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小保方さんと平凡な研究者の決定的な違い(プレジデントオンライン)■これはいい記事だ。私の気質に合う。分野は何であれ、何か物事を成し遂げた人に共通するのは、Stickyだということである。Stickyとは「粘着性の高い」「ねばねばする」という意味だが、要は「しぶとい」「しつこい」ことである。小保方さんの研究への取り組みやガリガリ君の販促活動を例にあげています。■小保方さんも、研究が斬新だとすぐに認められたわけではありません。斬新すぎて、認められない日々があったということです。そこで、あと一日、あと一日、と粘ることができたことが、成果につながったわけです。ここで「いくら粘っても、成果が出ないことだってある」などと思ってしまう人は、成功者になれないということですな。バカみたいに、コツコツやり続けることが肝要です。私にはその資格があるかもね。後は、成果を出すだけだーー■ガリガリ君の事例も面白いです。販促にコストをかけることができない企業ですから、担当者のアイデア勝負です。ガリガリ君担当者が選んだのは「小ネタ」冬の北海道でアイスを配ったり、スティックキャンデーに必要のないスプーンをつけたり。ネットで噂になるような、脱力系の小ネタをコツコツ仕込んでいったらしい。まさに荒地を鍬で開墾するような地道な作業です。こちらも、担当者の遊び心と粘り強さで、ガリガリ君を国民的アイスにのし上げました。■これを凡人のマーケティングといったら怒られるかな。金がない、特殊な能力もない人が、戦うには、積み上げしかありません。しかし、積み上げは、簡単に真似できないだけに、大きな武器になります。
February 26, 2014
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【ボクシング】3連続KOに見る、村田諒太の危険性■やっぱり金メダリストの実力は半端ないですね。びっくりしました。相手はロートルとはいえ、世界挑戦もあるベテランボクサーですよ。それを一方的にKOしてしまうのですから。ここまで強いと、逆に劣勢になった時に怖いと思ってしまいます。■やや問題なのは、スピードがない点ですね。今回は相手もスピードがありませんでした。それで与しやすかった部分もあります。ただスピード豊かな相手に対しては、苦戦するでしょう。今後はそういう苦手な相手とも対戦して、経験を積まないと世界に出ていけません。スピードがないのは仕方ないとしても、相手のスピードを利用するようなボクシングが求められるでしょうね。■心強いのは、村田のインタビューの受け答えを聞いていると、とてもクレバーに思えることです。相当冷静に自分を見ています。テレビが入っているのだからもっと舞い上がってもいいはずなのにね。その強心臓も金メダリストの特徴なんでしょうかね。今後が楽しみです。
February 25, 2014
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数学は「美しい音楽」 「数学道場」開く28歳の“独立研究者” Twitterで場所提供受け■森田真生さん。28歳。数学の独立研究者だそうです。東大卒。大学に所属せずに京都に居を構えて、独自に研究されておられます。収入は、講演や執筆活動。いわゆるセミナー講師、作家ですね。■こういう職業が成り立つとは日本も捨てたもんじゃありません。コンサルタントの立場からすれば、個人相手のセミナー講師として成り立つためには、もっと緊急性の高いことをテーマにせよとアドバイスするでしょう。金儲けとか、婚活とか、ダイエットとか。怪しいと言われようと、それが生きる道です。■ところがこの方は、数学がテーマです。受験数学ではありません。数学を音楽だと例えて、大人のための数学講座などを行っているようです。これほど緊急性が低い、が、教養の香り漂う講座を連続して開いて、生きていけるなら、日本の文化水準は相当のものだということですね。逆にいえば、あまりにも緊急性が低いので、斬新です。これは、セミナー講師のジャンルとして、新たな地平を切り開いたのかも知れませんよ。この方の活躍が一過性のものではなく、持続することを願います。
February 24, 2014
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ネット化で「編集者」の黄金時代がやってくる 「編集者」のニーズがこれから激増する理由■これは全くもってその通りだと思います。イノベーションというと、日本では技術革新のことであると狭く解釈されることが多いですが、「新結合」もイノベーションの重要な要素です。つまり異なる要素のものをつなげて新しい価値を生み出すことです。※ちなみにイノベーションの提唱者であるヨーゼフ・シュンペーターは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)をイノベーションと言っています。技術革新一辺倒に行き詰まりを迎えているわけですから、日本の場合、新たな組み合わせにチャンスがあるはずです。■しかも記事にあるように、情報がデジタル化し、加速度的に増えている状況ですから、編集者の役割は大きい。(1)キラリと光る人や情報を探し出す「スカウト」の仕事(2)人や情報をつなげ、新企画を生む「クリエイター」の仕事(3)面白い企画をうまくプロモートする「マーケター」の仕事は、非常に重要です。■むしろ、コンテンツ(素材)を作る人よりも、編集者の方が価値を生み出すことでしょう。だとすれば、編集者的な役割の人が高収入を得る状況はますます進むでしょうね。佐村河内氏も、素直に「編集者」だと名乗っていれば問題なかったことでしょうに。私も、早々に、ビジネスプロデューサーなどと名乗って、編集者的な役割に移行しようかな^^
February 22, 2014
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アサヒ、時価総額でキリンを逆転、明暗の分かれ目とは?アサヒの変身、キリンの誤算■ビール市場での2社の激烈な競争は語り草です。ただ国内市場そのものが縮小基調にあり、両者ともそこだけで戦うわけにはいかなくなっています。今は、海外市場でどう戦うのか。ビール以外の飲料市場でどう戦うのかが鍵です。■アサヒはスーパードライ頼みで一本足打法などと揶揄されていましたが、実は、飲料業界での版図を着々と広げてきていました。記事によりますが、「六甲のおいしい水」「六条麦茶」「カルピス」をM&Aによって手中にし、飲料業界の3位争いに加わっています。(1位はコカコーラ、2位はサントリー)それに対して、キリンは出遅れた形です。■記事を読むと、キリンはこの重要な時に「利益重視」などという方針をとったらしい。これは完全に戦略ミスです。他社がシェア争いをしている時に、利益重視などというのは戦意喪失状態だといわれても仕方ないでしょう。キリンは時々こういうポカをやりますな。■サントリーは海外でも大型M&Aを実施し、成長戦略を描いています。それに比べると、アサヒやキリンの動きは見劣りします。キリンの巻き返しが、国内海外でどうなるのかが見ものですね。
February 21, 2014
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グーグル、モトローラ使ってサムスンに2度の打撃■これはなかなかすごい記事ですな。グーグルのビジネスは広告モデルです。だからユーザーに見てもらわなければならないわけです。パソコンの時代は、グーグルの検索エンジンは圧倒的に使われていました。だから広告を見てくれるユーザーも多い。広告収入も上がります。■ところがスマホの時代になると、アップルのiPhoneが台頭してきました。こちらはグーグルの検索を使わせないようにしようとしたので、まずい事態です。そこでグーグルは自らスマホ用のOS(オペレーティングシステム=基本ソフト)を作って、アップル以外の端末メーカーに無償配布しました。メーカーとすれば、基本システムを作る費用と時間を節約できるので、有難いわけです。そのOSを使って売りまくったのがサムスンでした。サムスンのスマホのシェアは圧倒的で、iPhoneを逆転してしまいました。■サムスンとグーグルは万々歳のはずですが、ここでサムスンがさらなる野心を抱きます。せっかく圧倒的なシェアを得たのだから、グーグルを外して、自前のOSを使おう。(そしてできれば、広告収入も独占してしまおう…と思ったのかも知れません)サムスンは、独自のソフトを使って、徐々にグーグルを外すようになります。基本ソフトはグーグルのままですが、ユーザーからはそれを見えなくするようなソフトです。まさに仁義なき戦いを仕掛けたわけです。■そこでグーグルは、端末メーカーの大手であったモトローラを125億ドルで買収しました。モトローラの端末製造能力を使って、グーグルの基本標準ソフトを使ったスマホを作って市場に攻勢をかけるぞーーと脅かしたわけです。脅かす相手はもちろんサムスンです。サムスンとすれば、基本ソフトにさらに自社ソフトを搭載しているわけですからコストがかかります。標準ソフトのみのモトローラには敵わない。さらにはグーグルの開発力でさらに強力な基本ソフトを開発されたら、商品として対抗できません。いくらサムスンが市場シェアを持っているといっても、グーグルを敵に回すのはまずいと思わせました。■ちなみに一般には、グーグルのモトローラ買収は、アップルへの特許対策であると言われていましたが、この記事では、サムスン対策となっていますね。両方なんでしょう。飴(アップルに訴訟を起こされないようにモトローラの特許を使わせてやるよ)と鞭(言うことを聞かないと、モトローラ製スマホを売りまくるぞ)を使って交渉した結果、サムスンに、向こう10年、グーグルの基本ソフトを標準で使うことを合意させたということです。■ちなみにグーグルは125億ドルで買ったモトローラを特許と研究部門だけ残して、レノボに29億1000万ドルで売却しました。えらい高い買い物だったなーと思われていましたが、記事によると、保有現金、税金の先払い分、他の売却案件などを合わせると、30億ドル程度の差額しか出ていないとのこと。特許が55億ドル相当あるとすれば、実は、儲かっているという記事です。実にしたたかなグーグルです。
February 20, 2014
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マック、復活の切り札は「ファミリー路線」 客離れ止まらず…コンビニも脅威(ビジネスジャーナル)■マクドナルドが失速したのは、主要顧客層であるファミリーへの訴求力を失ったからでしょう。100円マックで集客し、セットメニューや高級商品を販売するというパターンはいいと思いますが、それが功を奏すると、いつしか昼間のビジネス客の取り込みに走りました。マックカフェの展開ですね。郊外はファミリー、都心はビジネス客と店ごとに分けられればいいのでしょうが、一律での対応を得意とするマクドナルドですから、現場は対応できなかったのでしょうね。■それに加えて気になるのが、前原田CEOが、しばしば「自分は思いつきで方針を決める」などと発言していた点です。冗談というか、心にない発言かなと思っていたのですが、そういえば短期的な集客や収益アップを狙った施策が多かったと思えますね。というわけで、今回、新社長が掲げる政策は、長期的な視野にたった至極当然の戦略です。地味ですが、この戦略をぶれさせないことが重要です。■モスバーガー、なぜ好調?マックとの明暗を分けた、商品力とFC店舗力の秘密(ビジネスジャーナル)それに比べてモスバーガーがじわりと存在感をみせていますね。この記事の通りだとすると立派です。記事によると、モスバーガーの好調の秘密は、一貫した高級路線による商品開発力と、理念経営を中心としたFC店と本部の結束力であるようです。モスバーガーはあえて、マクドナルドの路線を無視してきました。対抗策をとってきていません。そのため、業績が低迷した時期もありましたが、敵失もあって、相対的に目立っています。加えて、同社の理念である「食を通じて人を幸せにする」からぶれないことが、グループの結束に資しています。要するに、儲けることが目的ではないわけですから、たとえ低迷しても、姿勢は変わらないわけです。それが本当に浸透しているとすれば偉い。コンビニコーヒーを脅威に思うこともないわけですよ。
February 16, 2014
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ソフトバンクの孫社長「強者の立場での競争始まる」(日本経済新聞・有料会員限定)■「強者の立場での競争」というのは、孫正義氏特有のハッタリですね。まだその立場にはありません。NTTへの牽制か、マスコミ向けの陽動作戦です。■ただ、記事にある発言は、これまでのソフトバンクの戦略を示しています。「今までは端末、つまりiPhoneで差別化をしており、それ以前は(ホワイトプランなど)料金プランで差別化をした」というところです。「曲芸のような無理をした」戦いだったといっており、まさに弱者の戦いの特徴を言っています。■「これからは世界をベースにした規模の経済で購買力が働くようになる」「1億人のユーザーを持つ状況の中で強者の立場としてどう戦いを進めていくかを考える」なんて言っていますが、このあたりはブラフですね。世界規模でみればNTTをしのぐかもしれませんが、そんな全体シェアをみても仕方ありません。シェアはあくまで個別局面でみるものです。つまり日本国内においては、未だNTTドコモがナンバーワンです。そんなドコモに強者の戦いなど仕掛けていたら、ボロボロにされてしまうでしょう。孫社長はそんなこと先刻承知のはずです。これはNTTを挑発し、敵失を誘う程度の発言ですね。■NTTは乗せられて、国内で妙な差別化を行ったり、焦って無理なM&Aをしないことですよ。国内では強者の戦略を貫くことです。■それにしても孫正義氏は相変わらず面白いですねーーいつまで経ってもハッタリを言う。その精神は立派だと思います。
February 12, 2014
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消費増税、イチキュッパ価格の維持にあの手この手(日本経済新聞・有料会員限定)■今年4月に消費税が上がるわけです。来年も上がりそうです。事業者にとっては頭の痛いことです。国は、事業者が消費税を負担しないようにしきりにシグナルを送っています。特別措置法などを制定しての買いたたきの禁止、消費税負担表示の禁止、総額表示の緩和などです。要するに、消費税増額分は、価格に転嫁せよ。という意思です。■しかし、事業者側としては、一律価格に転嫁するような能のないマネはできません。ライバル会社はいろんな工夫をしてくるでしょうから、こちらとしても対抗しなければなりません。かといって安売りするだけでは、国が心配する通り、経営を圧迫してしまいます。■だから、事業者側の価格設定の工夫が試されます。一律ではなく、高く売るもの、安くするもの、現状のままのものなどをミックスして、全体で利益を確保する方法。これを機会に新製品を開発する方法。製品にサービスなどを付加して価格設定する方法。■ただ単に価格をいじっても効果はしれています。やはり営業戦略全体を設計しなおして、適正利益の確保に乗り出す必要があります。考えようによっては、消費税率増加はチャンスかもしれません。というのも、すべての事業者にとって同じく税率アップするわけですから、ここで手をこまねいている事業者と、営業戦略を設計しなおした事業者の差がでるはずです。ここで、戦略設計し、利益計画に強い事業者になることができれば、この機会を活かしたということになります。そういうふうに、前向きな機会だととらえていただきたいものですね。
February 11, 2014
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■BBT757「勝ちパターンの研究」よりコンビニ市場(国内)は、売上高9億円、店舗数5万店に達している。トップはセブンイレブン。2位はローソン。3位はファミリーマート。ほぼ固まったか。■この中では、セブンイレブンがダントツ。店舗数、売上高、一店舗あたりの日販とも。トップ企業のセブンイレブンは、全部取り戦略。サービス開発に力を入れて、すべてのタイプの顧客を取り込もうとしている。実際にそれが成功している。■2位のローソンは、差別化として生鮮品に力を入れている。100円ショップの展開なども試行。3位のファミリーマートは、海外展開を加速。4位のミニストップは、(イオン系ゆえ)ミニ・スーパーマーケットというくくりで展開しようとしている。珍しいのはJR東日本系のNEWDAYS。駅構内だけでの展開に絞る。■このようにコンビニという業態ではほぼ順位が決まったので、各社、業態の枠をずらす戦略に入っている状況。
February 7, 2014
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コネなし“女性和僑”が海外で成功する理由 語学力、資金、人脈、ほぼゼロからのスタート(東洋経済オンライン)■もし織田信長が本能寺で死ななかったら、日本国内を統一した後は、海外に進出していたでしょうね。豊臣秀吉も海外に派兵しましたが、もっと戦略を考えて出ていたことでしょう。そうすれば、今の日本の形も変わっていたかもしれません。江戸時代初期には、アジアのあちこちに日本人街が形成されていたらしい。その後の鎖国で、それらは廃れてしまったようですが、もともと日本人は、内向きの人たちではなかったのではないかと思います。■ここにきて、日本人の海外進出が進んでいます。私のまわりでも聞くことが多くなってきました。大企業の下請けとしてついていくというのではなく、海外をマーケットに進出するというケースです。だから中小企業や個人の起業家といった人たちが増えています。■ただリスクは高い。失敗も多いでしょう。日本にいても、起業者は手痛い失敗を一度や二度するはずです。海外ならばなおさらです。それ以上のリターンがある、と書かれていますが、リスクは高いし、10年以上なんとかかつかつで生活したのちに、帰ってくるケースもあります。そういう人の話を聞いたことがあります。この記事のように女性が身一つで進出するというのは、危険です。うまくいっているからいいようなものを。。と思ってしまいますね。■しかしそれでも、海外の成長市場には魅力があります。日本は高度成長期を経験しているのだから、成長期のビジネスのノウハウがあるはず。実は、アジアにおけるビジネスは、日本企業にとって成功可能性が高いのではないだろうか。と考えています。最近、私が自分の周りで海外進出を目指したり、果たしたりしている人をよく見るのは、アジア進出の成功確率を肌で感じている人が多いからではないか?■ただ、華僑に対抗できるようになるためには、やはりサポート体制がなければなりません。華僑には、先に進出した人たちが、仲間を助ける習慣があると聞いたことがあります。資金面などで面倒を見てくれるので、スタートしやすい体制があります。そこに至るには、まだ成功例が少ない。だとすれば公的なサポートの必要性は高いといえます。ひとやま当ててやれ。といったチャライ人が多いかもしれませんが、市場の黎明期はそんなもんですよ。公的機関の皆様、よろしくお願いいたします。
February 5, 2014
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「餃子日本一」宇都宮の涙ぐましすぎる戦いの軌跡(Jタウンネット)■餃子日本一の座を宇都宮市が浜松市から奪い返したそうです。(1世帯当たり年間支出額)ちなみに浜松市は人口約80万人。産業も多く、ピアノはシェア100%だそうです。それに対して宇都宮市は人口約51万人。浜松に比べると大きな産業もないため、市のブランド戦略として、「餃子日本一の市」の称号をなんとしても得たかったようです。■宇都宮市の場合、官のやる気がすごい。「餃子と名のつくことは何でもやった」ということで、餃子検定や利き餃子のイベント、餃子アイドルなどを使ったPRなど。「宇都宮ブランド戦略」によると、まちのよいイメージを広げることで市内の人は「宇都宮」に誇りを持って住み続け、さらに市外の人たちに対しても積極的に宇都宮市をPRしている状態になり、そして、市外、特に県外から「宇都宮」が憧れを持って注目される都市となり、認知度や付加価値が高まり、訪れたり、住んだり、企業が立地したりしたくなる都市になっていくのです。ということ。■PRする部分を餃子に絞り込んでいるところが、宇都宮の強みです。というか、それしかない、と開き直っているわけですね。これは、宇都宮市側が偉いと思います。市内には餃子に関係しない人や企業も多いから、そちらからの批判も多いはずです。狭い世界では必ずそういうことでもめます。自分にメリットがないことに税金を使われることが嫌だ。それを振り切って、餃子一本に絞ったところがナイスプレーだと思います。逆に浜松は、そこまで情熱をもっていないように思えます。ともに盛り上げていきましょう、と余裕のコメントを出しているぐらいです。■これまで企業でも事業者でも、能力があるのに伸び悩んでいたり、逆にそれほどでもないのに好調だったりするところを見てきましたが、その理由の一つが、アピールポイントを絞り込んでいるかどうか、ということがあります。なまじ能力があると、一つに絞り込めないわけです。だから能力の高い老舗企業などが、焦点を絞った新興企業に売り負けしてしまって、逆転されるということが起こるわけですな。特に当事者は、自分を客観的に見ることができません。やはり宇都宮市は偉いと思います。きっと宇都宮市にふるさと納税をすれば、餃子がもらえるのでしょうね。確かめていませんが。■「餃子日本一」なんてつまんない。と言ったらだめですね。ナンバーワンになれるところにフラッグを立てるということが重要です。私も反省しないと。
February 4, 2014
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最大手が本腰!熾烈なクルーズ客争奪戦 日本人客開拓へ、切り札は"あの"大女優(東洋経済オンライン)■欧米では人口の3%がクルーズを利用しているが、日本では1%にも満たないそうです。ということは、市場が3倍以上になる可能性があるということです。でも3倍程度では少ない。日本企業が新たに参入する意欲がわかないでしょう。■海洋国家である日本でクルーズ旅行が流行らないのはなぜでしょうか。海に囲まれているから日常的すぎるのでしょうかね。船酔いとか嫌だし。そもそも着飾って集まるというパーティーになじみませんから欧米のサービスをパッケージでもってきても、今まで通り浸透しないでしょう。■船旅がハレの日でなければ、単調な海を移動するだけのホテルです。退屈です。豪華な食事とか、温泉とかショーとかあるそうですが、なぜ船でなければならないのか?観光地を分刻みで巡るツアーは個人的には嫌ですが、異国情緒をてっとり早く味わえるということで、時間のない日本人には合っている形態なのかもしれない。■しかし今、流行っていないからといってチャンスがないわけではありません。むしろ新しい価値を提供できれば3倍どころではない大きな市場になる可能性もあります。上の記事は、値段を手頃にして、クルーズの楽しみを日本人に浸透させようという外資系の試みを紹介しています。シニア世代に響くようにオードリー・ヘップバーンを広告に使うらしい。確かに時間とお金に余裕のあるシニア世代にクルーズは一定の需要があるかも知れない。■でももっと大きな可能性があるのではないか。プリンセスクルーズのHPを見ても、今のところ、パックツアーを船に置き換えただけというメニューが並んでいます。もっと船旅でなければならない説得力がほしい。商品の価値は、ニーズ適応、タイミング、希少性、ストーリー性で上がります。はとバスツアーが企画力で復活したように、クルーズも企画次第で需要が伸びるのになあと考えるわけです。
February 3, 2014
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米IT企業の稼ぐ力 明暗 グーグルやフェイスブック、ネット広告 収益源に アップルやクアルコム、端末価格競争激しく(日本経済新聞・有料会員限定)■グーグルやフェイスブックの業績が好調で、アップルは苦戦しているという記事です。もっとも業績には好不調がつきものです。つい数年前までは、アップルが最強でしたから。■この記事はビジネスモデルの違いを強調しています。すなわち「広告モデル」のグーグルやフェイスブックは好調で、「商品販売」のアップルが苦戦していると。「広告モデル」は、利用者の数が多いことが鍵となります。そのためグーグルもフェイスブックも利用者が増加・定着することに全精力を使っています。一時期、アップルの台頭により、グーグルが危機感を抱きました。アイフォン上からグーグルを締め出すのではないかという懸念です。それで端末製造にまで乗り出しましたが、最近はその懸念もうすれたようです。一方のフェイスブックは、少し前までグーグルの脅威といわれていましたが、今は勢いが衰えています。利用者離れが進んでいるということですから、将来的には危うい状況にあると思います。■アップルは「商品販売」で稼ぐモデルですから、市場シェアが儲けのバロメータとなるわけですが、こちらも落ちてきています。どうもこだわりが強すぎて、新興国に向けた商品を出せずに、世界基準となるチャンスを逸してしまったようです。また以前のマニアックなファンが集まるメーカーになっていくのでしょうかね。今の状態ならグーグルの脅威にはなりえません。グーグルはどんな商品が売れようとも、検索で使ってさえくれればいいわけですから、突出したメーカーさえなければ、OKです。フェイスブックが失速している現状ですから、これからもグーグルの天下は続きそうです。
February 1, 2014
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