全6件 (6件中 1-6件目)
1

1月7日の朝日朝刊に折々のことばで次のような記事を見付けた。”戦争は「みんなのもの」であるはずの土地の領有をめぐって起こるものだ。それに対して「みんなのもの」と思うと「自分の分」もあることになる。そもそもそれがまずいんじゃないか・・・。” なるほど、自分の分もあると考えると、人間の性としてもっと自分の分を広げてしまいたくなる、と言うことなんだ。 これは「石の花」という漫画に出ていた文言とあった。私は漫画は嫌いでほとんど見ることはないのだが、人気漫画が部数を伸ばすのは、単にコミックだからだけではなく、上記のごとく人を惹きつける文言もあるからなのかな、と思ったものだ。 そこで取り敢えず「石の花」第一巻を、Kindle版で390円と安かったのでダウンロードして読んでみた。作者、坂口尚は手塚治虫の後継者と目されながら、29年前に49歳で亡くなっていた。彼の代表作「石の花」は第二次大戦時のユーゴスラビアの抵抗運動を描いている。 高校中退で手塚治虫の虫プロに入社した彼が、どうやって海外の重い戦争物語を書き上げたのか気になった。彼の師手塚治虫は大阪大学医学部の前身を出て医学博士を取得している。 最初Kindleで読み始めたが、マンガは読み難い。そこでタブレットで読んだりパソコンで見たりしたが、結局パソコンの大きい画面が一番見易かった。カラーも見ることができる。 かつてのユーゴスラヴィアは5民族、3言語の混在国家で、大戦中はドイツなどに蹂躙されたが、戦後チトー率いる社会主義国家となった。が、その後内戦が勃発し、ユーゴスラヴィア国は消滅し、六つの共和国が成立している。、1975年に出張でユーゴスラヴィアの首都ベオグラードを訪れ一泊したことがある。クロアチア人と思われる彼らは性格が長閑で、経済的には豊かではないが人生を楽しんでいる様子が窺えた。 「石の花」は半分ぐらい見た時点で、やはりマンガは私の好みに合わないことがわかった。ストリーはいいのだが、小さな四角の枠の中でドタバタする表現は私の性に合わないようだ。第五部まであるが、結局、最初の一冊で止めてしまった。 屋上の人影
2024年01月28日
コメント(0)

今年は、ロシアのウクライナ侵攻が2月で2年を超え、戦闘は泥沼化しているが、停戦への兆しも見えて来そうだと報じる向きもある。 更に、昨年10月にはイスラエルとガザのハマスとの戦闘が始まり、これも未だ先を見通せない状況だが、停戦への糸口が見え始めたと外信は伝えている。 この二つの戦争で、当事国は多くの死者を出し、多くの難民が発生じた。 戦争とはそういうものなのだ。第二次世界大戦でも概数で、日本の死者は300万人、中国が1500万人、ソ連が2600万人、ドイツが800万人、その他各国、とあり総数では、8000万人(軍人2500万人、民間人5500万人)が死んでいるそうだ。民間人の方に犠牲が多いのは、戦争に関連して病気、飢餓、巻き添え等で多く死んでいるからだ。 年の初めから死者数を数える不穏な記事となってしまったが、今の欧米対中ソがひとたび戦火を交えることになると、核兵器、無人攻撃機、ロボット戦闘員、更に生物兵器など進歩した技術が殺戮を欲しいままにし、第二次大戦を遥かに超える死者数となることは明らかだ。 だからこそ、戦争は避けなければならないものだが、人間の欲得は留まることを知らない。 SF「星を継ぐもの」の第3部では、宇宙戦争が始まるが星の破壊や人類の壊滅に至らない。それは星を覆う超コンピューターシステムを不能にすることにより、その星の全ての活動が止まり身動きできなくなり戦争にまで至ることはなかった。そこでは宇宙人と異なり地球人は野蛮で思考が好戦的だと言っている。SFとは言え、地球人は未来でもその本質は変わらないようだ。 逆光に霞む
2024年01月21日
コメント(0)

元日に能登半島を襲った地震と津波の被害状況が日を追うに従って大きくなっている。冬の最中の家屋崩壊、火事、停電、断水、避難、そして増える死亡数と関連死が続き辛い年初となった。 私は2017年に北陸を旅している。レンタカーで輪島にも行き火事になった市場を訪れ、近くで海鮮丼を頂き、海岸の棚田「千枚田」や輪島塩田なども回り、最後に輪島漆芸美術館を訪れていた。輪島から千枚田や塩田を過ぎ珠洲に至る国道は寸断され、孤立している部落があるようだ。 今回の地震であの棚田は崩壊し、塩田もたぶん壊滅、そしてあの美術館はどうなっただろうと気にしていた。2階には多くの素晴らしい漆芸術品が陳列されていた。幸い内部の被害は少なく建物は無事だったようだ。しかし、しばらくは休館とあった。 輪島漆芸美術館
2024年01月12日
コメント(0)

スニーカーの納期が2カ月延期されたと前回書いたが、その後思わぬ展開があった。2カ月待っていようと思いながら、閑に任せて別のスニーカーを見ていたら、同じAmazonで何と同じ商品が見付かった。 最初の分は\10,900、今回の分は\10,845と僅かながらも安価だ。どちらもAmazonPrimeなので送料無料だ。なぜAmazonはこの商品をを納入しないのだ、と怪しみ仕様が違うのかと一所懸命に探したが、全く同じ商品だった。そして販売の作戦と思ったが、残り1点とあるので直ちに発注し翌日配達されて来た。 最初の分はAmazon直売品で、今回の分はAmazon出品者の売り出しと判明した。出品者商品だが、保管梱包発送はAmazonが行っているとある。 今回の商品に関し、更に、更に、発注翌日Amazonで今回の分を見たら\12,500に跳ね上がっていた。15%の値上げだ。商品の売り上げ成績により価額が上下することは知っていたし、同じ仕様のスニーカーでも、色違いで3割ぐらい価額差があることがある。今回は間一髪での儲けものだったと嬉しがっていたが、Amazonが予定通り納入していれば儲けでも何でもないのだ。 今回購入した商品は、NewBalanceのスニーカーで、MW880 Ver.5 Grey(GR5) 4E。NBはグレーに人気があるが、このGR5は濃いグレーを表している。ヴェトナム製だが、NB製品はアメリカやイギリス製となると、ブランド物として価額は3万円ぐらいに跳ね上がる。実はNBの人気スニーカーである900番台を欲しかったのだが、4Eサイズは900番台にはないので880となったものだ。書き込みの評価でも4Eを理由に880を購入した方が多い。 1年2か月前に購入したMW1880はこの880をよりクッション性を高めたものだが、私はもう少しソールは硬めの方がいいと感じていた。今回の880は履いた感じが前より硬めだが、歩き心地はしばらく履き慣らしてからのこととなるが、少し硬めはどう慣れてくれるのだろう。 私の場合、略1年毎にスニーカーを購入するのは、ややもすると逃げ腰となる散歩をより楽しめ、より励みとなるようにとの思惑からのものだが、効果のほどはわからない。 そして今日、更にAmazonでは他の出品者から\9,640が提示されていた。この毎日のアップダウンは何なんだろう。 因みに、Amazonスニーカー売れ筋ランキングでは、1位にWalking Fresh Foam 880 v6。MW880v5は15位にランクされていた。この1位は現在私が所有している1880の新版でGR5のカラーがないので諦めたものだ。そしてこの1位はUnisex商品で、男女合わせての数字ではないのかと思う。 へび座に属するわし星雲の「創造の柱」まるで怪獣
2024年01月10日
コメント(0)

12/11に発注したニューバランスのスニーカーは1/8に到着予定で、首を長くして待っていた。ところが、当日の1/8にAmazonよりメールが入り、お届け予定日は3/5に変更になりました。謝罪文と共に商品の到着が遅延した場合は、配送を拒否するか、返品して返金を受けることができます。と言う。配送を拒否するということは注文をキャンセルすることだが、返品は配達されてからのことになる。待っていて3月に再び遅延とも言われ兼ねない。 さて、キャンセルするか、配達を待つか、別の物を再発注するか、迷うところだ。デザインと価額の両面で気に入って注文した物だけに他を探すとなると、好みを犠牲にするか、購入価額を上げるか、と頭の痛いところだ。 さっそくAmazonや楽天を当たって見たが、気に入った物が見付からない。3月まで待つことになりそうだ。 初日の出(千葉県茜浜2008年元日)あの頃は元気だったな、寒気の中で待機。
2024年01月08日
コメント(0)

明けましておめでとうございます。 年賀状は遅くなり28日に郵便ポストに入れました。元日には間に合わないかもと局の人に言われました。 郵便局の年賀状総数は20年前が最多で、昨年は半分以下にに減少しているそうです。が、私は書けるうちは出したいと思っています。が、受け取った側は返事を出すことになり、負担になることもあるでしょう。が、老人の楽しみとご理解願います。が、こちらの枚数も、亡くなったり、筆を折ったり、パソコンを止めたりと往年の半分近くになっています。 世界は数か所で血腥い戦闘が続いていますが、日本は穏やかな元日を迎えることができました。 昔日本は、経済は一流政治は三流と言われましたが、現在は科学技術も二流となっているようです。 年末にSF「星を継ぐもの」3部作を読み、宇宙に興味を持ち始めました。すると、やたらと新聞やネットで宇宙の記事や写真が目に付くようになりました。それは私が興味を持ったからだけではなく、世界が宇宙への進出を企てているからです。近い将来、地球は気候変動により、住み難い星となり多くの人が逃げ出すことになるかも知れません。かのSF小説によると、世界は軍拡を止め宇宙科学に国際協力し、飛躍的に宇宙進出が増加するそうです。 2024年年賀状
2024年01月02日
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1