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ずいぶん前に近くのワイン屋さんから飲ってみなコールをいただいていたのに巷の騒がしさもあいまって、もひとつその気になれず本日まで来たわけですがこのVTは正規のルートかどうかはわかりませんので状態はいかにと思いつつ、いつものようにあれこれぐだぐだ考えながら飲ってみました。リュット・レゾネだけどSO2はしっかり使ってる(らしい)ので安心して開けてみることに。サヴィニ・レ・ボーヌ1erCru オー・ジャロン’01 ドメーヌ・ルイ・シュニュ一期一会なのでしょうか。それとも・・・心奪われるような香り。あの~本気(マジ)で旨いんですけど・・。フランボワーズとチェリー系の圧倒的な香り。下手をすればなにか人工的な香りとも言われかねないが、ナチュラルな部分を限界まで引き出した完成度の高さ。サヴィニの将来の可能性やポテンシャルを照らし出しています。やや厚みに欠けるものの、この旨みのあるライトさでさくさく飲めます。最近飲めなくなった私にもやさしいワインございます。01熟成の結果もあるでしょうが、少しおいて試してみる価値絶対あります。いや~い~ねっ!私の心を奪う愛しい造り手たち・・・(笑)。おいしい造り手、きっとまだまだいるぞぉぉ・・
2007.03.30
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あいにくの天気にめげることなく無事開催の運びとなりましたいつもの会ですが、面白い内容で楽しい一夜を過ごしました。テーブルの上のワインの佇まいもなぜか春を感じさせるようでとても華やかな感じです。またまたお集まりいただいたメンバーに感謝感謝。ブリュット・アンボネイGC’94 アンドレ・ボーフォールまずはシャンパンから。私的に2度目ですが、ここのエチケットはいつ見ても格好いい。美味しそうな感じがにじみ出ています。少しナッティな印象から始まり上質な葡萄の風味がきれのいい酸とあいまってため息が出ます。なんともきめの細かい泡でとてもやさしいソフトな舌触りです。かなりストラクチャーもしっかりしていてワンランク上のプレステージシャンパーニュのような品格を感じます。コルトン・シャルルマーニュ’86 ルイ・ジャド最初はブラインドで出してみました。あまりにも状態が良すぎてVTを15年ぐらい間違えてしまうのも無理もありません。かなり固い印象から徐々に正体を現してきました。とにかくミネラリーで、香りのニュアンスがきっちり順番にでてくる正統派シャルドネの真骨頂です。焦がし砂糖が出てくる頃も酸のへたりもなく紅茶や干し柿の愛らしいでしゃばらない芳香もとにかく素晴らしい。シャンベルタン’00 ドメーヌ・ポンソ えぬう氏持参存在は知っていたものの、今回見るのも初めてでした。やっぱり年産1樽程度なのでしょうか。世によくいるポンソ鬼門派(私?笑)もぶっ飛ぶびっくりの逸品です。ロゼと見紛うような鮮やかなキャンディーカラー。赤系果実の愛らしいピュアなピノの香りと葡萄エキスの旨みダシが効いています。昔の木造校舎の教室やコンクリ地下室の懐かしい香りもします。(スーボワでしょうか?)いやはやなんともいいですねぇ。えぬう氏、えいち氏も大絶賛です。ジュリエナ’88 ジャック・シャルレこれはえぬう氏がブラインドで出したもの。私はなんとVRのボーモンあたりか、Cミュジニーなんてとりとめもないことを言っちゃいました・・・酔っているということで許して(笑)。いやな予感はしましたが、「ジュリエナ」とは・・ガメ・・ですか。ブログでもたまにお見かけしますがここでも古いガメの登場です。いや~参った。あとは言葉になりません。悔しさ半分ピノと変わらぬおいしさに、造り手がすごいんですよ!ということで〆ておきます(笑)。今回は本数は少ないけどとっても充実していました。しかしみんな飲むペースが早いなぁ。1次会も終わり、2軒目はワインバーにて飲み比べセットで品種あてをしながら日本のハッピーワイン”SOLARIS”信州シャルドネ・マセラシオン・リミテ’01マンズワインをいただいた。ピーチの香りのあるシャルドネ。これでもう少し余韻があればいいのになぁ。品種あてはカベルネをメルローと間違え、自信のあるパスグラも見抜けなかった。いや~これはダメダメ修行やり直しです。
2007.03.25
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これはすごいレヴェルのものと感じた。(○メ○ラ調。笑)冗談はさておきこれはぶるルージュの域ではない。VTの時間経過が相当なものにできあがったとしても素晴らしい。香りや味わいのバランスはもはやGCの域。実際問題ここのクロヴジョ01を飲んだときは正直感じなかったのにそれを凌駕する出来に今宵は感服したのであった。ブルゴーニュ・ピノ・ノワール’01 ドメーヌ・ショーヴネ・ショパンかなり余韻が結構長いのにも驚き。赤系果実、グリヨット、檜、腐葉土、藁、煙草、多様なニュアンスからしてもBRレベルではない。果実のコンポートやテロワールの要素に加え、なにかワイルドなエッセンスもある・・・クロ・サン・ドニに関係してはいまいか。MSDに畑持ってたっけ?(笑)。うーん。NSGっぽいとも言える(笑)。中身は別物を詰めてまっせ。きっと。ショパン・グロフィエの後継として軌道に乗るにはしばらくかかるのかもしれないが、こんなブルゴーニュもっと造って欲しいものです。巷の評価としてはもう確立しているのは当然の話で私がとやかく言うまでもないか・・・。
2007.03.20
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本日ワイン片手に弟がやってきた。なんや。めずらしい。何を買ってきたかと思うとVジラルダン。例の「テロワールの感動」ってやつね。はは。書くネタできたじゃん(笑)。さてさてどんな感動が待ってますかい?←エチケットのアンモナイトは?ムム?”エモーション・ド・テロワール”ブラン’04 ヴァンサン・ジラルダンうん。さすがピュリニーやむるその格落ちを使ってるとの噂だけに、微弱ミネラルや白い花、ナッティーハニーな香りがいい。しかし余韻はストン・・・。値段は2千円後半?らしい。酒質は認めるが、この域はやっぱ半額のキュヴェ・サン・ヴァンサンのほうに感動をおぼえますな(笑)。あったかくなればBB消費の機会も増えるので今年は何をいきますかね~?Vジラルダンも最近何かねたを作らないとなぁ。忘れちゃいそう・・。
2007.03.19
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この間のミシュランの格付けで1973年から三ッ星を守ってきたタイユヴァンが降格してしまった。昨年のフランス訪問時にお邪魔させていただいたので非常に残念だが、まぁ厳しく言えばそれなりの訳はあったような・・。そこで昨年の訪問記をねたにさせていただこう(笑)。DRCのHCNで有名になった?パリ市内のワインショップ「ラ・ヴィーニャ」に行ったり、パリ市内をうろうろしたりした後フランス最後の夜は三ッ星タイユヴァンでの晩餐が待っている。今回ぶる訪問+グルメ旅行の〆でもあります。楽しみ楽しみ。さて夕刻ぼちぼちタクシーでタイユヴァンへ。最初の印象は日本でも良くあるホテルのフレンチのようなモダンな造りだ。程なく店内に通され注文することに。コース料理はリーズナブルであったがどうしてもオマールとフォワグラが食べたかったのと、コースのチーズとデゼールがいらないので単品でお願いした。ワインのリストはやはりワタシラ偏屈日本人には退屈なものであった。えぬう氏はどうでもいいような感じ(笑)。初めてではないのでご存知だったようだ。そこでおなじみトロボーの古酒があったのでセレクトしてみた。このオマールは期待はずれのものだった。少し鮮度不足?を感じたのと味付けが塩辛い。一方フォワグラのスフレは青リンゴがデコレートされているそのトータルバランスがとてもよく素晴らしい一品であった。サヴィニ・レ・ボーヌ1erCru レ・ラヴィエール’76 トロ・ボーキュートな苺、フランボワーズの甘い香りが残っていてまるくやさしい感覚。あまたのGCを飲むより本当にここでこんな出会いもおつなもの。サヴィニーでも比較的早く熟成する畑の古酒でもこんなに長くいい状態でいるのに驚き。やはりワインは保存の状態。こんなのまたまた買い占めたい。Au revoir!またね!ヴリナさん店の雰囲気はそれこそ三ッ星、格式と上品さは感じられサービスもそつなく、何よりオーナーのジャン・クロード・ヴリナ氏直々に最初と途中、最後のおもてなしや気遣いが気分のいいものだった。ただ広い店内のテーブルの配置などその格式高いスペースがなにかあわただしく(うまく言えないが通路で食事をしている感じ)私的に落ち着かないのであった。店の構造はとやかく言えないが、今度行く時は料理を含めよりモダンなパフォーマンスで復活してほしいものです。パリ最後の夜は美しいシャンゼリゼ通りや国旗を掲げた凱旋門の絵に描いたような風景をぶらぶら歩き至福な時を過ごしたのであった。(現地時間2006.11.21PM10:00)
2007.03.16
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ブルゴーニュ好きならやはりカイユレという名に敏感に反応するのではないでしょうか。1つはGCに地続きである荘厳な格式を持ち、もう1面は珍品の宝庫?という私的イメージがあります。しかしそれは周知の通りピュリニー1級であってシャサーニュではないのですが。でもギィ・アミオと聞いて連想するのは何と言ってもピュリニーのカイユレドモワゼルなのです。(モンラッシェと言いたいところですがここはドモワゼルが看板ワインと言えましょう)昔飲んだその素晴らしさをいまだ強烈に憶えていて、そのイメージでいつもアミオを見てしまうのでしばしば物足りなさを感じてしまうのです。シャサーニュ・モンラッシェ1erCru レ・カイユレ’02 ドメーヌ・アミオ・ギィ&Fさてシャサーニュのど真ん中上部に位置する1級畑、さぞかし酸ののりも爽やかな感じなのかと思いきや、VTの影響もありかなり果実の厚みの感じられる結構いい出来になってます。少し蜂蜜やアプリコットのような香りもありシャサーニュも最近このような造りになってきたのかムルソーなどとの判別もつきにくい感じがします。看板的クリマやワインがある蔵は、それぞれ特にポリシーを持って誇り高い作品を造っているはずなのできっと美味しいはずなんですけどね。
2007.03.11
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ちょいとセラーに置き忘れていた1本ですが大昔、GCの若木からできる1erを知ったのもこいつが最初でありました。シルヴァン・ピティオ大先生が就任する前の作品ですが、かくも素晴らしい逸品に仕上がっているなんて当時の評論家も予想できなかったろう。私的グレートVT93も偉大な効果なり。モレサンドニ1erCRU ”ラ・フォルジュ”93 モメサン野性的なフランボワーズやドライチェリーの風味。色が薄く芳香もこじんまりとしているが実に凝縮した小味が効いていてスパイシー。タンニンもこなれており実に余韻も柔らかく長い。香りの分エレガントとは言えないが野暮ったさはなくキュートなMSD。やはり正体はGCなのですから当然でしょうか。(畑名ではない?肩書きをつけてる表記はちょいと珍しいですよねー。よくわかんないけど。笑)いつも悩ましいCDTの飲み時期は結構難しいところですが今日の1本で90年代前半がそろそろ面白いのではと思う次第であります。
2007.03.08
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最近蔵出しで熟成したNSGをちょくちょく見かけますが、今日の1本は大事に寝かせておいたムフフ♪(笑)なものです。コルクもいい感じでBigVTにグレートな造り手。期待が膨らみます。1級ならまだ先でもいいでしょうが、村名ならいいころあいでしょう。おいしそうです。ニュイ・サン・ジョルジュ’90 ドメーヌ・ロベール・シュヴィヨン期待通り少し閉じ気味の序章から一気に開花。すごーく果実味が強いです。適度な濃さもあり、いい感じに仕上がってます。繊細ですが土のニュアンスは弱くNSGらしくない角のない柔らかさとピュアでチャーミーな赤系果実、特に苺の香りがあります。昔飲んだここのロンシエールやポワレを彷彿とさせます。SG地区プリミエのデクラセかなぁ?言わずもがな90VTの偉大さも感じる一夜でした。PP地区はフローラル。SG地区はたっぷり果実。ヴォーヌ地区は大地のニュアンス。NSG勢力研究は面白いテーマですね。本日は超久しぶりのチーズフォンデュ。我が家はエメンタールよりグリュイエールチーズ多目のナッティな感じで食します。う~んおいしい。NSGとの取り合わせはもうひとつ。普通は白でしょうか。
2007.03.04
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1週間もワインを飲まないとさすがに喉のあたりがカラカラいって特にシャルドネあたりを欲しがります。最近私的に身の丈にあわない?1級畑が続いていたのでBBにて喉を潤すことに。昨年行ったドメーヌでも売り切れだったここのBB。えぬう氏お勧め&頂き物。こういうBBはあるところにはあるのだが、なかなか見ないものである。ブルゴーニュ・シャルドネ’01 ドメーヌ・アミオ・セルヴェルさて、開けてすぐは普通のBB。01らしい?インパクトの弱さが。しかしやっぱり期待通りだんだん良くなってきます。スモーキーにも思える甘いかおりとヴィラージュクラスの安定感があります。酸もこなれてきて美味しい。やっぱり人気があるわけね。シャンボールミュジニ産のシャルドネかどうか聞いたのを忘れましたが、アミオセルヴェルさんをはじめニュイの有名蔵が醸すシャルドネには「味」があり異常に好奇心をそそられるのです。モレサンとかニュイのシャルドネに私的にはずれがないなぁ。アリゴテ入りも許せます(笑)。(メルシーボークーえぬうさん!美味しかったです)
2007.03.03
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