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夜 明 け の 女
白々と夜が明けると女は目覚める
男なんてわがままな生き物だよ
女の涙で乾いた瞼と涙の溢れる瞼が
交互に閉じたり開いたりしている
夜明けのキッチンに立つと女は
このままの人生でいいだろうか
いつも逡巡している自分がいた
そして女は男からはなれようと
一大決心をするのであった
女は男から遠くへ逃げることにした
ある日の夜明けの出来事を夢のように
思い出している・・・
あの時の一大決心ががなかったら
私の人生はどうなっていたでしょうか
男と離婚が成立して今は清々しい朝がある
若い女の顔に夢と希望が満ちて自然と
微笑みがあふれるようだ
まあ~二人ともお互いが単に好きというだけの
未熟な結婚だったからねえ
男の本性も全くわからずに・・・
今思えばあんな奴のどこがよかったの
そう言いたくなるけど情けないけど・・・
もういいわ 終わったことだから
私は自由に生きられる!!
今はそれだけで幸せよ!!
夜明けは毎日やってくる
私はまだ若いし自由を手に入れたから
これからの人生に希望がある
バツイチではなくバツマルで生きよう
女の人生も色々というのよく解ったわ
はじめにつまづいたからまだいいほうよ
自由になれて本当によかったです
明日も自由なった女の素晴らしい
夜明けが訪れるだろう
新しい人生に立ち向かう女は
輝くように美しいのであった
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