全30件 (30件中 1-30件目)
1
「ガラガラ」というのは少々オーバーな表現かもしれない。でも人の波でごったがえる長久手会場から瀬戸会場へ来ると、どうしてもそういう比較になってしまう。まあもっとも私が瀬戸会場に行ったのは夕方近くで、ここが午後6時に閉門されるということもあるんだろうけど、それを割り引いてももっと賑わっていてもいいはず。確かにここは比較的目玉が少ないので、万博へ来た人の中には、一度も瀬戸会場へ足を踏み入れない人もきっと大勢居るだろう。ただ本来はここがメイン会場になるはずだったのだ。『海上の森』という広大な森林地帯を切り開いて会場を設営し、会期終了後は確か住宅にするというような計画がされていたと思う。それが自然破壊につながるという各方面からの反対の声を受け、折衷案として、近くの長久手町の『愛知青少年公園』を急遽メイン会場にし、『海上の森』はホンの少しだけいじってサテライト会場にするという、玉虫色の決定がなされた。私も地元中京地区の人間として、この万博の計画が持ち上がって以来ずっとウォッチしてきたが、当時は世論を二分するほどに賛成と反対が分かれていたように記憶している。今にして思えば遠い昔の話のように思える。結局先ほど書いたような折衷案で何とか開催することになったわけだが、そんな過程があったからこそ、この万博が『自然の叡智』をメインテーマに据えた、『愛・地球博』という名称のイベントになったのである。最初からそういうコンセプトありき、の万博ではなく、見方によっては「とってつけたような」コンセプトの万博なのだ。でも長久手会場に居るとそういったこれまでの過程など思い出すことも無い。アレほどたくさんの反対派の人たちがいたのに、今は誰も彼もみんなこの世紀のイベントを満喫しているように思える。それはそれでいいと思う。ただ瀬戸会場に来ると、「そういえばここへ来るまでにいろいろとスッタモンダが有ったなー」などと思い出されたりするのだ。
2005年05月31日
コメント(0)
昨日は丸1日『愛・地球博』に出かけていて、帰宅したのが22:00近く。そのあとちょっと店に出ていたので、日記の更新すらできなかった。そして今日は朝から足がボロボロ......(>_
2005年05月30日
コメント(0)
今に始まったことでもないが、売掛金が集金日に払って頂けないことがある。要するに「ごめん!もうちょっと待って!」ということだ。本当に先立つものが無い場合もあるだろうが、ひょっとしたら他所の支払いを優先して「無いフリ」をしてるだけかもしれない。でもそんなことは外からでは分からないので、詮索してもしょうがない。で、こういうときはしばらく待った後に頃合いを見て、あるいは予め期限を切って催促するのが普通だが、この「催促」というのがまた微妙な問題だ。ウチの場合、あまり催促をしない方だ。と言うのも先々代が「催促=悪」という考えを持っていたからだ。確かにそのために踏み倒された債権もあったようだが、逆にウチが催促しなかったことで非常に助かった、と得意先に感謝されるケースも少なからずあったと聞く。そのことが現在にまで至る厚い信頼感につながった、ということも言えるだろう。まあ昔はこの商売もかなり余裕があったからそういうことも出来たのだろうが、今の時代は正直そうもいかない。ただ、だからと言って先々代からのDNAはそう簡単に変わるものではない。確かに商売の原則からすれば、商品を買ったらその対価を支払うのは当然の責務だから、それが履行されなければ催促をすることに、本来何ら遠慮する必要は無いだろう。ただ永年の商慣習はそういう原則論を超越してしまうだけの重みがある。私もこの商売に戻った直後の時期、売掛金を溜め込んでしまっていたある得意先に対し催促をかけたら、「アソコの親父さんはいい人だったのに、息子は冷たいヤツだ」と陰口を叩かれたことがある。私としては間違ったことをしてるという認識がなかったので、この時はちょっとショックだった。その得意先の性格や金額の大小など、いろんな要素も絡んでくるが、こと商売上のこととなると、何が正しくて何が正しくないか、という価値観は人によって大きく異なることが往々にしてある。だから催促することひとつ取ってみても、微妙なサジ加減が必要な訳で、そのサジ加減が身につくまでに永いことかかった。いや、ひょっとするとまだ完全に身についてないのかもしれないな......。
2005年05月28日
コメント(2)
どういうわけだか、今度の日曜日に急遽『愛・地球博』に行くことになった。しかも今のところ独りで行く予定だ。“どういうわけだか”というのは、もともと私は今回の『愛・地球博』には出かけるつもりは無かったからだ。もとより日曜日以外に休みを取って行くということができないし、日曜日は日曜日でだいたい長男の野球の試合が入ってくる。そんなこんなで、どうせ混雑するだろうから、という考えも相俟って、ちょっと行く気が失せていたのだ。ただ子供たちはやっぱり行きたいらしく、いろいろとカレンダーとニラメッコした結果、長男の野球の都合もあるので、平日に行くしかない。それでは、ということで結局「夏休み中の平日」に行くことに決定したのだが、この時点で私が一緒に行くのは事実上不可能になった。まあ別にいいや、とは思っていたのだが、ここへ来て周りのいろんな人から体験談を聞いたり、メディアの報道などを見聞きするにつけ、ちょっと考えが変わってきた。遠方ならいざ知らず、こんな比較的近いところでせっかく開催されているのに行かないというのは、今はともかく後々になって後悔するんじゃないだろうか、などと思い始めた。そう考え出したら、俄然行く気になってきた。そして今週に入って、今度の日曜日に野球の試合が入らないことがハッキリしたので、「この日しかない!」ということで急遽決定した。まだまだ9月まで開催されているので慌てることもないかな、と思わないでもなかったが、この先となると梅雨の時期に当たったり、それを過ぎると今度は猛暑の中を歩き回らなくてはいけなくなり、そんなのはゴメンだ。ただ何分急なだけに、問題も無くは無い。まず一緒に行く人が居ない。何人かに声は掛けたのだが、さすがにこんな急な計画に付き合ってくれる人は居ないので、まあこれは仕方ないだろう。もともと私もどちらかといえば「さすらいの一人旅派(?)」で、昔から旅といえばほとんど独りで出歩いていたクチなので、今さらそんなことは苦にならない。逆に気ままに動けるから身軽で良いかもしれない。今ひとつの問題は、事前予約が何も取れないということだ。これもまあ割り切り方次第で、別に人気のある企業館だけが万博じゃないと思えば、それなりの楽しみも見出せるんじゃないかな。もっとも外国パビリオンの方が何となく興味はあるし。とにかく時間的な制約もあるだけに、あまり悠長に並んでいることもできないから、とにかく「行ける所に行く」と割り切って、あとは「出たとこ勝負」だ。なんてったって、帰ってからも店番しなきゃいけないから........(-_-;)
2005年05月27日
コメント(4)
今日は長男の野球チームがほぼ全員で、ナゴヤドームの中日-楽天戦の観戦に出かけた。引率していただくのは他のチームメイトの親御さん3人で、クルマ3台に分乗して夕方ナゴヤドームへ発った。しかしながら結果は15-3で中日の惨敗(>_
2005年05月26日
コメント(0)
ここ数日間は、昼間は天気が良いとそれなりに暑くなるが、夜になるとまだまだ寒かったりもする。こういう時期は温度調節が結構難しくなる。ただ昼間は風がそれなりに吹いているので、入り口の自動ドアを開けっ放しにしておくと、結構いい風が入って爽やかな心地になる。ただ問題は夜だ。いろんな虫が店内に入り込んでくるので、どうしてもドアは締め切らざるを得ない。そうすると店内にある冷機から出る熱によって室温が上昇する。外はどちらかと言うと寒いわけだから、外から中へ入って来ると一瞬「モワッ」とした空気に包まれ、ちょっと心地悪い。また店内の商品のコンディションを考えると、あまり室温が上がるのも考えものだ。というワケで今は、夕方以降は店内で冷房をかけている。冷房を暑い昼間は切って、涼しくなる夜に効かせるというのは何だか矛盾しているが、これも仕方ないのだ。
2005年05月25日
コメント(0)
『こんな市名はもういらない!』(楠原祐介・著)という本を読んだ。在野で歴史的地名の保存運動に関わっている著者が、近年の市町村合併に伴って目に余る安易な地名の付け方を断罪し、自分なりの対案を提示したりもしている。どういうものがいけないかと言うと、歴史的由来のまったく無い「イメージ先行型」のようなもの(例えば『南アルプス市』)はもちろん、複数の地名を合成したもの(例えば『国立市』)や、方位(東西南北)をそのまま区名などに用いたものもその対象だ。また比較的広い地域の呼び名を、その中の一部を占める自治体が名乗る「僭称(せんしょう)」にも厳しくメスを入れる。『北九州市』などがそれに当たるが、「地名」が本来持っている「地域特定機能」が損なわれるからと言うのが理由だ。そうやって全国の自治体名を総点検していくと、「本当にその土地の実体にふさわしい名称」というのは実は極めて少なくなる。古来からの歴史的地名と現代人の生活感覚との間にはあまりにもギャップが大きく、「そこまでカタイこと言わなくても.....」という気がしないでもないが、今まで日本人が歴史的な地名をいかにおざなりにしてきたか、という著者のメッセージは十分に伝わる。そう考えると地名に限らず、伝統的な風習や儀礼、あるいは方言など、時代と共に損なわれていくものは少なくない。日本人はこと「有形」のものに関しては、その保存に莫大な経費と細心の注意を払うが、「無形」のものにはそこまで掛けていないだろう(一応「無形文化財」というのもあるにはあるが)。「有形」のものは国家が主体となって護るが、「無形」のものは自治体か民間レベルに任せっきり、ということになってないだろうか。
2005年05月24日
コメント(0)
昨日から私の両親が2泊3日で旅行中。父がもともと出不精ということもあるが、こういう仕事をしてるとなかなか3日間休んで旅行にいくという機会も無い。今回もずいぶんと久しぶりの旅行だ。普段店番などで頼ることが多いだけに、2人揃って不在というのは忙しい時はちょっと大変だが、まあ何とかなるかな。かといってあんまりヒマでも困るし.....(^_^;)
2005年05月23日
コメント(2)
NHKの大河ドラマ『義経』を観ていたときのこと。冒頭のタイトルバックに出演者が字幕で紹介されるが、何気なくテレビを眺めていた妻が『今井四郎兼平』という名前を見つけ、「あ、この人! そうそう、私のご先祖様!」「え?」(?_?)そんな話、初めて聞いた(^_^;)『今井四郎兼平』とは源平の合戦の折、信濃で旗揚げし、いち早く京へ上った『木曾義仲』の腹心の武将だ。聞けば昨年他界した妻の父親から大分昔に聞かされていたらしいのだが、妻自身歴史にそう詳しい方ではないので、それほどたいそうな人物とは思っていなかったのだそうだ。あくまで聞き伝えなので真偽の程は不明だが、確かに義父の出身は信州・諏訪だし苗字も同じだから、あながちデタラメでもなさそうだ。それにしても意外な話だ。「85へぇ~」ぐらいは行きそうである。というのも、私の家系がそもそもそういう話には一切縁がなく、武士だの何だのという以前に、ご先祖が何を生業としていたかということさえ不明なのである。だから大物であれ小物であれ、とにかく「先祖が武士」というだけで、大層なお家柄だな、という目で見ていたのだ。それが身近でそういう話がいきなり湧いてきたもんだから、少々呆気に取られてしまったのだ。ちなみに劇中にその『今井四郎兼平』がチラッと登場した時、子供たちに、「この人がお前たちのおじいさんのおじいさんのそのまたおじいさんの・・・・・・・・・・・・・・・そのまたおじいさんのおじいさんだよ」と教えてやったが、何かもうひとつピンと来ていない様子だった。そりゃそうだろうな、劇中ではまだ若いんだから(^^ゞ
2005年05月22日
コメント(4)
かつて一世を風靡した『たまごっち』が、またここへ来て流行り出しているようだ。ウチの小1の末娘も来週に迫った誕生日のプレゼントに、妻にこれをねだっているらしい。で先日、「キリン」のマークでおなじみの某外資系玩具店へ行ってみたところ、案の定「売り切れ」(>_
2005年05月21日
コメント(2)
梅酒がこのところ注目されているようだ。今までは自宅で漬ける人が多かったが、このところそういう人もめっきり減ってきたようで、その代わりという訳でもないだろうが、美味しい梅酒を渇望する人は潜在的にある程度居るのかもしれない。この分野では圧倒的なシェアを持つ某大手メーカーの商品ぐらいしか、今までは市場ではなかなか目に付かなかったが、そんな中でも地方の清酒・焼酎の蔵元が細々とこだわりの梅酒を造り続けており、ここへ来てそれらが脚光を浴びようとしている。メディアなどで取り上げられる機会も増えてきてるようだし、焼酎の次のブームはコレだ、という人もいるほどだ。実は私もそういったこだわりの梅酒に目をつけ、去年の春頃から品揃えを強化していたのだが、ちょっと時期尚早の感もあり、売れ行きとしてはあまり芳しくなかった。大手メーカーのものに比べてどうしても割高になるので、地方の梅酒を勧めれば勧めるほどお客は大手メーカーのものを手に取っていく、という皮肉な有様だった。しかしここへきてのこの動き、この先どの程度のブームになるか、あるいはならないのか、ちょっと今のところ見当がつかない。というのは、どういった客層が、どういったシチュエーションで、どういう飲み方をするのかが、まだ今ひとつよく見えないからだ。今までの感覚なら食前酒とか風呂上りに、というのが頭に浮かぶが、それだけではちょっとアピール力に欠ける。またブレイクするためには食中酒として飲まれることも重要な要素だと思うが、ではあの甘い梅酒がどういった料理にマッチするのか、その当たりもよく分からない。私としてももうちょっと売り方を考えていかないといけないが、ある程度市場が需要を自然に創り出していくという面もあるだろうから、もうちょっと様子を見てみようかな。でも焼酎ブームのときのように、売れすぎて商品が手に入らない、なんてことにはならないように願いたいな。
2005年05月20日
コメント(6)
先日の報道によると、今年4月のいわゆる「ビール類」全体の出荷の中で、『発泡酒』の占める割合が28.7%と3年半ぶりに3割を割り込み、その替わりに急伸した『第3のビール』が19.4%のシェアを占めるに至ったということだ。まあどちらにしても「価格訴求商品」に違いはなく、より低価格の物が出ればそちらに乗り換えられるのは自然の摂理だろう。それよりも深刻なのは、その両者を合わせた合計シェアが48.1%、つまりいわゆる「ビール類」全体の半分近くが“ビールではない”ということだ。もっともこの数字は業務用と一般家庭用が一緒くたになっており、業務用でまだまだビールが圧倒的な割合を占めていることを考えれば、逆に一般家庭向けの販売としては、いわゆる『ビール風飲料』がほとんどを占めているのかもしれない。つまり「ビールは外で飲むもので、家で飲むのは発泡酒か第3のビール」という使い分けがされ始めているということか?これはエライことだ。そのうちに日本から『ビール』が無くなり、「ビール」と言えば『ビール風飲料』のことになってしまうんじゃないだろうか、などと余計な心配をしてしまいそうだ。まあそこまで極端なことにはならないだろうが、それでもこのところ、ビール本来の味が忘れ去られているんじゃないか、ということは感じる。消費者の嗜好がそのように変わって行っているから仕方ないじゃないか、という見方もあるかもしれない。でもそういう嗜好のトレンドをつくっていく下地になったのは、このところの不況に伴う消費者の安値志向と、それを追認するメーカーの売らんかな主義だ。欧州諸国に目を転じると、こちらではアルコール飲料が「文化」としてしっかりと根付いており、その品質はそれぞれの国で法律によって厳しく規制がかけられている。しかし日本ではこういったアルコール飲料に法的な規制がかけられているわけではないだけに、本来はメーカーが品質保持のための確固たるポリシーを持っていなければならないのに、実際にはそれがあまり感じられない。発泡酒開発のいきさつにしても、「消費者のために」と言えば聞こえはいいが、結局はシェアで劣るメーカーが上位メーカーを喰って行くための材料に過ぎない。欧州各国のアルコール飲料に関する法規制はアルコール文化を守るためのものだから、生産者からも消費者からも尊重されている。しかし今の日本では文化云々以前に、市場での販売競争が優先されている。とにかく相手よりも少しでも量を売ったほうが勝ち、........こんな大手メーカーに文化など守ることなど到底できない。文化としてのビールを継承・発展させていくことに関しては、良心的に細々と造り続けている地ビールメーカーに期待するしかないのかな。
2005年05月19日
コメント(4)
今日は子供の家庭訪問の日だ。3人とも同じ小学校だから必然的に同じ日になったのだが、たった1時間の間に3人の先生が訪問する予定になっており、かなり慌しい。まあ私はその間もずっと仕事だから関係ないが妻は、もしも3人同時に来られたらどうなるんだろう、などと心配していたようだ。さすがに3人同時という最悪の事態にはならなかったようだが、それでも前後で少しずつ時間がダブってしまい、結果的に後の方を待たせることになってしまったらしい。それはともかくとして今日の家庭訪問で驚かされたことがあった。なんと今日来られた3人の先生のうち2人が、私の高校時代の同級生だったのだ!もっとも2人とも一度も同じクラスになったことがないので、私とはお互い面識は無いのだが。ひとりは以前から、どこかで見たことのある名前だと思っていたから、妻にそれとなく訊いてもらうよう頼んでいたのだが、もうひとりの方は結婚して姓が変わっていたので、あとで妻からそのことを聞くまでまったく分からなかった。よく昔の同級生が子供の担任、という話は聞くが、一度に2人とは何たる偶然!世間は狭いなー(^0_0^)
2005年05月18日
コメント(2)
最近の中学校の部活について話を聞く機会があったが、私達の頃とはかなり事情が違ってきているようだ。まず指導できる教師が絶対的に少ない。それ故に活動できる種目も限られ、学校によってはかつて花形であった野球部やサッカー部すら無いところもあるらしい。野球やサッカーだとそういった部活とは別に、素質のある中学生の受け皿として地域のクラブチームがかなり幅を利かせてきており、有望選手はどんどんそちらに流れてしまう。要するに「中学部活の空洞化現象」とでも言えばよいか。そういうクラブチームに所属する子達は、学校でも最初はやはり何かのクラブに入ることを義務付けられることが多い(完全なる強制では無いようだけど)。しかし例えば野球を例に取ると、地域のクラブチームは硬式、学校の部活は軟式と、根本から違うので、クラブチームに入った子は中学校では野球部に入るわけに行かない。そうなると必然的に他の競技の部を選ばざるを得ない。要するに「腰掛け」だ。そういったケースでは足腰を鍛えるのにちょうど良いと、陸上部などに流れるケースが多いそうだが、ウチの近くの中学校には陸上部が無い。そこで野球やサッカーのクラブチームに所属する子達が大挙して入ったのが、なんと卓球部!どうして卓球なのかはよく分からないが、なんでも今年の新入部のメンバーの中で真に卓球がやりたくて入った子は2~3人だけで、あとはみんな「腰掛け」なのだそうだ。これじゃあ、やりづらいだろうなあ。どうせ土日の試合なんかには「腰掛け」の子達は来ないだろうけど、だからといって普段の練習であからさまに差をつけるわけにも行かないから、顧問の先生も気を遣うだろうし、「腰掛け」以外の子達のモチベーションにも影響するかもしれない。ましてや「腰掛け」の子の方が上手だったりしたら立つ瀬が無いな。地域のクラブチームという流れは今後も加速しそうだから、そういった子達の学校内での対応ということも、これからは考えていかなければいけないのかな?
2005年05月17日
コメント(0)
商売柄、お客から様々なお酒のリクエストが寄せられる。しかし星の数ほど存在するいろいろなお酒に対し、ウチで扱っているものと言えばホンの微々たる物なので、必然的に「取り寄せ」ということになる。ただ最近のリクエストの多くが、いわゆる“手に入りにくい”希少性の高い商品(特に焼酎)で、なかなかそのリクエストに応じられないのが現状だ。そういう特殊なものでなくごく普通の商品でも最近は、発送単位が大きすぎたり、必要以上に時間がかかったりということが多く、なかなかスムーズには行かない。結構エネルギーを使うことなので、店によっては面倒臭がって端から断るところもあるようだが、私はこういうシチュエーションになると逆に意地になるタイプだ。そんな中で苦労してめでたくお客の希望通りに取り寄せが出来たものを、お客が手にしたときの嬉しそうな顔を見られるのは、この商売をやっていて、最も喜びを感じられる瞬間だ。特に「コレ、何処で頼んでも取り寄せてもらえなかったのに、おたくの店にお願いして良かった!」などと言われるとなおさらである。そういうことはそう度々あることではないのだが、実はここ数日そういうことが立て続けにあった。今ちょっと充実した気分!(^^)!
2005年05月16日
コメント(0)
最近ウエストがちょっと細くなってきたような気がする。ズボンが結構ゆるいのである。特に運動か何かをして、締まってきたというわけではないようだ。今まで続けてきた「もろみ酢」の効果が出てきているとしたらウレシイが、そのワリには体脂肪率を計ると以前と大して変わらない。妻には「疲労で痩せたんじゃない?」と言われるのだが、私自身はそのような疲労感は感じていない。いたって元気だ。でも原因が分からないと何だか気持ち悪いな。
2005年05月15日
コメント(2)
ウチの得意先のあるスナックが先日開店10周年を迎え、記念品を常連のお客の方々に配っていた。ウチもこのお店に対し10周年の御祝をさせてもらっていたので、今日配達に行った際その記念品を頂いてきた。普通この手の記念品といえば、店名入りの実用品が圧倒的に多いので、今回もそういうものかなと思っていたが、受け取った包みは平べったい。包みを開けてみると中から出てきたのは1枚のCD。表ジャケットにはお店のロゴが入っており、中を開けると1枚の紙が出てきた。そこに記されたママさんの心温まる挨拶文を読みながら、CDをプレイヤーにかけた。並んでいる曲目はまったく未知のものだったが、流れてきたのはヒーリング・ミュージックだ。外国では音楽の贈り物が結構一般的だという話を聞いたことがあるが、日本ではあまりそうする人にはお目にかからない。人それぞれ音楽の好みがハッキリしているから、ヘタなものは贈れない、と考えてしまうのだろう。そこへいくとこういったヒーリング・ミュージックなら、老若男女誰でも抵抗無く聴くことができるし、またこの店のコンセプトにもピッタリだからこういう贈り物には良いかもしれない。単なる記念品とはいえ、ありきたりではないこの選択にママさんのセンスを感じた。
2005年05月14日
コメント(0)
巷ではもう最近、花粉症用のマスクを装着している人はほとんど見かけなくなってきた。ところが私はといえば、まだちょっと不安があるので(私はスギよりはヒノキの方が反応が強い)いまだにマスクを装着している。調子がいいと外している時間もあるのだが、それでも時折鼻がムズムズすることがあるので、やっぱりまだまだ手放せない。しかし周りからマスクが無くなってきているので、どうしても目立ってしまう。「あれっ、まだダメなの?」というのが最近では、挨拶代わりに私に投げかけられる言葉になっている。3月頃の、まだ周りにマスクをした人がゴロゴロいた頃は、「いやー、おたくも花粉症?お互いツライねー」というように、お互いがねぎらいあうような会話が交わされていたのが、このごろはそんな感じで半ば同情的な目で見られるようになったのを感じる。これがまだしばらくマスクをし続けるようになると、ひょっとすると「同情」を通り越して、「いつまでやってんの?」と「呆れられて」しまうのではないかと心配だ。とりあえず今は、「僕は“高級志向”だから、庶民的なスギなんかよりもヒノキの方が相性がいいみたいで.....^_^;」とごまかしているが、何につけ「流行遅れ」というものには世間の視線は冷たいものだ。
2005年05月13日
コメント(2)
プロ野球はセ・パの交流戦が始まって、なかなか注目度も高いようだ。私なども目新しさも手伝ってか、毎日新鮮な気持ちで報道に接することができる。特に私はパ・リーグの方はあまり詳しい方ではないから、「へぇー、こんないい選手がいたのか」とか、「あ、以前○○にいたこの選手、今はこんなところでやってるんだ」といった新しい発見があって面白い。それだけでも交流戦は成功といえるんじゃないだろうか?とにかくパ・リーグ側は以前から熱望していたにもかかわらず、巨人戦の試合数が減るから減収になる、というしみったれた理由でセ・リーグ各球団が反対していたわけだが、現実的には巨人戦の価値自体が相対的に低下してきているから、ちょうどタイミング的にも良かったのかもしれない。半年間の対戦相手が5チームだけというのも、考えてみればマンネリになってもおかしくないわけで、今までずっとセ・パの2リーグに分かれたままでやってこれたのが不思議な気さえする。まあもっとも私は交流戦どころか、12チームによる1リーグ制の方が面白いと思うのだが、コレについてはあまり賛同する声が聞かれないのが残念だ。あと強いて言えば1ヵ月半にわたって各カード6戦ずつ、というのは長すぎて、後半になれば飽きてきそうな気がする。ホーム&アウェイにこだわるからそうせざるを得ないのだろうが、前年のうちに両リーグの順位により取り決めをしておけば、各カードを半分の3戦ずつにしても不公平にはなるまい(例えばセリーグの奇数順位チームは、パリーグの奇数順位チームとやるときはホームで、偶数順位チームとやるときはアウェイ、という感じ)。たぶんこれを機会にパ・リーグへも注目度もいくらかアップするだろうが、裏を返せば今までスポーツマスコミがいかにパ・リーグが冷遇していたか、ということも言えるだろう。せめてこれからの報道においては、「平等」を旨としてもらいたいと思うが......、まあ無理かな。
2005年05月12日
コメント(0)
名古屋市内で『ドンペリ』専門に盗みを働いていた男が警察に逮捕されたそうだ。この男、自身もスナックを経営していたということだが、他の店に侵入してはドンペリばかりを盗み、換金したり自分の店で売ったりしていたということだ。で、その犯行手口なのだが、夜中ではなくあえて明け方を狙って、台車に乗せて堂々と運び出したのだそうだ。目撃した人にも酒屋だと思われて、まったく気づかれなかったということだ。まあそんな時間帯に出入りする酒屋がいるのかどうか疑問は残るが、変にコソコソしないで堂々としてたのがよかったのだろう。それにしても自分たちの仕事の姿を借りて悪事を働かれるというのは、あまり気分の良いものではないなー。逆にわれわれがドロボーに間違えられたらどうするんだ(まあそんなことは実際には無いだろうけど)。
2005年05月11日
コメント(2)
昨日の夕方、妻の携帯電話に妻の友人から電話があった。「今日の5時から、駅前のサーティーワン・アイスクリームで募金すると、タダでアイスクリームが貰えるんだって!行かない?」妻は一瞬何のことかよく分からなかったようだが、とりあえず行ける状況にはなかったようなので、お誘いは断った。一方ウチの子供たちは学校で、その話をウワサで聞いていたそうだ。学校が終わったあと長男の友人たちが何人かウチに来て遊んでいたのだが、その中の何人かは帰宅する途中でサーティーワンに寄ると言っていたらしい。ウチはといえば結局は誰も行かなかったのだが、聞いてみると「眉唾モノ」の話と思っていたそうだ。「そんなウマイ話がある訳ないじゃん!じゃあたった1円でも募金すれば貰えるワケ?」と、ほとんど信じてない。で、念のためにウェブサイトで確認してみたら........いやー、本当だった!ユニセフ支援による全国的なイベントで、今回でもう4回目になるとのことだ。店頭に募金箱を設置したり、売上の一部を福祉団体などに寄付したり、そういうのは今までどこにでもよくみられたことだが、こういう形式でやるのは前代未聞だ。サーティーワンほどの名の知れたブランドなら、今さら宣伝目的で、ということでもないだろうし、こういうイベントはどの程度売上に貢献するのかな、とつい下世話なことも考えてしまった。本当に純粋なボランティア精神だけでやっているとしたらスゴイなー。それにしても一体どれくらいの人が押し寄せるんだろう?行って来た人の話を聞いてみたいな。
2005年05月10日
コメント(2)
もうJR脱線事故に関することは書くつもりはなかったのだが、今日ある話を聞いてまた書かずにはいられなくなった。今日集金に行ったとあるスナック、ここのママさんの甥に当たる方がJRで運転士をされているということを聞き、当然の如くあの話になった。その甥っ子さんとしては自分も同じ運転士として、あの亡くなった事故車両の運転士には深い同情の念があるとのことだが、その背景には実に根深いJRの企業体質があるようだ。何でもJRの社内というのは――部署によっては若干違ったりするのかもしれないが――まるで軍隊のようなところらしい。とにかく上司の命令には絶対に逆らえるような雰囲気ではないと言う。この話を聞いただけで、事故列車に乗り合わせていた別の運転士が救助活動をせずに、自分の業務のために先を急いだとか、事故当日のボウリング大会や宴会に対して、下の者が疑問を感じても異を唱えられなかった、ということが何となく理解できる気がした。そして亡くなった運転士は過去2回の処分を受けたことで、「もし次に何か不祥事を起こしたら、その時は会社を辞めてもらう」という約束が上司との間で交わされていたということらしい。だからこそ彼も相当焦ったんだろうな。「オーバーランは無かったことにして欲しい」と彼に頼まれた、という車掌の証言もうなずける。もちろん運転士がスピードさえ出し過ぎなければ事故は起きなかった。この責任はどうやっても動かしようがない。でもそうせざるを得なかった背景にある、JRという会社特有の企業体質についても、もっと是正されるべきところがあるのかもしれない。先ほどのスナックママの甥っ子さんが言うには、「もっともっとマスコミはJRを叩いて欲しい」ということだそうだ。先日私は、マスコミがJRを叩くことへの危惧を日記に書いたばかりだから、身内からそのような意見が出てくることがちょっと意外な気がしたが、彼曰く、「この会社は下の者が声を上げてもまったく聴いてもらえないから、マスコミに叩いてもらうしか、会社が変わっていく道はない」のだそうだ。なるほどね。「マスコミが」叩くことの是非はちょっと考えないといけないが、どちらにしてもJRは思いっきり叩かれないと変わっていけないということなのかもしれない。
2005年05月09日
コメント(2)
昨日の日記に書いた「僻地への宅配便」ネタの続きである。現在宅配便を取り扱っている運送会社はほとんど例外なく、自社のホームページ上で荷物の配送状況の確認ができるようになっている。調べたい荷物の伝票番号を入力して検索すると、「今、○○営業所にあります」とか「○○時××分に配達完了しました」というように、荷物の所在が分かるようになっているのだ。私も大切な荷物の時などはよくこの画面で確認している。で、昨日のトラブルのあったお客の商品も、果たしてキチンと配達されているかどうか気になっていたので、念のために調べてみた。最初、昨日の夕方にチェックしたところ、「配達中です」となっている。おかしいなとは思ったが、これがリアルタイムで表示されるものでないことは何度も使って解っていたし、配達営業所に電話した時も「すぐ行きます」と言っていたから、単にまだ更新されていないというだけだろう、とさほど気にも留めずにいた。そして今朝、思い出したようにもう一度検索をかけてみると、確かに「配達完了」と出ていることは出ているのだが、配達時間を見ると何と、「16時21分」となっているではないか!何だ、すぐ行くとか何とかいっていたクセに嘘つきめ!ということで、配達店に苦情の電話を入れた。しかしそこでよく話を聞いてみると、実際に配達したのは確かに12時台だったのだが、配達したのが下請けの運送会社だったということだ。どういうことかというと、その運送会社の「正ドライバー」なら、配達完了したときにすぐ入力できる端末を持っているのだが、今回たまたま配達した下請けの運送屋はそんな端末など持っておらず、全ての配達を終えて営業所に戻ってきた段階でやっと「完了」となるのだそうだ。まあ話を聞いて一応納得はしたものの、結局この「配送状況確認」サービスは、こと僻地への配達の場合はあまり信用しちゃいけないということか。
2005年05月08日
コメント(0)
ウチでは某運送会社の宅配便の取り次ぎもやっているのだが、もちろんお客の持ち込んだ荷物だけでなく、遠方のお客にウチの商品を発送する時にも使用している。ただ最近は日時指定などのリクエストが細かくなって、それなりに気を遣っている。実は今日着指定のあるお客のところでも、ちょっとしたトラブルがあった。今日の午前中必着の荷物の注文があったのだが、送り先が三重県南部の結構交通が不便そうなところ。普通の場所なら前日に発送すれば翌日の午前中には概ね到着するのだが、場所が場所だけに念のために、いつもウチに来る集荷のオニイチャンにその旨尋ねてみた。すると「2日前に出してもらえば大丈夫ですよ」ということだったので、そのように発送した。ところが今日の午前11時半頃、そのお客から「まだ商品が着かない!」との電話が入った。おかしいなと思い、その運送会社の配達担当の営業所を探して電話で問い合わせてみた。そうしたらあろうことか、電話に出た係りの人が言うには、その地区への配達は毎日午後の一便のみなので、午前中は配達してませんとのことなのだ。冗談じゃない、こちらはわざわざ確認した上で間違いなく午前中着指定にしたのに、配達店で放ったらかしになっているなんて.....。だいたいその地区には午後しか行けないなんていうのはそちらの一方的な都合であって、ウチの知ったこっちゃない。それにそんなことが初めから分かっているのなら、その荷物をその営業所が受けた段階で何らか連絡を入れるのが当然だろう。とにかく私からと、その運送会社からもそのお客に断りの電話を入れさせ、大至急配達に行かせたのだが、少々遅れたものの大事には至らなかったのでまずはホッとした。私も普段僻地への宅配便は余裕を持って出すようにしているが、こと「着時間帯指定」の場合は「早く出してる分正確に着くとは限らない」ということを結果的に学習した次第だ。
2005年05月07日
コメント(2)
JRの福知山線脱線事故の報道も、ここへ来て多少落ち着いてきたようだ。この事故に関する報道のあり方についていろいろと思うところがあったので、それをネタに書こうとしたのだがうまく考えがまとまらなくて、一度書いたものをアップ前にほとんど消してしまった。またいずれ何かの機会を見て書きたいと思う。ただひとつ言えることは、これまでの報道のあり方を見ていて私自身、かなり辟易した気分になった、ということだ。例を挙げるなら、犠牲者の方の回想報道。事故で亡くなったこの人は普段はこういう人で、この日は何処そこへ行く途中で帰らぬ人となった、ということを遺族が涙ながらに語ったりする。こういった報道って果たして本当に必要なものなんだろうか?確かにご遺族の方はお気の毒に思うが、何だか無理矢理見せられているような気になるのは私だけだろうか?あるいは遺体安置所や葬儀の席で泣き崩れる遺族の方の映像、そこへお詫びに回るJRの幹部と、彼らを罵倒する遺族たちの映像。そもそもこういう場に押しかけてカメラを回す神経というのもまったく理解できない。私がもし遺族なら、まず真っ先にマスコミを追い出すだろうな。どちらも視聴者の涙を誘い、改めてJRへの憎しみを増幅させるには十分すぎる映像だが、一体誰がこういうのを放映してくれと期待してるんだろうか?何だかマスコミがこぞって「JR叩きキャンペーン」を張ってるような気がしてならない。確かにおそらく全ての原因はJR西日本にあるだろうし、JR西日本はその責めを負わなければならないだろう。でもそんなことは今さらマスコミが声高に叫ばなくとも、皆が分かり切ってる事だ。新たに、たまたま同乗していた運転士が救助に参加せずに立ち去ったとか、事故当日にボウリング大会を挙行したとか、いろいろなネタが沸きあがって来て、マスコミはそれこそ鬼の首でもとったかのように一斉に叩き出しているが、これらのことについても事実のみ報じてくれればそれで十分。あとはその報道を見聞きして、受け手が判断すればいいだけのことだ。ここから先はあくまでもうがった見方だが、ひょっとしてマスコミは何か“仮想敵”を作ろうとしてるんじゃないか、と思えてならない。あるときは北朝鮮やイラクといった「国家」だったり、小泉首相やブッシュ大統領といった「政治家」だったり、雪印や三菱自動車といった「企業」だったりするんだろうが、今回はそれが『JR西日本』という一企業になったというワケだ。民間のマスコミが「企業」という「営利団体」である以上、いたずらに一般大衆を敵に回す訳にはいかないだろうが、マスコミが率先して“仮想敵”をつくり、それを徹底的に叩いていけば、とりあえず国民のシンパシーは得ることができるだろう。それどころかそのキャンペーンを派手にやればやるほど、面白がる視聴者はどんどん食らいついてくる。ただそのキャンペーンが正しい方向を向いているのならともかく、間違った方向を向いていたり、あるいは必要以上に度を越すようなものだったとしたらどうなる?マスコミの攻撃の標的になる恐ろしさは、松本サリン事件の時に当初犯人と目された河野さんの例をみれば言うまでもない。改めて言うが、確かにJR西日本に全ての原因があるだろうことはまず間違いないだろうから、その責任はとことん追及されて然るべきだ。ただそれと同時に、「JR西日本」という会社に生活基盤を求めている何の罪もない人がゴマンといるということも、頭に入れておかないといけない。「JR西日本」という会社は悪くても、「JR西日本」に務める全ての社員一人一人に、今回の事故に対する責任があるわけではないのだ。ヘタをするとJR西日本社員の子供だからというだけで、イジメに遭うような子が出ても不思議ではない。あるいは遺族との交渉の中でノイローゼになって、挙句の果てに不幸な結末をもたらされる社員が出るようなことも無いとは言い切れない。それにこれはあくまでも私見だが、今回の事故で一番つらい思いをされてるのは、亡くなった運転士の親御さんだと思うのだ。裁きはいずれ法廷で下されるだろう。あとは二度とこういう事故が起きないために、JRがやること、マスコミがやること、利用者が心がけること、これらをキチンと押さえておくことこそ肝要であって、いたずらに何かを「叩いて」ばかりでは何も生まれないと思うのだが。JR西日本を“仮想敵”に仕立てて、その咎を過剰にあげつらうような「行き過ぎた」報道が現実になされているとしたら、われわれ視聴者が厳しくチェックしていかなければいけないと思う。
2005年05月06日
コメント(6)
この連休中も長男は連日野球の試合が入っており、団の荷物運び担当の私も一緒に出掛ける毎日だ。ただ私は仕事があるので、朝一で荷物を運んだあと一旦帰宅して朝食を摂り、仕事をいくつか片付けた後、試合が終わる頃を見計らって会場へ向かい帰りの荷物を運ぶ、というパターンでしばらくやっているのだ。そうすること自体たいして負担には感じていないのだが、唯一私が苦労しているのが朝が早いことだ。試合開始はたいてい9時なのだが、ウォーミングアップや試合前の練習などをやろうとするとやっぱり余裕を持って出ないと、ということらしく、だいたいいつも集合時間は2時間以上も前になる。そこへもってきて私は極端に朝が弱いものだから始末が悪い。前夜閉店まで仕事をして夜遅く帰っても、普段の日よりも2時間以上も早く起きなければいけないから大変だ。ただ上には上がいるもので、ある親御さんなど前夜2時か3時まで飲み歩いていたにもかかわらず、朝には平気な顔をして現れるのだ。私以外の親御さんはいずれも昔野球をやってみえた方か、今も現役でやってみえる方だったりするが、きっと野球人の体の中には「早起き」のDNAが刷り込まれているんだろうな。今ぐらいの時期なら、朝の5時ぐらいから試合をやってる人たちもいるらしいからね。まあいずれにしても今しかできないことだからと割り切ったら、案外苦痛には感じないのも確かだ。子供たちに付き合うこと自体は楽しいからね。
2005年05月05日
コメント(0)
昨日の丸1日の休みのおかげで、何となく心身ともにリフレッシュできたような気がする。実際は運動会に参加したりとそれなりに慌しい1日だったが、「あとで店に出なくていい」と思えるだけで気分が全然違う。やっぱり休養は最高の栄養だな、と改めて思った。ただ現実的にはまったく仕事のことを忘れる、というところまではなかなか程遠い。前にも書いたが今月初めにパソコンシステムをゴロッと入れ替えたからだ。留守を預かる両親にひととおりの使い方の説明はしたつもりだったが、本稼動からまだ3日目ということで心配はしていたのだが、案の定昨日は私の携帯電話は何度も鳴った。まあ留守を預かるのが70歳前後の老人夫婦だから無理もないが、とにかく普段から私の想定の範囲“外”のところでよくつまづく。外出中に急に「パソコンが壊れた!」「レジが壊れた!」と言って、電話が掛かってくることがよくあるのだが、帰って診てみるとたいていは、何か余計なものをクリックして別の画面を出したとか、そういうレベルの他愛もない事だったりする。この間などは「レジがおかしい!すぐに帰って来い!」と言うので何事かと思ったら、ウイルス駆除ソフトのアップデートを促すダイアログボックスが出ているだけだった、ということもあった。まあ70歳前後の老人がパソコンを使うということだけでも、大したことかもしれないから、あまりぜいたくは言えまい。しかしこれからはさらなる高齢化社会になるだろうし、同時にインターネットの普及もさらに拡大していくだろう。つまり老人がパソコンでインターネットを操るシーンが、今まで以上に増えるのは間違いないだろう。でもそうなってもなお、ハードやブラウザ関係が今のままでは、はっきり言って使いにくい。自慢ではないがこの私ですら、インターネットをしている時に出てくる様々なエラーメッセージや警告メッセージの半分以上が理解できていないのだ(たぶん)。パソコンを始めようと思っていても二の足を踏んでいる人の中には、もしかするとトラブルに見舞われたときの対応に自信が無いというだけで、敬遠している人も多いんじゃないかな?今以上にパソコン・インターネットが普及するには、そのあたりをもっと解り易くしないといけないのかもしれないな。
2005年05月04日
コメント(0)
今日は珍しく丸1日の休みを取り、昼間は長男の野球団の運動会に参加。一旦帰宅してから、せっかくの機会だからということで、夕食は家族で外に出た。私の普段の仕事が深夜に及ぶので、家族で外食することが滅多に無いのだ。向かったのはとあるお好み焼屋。実は中に入るまで知らなかったのだが、この店ではもんじゃ焼も食べることができる。何を隠そう、私はかつてサラリーマン時代に、もんじゃ焼のメッカ・東京の月島に住んでいたことがあるので、もんじゃ焼に関しては並々ならぬ思い入れがある。しかしこちらに帰って来てからというもの、もんじゃ焼を食べさせる店に出会うことなく、かれこれ十数年のご無沙汰になっていた。久しぶりのもんじゃ焼の味は、やっぱり美味しかった。特に私は焼いた後に鉄板にこびりついている「カス」を、へらで剥がして食べるのが好きだが、それすらも昔のままの味で嬉しかった(これがまたビールによく合う!)。ただそれ以前に、十数年振りにもかかわらず、ソツなく上手くもんじゃを焼ける自分が誇らしかった。
2005年05月03日
コメント(4)
今年のゴールデンウィークは日程的に恵まれたようで、2日(月)に休みを取れば7連休、さらに6日(金)にも休みを取ればなんと10連休が可能だ。などと言っても所詮はサラリーマンの世界の話であって、われわれ自営業者にはまったく縁の無い話だ。しかしこの時期ウチの得意先の飲食店も連休を取るところが多く、だいたい今日休みを取ってあとは暦どおりの5連休(1日~5日)というパターンが多いようだ。よって私にとっても比較的ヒマな時期なのだ。えっ、飲食業だったら連休は稼ぎどきだし、酒屋さんも忙しいんじゃないの、と思われる方もいらっしゃるかもしれない。しかし連休に忙しくなるのはどちらかと言えば郊外型・家族向けの店の話で、ネオン街にあるような勤め人相手の飲み屋などは連休中はパッタリと客足が途絶えてしまう。ウチの店の場合、その立地の関係から郊外型の飲食店よりも中心街の飲み屋の方に圧倒的に得意先が集中しているため、連休中はヒマなのである。今月始めにパソコンシステムを入れ替え、普通だったら移行期でかなりの混乱が起こりうるところだが、この連休のおかげでそういうことも無く、余裕を持って対処できるので、まあタイミングとしては非常によかったと思う。
2005年05月02日
コメント(0)
私の以前からの認識では、「スナック」というところは「ウィスキーやブランデーを飲むところ」だと思っていたのだが、最近のウチの得意先のスナックから受ける注文を見ていると、どうも「スナック」は「焼酎を飲むところ」に変わってしまったようだ。それほどまでに最近は焼酎のオーダーばかりで、洋酒のボトルが売れていないのだ。「焼酎は酔い覚めがよい」とか、「体に良いとテレビで言っていた」とか、お客が焼酎に変わっていく動機(というか、言い訳?)はいろいろあるだろうが、やっぱりホンネとしては「安いから」ということに尽きるのかな。さすがにこのご時世、洋酒のボトルキープに1万円前後(モノによってはさらに上もあるが)のカネを出せる人も少なくなったのかもしれない。スナック側も最初のうちは「うちは焼酎は置かない」といっていた店でも、お客の要望とあらば渋々でも置かざるを得なくなる。一旦置き出したらあとはもう止まらない。それを他のお客が目撃したが最後、「なんだぁ~、それ(焼酎)があるんだったらオレもそれに替えるわ」と、あとは堰を切ったように洋酒のお客が焼酎へと流れていくのが、どこの店でもお決まりのパターンだ。その上洋酒メーカーも最近は愚かな考え方の持ち主ばかりのようで、こういうときこそ洋酒の復権のために心血を注ぐべきだと思うのに、焼酎へのシフトが止まらないと見るや、洋酒メーカーの営業マンたちがこぞって自社の焼酎を一生懸命売り歩いているのである。こうしてスナックからは日一日とウィスキーやブランデーが消えて行きつつある。先日も非常に象徴的なシーンを目にした。先日自殺したポール牧氏に関するワイドショーの報道の中で、彼が自殺の前夜に行きつけのスナックで酒を飲んでいたことが取材されており、その映像の中に彼がキープしていたボトルが映し出されていた。それは何と、有名な韓国焼酎『ジ●ロ』だった。そこそこ名前の売れた芸能人がスナックで飲む酒といえば、高級洋酒と相場が決まっている(ちょっと偏見が入っているかも.....)と思っていただけに、私にとってはある意味ちょっとショックだった。別に『ジ●ロ』が悪いと言うワケではないし、彼の好みや彼なりの事情もあったのかもしれないが、その事実を噛み締めつつも、芸能人でもコレだからいわんや一般大衆はなおのこと、焼酎に流れるのも無理はないなーと思った次第である。このままでは日本の食文化における洋酒の地位がどうなっていくのか、心配だ。一部に熱心なファンの方はおられるが、確実に消費量は減り続けている.....。
2005年05月01日
コメント(6)
全30件 (30件中 1-30件目)
1