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2009年【米】Inglourious Basterdsクェンティン タランティーノ監督(「シンシティ」「キルビル」「フロムダスクティルドーン」「ジャッキーブラウン」「デスペラード」「パルプフィクション」「レザボアドッグズ」)《R15》『1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、“ユダヤ・ハンター”の異名をとる冷血な男ハンス・ランダ大佐(クリストフ ヴァルツ)によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アルド・レイン中尉(ブラピ)率いるユダヤ系アメリカ人を中心とした連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”がナチスを次々と虐殺、血祭りに上げた相手の仕上げに頭皮を剥ぎ取るといった残虐な手口でドイツ軍を震え上がらせていた。そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画「国民の誇り」のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一同に集結することに。この千載一遇のチャンスを逃すまいと、ショシャナ、バスターズそれぞれが行動を開始するが…。』(allcinema online より)本当ならつづりは、 inglorious bastardsであるのを、わざと間違えたつづりにしているらしい。舞台が第二次大戦中のヨーロッパ(ドイツ支配下のフランス)ということで、そこにアメリカ人(訛りのきついブラピ隊長とユダヤ系アメリカ人たち)バスターズが乗り込んでる、(英軍の将校も)ということで、マトモ?な英語をまともに話す奴がいない。そんなところからシャレでつけたタイトルなのだろうか。5章立てになっていて、第1章は静かに始まり次に何が起こるのか不安でいっぱいにさせる緊迫の場面。オソロシイ~ そして第2章からブラピ隊長登場でどんどんグロシーンが炸裂。タラ作品だから覚悟をしていたものの、劇場で観るのが初めてなので、頭の皮剥ぎとか、ウチノメシシーン、デスペラード的な銃撃戦に、(゚Д゚;うわぁ~(/TДT)/ヤメテー 一緒に観に行った友人(彼女はブラピ♪目当てだったみたいなので尚更)とともに座席の中でもがき苦しんでしまった。(笑)第5章は、映画館にブラピとバスターズメンバー2名がイタリア人将校を装って潜入、という作戦だが、ここが最もコメディらしい場面で、(T坊やK兄ィによると『失敗フラグ』っていうらしいのだが、それが立ちまくる)ドイツ語しゃべれないのはイタリア人だからってことにしよう、っていうんだが、挨拶に来るランダ大佐(ナチ将校)が予想外にイタリア語をまくし立てる。ブラピ達が焦ってごまかす様子がおかしくて、でも恥ずかしくて、ここが劇場でなく家のリビングだったらテーブルにもぐるか走り回るところだ。あー拷問。ここでも座席の中でもがき苦しむ私がいた。(爆)【後日記】ナチ将校役の クリストフ ヴァルツさん、アカデミー助演男優賞オメデトウ。
2009年11月30日
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ウォーゲーム を検索!1983年【米】Wargamesジョン バダム監督(「ラストデシジョン」「ジャックブル」「迷宮のレンブラント」「ニックオブタイム」「張り込みプラス」「ハードウェイ」「バードオンワイヤー」「張り込み」「ショートサーキット」「ブルーサンダー」「サタデーナイトフィーバー」)『高校生デビッドはコンピュータに詳しいハッカー。偶然から《ジョシュア》というコンピュータと接続し、そこにあったゲーム《世界全面核戦争》で遊び始めるが、実はそれはNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が核兵器を管理するためのコンピュータで、そのせいで実際に米ソ間で核戦争が起きてしまいそうに。デビッドが連行されたことで事態は事無きを得たかに思われたが、《ジョシュア》は着々とソ連への核攻撃の準備を続け……。』(wowow online より)私の映画観賞歴において、「この人の映画は必ずチェックしよう」と初めて決めたのはジョンバダム。そう思うきっかけとなった映画だ。これとたぶん「ブルーサンダー」。そして「この子の出演作は全部チェックしちゃおう。」と初めて決めたのがこれでブレークしたマシューブロデリック。この映画とたぶん「レディホーク」。そんな、私にとって特別な映画なのだ。冷静に考えると、無理がある…とか、飛躍し過ぎ?とか思われることもあるが、冷静に考える暇を与えずたたみかける展開。よく「職人」と評されるレビューによく出会うが、それが映画の醍醐味というものだと私は思う。バダム監督のそんな職人技が、私のツボにちょうどはまったのだろう。やっぱり今観てもおもしろかった。でっかいコンピューターのやたらでかいところとか、マシューがハッキングする様子で観られる黒字に緑のCRTディスプレイとか、インターネットが津々浦々に普及した今から見ると、古くささがなんとも懐かしい。これを初めて観た当時は、ワープロすらさわったことがなかったよな。古くさいのではあるが、冷戦下の緊迫感が今観てもハラハラドキドキ。DEFCON(デフコン)なんて言葉もこの映画で知ったな。さてすっかり忘れていた冒頭シーン、抜き打ち訓練でミサイルボタンを押せなかった兵士のおじさん、今は亡きジョンスペンサー(「ザホワイトハウス」のレオ) だった。
2009年11月29日
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塾に行き始めたのはいいんですが、授業は9時45分まで、でも指導が入ったりするらしいので10時軽くまわります。誘ってくれた友達ほか他校の生徒と意気投合したらしく、放課後のおしゃべりに花が咲く。それは何よりだが友達の家方向を遠回りして帰ってくるものだから、11時近くになったことがしばしば。県の条例で11時以降中高生の外出は禁止なのは皆知っているから、とりあえずそれを過ぎない努力は認めるが、11時以降禁止だから10時59分までに帰ればいーってもんじゃないよね。夕べは自転車のトラブルが若干あったために11時を大きくオーバーし、「親の責任問われる」「探してくる」とお父サンがパジャマから着替えたところで、やっと帰って来ました。「やめさす」「いやだ」「友達とその時にしかしゃべれない。」(部活も学校も違ったりするので。)「10時半まで帰れないならやめさす」「せめて10時40分にしてよ!」って、蚤の市の価格交渉じゃないんだからさ…。(笑)しかし、塾からまっすぐ帰らず大回りして深夜に帰宅するのは納得いかん。(`へ´)塾の前(裏)でしゃべって帰ればいいじゃんか。(塾のセンセに追い払われるな…)そんなこんなでその辺のものを蹴散らし、ドアをバタン!で大暴れのK兄ィに、T坊が恐れをなして飛び起きてベッドから出て来ました。(私が歯を磨いている脱衣場で寝ようとした…)今朝T坊が言うには、「オレ、反抗期ないかも。」「え~そうかなぁ」「うん。しないよ。だって、うちビンボーだからさ」(爆)その背景は、月曜の夕飯時に私が「今週塾の支払が7万円あるからね」って話をして、(入会金15000円と半年の教材費と11月分)その場の皆が「へーーーっ」と驚いたこととか、日頃、ビンボー話をしていることとか、ふだんは全然勉強してないしこないだのテストが悪かったらしいのを知っているからでしょう。その時も「兄ちゃん、ついてけてないんだ…」とぼそっと言ってたし。私も「今からしっかりコツコツと勉強しとくんだよ」なんて言っちゃってさ。( ̄ー ̄)【11/29 追記】ついてけてないもんで、塾に行かなきゃならない、塾に行くとお金がかかる、かかる上に夜遅くまで帰らずに叱られる…と。K兄ィが怒られると、結構T坊もとばっちりを食うことが多いかも。(笑)っていうか、これがまた余計な事を言うんだよね。みんなキリキリしてるところに「じゃあ、○○すれば?」なんて口をはさんでとんちんかんな事を言う空気読めなさ。(爆)なもんで、K兄ィからも親からも、「うるさい!」「横から口を出すな!」「関係ない!」と雷が落ちます。しかも懲りずに何度もやらかす。(爆)
2009年11月26日
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ウォーリー を検索!2008年【米】アンドリュー スタントン(「ファインディングニモ」)『環境が破壊され、人類が宇宙に移住した29世紀の地球。小さなロボット、ウォーリーはたった1台で700年も町を掃除している。ウォーリーの夢はたった1つ、ビデオで繰り返し見たハリウッド映画の中のカップルのように、誰かと手をつなぐこと。ある日、巨大ロケットが着陸し、そこから1体のロボット、イヴが出現。彼女に一目惚れしたウォーリーは、何とか彼女と話せないか悪戦苦闘。イヴの目的は地球に植物がないか調べることで…。』(wowow online より)刺激に慣らされ、心の汚れた私には、もはや健全なディズニーアニメは受け付けないのだが、これも横見ではあまり心に響いてこなかった。出直しする。改めて通して(まじめに)観たら、追記で感想を書くとしよう。【追記】イヴとウォーリーに心を洗われる愛らしいストーリー。ふたりのシーンはどこもよかった。まん丸に退化した人類が出てくるシーンは、ちょっとイヤ。結構コミカルながらグロテスクに感じる。
2009年11月24日
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ティンカーベル を検索!2008年【米】Tinker Bellブラッドリー レイモンド監督『人間界=メインランドで赤ん坊が初めて笑うとき、ネバーランドの妖精の谷、ピクシー・ホロウに新しい妖精が生まれる。あるとき、また新たに美しい女の子の妖精が誕生し、もの作り(ティンカー)に優れた才能を見せたことからティンカー・ベルと名付けられる。好奇心旺盛なティンカー・ベルは、やがてメインランドを見てみたいという憧れを強くするが、もの作り妖精はメインランドに行くことができないと知って不満を抱き……。』(wowow online より)どこかで大人の鑑賞にも堪えるようなことを読んだので、公開当時劇場で観ちゃおうかな…と思ったりもしたのだが、うーむ。案外そうでもなかったかも。と言っても私は何を期待していたのだろう。兄ちゃんが小さかった頃にはピーターパンのビデオを何回一緒に見せられたろう。あれこそ、幼児から大人まで楽しめる、名作だ。ワニが「カッチコッチ」と近づくと恐れおののくフック船長とか、ヤキモチ焼きのティンクとか…。まぁこれも、自分の才能に誇りを持てよとか人生見かけだけじゃないよとかコドモに刷り込むには効果的な物語かもしれない。でも刺激に慣らされ、心の汚れた私には、もはや健全なディズニーアニメはダメみたい。( ̄ー ̄;)シニカルで毒の隠されたアニメ映画しか受け付けなくなった私って…。(「シュレック」「森のリトルギャング」しかり。「千と千尋」「ポニョ」も…毒?)ディズニーでも「ニモ」「モンスターズインク」「レミーのレストラン」はストライク♪
2009年11月23日
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT2009年【米】This Is Itケニー オルテガ監督『2009年6月25日、世界中に衝撃が走ったマイケル・ジャクソンの突然の死により、幻となったロンドン公演“THIS IS IT”。本作は、死の直前まで行われていた長時間に及ぶリハーサルを記録した映像を基に、今回のステージでクリエイティブ・パートナーを務めていたケニー・オルテガ自ら監督として幻の公演を再現する音楽ドキュメンタリー。』(wowow online より)これは素晴らしいドキュメンタリーフィルムだ!幻となったツアーは観ることができなくなったのだがこれは普通に観客席から観る以上に貴重な記録であり、同時に完成度の高いエンターテインメントでもある。映画が始まるまでは、ここ5~10年ぐらい人前で歌っていないらしい彼がホントに歌って踊れるのか?麻酔薬に依存するような身体ではもたないのではないのか?ツアーの大半はそっくりさんだったりしないのか?なんて、疑惑が頭を占めていたのだが、良い方に裏切られた。♪WOWOWで放映していたドキュメンタリーでも伝えられていたが、マイケルはステージにとことんこだわって、凝りに凝るのだ。これでもかというほど派手に演出して、徹底的に観衆を喜ばせようと努力する。この最後のツアーも、登場も派手だ、花火だ炎上だ、バックに流す映像も、映画のような凝った作品が、移り変わっていくテーマに合わせていくつも登場。このツアーが実現していたら、ファンはさぞや喜び大評判になったことだろう。これは、マイケルファンやマイケルのためだけの映画ではなく、公演を作り上げようとしていたスタッフ、(マイケルやオルテガさんから末端のダンサー、大道具小道具さんなどなどに至るまで)彼ら全員のためのものでもあるなぁ~と思った。若いダンサーやシンガー達一人一人がマイケルに憧れて目指した道だった。マイケルと同じステージに立つ夢のためにオーディションに参加してきたのだ。この映像記録がなければ幻のステージになっていたのだ。ドラマーの人だったかが、「一流のアーチストと仕事をしてきたけど、彼ほど自分の作品を熟知している人はいない」というような事を言ったのがすごく印象的。類まれな才能の持ち主とは思っていたが、これほどまでとは。ミュージシャン達と音を合わせる時のやりとりや、ダンサーや演出への細かい指示や次々に沸いてくるアイデアに、関係者たちみんなが驚き大興奮していた。ダンスもすごい。なんであんなに精気溢れているんだ。この映画では彼同様純粋にツアーを成功させるためにがんばっているアーティスト達の姿だけが記録されているのが良い。彼にまつわるこれまでのドキュメンタリー映像では、周りにいる彼の才能にお金の匂いを嗅ぎつけて群がる人々まで見えてしまいいやな気持ちになることもしばしば。きっとリハに没頭できるステージをさがると、彼自身もそれがわかっていて普通に安らかに暮らすことが難しかったのだろうな。天使のように純粋な「MJ」、おそらくは、望んでいないのに、志半ばで浮世の苦悩や重圧から解き放たれてしまったけれど、今はきっと本物の天使になって安らかだと信じたい。
2009年11月20日
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将軍の娘/エリザベス・キャンベル を検索!1999年【米】The General's Daughterサイモン ウェスト監督(「コン・エアー」「トゥームレイダー」)個人的には《R15》相当だと思う…『ジョージア州の陸軍基地で、政界進出が有力視されるキャンベル将軍(ジェームズ クロムウェル)の娘エリザベスが全裸死体で発見される。事件が外部に漏れるのを恐れる将軍から極秘調査を依頼された軍犯罪捜査官のポール(ジョン トラヴォルタ)は、かつて恋仲だった捜査官サラ(マデリーン ストウ)とコンビを組んで調査を開始。やがて彼らは、エリザベスに異様な性的嗜好者としての知られざる顔があったと知る。さらに、エリザベスにはかつて士官学校時代、ある恐るべきトラウマ的体験をしたと分かり……。』(wowow online より)前半、トラちゃんで軍事サスペンスで、「閉ざされた森」に似たミステリアスな雰囲気でいいな、と思った。ジェームズウッズも、ティモシーハットンも怪しくて。エリザベス大尉どのもかっこ良く。(タイトスカートでタイヤ交換、ってちょっと無理あるなぁとか思ったけど。)全体としては、ただエロチックなどす黒さが全面に出てしまって、被害者も加害者も捜査側もみんな薄っぺらくなってしまった。あんな目にあって、なぜ軍に残るんだ…。キャンベルじいさん、酷すぎ。薄っぺらいので、こんな感想しか出てこん。我が家ではクロムウェルさん(「ベイブ」「アイ、ロボット」など) が人気者なので残念だ。「閉ざされた森」は楽しかったなぁ。ラストで気持ちよくだまされた。
2009年11月19日
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エージェント・ゾーハン を検索!2008年【米】You Don't Mess With the Zohanデニス デューガン監督~原題を直訳すると「ゾーハンに手を出すな」?~『イスラエルの諜報機関《モサド》の一流エージェント、ゾーハン(アダム サンドラー)は美容師に転職するのが夢。そこでライバルであるパレスチナのテロリスト、ファントム(ジョン タトゥーロ)と戦って死んだように偽装し、憧れのカリスマ美容師が住む米国のNYへ。最初は就職口に困るが、中東系の女性ダリアが営む美容室で見習いとして雇われる。やがてゾーハンのあるテクニックが評判となり、店は大繁盛。一方、ゾーハンが生きていてNYにいると知ったファントムは……!?』(wowow online より)うっかり、コドモ小学生と見始めてしまってさぁ大変!しかし、しばらく一緒に見続けてしまった。口はあんぐり。小学生はゲラゲラ笑いながらも「キモーイ!」と怒り始め…お父サンが、こんなの見せちゃダメでしょーとストップをかけたとさ。別の日に後半を見ていたら中学生が帰って来て、結局最後まで観てしまった。中学生も「ひでー」と叫びながらゲラゲラ。後で頭から観はじめようとして怒られていました。(爆)かなりひわいで、バカバカしさ全開で、人種民族ネタは中東を田舎モノ扱い?アメリカでの出稼ぎ外国人を小バカにし、当事者が聞いたらカンカンに怒りそう?なのだが、憎めないサンドラー。人徳なのか、おとぼけの演技が絶妙なのか…。本国では大ヒット、日本ではサッパリ、と聞きました。バカバカしさ加減が半端じゃないのでわかるような気もします。この悪のりについて行けるようになったら、日本人もたいしたもんだ。(?)
2009年11月16日
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ハッピーフライト を検索!2008年【日】矢口 史靖監督(「スウィングガールズ」)『副操縦士の鈴木(田辺誠一)は、羽田発ホノルル行きのフライトで、いよいよ機長昇格をかけた実地訓練に臨もうとしていた。だが出発直前、教官が急遽厳格な原田機長(時任三郎)に変更になり、鈴木の緊張は極限に。一方、同便には念願の国際線デビューとなった新米客室乗務員の悦子(綾瀬はるか)も搭乗していたが、慣れない環境でミスを連発、チーフ(吹石一恵?/寺島しのぶ?)ににらまれてばかり。波乱含みの同便を定刻に離陸させるべく、グランドスタッフや整備士たちも懸命の努力を続けるが……。』(wowow online より)期待せずに観たが、おもしろかった。期待して観てもおもしろかったろう。(笑)大ネタ小ネタが次々と連発、笑いはベタだが、一つ一つが解りやすくマニアックかつリアルなので、ほう~と感心させされたりもする。笑わせつつもなかなかにサスペンスだったり。コクピット(「コパイ」とか…)や客室乗務員(キャビンアテンダントということで「CA」とか…)、グランドスタッフ、整備士、管制塔員にバードパトロール(「バードさん」)まで!専門用語満載で、わからないなりにおもしろい。業界の人が観てもきっとニヤリとしているだろうな、と感じさせる。俳優もそれぞれを活かした使い方で好感。怖くていやみな時任キャプテンの緩み方とか、地上勤務の田畑智子の全力疾走とか、日頃苦手な寺島しのぶの凛としたリーダーぶりも、非常に魅力的だった。うちのダンナのお気に入りの、綾瀬はるかも可愛らしくコメディセンスもばっちり。CAの皆さんは緊急時に、モード切替なさる。何て言ってたっけ。なんとかからなんとかへって。サービスする人から命預かる体勢に。なるほどーと感心して見てましたが、現実にはそれを目の当たりにする機会がないことを願います。それから、エコノミーしか乗ったことのないニンゲンとしては、見聞きしたくなかった裏事情などもあったりする。(`へ´)チェッ
2009年11月15日
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2007年【米】"The Company"ミカエル サロモン監督(リドリー スコット/ トニー スコット 製作総指揮)『1950年代、親友同士の青年3人は、2人が米国のCIAへ、1人がソ連のKGBに入り、スパイの道へ。3人は異なる立場から、ハンガリー動乱、ピッグス湾事件、キューバ危機、そしてベルリンの壁の崩壊など、東西対立を背景にした歴史的事件に関わっていく。一方、CIAは内部に潜入したKGBを見つけようとひそかに作戦が続けるが……。』(wowow online より)3話完結のテレビドラマ。第1話『1950年代初め、米イェール大に通う3人の青年、ジャック(クリス オドネル)、レオ(アレサンドロ ニヴォラ)、エヴゲニー(ロリー コクレイン)。ジャックとレオはCIAに、また、エヴゲニーはKGBにスカウトされ、それぞれスパイになる。1954年、西ベルリン。ジャックは任務を妨害するKGBのスパイを追うが、CIAのベテラン、アングルトン(マイケル キートン)はジャックの調査に疑問を抱く。一方、ジャックはCIAに協力するバレリーナに強い愛情を抱くようになるが、結果的に彼女を危険にさらすことに……。』(同)クリスオドネルは、見覚えがあると思ったら、「バットマン Mr.フリーズ」のロビンだった。育ちの良さそうな、役柄に合っていた。ニヴォラは最近観た映画「アイズ」「さよなら。いつかわかること」に登場し、頭にはすっかり名前が定着したのだが、私にはどうも顔が覚えられなかった。レイフファインズを若くしたような端正でクールな顔だち。非常に重要な役に陰のある演技が印象的。親友3人組のもう一人、唯一のソビエト人としてロリーコクレイン、「CSIマイアミ」であんまりな降板をした男だ。これ、スラブ系の顔なのか?髭の濃い顔につば広帽子に毛皮のコートが、なんともキモい。(失礼)他にもアルフッドモリーナ、ナターシャマケルホーンとか映画でおなじみの顔が脇を固め、見応えがあった。マイケルキートンがいかにも変人で、最初から最後まで怪しいのに、天才だということなのか、誰も怪しまない???すごすぎて、誰も裏をとることができないのか?なんか、よーわからん(`へ´)という感じもありはしたが、冷戦下の実際の事件の裏側を描いた、リアルなスパイ物語だった。
2009年11月13日
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さよなら。いつかわかること を検索!2007年【米】Grace is Goneジェームズ C ストラウス監督『シカゴのホームセンターで働くスタンレー(ジョン キューザック)のもとに、ある日、米国陸軍の軍曹としてイラク戦争に出征していた妻のグレイスが戦死したという訃報が届く。愛する妻の死に衝撃を受け、すっかり途方に暮れた彼は、日ごろ母親のことを恋しがっている2人の娘、12歳の長女ハイディと8歳の次女ドーンに、その悲しい事実を告げることができず、衝動的に2人をドライブに連れ出して、フロリダの遊園地をめざすことにするのだが…。』(wowow online より)盛り上げず、掘り下げず、多くを語らないで淡々とお話はゆっくりと進む。見事に普通のおじさんに扮したキューザック。思春期娘にとってはいかにもウザいパパかもしれない。そんなお父さん、妻の死を、娘たちに告げるというつらい作業がなかなかできない。まず自分が現実を受け止められていないから。その姿がもどかしくて気が重くなる。何か様子がおかしいと察する長女、父の思う以上にしっかりしているのだが、問いただす勇気はない。学校に電話した時に先生が核心に触れるような事を言っちゃったらどうするんだろうなどといやにハラハラしてしまった。そんなことになったらお父さんますます窮地に。衝動的に旅に出ちゃうなんて、頼りないかもしれないお父さんだが、結果的にはゆっくりと受け入れてみんなで乗り越えるのには、これで良かったのかなと思えた。そんな重い中にも、次女の無邪気さに和まされる。きっとパパもお姉ちゃんもそうなんだろう。その次女(ドーンちゃん)がデパートで行方不明になるシーン、「ドーン ベア(熊)!」とかなんとか、可笑しな呼び方で探す。ちょっと深刻なシーンにしては笑いを誘う。あっちの人って小さい子を「○○ チェリーパイ」とか「クッキーちゃん」とか、よく食いもんで呼んでるけど(違うかな…)、そんなようなノリなのだろうか。私もそういう場面でT坊のことを「ぴーい」とか「ぴーちゃん!」とか「ぴー○○?!」とか可笑しな名前で呼ぶけど…、そんな感じ??(´▽`;)
2009年11月12日
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アメリカを売った男 を検索!2007年【米】Breachビリー レイ監督『FBIの若き訓練生エリック(ライアン フィリップ)は、組織の中でも指折りのうるさ型として知られるベテラン捜査官ロバート(クリス クーパー)の部下となって彼の行動を監視することを、上司(ローラ リニー)から命じられる。格別その行動に不審な点も見当たらず、むしろロバートの篤実な人柄に次第に心惹かれるようになったエリックだが、ある日、監視の真の目的を知らされて思わず愕然とする。実はロバートは、長年アメリカの国家機密を敵国に売り渡している疑いがあるというのだった…。』(wowow online より)実話に基づいているせいか、あまり単純な話でなくて、置いて行かれそうになるのだが、そこがリアリティなのかも。行動が怪しくて実は変態であるらしいというベテラン捜査官の人物像が結構おもしろく、他人に5つの自己アピールを言わせ1つだけ嘘を言わせるゲームとか、かなり偏屈だがエリックの妻がいらつくほどに夫婦で敬虔なクリスチャンだとか、地味な外見と予想が難しい言動にたいして、一緒に見ていた小4のT坊をして「このオッチャン、好き。なんかカワイイ。」と言わしめた。(爆)そのオッチャンと若い大学出たてみたいなライアンとの、化かし合い? ローラリニー率いる秘密の監視チームとのだまし合い?映像じたいは地味なくせにかなり怖くて、何度か私は部屋中を走り回ってしまった。(T坊はトイレに逃げ込んだ。)実在のこのスパイは、20年のながきに渡って、50人ものアメリカのエージェントをソ連に売り、そのうち2名を死に追いやったのだという。彼自身も退官とともにやっとこの仕事から足を洗えると思っていたふしがあり、それがかなわないと悟りかけた頃には涙を流し苦悩の色を表していた。孫たちにとっては純粋に愛すべき祖父だったようすも若い捜査官は知っていたわけで、それを知りながら必死にだます彼の葛藤も見応えがあった。ライアン フィリップ、目の保養だわ…※原題の breach とは、漏洩とか(契約などの)違反 という意味だそうだ。
2009年11月11日
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3年ぶりぐらいにガン集団検診を受けてみました。胃、腸、子宮、肺。乳ガン検診は来週。胃の検診は前回どうしたんだっけ。?(@_@)?どうも初めてらしく、バリウムちうもんをついに飲むはめになりました。まず発泡粉?みたいなのを喉の奥に向かって一気に投入し、少量の水で一気に飲み干す。そのあとドロリとしたオレンジ味のなまぬるいシェーク。オエッとしたけど想像よりましでホッとしました。(きっとかなり進歩したんでしょう)そして機械に乗ってぐるぐる回される。自分でも回らされる。結構可笑しかった。。。ガン検診は今回ママ友と誘い合って行ったので気楽にいけた。でも、採血とか採尿とかの基本検診を受けてない。「それ、意味わかんない。(呆)」とダンナに言われました。そうだよね…
2009年11月10日
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インフルエンザも済ませ、毎日近所の4年生たちと元気に遊んでいたT坊、久しぶりに泣きながら帰って来ました。またケンカか?と思いきや、今日は腕が痛いと泣いている。サッカーがどうとか、ボールがどうとか、支離滅裂だったけど…友達の蹴ったボールを手のひらでよけるか取るかしようとして痛めたらしい。さては、、、と思い、すぐに家族全員かかりつけの整形外科に飛ぶ。果たして、案の定、X線写真を見て、思わず笑っちゃいました。ものの見事に左手首の骨が、ポッキンと離れている(^_^;)引っ張ってくっつけて固定する、というので、「今からやるやつが一番痛いけど、それだけ我慢すれば大丈夫」と励まして送り出した後、ドアの向こうで悲鳴が…「ぎゃーーー」「いたーい!」(苦笑)湿布して、副木をひじからはめて、包帯でぐるぐる、そのあと三角布で吊るす方法を説明されました。「今晩痛むと思うから、座薬をあげる」T坊「なにそれ?」寝る前に1回使いました。おののいていました。(爆)それにしても、男の子とはこうも整形外科(または外科)に縁があるものなんですね。(嘆)
2009年11月09日
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