれます。縦方向に動いていることが伺え、星像もその方向に長くなっています。 フレーム毎に星が流れる現象【クリックで拡大】 主鏡の自重によるたわみのない屈折鏡筒でもフレーム毎に星が流れる現象が現れ、星像も流れ方向に長くなって、少々意気消沈気味。今回の撮影では、極軸合わせとオートガイドは慎重に実行しました。オートガイドは凡そ0.5秒を維持していました。唯一、ガイド鏡のアライメントを実行していませんでした。長焦点撮影においては、どうやらガイド鏡と主鏡との方向が完全に一致していないとフレーム毎に星が流れる現象が起こるようです。このような現象を避けるためにもオフアキガイドが有効なのかも知れません。
May 20, 2023
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テレビニュースでは「今年は暑い」と天気のニュースばかりを流しています。もっとやることがあるのでは、と言いたくなります。数日前までは、むしろ寒さを感じる毎日でした。 菜園ではイチゴが連日2㎏くらい収穫出来て、今年もイチゴフェアー到来です。昨年は、5月初旬でしたから、少し早いくらいです。下の写真は、これまで見たこともない「お化けイチゴ」です。 お化けイチゴ いつものイチゴフェアー定番のイチゴケーキが楽しみです。
May 18, 2023
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1.BKMAK180とASi294MC ProでM51をライブスタック 焦点距離が2,700mmのBKMAK180の性能をテストするためにM51をライブスタックして観望し、自動保存されたシングルフレームを画像処理をしてみました。最初、カメラはASi294MC Proを使用しました。ライブスタックの様子は以下の動画にまとめています。 BKMAK180とASi294MC Proを使ったM51のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】 BKMAK180でのライブスタックに使った機材は下のとおりです。 使用した機材 ライブスタックは、露光時間を180秒で行いました。ASi294MC Proは、強いアンプグローが出現するのでダーク補正+フラット補正ありと、両方無しで行ってみました。 下の画像は、ダーク補正なし+フラット補正なしで20回ライブスタックした時のライブスタック画像です。激しい294MCのアンプグローが出ています。 BKMAK180でのM51ライブスタック画像(ダーク補正なし) 撮影日:2023/3/31。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (-10℃、Gain: 310)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ASiairにて20回ライブスタック。画像処理:自動保存されたライブスタックFitsファイルをFlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 次かダーク補正+フラット補正ありでの30回のライブスタック画像です BKMAK180でのM51ライブスタック画像(ダーク補正あり) 撮影日:2023/4/3。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (-10℃、Gain: 310)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ASiairにて30回ライブスタック。画像処理:自動保存されたライブスタックFitsファイルをFlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 ライブスタック時にダーク補正を入れると、いつもの通り赤っぽくなる。 保存されたシングルフレームの画像処理ですが、フレーム毎に星が一定方向に流れてDSSやASiDeepStackではスタックが不可能でした。面倒ですが、ステライメージ9を使って2カ所の基準点を指定してスタックを行いました。得られた最終画像が下の写真です。 BKMAK180+ASi294MC ProでのM51の最終画像 撮影日:2023/4/3。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (-10℃、Gain: 310)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ASiairにて30フレーム撮影。画像処理:自動保存された30枚のライトフレームFitsファイルをダーク、フラット補正後ステライメージ9にて基準点有りでスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 最終画像は、「17インチの巨砲」さんには遠く及ばないものの、まあ満足できるものでした。 2. BKMAK180とASi2600MC ProでM51をライブスタック ASi294MC Proでのライブスタックはアンプグローが厳しかったことと、赤っぽくなるダーク補正でのライブスタックを避ける目的で、アンプグローが出ないASi2600MC Proを使ってライブスタックを行ってみました。ライブスタック動画は下の動画にまとめています。 BKMAK180とASi2600MC ProでのM51ライブスタック動画 ライブスタックは、120秒露光と180秒露光の2通り行いました。 下の写真は、120秒露光でのライブスタック画像です。 BKMAK180とASi2600MC ProでのM51ライブスタック画像(120秒露光) 撮影日:2023/4/17。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。120秒露光で、ASiairにて40回ライブスタック。画像処理:自動保存されたライブスタックFitsファイルをFlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 次か180秒露光でのライブスタック画像です BKMAK180とASi2600MC ProでのM51ライブスタック画像(180秒露光) 撮影日:2023/4/9。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=425mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ASiairにて40回ライブスタック。画像処理:自動保存されたライブスタックFitsファイルをFlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 120秒露光で40フレームを、180秒露光で40フレームを画像処理した最終画像をそれぞれ下に示します。 120秒露光でのM51の最終画像 撮影日:2023/4/17。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=420mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ダーク、フラット無しでASiairにて40回ライブスタック。画像処理:自動保存された40枚のライトフレームFitsファイルをステライメージ9にてダーク、フラット補正後、基準点有りでスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 180秒露光で40回ライブスタック。自動保存されたシングルライトフレーム40枚で画像処理した最終画像が下の写真。 180秒露光でのM51の最終画像 撮影日:2023/4/9。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:BKMAK180 (f=2,700mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (-10℃、Gain: 250)。ガイド鏡:EvoGuide50EDII+2xBarlow (f=420mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Plus。フィルター:2インチKenko ASTRO LPR Type2。180秒露光で、ダーク、フラット無しでASiairにて40回ライブスタック。画像処理:自動保存された40枚のライトフレームFitsファイルをステライメージ9にてダーク、フラット補正後、基準点有りでスタック。FlatAideProにてレベル調整後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。 フレーム毎に星が一定方向に流れてゆく現象は今回も見られた。DSSやASiDeepStackではスタック出来なかったので、ステライメージ9で2点基準点を設定してスタックせざるを得なかった。最終画像は、「17インチの巨砲」さんには遠く及ばないものの、まあ満足できるものでした。 3. まとめ 1)長焦点のBKMAK180の性能を計るために、とりとめもなくM51を撮り続けました。良い映像、画像を得るためには、長時間露光が必要であることを再認識しました。2)ASi294MC Proでは、スタック回数が20回と30回と少なく、映像と画像ともに、ザラツキが目立った結果となりました。ダーク補正ライブスタックでは、相変わらず赤っぽい映像、画像が得られた。3)ASi2600MC Proでは、スタック回数が40回と多くしたためか、映像、画像ともにスッキリとしてきた。さらなる解像度を追う場合は、モノクロカメラでのフィルターワークが必要となるのであろう。4)今回の一連のM51撮影においても、フレーム毎に星が一定方向に流れる現象が見られた。信頼できる天文ショップスタッフに問い合わせたところ、反射主鏡を動かして焦点を合わせる鏡筒の自重による主鏡のたわみが原因であろう、とのことであった。このことから、主鏡固定型の反射鏡筒の方が長露光撮影には向いていることが考えられます。次回は、長焦点屈折鏡筒のTSA-120で比較撮影してみたいと考えています。
May 2, 2023
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