全35件 (35件中 1-35件目)
1
今回、ベトナムでパートナーとして出発する女性と事業立ち上げの検討を行なった。彼女はすでに日本企業の委託生産の仲介をしていて事業センスはしっかりと持っていて、どこに事業のうまみや楽しさがあるかを心得ている。契約交渉をしても、勘所のところだけを詰めてくる。それでいて、控えめで年寄りに敬意を払ってくれる。日本では追い求めながら得られないキャラクターである。息子の卒園式には出席したいのでと、ここぞというところでは、良いお母さんぶりも見せる。保育園が見つからない。上司の理解が悪いとぶつぶつ言ってばかりでは、このようなキャラクターには育たないだろう。我々もこのような「しなやかな事業家キャラクター」が日本でも育つように心がけたいものである。
2012.06.30
コメント(0)
ベトナムには個性的な女性起業家が多いように思う。女性の方が、主張がはっきりしているのでわかりやすい。若いときに経験したことをベースに企業を決断するようでる。マーケティングの手法を体で身につけているように思う。いろいろアイデアを試してみて、どのビジネスモデルに手応えがあるかをしっかりと見ている。日本の若い人とは違いがあるのだが、その原因を2-3の女性起業家から探ってみた。すると、親や親族に起業家が多いことだ。ごく自然に会社を起こしておくか。そのうちに自分の強みが見えてきて自身の企業環境が整ってくるということだ。日本でも若い人の失業が多いと嘆く向きがあるが、親御さんも会社を設立させてみると子供のことがよく見えてくるかもしれない。闇雲に会社設立するのではかく、自分の強みをいかせたという経験のあるところを核にした会社だろう。会社は設立したままにしておいて、チャンスがあれば開始するというものである。いろいろ日本の若い人にも海外に出て、アジアの起業家魂と接する機会を儲けたいと思った。
2012.06.29
コメント(0)
ハノイは家族が生活するのに日本人社会が小さなわけでもない。しかし、商業施設などで、日本語が通じる環境ではない。英語も日本人家族の英語力とベトナム人の英語で通じる環境も限られている。特に、ショッピング・タクシーなどで、言葉が通じないでもどかしい思いをされることが多いようだ。そこで、通訳を雇うにしても、そんな贅沢はまかり通らない。携帯が進んできたので、ポイントだけの通訳を行うサービスをベトナム人の通訳仲間も研究しておられるようだが、いつでもどこでもだれとでもという四六時中のサービスを行うのは、通訳の人の生活もあり、難しいようである。医療などのフィールドを限ったサービスはスタートしているが、生活全般のお助けというのはニーズがありながら、開発できていないようで、なんとか心安いベトナム人の知り合いをつくることが基本になるようである。私もアメリカ駐在時代にアメリカ人の知り合いがそれとなく家族ぐるみの付き合いをしていただいたことが思い起こされる。ハノイでも日本人家族がよいベトナム人家族と知り合いができるように祈っている。
2012.06.28
コメント(0)
現地法人設立した会社のお手伝いをしている。現地の経営者は元気が良い。どんどん投資してゆくが、どこまで日本側がついて行けるか。取り残されるだけ、出資比率は下がる。出資比率をどこまでにするかの正念場である。元気と意欲を失望させない取り組みは簡単なものではない。懐と相談しつつ、事業展開を考え、出資比率も考えてゆくのだから。それでも若い人の夢いっぱいの取り組みを見るのは小気味よい。日本でもこれぐらい若い人の元気があればよいと思う。良い経験をさせていただいている。
2012.06.26
コメント(0)
ベトナムハノイ中心部にあるショッピングセンターの6階は、食堂街である。ここではバイキングのソウルガーデンとKICIKICHIという回転ホットポットが行列ができるレストランである。回転寿司ではなく、回る食材が野菜・肉・豆腐・きのこ・貝・エビ・香菜で、いろいろ具が回ってくるのをIH一人鍋に入れてゆく。次から次へ引き上げ足してゆく。お皿の数で料金が決まる。子供たちも大喜びである。おじいちゃんも一人暮らしを癒しているようにみえる。一人当たり1,200ー1,500円ぐらいは食べてしまうので決して安くはないようだが、これ一発の食事になってきているようである。しかし、安心できるのは、1.火を通す料理なので安全である。2.食べる量を好きにコントロールできる。3.値段がふっかけられることがない。というのがありがたい。店の前には和菓子の餅屋が創作の餅を売っている。これのひとつ120円ぐらいなので決して安いわけではない。いろんな形で世界のよいところを貪欲に取り入れているベトナムが頼もしい。食べ過ぎず、糖尿病の私にもやさしい。
2012.06.25
コメント(0)
ベトナム出張にあたって、休日にステイしている留学生のご家族と会った。最近はスカイプがあるので、ベトナムにいても状況はほとんどつかんでおられると予想していたが、そのとおりだった。懸念を述べられたのは、1.勉強をしているか。2.肥満が進んでいるので、ダイエットに協力して欲しい。3.運動不足なので、ジョギングなどに協力して欲しい。などなどである。一人っ子で育っているので、スカイプなどで逆に親離れが進んでいないことを申し上げた。親心というのは、ギリギリの決断のタイミングまでに何を備えさせてやるかしかなく、自分の人生でない点、思うに任せない。そのために、1.自立2.自己管理:健康・食欲管理3.知識・識見を付けさせてやるしかない。もどかしいが、親はそこまでであり、逆にその重さもある。このあたりの自覚を促すのは、実の親であり、ホストとしては実の親のサポートしかできないことを申し上げた。この会合には、留学生の従兄弟も2人加わり、大いに盛り上げてくれた。やはり、街の活動でも、日曜日の8時というのに外で涼みながら運動や会食に出ている人々の明るさに、若い国であることを羨ましく思った。若さを上手に生かして欲しいと願うばかりだ。
2012.06.24
コメント(0)
心配されていた荷物についても問題なく到着した。大阪から広州、広州からハノイともに操縦士の腕が良い。タッチダウンのかすかな兆しのあと、前輪が滑るように着地する。空軍で鍛えた腕なのだろう。時間通りに到着し、時間も遅かったので入国手続きも早い。到着後15分後には、タクシーの中。知人がアレンジしてくれていたので、料金も約束通りであり、深夜のチェックインで閉まっていたゲートも開ける手配もしてくれた。外貨は、関空でドルとベトナムドンを買っていたので、そのまま客室で荷解きである。明日はゆっくり遅寝して、我が家の留学生の家族と午後から顔合わせである。
2012.06.23
コメント(0)
ハノイに出張するのに、経済的に旅行するために中国南方航空を利用している。直行便を考えるのだが、便利だがやや高い。周囲の人は高くても直行便を勧めてくれたが、お預かりしている資金のことを考えると少しでも安くあげたいと思ったし、天下の中国も世界レベルの仕事をしているので、機能的には問題あるまいと、乗り継ぎ時間が長いのが難点だがcZを選んだ。4つの懸念が提起された。1.乗客がマイペースである。2.乗務員が日本のセンスでは不親切。3.荷物の経由でトラブル可能性がある。4.ラウンジで拒否される。であった。1.乗客は、長沙から日本に観光旅行に来ていた団体の婦人たちであったが、筆談で楽しい会 話ができた。東京・箱根・京都・奈良を訪れたが、京都・金閣寺が最高だったそうだ。 最もすきなところは、長沙だそうな。 ほんの一言を交わすだけで、エコノミー席も苦にならない。帰り際には、BYEと笑顔で 挨拶が買わせる。2.乗務員は職務に忠実で笑顔や余裕はない。3.荷物はこれからである。4.ラウンジでは、豪華な装飾はなく、通常の家具に軽食・果物・ドリンク(軽・重)があ り、カウンターでラウンジのパスワードを入れてもらえばPCも使える快適環境である。懸念を示された友人も過去にはいろんな思いがあったのだろうと思うが、現実は予想以上に進展していると感じた。
2012.06.23
コメント(0)
熟年の過ごし方は重要である。頭には、若いころの無理をゲンコツで通すというやり方が残っている。しかし、体は思うようには動かない。したがって、あまり無理をしないで一番自然に流れるように物事を進めたいと考えるようになってきた。幸い、自然な流れが何かということは経験を積んできているので、多少とも見えるようになってきている。そこで、これが自然な成り行きだと思えることを少しでも加速するような活動に力を添えるように心がけている。いや、そうしないと他に道がないことも止むをえないことだが。政界ではゴタゴタが続いているが、特に高齢議員の方々には、今までの見識を活かして自然な流れを加速するような行動に徹していただきたい。若い人には少し手荒になるかもしれないが、若いビジネスパーソンはグローバル競争を生き抜くためにギリギリの努力を積み重ねておられるので、政界の若手だけを優遇するような活動だけは控えていただきたい。企業においても、政治においても、役所においてもグローバルな視野での厳しい競争の中にあることを忘れず、そのようなうねりの中で自然な流れや展開をしていることは加速させる活動をお願いしたいと念じている。
2012.06.22
コメント(0)
昨日、グーグルのビジネス用クラウドのセミナーに参加した。グループウェアとメールのクラウド化。グループウェアのツールを自動的にアップグレードする。などなど。サイボウズの売り上げが急落しているのが何故かということがよくわかった。クラウドということが言われて久しいが、目の前にグッと突き付けられた感じである。災害列島日本にあって、非常に魅力的である。安い値段で入ってきて、抜き差しならぬようになって値上げされてしまうという懸念があるようだが、小さなビジネスにとっては今のITコストからみると、こんなに現実的なアプローチはない。このような価格破壊は、テレビや半導体で見てきたが、日常業務とコミュニケーションツールにおいても「ついに、お前もか」という感じである。グーグル、スカイドライブ、Dropboxなど、起業するときには、まずお世話になるサービスがしのぎを削っている。一般企業は、自身の基幹業務システムがあり、そう簡単にはクラウドを活用するには至らないようだが、各種の開発プロジェクトなどでは、このような動きが加速しそうである。このような真剣勝負を見ていると政治の動きがいかにのんびりしているのかが思いやられるのである。自身としては、雲の上の話にしないようにクラウドは使うが、必要な人には「見える取り組み」をしてゆこうと思っている。
2012.06.22
コメント(0)
高齢者の海外出張は、現役時代に比べて少し軽くなった。1.資料準備:IT時代になり、要件はほとんど事前にやり取りするので、運ぶ資料が減った。2.テーマ:将来に向けていろいろ蓄えておこうという余分な想いがなくなった。 今あるテーマをできるだけ早く若い人に受け止めてもらうことだ。3.機材:ノートPCがモバイルPCになり格段に軽くなった。しかし、変わらないものや、増えるものも出てくる。1.おみやげ:一期一会になるので、手ぶらでということのないようにということで、気を使 う。2.医薬品:常備薬やサプリが増えて、数合わせと予備の計算が増えた。それにしても、今回も新しい出会いが待っている。今回は、日本でホストしている留学生のご両親やご祖母様とお会いする。子育てと若者の将来についてどんな話になるか楽しみなことである。
2012.06.21
コメント(0)
民主党の消費税引き上げ反対議員の人たちの表情が暗く、目がうつろである。マニフェストは、いろいろ多くの方向を述べてあったが、真の民意は自民党体制では日本が立ち行かないというメッセージであった。郵政改革の後退や多くの内容をてんこ盛りにして、多数派工作をしたのがマニフェストであり、イッソ反自民というマニフェストならもっとわかりやすかったかもしれない。このような同床異夢の人々を糾合して押しくら饅頭をしている間に自身津波、欧州債務危機である。一つでも課題解決を前に進めないといけないと思う民意を、この反対派の人々は受け止めきれていない。このまま世界の経済情勢が明るくなるはずがないので、増税の食い逃げにはならない。増税の影響が深刻になればなるほど、後回しにされた政治改革や行政改革は深刻になってゆく。したがって、順番が違うなどと時間をかけて論議するのはばかげている。しかし、気になるのは、ユーロ安だからと多くのシニアが欧州旅行にチャンスを求めるのはいかがなものであろう。消費増税前に滑り込みも含めてなのかも知れないが、若い人の支援にエネルギーを注入した疲れを癒やすのなら納得もできる。是非、帰ってこられたら若者の激励に頑張ってもらいたいと思う。
2012.06.21
コメント(0)
馬鹿な議員がブログに不用意な発言を書き込んで失職した。よいことである。選ばれればよいのだ。公言を通じて洗練されるのはよいことで、今までなら見過ごされていたものが、しっかりと選別されるようになった。これからは政治家もどんどん選別されてゆくだろう。ブログを通じて公式発言のトレーニングがなされるようになったことは歓迎すべきことである。これまで以上に、若い人たちが発言と行動に力強さや慎みがうまれると期待できるだろう。自身も晩節を汚すことの内容に注意したい。
2012.06.20
コメント(0)
野田総理は、社会保障改革・消費税増税を表明して、早速に帰路に就いた。欧州問題にも大きな支援をしつつ、これを国際社会への日本の存在をアピールするものには使わずに帰ってきた。この間に、少しずつ存在感を増しつつあるのは中国であり、韓国である。日本はこの両国に対しても縁の下の力持ちを務めるが、表には出さない。足の引っ張り合いにエネルギーを擦り減らすのは日本の特徴だと言ってしまえばそれまでのことだが、我が家の留学生の目の色もだんだん曇ってきつつあるのは怖い。日本にいてよいのだろうかと思い始めてきたら大変である。社会保障改革とこの世界のご時勢の中で表現すれば、少なくとも共済年金と厚生年金の一本化ぐらいの効率化・合理化を伴うのが世界の常識だが、既得権者がゴチャゴチャかき回して、一向に進まず、逆に支出を増やす最低保障年金というのだから、世界の人々も中身を知ればびっくりというものだ。民主党が割れる危機というが、すでに国民の心は離れている。このままだったら、解散・総選挙を避けて先延ばししてもどうにもならないだろう。また、増税反対派が国民の中にはあるので、民主党の増税反対を支持する人たちも票を集めるはずだと言われても、これは分裂しかストーリーはないように思う。国内のゴタゴタで世界に打って出るチャンスも生かせないのは残念である。留学生にもどのように説明しようかと頭を捻っているところである。「今のような日本の状況はあなたの国でも起こりうることだから、つまらない既得権益を渡さないように、つつましくも楽しく生きるライフスタイルを作り上げよう。国家のビジョンはしっかりと考え、国民と共有するように努めないといけないよ。」というところがせいぜいである。
2012.06.20
コメント(0)
誰も自分の意志で生まれてきたわけではない。それだけに自分の人生は愛おしい。だれの強制も受けたくない。他人の迷惑にならなかったら、思い切り自分の思いを実現する様に生きたい。これは本源的な人間の想いであろう。実は他人の迷惑というよりは、多く他人様のお世話になりながら生きているのだが。その民主主義が重くて共産主義や独裁の中に逃れたくなることもある。ギリシャの動きを見ているとそのような想いも抱く。また、欧州からの留学生も共産主義に流れるような雰囲気さえもする。ギリシャ危機を観察して思ったのは、選挙が行われる前に、株式市場は結果を予見したことである。選挙前日の株式市場は欧州で上げて、また、米国でも上げて終えた。これは、各種の調査を行った結果を読んで、自信を持って判断したようである。情報化は着実に普及してきている。それに伴って多くの人が判断・決断する様になってきている。ギリシャはこれまでの欧州和平の動きをなんとか維持した。自分達の生活の多少の不自由は凌ごうというものである。それによって和平の秩序が維持された。一方で、ドイツ程の厳格な生活スタイルは窮屈すぎるという判断がフランスの選挙結果だろう。成長とロマンが必要というわけだ。成長とロマンは簡単な課題ではないが、足元には課題はいっぱいあるわけだから、これに有給・無給で取り組むうちに、ロマンがビジネスになると思いたい。うだうだしているだけでは何も生まれないのだから。(日本の政治家も目を覚ましてほしいものだ。)
2012.06.19
コメント(0)
65年の人生経験は、日本人の平均年齢を上回る。社会は個々人の人生の総和であり、自分の思うようには動かない。自身の思いと社会のズレを繰り返しているうちに、だんだん「これはいける、いけない」という直感が研ぎ澄まされてくる。自身の思いの強い分野ほど、ズレを反省する機会が多く、直感が当たる度合いが高くなる。もちろん自身の思いには、自分の価値観・思想が影響しているのはいうまでもない。これは他人に対する見方にも通じ、他人の評価もこのように、価値観・思想にまで及んでしまう。近い人だったら余計に見えてきて、驚くことも多い。自身も思想・価値観を明確に、正しい評価が受けられ、変な誤解を生まない活動で、晩節を汚すことの無いよう心掛けたい。また、多少でも社会のお役にたちたい。しかし、ボケで周囲に迷惑をかけないようにしたい。
2012.06.18
コメント(0)
今回は牧畜民族の紛争と和平活動についてのセミナーだった。みなさんの関心は高く、50名の教室は机なし聴講生も入れて溢れんばかりの講義になった。紛争の原因は、家畜が勝手に隣村で牧草を食べるという行為によることで、意図して紛争しようというものではない。互いに自身の権益を守るために示威行為を行い、争いにいたり、テンションの高いものが紛争を始める。それが血の気の多い人たちに伝播して規模が拡大する。犠牲者が出ると憎しみと報復の連鎖が続く。天災による食糧不足が紛争の原因かと問われれば、飢餓は人間を食糧の略奪には向かわせない。そんな元気があるはずもない。人間が食糧問題で紛争を起こすのではないとのことである。アフリカでは極限状態で、素朴な環境の中での人間の行動の原点が見えるので、興味深く研究会の講座には参加している。その中で、遊牧民の紛争の原因を教えていただき、チンギスハーンの昔の部族対立の不思議が解けた思いがした。また、ギリシャの問題なども、このアフリカの問題よりはるかに恵まれた環境下での課題であり、是非富裕層が上手な財の投下により、足元の課題を解決する事業を整備拡大し、雇用促進を図ってほしいと思う。ヨーロッパからの留学生に共産党を志向する学生が増えているのも良く理解できる。変な形でヒトラー再現にならないように金持ちの良識が問われている。
2012.06.17
コメント(0)
原発再開。福井県民、原発立地県民が40年に亘って耐え苦しんできたことをさらに改善することで苦しみと闘い続けたいという国家・国民の決断が下った。全く、戦前の太平洋戦争に突き進んだのと同じ構図である。しかしながら、戦争というものではなく、科学技術と産業政策という内容であり、原子力平和利用という究極の科学技術を日本のコア技術にしてゆこうというもので、日本国民の固有の選択を行った。固有というのは独善と言い換えられる決断だったということである。外務大臣にも諮らず、防衛大臣にも諮らず、国内関係大臣だけで決めたということである。日本海をほとんど内海のような考え方で決めたことによる。これからの周辺諸国からの動きが注視される。ただ、事故が起こらない限り特に何の反応もないだろうが。重い判断である。ギリシャに端を発する欧州危機、消費税問題などに関心が分散される中での決定である。その点で、消費税内閣、原発再開内閣という歴史を刻んだことになる。原発の稼働に関して、各種の安全対策のペンディング事項、防波堤・免震棟・テロリスト対策などなどこれからの整備事項は稼働中に起こらないことが神頼みになった。災害列島で、災害に耐えられる挑戦をする。対策が出来上がるまでは、軍ブルである。国民がみんなで国民・周辺諸国の類が及ばないことを命がけでお祈りしなければならない状況になった。反対はしていても、決断は下った。しかし、大政翼賛はしたくない。自然界に存するエネルギーの根源に手を付け続けることが災危を及ぼさないことを、神様にお祈りするのか、仏様にお祈りするのか、キリスト様にお祈りするのか、八百万の神様にお祈りしたい。
2012.06.16
コメント(0)
フランスから留学してきている高校生がヨーロッパは沈みそうだと言った。ギリシャといえば民主主義の元祖でありオリンピックの発祥の地。そこで欧州平和の理性的な取り組みであるEUを破壊する民主的な選択が行われようとしている。なんとも皮肉であり、彼女にとっては欧州ももはやこれまでと映っているようだ。彼女は日本びいきで、料理も日本料理にずっと関心があり、学校では毎日剣道部の稽古を続け、私の家内の茶道教室に来て、「学生の茶道」の本を借りて帰っている。人間を広くとらえて、既成の考え方や生き方にとらわれない道を極自然に吸収しようとしている。若さの特権をうまく生かしている感じがして、皆からも温かく見守られているようだ。彼女のみならず、ギリシャの大人にも是非素直に現状を見ていただいて、とりわけギリシャの大金持ちといわれる人たちを中心に、欧州平和の基盤を長い歴史の中で築き上げたものを、賢明な形で続けていけるような判断をしてもらいたいと念じてやまない。
2012.06.15
コメント(0)
消費税、原発に関しては、官僚という黒幕のシナリオどおりに事態が推移していきそうだ。消費税増税は避けられないことは誰の目にも明らかであるが、国家財政はこれにも勝る優先課題であることが十分に提起されていない。「政治改革も公務員改革も消費増税を決めたからには待ったなしである。」と毅然と言い切るシナリオが提示されないのは、いかにも官僚のシナリオだと言われないように黒幕も注意してほしい。福祉改革でも軒並み先送りであり、日本を反面教師とする中韓との差が出てきており、電機メーカーで起こっている追い上げ追い抜きが国政という面でも明らかになりつつある。原発に関しては、「日本海を日本の放射能の捨て場にする可能性を最小限にする措置」を明確にしないと官僚・原子力村の陰謀だとのそしりを受けるだろう。黒幕というのは「みんなで渡れば怖くない」を演出する人たちのことであり、特に第2次世界大戦に導いてゆく陸軍参謀部の流れがその典型であり、日本人の心ある人たちはその再現を恐れている。今の改革はこの流れを組んでいるようで、危なっかしい思いを国民は抱いている。政治生命をかけてと言われても、野田首相の議員辞職や原発に関しては腹切りがあったとしてもとてもではないがそれぐらいのことでびくともしないぐらいのインパクトがあることである。第2次世界大戦でも誰も責任を明確にしなかったという歴史があるからだ。国民全体で背負うことになるのだが、そのツケは途方もなく大きいのだから。国民一人一人の自覚が求められている。
2012.06.14
コメント(0)
若者の失業が問題になっている。先進国ではローマ時代から国の衰退時には若者の失業が増えてくる。そして金持ちは若者を海外旅行させる。しかし、海外旅行をさせても親の世代が期待するような留学生活を送ることができない若者が増え、結局雇用に結びつかず、行き詰るという歴史である。これは、文明が周辺国に波及して周辺国に雇用が吸収されることから起こってくるものである。ローマ時代にはこのような流れが何十年・百年単位で起こっていた。ところが、近年はこのような流れが5年・10年単位で起こってくるので、先進国の雇用が急速に失われてきているので、どこの国でも労働市場への新規参入が難しくなってきている。しかし、目を自分の足元に向けると、社会には問題だらけである。介護、育児・保育を始め、企業の社員教育(グローバル教育などが急がれている)などは手つかずになっている課題も多い。介護などは、若い社会福祉学部の卒業生が実習の段階で「キツイ」「キタナイ」「クサイ」などでドロップアウトし、外国人の介護担当者にゆだねようとしている。これも先進国病の典型的な課題である。子育ての経験もない独身の大卒に看護現場にすぐ行けといっても難しいかもしれない。しかし、社会人として3-5年も経った人間なら、社会の現実に向き合うのは避けてほしくない。政治家は論議するだけでよいかもしれないが、現場で実践する人が必ず必要なわけで、若者はこのような社会の現実から目をそらさないように願いたい。生活保護などという前に、社会の課題に向き合う人材であってほしいと願っている。これらの取り組みは、グローバルに見てもきっと他の国から評価される時代がやってくることは間違いないと思う。
2012.06.13
コメント(0)
昨夜、ベトナムの有名大学からの留学生と勉強について話した。今は、日本語検定しか頭になく、2級を目指して頑張っている。ただ、ガリ勉派であり、折角の留学生活が見聞を広めるものになっていない。そこでテレビのニュースを見ながら、「日本では何が問題になっているのか」を尋ねると、「電気の問題」と答えるが、「日本語の先生も難しい問題だと言っている」で止まってしまった。日本語の2級をパスするというのは小学校を卒業して中学校レベルの学力が出てくるレベルのことを勉強しているので、一流大学生としての学習はお休みしてしまうことになるというと、本人の現在のジレンマを見つけたように表情に明るさがよみがえってきた。経済人とは、政治家とは何を考え、どのように行動する人なのかを簡潔に話してやると大分すっきりしてきたようである。子供にさえこんな話はしなかったなあと自分でも感心するが、シニアになったからこそ話せることもある。このようなコラボレーションは貴重だと思う。とりわけ海外で仕事する経験のあるシニアが日本の内向き学生に海外の現地・現場で一緒に活動するような場づくりが必要なのではないかと思う。JICAも企業の若手を青年海外協力隊に派遣しているようだが、シニアボランティアと学生の青年海外協力隊を一緒にプロジェクトに関わらせるような動きをかんがえるのも面白いと思う。脈のある大学に働きかけてみたいと思っている。
2012.06.12
コメント(0)
菅元首相の功績は原子力村への批判である。日本は地震国であり、その上にこんなに多くの原発があることである。かならず日本には地震が起こる。グローバルに見れば、日本という僻地で震度テストをやることは原爆に次いで科学者にとっては人類の挑戦として意義がある。その実験台になるという犠牲的精神を発揮してきたのが福井県民であり、福島県民であった。国民はその自覚を持って判断してほしいというのが野田総理へのメッセージであった。そして、その犠牲的精神を野田総理は受け入れ、国民に理解を求めた。ほんとうだろうか。日本人は世界に向けて科学の進歩のために犠牲的精神で臨むというのなら、野田総理の会見は外務大臣・防衛大臣も含めた閣僚会議で決せられなければならないが、内向きの大臣だけで、国民生活を守るためだけの発信であり、国際社会からは、日本国民もここまで見識がないのかと言われても止む無いことだろう。今回の原発再開は、太平洋側ではなく、内海のような日本海側である。事故が起これば、日本海周辺国からの袋叩きを覚悟しなければならない。袋叩きが何を意味するかは国民は想像できるのである。このことに国民は反対しているのである。しかし、緊急で想定外の事態なので、夏場だけ祈るような気持ちで再開し、国民生活のピークが過ぎたところで原発を止める。原発をピーク時の予備電源として扱うというのが本筋である。これは今まで原発を推進してきた人たちの取り組みの否定から始まる。これまで原発に取り組んできた関係者にとって過去の実績の否定につながることになる。したがってこれまでの原子力委員会のメンバーだけで取り組むと自己否定を織り込んだ答申を書かねばならなくなるのだが、これは大変難しい話である。したがって、ここに国際的な第三者を入れて客観的な視点での意見を織り込むことが必要である。とりわけ日本海周辺国の関係者の参加は欠かせない。消費税・福祉一体改革の影に隠してはならない大変な試練であることを日本国民が自覚する必要がある。
2012.06.11
コメント(0)
生活という現実があり、原発なしでは日本人の生活はない。年輩のものは、ピンとくるのではなかろうか。日露戦争の後、第一次世界大戦特需に救われて繁栄を謳歌した日本が関東大震災の被害から立ち直るのに満州が生命線である、生活のために守らねばならない日本の戦略がある。空気である。この空気が醸成されると民主主義は国民の意志として走り始める。走り出したら止まらない。国民のDNAを職務として担う天皇陛下をもってしても止まらない。原発再開は本当だろうか。この地震大国にあって原発の安全性の確保に寸分の妥協があってはならない。諸外国からの訪問者は、日本に原発があって大丈夫なの?その日本にオリンピックを招致しようというのである。オリンピックの招致の中で大きな焦点を当てられてしかるべきなのは原発問題であろう。これは第3次世界大戦に望むぐらいの深刻な計算が必要であり、これはとことん公開でないとならないと思う。「一時的な再開とは立地自治体に対して失礼である。これは国論としての再開でなければならない。」というのは、実にこの第3次世界大戦に挑む国民の合意が必要だと言っているのである。それを誰が何のリスクに対してどのような責任を負うのかわからない形で、エイヤの結論を出すのは、「みんなでわたれば怖くない」式の思想で、陸軍の旧参謀の動きと少しも変わらないと思うのが国民の潜在した空気であろう。一時的な再開は、自然の神様に「自身が起こらないように」と祈るばかりの所業であることを自覚するべきである。天皇陛下もお祈りにお疲れになると思うのだが。
2012.06.10
コメント(0)
第2の人生年金暮らし。年金生活者はいろいろ活動する。事業、趣味、自分の生活の自立などなど。事業では、現役時代に思い残しになったことへの挑戦もある。そこでは、必要なタレントを集めて事業を進めるが、必要なタレントとは、現役時代の業績に基づくことがほとんどである。退職してからでも仕事のし振りに人柄が忍ばれる。そうか、この人はこんな人だったのかと驚かされることも多い。おぞましくなったりもするが、どのように展開するのか楽しみだったりする。もちろん、自分もそのように見られていることは承知していなければならない。末節を汚してはならない。事業では、出来上がった大企業に高度成長時代に身を置かせていただいたおかげで、今日の年金生活があるのだとありがたく思え、死んでからの世界でなく、今が極楽なんだと思える。それだけに事業を創造するということはやり残しのことであり、よい経験をさせていただいていると感謝している。望むらくは、現役世代に蓄財していて、十分な資本をもっていたらなあと残念に思うのだが・・・。地獄なのか、天国なのか、第2の人生こそがあの世なんだと思う。世の中にはたくさんの課題がある。その中で、自分の楽しみだけでなく、そのような課題の解決の一端でも担わせていただかねばならないと思っている。
2012.06.09
コメント(0)
民主主義では、民意の反映が大きな課題である。民意を聴くつもりが側近に意見の集約をゆだねると、リーダーともすれば裸の王様になりかねない。民主党は民主主義の本家であるが、歴代の首相は民意といわれたものに突っ走ってやけどを負った。よほどのリーダーでも理念と現実を結び合わせることが難しいようだ。このような裸にならないためには、日頃から理念と現実の摺合せの積み上げを行っていないと難しく、とりまきに取り込まれてしまうこともありそうだ。このようなスケールの大きいリーダーの候補は多くないので、首のすげ替えで人材が払底してしまわないように気を付けなければならない。国民一人一人もリーダーを育成してゆくのだという視点が必要だろう。
2012.06.08
コメント(0)
ホームステイの受け入れをして25年。これも家内がホームステイが好きだからである。海外旅行と言っても、名所旧跡の観光にはあまり関心がない。ツアーで上っ面をなめて、グルメを食べて、土産物屋でブランド品をお買い得をするのはまっぴらなようだ。歴女ではなく、現実を生きる人に関心が深い。その人間ドラマに何とも深い感慨があるようである。おかげで、変な出費・浪費がないのは助かる。昨日、フランスのノルマンディーに結構高いお金を払ってホームステイしてきた人の話があったが、この話も「物静かな暮らしと家庭生活の中で、優しい思いやりのある子供たちが育つ。」「深夜にはトイレも流さずに貯める。」などのお話が子供たちにも笑いを誘い、これから留学しようとする子供たちに大きな影響を与えていた。名所の話ではなく、家庭生活での構成員の性格や役割分担が自然に展開してゆき、この中ですれぞれが楽しみ成長してゆくのが生き生きと語られてゆく。なにかちょっときれいすぎないかという感じもしたが、国境を越えた心の通い合いを、子供たちの留学に率先して実践する彼女たちに敬意を表したい。金勘定だけではないグローバル化の基本を見た思いである。
2012.06.07
コメント(0)
今回の留学生は一人っ子である。一昨日、バイクにひっかけられて結構大きな擦り傷を負った。それがその翌日からシャワーを浴びて、バンドエイドは変えていない。ベトナムでもそんなことをしていたのかと聞いたら、こんなときは父がシャワーを浴びさせてくれた。母が消毒してバンドエイドを変えてくれたという。幸いシャワーは傷口がぬれないようには浴びているそうだ。それにしても20歳になる息子を、かなりベビーに近い形でケアしていることに驚かされた。とても子の両親の変わりはできない。一昨日のように医務室を尋ねて傷口の消毒するように言っておいた。それにつけてもかわいがられて留学してきたものだと思うし、それだからこそ留学させたのだろうと思った。両親は強い子になってほしいから留学させたと言われるので、見守るだけで甘やかさないというスタイルでゆきたい。
2012.06.07
コメント(0)
福井県知事の発言には驚かされた。大飯町が原発再開を要請し、国は足元を固めたという。福井県知事のお国が判断するならそれに従おう。しかし、首相が再開を言明して国が責任を負うことを明確にしてほしいという。そして、ピーク時だけ再開して、ピークを過ぎたら停止し、できるだけ地震などの天災リスクを下げようという近畿連合の大方の意見を批判した。この批判するところに県知事の言い過ぎがあると思った。これは原子力の恒久的再開を国に圧力をかける発言であり、こんな話を日本の国民が選択するわけがないからである。原子力村はこんな発想で、福井県を動かしているのだろうか。原子力村の総責任者は国民であり、巧妙な原子力利権団体の短期的な利害に惑わされてはならないとの自覚を新たにした。
2012.06.06
コメント(0)
我が家にステイしているベトナム人留学生が、通学途上でバイクに当て逃げされた。幸い膝のかすり傷で済んだようだ。相手は青いバイクで、その場を去ったようである。学校が手当と対応しているようだが、かすり傷で済んだのが不幸中の幸いである。このかすり傷よりも恐ろしいのは、当て逃げして治療も名乗りもせずに立ち去った加害者がいるという事実である。日本人のモラルがこの程度のものであるという事実を認識して故国に帰るというのは大変な国家的な信頼を傷つけてしまったことになる。留学生の心の傷のほうが問題であろう。このような小さな信頼が積もり積もって外交の力を弱めるということにつながりかねない。留学生は故国では地域のオピニオンリーダーの子弟が多い。日本人も多くの留学生を受けるようになっているのだから、この辺りを大いに注意喚起しなければなるまい。折角の草の根外交がこんなつまらない愚行で根腐れしないように心がけたいものだ。
2012.06.05
コメント(0)
リーマンショックは、劣後住宅ローンの焦げ付きを債券市場と株式市場の資金で補った形である。今回の欧州債務危機も似たような姿で、世界同時株安で株が買いたたかれ、買いたたいた株式で金融機関が値上がり益を後刻計上しようというものである。一般の個人投資家にとっては大変な迷惑で、企業の業績に関わらない株価の動きで、資本主義の意義を問われそうな状況である。後刻獲得する金融機関の値上がり益が欧州債務危機の対策資金に使われればよいのだが、漁夫の利を得る銀行の懐だけに死蔵されてしまっては救われない。また、そのような動きを会社の業績の不振の言い訳にされても困る。そのような経営者こそ、責任逃れで見苦しく無能に見えてくる。経営者は社会の問題に自身と関係者の協力の下に粛々と取り組むことが期待されているのだから。金融市場の動きは予見として取り組むことが期待されているのである。どうしても望まれる企業・経営者だけが生き残れるのは自然の摂理だと思う。
2012.06.04
コメント(0)
何も決められない。民意が反映されない。政治不信。ギリシャで、中国で、米国で、日本で起こっている停滞。もとを質せば、一人一人のエゴイズムがなせる結果であり、自身の襟を正さなければ正常化は期待できない。民主主義の機能不全のような論調も見えるが、これを正常化するのもスーパーマンが漫画のように解決してくれるのではなく、一人一人の誠実な生き方と民主主義の解決手段によらねば解決できない。今ほど、一人一人の生き方と主張が大事な時はないのだろう。課題を認識したら、自身のやるべきことをなし、その延長線にいるリーダーを見極め、着実に課題解決に結びつけることが大事であり、やたら、民主主義の機能不全を嘆く論調には注意しようと思う。
2012.06.04
コメント(0)
フランス、オーストラリア、タイからの高校留学生が、6月16日に広島平和学習ツアーを行う。今日は、その準備学習討議を行った。45分、英語を中心に日本語でもよいというやりかたで討議を行った。進め方は、「科学者」「軍隊」「犠牲者」の立場で、原爆をどうとらえるのか。それぞれがお互いにどう思うのかを45分の限られた時間の中で、簡潔に述べてもらった。「科学者」の主張:クリーンエネルギー、危険だが有益、エネルギーミックスの重要な一つ。 (軍隊からは大いに期待されている。しかし、犠牲者からは拒絶される。)「軍隊」の主張:究極の武器、平和をもたらす解決策。 (科学者からは最先端技術の実用化を支援。犠牲者からは拒絶される。)「犠牲者」の主張:地獄、犠牲者は何も語れない、家族・友人の悲嘆。 (科学者は謝罪。軍隊は止むをえなかったという。)WIKIEPDIAでは、英語版は原爆使用の背景の記述が中心、日本語版では原爆被害の記述が中心。私としては、日本の広島では、唯一の被爆国の犠牲者の実態を学んでほしい。また、放射能という課題は、兵器だけでなく、原発が身近であり、福島原発事故の放射線拡散は広島原発の168倍、チェルノブイリではその6倍となってきている。広島見学ツアーの後の彼らの感想を心待ちにしている。
2012.06.03
コメント(0)
欧州を中心に失業問題が深刻になってきている。仕事がない。雇ってくれない。受け身の姿勢に政治家は辟易する。「諸君、国家が何をしてくれるのかというのではなく、国家のために何ができるかを考え行動しよう。」と演説したケネディーがこの始まりだろう。日本も潜在的には同じ問題が起こるはずのところ、復興需要などで顕在化していない。これが欧米から見るとうらやましい状況であろう。円への信用が高まり、円高が進んでいる。これは輸出産業にとっては迷惑至極であるのだが。社会をしっかりと見れば取り組まねばならないことはいくらもある。行政サービスとしてやらなくなったことは、プライベートで公務員以下の報酬で取り組まねばならないだろう。必要なものならボランティアででも取り組まねばならない。そうこうするうちに回復してきたら、報酬も支払われるようになるはずだ。座して待つより、まず、自発的に動いて、コストぎりぎりで取り組むところから始めよう。日本でも介護福祉分野では人手不足なのが、若手で福祉分野を専攻した人でも仕事につかない深刻なミスマッチが起こっている。若手の失業というのも、このようなミスマッチがかなりの部分を占めている。また、変な天下りや既得権者が高い処遇で君臨しているのかもしれない。しかし、その分野で頑張れば必ず問題状況は少しずつ解決方向に向かう。失業を自分で決めつけないようにして、身の周りの問題解決に取り組むようにしたいものだ。この辺でも欧米をリードする取り組みをしたいものである。
2012.06.01
コメント(0)
今回の欧州債務危機は、リーマンショックのようなショックはない。ジリジリ・ネチネチとした赤字経済体質に対する対応で一喜一憂する流れであり、明るさはなく、陰気な状況が続く。症状が慢性化する糖尿病のようなもので、派手な手術というものでは解決できないように思う。これは経済が高齢化・成熟化した社会で起こる現象であり、グローバルに目覚めた発展途上国が世界経済に仲間入りすることで、先進国の経済の中で、標準労働で世界に商品・サービスを提供していた労働が急速に発展途上国にシフトするところから起こるものの影響が大きい。このような流れは中世の欧州社会でも経験済みだったように思える。ここで、しらけたり、フテたりしたら社会問題は片付かず葛藤は高まるばかりである。そこでは、コツコツと直面する問題を解決することが望まれる。少子・高齢化に伴う、介護・見守り問題などは智慧を出し合って解決する必要がある。福祉関係の大学を卒業見込みの女子学生が日本語教師の研修に流れてきていた。社会的な意識で学部を専攻したものの、実習を重ねるにつけ一生このようなキツク・キタナい労働を重ねるのかと憂鬱になったそうである。介護を普通に若い独身女性にゆだねるというのは難しいだろう。子育ても経験し、人のお世話がキツク・キタナいものも伴うと悟ってからの戦力だろう。これは万国共通だと思う。そうだとすれば、このような社会の中で、世界の先端をゆく社会を作り上げることは非常に意味のあることである。すでに介護保険なるものを開発した。さらに老人見守りSKYPEや、お一人様サポート医療・家事支援サービスなどいろいろ開発できそうだ。従来の発想ではなく、今直面する課題を進んだIT技術などをふんだんに盛り込んだサービスを展開し、お金がかからずに心豊かに暮らせる社会づくりをすることは、世界から注目されることになるだろう。
2012.06.01
コメント(0)
全35件 (35件中 1-35件目)
1