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本日のワインはマルジア2005年、生産者はサンティ・ディミトリです。詳細なセパージュは分かりませんが、ネグロ・アマーロ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロの混醸です。南伊のゴシックの都、レッチェの10km程南にあるガラティーナ近郊にあるワイナリのようです。このワイン、頂きものなのでブラインドしてみました。紅がかった濃い目ルビー色で、それなりに濃いめ。ファーストノーズはムラサキの花、そしてインク、ローズウッドと柔らかなバニラ香。酸が爽やかで全体的に華やかな印象。しかし何か冷気っぽさを感じて、これは北のワイン!と直感。(コレが間違いの始まり)。ピエモンテの品種ではないよなぁってことで、消去法(と勘)でラグレイン、年は2004~5と予測。でも、開栓してから1時間あまりで、だんだん濃くなって甘い余韻も長~く、そして土や腐葉土のような香りも。あれ・・・南の方?というわけで、初めて背面をみると、SALENTO ROSSOの文字。なんともハズカシイ結果となりました。人前でなくてヨカッタ。ワインはわりと美味しかったです。価格次第ですが、他のもちょっと飲んでみたくなりました。特にアレアティコ100%の甘口のヤツとか・・・。
2009.04.27
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本日のワインはカマルティーナ1997年、生産者はクエルチャベッラです。先日のパレオロッソがメチャ美味しかったので、続けて何か97のカベルネ飲みたくて、「おっこれだっ」と選択。実は勘違いで、サンジョベーゼ主体だったんですよね。1997年のセパージュはサンジョベ60%、カベルネ35%、シラーとメルロで5%です。まだレンガ色よりも紫色の要素を残しているガーネット色。香りはムラサキの花、黒スグリやプラム等の黒果実や赤のチェリーも。東洋系のスパイスに鉄やインクにカフェ・オレ、フィニッシュに柑橘も感じました。特にオレンジ。飲みながら書いたメモには、尖がりめの酸がセパージュ以上にサンジョベーゼを強く感じさせる、な~んて書いていました(笑)。まだ十分若々しく思いました。
2009.04.19
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昨日はパレオ・ロッソ97マグナムの会@アマンジャでした。イタリアワイン好きならご存知のレ・マッキオーレのフラッグシップです。97年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニョン85%、フラン5%、サンジョベーゼ10%です。ボルゲリ・ロッソ2004マグナムで気持ちよくほろ酔いした頃、供されました。熟成をさほど感じさせない深遠なルビー色ですが、スワリングすると茶色がかってきているのが分かります。香りは熟したプルーンやブラックベリー、ブラックチェリー、白胡椒、インク、そしてバニラ。果実味はまだしっかりあり、熟成香もあまり感じませんでしたが非常にシルキーなタンニンときめ細やかな酸が12年の時を感じさせてくれました。余韻も程よい心地よさで、しみじみ美味しいなぁ、と思えるワインでした。実は、リリース当時も飲んでいるのですが、余り良さが分からなかった思い出があります。私も8年の時を経て少しは味わいの分かる男になってきたのかな、とひとり笑い。食事編は後に南森ぱとろ~るに掲載いたします。お楽しみに!
2009.04.16
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本日のワインは甲州きいろ香2007年、メルシャン・勝沼ワイナリーの製造です。名前のとおり、山梨県の葡萄品種である甲州100%で造られています。さて感想です。少し青みがかった淡いレモンイエロー。香りは白い花やレモン。味わいはレモネードやまっぷたつに割った白いグレープフルーツに砂糖をかけて食べる感じで、やさしい柑橘系の酸とフィニッシュの苦味も非常に上品です。すべでの要素が控え目なのですが、とてもいいバランスでまとまっているように思えます。日本の白ワインの個性を初めて感じたワインでした。
2009.04.13
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本日のワインは、シレーネ2004、生産者はカンティーネ・チオッリ、ラツィオ州のワインです。セパージュはチェザネーゼ・ダフィーレ100%。2月に参加させて頂いたチェザネーゼをたっぷり浴びよう会に供されたチルシウムの樽なし若木バージョンです。さて感想です。全体的に霧のように茶っぽい暗い色調のガーネット色。ダークチェリー等の赤い果実、すこしビオっぽいパッションフルーツ、白胡椒とハーブ。甘~い果実味に余韻も長めでボリューム感があります。だけど凛としている酸と柔らかな苦味が飲み飽きさせないです。2500円しないワインとしては非常に上等!チェザネーゼをまだ飲まれていない方に、そのエッセンスを感じていただく意味でも、是非飲んでいただきたいワインです。
2009.04.10
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本日のワインはバルベーラ・ダルバ2006年、生産者はパルッソです。名前のとおり、アルバ市周辺で収穫されたバルベーラ100%です。モンフォルテの丘あたりの畑なので力強い味わいなのでしょうかね?因みにオルナーティは畑名ではなく、地域名です。さて、感想です。最初は木の香りが強く感じられ、バランスがイマイチの印象でしたが、1.5時間あまり放置するといい感じに酸が立ってきました。香りはブラックベリーやダークチェリーのシロップ漬けや赤いカシス。白粉や墨汁のような香りも。果実の強さ及び濃厚さはありますが、後を引かないので飲みやすいワインです。その分複雑味に欠け、全体のバランスにおいては、同じパルッソでもランゲ・ネッビオーロの方が一枚上と思います。
2009.04.05
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本日のワインはロッソ・デイ・ノートリ2007、イタリアワインラヴァーにはお馴染み、トゥア・リータの普及ライン。今年のセパージュはサンジョベーゼ50%、メルロ30%、カベルネ・ソーヴィニョンとシラーがそれぞれ10%です。週末ワインにはちょっと高くなってしまった同ワイナリーにおけるサンジョベーゼ主体の傑作、ペルラート・デル・ボスコに代わる旨安(最近やっぱちょっと高め)ワインです。色合いは濃い紅色。かなりの若々しさを感じます。しかし、開栓直後から非常に美味しいです。ブラックベリーや桑の味、プルーンな果実。白胡椒のような丸みのあるスパイスに、インク、軽いバニラ香。柔らかなタンニンとアセロラっぽいきれいな酸とのマッチングは、例年よりもセパージュの妙を感じさせます。香りはサンジョベーゼ、テクスチャはメルロで、さらにカベルネとシラーがいい具合に組み合わさり例年よりブレンドの妙を感じさせられる出来だと思います。飲んでください、オススメです。
2009.04.01
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