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「ロンググッドバイ」が面白かったので、もう一つ春樹訳「さよなら、愛しい人」(Farewell,My Lovely)文庫版を購入した。なぜ買ったかと言うと、一月末で失効する楽天のポイントがあったので約半額で手に入れられたからだ。ロング・グッドバイについての早川からの返事は未だ届かず。その件は最初電話で確認しようとしたのだが、メールしてくれと言われてそうしたものだが、その節担当者が村上先生の、と恐れ多そうに話していた。ノーベル賞候補にもなる人気作家だ、早川書房とすればこの高名作家には頭が上がらないのだろう。それにしても、私ごときが気が付く誤訳になぜ今まで指摘がなかったのだろうか、それともわかっていたがあえて訂正しない理由があったのだろうか。私はいろいろ推測してしまう。昨日、早川書房からやっと返信メールが届いた。「ご指摘の箇所ですが、「同地」の打ち間違いかと思われます。訳者と相談の上、重版時に訂正を検討いたします。貴重なご指摘、ありがとうございました。」とあった。「同地」を「とうち」と打ち間違えたために「当地」となってしまったようだが、打ったとはデジタル化したわけで、それが訳者のミスか出版側のミスか不明だ。訳者とは村上春樹さんのことだが、編集者も念入りにチェックしているだろうに、こんな間違いが出版されてから8年、八刷でも気づかれずに放置されていたのは驚きだが、程度によって気が付いても修正しないことがあるようだ。 雪豹(多摩動物公園)
2018年02月27日
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AmazonのAIスピーカー’Echo Dot’を使い始めて一か月になる。スマートフォンに入れたアプリ’Amazon Alexa'で、スキルと言ういろいろなネタで気に入ったものをを選択して実行する。現在のところ最も使用率の高いのは「Echo ニュースを聞かせて」と「Echo ブルースを聞かせて」だ。最初に設定されている呼びかけの'アレクサ'(これでスイッチオンとなる)は、私は最近読んだ小説の主人公'アレックス'の名前が出てしまうので、'エコ'と呼びかけるように変更した。パソコンに向かっている午前は、ブルースかジャズを2時間ぐらい、BluetoothでつないだBOSEで聴き流している。ニュースの発行元は新聞社や放送局やその他たくさんあるが、現在は毎日新聞ニュース、日経ニュース、NHKニュース、日刊スポーツニュースの4本を連続して聞いている。NHKはその直前に放送したニュースだが、毎日や日経はそれぞれ独特なニュースを流しているけど、たまに杜撰さが耳につく。「今日の競技は500mでカネ(金)が期待される」「今日のカーリングで5マイナス4(5-4)で負けました」のごとき変な日本語が飛び出す始末で、発音やアクセントは日本人のようなんだが、それにしてもカネとかマイナスとか日本人なら言わないだろう。凝っている人は装置を追加して、照明やテレビを点けるように寝床の中で命じる。独身者には都合のいい召使だ。 貝を採る人
2018年02月23日
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街の老人会企画のコンサートが今年も催された。今回は弦楽四重奏で、クラシック、ディズニーソング、映画ミュージック、日本唱歌などと多岐にわたり、みんなで歌う場面もあった。私の役目はポスターとプログラムの作製。ポスターA4は配布枚数が多いのでネット印刷に発注し、A3は10枚前後なので自家印刷し、屋外分は仲間の家でラミネート加工する。ポスター効果か、勧誘効果か来場者数は81名となかなかの盛況だったし、終了後の評判もよろしかった。来場者が100名を超えると街の集会所での開催が難しくなる、と来年の心配をする始末だ。毎年趣向を変えてきたが、さて次回はどんなコンサートをやるかは役員のピアノの先生が考えてくれるのだが。 私は時にはゴスペルでもやれば老人が元気になるのではないだろうか、と思うのだが。 弦楽四重奏’プー・カルテット’
2018年02月17日
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村上春樹の翻訳小説チャンドラーの「ロンググッドバイ」を読んだ。チャンドラーの村上春樹翻訳7冊目が早川書房から出た、と朝日新聞で紹介していたが、新刊本は高いので一番初めに出版された「ロンググッドバイ」の文庫版を購入した。昔、清水俊二の訳を読んだことがあったが、もう内容も忘れていたので、春樹節の翻訳を読んでみることにした。タフな探偵マーロウに悪徳警官、億万長者、人気作家、上流夫人、ギャングなどが入り乱れるハードボイルド小説だが、文学としても評判の書だ。この長編を読んでいて、一か所だけ語彙(訳語)の間違いを見つけた、と思う。マーロウの家でギャングが警官に捕まり、隣のネバダ州の警察署に連行された。その直後マーロウの家に女の客があり、その会話でマーロウが「捕らえられたギャングは今頃一路当地へ向かっている」と言っていたが、向かったのは当地ではなくネバダだ。。「当地」に疑問を持ったのだが、広辞苑で調べても当地とは、現在自分がいる場所とある。原文では何と書いてあるのか、気になるので図書館から原書のペーパーブックを借りて調べてみた。(He's on his way to Nevada in the company of three or four tough Nevada duputies.)直訳すると、彼は3人か4人の手強いネバダ保安官代理に連行されてネバダへ向かっているところだ。もちろん文脈から言ってもおかしいし、原文でもとうぜん「当地」ではなく「ネバダ」となている。早川書房にメールで問い合わせているがまだ返事がない。返信が来たらまた報告しよう。ところで、ひさしぶりに広辞苑を取り上げたら重くて落としてしまった。さらに開いたら字が小さくて読みにくい。ネット辞書がいかに便利で見易いかとあらためて思った。
2018年02月10日
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1月31日、天気がいいので月食を撮ることにした。9時51分が皆既の時間とあったが、ドラマ相棒から目が離せず、撮ったのは10時を過ぎていた。今回の月食はスーパームーンであり、ブラッドムーンと常より大きく赤い月を見せていた。レンズは210ミリ(APS=Cなので315ミリ相当)
2018年02月05日
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1月22日夜が更けてから雪が降り始めた。雪の夜に撮影に出る気力も体力もなく、よって家の中から撮る。9時50分、3階のわが家の裏窓から、また南側のベランダから、しんしんと降る雪景色を撮った。ワイパーを上に上げてなかったのはうちの車だけだった。桜の木の向こうにある公園とマンション棟がうっすらと見える真下の道路の歩道に雪だるまを造り楽しむ若者がいた。帰宅する人が車を降りて歩いてやってくる。
2018年02月01日
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