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昨日「今年1年をふりかえろう」と日記を書いてたらPCの画面上が「楽天マーク」でいっぱいになる、という怪現象が発生したので、これはトレンドマイクロ社の謀略にまんまとはまって、「ウィルスバスター2004」と間違って「トロイの三角木馬(ソフトタッチがお好きな人向けかんな付き)」を買ってしまったのではないか!? と思ったのでごじゃりますが、けふはどうやら無事だったようでございます。今年は、自分の生活の中でも非常に大きな転機の年でありまして、「心理臨床家」への第一歩を踏み出すための、貴重な勉強をはじめたことによって、まずは自分の内なる問題と直面し、向き合うという、結構キツい経験をはじめた年でもありました。これはまだまだ来年以降も続けていくことになります。そして、より自己洞察、自己一致ができるようになったと自信を持てたあかつきには(ってそんなにいつまでもそれだけに専念するわけでもありませんが)、皆さんからのご相談などにも乗って、皆さんが抱える問題に対して、一緒に考えていくという、「カウンセリングの実践」へと移っていきたいと考えております。今務めている会社でどうしていくか、というのは、あせらず考えようと思う一方、会社にとって、かつ自分にとって、最もベストとなるためのチョイスをしたいと思っています。そのために、年明け早々に、ボスとは自分の意向と会社の意向の照合をする心づもりです。年末にそれをやろうと考えていたのですが、どうもうまくタイミングがつかめなかった。お互いバタバタしていたので、そんな中で中途半端にことばを交わして不確実な意思確認をするのはかえってよくないので、年明けで落ち着いたタイミングが作れれば、そっちのほうがよい。結果、どう折り合うかは話してみないとわかりませんが、今考えているのが、自分の今から将来に向けてのステップアップのテーマが、会社の方針や目指す方向と著しく異なっていることは事実。自分がそれに甘んじて従ったとしても、いずれ離れることは確実であり、それが早まるか、それとも相容れないながらも会社と自分が抱く二つのテーマ・目標を自分の中で両立することが可能かどうか。不可能であれば、今の環境を捨てることになるでしょう。そのこと(=転職)は、その結果がはっきりしてから考えようと思います。肉体面というか実生活の面では繁忙期と閑散期が極端で、家族の病気なども重なり、自分だけでなく自分の周囲の者をも含めて、メンタル面での浮き沈みがたいへん激しい1年でありました。そういう意味では、楽天で出会った皆様の中にも、形こそ違えどメンタル面ではいろいろな種類の悩み苦しみを背負った人たちに出会いましたね。自分が皆さんに貢献できたかどうかは疑問ですが、皆さんから励ましをいただいて実生活で支えられた、という部分が多分にあったような気がします。本当に感謝しています。ありがとう。人って、何歳からでも成長ってできるものなんだろうなあ。肉体はどうかしりませんが、精神的なところで。まだまだ自分は精神的に成長する必要があると思うし、成長したい。そんな、自分の成長の糧のひとつとして、楽天の、このホームページを大切に使わせていただきたいと思います。通販はあまり使わないだろうから、楽天さんにはなかなか期待に添えなくて申し訳ないですけどね(笑)。というわけで、今年1年間、皆さん本当にお世話になりました。m(_ _)mどうぞ皆様よいお年をお迎えください。私も来年はよい年にしたいと思っておりますv(^^)。
December 31, 2003
昨日の有馬記念。手堅く「クリスエスは間違いなくくるだろうなー、あとは武豊がきて、クリスエスと同じ厩舎のロブロイも押さえとくかー、とにかく外すことはないだろう」と、冷静に考えられたみなさん、おめでとうございますー(泣)。今日の東京大賞典(大井)は、武豊騎乗のスターキングマンがJCの雪辱で今年を締めくくったようですね。えーと、「あーあ、今年もこれでおしまいかあ・・・」と嘆くのは早いざます。大井ケイバは大晦日まで続くし、明日は競輪の今年のチャンピオンを決定する「ケイリングランプリ2003」が、京王閣競輪場で行われるざます。そんでもって、わちきの本番勝負は、実はこっちのほうだったのでごじゃります(やや負け惜しみ入っております・笑)!!というわけで、早速明日のグランブリの予想を。・・・といきたいところですが、その前に、「何そのレース?→何騒いでるの?→バカじゃないの?」という方もいらっしゃると思われますので、簡単に競輪のルールと醍醐味をお話しいたしましょう。-------------------------------------------------------☆競輪のおおまかなルールと醍醐味 競輪は、1つのレースで9人の選手が、それぞれの自転車で、擂り鉢状に傾斜のついた「バンク」という周回コースを何周か回り、着順を競う競走です。バンクの周回距離は、333m、400m、500mの3種類で、それぞれのバンクの形態に応じて戦い方が異なってきます。 グランプリのレースは、2825m。つまりこのバンクを7週ちょっと走るわけなのですね。一般の競走は大体2025mなので、ちょっと長めですね。 それで、はじめのスタートから残り2周までは、普通は「先導誘導員」という、下のクラスの選手がレースを先導して、それに続いてゆったりと走ります。マラソンで「ペースメーカー」という、30kmまで引っ張る選手がいますよね、あんな感じです。 で、ラスト2周でこの先導誘導員はコースアウトし、そこから「マジ駆け」が始まるわけなのですねー。そのかけひきが面白い。「ガーンガーンガーンガンガンガン・・・」っていう打鐘(ジャン)が鳴り出す頃が、そのスタートです。 ちなみに今回グランプリの会場となる京王閣競輪場は1周400mのバンクで、このサイズが日本でも一番多いですね。広からず、狭からず、ってなとこです。 それでですね、競輪が他の競馬競艇、オートレースと異なる大きな特徴に、「ライン形成」というのがあります。 これは簡単にいうと、9人の選手が、事前に示し合わせて作る「チーム」みたいなもので、2~4人のラインが形成されるのが一般的です。中にはラインを組まずに単騎で走る選手がいることもありますね。 ラインは、基本的に「先行」「番手」「3番手」・・・、という順番で並びます。特に一定しているわけではないけれど、選手の脚質でそのへんは決めますね。 ただ、「番手」というのは基本的にラインの中では一番オイシイポジションなんですね。先行選手を風除けに使って引っ張ってもらい、最後に差し切ることができますし。 なので、先行にイキのいい若手が名乗りをあげて、番手の選手を勝たせるために上手くリードする、という展開が多いようですが、先行の選手が強い場合は、番手の選手は他のラインが自分たちのラインを有利に立たせるために、ときに他のラインを邪魔することもあったりします。 これがあまり派手にやっちゃうと、落車とか失格ということもあるので、コツコツとヘルメットぶつけあったり、軽く外へヨレてみたりするわけですね。反則にならない程度に。 さて、それではこのラインを基本的には何で分けるか、というと、これまた日本的で面白いんですが「県別」とか「地域別」で分かれることがとても多いんですね。 けど、選手同士のしがらみ云々で、別のラインが組まれる場合もある。そのへんは事前に記者が調べて予想紙に載せたりしています。 「地元の○○先輩のために、自分がしっかり引っ張り(先行し)ます」とか、「今回は××君を勝たせてあげたいから、後ろをガッチリ固めます」なんていう選手のコメントがあったりすることもあるらしいですけど、よくそのへんはわからないのですねー。 競輪というのは、一つの開催につき3~6日間かけて、予選、準決勝、決勝と勝ち進む、いわばトーナメント方式で行われ、また負けた者同士での競走もありますので、なかなか前日以前での予想ができないのが辛いところなんですね。 グランプリというのは、唯一、今年最も優秀だった出場選手を、自転車振興会が9人選んで、一発で今年の日本一を決める競走ってことで、この段階からの検討や予想もできるというわけなのです。☆今回のグランプリ ・・・というわけで、随分説明が長くなってしまいましたが、今年の出場選手は、以下の9人です。1(白) 小嶋 敬二(石川・34歳・先行捲り型)2(黒) 小野 俊之(大分・27歳・自在型)3(赤) 吉岡 稔真(福岡・33歳・先行捲り型)4(青) 伏見 俊昭(福島・27歳・先行捲り型)5(黄) 佐藤慎太郎(福島・27歳・追い込み型)6(緑) 山田 裕仁(岐阜・35歳・自在型)7(橙) 岡部 芳幸(福島・33歳・自在型)8(桃) 村上 義弘(京都・29歳・先行捲り型)9(紫) 太田 真一(埼玉・28歳・先行捲り型)5番の佐藤選手以外は、先行、もしくは先行もできる選手が多いんです。こういうレースはレベルが高いんですね。だから物凄く楽しみです。予想されるラインは、以下のとおり。1(小嶋)→6(山田)4(伏見)→5(佐藤)→7(岡部)8(村上)→2(小野)3(吉岡) *単騎9(太田) *単騎この、「今のところ出来てるライン」の中で、目下最も勢いのあるラインが、8-2の「村上ライン」です。次が4-5-7の「福島ライン」、1-6の「中部ライン」は、小嶋がケガでレースから遠ざかっているのが辛いですね。パワーは競輪界でピカイチなんですけど、年齢的にもどうか、ってのがあります。単騎の3番吉岡、9番太田のうち、吉岡が最近好調。太田は場合によってはどこかのラインで番手を奪う争いをするかもしれません。グランプリって、一発勝負で、普段の競走よりも皆「自分の勝利」にこだわるんですね。なので、あるいは思わぬ「切り替え」などもあるかもしれず、前記の2人の単騎選手がそのへんをかき回す可能性は大きいです。特に今回は吉岡にそんな気配がプンプンしますね。で、いよいよ予想です(やっとかよ!!)◎8 村上 義明○2 小野 俊之▲3 吉岡 稔真×5 佐藤 慎太郎△6 山田 裕仁車券は、心情的には、きっぷのいい逃げが大好きな村上君に勝ってもらいた~い!!「村上総流し」といきたいのですが、あえて絞るとすれば、8=2、8=3、8=5、3→2、8→6 ってとこですかね。あえて福島ラインからは、全日本選抜を勝ったばかりで勢いのある佐藤君を選びました。-------------------------------------------------------という感じです。競輪、面白いですよ。ゴール前の競り合いは、競馬以上に迫力がありますし、競馬より空いてますし(笑)。これを機会に、競輪ファンになってくれる人が増えてくれると、私的団体・競輪普及の会のワタクシとしては嬉しいなあと思っております(^^)。
December 29, 2003
・・・って、なんとも限定されたジャンルの「この一年」でございますが(笑)、他の話題は30、31日にまとめてご紹介(明日は「競輪グランプリ」大予想の予定)。なんといっても、我がくさやきう活動の柱となっております「三ツ沢ベアーズ」は、活動2年目に突入いたしまして、かなり中身の詰まった充実したものとなってきたように思います。同時に、課題などもいろいろ見えてきて、来年に向けての展望も楽しいものとなっております。「前途は険しい」とか「乗り越える山がいくつもある」とかいう感じじゃないところがウチらのカラーでもあります。対外試合の戦績は、サモちゃん、太一さん、殿のHPなどで見てご存じのとおり、5勝3敗と、去年最終戦で初勝利をあげたときと比較するとだいぶ向上のあとが見られます。この成績がこれからどうなっていくか、またそれをどう受け止めていくか、というのは各自それぞれ違うと思いますので、メンバーの皆さんが、自分自身で納得のいくものとして草野球を生活の中に位置づけてくだされば、それでよいのではないのかなあ、と思っております。また、野球も含めた「交流」という面で。ベアーズは、インターネットを通じてメンバーを揃えた、全国各地にメンバーがいるという、草野球の世界では、ある意味異色のチーム。なのですが、試合をはじめ、様々催しをするたびに、本拠地(横浜)からかなり離れたところから、はるばるやってきてくれるメンバーの参加頻度が、今年もますます増えたことは嬉しいことこの上ありませんね。きゅうた♪さん夫妻(仙台)、ダパちゃん(大阪)、殿(名古屋)、おおじろうさん&探偵Mさん姉妹(和歌山)、しらかわさん(静岡)、マロちゃん(長野)、どらぐらさん(岐阜)とは、今年もしっかり顔あわせできたことは、嬉しいことだし、凄いこと。ベアーズのために集まってくれたわけなので、そのために貴重な余暇の時間と交通費を捻出してきてくれること自体が素晴らしく、フロントとしては感激です。また、今年はさらに、八重ちゃん、はなしゃん、おとやん、まがさmmという、新たなメンバーが試合に初参加。気軽にやってきてもらえるのは、嬉しいことなので、これからもぜひ気軽に来て、気軽に試合にも出てください(^^)。入団手続きは、グラウンドに「来ること」だけなんでねえ、ウチのバヤイは。今年の初めに、そのへんの「ベアーズに対する意識調査」なるものをやろうと試みて、アンケートを出してみたんだけど、反応が少なかったこともあって集計をやめてしまいました。せっかく早々に返事くれた皆さんには申し訳ないことをいたしました。m(_ _)mやめてしまったのには、「余計な心配しなくて大丈夫だな、今のスタンスで続けていってよさそうだな」と、去年以上に確信を持てたという理由も含まれております。去年の段階というのは、まだ手探り状態でありましたから。「勝利至上派」と「エンジョイ派」の温度差が不満となってぶつかったらどうしようとか、果たしてここでやるのが「野球」でよかったのだろうかとか。けれど、先ほどの遠方グループの方の中には、「次こそは」って、個人で研鑽を重ねている方もいるし、それぞれ楽しんで帰って行ってくれている方が多い(と思う)。「わざわざ横浜まで旅費と時間費やして損した」という声は出ていないのは目下のところ幸い。でももしかするといずれそういう「地域的、距離的デメリット」も出てくるかもしれない、というのは考えの中には入れてもいいかもしれません。どうしても、参加頻度が高いのは、近隣に住むメンバーが中心になるのは必然で、滅多に参加できない人が入り込みにくい空気は作りたくない。フッと、グラウンドで、自分のHNを名乗れば、そのまま野球に参加できちゃう空気を、これからも持ち続けていきたいですね。スタメンとかも、「勝ちに行く」ためのメンバー構成ってのは方針から外れてしまうのね。それよりか、遠くから来てくれた人たち、久しぶりに来てくれた人たちにこそ、グラウンドに立つ空気を存分に味わってもらいたい。「そうではなくて、どうしても勝ちたいんだ」っていう人は、そういうチームに入ってもらえばいいのではないのかな。勿論、試合やる以上は、勝つためにその場でベストを尽くそうと頑張るわけで、そこでいろいろ、楽しさだけではなくて、悔しさとか屈辱感も味わうわけで、そこで先ほどの「次こそは」というモチベーションにつながるわけで。んでもって、私的には、くさやきうに対してどうだったかといいますと、もう一つ地元のチームに参加しているのですが、こっちがなかなかメンツが集まらず、試合できたのは1回にとどまりました。そこでも張り切ったり気合入れたりはしてますけど、「ベアーズでプラスになるため」という意識が強かったりしてね。休みの日にどこかの公園をブラついてたりすると、野球場があるかどうか確認したり、試合やってるのときは、足を止めて見る機会が多くなってきたりするんだけど、そのときでも、選手のボールさばき見て、「あ、この人上手いなあ」とか、「あー惜しかった」なんて思ったりと、ちょっと「くさやきう観」が変わってきたりしてます。今までは、ホームランとか、長打に期待感が行ってたりした部分が多かったんだけど、守りあいのシブい試合とか、ボロボロの試合の中の、キラリと光る一つのプレーなんかを見ても、楽しめるようになったかな。自分がやることになると、目線も変わるもんなんですね。ということで、毎度毎度、長いだけで、まとまりとオチがない話になりましたが、ベアーズの皆さん、またこんなベアーズを温かく見守って下さっている皆さん、今年1年間、本当にありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
December 28, 2003
「私の未来」について対談を申し入れていたボスとの約束はカスったらしい。敵前逃亡か、はたまた大遅刻か。「おそいぞ武蔵!」「小次郎敗れたり!」の作戦か。なんか電話で話してもダメでしょう(夜は必ずヨッパらっているし)なので、年越しですな。別にプロやきうの年俸契約の話ではないし、こっちも急いでないので、ゆっくり行きますかね。。。ただ、またぞろ「絵に描いたモチ」のような、来年の事業計画をつきつけられて、そこに自分の名前が入ってるのはどうも具合が悪い。なぜなら私は、全面的に会社に貢献できない立場の者であるからして。。。早くそれを伝えたい、というのはあるネ。まあそれはともかく、今年も残すところあと4日余りとなったですなー。日の経つのは早いものです。そのへんの振り返りは、また改めてやるとして、年末年始にかけて目白押しの、スポーツイベントの展望でもしましょうか(って、なんじゃこの話の展開は)。手っ取り早いところから、明日以降、正月までにかけてのスポーツイベント(ギャンブル含む)の数々を、全くの主観だらけの展望なので間違いだらけだと思うけど、まあ笑って許してくだされ。☆有馬記念 「ボスが逃げた」ので荒れたのは一昨年。マンハッタンカフェ―アメリカンボスで5万円近い配当となりましたな。 で、去年は似たような感じで、当時ヘッポコ扱いされてたタップダンスシチーが今年はマジで強くなって、今回は本命か対抗あたりの扱いを受けております。 シンボリクリスエス―タップダンスシチーで決まった去年の馬単は2万馬券でウッシッシ、だったのが今年は10倍そこそこ。凄い大出世でございます。 去年の優勝馬シンボリクリスエスは明日が引退レースで、引退式もやっちゃうらしい。んで勝ってしまえばカッコいいと思いますが、そうはいかないのがケイバなわけでもありまして。なんせ今日は「ボスが逃げた」ので、荒れるに違いありません(爆)。 ヒネクレ者の私は、ツルマルボーイ、ゼンノロブロイ、アグネスデジタルあたりに期待しておりますが、今年は全然当たらないので、全くアテにはなりません。 ちなみに、某出目情報家の説によれば「今年は4-1」とのことだったので、100円だけ買いました。☆東京大賞典 こちらは29日、大井競馬場で行われる、地方競馬のグランプリレース。最近は中央からも出走が多く、武豊クンとかペリエクンも出てきたりしてますけど。 このヘンは、専門家の九龍様が別のHPを持っておりますので、そちらへお任せします、つーかその日は仕事なので買えないのデス(泣)。 とりあえず、トーシンブリザードという、船橋の名馬が久々を一回叩いたあとに出てくるので、彼の雄姿を見たいのに見れないのは残念だけど、感動のレースを期待したいところです。 ほかに注目は中央のビワシンセイキあたりですかね・・・。えーと、やっぱりよくわかりましぇん(汗)。九龍さんのところへ行ってくらはい。☆競輪グランプリ2003 今年は京王閣競輪場で開催。 この競輪場の特徴は、一周400mの割にバンクが丸っこい。したがって直線が短いので逃げ・先行有利です。 で、徹底先行の村上義弘選手(京都)に期待。去年は平塚で3着に検討。同型にあと2人、太田真一(埼玉)、伏見俊昭(福島)という強豪がいるのですが、彼らは既にグランプリ制覇を経験しとります。 今年は新チャンピオン誕生の予感。さらにスピードに磨きのかかった村上の初GP奪取に期待。8番車から総流し、で勝負です。☆サッカー天皇杯 なんか今日準決勝だったらしいですね。 残ったのは、ジュビロとセレッソか。 ジュビロは、Jリーグになって以来天皇杯の優勝経験がありません。これは意外。 常にリーグでは優勝争いに絡んでいるのにね。 セレッソは2度目の決勝進出。こちらも初優勝を狙います。 前回は清水エスパルスに延長で苦杯をなめましたが、今年はどうなるでしょうか。 このへんもよくわかりませんので、専門家が他にリンク先にいっぱいいらっしゃるのでそちらで聞いてくらはい。☆格闘技 よくわからないので省略。 曙―サップ戦以外よくわかりません。それ自体もなんか評判よくないしねえ。なんで大晦日にするのかねー。 「イチ、ニイ、サン、ダー!!」がカウントダウンとかぶるからか? そーいえばボクシングも年明けにあったような気がしますね。これはご無沙汰中のヘッジクンに聞いてくらはい。☆ニューイヤー駅伝 社会人の駅伝。今どき、実業団が堂々と存在を許されるのは駅伝ぐらいか。練習がどこでもできるから? よく知らないけど。 旭化成はちょっと最近優勝から遠ざかってる感じ。コニカが強いね。さすがワイナイナ(シドニーのマラソン銀メダル)。日産自動車、中国電力、鐘紡なんてとこも強いらしい。☆箱根駅伝 今年は20チームが参加するらしいですね。 今は駒澤大学が強いようですが、優勝狙える強豪はいっぱいいるので、こちらもわかりません。日大、山梨学院、東海大、順天堂大。。。駒大が混戦の中一歩リードか。 勝敗はともかく、「花の2区」と呼ばれる鶴見~戸塚の区間に各大学のエースがズラリと登場するので、そのへんが見所です。1月2日の10時前後にご注目。☆大学ラグビー・社会人ラグビー これは、太一くんかきゅうた♪さんのHPで聞いてくらはい。 関東学院と早稲田の決勝かな、で、早稲田が去年よかちょっと強くなってもつれるかな、ぐらいしかわかりません。 社会人も同じく。サントリーと神戸製鋼と東芝が強いのはちとばかし知ってるよん♪☆高校サッカー これもよくわからん(爆)。 国見高校(長崎)と、市立船橋高校(千葉)が強いらしい。 東京からは、成立高校という、ワシらの頃は弱っちかった坊ちゃん学校が出てくるよーなので、どこまでやるのか楽しみっちゃあ楽しみ。西が丘でやるなら見に行こうっと。☆高校ラグビー なおさらわからん(いいかげんにしろっての)。 新潟代表の新発田高校は、明日の10時から試合だそーですので、ちうもくでござます。 優勝候補ってどこだろう。大阪の啓光学園あたりかな。 意外と、秋田工業とか、日川高校(山梨)といった「常連」が予選敗退したりして、フレッシュな顔ぶれの揃った大会と聞いてはおりますが。。。☆ライスボウル ようやく得意分野にたどり着いた(フー)。 オンワードスカイラークス―立命館大学の、社会人と学生チャンピオン同士の対決。 社会人が優勢の時代が続いていたのだが、ここ2年、関学、立命館と、学生が2連勝中。 この2大学は、ジュニアからのエスカレーター方式で、キャリアの長い選手が多いようで、結構プレーを見ていても他の大学とのセンスの違いを見せられますな。 京大が一時期全盛期の頃、フォーメーションの多彩さを理解できる頭脳が評価されたりしてたような気もするけど、これからは、キャリアを通じた、身体で覚えたアメフトセンスというのが重要になってくるような気がします。 かたや、社会人は企業お抱えの実業団チームが陰を潜めつつある中、過渡期を迎えていますね。クラブチームのジュニアから上がってくる選手をどれだけ獲得できるか。それも遠い将来のような・・・。・・・てな感じですかねー。スゲー駆け足なのでぜんぜんまとまりつかないことこの上なし。m(_ _)m
December 27, 2003
先日の、カウンセリング研修会のあとの忘年会で、その日はじめて話をした女のコが、黒い鼻ピアスをつけていた。とっても気になった(こういう、タトゥとかピアスとか他人がやってるのを見るの、大好きなのね。自分ではやりたくないけど)ので、「そいつぁホクロかい?」「違うがな、ピアスやがなー」とかいう小ネタをやってたら、宴の話題が一瞬彼女のピアスに集中した。すると、「人前で取ったことないんやけどな・・・」といいつつ、彼女はそのピアスを、手鏡を見ながらスルスルっと抜き出したではないか。一同ビックリ。なんだか大道芸に出てくる「刀を喉に突き立てても刺さらない気功の達人」でも見ているような感じになった。「(今まで)人前で取ったことがない」という一言が、また我々の好奇心をさらに増幅させたことはいうまでもない。何か、見てはいけないものを見てしまうときの、スリルとサスペンスというか、淫靡で怪しげな空気(!?)が宴席一帯に漂った(ような気がするけどよく憶えてない・笑)。ピアスを止めるピンは、まっすぐなのかと思ってたら違ってた。鼻を貫通しているわけではなくて、途中まで刺して、中で止めているらしい。なんだか痛々しいのだが、「慣れてるから平気平気」って、抜いたあと血ィ出とるがな(汗)。「出血大サービス」か?で、果たしてこのピアスのピンは、らせん状にねじれていたのね。なので、外すとき、何度か手首をひねって器用に回しながら外していた。それを見て、ふと思ったこと。この鼻ピアスを発明した人は、もしかすると、「ワインの栓抜き」にヒントを得たのではないかいなー、と。はじめはまっすぐのピンで刺してたんだけど、すぐ抜けてしまうので、抜けない方法をいろいろ試したんではないだろうか。何で試したのかはわからないけど、自分たちの鼻とか、人の鼻で試していたんだとしたら、それこそ「血の出るような努力」である。「プロジェクトX」風にいえば、「抜けないピアスの開発に情熱を注いだ男(女)たち」といったところでしょうか。んでもって、この「プロジェクトX」は、どういうストーリーかというと。。。はじめ、鼻ピアスはまっすぐなピンで、貫通式が主流だったんだけど、留め金がすぐなくなってしまったり、留め金のないままピアスをつけてたらすぐ抜けてしまったりしたので、なかなか安全性や保存性に問題があった。そこで、ピアス職人さんたちが、知恵を出しあって、抜けにくくて安全な鼻ピアスの開発プロジェクトを立ち上げるわけですな。-------------------------------------------------------以下、田口トモロヲ氏のナレーション風に。どうすれば抜けにくくて安全なピアスが作れるだろう、と、彼らは日々試行錯誤を続け・た。釣り針タイプ、ねじタイプなどなど、いろいろ試してみ・た。しかし、いずれもうまくくっつかなかったり、鼻に開ける穴が大きくなりすぎたりして、失敗を重ね続け・た。一度自分の鼻で試した者は、失敗すると、穴がふさがるまで、時間が、かかるのだ・・・。また、失敗を承知で、かれらの実験台として協力する物好きは、彼らの友達の間にも、いなかっ・た。やがて一人、また一人と、職人は鼻ピアスの開発から、離れていっ・た。最後に残った、山下、小川(仮名)の2人も、次第にあきらめの気持ちが強くなっていっ・た。ある夜、疲れ果てた2人は、この日を最後に、開発プロジェクト解散の宴を開くため、山下のとっておきのワインの栓を、抜こうとし・た。そのとき、コルク栓を抜く山下の手をじっと見ていた小川の頭に、ひらめくものがあった!「そうだ、これだ!」小川が叫んだ。。。(以下略)-------------------------------------------------------ここから、「ワインの栓抜き」をヒントにした彼らのピアス作りは、土壇場の復活劇がはじまり、鼻ピアスは見事完成するのでありますねー。などという経緯があったかどうかは知らないけど、まったくなかった、とも云い切れない。つーか、ピアスのピンの話だけでここまで話を展開してしまうのは、シーナさんの本の読みすぎの人にはよくありがちなことだったりするのであります。いい加減にしろ!! という声が聞こえてきそうなので、このへんでやめときます(笑)。それでは。
December 26, 2003
なんか近頃変わったことといへば、通りすがりの人に道をたずねられなくなってきた、ということ。前は、ジョギング中に、ドライバーに呼び止められることが大変多かったりだとか、外回り中に、外国人さんに、“Excuse me,where is ○○ Hotel from here?”などと聞かれることが多かったのでありますね。そんでもって、割合一所懸命に、知ってる限りの道だとかコトバを駆使して、場合によっては一緒に近くの交番まで行って聞いたりなどなど、してたのであります。理由はいくつか考えられるんだけど、ひとつは、皆が日本だとか、東京の地理に詳しくなってきたということ(笑)。見やすい地図本だのインターネットの案内が普及してきているしねえ。これはめでてえめでてえめでてえなあー。でおしまいなんだけど。もうひとつ、めでたくない理由としては、自分がおのずと「道をたずねにくい雰囲気」を出してしまっているのではないか、ということなのですね。本当は、もっとそういう、ごく通りすがりの人でも話しかけ易い、受け入れの構えが身についてきてるのかな、と思っていたのだけど。もしかすると、身構えすぎているのかもしれませんね。逆にメリットとしては、あやしげな勧誘とか、強引な募金活動の人たちから声はかからなくなってきたということ(笑)。けっこう、こういう人は今まで気安く声かけてきたものです。「スキあり」と見られていたんでしょうな。あとは、それほど今までより頻繁に外回りをしなくなったこととか、そういう、日常の人との接点をより意識するようになったから、対して現状は今までと変わってなくて、今までは急に声かけられてびっくりして印象に強く残っちゃってたのが、そうでもなくなっただけだったり、などの理由が考えられまする。自然体でいられて、声かけられたら気軽に受け答えできる態度は、これからも持ち続けたいと思うんだけどねー。どうなんだろうね。なんて思いながら、道々人とすれ違う瞬間、意識をしてみたりする今日このごろだったりします。
December 25, 2003
☆枕 ヒロスエのネタを先日書いてたら、の、のぁーーんと、奥菜恵しゃんの結婚の記事まで朝日新聞に載ってるではありませぬか!? なんだよなんだよ、載せてるんかい、結婚話。 でもたぶん「載せない芸能人」もおるんだろうねえ。 奥菜恵しゃんは、私にとっては女神様のような神々しいお方でおわしますので、雅子(「噂の真相」風激ヤバ日記?)ごときの結婚なんぞよかめでたい。三大新聞で取り上げていただいて、大いに結構毛だらけ猫灰だらけ、でございます。 おめでとうございマッスル。。。※ 明日「サラリーマン、右翼団体の男に刺され重症」などという記事が新聞に載ってたら、私のことを思い出してくらはい。 ☆話題① カウンセラーの卵たちの忘年会 昨日は、カウンセラー養成校卒業生に対して学校側が実施してくれている研修会の、今年ラストの回、ってことで、翌日(今日)は祭日ということもあって、当然のなりゆきながら、忘年会と相成り申した。 祭日でなくてもやるだろうとは思ってたけど(笑)。 どうも、前々から話は決まっていたらしいのだけれど、聞いたのは今日の今日。だけどたぶんそうだろう、と思っていたので、予定どおりだったのにゃ。 皆、これから、自分がカウンセリングをやるにあたって、これからの不安や希望をそれぞれ抱いていることがよくわかって、それだけでも気持ちの共有ができたのは嬉しかった。 なので、喜びつつ話に盛り上がっていて、ふと気がついたら終電を逃してしまったかどうかはヒミツです。 私は、ここのところ、この研修の場で、なりゆき上目だった存在になってしまっていたりするので、私の名前は皆覚えてくれたみたいなんだけど、逆に私が皆さんの名前を覚えられてなくて申し訳なかった。 で、最後は気がついたら、名前を覚えてない人とハグしてお別れのご挨拶をしておった。 名前を覚えられなかった皆様、ごめんなちゃい。m(_ _)m 来年もよろしくなのねん。☆話題② だいじょうぶだおじさんとたいへんだおじさん その前の週末土曜日、だいじょうぶだおじさんとたいへんだおじさんが忘年会をやっておりました。 たいへんだおじさんは、自分の身の回りのことを細かく取り上げては「たいへんだたいへんだ」を連発し、だいじょうぶだおじさんはそれを聞いて「だいじょうぶだいじょうぶ」ととりなしてくれていた。終始そんな感じ。 ちなみに、たいへんだおじさんの正体は私です。 まだまだカウンセラーとしての修行が足りないのを感じた夜でありました。なんか、自分は思いのほか自分を出しすぎてしまう傾向がある、つーのを感じましたね。 まあ相手によりけりですが。。。 だいじょうぶだおじさんは、もしかすると、自分以上にカウンセリングの達人なのかもしれません。 周りの人のそういうところも見習っていきたいと思った由。☆話題③ 正しい選択って。。。 ようやくタイトルに該当する話題へ。 今、ある相談を受けていて、それに対する自分の対応が適切であったのかどうか、振り返っては不安を感じています。 相談を受けたのは、IP=問題や悩みを抱えている当事者の、お兄さん。 相談のテーマが、意外に重い話だったので、おのずと慎重になった。 で、お兄さんにまずは電話で甚だ簡単にだけど様子をうかがった。 IPの方は、自分で医師にかかったり、改善努力をしているとのこと。日常生活に目立った問題はない。 私は、まだ対外的なカウンセリングやサイコセラピーの経験はない。 経験豊富な先輩セラピストに相談し、以下の選択をした。 私は、お兄さんに、もし、IP本人が、今の方法で行き詰ったり、他の改善方法を求めようと思った場合、「知り合いに心理学を学んでいる者がいるから、話を聞いてもらうことはできるよ」 程度の「存在アピール」をしておいてもらい、IP本人の選択肢のひとつに数えてもらうにとどめ、結果、本人の意志で、自分に相談に来てくれたときには、最善を尽くすための対応をするので、本人には、とりあえず私の存在を伝えておいて欲しい、と、そのように伝えた(伝わっているかな?)。 今日、久しく出会っていなかった、同期の卒業生に会い、昼食をとりながらこの件について、全く実名等々伏せた形で、話したとき、彼は別の意見を口にした。 彼いわく、「まずお兄さんとのセッションが、カウンセリングの第一歩なのではないのか。その上で、お兄さんを通じてIPとの接触を図ることがベターなのではないか」と。 いくつかあるだろう選択肢のうちのひとつとしては、それもありだろう、と私は思った。事実それも考えてはいた。 たぶん、友達思いの彼のことだから、私のスキルアップについてのモチベーション向上にも配慮しての発言でもあったのだろう。 けれど、その思考の背景には、セラピストサイドの選択肢、つまり、「カウンセリング経験を積むべきだ」という意志が多分に入っているな、とも思った。 私が、失敗を重ねつつ経験を積むためにカウンセリングをまずは実践してみる、という選択肢は、確かに大切なことだし、必要だとは思う。 だけど、それは私サイドの、私の都合の話。 クライエント(特にIP)の問題改善が、果たしてそれで成功する、というより確実な保障が、そこにははっきり云って「ない」。あるかもしれないけど、「クライエントにとって何をしてあげるのが最善か」ということへの意識が、自分の「実践したい欲求」より後回しになっているのに気づく。 少々腰が引けているような気もするが、自分の手でなんとか力になってあげたい、という気持ちは強い。 なのに、なぜこの件については、先輩セラピストの意見に従って進める方法を選んだかという理由は、より安全で確実と考えられる選択をしたい、と強く思ったから。 自分を頼りにする(かもしれない)クライエントが現れたとき、その人に対しては、「どうしてあげるのが最善の策」なのかを必死で考え、選択肢を見出そうとしたけれど、いかんせんまだきちんと話もしていないのと経験のなさとで、見えない。見えない中で、まずはベテランセラピストのアドバイスを得られるかどうか、おうかがいを立てた、結果、幸運にもアドバイスを得られたので、それに沿って進めるほうを選んだ。 結果、IPの方が他の手段で問題解決ができ、結果自分に連絡をしてこなかったとしても、それはそれでよいと思っている。ただ、いざ自分に相談があったときには、誠意をこめて、本格的にそこに注力し、解決のための援助をしたいと思っている。 今、自分達は、カウンセリングを実践する「ケース」に飢えている、という気持ちがあるのは確かだ。 けれど、その気持ちが、クライエントの改善を本当に考え、その援助を同じぐらい重く捉えてのものであるか、というと、100%そうであるとはいえないかもしれないのも事実だ。 とにもかくにも、昨日今日と、志を同じくする人たちと、時間を共有し、互いに刺激をもらい、元気をもらうことができた、幸せな時間ではありました。 皆さん、本当にありがとう。m(^^)m これから活動を進めていくにあたっては、まずは自分の存在を知己にアピールするところから入っていきたいと思う。そのために来年からこのHPを若干リニューアルすることも考えています。
December 23, 2003
やっぱりなー。。。夜更かしして、その翌日というのは、何かとてつもなく重要なことがない限り、眠りから覚めないのね。目は覚めるけど、身体が起きようというパワーによって起き上がらないのね。で、冬日がな、せんべ布団の中におりみたいなね、せんりうなど詠んでいるバヤイではない。年賀状も用意しないといけないし、クリスマスだと「何かしら」必要なモノがあったりするに違いないので、でも、今年はどってこたあないので、すっぽかしてしまうかねー。などなど、年末にかけてのよしなしごとを考えておるうちに、高校駅伝がはじまって、終わった頃にケイバ中継がはじまって、それ見てたら日がくれてしまっただー。バカモノめ、と自分をののしりつつ、とりあえず30分ばかしジョギングのよーなウォーキングのよーなものをして、戻り道、高校生ぐらいのガキが群れてバカデカ声でしゃべくってるのを横目に、またまた缶ビール買ってる自分がなさけない。肝臓休めろよ、って感じではあるよな。そもそも呑んじゃいけないといわれているのに、ちょっとだけでも、呑んでしまうと気がでかくなって「いいじゃんモード」になるのであるね。この意志の弱さは今後なんとかしないと、ホントにヤバい可能性もある。------------------------------------------------------肝臓ネタってことでひとつ。「ショージくん」って、東海林さだおの漫画があるんだけど、その中の一本より。あるサラリーマンが、健康雑誌見ながらアタマ抱えている。「どうしました?」って聞いたところ、「いやー、いろんな健康法があるから試してみてるんだけど、これだけは・・・」っていいながら、指差したのが「ウコン健康法」。ウコンって、漢方だとか、カレーのターメリックとして使われたりもする、黄色いヤツね。最近は肝臓に効き目があるっていうので話題になってますね。「これがどうかしたんですか??」って聞いたら、「以前『飲尿健康法』ってあったでしょう、あれはなんとかガマンしてやったんだけどね。これだけはちょっとねー。。。」っていう反応。で、ショージくんは気がついた。「このヒト、字を読み間違えてる」って。どう読み間違えてるかは、わかるっしょ。ウッヒャッヒャ。
December 21, 2003
☆フセイン元大統領・捕まる まあ、長年の国際的問題の根源的な人物が、とうとうアメリカの捕虜となってしまいました。「めでたい」と思う人もいるだろうけど、「まだまだ油断できん」と思う人のほうが多いだろうね。 ブッシュさんだのラムズフェルドさんは、アルカイダもやっつけるみたいなことを云ってるし。他にも未解決の問題はいっぱいあるね。自衛隊の人たちのユウウツは続くね。☆広末涼子「できちゃった婚約」 朝日新聞に記事にまでなってしまうのがおかしい。 それほどのことかよ、といいたいですねー。あとは田村亮子が谷と結婚するけど、まあどっちもおめでとう、ってとこですかね。 谷夫妻は問題ないけど、ヒロスエはどうか離婚せず末永く幸せに、つーか再び世の男性を惑わすようなマネをしないでおとなしくしておいて欲しいものでございます。☆村主選手、フィギュア世界の女王に 「すぐり」って打っても変換できない苗字の選手。 フィギュアスケートの世界グランプリファイナルで見事に優勝。おめでとう!! 日本の選手で世界の頂点に立つ、つーのは大変な偉業だと思うけどねー。バレエとかダンスの世界同様、本来ロシアをはじめ欧米諸国あたりが圧倒的に強いといわれる種目だからね。イマイチ扱いが小さいのが不満ですね。 ちなみに、こちらにときどきいらっしゃるMONICAしゃんご推薦の荒川静香選手も3位でメダル獲得。日本選手大活躍!!☆ハルウララ、100連敗 高知競馬のこのおウマちゃん。 フツーは、ここまでくると「処分」されるほどの惨憺たる成績なのですが、逆にファンを増やしてしまうところが凄いですな。引退後は乗馬になるのでしょうか。 というより、100回もレースを走ること自体凄い。 市民マラソン大会に月2回ペースで出る選手もいるらしいけど、それに等しいですね。よほどタフなんでしょうね。☆大雪? んー知らなかった。各地がこんなに大雪だったなんて。 交通がマヒ状態らしい。 「うふふ、月曜日を休みにして4連休で、休み明けはクリスマスで、来週末から9連休、サイコーだー」 などとぬか喜びして、4連休を旅行に充てていたサラリーマン、OLの皆様、ちょと幸先悪いですなー、ゲッハッハッハァー(爆)!! ・・・というより、雪に見舞われている地域の皆様にはお見舞い申し上げますですよ。☆松下・・・ 松下電工株式会社が、松下電器産業の子会社になって、早い話が合併するらしい。 っつーか、今までもっと早くそうしとけばいいのに、なんかお互い張り合っていたようにも見受けられたので、消費者に対しても、ナショナル・パナソニックブランドのイメージは芳しくなかったように思う。 松下電工は「ナイス」という別のブランドを持っているし、どっちも介護ショップやってるし、紛らわしいのが気がかりだけど、少しずつそういうのが解消されていくのでしょうかね。 とりあえず、ちょっぴりスッキリ、って感じ。☆皇太子妃、長期休養へ 帯状疱疹(で漢字はいいのか?)で入院されていた皇太子妃・雅子さまは、当面公式行事をお休みされるそうで。 どうも心身の疲労が原因らしい。やはり民間人が皇室なんぞに入ると、いろいろとしきたりが違うから大変なんだろうなあ、と思いました。・・・ぐらいにしときますかねー。以上、こんしうの主な動きをお伝えしました、なんつーて。
December 20, 2003
委託を受けていた仕事も、午前中で中間報告を終え、とりあえずひと段落し、昼飯を食いに出かけたところ。前方から、突然思わぬ人物が歩いてきた!!オザパンだ! 元J由党党首、現M主党幹事長。生オザパンは、鬼のような形相をして、大またで歩いてきた。思わず歩道の脇によけてしまったぞ(ブルブル)。カメラつきケータイで写真なんぞ撮れる雰囲気など微塵も感じられなかったぞ。どういうわけか、ハイヤーに乗るでもなく、SPみたいな人に囲まれることもなく、オザパンの後ろに、腰ぎんちゃくみたいな小男が一人、時代劇の岡っ引きみたいな歩き方でくっついてきていただけだった。秘書なのかなんなのか知らないけど、普通そういう人は、そういうエライ人の左前を歩くのがフツーだろとか、誰か4人ぐらいはついていかないと危ないだろとか、いろいろ考えてしまった。政治家だったらなおさらだ。あの腰ぎんちゃくは、たぶん「アホ」だな。往来で、突然「反オザパン派」(?)に襲われたとき危ないではないか。それとも、いつもそういう「ひとりあるき主義」なのかな。ぼくオザパンのお友達じゃないからわかんなーい。ただ、あれだけ怖い顔で町中を歩いてたら、怖くて誰も襲わないだろう、とも思ったけど。昔、生K直人を見たことはあるけどね。まだ「Sきがけ」時代、庶民に人気があった頃、電車通勤してる、というのをアピールしていた頃だったけど、服はかなり高そうなのを着てたな。あの後厚生大臣かなんかになって、O-157のときに、記者会見の席上でカイワレを食ったりしてたっけ。あの頃、新政党のオザパンとくっつくとは想像もつかなかったよ。水と油みたいな関係かと思ってたからねえ。はじめちまちま七対狙ってたのに、誰も上がらないまま何巡もしてるうちに、四暗刻ツモっちゃった、みたいな展開である。というわけで、私の職場は生意気にも、未だに赤坂溜池あたりに、追い出されずに残っておるから、永田町もすぐ近くなのねん。あのまま、歩いてM主党まで帰ったのか、国会に行ったのか、議員会館に行ったのか、それとも首相官邸に殴りこみに行ったのか、よく知らないけど、あの無防備ぶりにはびっくりだった。まさかね、讃岐うどん食いに行ったんじゃなかろうね。だったら笑えるけどね。同じ方角から歩いてきたからね。ちなみに虎ノ門にある「砂場」というそば屋は、内閣の閣僚もよく行く店らしいね。私にとっては、広末涼子のできちゃった結婚よりもどーでもいい話だけどね。まあとにかくびっくりした、つーだけの話。
December 19, 2003
私がこの場所に根を下ろして、もうすぐ半世紀になろうとしている。人間の手によって、ここに根を下ろして間もない頃、周りは野菜畑と、畑を営む農家がポツポツと点在し、小高い山もいくつもあるような片田舎だった。小鳥やリスなども私のところへよく遊びにきてはいろんな会話をした。やがて、人間が畑をつぶし、あぜ道を舗装して自動車道を作り、鉄道を通し、私の目の前に駅を作った。周りにビルを建て、人間の往来がどんどん多くなるとともに、小鳥やリスたちも、いつしか姿を消した。今、私の周りは、常に人間が群れをなして歩き回り、あるいは集まって大騒ぎしたりしている。肌寒さが強くなってくると、ああ、また今年も喧騒の季節がやってくるのだな、と感じる。1ヶ月近くにわたって、夜も眠れない、あの季節が、今年も到来した。私の祖先は、かつて何百年もの昔、うんと北のほうの国の、高い山に根を下ろしていたという。その国では、夜になっても辺りが暗くならない、太陽の沈まない季節があるという。無論私は、その国に行ったことなどない。遠い祖先が、私の身体の中に残してくれた、種の記憶。その季節は、その国では、夏の比較的あたたかい季節なのだ。子孫である私は今、それに勝るとも劣らぬほど、明るい夜に遭遇している。周りの商業ビルのネオンサインや街灯。あまつさえ、ピカピカと光が点滅するコードのようなものを、自分自身の身体中に巻きつけられている。けれど、それは太陽の光の明るさとは違う、人間が作り出した光。それが、私を眠れなくしてしまう。わずかに遊びにやってきてくれてるスズメたちも、この時期だけは遊びにきてくれない。もっとあたたかい本物の太陽の光ならば、眠れなくても耐えられるのに。そればかりか、エネルギーを身体に与えてくれるはずなのに。ただ明るいだけの、ただ騒がしいだけの、私にとっては、何も与えてもらえない、淋しくて寒い夜。そんな夜が、あと何日かで終わる。人間たちが、1年に1度、聖者の生誕を祝う夜。そして、自分たちの無事と平和を喜ぶ夜。私の身体に残っている、遠い祖先の記憶の中に、枝角の生えたトナカイのソリに引かれて雪の中を飛び回る、赤い服を着た白髪の老人が、確かにいたという。人間なのか神の使いなのかは知らないけれど。彼が通り過ぎたあとで、その町の人々は幸せそうにしていたのだという。トナカイに乗ったおじいさん。人間たちの幸せのお祭りが終わったあとでいいから、どうか、静かで安らかな夜を、私にもプレゼントしてください。そう。私は、とある駅前広場に立ってる、1本の樅の木。そんな私からの、ささやかなお祈りを、どうか聞いてください。。。※ このお話は、先日、とある方から聞いた「木も夜は眠る」という話をヒントに、クリスマスのツリーにされて、夜な夜な明るいイルミネーションの光にさらされる街の木の気持ちをイメージして、書いてみたものです。クリスマスの華やかさとは裏腹に、知らず知らず私たちは、こんな、何気ないところで自然環境のバランスを「壊している」。だからといって、その「二律背反」に悩んだり、ムリヤリ生活を変える必要はない。楽しみながらも、その犠牲となっているモノがある、ということを意識しながら、楽しむ、というのもひとつの考え方だと思ったりしています。
December 18, 2003
朝チコクして、夜遅く帰る、という「遅番」的な今週なのです。でも、報告書を作って金曜日に報告するための、パソいじる作業なので、仕事してるフリをして日記など書いたりしておるのでありやす。「遅番」といへば「おそば」ですね(意味不明)。私が昔住んでおった山形というところは、おそばの名産地でございます。スイカの名産地でもあるけど、そばの名産地でもある。なのでそばは好物なのですね。山形のアンテナショップが仕事場の近くにできて、中でそば屋をやってるので、たまに食べに行ったりしてます。でもそばって、最近どういうわけか、高い。立ち食いそばに慣れ親しんでいるので、そうじゃないおそば屋さんに入ると、ガクゼンとしますね。なんであんなに高いんだろう。その山形ショップのそばも、900円もするんだよ。「板そば」っていう、たかがちょっとデカめの盛りそばなのにさー。池波正太郎が浅草の「並木やぶそば」を吹聴したり、「お江戸でござる」に出てくる江戸オタクの杉浦さんという作家のおばさんがいろいろ褒めちぎるから、そばのステイタスが上がったのでしょうか。よくわかりませんが。彼らがいうには、一人ぶらっとでかけて、ちょこっとだけ昼酒飲むのにそば屋がいいとかいうけど、そんなのアンタら自由業で生きていけるやつらに限るんじゃないのかいっての(笑)。一方で、さぬきうどんが首都圏に進出してきて、これは、美味いだけでなく、値段も安いので大人気になってるようで。んでもって、こっちも職場の近所に店出したらしいので、今度出かけてみるです。うどんも好きな私としてはうれしいことこの上ないのだけれど、そばピンチ!! ってな感じも否めなかったりしておりますな。さぬきうどんは「セルフ」ってのが人気みたいね。で、二玉、三玉と増やして食べるごとに一玉あたりの値段が安くなったりして。そばで同じことやったら、そば屋はつぶれるのだろーか。。。一回、旧友と池波正太郎気取りで、「神田連雀町やぶそば」に行ってチョコっと酒呑んでそば食って出てきたんだけど、あれはいかにも、「宵越しの銭は持たねえ」などと、大見得切っておきながら、その実ケチな江戸っ子の、ケチでチンケな部分を垣間見た、って感じだったね。だってさ、つまみが焼き海苔とか「そば味噌」って、ピリッと辛い味噌だけだったりしてさー、そんなのをちびちびかじったり舐めたりして酒呑んでる。ちょっとフンパツして板わさとか玉子焼きとか。まあ「チーかま」だの「味付け海苔」とかがでてこなかっただけ、昔の立ち飲みカウンターのある酒屋とは一線を画してる、ってな感じではあるけどさ(笑)。酒は菊正とかの、いかにも酒屋で紙パックで売ってるみたいな酒をよしとするみたいなとこがあってさ(って違ってたらゴメンなさい)。笑っちゃったよ。そばはよく、食べることを「たぐる」とかって云うでしょ。チャチャチャっと「たぐって」、ささっと酒呑んで、さっさと出て行くから長居せずに、店に大枚落としてく必要もないわけでさ。んで「ちょいと一杯ひっかけたようなゼイタク気分」も味わえるってわけで。これで「イキでいなせ」なのがセレブになってきたら、悪いけど笑わせてもらいます。楽しみ方は人それぞれだろうけど、オレ的には、山盛りのもりそばを、いつになったらなくなるんだろうと思いつつ、思いっきり食って、「あーもうそばなんて当分見たくないよ」って思うまで食いたいタイプだから、そばを「たしなむ」ことはできないような気がします。うどんはまだそれが許されるような気がするもんね。ちょっと、当面は「うどん派」に身をやっすることでしょう(笑)。こんなくだらない話を長々と書いてるオレもちょっと自分に「おばかさん」と云ってあげたいね(笑)。ちなみに、冬の山形といへば、村山地方に伝わる「つめたい鳥そば」ってのが名物。あったかいのもあるんだけど、なぜか冬の寒い中、「つったいそば」って皆頼むんだって。そのうち食いに行こうと思うけど、そば食うだけのために行くのはちと辛いので、昔の友達に会いに行くついでとか、サッカーの応援に行くときのついでにしようと思います。
December 17, 2003
学校を卒業して、クリニカル・スタディを数回受けて、人と話して、振り返って、それを繰り返しているうちに、だんだんと自分の中の傾向性みたいなモンが見えてきたような気がします。どうやら、自分は、話し相手がマイナスのストロークを投げてきたときに、それに反作用するような答えを返してしまう傾向があるようなのです。たとえば、相手が謝ってきたとき。「ごめんね」って云われたときに、「いいよ、怒ってないから」っていう返事。これは一見、詫びる気持ちに対して許容しているように見えるやりとりなんだけど、実は、相手が謝るという行為や、反省して詫びようという気持ちを否定していることになるんだ。「謝らなくていいよ」って、返してしまう。これは受容ではない。「ごめんね」って云われたら、「ああ、謝ってくれているんだね。反省してくれているんだ」って、そのまま受け入れるべきだった。そうできることによって、その次に続くのが、「あなたは、相手を気遣う思いやりのある人なんだなあ、と思いました」という、肯定的な話にもっていけるのだと思います。だのに、「謝りたい」という気持ちに対して、「いいよ謝らなくて」ということは、「謝ることを私は受け入れません」といっているのと同じ。それでは、謝ってる相手の気持ちは、謝ることで救われるかもしれないのに、それすらも拒否されてしまう。気持ちが永遠に晴れない。なんで今までそれに気がつかなかったんだろう、って、今頃になって思いました。自分もまた、今まで人にペコペコ頭をすぐに下げる人間でした。公私を問わず。それで、相手が対等に話ができず苛立つ、ということを幾度か経験して、「そんなに卑屈になるな!!」って、云われ続けてきた。それで、そんな自分を変えようという気持ちが強くなって、学校で学んだことの中でも、「自分をディスカウント(卑下)しているな、と思ったとき、それに気づいたら軌道修正しよう」ということに頭が傾いて、凝り固まってしまっていたようなところがあったように思います。それが、日常話す相手に転移してしまっていたり、相手にも自分のそんな認知を押し付けようとしていたような気がします。ついほんの少し前まで!!これからも、ちょっとずつ、日常会話で自分のやり取りを振り返ってみて、それをあーだこーだと考える習慣をつけたいと思っていますが、そんな中で気がついたのが、今書いたような、「詫び」に対する返答のことでした。たぶん、他にもこれから考えれば考えるほど、自分の中の、ゆがんだコミュニケーションの癖(ゲームといいます)が、見えてくるような気がします。それもまた、進歩なんだと思いつつ、振り返りは忘れずにいようと思います。
December 16, 2003
・・・といっても、1998年の日本シリーズのことではなくて。中学時代の教頭と学年主任がほぼ同年代だったのですが、なんか学年主任のほうが、教頭にやたらライバル心むきだしにしていて、だけど私の在学中にはカンペキに負けていたという話。教頭のあだ名は「大魔神」。映画の「大魔神、怒る」とかに出てくる、怒ったときの大魔神そのものの顔だったのね。で、声も低くてコワめなんだけど、性格はいたって温厚で、国語の授業を受け持っていたんだけど、生徒にはいたってウケておった。つーか、あきらかにガタイもでかいので、怒らすと怖い、というのがあって、皆おとなしくしていたのかもしれない。一方の学年主任は英語の先生。一見、ハーフっぽい風貌なんだけど、ホントはどうなのか良く知らない。けど、本人はいかにもハーフっぽさを売り物にして生徒に人気を売り込もうとしていた。「わったーしーの、ニッ(ク)ネームは、ライァン(Lion)。1年に1回だけ、ほえまーす」と、流暢な発音の英単語混じりに自己紹介したのだが、それがアダとなった。「だれがあのセンセを怒らせるか」「1回以上怒るほうに500円」などというオッズが、反抗期真っ只中の我がクラス中に出回ったのはいうまでもない。ちょうどワシらの頃は、「校内暴力」ピークの時代だったからねえ。だからっつーわけでもないけど、「ほえる」っつーたらほえさせてみたくなるのが人情というものなのであります。果たして、5回目の授業で、早くも彼は怒り狂った。「とうとう、ワタシを怒らせたなー!!」って、なにが「とうとう」なのかよくわからない、5月の春のポカポカ陽気の季節。まだまだ1年は長すぎるっつーの(笑)。以後、「1年に1回ほえる」という彼の「マニフェスト」は、結局のところ達成度2000%オーバーし、500円の元金は全員そのまま返還されることとなり申した。あまつさえ、彼のことを「ライオン」と呼んでいた生徒は一人としていなかった。中学生というのは難しい年頃なんだね。。。中学校に先生に「だけ」はなるまい、と、当時流行っていた「3年B組金八先生」なども見つつ、つくづく思ったものです。ちなみに大魔神が生徒を殴るシーンは一度も見かけなかったなあ。人は見かけによらぬものです。けど彼を見習って先生になろう、とも思わなかった。次元が違う人に見えたような気がして。というわけで、この「勝負」、大魔神の圧倒的勝利に終わってしまいましたとさ。やがて大魔神は転任し、そのあとちゃっかりこの「ニセライオン」は教頭の座についた模様でした。あっはっは。
December 15, 2003
えーと。今朝ほど、ネタに事欠いて、朝の「サンデーモーニング」だか何かで、先週一週間のスポーツの出来事に対して「喝!」だの「あっぱれ!」だのと云ってるのを見ながらチョロチョロ書きつつ、どうも言葉たらずだと思ってはいたのだけど、案の定、「ん、これは編集が必要だ!!」と思った次第。以下のようなことを書いたのだ。-------------------------------------------------------今回の大塚といい、松井稼頭男といい、去年の石井といい、どうも流暢な英語とはいえぬモノを、入団記者会見の人前で話す勇気はエラいというべきのか、もちっと練習してから出てこい、と云ったほうがいいのか、よくわかんないけど、とにかくヘタクソなことは変わりなしですなあ。つーか、堂々としてないのがよくない。たぶん、こいつらは学生時代の英語の授業を引きずってるんだと思うのだ。そうなると、こいつら大体が「野球以外はなんもやってない勉強バカ」だと自他共に認めているから、英語をことさらメンドくさいものだと思って、敬遠しちゃうんだろうな。で、英会話も「英語の授業で教科書読まされてるみたいな感じ」になるのでしょう。ビートルズは古すぎるとしても、アッチの唄とかもっと聞いて、日ごろ口ずさんでれば、発音なんかはもうちっとマスターできると思うけどねえ。そもそもプロになるようなヤツは「野球頭」はいいんだから、向こうで暮らしていかなきゃいけない、っていう意識があるのなら、どうすれば上達するか、というコツは、早晩つかむと思うけどね。セリエAに行く前の中田英なんかがイタリア語マスターしちゃったみたいに。イチローとか野茂はそういうトコが露出してなかったからよくわからないけど、確か野茂はしゃべれないなりの会話術を身につけてやってそうだし、イチローは通訳&英会話の先生代わりに奥さんを利用するとか、スマートにやってそうだね。新庄は、そういう次元で語る対象ではない(爆)。-------------------------------------------------------ギャー!!これでは「一流スポーツマン=スポーツバカ」と云っているようなものではないか!!これでは、「chang-weiは、スポーツマン差別論者だ!!」はたまた、「このヒトって、巨乳のコのこともバカにしてるに違いないわ!!」などと、スイカップの人たちからも怒りを買う可能性もある(なぜスイカップが出てくるのかは不明)。さらに、「恐怖・まんがみちオトコ」からも、恒例の、「いつのレスだよ!! シリーズ」に引用されてしまう危険もある。すでに、オブジェクションもいくつかいただいている次第で。太一@ニッキーさん、ちゅりえ@坊ちゃんさん、ありがとうございます。というわけで、少し加筆編集を加えたいと思う次第です。えーとね。たとえば、私のような「凡の者」は、学生時代スポーツの部活で一流レベルの世界に入ったとしたら、他のことにまで頭が回らないと思うのであります。さらに、そこでケガなどしてしまったら、「あーオレは野球に命をささげたから、これ以上何もできない、燃え尽きたー」となるに違いなくなって、その後の人生はロクなもんにはならなかったであろう。で、あげくの果てには、「あーあ、野球のせいでオレの人生はメチャクチャだぁー!!」などと、逆恨みの感情を抱いちゃったりなんかして、浴びるように酒を飲む乱れた生活を送り、カネがすっかりなくなった挙句、強盗未遂でタイホされちゃったりするといった、寺山修司の「スポーツ版・裏道人生」のモデルにされるような、転落人生になっちゃったりすると思うのだ。ことわざに、「天は二物を与えず」というのがあって、特別に一芸に秀でている者が、他のことにはカラキシだったりするたとえだったりするんだけど、これは万民にあてはまらないみたいだ。イチローしかり、中田ヒデしかり、武豊しかり、辰吉丈一郎しかりである。しっかり「ニブツ」「三ブツ」を与えられている。松井秀樹にいたっては、顔に「ブツブツ」まで与えられていたりさえするのである(これはどーでもいいか)。また、一流レベルを経験したヒトの特徴としては、何かにつけ、カンの鋭さや勝負強さ、といったことがものを云うのか、別の世界に云っても成功している例も少なくないのね。これがちと羨望のゆえんではあるけれど(ブツブツ)。スピードスケートの選手が自転車はじめてたちまち日本代表ぶん捕っちゃうとかね。これは自転車側にも問題ありだとは思うけど。中には、短時間で効率的な練習法を導入して、「1日2時間」と決めて、中身の濃い練習をすることによって勉強にも影響することなく、文武両道に秀でている若者も多数出てきている「らしい」。ちょっと、フォローしすぎてたらムカついてきたのでこのへんでおしまいにするのだ(自爆)。
December 14, 2003
おしえて くださいこのよにいけとし いきるもののすべての いのちにかぎりが あるのならかぜは しにますか そらは しにますかあいは しにますか こころは どうですかおしえて ください以上、さだまさし「防人の歌」より抜粋。(この引用に対しJASRACへ申請してない:ゴメンナサイ)今日、自衛隊派遣に対しての反対署名運動をしていたのを見て、「おそかりしゆらのすけ」(季節柄ちょうどいいでしょ、この諺)と思いつつ、いちおう署名してはみたものの。活動をしている男の人とちょっと話し込んでしまいました。「この運動が果たして派遣反対に結実するのか」「派遣に対して、全く無意味と思うのか」「自衛隊を派遣しない選択肢があるとしたら、キミはどんな方法を思い浮かぶか」果たして答えはあいまいなものではありましたが、若者たちも、しっかりと、今自分の国で進められようとしている事態に対して真剣に考えている、というのが垣間見えて、そのことは嬉しかった。小泉メールには、最近また目を通すようにしているのだけれど、どうも通り一遍のことしか書かれていない。この前も書いたとおり、取ってつけた派遣の決定であるとしか受け取れない。決めてから国民に説明するのでは遅すぎるのです。だけど実際、ことは動き出そうとしている。反対署名運動の結果が、国の決議を揺るがす可能性は低い。今はとにかく、そうなってしまった現実を受け入れるほかない。そして、現実社会の中で、派遣される自衛隊が任期を経て無事帰ってくれることを祈るほかないのかもしれない。それならば、どうか全員生還して欲しい。気になるのは、閣議決定内容の中で、派遣期間がいつまで、という部分が空白になっていたことです。いつになったら、この危険な任務を終了して帰国できるのか。それを聞かずして、派遣に納得するのだろうか。。。とにかく、必ず生きて帰ってこい!!生きて帰ってきて、もしPTSDなど心に苦しみを抱えた帰還自衛官がいたら、オレが助けてやるから、トラウマから解き放ってやるから!!小泉首相の言葉より、オレを信じて、とにかく帰って来い!!帰ってきたお前ら、絶対に、助けてやるから(泣)!!そのために、あらゆること勉強して、再び笑って生活できるようになれるための、手助けに、絶対に、絶対になるから!!ハッタリじゃなくて、マジでそう思っています。約束は、守ります。必ず!!「マニフェスト」より、ずっと真剣に、考えています!!
December 13, 2003
家の近所の商店街に、夕方から夜にかけて、酒びたりになって、くだまいてわめいているじいさんがいて、商店街の酒屋でも煙たがられている。第三者的には、非常に好きなキャラなのね。私たちの間で、野球をやってみたい、っていうモチベーションが高まって、最終的にベアーズが生まれたわけなんだけど、そのきっかけとなっているもののひとつに、高橋三千綱著「さすらいの甲子園」という作品があり、そこで監督をやるオッサンに「さすらいのデブタロック」というメーワクオヤジがいるんだけど、風貌といい態度といい、まさにそのものなので、私は勝手にこのオヤジを「デブタロック」と呼んでいる。デブタロックは、今年のプロ野球シーズンまで、巨人のキャップをかぶっていて、実際かなりの巨人ファンだった。負けが混んでた頃、よく夜の商店街前でくだをまいていた。「はーらさーん、やめちまえー」「ことしはもうタイガースで決まりだー もうだめだー」「よこはまにも負けてるんだからねー 山下のツルッパゲー」とかね。で、今日の帰り道、久々にコイツを見かけたわけさ。そしたら、どうも今までと見た感じが違う。はて? と思って、 すぐに気がついたのだ。彼のキャップには、巨人のマークではなくて、白い「FDH」のマークが入っていた。ヤツはダイエーに寝返ったのだ。そんなに簡単にポリシー変えていいのか、デブタロックよ!!ナベツネも泣いてるぞ!!
December 12, 2003
・・・というわけで、なにが「というわけで」かはナゾですが、クリスマスといえば、あまりその当日にいい思い出がなかったり、ちょとだけあったりするわけですが・・・ちなみに、全部昔話なのでありますね。過去を振り返ってもしょーがないのですが、ネタとして大したことないのをかき集めてみました。おおむね20代の頃のことですかね。☆クリスマスのラーメン ・・・って、昨日の日記で書いたでしょーが!! つーこって、これは省略。 ※ ところが、昨日の日記を誤って消してしまったため、 内容がわからないのであります。 「何があったか」については、気が向いたらそのうち 書くけど、しばらくはヒミツです。☆クリスマスの鍋 これは、比較的いいおもひでのひとつでもあるわけですが、折悪しくその日は土曜日なのに出勤。 で、その夜「鍋パーティーをやるからおいで♪」というお誘いを、同期の男から受けておりまして。 でも、どんなメンツが集まるのやらよくわからん。 体育会系の多い会社だけに「ヤミ鍋パーティー」だったらどーしよー、みたいな不安もありまして。 出勤だった職場のコに「一人では心細いから一緒に行こうよ」と誘ったのですが、「いやー、約束があるので」(ってそりゃあるわいなー、あーこりゃこりゃ)と、すげなくことわられてしまいまして。 で、すごすごと彼のアパートに行ったらば、なななんと、豪華クリスマスケーキと寄せ鍋がドドーン!!と用意されているではありませんか。 これをセッティングしたのが、お誘いしてきた同期の男の彼女でもあったわけでして、後に二人はめでたく結ばれることになったワケです。あーごっそさん、みたいなね。。。☆クリスマス・湯沸し その日もまた、クリスマスにもかかわらずお仕事だったわけで(って、まあ大体の人はそーだと思うけど、その日は「休日出勤」だったりしたワケで)、「あーつかれた、テレビでも見て一人さびしくクリスマスを過ごすべー」とか思っておりますと、突然部屋の電話が鳴り響く。 「あーchangか? お前の家のガス、大丈夫か?」(意味不明) 「え? ええ大丈夫ですが・・・、何か」 「今から行くから待ってろ!!」ガチャン!! やってきたのはジャージ姿の会社の先輩。 当時、私の勤めていた会社ではスイミングスクールをやっていたのですが、プールのボイラーが故障したらしく、温水が出なくなってしまったらしいのです。 つーか、クリスマスの日ぐらいプール休めよ! みたいな感じもするのですが、会員さんにそんなこともいえない。 それで、どういうリクツでそうなったのかは不明なのですが、「chang-weiの部屋のお湯を沸かしてそこからバケツリレーでお湯を補給しろ!!」という指令が、支配人から出たらしい。 幸か不幸か、私の住んでいたアパートは、そのスイミングスクールから歩いて3分ほどのところにありました。 約3時間にわたって、自宅の風呂とコンロをフル稼働して、お湯を作ってはバケツに入れ、プールへ運ぶバケツリレーが続きました。 「ありがとな」と、スイミングのマネージャー以下一同が引き上げたのが夜の10時過ぎ。 凄いクリスマスになってしまいました。 コンビニ弁当を一人さびしく食って、何気なく郵便ポストを開けたら・・・。 彼女からのクリスマスカードが。 なんか、よかったんだか悪かったんだかよくわからないクリスマス・イブの夜を、でもやっぱり一人ぼっちで過ごしましたとさ。☆クリスマス・ステーキ クリスマスの思い出といえば、子ども時代って凄く魅力でしたよね。 で、私の子ども時代は凄く家庭もビンボーで、ツリーなんかも、画用紙に描いて壁に貼って、そこに何かいろいろ楽しい絵かなんか書いて貼り付けたりして楽しんでいた。 そんな夜ふけに、父親が、職場でステーキをご馳走になったらしいのですが、全部自分で食べるのがもったいなくて、半分だけ食べて、残りを店で包んでもらって持って帰ってきた。 それを母親が、フライパンであたため直して、一切れづつ僕たちに切り分けて、夜更けのささやかなクリスマスパーティーをやった。 すごくささやかなんだけど、とても嬉しい思い出でした。・・・といった感じで、おあとがよろしいようで(??)なんかねー、その程度の、ささやかな喜びつーか、幸せ感みたいなものが、欲しいやねー、クリスマス。☆ここだけ今ネタね(^^) 『さいこうのクリスマスプレゼント』というタイトルの童話を、現在、某出版社の賞に投稿・応募中。結果はともかく、子ども心の感動みたいなモンを、伝えたくて、そんな小品を出してみた次第です。ただ童心を振り返るのはさすがに難しかったね。
December 11, 2003
「ラスト・サムライ」について、これが何故ヒットするのか再度考えている。・日本のサムライのカッコよさ?・日本のサムライ社会の中にあった思想についての魅力が観客にウケた?・エスニック文化に対する魅力?・役者が人気があるからか?大方、どれも当たらずとも遠からずだろう。で、なんで今、この映画がこれだけ高い評価を受けているのか。考えてみるに、今、アメリカはブッシュ政権の下で、国際テロ活動の一掃にかなり傾倒している。一方、いまだ続く戦闘に対する反対の声も高まっている。日本からも、ここ数日ぶっ続けで記しているとおり、ついに自衛隊のイラク派遣をすることが決まった。よく、アメリカが絡む戦争(冷戦も含む)の時期に、「プロパガンダ・シネマ」(なんて言葉があるのかどうか知らないけど)を上映し、アメリカ国内の「士気」高揚を図ろうとした。逆に、これに反対する映画もヒットしたりした。過去のいくつかの、その類いの代表的な映画を挙げて、その制作の根底に潜むプロパガンダの意向を加えた「フザケた邦題」を考えてみると、こんな感じか。・「ランボー」→邦題「現場はつらいよ」・「ロッキー4」→邦題「民主主義の拳・一発大逆転」・「トップガン」→邦題「最強!!米空軍ドリームチーム」・「アイアン・イーグル」→邦題「頑張れ少年飛行士・極悪国からパパを救え!!」・「プラトーン」→邦題「聞け、帰還兵の叫びを!! ―ベトナムで俺たちが見てきたこと」といったところか。どうもネーミングセンスがないので、採用されることはまずないだろう(笑)。さて、嫌なのは、この「ラスト・サムライ」が、戦争に対するアメリカの世論になんらかのメッセージを与えようとしているかもしれない(杞憂かもしれないけど)ということだ。メッセージって、どんなことなんだろう。「Noといえない日本人」だったら救いはある。「No」と云ってみろ、っていうことだもんね。「根底に忠誠心を持つ日本人」だとか「義侠心溢れる魂を宿す日本人」だったらちょっと嫌な気がする。つまり、今度の自衛隊派遣への決意に対しての「代償→感謝」だったり、「ヨイショ」されてるような気がするからだ。「これまで優柔不断だと思っていた日本は、やっぱりアメリカの味方なんだ。アメリカを支援するために、立ち上がる決意をしてくれた。義侠心=サムライ・スピリットをもっている日本人の象徴『サムライ』の素晴らしさを、改めて見直そうじゃないか!!」なんていうムーヴメントだったとしたら、物凄く心外である。そうじゃないことを祈りたい。これは映画を見たアメリカの国民にも、そういう受け止め方をしないで欲しいとお願いしたい。いつもこうやって、余計なことばっかり考えて、話をどんどん飛躍させて、ヘンテコな日記ばかり書いてごめんなさい。m(_ _)mまだ映画自体も見てないのにね。見る前からこんなとこまで考えてヘンな憶測までしてさ。せっかくハリウッドまで出て、日本の役者さん達もいい評価までもらったのにさ。まあ、とにかく見てからもう一度考えてみたいと思う。今、なんかいやな感じが抜けない。このモヤモヤ感は実際に映画を見る日まで残るかもしれないし、忘れてしまうかもしれない。できれば忘れて、そういう先入観なしに、純粋に映画を「楽しみたい」んだけどね。
December 10, 2003
「自衛隊イラク派遣基本計画」が閣議決定されるらしい(もうされたのか)。非常に中途半端で、メンツばかりを気にするあまりの、余裕のない派遣であるように見える。「人道復興支援」などと一部うたわれているけれど、もはや、一度銃に撃たれて深手を負った熊を手なづけようとするのに等しい段階で、果たして日本の「支援」などに応じると思える状況だろうか。テロにとって、あるいはイラク国民にとってさえ、もはや、アメリカのいいなりでやってきた「甚だくみしやすいそうな援軍」にしか見えないだろう。日本は、良くも悪くも戦争の経験から遠ざかりすぎている。やるのなら、もっともっと、アメリカがイラクのフセイン政権への攻撃を推し進めようとしていた時期、さらに開戦~停戦の時期から、時間をかけて国民に説明し、意見を求めるべき問題だったと思うのに、そういうことを省いて、今頃になってからあっという間にこういうことを決めてしまう。そもそもが、米軍の傷痍軍人を日本の医療機関で受け入れるだの云々かんぬん、というレベルの話だったのに。どんどんどんどん流されていく。昨日指摘した、外務省のイラク大使館員殺害に対して、早くから対策を打ってそれを示しておけば・・・、という「予防線」的立場としての機能と、そのための準備および国民との議論の必要性を話していた直後のニュースなので、ややこの閣議決定に対する私の受け止め方は「シラけ気味」である。「とってつけたような」感じが否めないのだ。あるいは自衛隊を派遣しない選択肢もあったと思う。なぜなら派遣しても役に立たないという考え方もあるから。むしろ、早々に、もしくは徐々に撤退して、ディフェンシヴに対応するほうが上策だったような気もする。軍事力ならば、協調関係を築きつつある韓国、中国、ロシアなどなどのほうが、日本の自衛隊ごときに比べれば遥かに優れているのだから、それぞれを経済の上で「後方支援」するような関係を作っておけば、別に「参戦」しないとしたって国際的に批判の的にはならなかったようにも思える。そのための外交でもあったではないのかと思っていた。詳しいことはよくわからないので、誰かもっと正しい知識をお持ちの方がいらっしゃれば教えていただきたい。いずれにせよ、自衛隊派遣するしないの判断と、その具体的方策を、きちんと国民に納得できるように説明して欲しい。でないと、私自身も含めて、よくわからない国民は誤った解釈をしてしまう。するならするその根拠も必要、その逆もしかり。理解できない国民だって、当事者の目から見たら「オブザーバー」という名前の立派な「悪者」にされちゃいかねないぞ。で、悪者は「勧善懲悪」という大義名分の下で、殺されることが許されるのである。米・イラクの戦争だとか、イスラエル・パレスチナの戦争を、「WASPやユダヤ教徒とイスラム原理主義者の間の宗教戦争だから我々は関係ない」という理屈を口にしている日本人もいるようだけど、そんな甘っちょろい理屈は国際社会では通用しない。てゆーか、世界中のそれぞれの信者を敵に回すような発言である。ラグビー早明戦で、亡くなったイラク外交官が早稲田ラグビー部OBとのことで、その弔い合戦で勝って見事優勝、テロの凶弾に命を失った先輩も草葉の蔭で喜んでいることでしょう、なんてニュースで報じていたけど、アホか。そんな発想しか浮かばないマスコミにも悲しくなってしまうけど、みんな、結局はまだ「他人事」の段階でしかないのだなあ、と思った。現地の当事者同士は、日々、死と隣り合わせの生活をしているのである。その意識レベルは、日常環境のあまりの違いから、今の我々の次元とは遠くかけ離れているわけで、なかなか意識の共有は難しいと思うのだけれど、理解しようとすることもまた、今の我々には必要なのである。そしてそれには政府とマスコミの占める役割はとても重要なのだと思うのだけれど、彼らが国民を偽り、国民もまた彼らを信じられずにいるということもまた、厳然たる事実だったりするのである。。。
December 9, 2003
☆ はじめに反省 うー・・・。7日(日)は、自分が認定された協会の総会だった。 これに出席して、はじめて会員になる手続きが終わる筈だったのだ。 あー、自分の脳みそからぽっかりこの日のことが抜け落ちておった(汗)。 つーことで、明日早々にお詫び&どうしたら正規認定を得られるのか教えてもらうための電話をしなくてはならぬ。 というのは、今日受ける予定の研修会を休んでしまい、はて、今日はそういえば何日だったっけ? というところからはじめて記憶が蘇ったのである。 恥ずかしいことだー。約束を守れぬことは、セラピストとしてはあるまじき行為なのだ。。。 と、いつまでも云ってても仕方ないので、とにかく明日電話すべし。叱責はせんなきことである。ミステイクは100%こちらにあるのだからねー。☆ 日本はこれからどうするのだろう? 話は飛ぶけれど、イラクテロによる、外務省のイラク大使館に務める日本領事殺害事件。 この一連のテロ・紛争の中で、はじめて明確な意図のもとに日本人が殺害された。これまでにも、不慮の事故で「巻き込まれた犠牲者」というのは何人もいたと思うけれど、今度のはただ事ではない。 同じ死であることにかわりはなく、区別するつもりもない上で書いていることをあらかじめお断りしておく。 この人たちは、これまでの一連の争いの中で、初めて「狙われて殺された日本人」なのだ。 自衛隊派遣について、ずっと態度を保留し続けてきた日本に対して、威圧のつもりなのだろうか? だとしたら、煮えきらぬ日本政府の態度に物凄い責任があるのではないか? いっとくけど、自衛隊派遣に賛同するつもりではないよ。 派遣されていくのが自分の家族だったりすることを想像したら、心中まったく穏やかではないもの。 ただ、どっちにするのか全然具体的説明もないままズルズルここまできてしまった。その結果、「なんだ、日本は自衛隊を派遣させないのか、じゃあ安心してやっちまえ、ズドン」 と、やられちまったのかもしれない、っていうのがものすごくひっかかっているのだ。 この、自衛隊派遣の件に対して、国民に対してのコンセンサスをとる時間を、政府はなぜか惜しむかのようにこの問題から目をそらせ続けてきた。 派遣するならする、しないならしないという明確な理論を、国際的にも、そして国民にもきちんと根拠付けて説明し、それによってもたらされる結果に対して、総理大臣が全責任を負う、ということを一切怠ってきた。 今回の悲劇は、その結果の序章であり、日本の態度を決しないといけない時期を告げる事件なのかもしれない。 このあとどうするのか、自民党政権がどうとかいう話より先に、国会で、パプリックコメントで、本気で対話して欲しい。第二の犠牲が生まれるまでそんなに時間的猶予はないように思われる。。。
December 8, 2003
◎ ☆組ベイスターズの練習潜入@大師公園 全く、昨日から気合入れて荷物やら野球の練習着なども準備万端詰め込んで、朝も「オーハーヨー!!」と叫びつつ朝からしっかり起きた。 さて、そろそろスタンバって、・・・ってところに、妹のヤツが犬を連れて突如乱入。イヌは慣れない部屋にやってきて興奮しているのか、部屋中を走り回った。 むげに「帰れ!」と追い返すわけにもいかんので、しばし話し相手をしているうちに、時間は瞬く間に12時半に。 あわてて現地に向かったのだが、到着が14時半(グラウンド使用時間は14時~16時)。またもや遅刻じゃ。 グラウンドには、Festaさんに似たユニフォームの人たちが大勢ノックで走り回っていた。 ☆組さんの集まりが芳しくなく、たまたまその日の試合が中止になってしまった、お知り合いの「ジョーカーズ」というチーム。 ノックは間断なく、ランダムにいろいろな場面を想定して各ポジションへ予告なしに打球が飛んでくる。 「ワンアウト2塁!」といってはサード方向へゴロを打ったり、「ノーアウト1、2塁!」でセカンド後方へのフライを打ったり。 とりあえずライトに入ることにした。 脚が動かない動かない。「第一歩が遅い!」とノッカーの叱咤が飛ぶ。厳しい練習である。 15時少し前にノック修了。少しだけ休んでから、フリーバッティングになったのだけど、このピッチャーがカーブとストレート投げ分けてくるし、球速も105kmそこそこあるし、ボテボテのゴロしか打てなかった。 そこでの守備は、なかなか面白かったけどねー。 「ジョーカーズ」は、内野守備はカンペキで、深めにポジションとっても、ゴロやフライは余裕で処理する。なかなかの強豪であった。 最後のほうで脚がちょっとつってしまった。◎ ハスキーズ入れ替え戦@大井第二球技場 やや疲労を抱えつつ、ラストの納会の荷物を抱えつつ、アメフトXリーグの入れ替え戦を見るために移動。 15時キックオフだというのに、到着が17時に。試合は第4Qに突入していた。 ハスキーズの相手は、昨年までX3にいて、あれよあれよという間にX2を制してしまった、警視庁イーグルス。 警視庁のごときお役所チームに負けるな!! と、ビンボー零細企業在籍中の私は念波を送り続けていたのだが、果たして試合は4Qで41-7と圧勝ムード。 ラストの相手の攻撃で1TDを決められ、41-14で試合終了。 ハスキーズの試合、目の前で勝つ瞬間を見たのは初めてだった。一瞬涙腺がゆるんだ。またスタンドと選手が会話できるので、いい感じの球技場だ。 いつもメールや、このHPにも訪れてくれるハスキーズのAさんにも会えた。さて、このあとおっとり刀で最後の一大事、ベアーズ納会の横浜へ!!◎ ベアーズ納会@横浜・やきとり戎 総勢24名。遠方からは、和歌山からおおちゃん姉妹、仙台からきゅうた♪さんご夫妻、初登場のはなしゃんなども含め、いつものことながら、ワイワイガヤガヤと、猛烈な宴となりましたですね。 ちょっと会場は、ウチらにとっては手狭かな、って感じです。フツーの、会社の忘年会なんかだと余裕なんだけどね。熱気が違いすぎる。 思うに、「今年を落ち着いてノンビリ振り返るための呑み会」の機会を、もう一度セッティングして欲しいデス。 二次会とか関係なくて、カウンターとかでのーんびり燗酒と煮込みとかでチビチビ時間つぶしながら、ゆっくり語り合う時間。 申し訳なかったけど、一次会でリタイアさせていただきました。埼京線の板橋、赤羽、浦和、大宮あたりでなら、最後までいけるんだけどねえ(注・西川口は避けときましょう・爆)。なんせ荷物引きずって3箇所めぐるのに疲れてしまいましたとさ。。。 それでは、皆さんも土曜の楽しい思い出を胸に、今年ラスト3週ほどを乗り切りましょうね!!
December 7, 2003
☆好きなCMカメラ付き携帯だったか、デジカメだったか忘れたけど、そのどちらかのCM。年の頃30代ぐらいの夫婦が田舎の小学校にフラッと立ち寄って、お嫁さんが、「私、小学校のころ、鉄棒クラスで一番だったんだよー」と云って、校庭の鉄棒に嬉しそうに飛びつくんだけど、すぐに「キャッ」という声がする(落ちて尻餅をついたらしい)。それを「カシャッ」とカメラに収めるダンナと、恥ずかしげにダンナを振り返るお嫁さんの表情が、どちらもなんともいえず「美しい」。顔がどうのこうのいうんじゃなくて、完成した「家族愛」が実によく表現されているのね。こういうのを見ると、ケッコンしたくなる(爆)。★嫌いなCMIBMだのオービックあたりの、社内情報システムインテグレーションやって「会社IT革命やるとこんなに変わります」みたいなの。あれ、メチャ感じ悪い。PCの機械のCMはそれなりに分かりやすくていいんだけどねえ。キムタク&岸部一徳のコンビは最高だね。それとは別に、システムを導入できたから「だからなんなんだよ」みたいな感じだね。コスト削減つーたって、どれほどの効果なのか、CMを通してぜんっぜん見えてこないね。たぶん社風がそうなんだろう。心がこもってない。ちょっと前に、「NTTコムウェア」という会社のCMで、ガキが商店街でパパの会社の自慢ふきまくった挙句、最後に「おじさんたちの会社もはじめてみたら?」というのがあったが、このガキは、落合福嗣、えなりかずき以来、5年に1人現れるかどうかぐらいの、久々に呪いをかけたり、誘拐されることを祈りたくなる、ある意味「逸材」とも呼ぶべき、憎たらしさ200点満点のガキであった。*ついでに。。。まだ消費者金融のCM(T社を除く)のほうが、かわいいものや人を使ったり、現場を分かりやすく見せたり(ウソっぽいけど)、親しみやすさを演出してる分、その努力に対して好感が持てる。ただ、返済日を守らないと、回収にくるのは小野真弓ちゃんや井上和香ちゃんではないことだけは、きちんとおさえておく必要があるでしょう。
December 6, 2003
なんでも、トムクルーズ主演映画「ラスト・サムライ」がアカデミー賞の最有力候補作品と云われるほどに評価があがっており、その作品中で名脇役を演じた渡辺謙が、最優秀助演男優賞候補といわれているらしい。このことから、2つのことが頭をよぎりました。① この映画を通じて、日本の「ヤマトダマシイ」の魅力を再認識させられた、との声が高いことから、「日本のよさ」がまたまた世界に発信されることによって、ココで再三話題にしてる「ぷちナショナリズム」論者の例の先生がまたこの話を蒸し返すのではないか(別にいいんだけどね)。② 渡辺謙が世界的に有名になって株が上昇することによって、「あの渡辺謙が、かつてテツ&トモから『なんでだろう♪』をドラマの中で伝授されたことがある」という、私が以前「トリビアの泉」に投稿したネタが、遅まきながら採用されるのではないか。という2つのことでございますのね。①は、とりあえずおいといて、様子を見ることといたしやしょう。②は、「金の脳」をもらえるまたとないチャンス到来!! ということで、もらったら、中に「ロバのパン」でも入れて、大切に使いたいと思います(笑)。つーか、その前に「ロバのパン」を買わなきゃだね(爆)。つーことで、フジテレビ様、なんとかしてくれー、ついでに年末ジャンボと有馬記念と競輪グランプリもなんとかしてくれー、などと心の中で叫ぶ、とある師走の昼下がりのバカ日記なのでございます。
December 5, 2003
・・・つーても、私自身は実際に買って食べたことないんだけど、子どもの頃から鉄道マニアで、休みといっては全国を旅してるいとこが「ロバのパン食べた、美味かった!!」って自慢してたので、うらやましかった。「ロバのパン」の定番は蒸しパン。関西~九州方面で、昔はロバが引っ張る荷車で売り歩いていたことから「ロバのパン」として有名になりました。今は京都市内を、「ロバのパン」って書かれた軽トラック(ワゴン)で巡回販売してるのだとか。近頃、あちこちで「ロバのパン」っぽく軽トラックで移動販売してるパン屋があると、つい見に行って買いたくなる衝動に駆られるのは、昔、いとこの話を聞いてうらやましかった記憶がよみがえっているのかもしれません。でも本物じゃないんだよねー。フツーのパンだし。ときどきドサクサまぎれにヤマギシもやってくるし(爆)。※注:ヤマギシのシュークリームは、結構おいしいので侮れません。で、ふとさっき「GOOGLE」で「ロバのパン」とかテキトーに検索してみたら、あったのだ!! >「ロバのパン」公式ホームページhttp://robanopan21.hp.infoseek.co.jp/ まだ根強く人気を保っていたんだねー。で、ネットで販売したり、日時と場所を指定して連絡すると、来てくれるんだって。ロバのパン屋さん(^^)。地域限定だけどねー。ウーン残念。幼稚園とか小学校のイベントにも使えそうだし、オールドファンもいるだろうから、老人ホームとかデイサービスセンターなんかのお茶の時間にも喜ばれそう。関東方面にも「支店」作ってくれよー、ってムリかな。でも今どき、こういうものこそが「旬」だと思うよ。このほか、皆さんのほうで、なんか「こんなホームページがあるよ」みたいな面白い情報見つけたら教えてください。
December 4, 2003
アルビレックス新潟がJ1昇格と優勝を決めた、最終節のホーム「ビッグスワン」での対大宮アルディージャ戦。結果は新潟の圧勝だったそうで、詰め掛けた満員のファンは大喜びだったことだろうね。逆に負けたら昇格がないというプレッシャーに打ち勝った分、一昨年の山形より一枚上手でした。反町監督以下選手たちにはおめでとうといいたい。その、沸き返るスタンドの、新潟サポーターに混ざって一人のオバチャンがゲーム中、エキサイトするあまり、ゴール前に詰め寄る新潟に対して、大宮のGKがボールを処理した瞬間、口走った言葉。「なによ今の!! ボールを手でつかんでるじゃないの、ハンドハンド!! 審判どこ見てるのよ、バカじゃないのー!!」バカはどっちじゃ。アンタはまず、日本サッカー協会の公式ルールブックとか、「サッカー指導教本」でも読んで勉強しなさい。雑誌とか、会場で配布する公式パンフレットでも、つぶさに読めば、そういう基礎的ルールの説明ぐらい載ってるだろうに。このオバチャンの正体はといいますと、先の衆議院総選挙で新潟から立候補し当選を果たした、あのお方でございます。国会ではくれぐれも、このネタも含め、国政と全く関係ない話題で混ぜっ返されるようなことなく、本来議論されるべき話題で勝負してもらいたいもんでございます。つーことで、国会でこのオバチャン(ってあんまり呼ぶとやばいか)は、今回は民主党側に「ついた」ということで、何かと野党側を代表してのコメンテーターとして「利活用」される、ってことは、大いにあることでしょうから、それによって、国会への関心が国民の間で高まるということにつながるので、これはとてもプラス材料かなと思います。さしあたり、年金問題、自衛隊問題、平成16年度予算あたりに焦点が当たると思うのですが、きちんと焦点を外すことなく、適度にオモロイところも見せつつ国会を盛り上げてくれることを祈ります。関係ないけど新潟ネタとして。私の母方の叔父が在籍していた新潟県立新発田高校ラグビー部が、実に50年ぶりに花園出場を果たしたそうで、親戚中でここのところこのネタを肴に、頻繁に呑み会が行われているらしいです。叔父は糖尿持ちで胃ガンだったこともあるので、調子に乗りすぎてどうしょうもない状態にならないことのほうを、新発田高校の花園での勝利以上に祈りたいと思います。このおっちゃんはちなみに「熱血トラファン」でもあったので、それ以前に大変なことになっていることも想像に難くないのですが。本来ならば「とってもめでたい当たり年」なんだけど、年寄りの酒飲みというのは、古今東西を問わず厄介な生き物ですからなー。去年まで、身内の不幸があったり結婚があったりと、毎年慶弔事が重なったこともあるんだけど、いっつもウチの一族は、同じ展開になってしまうのであります(^^;;)。
December 3, 2003
ここ数日、何人かの方のご意見などもいただきつつ、自分なりにもいろいろこの「ぷちナショナリズム(症候群?)」について考えてみました。香山リカ先生の本はいまだに読んでないので、周辺情報を拾って様子をみたものをツギハギして、それらに目を通しつつ、自分なりに、香山氏の提言について検証を試みてみたいと思います。とりあえず、自分をサンプルにして考えてみましょうか。自分の「日本」に対する目というか見方というか、考えを話します。①日本の国が好きか私は、日本が好きです。土地、人、風土、食べ物、生活環境。。。もろもろ、他の国との比較とか、そういうものではなくて、純粋に「日本が好きか嫌いか」といえば「好き」です。これは、最近にわかにそうなったわけではなくて、これまで生きてきた人生の経過を経てそうなっている。同時に、日本に生まれたことをどう思うかについては「よかった」と思っている。これは、「うまれたのがたまたま日本だった」からで、それが他の国だったら、やはり母国はいとしいと、根底的には思うことでしょう。②サッカーワールドカップ次に、香山さんが問題のネタにしていた「W杯サッカー」の日本開催について。これは、スポーツの世界では物凄く名誉なことであり、快挙だと思っています。サッカーは、世界で最も多くの人に愛されているスポーツであり、そのW杯に対するステイタスも、オリンピックをもしのぐ、あらゆるスポーツの世界大会で最も高いと云われているもの。結果はともかくとして、これまで欧米のいずれかに限定されてきたW杯を、アジアではじめて開催し、この日本に世界中の一流選手が集結し、熱戦を繰り広げたこと。あまつさえ、その中で日本が予選通過という快挙を成し遂げたこと。一生の中で、もう日本でサッカーの世界最高峰を決するW杯を開催することはないかもしれない(たぶんないでしょう)。その時代に生きていられたことを誇りに思います。③日本社会の問題最後に、今の日本社会、経済、および政治に対して思うこと。バブル景気の反動もあるでしょうが、経済は悪化し、雇用、会社の倒産の問題を引き金に、生活者の経済にも大きく影響し、それがさらに消費の縮小、さらなる経済悪化という悪循環を繰り返している。改善の兆しは見えるが、わずかに、という程度。国家財政も逼迫している。年金問題が目先の大問題。またここへきて世界中がテロの恐怖に怯えている中、「軍隊を持たない」ことを貫いている。高齢・少子化が進んで、教育現場、医療・介護の現場でも、ここであげるには枚挙にいとまがないほどの問題が山積している。これらを一度に改善することに対し、物理的に無理が生じているのも確かで、日々上記以外にも、ホントにいろんな問題が発生している。今まで深く掘り下げて考えたりすることもなかったけれど、自分の身に降りかかってくる問題なので、そろそろ真剣にいろんな問題に対峙していきたいと思っています。・・・といったところでしょうか。これら①~③は、私の中では別々の問題だと思っています。リンクすることもあるだろうが、基本的には別問題。ではひとつひとつについて、どういうとらえられ方をしたかについて。①については、あまり↑に付加することもないので省略。②に関しては、万博のときや五輪のときの名残かもしれないが、世界を招いての「セレモニー」的色合いが強かった。で、お祭り気分で思いっきり盛り上がっちゃった、ってところがある。別に、だれかれが恣意的にそうしむけたわけでもない(メディアが煽ったというのはある)けど、とにかく大変な盛り上がりようだった。特に若者はそうだった。「わかり易い」から(笑)、というのもあるでしょう。反面、③に関しては、②の逆に「わかりにくい」。だから、国と国民が向かい合って共通のキーワードで対話しにくい問題ではある。けど、これらを細分化して考えてみると、多くの、なんらかの職業に就いている人たちは、オフィシャルな立場では、年齢を問わず、各々の生業に関連する各種分野に対して、真剣に取り組んでいる筈なのです。香山さんは、①~③に対する、特に若者の意識を一緒くたにして評価したのではないか、とふと思った。その結果、「ああ、これは『ぷちナショナリズム』だわ、病気だわ」と思ったのではないかなと。よーするに、日本は今未曾有の不況に加えて社会問題が山積していて、政治も経済も皆右肩下がりでピンチなのに、それに向き合わず、サッカーなんぞにうつつを抜かして「ニッポンニッポン」って盛り上がっている図式がおかしい、と。ついでにいえば、②に国民意識を向けておくついでに、①をも増長させ、逆に③をうやむやにしようというお上の策略にまんまとひっかかってる。このままじゃ危ない!! って。私が思うに、ニュースや新聞のトップで政治家や財界が取り上げる「日本」と、スポーツやらなんやらで盛り上がる「ニッポン」は別モノなのだと思うのです。特に②と③は、普通同居しない。サッカーの試合見ながら「日本の年金問題は・・・」なんて会話する人なんかいないでしょう。すくなくともスタジアムではゼロだと思う。もしそんな話をする光景が実現するとしたら、その人は、サッカーに興味がなくて、年金問題に焦点を当てた話題をしながらテレビをつけたらたまたまサッカーだったりして、ほかに面白い番組がないし、さりとてサウンドが欲しいから漫然と見てたとか(笑)。なのに一緒のベクトルに置いて、同じ若者、特に②に傾倒している若者に、③のことまでいっぺんに即答を求めようとしたら、もしかしたら「ヤバい」と思える回答が返ってくるのは必然ですよー。ついでに①についても一緒に聞いちゃったら、なおさら「ぷちナショナリズム」な答えがもらえるんではないかいなー、なんて思ったりします。彼に、③のことを、冷静に説く、もしくは考えさせる土壌がなかった(?)のは、それはそれで問題だったかもしれない。もしそうなら、今から考えさせればいいだろう。その結果、それで彼がアブない方向の考えを出したら、それが本当の「病理」なんだと思いますよ。もし③について考えている人だとしても、スポーツの試合を見る行為自体、③からはいったん離れたい、っていう気持ちがあるんだろうな、って思うでしょ、フツーなら。日常の辛さからちょっと離れて、非日常的感覚を求めてスポーツ観戦するわけ。そこに③が出てきたりするかどうか。出てこないと考えるのがフツーだと、私なんか思うけどどうなんでしょうね。彼が「③に目をそむけている」(かどうかわからないけど)段階で診断を出すのは、早計ではないのか。その前に、そむけている目を向けさせるための気づきをさせるのがセオリーではないのかなあ。。。本来ならば、③に対してなんら関心を持たない(??)若者の意識に働きかけをして、その上で「診断」をすべきだと思う。たとえば、「②に関しては、凄かったねえ、楽しかったねえ」という共感的導入から、「では③という現実があるんだけど、どう思う?」「このことは、貴方の将来にも関わってくる大切な問題だっていうこと、わかる?」→わからなければ例を挙げて説明してあげます。「・・・ということなんだけど、もう一度聞くけど、どう思う?」「・・・や、やばいかも」「だよねえ。だからこれからは私たちもこの問題に向き合わなくちゃいけないよねえ」「でも、オレ何も勉強してないし、大学もやめちゃったし・・・」「そんなこと関係ないと思うけど。意識を変えて、必要と思うなら、勉強はじめるのに遅すぎることなんか何もないと思うけどね。40過ぎて勉強はじめてる人なんて沢山いるし、遅すぎることなんて何もないと思うけど・・・?」「えー・・・!? でもどうやってはじめたらいいのかなんてわからないし・・・」「別に『勉強』なんて思わなくても自然にはじめられることもあるでしょ。たとえば、新聞のスポーツ欄と番組欄だけ見てたのを、他の頁もついでにちょっと覗いてみるとか、ニュース番組を注意して見てみるとか、ほんのちょっとしたことからスタートするだけでもだいぶ違うんじゃないかな?」なんて最後にアドバイスを加えたりとかね。その結果、彼がどうするかは彼次第だけどね。ここで「A旗」だとか「S教新聞」などを勧めるヒトがいたりするから、ワシらは困っちゃうんだけどね(苦笑)。・・・というのは、自分の中でのひとつのアイディア、というか、「ぷちナショナリズム対策」なんですけど、いかがでしょうか。
December 2, 2003
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