Sep 4, 2006
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余計なものを背負い込みすぎていないか。

余分なものを保持しすぎていないか。

環境に合わせすぎていないか。

自分の欲求を優先させすぎていないか。

惰性に流されていないか。

可能性を過大視していないか。








10年前の自分は。

現在の年齢になっても、依然として同じことをやってるなどとは、まるで
想像していなかった。

というよりも。

同じことをしている自分を想像しかけては、ゾッとしていた。




やがて。

月日が経ち。


10年間。

そう。10年間も。

『同じこと』をしている自分がいる。





しかし、その本質、その内容は、10年前とは雲泥の差がある。


何も知らない人が見れば、草野球も、高校野球も、大リーグも、球を投げて、打って、
走る、という、それだけの、同じ行為。

しかし、その技術と、才能と、努力と、その1つ1つのプレーがもたらす感動には、
絶対的な、圧倒的な、差がある。


子どもの頃テレビで観た、刀鍛冶の職人が登場するコマーシャルを思い出した。

「三十、四十は、鼻ったれ。六十になって、やっと一人前」


『同じこと』を数十年続けないかぎり、なし得ないものが、この世界にはある。

たしかに、ある。



“勤勉だけが取り柄なら、蟻と変わるところがない。
 なんのためにせっせと働くかが問題だ。”

                  ―― ソロー












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Last updated  Sep 4, 2006 10:07:19 PM


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