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本日のワインは、ロッソ・ディ・ロッカ(おそらく)NVです。造り手はロッカ・アルビーノ。セパージュはネッビオーロ80%、バルベラ10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。阪神百貨店のイタリアフェアで見かけて購入しました。さて、感想です。ルビー色そのもの。香りはフレッシュなブルーベリー、赤のカシスなどの小さな赤いベリー系。他には赤胡椒、ヨード香など。酸やパウダリーなタンニンは強めではあるけど不思議と果実味にマッチしています。食事ワインとしては肉料理、特にジビエに合いそう。価格2000円あまりは単体ではイマイチ、食事の友としてならそれなりに満足できるのではないでしょうか。2002年に訪問した時は、ワインは白1種類、赤はバルベーラと単一畑のバルバレスコ2種類しか生産していませんでした。醸造所の拡張工事を始めたばかりでしたが、今ではこの樽熟成室も広く、綺麗になっているんだろうなぁ。
2009.09.29
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本日のワインは、21日に北浜のマーブル・トレ。にしのよしたかさん主催のサン・ジュスト・ア・レンテンナーノ・サンジョベーゼづくしワイン会で飲んだワインのレポートです。前菜3品に合わせてキアンティ・クラシコ04、05、06の水平。色合いはほぼ変わらず。綺麗なルビー色香りは紫の花、チェリーやプルーン。06は果実味が前面、05はちょっと沈黙気味、04は果実味よりもハーブ感などが出てきてました。あと、やはり落ち着き感かな。りりた♂のベストは06、りりた♀は04。次にプリモ3種にあわせてキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ レ・バロンコーレの04、05、06。果実・酸・タンニン、そして味わいのすべての要素において通常のキアンティ・クラシコとは歴然の差。例え通常04とバロンコーレ06でも・・・。単なる樽の違いとは思えません。06は黒果実系のニュアンスが強く、05は落ち着いた酒質、04はキアンティの04の全ての要素をバージョンアップした感じ。りりたのベストは♂♀とも05のお替わり分。ボトル差か、お替わりの05がべら美味かった。最後に北海道産羊肉にあわせて、ペルカルロの94、95、96(すべてマグナム)です。これはまた、熟成という要素が加わり文句なしの別格。94はエレガンス。濃密さは劣りますが今飲んで充分に美味しい。95はヴィンテージによるものか全ての要素がまだまだ力強いです。96は94と95の中間、今飲んで最高のバランスを感じました。どのヴィンテージもペルカルロ、とても美味しかったです。どれか一つを選べ、と言われれば「今飲んで96」かな。最後にヴィン・サンジュスト2001。ズコットと共に供されましたが、はっきり言ってこれがデザートそのものです。いや、ご馳走さまでした。今、半年放置のヴィン・サンジュスト2000飲みながら書いてます。極楽じゃ。この時の料理はコチラです。
2009.09.23
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本日のワインはチェザネーゼ・デル・ピーリオ2004、生産者はポッジョ・レ・ヴォルピで首都ローマが属するラツィオ州のワインです。セパージュはチェザネーゼ80%、バルベーラ10%、モンテプルチアーノ10%です。チェザネーゼ主体ということでやはり真っ先に浮かぶのが「チンチナート」。あの時の感動は忘れ難いですなぁ。さて、感想です。エッジが赤紫、全体的には暗めのルビー色で綺麗なグラーデションです。香りは甘みを帯びた華やかな白い花。赤と黒の小さな果実のバスケット、甘草だけどそれだけでないハーブ感、赤い胡椒、フィリピンマンゴー。南国を思わせるニュアンスと舌の上にちょこんと乗る甘みが、りりた的にとてもチェザネーゼ。濃いけどキレが良いのはネーブルの様な酸が活きているから。2500円レベルのワインとしては充分なパフォーマンスです。(チンチナートと比べるのは酷ってもんです。)
2009.09.19
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本日のワインは、プルーノ2003、ドレイ・ドナの醸すサンジョベーゼ100%のフラッグシップワインです。サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャと言うことでエミリア・ロマーニャ州ではランブルスコの次に有名なD.O.C.でしょうか。さて、感想です。エッジに僅かな紅茶色がかった暗めのガーネット。グラスから零れてくるのはミルクチョコレートの甘い香り。口に含むとブラックカラント、タラゴン等のハーブ香、レモンメレンゲ、紅茶など。豊かな果実味と非常に細かく収斂性を感じさせられるタンニン。ただ、酸がよく言えばまろやか、悪く言うとちょっと弱めなので飲む時期は難しいかも。今飲んで購入価格3000円はぎりぎり合格ライン。
2009.09.15
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本日のワインは、ロッソ・イブレオ2007、今やシチリアで最も輝いているワイナリの一角であるグルフィ社の赤のベースワインです。この生産者の特徴は赤はエトナ・ロッソとチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアDOCGを除く6種類の赤をすべてシチリアの土着品種である「ネロ・ダーヴォラ100%」で造っているところ。シチリアのテロワールにとことんこだわってる生産者ですね。さて、感想です。香りはプラム、黒すぐり、そして熟した洋ナシやプラムのフレッシュ感も。タンニンは強めだけど非常におおらか、酸もキレイで旨みもしっかり。だから、濃厚でちょっち単調な所を持ちながらも飲み飽きしないのでしょう。食事との相性もいいと思います。白身の肉か、サカナの場合はマリネとかではなくトマト系の煮込み、又はポアレしたものをバルサミコソースで。2000+α円のパフォーマンスは充分!
2009.09.08
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本日のワインは、シュヴェルニー・ルージュ2007。フランスはロワールのトゥーレーヌ地区のワインで、ドメーヌ・ド・レリィという生産者です。何となくピノが飲みたくなって、何となく入ったショップでのオススメがこれでした。バックラベルにはピノ・ノワールとしか書いていないけれど、ガメイも入ってるのかな。フランスワインは全然わかりません。さて、感想です。透明感のある暗めのルビー色。香りはチェリーやグミ、アセロラなどの小さな赤い果実、黒胡椒のようなスパイス感。全体的に軽めのワインですが、果実味はそこそこあり、チャーミングな酸もなかなか良いです。温度は低めがいいですが、キリっとしたところも持ち合わせているので、少々高めでも大丈夫。購入価格1400円はまずまず妥当。ガメイが入っているのかなぁ?とこのワインを調べようと、他のシュヴェルニー生産者のサイトをグーグル翻訳(仏→日)を使ってみていました。すると、ワインが全て「アラビア石油ブランド」。なんやこれ?って調べてみるとAOC(原産地統制呼称)=アラビアン・オイル・カンパニーの誤訳でした(笑)。グーグル、なかなかやりおるな。
2009.09.02
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