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シオカラ、ムギワラ、アカネ・・・。よくよく見かけるトンボ達だけれど、このシーズンはときどきスターに出会える。夕方川べりに歩きにいくと、スッと目の前を影が横切った。いつも見るトンボとは、あきらかに違う気配に思わず視線を泳がせる。どうでしょう?この鮮やかな緑と青は、スター級と私は自負しているのですけど。ギンヤンマ、やっぱりきれいだな。捕まえようとするとすぐ逃げてしまうけれど、写真に収めようという気持ちであれば、近づいても大丈夫らしい。そういえば、この間のカマキリもカメラ目線になったっけ。でも、トンボまでこんなに接写させてもらえるとは思わなかったけれど。柳生真吾の、家族の里山園芸
Aug 31, 2007
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昨日の夕方、工場のおじさんににがうりのお礼を言う。するとおじさんは嬉しそうに、「てんぷらにしてもいいし、佃煮の昆布と炒めてもうまいで。」と教えてくれるので、「また今度やってみます。」と答える。今朝、おじさんったら4本ものにがうりをくれるんだもの。困ったなあ、と思ったけれど・・・。今シーズンは、なぜか夫が平らげることが多くなった。大好きにならなくてもいいから、献立のひとつとして認知されれば助かるなあ。今日は、ひじきとちくわで佃煮風にしてみました。もちろん、余りそうになったら冷凍しちゃえばいいのよね。
Aug 30, 2007
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いつもと風向きが違うのか、今日はどこかのうちのごはんのにおいが、ふわっっと漂ってきた。ちょうどおなかが空きだす、正午少し前。いいなあ、カレーかあ。おいしそう。そういえば子どもの頃、食事の支度中に漂う匂いで、ぴぴぴっと食べるモードに、気持ちが入っていったっけ。今は自分で作るのだから、支度に取り掛かる前に完成形は見えている。もちろん、おいしく食べたい、と思って作業するわけだから、でき上がりを食べる楽しみに変わりはない。とはいえこんなふうに家に居て、匂いが胃の腑を刺激するなんて、久々の経験だった。匂いに惹かれるまま食卓につき、無心に「いただきます」って、たまには言ってみたいな。逆に、私が支度をしているとき、誰かに「ごはん食べたい!」って、思わせる匂いがしているのかも、ちょっぴり気になるけれど。ところで今日のカレーは、いったいどこのお宅だったのでしょう?
Aug 29, 2007
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庭の植物に、いもむしが2種類ついていた。それもかなりの大きさで、どちらも私の人差し指ぐらいはゆうにある。田舎もののわりに、こういった昆虫は苦手だ。始末するときは、いつも夫頼み。それでも、もしそれが蝶の幼虫だったら、そのまま成虫になるまで、見守るつもりでいたけれど。こういうとき、インターネットは便利なもので、必要な条件を入れて、何の幼虫なのかを調べてみる。・・・・、ご愁傷様です。紛れもなく蛾の幼虫でありました。しかもどちらもモスラを思わせるような、大型のスズメガになることが判明。ますます苦手な昆虫だ。なにしろ、幼虫のときよりさらに不気味に肥えた胴体に、羽根までつけて飛び回るのだから。蛾と蝶で、こうまで差のある反応も、悪いなあと、思わないでもないけれど。でも、キライなんだもん。週末、早速夫に退治してもらわねば。まさかその前に成虫になってしまうこともないだろうけど。
Aug 28, 2007
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午前中に買い物を済ませ、車に積まれた荷物を運び入れる。すると、お隣さんの男の子がどこかから帰ってきた。ちょうど目線があって、こんにちは、とあいさつすると、すると、彼はこちらに返事をしながら、スキップをしておうちに向かってゆく。男の子でもスキップするんだな、という意外な気持ちと、なにか嬉しいことあったんだろうなー、なんだろなー、とちょっと野次馬っぽい気持ちが入り混じって、玄関を入りながら、私はなんとなくにやにやしてしまった。そこでふと、スキップなんてこのところちっともしていない自分に、気付いてしまいました。まあ、この歳で家の周りをスキップしていたらちょっと問題アリか。それでも、あふれる感情を体ごと表現できるって、ちょっとうらやましいな。
Aug 27, 2007
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実家の家族と食事に行った。姉夫婦の長男坊は、中学2年生で食べ盛り伸び盛りの年頃だ。出された定食のごはんをぺろりと平らげると、おかわりを要求。おまけに自分が食べていた刺身だけでは物足りず、さらにかんぱちを追加。わーお、気持ちのいい食べっぷりじゃないか。・・・けれども彼の食欲は、基本的に和の食材に向けられており、洋食的なものは受け入れる容量が少ない。おまけに和食の中でも魚サイコーの人種であるため、「ステーキ2枚は無理だけど、ほっけの干物なら何枚でもいける。」だとか、旅先の宿での朝食が、パンであることを見た瞬間、「え、なに、焼き魚とかつかないわけ?」などといった、若者らしからぬ発言を連発する。菓子にしてもその傾向は強く、ケーキと大福があれば、迷わず大福を選ぶのだ。スタミナのいる年頃になれば、自然とハイカロリーな食事が、好みになるだろうと思っていたのが、見事に裏切られた状態だ。結局、和食であればいくらでも胃袋に収められる、という方向に定まったもよう。そのせいなのかなんなのか、量をこなすわりにスリムな体型ではある。まあ、叔母さんとしては、彼らが元気に成長することを願う気持ちに変わりはない。ただ、声変わりしつつある低い声で、「あー、この桜餅うめぇ。」とお茶をすすっている姿は、若干、戸惑う光景ではあるけれど。彼らしいと言ってしまえば、これほど彼らしい発言はないのかもしれない。
Aug 26, 2007
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どこにいるのかわかるかな?ひまわりの葉についている小さな羽虫を狙って、きっちり臨戦態勢に入っていたにもかかわらず、カメラを向けると、きっちりカメラ目線で見返してきました。それにしても、かまきりくん。そんなにしっぽを反らせて痛くはないのでしょうか
Aug 25, 2007
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アレンジメント教室が終わったあと、実家に立ち寄った。出来上がった作品を玄関に置かせてもらっていると、午後になり西日が強くなってきた。通りかかった母が、少しでも日を避けようと、移動しようとしてくれたのだけれど・・。「あれっ?!なにこれ?造花?」とつぶやく声が聞こえてしまった。この時期、生花は暑さであっという間に傷むため、私の通ってる教室では、造花をもちいることが多い。今日は、野の花風にどくだみや、にがななどの造花(そんなものまであるんです。)を用いて、竹の器に調えてあったのだ。よくよく見れば作り物であることが、きちんと分かる。けれど、野の花を見慣れている母をして、そのつくりに一瞬はだまされたわけだ。それほど「らしく」作られていることが、証明されたといっていいのだろう。実は、父は造花が嫌いらしい。幼い頃、伸縮性のある紙で造花を作るのが手芸としてはやったことがある。(全国的か、私の住んでいた地域に限ったことなのかはさだかでない。)母も近所の奥さん達と習おうとしたけれど、「いつまでも枯れない花なんて、俺はいやだなあ、嘘みたいじゃないか。」という一言で、行くのをやめたらしい。ええ、まあ、造花なんて嘘ものにはまちがいないわけで、美しいかもしれないけれど、生きている美しさはそこにはない。そういうものに、きっぱりノーを宣言したのが、いかにも父らしくはあるけれど。なにしろ、定年となって第二の人生を歩みだすのに、森林インストラクターという、植物の物知り博士みたいな資格を取るところから、始めたような人だから。実は私も個人的には、造花を用いるのは好きではない。けれど、摘み取ってすぐに息絶えてしまうことを知っていて、わざわざこの時期に用いることもないだろう。まあ、お稽古と割り切って、しばらくは目の保養を楽しみましょう。実際かなり、「らしく」見えるしね。
Aug 24, 2007
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明け方から、派手な音で雨が降り出した。おかげで涼しくなって、目覚ましのベルが鳴り出すまでぐっすり眠る。今日は時折日が射すものの、急激な温度の上昇はなく、本当に久しぶりに汗だくにならずに過ごせた。午後、少し本を読んだら、知人に残暑見舞いのはがきを書くつもりだった。ところが、ちょうどよい風に吹かれているうちに爆睡してしまう。このところ、暑さで眠りが浅かったせいだろうか。夜のニュースで、今年の猛暑は9月中旬まで続くと伝えていた。そりゃあそうよね。こんな楽に過ごせる日が、すぐにやってくるとは思えない。それでも、暑さでへたばっていた体に今日のこの過ごし安さは、なによりの薬になりました。それにしても9月半ばかあ・・・、まだまだ先は長いなあ。
Aug 23, 2007
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出勤する夫を見送りがてら、ゴミ捨てのために玄関を出る。ポーチを出たところで(といっても一歩しかない)、向かいにある、町工場のおじさんが自転車でやってくる。二人でそれぞれに、おはようございますと声をかけると、家の前でキィッととまり、「にがうり、やるよ。」とビニール袋からごそごそと取り出す。しかも2本。私、ずうずうしいのかしら。こういうときはつい、「えー、いいんですかあ。」なんていいながら、おじさんの方に近づいてしまうのだ。それでも、前に書いたように夫はにがうりが苦手なので、「そんな悪いからひとつで・・・」とちょっぴり遠慮する。そうしたら、おじさんが「切って、冷凍にすりゃもつで。」とぼそぼそと教えてくれた。夫にしたって、せっかく厚意でくれているのに、僕は嫌いです。などとは言えるわけもなく、「やあ、りっぱですね。ごちそうさまです。」なんて、おあいそ顔で相槌を打っている。ははは、そうそう、ご近所づきあいなんだから、ここはひとつ嘘でもお礼を言わなきゃね。おじさんは袋をおさめると(まだまだいくつもにがうりが入っている)、じゃ、とはにかむように笑って工場へと向かった。朝と夕方に挨拶を交わす程度だけれど、いつもフォークリフトを黙々と動かし、部品を仕上げる寡黙な姿を、ここに越してからずっと目にしている。小さい頃、子供向けテレビ番組でやっていた「はたらくおじさん」そのものだ。おじさん、にがうりありがとうね。お昼に早速炒めて食べました。うーん、この苦味がたまりません!ごちそうさまでしたあ!
Aug 22, 2007
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今日のお昼は冷麦にしよう、と11:30ぐらいに思いつく。なんといっても暑いときは、つるつるののどごしに惹かれるものね。ん?暑いから・・・?あつい暑い・・・熱い・・・。ふとひらめいて、かんかんに日のあたる室外機の上に、麺をゆでるための鍋に水を張って置いておく。かくして30分後、張られた水に指を差し入れると、ぬるま湯程度にはあったかいのだ!お日様のチカラはやはり偉大。少しはガス代が浮くかしら。いつも暑がってばかりでこの暑さにうんざりしているけれど、今日は、少しだけおトクなおはなし。
Aug 21, 2007
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点、点、点。今日のとんぼ玉は、ひたすらちょこんちょこんと点を打って、デザインを作り上げていく。たかが、点と侮ることはできない。初歩中の初歩の技術なのに、手のブレ、タイミング、炎の当て方。どれもが、揃わなければ満足する仕上がりにはならない。点を打つ技法だけでさまざまなデザインを、編み出す作家さんがいらっしゃる。それはそれは、素適なとんぼ玉。初歩的な技術の積み重ねが、こんなにも人を惹きつけるとんぼ玉になる。それが、私をとらえて離さない理由のひとつなのでしょう。今日は、その方の図案を参考に玉を仕上げる・・・はずでした。そうして私は・・・、まだまだ未熟者であることを思い知らされた。このところ、うまい具合にアラを隠すテクニックに、はしりがちだったことを反省しなければ。もう一度、初心にかえって次回にトライ。
Aug 20, 2007
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他に話題はないのでしょうか?とにかく暑さがとまりません。汗がとまりません。のどの渇きがとまりません。おかげで頭の回転もますますニブくなっていきます。夕食に粉ふき芋を作るつもりで、鍋を火にかけたまんま・・・。なべの内側が黒焦げになるまで、気がつかなかった。楽するつもりで食器洗い機に食器をセットしたのに、スイッチ入れ忘れて一時間もほったらかし。暑いままだと暮らしていけませーん!!!
Aug 19, 2007
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暑い暑い真夏の、真昼間。歩きつかれてたどり着いた神社の休憩所で、ぐったりと座り込む。どうやら、なにかの催し物があった後らしく、関係者の方がひっきりなしに出入りしていた。持参した水筒から、お茶を飲んでもまだ立ち上がれないでいると、その関係者の方が、「どうぞ、あがってください。お暑いですね。」とお湯飲みに冷やしたお茶を、差し出してくれている。本当に、全く見ず知らずの人間だというのに。ありがたくいただくと、甘さの際立つお茶がのどを通り過ぎていく。ようやく立ち上がり、参拝することができました。3日前から、夫ともに伊勢・志摩へ旅行中。終わりに近づいてた旅でうけた、素適な思いやり。道中のことは、また少しずつ記していく予定です。このブログを読まれてる方、いらっしゃいましたら今しばらくお待ちくださいませ。
Aug 18, 2007
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なんて言えばいいんだろう。10年前、友人と泊まったホテルが閉鎖されていた。こじんまりとして、気持ちのよいところだったのに。今回の旅行で、別の所に宿をとってはいたけれど、本当は、そこにもう一度泊まりたかったのだ。でも、インターネットでどこをどう探しても出てこず、よもやと思っていたことが現実となってしまった。英虞湾に浮かぶ、ちっぽけな島のホテルだった。今回、島から出る遊覧船の発着所が、そのそばだったため、待合所で休んでいる夫を残して、記憶を頼りに探してみたのだ。島にある駅に向かい(10年前は電車の旅)、小高い丘を見上げると、あっけなくその姿を認めることができた。けれど、ホテルへと続く坂道を歩いているうちに、その建物に人気がないことに気がついてしまう。それでも、わずかな望みをかけて近づいていく。敷地の入り口にはロープがかけられ、植え込みには、夏の雑草が伸び放題になっていた。建物自体の痛みはまだひどくなく、ガラスに透けて見える廊下も、すっきりと見渡せた。あの日、到着時刻が遅くなってしまった私と友人を出迎えに、従業員のお姉さんが、エントランスから駆け下りてきてくれた。彼女にしてみれば、仕事の上でのサービスだったのだろうけど、なんだか嬉しかった。そのエントランスも、今では白々としたタイルがやけに寂しげに見えてしまう。昔の思い出の建物がなくなってしまうなんて、そう珍しいことではない。けれどちょっぴり・・・・、楽しかったあのときの記憶のかけらが、ころん、とはずされてしまったような思いにとらわれてしまう。
Aug 17, 2007
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朝、家を出るときから肌を刺すような日差し。まだ、7時前だというのに。長い長い高速道路をひたすら走って、伊勢へと向かう。10年ほど前、学生時代の友人と伊勢に旅行したときは、真冬のことだった。寒かったけれど、その寒さが伊勢神宮の神聖な雰囲気を、際立たせていたように思う。神社仏閣を巡るのなら、真夏は避けるべきだと、今回の旅でつくづくと思い知らされた。由緒ある伊勢神宮で、さまざまな社にお参りしているというのに、暑さで半ば意識がもうろうとしながらの祈りは、神々に届いたのだろうか?伊勢神宮の特徴である、式年遷宮というシステムは、20年に一度、神様のお住まいを隣のエリアにそっくり新しく建て替えるという。その新たな予定地である「御敷地」と呼ばれるところには、ゆらゆらとかげろうが立ち昇っていたのが印象的だった。これは、冬ではありえない光景。伊勢神宮の内宮の前には、おかげ横丁、おはらい町と観光地があり、おみやげもの屋さんと、名物の飲食店が軒を連ねる。以前の旅行では、熱々の練り物をきゃあきゃあ言いながら友人とほおばった。夫相手にいまさらきゃあきゃあもないけれど、とにかく暑さではしゃげない。どうしても、冷たさに惹かれてしまう。「お豆腐ソフトアイス」。コレはなかなかおすすめ品ですよ。子供用のかわいいサイズもあるので、伊勢に行かれる方はお試しください。暑かったことを差し引いても、おいしいはず。
Aug 16, 2007
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近くの神社の夏祭りであげる花火見物を、我が家で開催。実のところ、2階のベランダに行く必要があるのだけれど、家に居ながらにして、かなりの迫力で楽しめる。皆さんにお誘いのメールを出したところ、全員出席の上に、追加のゲストまで登場して、かなりの大人数。朝から、しゃかりきになって料理を作り続ける。差し入れもいただいて、飲んだり食べたりおしゃべりしたり・・・。いつも二人きりの食事の準備だけれど、なんと今日は11人分がんばりました。はあぁ~。お片づけは皆さんに手伝ってもらって大助かり。それにしても、みんなおなか膨れたかなあ。花火?ええ、もちろん私もしっかり見ることができました。やっぱり夏はこうでなくっちゃ。
Aug 14, 2007
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ちょっとしたお礼をすることになり、洋菓子屋さんへでかける。オーナーの方は、きっとお菓子への情熱が強い人なのだろう。そこはもう、建物からしておとぎ話の一部のようなつくり。車を止めると、いつもついぐるりと見回してしまう。けれど、そのとき私の目に飛び込んできたのは、建物ではなく、白くふわふわとした花のかたまりだった。空に高く伸びているけれど、どっしりという感じではなく、しゅるしゅると、細い枝がふきだしているような姿。なんだろう、と思って近づくと、白い百日紅だった。どちらかというと、横に枝をはらせている姿を目にすることが多かったせいか、いつもとは違う雰囲気に気がつかなかった。ふうん、こういう見え方も素適だなあ、と思って眺めていたら、ぱらぱらと上の方から花びらが散ってきた。桜のようにはらはらと散るのではなく、くるくると勢いよく落ちてくる。かたまりで見えるときのやさしい感じとはちがって、少しコミカルなリズム。その対照的な印象がなんだかおかしかった。名前に紅がつくくせに、白い花に目がとまる、というのも、考えてみたら不思議な話。
Aug 13, 2007
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夫が、市民スポーツ祭の水泳に出場するという。市民であればだれでも出られるとはいえ、競技に出ようと思うところが、私とは全く違う発想だなあ、と感心する。ま、妻としてはここはひとつ応援に行かねばなるまい。海に近い水泳場は、強い日差しにも関わらず浜風が吹き抜けてゆく。日傘を使ったり、うまい具合に日陰を見つけられれば、まずまず心地よく観戦することができる。出場選手は、小学生から社会人50代の人までさまざまで、みなさん、がんばっている様子がすがすがしい。結果?まあまあ、それはともかくとして、本人は出場して力いっぱい泳ぎきって、満足したようです。夏のお日様にきらきらと反射するプールの水面、しなやかな体の動きにあわせて飛び散る雫、湧き上がる歓声。運動音痴の私には、どれも無縁のものだったけれど、そんなものすべてが、まぶたに焼きついた。選手達の熱い思いが、競技場に満ちていることを、感じ取れた気がする真夏の一日。風の吹き抜ける場所へ/FLYING KIDS
Aug 12, 2007
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夜更け、戸締りをするために勝手口に近づくと、こおろぎの鳴き声が聞こえてきた。立秋というのは暦の上だけのことで、相変わらずの酷暑が続いている。それでも、自然の音が秋を訪れを予感させてくれると、(まだ秋を感じさせてくれるまでには至らない。)ちょっとだけ、ちょっとだけだけど、ホッとする。秋に季節が移っていくのは、嬉しいなあ。まじめな話、暑さ続くと体力消耗が激しいのです。
Aug 11, 2007
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暑くて、暑くて・・・・。午後になると、家の中の涼しい場所を求めて移動する。エコロジーだ、省エネだと騒がれていると、自分ひとりのためにクーラーを、つけるのもためらってしまう。何年かこの家で過ごしてみて、真夏の午後の涼しい場所はわかっている。2階の南向きの部屋。もしくは、日陰が2/3以上まで占めたベランダ。1階では地面の照り返しで暑いだけの風も、2階まで上がれば、心地よい、と感じる風となって窓から吹き込んでくるのだ。立秋を過ぎると、暑さに変わりはないけれど、重く湿った風から、軽い乾いた風に変わるような気がする。ここの風が暑く感じられたら、さすがにギブアップ。クーラーのスイッチを入れるか、用事を作ってお買物か図書館へ非難。あぁ、でもこのところのガソリン高騰も悩みの種。この暑さをしのぐために、楽な手段を取ろうとすればするほど、さらなる熱を生み出すことになる。便利さを追求したその先に、厳しい現実が突きつけられていることを、実感するしかない夏の午後。
Aug 10, 2007
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気温が急速に上がりつつある時間帯、何をしていても汗が吹き出る。唐突にサイレンが鳴り出した。11:02長崎の原爆投下にあわせて鳴るサイレン。現地では黙祷がささげられている時間帯。何百キロも離れたこの地でも、同じ時間だけサイレンが鳴らされる。気がついて、自分も思わず頭をたれる。3日前、広島のときは、つけてあるテレビでそれを知る。やはり同じように、祈った。気がつかなかったけれど、同じようにサイレンが鳴っていたはずだ。遠い過去のこと、遠い場所で起こった悲劇。自分の身におきたことではない。けれどこの時期、意識しないまま過ごすことなどできはしない。しょうがない、では到底すまされない重い重いできごと。
Aug 9, 2007
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朝からじりじりと照りつける日差しを背に受けて、ゴミを出しに行く。我が家の敷地に沿うように、アスファルトの道歩いていたら、すっと、背中の暑さが消えた。ふと振り返ると、アカシアが枝を広げ強い日差しをさえぎっている。大きくなり過ぎないように、夫に剪定してもらっているけれど、こんな風に木陰を作れたなんて、思いもしなかったな。おまけにその木陰が、一瞬の涼しさを運んでくれるとは・・・。ゴミ出しから帰ってくると、アカシアの枝にクマゼミが威勢良く鳴いていた。すっかり生態系の一部になっているのも、うれしい発見。もう立派に我が家のシンボルツリーになったんだね。
Aug 8, 2007
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幹線道路が、家の東側50mほどのところに南北に走っている。間に、住宅や田んぼがあるため、車の騒音に悩まされることはないが、ちょっとやんちゃなバイク乗りや、緊急車両の音はよく響く。8月に入って、暑さも本格的になってからというもの、救急車の音がやけに多く聞こえる。日に3回ではすまされない。暑いからかなあ。あまりに暑いと注意力も散漫になりがちだし・・。大工を生業としていた、親戚のおじさんが言っていたっけ。---寒い時期ってなあ、体も気持ちも緊張してっから、現場の事故はそうそうおきないがな。暑いときは、いかんな。ぼーーっとしちまって、足場からおっこっちまうヤツがでたりする。---ごもっともなご意見です。事故が多いのか、病気で倒れる人が多いのかわからないけれど、当事者にとっては、大変な災難であることにちがいはない。自分自身も気をつけねば、と思うと同時に、運悪く救急車を呼ぶはめになってしまった人たちの、早い回復を祈るばかり。
Aug 7, 2007
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ここ数年、手ぬぐいが好きになった。いわゆる和風の道具が、ここ何年かの間に急速に流行りだし、そういったものを扱う店が増え、目にする機会が多くなったというのも理由のひとつ。根が単純なもので、かわいらしくディスプレイされてると、つい手にしてしまう。実際使い始めると、いろいろと便利なのだ。あの薄手の生地と大きさが、とにかくうまくできている。真夏の暑い日、家事や、庭仕事のときに首に巻けば、汗もふけるし、うなじの日焼けも防げる。夜寝るときに頭に巻けば、寝癖を抑えることもできる。一日使った手ぬぐいは、お風呂で体を洗うのにも一役買ってくれる。タオルだと生地の厚さがじゃまをして、こういう使い方ができない。もちろん、水気を吸い取るという点ではすぐれているけれど、用途としては、結局そのことに限られてしまう。それにしても、手ぬぐいなんて昔から日本にあったものなのに、ブームになるまで、どこに行ってたんだろう。呉服店やお祭り用品の専門店などにはあったと思うけれど・・・。少なくとも街の雑貨屋さんでは、扱ってなかったはずだ。自分で買う以外にも、店開きの粗品でもらったり、私の好みを知った方からいただいたり・・・。タオルも手ぬぐいも日常の道具には違いないけど、手ぬぐいを使うときの方が、なんとなくうきうきしてしまいます。
Aug 6, 2007
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昨日のお昼のこと、冷凍しておいたカレールーを使って、カレーうどんをつくるつもりだった。ゆでうどんを買いさえすれば、すぐにでもできる予定で。たっぷりの買出しを午前中までに終えて家に戻り、鍋に火をかけようとした瞬間、あっ!うどん買うの忘れたー!もうがっくりです。ある意味、一番大切な買物を忘れてしまうとは。この暑さの中、もう一度買物に出かけるのもうんざりだ。なにしろ、服装もかなりラフな状態の部屋着になってしまっているし。あぁ~、もう!カレー冷麦でもいい?(冷えてない冷麦はなんて言えばよいの?)夫から許可が降りました・・・・。だって原料は、同じ麦じゃあないですか。と開き直って作り(でも、申し訳ない気持ちもアリ)、食べました。ほんとにごめんなさい。どうしてこう、太さが違うだけで、食感がかわるものなのか、という典型的な結果。味は、まあいいけれど、なんというかなあ・・。口の中でもにょもにょ、のどごしはぞろり。私が断言します。カレー冷麦はオススメしません。
Aug 5, 2007
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こどものころ、夕ごはんになるのを待ちながら、居間のカーテンにくるまっていることがよくあった。母親は、台所で支度をしてる。父もまだ帰らず、姉も別の部屋で宿題をこなしている時間帯。自分をかまってくれる人は誰もいない。と言っても、いじけたりとか、さみしくてそんな行動に出たわけではない。ただ単に、一人遊びをしていただけ。カーテンにくるまって、体を数回その中ですばやく回転させる。次に、カーテンのねじれを戻すように、今度は逆向きにくるくるっと回る。その動作がおもしろくて繰り返しているうちに、自分の中で勝手な空想が始まりだす。今いる部屋は、カーテンのなかで回転する前とは違う世界!と思いこんじゃうのだ。一つ一つ部屋の中を見回しては、台所にいるお母さんも、本棚も、テレビで天気予報を伝えるおじさんも、似てるけど別のもの。どうしよう!知らない世界に来ちゃったよう。なんて、アホ全開の空想に身を置いて、どきどきするのだ。そのくせ、でも大丈夫。もう一度、カーテンの中でくるくるすれば戻れるから。なんて逃げ道を用意してあるのだ。たいていは、食事の支度ができて、母親に呼ばれれば終わってしまうパターン。くるくると回っているうちに平衡感覚が狂ってしまい、軽くふらつく状態が、そうさせたのかもしれない。このときの記憶は妙に残っているけれど、いったい何歳くらいだったんだろう。小学校に上がる前後?少なくとも、テレビのチャンネルをまだ回して変えていたような時代の話。こんな空想しながら一人遊びをしていたの、私だけでしょうか?いやいや、こどもの頃のことだもの、形をかえて誰しもあったと思うんだけどなあ。
Aug 4, 2007
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外出先から戻ると、ポストにピザの宅配チラシが入れられていた。なにかの都合で取ることもあるだろうと、一応とっておくけれど、実は、結婚してから今まで、利用したことは1、2度しかない。ピザがキライなわけではない。むしろチーズは大好物だし、数少ない利用のときに、宅配ピザが出始めの頃より、格段においしくなったと感じているのだ。でも、さまざまなメニューが所狭しと並ぶチラシを見ていると、おいしそう!と感じる前に、胃もたれしそう・・・・。と思ってしまう。そういえばこのところ、ファストフードを利用する機会もめっきり減った。まあ、もちろんお財布との相談ということもあるのだけれど、お昼は外で、ということになったとき、まず候補にあがってこないのだ。では、なにを食べるのか?そばかうどん。もうね、これに限るのです。これこそが、日本のファストフードてなもんです。・・・・こんなことを自分が宣言するようになるなんて、20代の頃は思いもしなかったなあ。おなかいっぱい食べたい、という欲求はもちろん今でもある。けれど、胃袋におさめるものは消化のよいものの方がいい、まずそう考えてしまう。そんなことを言っていたら、来週末に焼肉の予定が入った。胃もたれしない程度に楽しもうっと。
Aug 3, 2007
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今日の雨は気まぐれで、降りそうでいて降らない雲行きだったくせに、唐突にバケツをひっくり返したような雨足に。東の窓が全開だった二階の部屋を、びしょぬれにしてしまう。お昼の時点で、湿った空気のせいで乾ききらなかった干しっぱなしのジーンズと、厚手のタオルも濡らしてしまった。やれやれ。床を拭き終えて、濡らしてしまった洗濯物に扇風機の風を当てる頃、雨が上がって、日が差してきた。しばらく縫い物をして、キリになったところで庭の草取りをしようと支度をしていると、またしても雨粒が激しく窓をたたき出す。やれやれと、観念してブログをいじりだしたところ、またもや雨はやみ、青空が見えてきた。まだ日暮れまでには時間がある。やっぱり草取りしようかなあ。台風が日本列島の西に、接近中。いわゆる、大気の状態が不安定、ってこういうことなのね。大きな被害が、出ませんように。
Aug 2, 2007
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目覚まし時計の調子が悪く、15分ほど寝過ごす。常備菜的なものは、2、3あったけれど、味噌汁を作ってる時間はとてもない。インスタントで済まそうとしたら、スープの買い置きしかなく、ご飯とコーンスープという妙な取り合わせ。緑色のソファーカバーは、相変わず洗濯のたびに色水になってしまう。一緒に放り込んだ洗面所の手拭きタオルが、またしても鮮やかな緑に染まった。例の激安スーパーで、おいしそうなトマトを¥98で手に入れた。帰ってきて早速昼食に食べようとパックをあけたら、底になっていた方が傷んでた。傷んでいるところを取り除き、大丈夫そうなところを少しだけ生で食べ、残りを他の野菜と煮込んでトマトソースにしてしまう。カンタンに済ませるはずが、余計な手間に。どれも、生活に大きな支障が出たわけじゃないけれど、思ったとおりにいかないと、ちょっぴりへこむ。午前中だけで、なんだかケチがついたような気分。午後は、車で本屋さんに行くつもりだったけど、やめにした。車で出かけてケチがついたら、なんだか大きな支障が出そうな気がして・・・。これでも小心者なんです。
Aug 1, 2007
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