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1914 ダイバージェントFINAL※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロベルト・シュヴェンケ『RED』・原 作 ベロニカ・ロス 「ダイバージェント3 忠誠者」上下巻(角川文庫)・脚 本 ノア・オッペンハイム アダム・クーパー ビル・コラージュ【キャスト】・トリス…シャイリーン・ウッドリー(坂本真綾) 『ファミリー・ツリー』・フォー…テオ・ジェームズ(鈴木達央) 『アンダーワールド』シリーズ・ジョアンナ…オクタヴィア・スペンサー(高山みなみ) 『ヘルプ/心がつなぐストーリー』・ピーター……マイルズ・テラー(後藤ヒロユキ) 『セッション』・ケイレブ……アンセル・エルゴート(細谷佳正) 『きっと、星のせいじゃない。』・クリスティーナ…ゾーイ・クラヴィッツ(志田有彩) 『マッドマックス/怒りのデスロード』・イブリン……ナオミ・ワッツ(三石琴乃)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』・デイビッド…ジェフ・ダニエルズ(土師孝也) 『Mr.ダマー』※ウラ面【仕 様】・型 番 DABR-5249・製作年度 2017年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE DIVERGENT SERIES: ALLEGIANT・発 売 株式会社KADOKAWA・販 売 元 株式会社KADOKAWA・配 給 シンカ・価 格 ----・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 徐賀世子・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 2017年8月19日・リリース 2017.11.10・収 録 本編 120分+特典 約 6分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英語 オリジナル 5.1chサラウンド ドルビーデジタル 2.英語 オリジナル 2.0chステレオ ドルビーデジタル 3.日本語 吹替 5.1chサラウンド ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕 3.英語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 1.「ダイバージェント」シリーズ ダイジェスト予告 2.劇場予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:人類の記憶を守れ。・ウラ面 :大ヒットSFサバイバル・アクション 超大作シリーズ、 ついに〈衝撃と圧巻〉の完結!激しい戦いを思わせる廃墟のようなところを、主要な登場人物が、こちらに向かって歩いて来るイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。背後に見えるのは、《遺伝子繁栄推進局》だろうか。うん、イメージ・イラストとしては悪くない出来映えだが、シリーズ最終作のジャケットとして相応しいかどうかは、ちょっと疑問だ。(動きがない)ウラ面は、前作とほぼ同じレイアウト。やはり、右上に主人公トリスの画像があしらわれている。その下には、本編画像が4枚。少し大きめの文字で[ストーリー]を記載しているところが、特徴的だな。(その分、英語のクレジットは読めないくらい小さくなっている) シリーズものの場合、ストーリーって大事だよなぁ。まずは、読ませる。次に「観たい」と思わせる魅力的な文章でストーリーを伝えることは、レンタルの場合は何よりも重要なことだ。そういう意味では、よく考えられたデザインだと思う。(苦笑)【感 想】「駄作の厚塗り」原作も、こんな物語だったのだろうか。若者向けの作品だから「自分が知る世界の向こう側には、より良い新しい世界が待っている」という期待と予め予定されている失望が、如実に現れている。現状否定は若者の特権だし、それが悪いとは言わないが、あまりに在り来りすぎていただけなかった。(溜息)さて、今回もツッコミどころ満載で、どこから手をつけたら良いのか分からなかったので、まずは物語の整理から。(笑)――評議会の代表だったジェニーンが、《無派閥》を率いるイブリンに殺されて派閥システムは崩壊。けれど、壁の外に新天地を求める人たちの前で、イブリンは開いたゲートを閉じてしまう。そして、戦犯を処刑する裁判を始める。次々にジェニーンに与した《博学》と《勇敢》が殺されて行く様子に《平和》の人たちはイブリンと袂を別つことを決意する。一方、トリスとフォーたちは、壁の外へ出る計画をしていた。……という幕開け。薄暗いホールに勝者が集まり、裁判と称して敗者を処刑する。「一体、いつの時代の話しなんだよ」と思ってしまった。(笑)無知と無秩序と非社会的な行為は、昔の西部劇でよく見たな。「ならず者に支配された町」みたいだ。米国の人たちは、開拓時代の記憶として遺伝子に刷り込まれているんじゃないか?――壁の外に出たトリスたちは執拗な《無派閥》の追撃を受けるが、進んだ文明を持つ《遺伝子繁栄推進局》の人たちに助けられる。トリスたちは、自分たちが暮らしていた都市、シカゴそのものが遺伝子の修復を監視するための実験であることを知らされる。しかし、フォーは懐疑的で警戒を緩めない。一方、トリスは、母親が《遺伝子繁栄推進局》の周辺で暮らすフリンジの出身であることを教えられ、局長のデイビッドを信用してしまう。……というお話し。本作品でも、トリスはイヤな女のまま。若者らしい率直な物言いだとも言えるが、敬いの気持ちや社会性の欠如は、精神が病んでいるとしか思えない。その一方で、イヤな男として登場したピーターは、作品を重ねるごとに存在感を増し、「憎めない嫌われ者」として確固たるポジションを築いた。彼だけが終始一貫、キャラがブレなかった。『ラビット・ホール(10)』や『セッション(14)』のマイルズ・テラーが演じている。彼が一番輝いていた。(笑)――シカゴでは、イブリンの施政に反対する者たちの動きが活発化し、内戦寸前だった。それを知ったフォーは故郷に戻る決意をする。デイビッドに騙されたことを知ったトリスもまた、フォーを追って《遺伝子繁栄推進局》を後にする。けれど、デイビッドは、実験を白紙に戻して派閥システムを取り戻そうと、或る作戦を実行に移す。……という展開。戦後 200年も経っているのに、都市周辺でテント暮らしをしている人たちがいること自体、おかしくないか? そこから子供を奪って来るなんて、すぐにいなくなってしまうでしょ? 育つのに何年もかかるんだから。そんな風に不完全な物語世界を拡げるために、後からいろいろ付け加えたため、あちらこちらで綻びが生じている。もともと稚拙だったのに、さらに輪を掛けてバカバカしくなった。壁の外では放射能(?)汚染から赤い雨が降るのにシカゴや遺伝子繁栄推進局では降らないとか、偽装壁を作る技術がありながらエアクラフトには昔ながらの“シートベルト”が付いているとか。(これには笑った)やたら丁寧に描写した汚染除去のシャワーシーンも笑ったな。監督は、1作目が『幻影師アイゼンハイム(06)』のニール・バーガー、前作と本作品は『フライトプラン(05)』のロベルト・シュヴェンケ。1作目は、まだライブ・アクションが中心だったから、さほど違和感がなかった。でも、前作と本作品はCGやVFXがメインになったことで、そのクオリティの低さが目立った。いかにもCG然とした映像は、お金を掛けたのだろうが、かえってチープに見えた。然も、そのセンスのなさ! 本作品で極まった感じだ。続編の製作が頓挫したのも、仕方あるまい。次が最終作になる予定だったらしいが、キャンセル。TVMとしての企画が浮上するものの、トリスを演じたシャイリーン・ウッドリーが「TVMなんかイヤ!」と発言してケーブルTV局が製作を断念している。ご本人も、役柄に負けず劣らずイヤな女だ。(苦笑)ちなみに、本作品でラジー賞の最低主演女優賞にノミネートされたが、あろうことか政治的ドキュメンタリー映画にさらわれてしまった。なお、イブリンを演じたナオミ・ワッツも同賞でノミネート。撃たれたのに、次の登場シーンでは平気な顔でオクタヴィア・スペンサーと談笑するところが評価されたのではないかと思っている。(笑)本シリーズは、ここで終わらせるのが賢明でしょう。(ロジャー・コーマンが製作するなら別ですが) オススメなんて致しません! 静かに眠らせておきましょう。(笑)『0599 ダイバージェント』『1914 ダイバージェントNEO』
2020.06.30
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1913 ダイバージェントNEO※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロベルト・シュヴェンケ『RED』・脚 本 プライアン・ダフィールド アキヴァ・ゴールズマン マーク・ボンバック・原 作 ベロニカ・ロス 『ダイバージェント2/反乱者』 (KADOKAWA刊)【キャスト】・シャイリーン・ウッドリー(坂本真綾) 『ファミリー・ツリー』・テオ・ジェームズ(鈴木達央) 『アンダーワールド/覚醒』・マイルズ・テラー(後藤ヒロユキ) 『ファンタスティック・フォー』・アンセル・エルゴート(細谷佳正) 『きっと、星のせいじゃない。』・ジェイ・コートニー(高瀬右光) 『ターミネーター:新起動/ジェネシス』・ゾーイ・クラヴィッツ(志田有彩) 『マッドマックス/怒りのデスロード』・ケイト・ウィンスレット(田中敦子)『愛を読むひと』・オクタヴィア・スペンサー(高山みなみ) 『スノーピアサー』・ナオミ・ワッツ(三石琴乃)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』・マギー・Q(加藤有生子)『NIKITA/ニキータ』※ウラ面【仕 様】・型 番 DABR-4936・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE DIVERGENT SERIES: INSURGENT・発 売 元 KADOKAWA ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 元 株式会社KADOKAWA・提 供 KADOKAWA・価 格 ----・字幕翻訳 林 完治・吹替翻訳 徐賀世子・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 2015年10月16日・リリース 2016.02.19・収 録 本編 119分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 1.英語 オリジナル 5.1chサラウンド ドルビーデジタル 2.英語 オリジナル 2.0chステレオ ドルビーデジタル 3.日本語 吹替 5.1chサラウンド ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:偽りの世界を破壊せよ・ウラ面 :全米No.1メガヒット!世界中が熱狂! SFサバイバル・アクション 超大作シリーズ第2弾! スケールアップした世界を 驚異のビジュアルで描く!ジャケットのオモテ面は、クライマックスからインスパイアされたイメージ・イラスト。精細でいい出来映えだ。トリスの顔立ち、表情にも違和感がないし、動きも表現されている。一方、ウラ面は、イマイチ。トリスの顔は本編からの取り込み画像のようだが、締りがない。その下の画像も、冴えないな。まず、その横にあしらわれた登場人物たちのイラストが、よくない。これは、オモテ面に配した方が、親和性が高かったんじゃないか? ウラ面は、本編画像だけで構成すべきだった。でも、まぁ、ジャケットとしては、まずまずの出来映えでしょう。(苦笑)【感 想】「イヤな女」本作品は、主人公トリスのイヤな女ぶりに磨きがかかって凄まじかった。(笑)まず、年長者への口のきき方を知らない。自分の立ち場も弁えずに怒鳴ったり恫喝したり、まるでチンピラみたいだ。人を思いやることもしないし、了見の狭い自分だけの価値基準で判断して、ヒトサマに迷惑を掛けても知らん顔。精神を病んでるんじゃないかと思うことも、しばしば。誰か私に銃を渡してくれたら、即刻その場で撃ち殺してあげたのにザンネンだ。(笑)――トリスとフォーたち5人は《平和》に身を隠していた。まずは情報を集めて次の行動に移るつもりだった。けれど、彼らに、そんな余裕はなかった。ジェニーンに与する《勇敢》のエリックたちは、捜索の手をコミュニティにまで伸ばして来たのだ。トリスたちは何とか逃げ延び、フォーの母親が率いる《無派閥》と出会うことになる。その頃、ジェニーンは、トリスの実家で見つけ出した「箱」から先人たちのメッセージを引き出そうと躍起になっていた。箱を開けられるのは異端者(ダイバージェント)だけ。箱にアクセスし、シミュレーションで五つの派閥をクリアしなければならない。けれど、そのシミュレーションに堪えられるダイバージェントが見つからなかった。……というお話し。相変わらず、取って付けたような展開で、白けてしまう場面が度々あった。本作品から登場した「箱」だが、《博学》のリーダーであるジェニーンは、それが何なのか解っていたらしい。アクセスの仕方も、5つの派閥をクリアしなければならないことも。もっとも、どんなメッセージかまでは知らなかったらしい。それなのに躍起になる理由が解らない。(溜息)そういう疑問や辻褄が合わないところは、アクロバティックなアクション・シーンで誤魔化している。5つの派閥をクリアするシミュレーションのことね。でも、何が何でクリアしたことになるのか、これも不明。(採点基準が不明ってことね) トリスがクリアするレベルが低すぎて失笑モノ。これなら容易にコンピュータを欺けそうだ。何だか全体的に、分かったような分からないような、ぼんやりした作品だった。(嘆息)クライマックスは、「イヤな女対イヤな女」のグズグズ合戦。ハデなCGで見せ場を作ったつもりだろうが、クオリティが低い。そう言えば、カラスが飛ぶカットからして出来映えが酷かったな。(失笑)結局、メッセージも意味不明。隔離政策? 実験? 人間性の復活? 平和を維持する派閥のシステムを導入させておきながら、それを壊すダイバージェントが現れるのを待ってメッセージを再生するって、どういうこと? 意味不明だ。これなら、M.ナイト・シャマラン監督の『ヴィレッジ』の方が納得できるってもんだ。(苦笑)この後、『/FINAL』があるけど、ここで終わらせておいた方が良かったんじゃないか?(笑) 何となく、蛇足を見せられそうで、観るのがコワイな。腹が立つから、観ない方がよいと思いますよ、はい。(溜息)『0599 ダイバージェント』
2020.06.29
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1912 ドルフィンブルー/フジ、もういちど宙へ [限定版]※オモテ面【スタッフ】・監 督 前田 哲・原 案 「もういちど宙(そら)へ」 (岩貞るみこ・講談社刊)・主 題 歌 みつき『大切なもの』 (ワーナーミュージック・ジャパン)・特別協力 海洋博公園・沖縄美ら海水族館 株式会社ブリヂストン・推 薦 (社)日本動物園水族館協会・配 給 松竹・製 作 『ドルフィンブルー』製作委員会 ホリプロ 講談社 シグロ アミューズソフトエンタテインメント 衛星劇場 ブロードバンドタワー ワーナーミュージック・ジャパン※ウラ面【キャスト】・松山ケンイチ・高畑充希・西山茉希・永作博美・山崎 努・池内博之・坂井真紀・利重 剛・田中哲司・上間宗男・イルカのフジ※DISC 1 本編※DISC 2 「『ドルフィンブルー』2006春 松山ケンイチ」【仕 様】・型 番 ASBY-3914・製作年度 2007年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 株式会社講談社 株式会社ホリプロ・販 売 元 アミューズソフトエンタテインメント 株式会社・製 造 株式会社ポニーキャニオン・価 格 5,800円(税込)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 2007年 7月 7日・リリース 2011.11.22【 DISC 1 】・収 録 本編 105分+映像特典 43分・サ イ ズ 16: 9LB ビスタサイズ・音 声 トラック1 ・言 語 日本語 ・音声内容 オリジナル ・録音方式 ステレオ ・音声圧縮仕様 ドルビーデジタル トラック2 ・言 語 日本語 ・音声内容 視覚障害者対応日本語音声ガイド ・録音方式 ステレオ ・音声圧縮仕様 ドルビーデジタル・字 幕 1.日本語字幕 2.聴覚障害者対応日本語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能 STEREO、DOLBY DIGITAL、2 NTSC、 DVD、レンタル禁止・映像特典 1.メンキング 2.みつき 主題歌『大切なもの』PV 3.プレミア試写会 4.初日舞台挨拶 5.特報・予告編【 DISC 2 】・収 録 本編 55分・サ イ ズ 16: 9 LB・音 声 トラック1 ・言語 日本語 ・音声内容 オリジナル ・録音方式 ステレオ ・音声圧縮仕様 ドルビーデジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 STEREO、DOLBY DIGITAL 一部リニアPCM、 2 NTSC、DVD、レンタル禁止・映像特典 松山ケンイチ秘蔵映像 「『ドルフィンブルー』2006春 松山ケンイチ」収録※PHOTOBOOK1※PHOTOBOOK2【ジャケット】・オモテ面:きっとまた跳べる。・ウラ面 :沖縄美ら海水族館で起きた奇跡と感動の “トゥルーストーリー” 尾びれを失ったイルカのフジを救うための 世界初の人工尾ビレプロジェクト※PHOTOBOOK3※PHOTOBOOK4主人公を演じた松山ケンイチくんを中心にしたジャケット。オモテ面の画像は、どれも「松山ケンイチ」くん。「松山ケンイチ 主演」とオモテ面にも背にもプリントされている。ターゲットがどこにあるか、ハッキリしたジャケットだ。然も、DISC 2 に収録されているメイキングは、松山ケンイチくんに密着したメイキング。クランクインからクランクUPまで追い駆けている。撮影風景やオフショト、インタビューで構成されたそれは、DISC 1 に収録されているメイキングのロングバージョンといった趣き。付属のフォトブック「松山ケンイチ SPECIAL SECRET PHOTO BOOK IN OKINAWA/TOKYO」も、当然ながら「松山ケンイチ」くんオンリーである。(汗)ファンを目当てに売りたい気持ちは、分かるけど、もう少し映画そのものを尊重して欲しかったと、心から思う。(これって、きっと違うバージョンのリリースがあるな)※PHOTOBOOK5※PHOTOBOOK6【感 想】「映画の中の主義主張」もっと教育映画のような趣かと思っていた。だから、どうせつまらないだろう、と――。違った。意外と、しっかりした劇場映画だった。初めて観た時、「松山ケンイチ」という役者さんのことも知らなかったし、誰が出ているのかも知らなかった。当時、沖縄美ら海水族館に行った時、入り口でくれたパンフの中に折り込まれていたチラシを見て「ベタなタイトルだなぁ」と思ったくらいだ。たいして興味も湧かなかった。だいたい、『ドルフィンブルー』なんてタイトルの映画を誰が観たがる?そんなわけで、長いこと私の“鑑賞リスト”に本作のタイトルが並ぶことはなかった。ところが、その後、沖縄に行った時、タクシーの運転手さんから本作品の話しが出た。何ということのない話しで、いまとなってはその内容すら覚えていないが、あまり映画や音楽に興味のなさそうな人だっただけに「一度、観てみるか」という気になった。この運転手さんからはチューリップ印のスパムの方が旨いとか、こういう風に調理すると良いとか、いろいろローカルな知識を伝授して貰ったが、『ドルフィンブルー』とタイトルを発音した時のことが一番鮮やかに記憶に残っている。そして、本作と巡り会った。まぁこれが“縁”というヤツだろう。あれから随分経つ。忙しくて足が遠退いてしまっているが、今年は沖縄で夏を過ごせるだろうか。本作品は、地味ながらも作り手側の感性や主張が作品の表に現れており、個人的には非常に好ましく感じられた。実際、商業主義に毒されて爪も牙も抜かれてしまう監督サンが多い。そんな中で、小規模作品とはいえ、“魂”を吹き込もうとする情熱が感じられたのは久しぶりのことだった。単純に嬉しかった。相米慎二監督の『翔んだカップル』を思い起こした。劇中、山崎務さんの演じる館長が、水族館の存在意義について講釈を垂れるが、ここが良い。普通、水族館が舞台の映画だ、こんなことにまで突っ込まない。そこに敢えて触れるのは、映画の作り手側にも水族館のスタッフにも、拭いきれないパラドクスがあるという証左だろう。両者の間でよくディスカッションが交わされたことが伺える。それは作品に対する情熱であり、水族館で働くことへの愛情でもある。山崎務さんの演技もいい。唐突な感じは否めないが、間違いなくこの場面が白眉である。どれほどの規模で本作品が公開されたのかは知らないが、まぁ商業映画としては失敗したクチだろう。しかし、多くの人たちが、本作品の意図するところを汲み取り、鑑賞後に爽やかな後味を感じたはずだ。本作は、はじめからそういう人たちを相手に作られたような気がする。つまり万人向けではない、ということね。従って、ちょっとだけオススメです!【オキナワノコワイハナシ】『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』『1908 オキナワノコワイハナシ 2019』『1909 しに怖い話』『1910 島々清しゃ』『1911 RELAXING VIEW OKINAWA/沖縄本島のビーチ』
2020.06.28
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1911 RELAXING VIEW OKINAWA/沖縄本島のビーチ※オモテ面【スタッフ】----※ウラ面【キャスト】----※ピクチャディスク【仕 様】・型 番 VB-5506・製作年度 ----・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 ----・販 売 元 ----・提 供 ----・価 格 税別 4,700円 税込 4,935円・英語翻訳 Stevie's ENGLISH STATION・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2011.03.21・収 録 70分+10分・サ イ ズ 16: 9 1920x1080 Full High Definition・音 声 1.自然音+BGM リニアPCM STEREO 2.自然音+BGM DTS-HD MA 5.1chサラウンド 3.自然音 DTS-HD MA 5.1chサラウンド (96kHz 24bit)・字 幕 1.ON:(日本語/英語) 2.OFF・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-4/AVC、複製不能、 dts-HD Master Audio、ALL Region、 Blu-ray Disc、レンタル不可・映像特典 『海が見える車窓』 (国道58号線本島北部)※チラシ①※チラシ②【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :Enjoy a tour of the southern paradise that is Okinawa 南の楽園・沖縄本島で、 癒しの美ら海巡り。ジャケットのオモテ面は、古宇利ビーチ(5.)。青い空、低くたなびく白い雲、白い砂浜にコバルトグリーンからブルーにグラデーションを描く海、透き通ってゼリーのような波打ち際。右手には古宇利大橋(4.)が見えている。これだけでOK。後は何も要らない。※チラシ③※チラシ④【感 想】「ヒーリングビデオ」昔から環境ビデオが好きだ。特に、流しっ放しにしておける作品は重宝する。幼稚なバラエティ番組や下品なドラマ、頭の悪い報道番組を見る時間があるなら、ちょっとでも精神を癒してくれる方が、いい。(笑)そんな中で、本作品は、かなりクオリティが高かった。何よりも、ハイビジョンで撮影された映像は精細で美しい。カメラも不必要なものが映らないように細心の注意を払ってポジションを決め、動きも最小限に抑えている。然も、アングルに工夫を凝らし、ロングショットもクローズUPもある。素晴らしい。■1.辺戸岬沖縄本島最北端の地『辺戸岬』は、隆起サンゴの断崖がそそり立つ景勝地です。沖縄がアメリカの政権下におかれていた頃、のろしを上げ、本土復帰を願う海上集会が開かれた場所でもあります。好天の日は、左手に伊是名島、伊平屋島、北には鹿児島県の与論島や沖永良部島を望むことができます。■2.宇佐浜ビーチ(国頭郡国頭村辺戸)沖縄本島最北端のビーチで、宇座浜とも書いて「うざはま」と読みます。広めの海岸線は開放感があり、干潮時にはリーフエッジまで歩いて行けます。■3.安田ビーチ(国頭郡国頭村安田)安田漁港に隣接し、地元の利用者が多いビーチ。また防波堤の先端は大物釣りの人気ポイントです。■4.古宇利大橋2005年 2月に開通した古宇利大橋の橋長は 1,960m。通行無料の一般道の橋としては、日本最長を誇ります。この一帯は、国の特別鳥獣保護区に指定されており、鳥の渡りなどに配慮して、橋には道路照明が設置されていません。そのため、歩行者の足元を照らす照明だけになっています。■5.古宇利ビーチ(国頭郡今帰仁村)古宇利大橋を渡ると、両サイドに広がる透明度抜群のビーチ。周辺には駐車場、食堂、売店と、設備も整っています。(個人的には、このビーチが一番オススメ! ビーチで遊んだ後は、ウニ丼を食べ、高台のカフェでトロビカルジュースをいただく。至福の時間だなぁ)■6.新原ビーチ(南城市玉城字百名)百名ビーチと繋がっている天然のビーチ。ほぼ一年中、グラスボートで珊瑚礁や魚を見ることができます。■7.長浜ビーチ(国頭郡今帰仁村)今帰仁村の代表的な天然ビーチ。岩場に囲まれた西側のビーチは、プライベートビーチ感覚。東側のビーチでは、長く広い砂浜のビーチが続きます。■8.渡具知ビーチ(中頭郡読谷村渡具知)泊城公園にあり、観光客にはあまり知られていない穴場的ビーチです。公園内には、いくつかの石碑があり、この付近は第二次世界大戦でアメリカ軍が初めて、沖縄本島に上陸した場所でもあります。■9.映像特典「海が見える車窓」(国道58号線本島北部)音響も見事。限りなくノイズレス。車のエンジン音や話し声、嬌声は聞こえて来ない。聞こえて来るのは、鳥のさえずり、セミや虫の鳴き声と波音といった自然音だけ。然も、ピュアだ。録音器材がいいんだろうなぁ。各チャプタの説明文は、本編の字幕によりましたので、あらかじめお断りしておきます。エンドレス再生の設定が出来ますので、疲れた時には、超オススメ!『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』『1908 オキナワノコワイハナシ 2019』『1909 しに怖い話』『1910 島々清しゃ』
2020.06.27
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1910 島々清しゃ※オモテ面【スタッフ】・監 督 新藤 風・脚本・音楽監督 磯田健一郎・プロデューサー 新藤次郎・ライン・プロデューサー 桜井 勉・撮 影 山崎 裕・美 術 金勝浩一・照 明 山本浩資・録 音 吉田憲義・編 集 渡辺行夫・装 飾 相田敏春・助 監 督 兼重 淳・製作担当 細谷修身・制作プロダクション 近代映画社・製 作 近代映画社 東京テアトル ブラングス TBSラジオ・製作支援 沖縄県・撮影協力 OGYB 沖縄フィルムオフ【キャスト】・伊東 蒼・安藤サクラ・金城 実・山田真歩・渋川清彦・角替和枝・でんでん※ウラ面【仕 様】・型 番 KWX-1924・製作年度 2016年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 クロックワークス・販 売 元 クロックワークス・提 供 近代映画協会・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース 2017.08.02・収 録 本編 100分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 2.日本語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ 3.日本語音声ガイド 2.0chステレオ・字 幕 1.日本語音声字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 予告篇※ディスク【ジャケット】・オモテ面:奏でることが、 心を解き放つ―― 沖縄・慶良間諸島。 音楽が人と人とをつないでいく。・ウラ面 :沖縄・慶良間諸島 雄大な自然と美しい音楽に抱かれ、 心が通じ合っていく―― 監督 新藤 風 × 天才子役 伊東 蒼 × 日本アカデミー賞女優 安藤サクラうーん、このジャケットだけてウルウルしてしまう。(苦笑)伊東蒼さんも安藤サクラさんも、いい雰囲気だ。然も、絶妙な色合い。沖縄の空気や風が蘇って来る。お二人の衣装もいいなぁ。うみは、耳あてをはずして、ハイビスカスを耳に飾るようになるのだろうか。あれこれ書くよりも、本作品は、観ていただくのが一番だ。【感 想】「美しくて切なくてあたたかい」美しい作品だった。――沖縄の慶良間諸島。小さな島で小学校に通う花島うみは、いつも耳当てをしている。聴覚が鋭くて、騒音や不協和音に堪えられないからだ。だから、楽器の音の狂いにも敏感だった。度々、吹奏楽部の練習を邪魔しては顰蹙をかっていた。或る日、本土からバイオリニストのユウコが遣って来る。島で開かれる音楽会で演奏するためだ。うみとユウコはふとしたきっかけで知り合うことになる。うみの祖父である昌栄おじいが奏でる三線と歌は、殊の外、ユウコの心に響くものがあった。うみもまた、ユウコの勧めで吹奏楽部に入部し、フルートを学び始める。初めは、うみが嫌う汚い音しか出すことが出来なかった。けれど、次第に練習を続けるうちに音が出せるようになり、うみを疎ましく思っていた部員たちも、彼女を受け入れ始める。何かが変わり始めていた。……というお話し。ユウコ役を演じた安藤サクラさんのナチュラルなお芝居もいいが、彼女の役回りは狂言まわしでしかない。主人公は、小学生の花島うみ。演じたのは、伊東蒼さん。健気な姿には心打たれる。何気ない演技に「小さくても、役者さんなんだなぁ」と感心してしまった。カワイイだけのそこらの子役とは違う。そして、誰よりも、本作品を支えていたのは、昌栄おじいを演じた金城実さん。三線を弾きながら唄う姿、佇んでいる時の表情、どれをとっても、昌栄おじいの人生が伝わって来る。新藤監督もまた、実に丁寧に撮っている。その瞬間を待って24時間カメラを回していたのではないかと思うくらい。真剣だ。立ち合いに似た殺気すらある。金城さんと沖縄の景色だけで一本の映画になるな。いつもならオバー役で場をさらう吉田妙子さんも、今回ばかりは脇役だ。(とはいえ、沖縄が舞台のドラマや映画は、この方なくして「沖縄が舞台」と名乗ってはいけない)語りたいことの多い魅力的な作品だった。うーん、もっと書きたい。(苦笑) モチロン、不満がないワケではない。ユウコにもっと本筋に絡んで欲しかったとか、クライマックスの展開が性急すぎて白けるとか、いろいろある。それらを差し引いても間違いなく名作だと思う。監督したのは、新藤風さん。新藤兼人監督のお孫さんとの事。これにはビックリ。映像が美しくて、繊細な色合いが見事だった。沖縄と言うと、青い空、コバルトブルーの海、白い砂浜に濃い緑、どうしてもコントラストの強い映像を撮りたくなるものだが、こういう淡い色調で沖縄の空気感を伝える方法があろうとは思ってもいなかった。私にとっては、忘れ得ぬ作品の1本になった。超オススメ!『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』『1908 オキナワノコワイハナシ 2019』『1909 しに怖い話』
2020.06.26
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1909 しに怖い夜※オモテ面【スタッフ】・製作・企画・著作 高山製作所 楽創舎・エグゼクティブ・プロデューサー 小林 忠・プロデューサー 高山創一■.第1話「トモダチ」・監 督 松田 正■.第2話「運転代行」・監 督 知念だしんいちろう■.第3話「ピアス」・監 督 松田 正■.第4話「波間の女」・監 督 ベンビー■.第5話「旧盆帰り」・監 督 山城智二【キャスト】■.第1話「トモダチ」・松田ゆうな・賀数美樹・新本 奨■.第2話「運転代行」・しろまゆうた・知念ありか■.第3話「ピアス」・砂川英衣・横山胡桃・城間やよい■.第4話「波間の女」・ベンビー・田場千珠・秋山ひとみ■.第5話「旧盆帰り」・仲間星奈・城間やよい※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-141・製作年度 2019年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 株式会社楽創舎・販 売 元 株式会社楽創舎・協 力 ----・価 格 2,400円(税抜)+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 50分・サ イ ズ 16: 9・音 声 ドルビー・デジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、セル or レンタル・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:脳髄を直撃する 5編のホラーストーリー!・ウラ面 :沖縄の笑いの頂点を極めた面々が集結! 初のメガホンを執り未知の恐怖に挑む! ホラーの既成概念を打ち破る 一癖も二癖もある野心作!ジャケットのオモテ面は、第5話「旧盆帰り」に登場したチョンダラー。何か狭くて暗い通路のようなところで、口を開けて白い息を吐き出している。霊気か、臭気か、何か不気味な雰囲気が漂っている。ホラー・オムニバスとしては、いい出来映えだが、第5話のチョンダラーとイメージのギャップが……。意図的なんだろうか。(苦笑)ウラ面は、『オキナワノコワイハナシ』とよく似ている。過不足なく情報が掲載されている。全体的に、よいジャケットだと思う。来年もリリースして欲しいなぁ。(♪)【感 想】「短いエピソードを繋げただけではオムニバスにならない」一人称で語られた短編で構成されたオムニバス。心霊モノが揃っている。各エピソードの傾向は『オキナワノコワイハナシ』シリーズよりも若者向けだ。何と言うか、視聴者からの投稿や都市伝説、噂話を映像化した感じだった。(第5話だけは別。ちゃんとドラマになっていた)■.第1話「トモダチ」ユズキは、バイト先のカフェで中学時代の友人エリカと再会する。昔話に興じるユズキだったが、エリカは昔と変わらず相づちを打つだけ。でも、何かが変だ。二人で撮った画像を送った友人から着信があって、ユズキは衝撃の事実を知らされる。……というお話し。定番の幽霊話しだが、仲が良く見える友だち同士でも、「必ずしも、お互いの気持ちが分かり合っているワケではない」という視点を盛り込んだところが、面白い。(これは、夫婦や恋人でも同じだな) エピソードタイトルの「ダチ」を反転させてテーマを伝えようとしている辺りの芸の細かさが、いいな。■.第2話「運転代行」依頼を受けて運転代行に赴いた男。指定の車には、女性が乗っていたが、どうも様子がおかしい。取り敢えず、指示された目的地へと車を走らせ始めたものの、恋人に捨てられた女性の話しは支離滅裂だった。どう応じたら良いのか、男は混乱する。……というお話し。タクシーでよくあるパターンの幽霊話し。これが「運転代行」に変わっただけなのだが、ちょっとムリがあるかな。運転代行は2人1組で行う仕事だから、男が怪異に襲われている時、同僚はどうしていたんだ?■.第3話「ピアス」セレクトショップでピアスを買った若い女性。店長が海外で仕入れて来ると言っていたが、どうも何か気になる。案の定、その夜、女性は不気味な現象に悩まされた。翌日、女性はピアスを返品に行くが、そのお店で扱っているものではないと、断られてしまう。……というお話し。モノに憑いた幽霊(?)のお話し。まるで学生の間に伝わる都市伝説みたいだ。ピアスを耳に着けたばかりに、若い女性は幽霊に「体ごとアノ世に持って行かれてしまった」というオチらしい。(たぶん……) そんなにピアスを気に入っていたようには見えなかったんですけどね。■.第4話「波間の女」お笑い芸人のベンビーは、防波堤で稽古をしている時、不気味な呻き声を耳にする。その夜、事務所でネタ作りをしていると水音が聞こえた来た。まるで誰かが溺れているかのように聞こえる。事務所の女性の話しでは防波堤でテトラポットに挟まった女性が溺死したと言う。翌日も、彼は恐怖に出会う。……というお話し。沖縄にお笑い芸人がいることを初めて知った。(スミマセン)いっこく堂みたいに沖縄出身と言うことではなく、沖縄県内で活動してるってことだろ? 沖縄県は、東京都とほぼ同じ大きさ。でも、人口は10分の 1しかない。どんな仕事があるのか分からないが、食べて行けるのか気になる。(他意はありませんので、念のため)■.第5話「旧盆帰り」高校生のサオリは、補習を終えて家路を急いでいた。ところが途中で、近道をしようと旧道を選んでしまったのが、間違いだった。何か得体の知れないものにつきまとわれ始める。どうやらチョンダラーのようだ。どこまでも追いかけて来る上、いつの間にか同じ場所に戻って来てしまう。サオリは、ほとんどパニック状態だった。……というお話し。「チョンダラー」とは、今で言うところの大道芸人。家の前で踊りや人形劇を披露してお金を稼ぐ。お正月の獅子舞をイメージすると分かりやすいだろう。本編内でも、可愛らしい人形劇を見せていた。最後は、ちょっと切ないお話しだった。「ありがとう」の言葉に思わず涙してしまった。どのエピソードも、沖縄らしい風景が見られて、個人的には楽しかった。(笑)でも、エンドロールこそキチンと流れるものの、オープニングはタイトルだけだった。もう少し雰囲気を盛り上げる工夫が必要だったんじゃないか? それぞれのエピソードは完結しているが、それらを1本の作品としてまとめた感じがしない。エピソード間の繋ぎ方も、ぶっきらぼうだ。この辺りは、検討の余地があるだろう。是非とも、第2弾を作って欲しいものだ。オススメ!『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』『1908 オキナワノコワイハナシ 2019』
2020.06.25
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1908 オキナワノコワイハナシ 2019(令和元年)※オモテ面【スタッフ】・企画・製作 琉球放送 山田優樹■.第1話「シュウシンカネイリ」・監 督 下地ゆみな■.第2話「from AI」・監 督 宮城孝広■.第3話「キュウボン」・監 督 川北貢輔【キャスト】■.第1話「シュウシンカネイリ」・玉寄太一・幸地尚子・金城優華■.第2話「from AI」・大田優希・西平士朗■.第3話「キュウボン」・新垣晋也・秋山ひとみ※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-136・製作年度 2019年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎・協 力 ----・価 格 2,400円(税抜)+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 47分・サ イ ズ 16: 9 収録画面サイズ・音 声 ドルビー・デジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、セル or レンタル・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:怖い「目」に 遭わせてあげる…。 沖縄発ノンストップ ホラーエンタテインメント!・ウラ面 :旧盆の初日(ウンケー) 奴は必ず帰ってくる。 3人のクリエイターによる 個性と絶叫の凶宴! ホラーは沖縄がいちばん怖い!ジャケットのオモテ面は、第2話「from AI」の画像をコラージュし、タイトルの下には第3話「キュウボン」から絶望する主人公の画像が使われている。いま気がついたけど、スマホに映し出された「眼」は、右目なんだなぁ。(左利きの方は左目が映し出されるとか、細かい設定があると面白いな)ウラ面は、第1話「シュウシンカネイリ」の画像を中心に構成。第2話と第3話の画像も見られるが、熱がこもっている。いい出来映えだ。【感 想】「オムニバスの難しさ」第1話と第3話は、沖縄らしい雰囲気で、面白かった。第2話も、沖縄っぽくはないが、まずまずの出来映えだろう。でも、全体的に役者さんの演技が下手だったような気がする。(第3話の男を演じた役者は、かなり熱演だったけど、それだけでは……)■.第1話「シュウシンカネイリ」記念日の夜、約束の時間に帰って来ない恋人に、女は焦りや不安、疑念、怒り、哀しみに身を捩らせる。そして、男が道端で他の女性と抱き合っているところを目撃し、激しい嫉妬にかられた女は鬼になってしまう。……というお話し。エピソード・タイトルの「シュウシンカネイリ」は、沖縄の組踊『執心鐘入り』のこと。いわゆる『娘道成寺』である。本エピソードは、それをストレートに描いているが、スマホアプリを絡めているところが現代風。唯一残念なのは、男が美形でなかったことかなぁ。説得力がない。(笑)■.第2話「from AI」と或る学校。生徒たちの様子がおかしい。「眼」が映し出されたスマホをかざして「ひとつになろう」と迫って来る。その眼を見た者は、感化されてしまうようだ。既に、同僚の教師も彼らの仲間になっていた。何とか逃げ延びた女性教師は、学校からの脱出を試みる。けれど、いたるところにスマホをかざす人影があった。……というお話し。簡単に言うと、「ボディスナッチャ」もの。スマホに対する不信感、どこでも誰もがスマホをのぞき込んでいる光景に不気味さを感じた方なら、本エピソードは感情移入できるだろう。沖縄っぽくないのは難点だが、ちょっと面白かった。(役者さんたちの演技はヘタだったなぁ)■.第3話「キュウボン」何かに怯える男が、自宅に立て籠る。今年も、旧盆がやって来た。男は酒を飲んでやり過ごそうとするが、死んだ恋人の霊がそれを許してくれない。男は次第に追い詰められて行く。……というお話し。沖縄のお盆も、東京のお盆も変わらない。1日目(ウンケー)に御先祖様をお迎えし、2日目(ナカヌヒ)は一緒に過ごし、3日目(ウークイ)にお見送りする。本エピソードでは、男の罪が暴かれ、女の復讐が果たされる。でも、なんで男が恋人を手にかけたのか説明しきれていない。それに、包丁片手に「一緒に死のう」と迫る女だったら、「自業自得じゃないの?」と思わないでもない。それを復讐されても、ちょっと困るなぁ。(あ、こういう言い方はマズイか)どのエピソードも、もう少し掘り下げが必要だったような気がする。第1話は、女が鬼になる引き金としてスマホアプリを使っていたが、もっと活かしたかったところ。『執心鐘入り』にシンクロさせることに拘り過ぎた。第2話は、ジョン・カーペンター監督の『光る眼』のような薄気味悪さが欲しかった。校舎から逃げるスリリングさを描くほど尺はないのだから。第3話についても同じことが言えるかな。こちらは逆で、ストーリーの枝葉を削り過ぎて、演技の幅が狭い役者さんがもたなかった。怯え方が単調になってしまった。これは、監督さんにも責任があるかな。オムニバスの難しさを改めて感じさせる1枚だった。でも、オススメ!(笑)『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』『1907 オキナワノコワイハナシ 2018』
2020.06.24
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1907 オキナワノコワイハナシ 2018※オモテ面【スタッフ】・企画・製作 琉球放送 山田優樹■.第1話「FOUR」・監 督 たかひろや■.第2話「心霊スポットでドッキリした結果」・監督・脚本 名嘉真崇介■.第3話「オトオリサマ」・監 督 ダイナマイト平【キャスト】■.第1話「FOUR」・玉代勢圭司・嘉人・相良有咲■.第2話「心霊スポットでドッキリした結果」・武C・TOMOKI・しん・ジャリ助・そばしょう■.第3話「オトオリサマ」・西平寿久・大城優紀・三宅唯尊※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-111・製作年度 2018年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎・協 力 ----・価 格 2,400円(税抜)+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 44分・サ イ ズ 16: 9 収録画面サイズ・音 声 ドルビー・デジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、セル or レンタル・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:3話の恐怖が 連続襲撃! 沖縄を恐怖で彩る ホラーエンタテインメント!・ウラ面 :SINCE 2004 ニコ生ホラー夏物語でも話題騒然! 沖縄夏の定番ホラーエンタテインメント!! テイストも怖さも異なる 3つの恐怖エピソード!ジャケットのオモテ面は、第3話「オトオリサマ」に登場した神さまと第1話「FOUR」の画像で構成されている。これまでと同じレイアウトだ。でも、第1話の神さまって、どんな神さまなんだろうなぁ。ちょっと気になる。ウラ面は、第2話「心霊スポットでドッキリした結果」の画像で構成。[イントロダクション]、各話の[本編画像]と[クレジット]、[ストーリー]が記載されているのも、これまで変わらない。全体的に、もうちょっとインパクトが欲しいところだが、まずまずの出来映えだろう。【感 想】「沖縄の風俗信仰や価値観こそが本作品のアイデンティティ」沖縄らしさに欠ける2つのエピソードのせいか、本作品の評価はイマイチ。(溜息)地方局発信なのだから、その地方の特色を活かすべきだと私は思っている。全国ネットで放送される作品は最大公約数のようなもので、どの地方でもウケるように出来ている。『世にも○○○な物語』なんかが、そうだな。いまさら、そんな作品に興味はない。沖縄のクリエイターたちには、そこを目指すべきではないと思う。沖縄には、沖縄にしかない文化、風俗習慣や伝承や信仰、生活規範、価値観がある。そこに根ざした作品を撮って欲しい。■.第1話「FOUR」ゾンビが蔓延した世界。地下駐車場の車で待つ妻子の元に向かう一人の男。けれど、建物の中にもゾンビが徘徊しており、なかなか辿り着けない。何とか駐車場まで降りられたものの、ゾンビを避けて1台の車に避難するので精一杯だ。ところが、その車の中には、男の友人が隠れていた。……というお話し。登場人物は4人、一人称のカメラ4台の映像をスプリット・スクリーンで見せる。実験的な試みは面白いが、さほど意味があるとは思えなかった。(溜息)それよりも、沖縄である必要がなかったのは残念。(ゾンビものは好きなんですけどね)■.第2話「心霊スポットでドッキリした結果」廃墟となったホテルにやって来た友人グループ。彼らは、ネットで動画を配信することに熱中していた。その夜も、友だちにドッキリを仕掛けようと企んでいたが、それが摩訶不思議な一夜の始りであることを、その時は誰も気づかなかった。……というお話し。解釈その1、実はみんなそっくりさんで、みんなハメられた。解釈その2、廃墟ホテルはパラレルワールドの入り口だった。解釈その3、撮影に失敗した。(笑)正直、つまらなかった。撮っている本人たちは楽しかったかも知れないが、1年に1本しかリリースされないのに、貴重な3話のうち1話がこれなんて、ネタ切れか? 正統派のホラーが観たい。(溜息)■.第3話「オトオリサマ」息子の喘息の療養のため、田舎町の一軒家に引っ越しをして来た夫婦。職場の後輩の紹介だったが、彼の家も近くだった。その日、引っ越しを終えた男は、後輩の家のドアに「オ」と大きなイタズラ書きがされていることに気づく。彼の話しによれば、その印が現れたら、神さまが通るから扉を開けなければいけないのだと言う。そして、引っ越しした男の家にも「オ」の字が書かれていた。……というお話し。神社の参道も真ん中を歩いてはいけないと言われる。真ん中は神さまの通り道だからだ。信じるとか信じないとかではなく、 そういう風習には、きっと何か理由があるに違いない。そんなことを思わせる1話だった。それにしても、カギを開けてくれたお礼に子供を助けてあげるなんて、イイ神さまだ。(二礼二拍手一礼)第1話「FOUR」はイマイチだったが、小さい女の子が可愛らしかったので、○。まぁ、及第点としよう。第2話「心霊スポットでドッキリした結果」は、個人的にはシリーズ最低の出来映え。品もないし、×X。(二重バツね)第3話「オトオリサマ」は面白かったので、◎。怖いと言うより、神さまを敬い畏れる風俗習慣(価値観)が現れていて、興味深かった。沖縄も本土も変わりないんだなぁと思った次第。平均すると、○なので、一応、オススメってことにしておきましょう!『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』『1906 オキナワノコワイハナシ 2017』
2020.06.23
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1906 オキナワノコワイハナシ 2017※オモテ面【スタッフ】・企画・製作 琉球放送 山田優樹■.第1話「チラガー」・監督・脚本 名嘉真崇介■.第2話「うた」・監督・脚本 川端匠志■.第3話「PHANTOM COLLECTOR」・監 督 たかひろや・脚 本 山田優樹 たかひろや【キャスト】■.第1話「チラガー」・小川深彩・福田加奈子・大嶽瑠偉■.第2話「うた」・玉那覇愛・宝眞榮日也美・嘉人・大嶽 淳■.第3話「PHANTOM COLLECTOR」・亀田七海・福地 涼・堀川恭平※ウラ面【仕 様】・型 番 RAK-093・製作年度 2017年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 琉球放送・販 売 元 株式会社楽創舎・協 力 ----・価 格 2,400円(税抜)+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 45分・サ イ ズ 16: 9 収録画面サイズ・音 声 ドルビー・デジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、セル or レンタル・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:人気沸騰! 沖縄を恐怖で彩る ホラーエンタテインメント!・ウラ面 :SINCE 2004 スタート以来沖縄夏番組の人気爆走中!! 進化し続けるホラーエンタテインメント! 襲いかかる3つの恐怖!ジャケットのオモテ面は、第1話「チラガー」と第3話「PHANTOM COLLECTOR」から構成。うまくレイアウトしたものだ。ちょっとウィットに富んでいる。ウラ面は、第2話「うた」で構成。その下には各話の[本編画像]と[クレジット][ストーリー]が記載されている。いいジャケットだ。【感 想】「新たな流れ」気のせいか、これまでとは製作の方針が変わったような気がする。ジャケットのデザインの面であるとか、各話のテイストだとか、オープニングのタイトルロールに主題歌のクレジットが表記されるようになったとか、些細なことかも知れないが、その変化が、作品全体の印象を明るくしているようだ。(個人的には、イマイチ)■.第1話「チラガー」オバーと暮らす高校生のリコはハーフであるが故に、学校でイジメにあっていた。けれど、彼女には誰にも言えない秘密があった。彼女は、ヴァンパイアの末裔だった。或る夜、リコへのイジメがエスカレートし、彼女は抑えて来たものを爆発させてしまう。……というお話し。チラガーとは豚の顔肉のこと。スモークされたコラーゲン。見た目とは違い、結構美味しい。本エピソードは、ヴァンパイアものとしては定番の展開に、イジメや差別の問題を織り込んでいる。オバー(リコの母親)の言葉が優しくて、やはり沖縄なんだなぁと感心してしまった。■.第2話「うた」閉鎖された公民館で見つかった1本のオープンリール。譲り受けた博物館の学芸員タカシは、修復を試みる。そして、古い童謡が収められているのを発見する。その童謡は1つの音源も見つかっておらず、幻と言われていた。タカシが、その童謡をスマホの動画で撮って女友だちに送ってしまったことから、惨劇が始まる。……というお話し。うーん、怖かった。短いフレーズが繰り返される童謡「モーモータックヮイ」の雰囲気が抜群にコワイ。(笑) いくら仕事とはいえ、私なら何度も再生なんかしないな。まして、動画に残すなんて、有り得ない。(笑)■.第3話「PHANTOM COLLECTOR」人気のスマホアプリ《ファントム・コレクター》に夢中の若者3人は、その日も「ファントム(幽霊)」を求めて廃墟に遣って来る。けれど、そのアプリには、或る都市伝説があった。「本物の幽霊に出会ってしまった者は殺される」というものだった。3人は信じなかったが、その廃墟で恐怖の体験をすることになる。……というお話し。いまどきのアイテムを用いたホラー。沖縄である必要ないじゃんと思ってしまった。ちょっとザンネンな作品だった。でも、このオチは好き。(でも捕獲=封印された幽霊は、どうなるんだ?)変化は、出演されているキャスティングにも現れている。世代が変わって、フレッシュな役者さんが出演されている。それに、本作品に出演している女の子は皆、カワイイし、美人だ。スタイルも、いい。こういう女の子たちが水着でビーチでゴロゴロしているなら、毎週末をリゾートで過ごすんだけどなぁ。(実際のビーチでゴロゴロしている女の子が可愛くないと言っているわけではありませんので、念のため)『チラガー』の女の子はお○ぱいが大きかったし、『うた』は怖かったし、『PHANTOM COLLECTOR』のオチが好きなので、オススメ!(笑)『0567 オキナワノコワイハナシ1』『0568 オキナワノコワイハナシ2』『0569 オキナワノコワイハナシ3』『0570 オキナワノコワイハナシ4』『0573 オキナワノコワイハナシ5』『0574 オキナワノコワイハナシ6』『0575 オキナワノコワイハナシ 2013』『0576 オキナワノコワイハナシ 2014』『0577 オキナワノコワイハナシ 2015』『0650 オキナワノコワイハナシ 2016』
2020.06.22
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1905 ザ・バイト/変身する女※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・制作 チャド・アーチボルド 「シャドウズ・ゲーム」「ビジター/征服」・脚 本 ジェイミー・ラフォーレット・製 作 ナット・アブラハム ティム・ブローン イラ・レビー ミッチェ・マクグイガン ピーター・ウイリアムソン・撮 影 ジェフ・マーハー・音 楽 ステフ・コベランド・特殊効果 ジェイソン・デルシュ 「モンスター・トーナメント」【キャスト】・エルマ・ベゴビック・ジョーダン・グレイ・アネット・ヴォズニアック・デニス・ユエン・ローレン・デンカーズ※ウラ面【仕 様】・型 番 ECLR-0160・製作年度 2015年・製 作 国 カナダ・原 題 BITE・発 売 元 株式会社エクリプス・販 売 元 株式会社KADOKAWA・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 89分・サ イ ズ 16: 9 LB ヴィスタサイズ・音 声 1.オリジナル (ドルビー・デジタル・ステレオ) 2.日本語吹替 (ドルビー・デジタル・ステレオ)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:1人の美女が、 突如恐ろしき化け物に豹変する! 世界中のファンタ系映画祭で 絶賛を浴びた、 突然変異SFXクリーチャー・ホラー!!・ウラ面 :誰にも止められないおぞましい変身! ――噛まれた彼女の身に一体、 何が起こったのか?! [イギリスロンドン:フライトフェス映画祭 ベストホラー映画] [アメリカバッファロー: ファンタスティック映画祭 ベストホラー映画特殊効果賞] [アメリカツーソン:ホラー映画祭 ベストホラー映画] [カナダモントリオール: ファンタジア国際映画祭 銀賞受賞] [スペインバロセロナ: モリーンズホラー映画祭 主演女優賞] [アルゼンチンブエノスアイレス: ロホサングレ映画祭 正式出品作品] [アメリカ:シカゴ国際映画祭 正式出品作品]主人公ケイシー(エルマ・ベゴヴィック)のバストショットがジャケットのオモテ面。フードをかぶり、皮膚は爛れ、こちらを睨む目は虹彩が変化している。異形の生物へと変化(へんげ)した後だ。生えてきた尻尾も描き込まれている。背景は不気味な生物の巣を連想させるテクスチャが用いられているが、ここはもう少し物語を連想させる画像を使って欲しかった。ウラ面も、変化後の画像が中心だが、ビフォア・アフターの画像をキチンと見せた方が、ジャケットとしてはよかったような気がするな。全体的に、「あと一歩!」といった出来映えだ。【感 想】「短編小説」学生の頃、男が魚(半魚人?)に変化してしまう短編小説を書いた。一発でボツにされ、地方の文芸誌にも載せて貰えなかったが、個人的にはお気に入りの作品だった。(苦笑)何十億年もの間、大洋の波間を漂っていた原始の細胞が、或る日のこと、ダイビングをしていた男に飲み込まれてしまう。細胞は、男の体内で活性化、分裂を繰り返して増殖し、男の細胞を取り込んで進化して行く。やがて、男の体に変化が現れる。頚筋にはエラのようなものが出来、人差指が伸びて水かきが出来ると、まるでヒレのように変化して行く。水への欲求が高まり、男は、自分が魚類へと変わりつつあることを自覚する。そんな内容だった。本作品のイントロダクションを読んで、てっきり主人公は海に帰るのだろうと勝手に推測していた。(イクラみたいだったしね) でも、違った。(笑)――結婚間近のケイシーは、女友だち二人とコスタリカに遊びに行く。独身最後の旅行だ。けれど、現地で何かに咬まれて以来、彼女は少しずつ体調を崩して、心を病んで行く。結婚に対する不安、旅行先で婚約者を裏切った後ろめたさ、なくした婚約指輪、子供を欲しがるマザコンの婚約者、その母親からは結婚を反対され、辛辣な言葉を浴びせられる。そうした諸々が彼女を追い詰める。帰国して数日も経たないうちに彼女は体の異常に怯え始める。咬まれた患部が醜く脹れ、膿がしたたる。体中に発疹が出来て粘膜のようなものを分泌し、まるで魚卵のようなものを、ところかまわず産み付けている。その上、尾てい骨からは尾が生えて来る。体の変化とともに、彼女は、自分がナニモノなのかも分からなくなって行く。……というお話し。ケイシーが置かれた状態だったら、体に変調を来してもおかしくないな。(苦笑) 女友だちはウルサイし、イヤな女だし、婚約者は鈍感だし、友人にしろ結婚相手にしろ、「もっとちゃんと選べよ」と思ってしまった。(笑)主人公のケイシーを演じたのはエルマ・ベゴヴィッチ。まだ、コレと言った作品に出演していない。勿論、主役級は初めて。ヒスパニック系の男顔の美形で骨太の体格。そのくせ段々腹でへそピアスまでしている。(キタナイなぁ) その割りには、繊細なキャラクタだったので、ちょっとミスマッチな感じだった。でも、ヌタヌタグチョグチョプチプチドロドロの役柄なんて、演じてくれる女優さんが他にいなかったんだろうなぁ。だいたい察しがつく。(笑)監督はチャド・アーチボルド。『ビジター/征服(14)』を撮った方。変態ぶりは相変わらずだが、何と言うか、本作品は気持ち悪さが振り切れている。インパクト重視だからだろう。その点は評価したい。タイトルと、「ババァーン!」という劇伴が笑える。(音楽監督がイイ仕事をしている)結局、私が書いた短編小説では男は海に帰って行く。進化なのか退化なのか分からないが、現代社会で生きて行けないことは確かだ。人は異形を嫌うし、排除しようとするからだ。本作品では、全てが崩壊する。全員が犠牲者となり、コミュニティが崩壊し、社会が終わりを迎えるだろうことを予感させて終わる。いかにも映画らしい。どうやら、この監督さんは、動きの少ない作品が好きらしい。(『ビジター』も拘束されたジイさんのSMゴッコだった) 人の嗜好は様々。それを貫いて良い作品を残してくれるのが、一番だろう。チャド・アーチボルド監督にとって、本作品がそれかも知れない。(笑)ちょっとだけオススメ!(ヌタヌタグチョグチョが好きな方にだけね)
2020.06.21
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1904 ジャッカルズ※オモテ面【スタッフ】・監 督 ケヴィン・グルタート 「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル」「ジェサベル」・製作総指揮 トミー・アラストラ 「THE ICEMAN/氷の処刑人」 アーヴィン・ワイマー・脚 本 ジャレッド・リヴェット・撮 影 アンドリュー・ルッソ・音 楽 アントン・サンコ【キャスト】・キャシー(岸本百恵)………デボラ・カーラ・アンガー 「ゲーム」「サイレントヒル」・ジミー(三上 哲)…………スティーヴン・ドーフ 「ブレイド」「バック・ビート」・アンドリュー(赤城 進)… ジョナサン・シェック「マローダーズ/襲撃者」・ジャスティン(赤坂柾之)…ベン・サリバン・サマンサ(松本佳奈)………チェルシー・リケッツ・キャンベル(阿井カツノリ)…ニック・ルー※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-6770・製作年度 2017年・製 作 国 アメリカ・原 題 JACKALS・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 劇場公開作品・リリース ----・収 録 86分・サ イ ズ シネスコ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用 中古販売禁止・映像特典 予告編収録※ディスク【ジャケット】・オモテ面:あなたが目撃するのは、 史上最悪の《バッド・エンド》 「ソウ」シリーズ「ジェサベル」 ケヴィン・グルタート監督作品・ウラ面 :これが実話だと、 あなたは信じられますか? 恐怖トラウマ級の 《ホーム・インベージョン》 スリラー!!パウエル家の庭に集まったカルト集団のメンバーが、ブランコを背景に仁王立ちしている。ジャケットのオモテ面は、なかなかの迫力だ。でも、作品そのものが描くのは、パウエル家の家族の姿なので、ちょっと違和感がある。そういう意味では、ウラ面の出来映えは、いい。キチンとストーリーと、その背景に見え隠れしている家族の関係が見えるようなレイアウトになっている。【感 想】「アヌビスとタナトス」ジョン・カーペンター監督の名作『パラダイム(88)』を彷彿させる作品だった。善と悪の規範を問う構図になっている。もともと人の裡にある悪を否定せずに、現代社会の中にある家族の在り方を否定する。――カルト集団から息子のジャスティンを連れ戻すことに成功したパウエル家。山荘に閉じ込めて洗脳を解こうとする。父親のアンドリューと母親のキャサリン、兄のキャンベル、そして、恋人のサマンサと赤ん坊の子ゾーイもいる。対カルト集団の専門家である元海兵隊員ジミーの話しによれば、家族がキチンと愛情を見せることが大切だと言う。けれど、ジャスティンは家族を否定し、自分の名前は「タナトス」だと叫ぶ。やがて、山荘の周りをジャッカルの面を着けた大勢の男女に取り囲まれてしまう。手には武器を持っている。ジャスティンを奪い返しに来たことは明らかだった。……というお話し。本作品のカルト集団は、ジャッカルの面を着けている。そのリーダーの姿カタチは、まるでエジプト神話の冥界神アヌビスにそっくりだ。ジャスティンもまた、自らをタナトスと名乗る。これもまたギリシャ神話の「死」である。プレオープニングで信者が母親の髪を切ってから殺害するが、「タナトスが、寿命を迎えた人間の髪を切り取ってハデスに捧げ、魂を冥界に誘う」ことに由来しているようだ。そうした死や冥界を信奉するカルト集団に対して、キャンベル家は、次第に不実さを露呈し、鬼畜ぶりを見せて行く。父親は浮気をして離婚の原因を母親に押し付ける。母親は長男を溺愛し、酒に逃げる。長男は横暴で自分勝手。恋人のサマンサは未婚のまま子供を産み、ジャスティンへの依存を隠そうとしない。ズルい女だ。決して、善良な人たちではない。山荘に侵入して来たカルト信者を殺しても、平気な顔をしている。然も、両親はジャスティンをカルト集団に差し出してキャンベルを助けようとする。単に愚かだっただけかも知れないが、或る意味、普通の家族だし、心の奥底で働く価値基準はカルト集団と何ら変わらないのかも知れない。対カルト専門家のジミーも又、洗脳を解こうとする様子からすると、まるで布教をするエセ牧師みたいだ。現代社会の規範に準じて動いているところは正義の味方っぽいが、やっていることはカルト集団と変わらない。そうした物語と登場人物の設定は、カルト集団が起こした諸々の事件をモチーフにして、『パラダイム』を換骨奪胎させたように、私には見える。おそらく「実話」との触れ込みも、特定の事件を指しているわけではないだろう。『パラダイム』を模した映像も散見できるし、音の入れ方も似ているような気がする。J.カーペンター監督作品のファンならニヤリとするかも知れない。もう少し脚本と演出を推敲すべきだったとも思うが、まずまずインパクトのある作品だった。ちょっとだけオススメ!(個人的には、サマンサ役のチェルシー・リケッツの顔立ちが好みだった)
2020.06.20
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1903 ロスト・バケーション※オモテ面【スタッフ】・監督・製作総指揮 ジャウマ・コレット=セラ・製作総指揮 ダグ・メリフィールド・製 作 リン・ハリス【キャスト】・ナンシー………ブレイク・ライブリー(甲斐田裕子)・カルロス………オスカル・ハエナダ(斉藤次郎)・ナンシーの父…ブレット・カレン(仲野 裕)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-80931・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE SHARROWS・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 12,000円+税・字幕翻訳 稲田嵯裕里・吹替翻訳 尾形由美・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約 86分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ オリジナル(英語) 2.ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/ 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:岸はすぐそこ。しかし―― たどり着くことはできない。 生き延びられるか。 楽しい休暇に なるはずだった…・ウラ面 :『JAWS/ジョーズ』以来の “超A級”サメ映画! サメ VS.ブレイク・ライブリー。 極限の緊張感で描く パニック・アクション!まだサメに襲われる前のプレイク・ライブリーのバスト・ショットが、ジャケットのオモテ面を飾っている。蛍光オレンジ色の水着が鮮やかだ。タイトルの下には、小さな岩場に取り残されたB.ライブリーと。その岩場の周辺を泳ぐサメの背びれ、水が赤く染まっている。ワン・アイデアの作品なので、このレイアウトで、十分にストーリーが伝わって来る。なかなか良い出来映えのジャケットだと思う。ウラ面も、まずまず。 5枚の本編画像が使われているが、写っているのは、B.ライブリーだけ。スターの映画だから仕方ないけど、大した徹底ぶりだ。(苦笑) でも、「ブレイク・ライブリー」を売り込キャッチコピーではないし、彼女を紹介するイントロダクションもない。この辺りのところは、片手落ちだと思う。(ちょっとネンザン)【感 想】「失なわれ休暇」今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大から緊急事態宣言が発令され、外出自粛要請から春休みもGWもなくなってしまった感じだ。この分で行くと、いつも通りの夏休みを送ることはムリだろう。休暇ほど人生を豊かにしてくれるものはないのに、ザンネンだ。(溜息)さて、本作品を観て最初に思ったことは、ブレイク・ライブリーが「オバサンになったなぁ」ということ。TVシリーズ『ゴシップ・ガール』に出演していた頃の若々しさが見られない。医学生というより、若い女性開業医って感じだった。(失礼!)母親を亡くして医大を中退し、「失意と失望からノーメイクだった」という設定なのだろう。エンディングではバッチリ、メイクをきめていたしね。(笑)それにしたところで、撮影時はアラサーだったワケだから、多少ムリはあったかな。(苦笑)――生前、母親が話しをしていたビーチにやって来た医学生のナンシー。想像以上に美しい。サーフィンに適した波も立っている。先客も二人いる。既に沖合いで大きな波を待っている。この二人と知り合いになったナンシーは、一緒にサーフィンを楽しんだ。やがて、日が暮れて二人と別れた彼女は、最後の1本を決めようと、波を待つ。けれど、一人になったナンシーは、静けさと不穏な空気に畏れおののく。近くにクジラの死骸が漂っている。脂が流れ、カモメが群がっている。然も、食われている。突然、ナンシーは、激しい痛みとともに水中に引きずり込まれた。サメだ。何とか巨大な顎から逃れたナンシーは、クジラの背中に登るが、サメは辺りを周回して離れない。絶体絶命の危機だった。……というお話し。なかなか面白い作品だった。何よりも、映像が美しい。ハイスピード撮影された水中映像のダイナミックさ、空中から俯瞰したビーチや波の映像は1枚の絵画のようだ。それに、沖を目指して波を遣り過ごすB.ライブリーの肢体の優雅さ。まるで、体操競技の選手のようだ。勿論、巨大なサメに襲われるスリリングでサスペンスフルなジャウマ・コレット=セラの演出も冴えている。どこから何が襲って来るのか分からない恐怖演出は、ちょっと独特で、見事だった。その一方で、理路整然とした思考が、窮地を脱する武器になることを丹念な描写で見せる。それが、主人公が陥った状況が不可避であることを観客に伝えているし、クライマックスのアクションに説得力をもたらしている。ただ、「どうして、クジラに死骸に近付いて行ったのか」という一点を除いては……。「好奇心」という答えもあるが、私なら近づかない。海では不用意な好奇心は危険を招くからだ。ただ、CGやVFXは興醒めだった。火をまとったサメの映像や最期のアクションは、イマイチ。昨今のトレンドは、よりリアルな描写とシュールリアリズムの絵画調に二極化しているような気がする。リアル系は、現実と見紛うばかり。自然災害や派手なカーアクションなんかがそうだな。怪獣やロボット等のモンスターが出て来る映画の多くは絵画調だ。キレイで見たことのない超現実的な映像は、魅力的だ。本作品は、後者。でも、あまり相応しくなかったような気がする。リアル系のCGやVFXの方が良かったんじゃないか? クジラの脂が燃えるシーンは、エンターテイメントとはいえ、わざとらしくて白けてしまった。それに、子供がウェラブルカメラをビーチで見つけるシーンの倒置は、不要だったんじゃないか? そんな気がする。面白かったけど、作品全体の出来映えとしては、いま一歩と言った感想だった。でも、家の中で夏を満喫するには丁度いい作品かも知れない。オススメってことにしておきましょう!(笑)
2020.06.19
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1902 あらうんど四万十/カールニカーラン※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 松田大佑・原案・脚本 西尾純哉・プロデューサー 米津 大・撮影監督 今井哲郎・撮 影 安西栄一・録 音 小牧将人・編 集 加々美友章・整音・調整 小菅 学・音 楽 依田伸隆・ヘアメイク maity・衣 装 笹木明日香・美 術 遠近明子・助 監 督 高橋宏彰 埜下 翔・タイトルデザイン デハラユキノリ・製 作 四万十映画祭実行委員会・協 力 高知県、四万十市、黒潮市、アクシー株式 会社、有限会社ブルーフィールド、関東高 知県人会、関東幡多四万十会、四万十ドラ ゴンライド実行委員会、高知フィルムコミ ッション ほか・主 題 歌 さかいゆう「されだ僕らの日々」 (OFFICE AUGUSTA)・挿 入 歌 「あの頃へ」 作曲:莉燦馬 演奏者:松田弦 朴葵姫【キャスト】・西村雄正・荒木 誠・能勢ヒロシ(ビーグル38)・大ちゃん(ツーライス)・佐藤康恵・廣井ゆう・白田久子・岡田眞善・池上幸平・松田京子・内田量子・西地修哉・古山憲太郎・小林 篤・久慈美賀・デハラユキノリ・須藤温子・川村亜紀・山本 学・島崎和歌子・間 寛平・小島よしお※ウラ面【仕 様】・型 番 CSVR-0235・製作年度 2015年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 CURIOUSCOPE・販 売 元 CURIOUSCOPE・協 力 スタジオウェイブ株式会社・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 111分+特典 19分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語(ドルビーデジタルステレオ)・字 幕 1.英語字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:[第68回カンヌフィルムマーケット オフィシャルスクリーニング作品] [東京アニメアワードフェスティバル2015 アニメ予告篇コンヘペティション招待作品] [台湾 in 89 CINEMAX 夢。想影展2016 特別上映作品] [第7回沖縄国際映画祭地域発信型映画 特別招待作品] [第61回高知県県民が選ぶ映画ベストテン 邦画部門第1位] [第1回MATSURI MEXICO Cinemex 日本映画祭上映作品] おっさんの本気は、 泣けるほどかっこわるい。・ウラ面 :あの頃の輝きを取り戻したい!! 冴えないアラフォー4人の挑戦が、 いまはじまる――。 テーマや主人公の置かれている状況。 感情にリアリティーが。面白い!! 又吉直樹(芸人×芥川賞作家)四万十ドラゴンライドで走る4人の勇姿が、ジャケットのオモテ面に使われている。タイトルの下には、登場人物たちの顔写真がズラリと並ぶ。作品規模の大きさを主張したいのだろう。悪いジャケットではない。でも、使われている画像がフツーすぎていただけない。まるで、シロートのスナップ写真だ。それに、主人公4人の顔写真が出ていないじゃん。いくら地域発信型の映画とはいえ、これはないよなぁ。(溜息)【感 想】「四万十ドラゴンライド」本作品は、アラフォー男4人が「オレたちは、まだ輝ける!」と、四万十ドラゴンライドに参加するお話し。でも、甘いのではないか?(苦笑)《四万十ドラゴンライド》は実在のサイクリング・イベント。「日本最後の清流」と呼ばれる四国の四万十川を眺めながら走る。順位を競うレースではないとはいえ、上級者コースは 300キロもある。本作品の主人公たちは 1dayドラゴンコース(走行距離 140キロ)に挑戦する。一番短いミニドラゴンコースでも51キロある。シロートには気の遠くなる距離だ。(苦笑)――東京で俳優をしているアキラは、久しぶりに故郷の四万十に帰って来る。絶縁状態の父親が入院したこともあったが、結局、俳優として目が出ずに行き詰まっていたのだ。事務所も辞めたが踏ん切りがつかない。どこに行く宛てもなく、帰るところは四万十しかなかった。数年ぶりに古い友人たちと再会し、旧交をあたためるアキラ。4人とも高校の駅伝部員だったが、最後の大会で惜敗したことが、しこりになっていた。彼らは、「まだオレたちは輝ける!」ことを証明するために、四万十ドラゴンライドに参加することを決める。……というお話し。主人公のアキラは、俳優と言っても、TVの再現ドラマに出る程度。後は舞台らしい。食べて行けないから事務所を辞めて、実家に帰るのも当然だろう。遅すぎるくらいの決断だが、それを周囲は「やりきったのか」とか「お前はオレたちの夢だ」とか、無責任なことを言ってあおる。それを真に受けて、アキラは再び東京に戻るところで本作品は終わる。そんなことでいいのかよ?俳優の目標って何だろ? 有名になること? 大きな役を得ることか? それともレギュラ出演? 或いは、満足の行く演技で賞を貰うことか? 満足云々よりも、主人公には具体的な到達点がなかったな。(全然ダメじゃん)だいたい、経済的な自立と、役者としての成功はシンクロしていない。名前の売れている役者でも、経済的には困窮しているケースも多々ある。そんなことは百も承知だろうに、アキラが何のために東京に戻ったのか、私には理解できなかった。そもそも、輝くことは、役者でなくとも出来る。何だか、民宿や町の自転車屋を経営することや、喫茶店で働くことをバカにしているようで不快だった。役者やタレントをちやほやする風潮は、幼稚だと思う。普通に生活し、子供を育てることの方が、はるかに立派で尊い。地方発信の映画は、比較的好きだ。皆、頑張っているし、その地方ならではの風景や生活が描かれているからだ。(淀川長治先生は、映画で世界を知ることが出来ると言っていたが、その通りだと思う)でも、本作品はイマイチ。クライマックスの四万十ドラゴンライドは面白かったが、ライバルの脱落がコミカルすぎていただけなかった。それに、繰り返しになるけど、テーマそのものの描き込みが浅くて、納得できなかったなぁ。 (嘆息)オススメしたいところだけど、これはちょっと。(溜息)
2020.06.18
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1901 ジャック=イブ・クストー13/海の百科10:クストーの世界/驚異のダイビング・マシーン [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[クストーの世界]・監 督 ジャック=イブ・クストー[驚異のダイビング・マシーン]・監 督 ジャック=イブ・クストー ウォレン・ブッシュ【キャスト】[クストーの世界]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[驚異のダイビング・マシーン]・解 説 ジャック=イブ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00506・製作年度 [クストーの世界]1966年 [驚異のダイビング・マシーン]1970年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 97分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界ブックレットの年表を簡単に記しておく。・1910年 ジャック=イブ・クストーに 生まれる・1943年 アクアラング開発・1950年 掃海艇を改造、調査船《カリプソ号》就航・1956年 『沈黙の世界』製作 ・1959年 小型潜水艇《ダイビングソーサー》開発・1962年 「プレコンチナン計画1」実施・1963年 「プレコンチナン計画2」実施 「プレコンチナン計画3」実施・1965年 1人乗り小型潜水艇を開発 『太陽のとどかぬ世界』製作・1975年 『世界の果てへの旅』製作・1977~81年 TVシリーズ製作・1981年 クストー財団を創設・1982~85年 TVシリーズ製作・1990年 南極の鉱脈探索に反対する国際陳情を行う・1991年 「環境保護議定書」 南極大陸は50年保護されることになる・1996年 カリプソ号 沈没・1997年 ジャック=イブ・クストー逝去※ジャケット(裏面)※ブックレット⑮※ブックレット⑯【感 想】「DISC 10 クストーの世界/驚異のダイビング・マシーン」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク10。海底居住実験と潜水艇を特集した作品が収録されている。シリーズ最後の1枚である。■.19.クストーの世界 THE WORLD OF JACQUES CUSTEURE:CONSHELF ADVENTURE(1966)1962年と63年に行われた“プレコンチナン計画”に続く、3回目の海底居住実験の様子を追う。……というお話し。1965年10月、プレコンチナン3号は、水深 100mの海底で1ヶ月の居住実験に敢行した。本作品は、その記録である。大々的なセレモニーや実験規模を考えると、いまの時代、同じ実験を行うことは出来ないのではなかろうか。クストーがどういう立場で実験を率いたのか判然としないが、番組中「クストー大佐」と呼ばれる場面があったので、仏海軍がバックにあったのかも知れない。ラロ・シフリンが音楽を担当している。何とも贅沢な1本だった。■.20.驚異のダイビングマシーン THOSE INCREDIBLE DIVING MACHINES(1970)海洋調査船“カリプソ号”に新たに開発された1人乗り潜水艇“ダイビングソーサー”が搭載される。……というお話し。この頃、潜水艇の開発がブームだったようだ。各国の潜水艇が紹介されるが、多種多様で、なかなか興味深い。映画『日本沈没(1973)』に登場した深海潜水艇“わだつみ”は、当時、海上保安庁に配備されたばかりの“しんかい”がモデルになっている。もう少し配備が早ければ、本番組に登場できたかも知れない。“しんかい”のファンとしては、ちょっとザンネン。あのフォルムが大好きだなぁ。(笑)いつか時間が出来たらクストーの生涯を追ってみたい。アクアラングを発明し、潜水艇も開発する男。海軍から払い下げられた船を海洋調査船に改造して世界中の海を航海してまわる。ヘリコプターや水陸両用飛行機も海軍の払い下げだろう。資金調達能力に秀で、財団を築き、TV局とも提携して自らホストをつとめて番組を提供する。稀代の詐欺師のようにも思えるし、永遠のロマンチストのようでもある。けれど、女性を見る目はなかったようだ。(笑)実に興味深い。クストーの夢は、海で生活することだったのかも知れない。本シリーズを観ていて、そう思った。それも、海上とか海辺とかではなく、文字通り、海中で暮らすことだ。海底居住実験にしても潜水艇にしても、そのための一手段でしかない。彼は、あらゆる手を尽くして、自分の夢を追い求めていたような気がする。考えてみれば、スゴイことだ。(笑)田中光二さんの初期の作品に『我が赴くは蒼き大地』という海洋SF小説がある。私のお気に入り。人類が海中のドームで暮らす時代、一部の人間は肉体を改造してエラ呼吸できるようになっている。……私は海で暮らす主人公になりたかった。(笑)もし、クストーがあの作品を読んだら、同じように思ったに違いない。最後の1枚に相応しい作品だった。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』『1892 ジャック=イブ・クストー/海の百科 5』『1893 ジャック=イブ・クストー/海の百科 6』『1894 ジャック=イブ・クストー/海の百科 7』『1899 ジャック=イブ・クストー/海の百科 8』『1900 ジャック=イブ・クストー/海の百科 9』
2020.06.17
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1900 ジャック=イブ・クストー12/海の百科 9:アトランティス大陸調査1/アトランティス大陸調査2 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[アトランティス大陸調査1]・監 督 ジャック=イブ・クストー フィリップ・クストー[アトランティス大陸調査2]・監 督 ジャック=イブ・クストー フィリップ・クストー【キャスト】[アトランティス大陸調査1]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション セオドア・ストラウス(山野井仁)[アトランティス大陸調査2]・解 説 ジャック=イブ・クストー(麦人)・ナレーション セオドア・ストラウス(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00505・製作年度 [アトランティス大陸調査1]1978年 [アトランティス大陸調査2]1978年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 111分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界ブックレットによれば、《カリプソ号》には、冒険を支えて来た潜水艇などが装備されていた。・Sp-350 ダイビングソーサー ジャケットに登場している小型潜水艇。2人乗り。・Sp-500 小型潜水艇 1人乗りの小型潜水艇。これで深度 500mまでOKらしい。・フェリックス ヘリコプター 『世界の果てへの旅』でも活躍していたヘリコプター。・PBYカタリナ 水陸両用プロペラ機 本シリーズにも何度か登場した。・アルシオン号 風力エンジンを搭載したヨット。ほとんど登場しなかった。開発が目的だから、仕方ないか。(笑)※ジャケット(裏面)※ブックレット⑬※ブックレット⑭【感 想】「DISC 9 アトランティス大陸調査1/アトランティス大陸調査2」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク9。アトランティス大陸を探すクストーの旅を描いた作品が2本収録されている。ちなみに、番組名の原題は『THE CUSTEURE ODYSSEY』となっている。“クストー・チーム”ではなくなったらしい。(笑)■.17.アトランティス大陸調査1 CALYPSO'S SEARCH FOR ATLANTIS PART ONE(1978)「ここがアトランティス大陸だ」と言われている場所が、いくつもある。クストー・チームは、その真偽を確かめるべく海底調査に乗り出す。……というお話し。本作品は、海の環境保護に務めるすべての人々にささげられている。ビミニ・ロードなど、古代の遺跡と思われる場所を幾つか紹介した後、チームはエーゲ海に飛ぶ。いよいよ本命とおぼしきクレタ島沖の海底調査だ。本格的な学術調査の一環なのだろうが、どうもクストーの独善的な調査は、エンターテイメントの方に偏っている気がしてならない。(笑) それでも、海底の砂や泥などの堆積物を取り除き、無数の花瓶や水差し、カップ、ボウル等を発掘する様子は圧巻だ。なお、ビミニ・ロードは、波による浸食の結果と、現在は結論づけられている。■.18.アトランティス大陸調査2 CALYPSO'S SEARCH FOR ATLANTIS PART TWOパート1に引き続き、クストー・チームは、エーゲ海の海底をさらってアトランティス大陸の証拠を探す。……というお話し。海底の砂を取り除いて沈んだ遺物を調査するところは、前作と変わらない。本エピソードの白眉は、陸上である。発掘された住居跡に施されていたフレスコ画が紹介される。破片を集め、職人が丹念に修復した画は、見事だった。これが、住居の壁を彩っていたのかと思うと、当時の生活の豊さは、どれほどのものだったのだろう、と感嘆せざるを得ない。それに較べ、現代の建築は、何と貧しいことか。アトランティス大陸調査に結論は出ない。けれど、包括的に遺跡や水中発掘調査を行った記録として、おそらく本シリーズの中で最高に興味深い1本であることに間違いはない。何年か前、日本が誇る潜水艇“しんかい6500”が海底に大陸の痕跡を発見した。「アトランティスか?!」と報道は騒いでいたが、厳密には、まだ何も立証されていないらしい。ただ、大西洋に大陸が存在していたことは確かなようだ。クストー・チームが行った海底調査は、対象のエリアを升目状にロープで区切る遣り方。サーチング・パターンの代表的なものなので、ダイビングのライセンスを取得している方なら、海洋実習で経験したことがあるだろう。面白いのは、バカでかいホースで砂や泥を除去する手法。「こういう方法しかないよなぁ」と思う一方、吸い出された砂は、少し離れたところに撒き散らされる。(笑) あれだけ大量の砂が降り積もったところは、底棲生物は死んじゃうンじゃないの、とヒヤヒヤしてしまった。環境保護を謳うわりには、実に荒っぽい。現在の価値観=モノサシからすると、この辺りの温度差には笑ってしまう。或いは、これも時の風化作用か……。ま、いずれにせよ、シリーズ中で最も興味深い作品だった。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』『1892 ジャック=イブ・クストー/海の百科 5』『1893 ジャック=イブ・クストー/海の百科 6』『1894 ジャック=イブ・クストー/海の百科 7』『1899 ジャック=イブ・クストー/海の百科 8』
2020.06.16
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1899 ジャック=イブ・クストー11/海の百科 8:深海の哺乳類/イルカとクジラの秘密の世界 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[深海の哺乳類]・監 督 ジャック=イブ・クストー[イルカとクジラの秘密の世界]・監 督 ジャック=イブ・クストー ジャン=ミッシェル・クストー【キャスト】[深海の哺乳類]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロバート・ワグナー(山野井仁)[イルカとクジラの秘密の世界]・解 説 ジャン=ミッシェル・クストー (相沢正輝)・ナレーション ジョン・デンバー(小形 満)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00504・製作年度 [深海の哺乳類]1981年 [イルカとクジラの秘密の世界]1993年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 102分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界付属のブックレットに、「カリプソ号解剖」というページがある。簡略化されたカリプソ号の船内図である。『沈黙の世界(56)』から、ずっと観て来て馴染み深い。でも、てっきり「カリプソ2号」とか「3号」が就航しているのかと思っていた。途中、船の雰囲気がガラリと変わったしね。それが、1996年にシンガポール港で沈没するまで、45年間も同じ船だったとは、びっくりである。ジャック=イブ・クストーは、その翌年1997年に逝去する。享年87歳。カリプソ号とともに人生を終えたんだなぁ、としみじみ。(合掌)※ジャケット(裏面)※ブックレット⑪※ブックレット⑫【感 想】「DISC 8 深海の哺乳類/イルカとクジラの秘密の世界ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク8。イルカやクジラ等、海獣を追った作品が 2本収録されている。どちらも『THE ODYSSEY OF THE CUSTEURE TEAM』 シリーズとは違うようだ。■.15.深海の哺乳類 WARM-BLOODED SEA:MAMMALS OF THE DEEP(1981)クストー・チームが海の哺乳類と人間との関係を調査する。……というお話し。本作品がフィリップ・クストーに捧げられていたので、気になって調べてみたら、1979年に亡くなっていた。享年38歳。まだ若いのに残念なことである。監督やカメラマンとして、『THE ODYSSEY OF THE CUSTEURE TEAM』 シリーズを牽引して来ただけに、彼の死は、クストー・チームに大きな影響を与えたようだ。本作品は、フィリップの兄であるジャン=ミッシェル・クストーが監督をつとめている。ただ、散漫な方なのか、観察対象がコロコロ変わる。けれど、映画『イルカの日』のモデルになったイルカが登場するエピソードだけでも観る価値のある一本だった。ナレーションをロバート・ワグナーが担当している。■.16.イルカとクジラの秘密の世界 THE SECRET SOCIETIES OF DOLPHINS AND WHALES(1993)イルカやクジラ等の海に棲む哺乳類の生態を追う。……というお話し。こちらも、これまでの『THE ODYSSEY OF THE CUSTEURE TEAM』 シリーズとは異なる1本。映像に登場するのは同じイルカやクジラだが、『深海の哺乳類』とは違うアプローチがなされている。何故か、ナレーションをジャン・デンバーが担当していた。言わずと知れたカントリー歌手である。♪サンシャイン♪は大ヒットし、後に映画まで製作された。本作品では、最後に歌まで披露している。貴重な1本である。イルカとクジラには、明確な定義がない。そんな話しをしていたら、「じゃあ、イルカはクジラなの?」と質問された。昔、水族館でのことである。いい加減、頭の弱いヤツだな、と思ったが、そうは言えないので、「どこまでがイルカで、どこからクジラと呼ぶのか、曖昧なんだ」と説明した。「強いて言えば、“大きさ”かなぁ」「イルカが成長したら、クジラになるの?」――バカか、お前は!(心の声)「そういうことじゃなくて、例えば、イルカと一緒にショーに出ているオキゴンドウ。イルカより少し大きいが、実はクジラの仲間なんだ」「えー、イルカが食べられちゃう」「……クジラはイルカを食べない。まぁ、歯クジラは魚を食べるけどね」「イルカは魚じゃないの?」「(絶句)」これ以上はバカが感染するので会話は打ち切った。周囲の小学生に聞かれたら恥ずかしい。生物を分類することに、どれほどの意味があるのか分からないが、学者の皆さん、もっと単純に明快にして下さい。お願い致します。(笑)オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』『1892 ジャック=イブ・クストー/海の百科 5』『1893 ジャック=イブ・クストー/海の百科 6』『1894 ジャック=イブ・クストー/海の百科 7』
2020.06.15
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1898 シャカリキ!※オモテ面【スタッフ】・原 作 曽田正人 「シャカリキ!」(小学館文庫コミック版)・監 督 大野伸介・脚 本 丑尾健太郎 水野宗徳・音 楽 半沢武志・主 題 歌 ソナーポケット 「Promise」(ユニバーサルミュージック)・製 作 上松道夫 渡辺ミキ・エグゼクティブプロデューサー 亀山慶二 渡部 隆 安永義郎・企 画 梅澤道彦 大澤 剛・プロデューサー 松井俊之 松本 整 田村 令 甘木モリオ 東美恵子・アソシエイトプロデューサー 北詰裕亮・撮 影 小林 元・コンセプトデザイン 金勝浩一・照 明 堀 直之・録 音 矢野正人・編 集 上野聡一・キャスティング 杉野 剛・装 飾 片岸雅浩・VFXスーパーバイザー 石井教雄・音響効果 柴崎憲治・スクリプター 小林加苗・製作担当 相良 晶・助 監 督 水野貴之・ラインプロデューサー 小森日出海・特別協賛 ゲロルシュタイナー サッポロ飲料株式会社・特別協力 パナソニック サイクルテック株式会社他 「シャカリキ!」サポーターズ各社・協 力 財団法人 日本自転車競技連盟・製 作 テレビ朝日、ワタナベエンターテイメン ト、博報堂DYメディアパートナーズ、 小学館、衛星劇場、日販、テレビ朝日サ ービス、ショウゲート・制作プロダクション シネバザール・配 給 ショウゲート【キャスト】・遠藤雄弥・中村優一・鈴木裕樹・南沢奈央・小林裕吉・小柳 友・池田哲哉(三福星)・坂本 真・柄本 明・津田寛治・奥貫 薫・梅垣義明・中原丈雄・中井美穂・中越典子・温水洋一・原田泰造※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-1694・製作年度 2008年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ジェネオンエンタテインメント株式会社・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2009.01.23・収 録 106分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.日本語 (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド/DTS)・字 幕 ----・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、dts Digital Surround、 2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル専用・映像特典 予告篇集※ディスク【ジャケット】・オモテ面:曽田正人原作、 大ヒットコミック(350万部セールス)、 若手俳優集団D-BOYSをはじめとする フレッシュなキャストで待望の映画化!・ウラ面 :350万部セールス・曽田正人原作の 大ヒットコミックが待望の映画化! 日本初の自転車ロードレースを テーマにした青春ど真ん中ムービー! 仲間と走ることで、勝利よりも 大切なものに気づいた――。映画のポスターが、本編内容を表現したものから、イメージ優先のグラビア風になったのは、いつからだろうか。このジャケットのオモテ面なんか、まさにグラビア風。いわゆるイケメン俳優をメインに集客を狙う計画が、そのまま構図に現れている。まぁ、企業としては「あり」だとは思うが、個人的には、この手のデザインは好きじゃない。(溜息)一方、ウラ面は、レースを中心にした画像で構成。悪くない出来映えだ。熱狂が伝わって来そうだ。オモテ面も、レースの興奮を伝えるようなデザインにして欲しかった。※レンタル用帯【感 想】「悪ガキみたいな主人公の顔がいい」令和 2年 4月、『E.T.(82)』の撮影監督だったアレン・ダヴィオー氏が亡くなった。新型コロナウイルスによる合併症とのこと。77歳だった。(合唱)初めて『E.T.』を観た時、とても感動した。特に、大人たちに追い詰められたエリオットの自転車がフワリと宙に浮く場面が秀逸。自分も自転車で空を飛べるかも知れないと思ったものだ。今でも下り坂でスピードが出ると、あの時の感覚が蘇る。おそらく、映画館のシートで浮遊感を体験したのは『E.T.』と『風の谷のナウシカ(84)』だけだろう。本作品では、上り坂の頂点を目指して自転車をこぐ少年が、空へと浮き上がるシーンがある。あの場面を観てみて、ふと当時のことを思い出してしまった。(苦笑)さて、本作品は、高校の自転車競技部を舞台にした青春映画。原作がコミックとのことで、登場人物のデフォルメがそのまま残っている感じ。(コミックを読んだことがないので、あくまでも推測ですので、念のため)――野々村輝(通称テル)は、自転車が大好きで、坂なら誰にも負けないと自負している。高校に入学して早々、テルは廃部寸前の自転車競技部に入部することなる。エースの鳩村に勝つため、鳳帝高校のユタに勝つためだった。けれど、ロードレーサーに乗ったことのないテルは悪戦苦闘する。負けず嫌いの彼は、だらしない他の部員たちを後目に、ひと知れず練習を積み、めきめきと腕を上げて行く。そして、大会に臨んだテルたちだったが、気持ちが一つにならず、あえなく失格になってしまう。と同時に自転車競技部は廃部になり、部員たちも離散。すべてが潰えたかのように思われたが、自転車が好きで、打倒ユタに燃えるテルは、練習を怠らない。そんなテルの様子を見て皆の心がひとつになって行く。そして、再びみんなが集まり、市民レースに向かって猛練習が始まる。……というお話し。なかなか面白かった。主人公のテルを演じた役者さんの顔つきがいい。相手の顔を見ながら鼻クソをほじるところなんかは、悪ガキみたいだ。(笑)残念ながら他の役者さんについては、あまり印象に残らなかった。メカニック役で出演していた坂本真は、つい先日、家庭内暴力で逮捕、送検されたと報道があったばかり。クセのある顔立ちで、『海猿 EVOLUTION(05)』なんかにも出演していた。あれからどうなったんだろ?自転車競技部のマネージャ役で出演していたのが、南沢奈央さん。真面目で、ひと懐っこい仔犬みたいな女の子だが、不快な駄作『赤い糸(08)』のヒロインを演じたことで、私の中ではイメージがよくない。どんな作品に出演するかって大事なことだよなぁ。(日本の役者さんやタレントさんってサラリーマンだから、自分のキャリアを大切にしない。だから、ダメなんだ)クライマックスの市民レースは面白かった。手抜きがないし、キチンと撮られていた。けれど、演出が『茄子/アンダルシアの夏(03)』や『茄子/スーツケースの渡り鳥(07)』と、よく似ている。あからさまな言い方をするとパクリだ。(苦笑)「実写映画でアニメからパクるなよ」と思ってしまった。実写映画には実写映画ならではの表現がある。それを求めずに安易な表現を選択したのは、監督さんの志の低さ故だろう。CGの普及で安価に映像をいじれるようになったせいか、こういう方が増えたなぁ。1つのカットに渾身の力をこめる時代でないことくらいは分かっているつもりだが、もっと熱いところを見せて欲しかった。(溜息)とはいえ、鼻クソをほじった悪ガキ顔の主人公が気に入ったので、ちょっとだけオススメ!(もう少し肉体的に説得力があると、良かったんですけどね)
2020.06.14
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1897 パシフィック・リム/アップライジング [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監督・共同脚本 スティーヴン・S.デナイト・脚 本 エミリー・カーマイケル キラ・スナイダー T.S.ノーリン・製 作 トーマス・タル メアリー・ペアレント ジョン・ジャシュニ ケイル・ボイター ギレルモ・デル・トロ ジョン・ボイエガ フェミ・オーガンズ・撮 影 ダン・ミンデル・編 集 ディラン・ハイスミス ジョシュ・シェファー ザック・ステーンバーグ【キャスト】・ジェイク・ペントコスト… ジョン・ボイエガ(中村悠一)・ネイト・ラナバート……… スコット・イーストウッド(小野大輔)・アマーラ・ナマーニ……… ケイリー・スピーニー(早見沙織)・森 マコ…………………………菊地凛子(林原めぐみ)・シャオ・リーウェン………ジン・ティエン(魏 涼子)※ウラ面【仕 様】・型 番 BD-630423・製作年度 2018年・製 作 国 アメリカ・原 題 PACIFIC RIM UPRISING・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 松崎広幸・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2019.05.09・収 録 本編 約 111分・サ イ ズ 16: 9 スコープサイズ (1080)・音 声 1.英 語 (ドルビーアトモス) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、 DOLBY ATMOS、DOLBY AUDIO、 日本市場向、 Blu-ray Disc、レンタル禁止・映像特典 1.未公開シーン 2.ヒーローたち 3.前作からの架け橋 4.荒廃した世界から生まれた英雄たち 5.訓練生 6.意外な悪役 7.新世代イェーガー 8.スクラッパー 9.メガ怪獣 10.シャオの秘密 11.帰ってきたマコ 12.監督スティーヴン・S.デナイト による音声解説※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :KAIJU vs.イェーガー! 全開! 超ド級のデル・トロ・ワールド!! 地球滅亡!最終決戦はTOKYO!!ジャケットのオモテ面は、前作と同様に、巨人兵器(イェーガー)のイラスト。背景は、被害を受けたビル群だ。何か、ヘンな構図だなぁ。ビルとイェーガーの縮尺が合っていない感じ。それに、このイェーガー、宙に浮いていないか? うーん、仕上がりが悪い。それに、怪獣も登場していないんじゃ話しにならない。これでは、メンコの図柄と変わりないな。(溜息)ウラ面にも、イェーガーのイラスト。芸がない。その下には1枚だけ本編画像が使われている。でも、小さすぎて雰囲気が伝わらない。全体的に、出来の悪いジャケットだ。(嘆息)【感 想】「愛がない」日本のサブカルチャへの愛情に溢れていた前作は、それがアイデンティティになっていた。けれど、本作品にはそれがない。ただのモンスターとロボットが戦うZ級SF映画である。ガッカリしてしまった。(アサイラムの方が、まだマシ)きらびやかなVFXやCGを褒めたいところだが、それもイマイチな出来映え。質感や重量感が、まるで感じられないのだ。怪獣のデザインにも気持ちが入っていない。これは、監督さんの演出や撮影監督のセンスにも起因するから一概には言えないが、基本的なところに卑しさがあるような気がする。何と言うか、コンピュータを上手に使いこなせてはいるけど、「それだけ」って感じ。ひとの感性による調整とか調律とか、一番大事なモノが欠けている。それに、時々、スケールが合っていない。(笑)――怪獣との戦いが終結して10年。自分を犠牲にして次元の裂け目を閉じたペントコスト司令官の息子ジェイクは、環太平洋防衛軍(PPDC)に逮捕される。姉の森マコから釈放の条件として再入隊を勧められ、仕方なく訓練生の教官を引き受けることになる。その頃、森マコは、シャオ産業の無人機の配備計画に不安を感じていた。パイロットが搭乗するイェーガーに較べて、遠隔操作するイェーガー(無人機)が信用できないのだ。ところが、その無人機のプレゼン会場が、正体不明のイェーガーに襲われる。……というお話し。ジェイク・ペントコスト役を演じたのは、ジョン・ボイエガ。小品だが、かなり面白かったSFアクション映画『アタック・ザ・ブロック(11)』で主役を演じた俳優さん。あの頃はガキだったが、立派なオッサンになったものだ。(笑)そのジェイクの元相棒で訓練生の教官ネイサン・ランバート役には、スコット・イーストウッド。クリント・イーストウッドの息子さん。顔立ち、ちょっとした仕草が、よく似ている。正直、演技もイマイチだし、迫力にも欠ける。オヤジのモノマネまでしてみせるが、正直感心しないなぁ。この分だと、大成しないかも知れない。(苦笑)廃棄されたパーツから小さなイェーガー《スクラッパー》を作ったストリート・チルドレンのアマーラ・ナマーニ役には、ケイリー・スピーニー。中学生くらいに見えるが、撮影時は二十歳だった。「もう大人よ!」なんて台詞もあったが、彼女のために盛り込まれたセリフだろうなぁ。(笑) 本作品で唯一の見どころは、間違いなく彼女だった。もっとちゃんとした作品で観てみたい。森マコ役の菊地凛子さんは、10年後の設定なので、落ち着いた雰囲気の大人の女性を演じていた。もうアラフォーだもんね。(それともメイクのせいか?)今回は、特に見せ場はなく、途中退場。残念だった。(本人はあまり出たくなかったんじゃないかなぁ。そんな顔してた)制作のレジェンダリー・ピクチャーズが中国企業に買われてしまったからか、無闇に「中国」色の強い作品だった。そのせいか、クライマックスは東京が舞台なのに、中国語の看板が出ていたりして、不気味にニセ物っぽい。これって、ブランドもののコピー商品に似ている。遠目には同じに見えるが、近くで見ると一発でニセ物だってことが分かる。(笑)ああ、そうか、本作品そのものが、コピー商品=ニセ物ってことだな。どうりでつまらないわけだ。(爆)コピー商品は売ることも買うことも犯罪です。だから、絶対に誰かにオススメしてはいけません! 逮捕されますよ!(笑)『1896 パシフィック・リム』
2020.06.13
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1896 パシフィック・リム※オモテ面【スタッフ】・監督・製作・脚本 ギレルモ・デル・トロ・原案・脚本 トラビス・ビーチャム・撮 影 ギレルモ・ナヴァロ【キャスト】・ローリー・ベケット…チャーリー・ハナム(杉田智和)・スタッカー・ペントコスト……… イドリス・エルバ(玄田哲章)・森 マコ…………………………菊地凛子(林原めぐみ)・森 マコ(幼少期)………………芦田愛菜※ウラ面【仕 様】・型 番 1000440121・製作年度 2013年・製 作 国 アメリカ・原 題 PACIFIC RIM・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 松崎広幸・吹替翻訳 松崎広幸・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 131分+映像特典 7分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド) 3.音声解説:監督による・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕 4.音声解説用字幕・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、G、 2 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、 DVD、レンタル専用・映像特典 1.監督ギレルモ・デル・トロによる 音声解説 2.未公開シーン集 3.NG&オフショット集※ディスク【ジャケット】・オモテ面:[人型巨大兵器 JAEGER VS 巨大 KAIJU] 人類よ、立ち上がれ。 この巨兵と共に!・ウラ面 :“SPECTACULAR.” ――Kenneth Turan, LOS ANGELS TIMESジャケットのオモテ面は、巨人兵器(イェーガー)《ジプシー・デンジャー》の勇姿。背景には、東京タワーが見える。手前には怪獣の一部がのぞいている。イラストの仕上がり具合いは、まずまずと言ったところか。このクラスの作品のジャケットとしては、もっと精細なイラストを期待していたが、これではB級SF映画と大差ないかも知れない。(苦笑)ウラ面は、イェーガーのコクピットの画像がスペースの40%を占めている。ローリーと森マコが見つめ合っている画像だ。森マコ(菊地凛子さん)の、はにかんだ表情に雰囲気があって、いいなぁ。でも、本作品の最大のウリが「ロボット対怪獣」であることを考えると、怪獣の画像を出して欲しかったなぁと思う。【感 想】「日本大好きギレルモ・デル・トロ監督の怪獣映画。」ヴィジュアルは、ローランド・エメリッヒ監督の『GODZILLA』×マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー』といった感じ。(笑)コンセプトは、平成『ゴジラ』シリーズをCGで作り直したってところかな。モゲラやメカゴジラが出て来るヤツね。――2020年、アラスカ州アンカレッジ。怪獣《ナイフヘッド》の襲撃に、ローリーとヤンシー兄弟が操縦する巨人兵器(イェーガー)《ジプシー・デンジャー》が迎え撃つ。けれど、この戦闘で機体は大破、ヤンシーが戦死する。ローリーは何とか一人で怪獣を退治して帰還するが精神的なダメージが大きく、一線を退いてしまう。……というのが、プレオープニング。《ナイフヘッド》って、《ジグラ》みたいだな。(『ガメラ対深海怪獣ジグラ(71)』に登場する怪獣ね)怪獣がどこから来るのか、巨人兵器の成り立ちと仕組みを足早に説明する。パイロット二人で1機のマシンを操縦するなんて「もっとシンプルに出来なかったのかよ」とツッコミたくなった。でも、まぁ、『伝説巨神イデオン』みたいに一体のマシンを複数人で操作するケースもあるし、『機動戦士ガンダム』のガンタンクだって砲手と操縦者は別々だったもんね。そこは、善しとしよう。(苦笑)――2024年、怪獣の襲撃から都市を守る防護壁の建造に携わっていたローリーに、ペントコスト司令官がパイロットへの復帰を要請。怪獣との戦いに決着をつけるため、復帰を決意したローリーは、香港の基地に着任する。彼は、そこで森マコと出会う。……というお話し。森マコ役の菊地凛子さんが、輝いていた。ヒロインとして十分に魅力的だった。(そこらの女優さんとは、スケールが違う)――怪獣が出現する次元の裂け目を破壊する計画のために、基地には4機のイェーガーが用意されていた。かつてローリーの愛機だった《ジプシー・デンジャー》もレストアされていた。彼は森マコと組むことを希望するが、同調テストで森マコが暴走。パイロットを下ろされてしまう。そんな時、2体の怪獣が出現する。……という展開。森マコの記憶に出て来た怪獣は『ゴジラ・エビラ・モスラ/南海の大決闘(66)』に登場した《エビラ》みたいだ。ペントコスト司令官を演じたのは、イドリス・エルバ。さすがの存在感だった。また、出番は少ないながら、ロン・パールマンも、いい味を出していた。怪獣の部位を売買する闇マーケットを支配する男という設定だった。いつものことながら役づくりが完璧だ。そう言えば、怪獣の寄生虫が出て来るが、『ゴジラ(84)』に登場した巨大なフナムシを思わせて微笑ましかった。――裂け目が開き、2体の怪獣が出現する。けれど、都市を襲わずに裂け目の周辺を旋回している。まるで守っているかのようだ。香港基地では裂け目を爆破するために2機のイェーガーが出動する。これが最後の決戦だ。2対2の戦いは熾烈を極めるが、その最中、3体目の怪獣が現れる。これまでで最大の怪獣だった。……という展開。海底での戦いってところが面白い。でも、地上とは違うアングルが見られるかと期待したが、さほどのことはなかった。ザンネン。もう一つ残念だったことは、怪獣の造形にギレルモ・デル・トロ監督らしい一種のグロテスクさが見られなかったこと。子供でも見られるように配慮されたのかも知れないが、物足りなさが残った。異形の美しさこそが監督の持ち味だと思うんだけどなぁ。(溜息)とはいえ、日本のサブカルチャへの愛情が感じられる1本だった。細かいところにツッコミを入れたいところだが、そこは頭を空っぽにして、ただ映像と音響に酔いしれたい。オススメ!
2020.06.12
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1895 ジュラシック・ワールド/炎の王国 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 A.J.バヨナ・脚 本 デレク・コノリー コリン・トレボロウ・製 作 ベレン・アティエンサ パトリック・クローリー フランク・マーシャル・撮 影 オスカル・ファウラ・編 集 ベルナ・ビラブラーナ【キャスト】・オーウェン………………クリス・プラット(玉木 宏)・クレア………ブライス・ダラス・ハワード(木村佳乃)・フランクリン……ジャスティス・スミス(満島真之介)・ジア………………………ダニエラ・ピネダ(石川由衣)・イアン……………ジェフ・ゴールドブラム(大塚芳忠)※ウラ面【仕 様】・型 番 BD-595173・製作年度 2017年・製 作 国 アメリカ・原 題 JURRASIC WORLD: FALLEN KINGDOM・発 売 元 NBCユニバーサル・エンターテイメント・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 平田勝茂・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2019.07.03・収 録 本編 約 128分・サ イ ズ 16: 9 スコープサイズ(1080)・音 声 1.英 語(7.1ch/DTS X) 2.日本語(5.1chサラウンド/DTS)・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕・そ の 他 COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、dts X、 dts Digital Surround、日本市場向、 Blu-ray Disc、レンタル禁止・映像特典 1.クリスとブライスの撮影風景 2.王国の進化 3.再びハワイへ 4.イスラ・ヌブラル島の アクションシーン 5.アルカディア号の内部 6.インドラプトルの誕生秘話 7.競売会場のアクション 8.恐竜による死 9.家の中の怪物 10.屋根上の決戦 11.マルコム再び 12.視覚効果の進化 13.炎の王国:関係者のトーク 14.王国に捧げる歌 15.クリス・プラットの ジュラシック・ジャーナル※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :生命は、新たな道を見つける 燃えさかる火山の島から 恐竜たちを救出できるのか?! 新たな体験が待ち受ける 大ヒットシリーズ最新作!!火山が噴火し、逃げる恐竜たちを背景に、主人公2人が目を真ん丸くして走っている(?)姿が、ジャケットのオモテ面。スターの映画だから仕方ないのかも知れないが、この二人が大きすぎて、イラストに迫力がない。それに、広がりに欠けるので、せせこましい印象だ。このジャケットは失敗だろう。ウラ面は、本作品のキー・ヴィジュアルをメインにしている。情報も必要最低限は記載されているので、文句はない。まずまずの出来映えだろう。でも、その脇の本編画像は、要らないかなぁ。やっぱり、惜しむらくは、オモテ面だな。(溜息)【感 想】「駄作の上塗り」見事に駄作だった。(はぁ~)プロットは『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(97)』の焼き直し。然も、あちこちに過去作へのオマージュらしき遊びが見受けらる。何だか大御所スティーブン・スピルバーグに媚びを売っているようで、観ていて不愉快だった。(上司にウケのいい報告書を書くサラリーマンみたいだ)CGの出来映えは、だんだん悪くなる一方。背景とフォーカスが合っていなかったり、肌の質感や重量感の演出が全くなされていなかったり、仕上がりが酷い。作っている方は、スピード感を重視したつもりだろうが、これじゃあ、単なる手抜きだ。恐竜たちを盛大に暴れさせた分だけ、余計にそう感じる。たとえば、恐竜の群れに追われた主人公たちが倒木に隠れる場面。(この場面は『ジュラシック・パーク(93)』、オーウェンが走って来るショットは『レイダース/失われた聖櫃(81)』だな) 彼らの両脇で倒木は群れに踏まれたり蹴られたりして弾け、吹き飛ぶ。でも、主人公たちが隠れた部分だけ微動だにしない。映画的ウソと言えば聞こえはいいが、単に思慮の浅い演出でしかない。こういう手抜きが、全編通して見受けられる。いや、手抜きと言うより、頭が悪いだけだな。――生きた恐竜のテーマパーク《ジュラシック・ワールド》が崩壊して3年。イスラ・ヌブラル島では、火山が大噴火寸前だった。世間では恐竜を保護するべきか否か議論が紛糾していた。故ジョン・ハモンドの親友ベンジャミン・ロックウッドは、クレア・ディアリングに恐竜を逃がすための協力を要請する。彼は、恐竜が暮らして行ける隔絶した孤島を用意していた。即座に了承したクレアは、ヴェロキラプトルの《ブルー》を助け出すためにパークの監視員だったオーウェン・グレイディに助けを求める。頭のいいブルーを捕獲して島に移送するには、彼の力なくしては為し得ない。斯くして、彼らはイスラ・ヌブラル島に上陸するが、既にそこでは情け容赦ない捕獲作戦が展開されていた。然も、火山は今にも噴火しそうな状態だった。……というお話し。映像特典を見ていて、ふと思った。本作品の軽薄さは、主人公オーウェンを演じたクリス・プラットのキャラクタに似ているな、と。(笑) ワケのわからないジョークを飛ばしている彼の姿は、本作品そのものだ。――すべては、ロックウッド財団を運営するイーライ・ミルズの悪企みだった。彼は、恐竜たちを軍関係者や製薬企業に売り飛ばして大金を得ようとしていた。捕獲された恐竜たちをロックウッド邸の地下にある研究施設に移送させると、バイヤーを集めてオークションを始める。けれど、彼の目的は、それだけではなかった。インドミナスレックスとヴェロキラプトルのDNAを使って新たな恐竜インドラプトルを生み出していたが、生物兵器として利用するためには、従順さと指導力を兼ね備えたブルーの遺伝情報が必要だった。自分たちが騙されたことを知ったクレアとオーウェンは、ミルズの計画を阻止しようとする。そして、邸の中でロックウッドの孫娘ミンジーと出会うことになる。彼女には、本人も知らない秘密があった。……という展開。小学生くらいの女の子のミンジーが、何故か初めて会った男、オーウェンに抱きつくシーンには笑ってしまった。あきらかにクレアは、自分にすがって来るだろうと身構えていたのに、軽く無視されてしまった。小さくても、女なんだなぁ。(笑)演じたのは、イザベラ・サーモン。まだローティーンだが、いい女優さんになって貰いたい。ちなみに、ミンジーの乳母役として出演したのが、ジェラルディン・チャップリン。彼女の出演シーンだけ映像のテイストが変わる。涙が出るほど素晴らしい。(ちょっと大袈裟)ジェフ・ゴールドブラムが演じるイアン・マルコム博士を最初と最後に登場させて演説させる構成は、面白いし、カッチリしていて個人的には好きだが、本編からは浮きまくっていた。彼の演技は、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードらとは、明らかに演技の質が違っていたからだ。真剣で真面目さの中にユーモアを忍ばせることと、緊張感のないおふざけの合間にマジメな顔を見せることは、表層的には同じような結果が生まれるが、本質的には、全く別モノだ。『ジュラシック・パーク』が前者だとすれば、本作品は後者だろう。『激突!』をはじめ、スティーブン・スピルバーグ監督の初期の作品は、実に多彩な演出や表現方法が用いられ、当時はヒッチコック監督と較べる記事をよく読んだ。バカがつくほどの真面目さだったのだ。その表現力とスキルがあったからこそ、『ジュラシック・パーク』は、面白い。でも、本作品には、優れた演出も表現も見受けられない。軽薄な役者と監督が、表っ面だけ見映えよくキレイに整えただけ。『ジュラシック・パーク』のイアン・マルコム博士のセリフではないが、「先人たちの偉大な発見や発明を、その意義を問うこともせずに上面だけ掠め取っている(意訳)」に過ぎない。本作品は、まさにそんな作品だった。品位品格に欠けていますので、オススメ致しかねます、はい。『0699 ジュラシック・パーク』『0700 ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『0701 ジュラシックパーク3』『0702 ジュラシック・ワールド』
2020.06.11
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1894 ジャック=イブ・クストー10/海の百科 7:ユカタンに眠る鮫/巨大な白鮫 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[ユカタンに眠る鮫]・監 督 フィリップ・クストー[巨大な白鮫]・監 督 ジャン=ミッシェル・クストー ローズ・リチャーズ【キャスト】[ユカタンに眠る鮫]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ジョセフ・キャンパネラ(山野井仁)[巨大な鮫]・解 説 ジャン=ミッシェル・クストー (相沢正輝)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00503・製作年度 [ユカタンに眠る鮫]1975年 [巨大な白鮫]1992年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 96分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界各ジャケットの裏面は、メニュー画面の解説図と使い方、[スペック]、「メニュー画面について」と「ディスクについて」、「取り扱い上の注意」が記載されている。どれも同じかと思ったら、各ジャケットとも、メニュー画面の解説に使われているキャプチャ画像が違う。なんとも、手のこんだことをしたものだ。ちょっと感心してしまった。(苦笑)※ジャケット(裏面)※ブックレット⑨※ブックレット⑩【感 想】「DISC 7 ユカタンに眠る鮫/巨大な白鮫」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク7。サメを追った作品が2本。ちなみに、私はサメが一番美しい生き物だと思っている。(笑)■.13.ユカタンに眠る鮫 THE SLEEPING SHARKS OF YUCATAN(1975)クストー・チームが“眠る鮫”を調査するために、カリブ海はユカタン半島の海に向かう。……というお話し。鮫は、その生体構造から泳ぎ続けていないと死んでしまう。けれど、ユカタンでは洞窟で眠る鮫が目撃され、クストー・チームが撮影に成功する。理由を解明するまでには至らなかったが、面白い作品だった。確かに、一部の鮫は狭いところに身を潜めて、じっとしているのを見たことがある。(ネムリブカとか) けれど、これが外洋性の鮫となると、話しは違う。どんな理由があるのか知りたいものだ。本作品は、マンタの映像も堪能できるし、充実した一本だった。オープニング・タイトルで使われているイサキの大群も、本作品のカットである。また、水陸両用機も初お目見え。第2次世界大戦の軍用機が払い下げられたものらしい。白く塗られた機体が飛ぶ姿に『紅の豚』が観たくなった。(笑)■.14.巨大な白鮫 THE GREAT WHITE SHARKS LONELY LOAD OF THE SEA(1992)ジャン=ミッシェル・クストーがホストをつとめ、オーストラリアにグレート・ホワイト・シャークを追う。……というお話し。明らかに『THE ODYSSEY OF THE COUSTEAU TEAM』 の一本とは違う。ジャック=イブ・クストーがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねているが、製作年度からすると、ほとんどノー・タッチだろう。どんな理由で『海の百科』に編成されたのか知りたいものだ。何故なら、あまり出来映えがよくないからだ。(苦笑)締まりのない作品だった。どこがどうと言うワケではないが、力がない。サメが大好きな私ですらそうなのだから、興味のない人には退屈極まりない一本に違いない。サメは、食べるコトと生殖するコトしかしないと言われる。眠りもせずに泳ぎ続ける。エサの少ない外洋で、たった一滴の血のにおいを数キロ先から嗅ぎ分けて、獲物に寄って来る。獲物に噛みつくと、体を左右に振って歯をノコギリのように使い、引きちぎる。その歯は規則正しく並び、抜け落ちると直ぐに次の歯と入れ替わる。キャタピラ状に用意されているわけだ。つまり、体の各部位の機能が、生きるために特化している。優れた工業製品のように、美しい。映画『エイリアン』でも、“エイリアン”について語るセリフで、同じような内容のものがあった。純粋であるが故に美しい、と。「そうだよなぁ」と納得したことを覚えている。本作品でも、クストーは捕食生物について同様のコメントを残している。「人間の倫理観や道徳観で推し量るべきではない」観察者にとっては、これが大前提だ。少しだけ、クストーのドキュメンタリを信用しようと思った。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』『1892 ジャック=イブ・クストー/海の百科 5』『1893 ジャック=イブ・クストー/海の百科 6』
2020.06.10
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1893 ジャック=イブ・クストー 9/海の百科 6:珊瑚のジャングル/水の惑星 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[珊瑚のジャングル]・監 督 フィリップ・クストー[水の惑星]・監 督 フィリップ・クストー【キャスト】[珊瑚のジャングル]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[水の惑星]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00502・製作年度 [珊瑚のジャングル]1967年 [水の惑星]1970年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 95分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界本DVD-BOXのディスクは、どれも同じレイアウト。素っ気無い。自然をテーマにしたドキュメンタリー番組のメディア化としては、もう少し工夫があっても、良かったんじゃないかなぁ。確かに、ディスクに画像がプリントされていたからと言って、売上が劇的に伸びるワケではない。開封するまで、お目にかかれないしね。でも、購入した後は、手放したくなくなるのは、確かだ。出来れば、各ディスクで違う画像が使われていると良いなぁ。(笑)※ジャケット(裏面)※ブックレット⑦※ブックレット⑧【感 想】「DISC 6 珊瑚のジャングル/水の惑星」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク6。私たちが親しみのある海を包括的に捉えた作品が2本。特に『水の惑星』は、クストーの思いや願いが直接語られている。本シリーズの集大成のような一編である。■.11.珊瑚のジャングル THE SAVAGE WORLD OF THE CORAL JUNGLE(1967)クストー・チームがモルディブを皮切りに珊瑚礁の海を調査し、実験をする。……というお話し。ミニ『沈黙の世界』といった趣きの作品。一般視聴者に海の生き物たちの生態を伝えることが第一義であったことが解る。現代ではレジャー・ダイバーでも行うような実験ばかりだが、当時は貴重な映像だったかも知れない。イソギンチャクとクマノミの共生関係を立証する場面は、特に象徴的だ。いまやガイドが同じようなことをしてレジャー・ダイバーを楽しませてくれる。海底の砂地に出来た小さな“火山”には、どんな生き物が潜んでいるのか、誰もが一度は掘り起こした経験があるはずだ。親しみやすい実験が、海の世界を身近にしてくれた。クストーの一番の功績は、これかも知れない。■.12.水の惑星 THE WATER PLANET(1970)命を育む海に寄せるクストーの思いを綴る。クストー・チームはカリプソ号で海を旅し、さまざまな生物を調査し、観察する。そして、それを映像におさめ、TVを通して世界中の若者に紹介されることにクストーは意義を見い出していた。……というお話し。水中カメラの裏舞台やカリプソ号のメンテナンスの様子を紹介するパートが興味深かった。正直、今までで一番惹かれた。アシカがマンボウを食おうが、タコが水槽から脱走するとか、そんなことは、どうでもいいかなぁ。(笑) 面白いけど、私好みではない。クルーは皆、2つ以上の専門を持つプロフェッショナルと説明されていた。単機能単細胞短絡思考の私は、たとえ同時代の生まれでもカリプソ号のクルーにはなれなかったなと少々ショックだった。(苦笑)46億年前に誕生した時と海は変わらない、というナレーションが衝撃的だった。増えもしなければ減りもしない。海の水は、いまあるだけ、これきりなのだ。この水を汚し、命を育むことの出来ない海にしてしまったら、私たちは簡単に絶滅する。ヒトという種が、自然界の微妙なバランスの上で生かされていることを思い知らされた。地球規模での変動は兎も角、昨今の短い期間の気候変動は、危険なシグナルなのかも知れない。『水の惑星』は、まるで最終回のような渾身の一本だった。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』『1892 ジャック=イブ・クストー/海の百科 5』
2020.06.09
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1892 ジャック=イブ・クストー 8/海の百科 5:海の上のラッコ/北国のビーバー [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[海の上のラッコ]・監 督 フィリップ・クストー ミッシェル・デロワール[北国のビーバー]・監 督 フィリップ・クストー ミッシェル・デロワール【キャスト】[海の上のラッコ]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[北国のビーバー]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ジョセフ・キャンパネラ(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00501・製作年度 [海の上のラッコ]1971年 [北国のビーバー]1975年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 97分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界本BOXの特典として、36ページのブックレットが封入されている。内容は次の通り。1.中村征夫 インタビュー ~若い世代に伝えたいクストーの魅力~ P. 22.カリプソ号解剖 P. 63.カリプソ号の仲間たち P. 84.クストーチームが探検で出会った生き物たち P.105.クストーチームの乗り物 P.126.クストーの偉大な発明 P.147.DVD収録作品紹介 P.188.ジャック=イヴ・クストー 活躍の軌跡 P.30なかなか濃い中身だ。侮れない。※ジャケット(裏面)※ブックレット⑤※ブックレット⑥【感 想】「DISC 5 海の上のラッコ/北国のビーバー」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク4。絶滅しかけた希少哺乳類を追った作品が2本収録されている。もちろん、私は、ラッコもビーバーも水族館でしか見たことがない。(笑)■. 9.海の上のラッコ THE UNSINKABLE SEA OTTER(1971)アラスカ・ラッコとカリフォルニア・ラッコを追った1編。アラスカでは捕らえた2匹のラッコを網で囲った入江に離して観察する。カリフォルニアでは、餌付けに成功したラッコの生態をカメラが追う。……というお話し。「ラッコの毛皮に最初に目をつけたのは日本人だった」と言うナレーションが衝撃的だった。でも、ラッコの毛皮のコートやマフラーなんか見たことないなぁ。絶滅に瀕したラッコを観察しながら、人間生活とラッコの保護について、クストーが識者と話しをする場面が興味深かった。勿論、結論が出るわけではないが、十分に問題が提起されていた。やはり、ドキュメンタリたるもの、こうでなければならない。ただ生態を写すだけでは意味がないのだ。(某国営放送のことではありませんので、念のため) ラッコも可愛らしかったが、クストーがどちらにも偏らない発言をする辺りは、シリーズの中でも屈指の名場面ではないかと思う。■.10.北国のビーバー BEAVERS OF THE NORTH COUNTRY(1975)北米にアメリカ・ビーバーの生態を追うクストー・チーム。彼らは、秋から冬、春にかけてビーバーを観察するため、湖の岸辺にキャビンを建てる。……というお話し。クストー・チームは、保護区に連れて来られた2匹のビーバーを譲り受け、飼い始める。キャビンの中に棲み処を作り、エサを与える。まるでバラエティ番組『どうぶつ○○○○』みたいだ。(笑)一方、湖で見つけた2匹のビーバーに対しては、それほど手厚く遇しない。まぁ、仕方ないことだが、明らかにこちらの方が状態が悪い。オスは前脚をケガしていた。どうせ関与するなら、こちらの方を手厚くすべきではなかったか、と思った。クストーのドキュメンタリは、観察対象と接触する、或いは生活に介入する、というのが特色だろう。“野生動物の生態を調査する”という目的からすると間違っているような気もするが、70年代はそれが一般的だったのかも知れない。『海の上のラッコ』で、途中、“リブリーザー”という閉鎖式ダイビング・システムについて短い解説があり、なかなか興味深かった。クローズドサーキットシステムとも言われる仕組みで、呼気から炭酸ガスを吸収し酸素を再利用する。取り扱いが難しいと言っていたが、レジャー・ダイバーには普及していないところをみると、商品化出来なかったのだろう。残念だ。(テクニカル・ダイバーは使用するらしい)そう言えば、30年くらい前、『007/サンダーボール作戦』に出て来たようなカートリッジ式のタンク(?)が販売されていた。 5分とか10分くらいしか潜っていられないものだったが、気泡を出さないため、シュノーケリングの時に使おうかと真剣に購入を考えていた。10万円くらいだったような気がする。結局、それもダイビングの1本に勘定するため、窒素を抜く時間が必要だと言われて断念した。いまにからすると、買っておけばよかったなぁ、と思う。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』
2020.06.08
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1891 クハナ!※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 秦建日子・エグゼクティブ・プロデューサー 中西康浩・プロデューサー 竹田太郎 中西義樹 林恵美子・宣伝プロデューサー 兼定 力・原 作 秦建日子『クハナ!』河出書房新社・音 楽 立石一海・監 督 補 高 明・撮 影 タカハシケイ・照 明 藤井隆二・録 音 岩間 翼・衣 装 杉本京加・ヘアメイク 吉森香織・編 集 松戸賢治・助 監 督 山本優子・制作担当 植田知弘・ラインプロデューサー 大蔵 譲・主 題 歌 「Kite」Chelsy・製 作 映画「クハナ!」製作委員会 (OFFICEBLUE、九華、東海テレビ放送、 CBCテレビ、三重テレビ、スターキャ ット、河出書房新社、中日新聞)・製作協力 「クハナ!」映画部、電通ほか・制 作 OFFICEBLUE・後 援 三重県、桑名市、桑名市教育委員会【キャスト】・松本来夢・久志本眞子(新人)・加藤清史郎・須藤理彩・磯山さやか・山村美智・ウド鈴木・咲良菜緒(チームしゃちほこ)・高垣彩陽(友情出演)・大場美奈(SKE48)・平松賢人(BOYS AND MEN)・秋本帆華(チームしゃちほこ)・多岐川裕美・風間トオル※ウラ面【仕 様】・型 番 GADR-1474・製作年度 2016年・製 作 国 日本・英 題 KUHANA! JAZZ×Kids・発 売 ギャガ GAGA・販 売 元 ギャガ GAGA・協 力 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 2016年 全国劇場公開作品・リリース ----・収 録 本編 105分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 ----・そ の 他 片面2層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:うちら、ジャズ部はじめました! 『アンフェア』原作者、秦建日子が描く 笑いと涙と音楽溢れる物語。・ウラ面 :大ヒットドラマ&映画『アンフェア』原作の 秦建日子が描く 笑いと涙と音楽に溢れた ハートウォーミング・ストーリー!!明るくて元気が出るジャケットだ。山吹色の地色に楽器が白ヌキで描かれ、ジャズ部の子供たちが、大会のユニフォームを着て楽器を持っている。(途中で転校してしまう男の子も、右下にいるね)ウラ面は一転して、青空のイメージ。こちらも明るくていいなぁ。爽やかだ。子供たちがメインの作品だから、これくらい元気なデザインの方がいい。【感 想】「苦花」パソコンで「くはな」と入力したら「苦花」と予測変換されてしまった。(汗) 何だか、微妙に本作品を表しているようで笑えた。(笑)さて、本作品は、王道の音楽映画。小学生のチビっ子たちがJAZZに打ち込むお話し。どうもこういう作品は厳しいことを言いづらいのだが、描き込みが浅すぎてザンネンな出来映えだった。(溜息)――三重県の小さな町。小学生の真珠(まじゅ)の学校に、元ジャズ・ミュージシャンの先生が赴任して来る。ひょんなことで、その先生を顧問にジャズ部を作ることになった真珠たち。十人ほどの部員で練習がスタートする。楽器の調達、毎日の地道な練習、小さなステージで場数を踏んで少しずつ上達して行く。やがて大会にエントリーすることになり、バンド名も《クハナ(九華)》と決まった。いよいよ練習に熱が入り、県大会の日を迎える。……というお話し。大企業の工場に依存した地方経済の有り様なども盛り込んではいるものの、キレイな街並みが説得力を殺いでいる。昭和の炭鉱町のような風景を再現しろとは言わないが、コンビニのバイトでもフツーに暮らして行ける今の時代なら、もっと違う切り口が必要だったろう。外国人労働者の雇用促進による人員整理なんて安直すぎる。(溜息)それは、廃校になる小学校の風景にも言えることで、廊下を歩く生徒の人数や新しく出来たジャズ部に十人以上集まることからも、相当数の生徒がいたはずだ。(体育館に集まった生徒の人数は 100人くらいだろうか)それが、いきなり廃校になるには、相応の理由を明かして貰わないと納得できない。全校生徒が10名くらいの過疎地の小学校ならいざしらず、取って付けたような設定は作品を幼稚に見せてよろしくない。(嘆息)そんな風に、本作品は上っ面だけで、痛みが描かれていなかった。ジャズに打ち込む子供たちが物語を牽引してはいるが、ランニングタイムの大半が、どうでもいい大人たちのコントで占められる。(天地 200倍のスクリーンにかけるんだからさ、ちゃんとドラマを描けよ)特に、クハナの顧問が活動費用を調達しようと、宝物の電子ピアノをネットオークションに出品する場面は、不要だな。こんなの 5秒で十分。その分、子供たちの世界を描くべきだった。だいたい大会に出場する以上、他のバンドもスクリーンに登場させないと、作品そのものに厚みが出ないではないか。『スウィングガール』のチビっ子版といった風情だが、出来映えはよくなかったなぁ。小学生の労働時間の規制は厳しいから、予算的に必要なシーンを撮れなかったのかも知れないし、観客層を広く取り過ぎた結果かも知れない。いずれにせよスクリーンにかけるには、薄っぺらい作品だった。いい点は、子供たちがいきいきしていたこと。特に、パーカッション担当のシャイな女の子が面白かった。(笑)彼女たちの元気に、ちょっとだけオススメ!(笑)
2020.06.07
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1890 ナイルの宝石 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ルイス・ティーグ・製 作 マイケル・ダグラス・オリジナル脚本 マーク・ローゼンソール ローレンス・コナー・撮 影 ヤン・デ・ポン【キャスト】・ジャック・コルトン……マイケル・ダグラス・ジョーン・ワイルダー…キャスリーン・ターナー・ラルフ……………………ダニー・デビート※ウラ面【仕 様】・型 番 FXXD-1491・製作年度 1985年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE JEWEL OH THE NILE・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 6,000円(税抜)・字幕翻訳 岡枝慎二・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2010.・収 録 106分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 2層、COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、 DOLBY DIGITAL、dts-HD Master Audio、 dts Digital Surround、A 日本市場向、 Blu-ray、レンタル専用・映像特典 1.ルイス・ティーグ監督による音声解説 2.未公開シーン集(6種) 3.ロマンシング・ナイル: 新たな旅の始まり 4.ロマンス小説家の冒険 5.劇場予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :“ロマンシング・ストーン”続編! さらにロマンティックに、 さらに面白く、 お馴染み3人組が繰り広げる 恋と冒険の一大活劇!前作『ロマンジング・ストーン/秘宝の谷』と同じようにポスターのイラストが、ジャケットのオモテ面に使われている。やっぱり、ロープにつかまってアクションを披露しているマイケル・ダグラスとキャスリーン・ターナー。(笑) 二人とも、よく特徴をつかんで描かれている。うーん、映画の看板は、手書きに勝るものナシだな。ウラ面も、前作と同じレイアウト。それにしても、オモテ面もウラ面も、3人だけってのも、ちょっと物足りないかなぁ。どんな障害が待ち受けていて、どんなアクション・シーンが見られるのか伝えられると、更に良かったんですけどね。(苦笑)【感 想】「マイケル・ダグラスが作った007」『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(84)』の続編。監督がロバート・ゼメキスから『アリゲーター(80)』で認められたルイス・ティーグにバトンタッチ。予算がついて撮影規模が大きくなった。多少、大味な感じだけれど、冒険モノのロマコメとしては、まずまずの出来映えではなかろうか。(苦笑)――南米コロンビアでの冒険から半年、ジョーン・ワイルダーとジャック・コルトンは、アンジェリーナ号で世界一周の旅の途中だった。けれど、ジョーンは新作の執筆が思うように捗らず、スランプに陥っていた。それに、贅沢なヨットでの航海にも飽きが来ていた。そんな或る日のこと、リヴィエラに寄港したジョーンを待っていたのは、数日後にナイル河の諸部族を統一して王位に就くオマーという男だった。彼女に伝記を書いて欲しいと言う。新しい刺激を求めていた彼女は、ジャックの制止もきかず、オマーと一緒にアフリカへと旅立つ。けれど、それはオマーが企む陰謀の幕開けだった。……というお話し。ほぼ『007』である。(笑)特に、舞台を砂漠に移してからは『007/リビング・デイライツ(87)』のアフガニスタンのシークエンスとよく似ている。戦闘機で暴れまわるシーンや列車での格闘シーン、悪者に捕まって洞窟のようなところで吊るされるのも、ボンド映画では定番だ。(製作年度からすると、『リビング~』が本作品にインスピレーションを得たのかも知れない)撮影監督は、『クジョー(83)』でL.ティーグ監督と組んだヤン・デ・ポン。ダイナミックで分かりやすい映像は、アクション映画には不可欠だ。(笑)音楽は、マイケル・ダグラスが製作した『カッコーの巣の上で(75)』のジャック・ニッチェが起用されている。『愛と青春の旅立ち(82)』の主題歌でオスカーを受賞したばかりだったが、あまり印象に残る楽曲を提供していないのは残念。その一方で、本作品の主題歌はビリー・オーシャンが歌い、こちらはヒットしている。皮肉なものだ。(苦笑)ちなみに、部族のお祭りのシーンで、「無駄にジャグリングをしているなぁ」と思ったら、プロだった。(笑) 今で言うところのパフォーマンス・アーティストだろう。トリビアで《ザ・フライング・カラマーゾフ・ブラザーズ》と紹介されていた。さて、主人公のジェーン・ワイルダーを演じたキャスリーン・ターナーは、この頃がキャリアのピークで、殊のほか、輝いていた。ローレンス・カスダン監督の『白いドレスの女(81)』から『私はウォシャウスキー(91)』までの10年。特に『女と男の名誉(85)』、『ペギー・スーの結婚(86)』、『ジュリアジュリア(87)』は代表作だ。毎年のように話題作やヒット作に出演していたが、今はあまり表舞台に出て来なくなった。個人的には痩せっぽちだし、あの目が苦手だからいいんですけどね。でも、ちょっと残念かなぁ。ラストは、小さなヨットで夕陽に向かって旅立つ。『/黄金銃を持つ男(74)』や『/トゥモロー・ネバー・ダイ(97)』を思い出させる。M.ダグラスが製作した本作品は徹頭徹尾、『007』へのオマージュだったような気がする。そう考えると、うん、悪くない作品だ。(笑) オススメ!(なので、『ロマンシング・ストーン』の続編という感じがしないんですけどね)『1889 ロマンジング・ストーン/秘宝の谷』
2020.06.06
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1889 ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 [ブルーレイ]※オモテ面【スタッフ】・監 督 ロバート・ゼメキス・製 作 マイケル・ダグラス・脚 本 ダイアン・トーマス【キャスト】・ジャック・コルトン……マイケル・ダグラス・ジョーン・ワイルダー…キャスリーン・ターナー・ラルフ……………………ダニー・デビート※ウラ面【仕 様】・型 番 FXXR-1358・製作年度 1984年・製 作 国 アメリカ・原 題 ROMANCING THE STONE・発 売 元 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社・販 売 元 ----・協 力 ----・価 格 6,000円(税抜)・字幕翻訳 戸田奈津子・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース 2010.・収 録 106分(本編)・サ イ ズ HDワイドスクリーン 1920x1080p/ シネマスコープ・音 声 1.英語 5.1ch DTS-HD マスター・オーディオ(ロスレス)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 2層、COLOR、MPEG-4 AVC、複製不能、 DOLBY DIGITAL、dts-HD Master Audio、 dts Digital Surround、A 日本市場向、 Blu-ray、レンタル専用・映像特典 1.未公開シーン集(8種) 2.『ロマンシング・ストーン』に乾杯: 撮影当時を振り返って 3.新ジャンルを生んだ天才脚本家: ダイアン・トーマス 4.永遠の3人:お気に入りのシーン 5.マイケル・ダグラス 思い出を語る※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :マイケル・ダグラス、 キャスリーン・ターナー、 ダニー・デビートの黄金トリオが放つ、 ロマンティック・アドベンチャー!この頃の映画のポスターって、手書きのイラストが多かった。いわゆる手書き看板だ。本ディスクのジャケットは、そのイラストが使われている。細かいことを言えば、こんなシーンはない(似たシーンはあるが、二人は別々にロープ1本で谷を渡る)のだが、映画の雰囲気やストーリーを伝えることを主眼にしているので、大した問題ではない。当時は、ポスターも目的意識がしっかりしていた。それに較べると、いまの作品は。カッコイイけど、中身が薄いなぁ。【感 想】「『レイダース』の後、『BTTF』の前スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われた聖櫃』が1981年、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』が1984年で、本作品も1984年の製作。日本公開もこの順番だったから当時の映画スズメたちの間ではあまり評価されなかった。「女子供向け」だの「『インディ・ジョーンズ』の亜流」だの「スピルバーグのボツ企画」だの、散々な言われ方をしていた。まぁ、そう的外れでもないのだが、今より遥かに情報が少なかった時代だ、作品そのものを観た感想で評価する以外に手はなく、それは相対的ものだった。吊り橋のシーンは『/魔宮の伝説』を思わせるし、軍人に追われるイメージは『/失われた聖櫃』だな。でも、面白いことに本作品は、製作はマイケル・ダグラスで、S.スピルバーグの名前は、どこにもない。(笑)いま、こうして本作品を観てみると、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(85)』(以下、『BTTF』)と同じ演出が随所に見られて、むしろそちらの方が興味深い。オープニングの編集と音楽の入れ方、タイトルなんか、そのまま『BTTF』と同じ。主人公二人が逃げる時に乗っている4WDは、マーティが親からプレゼントされた車と、そっくりだ。小悪党を演じたダニー・デビートの演技だって、マイケル・J.フォックスのそれによく似ている。同じロバート・ゼメキス監督作品だから当然なのだが、基本的なスキルや嗜好は、この時、既に完成されていたのだろう。――女性向けロマンス小説の作家ジョーン・ワイルダーは、或る日のこと、姉からの国際郵便を受け取る。それは財宝の隠し場所を印した古い地図だった。その地図がきっかけで、彼女は財宝を巡る冒険に旅立つことになる。地図を狙う悪者に姉が誘拐されたのだ。地図と交換に姉を取り返さなければならない。ジョーンは急ぎ南米はコロンビアに向かうが、空港に着いたまではよかったものの、乗るバスを間違えてしまう。気がつくと、バスは鬱蒼と生い茂る密林を見下ろす山の中を走っていた。然も、悪いことにバスは事故で立ち往生。そのタイミングを待っていたかのように悪者が地図を奪おうと襲って来る。間一髪、その危機を救ってくれたのは、一人の男だった。……というお話し。当時、流行っていたハーレクイン・ロマンス小説のような展開は、確かに女性向けだな。エログロナンセンスな描写もないので、子供でも楽しめる。然も、キチンと物語が繋がっている。連続冒険活劇を意識しすぎて、アクション場面を並べただけの『/失われた聖櫃』なんかとは大違いだ。もっとも、そのせいか、のんびりした印象を受けるのも事実。難しいところだなぁ。監督したロバート・ゼメキスは当時、「スピルバーグの秘蔵っ子」と呼ばれていた。『抱きしめたい(78)』も『ユーズド・カー(80)』も、大ヒットこそしなかったが、私たち映画スズメの間では評価が高かった。その一方で、「スピルバーグが手を入れてるに決まってるじゃん!」なんて意見も随分と耳にした。それが、本作品では1本立ち。然も、ヒットを飛ばしたワケだから、きっとご本人としては溜飲が下がる思いだったに違いない。(笑)実のところ、本作品は、マイケル・ダグラスの作品である。ロバート・ゼメキスは単なる雇われ監督にすぎず、続編『ナイルの宝石(85)』でメガホンを取ったルイス・ティーグもまた然りである。ただ、撮影監督のディーン・カンディ、作曲家のアラン・シルヴェストリと出会えたことは、ゼメキス監督にとってこの上なく幸せなことだったかも知れない。『BTTF』が好きな方なら、本作品も楽しめるかもしれないので、オススメ!
2020.06.05
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1888 ジャック=イブ・クストー 7/海の百科 4:忘れられた人魚/セイウチの笑顔 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[忘れられた笑顔]・監 督 ジャック=イヴ・クストー フィリップ・クストー[セイウチの笑顔]・監 督 ジャック=イブ・クストー【キャスト】[忘れられた笑顔]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[セイウチの笑顔]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00500・製作年度 [忘れられた人魚]1971年 [セイウチの笑顔]1973年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 97分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界各ジャケットのウラ面は、各エイピソードの[ストーリー]と[本編画像]、[イントロダクション]、[クレジット(スタッフ&キャスト]、[スペック]と必要な情報が網羅されている。奇を衒ったところがなくて、整然としたデザインだ。1つのエピソードに1種類の生物を題材に取り上げているので、これでも良いとは思うが、本シリーズは人間・クストーのドキュメンタリーでもあるので、もっと本編画像を用いて欲しかった。その方が、イメージが広がって売れると思うんだけどなぁ。(笑)※ジャケット(裏面)※ブックレット③※ブックレット④【感 想】「DISC 4 忘れられた人魚/セイウチの笑顔」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク4。“海獣”を追った作品が2本収録されている。どちらも水族館でしか見たことがないなぁ。(笑)■. 7.忘れられた人魚 THE FORGOTTEN MERMAIDSマナティの生態を観察するため、クストー・チームはフロリダの生息地に赴く。……というお話し。排水溝に挟まって動けなくなったマナティが保護され、クストー・チームが自然に返すまでを追った作品。“保護した野生動物を自然に返す”物語は、児童文学でも定番中の定番。『ブッシュベビー』とかね。それがドキュメンタリーとなると、なかなか興味深い。残念なのは1時間番組なので、かなり大雑把なこと。もう少しアカデミックなアプローチの部分を見せて欲しかった。マナティが放された入江の水が、驚くほど澄んでいて、思わず「潜りたいっ!」と呟いてしまった。(笑) あんなに透明度の高い淡水ダイビングは日本じゃ無理だろうなぁ。■. 8.セイウチの笑顔 THE SMILE OF THE WALRUSアラスカに棲むセイウチの生態をクストー・チームが観察する。……というお話し。母親を殺されたセイウチの赤ちゃんを保護し育てる様子を追った一編。“忘れられた人魚”のマナティと違うのは、現実的な結末が用意されている点。「そうだろうなぁ」と納得してしまった。まだ生後数日の赤ちゃんに泳ぎを教えたからと言って、野生に返せるほど優しくはないだろう。セイウチ猟を生業とする原住民たちとクストーの短い対話も面白かった。TV向けのパフォーマンスだと分かっていても、住民の話しに頷くクストーの姿に一条の真実が見えた。おそらく、ここが本作品の白眉だ。マナティを追った“忘れられた人魚”は1971年度の製作、セイウチを追った“セイウチの笑顔”は1973年度の製作。映像の古さは如何ともし難いが、水中カメラのスキルは、現在とあまり変わらないような気がする。確かに、レンズもフィルムもよくなったし、ビデオの解像度も天井知らずだ。初めてリリースされたビデオカメラは30万画素だったが、いまやケータイのカメラですら、その何十倍だ。ハウジングだって、コンパクトで高性能になった。本作品に出て来るハウジングはバズーカ砲みたいにドデカい。ハンドリングだけを考えたって雲泥の差があるはずだ。なのに、撮った映像には、さほどの差はない。劇的に違うところが見受けられない。カメラマンのセンスなのか、スキルなのか、私には分からないが、半世紀もの間、ハードの進歩ほどには人間は成長していないってことかも知れない。まてよ、リュック・ベッソン監督の『アトランティス』、あのカメラは凄かった。別格だ。BBCアースとは別な、撮影技術の粋を尽くしているような気がする。自然と監督のイメージとの格闘が見られる出来映えだった。いま一度、観てみようかな。(笑)話しがズレたが、発見の多い作品だった。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』
2020.06.04
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1887 ジャック=イブ・クストー 6/海の百科 3:氷と炎/空飛ぶペンギン [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[氷と炎]・監 督 ジャック=イヴ・クストー フィリップ・クストー[空飛ぶペンギン]・監 督 ジャック=イブ・クストー フィリップ・クストー【キャスト】[氷と炎]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[空飛ぶペンギン]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00499・製作年度 [氷と炎]1974年 [空飛ぶペンギン]1974年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 97分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界各ジャケットのレイアウトは、実にシンプル。オモテ面は、上半分が本編画像になっている。渾身の1ショットって感じだ。これは、『 5.空飛ぶペンギン』の一場面。ディスクには、 2話収録されているのだから、下半分は、もう一つのエピソードから画像を載せても良かったんじゃないか? この辺りは、物足りないところだ。まぁ、ドキュメンタリーの場合は、ほとんどが素っ気無いデザインなんですけどね。(映像の力を信じていると言えば聞こえはいいが、レイアウトによっては画像の解釈が異なって来るので、誤解を避けるためだろうなぁ)※ジャケット(裏面)※ブックレット①※ブックレット②【感 想】「DISC 3 氷と炎/空飛ぶペンギン」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク3。クストー・チームが南極に挑んだ作品2編。前編と後編のようだ。この頃、映画界は『ポセイドン・アドベンチャー』を皮切りに『エアポート'75』や『大地震』、『タワーリング・インフェルノ』などのパニック映画でハリウッドが存在感を示していた。■. 5.氷と炎 SOUTH TO FIRE & ICE:COUSTEAU IN THE ANTARCTIC PART 1地質学者らとともに、クストー・チームが火山調査のために南極を訪れる。……というお話し。散乱するシロナガスクジラの骨を並べ直したり、氷山の下の海中を撮影したり、個人的には興味深い映像が多かった。或いは、放棄された観測所の中に入ったり、それはそれは幼い冒険心をくすぐるに充分な魅力があった。けれど、調査員の1人が事故で死亡し、カリプソ号がフランスに戻るところで本作品は終わる。彼のミッションが何だったのか定かではないが、巨額の費用をかけたであろうプロジェクトが死亡事故で中断することに驚いてしまった。ただ、幾人かの科学者は現地に残り、放棄された観測所をベースに調査を続けることになる。その後ろ姿を見ながら、『地球の頂上の島』を思い出してしまった。(笑)■. 6.空飛ぶペンギン FLIGHT OF THE PENGUINS:COUSTEAU IN THE ANTARCTIC PART 2クストー・チームが南極に棲むペンギンの生態を観察する。……というお話し。ペンギンの子育て、卵やヒナを狙う盗賊カモメとの攻防、カメラは冷徹にペンギンの姿をとらえながら、コミュニティとしての機能を浮き上がらせて行く。『氷と炎』に較べると、テーマがハッキリしていて面白かった。ただ、普通のドキュメンタリなので、クストーの独自性は薄いのかも知れない。古い映画『二人だけの白い雪』を思い出してしまった。1970年代前半の南極への遠征にどれほどの意義があったのか、分からない。モナコのレーニエ皇が出航を見送るセレモニーが挿入されていたりするので、それなりに世間の耳目を集めていたことは確かだ。けれど、学術的な意義については、ほとんど言及されていない。不特定多数の一般大衆が視聴者層だから、科学的なミッションの解説などは割愛しているのかも知れない。正直、本作品の内容だけなら、“川口探検隊”や『ダイナソー・プロジェクト』と大差ない。(笑)クストーのドキュメンタリは、人間の行動がテーマだと理解しているので、個人的には評価は高い。けれど、普通に見たら、この古いドキュメンタリーは、物足りないだろう。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』
2020.06.03
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1886 ジャック=イブ・クストー 5/海の百科 2:マッコウクジラ/砂漠のクジラ [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[マッコウクジラ]・監 督 ジャック=イヴ・クストー[砂漠のクジラ]・監 督 フィリップ・クストー【キャスト】[マッコウクジラ]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[砂漠のクジラ]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00498・製作年度 [マッコウクジラ]1968年 [砂漠のクジラ]1969年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 96分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界『ジャック=イヴ・クストー/海の百科』のDVD-BOX。アウターケースの底面には、1人乗り潜水艇《ダイビングソーサー》が描かれている。モノクロで、ちょっとカッコイイ。いま、海洋調査・研究が、どれほど進んでいるのか知らないが、この頃は資金が潤沢だったことがうかがえる。DISC10.に収録された『20.驚異のダイビングマシーン』に登場する。ボックスのシュリンクを破ると、[スペック]等が記載された帯がついている。10枚の総括のようだ。ここで使われている各エピソードの画像は、ジャケットのウラ面に使われているのと同じもの。※アウターケース④※アウターケース⑤※帯【感 想】「DISC 2 マッコウクジラ/砂漠のクジラ」ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク2。(どこにもディスクの番号は記されていないが、ボックスに収録されている順番によっていますので、念のため)当時、クストーも既に高齢だったせいか、自ら潜ったり、前線で指揮を取ったりしない。(笑) せいぜいクジラを探すヘリに乗って合図を出すだけ。プロデューサに名を連ねているから、それくらいが精一杯だったのかも知れない。■. 3.マッコウクジラ WHALESクストー・チームはクジラの生態を調べるため、マッコウクジラの小さな子供に銛を打ち込む。……というお話し。前半、コネチカットにある捕鯨基地を再現した港町をクストーが散策する。また、最盛期の捕鯨の様子を撮ったフィルムも紹介される。『白鯨』の頃の捕鯨だろうか、本編中に用いられたフィルムは、大変興味深かった。この番組が放映された1960年代でも、捕鯨禁止は様々な問題が内包されていたことが伝わって来る。食用ではなく、灯りをともすエネルギー源としてクジラを捕っていたらしい。『フリーウィリー3』にも、捕鯨を禁止され、一族の誇りを守ろうと密漁する漁師が登場していた。後半は場所を変えてマッコウクジラの調査。前述の通り、ビックリするくらい野蛮な手法が取られる。4mしかないマッコウクジラの赤ちゃんに銛を打つ。銛にはロープが結ばれており、その先にはブイが付いている。見失わないようにするためだ。然も、調査と言いながら、子クジラの背中に乗ったりして遊んでいる。おいおい。(汗)もう少しアカデミックな調査風景を紹介した方がいいんじゃないか? そう思えてならない。■. 4.砂漠のクジラ THE DESERT WHALESカリフォルニア半島沖には、コククジラが集まる。繁殖のためだ。クストー・チームは、その様子の撮影に挑戦する。……というお話し。引き潮で砂浜に取り残された子クジラの救出活動がメインの1話。子クジラとはいえ、体重は1トンを超える。ロープや網を使って男たちが総出で海に戻したものの、そのまま放置も出来ない。半日あまり陽に灼かれ、肉食動物にあちこちつつかれて傷ついている。クストー・チームは子クジラを治療し、食べ物を与えるが……。救助とか治療とか言っても、その手段は、かなり荒っぽい。観ていてハラハラしてしまった。その上、クストーの身勝手なナレーションが重なるのだから、何とも不思議な世界だ。たった60年でこの有り様なのだから、何百年も経ったら、価値観の相違には想像を絶するものがあるに違いない。本作品は、ドキュメンタリではなくコメディになっていたりして。(笑)本シリーズを観る限り、当時の海洋調査は、まだまだ“狩猟”の要素を色濃く残していることが分かる。現代では、対象に触れない観察が主である。傷つけるなんて以ての外。本作品で紹介されているような調査は、眉をひそめられる。或る意味、クストーの調査は、子供の好奇心と同じだ。手に取り、いじりまわす。映像作品としては、その方が面白いが、果たして学術的な成果はあげられたのだろうか。体系的に調査をしていたようには思えない。まぁ、少なくとも、自然環境保護や海洋調査に対する啓蒙活動の一助になったことは確かである。オススメ![ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』[ジャック=イブ・クストー 海の百科]『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』
2020.06.02
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1885 ジャック=イブ・クストー 4/海の百科 1:イルカの歌/クジラの歌 [海の百科 DVD-BOX]※オモテ面【スタッフ】[イルカの歌]・監 督 ジャック・ルノワール[クジラの歌]・監 督 フィリップ・クストー【キャスト】[イルカの歌]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)[クジラの歌]・解 説 ジャック=イヴ・クストー(麦人)・ナレーション ロッド・サーリング(山野井仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 REDV-00497・製作年度 [イルカの歌]1972年 [クジラの歌]1973年・製 作 国 フランス・原 題 La Collection JACQUES-YVES COUSTEAU・発 売 元 IMAGICA・販 売 元 株式会社レントラックジャパン・協 力 STEP BY STEP・価 格 税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・監 修 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 97分(985分)・サ イ ズ 4: 3・音 声 1.日本語吹替(モノラル) 2.英語(モノラル)・字 幕 ----・そ の 他 片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル禁止・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、 ジャック=イヴ・クストーが贈る 荘厳なる海の世界『ジャック=イヴ・クストー/海の百科』のDVD-BOX。アウターケース仕様のDVD10枚組である。36ページのブックレット(オールカラー)が付属している。水中写真家の中村征夫さんのインタビューを掲載。このブックレットだけで、お徳感があるな。(苦笑)アウターケースに使われている画像は、DISC10.に収録された『19.クストーの世界』に登場した海中居住棟《プレコンチナン3号》の画像だろう。水深 100メートルに建設されたものなので、画像は暗い。ミーハーな言い方をすれば、青い空に青い海、白い砂浜、そんな画像を使った方が売れるのではないかと思う。でも、そこは価値観の違いだろう。クストー財団にとっては、この居住実験やダイビングマシーンの開発こそが、ジャック=イヴ・クストーが心血を注いだプロジェクトだったのだろう。そんなことを思わせるアウターケースだった。※アウターケース①※アウターケース②※アウターケース③【感 想】「DISC 1 イルカの歌/クジラの歌」1960年代後半から70年代のドキュメンタリー番組。実に半世紀前も昔の作品である。ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険する、というもの。どうやら日本でもTV番組『驚異の世界』の枠で放送されていたらしい。幾つかのエピソードに記憶があったが、それがTVを観たからなのかどうかは不明。(我が家は『野生の王国』を見ることが多かった) 思えば、昔からドキュメンタリーが好きだったなぁ。(笑)■. 1.イルカの歌 THE SOUND OF DOLPHINSクストー率いるカリプソ号のチームは、イルカを捕獲して、そのコミュニケーション能力を調べる実験をする。……というお話し。『沈黙の世界』の時と較べると、カリプソ号が大きくて機能的な調査船になっているのに、まず驚いた。潜水用のタンクも、シングルになっていた。日進月歩と言うが、技術の進歩には感心してしまう。その一方で、イルカを捕獲する方法の大雑把さや身勝手なナレーションにも驚いてしまった。この感覚は、日本人にはないな。(苦笑)後半、カメラはアフリカに渡り、イルカと協力してボラを獲る漁が取材されるが、海面が沸き立つボラのシーンは圧巻だった。■. 2.クジラの歌 THE SINGING WHALEザトウクジラの撮影と録音を目的に、クストー・チームはヘリと船で探索する。……というお話し。クジラの鳴き声が印象に残る作品だった。撮影のためにボートやヘリでクジラを追いかけ回す様子を見て、私たちダイバーも「同じことをしてるよなぁ」と、ちょっとショックだった。「マンタが現れた!」と言ってはマンタを追い、「バラクーダだ!」と言っては群れのド真ん中に突進する。カメラを持って海に入ると、後先が見えなくなる。クストー・チームの面々も、きっとそうだったんだな、と思う。でも、かなり野蛮だ。(笑)海中のザトウクジラの映像は素晴らしかった。おそらく、クストーの作品は、環境や動物保護を訴えながらも、中心にいるのは、いつも“人間”である。盲目的に動物愛護を叫ぶ連中とは違う。傲慢とも言える、この確固たる姿勢は、エンターテイメント化したドキュメンタリー番組よりもハードで敷居が高い。だからかも知れない、時に大きな矛盾をはらんでいたりする。それは、クストー個人の思想が強く反映しているからだろう。本作品の是非を問うつもりはないが、ジャック=イブ・クストーの生き方や考え方、思想に準じることが出来るなら、本シリーズは宝物のような輝きを放って見えるに違いない。――私? 勿論、ブルー・サファイアのように輝いてますよ、はい。(笑)オススメ!※アウターケース(つなげると、こんな感じ)『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』
2020.06.01
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