全6件 (6件中 1-6件目)
1

本日のワインはサグランティーノ・ディ・モンテファルコ2003、生産者はマルティネッリです。生産者のマルティネッリはモンテファルコのとなり町であるベヴァーニャのワイナリー(カリフォルニアのとは違います)。新興ワイナリですが、リカルド・コッタレッラ氏をを登用し、リキ入っています。MY生涯ベストパスタ3本指に入るオルヴィエート郊外のトラットリア・デル・コンテでは、オススメのサグランティーノとして供されました。さて、感想です。濃いルビー色、紫がかっておりまだ熟成のカケラもありません。一口舐めた感想が「超ぶ厚い」。濃厚な香りはまさに熟したブラックベリー。それ以外にはナツメグやターメリックなどの東洋系スパイス、そしてフェンネルのようなハーブ香が感じられます。完熟果実の甘みは、そのチョコレートの様なミルキーな甘みと絡み合い、そしてエスプレッソの苦味と共に至福のフィニッシュを迎えます。難を言うと一口毎に口蓋がギッシリと細やかなタンニンに覆われてしまうため、パン等でしょっちゅう口の中をクリアせねばならない事かな。5千円オーバークラスの価値はあると思います。
2009.06.25
コメント(0)

本日は、プチワイン会INスープル。Woody_Stoneさん夫妻と持ち寄りました。シルヴァーナ2007/クエンホフ僅かに緑がかった麦わら色。こぼれ出る香りはさほど強くありませんが、口蓋にはレモンなどの柑橘や蜜がしっかり。冷ややかな、そして強いミネラル感をもっており、逆に果実の甘みが引き立っています。昨年度より若干ボリューム感が出てましたが、酸もまたキチッと出ていましたので引き締まったいいスターターになってくれました。woodyさんにはブラインドでアルト・アディジェまで正解。さすがです。ジュヴレ・シャンベルタン1erオー・コンボット1997/ドメーヌ・デュジャック中心部は97年ものとは思えないほど、鮮やかなチェリー色。しかしエッジはレンガ色がかっていました。初めて体験する香り。この香りはこの生産者独特とのことですが、むせかえるような化粧のような香りは、実に華やか。さらに時間が経つ毎に品と旨みが出てきました。97年は創始者ジャック・セイス氏のラストヴィンテージ。貴重なワインを飲ませていただき、有難うございました。メルロ2007/クロアット(写真なし)イタリアワイン好きには知らぬ人いない、ミアーニのエンツォ・ポントーニ氏のプロデュース。まだ紫がかった濃いガーネット色。濃厚な黒果実の香りが開栓直後から香ってきます。それから想像するに、どんなに濃いワインかと思いきや、意外に酸がしっかりしている(でもマロみがある)ためバランスが良く、若いウチから飲めます。流石にデュジャック程にテクスチャのきめ細やかさはありませんでしたが、野菜の炭焼きやシッカリとした味わいの牛のローストにはぴったりでした。美味しいワインと相性のよい料理、そして、楽しいお話を有難うございました。また、次回楽しみにしています。
2009.06.21
コメント(4)

本日のワインはアリアニコ・デル・ヴルトゥーレ・マカリコ2004です。生産者はマカリコで、当然アリアニコ100%。アリアニコ・デル・ブルトゥーレとの記述により畑はカンパーニャ州ブルトゥーレ地区にあると思われますが、ワイナリはお隣のバジリカータ州になります。裏のエチケッタにはV.Q.P.R.D.(Vins de Qualite Produits dans des Regions Determinees)との記述があります。これはECが定めたワインの格付けで「指定地域優良ワイン」のこと。所謂「テーブルワイン」以外のものでフランスのAOC、イタリアでのDOC・DOCGを意味しています。さて、感想です。色合いは紅色がかったルビー色。香りはまだ閉じているようですが、口に含むと干し葡萄や干しプルーンのニュアンスが感じられます。他には鉄サビやスパイス、かなりミルキーで珈琲香も顕著です。今飲んでも美味しいのですが、果実味・酸・タンニン(細かい・・・)は何れも強く、まだ飲み頃には全然到達していない感です。とはいえ、2日目には酸が少し強め(好きな方にはたまらない)になってしまっており、飲むタイミングが難しいワインかな?とはいえヴェロネッリ93Pの実力派でもあります。希望購入価格はまだまだ早すぎるため測定不可としておきます。
2009.06.18
コメント(0)

本日のワインはリースリング2007、生産者はファルケンシュタイン。アルト・アディジェ州で造られるリースリング100%のワインです。3,000円以上するワインでスクリューキャップは初めて。コルクの使用については諸説はあると思いますが、まぁこのタイミングで飲むワインにはあまり関係がないと思います。開けやすくていいのでは。さて、感想です。色合いはライトイエロー。グラスに注ぐと、マスカットで造ったパッシートのような香り。他に蜂蜜レモン、すだち、フレッシュなタラゴンのようなハーブ香、ピンクペッパーなスパイスも。ドライでいて甘みも感じるし酸も非常にキレイ、フィニッシュに感じるレモンピールのような苦味もチャーミングで素直に美味しいと感じられるワインです。価格的に3,000円+αはぎりぎりかな。出来れば切って欲しかった。(トレ・ビッキエーリですけど)
2009.06.14
コメント(0)

本日のワインはモリーゼ・ファランギーナ2006、生産者はボルゴ・ディ・コロレドです。当然、ファランギーナ100%です。5/2掲載分のマルヴァジアと同じ、モリーゼ州のワイナリーですが、ちょっと上位バージョンとなるようです。同じシリーズでサンジョベーゼも出てます。さて、感想です。輝く黄金色。香りはパイナップルや桃が中心。オイリー感があり、ちょっと安めのホコッとしたパルメジャーノのミネラルも持っています。レモンピールの砂糖漬けや飴の黄金糖のような甘みも。ファランギーナって言うともう少し爽やかな酸による全体的なバランス感を期待するんですが、トロピカルな部分がちょっと勝っているようです。その分飲み応えはあるんだけど好みからはハズれます。1680円(位)はギリギリ合格点。
2009.06.08
コメント(0)

本日のワインはロザート2005、生産者はカステッロ・ディ・アマです。セパージュはサンジョベーゼとカナイオーロのキアンティブレンド。最新のヴィンテージでは2008年が2千円台後半から3千円半ば位で販売されていますが、これは、職場近くのや○やで1,280円で売ってました(但し05年)、安っ。さて、感想です。色合いは少し褐色がかった明るめのレンガ色。香りは夏みかん、ハーブ、それに少しのヨード香。味わいは、やっぱり夏みかんと酸っぱめのチェリー。少し煮詰まったようなニュアンスがあるのは時を経たせいか、もともとの味わいなのかは分かりません。が、キュっと冷やした状態でいただくとなかなか爽やかでイケます。逆に温度が少し上がるとオイリーさが際立ってきます。どちらで楽しむにしろ、この価格なら買いだと思います。でも、若干美味しい位で2008年が3千円弱だったら、もう千円奮発してチャントンス・ロゼを買うかな?
2009.06.04
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1


