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新しい携帯電話で写真撮影をしていないので、夕陽を撮りに行って時に試してみた。PC用画像モードだと、1280×960のサイズで撮れる。それをe-mailでPCに送り、サイズを小さく加工したのが下の画像。デジカメで撮った夕陽画像は、いつもの場所にアップしてあります。 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]しかし、携帯電話はすごいものですな。テレビやラジオが付いていたり、インターネットの端末になったり、デジカメの性能も上がっているようですし。 →夕陽を追いかけて
2005.11.30
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【追記】リンクを追加します。 →The Kolis Inn: ジャンバラヤ →なつメロ英語:ジャンバラヤ →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]ディランはロッキン・ドプシー&ヒズ・ケイジャン・バンドと共に"Dignity"を録音しているのですが、しっくりこないまま演奏を繰り返し、どんどん消耗していきました。もう深夜です。-------------------------------------------------------At abut three in the morning we had played ourselves out and just started playing any old stuff: "Jambalaya," "Cheating heart," "There Stands the Glass" -- couitry classics. Just fooling around, playing like we were on a party boat.-------------------------------------------------------おなじみリーダーズ英和辞典を引くと、"party boat"というのは「相乗り釣船」のことなんだそうです。これはちょっと雰囲気がわからないなあ。「ジャンバラヤ」は好きな人が多いですね。あのハンク・ウィリアムズ。私の場合はもちろんカーペンターズの大ヒットで、初めて聴いたのです。MIDIファイルがいくつも見つかります。 →"Jambalaya" →Jambalaya(On The Bayou) →Jambalaya ジャンバラヤ料理法も国内サイトでいくつも見つかります。ケイジャン料理で、ニューオーリンズ風パエリヤといった解説があります。私は冷凍食品で食べたこともあります。 →Let's Cook Some Southern Food Vol.4 "Jambalaya" and "Dirty Rice""Cheatin' Heart"という曲がわからないのですが、これは"Your Cheatin' Heart"のことでしょうか。それならやっぱりハンク・ウィリアムズの曲ですね。 →Ron's Hank Williams, Sr. Web Site: SOUNDS →Your Cheatin' Heartアマゾンでも試聴できます。"Your Chatin' Heart"というタイトルのベスト盤があって、"Jambalaya"も入っています。楽天広場ではリンクが張れませんな。お、TAB譜とMIDIファイルの置いてあるサイトがありました。"There Stands the Glass"はここにあります。 →Fingerstyle Arrangements"There Stands the Glass"は、あの"No Direction Home"にも入っているようですな。DVD持ってるんですけど、リージョンがアレなんで、まだ観てないんですわ。ディランが歌っているのではなくて、ウェブ・ピアス(Webb Pierce)です。あら、NHKのサイトで予告編が観れるじゃない。 →ボブ・ディラン:No Direction Home 楽曲リストこういう曲は、ディランがくつろげる曲なんでしょう。わかる気がします。
2005.11.30
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久しぶりに「月刊SkyPerfecTV!」を買った。「スカパー!」の番組ガイド誌はぴあの「月刊SkyPerfecTV!」と東京ニュース通信社 の「スカイパーフェクTV!ガイド」の2種が出ているのだが、番組表の慣れから、「月刊SkyPerfecTV!」を買う方が多いだろうか。といっても、今は年末に一度買うぐらいのものだ。今回はスカパーの契約セット改変による。今までは「ベーシックパック」の中の音楽充実の「ブルーパック」という契約だった。全35チャンネル+ラジオ100チャンネルで月に3140円。JNNニュースチャンネル以外にあまり見なくなったので、チャンネルを減らそうかなと思っていた。すると、12月から「ベーシックパック」の新規契約を停止して、66チャンネルで月額3500円の「よくばりパック」と15チャンネルで月額2800円の「えらべる15」を主力商品とすることに変えるよという案内が届いた。う~ん。一応値下げのようなので、たまたま来ていた事情通のたけP君(仮名♂二十代)に聞いてみた。ネット配信による無料配信が進むので、それへの対抗策ではないかという。最も脅威なのがYahoo!BBのモデムで、約900万台出ているそうだ。そんなに売れてたのか。というか、配ってたものなあ。サポートが皆無だったり、非常に不愉快な応対だったので、私はあと一歩のところで契約をとりやめたのだが、失敗だったのかしら。今まで見ていたチャンネルに、ちょっと見たいなというチャンネルを足すと、ちょうど15ぐらいになるようだった。でも、数日悩んでから、「よくばりパック」に乗り換えることにした。試視聴みたいなものだわ。あんまり見なかったら、また契約しなおせばいい。それで今は既に66チャンネル見えるようになったのだが、これがなかなか快適。夜中にちゃかちゃかと切り換えて、適当なチャンネルを選べる。量の変化は、質の変化に転化するものなのだ。まんまとスカパーの術中に陥ったな。 →星は何でも知っている ハンク・ウィリアムズですなあ。
2005.11.29
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別人28号というおやじギャグで有名な(ウソ)「鉄人28号」が、来年で生誕五十年なんだそうな。あら、誰かと同じ年齢。今朝の東京新聞に記事があった。 →東京新聞:鉄人28号よみがえる潮出版社で「鉄人28号 原作完全版」が刊行されるのだが、原画の多くは加工されたり、紛失したりしているため、原画の復元による出版なのだという。記事に登場する元アシスタント森正さんの話が興味深い。-------------------------------------------------------印刷の不鮮明な単行本の絵をトレースし、今の漫画に多い「硬く、シャープな線」とは対照的な「絹糸を引いたような線」で、原画のタッチを蘇(よみがえ)らせていく。一日約十二時間机に向かい、仕上げるのは七、八ページ。「やっているうちに分かったのですが、先生は常に一定の筆圧で描いていたと思う。そうすれば疲れず、線がダレない。それに線を一気に描くある種のリズム感がある」と森さん。この発見で「何とか描いていける」と自信を持った。-------------------------------------------------------手塚治虫さんのまるい、巻き込むような描線とは違かったんですね。夏目房之介さんによる、マンガ家のタッチ分析を思い出しました。復元による出版には疑問も残ります。記事にも書かれているように、横山光輝さん自身が御存命だったら不可能だった復刻でしょう。 →遠くまでいくんだ
2005.11.29
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8月に『まんがNo.1』の1973年3月号を入手したのだが、少し前にヤフオクで他の号を3冊出品している人がいた。同じ1973年3月号と、付録ソノシートが三上寛さんのものと、山下洋輔トリオのもの。いちばん競合が少なかった1973年2月号を、落札することができた。 →赤塚不二夫「まんがNo.1」大特集! →桜三月散歩道 #2お目当ての付録ソノシートは山下洋輔(ピアノ)+中村誠一(ヴォーカル)+古沢良治郎(ドラム)+渡辺文男(ティンバル・コンガ)で「ナンセンス・レコード ペニスゴリラ アフリカに現わる!」という、イカニモなもの。未聴だが、ソノシートの状態が良いことを祈る。「桜三月散歩道」が付いていた号は以前持っていたので、雑誌の内容もよくわかっていたのだが、今回のものは初めて見た。これがおもしろい。長谷邦夫さんのつげ義春パロディは実に懐かしい。キクチサヨコが川で流しているのがウンコだったりする。身も蓋もありゃしない。あはは、です。藤子不二雄さんがいわゆる西部劇のスチール写真を使って映画のパロディマンガを描いている。『シェーン』『真昼の決闘』『荒野の用心棒』ああ、時代だなあ。杉浦茂さんのマンガが載っているのは、本当に嬉しかった。ああ、目次の絵は田村セツコさんだ。今夜のお楽しみは、これです。
2005.11.28
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ディランはロバーツと一緒に、ラノワのスタジオに行きます。もちろんそこにはロッキン・ドプシー&ヒズ・ケイジャン・バンドが待っていました。 →ザディコの王 CHRONICLES #275-------------------------------------------------------Onece we started trying to capture it, the song seemed to get caught in a stranglehold. All the chugging rhythms began imprisoning the lyrics. This style seemed to be oblivious to their existence.その歌を捕まえようとし始めると、喉輪をかけられたようになってしまった。エンジンがバタバタいうようなリズムが、歌詞を閉じ込め始めたのだ。この演奏スタイルは、歌詞の存在を忘れているようだった。-------------------------------------------------------明らかに失敗でした。どうしてそうなるのか、ラノワとディランは困惑して、録音を繰り返します。でも、どんどんエネルギーが失われていくようです。-------------------------------------------------------The demo with just me and Willie and Brian had sounded effortless and it flowed smooth. Ceratinly, as Danny said, it didn't sound finished, but what recording ever does?僕とウィリーとブライアンだけで録音したデモは、気楽な音でなめらかに流れていた。ダニーが言うように確かにそれは仕上がってはいなかった。でも、仕上がったレコーディングなんてあるのだろうか?-------------------------------------------------------もちろんロッキン・ドプシーもそのように感じていました。でも、落ち着いて演奏を続けていきます。何時間もこんなことを繰り返して、判断力も鈍ってきました。もう深夜です。p.190に入りました。
2005.11.27
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【追記】丸井の跡地の写真を撮ってきました。2005年11月26日、土曜の午後6時、人口20万人の地方都市の駅前商店街の一画です。以前、のんびり市の駅近くに丸井があった。昨年の5月に閉店したのだが、38年間営業していたそうだ。かつて賑わっていた駅周辺を活性化させようと、地元商店街は再開発に熱心だが、またケチがついた。丸井跡地に建設中だったビジネスホテルが、その構造計算に姉歯建築設計事務所が関与していたらしい。基礎工事の段階で、突然工事がストップしてしまった。しかし「髪型も偽造」って、ああた。そういう攻撃はイケナイ。おもしろいけど、イケナイ。お金持ちなのにすぐわかっちゃうようなのかぶってるんですか。 →週刊文春 2005年12月1日号
2005.11.26
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→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]2行空けて話が変わります。ニュー・オーリンズにエリオット・ロバーツがやってきました。覚えてませんよね、この名前。春になったらということで、ディランがツアーを組むように依頼した人物です。 →三年たったら CHRONICLES #209その時ディランは妙なことを考えつきました。年間200回のコンサートを、3年間にわたって繰り返すというものです。同じ場所へ3回いけば、新しいファンができるはずだと。ロバーツは、その最も肝心なところを無視しました。-------------------------------------------------------"You can't play the same town every year, nobody's gonna get an erection over that. You gotta leave towns alone. Leave 'em be for a while," he said.「毎年同じ町で演奏はできません。それでは誰も立ちゃしませんよ。そういう町は放っておくんです。しばらくそのままにしておきなさい」と、彼は言った。-------------------------------------------------------ディランはまったく新しくやり直すつもりでいたので、話が合いません。ここでロバーツはジェシー・ジェームズを引き合いに出します。当時銀行強盗はたくさんいたのに、みんなが覚えているのはジェシー・ジェームズの名前だけです。ジェシー・ジェームズは神話的人物(mythological)でした。同じ銀行を襲うことはありません。毎年同じ町で演奏することもありません。無茶苦茶な話ですが、ディランが神話的人物であることは確かに本当です。ここで「ジェシー・ジェームズ」の復習をしておきましょう。 →大衆ヒーローのアウトロー ジェシー・ジェームス →Jesse James →CHRONICLES #51 幻の「ジョー・ヒル」ただいまp.189です。
2005.11.26
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本屋さんに行ったら、鈴木隆さんの『けんかえれじい』が岩波現代文庫で出ていた。たぶん80年代に角川文庫で買ったと思うのだが、立ち読みしているうちにこの版も買っていこうという気になり、衝動買いしてしまった。鈴木清順監督『けんかえれじい』の原作だ。私の場合はNHK少年ドラマでもおなじみだった。どちらもとてもおもしろかったが、この原作本も、実におもしろい本なのである。映画は「昭和維新の歌」と軍靴の音で、侵略戦争の時代を予感させて終わっていた。二巻本の原作では上巻「第一部 青春編」の半ばほどのところだろうか。愛すべき主人公南部麒六はその後都の西北に進学し、柄に合わぬ童話サークルで活躍する。下巻は「第二部 軍隊編」で、麒六の軍隊生活が描かれる。泥沼の中国戦線に放り込まれた麒六の喧嘩人生は、果たして……。といったところで、詳細は述べられない。なんといっても、中身を忘れてしまったのだよ。『けんかえれじい』のことは何度か書いたつもりになていましたが、そういうタイトルで書いてはいないのですね。検索したら、次のようなものに『けんかえれじい』が登場していました。 →2003年10月25日付日録:[1977-1970 > 2003-1996] →2004年1月29日付日録:ぼくがぼくであること →2004年7月22日付日録:昭和維新の歌時々思い出すようですね。それだけ奥深くまで染み込んでいるんでしょうね。
2005.11.25
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【幻泉館サーバ停止のお知らせ】回線工事のため、下記時間帯に幻泉館サーバが一時停止いたします。幻泉館本館にアクセスできなくなり、ミラーサイトの画像も表示されなくなります。 12月2(金) 2:00am~6:00am 過去の例では午前中いっぱい停止したこともあります。ご迷惑をおかけしますが、完全復旧には昼ごろまでお待ちください。-------------------------------------------------------前回の停止が11月24(木)です。おいおい、十日しか経ってないぜ。それじゃ、前回の工事は何だったんだ。何考えてるんだ、NTT西日本!他に乗り換えようかしら。
2005.11.25
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→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]-------------------------------------------------------There'd been a station like that also broadcast into my hometown. In a weird sense, I felt like I was starting over, beginning to live my life again. 僕の故郷の町にも、似たような局が入ってきていた。僕は最初からやり直して、また自分の人生を始めるような、不思議な感じがした。-------------------------------------------------------この感じはとてもよくわかります。三十年ぶりに聴く曲、それと同じ頃に聴いた曲の数々。どうしたって、そのころの自分に戻ったような気になります。私が70年代のアルバムを集めたのも、ちょうど三十年後のことでした。ラジオで聴いたけれど、LPを買うことはできなかったアルバムを、復刻CDで買ったのです。URCとベルウッドのアルバムが多かったですね。復刻されないものは中古LPを買って、自分で手製復刻CD-Rを作りました。何かに憑かれたかのように、そんな作業を深夜に繰り返していました。私は何をしていたのでしょう。ディランが聴いたニューオーリンズのFM局は、あとはジャズの専門局でした。それはもっと新しいものを流していたそうです。 →Stanley Clark →Bobby Hutcherson →Charles Earland →Patti Austin →David Benoitさすがに50年代のカントリーより、こちらの方がおなじみです。
2005.11.25
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唐十郎さんが、紫綬褒章の内示を受けながら、辞退していたそうだ。以前受賞した岸田国士戯曲賞や芥川賞は民間の賞。国家からの受章を拒否したのである。嫌なニュースが多い中、実にさわやかな話だ。
2005.11.24
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→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]WWOZは、ディランが1950年代に故郷で聴いていたのと似たような曲を流していました。ブラウン・シュガーというDJの声だけでなく、そんな音楽もディランをリラックスさせてくれたのです。--------------------------------------------------There was a country radio station, too, that came on early, before daylight, that played all the '50s songs, a lot of Western Swing stuff -- clip clop rhythms, songs like, "Jingle, Jangle, Jungle," "Under the Double Eagle," "There's a New Moon over My Shoulder," Tex Ritter's "Deck of Cards," which I hadn't heard in about thirty years, Red Foley songs.--------------------------------------------------ディランが郷愁を感じるようなカントリーの専門局。これはよくわかりませんなあ。「ウェスタン・スウィング」というジャンルがあるんですね。「1930年代にテキサスから発祥した音楽。カウボーイ・スピリッツを称賛する内容に、ヒルビリー・ミュージックやビッグバンド・ジャズを融合したもの」だそうです。"Jingle, Jangle, Jungle"を検索したら、Bobby Darinがヒットしました。疲れていると、Bob Dylanに見えます。どこかで見た名前だなと思ったら、「ボブ・ディラン」という名前を考え出す時に、挙がっていたのですね。 →CHRONICLES #96 ボブ・ディランの誕生 →Official Bobby Darin Website"Under the Double Eagle"は、ワーグナーの「双頭の鷲の下に」と同じ曲なんでしょうか。マーチング・バンドを想像しました。"There's a New Moon over My Shoulder"は「肩にかかる月」という邦題のようです。倉敷にある喫茶店がいい感じ。 →Olive FavoriteTex Ritterはたくさんヒットしますね。ハリウッドのカウボーイ・ヒーローにしてウェスタン歌手。三十年ぶりに聴いたとは、懐かしかったことでしょう。私が小さいころには、こういう感じのアメリカン・ヒーローの名残がまだ少し残っていました。 →Tex Ritter →Wikipedia: Tex RitterRed Foleyを検索していたら、カントリーとブルーグラスを中心とした日本のウェブラジオがヒットしました。なるほど。楽器の練習に活用している方が多そうです。 →Streaming Web Radio →Red Foley
2005.11.24
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→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]"Oh Mercy"を録音するためにニューオーリンズに滞在していたディランは、仮住まいに戻ると地元のFM放送WWOZを聴いていました。DJのブラウン・シュガーがどんな女性なのかわかりませんが、ディランは本当に好きだったようです。-------------------------------------------------------It was relaxing listening to her. I'd stare at the radio. Whatever she said, I could see every word as she said it. I could listen to her for hours. Wherever she was, I wished I could put all of myself in there.彼女の声を聴くとリラックスできた。僕はよくラジオを見つめていたものだ。彼女がどんなことを言っても、そのひとつひとつの言葉が見えた。彼女の声は何時間でも聴いていることができた。彼女がどこにいたとしても、この身のすべてをそこに置けたらいいなと思った。-------------------------------------------------------かなり熱烈であります。いい年こいたおっさんの言葉とは思えません。でも、とてもよくわかります。実際にディランは、このラジオ番組で思春期の追体験をしていたのです。つまり、郷愁にひたったのです。-------------------------------------------------------WWOZ was the kind of station I used to listen to late at night growing up, and it brought me back to the trials of my youth and touched the spirit of it.WWOZは僕が大人になろうとしていたころ、夜中に聴いていた局に似ていたので、若い頃の苦しみや、その頃の気持ちを思い出させてくれた。-------------------------------------------------------若い頃を振り返ってみると、なにか困難にぶつかると、ラジオを聴いて気を晴らしたそうです。とても普通の若者の姿だと思います。今の十代はそれほどラジオを聴かないのかもしれません。私の思春期は深夜放送の最盛期だったこともあり、このディランの記述はとてもよくわかります。よく聴く音楽の好みも、この頃に基礎が作られたのでしょう。
2005.11.23
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アマゾンからメールが来た。以前買った米国産CDには異常プリオンが仕込んであってPCが狂牛病に罹るので、返品してくれというものだ。注文番号しか書いてないので、どのCDのことなのかすぐにはわからない。アマゾンのサイトに行って、「アカウント・サービス」でCDを確認する。あら、ピートシーガー! →The Essential Pete Seeger [Sony] [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]お金も戻してくれるし、送料も負担しなくていいのだが、面倒。代わりのCDを送ってくれないと困るのだよ。MP3ファイルを作る以外には普段PCで音楽を聴くことがないので、このCDは手元にとっておこう。問題のCDは、半年ほど前に購入したピート・シーガーのベスト盤である。いや、うちの子にかぎってだわ。まさかアタシの買うようなCDがソレだとは思いませんでした。-------------------------------------------------------Amazon.co.jpへのご注文について平素は、Amazon.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様よりご注文いただきました商品についてお知らせがございます。件名のご注文番号にてご購入いただいた商品のうち、タイトルに"SONY XCP CONTENT/COPY-PROTECTED CD"と表示されております商品にはXCP digital rights management (DRM)ソフトウェアがインストールされております。このソフトウェアをPCで再生いたしますとセキュリティ上の懸念があるため、発売元である米国Sony BMGよりXCPソフトウェアが入ったCDの販売停止の要請がありました。詳細につきましては、米国Sony BMGのサイト(http://cp.sonybmg.com/xcp/)(英語)をご覧ください。Amazon.co.jpからこの商品を購入されたお客様には、開封、未開封に関わらずAmazon.co.jpの返品手続に則り不具合商品として商品代金を返金いたします。(後略)-------------------------------------------------------
2005.11.22
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何日か本に触れていないと、どこまで読んだか忘れてしまいますな。"Dignity"を録音したら良かったので、さらにロッキン・ドプシーのバンドと録音しなおすことにしたというところでした。2行空けて話が変わります。-------------------------------------------------------At the house on Audubon Place the radio was always on in the kitchen and always tuned to WWOZ, the great New Orleans station that plays mostly early rhythm and blues and rural South Gospel music.オーデュボン・プレイスの家ではいつも台所でラジオがつけてあり、WWOZに合わせてあった。たいていは初期のリズム&ブルーズや南部の田舎のゴスペルを流している、ニューオーリンズの素晴らしい局だ。-------------------------------------------------------オーデュボン・プレイス風景がありました。都市計画で作られた高級住宅地のようですね。 →Audubon Neighborhood Snapshot-------------------------------------------------------Audubon PlaceAudubon Place is a result of the “City Beautiful” movement in architecture and planning. The houses are arranged around a central oblong park planted with palms and azaleas. The park and roadway are for the exclusive use of the residents. Developers placed lower limits on construction costs to ensure uniformity in dwelling style. Audubon Place is located on the strip of land bordering the upriver side of Tulane University and fronting 550 feet on St. Charles Avenue. The development began in 1893 and remains virtually the same today.-------------------------------------------------------WWOZは公式サイトがあります。やはりハリケーンで打撃を受けたのでしょう。再建のための募金を呼びかけているのに、胸が痛みます。 →WWOZ 90.7 FM New Orleans Jazz & Heritage Stationディランが聴いたのは、深夜放送ですね。お気に入りだったのは、ブラウン・シュガー(Brown Sugar)という女性がDJを務めていた番組です。調べてみると、ブラウン・シュガーが担当していたのは「Saturday, 2:00am - 5:00am」で、ブルーズの番組だったようです。 →WWOZ Programmersこの番組でレコードがかかっていたとディランが書いている人の名前を挙げておきます。 →Wynonie Harris →Roy Brown →Ivory Joe Hunter →Little Walter →Lightnin' Hopkins →Chuck Willis好きな音楽が流れるというだけでなく、ディランはこのブラウン・シュガーさんの声が好きだったようです。あたたかくてやわらかい声で、ゆっくり話してくれる。電話でリスナーの恋の相談に答える。まさに深夜放送ですね。私の場合は、受験勉強をしながら聴いた竹谷英子さんの声が忘れられません。北海道のラジオ局から引き抜かれて、TBSで「ラジオでこんばんは」という番組を担当していました。寒い夜に、心があたたまりました。今回検索して驚きました。あの悪役商会のプロデュースをしている会社(ハワード)の経営者なんだそうです。 →Wikipedia: 竹谷英子
2005.11.22
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一級建築士による書類偽造事件で思い出したのは、田中角栄さんだ。偽造の部分ではなくて、私が普段縁のない「一級建築士」という資格からの連想にすぎない。 →建築士法案提案理由説明角栄さんは一級建築士という資格を作り、そして自分がその取得第一号になりました。 →Wikipedia: 田中角栄田中角栄という政治家は、1972年という日本の歴史の転回点に首相となった人で、ロッキード事件だけでなく、日中国交回復でも歴史に名を残しました。コイズミ改革は田中角栄という政治家が作り上げたシステムの一掃にあるのだということが、しきりに言われています。納得できるようでいて、かなり怪しげな論だなあと思います。現象としてはそう見えることも多いのでしょうが、コイズミは理念の政治家ではありません。とりあえず壊していることは確かです。土建屋の利権構造をどこまで壊すのでしょうか。日中関係は、かなり壊してます。早く任期を終えて、まともな外交をしてくれないとやばいです。コイズミ改革で取り上げられた利権が、庶民の懐を潤すわけではありません。「角栄的なるもの」はいろいろあっても、「コイズミ的なるもの」などは存在しません。空っぽです。
2005.11.21
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ミラーの幻泉館日録@So-netにコメントを付けてくださった高伊床鍬菜依田衛門さんのところへ行ったら、ハーボットというのが貼り付けてあった。どうもBlogPetと類似のものらしい。そういえばそんな言葉をSo-netで見かけたことがあるような気がする。せっかくだから設置してみることにした。BlogPetの方は「ヒナ」なので、行きがかり上ハーボットは「少年」ということになりますな。別にSo-netでなくても、普通のサイトやブログには設置できるようだ。これも行きがかり上、So-netブログでよかろう。あ、JavaScriptで動くので、楽天広場は駄目です。う~ん、使い方がよくわからない。とりあえずブログを更新すると、こいつは何か食べることができるんだそうな。 →幻泉館日録@So-net
2005.11.21
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ミラーの幻泉館日録@So-netに楽天外リンク先のマエさんがコメントを付けてくださった。森達也さんの『いのちの食べかた』がとても良いそうだ。気になっていた本なので、他の森さんの本と一緒に注文した。『いのちの食べかた』は、理論社の「よりみちパン!セ」というシリーズ。「中学生以上のすべての人の よりみちパン!セ 寄り道は、キミがハッピーに生きるための近道」と帯にある。なんだか懐かしいなあ。漢字に力一杯ルビが付いているのも、懐かしい。でも、この本は、実は中身がとても濃いのだ。森さんが直接「いのちの食べかた」を考えるきっかけになったのは、「屠殺」だろう。我々は毎日牛や豚を殺して食べているのだが、その現場がテレビで流れることはない。魚を捌く映像は珍しくもないが、牛や豚の解体現場をテレビで見ることはほとんどないだろう。日本での肉食の歴史。日本人の「穢れ」や「不浄」の意識。こんなことをを堂々と語っている本には、なかなかお目にかかれないものだ。ここから一気に戦争責任の話にまで突き進んでいる。森達也さんの力作だと思う。孫引きだが、この本に引用してあった伊丹万作さんの言葉。-------------------------------------------------------つまりだますものだけでは戦争は起こらない。だますものとだまされるものがそろわなければ戦争は起こらないということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである。 そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものにあるのではなく、あんなにも雑作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、家畜的な盲従に自己をゆだねるようになってしまっていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。-------------------------------------------------------時々こういうものを読んで背筋を伸ばさないといかんな。
2005.11.20
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今は亡き我が心の師匠高田渡大人の、57歳誕生会に行ってきました。やはり我が心の故郷吉祥寺です。しかし、早いことくたばるもんじゃありませんな。いつのまにかパウロさんになってしまったり、とんでもない時期に誕生会が開かれたり。渡さんの誕生日は、本当は一月一日です。さて、「高田渡生誕会57」は、2005年11月18日・19日の二日間、吉祥寺のスターパインズカフェで開催です。何度か御案内をいただいた中山ラビさんのライブ会場がここでした。実際に行くのは初めてです。土曜日は無理ですが、金曜日にはなんとか都合がつきました。温州蜜柑さん(仮名)の手引きで吉祥寺駅からまっしぐら。STAR PINE'S CAFEは「MANDA-LA 5」なんだそうです。「3」と「4」はどこにあるのかなあ。この誕生会はイサトさんの提案で始まったもので、渡さんの曲を歌い継ぐ集いです。嬉しいことに来年は高田渡生誕会58が開かれることになっています。開演前には、あの春一番最終日に聴いた佐久間順平さんのフィドルが流れています。高田渡メドレー。生で演奏しているようではないけれど、CDになってないよなあと不思議に思っていたら、最後に風太さんが説明してくれました。順平さんが自宅録音したのだそうです。★中川五郎+良原理恵#1 ♪大空が僕を呼ぶ#2 「ファーブルさん」#3 「2005年4月16日」五郎さんのギター弾き語りに、今夜はリエちゃんの鍵盤ハーモニカ&ピアノ&アコーディオンのサポートが付きました。最後の曲は、渡さんの訃報を受け取ってからのドキュメンタリーです。渡さん、亡くなったんだなあとしみじみしてしまいました。★シバ#1 「夜風のブルース」#2 「酒」#3 「火吹竹」#4 ♪毎日毎日ろくなことがないのさ#5 「バイバイブルース」渡さんの古い曲を、かっこいいシバのブルースで聴きました。良かったです。★中川イサト+今井忍+竹田裕美子+高田漣+宮崎勝之+古橋一晃+大庭珍太+河野俊二#1 ♪吉祥寺1972#2 ♪おぼえているよ、あの日の空#3 ♪泣きたいほど寂しい夜#4 「生活の柄」1曲目は懐かしい70年代の吉祥寺風景。「中道通り」「バンビ」「吉祥寺火薬庫」が歌い込まれます。残念なことにウニタは出てきませんでした。3曲目はハンク・ウィリアムズ。豪華メンバーなんですが、ステージが狭いので、ちょっと人が多過ぎる感じです。★ゲスト 加藤幸和+下路雅之#1 「男らしいってわかるかい」びっくりしました。いつも束ねている髪をおろして、「のろ」のマスター加藤さんが登場です。気持ちよさそうに歌ってくれました。ギターを弾く左手がまったく動いていないのが御愛嬌。★宮武希+松永孝義+今井忍+ANNSAN#1 「夕焼け」#2 「ひまわり」#3 「その青」#4 「春のような」#5 「風のゆくえ」1曲目の渡さんの曲を、弓で弾くベースをバックに、アカペラに近い感じで歌ってくれました。今夜はちょっと声が出ていなかったような。★いとうたかお#1 ♪さみしい人が多すぎる#2 「フレンド」#3 「風」#4 「明日はきっと」風太さんが昔のことをいろいろしゃべるので、「言わんでもええことを」と登場。3曲目が渡さんの曲で、本人に言って持ち歌にさせてもらったそうです。4曲目がフィナーレ。順平さんや村上律さんといった、明日の出演メンバーもステージに集まりました。順平さんは顔が真っ赤でしたが、酔っ払ってたのかしら。フィドルいいなあ。★アンコール#1 「靴が一足あったなら」#2 「自転車に乗って」もちろん全員で歌うのです。いいコンサートでした。また来年!パンフレットのデザインはシバさんと佐藤GWAN博さんだそうです。
2005.11.19
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"Political World"に続いて"Most of the Time"を放っておくことにしたディランは、少し休んでから"Dignity"を録音します。バックの演奏はブライアン・ストルツ(Brian Stoltz)とウィリー・グリーン(Willie Green)だけでした。 →bobdylan.com: Dignity →コートの魔術師 CHRONICLES #235 →人間の尊厳 CHRONICLES #236 →十年目のギター CHRONICLES #237この演奏で初めてディランは満足します。-------------------------------------------------------We listend to the playback and Dan got excited, said that the song had plenty of promise and arranged to cut it the next night with Rockin' Dopsie and His Cajun Band.テープを聴くとダンが興奮して言った。この歌には大きな可能性があるから、明日の夜ロッキン・ドプシー&ヒズ・ケイジャン・バンドと一緒に録音する手はずを整えよう。-------------------------------------------------------このロッキン・ドプシーは1993年に亡くなったお父さんの方でしょうか。でも、お父さんの方はあんまり記述が見つかりませんなあ。ザディコ(Zydeco)ですね。 →Wikipedia: Rockin' Dopsieこの後、ディランは通り掛かった映画館で"The Mighty Quine"という映画が上映されているのを知ります。後で、録音の合間に観に行きました。この曲はイギリスでヒットしたのだそうです。 →bobdylan.com: Quinn the Eskimo(The Mighty Quinn)映画の方は、日本では劇場公開しなかったようですね。テレビで放映された時の邦題は『刑事クイン/妖術師の島』。 →『刑事クイン/妖術師の島(The Mighty Quinn)』(1989年)主役のデンゼル・ワシントンは、もちろん後にあのハリケーン・カーターを演じることになります。そういう縁もあって、ディランはこの役者さんがお気に入りのようですね。-------------------------------------------------------I wondered if Denzel could play Woody Guthrie. In my dimension of reality, he certainly could have.デンゼルはウッディ・ガスリーを演じることができるだろうかと、僕は思った。現実に関する僕の尺度からすれば、彼だったら確かに演じることができただろう。-------------------------------------------------------おもしろいことを考えるものですね。私にとっては、なんといってもデンゼルは『マルコムX』です。
2005.11.18
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喉がまだ本調子ではないので、コンビニでキャンディを見つくろう。ほお、「チェルシー 抹茶ミルク」というのが出たのか。試してみよう。袋の右上に、「CHELSEA発売35th」と書いてある。最初の発売は缶コーヒーと近いのね。印刷されたURL「http://chelsea-agetai.jp」をクリックすると、明治製菓のサイトに飛ぶ。 →明治製菓:チェルシー午後のお茶の時間を、「チェルシー豆知識」なんぞ眺めてすごす。『明治チェルシーの唄』のCDが当たるよと書いてあるけど、これは普通に売っているCDなんですな。小林亜星&安井かずみ。懐かしい曲です。南沙織が歌っているのは知らなかった。まったくテレビを見ていなかった時期なんだな。ちょっと欲しいが、買うほどでもない。それで懸賞に応募してねということです。応募しようかしらん。1.シモンズ (1971年)2.ガロ (1972年)3.ペドロ&カプリシャス (1975年)4.南沙織 (1976年)5.サーカス (1979年)6.八神純子 (1981年)7.あみん (1982年)8.大貫妙子 (1984年)9.アグネス・チャン (1985年)10.蒲原史子 (1988年)11.有澤圭子 (1991年)12.シーナ (シーナ&ロケッツ) (1994年)13.PUFFY (1997年)14.小野貴子・宮内美枝 (1999年)15.上原多香子 -TV-CM「花畑編」原版より- (2000年)16.CHEMISTRY (2003年)17.KA・RA・O・KE 1971年バージョン (BOUNS TRACKS)18.KA・RA・O・KE 1985年バージョン (BOUNS TRACKS)19.KA・RA・O・KE 1994年バージョン (BOUNS TRACKS)20.KA・RA・O・KE 1999年バージョン (BOUNS TRACKS)
2005.11.17
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ラノワは"Most of the Time"に形を与えます。-------------------------------------------------------He added layers of parts and soon the song seemed to have some kind of attitude and purpose. Trouble was that the lyrics weren't putting me in there, where I wanted to be.彼が何層ものパートを付け加えると、やがてその歌はある種の主張と意図を持つように見えた。問題は詞が収まらなくなったことだった。僕が思っていたようには。-------------------------------------------------------ラノワのおかげで曲らしい体裁を持つようにはなったのだけど、元々作ってあった歌詞が曲に乗らなくなってしまったということのようです。それでは違う歌になってしまいます。-------------------------------------------------------It seemed to have more to do about time itself than it did with me. I felt that the sound of a clock like Bib Ben should be ticking right through the tune at various levels. A big-band treatment would have been okay, too. In my mind I was beginning to hear me singing the song with the Johnny Otis Orchestra.僕のことよりも、時間自体のことを歌っているようだった。曲全体を通して様々な強さで、ビッグ・ベンのような時計の音が時を刻んでいるのが聞こえるのを感じた。ビッグバンドを使うのも良いだろう。僕は心の中で、この歌をジョニー・オーティス・オーケストラをバックに歌っているのが聞こえるのを感じ始めた。-------------------------------------------------------あれあれ。当初は「時間」のことを歌うつもりはあまりなかったのですね。ディランは鐘の音が好きでした。でも、ここでは鐘ではなくて、大時計が時を刻む音が聞こえたようです。 →Welcome to Johnny Otis World!でも、結局この曲も行き詰まってしまいました。取り組む意欲を喪失して、ディランは二曲目も放り投げます。p.186に入りました。
2005.11.17
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Panasonicの担当さんから何度かメールが来て、その度に駄目だったのだが、やっと動くようになりました。おまけのソフトまで面倒見て、大変ですね。御苦労様でした。しかし、おまけのさらにおまけで入っている「輝きつづけて/小田一葉」は何なんでしょう。 →東へ西へ #2 →心の愛 →曇り空 →東へ西へ
2005.11.17
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【幻泉館サーバ停止のお知らせ】回線工事のため、下記時間帯に幻泉館サーバが一時停止いたします。幻泉館本館にアクセスできなくなり、ミラーサイトの画像も表示されなくなります。 11月24(木) 2:00am~6:00am 過去の例では午前中いっぱい停止したこともあります。ご迷惑をおかけしますが、完全復旧には昼ごろまでお待ちください。
2005.11.16
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-------------------------------------------------------It was either too early or too late for "Political World." We'd have to put it away and listen to it later. It might sound better. That can happen."Political World"の録音は、まだ早すぎるか、遅すぎるかのどちらかだった。放っておいて、後で聴かなければならないだろう。その方が良さそうだ。そうなのかもしれない。-------------------------------------------------------次に"Most of the Time"を録音することにしました。といっても、実はまだこの歌にはメロディもなかったのです。そこでディランはギターを爪弾いて(strum)音を探していかなければなりませんでした。 →bobdylan.com: Most of the Time ♪ Most of the time ♪ I'm clear focused all around, ♪ Most of the time ♪ I can keep both feet on the ground, ♪ I can follow the path, I can read the signs, ♪ Stay right with it, when the road unwinds, ♪ I can handle whatever I stumble upon, ♪ I don't even notice she's gone, ♪ Most of the time. ♪ たいていの時 ♪ わたしは焦点がはっきり合っている ♪ たいていの時 ♪ わたしは両足を地につけていられる ♪ 小道に分け入っていくこともできるし、道しるべを読み取ることもできる ♪ 道がどこまで延びていっても迷うことなく歩いて行ける ♪ どんなことに遭遇してもわたしはちゃんと対処できる ♪ 彼女が去ってしまったこすらわたしは気づいていない ♪ たいていの時 (中川五郎訳)やっぱりなんだかよくわからない歌詞です。できあがった曲は、ゆっくりとしたアレンジで、独白するように歌っています。「たいていの時」を歌っているけれど、「たいてい」ではない「時」が問題なのかしらと、余計なことを考えてしまいます。-------------------------------------------------------I never did come up with any definite melody, only generic chords, but Dan thought he heard something. Something that turned into a slow, melancholy song. On this, Danny was contributing as much as any musician.僕は明確なメロディをまったく考え出せずにただ一般的なコードを弾いただけなのだが、ダンは何かが聞こえたと思った。その何かがゆっくりとしたもの悲しい曲になった。この曲では、ダニーがどのミュージシャンよりも貢献していた。-------------------------------------------------------あれ?実際はダニエル・ラノワが作曲したということですか?
2005.11.16
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ベネズエラのチャベス大統領が、メキシコのフォックス大統領をアメリカの「飼い犬」などと批判したことから、両国関係が悪化しているのだそうな。双方が大使を召還とは、穏やかではありませんぞ。ブッシュの飼い犬呼ばわりされたのが、よっぽど悔しかったんだねえ。そりゃあ、怒るわ。あんなアホな大統領の飼い犬と間違えられては。ニッポンのコイズミ君もさぞ悔しいことだろう。だって誰もが認めるように、ブッシュの飼い犬はコイズミ君なんだから。フォックス大統領なんかに負けるなよ~ん!
2005.11.15
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しばらくMP3を聴かなかったのは、和太鼓の重低音が聞こえなくてがっかりしたからだ。それでMDを聴いていたのだが、機械的に作動する部分があると、どうしてもバッテリー切れが気になる。余計な機械を持ち歩くのも邪魔だ。携帯電話でMP3(相当)を聴くことができるようになったので、ノートPCでも聴けるようにしておこう。以前はインストール用のファイルを保存しておいたが、今はすぐにダウンロードできるので、それも必要なくなった。肝心なのは検索語。[winamp][日本語]で、最初にこれがヒットする。 →Winamp日本語化キットここはWinampの日本語化だけでなく、元のWinampへの直リンがあって便利なんです。スキンは少し前のWinampが良かったので、それに着替えます。ソフトは以前作ったやつがハードディスクの中にかなり残っている。真剣に聴くというよりは、PCで作業をしながらバックに流す感じなので、いろいろあった方が楽しい。今回は古い「洋楽」を適当にみつくろって放り込む。でも、時々聞き入って、手がお留守になるんだよね。この前変換作業をするので持ってきて忘れていったビートルズの『1』を変換しておこう。こういうベスト盤やオムニバス盤というのもMP3には相性がいいようだ。これも[CDex]を検索してサイトを探す。 →CD rippersCDexはversion 1.51なんだな。これでよろしい。特に日本語化は必要ないだろう。最近買ったCDも、後で少しMP3ファイルを作っておくか。一時期コピーガードの付いたCCCDを発売していた会社も、それはやめたようだな。儲かる方向に動いただけで、反対していた者が「勝った」感じがしないのは残念だ。
2005.11.15
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夕陽ちゃん(仮名♀十代)に頼まれて、ヤフオクでMP3プレイヤーを購入した。条件はとにかく安価な新品ということ。128MBで2300円ナリ。送料や送金手数料が必要なので約3000円となるが、それでも安い。ジュン・ペ様(仮名♂十代)は半年ほど前にGATSBY(ギャツビー)でiPod shuffuleを入手している。ハイティーン諸君のMP3プレイヤー所有率はかなり高いのだろう。2300円のMP3プレイヤーはMADE in China、「親切日本語」だけど、マニュアルなど読まなくてもなんとなく使えてしまう。単4電池を使うのでiPod Shuffleよりかさばるが、特に専用ソフトも使わずにUSBメモリーとしても使えるし、普通にMP3を転送すればそれでOK。内蔵マイクを使ってボイスレコーダーとしても使える。録音時間は最長17時間である。これはいいなあ。事情通のナガイ君(仮名♂十代)によれば、貼付のネックストラップイヤホンは、シャープのプレイヤーに付いていたのと同じものではないかという。ありそうな話だ。なぜかサンプルとしてAquaの"BARBIE GIRL"とLionel Richieの"SAY YOU, SAY ME"がそれぞれMP3とWMAで入っていたのだけど、これはいいのかね。いけないもののような気がするのだが。
2005.11.15
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まるで映画スターのような極右政治家をテレビで眺めた後、ディランは気をとりなおしてラノワのところに戻ります。精神的にきつかったので、細部をよく覚えているのでしょうか。ラノワはもちろん自分で良いできだと思って、ディランにテープを聞かせているわけです。-------------------------------------------------------Lanis liked the tone of the song, asked what I didn't like about it. I told him that we couldn't turn it loose the way it was. We had to strip it down.ラノワはこの歌の雰囲気が気に入っていたので、僕にどこがよくないのか尋ねた。こんなふうにおおらかな感じにしてはいけないのだと、僕は言った。はぎとって曲をむきだしにしなければならなかった。-------------------------------------------------------賑やかで楽しいアレンジだったんですね。メイソンのギターを削ります。それでディランのギターが聞こえると、メイソンのギターに合わせて演奏していたドラムの音がおかしく聞こえます。うまくいかぬ(goofing)まま、数日が過ぎました。その間に、もっとテンポを上げるべきだと考えました。歌をバラしてコーラスのようにメロディラインを付け加えたりしても、うまくいきません。ラノワはファンク・バージョンが良いのだと信じ込んでいました。どうもうまく意図が通じていないようだと、ディランは悩み始めます。-------------------------------------------------------At one point things really began to boil. He got so frustrated, he flashed into a rage, swung around, flinging a metallic dobro like it was some kind of toy and smashed it to the floor with furious actions.ある時点で、事態は本当に煮詰まった。ラノワがいらだって荒れ狂い、金属製のドブロを何かおもちゃのように放り投げたのだ。ドブロはすごい勢いで床にぶつかり、がしゃんという音を立てた。-------------------------------------------------------記録係をしていた女の子が涙を浮かべて部屋を出ていきます。かわいそうに。結局"Political World"は後回しにすることになりました。あるですね、そういうぶつかりが。その場ではつらいですが、でも本当に邪心なくぶつかるのなら、悪いことではないと思います。共同作業による作品とは、そんなふうにできあがっていくものですね。ただ、えてして小人(しょうじん)の場合は、邪心がたっぷり混ざっていたりするのです。 →Wikipedia: Dobro →PLANET DOBRO →Gibson.com: Dobros →Me and Mr. Dylan: Political World ポリティカル・ワールド →政治的な世界 CHRONICLES #227 →ナイフのように CHRONICLES #229
2005.11.15
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休み明けにPanasonicからメールが届いた。この速さはなかなか好ましい。ちなみに、livedoorの担当者もダイナミックDNSがダウンした時の問い合わせに対して、すぐにメールをくれた。Yahoo! BBの不手際がまだ記憶に新しいだけに、Panasonicやlivedoorのメールはちょっと嬉しかった。担当者の指示では、Windowsの「regedit」を使ってアプリケーションを削除し、「クリーンインストール」してみろというものだった。普通にコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」とどう違うのか疑問に思った。案の定、やはり携帯電話に貼付されていた旧バージョンは立ち上がらなかった。残念! →心の愛 →曇り空 →東へ西へ
2005.11.14
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寝ぼけて朝飯を食べていたら、ガリッ。あら、奥歯の詰め物が取れてしまった。ああ、この欠落感。マメに歯を磨かないとなあ。
2005.11.14
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レコーディングの行方が見えぬままビールを飲みに簡易台所へ行くと、ラノワのスタッフがテレビを見ていました。-------------------------------------------------------The ex-Klansman David Duke from Metairie in Jefferson Parish had been elected to the Louisiana State House of Representatives and he was being interviewed. He said that welfare wasn't working and that workfare would be better -- make people on welfare work for the communitiy instead of getting a free ride. He also wanted to put prisoners from state pens on work programs. Didn't want them getting a free ride, either. I hadn't seen Duke before; he looked like a movie star.ジェファーソン郡メタリー出身の元KKK団員デヴィッド・デュークが、ルイジアナ州下院議員に選出され、インタビューを受けていた。福祉はうまくいかない、勤労福祉制度の方が良いと言っていた。ただ乗りをさせるのではなくて、地域社会で福祉の仕事をさせる。また、ムショの囚人も労働プログラムに参加させたがっていた。囚人にも労せずして利益など得させない。僕はそれまでデュークの顔を見たことがなかった。映画スターみたいだった。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------* Ku Klux Klan [the ~] クークラックスクラン, 3 K 団 (=K_ Kl_x) 《1) 南北戦争後南部諸州に結成された秘密結社; 白人至高を唱え黒人や北部人を威圧した 2) 第 1 次大戦後米国に結成された白人秘密テロ結社で, 旧教徒・ユダヤ人・黒人・進化論者などを排斥する; 40 を超える地方組織がある》.* workfare n 勤労福祉制度《社会保障の見返りに社会奉仕または職業訓練を要求する制度* county n a 【米】 郡《Louisiana と Alaska を除く各州の最大行政区画; Louisiana では parish, Alaska では borough がこれに相当する》.-------------------------------------------------------アメリカの極右政治家ですね。オフィシャルサイトを見ましたが、人種差別を煽る、下品なヘイトサイトです。 →The Official Website of Representative David Duke, PhD自動翻訳サイトを通すとこんな感じですが、あまりお勧めできません。雰囲気は掴めますが。 →excite 翻訳:デヴィッド・デューク代表、博士の公式のウェブサイトそういえば、ネット右翼(というか軍事ヲタクとかネットストーカーの類い)の中には、この自動翻訳で押しとおす輩がいますね。御丁寧にもフランス語からの英語へ自動翻訳した後の重訳だったりもします。それで議論してくれと言われても、困るわなあ。デューク議員はフランスの暴動を利用して、国内での人種差別を煽っているようです。こんな人が国会議員なんですね。などと他国の話とは言ってられません。東京都知事とよく似ていますよ。
2005.11.13
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午前6時すぎにGoogleで「差別+部落+どこ」などと検索するのは、いったいどんな人物なんだろう。この検索語でトップに表示されるのは、幻泉館日録@So-netなのである。そして、幻泉館サーバに足跡を残して行く。この人物が利用しているプロバイダーもやはりSo-netで、アクセスポイントは東京だ。 →2005年2月17日付日録 あんた、何を探していたんだ。差別はもうなくなったとでも思っているのか?このエントリーはこういう手合いに人気があるようで、忘れたころにコメントを付けてくれる。差別的言辞が飛び交うネットの中で、残忍で卑劣な偏見や差別に対して鈍感になっている者が多いようだ。いや、ネットだけじゃないな。東京都知事の挑発的な言葉は差別意識に満ち満ちている。都民があんなものに喝采を送っているようでは、もう東京はダメだな。
2005.11.12
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たっぷり昼寝をしたので、夜中に眠れない。あたりまえの話ですわな。夜中にごそごそとさっきの続きの作業をする。携帯に送った音楽ファイルにプレイリストを付けなかったので、1曲ずつしか再生できない。これでは不便なので、もう一度エンコードしなおそうか。と、ついうっかりソフトをバージョンアップしてしまった。がちょ~ん!見事に動かなくなった。これでドライバーの問題ではないことがわかった。ソフトの新バージョンに不都合があるのだ。試しにアンインストールして旧バージョンを入れなおしたが、もうダメだった。auのサイトのアンケートでこの不都合を訴えたが、個別の返事は寄越さないそうだ。そこで、この不都合新バージョンを提供している「Panasonicへのお問い合わせフォーム」で質問することにした。https://sec.panasonic.jp/support/software/info/index.html----------------------------------------------au W32Hに付属のSD-Jukebox Ver.5.0LE for W32Hをバージョンアップしたところ、起動しなくなりました。「ライセンス使用許諾契約書」に同意した後、モジュールをダウンロードしようとすると、異常終了します。Microsoft Visual C++のruntimeエラーが出ます。「SD-Jukebox V5.0L25 Light Edition (携帯電話W32H同梱用)」は、「Not Found」の404エラーです。「SD-JB V5 L60 SE」でこのようになりました。一旦L60にバージョンアップしてしまうと、アンインストールして元の貼付バージョンをインストールしても、起動できなくなります。2台のPCで試してみましたが、まったく同じことになりました。どのファイルを削除すれば、元のバージョンが立ち上がるようになるのでしょう。----------------------------------------------これで返事が来るのかしら。しばらくしたら、メールが届いた。え?速い?----------------------------------------------インフォメーション デスクお問い合わせを承りました。お客様のお問い合わせ内容によっては調査が必要となり回答までに2~3週間程度のお時間がかかる場合がございます。予めご了承ください。サポート受付:月曜日~金曜日誠に勝手ながら、土、日、祝日にいただきましたメールについては、翌週のサポート受付期間で回答させていただきます。----------------------------------------------そりゃそうですわな。夜中にそんなサポートしてるわけないです。自動返信メールでした。
2005.11.12
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私が唯一買っている音楽雑誌が『ロック画報』です。近所の本屋さんで見かけないのが難で、季刊のせいもあって買い忘れることが多いのです。今回もどこかのサイトで見かけて、あわてて注文しました。今回の特集は「メッセージソング」。嬉しいことに、付録CDには加川良withすぎの暢「教訓 I 」の未発表テイクが入っています。加川良さんのデビューの頃の話は、とてもおもしろいです。ロック画報(21)■ 特集:メッセージ・ソング○加川良インタヴュー○パンタ(頭脳警察)・インタヴュー○喜納昌吉インタヴュー○遠藤ミチロウ・インタヴュー○吉田シゲオ(REAL)・インタヴュー○大熊ワタル・インタヴュー○ECDインタヴュー○花咲政之輔(太陽肛門スパパーン)インタヴュー■SPECIAL SAMPLER CD1. 加川良withすぎの暢/教訓 I 2002年7月7日 徳島・しんまち劇場7072. 頭脳警察/さようなら世界夫人よ 1972年8月15日 日比谷野外音楽堂 「WAR IS OVER…?」より3. 喜納昌吉&チャンプルーズ/石笛のうた (1995年8月7日 広島郵便貯金ホール「サバニピース・コンサート」より4. ルナパーク・アンサンブル/血と砂と嵐 1988年12月16日 東大駒場・北寮前広場「Noise in X-es」より5. 遠藤ミチロウ/先天性労働者 『遠藤ミチロウ全歌詞集 1980-2000』より6. REAL/牙 『Counter Vision 6』より7. ECD/言うこと聞くよな奴らじゃないぞ 2005年7月1日 渋谷o-nest 未発表ライブ8. 太陽肛門スパパーン /「女子高生組曲」~「帯状ヘルペス 呪いの曼珠沙華のテーマ」 『太陽肛門スパパーン∪ザ・ヒメジョオンライブ ビデオアイジェスト』より
2005.11.12
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今日は丸一日ほぼひきこもりおじさん。夕方、あわてて生ごみを大菜園へ埋めに行ったぐらい。その後はサイトのデザインをいじったり。 →幻泉館日録@livedoor →幻泉館 本館blogそんなことをしているとminiSDメモリーが届いたので、後はPC&携帯電話と格闘していました。これがホントに格闘だったんです。CDの山に囲まれているので寝床PCにソフトを入れれば便利だと思って作業開始。同梱のソフトはPanasonicのSD-Jukeboxというものでした。ところが、いきなりソフトのバージョンアップをしたのがいけなかったのか、途中で停止してしまうのです。インストール&アンインストールを繰り返すのですが、これがいちいちWindowsを再起動しなくてはならないので、実にこの試行錯誤の時間が長いのです。どうも、各種ユーティリティやデバイスドライバを入れたのがいけないみたい。うまくいかないので、結局仕事用PCにインストールしなおしました。PC持ってない人は、こういうMP3プレイヤー(のようなもの)を使えないんですなあ。試しに入れた音源は、最近買ったアルバム3種。Neil Young "Prairie Wind"Jackson Browne "solo acouistic vol.1"Tracy Chapman "Where You Live"1枚目のニール・ヤングはちゃんとCD DBから「タイトル」「アーティスト」を拾って自動的に書き込んでくれたのだが、ジャクソン・ブラウンは駄目でした。仕方がないので手で打ち込みました。このアルバム、曲の間にある語りの部分が"intro"として別トラックに分けてあるので、とても面倒でした。トレーシー・チャップマンは、ちゃんとありました。ジャクソン・ブラウンが一番マイナーなんでしょうか。音源の圧縮率は押さえた方が音がいいはずなので、最高の「AAC 128kbps」。この携帯で使えるminiSDメモリーは著作権保護機能付きの256MBまでなので、このレートだとアルバム4枚ぐらいしか入らないことになる。メモリーが空いているともったいないおばけが出そうなので、ビートルズの"1"を入れました。あら、これもCD DBから拾ってくれない。輸入盤だからなのかしらん。CDから吸い出した音を着メロに使おうとしたけれど、駄目でした。残念。またデータ形式を変換しないといけないのね。今日はこれで力尽きました。
2005.11.11
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翌日ディランがスタジオに行くと、また"Political World"を聴かされます。夜中の間にラノワが作業をしていたのです。ファンク度が増していて、ディランは驚きました。ディランはテレキャスターで極力抑えた演奏をしていました。そこに、ラフナーの「水雷のような(torped)」リックが重ねられていました。-------------------------------------------------------My guitar was taken out out of the mix entirely. My voice was out there in the middle of nowhere in some corridor of sonic atmosphere.そのミキシングから、僕のギターは完全に取り除かれていた。音に囲まれた通路のようなものの中で、僕の声はどこにも行く場所がなく浮いていた。-------------------------------------------------------夜中にディランが考えて、「見えた」と思ったものとは、まったく違うミキシングになっていたのです。足を踏みならして体を動かすのには向いていましたが、それはディランが「この歌が現実にできる」姿と感じるようなものとはほど遠くなってしまいました。「歌が誘拐された(The song got shanghaied.)」すごい言葉を遣うものですね。-------------------------------------------------------It sounded like I was singing from the midst of the herd, a lot of artillery and tanks in the background. The longer it went, the worse it got.まるで僕が、背後にたくさんの砲兵隊と戦車が構えている中、群衆の真っ只中で歌っているみたいに聞こえた。曲が先に進めば進むほど、いっそうひどくなった。-------------------------------------------------------かなり落胆したようですね。ここまで言うかね。ラノワにどう思うか尋ねられたディランは、正直に答えます。「失敗だと思う(I think we missed it)」ディランは中庭の奥にある簡易台所(kitcenette)に行って冷蔵庫からビールをひっつかんで、椅子に体を沈めます。ただいまp.184です。
2005.11.11
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私が高校生のころ、『ジャッカルの日』という映画が封切りになりました。原作はフレデリック・フォーサイスだったんですね。面白い映画でした。ドゴールが暗殺されなかったのはわかっているので、どうしてジャッカルという殺し屋が失敗するのだろうかと、ドキドキ見ました。この映画のポスターやパンフレットは、主人公ジャッカルの目が印象的でした。それで、結構間違えてる人が多かったのです。『ジャッカルの目』。ん、疲れてると区別がつかないな。『ジャッカルの日』。で、本題はジャッカルならぬ「少年」の目なのです。苦労を知らないので、あはあはといつも楽しげです。来年は戌年だそうなので、それでは少年君の写真でも使おうかと。出掛けに撮ろうとするのですが、はしゃいで動き回るので撮れないのです。接近戦に持ち込むと、私のおなか(いわゆる幻泉館主人バラ)まで写ってしまいます。やれ、疲れたわい。
2005.11.10
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今日(11月9日)は親父様の祥月命日だったので、早目に起きて近所の寺へ墓参りに行った。ヒナも「少年」もどこへ出かけるのかと見送ってくれる。別に浄土真宗の信者ではないが、遺骨が入ってるのだからしょうがないわな。いつも簡易バージョンのお参りで申し訳ないが、線香だけは派手に煙を出していた。御影石に水が流れるのを見るのが好きだ。彫られた文字が潤って消えて行く。祈りたい気持ちになるのがわかるような気がする。別に何に祈るわけでもない。一人の人が生きて、死んだ。その思い出を心の中に生かし続けるために祈るだけだ。もし仮に親父様が戦死者だったとしても、私は墓参りだけで靖国には行かないと思う。紙切れに名前が書いてあるだけで、そこには親父様の思い出などない。もちろん私は国家神道の信者でもない。寝床PCのLANケーブルのコネクターが壊れて外れやすくなっているので、ケーブルを買ってきた。無線LANのベースが安かったのでぐらぐらと心が動いたが、またLANの設定をいじるのやセキュリティで気を遣うののが面倒なので、ケーブルの付け替えだけにした。ついでにminiSDメモリーの値段を見てみると、昨日発注したものはやはり安いのだということがわかった。ああ、CDを発掘しないと。穏やかな初冬の好日。喉鼻の奥が、ちょっと炎症を起こしているようだ。周囲に風邪引きが多いので、いやな感じ。お風呂で温まって、早く寝ることにしよう。
2005.11.10
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ディランは実際にセッションを始めてから、そこでこの曲をどうやって演奏したら良いのかを決めようとしていました。ダニエル・ラノワの考えていることがよくわかっていなかったということもあるでしょう。-------------------------------------------------------I was trying to figure out the realitis of what Danny had in his mind, what he had to work with. I couldn't do that in just one day or just one session. To make a record anywhere, anytime with anyone is possible, but the reality is rare. You have to be surrounded by musicians of like purpose. There were methods I would have instinctively used in the past with a song like this but here, they wouldn't have worked. Long time ago, good; now, no good.僕はダニーが何を考えているのか、どうやってやろうとしているのか、その実際のものを理解しようとしていた。たった一日とか一度のセッションでわかるはずもなかった。レコードを作るのは誰とでもいつでもどこでもできるのだが、その歌を現実のものにできることは稀だ。同じ目標を持ったミュージシャンに囲まれなければならない。このような歌に対しては過去において僕が本能的に用いていた方法もあったのだが、ここではうまくいかなかった。ずっと昔にはそれで良かった。だが、今はそれでは駄目なのだ。-------------------------------------------------------録音以前にディランがぶつかっていた壁も、音楽の方法に関してでした。方法論を強く意識して、変えなければならないと臨んだセッションだったのです。この段階では、まだラノワの考えていることが、ディランにはよくわかっていません。ディランはリズムを細かく刻んだ方が歌詞が生きそうだと感じました。そのために歌詞を短くしようかとも考えました。アレンジのの違うパートを重ねようと思いましたが、まだ具体的にはその形が見えません。テープを持ってディランは借りの宿に帰ります。墓地を通る時には、途中で墓に祈りたくなったと書いています。その夜、その日録音したテープを聴いていて、ディランは「わかった」と思いました。一方、ラノワたちはスタジオでセッションを続けて、この曲をもっとずっとファンキーなものに仕上げていました。翌朝スタジオでテープを聴いたディランは驚きます。p.184に入りました。「墓に祈りを」なんですが、タイトルは「星に祈りを」にしておきました。今聴くとたぶん歌い方がとてもねちっこく感じられることでしょうが、この曲を好きな人は多いようですね。MIDIがいくつもヒットしました。 →星に祈りを →星に祈りを →星に祈りを"What a Friend We Have in Jesus"にも「星に祈りを」という邦題が付いています。おお、Aaron Nevilleの"Believe"というアルバムにも入っていますね。讃美歌の「いつくしみ深き」です。 →What a Friend We Have in Jesus →賛美歌312番(What a Friend We Have in Jesus) ♪ 月なきみ空に きらめく光こんな歌詞が頭に浮かぶので調べたら、これは「星の界」というタイトルの付いた訳詞でした。あれ?「冬の星座」?これは違う曲なんですね。同じように間違える人が多いようです。 →星の界(エリー,いつくしみふかき)ちなみに、ディズニー・メロディは「星に願いを」です。
2005.11.09
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夕方ヒマだったのでぶらぶら散歩に出て、そのまま携帯電話を新しいものに変えてしまった。あらま。以前は新製品だと在庫が無かったり、やけに高かったりしたが、このごろはそうでもないようだ。その代わり、なんとかカードをしつこく勧められましたけどね。買い換えのポイントは、PCサイトビューアーが搭載されていて、PC用のサイトを見ることができるということ。これはOpera 7.5をカスタマイズしたものだそうな。レイアウトは変えてしまうが、実に賢い動作をする。FM放送が聴けるとか、MP3プレイヤーになるとか、機能がたくさんあるけれど、まだ何がなんだかよくわかりません。ついさっきまで使っていた携帯電話での着信音が染みついてしまったので、早くそれも作成したいものです。メール着信が"Paper Back Writer"、通話着信が"Help!"ね。早速安いメモリーを探して発注しましょう。ミニSDというものを買うのは初めてです。Secure Digital Music Initiative (SDMI 著作権保護機能)対応というのも何だかわかりませんが、初めてです。マニュアルに256MBまでとあるのは残念であります。やっぱりメモリーは大きければ大きいほどいいのよ。このあたりかな。 →トランセンド 256MB mini-SD TS-256MSDM 2,800円(悪税込2,940円)タイトルは、電話関係ということで思いついた歌です。「心の愛」って言ってもわかりませんよね。Stevie Wonderの"I Just Called To Say I Love You"です。
2005.11.08
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先月から幻泉館サーバのログには、海外からのアクセスが目立ちます。アホなアングラごっこ坊やたちが接続IPを隠したつもりになって使いたがるような、いわゆる「串」ではないのです。画像への直リンね。ニール・ヤングとジャクソン・ブラウンの新譜ジャケット。スキャナーで取り込んで影を付けたりしたので、こりゃいいや使っちゃおうということですね。すんません、私が悪うございました。早速他の画像と差し替えます。ということで、代わりに「STOP THE KOIZUMI NO! Fascism」のバナーを張りました。自動的に、直リンなさった海外の坊ちゃんたちのところにも、これが表示されているはずです。http://www.radioparadise.com/content.php?name=Forums&file=showtopic&topic_id=1081&x=965019http://www.mikemalloy.com/board/viewtopic.php?t=2525&start=720http://oldamericancentury.org/bb/index.php?act=Search&nav=au&CODE=show&searchid=58a3fc70f1b6af34d05c0bf0f422311dhttp://www.blackhack.xdl.hu/viewtopic.php?t=19&start=135(ここはパスワードを通さないと入れません。)http://www.freeforumzone.com/viewmessaggi.aspx?f=43450&idd=56http://www.theblastchamber.com/newforum/index.php?showtopic=5912ところで、2ちゃんねるにもどこかで見たような画像が張ってあるんですよ。 →http://c-au.2ch.net/test/-/occult/1124757140/227-229:10/04(火) 14:05 +Y90LDWl0 goodmusic.ddo.jp ばれないと思ってるんだろうね。自分でサーバを立ててると、こういうのは丸見えです。そんなことで遊んでる時間はないので放っておくことが多いのですが。
2005.11.08
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セッションメンバーの顔を見て、ディランはレコーディングの成功を確信するはずだったのですが、なかなか簡単には行かなかったようです。ディランが最初に取り出した曲は"Political World"でした。 →政治的な世界 CHRONICLES #227あら、"Political World"の歌詞を書くところを読んでから、もう2ヵ月も経つんですね。アルバム"Oh Mercy"の1曲目に入っている曲ですが、歌詞を書くのも、レコーディングも、ディランにとってとても印象的なできごとだったのでしょう。-------------------------------------------------------I didn't bring my own equipment, I picked up one of Lanois's antiquated Telecasters -- wicked sounding if you're on a cement floor beneath a corrugated tin roof, but in some cases, it could be too brittle. I like playing it, so I stuck with it anyway.僕は自分の楽器を持って来ていなかったので、ラノワの古めかしいテレキャスターの中からひとつを拾い上げた。トタン屋根の下、セメントの床で演奏すると、邪悪な音を出してくれるのだが、音が割れることもある。そいつを演奏するのは好きだったので、とにかくそれやってみることにした。------------------------------------------------------- →Wikipedia: テレキャスターフェンダーが開発した、ソリッド型のギターがテレキャスターですね。ボディに共鳴用の空間がまったくない、いかにもエレキといった感じのするギターです。「wicked」は一応原義通り「邪悪な」と訳しておきましたが、どうも良い意味で遣っているようです。本当は「すげえ音」ぐらいがいいのでしょう。おお、根強いファンがいるんですねえ、やっぱり。眺めてると、だんだん欲しくなってしまいます。(おいおい) →I love telecaster HP:テレキャスターの専門ページディランはテレキャスターを抱いて、みんなと一緒に何通りか演奏してみます。なんだかしっくり来ません。結局、夜が更けてから、ラノワがファンクスタイルで行くぞと決めます。さあ、先が長いですよ。ただいまp.183です。
2005.11.08
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ああ、ラーメン食べたいなあ。 →矢野顕子 →矢口博康 →ペチュ・キムチ
2005.11.07
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他のセッションメンバーについては、一言ずつしか書いてありません。-------------------------------------------------------Tony Hall was a electric bass player. Willie Green was on the bass drum and snare with Cyril Neville, who played percussion. Malcolm Burns, Lanois's recording engineer, played keyboards, and Danny himself played a variety of instruments -- mandolins, mandolas, cello-looking guitars and other fretted stuff, plastic novelty instruments resembling toys.-------------------------------------------------------まずTony Hallをgoogle検索したのですが、同名の政治家がいるようで、うまいことベーシストがヒットしません。"Oh Mercy"のクレジットみたいなのはいくらでも出てくるんですけどね。Willie Greenも同様、どうもめぼしいサイトが見つかりません。二人ともよくある名前で、関係ないサイトが多くて消耗してしまいました。 →9830うろうろさまよっているうちにアコースティックギターのファンのサイトに行き当たりました。トニー・ホールと関係ないのですが、トレーシー・チャップマンが新しいアルバムを出していることを知りました。あんまり誉めてないけど、これは注文しないと。 →Minor 7th →All About Tracy ChapmanCyril NevilleはNeville Brothersの他に個人のサイトがありますね。 →The Official Cyril Neville Websiteあら、マルコム・バーンズもだめかな。ラノワの所は少し記述が長いですね。ラノワが持ち込んだフレットのついた楽器(fretted stuff)の中にあるマンドラ(mandolas)は、マンドリンが少し大きくなったようなやつですね。バイオリンに対するビオラのような感じ。あ、やっぱりそういう説明がありました。 →MANDOLA / マンドラおもちゃみたいな、目新しい楽器とは何なんでしょう。あ、さっきのセッションデータを見ればいいのか。ラノワが担当している楽器を拾ってみます。keyboardsdobroguitaromnichordbass percussionなるほど。ドブロというのはいわゆるリゾネーション・ギターのことで、これはわりと見かけますね。弾いたことありませんけど。 →DOBRO / ドブロオムニコードというのが何だかわからなかったのですが、これはスズキが作っている「教育用電子楽器」なんですね。おもちゃみたいだとディランが言っているのは、このことでしょう。おもしろいなあ。眺めていると、どんどん欲しくなってしまいます。この楽器は"Shooting Star"で使われています。 →鈴木楽器:オムニコードbass percussionとは何じゃろな?これはオフィシャルサイトbobodylan.comのライナーノーツには載っていませんでした。 →bobdylan.com
2005.11.06
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→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]メイソン・ラフナーの次には、ブライアン・ストルツ(Brian Stoltz)のことが書いてあります。ネヴィル・ブラザーズと一緒にやっていた人ですね。 →ネヴィル・ブラザース、ミーターズ →Brian Stoltz-------------------------------------------------------The other guitar player, Brian Stoltz, from Sidell, also played in a funky and blistering way, but he was more laid-back and he had articulate schemes -- been playing with the Nevilles for years. Brian's licks were thought out like piano patterns. He could play James Booker piano riffs on the guitar.もう一人のギタリスト、スライデル出身のブライアン・ストルツもファンキーで激しいギターを弾いたが、もっと肩の力が抜けた、歯切れの良い奏法だった。ずっと長いことネヴィル兄弟と一緒に演奏していた。ブライアンのリックはピアノの演奏パターンのように考え出された。ブライアンは、ジェイムズ・ブッカーのピアノのリフをギターで弾くことができた。-------------------------------------------------------スライデルというのは、ニューオーリンズの北東にある町だそうです。リーダーズ英和では人口2.4万とあるので、小さな町ですね。何かといえばニューオーリンズに出るのでしょう。残念ながら、「ジェイムズ・ブッカーのピアノのリフ」がどんなものかわかりません。 →James Booker Discographyおお、昔のタモリさんみたい。片目に眼帯しています。レベルが全然違うんですが、楽器によって固有の演奏パターンがあるのはわかります。ギターとピアノとサックスでは、「オクターブ奏法」の意味がまったく違います。プロだからこそ、そういう違う発想でギターを弾いてたのでしょうか。そういえば上々颱風の紅龍さんはバンジョーを弾いてるんですが、音は三線です。どうやってるのかなと思ったら、解説してるサイトがありました。 →上々颱風で使われる楽器の紹介ああ、やっぱりチューニングも三線と同じだわ。「151」ね。
2005.11.05
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「菓子は神様」という副題の付いた本が出ていたんですよ。『カール・ユーハイム物語』(頴田島一二郎著 1973年新泉社刊)です。今はもう入手不能みたい。 →ユーハイム物語 →バウムクーヘンのお味は?青島でドイツ人捕虜ベートーベンの第九とバウムクーヘンは、同時期に日本にやってきたんですね。いや、ちょっとお菓子をこっそり食べようとしているだけです。もちろん、ユーハイムのバウムクーヘン。いっただきま~す!あら、光っちゃって、この画像じゃなんだかわかりませんね。三段腹、じゃない、三段重ねのバウムクーヘンです。 →ユーハイム/バウムクーヘン
2005.11.04
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ダニエル・ラノワが集めていたミュージシャンの最初に、ディランはメイソン・ラフナー(Mason Ruffner)を挙げています。とにかくディランの評価が高いです。ラフナーはランボーやボードレールを読み、歌を作るために図書館に通ったりしました。それで、自分と似ているところがあるとディランは思ったのでしょう。-------------------------------------------------------You do good things for people and it just makes them bad.人のために良かれとことを行なえば、それで余計に人が悪くなる。-------------------------------------------------------こんなラフナーの歌の一節がディランはひどく気に入ったようで、オリジナルの曲がなかったらこれを録音していたかもしれないとまで書いています。 →MASON RUFFNER / GYPSY BLOODおお、こんな顔をしていたのですか。かっこいいですね、メイソン・ラフナー。公式サイトもありました。 →Mason Ruffner - Home Pageトップでディランの『クロニクルズ Vol.1』を引用して、高く評価されてると書いているのがおかしいですね。まさに今読んだ箇所です。気になった語をチェックしておきました。-------------------------------------------------------Fort Worthフォートワース《Texas 州北部 Dallas の西方にある市, 48 万》.Bourbon Streetn. バーボンストリート 《Louisiana 州 New Orleans 市の通り; フランス植民地だったころの面影をとどめている; ジャズ発祥の地》.absinthen アブサン《ニガヨモギを香料の主成分とする緑色の強烈なリキュール》; 【植】 ニガヨモギ (wormwood), _→SAGEBRUSH; ニガヨモギの葉のエキス; 薄緑色.pompadour2 [p-]a ポンパドゥール《1) 髪を全部とき上げて豊かにふくらませた女性の髪型 2) 額からなで上げた男性の髪型 3) 襟を低く四角に切り落とした婦人用胴着 4) 小さな花柄(の絹[木綿]地)》.lick2 《口》 強打; _《口》 ちょっとした仕事, やっつけ仕事; _《俗》 試み, 試すこと; 《口》 リック, フレーズ《ジャズなどの, 即興的な挿入[装飾]楽節》-------------------------------------------------------「ポンパドゥール」の部分で「え?」と思ったのですが、男性のオールバックの髪型もそう呼ぶんですね。これは知りませんでした。 →Wikipedia: ポンパドゥール夫人 →+++ Rimbaud "Illuminations" +++(門司邦雄) →シャルル・ボードレール →MEMPHIS SLIM →Big Joe Williams Discography
2005.11.04
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中川五郎訳『ボブ・ディラン全詩集』が届いた。晶文社から出ている片桐&中山訳と比べたくて、買ってしまった。この原著は以前amazonで買ったが、あまり開いていない。オフィシャルサイトbobdylan.comでだいたい用が足りてしまうから。さすがにボブ・ディランの四十年間の作品が詰まっているだけに大部。原詞と訳詞の二巻本はずしりと重いです。厚いボール紙の箱に入っているのはいいんですが、中の本が白い表紙なのはなあ。かっこいいんですけど、すぐに汚れるんですよ。ブックデザインとしてはいかがなものか。今回は、初めから順に読みとおすということはしないだろう。とりあえず気になった歌詞からぱらぱらと。五郎さん、やってくれますなあ。曲のタイトルも訳しなおしています。「風に吹かれて」でおなじみの"Blowin' in the Wind"は「風に吹かれている」。「くよくよするな」"Don't Think Twice, It's All Right"は「考え直すなよ、これでいいんだ」。"My Back Pages"は「ぼくの裏ページ」。"I Shall Be Released"は「わたしは解き放たれることだろう」。アルバムのタイトルも、"The Freewheelin' Bob Dylan"が『自由奔放ボブ・ディラン』です。これはしばらく楽しめますわ。 →ボブ・ディラン全詩集
2005.11.04
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