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チームが勝てないから選手が、全て駄目ではないというのは言った。日本経済の問題は、企業は収益力の無いゾンビ、個人は年間100万円近くも医療費を使う等の高齢者だ。要するにこれらのお荷物が稼げる側の人間の肩に載って来る事だ。収入が減れば支出を切るのは至極当然の行為だが、選挙が有るから現実には支出は切れない。そして、ずるずる借金だけが増え続ける。これは循環だ、いずれ景気が回復すれば税収が増えるなんて淡い期待だ、ゾンビがもう一度稼げるほど世界市場は甘くない、20年前には無かった新興国企業が台頭してしまった。ここがほとんどの学者連中にはわかっていない。昔のようにコンペティターは不器用な欧米企業だけだと思っているようだ。だから、稼げる能力の有る人間は二者択一だ、日本で駄目な連中と同じチームで稼ぎを分け合うか、さっさと出て行くかだ。サンデルさんが言われるように正義は立場で異なる。ぶら下がっている連中ほど口では愛国という、それは収入源だから愛しているだけだ。とにかく、何度も言って来たが、ここまで腐ると一度潰さないと再生できない。だから、能力の有る人間はどう生きるか、良く考えないといけない。昔よく言ったが、知って行動しないのは知らない無知と同じ結果に繋がる。10年前に言ったように、戻りたい人間は、潰れてから暴落した資産を買いに戻って来れば良い。ただ、現実はそうすんなりとは行かない、期が熟すまで待つのは忍耐だ。
Sep 27, 2012
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企業の収益力が低下し、税収が減っているから、予算を赤字国債で補っている。日本が大丈夫という人は、企業の収益力が円安になれば回復すると軽く考えている。だから、正確には円安になった時、企業の収益力が回復するかどうかなってみなければわからない。私は円安になっても日本企業の収益力はリーマンショック以前まで回復できないと考えている。理由は色々言って来たのでここでは言わないが、もし、収益力が回復しなかったらどうなるかだ。だいたい、金持ちだった国や企業や個人の没落のパターンは同じだ。減る収入に支出を合わせる事が出来ずに借金で支出を維持し、最後その借金に押し潰されデフォルトとなる。最近は、最後まで行く前にヘッジファンドやCTAが売り浴びせるから、こういうショート勢が百害有って一利なしという訳でもない。まあ、日本が2000兆円でも3000兆円でも借金できると思っている人は思えば良い。こんな事が出来るだのできないだの議論するのは時間の無駄だ。お利巧はヘッジすれば良い、簡単だ。私は日本はネットショートだが、ニュートラルにして時々RRすれば良い。よく軽くUSD買っておけばと言うと含み損だから見たくないという人が居るが、滑稽だ。私にとって資産から見れば日本は既に25%弱しかない。とはいえ、日本の私の理想値は3%で、インドネシアやトルコ以下だ。私にとって日本の将来とはこんなものだ。おそらく、これからも徐々に売って行くので10年後はこの理想値にかなり近くなっているだろう。
Sep 25, 2012
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また投げが出始めた、30日下落は1ページ目が▲20%を切って下げ自体は小さいが。まあ、底が来年のQ1なんて言い出す人も出て来たし、何を信じるかによって色々な行動の差異は生じる。ムーディーズだったか、中国問題の影響は小さいなんて言っていたが、ノーブレインだ。小さいか大きくなるか、そんな事は誰にもわかりはしない。何がどうなるかは確率だ、基本的に何事も起こり得る。日本でパンの価格が1日で倍になるような確率は低いだろうが、絶対に無いとは言えない。私は以前も言ったように円の紙幣が紙くずになった時の為に貴金属が確保してある、最後のサポートラインだ。まあ、そんな事はテールリスクだからどうでも良いと言えばどうでも良いが。とにかく、今はと言うか、いつもだが、決めた銘柄が投げられたら必ず拾う、これに尽きる。円高+安値なんて人生にそういつも有る事ではない。だいたいバーゲンが終わってからもっと買えば良かったと後悔する、人間なんてそんなものだ。まあ、何がどうなるかなんてだいたい考えればわかる。やってみなければわからないというのはお馬鹿だ。勝って後、つまりシミュレーションで勝てる時だけ戦う、これが戦略だ。だから、お馬鹿はいずれやられる、まだわからない事はない、もう結果はわかっている。これから2年、面白くなる。
Sep 24, 2012
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ロイターブログにトヨタの中国市場での状況を書いたら、案の定中国市場で先行してい日産という記事が出た。はっきり言って幹も枝もわからないお馬鹿だ。日産にはVWやGMと伍する力は無いし足元にも及ばない。まあLSマイナーのビデオでも見ると良い、これがこの3社が有す技術のレベルだ。もちろん上級だけならBMWやベンツも有るが小さい。以前から言っているようにいずれ日本市場からMMNは消える。実際にどうなるかはともかく、幹にはならない。こんな事はどうでもよくて、重要な事はポートフォリオの幹には確りとした銘柄を置かないといけない、遊ぶのは枝葉だ。枝葉銘柄を幹に置くとシャープのような目にあう。私はバークレーズやJPMなど株価なんて見もしない。幹なんてぐんぐん成長はしない、スタビリティだ。毎日窓から遊歩道を見ているが、庭師は伸びた枝は刈り込みまた伸びるが決して幹は切らない。株も同じだ、枝葉銘柄が伸びたら利食いで刈り込むだけだ。幹ばかり持っていて上げないという人、枝葉ばかり持って振り回されている人、滑稽だ。幹はわかり易い、安定したセクターのNO,1だ。当然だが衰退するセクターはよく吟味しなければいけない。ただ、一人勝ちで残るような場合は悪くは無い。枝葉銘柄は長期的に追い風の高収益銘柄だ、私はこういうセクターでは順位はあまり気にしない。投げられたら一旦買う、切るのはいつでも切れる、どうせ毎年年末には利益調整で含み損銘柄は切らなければいけない。すっぽんもどきに振り回された1週間だった、水換えができそうにないのでペットショップに引き取ってもらった。グッピーの60cm水槽の水換えさえ億劫な人間になってしまった。ただ、グッピーは10ヶ月しか生きないから人口動態はよくわかる。水草が少なかった時は稚魚がほとんど食われて数が変動したものだ。
Sep 22, 2012
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ハンセン指数は2010年11月のピーク、2011年10月の底からほぼ半値戻しにある。これは、リーマンショック後の下落反発時間に比べ非常に長い。だから、これはすぐには終わらないと覚悟して退屈だが耐えるしかない。ブルームバーグにブラックロックの記事が有ったが、退屈な資産運用みたいな記述がある。やはり、誰もが低位安定の時、仕込み終わったら後は待つだけ、退屈なのだろう。何の得にもならないのに有難うと返信をくれた方が有ったが、私は私自身が若い頃どぶ川みたいな企業で能力を認められなくて不遇の日々を過ごしたので、同じように能力が有るのに謙虚さが勝って認められない人間の力になりたいというのがこのブログの存在理由だ。私が、池に溢れかえるおたまを小川に逃がしたり、ベランダでしじゅうがらや山がらを繁殖させたりするのも同じだ、つまらない制約条件でその可能性を失ってしまう存在を無視できないのだ。人生は不完全燃焼で終わって後悔してももう戻れない。だから、やらないで後悔するよりは、確り調べてから自分にできると思ったらやらなければいけない。もちろん、手に余るような事はしない方が良い、いずれやられる。日銀がまた金融を緩和した、これはもううなぎ籠だ、行きは良い良いが出口がない。子なまずを獲ろうと思ってうなぎ籠を検索したらプラスティックの中国製が有った。たわいのないようだが、こんな物まで作っている。実は日曜日子供と釣りに行ってすっぽんもどきを捕まえた、冬になったら死ぬのに誰かが逃がしたのだろう、酷い話だ。冬に死ぬのはお馬鹿経営者の企業だけで十分だ。金持ちになる隣人を妬んでも何も生まれない、そういう人とはお友達になって成果を分けるしかない。中国の成長は妬んでも止まらないし、日本の衰退も悪あがきしても止まらない、必然だ。間違った事を信じていると不幸になる、下げている香港株は今の内に確りと仕込んでおかなければいけない。
Sep 19, 2012
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円高がオーバーシュートなのは明らかな事だ、そして、相場というのはオーバーシュートするものだ、だから、ロスカットにヒットしないようなバッファーが生死を分ける。いつも言うように、困ったという事になったら実質的にほとんど終わりだ。オーバーシュートには必ずミーンリバージョンが起こるからここに一番簡単な利益機会が有る。困った状態ではこの利益機会を上手く活かせない。投資だけではない、経営も同じだ、何度も言って来たように循環は予想できた事だ。頭が悪いから追い風がいつまでも続くと錯覚しただけだ。誰かの本に有ったが、牧畜業の人が子牛が安い時に買うのと同じように、株が下がったという記事を見たら買い、高いという記事を見たら売って、損をした事が無いというお話だ。彼はもちろんミクロもマクロも経済なんか知りはしない。しかし、彼は経済が循環だという事を子牛の価格変動から学んでいた。短期相場というのは知能ミュータントによる戦闘だ、こんな所でまぐれで当てるから後で撃ち落とされる。まあ、ちょっと頭が良い位の人は大きな循環のリバージョンが良い。というか長生きしようと思ったらこれしかない。ついでに言っておくならもっと長期は成長だ。これが、若者はインデックスのETFを買っておけば良いという方だ。中国経済は衰退し、日本経済が繁栄すれば良いと思うのは勝手だが、重要な事は国粋主義ではない。もう世界は何人というより地球人だ。地球人になって繁栄する所はロング、衰退する所はショート、それだけだ。元々国なんて無かったのだ、これは人間のエゴだ。私は55歳だが、もう競売でマンションを買い続けたようなエネルギーは無い。残念だが、人間は40代までに孔子が言われるように惑わない何かを構築していないともう構築する力がない。火事場の馬鹿力でこの5年間で24戸投げたが、正直精根尽きた。日本が沈まないと思う人はそう思えば良い、何を思うのも勝手だ、ただ、私は早起き鳥でいつも他人より早く行動して生き延びて来た。なぜならば、私の精神の根源は無為自然だからだ。これは無為必然ともいう、いつも言うように流れは必然なのだ。
Sep 16, 2012
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まあ、昨日書いた後で思ったのだが、正直気持ちが沈んで鬱になって、訴訟どころか自殺に向かう人が多い位だろう。よく言われるように陰で騙される馬鹿が悪いなんて言っているかもしれない。いつもいうように、かーっとなってリスキーなポジションに走るのではなくて、潰れたポジションの中でどう建て直すかじっくり考えなかればいけない。しかし、この訴訟は皆で集まれば損失は何十億らしいから法律事務所の成功報酬も億単位になるから、ちょっとした所で扱ってくれるのではないか。HSBCのファンドだったら法規は検討されつくされて蟻の這い出る隙間もないが、小さい所はそんなに見ていないから確率的に穴が開いている事は多いはずだ。昨日も言ったように、相場下落のせいにして、自分の損失を潜り込ませるなんてのも良くある手だ。退職金を失った人も多いだろうが、鬱になって人生の残りを失うよりはこの戦いに燃えた方が良い。マルコーの時のリーダーは女性だった、商社の前でびらを配ったりして被告に圧力をかけたりした。今はネットが有るのだから、まずはここでこれだけ損をしたという事実を皆が公開するだけで被告にプレッシャーを与える事ができる。似たようなAIJの件も有るし、事実は事実として燃え上がらせないと駄目だ。まずは自分のブログに事実を書く事だ。被告を倒す為に自分の恥を晒すのだ、被告はここの弱みに付け込んでいる。私は弁護士さんには皆証拠は渡す、もちろん恥ずかしい手紙やメールもだ。恥を晒して、肉を切らせて骨を切るのだ。後々の事が有るから、どこで何をいくら買っていくら戻って来たという事実だけだ、推察なんか要らない。そうやっていけば被害者同士の交流も始まる、次はこの交流だ。とにかく、こういうのは被害者が恥ずかしがって泣き寝入りするから何度も繰り返される。沈んだ気持ちを社会問題を暴く闘士としての気持ちに切り換えるのだ。私は不法占有の退去料で県警の人に頼まれて告訴状も書いた事もある。暴力団を皆が怖がって告訴しないから、警察が動けないというのだった。とにかく、社会悪は地道に潰して行くしかない。こういうのを野放しにしていると割れ窓効果で悪い奴がはびこる。金融界の害虫は社会的に抹殺するしかない。
Sep 14, 2012
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ベトナムの事を書いたら、友人がファンドが訴訟になるという噂があると言っていた。しかし、多くの人は訴訟というものがわかっていない。私も15年前のマルコー海外不動産投資訴訟の時は全く分かっていなくて、訴訟団の一人として訴訟費用を払って原告団に入れてもらっただけだった。この訴訟は勝てる見込みは無いと言われていたが、投資家保護の流れの中で勝訴したと言われている。裁判所が投資家保護に変わって来たのだそうだが、それ以前を知らないから私には当時よくわからなかった。その後優秀な弁護士の先生と知り合いになり、個人的に不動産がらみの訴訟で何度かお世話になった。打ち合わせの中で知ったのは、訴訟と言うのはプロの視点で被告の法律上の非を突くという素人には及びもつかない鮮烈な正義をかけた戦いだという事だ。だから、素人がどこをどう攻めるかなんか考えてもほとんど役に立たない。全ての状況を法律事務所に話して勝算が有るか否か判断してもらうしかない。もう、本当に優秀な先生はどんどん相手の弱点を見つけ、どう攻めるか戦略を構築されるから、正直恐れ入った。余談だが、気の弱い悪党は訴訟の途中で自殺する事も稀ではないらしい。私から助言できるのはまず被害者がグループになって、最初の訴訟費用を割り勘にして個人負担を少なくし、優秀な法律事務所に相談する事だ。そこで勝算が無いと言われたらそれでも泣き寝入りよりはすっきりする。ただ、ベトナムの非公開株なんて突けば手続き上のぼろは出そうな気もする。とにかく、変なものを信じたと自分を恥じて泣き寝入りは相手の思うつぼだ。あくまでも相手の法律上の手続きの不備を突くのだ。ここはなかなか一度経験しないとわからないが、人生において一度経験した方が良い経験だと思う。自分は資料・事実を揃えるだけだ、後はその道のプロの弁護士の先生が進めてくれる。裁判所は、本当の正義の味方だ、国民としてこれを使わないのは愚かな事だ。だいたい悪党はどこかぼろが出る、完全犯罪は難しいのだ。追記、相場の下落は訴訟にはならない、こういう事を言ったら門前払いだ。あくまでも、法手続き上の不備や会社がベトナム人に騙された損失を個人に付け替えていないか等だ。相場は1/5にはなっていない、とにかく訴訟の場で不正を徹底的に洗い出す事だ。
Sep 13, 2012
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なぜ強大な古代文明があっさりと崩壊してしまうか?色々いう人は居るが、最終的には有力な人材と財の逃避だ。国も企業も還元するならば人材と財だ。無限のエネルギーを生むのは優秀な人材と財だ。優秀な人材というのは目先が効く、もちろんマストに体を縛りつけて船と運命を共にする人間がゼロとは言わない。しかし、ほとんどは豊かな環境を求めて自分と財を移動する。現人類が誕生したアフリカだけでなく世界中に人間が散らばっている事こそその証拠でもある。企業は人なり、と言うが傾いて優秀な人材が去った企業はある種の抜け殻だ、いずれ必然的な崩壊をむかえる。まあ、こういう企業には関わらないようにすれば良いので方法は容易だ。課題は日本国だ、何度も言って来たように日本人が国との関係を関わらないようにするのはそう簡単には行かない。しかし、人材と財のブライトフライトが起こったらもう終わりだ。昨日も日銀がETFを買い支えた、この平時に最後の買い手がうろついている。既に市場に流通する貨幣より多い国債を保有する日銀が株を買っている?ブラックジョークではないか。日本は、昨日も引用したが潮が引いた時裸で泳いでいた事がわかるというくちだ。このバフェットさんのジョークはこういう状態には持続性が無いという事だ。とにかく、50年前の植林という投資だって時間が経てば笑い話だが、現在も同じような話は多い。優秀な頭脳のみが財を有効にアロケートできる、真実はこれだけだ。相変わらずメールや送られて来る資料には念の為に目を通すが酷いものだ。これが現実だ、自分の頭で誰の意見に賛同するかよく考えなければ嵌る。
Sep 12, 2012
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さあ、これを読んで正気でETFや株を持ち続ける事ができる人間が居るだろうか?実は私はベトナム企業は中国企業に次いでたくさんデューデリをやった。なぜか、そういう資料が日本語で手に入るからだ。インドネシアは英語でしか読めない。正直、これだけでも十分きな臭い?こっちのみーずはあーまいよ!としか思えない。こんな国を推奨する人間は信じない、まあQ先生の株の話を信じなくなった理由の一つでもある。要するにこういう国を推奨する人間はリスクリワードが測れない、自分に都合の良いシナリオしか見れないのだ、だから懐疑する事を知らない。やり過ぎは即効性の殺虫剤だ、日本のようにやらないのは遅効性だ。死ぬのは即効性の方が早い。おそらくQ先生は数億なんて小遣いだから金持ちボケだったのだろう。バブル崩壊後伸ばしていた不動産業者のモリモトや穴吹は吹き飛んだ。私から見ればベトナムは彼らと同類だ。潮が引いた時、誰が裸で泳いでいたかわかるという例だ。以前も言ったが、国民の平均年収10万円で新幹線を誘致する政治家を信じれるか?早い話が何でも良いから他人の金が使いたいだけだ。以前も言ったようにコアデポジット、国民の預金が無いのだ。パキスタン・ナイジェリア・トルコ・エジプト、安易に外国の金に頼りはしない。淡々とマイペースだ、だから私は彼らは買った。何度も言うが国も企業も個人の延長で同じなのだ。ロシアは信じていないが、ゆっくり行く者が一番遠くまで行くという諺は信じている。結果を急ぐと危ないのだ。日本経済もいよいよ崩落の10年を歩んでいるが、こういう日本頼りのフロンティアは道連れになる、下げたら買いかどうかも十分吟味しないと危ない。
Sep 11, 2012
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ケインズのもう一つの顔だ。なぜ少数派が勝つか、実は簡単な事だ、先日も言ったように大衆は誤るからだ。なぜ大衆が誤るか、今の流れが逆転するという事を考える事ができないからだ、大衆は今の流れが永遠だと思う、現実を懐疑するという知能が足りない。社会的に地位の高い人が言っているからなんて、これも先日言ったように信じれるのは多くて2割だ。8割はごますりで出世したような凡庸な人間だ。だから、えっというような企業がいきなり傾く、追い風が向かい風になった途端に対処できなくなる。まあ、だから本当に優秀な人はこんな企業には長く居ない方が良い。私はサラリーマン時代、そこそこ優秀な先輩が50歳位になって、人生やり直したいと言うのを何度も聞いた。私は重心が不動産投資に移っていたから、会社の事なんかどうでも良かったが、いつも言うように誤ったものを信じたら待つのは悲劇だ。まあ、逆を言えば能力が無くてごますりが得意な人はこういう企業が倒れるまで寄生するのが良い、上手く逃げ切れたらラッキーだ。しかし、これから数年そういう企業は正念場を迎える。話が反れたが、自分もポジションだから自分をどこに置くかも本当は投資と同じだ。とにかく、そろそろ色々な流れがテンパイというのは先日言った、シナリオは十分検証しないと危ない。結果は能力に応じて決まる、しかし、自分の能力ではすぐに限界にあたる。だから、真に優秀な人達の話は重要なのだ。私は方向性はオニールさん、銘柄選定はグレアム基準、探し方はリンチさん、というように分野毎に一流の人を真似ている。これで、本来の自分の能力を倍力しているのだ。高いIQというのはそれ自身水と油だから、その本質が少数派だ。だから、そうでない精神の人が少数派になれるかどうかというのは逆に私にはわからない。私は物心ついてから多数派だった事は一度も無い。もちろん、組織の中では普通に振舞って来たが。私の勤め先が沈む時もそうだったが、冷静さを失った人達がどんどん海に飛び込むような状態になる。そして、海に飛び込んでから、泳げなかった事に気付く。このパニックは経験した人間にしかわからない。今度は国だ、だから私は怯えている。
Sep 9, 2012
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優勝劣敗が進む、ブルーライオンも落ちた。世界のマクロ経済と株価等に酷い歪みが有る、敢えて何がどう歪んでいるとは言わないが、おそらくこれから歪みは解消に向かう。日本経済にとっては悪い話だ。昨日はショートカバーが主だろう、積極的な買いの流れに転じるとは思えない。ただ、朝方下落1ページにずらーっと並んでいた持ち株が最終的に2銘柄まで減っていたし、これらは戻り売りだから、私のグレアム基準に似たような基準で拾っている人間はやはり居るようだ。正直、7月から持っていなかった財務の悪くない銘柄の投げが減っている。投げをほとんど拾って来たからという背景も有るだろうが。だから、証券会社の一覧で凹を探すだけで何が投げられたかすぐにわかる。そして、現在は配当でそれを埋めるようなしょぼい事をやっている。ピックアップした銘柄もまだかなり有るが、RRするほど熱が入らない。でも本当はこうやって反発したのを買わないから逃がすというパターンが多い。欲と恐れが絡んで直近の安値から3割位戻しているのが一番買い難い。安値の時他を選んでいたら余計買い難い。そして、だいたい選んで買った方は下げている。今週は商品の持ち換えが有ったので、ジャクソンホールの結果がネガティブにならなければ良いがと言ったが結局動きは無かった。これで商品は去年に続きそこそこの損失に終わった。先日言ったようにレーンチェンジしなければこんな事にはならなかったのだが。まあ、こんな悪い事ばかり見ているから、マクロの実感が他人とすれている。そして、悪い事というのはだいたい先行指数が多いから、いずれ実物経済で現実となる。まあ、これから2年、虚勢は剥落する。
Sep 8, 2012
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海外勢でこういう事を言っている人が居る。我々のような小さなコバンザメは、大きな甚平ザメがどこへ行くかは常に注意しておかないといけない。先月BOAメリルが海外勢は日本株から逃げていると言われていたが、4カ月連続で売り越しは昨日だったか記事になっていた。まあ、逃げているのは日本からだけではないからあまり証拠にもならないが、こういう噂は知っておかなければ色々起こる事実との整合性確認ができない。ただ、衆議院選後の混乱は絶好の理由に成り得るし、ロムニーさんになれば相対的な放漫財政も理由に成り易い。まあ突き詰めれば、大衆が火事だあ!でパニックになれば良いのであって何でも良いのだろうが。今日は雑談だ。私はこれに対しては何度も言って来たように早々と対応済みだから、今更どうこうポジションをいじるつもりはないし、どうせいつか起こる事だ。昨日はデイリー下落の1ページ目に持ち株が無いという珍しい日だった。偶然か、いよいよ先発隊以外のバリュー投資家が動く時期になったのか、そんな事は正確にはわからないが、非常に珍しい日なのは確かだ。とはいえ、まだずるずる沈みつつある銘柄は有る、享泰なんかもそうでなかったかと思うが、これは1年下落で底値が昨日と同じ日付かどうかでわかる。だいたい過去1年での底値は去年の10月12月、今年の2・3・5月頃が多い。そして現在が底値の銘柄だ。しかしまあ、去年の債務上限での下落から1年、なんと長いバーゲンセールだったか、倍になったのも有れば更に半額になったのもある。一番悔しいのはやはり知った銘柄で逃した奴だ。なんとなくいつも買い逃す銘柄というのがあり4倍になったりしている。営業利益率がちょっと低いが、投資家内で知名度が高い、おそらくファンドが買い進むのだろう。いずれ利食いで投げられるにしても今リバウンドしていると今のRRに使えるのだが。まあ、途中からこういうのを追うと嵌リ易い。数年前の美人株の低迷は信じられない、目も当てられない。何が投資業界で有名かブームに使われているかは知っておいて適当に利食いしないと地獄に落ちる。フェディリティが言っていたユナイテッドラボなんてその典型だ。日本人には利食いの途中に知ってか知らずか推奨している人が居たが。以前も言ったが金鷹・東岳・・・作られたブームには乗らない事だ。本当に良いと思えばメモしておいて利食いまでじーっと待てば良い。おまけに言っておくなら個人消費が持ち直した時、シトイはいずれブームになるかもしれない、私はIPOの時買った。まあ、当たるも八卦当たらぬも八卦の域を出ないレベルのお話だ。アジアの株式ファンドはアジア株が中心だから当然の如く沈んでいる。彼らが持ち直すとまた東京の不動産買いとかに動き出す。違った意味で日本は刈り場になる。
Sep 7, 2012
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30日、1年、年初来の下落上位、低PER、超高PER色々な側面から割安で財務がぱっと見良さそうな銘柄を一次選定し、その後詳細を見るようにしているのだが、今年はそれがもう100銘柄を超えた。いかに多くの銘柄が投げられているかだ。面白いのは有名で無い中小型株が、同一セクターで似たような規模の銘柄同士でPERが似ているから、全てが無分別に投げられている訳でもない事はわかる。だから、大きく下げてラッキーと思ってもPERを見ないと危ない、高人気の高PERは意外と脆い。ちなみに過去5年の総数は400銘柄位だ。大雑把に香港上場1500社の内2割強はできる経営者と言えるかもしれない。俗に28と言うが、そばみたいなお話だが、できるのはまあ2割、ベルカーブでIQ110位になるのだろうか?まあ結局、知恵は無限の金鉱、結論はいつも同じだ。逆から言えば社長・取締役なんて大衆は皆お利巧なんて思っているが8割は凡庸という事だ。私が若い頃は外国の株は買えなかった、NWを読んでいて優秀な企業は知っていてもだ。現在は道具はほぼ完璧に揃っている。ほとんどの人間に無いのは道具ではない、道具を使う能力だ。そして、能力の無い人間はマネーゲームと簡単に言う、しかし現実にはこれは知能戦だ。おそろしく体力を消耗する、1日中ジュースを飲み続けても痩せる、Q先生が言われていた脳がカロリーを消費するというやつだろう。まあ、まずは100銘柄でも自分でピックアップしてみる事だ。1年で9割下げていても実は3割は増資による希薄化とかあるし、もう資金繰りに困ったら増資しまくりなんて企業も有る。だから、マツダの増資は時間稼ぎにしかならないと言った訳だ。
Sep 6, 2012
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オニールさんの記事を読むと良い、大衆がいかに中国経済を過小評価しているか詳細に説明がされている。何度も言って来たように、渋滞でレーンチェンジするように銘柄を乗り換えるのは最低だ、決めたら最低3~5年は持っていなくてはいけない。これは簡単そうだが、実は頭の良い人ほどだいたい気が短くて目先が効くから陥り易い。実は私も去年商品でやって嵌った、株では絶対にしないのに商品ではやってしまう、愚かな事だ。Q先生もそういう人だったから、我慢料だとか襖の下張りだという教訓を自分に言い聞かせておられたのだろう。人間は不思議なもので証券会社の銘柄一覧を眺めていると自然と含み損銘柄を始末したくなる。そして、黒字に転じると急に愛情が増す?しかし、行動は逆でなければいけない、含み益を売って凹を埋めるRRをして行くべきなのだ。株価の相対的な位置を決めるのはPERが一番だ。リバウンドでみると誤るのは、底値が下げ切っているかいないかに影響されるからだ。例えばフイユアンジュースがリーマンの時コカコーラの買収の噂で下げなかった訳だが、結果としてみるとリバウンドが悪いように見える。Q先生銘柄も同じ現象が見られたのでほとんど売ったのはもう数年前に言った。だから、優良企業を誰かが何かの都合で投げた時がチャンスだ、中小型株は1億円程度投げられても大きく下げるし、怯えた追従売りが出て更に下げる。まあ、何割も上げたぼろ株の出来高を見ればよくわかる、たかだか数百万円しか売買されていない事が多い。流動性が低い銘柄なんてこんなものだ。株式投資とは、財務が健全で収益力が有るのに、ほとんどの人間が気付いていない、そういう銘柄を探して買う事だ。財務が不健全で、経営がどうでも良いパーフォーマンスばかり演じて、会社を財布がわりに使う、面白いのはお馬鹿アナリストは推奨するが、私の昔の勤め先のような銘柄は避ける事だ。まあ、増やさなくても守るだけで良いという人はトヨタさんが下げた時買うように言ったが、こういうNO.1だ。私はリスクテイカーだから持たないが。とにかく中短期市場は大衆の欲望と怯えに振られる、しかし、中長期的には必然的な所に収まる。だから、中長期的な必然性を十分考えなければいけない。これは頭が良くなければできない事だ。
Sep 5, 2012
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8月の振り返りが遅れたが、跳ねた銘柄も投げられた銘柄も有るが、大勢としてはこんな所だ。少数の持ち主の都合での上げ下げはどうしても発生してしまい、その背景を探ってもしかたがない。2300のように高額配当でその分下げるなんてのはわかり易いが、割安になった訳ではない。Q3底打ちという意見が出始めているが、景気後退の長さや指導部交代、景気対策の効果を考えてもこれに反対するのは困難だろう。以前から言って来たように既にタッチ アンド ゴーでリバウンドが始めている銘柄は多い。買い時はそろそろ終盤となるかもしれない。自分自身、最後のRRと思って買い候補銘柄を見ているが、正直考えている内に跳ねてしまう銘柄も有る。しかしまあ、水準としてはPERから見れば底値に近い。とにかく、ロムニーさんをきっかけに米国債のダムが放水状態になるのではないかと思っているのだが、まあ、これには私の期待が入っている。昨日は平成建設が破産してマルコーの破綻を思い出したが、不動産の一括借り上げがいかに脆弱かだ。不動産が投資として機能するのは、そこそこの場所で、競売で安値で拾った物か、最終的に自分で使う物だけだ。まあ、金が腐るほど有る人が社会奉仕する分まで否定はしないが、面倒なだけだ。いつも言っているが、困ったら手遅れだ、変化の先に先にリバランスして行くしかない。それができない所は淘汰される、国も企業も個人も同じだ。
Sep 4, 2012
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