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花火がきれいだな~、と童謡を口ずさみながら、土曜の夜、夫と市内の花火大会へ行って来ました。ドンとなった花火だきれいだな空いっぱいにひろがったしだれやなぎがひろがった(私は“ドンとなった花火が”と覚えていたのですが、調べてみたら“花火だ”でした。しかも、花火を見るといつも歌いだしの部分が口をついて出てくるのに、この童謡の後半部分のメロディが思い出せません…どんな歌だったでしょうか??)今日も、二人して浴衣を着て出かけました。しかし、日が暮れても風がほとんどなくて、蒸し暑いことこの上ない熱帯夜。快適に花火を見るなら、タンクトップ1枚で出かけて来た方がよっぽど涼しいと、わかってはいるのですが…おしゃれを楽しむには、多少の忍耐も伴うものなのです(笑)形から入ることも大事よ!と開き直って、団扇をせわしなく動かしながら、空いっぱいに広がる美しい光景を楽しみました。お祭りや花火大会など、浴衣姿の多いところへ出かけると、あぁあんな浴衣きれいだなぁ…あの帯もいいなぁ…と、物欲に拍車がかかります。着物にも憧れているのですが、まだ手が出せない私にとっては、浴衣のおしゃれは手っ取り早く和装を楽しめる唯一の手段。呉服売り場の店頭や、デパートに浴衣コーナーが出来る季節になると、ついつい立ち寄って見てしまいます。…とは言っても、年に数回しか袖を通さないものなので、そうそう気軽に新調は出来ませんが。あ、これいいなぁとよく目に留まるのが、ツモリチサトの浴衣です。麻の葉模様にイチゴとか、動物の柄とか、一歩間違えるとあちゃーとなりそうな取り合わせが多いですが、大胆な意匠で、ちょっと竹久夢二の時代のセンスに通じるものがある気がします。ツモリチサトの浴衣いろいろ- Designed by unamama -人気blogランキングへ
2005.07.31
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ちんげんさい、と入力したら、PCがきちんと「青梗菜」と一発変換してくれたので、ちょっと驚きました。私が子どもの頃は、青梗菜は全然一般的な野菜ではなかったと思います。中華街に行ったときだけ食べられる、クリーム煮が美味しい野菜という印象でした。今のように、一年中スーパーに並んで手軽に買えるようになったのは、いつの頃からか…エリンギとかまいたけなども、珍しいなぁと思っていたらあっという間に普及したという記憶があります…と、年寄りくさい発言(笑)で、私はこの青梗菜が大好物です!わが家の冷蔵庫の野菜室には、ほぼ常備されていると言っても過言ではないかも。あと一品、何か野菜のお皿が欲しいなぁ…という時に、あっという間に出来るシンプルな青梗菜炒めはピッタリです。ビールにも合うようで、お客様を招いた食卓でも活躍してくれました。という訳で、今日はにんにくタップリのスタミナバージョン。<青梗菜のシンプル炒め>材料: 青梗菜 1袋 にんにく 1~2かけ ごま油、酒、オイスターソース、塩、あらびき胡椒レシピ: 1.青梗菜は洗って、根元と葉の部分に切り分ける。 2・フライパンにごま油と薄切りにしたにんにくを入れ、キツネ色になるまでじっくり炒める 3.青梗菜を根元→葉の順に入れて、酒(大さじ1)をふりかけて炒める。オイスターソース(小さじ1)塩・胡椒で味を調える。*今日は「にんにくバージョン」ですが、「しょうがバージョン」で作っても美味しいです。しょうがの場合は、千切りにして使います。*オイスターソースの代りに、しょうゆを使ってもさっぱりと仕上がります。飛田和緒さんの、こちらのレシピ本に、やはり青菜炒めのレシピが載っていました。うちにきて、ごはん食べようよ紹介されているレシピは「しょうがバージョン」ですが、調味料に紹興酒を使うのが本格的…でも、わが家の台所には紹興酒はありません。というか、普通の家庭にはあまり置いてないと思う。というわけで、試してみたいけど、憧れにとどまっているレシピです。人気blogランキングへ
2005.07.29
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土用の丑の日だったので、駅前のデパートまで鰻を買いに出かけて来ました。わが家は、夫も私も鰻が大好きです。でも、大好きだからゆえに、スーパーで手軽に買えるパック入りの蒲焼には手を出さず…「たまにいただく、贅沢なご馳走」というスタンスを保っていたい。そんな感じです。しかし、お吸い物につけあわせのおひたしに…と、準備万端整えていたところへ、「はまってしまった。今日は遅くなるので先に食べてください」との電話が。なぁんだ。<暑い中買って来たんだよ~、美味しいでしょ?うれしいでしょ?>と、恩に着せながら味わいたかったのになぁ(笑)なんて思いながら、一人で鰻丼を作っていただきました。でも、それなりに…いや、かなり、美味しかった!先日迎えた、結婚記念日。当日の夜は、家で少しだけ手の込んだディナーを用意しました。近所の美味しいケーキ店で、大好きなフルーツ入りのロールケーキも買いました。その夜、帰って来た夫の手には…私が買って来たのと同じ、ケーキ店の袋が!いかにも(驚かそうと思ってナイショで買ってきたよー、びっくりした?)と言いたそうな表情の夫。驚きましたよ、悪い意味で(笑)二つのケーキは、その夜のデザートと、翌日の朝食と、私のランチになりました…まぁ、こんなことは珍しくもないというか、わが夫の特徴を一言で表すなら「タイミングの悪い人」。みずがめ座の男は、みんなこれだけマイペースなんだろうか?と思うことしばしば。最近の言い方を使えば「空気読めない人」です。ふたり暮しは気ままで楽しいけれど、私の忍耐によって支えられている部分も多いのよ!と思ったりします。でも、夫の側も、きっと同じことを思っているのだろうなぁ~。そして夫は、仕事を終えて帰宅してから鰻を食べると言う。さて、何時になったら食べてもらえるのかな、この鰻…もう、土用の丑の日じゃなくなってしまいました…【ネット通販で産直の味を楽しむ、という手もありますね。】送料無料の、楽天で買える鰻【マイペースもここまで行けば最強!なお母さんが大好き。】あたしンち(第1巻)
2005.07.28
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昨夜は、夫と二人でTVの前に並び、スペース・シャトルの打ち上げの模様を見ていました。今回は、日本人宇宙飛行士が搭乗するということの他に、大事故によって中断されていたシャトル打ち上げの、二年ぶりの再開という点でも注目を集めています。当然、TVのアナウンサーも「前回の事故が…」「コロンビアの事故が…」と、繰り返し言及していた訳ですが…夫とおしゃべりしながら中継を見ているうちに、この「コロンビアの事故」について、どうも会話がかみあわないぞ?と不審に思い始めた私。 「ほら、オニヅカさんっていう日系の人が乗っていて亡くなったじゃん」 「…??」 「あと、小学校の先生だった女の人も宇宙飛行士の中にいたんだよ」 「…??」 この場合、まくし立てているのが私で、黙って首をかしげているのが夫です。私たち夫婦の「会話」は大体こんな感じ(笑)…本題に戻ります。話はさらに進みました。 「ほら、打ち上げを見てた人の目の前で爆発したの覚えてない?」 「ちょっと待て。コロンビアが墜落したのは、地球に帰ってきた時だ」えぇぇぇ?そう、勘の鋭い方はもうお解かりかと思いますが…私、1986年の「チャレンジャー」の事故を、二年前の事故と勘違いしていたのです。もう少し正確に言えば、二年前の「コロンビア」のニュースは、完全に記憶から抹消されていたため、シャトルの事故=チャレンジャー爆発、という連想しか出来なかったという訳です。薄々、おかしいなとは思ったんですが…さらに哀しいのは、夫の方では19年前の事故の方はすっかり忘れていたという…どおりで、すぐには私の勘違いに気づいてくれないはずです。あぁ、三十路半ばにして、夫婦そろってこの記憶力の衰えぶり!!(涙)でも、今回のケースでは「昔のことはよく覚えているのに…」な私の方が、絶対「ヤバイ」と思われます。落ち込みました。同年代の友人としゃべっていても、「あ~あれあれ、あの、ここまで出てるのにぃー!!」と、固有名詞がすぐに出てこない場面が増えてきたように感じます。周辺事項は思い出せるのに、そのものズバリだけがどうしても出てこない。それがイライラするんですよね。いつだったか、友人と電話で話していて、彼女が茨城に仕事で行ったときの話題になりました。ところが、出張先の地名を忘れてしまった友人。さんざん、う~んう~んと唸ったあとで、 「ほら、あの、「東京ラブストーリー」に出てくる男の子の苗字と同じ地名!」…そんな、手の込んだ言い方されても…っていうか、そこまで言えてなぜ思い出せない!(笑)でも、哀しいかな、そういうものなんですよねぇ。○人気blogランキングへ○
2005.07.27
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夕方から夜にかけて上陸が予想される台風。今日は、予定されていたお茶のお稽古も、日程を月末に延期することになりました。雨で、買い物に出かける気も起こらないので、今日は家で過ごします。以前、SEAL OF CAINさんが「映画好きさんへの質問」というお題を投げかけられていたので、ゆっくりお茶でも飲みながら考えてみることにしました。質問の内容は、 1. 最後に観た映画 2. 最後に買ったDVD、叉はビデオ、LD。 3. 最後に映画館で観た映画 4. 好きな監督ベスト3 5. あなたの映画ベスト10 6. ワースト映画ベスト3です。これもその日の気分によって変わると思うのですが、今日はこんな感じです。1. 最後に観た映画 WOWOWで見た「69」。妻夫木くんはいつまでも制服が似合うなぁ。 2. 最後に買ったDVD、叉はビデオ、LD。 夫のリクエストで買った、押井守のアニメ「イノセンス」。3. 最後に映画館で観た映画 「スター・ウォーズ/シスの復讐」4. 好きな監督ベスト3 ベルナルド・ベルトルッチ ラッセ・ハレストレム ルキノ・ヴィスコンティ5. あなたの映画ベスト10 フリーページでも大好きな映画を紹介しているので、一部重複しますが、今日のところはこんな感じです。 もう何度も繰り返し見ているのに、偶然つけたテレビで途中から見ると、また最後まで見てしまう…そういう映画を選びました。(あ、この場合、トトロを始めとするジブリアニメはこの際例外にします。) 「暗殺の森」 「彼女を見ればわかること」 「ギルバート・グレイプ」 「さらば、わが愛/覇王別姫」 「地下鉄のザジ」 「七人の侍」 「東京物語」 「ベニスに死す」 「めぐりあう時間たち」 「若者のすべて」 (五十音順) 6. ワースト映画ベスト3 「レインマン」 「海の上のピアニスト」 「私をスキーに連れてって」例によって、バトンというか質問、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。これから近づいてくる台風、被害が大きくならないことを願っています。皆さんもお気をつけて!★人気blogランキングへ★
2005.07.26
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サッカー狂のわが家の夫が、唯一心から応援している野球選手がゴジラ松井である。そして、夫が一番愛しているサッカー選手が、過日代表に復帰した柳沢。このお二人の共通点は、共に「北陸出身」ということ(松井は石川、柳沢は富山)。金沢生まれの夫は、特段「郷土愛にあふれた」タイプではないのですが、妙なところで同郷の親近感をかきたてられているようです。ヘンなの。そういうの、私はあんまり意識したことないけどなぁ~…と、思っていたのですが、よく考えたら自分にも似たようなケースがありました!横浜が生んだ「東洋一のサウンドマシーン」(笑)クレイジーケンバンド(以下CKB)への思いは、まさに「わが故郷ヨコハマ」への愛とシンクロします。いや、彼らの音楽を聴いているうちに、「あぁ、私横浜が好きだったんだ」としみじみ思い知らされた…という方が正しいかも。今まで東横線の駅名やがそのまま歌詞になった曲なんて、誰が歌ったでしょう。土地勘がある分、妙に鮮やかに歌の情景が目に浮かんできて、その世界にのめりこんでしまうという…演歌系で「ご当地ソング」が作られ、売れる仕組みはこれなのか?と思います。もちろん、横浜とは縁もゆかりもない方だって、ジャンルを超えたキモチいい音楽の要素が結晶したサウンドが楽しめることには違いありません!その証拠に、最近ではすっかり全国区の人気が定着したようですね。うれしいことです。発売直後に買ったニューアルバムは、すでにわが家の車の中でのヘビロテ・アイテムとなっております。【文句なしに最高傑作!DVDもついてます。】クレイジーケンバンド SOUL PUNCH私と、CKBの曲を作っているボーカルの横山剣さんとの間には10歳近い年の開きがあります。でも、剣さんが作る歌には、みなとみらい地区が開発される前の横浜の風景とか…もっと言えば、敗戦後は進駐軍の駐留地として「米軍の街」だった横浜の歴史の名残りが、ギリギリ記憶に引っかかっている…という点で、「忘れていたけど、こういうのあった、あった」と郷愁をかきたてられるのです。本当に幼い頃ですが、7月4日の米独立記念日には、横浜港で花火が打ち上げられていた記憶があります。私の親などは、接収された山下公園の金網ごしに、見たこともないような豊かな暮しを送る米軍家族の様子をじーっと見て育った…ゆえに「アメリカはすごい、アメリカ人みたいに幸せになりたい」という強烈な原体験を持つ世代ですので、その彼らを見て来た者としては ♪眩し過ぎて何も見えなかったんだ SunnyDays どこへ行ってしまったんだ? 大好きだったはずのAmerica どうなってしまったんだろう♪という歌詞の感覚も、わかるような気がするのです。(ニューアルバムの「American Dream」というこの曲には、すぐに聴き取れない加工をされた声で“セカイニホコレルニホンノヘイワケンポウ ツクッテクレタノハアメリカ”というコーラスが入っています)レイ・チャールズもフランク・シナトラもTOKIOも矢沢永吉も、すべて消化して「CKBサウンド」に盛り込んでしまう、CKBの音楽には、この夏もかなりお世話になりそうです。【「俺の話を聞け~!」タイトルバックに採用されたこのドラマ、大好きでした】タイガー&ドラゴン 三枚起請の回過去のCKBに関する日記はこちらから
2005.07.24
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夕方、実家の父から携帯にメールが届いた。還暦をとうに過ぎたわが父ですが、まだ仕事をしていることもあり、PCや携帯電話を積極的に使っています。携帯のメールも、時々びっくりするような誤変換がありながらも(笑)事務的な用件をやり取りするときには、重宝しているようです。伝達手段としての携帯メールは「電話以上、郵便未満」という感じで、すぐに伝えたいことを送れると同時に、相手を拘束することはない(=とりあえず送っておけばいい)ツール。世の父と娘の多くがそうだと思うのですが、父と私も、不仲というわけではないけれど、二人で向いあっていても特におしゃべりに花が咲くわけでもない、という感じです。電話をしても、本当に用事だけ伝わればそれ以上会話が広がるわけでもなく…そうなると、メールのやり取りぐらいがちょうどいい、という感じです。そんな訳で、夫の転勤を機に実家から遠く離れてからは一層、父とのやり取りはメール一辺倒に。今日、届いたメールのタイトルは「地震」。文面は『今までにないおおきな地震で驚きましたがおちついています。だいじようぶでしよう 父』えっ?と思ってテレビをつけたら、千葉県を震源地とする強い地震が首都圏を襲ったとのこと。横浜の実家の地域は「震度5弱」との速報が。びっくりしました。しばらくの間、特に揺れがひどかった地域の知人たちとメールでやり取り(こんな時にも、メールは便利…)して、ニュースを見ながらふと、父のメールを見返したとき。気がつきました。地震が発生した時刻と、私にメールが送られてきた時刻が、5分と離れていないことに。一番最初に、私のことを思い出して連絡してきてくれたのだなあと思いました。揺れが収まった直後に、ひらがなを漢字に直す間を惜しんで、無事を知らせてきたのだなあ、と。でもね。何となく、ジンと熱くなった気持ちを抱えながらも、やっぱり、父の携帯に電話をかけることはしなかった私なのでした。だって、安否確認という用件が済んだ後となっては、父と話すこともないことはわかっていたから。なお、母は今宵、お友達と歌舞伎座に繰り出して芝居見物をしていたそうです(笑)地震に遭われた皆様、被害などはなかったでしょうか。交通手段にもかなりの影響が出たそうで、大変な思いをされた方も多かったのではと思います。天災はいつ襲ってくるかわかりません、お互い、「備えあれば憂いなし」の気構えでいないといけませんね。
2005.07.23
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告白しますと、私「スター・ウォーズ」の一連の作品を、今まで1回も映画館で見たことがありませんでした。28年前にシリーズ第一作が公開された時は、まだこの映画に興味を持つには幼なすぎました。レイア姫は全然美人に見えなかったし、チューバッカの姿やうなり声は怖かったし…その後、「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」と作品が公開され話題を読んでも、「あれは男の子が喜ぶ映画」、私には無縁の世界…という印象でした。テレビで放映される吹き替え版は、それなりに興奮しながら何度も楽しんだのですが。時を経て、エピソード1が公開された時は「観客が少なくなった頃に行こうかな」と思っているうちに機会を逃し、2の場合は漏れ聞こえてくる悪評に何となく興味を削がれ…という具合。要するに「ご縁がない映画」だったのです。しかし、前世紀と今世紀をまたいで、確実に映画史の金字塔になるであろうこのシリーズ。完結編くらいはスクリーンで見たいよなぁ…と、公開を待っていました。最近になって、旧作を集中的にテレビで放映してくれたので、夫と共に予習に励み(笑)準備万端でシネコンのレイトショーに行って来ました。結果として…本当に楽しかったです!!贅沢なエンタテイメントを堪能した二時間でした。この“スペース・オペラ”とも言うべき一大叙事詩は、ただ見るだけじゃなく、映画館の闇の中で「体験」するべきなのですね。A long time ago in a galaxy far, far away… 『STAR WARS』(♪ジャーン!!♪) と、このオープニングを目にしただけで…格別にファンでもない私ですら、胸がキューンとなってしまったんですから。テレビの吹替え版に馴染みすぎている私は、C3POは「オマエはいつもそうなんだからねR2…」と、野沢那智さんの甲高い声で喋るイメージなので、英語を話す3POというのが妙に新鮮でした(笑)観客が皆「ダース・ベイダーの誕生」という結末がわかっている物語で、ここまで見応えのある映画になるのはすごいと思います。前作に引き続き、ヨーダの立ち回りを見るだけでも十分時間を使う価値はあるな、という感じ。最新のVFXを浴びるように見た後で、ラスト、ベイダー卿の胸のボタン類がすさまじく古くさく見える…なんてことは、たいした問題じゃないです、本当に!【毎夏をアメリカで過ごした思い出を綴った、小澤征良さんの美しいエッセイ。中に、家族で公開されたばかりの「スター・ウォーズ」を観に行った話が出てきます】おわらない夏【その小澤ファミリー(父は指揮者・征爾さん)と親交が深いという、ジョン・ウィリアムス。彼の音楽があればこそ、この映画の世界は完成されるのですね】スター・ウォーズ・ベスト: ジョン・ウィリアムス作品集【夫曰く「朝から晩まで、映画館でシリーズ全編通して上映してくれないかなー!」私も同感。】スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX*おまけ*シャンプーボトル ヨーダ★人気blogランキングへ★
2005.07.22
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7月は、夫と私の結婚記念日があるので、お祝いにお出かけしましょう…ということになり、私のリクエストでクレモンティーヌのライヴを聴きに行ってきました。場所は、ブルーノート名古屋。夫の会社に「アニバーサリー休暇」という制度があるのを活用して、久しぶりに平日に休みを取って遊びに出ました。せっかくなのでランチも美味しいものを食べよう、と早めに家を出たものの…名古屋は、自宅から最も近い大都市でありながら、ほとんど出かけたことがないので、お店がよくわかりません。リサーチするのも面倒で、食事をする時は大抵、JRタカシマヤの上のレストラン街で済ませてしまいます…今回は、山椒がビリビリ来る麻婆豆腐が食べたい!という夫のリクエストで「スーツァンレストラン 陳」でランチ。赤坂四川飯店の、陳建一さんがプロデュースするお店です。麻婆豆腐は、シンプルですっきりした辛さ。山椒の風味が際立っていました。白いご飯との組み合わせなら、もう少ししっかりした味付けでもいいかな~、という感じ。肝腎のライヴ。早めに会場へ行って、ステージと正面に向き合う席についたこともあり、とても見やすくて堪能しました。青山のお店で、3年前にセルジオ・メンデスを見て以来、ずいぶん久しぶりのブルーノートでしたが、客席とステージが一体になる雰囲気はホールのコンサートでは味わえないもの。クレモンティーヌの歌声には気持ちを穏やかにさせる作用があるのか、時々無性に彼女のCDが聴きたくなることがあります。よく、カフェのBGMにかかっていることがあるので、そんな時は何だか家にいるような気分になってしまいます。でも、去年だったか、毎朝見ている「めざましテレビ」のテーマソングを彼女が担当した時は、せっかく目覚めた頭がまた眠りに引き込まれていくようで…ちょっと、参ったかも(「手のひらを太陽に」を日本語でお嬢さんとデュエットされたのでした)。彼女がexciteで公開しているブログも、パリでの生活やヴァカンスの様子から料理のレシピまで、なかなか見応えがあって、いつも楽しみに見ています。(フランス語がわかる人or勉強中の人なら、一層楽しめそう…)【CLEMENTINE パリ日記】http://blog.excite.co.jp/clementine【こんな本が出ているのも発見しました。】クレモンティーヌの新・フランス案内ライブでは、ボサノヴァからシャンソンからジャズのスタンダードナンバーまで、バラエティに富んだ曲の数々を聴くことが出来ました。ゲスト・ミュージシャンのカルロス・リラが、ギターで奏でるボサノヴァの数々も耳に心地よく…ただ、名古屋での最初の回の公演だったせいか、照明やマイクのセッティングにちょっとリハーサル不足…?な感があり、残念でした。ドラムス&パーカッションを担当していたお兄さんが、最近TVで大活躍のボビーに瓜二つだったのには、驚き(笑)それでも、久々にしっとりとした夜遊びを味わって、楽しかったねまた来ようね…と、大満足で家路についたのでした。*永らく、更新に手間取って思うように日記が書けませんでしたが、試行錯誤の結果、ファイアウォールの不具合だったことが判明。何とか、元通りに日記を書いていけそうです。色々とご心配していただいた皆様、本当にありがとうございました。
2005.07.20
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BOOK BATON、最後の質問はこちらです。◎特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで) →寒い季節は、長いながい物語をじっくり読みたくなります。反対に暑い時期は、いつ本を閉じて昼寝してもいいような、短編集やエッセイ集を読むことが多いです。 (皆さん、そんなことってないですか?) というわけで今回は、私の大好きな短編集・随筆・エッセイ集を5冊選びました。 1)「ノラや」「御馳走帖」 内田百聞 黒澤明監督の「まあだだよ」という映画の主人公となったことでも知られる内田百聞。高校生の頃に出会って、「巧い文章ってこういうことを言うのか!」と、雷に打たれたような衝撃でした。 飼い猫のノラがある日突然いなくなった顛末を書いた表題作のほか、愛猫にまつわる随筆を集めた「ノラや」。笑えるやら泣けるやら…名作です。 2)「パイプのけむり」 團 伊玖磨 童謡の「ぞうさん」や「ありさんおつかい」を作曲した團 伊玖磨さんが、アサヒグラフに連載していたエッセイ。母がファンだったことがきっかけで、中学生の頃から繰り返し読んでいました。 ものの見方・考え方にすごく影響を受けたと思います。お亡くなりになった時は、本当に哀しかったです。 3)「ナイン・ストーリーズ」 サリンジャー 私にとっては「ライ麦畑」よりも、インパクトのあった一冊かもしれません。「フラニーとゾーイー」も大好きです。 4)「あなたに似た人」 ロアルド・ダール ホラー映画は苦手でほとんど見ない私ですが、ミステリアスで、読み終わった瞬間にゾクッと来る様な短編集は大好き。田村隆一さんの名訳もあって、どんなストーリーかわかっているのに、時々読み返してはドキドキと手に汗を握ってしまう。 「南から来た男」という作品が特に怖くて好きです。 5)「体の贈り物」 レベッカ・ブラウン エイズ患者のヘルスケアワーカーの女性と、患者たちとの日々を淡々と描いた短編連作集。死と直面した人々が登場する話でありながら、いわゆる「お涙頂戴」的な要素は一切排除されていて…それなのに、最後の一篇を読み終えたときには涙がこみ上げてしまいました。紹介した本は、「パイプのけむり」以外は文庫本で購入出来ます。旅のお供にもおすすめですよ。(朝日新聞社さま、「パイプのけむり」版元品切れって哀しすぎます…!)バトン、ここに置いておきますので、もし興味のある方はぜひお持ちになってくださいね。
2005.07.19
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今日も、メールで更新します。本の話です。いつも遊びに行く、SEAL OF CAINさんのブログで、「本棒」=BOOK BATONというのをいただきました。「MUSICAL BATON」のBOOKバージョン、というわけですね。先日、お昼のNHKの番組に、作家の京極夏彦さんがゲスト出演されていました。夫がこの人の小説のファンで、わが家にあの分厚い「京極堂」シリーズが、全部並んでいます。録画しながら見ていましたが、そこで膨大な蔵書の整理方法についての話題が出たのです。京極さん曰く、「本というのは、本箱にあわせて買うわけではない。たいていは、収まりきれずにはみ出すか、本箱が余るか、どちらか。」そして、「本というのは、整理しないと、実際の量の三倍くらいは場所を取る。」ということで、普通は本を処分して収納場所の問題を解決するところを、必死になって整理して、本を捨てずにすませてきたのだとか。公開されたご自宅の書斎。図書館みたいでした。あんな書斎のある家に、私も住みたい…でも、「整理が出来るか、出来ないか」は、住居のハード面より家主のソフト面に負うところが多いのかも…さて、脱線してしまいましたが、「BOOK BATON」私の場合はこんな感じに…。 ◎持っている本の冊数 →数えたことがありません。三つある本箱は、完全にパンクしています。◎今読みかけの本or読もうと思っている本 →「終戦のローレライ」 福井晴敏 (実は、映画が公開された春先に、知人の間でこの本がちょっとした話題になって“すごく良かったから”というお墨付で全四冊を借りたのですが…途中で挫折してました。つまらなかったからではなく、同時期に司馬遼太郎作品がマイブームとなったからです。先日から再開し、今度は快調に読みすすめております。と言っても、まだ2巻の初めですけど…)◎最後に買った本 →本は、買うのをずっとガマンしていて、極力借りて済ませることにしているのです。 最後に購入したのは、以前感想を書いた、恩田陸さんの「夜のピクニック」です。(続く)
2005.07.18
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家に一人でいるときは、よほどの暑さでない限りクーラーのスイッチを入れないので、料理をしては汗だく、掃除をしては汗だく…という感じの毎日です。水不足も伝えられている今年。あまり大きな声では言えませんが、汗をかいた後でサッとシャワーを浴びる気持ちよさ…何とも言えないものがあります。お酒を飲めない私は、お風呂上りにビールを飲む楽しみを知りませんが、ちゃんと「気持ち良い習慣」を持っています。それは、体中にいい香りのタルカムパウダーをバンバンはたくこと(笑)子どもの頃から肌が弱く、あせも体質だったので、汗をかく季節になると粉まみれになるのが当たり前でした。小さい時分、三世代同居で育った私。ジョンソンのベビーパウダーなんてしゃれたものではなく、祖母が「天花粉」と漢字で書かれた箱を取り出して、湯上りの私を立たせて慎重に粉をはたいてくれたものです。(あぁ、初孫はかくも溺愛される…笑)輸入化粧品を扱うショップなどで、少しだけ高級なタルカムパウダーを買って使う。香水ほどどぎつくなく、いい香りに包まれて過ごすことが出来ます。私の、ちょっとした夏の贅沢です。昨日のお祭りは、とても暑くて、縁日をひやかしてお神輿を見物しているだけで、もう汗だく!一度帰宅して、花火大会に備えて浴衣に着替えましたが、いつも以上にお風呂上りは丁寧にパウダーをはたきました。お祭りのときだけじゃなくて、ふだんもさりげなく「湯上り・浴衣・夕涼み」を粋に楽しめたりしたら…かっこいいだろうなぁ、なんて思うのですが。今のところ、それは憧れだけにとどまっております。【パッケージも、なかなか可愛かったりします。】ラベンダー ボディパウダー資生堂 【ベネフィーク】 ボディーパウダーマグノリア ボディパウダー
2005.07.17
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明日からは3連休。私たちのすむ町では夏祭りが始まります。京都でも博多でもありませんが、「祇園祭り」です。おみこしも出て賑わうことでしょう。今日は浴衣を出して、下駄を出して…準備をしようと思います。買ったばかりのヘアコームをつけるつもりです。年甲斐もなくちょっと気分が浮き立ちます。
2005.07.15
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今日も、メールで更新します。お茶のお稽古に行って来ました。大人になってから、お稽古ごとをされた方なら経験があると思うのですが…お中元とお歳暮の時期になると、生徒同士で少しずつお金を出し合って、先生に差し上げるという習慣がありますよね。教室によってまちまちなのかもしれませんが、「お茶のお道具をお買い求めください」という意味で、月謝分の現金を差し上げるのがよい…と書いてあるガイドもあります。私が通う教室でも、前回、幹事役の方が声をかけてくださって、生徒全員でお金を出し合いました。そして今日、お稽古の最初に、代表者から先生に恭しく差し上げた…ところが。丸い山道盆の上に、金一封を載せて「先生、これ…」と差し出した生徒さんに、「これ!ちょっと!そんな、大きなお盆の上になんか載せたら…古帛紗を持っていらっしゃい!」と、先生の一喝が!その後も、お金の包みを古帛紗に包んで、相手方に差し出すやり方が、「そっちを右、こう回して、そうじゃなくって…」と、ひとしきり。思わぬ集中レッスンでしたが、初めて知ることばかりで「はぁー、へぇー」という感じで聞いていました。そして、なんとか無事、「先生、これ、私たちからお中元です」と差し出すことが出来た、金一封。すると先生、「まぁー、こんなん、いただいてええのかしら?」…おいおーい!今更それはないでしょ(笑)と、心の中でズルッとこけてしまったのは、私だけだったのだろうか…でも、決して馴れ合いにならず、厳しく教えるべきことは教えます、という姿勢ながら、失敗すると「暑さのせいやなー。そういうことにしときましょ」と笑って返してくれる先生が、私は好きです。ところで、気になる今回のお菓子は…ガーン。またも、きっちりと葉っぱでくるまれた「笹だんご」でした。お菓子屋さんの挑戦は、まだ果てることがないようです。(お菓子屋さんの挑戦シリーズ。詳しくは、過去の「お稽古の話」をご覧くださいね。メール更新でカテゴリが設定できず、すみません。PCの設定の問題がクリアできたら、編集し直すつもりです…)
2005.07.12
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おそらく、インターネットのセキュリティ関係の不具合から、楽天広場でのコメントの書き込みにずっと不具合が生じていました。(実は、楽天広場のみならず、ログインして利用する様々なネットのサービスがうまく利用できない、ということが続々と判明しておりました)夫が、新しいPCのソフトを交換してくれたことで、試してみたら、昨日の日記にいただいたコメントへのお返事が出来ました!ブログと言っても、私の場合は、自分が「書く」こと以上に、他の方々の書かれたものを読んだり、コメントのやりとりをすることが楽しくて運営をしているので、まずはホッとしました。でも、早速他の方のページに遊びに行ったり、自分のトップページを直そうとすると…何だかうまく行かない。そして、何ということか、調子の悪いときも日記だけは書けていたのに、それが出来なくなっているではありませんか。(「書き込む」ボタンをクリックすると、う~んと時間をかけた末「ページが表示できません」になってしまうのです)今度は何?と思ってみても、頼みの綱の夫は、新しく買ったゴルフクラブを持って、嬉々として練習場に行ってしまいました…ということで、復旧まではあと一歩、「何かが」必要みたいです。今度のことで、つくづく思い知ったこと。地方の小さな町に暮らし、車社会の中で普段運転しない生活を送る私は、ショッピングのほか、銀行やカード会社や、様々なサービスでインターネットに助けられているのですが、その割には…「どういう仕組みで、自分がパソコンでいろいろなことが出来ているのか」ということが、全くと言っていいほどわかっていないのです。そして、それは本当はとても恐ろしいことで…いったんトラブルに巻き込まれると、自分では本当に歯が立たないというか、もう途方にくれるしかないのですよね。つまり、仮に知識の面で上回る相手から悪さを仕掛けられたら、反撃の術がない、ということで。夫に甘えて、任せてばかりいないで、ちゃんと理解する努力ぐらいしよう。と、反省です。よく考えてみたら、今当たり前のように使っている身の回りのものだって、「どういう仕組みで」動いているのか、使えているのか…わからないものだらけ。携帯電話でおしゃべりやメールが出来るのも、FAXがきちんと相手に届くのも、同じように見えるディスクから、音楽や映画やデータが出てくるのも…考えてみたら「よく、そんなこと出来るものだよね」と感心することばかり。子どもの頃に、お絵かきや作文のお題で「未来の生活」というのを考えて書かされた覚えがありますが、今の現実は、あの頃の私の想像をはるかに超えてます。小さい子から聞かれれば、「あー、携帯電話から出てるアンテナから電波が出てね、それを大きな電波塔が拾ってね、相手の電話までつなげてくれるのよ」とか、「FAXの文字を信号みたいに読みかえてね、電話線に乗せて相手のおうちの電話機に送るのよ」とか、それぐらいのことは答えられると思うのですが…。この頃の最新技術を駆使したアイテムに関しては、だんだん、「これ、たぶん人に聞かれてもぜーったい答えられないな」と自信を失くすことが多いです。TVの地上波デジタルって何なの?DVDの「-R」と「-RW」の違いって何なの?などなど。映画を録画しようと思って、パソコン用のDVDを買ってきてしまった!なんて失敗もよくあって…家電製品も使いこなせない私って…と、落ち込むことが多いこの頃の私でした。++人気blogランキングへ++
2005.07.10
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暑さにだんだん身体が慣れて来たのか、一時に比べると夏バテの症状もかなり改善されてきました。でも、まだまだ夏本番はこれから、です。まずは日々の食事や生活習慣で、すこやかな自分を維持しなくては…せっかくの夏を元気に楽しみたいですものね。楽天広場の桃饅頭さんの日記で、にんにくスープのことを読んでから、カンタンに作れるスタミナメニューということで(「スタミナ」ってほとんど死語でしょうか?・笑)よく作っています。本場のスペイン風のスープとは違って、桃饅頭さんのレシピをさらに私流にアレンジしてしまっているのですが、目下、夫と私が一番気に入っているのはこのパターンです。<トマト入りのにんにくスープ>材料(二人分): トマト 1ケ ベーコン 2~3枚 卵 1コ にんにく 一かけ オリーブオイル、パプリカ、コンソメ(キューブ)、塩、胡椒レシピ: 1.にんにくは薄切り、トマトはザク切り、ベーコンは短冊切りに。 2.オリーブオイルでにんにくを炒め(焦げないよう弱火)、ベーコンを加えてさらに炒める 3.パプリカ(小さじ1杯くらい)を加えてから、水(500cc)とコンソメキューブ(1個)を加える 4.煮立ってきたら、トマトを加え、塩胡椒で味を調える 5.仕上げに卵を流しいれて、出来上がり。彩りにパセリをちらす。*ベーコンからよく味が出るのと、パプリカの辛味があるので塩はほとんど要りません。*トマトはなくてもOK。本場スペインのレシピは、硬くなったパンを入れて作るようです。昨夜は、このスープの他に、やはり夏バテにいいと聞いたモロヘイヤを使ってサラダを作りました。オクラも買ってあったので、刻んでしらす干しと混ぜて、冷奴の上にかけていただきました。何だか、ツルツル・ヌルヌルとした食卓でした(笑)お詫び)コメント・BBSの不具合について++人気blogランキングへ++
2005.07.08
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友達から郵便が届きました。中身は、バリ島旅行のお土産。バティックの布地で出来た、とても素敵な綿のワンピースでした。 ココナツオイルの石鹸も入っていました。 同封の手紙を読むと、彼女が夫婦で訪れた初めてのバリ旅行を、心の底から楽しんできた様子が伝わってきて、こちらまで嬉しくなりました。彼女とおそろいで選んでくれた…というワンピース、早速着てみたらサイズはピッタリ。とても可愛い。色合いも本当に私好みで、長いつきあいの友人を持つありがたさが身にしみました。私と夫の新婚旅行の行き先はバリ島でした。いつか訪れたいと思っていた、私にとっての憧れの土地だったのですが、実際に足を踏み入れたらますます魅了されてしまい、3年後に再び訪れました。その後は行く機会がないまま今に至るのですが、私たちの「バリ好き」は仲間内で浸透しているらしく、旅行前の彼女にも色々と聞かれて、おすすめ情報を発信していたのでした。バリの、何がどういいのか…ということを、具体的に言葉で現すのはとても難しいのです。空港に降り立って、お香の匂いをかいで、ガムランの音楽を耳にすると、それこそ体中の血がワア~ッと沸き立つ感じがする私。もしかしたら、前世はバリ人だったのだろうか…その割りに暑さに弱いですが。大らかでゆったりとした時間が流れているようでいて、“小さいものに心を砕く”…たとえば、庭に佇む石像に、さりげなく花を摘んで飾りつけたり、マッサージに行ってベッドにうつ伏せになったら、顔のところに開いた穴からちょうど目に入るように、床に花を浮かべた水盤が置いてあったり…そんな人々の暮らしぶりともてなしに、いちいち魅了されていました。いつも遊びに行く、mayao5さんの日記でも、先日バリのジェンガラ陶器の話題が出ていて、このところバリ島を懐かしく思い出す機会が急に増えた気がします。…ん?これはもしや、呼ばれているかも…?(笑)【バリ島 旅のスケッチ】 ウブドにて。カエルの石像はよく見かけました ウブドのホテルのプール レストランにて。籠にバナナの葉を敷いたお櫃。 お詫び)コメント・BBSの不具合について◎人気blogランキングへ◎
2005.07.07
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先日の『Musical Baton』に続き、今度は『Comic Baton』がせしるんさんから回ってきました。こういうのって、お金のかからないレクリエーションという感じで、色々悩みながら回答を考えるのは結構面白いですね。…という訳で、早速本題に。1)コミックの所持数は? →夫が買ったものも含めて、今わが家には5~60冊はあると思います。2)今読んでるコミックは? →さっき読んだのは、手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」です。 (実は、わが家のト○レの中に文庫版の「ブラック・ジャック」が並んでいるのです)3)最後に買ったコミックは? →こうの史代 夕凪の街 桜の国 多くの方に勧めたい作品です。いつか、改めて日記でご紹介出来たらと思ってます。4)よく読む、思い入れのあるコミック5冊 → *「サザエさん」長谷川町子 長谷川町子全集(第1巻) 子どもの頃、唯一わが家に置いてあったマンガ(姉妹社版がほぼ全巻そろっていた)。 新聞連載マンガということもあり、時事ネタがたくさん盛り込まれていて、まさに庶民の「生ける戦後史」。 私、朝日新聞社から出た全集を揃えて持っているのですが、長谷川町子さんて本当に絵が上手い人だと思います。 *「生徒諸君!」庄司陽子 生徒諸君!(1) 詳しくはこちらの日記で… *「Pink」岡崎京子 Pink 夫は岡崎京子さんの大ファンで、恐らく世に出ている単行本のほとんどは所有していると思う。 私も借りていちいち読んだのですが、ベストは89年に出たこの作品です。 まだ「援助交際」という言葉もなかったこの当時に、この主人公を造型した作者のアンテナには脱帽。フランス映画みたいな切ないエンディングも好き。 *「自虐の詩」業田良家 自虐の詩(上巻) 詳しくはこちらの日記で… *「ベルサイユのばら」池田理代子 ベルサイユのばら(愛蔵版) やっぱり、これは外せない!TVアニメも好きで、未だに主題歌は歌えます。 その昔、日本の女の子は皆、フランス革命史にだけはやたら詳しかったものです。 ジャック・ドゥミが映画化もしたんですよね。母におねだりして連れて行ってもらった記憶があります。5)バトンを回す人→5人と言わず、たくさんの方のバージョンを読んでみたいので、自由参加ということで… 興味のある方、ぜひぜひバトンを受け取ってくださいませ。お詫び)コメント・BBSの不具合について◎人気blogランキングへ◎
2005.07.06
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雨が止んで、また暑い日が戻ってきました。私の髪は、今、肩より長く伸びているので、起きた瞬間からきっちりとまとめないと、首のあたりが暑くて仕方ありません。クリップとか、ダッカールとか、色々と髪をまとめるためのものは持っていますが、髪が長くなるにつれ、どうも「きちんと感」に欠けるというか、ねじり上げた毛先がバラバラとなってしまうのが不満でした。そこで、アフィリエイトで紹介されていたのをきっかけに、こちらの福袋を購入することにしました。ラインシェルコーム入り!お任せ送料無料福袋こちらの「リトルムーン」という楽天のお店、自社の製品で髪を結い上げるやり方を、HP内で動画で教えてくれているんです。私は手先が器用でないため、自分で器用に髪を編んだり、セットしたり出来る人って本当にすごいワ、と尊敬していたのですが、動画を見ていると(これなら私にも、出来るかも?)…と思えてきたのが、購入のきっかけでした。さて、私はくじ運もいい方ではないため(もう「ないない尽くし」ですね・笑)、福袋なんて、どうせ欲しくないものばっかり引き当てるんだわ…と思って滅多に購入をしないのですが、今回の結果は… これだけ入っていました。 メインの、夜会巻きが出来るというコームのほかに、アンティーク調の小さなバンスクリップが二つ、かんざしが一つ、小さなマグネットピンが一つ。さらに、おまけでアジアンテイストのストラップが入っていました。クリップとかんざしは、いずれも蝶々のモチーフ。かわいいです。フフフ。ラインストーンがきらきらとふんだんに使われていて(結婚式の予定もないのに、どこにつけて行こう…)と、一瞬思ってしまいましたが(笑)白Tシャツとジーンズのスタイルに合わせても可愛いかもしれない…と、鏡の前でフフフ、フフフの連続です。ターコイズカラーのコームを選んだので、浴衣のおしゃれにもいいかなぁ…と、今月行くつもりの花火大会が楽しみになりました。ちなみに、肝心の「夜会巻き」ですが、一度ですぐマスターすることは出来ませんでした…やっぱり不器用な私…でも、HPの動画と、商品に同梱されていた写真入りの説明(親切でうれしかったです)と、何度も見ながら練習して、約30分。なんとか、コーム1本できれいに髪がまとめられるようになりました。物を持たないシンプルな暮らしにあこがれる一方で、やっぱりお買い物って心が浮き立つのですよね。これからやってくる真夏の日々にも、心楽しく対処していきたいものです。++人気blogランキングへ++
2005.07.05
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今日は、県内の一部で警報が出るほどの雨。ずっと家で過ごしたのですが、今度、クレモンティーヌのライヴを聴きに行くことにしたので、ずっと彼女のCDを聞いていました。いくつか持っているアルバムの中で、今日は「COULEUR CAFE」というボサノヴァを集めたものを選びました。(紹介しようと思い探しましたが、楽天では扱っていないようです。99年の作品なのですが…)雨の日は、しっとりと落ち着いた、シンプルな音楽が聞きたくなります。ボサノヴァは昔から好きで、お気に入りの曲もたくさんあるのですが…。本当にほんとうに好きなのに、メロディの難度が高すぎて、自分では絶対に、鼻歌でも再現できない曲があります。『Retrato em branco e preto(白と黒のポートレート)』。アントニオ・カルロス・ジョビンの作品です。実は、この曲は最初「ボサノヴァ」として認識していなくて…というのは、初めて耳にしたのが、ジャズ・トランペッター、チェット・ベイカーを追ったドキュメンタリー「Let's get lost」の中でだったのです。サントラ盤にも収録されていますが、チェットのトランペットで奏でられるこの曲、いいなぁ…と思いながらも、てっきりジャズのナンバーなのかと勘違いしていました。(ちなみに、チェット・ベイカーという人はかなり波乱の生涯を送ったジャズマンで、ペット吹きでありながら、マフィアとのいざこざで歯を引っこ抜かれた、という伝説もある人です。写真家、ブルース・ウェーバーがこのドキュメンタリーを撮った直後、ホテルの窓から転落して亡くなってしまいました)今日聞いていた、「COULEUR CAFE」にも、デュエットバージョンで「白と黒のポートレート」が収められています。 『この道は前から知っている 終着点はないってわかっている その秘密だって知っている この道の石ころだって知っている たった一人でそこに居続けるってことも わかっている 仕方ないわ それでも私はまたそこに行くの 知り尽くしてしまった心の痛みを求めて 新しい悲しみの日々 眠れない夜 私は過ぎ去った思い出に 傷ついた心を引きずっている そしてあなたはその理由を知っているから』訳詩も、しみじみと胸にしみるのですが、やっぱり最大の魅力は、奇跡のようなメロディライン(歌えないけど)。ボサノヴァを聴いていると、地球の裏側の音楽に、どうしてこんなにも惹かれるのだろう…と、不思議なようにも思います。ポルトガル語には「Saudade(サウダージ)」という言葉があります。郷愁とか、懐かしい気持ちとか、そういう訳され方をするようですが、本当のところ「日本語に正確に置き換えるのは難しい」、ある特定の感情を言い表すらしいのです。失ってしまったものを追慕する、様々な色合いを合わせもったノスタルジックな想い…その切なさが、海を越えて聴く側を魅了するのかなぁ、とも思います。【「白と黒のポートレート」この人たちの歌うバージョンも好きです】美しきボサノヴァのミュ-ズ<完全盤>/ナラ・レオンリオ・ボッサ/小野リサ++人気blogランキングへ++
2005.07.04
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少し前から、いつも行くスーパーの果物売り場に、さくらんぼのパックが並ぶようになりました。いちごとさくらんぼは、買い物のたびについつい手が伸びて、カゴに入れてしまいます。この週末は、雨交じりの天気で、続いていた暑さも一段落。ずっと食欲が無くて、休日の食事も、楽天市場で買ったさぬきうどんでツルツルッと済ませていたのですが…(こちらです。一袋三人前ですが、夫婦二人で分けても十分な量で美味しかったです)バテ気味の体調もぐんぐん回復し、食欲が旺盛になってきました。そんな訳で、久しぶりにイタリアンでも食べようか…ということになり、近所のお店でディナーを楽しんで来ました。石釜で焼く、ナポリ風のピッツァがとても美味しいお店。季節のメニューに、さくらんぼジャムのデザートピッツァがあったので、迷わず注文。熱々の甘いピッツァと、しっかりした味のカプチーノがとてもよくあって、それまでも結構色々食べていたのに、まさに「別腹」でむしゃむしゃ頬張ってしまいました。 カスタードクリームとジャムの組み合わせが最高! うんと冷やして、塩水でさっと洗ったさくらんぼを齧るのも、今の時期だけの楽しみですが、ジャム好きの私としては、とても幸せなひとときでした。楽天市場でさくらんぼを探す「さくらんぼの実る頃」という、シャンソンの名曲があります。夫と私は、スタジオジブリの映画の大ファンですが、夫が一番好きでDVDも購入したのが「紅の豚」。この作品の中で、加藤登紀子さん(声優としての演技もすばらしい)が歌う「さくらんぼの実る頃」が、一番好きです。紅の豚STUDIO GHIBLI SONGS私は、庄野潤三さんのエッセイが大好きです。何も特別なことはおきない身辺雑記なのだけれど、老夫婦と、離れて暮らす子ども達と孫たち、近所の人たちの静かな交流に、思いやりやお互いへの感謝があふれていて、読んでいるとじんわりと心が温かくなるのです。連作エッセイの中には、「さくらんぼジャム」という題名のものがあります。庄野順三さんの著書を探す土・日と時間を見つけては色々なことをやってみたのに、結局楽天広場のコメントの不具合が直せませんでした。夫も仕事を持ち帰っていたりで、あまり助けてもらえず…困った。少々くたびれてきました。++人気blogランキングへ++
2005.07.03
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レイトショーで「宇宙戦争」を見て来て、昨日の日記で早速感想を書いたのですが、一夜明けて新たに思いついたことを書きます。映画を見ていて、地球を侵略するエイリアンがいよいよ姿を現す場面で「えー、またこの手の宇宙人?」もっと、あっと驚くような、見たこともないような宇宙人が見たかったのに…と、私はちょっとガッカリしてしまったのですが。それは見当違いな感想だったかもしれない、ということに気がついたのです。というのは、この映画、H・G・ウェルズによるSF小説の古典の映画化なのですが、ウェルズの「宇宙戦争」というのは、“タコ型の火星人”を発明(?)した小説なのですよね。「宇宙戦争」H・G・ウェルズ(…生まれた頃から映画「スター・ウォーズ」が存在した今の子ども達には笑われてしまうかもしれませんが、私が小さかった頃は、火星人のイメージといえば、キノコみたいな頭にタコのような足をくねくねさせた姿かたちをしていました。そういうものでしたよね?同年代の皆さん??)つまり、その後いくつものSF作品に転用され、応用されていった「宇宙人なるもの」の、原点のイメージをスピルバーグなりに形にした、ということな訳で…そうなると、「どこかで見た感じ」がするのも当然、ということなんですよね。昨日の日記のコメントでもせしるんさんが触れておられますが、オーソン・ウェルズが迫真の演出のラジオドラマで、全米をパニックに陥れた(その時、オーソンはまだ二十代だったはず!)という逸話も有名ですね。ちょっと、原作にも手を出したくなって来ました。【三十代後半~の世代には、実は「火星人」と聞くとこちらのイメージが強かったりします】〈NHK人形劇クロニクルシリーズ Vol.6〉プリンプリン物語「予感がします…」人気blogランキングへ
2005.07.03
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シネコンにはよくあるタイプだと思うのですが、私たちが時々映画を見に行くのは、郊外の大きなショッピングモールに入っているところです。人口が少ない田舎町にあるので、地味な作品だと、観客が全部で5人…ということもあるくらい。しかし、今夜は違いました。「スター・ウォーズ」「宇宙戦争」の上映が始まってから最初の土曜日とあって、レイトショーの時間にも関わらず、今までに見たことのないような行列がチケット売り場に出来ていました。ほぼ満員の観客に囲まれて映画鑑賞をするなんて、久しぶりです。熱気と活気があふれる中で、先週世界同時公開されたばかりの「宇宙戦争」を見てきました。私は、この映画の原作となった、H・G・ウェルズの「宇宙戦争」は読んでいないので、ストーリーについての予備知識は全く持たないまま鑑賞しました。プロモーションで来日していた、主演のトム・クルーズとダコタ・ファニングが「scary!scary!」と連呼していたので、よっぽど怖いんだろうなぁ…と、ビクビクしていました。その通り、パニック・ムービーの王道を行くといった演出で、2時間の上映時間中、ジェットコースターに乗りっぱなしのようなスリルが味わえます。(ジェットコースターって、実際に滑り降りる時も怖いけれど、カタタタ…と斜面を上がっていく間『もう落ちるか、いつ落ちるか』と思っている時が一番イヤですよね。その、両方のスリルを堪能できる感じです)複雑な事情や家族の悩みを抱えながら、とりあえず日々を生きている平凡な「普通の人々」の生活に、突如として襲いかかる、宇宙からの訪問者。異常気象なのか、テロなのか、何なのか…正しい情報が何もわからない中で、右往左往しながら、とにかく必死に逃げるしかない人間たち。誰もが生き延びたいと願う状況で、人々の間では、助け合いもあれば醜い争いも起きます。このあたりの描写、宇宙人襲来という舞台装置を借りながらも「極限下におかれたときの人間というもの」について、作り手がとても丁寧に考察し、描写しています。そのせいか、逃げ惑い、あっけなく殺されていく人々の姿が、太平洋戦争やベトナム戦争やイラク戦争の記録映像と重なって見えてしまう部分もあり…わざわざ「War of the Worlds」なんてタイトルの映画を見に来て、そんなことを考えて暗い気分になる私もどうか、と思うのですが。普通の人々が、普通の生活どころか命まで脅かされて、その理不尽さ加減は、現実世界の戦争だって宇宙人襲来と同じレベルだ、と思いました。この映画の公開を楽しみにしていた夫は、見終わった後「あまりにツッコミどころが満載で…」怒りを通り越して笑えてしまう、という反応でした。その後、帰りの車内でもああだこうだと二人で盛り上がりました。…ということは、何だかんだ言っても、私たちはこの作品を楽しんだということでしょう(笑)宇宙人のトライポッドが、夕暮れの空を背景に、光線を放ちながら佇む光景が、ダリの絵画のようで美しかったです。それだけに、エイリアンの姿形にはもう少し独創的なアイディアがあった方がよかったのでは…と、かつて「E.T.」に大感激した私はちょっと残念でした。☆人気blogランキングへ☆【コメント記入の不具合・その後】cookieというのが問題なのでは?と悪戦苦闘の結果、「ログアウト状態で、楽天広場のほかのブログへのコメントは書き込める」という状況まで持ち直しました。でも、自分のページでコメントをすることがなぜか出来ません。一体なぜ…?そういう訳で、皆様にいただいたコメントに、今までのようにこちらでお返事をすることが出来ません。私としては、口封じをされたようでとても寂しいのですが…コメントいただいた方々のHPには遊びに行きますので、引き続きよろしくお願いいたします。
2005.07.02
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PCを再起動したり、インターネットセキュリティの設定をいじってみたり…と、色々やってはみたものの、やっぱり「楽天広場でコメントが書き込めない」という状況が改善できません。「楽天広場(らくてんひろば)へユーザ登録いただかないとコメントには記入できません。 」という赤い文字と共に、書き込みが拒否されてしまうのです…なのに、なぜ日記は書けるのでしょう?謎です。仕方ないので、夫の帰宅を待ってアドバイスしてもらおうと思います。せしるんさん、ぶなぶなさん、早速のコメントありがとうございます。お心遣いに感激です。昨日の日記にコメントいただいた皆さん、お返事したかったのですが、ごめんなさい。(ログインした状態で、皆さんの日記にも遊びに行ってます。私の足跡は残っていないのかもしれませんが…)前置きが長くなりましたが、せっかく日記が書けるので、今日書こうと思っていた話題を。今朝、いつものように「とくダネ!」を見ていたら、司会の小倉さんが「ライブ8」のことを紹介していました。各国のNGO等が連動して、グローバルな広がりを見せている貧困撲滅キャンペーンの一環として行われる、今回のイベント。発案者のボブ・ゲルドフの名前を見ると、記念DVDが発売された記憶も新しい「ライブエイド」を連想してしまいますが。今回の大々的なイベントの趣旨は「寄付金集め」が主眼なのではなく、「貧困を世界の優先課題とすること」なのだという。(以下、日本のキャンペーン事務局公式HPより) 20年前、アフリカ救済イベントで280億円の寄付を集め、 喜んだのもつかの間、それがアフリカでは先進国への債務返済に一週間で消える額でした。 寄付だけでは、貧困のスピードに追いつけないのです。 みんなの意向を集めて、政策を引き寄せなければ。それで、折りしも開催されるG8サミットに時期を合わせてアピールしよう…と、明日世界の主要都市で行われるのが「ライブ8」だそうです。私は全然情報がキャッチできていなくて、日本のライブ(会場は幕張)のゲストにビョークが来る!なんてことも、今朝になって知った次第です。見たいなぁー!ところが、この「ライブ8」の模様は、スカパー!でしか中継されないんだとか。これだけの豪華なメンバーが協力している一大イベントなのに、何とももったいない話…と思ったのは私だけでしょうか。昔よくあったチャリティ番組のように、番組中で寄付金を受け付けるまではいかなくても、世間の人々にアピール出来る機会は飛躍的に増えると思うのですが…この、貧困撲滅キャンペーンに参加するにはもう一つ手頃な方法があって、それが「ホワイトバンドを身に着けること」です。(この存在も、私は他の方のブログを読むまで知りませんでした)300円で購入できる、このメッセージツールのプロジェクトにも、キラ星のような各国のスターが協力しています。キャンペーンに乗じて、「世界では今、3秒に一人の割合で貧しさのせいで子どもが死んでいる」…この現実を伝えるために作られた「Clicking Film」というコマーシャルがあって、私は以前デイヴ・スペクターさんが紹介しているのを見て知ったのですが、すごくかっこいいのです。シンプルなメッセージこそ、最も訴える力が強いのだ…ということを実感できる、秀逸な出来だと思いました。映画ファン・海外ドラマファンなら必見ですよ。公式サイトで、各国バージョンを見ることが出来ます。それぞれ、登場しているスターの顔ぶれは微妙に違います。人口の多い中国の経済力が増して、鉄などの資源が足りなくなってきている…などという話を聞くと、この世界で、富や力のバランスをうまく取るにはどういう方策がいいのか、よくわからない…というのが本当のところなのですが。救える命がそこにあるなら、救いたい。という、本能的な思いには、素直に突き動かされます。ホワイトバンドは、下記のHPでオンライン購入出来るほか、明日から特定の取り扱い店で入手することが出来ます。今日は、幸い暑さも一段落して、生活をリフレッシュしたいという私の願いに空が応えてくれたようです。夏バテも一息つけそうです。皆様もご自愛くださいね。ライブ8公式サイトホワイトバンド(ほっとけない 世界のまずしさ)公式サイト【過去の日記から】ライブエイドの思い出
2005.07.01
コメント(10)
新しいパソコンの、ウィルスセキュリティの更新時に「なにかをやらかした」らしく、コメントの書き込み等が出来なくなってしまいました。皆さんからいただいたコメントへのお返事が出来ず、また皆さんのページへの書き込みも、出来ません。残念…いったいどうしてしまったのか…しばらく悪戦苦闘することになりそうです。
2005.07.01
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