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今朝の朝刊(信濃毎日新聞)のトップは この伊那谷の観光の目玉でもある天竜船下りの事業存続問題でした。 今まであまり気にしていなかったことなので記事を目にしたときのびっくり感は結構大きくてブログでも取り上げてみようという気になったんですが・・・今は年末でお休み気分が強くなって年末年始の帰省が本格的に始まった時期ですから この記事に関心を持たれた方はどの程度だったか?そんなに多くはないかもしれませんね。 コロナの感染拡大で事業主体となっていたバス会社の置かれた環境は・・・ドル箱だった東京都の高速バスが減便となり 乗客も大幅に減少して採算が悪化ローカル路線の赤字をこの高速バス路線の黒字で補う・・・という構図が崩れて随分になります。 そういう中で 今年は船頭が川に落ちて亡くなるという事故もあった舟下り事業自体も赤字だったし お客様の回復も見込めないっていうことだったんでしょうか! 後継者が見つからずに廃業・・・という事業承継問題については大いに問題意識を持っていましたがこういう形で 事業自体の問題からくる事業承継問題もあるのだって・・・ そういえばこの近くのスキー場でも運営会社が撤退して 一時宙ぶらりんになった時期もありました。 市の第三セクターで運営していた旅館の経営もうまくいかずに事業譲渡したケースも実はあるにはあったのですが・・・何とか事業を継続する相手が見つかって何とかなってきましたからそのせいもあって 関心が薄かったのかもしれませんね。 今回のケースは地域を代表する観光のコンテンツですから うまく継承できたらいいなぁと思う反面このコロナ禍で人の流れが減っていく中 すべてが継続できるわけではないかもしれない難しいかもしれないなぁ・・・っていうのが率直な感想ですよ。 南信州の観光に携わる人にとってはこれは大きな問題があらわになったなぁ今後は旅館業や土産物などへの影響も大きくなってきそうな気がしていますね。 こういうケースでは「組織の活性化」とか「経営者の意識」といったことでは乗り切れない 事業軸が必須だなぁって感じています。ブログランキングにポチっと応援してくださいね
2021年12月30日
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NHKの大河ドラマ 晴天をつけいよいよ次週で最終回という段階になってきましたが 渋沢栄一の生き方に共感しながら見ています。 そんな中 しばらく前のNHKの番組で渋沢栄一について その決断について番組にしていました 渋沢栄一はなぜ東京養育院を自身が中心となって運営することにしたのか?ってそれをビジネスの成功と不可分だったと確信していたからだ・・・っていうんです。 弱者を救済することが当たり前の世の中こそが反映への道・・・って算数では説明しづらいと思うんですが それを確信としてもっていた・・・という番組の解説を聞いて「論語と算盤」に興味を引かれてしまいました。 まあ・・・超約版ということですから中身は簡単な文章なんですが・・・ >利潤追求と道徳は一見、矛盾し、かけ離れたものだと思われるが、私は常に、 経営には道徳が必要である、また、道徳には実利的な視点での実践が必要だ、 故に論語と算盤はじつははなはだ近いものであると論じている< このこと理解しているという段階を超え 不可分であると確信しているってすごいことですよね。ただ理解しているというのとは大違いだって過去に思い知ったことがありますからね。 いい会社を作ろう・・・と活動する中で悩ましいのが この確信でした。 いい会社の社員は笑顔に満ちている いい会社においてはみんながフランクに語っているいい会社は社会に開かれている・・・と考えて 社内での話し合いを増やしてきましたが一方では常に不安があって・・・ こんな活動は 利益を増やす というかんてんから正しいと言えるのだろうか?株主に対して論理的には説明できないじゃないかって・・・ 結果的に利益も売り上げも上がり 社長としても孤独感はなかった・・・ということだったのですがこれが不可分であると言えたのは活動開始から5年くらいたってからでしたからね。なかなか確信までいかなかったなぁ もっと早いタイミングで論語と算盤を読んでいたとしても その頃だったら「理解」にとどまったいたかも・・・って思いながら読んでいますよ。 三方良しの近江商人とか 利他の稲森さんとか・・・確信を持っていたんでしょうね。 ブログランキングにポチっと応援してくださいね
2021年12月20日
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