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家賃がどんなに高いかと言う話を昨日書きましたが、これだけ高い家賃を毎月払わされていると、自然と「買ったほうが得なのではないか」と言う思いが湧いてきます。それに賃貸の家にはカビが生えたりボイラーが小さかったりと色々問題があることも多く、自分達で好きなように改装して良いと言うのは魅力的。イギリス全土でProperty Ladderと呼ばれる、家の売買、改築によって富を築く現象がブームとなっているのもあり、誰もが家を購入しているように見える。永住権が取れたこともあって、我が家でも昨年あたりからイギリスに家を買うことを考慮し始めました。とは言え、もちろん十分な貯金はないし、どうしたら良いのかも分からない。分かるのは、ダンナと同じような境遇にあるイギリス人の同僚がもう何人も家を買っているということのみ。だいたいイギリス人は貯金なんてしないし、彼らに出来て私達に出来ないわけがない。そう思って、とりあえず口座を持つ銀行に相談しに行ってみました。銀行の話では、2人の年収の四倍までのローンを組ませてくれるそうで、それに全体の1割の頭金が必要だとか。でも、不思議な話で、それも別なローンで貸してくれると言う。要するに、家を探してきていくら貸してくれと申し出れば、その範囲内なら応じられるだろうという風に聞こえる。そんなわけで、実際に物件を見に行ってみたりもしました。(当時は働いていましたが)学生になる私の収入はあてにできないということで、ダンナの年収×4倍の予算で物件を見せてもらいました。イギリスの家は階級制度の名残か、だいたい3種類に分けられます。労働者階級が住むテラスドハウス、下流の中産階級が住むセミデタッチド、上流の中産階級が住むデタッチドと言う感じ。(ちなみに本当の上流階級はその辺には居ません。田舎に大邸宅を持って住んでいる。)でも今ではこの階級区分は絶対ではなく、目安ぐらいのものだと思いますが。 何軒もの家が連なったテラスド、二軒がつながったセミデタッチド、完全に一戸建てのデタッチドでも、行ってみて分かりました。とにかく、高い!テラスドハウスはおろか、日本で言うマンションのようなフラットの方が現実的と言う感じ。私達はロンドン南部で探していましたが、ちなみに日本人に人気のロンドン北部(ゾーン3)で2LDKくらいで調べてみるとさらに酷い。25万ポンド(5千万円)位までは、フラットしかない。それからようやくテラスドハウス、30万~35万ポンド(6~7千万円)でセミデタッチドが出始めるというんだから、それ以上は見る気もしない。それも、たったの2寝室で、大抵は何十年も経ったボロ屋。4寝室ともなると、平気で一億円を超えています。いったい誰がそんなお金を持っているんでしょう。それから分かったことですが、実はこれは今のイギリスの一番の問題となっている現象らしいです。この10年で不動産が10倍にも急騰したものの、もともと家を持っていた人が売買を繰り返しているばかりで、first time buyerと呼ばれる一軒目のマイホームを買おうとしている人たちには全く手が出ない状況になっている。結局売れ残りのテラスド(それでも異常に高い)やフラットを買うしかなく、貧富の格差が開いているということがかなり問題になっているらしい。この現象の根源となっているのはやはり絶対的な住宅不足ということ。もともとイギリス人の住む家は昔(ビクトリア時代から1930年代くらいまで)に建てられたものがほとんどで、新しく家を建てることはあまりしないようです。家が足りなくなるのも仕方ない。政府もようやくこの問題に気付きだしたらしく、今の政府の目下の話題は「住宅不足の解消」に絞られているようです。国が新しく家の建築をすることと、first time buyerに経済的な手助けをすることを約束しました。そして、去年まで上がり続けた不動産の値段が、今年からようやく停止したそうです。私達は結局、今は時期が悪いと踏んで、もう少し待ってみるのが賢いのではないかと思い始めました。家を買ったものと思い込んでいたダンナの同僚も、実はフラットを買っていただけみたい。どうせなら土地付きじゃないと意味がない気がするし、数年待てば新しく家が建って不動産の値段が急落することもあるのではないかと狙っているのですが、どうなることか。
Jun 30, 2005
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ロンドンに留学に来る日本人はたくさんいますが、まず最初に驚くのは家賃の高さです。昔は東京が一番高いと言われていましたが、今ではきっとロンドンが世界一高い都市だと言えるでしょう。イギリス全土で過去10年の間に不動産の値段が急騰し、10倍になったとも言われています。例えば、ロンドンの中心部でアパートを借りようとする。東京で言うなら新宿区、渋谷区に住む、と言う感じですね。studioと呼ばれるワンルーム+キッチン+ユニットバスの一部屋が平均月1000ポンド(20万円)。どんなに頑張っても700ポンド(14万円)は払わないと独立した空間は持てません。大学の時に東京で一人暮らしをしていましたが、新宿区に住んで7~8万円も出せばワンルームのアパートが借りれたことを考えると、どうしたって高すぎる。仕方ないので、たいていの人はちょっと郊外に住むことにする。ロンドンの地下鉄ゾーンで言うと3~4と言うのが、地下鉄で中心部まで20~30分と言う無難な範囲です。すると、ようやくstudioの値段が平均600~800ポンド位まで落ちる。それでも月12万円以上だと考えると決して安くはありません。でも、studioでプライベートな空間に住もうと思ったら、これが限度ですね。これ以上安い物件はめったに見つかりません。もうひとつの手段は、flat share。たぶん留学生の大部分の人はこの方法で住んでいると思います。自分の部屋+公共のトイレ、バス、キッチンと言う場合がほとんど。プライバシーは犠牲になりますが、格段に安くなる。でも実際はフラットシェアは値段もピンきりですね。場所、シェアする人数、家の状態などによって、週50ポンド(1万円)~週140(2万8千円)くらいまでさまざま。でも平均的には週70ポンド(1万4千円)くらいはかかると思うといいでしょう。これだと月6万円くらいなのでようやく日本のワンルームの値段に近づきますね。Flat shareで怖いのはやはりシェアする相手です。外国人の中には本当に平気で他人のものを使う、盗む、失くす人がいるし、毎晩のようにパーティをする、家賃を払わない、公共の場を綺麗に使わない、ボーイフレンドを連れ込む、等々考えられる問題は後を絶ちません。それに大人数のシェアではお風呂や台所を使うタイミングが難しくなる。留学に来たばかりで英語もつたない日本人は、文句を言えないで悩むことも多いようです。そして結局、ロンドンに居ながら日本人同士でシェアをする結果になる。仕方ないのですが、結果として英語があまり上達しないまま日本に帰る留学生が多いのも事実です。以上はロンドンの語学学校で働いていた時に、日本人留学生にまず最初に聞かれる問題に対する答えとして毎日繰り返し言っていたことです。これに加えて、大抵の学校ではホームステイと言うオプションが用意されています。でも料金はシェアよりも高く、週100ポンド(2万円)は取りますね。ロンドンの場合ホームステイと言っても部屋の「間貸し」程度にしか思っていないホストファミリーがほとんどなので、アメリカのような家族的な環境を期待するのは間違っています。家族で出かけることはおろか、食事も一緒にしない、リビングに入れてくれないなんていうのは普通です。イギリス人でないことも多いし、御飯が美味しくない、お風呂に入れない、会話がない、などの不平もよく耳にしました。でも家によってはとても良い体験が出来ることもあるし、日本人同士でシェアをするのに比べたらイギリス文化を学ぶ良い機会になるでしょうね。ちょっと話がそれた感がありますが、とにかくロンドンに住むのは高い。周りの環境、清潔さ、他の住人等の問題を全部クリアする理想的な部屋を探すのはとても難しい。良い点があるとすれば、大抵の家には必要な家具がついているので大きな引越しをしなくて済むところと、前家賃は取られるものの後で返ってくるし、礼金もないので比較的引っ越すのが自由だと言うことでしょうか。週払いのシェアなんかでは、住んでみて問題があったら出るのも簡単です。実際、私も理想の家を探して年に一回くらいの割で引越しを続けています。少しずつ郊外に移動してきて、去年とうとうロンドンから出てしまいました。でもロンドンの喧騒、家賃の高さを考えると、少し離れたほうが環境がよくなる気がします。ロンドン市内のstudio位の値段で庭付きの家が借りられたりもします。でもシングルの友人なんかは絶対にロンドンが良いと言うし、好みの問題でしょうね。
Jun 29, 2005
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今朝は大分お腹の調子が治ってきた感じがします。どうやら「食べないと治らない」というダンナの勧めにしたがって、腹痛にもかかわらず食べようとしていたのが災いしていたようです。昨日はほぼ一日水分のみの絶食でしたが、それが効いたのかもしれません。このまま治ってくれるといいけど。それにしても、(まったく素人判断なので怪しいものですが)ネットで調べてみると私も症状にぴったり来るのが、感染性の腸炎というもの。普段からお腹は弱いほうですが、流石にここまで酷くなったのは初めてでした。細菌に感染したというのは納得できる説明な気がします。でもいったいどこで、どうして…原因として、ひとつ不安に感じているのが、先月から行き始めたジムのプール。日本のようにきちんと消毒していないのでは、と言う疑惑があるのです。ジムに通い始めてすぐ、耳たぶの下が丸く腫れたことがありました。押すとちょっと痛い。でもその時は特に心配はせずに、放っておいたらいつの間にか治っていました。それからしばらくして、今度はダンナが肩にできものが出来たと言う。見ると、直系7CMくらいのできものが丸く赤く腫れあがって痛そう。さすがにこれは心配なので、ダンナはすぐに医者に行きました。診断は「粉瘤」の細菌感染というもの。「粉瘤」というのは皮膚の下に角質がたまったこぶみたいなもので、結構な人が持っているし、あることに気づかない人も多いらしい。それ自体はめずらしくないけれど、時にそれが細菌感染して化膿することがあるそうで、ダンナのはそれだという。確かに、腫れあがった部分には昔から小さなこぶのような物があったけど、何年も平気だったものがどうして急に化膿するんだろう?そしてきっと私の耳の下にできたのも同じものかも。(確かに今もすごく小さなこぶが残ってる。)それから、今回の私の腹痛…。2ヶ月の間に3回、原因不明の細菌感染。いや、すべては私の勝手な推測だし、状況証拠しかないのに決め付けるわけには行かない。本当にプールが不潔だったら、私達以外にもよほどの被害者が出ているはず。この数週間はかなり暑かったし、いろんなところで細菌が繁殖していたとも考えられる。全然関係ないところに原因がある可能性も大きい。でも、それにしても、次にプールに行くのにはちょっとした勇気が必要だと感じています…。
Jun 28, 2005
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この一週間くらい、腹痛が酷い。まともに食べられないし、寝ていてもきりきりと痛むので、ろくに寝られない。思い当たる原因が全くないのも気持ち悪い。大抵の病気は放置しておいて治してしまう私だけど、さすがにこれは、GPに行かないとダメかも…。イギリスで病気になった場合、まず、かかりつけ医のGP(General Practitioner)に診てもらうのが普通です。日本のようにあちこちに病院があってどこでも好きに行く、というわけには行きません。GPは大抵は住宅地の中に診察室を構えていて、家から歩いていける距離が理想。最初に診察をして、薬を出せばいいだけか、病院に行かせる必要があるかを判断します。私のような外人は引っ越すたびに新しいGPに登録するのであまり親密な関係にはなりませんが、きっとイギリス人にとっては「生まれた時からこのお医者さんに診てもらってる」なんていうことも珍しくないのだと思います。患者の病暦やアレルギーなどもGPが熟知しているので、ミスも起こりにくい良いシステムだと思います。GPが薬の処方箋を書いてくれたら、日本同様に、薬屋に行ってそれを買うことに。もし病気が重かったり、検査の必要あり、と判断されたら、専門の病院に紹介されます。そして、検査なり手術なりは病院でしてもらうことになる。そしてGPの登録はもちろん、検査や手術は大抵は無料なようです。これが、サッチャー政権が作り出したという「ゆりかごから墓場まで」の名残なのでしょうか。国民(+イギリスに一年以上滞在している外人)は誰でもただで病院にかかる権利がある、ということでしょう。その寛容な精神は素晴らしいのですが、実際のところNHS(National Health Service)は予算が全然足りず、病院もベッド数も医者も足りず、酷い病院では廊下にベッドが並んでいるとか、救急の患者が待合室で一晩待たされたとか、いろんな噂が聞こえてきます。まだ経験はありませんが、イギリスの病院に入院するのにはそれなりの覚悟が要りそう。病院が嫌いなだけか、無料で診てもらえるからか、イギリス人の間には共通認識として「医者をわずらわしてはいけない」と言う感覚があるような気がします。日本人のように風邪をひいたから医者に行くなんていうことはまずしない。薬とビタミン剤を飲んで治してしまう。例えGPに行っても「風邪ですね」といわれて薬をもらうだけなんだから、違いなんてありませんよね。それに、GPに診てもらおうと思っても、すぐに予約が取れないことも多い。「じゃぁ3日後に」と言われても3日後には治っていることも多い。そんなことを合わせて考えると、「3日寝てれば治る程度の病気なら寝て待とう」と考えるようになるのもうなずけます。だいたい、風邪で医者にかかるのは日本人くらいだと言いますが、日本人は病院が大好きですね。最初の医者の診断が信じられずに次々と医者を渡り歩く人もいるといいます。医者もお金になるからいちいち相手をするんでしょうが、「病気だったらどうしよう」という不安は日本人の国民病的なところがある気がします。医療費は国民も負担するし、私営病院も多いし、選択肢も多いので、そういう文化が成り立つんでしょうね。あ、そうそう。イギリスにももちろんプライベートの病院があります。でもそこではすべて「自費」なので、お金持ち、もしくは保険が使える海外駐在員の家族しか利用しません。ロンドン駐在の日本人なんかは大抵これですね。プライベートの日系病院で、すべて会社(あるいは保険会社)持ちで風邪まで診てもらう。うらやましい限りです。でも、GPにかかるイギリス人と同じ立場の私としては、いつも取りあえずは寝て治そうとしてしまいます。(そして大抵はそれで治ります。)ただこの場合、自分の判断が合っているかどうか確認が取れないので、素人判断で病院にいかずに病気を重くしてしまう、と言うこともありそうで怖いですね。今回も、寝ていれば治ると思っている間にもう6日経ってしまったので、そろそろ本格的に心配になってきました。重い腰を上げて、とうとうGPに行かないとダメかしら…
Jun 27, 2005
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猛暑が続くと書いたばかりでしたが、予想通り、良い天気はそう長くは続きませんでした。先週の金曜日にはほぼイングランド全土でいきなり雷、大雨の嵐状態。ウインブルドンも中止。私もサンダルで外出して泥だらけになって帰ってくる羽目に。そんな天気に最悪の影響を受けたのが、毎年恒例のグラストンベリー。いわゆる野外ミュージックフェスティバルで、田舎の広大な敷地にいくつもステージを作り、何組ものバンドが朝から晩まで演奏する。客は敷地にテントを広げて泊りがけで音楽(+体験そのもの)を楽しむ、と言う感じ。私のイメージでは花柄やインド風のひらひらした服やパンタロンを着た若者が頭に花をつけてポットを吸ってトランスしながら夜通し騒ぐ、というヒッピー時代の印象が強い。でも今は毎年かなり有名どころのミュージシャンが出揃うし、きっともっと健康的で、純粋に音楽を聴くためのフェスティバルとして続けているんだろうけど。開催の前日まで驚くほどの晴天続きで、きっと主催者も喜んでいたことでしょう。それが、開催日当日の24日。いきなりこんな事態に。 かわいそうに、突然の雷雨で会場は水浸し。テントを張っていた人々は洪水に流されている。とりあえず24日の開催は延期。これは、今年のフェスティバルは中止かも?と言う事態。でも、さすがイギリス人はそんなこと慣れっこなんですね。翌日の25日、何事もなかったかのようにフェスティバルは開催されていました。BBCのレポーターも長靴を履いて泥だらけになりながら中継をしている。確かに毎年雨に降られることも多いこのフェスティバル、実は売りのひとつがMUD、つまり「泥」なんです。昔からグラストンベリーと言うと、なぜか客がわざわざ泥のなかで転げまわって泥んこになるという伝統がある。去年はその「泥」がネットオークションで売り出されて話題になったりもしました。 泥んこの観客と、ebayで売り出された泥余談ですが、スコットランド人バンドのトラビスが日本で富士ロックフェスティバルとか言う野外コンサートに出演した時の話。日本の野外コンサートのあまりの清潔さにびっくりしたとか。「観客が携帯灰皿を首から提げてその中に灰を落としながらコンサートを聴いているんだ」と、さも面白いものを見たかのように語っていました。そりゃ、この泥だらけでぐちゃぐちゃのグラストンベリーに比べたら、どんな会場だって清潔だと思いますが。
Jun 26, 2005
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もちろんギリシャは海だけじゃない。ギリシャの食べ物はヨーロッパの中でもかなりレベルが高い。シンプルで素材の味を楽しめる料理が多く、日本人の味覚にあうのだと思います。 グリークサラダはトマトが最高。アンチョビやタイの炭火焼には醤油が合います。お店によっては、その日に捕れた魚を並べて選ばせてくれるところも。 海に泳いでいる小魚のフライはこれ以上ないくらい新鮮。香ばしいえびの炭火焼。タコは天日で干してあってやわらかい。 魚の串焼き、えびのトマトチーズ煮に、海鮮スパゲティ。暑いのでビールも最高!足元では猫達がじーっとおこぼれを待っています。
Jun 24, 2005
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ギリシャの夏は暑いけれどいつでも海に入れるし 海の水はおどろくほど透きとおっていて 時間によって青くなったりピンクになったり、とてもきれい。 今年もギリシャに行こう
Jun 23, 2005
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ロンドンでは家の周りにはいろんな動物、鳥達が顔を出します。中でも夕暮れになるとあちこちに出没するのがキツネです。イギリスではかなり街中でもキツネが生息しているようで、あんまり普通に歩いているので最初に見たときは犬かと思いました。人間のゴミをあさって生きているようです。イギリスではキツネは害虫のように扱われています。昔話にもあるように、キツネと言うとずるがしこくて、家畜を狙う悪者的な印象があるんでしょうね。これまでキツネ狩りが王族も楽しむ伝統的なゲームとして続いてきたのも納得できます。ところがこのキツネ狩りですが、つい最近とうとう法律で禁止されることになりました。ハンティングを楽しむ貴族等からはかなり反対もあったのですが、動物愛護の国を豪語するイギリスが(食べるためではなく)キツネを殺すことを楽しんでいるというのでは各国に示しがつかないということらしい。個人的にキツネ狩禁止は大賛成なのですが、このイギリス人の「動物愛護精神」は、どうにも理解しにくいところがあるのも事実です。自分達が食べる牛、豚、鶏はOK。でも馬を殺して食べるなんて野蛮。賢い頭脳を持つ鯨を食べるなんてもってのほか。要するに、自分達が食べないものを殺すのはダメ。自分達の文化中心にしか考えていない。その上で他国の文化に干渉しようと言うんだから始末が悪い。ちょっと前にテレビ番組で、韓国で犬が精力増進のために食されているという現状を撮影し、食用の犬を一匹をマスコットとしてイギリスに連れて帰るというのがありました。イギリス人にとって犬は昔からの友なので、たとえ他国でも食べられるのは見ていられないということらしい。そして「韓国人は犬を食う!」と非難する。ちょっと一歩立ち止まって、食用の豚と犬の間にどれくらいの違いがあるかなんて考えもしないんでしょうか。豚だってペットにする人もいます。まったく余計なお世話と言うものです。きっとイギリス人はアジアを含むヨーロッパ外の国々を野蛮な未発達文化だと思ってるんでしょうね。刺身だって「生魚」に頭からかぶりついているようなイメージを持って「気持ち悪い」と言ったりする。だいたいどの国に旅行に行ったって「イギリス料理」しか食べない、保守的で他国の文化を理解できない人たちなんです。つい怒り口調になってしまいますが、無知なイギリス人が偏った番組を見て「日本人は鯨を殺すのか!?」と言ってきたりすることも多いので、本当に辟易しているんです。まぁ、キツネ狩禁止が可決したのは喜ぶべきですが、自己中心的なイギリス人のこと、それをして他国に「お前の国でもやめろ」と言い出したりしないといいんですが。これは、うちの隣の藪の中に住むキツネの親子。カメラの音に驚いたようです(↓)
Jun 22, 2005
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お気に入りのColdplayが新アルバムを出したので、早速買いました。全体的な印象としては、良くも悪くも前作のA rush of blood to the headとあまり変わらない感じ。斬新ではないけどファンだったらきっと期待するようなColdplayが聞けます。Coldplayはいつもそうだけど、夜にお酒を飲みながら聞くのに良い一枚、と言う感じです。出来はいいですよ、とても。お勧めとしてはシングルカットされたSpeed of Soundと、いろいろ上手くいかないことがあった時は「僕が直してあげる」という歌詞がかわいいFix you、それから最後に隠されたトラックとして入っているKingdom Comeなんかが素敵です。シングルになったSpeed of Soundですが、実はイギリスではちょっとした裏話があって話題に上りました。イギリスのバンドとしてはかなり高い位置づけにあるColdplayの久々のシングルということで、国内では期待値がとても高かったのですが、実はとてもつまらないものにチャート一位を横取りされたのです。それが、去年あたりからTVコマーシャルなどでやたら目にしていた「クレイジーフロッグ」という携帯電話用のアニメ。電話の呼び出し音と壁紙として、こんな(下図)カエルがとっても耳障りな声を出してバイクに乗って動くというだけのもの。有料でダウンロード出来るものらしい。いくつかバージョンがあって、きっとすごく低予算で作ったんだろうというどうしようもない音楽にのせてカエルが「ニンニンニンニン」歌うものがシングル化され、なんとColdplayを超えてチャート一位。「クレイジーフロッグがColdplayの初登場一位を抑えた」とあまりにも話題になったので、ボーカルのクリスも開き直って(?)テレビでSpeed of Soundを歌う時に「ニンニンニンニン」言ったりしてました。それにしても、いったい誰があんなものをお金を出して買うのか全く疑問です。音は耳障りだし、かわいくもないし、面白いわけでもない。噂では十代の子供達の間で大人気だとか。世代の違いなんでしょうか、やっぱり。
Jun 22, 2005
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この数日、ロンドンは異常に暑い。毎日30度を越すような気温で、夜も寝苦しいくらい。もともとあまり暑くなることのない国なので、まれに暑くなると逃げ場がありません。前に猛暑の札幌を訪れたことがありましたが、どこにも冷房がない分東京の数倍暑く感じました。(うどん屋に入ったらうちわを渡されてびっくりしました。)それと同じで、暑さ対策が全然なされていないロンドンは暑くなると最悪です。冷房はないし、あっても日本のように効かない。外がどんなに暑くてもデパートやレストランに入ればヒヤッと涼しいのが日本ですよね。こっちではそういう場所はかなりめずらしいです。家では仕方なく窓を開けますが、(網戸もないので)部屋中が虫だらけに。日本人には笑われる程度の暑さかもしれませんが、冷房がないというハンデを考慮して欲しい。前にもちょっと書きましたが、おととしの夏は、記録を塗り替えるくらいの猛暑でした。他の大部分のオフィス同様に私の職場にも冷房はなく、室内の気温が35度を超える事態に。何台ものコンピュータが並ぶ部屋でしたが、暑さのためにコンピュータから警告が出る始末。仕方なくボスが自宅から冷房を持ってきたのですが、全然効かない。それでも私はまだ免疫が合ったほうで、東欧出身の同僚などは気分が悪くなって帰ってしまったりもしました。一方ダンナのオフィスではレンタル冷房をしようとしていましたが、考えることは皆同じで、冷房は出払っていて注文してもなかなか来ない。来週来る、明日来る、といっている間に暑さも峠を越したようです。その夏本当に最悪だったのが地下鉄。ビクトリア時代から大して改善していないロンドンの地下鉄はせまくて冷房がつけられないらしく、あるのは換気口のみ。地下鉄内の温度が37度を記録し、「動物輸送の温度規制にも反している」と問題になりました。対策として、地下鉄の入り口では駅員が水のボトルを配っていましたが、なにしろ暑さと、空気の悪さと、汗臭さと、それを消すための制汗剤の匂いとで地下鉄に乗るのは拷問のようでした。「地下鉄に効果的な冷房を考案した人には賞金」というコンペティションまでありましたが、結局それから何も起きないところを見ると、誰も思いつかなかったのでしょうか。それでも、不思議とイギリス人は暑いのが大好き。こんな30度を超える気温を「最高の天気」、「beautiful day」と喜びます。暑くなることがめったにないので、太陽の光に飢えているんでしょうね。ちょっとでも日焼けしようと、みんな水着みたいな格好で外でごろごろし始めます。どんなに「日焼けは皮膚がんを引き起こす」と政府が宣伝してもダメ。もともと南国にホリデーに行って日焼けして帰ってくるというのが最高の贅沢とされる国です。その感覚を変えるのは難しいでしょうね。私は暑さを避けてイギリスに来たところもあるので、早いところ涼しくなって欲しいと願っています。必ず雨が降るといわれているウィンブルドンが始まったところなので、きっと晴天もここまでかも…?
Jun 21, 2005
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イギリスに住んでいて結構困るのが、長さや重さ等の尺度の違いです。長さはインチ、でも身長はフィート、もっと長いとヤード。これは、たとえ1インチが約3cm、1フットが12インチ、1ヤードが3フィート36インチ(なんだそれ)と覚えていてもなかなか感覚として身につくものではありません。今のところ、一番効果的な覚え方は、自分の身長をフィートで覚えること。あなたの身長は?と聞かれてすんなりフィートで答えられば、それをフィートの目安にすることができる。さらに難しいのが、重さの単位。日常はポンドが多く、その下はオンスになりますが、1オンスが1/16ポンドというのも覚えにくい。そもそも、1ポンドが454gだから計算しにくいことこの上ない。このポンドの目安としているのが、私はなぜかバターです。料理用バターなんかは大抵1/2ポンドがひとかたまりとして売られています。ようするに、目の前にバターの塊を二つ思い浮かべて、それが1ポンドだと思う、という回りくどい方法で、なんとなくどれくらいかと想像するのです。重さの単位にはもうひとつあります。イギリス人が体重に好んで使う、ストーンという単位です。ダイエット番組なんかを見ていると、大抵「この1ヶ月で1ストーン減った!」なんていう言い方をしています。このストーンという単位は14ポンド、つまり6.35kg。私はまだこの単位には不慣れで、28ストーンの巨漢、とか言われてもピンときません。きっと、昔の人は14ポンドの大きな石をいくつも使って、体重を量ったんでしょうね。この単位を知らないと、イギリスで体重の話になったときに、わけがわからなくなる可能性大です。この尺度の違いですが、ヨーロッパに行くとメートル法が使われていて、かなり分かりやすくなります。ヨーロッパのなかでまだEUROに参加していないイギリスですが、こうして保守的にそれまでの単位に固執する性質は昔から変わらないのかもしれませんね。
Jun 20, 2005
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前知識はほとんどなく、今年のBAFTA(イギリスのアカデミー賞みたいなもの)で外国映画としては快挙の7賞を獲得した、という事実と、ずいぶん前に映画館で見た予告が記憶にあったことで観ることにしました。予告編を観た時は、ヨーロッパ映画っぽい映像美と心あたたまる青春ストーリー的な映画かと思っていました。確かに最初はそんな感じで始まるんですが、この映画の本筋は全く違う方向に流れて行きます。チェ・ゲバラという人が日本でどれだけ知られているのか分かりませんが、私は(少なくとも名前は)まったく知りませんでした。1950~60年代にカステロと共にラテンアメリカの人民解放、社会主義運動に革命指導者として貢献した人物。映画を観た後で「あ、あの人か!」と気づいたのですが、実はイギリスではポスターやTシャツ等でよく目にする顔なんです。こんな顔(↑)、どこかで見たことありませんか?このチェ・ゲバラが、医学生時代に友人と2人でバイクで南米を縦断する大旅行に出る。大筋は波乱万丈の旅行記といった感じで、ある意味予想通りのストーリー展開ですが、ゲバラが行く先々で南米の悲惨な現状に出会い、後に人民の解放を目指すことになる理由が示唆されています。前知識無しで観ただけに話の流れには驚かされましたが、ただの青春ストーリーでは終わらない、考えさせられる映画でした。でも、ただの旅行記として観ても十分楽しめると思いますが。私も学生時代にはずいぶんバックパッカーとして歩きましたが、若い頃の旅行って本当に人生を変えることがあると思います。今の時代、映像や情報が溢れていて受動的になっていてもそれなりの知識を得ることができると思いますが、実際に自分の足で歩いて自分の目で見た物というのは、人生にとって全く違う意味を持つものだと再認識させられました。もっと歩かないとね。
Jun 19, 2005
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変なフレーズですが、イギリス人は良く使います。でも、「ボブは君のおじさん」?そのままだとなんだか良く分からないですよね。使い方としては、例えば、誰かに何かの作り方を教えてもらうとする。「これをこうしてこうすれば完成!Bob's your uncle!」つまり、「簡単簡単!」とか、「これで大丈夫!」とか言う感じでしょうか。なんで、ボブがおじさんだと簡単なのかは、諸説があるようです。一説によると、1890年頃にアイルランド人のある人が、Robert(愛称ボブ)というおじさんのコネによって重要な職に昇進したとか。 「そりゃ簡単でしょう。ボブがおじさんだものね。」ということでしょうか。また別の説では「All is bob」という言い回しが、同じような意味(All is safe)を持つところから来てるとか。アイルランド人の話のほうが説得力があるように聞こえますが。どっちが正しいのかは分かりませんが、Bob's your uncle! なんかかわいい言い回しですよね。
Jun 19, 2005
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6月9日の日記に書いたバジルですが、カットして水にさしておいたら・・・根が出てきました! せっかくなので、土に植え替えてみることに。庭がないので小さな植木鉢に植えてみました。ちゃんと育ってくれるといいけど。
Jun 18, 2005
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昨日は日本人の友人と2人で飲み会。久しぶりにセントラルロンドンに行きました。インディアンを食べ、彼女の職場に近い行きつけパブへ。しばらく2人でしゃべっていると、隣に座っていた男2人が話しかけてきました。私の友人が巻きタバコをしていたのが気になった様子。「君みたいな女の子が巻きタバコするなんて見たことない」と。(イギリスはタバコが異常に高い-1パック千円位する-ので、彼女は最近安い巻きタバコに切り替えたのです。)そのアクセントがあまりにもなまっているので、すぐにスコットランド人と分かりました。聞いてみたら2人ともグラスゴー出身。グラスゴーというのはスコットランドの二番目に大きな都市で、そのなまりはテレビなんかでも意外によく耳にします。有名どころではイアンマクレガーとか、トラビス、ビリーコネリーなんか。特徴としては二重母音が単母音になり長音化すること。グレイトという代わりにグレーートと言う感じ。2人のうち1人は日本に住んだことがあり、それなりに日本語をしゃべれるようでした。でも、実際これはそんなに意外じゃない。イギリス人は、他のヨーロッパ人に比べるとそんなにナンパはしません。パブなんかで話しかけてくる男がいたら、外人か、日本好きかどちらかといっていい。「日本で英語教師をしてました」という人は意外に多いし、とにかく日本人の女の子と見ると話しかける人もいます。大抵は「ニホンジンデスカ?」と聞き、「ロッポンギ」、「シブヤ」なんていう知っている単語を並べ立てる。そういう中にはかなり変な人も多いので要注意。昨日の人たちは、まぁ普通でした。日本へは音楽関係の仕事で行っていたそうで、単語の羅列だけじゃなく文を作れる日本語力はなかなかでした。日本に着いた日が(スコットランド人には)想像を絶する猛暑で、生まれて初めて地震を経験し、それから北朝鮮が攻撃をするとか言ってた日で、俺は日本で死ぬのか、と思ったそうです。それから何も知らずかなりの軽装備で富士山の頂上まで登ったときも死にそうな思いをしたとか。もう1人はなぜか札幌に異常な憧れを抱いていて、「死ぬまでに一度札幌に行きたい。氷のフェスティバルを見てビールを飲むんだ」と繰り返していました。やっぱりスコットランドという北の出身だから、北の町にあこがれるのかしら?酔っ払うと北の人らしくswear words(f**kとか、汚い言葉)が増えてました。「よく俺達の英語がわかるね」といっていましたが、きっと日本では通じなくて苦労したんでしょうね。それなりに楽しい時間をすごし、(いつの間にか友人は番号交換までして)わかれました。昨日の会話で勉強になったことと言えば、パブでsupersonicと言えばジントニックのことだということ。これはオアシスの歌supersonicからきてるとか。I'm feeling supersonic, Give me gin and tonicとかなんとかいう歌詞があるので、パブでsupersonicをくれ、というとジントニックが出てくるそうです。それから、rottweilerというドイツの犬の種類の話。凶暴な犬種で飼うのにはライセンスが要るとか。過去に子供をかみ殺したりしてイギリスでは話題になったそうです。まぁ、普段話すことがないような人たちと話すと、それだけで勉強になることも多いですね。
Jun 17, 2005
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大学のクラスメイトだった韓国人の友人が韓国に帰ることになったので、今日は彼女とその彼氏と私達夫婦で韓国レストランへ。前々から、地元民と一緒に韓国料理を食べに行ってみたかったのです。場所はロンドン南部ウィンブルドンにほど近い、New Maldenという街。この、New Maldenという街は、ロンドンでは有名な韓国人街です。駅に降り立つと、まず目に入るのがハングルで書かれたタクシー会社の看板。それからハイストリートにはずっとハングル語の看板がかかった店が並びます。スーパー、旅行会社、不動産屋、レストランなど、いろいろ。歩いているのも6割は韓国人。イギリスにいながらこういう場所を歩くと、不思議と安心しますね。なんか、(見かけだけでも)混ざれる感じがする。なぜか、こういう「日本人街」ってないんですよね。ピカディリーサーカス近くのBrewer Streetには日本のお店が多いけど、ここの比ではない。なにしろ、誰もあそこには住んでないんだから。時間があったので、駅近くの韓国スーパーに入ってちょっと散策。「アンニョンハセヨー」と声をかけられる。なんとなく、まねをしてみる。日本のお菓子より安くて、でも味はとても似ている韓国のお菓子やキムチ、辛カップ(60p!)等を購入。レジでも何か話しかけられるが、なんとなく適当に答えていたら、結局英語を使わないまま店を出てしまうことに。韓国人に見えたのかしら?友人と会って、レストランへ。2人に着いて歩いて行くと、どんどん歩いてハイストリートから出てしまう。駅近くにはあまりよい店はないのだそうです。きっと地元民用の店はちょと離れた場所にあるんでしょう。ところが、歩いても歩いても2人が目指していた店が見つからない。つぶれたか、見つけられないか、どっちかだという。2人ともセントラルロンドンに住んでいるので、最近はわざわざNew Maldenまで来ることは少ないのだそう。ちょっと前はNew Maldenまで来ないと韓国料理屋がなかったのでみんな来ていたけど、最近はセントラルロンドンにもレストランができたので、こっちまで来る必要もないらしい。すぐ側にあった一番大きいという韓国スーパーに入り、店員にレストランの場所を聞くと、店員の親戚の経営する店を勧められる。そのスーパーが、実に充実していてびっくり。韓国のものはもちろん、うどんや味噌、かきピーから赤いきつねまで日本のものもそろっている。店の奥には刺身カウンターまであり、巨大冷凍庫にはえびやイカ、うなぎなど、ロンドンでは探すのが難しいものがぎっしり。店の外には梨や山芋、里芋やレンコンまである。今までは遠い日本食料品店まで行ってたけど、ここのほうが近いし、何より、日本のお店より安い。日本のものでも安い。これからはここに買い物に来よう。お勧めのレストランに入ると、再び「アンニョンハセヨー」。席に着くと店員さんがしきりに何か言う。「かばん」という一言が聞こえたので、かばんを渡すと持っていってしまった。そうそう、「かばん」は「かばん」なのよね、韓国語でも。料理は、とにかく量の多さにびっくり。スターターのキムチ、チヂミ、エビチリから始まり、第二スターター(?)のカルビ。それからようやくメインの料理が運ばれてくる。私は刺身丼なるものを食べました。韓国語では「刺身」も「刺身」です。友人の彼氏の話では、韓国人は魚はあまり食べないし、食べる時は刺身なのだそうです。私の刺身丼はサーモンでしたが、普通は白身魚で、それは一番安いからだということ。刺身丼といわれてついわさび醤油味を想像してしまいましたが、思いっきり韓国風でした。きゅうり、レタス、ねぎ等の野菜の上にチリソースに和えられたサーモン。そこに茶碗一杯のごはんをかけてスプーンで混ぜる。これは思いつかない、という食べ方ですね。なかなか美味しかったです。今日覚えた韓国語は「マシッソヨー」。「美味しい」という言い方。なんか覚えやすい。私は肉は食べないのでカルビは見ていただけですが、その食べ方も特別。レタスの上にチリ風味のねぎ、その上にたれにつけた肉、みそをのせていただく。ダンナによるとさすがにとても美味しかったそうです。今度はカルビだけでも良い、といっていました。でも、なんだか韓国人2人に言わせると、自国ではカルビを頼むとレタス、ねぎ、ソースなどはただで来るそうで、レタス、ねぎに3ポンドずつ取っていたこの店はちょっと高い。もっと安くて美味しい店があるそうです。それは彼女がロンドンに帰ってきたらまた探そう、ということに。
Jun 16, 2005
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この夏ロンドンで行われるチャリティライブ「Live8」のチケットの当選者が決まったようです。そもそも1件1.5ポンドの寄付で抽選に参加、当選者のみがチケットをもらえる、という企画。私も毎日一回(計5回)テキストで抽選に参加しましたが、当たりませんでした。残念。その当選者が、ネットオークションで儲けようとチケットを売りに出しているらしい。ラジオでそう聞き、さっそくイギリスのオークションサイトebayを覗いてみると…ありました。400件以上のペアチケットが出品されている。…あれ、でも、なんか、高すぎない?なんと、現在価格が一千万ポンド以上!?もうすぐ終わりそうな出品はみんな何百万ポンドという値段。いくら人気のチケットとは言え、いくらなんでも高すぎる。いったいどういうこと?でも、そのページを見ていてすぐに気づきました。出品者の中にはチケットの代わりに「オークションでLIVE8チケットを買うな!」というメッセージを出品している人も多いのです。どうやら、もともとがチャリティ企画であるLive8を自分の金儲けのために使おうとはけしからん!という意見の持ち主が、オークションを邪魔しようとしているらしい。出品者を「Scum(人間のくず)」と呼び、ありえないくらい高い金額を入れて価格をつり上げているのです。まぁ、確かにチャリティをネタに儲けよう、という心根は許せないものがあるけど、死ぬ気でオークションを邪魔してる人もすごい。すごい労力だと思います。でも、確かにこれじゃ買いたい人もあきらめるしかない。効果はある、ということですね。そんなわけでやっぱり当たった人しか行けないみたい。私だったら絶対売ったりしないで自分で行くのになー。
Jun 15, 2005
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「呪怨」を見たイギリス人が、もっと怖い日本のホラー映画を持ってるから、と言って貸してくれたのが、これでした。…韓国でしょ、これは。でも、見て思いました。これじゃ、イギリス人には違いは分からないでしょう。監督が「リング」に影響されて作ったと言うだけあって、撮り方も、役者の雰囲気も、おばけ(?)も日本のホラーに似過ぎ。おまけに同じDVDに「アジアン・エクストリーム」ということで、日本映画の宣伝も入ってる。言語の違いなんて、気づかないでしょうね。きっと。それはさておき。話そのものは、練り方が足りないし、筋が通ってないし、なにより怖くない。襲われる対象が無差別じゃないので、鬼気迫る感じがしないのかも。ネタばれになるので書きませんが、オチでは「え、じゃぁ何で早いとこあの人を殺さなかったのよ?」と疑問に思ったりもしました。でも、すごかったのは子役ですね。きっとまだ7、8歳だろうという女の子が幽霊にとりつかれてしゃべるシーンはまさに迫真の演技。どうやって演じさせたんだろう、と不思議になりました。DVDについていた舞台裏を見る限りでは、本当に普通のちょっと舌っ足らずな女の子なのに、演技中は別人のようです。あの子のおかげで映画がもっている感じがしました。あと、映画にはあんまり関係ありませんが、韓国人って言うのは日本人よりもずっと感情表現がダイレクトですね。人前でキスしたり、抱き合ったりもよくするんですね。日本人って出掛けに子供にキスしたりしますか?子供を抱きしめたりもしない気がしますが…。そういうところは日本よりもずっと西洋っぽい感じがしました。
Jun 14, 2005
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日本人だとせいぜい「え!」とか「うわっ!」くらいしか出てきませんよね。英語だと驚きも「言葉」にしないといけないので大変です。そして意外にこの語彙が多い。アメリカ映画なんかだと、まず「Oh, my God!」ですね。「Jesus Christ!」なんていうダイレクトなものも。あと、なにか失敗したり、嫌なことにびっくりしたりする(蜘蛛が出た、とか)たびに「damn!」とか「f**k!!」と繰り返すアメリカ人もいますね。こういうのはイギリス人も言わないわけじゃありませんが(でも「damn!」は言わないかも)、普通はもう少し遠まわしなものを好むようです。どうやら、直接的にののしったりキリストを引き合いに出す(?)のは失礼だと感じるらしい。ちょっとした驚きを表すのに多いのは「Oh, dear! 」とか「Dear me!」なんていう言い方。他人の話に同情する時にも使いますね。「Gosh!」も似たような感じでしょうか。でもこういう言い方はなぜか中高年女性を想像してしまいます。(私だけかも。)嫌なもののときには「s**t!」が多いです。もっとお上品な人は代わりに「sugar!」と言ったりもしますね。でもこれは、「Oh, s...ugar!」と言う感じで、口から出かけた「s**t!」を途中で切り替えたりするから面白い。北の人は二重母音でシャイッになりますね。これははじめ、何を言ってるか分かりませんでした。それから、もうちょっと強い語調だと意外に聞くのが「Blimey!」。これはなんとなく古風な言い方かと思ったらそうでもなくて若い人も使います。もっとびっくりしたらGodよりは婉曲的な「My Goodness!」 や「Goodness (gracious) me!」が出てくる気がしますが、このへんの程度は私の感覚なので適当です。でもやっぱり驚きが大きいほどシラブル数が増えるような気もします。日本人として、英語をしゃべっている時に何て言って驚くか、というのは意外に問題です。まず、キリスト教徒ではないのでGodを口にしたくない、と言う思いがある。私が「Oh, my God!」とか「Goodness me!」と言ってもなんかうそ臭いよな、と自分で感じてしまうからです。だからって「s**t!」とか「f**k!」とか汚いものを言いたくもないし、日本語で「えっ!」というのもおかしい。(あんまり言ってるとまねされます…。)結局、意味を持たない感嘆詞という意味で気分的に近い「Wow!」とか「Oops!」を選ぶことになってしまいます。でも、なんか、違うんですよね。誰か良い驚き方、知りませんか?おまけですが、ビクトリア時代のイギリスを描いた映画なんか見ているとよく「Great Scot!」といって驚いたりします。意味は不明です。
Jun 13, 2005
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トレインスポッティング、シャロウグレイブと同様に、話しの中心にあるのはやはり「袋一杯の大金」。監督はよほど、「急にこんな大金が舞い込んだらどうする?」というテーマに取り付かれているのでしょう。でも、今回はちょっと趣向が違いました。主人公が小さな男の子だからです。同監督の今までの映画が、大人の私利私欲と強欲さに的を絞っているとしたら、今回は子供の無欲な素直な心を描くことに成功していると思います。降ってきたお金を「神からの贈り物」だと信じて善行をしようとする子供の姿が、今の時代にはありえないくらい純粋で、でも現実的な兄や周囲の大人との対比によってよく描けていました。子供の目から見たお金の力、お金に踊らされる大人の姿が滑稽で、笑えるし考えさせられるけど説教くさくない、イギリス人らしい撮りかただと思いました。前作の「28日後」が冒頭が面白かったわりに練りすぎて収拾がつかなくなっていたのに比べて、話のまとまりもよく、見終わって安心できる映画でした。それから、いつものことながら、ダニーボイル監督の映画はスタイリッシュですね。画面の切り方、撮りかた、音楽の挿入のしかたなどが独特で、見ていて飽きない。子供の空想と現実の境目がシュールで面白かったです。役者もよかったですね。何より、子役が自然で演技をしていると感じさせない。Cold Feetという連ドラで人気が出たジェームズ・ネズビットや、11 o'clock Newsというコメディで司会をしていたデイジー・ドノバン等の脇役もよくやってました。全体的に、とてもよく出来た「観に行ってよかった」と思える映画でした。お勧めできます。
Jun 12, 2005
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ロンドンといえば、まず地下鉄ですね。アメリカのSubwayに対してUndergroundと呼ばれるロンドンの地下鉄の愛称はtube。上の写真のように、駅も電車も丸いチューブのような形をしているからです。19世紀に作られたままたいした改善もされていないので、駅は汚いし車内はせまいし空気は悪くて冷房もない。猛暑だったのおととしの夏には車内が37度という事態になり、市長が「地下鉄に設置可能な効率的な冷房装置を開発した人に賞金」なんていう宣言をだしたりしてました。地下鉄は不思議な料金制度を持っていて、大抵は往復切符を買うよりもトラベルカードという一日乗り放題チケットを買ったほうが安くなっています。たぶん料金が異常に高い(平気で700円とかとる)ので、客に文句を言わせないように乗り放題にしているのかもしれません。でもこれがあると、バスにも乗れるし街中で駅の長い列に並んで切符を買う必要もなくなるので、便利です。それにしてもトラベルカードも高すぎると思いますが。そんな極めて不快な地下鉄ですが、賞賛せずにいられないのが、そのデザインの素晴らしさ。カラフルな地下鉄マップや駅構内の方向表示自体もとても見やすいのですが、London Undergroundは専用フォントを持ち、ロゴもマップも駅のポスターも統一したとても洗練されたデザインを持っています。日本の公的機関にはこういうおしゃれ心が足りない気がしますね。コヴェントガーデンにあるTransport Museumにはお土産用に1920年代からの地下鉄ポスターのコレクションがあり、一見の価値ありです。専用フォントも購入できます。http://www.ltmuseum.co.uk/ そして、次いでロンドン市民の足となっているのがバス。真っ赤な二階建てのバス(double decker)はロンドンの象徴ともなっていますが、慣れるまでは乗るのは簡単ではありません。バスに表示されているのは番号(「13」とか「72」とか)と、最終目的地(「Oxford Circus」等)だけなので、とにかく客が乗りたいバスの番号、方向、行き先を知っていることを前提にしています。でも街中にいて、どっちがOxford Circusなのか分からないことも多いですよね。まずは、最寄のバス停に貼ってある地図を見て現在地と行きたい方向、バスの番号を確認。街中だと100m間隔でいくつもバス停があり、番号によってどこから乗るかが違うので要注意。30分も待っているのにバスが一向に停まってくれないと思っていたら、バス停が違っていた、何てこともありえます。バスが来たら手を上げて乗る意思を見せましょう。ようやく乗り込むと、最初に支払い。これは一律料金なので便利。でも、去年から街中のバスはチケットを買ってから乗るルールになりました。事前に用意しておかないと乗れません。そして何よりも、難しいのが降りる場所。何のアナウンスも表示もないバスを知らない場所で降りるのは至難の業。不安だったら事前に運転手さんに教えてもらうように頼んでおくのが良いでしょう。(でも、コックニー訛りが強くて何を言ってるか分からない、という可能性も…)こんなバスですが、実は慣れるととても便利です。何より安いですね。どのバスがどこへ行くか分かっていれば、急いでいる時にちょっと数100m乗って時間を稼ぐなんてことも。最近は減ってきましたが、ドアがなく後ろが開いているタイプのバスなんかは信号待ちの間に飛び乗ったりも出来ます。ナイトバスという夜中走っているバスはかなり郊外まで行ってくれるので、終電を逃したらこれで帰れます。ただし酔っ払いが多いので気をつけて。そして最後に、あまり便利でもなくお勧めもしたくないのが電車。前にもちょっと書きましたが、郊外とロンドン市内をつなぐ電車は、とにかく遅れる。急にキャンセルされたりもする。ほんのちょっとの雨や風で「厳しい天候によりキャンセル」なんてことになります。かなり余裕を見て予定を立てないと、遅刻する確立大。いいところと言えば、地下鉄ほど車内がせまくないことと、空気が悪くないことでしょうか。時間に余裕があるときに、すいた電車でのんびりと移動するのは気持ちが良いですね。
Jun 11, 2005
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スコットランドは大学時代から今までに何度も訪れています。6月~8月が一番良い季節です。一番の魅力は、やはり大自然。車でエディンバラからハイランドまでドライブすると、こんな光景に出会えます。ウエストハイランドには古城も多く…スカイ島では水平線から広がる朝焼けが…アラン島では真っ赤な夕暮れが見られます。そしていろんなところで出会える動物達も、大きな魅力のひとつです。
Jun 10, 2005
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もともと草花にはあまり興味のない私ですが、よく料理に使うのでバジルを鉢で買うことがあります。でも大抵は一、二回での使い切りで、育てようと思ったことはありませんでした。というのも、鉢植えのバジルはなぜか買ってから数日立つと必ずしおれてくるんです。毎日水をやっても何の効果もない。仕方ないので急いで使い切って、後は鉢ごと捨てていました。昨日も同様に、あまりにもしおれてきたバジルを使い切ってトマトとバジルのパスタをつくろうと、鉢のバジルをつみました。その時に、なぜか数本残してみようと思ったんですね。つみとったバジルがあまりにも多かったし、ま、これくらいでいいや、と言う感じで。どういう魔が差したのか、つんだバジルを水にさしてみたりもしました。そして一晩たった今日の朝。 びっくりしました。鉢に数本残ったバジルも、水にさしたバジルも昨日までの姿が嘘のように青々と元気に直立している!(昨日はくの字に曲がっていました。)きっと、混み合っていただけなんですね。直径15センチぐらいの鉢に十数本の茎が生えていたので、水も栄養も充分に行きわたらなかったのかも。なんとなく、バジルの生命力に感動してしまいました。これを機に、プランターでも買って少しまじめに育ててみようかな、と思っています。(とはいっても実際に何をしたらいいのかは分かっていませんが…。)
Jun 9, 2005
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--- 特に書くことがない今日みたいな日には、昔旅行でたずねた場所を写真でご紹介していくことにします。---フィンランドは大学の時に行きました。2月の寒い盛りで、氷点下20度なんていう日もありました。でも、そういう寒い日の次の日が、オーロラが出る確率が高いとか。 緑色のオーロラでした。夢中で写真を撮りましたが、数枚しか取れていませんでした。 ロバニエミという場所。寒くてまつげが凍りました。川の水は温かく、湯気が出ていました。
Jun 8, 2005
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先日、日本人観光客が目立つという話をしましたが、自分でもあまりフェアではないコメントな気がしたので、公平になるために付け足すと…ヨーロッパ旅行中に、日本人よりも良く見かける(=どこにでもいる)のがドイツ人旅行客です。そして、日本人と同じように、一見してドイツ人と分かるのです。その理由は…まず、服装。山登りにでも行くような格好で、街中を散策します。おしゃれの要素はなし。地図や水、ガイドブックが必須で、大抵はkalimorなんかの丈夫なナップザックをしょっています。革のサンダルも絶対必須。みんな履いてます。それから、カメラ。よく日本人がカメラ好きの代表のように言われますが、ドイツ人にはかないません。日本人が小型軽量の最新カメラを持つのに対してドイツ人は無骨なまでの一眼レフ。国柄かライカも多く見かけます。そしてなぜか、ドイツ人旅行客って2人組みが多いんです。カップルはもちろん、男同士、女同士の2人組みも多い。双子のようにそっくりな格好で連れ立って歩きます。2人組みじゃない場合は大勢の団体ですね、なぜか。みんな背が高くてひょろ-っとしているのでとても目立つ。こんなドイツ人旅行客の姿はヨーロッパでは良く知られています。この間もイギリスのテレビ番組で「どこにでもいるドイツ人旅行客」が「いらいらさせられるもの」のひとつにあげられていました。そもそもイギリス人は戦争の恨みを忘れていない上に、ドイツ人のまじめさ、ジョークの通じなさが嫌いなみたいですね。同じ観光地に行ってもイギリス人が飲み明かして大騒ぎするのに対して、ドイツ人は早寝早起きして散歩をする、という明らかな国民性の違いがあります。でもそんなドイツ人が、バカ騒ぎするイギリス人にいらいらするなら分かるけど、どうして逆なんでしょう。無害だと思いますよ、ドイツ人観光客って。
Jun 7, 2005
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世界初のチャリティコンサートLive Aidから20年。主催者のボブゲルドフが、今年の夏再びLive8と称するコンサートを企画しています。場所はロンドンのハイドパーク。U2,Sting, Paul McCartney, Elton Johnといった当時の参加者はもちろん、ColdplayやScissor Sistersなんていう最近のバンドも参加予定。フィラデルフィア、パリ、ベルリン、ローマでも同時にコンサートが開催されるそうです。参加アーティストの名前を見るだけでもすごい。そもそも20年前のある日、BBCのニュースでエチオピアの酷い現状が報道されたことをきっかけに、ボブゲルドフが当時の第一線アーティストを集めてチャリティシングル「Do They Know it's Christmas?」を作成したのが始まり。その時のアーティストを集めてウエンブリーでチャリティコンサートを開くことになったのが、かのLive Aidです。テレビでコンサートを中継しながらボブゲルドフが視聴者に「Give us the f***ing money!」と脅していたのはイギリスでは歴史的なTVmomentと言えます。もともとチャリティ精神の強いイギリス人ですが、アーティストが集まってコンサートを開くことでチャリティにしようとしたのはこれが最初だったようです。この後アメリカでも似たような企画We are the worldが行われましたが、「チャリティコンサート」と言う概念が確立されたのは本当にボブゲルドフに負う所が大きいのです。確かに一人のミュージシャンがニュースを見て「何かしなくちゃ」と思い立った結果としては、Live Aidの与えた影響は驚くほど大きい。この功績で彼はサーの称号をもらうことになりました。今ではまるで政治家のように世界のあちこちでキャンペーンを行っています。今回のLive8は、スコットランドのエディンバラで行われるG8サミットに合わせて7月2日に行われるそうです。そのチケットの獲得方法が、携帯電話のテキスト(簡単なメール機能のようなもの。イギリスではこれが主流。)による抽選のなです。G8サミットの行われる場所を答えとしてテキストするだけで良いのですが、一回のテキストに1.5ポンドかかり、しかも75000枚のチケットが抽選で当たるだけ。このコンサートへの関心の高さを考えると、チケットが当たる確立は本当に少ない。でももちろん収益はチャリティにまわるのだし、なによりフェアだし、きっとダフ屋に儲けが流れるのを防ぐ意味もあるのでしょう。電話のようにつながるまでかけ続ける必要もないし、早い者勝ちでもない。何回かけてもよいので、きっとチャリティとしての収益も、ただチケットを売る場合の何倍もの売り上げになるに違いありません。この方法を考え出した人はえらい。まぁ、当たらなくてもチャリティだし、いいか。と思いながら、私もテキストを送っています。http://www.live8live.com/
Jun 6, 2005
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話が前後してしまいますが、ベルギーで忘れてはいけないのが言語のこと。ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語の二つです。テレビでポワロなんかを見ていると、フランス語が標準だと思ってしまいますが、実はそうでもない。駅や道路の標識、テレビ番組などはなんでも二ヶ国語で表示されています。駅の名前なんかをフランス語だけで覚えておくと、ひょっとした拍子にオランダ語表記を目にしたりして、一瞬間違えたのかと思ってしまう。要注意です。以前泊ったBBのおじさんの話では、フランス語とオランダ語は地方によって分かれてることが多いけれど、最近ではオランダ語は使われなくなってきているとか。そもそもオランダという小国でしか話されないようなオランダ語。オランダ語が母国語の人はフランス語を勉強するけれど、フランス語を母国語とする人はオランダ語は勉強しない。そしてだんだんオランダ語を話せる人が減ってきているそうです。そんなわけでベルギーではオランダ語を話すのは教養のある証しだし、だから企業などはオランダ語を話す人を採用したがるのだそうです。そういえば、Tさんがスリに合って警察が調書を取ったときも、書類はすべてオランダ語でした。でたらめ書かれてもわからないな、と思っていたら、ちゃんと端から英訳して確認してくれましたが。
Jun 5, 2005
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日本から訪ねてきた母と母の友人が帰り、ようやく今までの生活が戻ってきました。せまいフラットに2人を泊めるのだけでも大変でしたが、やはり観光客という非日常的な生活を強いられるので疲れてしまいます。毎日歩き回ってぐったりしてしまいました。2人の滞在中一番困ったのがやっぱりお風呂ですね。母は関節炎なので一日歩いた後にはどうしてもシャワーではなくお風呂がいいらしい。でも前にも書いたとおり、我が家のお風呂はバスタブ一杯分のタンク式なので、ひとりがお風呂に入ると他の人に充分なお湯はなくなってしまうんです。それに小うるさい下の階の住人のために、夜は11時前に風呂を終えないといけない。4人もいる家でこれを上手くまわすのが一番大変でした。結局私はジムのジャクジーとシャワーで済ましてくることが多かったのですが。いや、もちろんありがたいこともたくさんありました。日本食品を持ってきてもらったり、料理をしてもらったり、久しぶりに日本の話題も聞けました。大変なだけだったわけではありません。ただ、今はぐったりと疲れてしまって、ちょっとのんびりしたい気分なだけです。文も散漫なようです…
Jun 4, 2005
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日本では6月というと梅雨が始まり、湿度が高くじめじめした最悪の季節かもしれませんが、イギリスでは6月がたぶん一番良い季節です。雨がちの5月が終わり、梅雨のないイギリスでは6月に夏が始まります。基本的に雨がちでスッキリと晴れることの少ないイギリスですが、6、7月は晴天が多くなります。暑くもなく、寒くもなく、さわやかな日本の春のような陽気が続きます。そしてなにより日が長い。3月末に夏時間に変わってからめっきり日が長くなりましたが、今では夜9時半近くまで明るい毎日。夏至近くには10時まで明るくなるので、イギリス人は夜まで庭でバーベキューなどをして楽しみます。昔大学の英詩の授業でShall I compare thee to a summer's day?なんていうシェークスピアのソネットを習いましたが、この時先生が「日本の蒸し暑い夏を想像してはいけませんよ。イギリスのさわやかな夏の日にたとえているのです」と言っていたのを思い出します。そりゃそうですよね。日本の蒸し暑い夏にたとえられたら女の人もかわいそう・・・。
Jun 3, 2005
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なんだかスリの話で終わってしまいましたが、ベルギーはとても素敵な国です。もう3回も訪れていますが、魅力の一番は、やはりグルメ。まず有名なのはビール。何百と言う種類のビールがあり、ドイツやイギリスのような量をがぶ飲みするビールとは違って、それぞれがとてもデリケートな香りをもった味わい深いビールが多いです。生ビールもびんビールもありますが、大抵はビールの名前の入ったグラスに注いでおつまみ(プリッツェルなど)と一緒に持ってきてくれます。Abbey BeerとかTrappist Beerとかいう、修道院などで昔から作られているビールも珍しいものです。休むたびに毎回違うビールを頼むのが楽しい。食べ物でおいしいのは、やはり海産物。海に面しているので牡蠣、ムール貝、ロブスター(オマール海老と言います)、うなぎなどが有名です。ムール貝のワイン煮にフリッツ(フライドポテト)がついたものが、たぶん一番有名なベルギー料理。大なべに山ほどのムール貝が出てきます。ただ、ムール貝には季節があるらしいので要注意。観光客向けに、時期じゃないのにムール貝を出す店も多く、そういう場合はたいていは美味しくありません。スターターとして出されることの多い魚のスープも絶品。マヨネーズやマスタード、チーズ等をいれていただきます。ブリュッセルではカトリーヌ教会の近くにシーフードの専門店が多く、中でもl'huitrierとかいう(牡蠣屋という意味)店が格段に美味しかった。ロブスターを含むデザートまで入ったコースで25ユーロと、値段も手ごろです。デザート、お菓子ももちろん美味しい。有名なゴディバやノイハウスのチョコレートはもちろん、レストランでデザートとして出るチョコムースも最高。あとは、日本で一昔前にはやったベルギーワッフルも、あちこちで売ってます。多くの店は作り置いた物を暖めなおしてくれるけど、焼きたてのものを見つけるととても美味しい。チェーン店系の店じゃなく、路上に構えた屋台なんかの方が美味しい。最後に一言つけたしたいのが、肉屋通りのこと。街中に程近く、レストランが軒を連ねているので観光客はつい入りたくなる肉屋通り(Rue des Bouchersとか言う名前)は、地元民の間では観光客向けの値段設定と味の悪さで有名です。最初にブリュッセルに行った時に泊ったBBのおじさんに、絶対に行かないように念を押されました。とは言っても、時間に押され、お腹もすいて仕方なく一度入ったことがありますが、後悔しました。本当に高いし、味は良くないし、愛想がいいのも呼び込みをする最初だけで、客とけんかしている姿すら見かけました。避けたほうが無難です。食べ物の話ばかりでしたが、ベルギーはフランスともオランダとも違う町並みがとても魅力的なところです。スリにさえ気をつければきっと楽しめるはず。
Jun 2, 2005
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母達とロンドン、ベルギー市内を観光中、気になって仕方なかったのが、彼らの服装と行動。もちろん私も日本人ですが、こっちに長くいるとだんだんイギリス人を見るのに慣れてくる。そんな目で2人を見ると、浮いていると言うか、場違いと言うか、どうしても「日本人」の旗を掲げて歩いているように見えます。もともと日本人は西洋人より背が低くて髪が黒いだけで目立つのですが、余計に目立たせているのが原色っぽくて妙に明るい色の服装と、たすき掛けのバッグ、のろのろした歩きかた、あと、必要もないのにかぶる旅行用帽子と運動靴。日本でもこんな格好はしないだろうと言う服装を、旅行だからわざわざしている感じがします。日本人なのを隠せと言うのではないけど、あまりにも警戒心がなさすぎるんです。2人の分も警戒して歩かなくてはいけないようで、とても疲れてしまいました。(ブリュッセルで私が目を放した隙にTさんがスリに合ってしまったのもどこか必然と言う気がします。)きっと日本人はまだ海外旅行に慣れていないのか、服装、持ち物などに気負いすぎてしまうのかもしれませんね。その結果、妙な日本人観光客ルックが出来上がってしまう。場所にも寄るかもしれないけど、ロンドンなんかでは引ったくりよりもスリのほうが数倍多いんです。たすきがけもいいけど、持ち物や行動に常に気をつけて歩くほうが数倍大事だと思います。スリやひったくりだって、誰でも彼でもを対象にしているわけではなく、スキのある人間に目を光らせているんです。たすき掛けをしてなくたって、スキがなければ狙われません。誰が支払いをするか言い合って道端で財布や現金を出したりしない。カフェで何気なくテーブルの上に財布やカメラを置いたりしない。そして、あんまり目立つ格好をしない。曇りがちなロンドンで帽子なんていりません。あんなおっきなバッグに一日中いったい何を持ち歩いているのかもすごく疑問です。軽装で、常に気を配れるくらいの物を身につけて歩くほうが安全なのでは・・・?
Jun 1, 2005
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