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「2010年夏クイズここはどこ? シリーズ」のスイス編のBack numberをラストに入れました。
ずいぶん長いグイズシリーズをしていたようで、改めて驚きです。
本当はスイスでまとめたいですけどね。
2010年 7月23日の事、日本人の死傷者をたくさん出したスイスの鉄道事故。その人気鉄道路線が今回の答えです。
あれだけの死傷者を出していながら、翌日再開していた・・と言う驚きの鉄道路線はスイスの中でもドル箱路線・・しかも共同運行便の為に「休業できない理由」があったのだと思います。
運転士の過失・・・そうしておけば丸く収まる・・と言う裏がある・・と思ったのは私だけでしょうか・・・。
本当に運悪く亡くなった方はお気の毒です。運良く1日ずれた人達が喜んで列車に乗っていく姿にはちょっと腹立たしさがありました。自分の事しか考えない人達・・自分は大丈夫・・と思う人達が世の中に多い・・と言う事なのでしょう。
さて、氷河急行は昨年5月
「アルプス山脈 マッターホルン 1 」でマッターホルン・ゴッタルド鉄道
「アルプス山脈 マッターホルン 4 (鉄道)」でゴルナグラート鉄道
を紹介した時に紹介する予定が、違う方向に行ったので保留にしていた分です。
尚、これから急勾配を登るラック式については、昨年7月
「登山電車・ピラトゥス鉄道 1」でラック式鉄道(Rack Railway)について多少紹介していますから参考に・・。
2010年夏クイズここはどこ? シリーズ3-3(解答)
スイス・アルプスの山岳地帯を走る山岳鉄道
グレンシャー・エクスプレス(Glacier Express)氷河急行
スイスの2大アルペンリゾートのツェルマットとサンモリッツを結ぶ
この路線は ヨーロッパ大陸の分水嶺をなす場所
でもあります。
北海、黒海、地中海に注ぐ川の源流ともいえる場所、そこがコースです。
風光明媚なアルプスの景色の中を平均30kmで鑑賞しながら走る・・氷河急行は超人気の観光列車
です。
鉄道好き、山好きが一度は乗りたい・・そんな列車です。
ルート・マップから・・・今回はクールから乗車してツェルマットに向かって紹介しています。
ツェルマット ~ブリーク ~ディセンティス ~クール ~ダヴォス
~サンモリッツ
下は同じように右がサンモリッツ、左がツェルマットでグラフは標高を現しています。
クール駅の標高が585m。オーバーアルプ峠の標高が2033mでその差1448m。
下ったり上ったりの高低差がもっともある鉄道かもしれません。
最近のパノラマ車両1等車
確かに、景色は良く見えるけど、一度列車が転覆すれば上は無防備状態・・トロッコ列車にのっているのと同じように危険・・です。転覆するなんて誰も想定していなかったでしょうが・・・。
車両後方に多少荷物が積めます。
以前にも紹介していますが、これから向かうツェルマットの街はガソリン車乗り入れ禁止。荷物も自分で運搬。余談ですが、マッターホルン・ゴッタルド鉄道にはカートごと積める車両もあるのです。
写真はクールだと思います。
Glacier Expressの「Glacier」が氷河の意
ディセンティス/ミュステア(Disentis/Muster)駅が眼下にあるのですが・・・。ちょと見えない・・。下がディセンティスの街です。
デイセンティスからが一気に標高があがる所です。

おまけ・・・アルプス山脈は欧州の分水嶺
ローヌ(Rhône)川
・・・スイスからフランスを通り 地中海に注
ぐフランス4大河川は、ローヌ氷河とフルカ峠あたりが源流です。
ライン(Rhein)川
・・スイスアルプスのトーマ湖を源流としてスイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、ドイツ、フランス、オランダを抜けて 北海に注ぐ
国際河川です。
(クールの先にラインの支流フォルダーライン川が流れていました。)
イン(Inn)川
・・・ドナウ川の支流で源流はクール、ダボスあたりのアルプスにあり、やがてドナウ川に合流。 17カ国を通過して黒海に注ぐ
。
back number
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