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米ヘビー級ボクサー、なぜ勝てなくなったか(日本経済新聞)■意外に思われるかも知れませんが、ボクシングの世界ヘビー級チャンピオンにアメリカ人はいません。それは、もう7年間もウクライナ人の兄弟が独占しています。ビタリとウラジミールのクリチコ兄弟です。■特に強いのは弟のウラジミール・クリチコで、WBA、WBO、IBFという3つの団体のベルトを持っています。身長2メートルを超えていながら均整のとれた体つきをしていて、長いリーチを利用したジャブとワンツーという正統的なボクシングを行います。いつも危なげない試合運びで、隙を見せません。■だからとうわけか、アメリカでの人気はいまひとつ。派手な倒しあいにならないわけです。せめて彼に、モハメッド・アリのようなショーマンシップあふれる試合前の煽り演説があればいいのですが、英語ができないでしょうから、それもありません。アメリカのケーブルテレビは、すっかりヘビー級離れをしてしまって、華やかな中量級中心になっています。クリチコ兄弟はヘビー級の歴史に残るような記録を残しているのに、ラスベガスで試合をすることもなく、まるでローカルチャンピオンのようです。■記事では、アメリカ人のチャンピオンが出なくなった理由を、アメフトやバスケットボールに人材をとられているからだといいます。稼げる方に人が集まるのは当然ですから、それも仕方ないでしょうな。日本でも身体能力が高い人はほとんど野球にいってしまうということですから、状況は同じです。フィリピンやメキシコに名選手が多いのも、競技人口が多いからだということです。■それにしても、なぜヨーロッパでは、このチャンスを活かして、ボクシングビジネスを大きくできないのでしょうかね。せっかくいいコンテンツを持っているのに。ヨーロッパでも格闘技人気はいまひとつなんでしょうか。いや、キックボクシングなどは盛んですから、そうではないはず。結局は、アメリカのような儲けるしくみを作りきれていないだけだと思いますね。サッカーはあれほど盛んなのだから、仕組みを作ろうと思えばできるはず。■これは日本にも言えますね。アジアのボクシングビジネスを牛耳ろうとしているのもアメリカの興業者です。仕組みで負けてしまうというのは、なんだか悔しいですね。
March 31, 2014
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STAP細胞:共著者、実験に「不信」…論文取り下げ提案■なんか雲行きが怪しくなってきましたね。。。この件に関して、当の小保方晴子さんの声が聞こえてこないのが不安です。まさかこんなにばれやすい捏造なんてしないだろーと思うのですが。■真偽はわかりません。それはともかくとして、驚くのは、アカデミックな世界って、性善説で成り立っていて、結構ザルなのか?と思えることですな。だいぶ前に考古学の発見がほとんど捏造だったという話がありました。あの時も、疑いを持つ関係者は大勢いたらしいですが、証拠がなければシロと判断されていたような。■あの頃と今が違うのが、インターネットで情報がいくらでも手に入る状況になったことです。小保方さんの研究も、注目されただけに、10数年前とはくらべものにならないぐらいの人々の目に晒されるようになりました。ちょっとしたミスもたちまち発見され、拡散されてしまいます。嘘の情報が伝播する場合もありますが、それが嘘だという情報も伝播します。過去のミスもほじくり返されて、信用性を疑われたりするので大変ですな。■以前、「優秀な科学者は、まず論文を書いてから、データを集めるんだ」などという説を聞いたことがあります。それが効率性、生産性につながるという効果は否定しませんが、結論ありきですから、データの見方も恣意的になってしまうし、ちょっといじってやれと思いたくなるのではないか。もしかすると、結構多くの研究に「ちょっといじってやれ」という部分があっても、気づかれなかっただけではないか。小保方さんの画期的な研究がそうではないことを願います。
March 11, 2014
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底打ち反転で消費増税突破!?牛すき鍋人気に沸く牛丼業界■ここに来て、牛丼業界が好調です。確か今年初めあたりまでは、3社とも値下げ競争で疲弊しているといわれていたはず。好転するのが早いですね。■要因は、吉野家がはじめた「牛すき鍋膳」がヒットしたこと。すき焼きの一人鍋みたいなものですね。こちらは売価580円ですから、牛丼並280円に比べて300円も高い。それでも売れているということです。これを見て、すき家も松屋も追随しました。しかも追随した各社好調ということですから、業界全体が活況だということです。■要するに、消費者は牛丼の安売り競争に飽きていたということです。通常380円を280円にしたからといって、昔ほど集客に結び付かなくなっていました。折りからデフレ脱却状況もあり、少々高くても値打ちのあるものが売れる時期にあったということでしょう。もともと店舗数が多いので、ヒット商品が出れば、影響も大きいわけです。■吉野家とすれば、久しぶりのいい話題です。ところがつらいのは、各社とも好調であり、競争力の強化にはつながっていないことです。現在、業界トップのすき家は、1963店舗(2013年11月)吉野家が、1190店舗。松屋が1035店舗ですから、かなり開いています。これでは1位を目指すことができません。とりあえずは、下落を食い止めたというところですね。■かつては吉野家といえば牛丼の代名詞でした。ところがBSE騒ぎの影響で、牛丼しか商品がない吉野家が苦しんでいる時に、多彩なメニューを持つすき家に、出店攻勢をかけられて一気に抜き去られてしまいました。(2008年)マラソンでいえば、登り坂の苦しい場所で、スパートをかけられたようなもので、それは鮮やかな手並みでした。すき家はそのままファストフード業界のコングロマリット企業として拡大路線を続けており、これだけ差が開いてしまっては、吉野家とすれば、対抗は難しい。とりあえず安売りの消耗戦から一息ついたという状況に過ぎません。今回のようにこだわりのヒット商品を考案しても、すぐに真似されますし、それを止める手立てはありません。なんとかして、海外進出を探るか、あるいは築地吉野家をチェーン化するか、全く別業態を立ち上げるか。方向性を決めるのはこれからでしょう。■一方のすき家は強者の戦略で戦えます。もともとメニューが多く、下位企業がいろんなことをやってきても、対抗が容易です。かつて強かった頃の吉野家のように、価格競争を仕掛けて、相手を潰しにかかることも可能です。(牛すき鍋を480円にするとか)ただ店舗数が多い方がミスをしたらダメージも大きいので、今までのようにメニュー強化を続けながら、多業態への進出を継続するのでしょう。ウォッチしやすい業界なので、注目していきましょう。
March 10, 2014
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ブラック企業経営者が明かす、社員洗脳の手口~劣悪環境で“進んで”搾取される人々■これは身もふたもない^^;「理念経営」という言葉がありますが、リッツカールトンにしろ、ディスニーランドにしろ、てっぺんにしろ、従業員が一つの理念で一体になるという経営の手法は、洗脳と近いものがあります。(と私は思う)その理念への傾倒が、世間から見れば、行き過ぎな場合もあるわけです。例えば、就業時間を過ぎても働く。残業代は自主的に請求しない。となれば行き過ぎです。しかし、本人は会社をよくするためならば、ただ働きも厭わない気持ちになっています。本人はブラック企業だとは思っていないでしょうが、理念に馴染まないはみだし社員からすれば、ブラック企業にしか見えないでしょう。そして、組織には、同調しない異分子が必ずいるものですから、この問題はついて回ります。■結局、その企業がブラック企業か、それとも理念経営であるかは、紙一重です。経営者側が、コンプライアンスを守るように厳しく管理しなければなりません。自主的なただ働き(など)を禁止し続けることですね。特に大企業はこの問題にうるさい。社会的に監視されていますからね。しかし社会的な監視の目が行き届かない中小企業で、コンプライアンス遵守の機運が盛り上がっているとは思えない。とは私の偏見でしょうか。そうしたコンプライアンス意識の希薄な会社において、理念経営の手法だけを導入すると、かなりの確率でブラック企業を作ってしまうのではないだろうか。そう危惧するわけです。
March 8, 2014
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