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19日に三菱重工業など軍需企業がサイバー攻撃を受けたと発表したが・・・・中国網日本語版(チャイナネット)は「日本の軍需企業がサイバー攻撃を受けたと発表したのは初めて」と報じたそうです。今回のサイバー攻撃と人民解放軍の関与については定かでないが、「ネット攻撃システム」を研究している人民解放軍が日本のサーバーの脆弱さを笑っているのは確かででしょうね。「中国軍がサイバー攻撃に関与していることは、7月に中国中央テレビ(CCTV)が放送した番組が裏付けとなった。7月16日にCCTVの軍事専門チャンネルで放送された「軍事科技のネット暴風が来た」という番組内で、人民解放軍の電子工程学院は「ネット攻撃システム」を研究していると紹介された」そうです。悔しいけど、ハッカー人海戦術は、謀略としては効果的な戦術とは言えますね。そのあたりを、中国系サイトから探してみました。9/23防衛産業サイバー攻撃 中国政府「超限戦」の一環かより【大紀元日本9月23日】三菱重工業が外部からサイバー攻撃を受けた問題で、83台のサーバーやパソコンが感染したウイルスの操作画面に、中国で使われる簡体字が使用されていたため、中国の関与が浮上している。専門家は今回の件から、中国政府による世界範囲のサイバー侵入はかなり進んでいると解読する。<「超限戦」の一環か> 「このような大規模な攻撃は、政府や軍の関与がなければ実現できない」。中国当局による人権弾圧を独立調査する国際団体「追査国際」の責任者・汪志遠氏は、三菱重工業などの防衛産業メーカーが受けたサイバー攻撃は中国からのものだとみており、このように断言する。 汪氏は、「超限戦」という新しい戦争の概念と戦略が中国の軍部内で呈示されていると指摘。この「超限戦」には、通常の武力戦のほかに、グローバリゼーション時代に特徴的な「戦争」である外交戦、諜報戦、金融戦、サイバー戦、文化戦、心理戦、メディア戦など様々な方法が含まれる。「今回の日本へのサイバー攻撃は彼らが世界に挑む『超限戦』の一環であり、非常規的な手段で自らの目論みの実現をはかっている」と汪氏は分析した。また今回の件から、「中国政府による世界範囲のサイバー侵入はかなり進んでいる」との見解を述べた。<政府と軍の関与> 中国軍がサイバー攻撃に関与していることは、7月に中国中央テレビ(CCTV)が放送した番組が裏付けとなった。7月16日にCCTVの軍事専門チャンネルで放送された「軍事科技のネット暴風が来た」という番組内で、人民解放軍の電子工程学院は「ネット攻撃システム」を研究していると紹介された。 また先月、マカフィー(McAfee)が報告書を発表し、米政府、国連、国際オリンピック委員会など、72の国・組織を標的とした大規模なサイバー攻撃が、5年前の2006年から行われていたと公表し、背後には「ある国家」が関与していると示唆した。ワシントン・ポスト紙は専門家の見解として、「ある国家」は中国の可能性がもっとも高いと報じた。一方、マカフィーは報告書の中で、ハッカーが政府の支援を受けていると結論付けている。 ドイツテレコムの昨年10月の報道では、中国のサイバースパイやサイバーへの破壊活動に参与しているハッカーは4万人以上に上ると報じている。英タイムズ紙も人民解放軍の元将軍の話を引用して、中国の軍部は多くのネットワーク人材を有していると伝えている。「卓球などのスポーツのようだ。我々には(サイバー戦争に)参与する人が多いから、我々が得意になるのだ」とこの元将軍は言う。 一方、今回三菱重工業のコンピューターがウイルス感染した問題について、中国外務省は20日、会見で「根拠がない」と関与を否定し、「中国政府はサイバー攻撃に一貫して反対し、犯罪行為として厳しく禁じている」と強調した。9/20「日本最大の軍需企業、三菱重工がサイバー攻撃受ける」=中国より 三菱重工は19日、同社のコンピューターシステムにハッカーが侵入、潜水艦、ミサイル、原子力プラントを製造している工場などが今回ハッカーにねらわれたと発表した。同社の一部の情報がハッカーに盗まれた可能性があるとしている。中国網日本語版(チャイナネット)は「日本の軍需企業がサイバー攻撃を受けたと発表したのは初めて」と報じた。以下は同記事より。 三菱重工東京本社をはじめ、製造・研究拠点の約80台のパソコンがウイルスに感染したことが確認された。これまでに感染が確認されたのは、神戸の造船所、長崎の造船所、名古屋の誘導推進システム製作所など。 報道によると、少なくとも8種類のウイルスが見つかっており、本社の感染したパソコンからはコンピューター内部の情報を盗み出すことなどができる「トロイの木馬」が確認された。 「IPアドレスなど一部のシステムに関する情報が流出した痕跡を確認した。この事件自体に驚いている」と三菱重工のスポークスマンは述べた。日本の警視庁が同日発表した情報によると、人事院など政府機関ホームページ(HP)も17、18日にサイバー攻撃を受け、一時、閲覧しにくくなったという。 18日は日本が全面的な中国侵略を開始した「9・18事変」80周年にあたる。日本のメディアは、中国の一部のサイトでこの日、日本へのサイバー攻撃を呼びかける書き込みがあったと伝えた。 中国外交部はこれまで国際的なサイバー攻撃について、繰り返しこう説明している。「中国政府は一貫してハッカー行為を含むインターネット、コンピューター・ネットワークを破壊するいかなる犯罪活動にも反対し、法に基づき撲滅する立場を取っている。サイバー攻撃は国際的な問題であり、中国もサイバー攻撃の被害者だ」とし、中国側がサイバー攻撃を支持しているという説について「根も葉もない事実で、ほかに魂胆があるのだろう」としている。中国もサイバー攻撃の被害者とのこと・・・・白々しいですね。やはりハッカー攻撃は中共の仕業とのことです。6/3中国はサイバー戦争能力の強化を=人民解放軍研究者より [北京 3日 ロイター] 中国人民解放軍の当局者2人は3日、諜報などの分野でインターネットが極めて重要な戦場になっているとし、中国はサイバー戦争能力の強化を軍の優先課題にしなくてはならないとの見解を示した。 人民解放軍の学術機関である軍事科学院の研究者、Ye Zheng氏とZhao Baoxian氏は中国青年報への寄稿で、中国政府はサイバー戦争能力の向上に注力していると強調。「核戦争が産業時代の戦略戦争であったように、サイバー戦争は情報時代の戦略戦争になっている」と述べた。 一方、米防衛機器大手ロッキード・マーチンや米グーグルに対するサイバー攻撃について、米国の専門家や調査機関の間では、中国が関与したとの疑いも強まっており、サイバー攻撃をめぐる問題が米中間の新たな火種になる可能性がある。 グーグルは1日に公式ブログで、中国山東省の済南にいるとみられる正体不明のハッカーが「Gメール」のアカウントのパスワードを不正に取得し、電子メールへのアクセスを試みたと明らかにしていた。済南には、通信や電子信号などを使った諜報活動を行う人民解放軍の部隊がある。 これに対し、中国外務省は2日、グーグル側の説明は「受け入れ難い」と反発。外務省の洪磊報道官は「このような不正行為で中国を非難するのは受け入れられない」とした上で、「ハッキングは国際的な問題で、中国も犠牲者だ。ハッキングを(中国が)支援しているとの指摘は全く根拠がなく、裏に何らかの動機がある」と述べていた。「中国共産党は中国を滅ぼし、世界を破滅に向かわせている」=米学者新著より 中国が仕掛けたサイバー戦争を例に、著者は中国のグーグル社に対する攻撃行為を挙げた。さらに、共産党政権が自身に都合の悪い情報にアクセスできないように構築した「グレート・ファイア・ウォール」を世界に輸出している、と指摘した。また、サイバー上のネットワークのみならず、人的にも、世界で巨大なスパイ・ネットワークを築いているという。「国家間の諜報活動は多くの国が行っているが、中国はとりわけルールを守らない」。記念会のパネリストの1人、中国国家安全部の元諜報員・李鳳智氏はこの点について、「中国の諜報活動は国家間に止まらない。彼らは海外にいる中国人をもターゲットにしている。ときに彼らは海外の政治勢力を動かし、その力を利用して海外にいる中国人に圧力をかけ、間接的に自身の政権の「安定」を図っている。これは共産党政権の独特なスパイ活動の形式となる」「『憲法』第35条、中国公民は言論・出版・結社・行進及び示威行動の自由を享受すること…」。記念会で著者が読み上げた中国の『憲法』に聴衆らから笑いがもれた。中華の「ネット攻撃システム」に対してはガードを固めるしかないようで、今後も気の長いイタチごっこを続けざるを得ないようです。なお、9/30三菱重工サイバー攻撃 本格捜査 警視庁が被害届を受理 海外機関にも捜査協力を求めるとのことです。経産省が動き始めたが、なんかスピード感がないですね。10/5経産省、標的型サイバー攻撃の被害情報共有へ来春めど枠組みより経済産業省は2012年3月をめどに、企業のサーバや工場システムを狙う「標的型サイバー攻撃」に対し、被害を受けた企業が持つ重要情報を産業界で速やかに共有するガイドラインを示す。今月、セキュリティー監視サービスを行う専門企業約10社を組織化し企業間で相互に共有できる情報の特定や開示方法など、ガイドラインのルールづくりに着手する。4月にソニー、8月には三菱重工業がサイバー攻撃を受けたことを受け、官民で連携し産業界の“サイバーテロ”対策を急ぐ。 サイバー攻撃は従来、インターネットを介しコンピューターをウイルスに大量感染させる手口が主流だった。これに対し特定の大企業や政府を狙い、サーバの操作や工場制御システムなどを停止させるといった攻撃である「標的型」の割合が今年に入って33%と、07年の5・4%と比べ6倍に急増している。ところで、いま大流行のクラウドであるが・・・・サーバーがアメリカにある場合のセキュリティが気になるわけで、やはりサーバーは自前で設置し、しっかりガードするのが肝要でしょうね。
2011.09.30
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雨水に含まれる放射性物質は川から海に流れる以外は、全てが下水道汚泥、汚泥焼却灰か浄水場汚泥に蓄積されることは、原発事故の直後にわかっていたはずであるが・・・・遅れに遅れていた、その処分方針がやっと決まったようです。環境省方針によれば、中間貯蔵施設を関東・東北8都県に設置し、各都県が地元で保管することになるそうであるが・・・・・それにしても、福島県分だけで幅3キロ、奥行き3キロ、深さ10メートルの規模になるとは、驚くばかりの迷惑施設である。9/29中間貯蔵施設8都県に 汚染土壌・焼却灰 環境省要請へより 環境省の南川秀樹事務次官は28日、福島県郡山市内で記者会見し、東京電力福島第一原発事故で飛散した放射性物質を含む土壌や下水汚泥、焼却灰の処理について、中間貯蔵施設を福島県だけでなく東京都や宮城県など関東・東北8都県に設置し、各都県が地元で保管する考えを明らかにした。除染で除去する土壌が大量となる福島県については容積9千万立方メートル規模の施設が必要と述べた。 南川次官はこの日、福島県内で東日本大震災で出た災害廃棄物の処理状況を視察した。 その後の会見で、比較的高濃度の放射性物質を検出した下水汚泥やごみの焼却灰が、行き場がないまま仮置き状態になっている問題に触れて、「(放射能を帯びた廃棄物の処理は)福島県だけの問題ではなく県ごとの対応が必要」と述べ、福島と東京、千葉、茨城、栃木、群馬、宮城、岩手の8都県にそれぞれ設置する考えを示した。 今後、各都県に正式に設置を要請するといい、「事故に責任のない福島県へ他県のものを持ってくる考えはない」と明言した。 放射性物質を帯びた廃棄物をめぐっては、首都圏の自治体などと焼却灰の受け入れ契約を結んでいる秋田県小坂町の民間最終処分場に今夏、千葉県松戸市から高いレベルの放射性セシウムを帯びた焼却灰が連絡のないまま持ち込まれたことが発覚。首都圏の自治体から同町内への運搬を拒否される問題も起き、焼却灰が行き場を失っている現状を浮き彫りにした。 また、国が福島県に設置を要望している中間貯蔵施設の規模について、「多めに見積もって幅3キロ、奥行き3キロ、深さ10メートル」と述べ、9千万立方メートルの容積が必要との目安を示した。 スピード感のないお役所仕事で、まあ妥当なところに決まったとは思うのですが・・・これから、この迷惑施設の場所選択とか、輸送経路とかで、地域住民とひと悶着あるものと思われます。原発事故の恐ろしさと、所轄官庁の責任感の希薄さが、じわじわと実感される昨今ですね。以前の日記で下水汚泥の焼却灰で思考停止と書いたが、思考停止していた官庁は環境省だったのか・・・・でも、事故の責任は経産省と東電にあるので、環境省ばかりを責められないですね。(下水道は国交省の縄張りであるが、無責任を決め込んでいるんでしょうか?)なお、政府の示す汚染土壌・焼却灰の管理基準(8月時点)は以下のとおりとなっています。8/13セシウム汚染:汚泥が満杯、自治体ピンチ 下水処理場などより 政府は6月に示した「当面の考え方」で、▽8000ベクレル以下は管理型処分場に埋め立て可能▽8000ベクレルを超え10万ベクレル以下は、安全性を評価して埋め立てできる▽10万ベクレルを超える場合は、コンクリート壁や覆土で放射線を遮蔽(しゃへい)できる施設で管理--とした。だが、厚生労働省と国土交通省によると、浄水場の汚泥は東北や首都圏を中心に14都県で約9万2000トン、下水処理場の汚泥や焼却灰は13都県で約2万7000トンの処分先が決まっていない。
2011.09.29
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いま「植物工場」の注目度が急速に上がっているようです。被災した農家にとって被災前の状態に復旧が難しいなかで、企業化農業とはちょっとひっかかるものがあるが・・・・とはいっても東北復興とセットで行えば一石二鳥であり、企業化農業の好機なのかも知れませんね。ベンチャー起業に冷たいお役所も邪魔立てせず、支援してしかるべきかも?9/28植物工場、東北復興のスマートシティで「増殖」より 「植物工場」の注目度が急速に上がっている(図1)。背景にあるのは、東日本大震災に伴う津波による田畑の塩害や、福島第1原子力発電所の事故で漏洩した放射性物質による土壌汚染である。これらの問題はいずれも深刻で、東北地方の農業や畜産業が受ける影響の大きさは計り知れない規模になりつつある。 生産者側は、安心して農業を続けられる仕組みを切望していて、一方で消費者もこれまで以上に「食の安全」に注目している。こうした状況の急変に対応できる策として、浮上したのが植物工場である。東北地方の復興でスマートシティを建設しようとの計画が今、多くの自治体によって進められているが、その中に植物工場の建設・運営を組み入れ、農業の再生を目指そうという例が増えているのだ。<塩害や土壌汚染などの課題を解決> エスペックが「INTER-FOOD JAPAN 2011」に出展した植物工場の模型 (写真:テクノアソシエーツ) 植物工場は野菜工場とも呼ばれ、文字通り農作物などの植物を工場の中で生産する技術である(図2)。一般の農業では自然に存在する環境を、植物工場では人工的に作り出す。大手食品メーカーなどが実用化や導入を進めつつある。 植物工場は、2種類に大別できる。光合成に必要な光として、部分的に太陽光を利用する太陽光併用型と、すべてをLED(発光ダイオード)などの人工的な光源でまかなう完全人工光型である。植物に水分や養分を与える方法としては、水耕栽培を採用するものが多いが、土耕栽培も可能である。 これまでは、植物工場の利点として「場所さえ確保できれば大都市でも地下でも農作物を生産できる」という部分が強調されてきた。しかし今は、津波による塩害で当面使えなくなってしまった田畑でも、そこに植物工場を建てれば農作物を生産できることが注目されている。さらに放射性物質の降下によって土壌汚染の被害を受けた農地でも、植物工場なら放射性物質を心配することなく野菜を生産できる。つまり、植物工場は細菌や農薬だけでなく放射性物質もない安全な「三無い野菜」を供給できる解決策になる。農家にサラリーマン転進という決断を迫るし、自分で起業するには2重ローンという問題もあるし・・・・農業についてはシロウトの大使の、お気楽な感想とエールになった次第です。震災前から先行していた太田房江社長のエア・ウォーター農園も頑張っているようです。エア・ウォーター農園よりエア・ウォーター農園は、2009年末に設立された農業生産法人。千歳市でベビーリーフの栽培を手がけ、昨秋から出荷を開始した。トマト栽培を本格的に開始することで、農業の新たなビジネスモデルを構築するとともに、生産性向上を目指した投資も積極化し事業拡大を図る。トマト菜園の敷地面積は10万1770平方メートルで、栽培用のガラスハウスの面積は5万2650平方メートル。トマトは約12万本栽培しており、従業員は約100人。今後、約1億円を投じて細霧冷房装置や炭酸ガス供給装置を導入。3年後には黒字化し5年目に累積損失を解消する計画である。<2011年2月18日>道内農業を成長分野と位置づけた事業多角化の一環で、運営主体は同社が昨年11月に設立した農業生産法人エア・ウォーター農園(札幌)。自己破産した農業生産法人がトマトを栽培していた約7ヘクタールの温室(オランダ製ビニールハウスを採用)を取得し、3月からトマトなどの試験栽培をしている。土壌に作付けするベビーリーフを除き、すべて水耕栽培。カゴメからトマト、エスビー食品からベビーリーフの栽培委託を受けるほか、自社ブランド品を生産。年間生産量はトマト約千トン、ベビーリーフ34トン、リーフレタス20トンで2012年度に売上高4億円を目指す。産業用ガス大手で農業参入したエア・ウォーターが安曇野市の第3セクターである安曇野菜園のトマト栽培事業を、2011年4月1日付で譲受する。安曇野菜園は販売先に苦戦し継続的な赤字に陥っていた。グループのエア・ウォーター農園(太田房江社長)の第2の栽培拠点として、農業事業を展開していく。譲受額は約4億6千万円。 スマートシティが現実味を帯びてきた
2011.09.29
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私の知る限りにおいて「TPP等に関する政府の検討状況」は自民党議員の「TPP参加の即時撤回を求める会」でしか見られないのでチェックを入れているのです。それでは、政府というか所轄官庁の検討状況の最新情報を「TPP参加の即時撤回を求める会」で見てみましょう。役所も自民党もあまり実りある議論を交わしているわけではないようですね。8/10【第15回会合 TPP等に関する政府の検討状況・韓国視察の報告】より【概要】 前回会合(5月17日開催)では、5月17日に閣議決定された「政策推進指針」には、「TPP協定交渉参加の判断時期については総合的に検討する」と記述されたことをうけ、「TPP即時撤回を求める会」として、「TPP参加阻止に向けた緊急決議」を行いました。前回会合以降、TPPに関連する以下のような動きがありました。 ・5月22日 日韓首脳会談が行われ、日韓EPAについて早期の交渉再開を調整していくことを確認。 ・5月26日 日米首脳会談が行われ、菅総理がTPP交渉参加の判断時期について、改めて総合的に検討し、できるだけ早期に判断したい旨の発言。 ・5月28日 日EU定期首脳会談が行われ、EPA交渉に向けた事前協議を始める方向で合意。 ・6月20~24日 ベトナムにおいて第7回TPP交渉が参加9ヶ国間で開催。 ・20以上の交渉分野での条文交渉で進展。 ・9月上旬の次回交渉会合で焦点を当てるべき課題を特定し、可能な限り多くの分野で合意を達成することを確認。 ・5月の段階でのTPP閣僚会合の共同声明では、11月に協定のおおまかな輪郭を固めるとの目標を表明。 ・8月 5日 「日本再生のための戦略に向けて」が閣議決定され、 「TPPは被災地の農業復興にも関係しており、その点も踏まえ、しっかり議論し、協定交渉参加の判断時期については、総合的に検討し、できるだけ早期に判断する」と記述。 今回は、こうした動きがある中で、各省の検討状況についてヒアリングを行い、意見交換を行いました。【意見交換の概要】(議員)「再生戦略」の中の、「被災地の農業復興とも関係して」というのはどういった意味か。(役所)被災地は農業が重要産業であるが、高いレベルでの自由化に耐え得るのか、自由化するとすればどういった対策が必要となるのか、どういった農業改革が必要なのかといった点について、これまで以上に深い議論をしていかないといけない状況であるとの認識である。(議員)わざと役所側が農業だけの問題に絞りこもうとしていないか。多くの人が、農業以外でも大変なことになると心配している。そこの議論をしないまま、政府が判断するのを一番恐れている。(議員)TPPに参加したら食糧自給率が13%になるという試算結果があるが、民主党が選挙時に食料自給率を50%にすると言っていたことと、完全に矛盾している。徹底的に追及すべき。(役所)試算は、あくまで何も対策を講じなかった場合である。(議員)大震災がおきた状況で、TPPに参加して農業対策をして大丈夫なんという状況ではない。莫大な予算がかかる対策を講じる財源もない。もう参加撤回しかない。(議員)参加交渉に入るだけでも、牛に9区の輸入規制や農薬規制など、アメリカの言いなりで撤廃せざるを得なくなるだろう。ましてや、交渉に入っても、ほとんど日本の主張はとおらない状況になっている。しかも、農業だけでなく非常に幅広い分野に影響が出る問題だ。重大さは、解散総選挙で信を問うか、国民投票をやってもいいぐらいのレベルの問題にもかかわらず、政府が勝手に安易に参加を表明することは断じて許されない。(議員)心配が3つ。1. 新たな民主党政権がどうなるかにもよるが、9月の日米首脳会談でTPP参加のやくそくをしてしまうのではないか。2. 民主党と自民・公明などで、今後、新たな政策協定などを結ぶかもしれない場合に、TPPの推進という項目がいれられてしまうのではないか。3. 自民党の中にも、貿易自由化と農業発展の両立は可能と言っている人達がいる中で、そういった方向での提言等が出されてしまうかもしれないこと。 今日ここにいるメンバーが、ダメなものはダメだと強く主張して、何としても守るべきものは守っていかないといけない。【超党派議員による韓国農業事情視察の報告】・ 大統領の権限が強く、情報操作が強い。民衆は農業は努力すれば世界と戦えると思っている。中央会ですらそう思っている。韓国農業はなくなってしまうのではないかと強く感じた。・ 政府全体が経済界に呑まれている。ソウルは活気があるが、地方はすさんでいっている。視察に行った議員全員が、安易にTPPに参加することで、得るものよりも失うものの方がはるかに大きいと感じた。自民党議員とお役所には曲りなりにも、この種のチャンネルが有るけど・・・寄り合い所帯の民主党には、このように旗幟を鮮明にしたグループがないのが情けないないというか、残念ですね。
2011.09.28
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ニッサン「ヴェヌーシア」という聞きなれない車がある。中国の東風日産の自主ブランドで日本で売られていないから、聞きなれないのは当然である。この車は中国で一から開発した車で、中国の現地サプライヤーを積極的に採用し100%国産化(中国で100%)の先鞭をつける役目だそうです。つまり、設計、調達、生産、販売のすべてが中国で完結する、ニッサンブランドの中国車とでもいうもので・・・・合理化はここまで進んでいたわけです。(日本からの輸出車と直接競合しないのが、まだ救われます)ヴェヌーシアニッサンがバンバン稼いで、40%超の法人税を納めてくれるのは、いい事かも知れないが・・・・日本国から逃げ出す準備が整った会社と言えなくもないのが、恐いといえば恐いのである。日本国の空洞化を先取りしたようなニッサンや他の日系メーカは、既にドライな多国籍企業であり・・・・会社体質は過酷な労働で知られるかのアップル社とあまり違いがないのでしょうね。(日系メーカの国内賃金伸び率は08年以降、下がり続けているそうです)中国での車生産は、米欧日韓の間で熾烈であり、中国で一度引いたら取り返せないと言われているそうだが・・・・消費者、労働者の立場から言うと、空洞化を進めてまでの(中国での)シェア拡大もそこそこでいいではないかという考え方もあるわけです。肝心なのは、日本で技術開発し、賃金を下げないシステムをいかに温存するかであるが・・・口で言うほど簡単ではないはずです。とまあ・・・ニッサン「ヴェヌーシア」は既に中国車という一面を持っているわけで、テクノナショナリズムもへったくれも無いわけですね。つまり、大使が日中EV対決などとシャカリキになるのも空しいほど、資本原理が立ちはだかっているが・・・・独歩高の円高については、日米の財務省間の陰謀または、日本の一方的なへたれなんでしょうね(怒)ヴェヌーシアの最新情報です。9/13東風汽車中村総裁、「ヴェヌーシア」は半数を地方都市で販売より日産自動車の中国合弁である東風汽車有限公司の中村公泰総裁は13日、横浜市の日産本社で記者会見し、2012年から市場投入する中国での独自ブランド「ヴェヌーシア」の半数を地方都市部で販売する計画を明らかにした。ヴェヌーシアは、東風汽車が「東風日産」とは別のブランドとして中国市場でのエントリー層向けに開発しているモデル。すでに今年4月の上海モーターショーではコンセプトモデル(セダン)が公開されている。日産は15年までに中国での販売を10年比でほぼ倍増となる230万台に拡大する中期計画を7月に公表している。このなかでヴェヌーシアは同年までに電気自動車を含む5モデルを投入し、30万台の販売を目指す。中村総裁は、東風日産ブランドの地方都市での販売比率が4割程度となっているのに対し、ヴェヌーシアでは「地方部で初めてクルマを購入する層を中心に開拓」し、5割とする方針を示した。空洞化とのせめぎ合い
2011.09.27
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25日の「情熱大陸」に10年前の澤が出ていたが・・・・当時から「夢は叶えるもの」と言っていたのが、すごい♪試合中に激突しアゴの骨にヒビがいったままプレーを続行した根性も見上げたものである。澤穂奇/情熱大陸より「なでしこジャパン」澤穂希の原点…10年前「情熱大陸」のカメラに見せていた22歳の素顔とは?今やすっかり「時の人」となった澤。15歳で日本代表デビューして以来、オリンピックとW杯合計8回の世界大会に出場してきた絶対的存在だが、実は今から10年前、アメリカの女子サッカーリーグに単身乗り込んだ22歳の彼女に「情熱大陸」のカメラが密着していた。母親の反対を押し切ってアメリカに渡り、通訳も友人もいないアトランタで「世界一のサッカー選手になりたい」と孤軍奮闘していた日々・・。野茂に匹敵するようなパイオニアであり・・・・自身が日本女子サッカーの歴史でもある現役トッププレヤーであれば、文句なしのMVPなんでしょうね♪「10年以内に、子供を持っている」という夢も、きっと叶うでしょう。
2011.09.26
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サンデー毎日の大使は基本的には連休に関係ないのだが、メディアの報道に心が騒ぎ・・・・普段は乗らない京阪宇治線に乗り、終点の宇治まで出かけたのです。駅を出るとすぐ宇治橋が見えるが・・・すごい流れです。更に歩くと、中ノ島は、ホエ~、天ヶ瀬ダム放流中とのことで渡れないのです。3連休の観光客などおかまいなしで、琵琶湖の水位を調整中なんだろうか?放流中ここから天ヶ瀬吊橋~興聖寺~恵心院~源氏物語ミュージアムと散策したのです。恵心院の庭の花が心なごみます。恵心院ちなみに、この寺の僧侶が源氏物語の浮舟を助けた僧侶のモデルとも言われているそうです。源氏物語ミュージアム入り口の桂が立派です。入館料500円も気になるし、桂の写真が取れただけで良しとしよう。桂ところで、宇治まで出かけて、平等院にも源氏物語ミュージアムにも入らないなんて・・・アホちゃう?(汗)
2011.09.26
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新海誠の新作「星を追う子ども」を見たわけではないが・・・・ネット画像がきれいです。特に空がいいですね。新海誠「星を追う子ども」公式サイト
2011.09.24
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空前の円高であり、ヨーロッパ発の大恐慌も近いのではという昨今ですね。そして、出るも地獄、残るも地獄というような日本産業界である。 週間東洋経済「日本車が消える」特集号に「自動車業界の六重苦」という記事が出ているのですが、その六重苦とは・・・1.「超円高」が輸出を直撃2.「貿易自由化」で韓国に遅れ3.諸外国より厳しい「労働規制」4.40%超と高い「法人税率」5.まだまだ続く「電力不足」6.厳しくなる「温暖化ガス規制」 アメリカの陰謀?による1、2項がいちばん効いているが、日本政府の失政による4、5項も見逃せないのです。つまり、いくら額に汗して働いてもアメリカ金融界と日本の役所という重荷が自動車業界にのしかかっている構図が見えます。このような日本の六重苦を逃れるように中小企業が軒並み海外進出を果たしている、いわゆる空洞化が進んでいるが・・・・“出稼ぎ”か、国内で頑張るか・・・・そのあたりを見てみます。9/5“出稼ぎ”のススメ 空洞化が日本を潤すより一時、1ドル=75円台をつけるという超円高で、企業からは「もう日本ではモノ作りができない」という悲鳴にも似た声が上がっています。発足したばかりの野田佳彦政権に対しても、「円高対策」「空洞化対策」を求める声が、経済界を中心に大きくなってきました。 1985年のプラザ合意以降、円は上昇する一方でした。企業はそうした円高に対抗するために、コストを削り、技術を磨き、何とかここまでは踏ん張ってきました。もうこれ以上は無理ならば、空洞化は避けることのできないこととして、捉え直す必要があるのではないでしょうか。 そこで本誌は、空洞化悪玉論の理由である「税収が減る」「雇用が守れない」の2つについて、それが本当にそうなのか、検討することにしました。 企業が海外に拠点を移せば当然、法人税を中心とする税収が減ります。ただし、ここで問題になるのは、ではこのまま日本に居続けることで税収が確保できるかという点です。 日本でモノを作り続けることで企業が国際競争力を失いつぶれてしまえば、同じように税収は失われます。反対に海外に出ることで競争力を回復して儲けるようになれば、企業は利益を配当などの形で日本に還元します。それは法人税という形で国庫に入ることなく、純粋な民間資金として研究開発や設備投資などに使われるはずです。超円高で悲観論が強まるが、空洞化は日本経済にとって本当にマイナスなのか。決してそんなことはない。税収も雇用も、外に出てこそ守れる可能性がある。経済活動が盛んな新興国への現代版“出稼ぎ”こそ、日本を再活性化する道だ。■利益還流、税収減恐るるに足らず・還流資金3兆円超:“出稼ぎ”企業の海外利益が国内に活力生む・三井化学:事業部丸ごとシンガポールへ、税金ゼロで利益2割増・旭テック:タイ子会社がカイゼン重ね、本体を黒字に引き上げる■人材グローバル化で雇用V字回復・住友金属鉱山:国外での鉱山開発強化し日本人の雇用増やす・武田薬品工業:グローバル人材の育成強化、海外進出でも雇用確保・ファーストリテイリング:世界で通用するリーダー200人を育成・リクルート:人材紹介事業で海外へ、内需業種も生まれ変わりここで、役所主導の物造り支援を見て見ましょう。J-Net21より J-Net21は中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業のためのポータルサイト。公的機関の支援情報、経営に関するQ&A、数多くの企業事例を提供しながら、皆様の経営を全面的にサポートするサイトです。既得権益べったりのエネ庁より、おそまつだった雇用能力開発機構よりは、多少ましというところでしょうか?若者が自動車を買わなく(買えなく)なって久しいが、そのうち税金さえ払えなく恐れもあるが・・・・のんびり業務でも在任中は安泰だとでも、思っているんでしょうか?役所には頼れないということで民間でも物造りネットワークが生まれています。monozukulink.net矛先が変わるが・・・・想定外の大雨が降る昨今でも、バカのひとつ覚えのようにダム造りに拘る国交省は何とかならないでしょうか。限りある税金を有効に使いましょう。(今日は、このあたりにしよう)政府の無策が空洞化につながるという声が澎湃として沸き起こっているようです。5/6震災で加速する“モノづくり”の中国シフトより<政府の無策が“流出”につながる> ところで、日本の金型産業では今こんなことが起きている。 日本のモノづくりを支えてきたといわれ、世界一の技術水準といわれる金型産業は、金融危機以降デフレが加速、安く作らないと売れないという危機に瀕している。生産数量81万組、金額4800億円だった06年をピークに、2010年は70万組、3100億円にまで下落した(数字は経済産業省の機械統計より)。金型メーカー全体に仕事が行き渡らず、買収や合併の憂き目に遭う企業が相次いだ。 自動車用金型分野では世界最大手のオギハラが09年、タイのタイサミット社の傘下に入り、また2010年には一部工場が中国の自動車メーカーBYDに買収されたことは記憶に新しい。 これに対して「日本の政府は保護するどころか、それを見逃した」とする反発もいまだ根強い。日本の産業を守るための力強い政策を打ち出せない官僚、将来の方向性すら打ち立てられない政治家に、町工場の経営者らは苛立ちを隠せない。 それどころか、海外への資本流出を防ぐために導入が叫ばれて久しい法人税の減免も、この震災を機にした増税機運で帳消しになってしまいそうだ。しかし、詰まるところ、日本の町工場が支えるモノづくりは、単に減税措置だけの問題ではないし、日本に雇用を残す云々の議論でもない。問われているのは、国が日本の産業をどう発展させるのかというビジョンに尽きるだろう。翻って中国はどうか。中国には国として金型産業を支えるという政策が明確で、数々の優遇を与える措置なども存在し、国を挙げての人材育成も行っている。中国の大学や専門学校では毎年、多数の専門人材が輩出され、多くの企業が先を争って採用する。前述したフォックスコン(社員数22万人)傘下の富士康鴻准精密模具公司は、“中国最大、世界一流”の金型企業である。 さらに日本のサプライチェーンの寸断を特需とするどころか、「日本のモノづくりの大移動だ」と歓迎している。日本のハイエンドのものづくり、核心技術は、中国が喉から手が出るほど欲しがってきた領域であるだけに、地方政府や業界団体含め、虎視眈眈と誘致を狙っているのだ。2年前の状況です。国の支援はないので、各自で生き残りを計るしかなかったようですね。2009年5月ついに始まった日本空洞化の戦犯は誰かより「ソニー、調達先を半減 / 2500社を1200社に」 これまでバラバラだった部品や素材の調達先をグループで一本化したうえで、調達先を半数に絞り込むという。1社当たりの取引量を拡大することで調達コストを引き下げるという戦術だ。90年代末、瀕死の日産自動車をV字回復させたカルロス・ゴーン社長もこのやり方で調達コストの大幅カットを実現した。同社は5月14日に国内製造事業所の再編についても明らかにしている。あのソニーでさえ生き残りに必死なのだ。 <気が付けば日本空洞化という事態に> 冒頭で東芝やシャープが日本から一部製品の生産撤退を決めたと記したが、これは序の口だ。本当に残念でならないが、日本の大手製造業は日本という国そのものに愛想を尽かし始めた。2000年代前半、多くの日本メーカーは国内工場を新たに立ち上げ、相当の雇用創出を実現した。それは出口の見えない地方経済にとっても大きな意味をもったはずだ。その前提が製造現場への派遣労働を認めたことだった。 たしかに派遣切りしたメーカーにも問題はあった。いかに法律の範囲内とはいえ、契約期間満了前にいきなり派遣労働者のクビを切るという経営判断は社会的責任の放棄に等しい。しかし、だからといって国をあげて企業叩きに明け暮れた日本という国は、私たちの生活や雇用がグローバルな国際競争の上に成り立っているという現実に対してあまりにも鈍感すぎた。 人件費は高く、法人税も高く、法律で定められたルールのなかで雇用調整を行えば袋叩きにあう。たとえばトヨタ自動車を例にとると、国内の販売台数は世界全体のもはや1割台にすぎない。日本に本社を置き、日本で高い法人税を納めなければならない理由はもはや存在しない。 日本を代表するエレクトロニクスメーカーの経営トップに、これからも国内生産を続けるかと尋ねてみると、ポロリと本音が漏れた。 「あれだけ(派遣切り)批判されたら、もう好きにさせてもらいます、という気分になりますね」 2010年に世界経済が回復の兆しを見せた時に、気がつけば日本空洞化というリスクが急速に高まっている。全体最適に一切配慮せず、人気取りに明け暮れた政治家とマスメディアは自らがその戦犯であることを自覚しなければいけない。
2011.09.24
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ちょっと旧聞になるけど・・・・オフレコ発言でふたりの民主党閣僚が辞任しましたね。「死の街」発言の鉢呂経産相と、暴言の松本復興相です。どちらも失言であるが、鉢呂経産相の取り上げ方が少し異常でないかという気がしてしかたがないのです。というのは・・・・鉢呂経産相の記者会見時の記者の追及をたまたま聞いたが、溺れる犬に石を投げるような高圧的な物言いで、最近の記者はこんなんやろか?と思ったわけで・・・・さすがに「どこの社や?!」と同業者がたしなめていた。冗談や失言が通じないとは、オフレコ発言を横並びで記事にするとは・・・・記者としての判断力が落ちてきたのではないか?思えばアホ記者のメディアスクラムほど恐ろしいものは無いわけで・・・・・問題は肥大化した唯我独尊メディアのほうではないか?と思ったりするわけです。(記者クラブで質問、詰問する暇があれば、外に出て調査報道せんかい!と言いたい)多数派であることのリスクを内田先生が説いています。多数派と誤認したメディアがあるとすれば、傾聴に値するのでは?9/20多数派であることのリスクについてより ネット上の罵詈雑言を見ればわかるが、威圧的であったり、断定的であったり、冷笑的であったりする人たちは「自分と意見を同じくする数十万の同意者」の存在を(無根拠に)前提にして、そうしているのである。どのような意見であれ、それが「圧倒的多数の支持」を勘定に入れたときに、言葉は粗暴になり、空疎になる。もうその言葉を「それは私の言葉です」といって引き受ける「生身の個人」が存在しなくなるからである。「私が語るのを止めたときに、その言葉も私とともに失われる。だから私は語り止めることができない」と思っている個人がどこにもいないからである。 20世紀の政治史を振り返るとわかることだが、スターリンも、ヒトラーも、毛沢東も、ポルポトも、フセインも、カダフィも、「国民の圧倒的多数の支持を得ていた政治的意見」の上に立っていた。だが、ある日ことが終わってみると、「その言葉は私自身の言葉です」として引き受ける個人はどこにもいなかった。「支持者の多い意見は現実的で、支持者の少ない意見は空論的である」という命題は論理的にも、実践的にも正しくない。支持者が増えるほど「それは私の個人的知見であり、最後のひとりになっても私はその意見を言い続けるつもりである」と言う人の数は減り、言葉の責任をとる気のある人が減るほど、政治的意見は過激で、粗雑で、空疎になる。 民主主義のルールには「少数意見の尊重」というものがある。私はこれはむしろ「多数派が空洞化することのリスク」として理解すべきことではないかと思っている。オフレコ発言に内田先生の弁を結びつけるのは、ちょっと強引だったけど・・・・記者の高圧的な物言いには、危険な匂いがするのです。それとも・・・・記者たちの判断力が横並びに落ちて、計らずもメディアスクラムのように見えただけだったのかも?「死の街」発言・・・そして辞任 松本復興相の暴言速報!大スクープ!!鉢呂大臣辞任会見での「やくざ記者」が誰なのか判明しました。動画あり・写真あり
2011.09.23
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汚染水除去設備が安定した福島原発では、流入地下水の問題がクローズアップされています。冷温停止の目処がたち一息ついた東電は、かねてからの懸案事項を発表できる余裕が出たのでしょうね(皮肉な見方ではあるが)9/22福島第一原発、建屋に地下水3万5千トン流入より東京電力福島第一原発で、敷地内の建屋などにこれまでに流れ込んだ地下水の累積は約3万5千トンと見積もられることがわかった。大雨のシーズンを迎え、地下水の流入を抑えながら汚染水があふれ出すのも防ぐ微妙な水の管理が必要になる。 東電が汚染水を浄化して注水する循環注水冷却を始めた6月末時点で、1~4号機の建屋と集中廃棄物処理施設の高濃度汚染水の量は約12万1千トンだった。3カ月間の浄化処理の後、本来なら約6万トンに減るはずだったが、実際には約9万8千トンが残っている。 東電はその差から、外から供給した冷却水を差し引いた約3万5千トンの大半は、建屋の亀裂などを通じて流入した地下水とみる。1日あたりの流入量は200~500トンという。 地下水が流入するのは、地下水位が建屋内の汚染水位より高いためだ。汚染水を一気に減らすと、地下水位との差が広がり、地下水の流入量が増える。反対に差を縮めると、大雨などの際に雨水が流入して汚染水位が一気に上昇、地下水位を上回って放射能汚染水が外にあふれだす。 このため、水位の微妙な管理が必要になる。東電は、汚染水の水位を地下水位の下1メートル程度に維持しようと試み、同時に地下水をくみ上げるポンプも復旧させるという。一方、低濃度汚染水を発電所内に散水するそうであるが・・・貯留するタンクが無くなったのでしょうね。9/22低濃度汚染水、浄化し発電所内に散水へ 福島第一6号機より東京電力は22日、福島第一原発6号機のタービン建屋地下にたまった低濃度の放射能汚染水を浄化したうえで発電所内に散水する計画を明らかにした。従来の運転時に法律で海に放出が許されていたレベルにまで浄化する。今後、周辺自治体の理解を求めるという。 汚染水は震災時の津波や地下水が、爆発で周囲に放出された放射性物質と共に入り込んだとみられ、今も増えている。これまで仮設タンクに約1万トン、大型浮体式構造物(メガフロート)に約7千トン移した。 汚染水の放射能は1ミリリットルあたり0.01ベクレルで、国の放出基準とほぼ同じだが、放射性物質を除去して十分に濃度を下げるという。東電は「地下に染みこみ海に流れても環境への影響はほとんどない」とする。経済産業省原子力安全・保安院は放射性物質の除去の徹底を求め、基準を下回ったか確認するとしている。こうしてみると・・・原発建屋周辺は、放射性物質の濃縮、希釈、貯留、拡散の微妙な綱渡り状態にあるようですね。現状では建屋の亀裂補修が困難であり、建屋内の排水ができないようだが・・・・これは、亀裂を通して冷却水が自然に補給可能となり、汚染水の希釈も可能であるので、極論すれば汚染水除去設備が無くても冷温停止の目処がったったと言えなくもないのでは?メルトダウンした燃料は格納容器を突き破り、建屋の床上にある恐れさえあるが・・・・シロウト考えだが、潤沢な地下水でバンバン冷却すればいいのかもしれないな~。問題は汚染水除去が追いつかず、地下水の汚染が徐々に進むことであるが・・・・ここで地下遮水壁設置の遅れが、更にクローズアップされることになるのです。(東電は、この件については歯切れが良くありません)今後の課題として・・・・汚染地下水の海洋流出防止が、残っています。地下遮水壁で放射性物質を封じ込まないかぎり、その放射性物質が流出し海洋生物に蓄積され・・・・巡り巡って食物連鎖の頂点にたつ人類を汚染するでしょう。地下水、海洋という無限に近い水量が相手だけに、東電は如何様にも言い逃れが出来るかもしれないが、要は人類としての誠意が問われると思うわけです。
2011.09.23
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神戸レオネッサの練習があるということで・・・灘浜スポーツゾーンまで、“神戸市民”として応援に出かけたのです。おお沢さんや しぶいやん♪沢さんおお川澄さんや かわいいね♪ 川澄さんおお海堀と近賀や♪(さん付けが抜けてるで)海堀と近賀試合前日ということで、2時間の軽めの練習と思われたが・・・・試合形式の練習、シュート練習を見ることができました。シュートの確度、ボールスピードを見ると、川澄がいちばんであり・・・伊達でフォワードを張っているわけではないようです。とにかく神戸市民の役得というか国民的英雄たちを間近で見られるのがいいですね。(なんのことはない・・・・ミーハー親父になってるで)彼女たちを初めて見たのだが・・・・思ったより小さいというか普通のサイズなのが意外でした。なお試合日前日につき、サイン等のファンサービスはないとのこと・・・ま~当然やね。INAC神戸レオネッサで、試合、練習スケジュールが見られます。
2011.09.22
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中国BYD社製の電気自動車e6の実力が気になる大使である。中国では日本より電気自動車の普及が進んでいるようで、日本の電気自動車とは別の進化を遂げているようですね。中国自動車産業は生産、販売ともに世界最大規模となったが、中国製自動車すべてが石油系エンジンを積むとしたら、石油資源、環境負荷という面で世界的な脅威となる。日本でも、酸性雨、光化学スモッグは今より更に頻発することになり、迷惑このうえないのだ。ということで、中国での電気自動車普及は基本的には良いことだと思うのだが・・・中国製EVが世界標準になれば、話は別である。ま~、そういう事にはならないと思うけど。BYD製e6の実力を見てみましょう。9/16<中華経済>BYD製が個人向けにEV「e6」、急速充電と走行距離が自慢より2011年9月15日、充電電池、自動車メーカーの比亜迪(BYD)が10月末にも、新型電気自動車(EV)の「e6」を一般個人向けに売り出す見通しを明らかにした。深セン市では約1年前から、「e6」はタクシー車両として使用されている。四輪駆動の「e6」は、SUV(スポーツ多目的車)とミニバンの2つの概念を兼ね備える。駆動・起動用バッテリーに自社開発の鉄電池を採用。燃料コストを一般ガソリン車の3分の1から2分の1に抑えた。最高時速は160キロメートル。同社の最大の自慢は、高速充電機能で15分で80%を充電できること。また、100%の充電1回で240~300キロメートル超の連続走行が可能となり、世界のEVでは走行距離は最長という。米HertzがBYDのEV「E6」をレンタカー用に投入によれば・・・・ レンタカー事業を手がける米「Hertz」社が、比亜迪(BYD)のEV「E6」について、中国内でのレンタカー用車両として導入を決定した。BYDのEV販売については2011年の目標販売台数は700台。 内訳は、 ・深セン市:500台 ・湖南省長沙市:100台 ・陝西省西安市、広東省韶関市:各々数十台・・・・と、現状では個人ユーザーへの普及が進んでいないようです。覇権マインドが強い中国であるが、その中華のバッテリーを見てみましょう。(レアアース輸出統制以来、ジコチュウ中華に対する目はきついのである)リチウムイオン電池より リチウムイオンポリマー電池は、外装に、従来の鉄やアルミニウムの缶ではなく、レトルト食品に使用されるアルミラミネートフィルムが使われていることが特徴で、三洋電機を始めとする各社から発表発売されている。万が一の事故時の反応が穏やかであるため、最近はハイブリッド自動車用バッテリーとしても利用されている。(市販車の例: ヒュンダイ・アバンテLPiハイブリッド)。自動車用リチウムイオン電池はリチウムエナジージャパンが三菱自動車のi-MiEV用に量産を開始している。電池メーカーの他に、トヨタ、日産自動車、ホンダなど自動車メーカーでも研究されている。リチウムイオン電池はかつては日本メーカーのシェアが高く、9割以上を占めた時代もあった。三洋電機、三洋GSソフトエナジー、ソニー、パナソニック エナジー社、日立マクセル、NECトーキンなどが主なメーカーとして知られている。一方、韓国(サムスンSDI、LG化学)、中国 (BYD)、台湾などで生産量が増えてきており、2010年には、それまでトップであった三洋電機がサムソンに抜かれ、日本メーカー合計のシェアも4割程度までに落ち込んでいる。<リン酸鉄リチウムイオン電池> リン酸鉄リチウムイオン電池はリチウムイオン電池の一種である。正極材料にコバルトを使用する形式よりも資源的な制約が少なく、北米を中心に近年シェアを拡大している。代表的なメーカーはA123Systems、Changs Ascending Enterprise Co.,Ltd.、China Sun Group、BYDである。リン酸鉄リチウムイオン電池では従来のリチウムイオン電池とは異なる特徴がある。競合するコバルト酸リチウムイオン電池と比較した場合、放電できる電流が多い。リン酸鉄リチウムイオン電池はいくつかの欠点がある●単位体積あたりの蓄電容量がコバルト酸リチウムイオン電池よりも少ない。 ●多くのリン酸リチウムイオン電池は鉛蓄電池やコバルト酸リチウムイオン電池よりも低い放電率である。リン酸リチウムイオン電池はコバルト酸リチウムイオン電池よりも電圧が低くエネルギー密度が低い。ところで、三菱重工のサーバーがサイバー攻撃を受けたそうで、ウィルスに中国語が含まれていたそうです。単なるいやがらせというより、人民解放軍による産業スパイの可能性が高いと大使は類推(邪推?)するのだが。中国製電気自動車ってどんなかな?
2011.09.19
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神戸に帰って、45分コースをおもに走っています。去年に比べて約2分ほどよくないが・・・・暑さにめげず、走れるだけでも幸せなのかもしれないですね。ちなみに練習記録です。<H22>9/09 12'38" 24'15" 38'32" 46'11"(快晴)<H23>8/28 17'37" 30'00" 44'08" 51'50"(晴)手術後初9/08 13'36" 25'45" 38'?" 46'?"(快晴)9/09 13'52" 25'29" 41'09" 47'58"(晴)9/12 12'54" 25'00" 41'03" 49'13"(快晴)9/18 12'49" 24'28" 40'01" 48'25"(曇)腹痛
2011.09.18
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主題歌「おしえて」くちぶえは なぜとおくまできこえるのあのくもは なぜわたしをまってるのおしえて おじいさんおしえて おじいさんおしえて アルムのもみの木よ作詞:岸田衿子作曲:渡辺岳夫Heidi - Japanese Opening 今回のbe「うたの旅人」は、待望の「アルプスの少女ハイジ」です♪この歌の作詞、作曲の裏話など載っていて、大使にとって読みどころ満載になっています。原作以上に丁寧に描写 アニメ「アルプスの少女ハイジ」よりスイス・マイエンフェルト市は人口2800人足らず、日本人の感覚では「村」と呼びたくなる市です。ここはヨハンナ・シュピーリが1880年に発表した児童文学『ハイジ』の舞台として知られます。マックス・ロイエナー市長(62)によると、それが地域の財産であると市民が自覚したのは日本人のお陰だそうです。1974年にアニメが放映されて以来、はるばる極東から足を運ぶ旅行者が急に増えたといいます。 もしも、ハイジの故郷を訪ねる予定があるなら、アニメの第1話で予習することをお勧めします。だるまのように着ぶくれしたハイジが、デーテおばさんに連れられて、アルム(牧草地)のおじいさんの元に向かう道行きが、原作以上に丁寧に描かれています。温泉保養地のバートラガツからライン川を渡り、マイエンフェルト市街地を経てデルフリ村へ。そこまでのハイジの表情は暗いばかりです。顔が明るく輝き出すのは、山道に入り、自然を感じ始めてから。森を抜けると同時に、主題歌「おしえて」がかかり、ハイジは荷物を減らすために着させられていた服を1枚1枚脱ぎ捨て、牧草地を駆けていきます。 アルプスの風景は、飛躍も誇張も超えるスケールだった。アニメのスタッフだけでなく、作曲家の故・渡辺岳夫さんも派遣された。「ドミソの音楽だな、これは」。パノラマの真ん中で、渡辺さんが漏らした言葉に演出の高畑さんは共感した。 「ドミソを基礎とした西洋音楽の初心に帰るという意味だと受け止めました。渡辺さんは亡くなる前に、『ハイジ』が転機になったと書き残していますが、それだけの力があの大風景にはあった。」 このアニメと、この歌がものすごく綿密な背景と準備によって生まれたことがわかりました。とにかく、この歌は希望を喚起する歌だと、以前の日記にも書いたとおり・・・・ものごとが快調な際には、この歌が頭の中を巡ります。第一話(英語版)がThe Story of Heidi (1975 English Dub) で見られます。ハイジ!
2011.09.17
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国会では、TPPに関する議論が始まったが・・・役所の準備は止まったままで、アメリカの出方次第という有様のようです。(民主党の腰が定まっていないので、役所が動かないのかもしれないが?)大使としては、TPPに参加しないことが一番望ましいと考えるが・・・・どういう条件なら参加できるか、ケーススタディは進んでいるんだろうか?アメリカはもちろんだが、TPP参加予定国が日本のスピード感の無さにしびれを切らしていると、今日の報道が伝えています。一方、韓米FTA批准で韓国側の準備は着々と進んでいるようです。韓国の準備を「先対策後開放」と言うらしいけど、日本に比べて、まだ真剣に取り組んでいる様がうかがえます。アメリカの出方次第という日本の所轄官庁の準備不足(やる気の無さ)が気になるところです。9/16南景弼・国会外統委員長、「韓米FTA批准同意案、21日前に上程」より 米議会が韓米自由貿易協定(FTA)批准同意案成立の手続きに着手したことを受け、韓国国会の韓米FTA批准同意案の上程が秒読みに入っている。 ハンナラ党所属の国会外交通商統一委員会(外通委)の南景弼(ナム・ギョンピル)委員長は15日、党最高委員会議で、「韓米FTAに対し、米議会で最も微温的だったヘリー・リード民主党上院院内代表が最近、『遅くても来週までには(韓米FTA批准に向け)貿易調整支援(TAA)制度を処理する』と話した」とし、「批准同意案上程の時期に来ている」と述べた。TAAの処理は、韓米FTA批准案処理の最大の分水嶺の一つで、米下院は既に7日(当地時間)韓米FTA批准に向けた第一段階の一般特恵関税(GSP)延長案を成立させた。 とりあえず、政府与党は韓米FTA批准同意案の上程に向け、国民向けの広報や野党への説得を強化する方針だ。特に、李明博(イ・ミョンバク)大統領が来月13日、米国を国賓訪問するだけに、韓米首脳会談のテーブルで、韓米FTAイシューを取り上げるためには、批准同意案上程は不可欠とする論理を展開する考えた。 ハンナラ党外通委幹事の兪奇濬議員は同日、韓国がFTAを締結した国に対する輸出増加率が大きく伸びたという内容の国政監査資料を公開するなど、ムード作りに乗り出した。外交通商部の資料によると、韓国がFTAを結んだ国に対する輸出増加率はFTA発効前の3年間で年平均12.5だったが、発効以後2010年までには、年平均30%だった。輸入増加率は同期間11.4%から22.2%へ、交易増加率は11.9%から24.7%へ増加した。 政府高官は、「韓国国会の韓米FTA批准同意案の水準と段階次第で、韓米首脳会談の議題とメッセージが違ってくる。米国側で『我々は韓米FTA批准同意案を処理しているのに、韓国はどうして議論さえしていないのか』と圧迫してくる場合、野党も頭ごなしに反対するのは難しいだろう」と話した。日本の役所のやる気の無さについて、鈴木宣弘東大教授が告発しています。「想定外」では逃げられない原発とTPP報道よりTPPの議論にも同じことがいえます。あきらかに情報操作されています。政府や報道機関は日本社会全体を根底から揺るがしかねない重大な他の情報は出さず農業だけの問題にすりかえ、「農業をなんとかすればTPPに参加できる」と議論をわい小化しようといます。情報操作して、国が間違った方向に行ったとき、誰が責任を取りますか。─日本はTPPに参加するメリットや問題点などについて、どこまでシミュレーションしてきたのでしょうか私はいままで自由貿易の交渉に参加してきた経験から、交渉の障害になるものが何であるかわかっています。製造業でいえば繊維、皮、履物などは歴史的に日本は絶対にゼロ関税にできません。またサービス分野、たとえば外国人看護師やマッサージ師の受け入れについても、これまで、かたくなに排除してきております。TPPにおいても「今まで以上のことを考えたことがないし、上からも検討の指示がない」というのが、所管官庁の課長クラスの認識のようです。 実働部隊である各省課長に指示をしていないというのが本当であれば、開国やら、自由化やら盛り上げようとしているが、具体的に何が起こるのかについては、実際はシミュレーションもしていないということになります。いままでとまったく違う次元の協定を議論しようとしているのに、日本が主体的な方針を持っていないというなら、情報操作以前の問題で、いい加減な話です。ところで、今日にでも、紀伊半島の土砂ダム決壊の恐れがあるが・・・・緊急調査箇所の映像で危険個所の生映像が見られます。ちなみに、大使がキャンセル待ちしていた和歌山ボランティアは、中止になったとのことです。(やっぱりね)『本日(9月16日)出発予定の和歌山県へのボランティアバスは台風15号の影響や現地の天候悪化等を考慮して中止とし、近日中に次回のボランティアバスを派遣します。』
2011.09.16
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ファム・ファタルとは直訳すれば、運命的な女であるが・・・こなれた日本語では、妖婦、性悪、傾城の美女あたりか。クリムトの描いた『ベートーベン・フリーズ』という絵にもファム・ファタルがちょっと顔を出しています。それよりも・・・ボテ腹の"不節制”、赤毛の"ふしだら”の存在感がすごいですね。ベートーベン・フリーズ発表当時には賛否入り乱れたクリムト最大の壁画(画像は壁画の一部)だそうです。いずれにしても・・・・危険な官能性にみちたファム・ファタルには、火に飛び込む蛾のように惹かれる大使である(笑)アールヌーヴォーについて、「もっと知りたいクリムト」という本から引用します。「もっと知りたいクリムト」千足伸行著、東京美術、2006年刊<はじめに>より 社交界の貴婦人を描く一方、危険な官能性にみちたファム・ファタルを得意とし、『ベートーベン・フリーズ』、『裸の真実』のような寓意的な作品を残しながら、ストクレ邸のモザイクに代表される工芸的な装飾美においても他の追随を許さない。 象徴派、デカダン派、印象派、ユーゲントシュティールなど、様々な顔を持つクリムトの芸術は、世紀末のウィーンという風土を得て初めて生まれ得たものであった。<アールヌーヴォーとユーゲントシュティール>より アールヌーヴォーとはフランス語で“新しい芸術”を意味するが、単に新しい現代の、同時代の芸術というならいつの時代にも存在したし、現在も、未来にもありうる。しかしここでいうアールヌーヴォーとは、19世紀末に生まれた装飾様式、あるいはそのための運動をさす。 アールヌーヴォーというと、フランスおよびベルギーを中心に考えがちであるが、そのルーツはイギリスにある。18世紀末以来、産業革命が進行し、安価な製品が大量生産され、市民生活は一変した。だが、製品の多くはいわゆる粗製乱造で、家具にしろ、食器にしろ、織物にしろ、これらは使う喜び、持つ誇りは失われ、一般の市民は“美的生活”からは遠ざかるばかりであった。こうした状況を嘆き、批判したのがデザイナーで社会批評家のウィリアム・モリスであり、美術評論家のジョン・ラスキンであった。 彼らはいわゆる装飾・応用芸術の復興を提唱し、美しく堅牢な手作りの製品の普及を計ったが、美しく、しかも役に立つという、いわゆる“用と美”、または“用の美”の理想は、アーツ・アンド・クラフツ運動として現実化した。こうした運動が大陸に波及してさらなる発展を見たのが、いわゆるアールヌーヴォーである。したがってアールヌーヴォーは絵画、彫刻よりもまず、生活に密着した工芸、装飾美術の分野から生まれた。 ドイツ、オーストリアではユーゲントシュティールと呼ばれる。これは世紀末にミュンヘンで刊行された雑誌『ユーゲント』に掲載された多くのイラストが、優美な曲線と華やかな装飾性を特色としていたところから、この雑誌名がそのまま美術様式を表す言葉となった。(様式:シュティール) 自然のモティーフを生かしながら、これらを巧みにデザイン化、様式化したアールヌーヴォー/ユーゲントシュティールには日本美術の影響(いわゆるジャポニスム)も目立つが、クリムトの芸術にもユーゲントシュティール的な要素はふんだんに見られる。今日午後にも和歌山県に雨が降るそうで、土砂ダム決壊の恐れ大です。和歌山ボランティアのキャンセル待ちだけど、これはヤバイとへたれております。
2011.09.16
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呉善花さんの「スカートの風」は1990年に単行本初版が出て以来、増版を重ね・・・私が図書館で借りた文庫本は、13版(2007年)となっていました。呉善花さんが、この本を出して20年ほど過ぎたが、日韓の価値観もかなり変容しています。私が韓国出張で渡り合った彼の地の人たちを見るに、この本に書かれた儒教的価値観も今では時代に合わせて衰退しているようです。でも、呉善花さんが述べたカルチャーショックには・・・日本人にとっても反面鏡を見るようなカルチャーショックを覚えるのです。今でも、それだけの衝撃を与える彼女の洞察だったということでしょうね。「スカートの風」呉善花著、角川文庫、2006年刊<生死の分かれ道に浮び上がった日本人の笑い顔>p23~25 クリスチャンである私は、当時から新宿にあるキリスト教会を通じて、何人もの韓国人ホステスたちを知っていた。ホステス業は、韓国にいるときの私にとっては軽蔑すべき対象だったのだが、日本では逆に私が彼女たちから、「日本でお金を儲けられない女」とバカにされる対象となってしまった。 正直、私はほんとうにバカなのではないかと思えた。夢もなく、また彼女たちのようにお金を稼いで親孝行をすることもできない。そう思うしかなかった私は、日々追い詰められて行った。そして、私は生まれてはじめて死を考えた。ほんとうに死にたいと思ったのである。 ただ、かすかながら、死への誘惑へと一歩を踏み出そうとする私をためらわせるものがあった。それは、夢もなく、お金持ちにも権力者にもなりたいとも思わずに、ただ黙々と働く日本人の、ほがらかな笑い顔…私を打ちのめしたはずの日本人の、あの笑い顔だった。なぜあの人たちは笑うことができるのか?私にも、夢がなくとも笑うことのできる可能性があるのだろうか?ふとそんな思いになるとき、決まって私の瞼の裏に鮮やかによみがえって来るのが、私にとっては忘れることのできない、ある一人の日本人男性のくったくのない笑顔だった。 彼は私がいったんは心を預けようとも思った、たった一人の日本の男…彼の笑い顔はほんとうに魅力的だった。思い返せば、あの言いようのない笑いに象徴されていたものが、プラスもマイナスも併せての日本そのものではなかったのだろうか。私の思いは長い間そのあたりをめぐり、悩んでは思い返し、悩んでは思い返しを繰り返していた。 韓国人がしばしば相反する価値観を同時に持つ民族であるせいなのか、あるいは憎しみと愛は表裏一体のものという人間の自然な感情のなせるわざなのかはわからない。いずれにしても私は日本人の笑いに打ちのめされ、また日本人の笑いによって立ち上がったのである。 そして私は一変してしまった。日本人を徹底的に理解したい欲望を燃え立たせるようになっていったのである。それは、再び心から笑えるようになりたい一心のことだと言ってよい。不思議と言えば不思議な変身であったが、そうした私の変わり身の激しさは韓国人に特有な性でもあった。故郷の価値観に収まりきれない、そして勉強したくてたまらない生真面目な女性が、異国の地で、カルチャーショックに打ちのめされる様が、痛々しいですね。<ヤンバンらしい男こそ夫にふさわしい>p147~150 ヤンバンはチョムジャーヌンサラム(おとなしい者)でなければならないとされる。つまり、必要のないことをペラペラとしゃべったり、とくに冗談などを言ってはならず、口数を少なくしていなくてはならない。そして、たまに話す言葉は立派な説教の言葉にならなければならない。上の者が下の者にかける言葉は常に「教え」であり、下の者はその話を受けて「教えられる」ことが、李氏朝鮮時代のあるべき上下関係であった。こうした関係が、いまでも好ましい関係とされている。そこで、少ない言葉で人を動かす話のできることが男の条件ともなる。 日本には「口は災いのもと」など、口数の多いことを戒めるコトワザがあるが、韓国ではチョンニャンビスールカムヌンダ、直訳すると「数えられない借金を返す」という言い方がある。多言をよくないこととする点では同じものだが、その意味は正反対である。この言葉では、「言葉ひとつで莫大な借金も返さなくてよくなるようにできる人は立派だ」ということが意味されているのである。つまり日本の場合には、言葉の働きが悪い事態を引き起こすことを恐れる慎みが評価され、韓国の場合には、言葉を積極的に働かせてよい事態を生み出すことが評価されているのだ。 口数を少なくする目的が自ずから異なっているところが面白い。欧米の人たちが、東洋人は一様に無口だとは言っても、なにゆえの無口かについては、やはりほとんどわかっていないに違いない。 人を感動させ泣かすだけの言葉は立派だが、間違っても笑わせてはならない。金大中の人気のひとつがこの弁舌の巧みさであるが、彼も聴衆を笑わせることは決してしない。日本の政治家や企業家が、欧米人ほどではないにせよ、演説やパーティなどでは巧みに人を笑いに誘い、場の緊張を和らげようとする姿はまず韓国では見ることができない。 人をよく笑わせ、心を楽しく浮き立たせてくれる男性は、日本でも韓国でも女性の人気を獲得するが、韓国ではそうした興味をひく男はチョムタンチアンタ(上品でない)、つまりヤンバンらしくない男だと言って、夫の対象としてはふさわしくないとされる。 こうした価値観は友だち関係では別だが、社会的な関係のすべてについても言える。私がロンドンのカレッジに留学していたときに、ホームステイをした家の女主人が私を盛んに笑わせようとするのだが、私にはそうして欲しくない気持ちがあってとても煩わしく感じたものだった。また女主人は、イギリスの政界で最も人気のあるのがエリザベス女王の娘、アン王女だと言う。その理由をたずねて、それは、彼女がウィットに富んだ話で国会の固い雰囲気を壊す才能を持っているからであり、そのため国民にもとても愛されている。 厳粛な場の固い雰囲気をウィットをもって壊すことが、なぜ喜ばれるのか長い間わからなかったが、その後の日本生活のなかで、それは壊すのではなく和らげるのだというニュアンスがわかるようになって、ようやく理解できたのである。 韓国の女たちにとって男らしい男とは「義力ある男」だ。つまりリードする力、あるいは征服する力のある男である。そのため女たちには、軍人や運動選手の人気が高い。頭がよくても弱々しいソウル大学の学生よりも、勇ましい陸軍士官学校の学生の方が数段人気がある。そのため、陸軍士官学校出身の男の妻には、韓国では最も名高いお嬢さん学校である梨花女子大学の出身者か美人が多いのである。 陸軍士官学校出の男はすべての女のあこがれの的だったため、かって陸軍士官を恋人にもっていたときの私は鼻高々であった。そして、合うときにはいつも軍服を着て来て欲しいとたのんだものだ。私の家族も「ほんとうに立派な男にめぐりあったものだ」と喜んでくれ、できるだけ早く結婚することを望んだ。 私は結局、その男とは別れてしまったために、今度は「結婚封じ」とでも言うべき状況を迎えることになったのだったが、友だちの羨望を浴び親の祝福を受け、前途の明るさに心を躍らせていたあの当時の私は、確実に私のなかから消え去っている。 当時は自分を強く押し出す男こそ真の男だと思っていた私も、いまでは、女の主張を受け身で応えてくれ、女の側に従順さを押し付けることのない日本の男の優しさが、どれだけ女の気分を楽にしてくれるかを知った。そして、自己主張のないように見えた日本人が、お互いに自分を強く押し出さないことのなかで自分を主張し合おうとする人たちなのだということも、よく理解できたように思う。青い鳥を探す途中で日本に立ち寄り、そこで曲りなりにも青い鳥が見つかったが・・・・それを本に書いたら、母国から轟々たる非難を浴びたわけで、この辺りに日韓の難しさがあるようです。しかしな~新自由主義に打ちのめされて、日本の男の優しさも影が薄い時代になっちゃったな~。『漢字廃止で韓国に何が起きたか』 呉善花
2011.09.15
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残暑が厳しいが、乾燥していてなにやら爽やか・・・・サンデー毎日の大使は、体がうずいて走りだしたのです。報道によると、昨日は全国的に熱中症が多発したようだが、ノーテンキな大使は知らぬが仏でおました。お天気が悪いと読書であるが・・・・借りる図書館は、県立、市立、大学と目移りするくらいあるので、全て読破するのは不可能である。ちなみに、今借りている本です。<神戸市図書館>・モンの悲劇(竹内正右)・人生1年生(西原理恵子)・もっと知りたいクリムト(千足伸行)<大学図書館>・科学と叙情(赤瀬川原平)・翻訳は文化である(藤岡啓介)・社会学がわかる(AERA Mook)・スカートの風(呉善花)体調がいいので、「台風12号災害和歌山県ボランティア」に応募したのです。申込み電話がずっと話中でやっと繋がったのですが・・・定員40人は既にうまっていて、キャンセル待ち受付中とのこと。キャンセル待ち2人目に応募したので、16、17の一泊ボランティアが実現するかも?(20時半出発、片道7時間、車内で1泊、古座川町・那智勝浦町で支援活動)
2011.09.15
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新内閣の試金石として大使としては、震災復興、原発行政、TPPなどを挙げるが・・・・八ツ場ダムも忘れていないのである。つまり、既得権益にまみれた八ツ場ダム建設を中止することで、政治主導の本気度が試されると思うわけです。ところが、八ツ場ダム建設「最も有利」という報道があり、これは看過できないのです。9/13八ツ場ダム建設「最も有利」=関係自治体に報告案―国交省関東地整局より国土交通省関東地方整備局は13日、八ツ場ダム(群馬県長野原町)建設の是非を検証する関係6都県との会合で、利根川水系の治水、利水上、同ダムを建設する案が最も望ましいと総合的に評価する報告案を提示した。今後、パブリックコメントの実施や、有識者会議での議論を踏まえ、今秋にも同省が最終的な結論を下す。 関東地整局は報告案作成に当たり、治水、利水などの目的別に、八ツ場ダムを建設した場合と、しない場合に考えられる代替案とを比較。コストや10年後を目標とした実現性の観点で、それぞれ八ツ場ダムの建設が最も望ましいとした上で、総合的な評価として同ダム案が最も有利との結果をまとめた。 会合には、利根川流域の6都県の知事や部局長らが出席。群馬県の大沢正明知事は「今年は想定を超える自然災害が発生し、防災対策の重要性が再認識された。八ツ場ダムが最も優位というのは妥当な判断だ」と述べ、ダムの本体工事に速やかに着手するよう求めた。 新内閣発足時のゴタゴタを狙って、自然災害多発で地方整備局に追い風が吹いているタイミングで八ツ場ダムのコスト試算を出すなど・・・・なかなかのものである。だけど・・・関連設備の建設を進めながら、つまり外堀りを埋めながら、コスト試算を出すなど、後出しジャンケンのようで・・・・釈然としないのです。関さんが鋭く指摘しています。9/13八ツ場ダム検証の茶番に想うより八ッ場ダム「検証」の茶番劇の大本営発表を、なんの疑問もさしはさむことなくマスコミが垂れ流している。八ッ場ダムの代替案を検討するも何も、八ッ場ダムの必要性の根拠となっている洪水流量予測も、水需要予測もウソなのだから、そのウソを正すことから始めねば「代替案の検討」も何もないのだ。ウソを前提に代替案など考えても何にもならない。 国交省の検証では治水と利水のみを問題にしているが、八ッ場ダムを建設すると水力発電量が大幅に減ることも、八ッ場ダムを建設すると地すべり災害を誘発する可能性が高いことも、あるいは八ッ場の水が飲用には全く適さないことも検証されていない。我々は、治水上も利水上もまったく不要なダムに9000億円近く(国民一人当たり9000円)もの血税を貢いだ挙句、年間で1.5億kw時もの電力量を損失することになるのだ! 税金支出の効果はマイナスである。この電力不足のご時世に、税金を払って、電力を減らし、自分たちを苦しめる。こうした事実は全く隠ぺいされている。関東の6都県は遅れた地域なんでしょうね。二枚舌が見え隠れしている整備局公共事業は誰のものか! 地方整備局の廃止を目指すべきではないか
2011.09.14
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空前の円高、ウォン安のなかで、日韓の連携が強まっているようです。日韓の製造業がタイアップしてつまり、日本の技術で韓国で物作りして、ヨーロッパに売るというパターンができつつあるようで・・・・・元気のいい韓国とは張り合うよりWin-Win関係を築くのがトレンディのようです。これなら、韓国のFTAを利用して、日本が対米TTPを避けるいい方法になるのではないかと、シロウト考えが浮ぶわけであるが・・・・そんな旨い話がとおるわけないだろうな~。先ずは、寺島実郎さんの話を聴いて、頭を冷やす必要があるようですね。(寺島さんのスタンスがTPP推進となっているのが気に食わないが)モデルケースは韓国にありより <農業VS産業の構図作りは愚かなこと>ただでさえ、厳しい状況にある日本の農業にとって、打撃は大きい。 紙面評価委員を務めている関係から、私の元には毎日、日本農業新聞が送られてくる。その紙面は、連日、「TPPに命をかけても反対する」という記事で埋め尽くされている。 その一方で、日本経済新聞はTPPの推進派である。日本経済団体連合会(経団連)を始め、日経新聞はTPPの参加に向けて大いに盛り上がっている。 農業や食料関連の人々が被害者意識に凝(こ)り固まり、TPPこそが親の敵であるかのような空気になっている。その最中に、農業という分野はGDP(国内総生産)の1.5%にすぎないのだから、配慮する必要はないというようなニュアンスの主張をする人が出てくると余計におかしなことになってくる。 産業対農業の戦いというような構図を作ることは、本当に愚かなことである。TPPへの参加は、初めから産業と農業が敵対しあう力学でとらえ、一方的に力で押し込めればよいという話ではない。 問題は、このような種類の議論をどう方向付けるのかであり、政策論としては大変重要だ。この2つの整合性をとることこそが、政策科学の力である。 日本の農業基盤を守ることは、我々の食生活だけの話ではない。なぜなら、農業は大変ふところが深い産業だからだ。 まず、緑の農地が、環境に対するポジティブなインパクトであることは先にも述べた。それだけでなく、自分たちが食べるものを額に汗して作るという仕事は、やはりある意味で尊い。自然に立ち向かい、自然のサイクルと向き合いながら仕事をすることの持つ意味は、ただ単に食べ物はカネで買ってくればいいのだという議論を超え、日本という社会の健全性にとって、大変重要である。農業という産業について考える際には、このことをしっかり認識しなければならない。<TPPに参加し農業を残す方法>そうは言うものの、今のような農業のあり方でよい、というわけにはいかないだろう。例えば、就業人口のうち、農林業就業者の占める割合は、わずか4%(総務省統計局2010年9月時点)である。農業で生計をたてる人は、100人のうち4人しかいない。しかも、65歳以上の人口比率が61.6%(農林水産省大臣官房統計部:2010年2月1日時点)という分野である。問題は関税と、補助金、助成金のような形で農業を守りながら、食糧自給率を6割にまで高めることができるかどうかだ。一方でTPPのような自由貿易協定に参加しても、農業を残すことはできるのかという重大な設問が我々の前に突きつけられている。ここにひとつの参考になる不思議な存在がある。それは、韓国である。 韓国は、交渉を続けていた欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)を今年10月に正式に締結した。これによって、韓国の自動車を欧州に輸出する場合、10%程度の関税メリットを受ける。韓国国内では、ヒュンダイ、LG、サムソンに、食や農業という分野に対して、もっと真剣に責任を持て、という指示が出ているのだ。そのことによって産業界が蓄積してきた資金力と、技術をもって食という分野へ入っていけるような流れを作っている。 そこで日本がもしTPPに参加し、世界の自由化という流れから乗り遅れないという選択をし、同時に農業を守ろうとするのであれば、その解決策は、産業と農業の連携しかありえないと考える。<守る農業から産業界と連携する農業へ>日本の農業をより競争力のある力強いものにするためには、間違いなく補助金と税金で守る農業から、技術と資金を産業界が協力していく方向感が大切になることは間違いない。 だが、そうとはいえ、必要な条件が2つある。 それは、農地法の改正などを始めとする、農業の自由化だ。現在のようながんじがらめの状況で、生産法人や流通法人といったところで始まらない。もうひとつの条件は、より自由に参入できる農業や食の仕組みだ。 ただ、そのようにすると、農業協同組合(農協:JA)と対立しそうに見えるが、そうではない。私が今接点を持っている農協関係者の中にも、時代の変化を感じ取っている人々がいる。農協が単なる今までの枠組み利害を代弁するだけの機関でなく、もう一歩前に出て、例えば農協自身が新しい流通法人であり、生産法人であるというような仕組みにしていかなければならないというわけだ。彼らは外部から参入してくる株式会社の形を取った組織と戦うのではなく、むしろ取り込んだり、力を合わせたりするような流れを作る必要があることに気付き始めている。<カロリーベースの自給率を上げる方法> 4割の食料自給率を6割にすることは非常に大変に聞こえるが、統計の魔術で極端に食料自給率が下がっている部分もある。 ここで、具体的に重量ベースの自給率が96%の鶏卵を例にとろう。 我々は、鶏卵の96%を国産で消費している。ところが、飼料の自給率を向上した鶏卵の自給率は、統計上カロリーベースで10%になっている。(表2)なぜなら、ニワトリの餌(えさ)のほとんどが米国から輸入されるトウモロコシなどの輸入穀物だからだ。これをもし、約37万ヘクタールの農耕放棄地を生かし、株式会社農業のような仕組みで、雑穀や多収穫米を作り、養鶏場に提供し、鶏卵を流通させる法人を作り上げれば、鶏卵の自給率(カロリーベース)を90%にもっていくことは理論的には可能である。それだけではなく、鶏卵と同じような仕組みを作れば、豚肉、鶏肉などの自給率(カロリーベース)を上げることにもつながってくる。 自給率(カロリーベース)が低い上位20品目について、前述のようなシミュレーションでひとつずつ切り替えていけば、自給率は6割を超し、なおかつTPPに参加する改革開放のシナリオを作っていくことは可能なのだ。ところで、お役所は出たとこ勝負と決め込んでいるようで・・・・やる気があるんでしょうか?「想定外」では逃げられない原発とTPP報道よりTPPの議論にも同じことがいえます。あきらかに情報操作されています。政府や報道機関は日本社会全体を根底から揺るがしかねない重大な他の情報は出さず農業だけの問題にすりかえ、「農業をなんとかすればTPPに参加できる」と議論をわい小化しようといます。情報操作して、国が間違った方向に行ったとき、誰が責任を取りますか。─日本はTPPに参加するメリットや問題点などについて、どこまでシミュレーションしてきたのでしょうか私はいままで自由貿易の交渉に参加してきた経験から、交渉の障害になるものが何であるかわかっています。製造業でいえば繊維、皮、履物などは歴史的に日本は絶対にゼロ関税にできません。またサービス分野、たとえば外国人看護師やマッサージ師の受け入れについても、これまで、かたくなに排除してきております。TPPにおいても「今まで以上のことを考えたことがないし、上からも検討の指示がない」というのが、所管官庁の課長クラスの認識のようです。 実働部隊である各省課長に指示をしていないというのが本当であれば、開国やら、自由化やら盛り上げようとしているが、具体的に何が起こるのかについては、実際はシミュレーションもしていないということになります。いままでとまったく違う次元の協定を議論しようとしているのに、日本が主体的な方針を持っていないというなら、情報操作以前の問題で、いい加減な話です。寺島さんが説く「TPP参加と食料自給率向上の両立」については、チョット無理のような気がするのです。いずれにしても・・・東亜日本/経済などチェックして、韓国のFTAの行方を注視する必要があるようです。
2011.09.13
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経済産業大臣に枝野さんが決まったが、TPP参加に対してはどう考えているか?気になるところです。とにかく、枝野さんにはTTP反対と旗幟を鮮明にしてほしいものです FTA先進国韓国ではEUとのFTAが発効し、アメリカとのFTAが来年1月に発効予定であるが、日本にとっては他山の石として気になる存在である。韓国の東亜日報社説を見てみましょう。(社説は韓米FTA推進の立場に立っています)9/10[社説]韓米FTA反対、400億ウォンのため5000億ウォンを逃すつもりなのか より 米議会での韓米自由貿易協定(FTA)の批准手続きが始まっている。1ヵ月前、与野党が合意した議会日程を受け、突発的な変数のない限り、遅くとも10月には批准案処理が終わるものと見られる。バラク・オバマ米大統領や米商工会議所は、議会に対し早急な処理を再度訴えた。米国は早ければ、2週間以内に全ての手続を済ませるものと見られる。韓米FTAは、両国が国内批准手続を終えたと通知した後、60日後、または両国が合意した別途の日に発効される。両国政府が希望する韓米FTAは、来年1月に発効されるかもしれない。 米議会が、韓米FTAに拍車をかけている間、我が国会は、議論の日程すら決めずにいる。南景弼(ナム・ギョンピル)国会・外交通商統一委員会委員長は、「米上院が動く情況が確認されれば、我々も、19日や20日に、批准同意案の提出を検討できる」と話した。このように、ゆったりした気持ちでは、米議会の日程に合わせるのが難しい。米議会は、法案審議をすでに終えており、法案提出後、可決までよどみなく進めることもありうるが、我が国会は、付属法案の処理など、超えなければならない山が多い。 特に、民主党の反対が足かせとなっている。民主党は、「追加交渉で、我々は自動車分野で、米国に過度に譲歩し、損をするようになった。再交渉を持って、元通りにすべきだ」と主張している。民主党は、再交渉する10項目と国内で補完する2項目の「10+2」を要求しているが、10項目のうち9項目は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代に署名した韓米FTAの元の交渉に盛り込まれた内容そのままだ。 政府や国策研究院の分析によると、追加交渉により、自動車では573億ウォンほど損をし、豚肉や医薬品では最高167億ウォンほど得をする。これを考慮すれば、我々が韓米FTAにより、米国から手にする追加的貿易黒字は年間4億8800万ドル(約5250億ウォン)に上るだろう。最近の輸入増加を考慮しても、対米追加貿易黒字は年間1480億ウォン、世界から獲得する追加的貿易黒字は、年平均3兆ウォンに迫る。年間400億ウォン程度の損失を嫌い、1480億~5250億ウォンの追加黒字を放棄するとでもいうのか。韓米FTAが10年間新たに作り出す雇用は、計33万6000件と試算される。 主に、中小企業の領域である自動車部品の場合、韓米FTAが発効すれば、直ちに関税が撤廃され、輸出を増やすことができる。民主党の反対のための反対や遅延作戦により、韓国の新しい輸出市場の確保が遅れるほど、輸出増大や雇用創出を食いとめ、結局、国民が損害をこうむることになる。与党ハンナラ党は、10月26日のソウル市長選挙や補欠選挙などの政治日程を言い訳にせず、韓米FTA批准同意が遅れることがないよう、全力を傾けるべき時だ。韓米FTAが発効前ではあるが、韓国農業の現状はどうなっているんでしょう?農業の実害はまだ始まっていないようで、嵐の前の静かさ状態のようです。韓国農業の現状 EPA・FTA締結 「FTA進める韓国農業の期待と不安」より 急速な経済発展を続ける韓国は他国とのEPA・FTAの締結を積極的に進めてきている。米国とのFTA発効は11月の両国首脳会合で合意に至らなかったものの署名済みであり、EUとのFTAは来年7月発効だ。 このような自由化を進めるにあたっては10年間で約9兆円の農業対策費を用意し農業強化を図っているという。この韓国の政策を「先対策後開放」と言われ、日本政府も今後の農業改革の策定にあたって関心を示していると言われる。では、韓国農業の現状はどうなっているのか? 李貞煥・GS&Jインスティテュート院長に聞いた。<自給率は急落…> これまでのFTAの影響については評価は分かれるようだが、韓国農業全体でみれば、日本と同様に農地面積の減少と担い手の高齢化が進んでいる。 とくに自給率については日本より低下が著しい。2000年に50%だったものが07年には44%までに落ち込んでいる。 米国、EUとのFTA発効前であり、しかも同国のFTAは日本と同じように米などを例外扱いしているにもかかわらずである。 こうした点から李院長は日本が例外なき関税撤廃を原則とするTPPの参加を検討するとしたことに「非常に驚きました」と話す。 韓国もFTAを推進してきたとはいえ、米が自由化され「関税がゼロになれば被害は膨大なものなる」として今回の日本の農林水産省の試算をショッキングに受け止めているという。 こうした懸念を持つのも「先対策後開放」とされる政府の政策も「競争力の強化」が重視されているからのようだ。<競争力強化策に批判の声も> 李院長によると、ブドウなどの果実については目標価格を設定、それよりも輸入によって価格が下落した場合に所得を補てんする仕組みがあるが「目標価格から20%以上下落した場合」という条件がついているという。今回、紹介したように今のところブドウには大きな影響はないためこの仕組みは発動されていないが、「市場競争のなかで自ら力をつけるべきとの発想が強く融資などを重視している。農業経営のリスクを政府が取る仕組みが自由化を進めるには大事だ」と強調する。 米については05年に関税化し政府による買い入れもなくして市場原理を導入にした。それにともなって日本と同じような面積あたりの一律固定支払いと目標価格との差を補てんする制度が導入された。 ただ、固定支払いは10aあたり7万ウォン。現在の販売価格水準はは1俵(80kg)15万ウォン程度で10aあたり収量を6俵とすれば90万ウォン程度となる。しかしこのうちコストは「約半分の45万ウォン」だという。固定支払い部分は生産費の6分の1程度にしかならない。 今後、この米政策への対応がどうなるかも注目されるが、少なくとも米をはじめとして穀物を自由化し、しかも生産が持続するような対策を政府が打ち出すには、莫大な財政が必要になるといえるのではないか。韓米FTA妥結内容を見てみましょう。(なんか内容が難しくてよくわかりませんが)韓国の対米FTAへの取組より<韓米FTA妥結内容> 韓米FTAでの農産物の譲許水準は、これまで韓国が締結したFTAと比較すると、かなり高いものであるが、衝撃の度合いを最小化するために様々な例外的取り扱いがもうけられた。例外的な取り扱いに関しては、主要なセンシティブ品目に対し、譲許除外、現行関税の維持、季節関税の導入、税番の分離、農産物セーフガード(ASG)などを適用し、関税撤廃期間も15年以上の長期に渡るようにした。 ここでASGとは、輸入量が発動基準量を超過すると相手国との協議なしに、追加的な関税を賦課できる制度であり、発動期間や回数に制限がない。今回の交渉でASG発動権を得た農産物は、牛肉、豚肉、たまねぎ、りんご、唐辛子、ニンニク、ばれいしょ粉、高麗人参などの30品目(HS10単位基準では75個)である。一方、その他の品目には、国内産業に深刻な被害を及ぼすと判断される場合に発動の可否を決める一般セーフガード(SG、緊急輸入制限措置)が適用される。SGはASGに比べて発動基準が厳格であり、品目別で1回だけ発動が可能であるという内容が協定文に示されている。それ故、ASG対象品目を除く農産物は、一度SGを発動すると、その後に国内生産に深刻な被害を及ぼすほどの輸入が行われても、原則として、どのような措置も講ずることができない。 では、次に主要個別品目の譲許内容をみていこう。最も韓国でセンシティブな品目であるコメ(及びコメに関連した16の税番)は、いかなる追加的な市場開放条件なしに譲許対象から除外された。営農形態別農家比率における稲作の高さから判断すると(第5図)、コメの譲許除外は国内の農業関係団体のFTAに対する反発を抑えるためにとられた措置と思われる。
2011.09.12
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「死の街」発言・・・そして辞任、何やってんだろうね。被災地の人にとってきつい表現かもしれないが、実態はそのとおりだもんね。この「死の街」状況を復興させるのが政治家の役割りであり、政治家やメディアとしては、そのスピード感の無さに着目するならまだしも、失言くらいで・・・・野党やメディアの揚げ足取りスタンスのほうが問題ではないか?と思う大使である。(大使 かなり臍が曲がっているのでは?)揚げ足とりは、ネットウヨの得意技であるが・・・・大手メディアがこの禁じ手を使ってまで報道する裏に、何かあるのではないか?とかえっていらぬ詮索をしてしまうのである。しかし、裏などなくて、単に報道合戦、ポピュリズム政治の成せる業にすぎなかったりして。(もし、特落ちを恐れる若手記者たちのメディアスクラムがあったとすれば・・・そのほうが問題ではある)野田内閣は13日までに、後任を決めるそうだが・・・・経産大臣といえば、原発行政とTPPを管轄するわけであり、東電とアメリカに張り合うような人材が、人材不足気味の民主党にいるかな~?いずれにしても、新任大臣にはTTP反対と旗幟を鮮明にしてほしいものです
2011.09.11
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「モン族の悲劇」の続きです。竹内さんがモン族を世界最古の長征民族と称しています。中国、フランス、アメリカと大国に利用され、翻弄され続けるモン族の未来に希望あれかしと思うのです。「モンの悲劇」竹内正右著、毎日新聞社、1999年刊<マキの放棄、そして原子爆弾>p102~103 1984年、米上院外交委員会は「米国政府とベトナム戦争」報告書の中で、原爆使用を検討していた事実を30年の沈黙を破って公表しているー「米陸軍G3軍事計画局はベトミンをディエンビエンフーに引きつけた上で核爆弾を使用し、仏軍を軍事的に優位にさせようとした。だが、使用した場合の国際評価の逆効果、反対説が大勢を占めた」と。「インドシナは朝鮮より重要で外交政策の最優先順位」とし、「インドシナの喪失は日本をも失う」とのドミノ理論を公式発表していたアイク政権。が、そのアイクは結局仏軍にナバール計画への支援、C47型機、B26型機の供与、空軍整備用員の派遣、CATパイロットの提供、と必要最小限のものしか与えなかった。ダレスに「歴史の教訓から利益を引きだすことが重要」と言わせたほどに、仏軍がベトミンの人員、武器数等、情報収集の貧困やザップ将軍の軍事能力の把握欠如など軍事的無能と植民地主義政策をさらけだしたこと、また、軍事面で仏・米が4年半も相互誤解を続けたことが第一次インドシナ戦争を敗北へと導いてしまった。 が、仏軍の軍事的無能さと米国の軍事不介入が要因で最大の犠牲となったのは、モンのマキ部隊そのものだった。そして、仏軍に忠誠していたマキにはディエンビエンフー陥落後も武器投下が続けられ、ディエンビエンフーの戦場に放棄されたのである。「いつか、モンは放棄される」との、マキ創設者トランキェール大佐の予言は的中してしまう。その予言は、次なるモンの主人公、米人たちへの予言ともなるのである。(中略) マキは孤立した1万6千人の仏軍兵士救出作戦、「コンドル」、「アルバトロス」等に投入されるのが常であった。仏軍脱走兵に武器を与え、守ったマキのその勇気と忠誠ぶりを賞賛する記録は溢れるほど残る。日本占領中、仏軍兵士が多く生存できたのもマキに負っているのである。が、それはまた、マキ部隊のモンの犠牲の多さを意味した。仏軍捕虜の中に、モンが皆無である事実は何を物語るのだろう。マキ部隊は捕虜に値しない、その場で即処刑の報復相手に過ぎなかったのである。仏軍のディエンビエンフーの敗北は、ラオス領内へ敗走したマキ部隊とその家族たちへの報復をベトミンに決意させた。ラオスのモンの悲劇はディエンビエンフーの戦いにまで遡る由縁がここにある。<ジョン・ウェイン・シンドローム>p119~120 モン投入計画はどんな背景から生まれたのだろうか。それにはケネディの大統領就任前年の米国を解明する必要がある。 1960年。この年米国では、91年の湾岸戦争でも再認識されだしたあの「ジョン・ウェイン・シンドローム」に覆われている。その源は西部劇「アラモ」であり、アメリカンドリームの象徴、J.F.ケネディ自身だった。そしてジェームズ・ボンドの小説の愛読者であるそのケネディが好んだ、アイルランド出身のジョン・ウェイン自作自演の反共映画、冒頭にケネディ特殊戦争センターが描写されるほどの「グリーンベレー(1968)」が作られていく。1961年、ケネディの「月へ人間を」のマーキュリー計画で、宇宙予算は400万ドルから65年の5億ドルへと上昇。国防予算は60年の45億ドルから62年の52億ドルとまで拡大していった。 中国と旧ソ連が亀裂を生じだした1960年はまた、モンがケネディと遭遇した年でもある。60年12月、一人のモンが米国を訪れている。ラオス王国軍第2軍管区司令官バン・パオ将軍である。将軍にも、招いたワシントンDCにも、ある思惑があった。12月初め、右派プーミ・ノサバン将軍が起こしたクーデターがあったばかりのラオスでは、ケネディの特殊戦争が着々と進められていた。<ロンチェン基地>p120~122 第一次インドシナ戦争の軍事的天王山がディエンビエンフーの攻防なら、第二次インドシナ戦争のそれは、1971年3月の米軍・南ベトナム軍のラオス侵攻作戦の要因となった北ベトナム軍のホーチミンルート上最大の要衝チェポン攻防と共にロンチェン攻防である。「1961年という年は、ケネディのインドシナ攻撃の運命の瞬間である。コロンブスの大陸500年制服の中で最も破壊的なものの一つ。政治のみならず、文化にも多大な影響を及ぼした」 ラテンの風土から始まった、ケネディのその「破壊を創りだす外交政策」の結晶とも言える、アジアの軍事的拠点の一つがラオスのロンチェンに作られていく。 1961年、J.F.ケネディの選挙スローガンの一つ「」は、太平洋を越えてラオスのロンチェンに出現したと言えよう。米国IVSから派遣されたモン専門家ポップ・ブエルが、60年5月米人として初めて見つけた太古の渓谷。その空間は白星隊の手で秘密裏に山岳作戦基地として変容され、モン特殊攻撃部隊とその家族を率いるバン・パオ将軍の作戦本部として要塞化し、機能していくのである。この基地はまた、上部のファティ電子サイト基地やタイのウドン基地と連携、ホーチミンルートを南下する北ベトナム軍とそれを支援するパテトラオの基地への地上攻撃、空爆の母艦となっていった。それを統括していたのが駐ラオス米軍大使であり、第7空軍であり、そしてエア・アメリカ(A.A)である。 61年、この基地は世界で最も極秘な場所となっていくと同時に、米国・ラオス経済援助計画の一環として、ポップの手でモン難民山岳司令部が設営され、モン救援作戦が展開されるのである。 米国の歴史家J・ターナーの論文「フロンティアは文明と野蛮の接点」とするなら、この年、モンとの接点となるケネディの理想主義の砦、ロンチェンは生まれるべくして生まれたと言えよう。 が、そのロンチェンは「モンの終焉」を導く元凶となっていくのである。<「世界最古の長征」民族・1千万の未来>p225~226 春秋戦国時代の異端児、楚を築き小国王(カイトン)を名乗り、文人屈原、英傑項羽などを祖先に持つモンはその後、一度もモン「王国」を樹立していない。その末裔たちが1千万人(楚の人々と周辺の漢民族との混血を合わせれば、今日数億の民となる。また、越を呑み込み、稲とその文化を伝えた人々だ。現代日本人の祖先の一部であることに変わりはない)を数える今、国境概念の崩壊が生んだインドシナ北部と中国南部の「モン四角地帯」の新形成は、一つのモン「国家」の実現を可能視させるに充分である。 93年、中国共産党中央委員会が雲南自治区人民委員にモン女性を登用した例を見るように、中国政府は苗族(モン)自治区を統制、維持している。が、ベトナム政府は今日もモン60万人の自治区は認めていない。 国境を超越した、一つのモン「国家」の実現は21世紀に持ち越される。「世界最古の長征」をした民族モンは、21世紀のいつの日か、再びモン「王朝」として名乗りを上げる時が来るだろう。ラオスで抵抗を続けるチャオ・ファ隊の姿は、かって秦に亡ぼされた楚の、南に下ったその末裔そのものだからだ。 ラオスの戦場でモンと出会ったことで、私のインドシナ戦争を見る目は全く異なるものとなった。そして、モンの存在とその戦争を捉えることなしにインドシナ戦争を描くことは全くの不充分であることを知った。この試みで、実に巧妙にモンを利用しようとする現代国家の狡猾さと非情さを見てしまった。モンの抵抗は、現代国家の行動の反面鏡であり、文明への警鐘である。モンを第一次から第三次のインドシナ戦争の中から浮び上がらせることで、インドシナ戦争は終焉してはいない。銅鼓が象徴の、モンの抵抗に終わりは来るのだろうか。<著者プロフィール:竹内正右> 1945年1月13日、旧満州吉林省生まれ、父は、旧ソ連に抑留され死亡。2年間のコロ島での日本人難民収容所生活の後、47年、母らと静岡に引き上げる。島田商業を経て、70年に早稲田大学卒業後、インドシナ戦争を取材。旧南ベトナム、ラオス、カンボジアを巡る。75年には、ラオスのビエンチャン陥落の歴史的瞬間を記録(AP通信などで発表)。79年には、ベトナム軍のカンボジア侵攻を取材中、ポルポト軍に捕らえられた。82年、日本に帰国後も、一貫してアジアの現場を追う。スリランカ暴動(83年)、ベトナム軍のカンボジアからの第一次撤退(83年)、フィリピンのアキノ暗殺(83年)、マルコス政権崩壊(83年)、ビルマ・クーデター(83年)、中国の天安門事件(83年)、戒厳令下のチベット(90年)などを取材。89年にはモンを追って米国へ、90年、91年に再びラオス入り、以後、旧ソビエト崩壊後のトルクメニスタン(91年)、ダライ・ラマを追って、台湾、インドのダラムサラ(97年,98年)、北アイルランドの国民投票、IRA(98年5月)を取材。著書に『ドキュメントベトナム戦争1975』(パルコ出版・共著)。モン族の悲劇(その1)モン族の悲劇(その2)
2011.09.11
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「モン族の悲劇」の続きです。フランスの支援、訓練のもとで中国、ベトナム、そして日本と戦ったモン族であるが、時として敵味方に分かれて同族が戦ったこともあり、悲惨というか哀れである。フランスが去った後、このモン族支配の構造はベトナム戦争の主人公、アメリカに継承されていくのである。「モンの悲劇」竹内正右著、毎日新聞社、1999年刊<仏・秘密機関の「マキ」創設>p64~66 果たして、マキはどのようにして創られたのだろうか。 1948年4月、仏植民地省は対外諜報機関(SDECE)、中央情報局(セクション6)の下部組織の第8司令団、軍事保安局、そして、仏国全土に1万4千人いるインドネシアからの学生、船員などを組織化した仏領極東地域連絡機関(SLOTFOM)との間に技術協力局(BTLG)を創設する。50年、軍事保安局はバオ・ダイ帝に要請し、ベトナム人秘密機関を設立。これらは対ベトミン秘密組織としての役割を担っていっく。 中でも、情報収集や基本案のベトミン指導者誘拐、「ベトナムの声」放送分析、対抗テロ、そして中国人の活動調査などを主目的とする対外諜報機関のSDECEがマキ部隊創設の要としてここに貌を見せる。インドシナで最も影響力のある仏国防省翼下の秘密組織である。マキ(Maquisards)は、ド・ゴール派(RPR)の象徴であるナチス抵抗組織にちなんだ名である。(中略) それでは、マキ創設の過程を見てみよう。トランキェール大佐とSDECEは、ラオス北部のモンの村々とベトナム北部トンキンのモンやタイ族の村々に飛行機で舞い降りるのが常だった。仏国の国旗を振って出迎える村長たちを説得、青年たちをサイゴン郊外サンジャック岬の仏軍降下部隊(GCMA)キャンプへと空輸し、その伝統的な反ベトナム感情を抱くモンたちに武器を与え、軍事訓練に投入するのであった。こうして、ラオスのモン(当時の仏軍はメオと呼称)・マキ、トンキンのモン・マキ、トンキン・ライチャウのタイ・マキが出現する。GCMAキャンプに集まった2万人の中、モンが最優秀の成績を示している。植民地政府のSDECEとGCMAは、その伝統的人種政策の「分割して、統治する」戦術を縦横に発揮するのである。 仏人が率い、常に百人単位のモンで構成するため「メオ百人」部隊と呼ばれたマキ。チャオ・カン・ロを指導者とするマキの精鋭2千人は訓練後、武器、ラジオ、フランやピアストル紙幣を身につけ、サイゴンからカンボジア国境のゴム園を抜け、中国国境のカルダモン山脈へ向かう。50年末より中国領内から8200トンもの武器、弾薬、食料がディエンビエンフーに投入され出したためである。<毛沢東の対マキ戦略の展開>p87~90 精力的で、進取の気性に富む人間を育んできた湖南。その故郷を同じくする毛沢東とモンのこの長征中の出会いは、中国人民解放軍行軍歌の一つでもある「三大規律、八項注意」を生む源ともなる。また、人生すべて戦争である、とした毛沢東の「戦国策」の戦争科学研究によって「敵が進めば我退き、敵が退けば我進む」の人民戦争戦術を生む。湘江が生んだ屈原の著『楚辞』を愛読していた毛は、現実的精神を重んじる湘楚文化、湘学の継承者であると毛の秘書であった林克が明かす。毛は清軍に三度の大反乱を起こし、抵抗したモンの遊撃術を長征中に学んだのである。 毛沢東は、他の少数民族同様、モンの伝統、習慣の保護を訴え、北京の会議に加えている。モン統治の象徴の、封建的な士司制度は、貴州81、雲南50、広西41に上り、中華民国が継承していた。が、毛沢東の土地改革で、1950年には奴隷解放と共にモン居住区で全廃している。人民公社化は1958年から行われ、6自治州、12自治県に及ぶほどだった。 それでは、毛沢東はベトミン支援、対マキ戦略をどう展開したのだろうか。 500万の国民党軍に対し、270万と数の上で毛の軍隊は劣勢であった。が、「政治的特性と人民との強い結束」など戦術的には優勢を占め、人海戦術を駆使することで蒋介石軍を圧倒。1949年4月23日には南京を陥とし、インドシナ国境まで国民党軍を掃討していった。 国境の向こう側のインドシナでは、ベトミンが仏軍との戦闘にがんじがらめとなっていた。共産党政権樹立後の11月、毛沢東は北京での会議にベトミン代表団を迎え、劉少奇の手から「民族解放戦争計画」書を渡している。(中略) 52年7月、北部ベトナムのラオカイで中国から武器輸送するベトミン148部隊が、チャオ・カン・ロ指揮の500人のマキに敗北した折には、毛沢東の共産軍が越境、マキと交戦している。モン出身兵士をも指揮する毛沢東にとって、仏軍のモン部隊、マキとの本格的な交戦である。中国にとどまったモンと、ラオス・ベトナムに逃れたモンとの衝突が生じるのだ。この折、仏軍はマキに武器を空中投下支援、後に犠牲になるチャオ・カン・ロは仏軍より十字チェバリ賞を授与されている。<MAAGの「戦略村」と1冊の経典>p94~97 ザップ将軍のホーチミンルート南下戦略を阻止しようと、米軍事顧問団(MAAG)は中部高原ダラック省バンメトートに司令部を設置する。ラデー族レンジャー中隊の訓練を司っていたのが、このMAAG翼下の特殊部隊第23アービン師団である。また、セダン族は米作戦使節団(USOM)より最初に訓練を受けた種族で、2個大隊の自衛団を結成している。南ベトナム民族解放戦線(NLF)に最初に抵抗した人々だ。 果たして、USOMはどんな戦術を採ったのだろうか。米軍は1965年に海兵隊を投入する前、密かにある1冊の本を英訳化、中部高原の山岳民を調査、研究していた。「Nous Avon Mange La Foret by Georges Condominas 1957」がその仏語原本である。1962年、米商務省は中国人、ベトナム人、仏人の混血である著者の許可を得ずして、この書を翻訳、ペンタゴンと海兵隊のみ使用としてテキストを作り、利用し始める。原本は、中部高原サル・ルク村のムノンガル族の日々の暮らしと文化を描いたフィールド・ワークである。こうして、文化人類学者クロード・レビ・ストロースが「民俗学のプルースト」と著者を形容した、1冊の民俗学誌はベトナムでの民族破壊(エスノサイド)の要因となる米軍の対NLF、北ベトナム軍対策の「戦略村」戦術、そして山岳民族狩りの経典として悪用されていくのである。 サル・ルク村も仏軍の浸透で第一次インドシナ戦争に巻き込まれ、対ベトミン対策で村民が強制徴用され、55年の南ベトナムジェム政権下では、民族語の使用や犠牲牛の儀式は禁止され、ベトナム語の強要、強制移住が強化されていった。(中略) 72年の調査で、中部高原100万住民の内、20~22万人が死亡となっている。コンツムのみで221村が29村に減少。人口も7万46人から4万5千人に減っている。USOMの戦略村計画と、ザップ将軍の再配分化―ベトナム人化戦術による、中部高原の21民族への「忠誠の奪い合い」が展開されたことで、山岳民の文化や精神世界が破壊されるという民族破壊、そして、森、河、山、高原、動物などの環境破壊が重層して生じたのである。ラオス領内でモンの民族破壊が生じていた時、ホーチミンルートの下部でも同時進行の形で民族破壊が生じたのである。が、山岳民のアイデンティティそのものまで消すことは不可能であった。 75年サイゴン陥落後、北ベトナム軍の報復でこのFULRO(被抑圧民族統一戦線)を中心に約8000人が新政権下、殺害されていった。93年この組織はカンボジア領内でUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)仏軍チームに400人が投降、米国ノースカロライナ州フォートブラッグに再定住していった。そして、北ベトナム軍の報復は中部高原の四分の一の民族に及び、25万人が病死、抵抗した中には旧ソ連製枯葉剤で犠牲となる者も生じた。モン族の悲劇(その1)
2011.09.11
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円高、ドル安のなか、FXおばちゃんは活況を呈しているというニュースが流れています。レバレッジ率(賭け率)を50倍から25倍に下げても、懲りないおばちゃんがFXに参入しているようです。貯金しても利子がつかないので、投機に走る気持ちは分からないでもないが・・・・・旦那の会社が円高で倒産の危機にあっても、FXおばちゃんは投機には絶好の好機ととらえるこの心根が浅ましいのである。(ぶつくさ言わずに投機したほうがいいのかも?)若者が就活に走りまわる一方で、おばちゃんがスマホでFXに投機するというご時世に、大使は、世も末だ、どこかおかしいと思うわけですね。経済アナリストの森永さんが新自由主義と金融ビッグバンの関係を説いているので、引用します。こうして日本は格差社会になったより雨宮: この新自由主義的な流れって、いつごろから始まったんでしょうか? 森永: 一番最初は、1979年のサッチャー政権ですね。それまでのイギリスって「ゆりかごから墓場まで」という福祉政策をずっととってきたんです。それで経済が停滞して、「これじゃいかん」というので、サッチャーが金融ビッグバン*をやるんですよ。それまでイギリスというのは、ある意味で身分社会、階級社会で、一般庶民は中流のところに固定されていたんです。 ところが金融ビッグバンによって、若者が金融の世界へ入りこみ、ばくちの世界なので、一夜にして大金持ちになれる。そういう若者がいっぱい、それもとんでもない大金持ちがたくさん出てきた。それを見て、なんだあれは?!っていってみんながとびついていっちゃった。 でも、そこで成功する人というのはほんとに一握りです。結局その結果、イギリスで何が起こったのかというと、もう二度と這い上がれない低賃金層というのがたくさん生まれるんですね。ポリー・トインビーという女性のジャーナリストが、身分を隠し低賃金労働の世界に入りこみ書いた体験ルポ『ハードワーク』*という本がありますが、まさにあそこに描かれている世界がイギリスの一般庶民の姿なんです。働いても働いても上の世界へと抜け出すことができない。毎日クタクタになるまで働き、家に帰って寝るだけなので、先のことなんて考えられない。 でもそこで彼女が奇蹟のような連係プレーを作るんです。それによって、仕事の効率が上がり、みんな家に早く帰れるようになるんですけど、そこでふっと気づくのは、彼女が今よりちょっとでもいい仕事につくためには、仲間を裏切らないといけないということです。誰か一人が抜けると、今のうまくいってる連係プレーががたがたにくずれてしまう。まさに、弱肉強食の世界が作り上げられていた、というあたりまえの話しなんですけど、それにしても、ものすごく大きな格差がつきます。大体100倍くらいの年収の差が普通につくんです。それもほんのちょっとした差で、凄く大きな差がつくんですよ。 * 『金融ビッグバン』…1986年に英国で実施された大規模な証券市場改革。証券売買手数料の自由化、取引所会員権の開放などの施策により、証券市場の活性化を狙った。日本でもこれに倣い、1996年から金融ビッグバンと呼ばれる大規模な金融制度改革が行なわれた。
2011.09.10
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術後の経過を見るために、胃カメラを飲まされた大使であるが、あれは何度経験しても辛いものがあるのです。食道は麻酔薬で通りをよくしているが、異物を吐き出す動きは条件反射なので、体が必死に吐き出そうとするわけで・・・・皆さん等しく苦悶するわけですな~(泣)ここに・・・・自走式カプセル内視鏡が開発されて3~4年先に実用化の予定という朗報があるのです。そのあたりを、記者発表より紹介します。愛称が可愛くてマーメードちゃんというそうです。自走式カプセル内視鏡がヒトでの撮影に成功。記者発表を実施よりマーメイドちゃん龍谷大学(理工学部機械システム工学科・西原弘訓教授のグループ)、株式会社ミュー(代表取締役大塚尚武・龍谷大学名誉教授)、大阪医科大学(内科学第2教室・樋口和秀教授のグループ)は、共同研究によりヒトにやさしい消化管内視鏡検査につき、自走式カプセル内視鏡と駆動装置の開発に取り組み、2009年に生体内(犬)での可動・撮影実験に成功し、国際専門雑誌に発表しました。その後、さらなる改良を加え、人体への応用を目指し研究を続けてまいりました。このほど、自走式カプセル内視鏡を胃の場合は口から飲み、大腸の場合はお尻からの挿入でヒトでの可動・撮影実験に成功し、この成果を米国シカゴで開催された世界最大規模のDDW(米国消化器病週間)国際会議において2011年5月7・8日に学術発表いたしました。また、本学会のプレスカンファレンスでも取り上げられ注目を集めました。自走式カプセル内視鏡で大腸での人体実験は世界で初めてで、胃部も一部例はあるものの、マイクロマシンで自走するタイプでの人体実験は初めてで、将来人体内の全消化管の内視鏡検査に道を開くことができる画期的な実験が成功したと言えます。体内を意志を持って航行するとは、一昔前のSF映画「ミクロの決死圏」を地で行くようなもので・・・・日本の技術陣に拍手です。ところが、新技術に対する許認可という日本的な障壁があるんですな~。大学関係の新技術であれば文科省も加わり文科省、厚労省、経産省の3省が縄張り争い(許認可権を主張)を行うことになり・・・・今盛んに言われる「スピード感の無い」陥穽にドツボのように落ち込むことになります。儲け話をスピード感の無い役人がぶち壊す事例の多さに、中国、韓国のビジネスマンが膝を打って喜んでいるそうです(未確認情報ではあるが、多分そうでしょう)
2011.09.09
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なでしこジャパン オリンピック出場決定 おめでとう♪日本の組織サッカーが若い北朝鮮の体力に脅かされた試合であったが・・・・北朝鮮との引き分けは、妥当なところであり、むしろ良くやったと思う。敵地で戦うには、敵地のハンディを克服する必要があるわけだが・・・・以下のような大陸的な謀略があったわけで、こんな謀略も織り込んでおく必要があると大使は思うのである。(監督は先刻承知とは思うけど)なお、ロンドンオリンピックでは、こんな露骨なハンディがない事は幸いである。<中国、北朝鮮の大陸的謀略>・体力勝負の強行日程を組む・試合前の練習非公開・試合開始まで試合ピッチでの練習禁止・夜中のピンポーン作戦で睡眠を妨害する・その他、諸々あったと思われるうーむ 食事に薬を盛られなかっただけでも良かったのかな~。(大使 性格がゆがんできたのでは?)
2011.09.09
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カラッとした快晴で気持ちがいいですね♪大使のルーチンワークとして、気分次第でときどき国内を巡視するんですが・・・・・ヤマボウシの実が熟れて、道に落ちているのを見つけたのです。あまり美味しそうにないな~・・・(コレコレ 食用ではないゾヨちなみに、初夏のヤマボウシです。ヤマボウシ
2011.09.08
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中国雲南省でミャオ族が清朝に迫害されてラオスまで逃げて、モン族と呼ばれるようになったそうです。映画「グラントリノ」にモン族の家族が登場し、主人公のコワルスキーと関わることになるが・・・彼らがどういう経緯でアメリカに移民したんだろう?という漠然とした疑問があったわけです。 図書館で、たまたま「モンの悲劇」という本を手にしたが、「グラントリノ」で疑問に思っていたモン族について知りたいと思ったのです。中国、ベトナム、ラオスで蔑視されたモン族は、インドシナ戦争ではフランスのために、ベトナム戦争ではアメリカのために戦ったのです。ちなみに、この本の副題は「暴かれたケネディの戦争の罪」となっています。「モンの悲劇」竹内正右著、毎日新聞社、1999年刊<インドシナ戦争を戦ったモンの悲劇>p16~17 インドシナ戦争は、第一次から第三次にわたり、ベトナム、ラオス、カンボジアを戦場にした、50年代半ばから70年代半ばの第二次インドシナ戦争は、ラオスを反共の砦とし、自由世界を守ろうとする米国と、南北統一・インドシナ三国覇権を目指す北ベトナム政府の全面衝突だった。ベトナム労働党とその党が主導する南ベトナム民族解放戦線は、中国・旧ソ連を後ろ盾に戦った。いずれにせよ、両者の軍事衝突でインドシナ三国の全土と人心は荒廃した。 闘いは激化した。米軍は一時期50万人を超える兵士と、大量の殺戮兵器をインドシナ三国に送り込んだ。そして75年4月、南ベトナムの首都サイゴン陥落。戦争は終焉した。米国は、これを「名誉ある撤退」と謳い、北ベトナムの首都ハノイでは「開放戦争の勝利」が高らかに宣言された。ベトナムは南北統一された。ベトナム人の悲劇、米国の悲劇がおびただしく記録に刻まれた。 だが、この長期にわたる戦争のもうひとつの悲劇・・・一民族「モン」の運命と甚大な犠牲は、これまでのインドシナ戦争のなかに、ほとんど刻まれることはなかった。 第二次インドシナ戦争終結から24年。米国ワシントンDCの一角に、御影石でできた黒い壁が今もひっそりと建っている。その数五万八千人あまり。第二次インドシナ戦争で亡くなった米軍戦死者の墓碑銘だ。 だが、ここにも、米軍のために戦った「モン」兵士の名前は、見当たらない。「もし、モンの特殊攻撃部隊がいなければ、この壁は、五倍、六倍の長さにもなっていただろう」・・・ペンタゴンは、いまようやく長らく極秘とされていた「モン」について、重い口を開くようになった。だが、いったいなぜ、そうした分析作業まで、これほどまでに年月を要したのであろうか。その真相を、私はこの本で明らかにしたい。 <モン「コントラ」投入計画の挫折>p40~41 81年5月、当時のレーガン大統領は、ニカラグアの左派サンディニスタのエルサルバドル浸透阻止と転覆目的のため、反政府右派ゲリラ、コントラを結成する。クラウゼヴィツの「戦争論」の再生を思わせる低水準紛争戦略を中米で進めるレーガン大統領にとって「白い米国」を守るために在米のモンはのどから手が出るほど欲しい存在となった。ワシントンDCは、モンの再定住を受け入れる替わりに、実戦経験豊富なモンをニカラグア戦線の「自由の戦士」コントラ軍投入作戦に乗りだす。こちらはレーガン大統領の「モン狩り」である。これに対して、ハノイからザップ将軍がニカラグアに入り、ソモサ独裁政権を倒したサンディニスタのオルテガ書記長へAK47銃を供与するのである。 89年2月、3月とモンの生活を追ってモンタナ、カルフォルニア州と歩いていた私は幾度かこの計画を耳にしていた。モン再定住政策の真の狙いはこれにあったと言えよう。 ラテンアメリカ援助計画、すなわち「進歩のための同盟」に腐心したように、J.F.ケネディの対共産ゲリラ戦術がラテンの地で始まってから22年後、その戦術をレーガンが継承したことから、ラテンでケネディの戦争の輪廻を見ることになる。が、在米モン青年たちは、コントラ参軍を拒絶する。参軍したら、コントラ軍の中に自分たちと同じ存在を見出しただろう。英国の300年統治でプロテスタントのモラバ教に改宗させられた、土着信仰を失った、英語を話す、尻にモンゴロイドの青痣をみせる人々、ミスキート・インディアンの中のスモ、ラマ族だ。ケネディ家はアイルランド移民の子孫であり、ケネディはアメリカの大統領で唯一の非プロテスタントという異例の大統領であった。ネイティブや移民にとって期待されるはずのケネディにして、このような戦略をとったということに、多民族国家アメリカの難しさを見る思いがします。それにしても、竹内さんのこの本は時間的、そして空間的にパースペクティブの広いドキュメンタリーである。(反米の大使がお奨めします)グラン・トリノ Justice has been done?
2011.09.07
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自然エネルギー黎明期には、太陽光発電などで日本は図抜けた位置を走っていたが・・・・今ではドイツやスペインの後塵を拝しています。何でや!?・・・・電事連(東電というべきか)や経産省が既得権益擁護のために、新技術の発展を妨害してきたためですね。日本では自然エネルギーは、発送電の地域独占という障害によりその可能性を抑えられてきた。つまり電事連や経産省が自然エネルギーを生かさぬよう、殺さぬように巧妙に抑えてきた歴史があるのです。ここにきてM2Mクラウドによりスマートシティが現実味を帯びてきたようです。ただし、その発展には電事連や通産省が邪魔しないという条件付だと思うのです。M2Mクラウドという耳慣れない言葉について、勉強してみます。8/30無線環境の広がりがM2Mを現実解により<無線環境の広がりがM2Mを現実解に> M2Mでネットワーク接続される「機器」としては、大きなものから豆粒のようなデバイスまで実に様々なものが想定されている。例えば、工場の生産設備やビルの空調設備、監視カメラや各種のセンサー、RFID(無線ICタグ)などである。 このM2Mの実現に向けて、各種のセンサーなどが測定した大量のデータを収集・管理するためのコンピューティング環境を提供するのがM2Mクラウドだ。国内IT大手が、その立ち上げを急いでいる(表1)。富士通の「コンバージェンスサービス」や、NECの「M2Mサービスプラットフォーム」、NTTデータの「M2Mプラットフォームサービス(仮称)」である。それぞれ今夏~2011年度内のサービス開始を目標としている。M2Mクラウドは、接続される機器やセンサーの認証、セキュリティーの確保といった機能を備える。大量のデータを蓄積して後から分析するだけでなく、「今、起こっていること」にも対応するためにリアルタイムにデータを処理する機能や、その分析結果による制御指令の送出までを自動的に処理するワークフロー機能も装備している。 「M2M」というキーワード自体は決して目新しくはない。以前から、自動販売機をネットワークで管理センターのサーバーに接続し、商品の販売量を遠隔地から取得し、補充量の事前把握と補充ルートの最適化を図る仕組みなどが構築されてきた。しかし、M2Mの市場は黎明(れいめい)期を脱してはいなかった。 それがここに来て再浮上してきた最大の理由は、「携帯電話や無線LANなどの普及により、機器接続用のネットワーク環境が一変した」(NECの泉尚教ネットワークサービスシステム事業部シニアマネージャー)ことにある。無線ネットワークにつなぐための部品が安価になり、十分な高速性を備えた無線通信の料金も下がったことで、大量の機器をつなぐアプリケーションが現実的に使えるようになったのだ。今でもスマートシティ特区があると聞き及んでいるが・・・・・・だいたい特区というものが灰色の食わせものである。建前は、民間活力を育て、誘導するとなっているが、本音は天下りシステムを試行、模索するためと言われています。(誰が言った?・・・それは私です)東北に「定置用蓄電池」との構想が打ち出されたようです。まさに復興のための一石二鳥のような構想であるが・・・・・電事連や経産省が邪魔しないよう、切に望む次第です。8/3東北に「定置用蓄電池」の大規模工場をより 東北に太陽光発電などの自然エネルギーを貯蔵する大容量の定置用蓄電池。その生産基地を、東日本大震災からの復興を急ぐ東北地方に建設しようとの構想を、東京大学教授の宮田秀明氏が打ち出した。 構想を具現化するために立ち上げたシンクタンク「東日本環境防災未来都市研究会」の設立総会が2011年6月17日に東京都内で開かれ、会場に駆けつけた鳩山由紀夫前首相が「エネルギーの未来に向けた明るい技術として期待したい」とエールを送った。 <エネルギー自給自足を実現> 今回の構想で技術的な核となるのは、大規模な太陽光発電システムと組み合わせる定置用蓄電池である。一般に、太陽光発電の発電量は天候に左右され、夜間は稼働しないという弱点がある。 しかし大容量の定置用蓄電池があれば、話はまったく変わってくる。晴れた昼間など、条件のよいときに発電したエネルギーを同蓄電池に貯蔵しておき、夜間や雨天など条件のよくないときに同蓄電池から放出できるからだ。エネルギーを自給しながら計画的に有効利用できる、理想に近い分散型電源システムを構築できる。
2011.09.07
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ちょっと目を離していたら・・・フル装備激安ノートが3万円台になっているそうだ。我が愛機はアスース製のネットブックであるが・・・・これを買うまでには、性能、価格の比較表まで作成して検討したのだが、あの努力は何だったのかと、いささか気が抜けるのである。以下にパソコンサイトの記事を紹介します。性能に対する価格を見てみると、なんか一時期の5分の1くらいではないかと体感する大使である。消費者にとっては朗報であるが・・・日本メーカのため息が聞こえるようです。9/5ネットブックはもういらない!?フル装備激安ノートが3万円台により15.6型液晶、DVDドライブ搭載のスタンダードノートが値下がり! ノートパソコンの価格のイメージがこの夏以降、大きく変わるかもしれない。激安のノートが存在感を大きく増し、15.6型液晶を搭載したスタンダードノートが、なんと3万円台から手に入る時代が来ているのだ。 実際、3万円台の激安ノートは複数のメーカーからいくつもの製品が販売されている(図1)。3万円台ならば、HDDや光学ドライブを買い足す程度の勇気でパソコン購入に踏み切れるというわけだ。 では、その中身はどうだろうか。5万円を切る低価格で一時期シェアを大きく伸ばしたネットブックは、実際に使うとOSもCPUもメモリーも、それぞれに制約があった。一方、ここで紹介する3万円台激安ノートは、ネットブックとは異なり実用に堪えるスペックを備える。 主なハードスペックを確認してみよう。15.6型液晶、デュアルコアのペンティアムなどのCPU、2ギガバイト以上のメモリー、250ギガバイト以上のHDD、そしてDVDスーパーマルチドライブ。ことによると、数年前に10数万円を出して買ったメインマシンと大差ないほどのスペックを誇るのだ。 ソフト面では、OSにWindows 7が採用されている。機能制限のあるネットブック向けのスターターではなく、通常のホームエディションである。ただし、3万円台ではオフィス2010の搭載まではさすがに望めないので、キングソフトオフィスなどを用意する必要はありそうだ。 ネットブックの弱点はDVDドライブが無いことであるが・・・・そのドライブが付いて3万円台なら魅力的である。しかし・・・・これだけの価格破壊は、効率的経営と中国人労働者の過酷な労働を抜きにはなしえないだろうと、思いをはせるのであった。
2011.09.06
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1960年代の音楽シーンといっても、四国で学生していた大使にとって、音楽とは勉学と部活の間から漏れ聞こえてくるものであり・・・・・エレキに狂うほどアホじゃなかったし、デバイスといえばラジオとレコードがメインのアナログ(ローテク)な時代であった。この間に聞こえてきた音楽といえば、歌謡曲、ポップス(アメリカン&フレンチ)、フォーク、ビートルズであり、自分から探したのはシャンソン、カンツオーネ、タンゴ、ロシア民謡であり・・・・日本民謡以外は何でも有りの、まさにインタナショナルなテンコ盛り状態であった。とにかく、インターネットは影も形もない時代であり、自分の立ち位置がわからないので、行き当たりバッタリで音楽と接していたような気がするが・・・・このテンコ盛り状態が、案外と健全な状態ではなかったかと思ったりするのです。今ではニューミュージックがいちばんしっくりくるが、当時はニューミュージックとか演歌というジャンルもまだ確立していない混沌とした時代であった。ちなみに、舟木一夫の「高校3年生」は同学年として聞いたので、記憶のマイルストーン役の歌であるが・・・この歌のジャンルは「歌謡曲」としか言い様のない未分化の時代だったんでしょうね。今となっては、今時の歌に反応しない、つまり オールディーズにしか反応しない大使となり・・・・かなり老人好みになってもうたがな(笑)おまけですが、歌謡曲黄金時代と言われる1970年代を「歌謡曲」より引用します。「歌謡曲」高護著、岩波新書、2011年刊<1970年代概説>p102~111 1970年代はニューミュージックが誕生~発展~定着した10年間である。ニューミュージックは自作自演が前提で、職業作家による作品を基本とする歌謡曲とは大きく異なる。ニューミュージックはフォーク、ロック、ポップスに細分されるが歌謡曲も10年の間に細分化が進んだ。71~72年にかけてアイドル歌謡が誕生し、演歌はジャンルとしてより強固にその位置を確定させた。そのどちらにも属さない歌謡曲の本流はポップス系の作品を中心に隆盛を極めたが後半は徐々に空洞化に向かう。70年代のレコード大賞受賞曲は次のようになる。 菅原洋一「今日でお別れ」(70年),尾崎紀世彦「また逢う日まで」(71年),ちあきなおみ「喝采」(72年),五木ひろし「夜空」(73年),森進一「襟裳岬」(74年),布施明「シクラメンのかほり」(75年),都はるみ「北の宿から」(76年),沢田研一「勝手にしやがれ」(77年),ピンク・レディー「UFO」(78年),ジュディ・オング「魅せられて」(79年)。 わずか10曲を列挙しただけで幅の広い豊かな作品群に圧倒されるが、アイドル、ニューミュージック、演歌がほどよくブレンドされ、阿久悠、筒美京平に代表される職業作家の優れた作品が量産された記念すべき年代である。
2011.09.05
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このところ、頻繁に技術系サイトに出てくるエネルギー・ハーベスティングって何よ?エネルギー・ハーベスティングとは、これまで捨てられていたような小さなエネルギーを電力として“収穫”して有効利用するための技術・・・・ということらしい。なるほど、電気屋の技術なのか、どうりで機械屋の大使には耳新しいわけだ。ということで、技術系サイトでお勉強です。(サンデー毎日の大使には暇だけはあるのだ)エネルギー・ハーベスティングで 「ローパワー」から「ノーパワー」へより人や橋梁の振動に室内の照明光,クルマの廃熱,放送用の電波など…。身の回りのエネルギーから得られる電力を生かす「エネルギー・ハーベスティング」。そこから得られる電力は非常に小さいものの,1次電池が不要になるという利便性に,世界中が熱い視線を送り始めた。周辺部品の特性が向上したことで適用可能な用途が増えている。高効率で低消費電力な無線ICが,導入拡大を牽引する。 エネルギー・ハーベスティングとは,これまで捨てられてしまっていたような小さなエネルギーを“収穫”して有効利用するための技術である。エネルギー源には振動や光,熱,電磁波などがある。 エネルギー・ハーベスティングのシステムの代表的な構成要素は,以下のようなものだ。まず,1.エネルギー源を検出して電力を発生させ,2.収穫した電力を電源回路で変換してコンデンサや2次電池に蓄える。3.たまった電力を使って制御マイコンやセンサを起動して,4.センサで取得した情報を無線送受信によって外部に伝達する。 エネルギー・ハーベスティングの概念は古くからあり,研究の歴史も長い。それがここ最近,急速に導入が拡大しつつあるのは,発電デバイスを生かす周辺部品が進化したためだ。上の例では,2~4に当たる。そして,これによって適用できるアプリケーションが増えてきたことである。<周辺部品が変わった> 周辺部品の進化とは,発電した電力を高効率に利用するための電源回路や,信号の送受信に利用する無線IC,制御マイコン,センサなどが大幅に低消費電力化したことを指す。これまでは,発電デバイスがせっかく電力を収穫しても,こうした周辺部品の自己消費で使い切ってしまい,所望の機能に利用するには至らなかった。高効率で低消費電力の回路を持つICが出そろったことで,ようやくエネルギー・ハーベスティングが“使える”段階に入ってきたのだ。エネルギー・ハーベスティングの最新動向とエネルギーハーベスティングコンソーシアムの取り組みよりエンオーシャンが開発・販売しているスイッチは、人間が指で押す動作によって発電し、その電力を利用して無線で照明のON/OFF信号を送信する。照明機側には、無線の受信機が接続されており、スイッチからの信号で照明がON/OFFされる。このスイッチのメリットは、壁内の配線が不要になることである。エンオーシャンのスイッチを導入することで、壁内配線のための人件費や材料費を削減することができ、レイアウト変更も容易になる。保守的な建設業界であるが、欧州を中心に、ビル20万棟に採用されるまでに成長してきている。 その他の有力企業としては、薄膜熱電発電素子を製造するドイツのマイクロペルト、振動発電機を製造する英国のパーペテューム、エネルギー・ハーベスティング用DCDCコンバータ等を製造する米国のリニア・テクノロジーなどがある。欧米を中心として、多数の企業が活動を行っており、最近では、企業間の連携や、国際標準化の動きも始まっている。このところの横暴な中華に対抗するため、テクノナショナリズムに目覚めた大使であるが・・・今回のテーマは、あまり中華は関係なかったようですね。
2011.09.04
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会社の出張で、あちこちに行かされた大使である。韓国とサウジアラビアへの海外出張では辛いめにあったりしたが、その心の傷も癒えて、今では思い出に変わろうとしている昨今である。そろそろ、鄙びた温泉にでもプライベート旅行などいいな~と思ったりするが・・・・一口に鄙びた温泉と言っても、各人が描くイメージが違うはずである。極端な例だが、温泉地に「みすぼらしい景観」を追い求めたつげ義春は、ラディカルというか別格である。なにしろ蒸発願望のある人だから。北温泉旅館彼のマンガに出てくる温泉地を訪ねるのもいいかもしれないが、今もそんな「みすぼらしい景観」が残っているか保証の限りではないようです。(事前調査しましょうね)つげさんの追い求めたものは、「みすぼらしい景観」とか解脱であり、かなり浮世離れしていたようで・・・・凡人が「みすぼらしい景観」に耐えるには、けっこう修行がいるのでは?(笑)何処かへ蒸発して流浪して生きていきたいより「作画にこだわらず、単に私が訪れた温泉の紹介として(一部にすぎないが)選んでみた。2、30年前に写したものなので、現在このような景観を見ることはできないのではないだろうか。私の温泉離れも、みすぼらしい景観が少なくなったのが原因といえるかもしれない。」 温泉地に「みすぼらしい景観」を求めるということは、そこを「蒸発の場所」としたという想念からくるものだといっていい。 かつて、つげ氏はつぎのような旅観を語っている。 「旅の究極は蒸発して行方をくらますことだと思うんです。ふつうには旅の魅力は一時的に日常から遊離する解放感だと思うんですけど、蒸発はそれを持続させる行為、帰ってこない旅ですから、社会から脱けてしまうことですね。(略)仏教風にいえば自分から解放されるというのは解脱というんですかね、何ものにも拘束されない自在の境地。(略)旅に惹かれるというのは、その奥深い解放感をどこかで感じるからではないですかね。」(「伊那谷の鉱泉宿の辺りで、乞食になって消えていきたい」)つげ義春ワールド☆湯宿温泉・湯本館によれば、『ゲンセンカンしゅじん』こそ、舞台は群馬・湯宿温泉大滝屋さんからイメージして描いた漫画なのだぁ~~そうです。かやぶき家屋などいい感じではあるが、営業的には成功していても、もう鄙びた温泉とはいえないのではないか?少なくとも「みすぼらしい景観」とは言えないだろう。つげ義春の温泉など参考にして、行く先を探すことにするが・・・・・やはり、行くならそこそこ綺麗な温泉宿にしたい大使である。
2011.09.04
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野田内閣が発足したが・・・・大使の一番の関心事はTPP参加への賛否である。ま~誰がやるにしても、難しい問題であるが新政権を占う試金石みたいなものだろう。(と思う)今日のニュースによれば、新政権はTPP参加には慎重論が多いということで、ひとまず安心であるが・・・・小泉さんが新自由主義の扱いで大きく間違えた前例もあるし、新政権はこんな大間違いを犯さないかもしれないが、ジリジリと、はたまたズルズルと間違うことが懸念されるのである。野田内閣が昨日発足した段階では、イラチな評価はひかえ「お手並み拝見」ということで、監視することにしましょう。9/2野田内閣:TPP 「農水族」大臣、調整難しくより 自由貿易協定「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」への参加をめぐる議論は通商政策の焦点だが、けん引役となるはずの経済産業相に就任した鉢呂吉雄氏は農協出身で衆院農林水産委員長も務めた「農水族」だ。野田首相は経済連携の推進に前向きだが、TPP参加に慎重な鹿野道彦農相も再任。各閣僚の就任会見では、慎重論が相次いだ。 鉢呂経産相は「震災が農業に大きな打撃を与えたことを含め、総合的に検討して結論を得る」と強調。TPP推進を求める産業界だけでなく、参加に慎重な農業団体などにも配慮する姿勢を示した。鉢呂氏は地元農協に20年近く勤め、当選後は民主党農林水産部会長などを歴任。経産省からは「典型的な『農水族』議員。TPP参加のハードルは上がった」(幹部)とのため息も漏れた。 また、一川保夫防衛相も「被災地の農業、農村をしっかりと再生させることも非常に重要で、冷静に議論できる状況ではない」と指摘。平野達男復興担当相も「国難という状況の中で国論を二分するような大きなテーマを議論する段階ではない」と述べた。民主党代表選の決選投票で鹿野グループの支持が野田氏の勝因となったこともあり、農水省には「再任でTPP参加論には歯止めがかかる」(幹部)との期待感も広がる。野田さんはTPPに関して「高いレベルの経済連携は中韓に比べれば周回遅れ」との焦りを感じているようだが、経団連、経産省あたりからの進言(陰謀?)に惑わないよう、お願いしたいものである。
2011.09.03
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「ガー!」「あ そこダメ!」と思わず大使の手がすべることもあるが・・・アヒルちゃんは容赦しないところが、如何にもコンピューターという感じです。(コンピューターに待ったはありません。ガー!)チョット難しくなると、アヒルthinkingの表示が出て黙り込むのが面白い(下手の考え休むに似たりダヨ)アヒルちゃんには自動学習機能があるというふれこみだけど、一向に改善されない数項目があるので、そこが狙い目なんです。(シチョウを知らないのが致命的である)中押し負けの形勢では、すぐギブアップして往生際がいいアヒルちゃんには、S感覚をくすぐるというか、やってて飽きないのですが・・・・・アヒルちゃん相手を続けていると、手筋が悪くなること請け合いです。人間相手のコンピュータ囲碁が望ましいのだが、お金がかかるので、ただいま思案中です。最近の戦跡です。(ちなみに、敗戦の棋譜は保存していません)mdonguri花丸圧勝54vsアヒル2目89目mdonguri花丸圧勝55vsアヒル2目102目mdonguri花丸圧勝56vsアヒル2目92目
2011.09.02
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レアアース高騰で家電類の値上がりが始まるようです。これがハイブリッド車、やその他の小型モーターに波及すれば・・・家計への影響も馬鹿にできないのではないか?元凶は中華のジコチューな戦略であるが・・・チャイナフリーの研究、開発が急がれるところです。9/2三菱電、レアアース高騰で家庭用エアコンを5―15%値上げよりレアアース(希土類)の高騰が家電の値上げを招いた。三菱電機は1日、11月に発売する家庭用エアコンの新機種から価格水準を5―15%(平均1万円)引き上げることを明らかにした。 業務用エアコンについては上げ幅を検討中。ネオジムやディスプロシウムなど、モーターに使うレアアースの高騰が最大の要因。現時点でエアコン以外では値上げしないとしているものの、冷蔵庫など同種のモーターを使う製品への波及が懸念される。 三菱電機によると、レアアースの調達価格は2010年4月比でネオジムが10倍、ディスプロシウムが12倍に高騰。さらに今後も価格上昇を覚悟せざるを得ない状況にある。熱交換器に使う銅や冷媒など他の素材も値上がりしているものの、レアアースの影響が最も大きく、とくに「5月以降、急速に価格が上昇した」(同社)という。中華のジコチュー戦略がそろそろ効き始めてきたが、これからがチャイナフリーの正念場と気を引き締めるのである。遅ればせながら、レアアース・レアメタル依存症からの脱却について勉強をすすめる大使であるが・・・・何の役にたつのだろうか?という気がしないでもない。8/8脱・レアメタル依存症より第3回:さらば安直使用-モータ用磁石 Dy編<メカニズムを解明し 必要な所に必要なだけ> 小型で軽量な高性能モータとして幅広い用途で使われているのが、永久磁石型の同期モータ(PMモータ)である。ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)の走行モータをはじめ、電動パワーステアリングの駆動モータ、省エネルギ型のエアコン用圧縮機のモータ、ドラムを斜めに配置した洗濯機のドラム駆動用モータ、工作機械の位置決め/割り出しやロボットに使う産業用モータなどさまざまなところで活用されている(図1)。ただ、こうした用途向けに高い性能を実現するには、現状では高性能磁石であるネオジム・鉄・ボロン(Nd-Fe-B)系焼結磁石が不可欠。例えば、HEVでは約1kg/台、EVでは約2kg/台のNd-Fe-B系焼結磁石が使われている。その磁石原料としてのNdに加え、高い耐熱性を求められる用途向けにはジスプロシウム(Dy)やテルビウム(Tb)といったレアアースが必要とされる。Dy(または一部をTbに置換)は、HEV/EV用の走行モータの場合でNd-Fe-B系焼結磁石の総質量の7~10質量%、エアコン用圧縮機のモータの場合で4~5質量%添加されている。 特にDyとTbは、重希土と呼ばれるレアアースの中でもとりわけ希少な資源。物質・材料研究機構磁性材料センター長の宝野和博氏によれば「Dyの地殻存在度は諸説あるが、ざっくり言えば、Ndの10~20%。Tbはもっと少ない」(Tbは同2~4%)。しかも、現状では供給元がほぼ中国に限られる上、中国から日本が1年間に輸入できる量は中国政府によって決められている。このため、HEV/EVや省エネ家電の増加などでさらにPMモータの需要が伸びてくると、安定確保が難しくなる恐れがある。Nd-Fe-B系焼結磁石では、Nd、Dy、Tbが合計で同磁石の約30質量%を占める。高耐熱タイプでは、Ndが約20質量%で、Dyが約10質量%。資源の存在度を考えると、今後、DyやTbの方がNdよりも調達が厳しくなると懸念される。*************************************************************************【勉強メモ】脱・レアメタルのお勉強(その4)より日立製作所も希土類磁石のリサイクルを2013年に事業化する方針だが、どの機種に希土類磁石が使われているかが分かるようになれば、あとは自動化で対応する方針だ。 実は、エアコンの希土類磁石の回収のための技術開発にはまだ時間が残されている。三菱マテリアルが実際に分解して調べたところ、回収したエアコンの中で希土類磁石を使っている機種の比率はまだ6%程度にすぎなかった。現在は過半のエアコンの圧縮機に希土類磁石が使われているため、今後は比率が徐々に高まっていく*2。この比率上昇をにらみつつ、日立製作所は2013年をメドに希土類磁石のリサイクルを本格的に始める計画だ。三菱マテリアルも事業化を目指し、コスト削減のために分解の自動化に取り組んでいる。自動機としては、エアコンの圧縮機の他、HDDから希土類磁石を回収する装置や、プリント配線基板からレアメタルを多く含む電子部品を回収する装置、こうして回収した電子部品の混合物から部品の種類ごとに分別する装置など、リサイクルの個別プロセスごとに多数提案されている。経産省は、秋田県全域や東京都江東区など全国7カ所で携帯機器を中心とした小型家電の回収実証事業を実施し、それを踏まえて経済性の試算などを行っている。その結果、1.現状のレアメタルの価格水準で採算が成り立つには排出量の20%程度の高い回収率が必要、2.回収方法は地域によって変えた方が効率的、3.回収量は総輸入量の0.2%に当たる353t/年程度、4.技術面では選別技術がカギ、などを留意点として指摘している。こうした現実に立脚し、小型家電に含まれるレアメタルをリサイクルする現実解を探していくことになりそうだ。モータ用磁石の脱/省Dy化第3回 Dyなしで保磁力を2倍に 昔からチャイナフリーだった 中華の「やらずぶったくり」
2011.09.02
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「夢は叶えるもの」という沢さんの言葉は・・・・もしかして今年の流行語大賞を取ったりするかも♪試合前には、まさかアメリカに勝てるとは思えなかったが、針の穴を通すような可能性にチャレンジして夢を叶えてくれました。きつい練習に裏打ちされたこの言葉はアスリート達はもちろん、うち沈んだ日本国民を鼓舞するものがあり・・・・しかめた顔で言われるより、あのケロっとした顔で言われると、涼風が吹くように爽やかである。(なかなかユニークなパーソナリティである)自分は労を惜しまず敵のボールを追いまわし「私の背中を見てついて来い!」という態度は司令官と軍曹の2役を務めるようなもので、なかなかこういう選手は現れないのではないだろうか?試合後のピッチで、アメリカチームのワンバックが沢の肩を抱き「誇りに思う」と言ったのも、わかるような気がします。今日16時からなでしこジャパンのタイ戦ですね♪NHK なでしこニュースや、ナデシコ・パークなど見て、スタンバイですよ。なでしこジャパン FIFA女子ワールドカップドイツ2011総集編蛇足かもしれないけど、本日、大使が広報で通知しましたように、なでしこジャパンご一同様をドングリスタンの名誉市民に追加しています。ドングリスタンへようこそ!
2011.09.01
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図書館で『カフカ 田舎医者』という本を見つけた・・・・・山村浩二の挿絵に惹かれて借りた、大人の絵本のような本です。お話の内容が支離滅裂というか、不条理というか・・・・解らんのです。文章は二の次で、絵本とは感じるものであればいいのだろうか?(かなりラディカルでは、あるな~)ということで、作者のインタビューを聞いてみましょう。『頭山』から『カフカ 田舎医者』まで よりついに『カフカ 田舎医者』の劇場公開が始まった。同時上映されている『頭山』『年をとった鰐』『こどもの形而上学』と『カフカ 田舎医者』をいっぺんに観てみると、そこにはある一貫したテーマがあるように感じられるだろう。今回のインタビューは、それを明らかにするための試みである。『カフカ 田舎医者』の上映を、より楽しくみてもらえるためのガイドとなるようなものになっていれば幸いである。なお、インタビュー後編として、Animationsメンバーによる今回の上映についての座談会も後日更新予定。そちらは、クリエイターの方々にとって、かなり有益な話になっている。今日16時からなでしこジャパンのタイ戦ですね♪NHK なでしこニュースなど見て、スタンバイですよ。
2011.09.01
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