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■本日は床屋へ。独立していると、空いている日程で床屋へ行けるので、喜ばしい限りである。気になったのが、床屋のディスプレイ。夏の雰囲気を出そうとして、貝殻とか、ヤシの実などを陳列しているのだが、その中に、ヤドカリの水槽を置いている。いわゆる陸ヤドカリというやつである。子供の頃、夜店で買って、育てたことがある。懐かしいので、いろいろ話を聞いた。。。■このヤドカリは、店へ出入りしている業者の友人という人が、持ち込んだものであるという。その人は、なんと、ヤドカリ専門の業者なのだという。ヤドカリ専門の業者!それが成り立つのか?個人ビジネスなら、趣味と実益を兼ねたビジネスということも考えられるが、その方は企業の社員である。つまり、ヤドカリを専門に扱う企業が存在するのだ。床屋の方も、詳しくは知らないので、断片しか聞けなかったが、どうもこういうことらしい。●関西にヤドカリを専門に扱う会社がある。●会社には数万匹のヤドカリが飼育されている。●仕入れは、会社の社員が沖縄へ捕獲しにいく。●ヤドカリは大きさによってSMLと分類されている。値段は大きさで変わる。●商品は単品でも、飼育セット(水槽、砂、替貝など)でも販売している。●営業担当者は、得意先まわりもするし、消費者に直接販売も行う。例えば、休日には、ATCで屋台を出して販売している。すっかり感心してしまった。多分、メインは、ペットショップなどへの販売なのだろうが、いろいろな生き方があるもんだなあ…と。聞くと、ヤドカリの飼育はそれほど難しくない。つまり商品の減耗が少ない。それに、寿命も7,8年と長いらしい。しかも、大きくなればなるほど値段も高くなるので、含み益が膨らむのである。また、一時のブームなんてのがない商品だから、ビジネスとしてもしぶといのかも知れない…と勝手に考えたりしていた。(床屋の兄ちゃんもよく知らないようなので、実態は分からずじまい)■というわけで、思わず、床屋に頼んで、ヤドカリ飼育セットを届けてもらうようにした。ヤドカリ2匹と水槽と砂と替貝とスポンジがついて2500円である。
August 31, 2005
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■昨日、今日と、那智勝浦へ旅行した。久々の家族サービスである。泊まったところは、ホテル浦島。露天風呂がいっぱいある巨大温泉旅館である。こちらの「売り」ははっきりしている。とにかく露天風呂である。食事もサービスもたいしたことはないが、露天風呂のロケーションだけはすごいのである。山の上やら、波の前やら、洞窟やら。。。建物のつくりを見ていると、このホテルが、徐々に増築していった経緯が伺える。より良い景勝を求めて、山の上に拡大していったのだろう。それが迷路のような館内となり、意外な効果を上げている。ここまで大きいと維持費も大変だろうが、随所に、コスト削減努力が見られる。要するに、手間をかけていない。食事はバイキング、いわゆる部屋担当もいない、館内の清掃も?である。部屋が多いので、とにかく稼働率を上げなければならない。それでリーズナブルな価格設定となっている。多分、商品パッケージ数やPR方法もバラエティに富むんだろうなと想像される。詳しくはわからないが。子供づれで泊まって、適当に遊んで帰るなら、十分であった。■勝浦から白浜に至る国道42号線のロケーションもよかった。こちらは海岸線を走る道路なので、カーブは多いが、天気の日には、気分いいことこの上ない。変に観光地化していないのが、素朴な味わいがあっていいもんである。和歌山県も、こういう観光資源をもっと大事にすればいいんではないかな。もっとも車が増えて、事故が多発しても困るだろうが。
August 29, 2005
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■最近、三重県の各地へ出張する機会が増え、楽しい限りである。25日は、台風が来るというので、不安だったが、うまくそれて、夕方には虹が出ていた。松阪といえば、やはり松阪牛であろう。ということで、地元の店へ行く。松阪には割りとホルモン焼き屋が多い。そういう界隈がある。鶴橋ほどではないだろうが、そこそこ目立つ。多分いい肉は高級店へ、残った肉は地元へということではないだろうか。私は、そういうリーズナブルなホルモン焼屋でよかったのであるが、一緒に行った方が、おれは育ちがいいのでホルモンは受け付けない、絶対にイヤ、というので、少し高級そうな店に行く。やや高かったが、肉はさすがにうまかった。でも、ホルモン焼屋にも、行きたかったなあ。。。■BCCの委員会が開催されたので、松阪へ行ったわけである。今回も、興味深い企業があった。今度、訪問して、詳しい話を聞いてきます。
August 27, 2005
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本日は、中村酒店へ。ついでに、近所の「水茄子屋さん」へ、少し遅い中元を頼みにいった。水茄子というのは、泉州の地盤でしかとれない珍しい茄子である。ぬかづけにして食べるとおいしい。手でちぎって食べるのが正当な食べ方である。こちらの水茄子屋さんは、地元の人しか知らない店だが、安くておいしいと評判がいいので、毎年頼んでいるのである。*実を言うと、店というよりは、農家の納屋を借りてやっている露店のようなところである。先々週行った時は、午後4時頃だったのだが「客がいないから閉める」といって帰った後だった。そこで、今日は、午後2時に行ったのだが、やはり「今日も帰る」といって帰った後だった。。。(^^;今回は、他の人からの頼まれ物もあったので追跡しなければならない。農家の人に聞いて、販売者のおばさんに電話した。すると、おばさんは、台風が来そうだから帰ったとか何とか言っていたが、台風なんて明日のことやないか!結局、FAXで注文することに。(代金は中村さんに預けておいた)なんだ、それなら、最初からFAXすればよかったと思って、先ほど、FAXしたのだが、これが通じないのである…恐るべし。水茄子屋。
August 24, 2005
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■今日はほぼ自宅にいて、内勤作業である。明日納期の仕事をひたすら。夕方に終えた。■ほぼというのは、子供を水泳教室に送迎したのである。■ブログに書くような一日ではありませんか。■夜、阪神-広島を最後まで観た。今日も勝ちました。それにしても、井川の愛想の無さは想像以上だな。ヒーローインタビューぐらい笑えよ。思えば、一昨年、優勝した日も、ビールかけの途中で「明日先発なんで先に帰ります」と言って早退してしまったのが井川だった。。。すさまじく禁欲的といおうか、心ここにあらずというか。イチローのオリックス時代に似てますな、あの態度は。
August 23, 2005
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■実家の両親が来て、昼は三世代で食事。プラウにて。■午後より、梅田で、カラーコーディネーターのSさんと会う。仕事上の相談。同じ独立者なんで身につまされる。しかし、他人のことなら、広い視点でアドバイスできるのに、自分のことになるとなんで迷宮に入ったようになってしまうんだろう。■梅田で偶然、Fさんと会って、お茶する。診断士受験時代の先生である。今は、主にコーチをされている。各界より引っ張りだこで、仕事を断る日々だそうである。もったいないお化けがでるぞ。それにしても、やっぱ能力があるんだなあ。本日は、NLPについて、軽いレクチャーをいただく。本日も刺激を受けました。もっと体系だてて話を聞きたい。■その後、目堅さんの紹介で、東京の診断士Aさんと飲み会。今年合格された方であるが、無茶苦茶能力が高いという印象の人である。まるで早回しのような勢いで話す。しかもうつぶせになるぐらい前向きな人である。ランチェスター関西のSさんと同じぐらい頭の回転が速いだろう。こういう方とコラボレーションを組みたいものである。■久々に”親友”のI君に電話する。開口一番「君は(サッカーの)平山の活躍についてどう思うんや!」どう思うっていきなり言われても。。。その後、30分にわたり、平山の将来性についてご高説を聞く。最後に、9月にでもまた飲みにいこうという話に。なかなか面白い一日でしたな。
August 22, 2005
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■本日はランチェスター関西の戦略勉強会であった。21世紀のランチェスター戦略を創ろうという意気込みで始まったこの会。予想通り、議論百出してなかなか進まない。ただ、私は、進まないなりに、勉強になって面白いと感じている。普通の生活をしていて、経営戦略について、目を血走らせて話合うことは、なかなか、ないであろう。朝まで生テレビじゃあるまいし。この会をしきるのが、ランチェスター関西のブレーンであるSさんである。Sさんのファシリテーションのスキルを駆使しても、進まないものは進まない。まあ、なあなあで適当に進むよりも、こっちの方がいいですよ。■夜は夜で疲れる話題であった。もっともこちらは、私が管を巻いて、皆を疲れさしているのであるが。すみません、反省しております。
August 21, 2005
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ってご存知ですか?エクスペリエンス・カーブというやつ。古典的理論なんで、診断士の人ならご存知ですよね。「累積生産量が2倍になれば、コストは20~30%低減する」という経験則からきた概念です。その根拠は、工員の習熟度や技術革新、業務革新が働くことらしいが、詳しいメカニズムは分かっていません。でも、殆どの場合、実際にそうなるということです。これは1960年代、BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)により提示されました。ある半導体工場の事例から導き出したということです。簡単に言ってしまえば、「たくさん作っていれば、慣れてくるし、やり方も覚えるし、効率的になって安くあがる」ということです。当たり前といえば当たり前。しかし、それが、2倍:20~30%と数値化されていれば、戦略に応用することが可能です。特に、コモディティを扱う場合は、コスト競争力が明暗を分けるので、この理論を無視するわけにはいきません。そこで、市場シェアの重要性がでてくるわけです。単純な概念なんで、生産畑でない私なんかは、つい軽視してしまいがちなんですが、今日、CS放送を観ていたら、BCGのコンサルタントが出ていて「いまでも十分に使えますよ」と言っていました。考えたら、パレートの法則とか、単純な経験則っていうのは、実は汎用性が高く、パワフルなツールになりえる。この経験曲線理論というのも、使う人が使えば、大きな武器になるらしい。番組では、「ライバル会社のコスト競争力」や「将来の勝ち組企業を判定」するのに使う方法を紹介していました。*実際にどうするのかは、考えてみてください。。。ふふふ。経験曲線理論、パレートの法則、ランチェスター法則…(エントロピーの法則も加えますか?)単純な法則や理論は、普遍性があって、応用が利くので、面白いですね。
August 18, 2005
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コモディティとは、ここでは「価格以外で差別化できない商品」のことを指す。普通、そのような商品は激烈な価格競争に巻き込まれ、儲かるビジネスにはならない。だから、あらゆる企業は脱コモディティ化を図る。ランチェスター戦略も、弱者の戦略として、差別化による脱コモディティ化を勧める。だが、これに真っ向から挑んでいるのが、cemexというメキシコのセメント会社である。こちらのやり手CEOが、「セメントほど高収益で儲かるビジネスはない」と挑発的な発言をしている。実際、この会社は世界3位の売上高を誇り、利益率ではダントツの1位である。セメントなどの原料は、コモディティ商品の典型である。どこからでも買えるし、品質に違いはない。安いところから買おうというのが、経済合理主義である。それなら、価格競争に巻き込まれない付加価値の高い商品を扱おうというのが、よくある発想であるが、こちらの会社は、徹底した本業絞込みを行っている。つまり、セメント以外では商売しない。何をしたのかというと、まず原料調達から、顧客への販売・配達までを一気通貫に自社で押えてしまった。バリューチェーンのすべてをコントロールし、コスト減と強み強化を図ったのである。このあたり、日本のセメント会社は、メーカー、商社、配送会社と分かれているので、特化のよさもあろうが、逆に思うようなコントロールができないだろう。(といっても事情はよく知らないのだが)cemexは、バリューチェーンを支配することにより、巧妙に、脱コモディティ化を図ったようだ。つまり、デリバリーの正確さ、スピードで差別化するなどである。(納期に30分遅れたらペナルティを払うなど、ピザ屋のようなサービスもやっているらしい)価格勝負といいながら、実は価格以外でもメリットを打ち出している。さらに、cemexは、徹底した覇権主義を貫いている。圧倒的なナンバーワンをとるまで戦うのである。薄利多売の商品は市場シェアをとるほど、儲かる。そこでさらにコスト削減のための投資を行い、価格勝負をしかけていくというプラスのスパイラルを生み出す。メキシコでナンバーワンになったcemexは、潤沢なキャッシュをもとに、M&Aという飛び道具を使って、グローバルに事業を展開する。主にスペイン語圏のセメント会社を買収すると、その地域でナンバーワンになるまで戦い、その会社が潤沢なキャッシュを生むようになると、次の地域へ行くという繰り返しを行う。成功するビジネスモデルを着実に広げていっているわけである。脱コモディティ化と正統コモディティビジネスをうまく融合するという勝ちパターンをしっかり持っているわけで、そうなれば、「こんなに儲かるビジネスはないぜ」という発言にもなろうもんである。*ちなみにこの項、「BBT757」というCS放送の番組がネタ元となっております。今日のやつも勉強になりました。
August 17, 2005
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以前、CS放送で、大前研一氏の「議論する力」というシリーズを観たことがある。一貫して”日本を良くする”ことを使命とする大前氏が、「日本人は議論することが下手だから、議論する力をつけてほしい」という思いをこめた番組であった。内容は、議論の基本ルールや技術について解説しながら、実際に大前氏が各国で議論したビデオを流すというものである。ただ、このビデオ、すべて英語で、字幕もないので、私には理解しがたいものがあった。もっとも、大前氏によると、21世紀のビジネスマンには「英語」「IT」「ロジカルシンキング」が必至だそうであるから、私は既に落ちこぼれているようだ。それでも、大前氏の言いたいことはよく伝わった。大前研一氏の会社の人に聞いたことがあるが、大前氏は、議論がとにかくうまいという。各界の専門家が集まるところでも、最後には、場をさらってしまう。専門知識ではかなわないのに、なぜ、そういうことができるのか?あの番組を観ていると、その秘密が垣間見れた。もちろん、普段から、いろいろなことに興味をもって、基礎知識を持っていることは当然である。その上で、大前氏の議論に対する姿勢は1.まず経営コンサルタントとしての自身の立場を明確にする。つまり、対立軸にひきずりこまれることを避け、第三者的な視点で議論に参加する。2.議論の論理構造を明確にして提示する。各人の話をよく聞いて、全体の論点を整理してみせる。論理言語を共有するわけである。3.大まかな流れで議論する。細かなデータやデテールにこだわって、水掛け論になることを避ける。というようなことであると見た。対立して誰かを論破するというわけではなく、第三者的な立場で議論を発展させることに徹しているので、参加者の納得を得ることができる。つまり議論する力とは、「議論して言い負かされない力」ではなく「建設的な議論を展開させる力」なんである。このCS放送が面白いのは、大前氏の「議論する力」を解説する番組をさらに制作して放送しているところである。前回、見逃したのであるが、最近、また再放送を行うというので楽しみにしているわけである。
August 13, 2005
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昭和文学の奇跡と称される梶井基次郎の散文詩のような美しい小説である。「一つには、可愛い盛りで死なせた妹のことを落ちついて考えてみたいという若者めいた感慨から」故郷を離れ、姉の嫁ぎ先に滞在する若者のひと夏の心象風景を描いている。とにかく延々と続く風景描写は美しく、懐かしい。これほどノスタルジーを感じさせる文章が他にあるだろうか。夏になると読みたくなる名品なのである。 今、空は悲しいまで晴れていた。そしてその下に町は甍を並べていた。 白堊の小学校。土蔵作りの銀行。寺の屋根。そしてそこここ、西洋菓子の間に詰めてあるカンナ屑めいて、緑色の植物が家々の間から萌え出ている。ある家の裏には芭蕉の葉が垂れている。糸杉の巻きあがった葉も見える。重ね綿のような恰好に刈られた松も見える。みな黝んだ下葉と新しい若葉で、いいふうな緑色の容積を造っている。 遠くに赤いポストが見える。 乳母車なんとかと白くペンキで書いた屋根が見える。 日をうけて赤い切地を張った張物板が、小さく屋根瓦の間に見える。―― 夜になると火の点いた町の大通りを、自転車でやって来た村の青年達が、大勢連れで遊廓の方へ乗ってゆく。店の若い衆なども浴衣がけで、昼見る時とはまるで異ったふうに身体をくねらせながら、白粉を塗った女をからかってゆく。――そうした町も今は屋根瓦の間へ挾まれてしまって、そのあたりに幟をたくさん立てて芝居小屋がそれと察しられるばかりである。 西日を除けて、一階も二階も三階も、西の窓すっかり日覆をした旅館がやや近くに見えた。どこからか材木を叩く音が――もともと高くもない音らしかったが、町の空へ「カーン、カーン」と反響した。 夜はその夜も眠りにくかった。 十二時頃夕立がした。その続きを彼は心待ちに寝ていた。 しばらくするとそれが遠くからまた歩み寄せて来る音がした。 虫の声が雨の音に変わった。ひとしきりするとそれはまた町の方へ過ぎて行った。 蚊帳をまくって起きて出、雨戸を一枚繰った。 城の本丸に電燈が輝いていた。雨に光沢を得た樹の葉がその灯の下で数知れない魚鱗のような光を放っていた。 また夕立が来た。彼は閾の上へ腰をかけ、雨で足を冷やした。 眼の下の長屋の一軒の戸が開いて、ねまき姿の若い女が喞筒へ水を汲みに来た。 雨の脚が強くなって、とゆがごくりごくり喉を鳴らし出した。 気がつくと、白い猫が一匹、よその家の軒下をわたって行った。 信子の着物が物干竿にかかったまま雨の中にあった。筒袖の、平常着ていたゆかたで彼の一番眼に慣れた着物だった。その故か、見ていると不思議なくらい信子の身体つきが髣髴とした。 夕立はまた町の方へ行ってしまった。遠くでその音がしている。「チン、チン」「チン、チン」 鳴きだしたこおろぎの声にまじって、質の緻密な玉を硬度の高い金属ではじくような虫も鳴き出した。 彼はまだ熱い額を感じながら、城を越えてもう一つ夕立が来るのを待っていた。
August 12, 2005
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東京から、Mさんが映画のロケに来られたので、おつきあいした。Mさんは、前々職時代の知人で、今は東京新橋で80年以上続いている老舗バーの責任者である。ここ何年か、自主映画作りに情熱を燃やされている。前作の「中年戦隊ヨイドレンジャー」をみせていただいたが、シナリオ、編集とも遊びの域を超えており、本気で驚いた。目堅さんは、その「ヨイドレンジャー」の主役の1人である。今回、目堅さんが、大阪に引っ越したので、新作の登場シーンを撮影するために来られたのである。大阪ロケに来られたのは、MさんとTさん。Mさんが監督で、Tさんは撮影助手ということらしい。機材も本格的で、自主映画といっても大変なんである。カメラ、録音機器、照明などが本格的なのは想像できたが、シナリオや絵コンテを作りこんであるのに驚いた。それにMさんの演出も、素人離れしている。自主映画というと「なあなあ」になってしまいがちであるが、Mさんがそれを許さないのである。もちろんセリフをとちるとNGだし、声のトーンや表情なども納得のいくまで撮りなおす。その真剣さに皆が引き込まれてしまう。ちなみに、今回、私も役とセリフをいただいて、2日間で撮影した。緊張しっぱなし。また、中村酒店を紹介すると、中村さんのセリフも用意してくれていた。奥さんの登場シーンもある。ロケの打ち上げを道頓堀で行ったが、その場に、映画作りの仲間が、東京から3人も駆けつけてきた。映画を作るって、確かに熱いもんがある。一度、真剣にやってみると、抜けられなくなるようだ。50代の男たちが、ここまで本気で遊んでいる姿は、感動的であった。私も嫌いな方じゃないから、気持ちはよくわかる。この映画、完成は来年5月頃の予定。ゴールデンウィークに公民館を借り切って上映するとのこと。これには行かないとあきませんな。
August 11, 2005
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■ああ、なんか久しぶりに更新した気がする。気がしたんじゃなくて、実際にそうだ。。。書くことがなかったんじゃなくて、私のサイクルが「インプット期」に入ったのである。入れることが多くて、出す気がしない。本も猛烈な勢いで読んでおります。でも、書く気がしない。仕事もちゃんとしております。でも、書く気がしない。■本日は、某企業へ打ち合わせのため訪問。せまい部屋で、私以外の3人が全員タバコを吸うので、参ってしまった。タバコの煙が充満してくると、眠くなって、まともに頭が働かなくなるのである。打ち合わせの後半は、何も聞いておりませんでした。そういうことで、よろしくお願いします。
August 9, 2005
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■中小企業診断士の目堅さんが、仲間と共同で執筆した本である。中小企業診断士2次試験80分間の真実■診断士2次試験の解き方、取り組み方、考え方、時間の使い方を、実際の問題と合格者の解答を通じて伝えるものである。確かに2次試験は攻略方法が難しい。私も、過去問を繰り返し解いたり、合格者の話を聞いたりした。最初は、その問題が何を答えさせようとしているのか、まるでちんぷんかんぷんだった。合格したから言うのではないが、やはりコツのようなものは存在する。一言でいうと、問題文から設問文に一貫した筋がある。これを読み取って、流れに乗って答えるのである。流れにさえ乗れば、細かい部分を少々外しても、大丈夫である。流れに乗るコツは、設問文や問題文にある言葉を解答に使うこと。これに尽きる。ただ、流れを読み取るのは、問題をいくつか解いて、パターンを身につけることが早道かな。私は、過去問のパターンを調べて、いくつかに分類して整理していた。やはり、急がば回れ。過去問と合格答案の関係を知ることが常道である。■類書はいくつかあるが、この本の出来がいいらしく、アマゾンで2週連続1位をとっているということである。■あ、そうそう。私が受験生時代に合格した先輩から聞いて、一番、感心したのが、この言葉。「やっぱり合格者はしぶといよ」予備校でたいした成績じゃなくても、合格する者は執念がすごいという。これだけ頑張ったんだからあとは天命を待とう、というのではなく、合格しなければ洒落にもならんという態度である。全然すがすがしさがない。試験が時間切れになって、試験官が「いい加減にやめなさい」というまで、解答用紙を眺め回しているんである。「やっぱ、そういう奴は合格していた」と聞いたのである。だから、時間前に休憩に出るなんてもってのほかである。■私も、それを聞いてから、模擬試験や本試験を通じて「まあいいや」とは思わないようにした。それが合否を分けたかどうか知らないが「自分にもこれだけ集中力があるんだなあ」という自信になってることは確かである。
August 2, 2005
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■今日は、神戸の元町から三宮にかけてを回ってみた。中華街の裏側あたりに面白い通りがある。雑貨屋街である。洗練されていないが、オーナーショップであるため、話が面白い。起業家物語が1軒1軒作れそうである。ちょっとこじゃれた店は東京系が多いので、ディープな店は頑張ってもらいたいもんである。■商店街の店は、腐った店が多い。商工会議所時代からそうだったが、商店街の店は、マイナスエネルギーに満ち溢れている。三宮の店でさえそうなんだから、他の商店街は大変なんだろうな。こっちも”暗黒面”に落ちそうである。(もっとも一緒に回った目堅さんは、あれで付き合いだすといい味になるんだと言っていた。そんなもんかね)■三宮のジュンク堂で、目堅さんが共同執筆したという書籍を発見。アマゾンで1位ということだから、大したもんである。
August 2, 2005
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■まだ観ていない人は読まない方がいいです。■ダースベイダーの誕生を扱ったシリーズの異色作である。正義の味方であるジェダイやパダワン(子供)が皆殺しにされるという暗い内容になっている。子供がこれを見るとどう感じるのだろうか、と思わざるを得ない。シリーズの中では大人向けの作品である。■新シリーズの主人公であったアナキン・スカイウォーカーがなぜ悪の手に落ちたのか?これが今作のテーマであったが、実はその部分の描かれ方が甘い。愛する人を守るため、ということらしいが、もうちょっと説得力がほしいところである。だから、アナキンに悪になりきった凄みが感じられない。セリフでは何回か「今や皇帝より強い」という言葉があったが、これで本当に強くなったの?とつっこみたくなる。何らかの無力感・絶望感→強くなりたいと渇望→悪に自ら志願→強大な悪の化身となる、というプロセスにもっと時間をかけるべきだ。というわけで、延々と続くアナキンとオビワンの闘いも今ひとつ乗り切れないのである。■かといって面白くなかったかというとそういうわけではない。むしろ、とてもよかった。もちろんCGは今までで最高だし、アクションもかなりのスケールとスピードである。実をいうとこの映画の本当のクライマックスは、映画のラスト、瀕死のアナキンがダースベイダーとして生まれ変わる場面である。来るぞ、来るぞ、と思っていたが、やはり、あのダースベイダーの扮装を見ると鳥肌が立った。(それと呼吸音)この場面を観るために、今シリーズがあったようなものである。■その後、おまけのように、ルークやレイアの消息が描かれ、前シリーズの第1作につながっていく。(どうせならハン・ソロにも登場してほしかった)■もう1つ、この映画のポイントは、やはりジョン・ウィリアムスの圧倒的な音楽である。エンドタイトルに流れる「スターウォーズのテーマ」は、映画館ならではの迫力ですばらしい。音楽の途中で席を立つ人の気持ちがわからない。
August 1, 2005
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■難波界隈を回る。なんばパークス、CITY、OCAT。じっくり見て回ったことがなかったのである。なかなか面白い。ただ、なんばパークスなんて賃料が高いのか、殆ど、東京本社の店舗であるな。地元である大阪のことなのに、知らないことも多かったと気づいた。■なお、本日は映画の日であった。思わず、映画館に入る。「スターウォーズ3」シリーズの中では最も面白い部類なんじゃないかな。■難波に浴衣姿の人が多いな…と思っていたら、今日はPLの花火大会の日であった。実は我が家のベランダから見えるのである。今日は、家族で花火観賞である。2歳の子供は、花火よりも、飛行機やヘリコプターを見つけては指差して騒いでいたが。PL教って、どんな教義かも知らんが、花火大会だけは続けてほしいもんである。
August 1, 2005
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