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【11月】45)米中間選挙でオバマ政権与党の民主党が大敗アメリカの議会が共和党になろうが民主党になろうが、対外的にはそれほど大きな政策転換はありません。ただ、日本にとっては共和党が強い時の方が、自民党政府にはよかったようです(レーガンand中曽根、ブッシュand小泉時代)。振り返って比較すると、民主党の方が日本に対して厳しい態度で、中国寄りの方針でした(ジミー・カーターの中華人民共和国承認と中華民国との断交。ビル・クリントンの日米貿易摩擦からの円高誘導不況)。でも、記憶にあるのは大統領がどちらの党だったかであって、議会はどちらが強かったかまでは覚えていません。結論から言うと、どっちでも変わりません。それは日本にとってだけでなく、アメリカ国民にとってもそんなもんです。アメリカ国民は、基本的に自由主義を信奉していて、社会主義的な政策は”独立自存精神”に反すると考えています(信仰してます)。比較的に社会福祉的な政策を進める民主党にしても、独立自存精神は根強く、日本のように「福祉のため」というお題目で、予算も増税も通ってしまう国会とは違います。そして、国益にかなうかという”損得勘定”がすべての基準ですので、党の主義主張はあまり影響しません。今回、共和党が勝ったと言っても、政策的に共和党が支持されたわけではなく、オバマ大統領が就任当時の爆発的な期待に、全く応えられなかったことに対しての批判票だったと言えます。オバマ”がっかりだったぜ”の声だったのです。だからと言って、次期大統領選が民主党苦戦かというと、そうでもありません。民主党候補選では、たぶんヒラリー・クリントンが勝つでしょう。それに対し、共和党にはめぼしい候補がいません。共和党は極右勢力が肥大して、内部で分裂している状態です。どちらサイドの候補者が立ったとしても、党として全幅の支援が得られないということです。一方、民主党は中間選挙で敗れたことが、逆に危機意識が生まれ、団結力が増すことになるでしょう。大統領選挙中に、何が起こるかで浮動票は大きく動きます(テロとか災害とかスキャンダルとか)。なんだかんだ言っても、アメリカにおける大統領の権限は強大なので、トップを取った方が勝ち。議会はその他大勢なのです。 46)「ベルリンの壁」崩壊から25年忘れていましたけど、ドイツは第2次大戦後、西側自由主義の国と東側社会主義の国に分断されていました。ドイツの国を中央で分ける壁と、東ドイツの中にある都市ベルリンの中にも西ドイツの領地があり、そこを囲む壁がありました。ベルリンの壁というのはそっちの方で、冷戦終結の歓びで壊されたときの映像を見て、こんな壁があったんだと初めて知りました。以後東西ドイツは一つとなり、敗戦のどん底から見事に立ち直りました(日本同様)。東ドイツ出身のサッカー選手と言えば、ミヒャエル・バラックです。2002年日韓W杯でドイツを決勝まで導いた選手です。2002年日韓W杯は日本も予選リーグを突破の躍進をしましたが、同じ開催国の韓国も準決勝まで大躍進しました。日本人の僕としては、嫉妬とともに驚嘆せざるを得ませんでした。韓国は、ポルトガル、イタリア、スペインという世界のトップクラスの強豪を撃破しての進出だったからです。しかし、その驚きは、試合を見直してみて別の驚きに変わりました。明らかに、審判の笛が偏っている。ホームタウンデシジョンや判官びいきを超越した、かなり解りやすい八百長。 韓国はこの大会で、審判を買収、何とかインチキで準決勝までコマを進めましたが、ドイツ皇帝に葬り去られました。 47)APEC首脳会議、北京で開催APECの記事を調べていたら、2010年は横浜で開催されていました。そこで、「2010年を振り返って」をひっくり返して、何を書いたか見てみると、「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース日本編ノミネート」に入っていませんでした。自国で開催されたときは無視しといて、中国で開催されたときは10大ニュース候補に入れるって、読売新聞の判断基準は何なんでしょう。環太平洋の首脳が顔を合わせるだけの会合でしたが、ホスト国中国の張り切り方は異常でした。もちろんすべて国内向けのパフォーマンスで、海外の反応は冷ややかでした。その中で日本と韓国はちょっと報道量が多かったかもしれません。どっちみち、発展途上国の張り切るレベルのイベントでした。 これで今年の振り返っては終わりです。読売新聞が選んだノミネート事件・日本編で「偽ベートーベン佐村河内事件」や「都議会セクハラヤジ」や「3Dプリンター銃」や「パソコン遠隔操作事件・片山被告自白」や「ベビーシッター男児殺害事件」や「籾井NHK会長全理事に日付なし辞表強要」や「ビットコイン破たん」やらが入ってなくて、意外でした。これらは、時代の流れとか歪みとかに現れた出来事だったので、押さえておきたいと思いますが。まあ僕はそう思っても、人の興味はそれぞれで、ことの重大性も環境で変わります。 世の中の出来事に、意見や賛否を述べるのは、改めて自分と向き合う鏡の役割もあります。読み直してみて、僕自身の考えていることを知ることが出来ました。当たり前のことを知ったかぶって偉そうに語るようだと、頭がすかすかになっている危険があります。気を付けましょう。
2014年12月25日
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【10月】39)米国がベトナムに武器輸出の一部解禁方針伝えるアメリカという大国相手に、戦争で勝利した唯一の国ベトナム。あの時のアメリカの敵は「共産主義」でした。第二次世界大戦における「ファシズム」という敵は、連合国の勝利という結果を得ることが出来ました。敵を作ることで、国内を統一する成功パターンを継続させるために、未知なる敵「共産主義」を大きく取り上げた時期です。第一ラウンドが「朝鮮戦争」で、これは引き分け、第二ラウンドで北ベトナムが対戦相手にされました。もともとベトナム戦争は、フランスからの独立戦争でした。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線は「ファシズム」との戦いという見方もできますが、アジアにおける日本とヨーロッパの戦いは、アジアの植民地の日本の手を借りた独立戦争だったのです。植民地を持たなかったアメリカには本来関係のない戦争でしたが、イギリスのチャーチルに乗せられたF・ルーズベルトのでしゃばり戦争でした。以来アメリカはでしゃばり癖がつき、今日に繋がっています。アメリカの「Go West 西進主義」は太平洋を越えてアジアに到達しました。その領地を守るため、かつての敵ベトナムと手を組む必要が生じました。ベトナムはベトナムで、中国から身を守るためなら、共産主義を捨ててもいいと言っているので、あの戦争は何だったんだろうという気がします。 「ベトナム戦争終結から40年近くを経て実現した、歴史的な動き」という記事を読み、確かに隔世の感があります。ベトナム戦争があった1960~1975年に僕は幼少・青春時代を過ごしました。だから僕にとって戦争と言えば「ベトナム戦争」です。ベトナム戦争と言えばこの映画。『地獄の黙示録』の僕のブログはこれ。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200610100000/http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200610100001/今思うと、75年制作発表79年完成という期間は、カンボジアのポル・ポト政権時代と一致します。偶然ではない悪魔の実像が影響して、マーロン・ブランド演じるカーツ大佐の性格を謎にしてしまったのかもしれません。 40)ノーベル平和賞にパキスタンのマララさんマララさんについては書いています。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201410130000/ 41)カナダの国会で男が銃乱射カナダの首都オタワで、全身黒ずくめの男が、国立戦争記念碑で兵士をライフルで撃ち、近くの国会議事堂に入り、銃を乱射し、警官に射殺されました。男は「イスラム国」に参加するつもりでイスラム教に改宗しており、治安当局から「危険旅行者」として旅券を没収されていました。テロリストになるために、イスラムになったというわけです。「テロリスト」と呼ばれることで、少数の組織から認められ、その小さな世界の中で犯罪者の正義は認められてしまいます。己の不満と欲望に、正義の衣をかぶせて暴力を正当化しているのです。どんな条件であろうと、どんな神であろうと、許されることではありません。伊藤博文を殺害した安重根にしろ、幕末の人切り以蔵でも、数々の暗殺者に対し少しの情状酌量も必要ありません。テロリストなどと名乗っても、所詮”人殺し”。犯罪者です。 42)中国主導のアジアインフラ投資銀行の「設立覚書」に21か国が著名もともとアジアには「アジア開発銀行(ADB)」という、アジア・太平洋における経済成長及び経済協力を助長し、開発途上加盟国の経済発展に貢献することを目的に設立された国際開発金融機関があります。現在67か国が参加して、最大出資国は日本とアメリカです(ともに15.7%)。これに対抗して、中国も国際金融機関を作ろうとしているわけです。ADBは、開発援助の運営方針を”貧困削減”を最重要目標と定め、「貧困層に配慮した持続可能な経済成長」、「社会開発」、及び「グッド・ガバナンス」を戦略の三本の柱としています。アジアの貧しい人のための金融機関で、ほとんどボランティアのような組織です。それを中国がやりたいというのは、恩を着せて、利権を奪おうという魂胆があるからです。すでに中国は独自にアフリカ諸国などに金を貸して、見返りを収奪する、中国流の融資を行って顰蹙を買っていました。この悪評判を薄めるために、各国に話を持ち掛け、新銀行を作ろうとしているのです。インフラにターゲットを絞っているのは、開発工事に融資を決めて、工事自体は中国の企業に独占させる腹積もりでしょう。恩を売って、感謝をさせて、独占的に儲けるというあざとい考えです。感謝は買うものではありません。アジアを中国資本に乗っ取られないように、日本も参加すべきだという論もありますが、金儲けのために人助けをするという発想は馴染めません。 43)米連邦準備制度理事会が量的緩和策の終了を決定「米連邦準備制度(FRB)」とは、日本の「日本銀行」にあたる、国の金融政策を決める中央銀行です。1907年に始まる世界恐慌の混乱から、その対策として金融機関を守るための銀行が設立されました。第14代FRB議長のバーナンキの理論(バーナンキ背理法)により、量的緩和がなされていました。それは、「通貨の量的緩和を実行すれば必ず社会はインフレとなり、インフレ率をコントロールすることで経済の発展を模索する」と言うものでした。そしてアメリカはインフレ率2%を達成し、デフレは退治されたとして量的緩和は解除されました。同じ量的緩和策を用い、国債を買い戻しているのは黒田東彦総裁率いる日本銀行ですが、こちらはまだ光明が見えてきません。デフレ経済は、貯金をしているだけで価値が上がっていくので、お金が市場に出てきません。日本の個人資産はデフレ時代にどんどん膨れて、1600兆円に達してしまいました。企業留保金は400兆円近くあると言われますから、合わせて2000兆円の貯金を持っているようなものです。この金を活用すれば、分配すれば、日本経済はまだまだ伸びるというわけです。経済がインフレに転換すれば、投資しなければ目減りしますから出てくるだろうという考えです。それはそれでいいのですが、インフレになるということは物価が上がるということですから、庶民の生活は苦しくなります。物価が上がって、それに見合う収入の増加が絶対必要な要素なので、人件費を上昇させる政策が緊急に待たれます。「給料上げろー!!!」ちなみに、毎年2%のインフレが達成して、予定通り消費税10%(5%UP)にしたとしたら、3年後には合わせて家計の支出は11%の増加になってしまいます。給料が10分の1減るのと同じです。暴動になってもおかしくない。もしインフレをターゲットにするなら、物価上昇分の消費税を廃止してしまえば生活費は変わらないので、個人消費は減じることなく、経済成長が可能になったわけです。成長さえすれば税収(法人税・所得税共)は増えますから、”個人はいい、企業もいい、国もいい”とWinWinWinになっていました(かもしれない)。 44)米民間宇宙船が試験飛行中に墜落来年に一般客を乗せた世界初の「宇宙旅行」を控えた、アメリカのヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅客船「スペースシップ2」が、試験飛行中に墜落し、パイロット2名が死亡しました。宇宙旅行は参加費2700万円、日本人を含む世界から約700人が予約していました。そういえば、「ドクターX3」の最終回で、大門未知子は病院設立のために、晶さんが貯めておいてくれた資金で、宇宙遊泳してましたっけ。究極の無駄遣いですね。
2014年12月24日
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【9月】36)英北部スコットランドが住民投票で英残留を決定国民投票で独立を問うのが、今年のトレンドでありました。イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」といいます。イギリスは4つの国、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドで構成されます。もともと違う国が、徐々に合併して連合国となったのですが、それぞれに権限を委譲された政権があり、首都もそれぞれにあります。君主は女王エリザベス2世をいただき(君臨すれども統治せず)、外交・軍事は統一して行います。大英帝国の輝ける歴史を持ち、議会制民主主義の魁として世界をリードするイギリスは、日本もお手本として憧れる国です。日本史においても、「日英同盟(1902~1923年)」の頃が一番よかった。スコットランドが、そのイギリスブランドを捨てたいというから驚きました。「大阪都構想」を唱える、大阪が独立したいというようなものでしょうか。結局、理性ある国民の方がわずかに多く、独立は否決されました(数々の引き留め策の利権を得て)。日本でも、沖縄が独立を図るかもしれないという憶測があります。沖縄(琉球王国、1429年~)が日本に編入されたのは1892年、戦後のアメリカ統治から日本に返還されたのが1972年。日本の一部であった時の方が短いのです。ただし、もし国民(県民)投票で独立したとしたら、あっという間に中国の干渉を受けるでしょう。それを防衛するために、アメリカ軍が増強され、アメリカの統治国になることは間違いない。ロシアにおけるクリミアと同じ原理です。どっちみち沖縄は、独自では成立できない運命を背負わされているのです。 スコットランドと言えば、中村俊輔選手が2005~2009年まで在籍したサッカーチーム「セルティック」のある国です。サッカーの世界では、イングランドとスコットランドは別の国なのだと、この時知りました。俊輔はこの間128試合出場、29得点、チームはリーグ戦3度の優勝、二つのカップ戦合わせて3回の優勝を果たしました。他にも、スコットランドPFA年間最優秀選手賞、スコットランド・サッカー記者協会年間最優秀選手賞、スコティッシュ・プレミアリーグベストイレブン、スコットランドリーグスポンサー年間最優秀選手賞、スコティッシュプレミアリーグ年間ベストゴール等々輝ける実績も残しました。UEFAチャンピオンズリーグでも、敵地オールド・トラフォードのマンチェスター・ユナイテッド戦で、見事なフリーキックで得点し、日本人初のUEFA得点者になりました。先週、5年ぶりでセルティックを訪ねた俊輔に、サポーターはレジェンドとして歓待してくれました。 37)アフガン大統領選でガニ元財務相が当選『ランボー』が15万のソ連軍と戦ったアフガン戦争。そんなこともすっかり忘れるほど、アフガニスタンの平和への道のりは遠く険しいものでした。ソ連撤退後に権力を掌握したタリバン(イスラム厳格主義組織)の圧政と紛争。もともとタリバンはソ連との戦いの中で、アメリカが育ててしまった組織でした。さらにタリバンに合流したウサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダのテロ活動。そして、9.11同時多発テロ。アメリカ軍のタリバンandアルカイダ掃討のアフガン攻撃。国土は荒廃し、多くの犠牲者がでました。平均寿命の短い国世界第2位になってしまいました(48歳)。それでもようやくタリバンを 掃討し、2004年第1回大統領選挙が行われ、カルザイが当選、それを引き継いで二人目の大統領の誕生です。タリバン勢力の盛り返しもあり、外国の侵略と内戦にくれたアフガニスタンの平和は、見えてきてもまだ手の届かないところにあります。 38)香港で行政長官選挙の民主化求めるデモ1997年、イギリスから中華人民共和国へ香港が返還された時、一般には「香港が中国になる」と思われていました。その中で、そうではなく「中国が香港になるのだ」と予言した人がいました。その後、中国は急速な経済発展を遂げ、外国からの資本も流れ込み、文化は一転し、(共産主義国でありながら)富裕層の誕生など、この予言は当たっていたともいえます。一方、香港が中国になるという定説も、また現実となってきました。香港返還に伴い、イギリスサッチャー首相とトウ小平とで交わされた条件は、香港は中国の特別行政区となり、中国政府は「一国二制度」をもとに、社会主義政策を将来50年(2047年まで)にわたって香港で実施しないということでした。発表を聞き、独裁国家の支配を恐れた香港の富裕層は、カナダやオーストラリアに移民していきました。逃げ出せない市民は、とりあえず50年はここままなら自分はいいかと思ったかどうか、怯えながらも中国に飲み込まれる覚悟をしていました。今回、デモの中心になったのは、2047年以降(33年後)も香港で暮らさなければならない若者たちです。香港では2017年の「香港特別区行政長官選挙」は1人1票の普通選挙が行われる予定でしたが、候補者は中国人民大会の指名委員会の推薦がなければならず、中国の方針に従う者のみの選挙になっていました。これに香港の民主活動をする学生組織が、抗議活動を起こしたものでした。以前にも、2011年に義務教育の中に「愛国教育」をいれようとして、”洗脳反対”のデモが起こり、香港政府が撤回をした事例がありました。初めは、高校生と大学生の「真の選挙を求める」デモが学校内で行われていたのですが、次第に街に出るようになり、繁華街や商業エリアを占拠するようになりました。SNSの呼びかけに応じて、デモ学生は膨れ上がり、市民活動を圧迫するよるに至って警察が出動、催涙ガスを用いた排除行動をとることになりました。今回のデモの中心的人物でハンストで抗議活動をした黄之鋒君も、3年前(当時15歳)学生団体“学民思潮”に加わり、以後学生運動を指導していました。現在18歳の草食オタク系の大学生が、徒手空拳の戦いを体制側の大人相手に展開する様は、映画を見るようでした。『いちご白書(1970年)』は、1968年にコロンビア大学で起きた学生運動の実話映画です。後の、『いちご白書をもう一度(作詞曲:荒井由実。歌:バンバン)』のモチーフになった映画です。歌詞にある通り、「就職が決まって 髪を切ってきたとき もう若くないさと 君に言い訳したね」と、普通の学生は大人の入り口をくぐりって社会に適応していきます。しかし、香港の学生の戦いは、これからも続きます。
2014年12月23日
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【8月】31)カンボジアのポト派元最高幹部に終身刑「カンボジアの悪夢」と呼ばれるポル・ポト派(クメール・ルージュ共産主義)政権時代、世界はその実情を知りませんでした。後でわかったことには、4年間で人口800万人の国の200~300万人の知識人が虐殺されていました。解放された時の人口の年齢比は、85%が14歳以下の子どもでした(ポル・ポトは純真無垢な子供を優遇したから)。今で言ったら、「イスラム国」がシリアのアサドと手を結んで、恐怖政治をしていたのを中国が援助していたようなもの?ベトナム戦争直後のことで、もともとカンボジアはアメリカの支援を得てベトナムと対抗していました。これもちょっと中東情勢と似てます。アメリカの傀儡政権(ロン・ノル将軍)に追い出されたシアヌーク国王が、過激派共産主義組織と組み、中国の後押しで逆襲してロン・ノルを駆逐します(国民は国王支持でしたから)。ところが、シアヌークはポル・ポトに軟禁され、”原始共産主義”を振りかざし文明を否定、知識人が逮捕され虐殺されました(医者・教師・技術者・僧侶・役人・メガネをかけている人・新聞を読める人・・・)。カンボジアの荒れ地に、白骨が埋め尽くされました。こんなひどいことをしたポル・ポト派の幹部二人に、35年の時を経て終身刑の判決が下されました。裁きで時計の針が戻ることはありませんが、人類の教訓として心に深く刻まなければなりません。 32)エボラ出血熱でWHOが緊急事態宣言1995年制作ダスティン・ホフマン主演アメリカ映画 『アウトブレイク』は、エボラ出血熱をモチーフにした恐怖映画です。エボラ出血熱の原因となる、エボラウイルスが発見されたのは1972年6月、アフリカ・スーダンのヌザラという町でした。倉庫番をしていた男性が急な高熱と頭・腹部の痛みで入院、消化器、鼻から出血して死亡しました。その後、感染が広がり、284人が感染、151人が死亡しました。同年8月、コンゴ共和国北部で、同じ出血症状を出した男性から、病院内で318人の患者が出て、280人が死亡、エボラ出血熱であったことが確認されました。その後もアフリカのコンゴ、ザイール、象牙海岸で散発的に流行し、1995年コンゴの病院で315人が発症、280人が死亡しました。エボラウイルスは患者の血液や体液(排泄物・唾液)で感染し、対処療法以外の特異的な治療法はありません。通常、細菌やウィルスは、人間の樹状細胞という免疫システムが退治します。しかし、エボラウイルスはその樹状細胞に取りついて、破壊してしまうのです。警察や軍隊に悪魔が取り付き、市民を攻撃するようなものです。映画『アウトブレイク』では、ワクチンが作られ地球の危機は回避されますが、エボラ出血熱ではそういうことはありません(富士フイルムが研究していたインフルエンザ用の、ウイルスの遺伝子を壊す薬は有効かもしれない)。ちなみに”アウトブレイク”とは、「感染症について、一定期間内に、ある限られた範囲内あるいは集団の中で、感染者が予想よりも多く発生すること。特に、その集団内ではこれまで特に見られなかったような感染症が急激に広まること。「集団発生」などとも訳される。院内感染などもアウトブレイクと呼ばれる。(新語時事用語辞典)」ということで、感染が世界的規模に拡大した状態を「パンデミック」といいます。 33)勢力を拡大する「イスラム国」に米軍がイラクで空爆開始今年登場した、新しい敵。イスラム国とは、”ISIS”と呼ばれていたアルカイダ系過激派組織の最高指導者アブ・バクル・バクダディが、6月に樹立を宣言した国。反欧米ジハードを掲げ、11年に拡大したシリア内戦に加わると、周辺国から流れてきたスンニー派過激派を吸収、シリア、イラクにまたがる地域に勢力を広めています。その手法は”恐怖”。住民の目の前で見せしめの公開処刑で恐怖を植えつけ、批判する他国に対しても、捕虜やジャーナリストを残酷な方法で殺害し、ビデオで公開します。その残酷な手法にアルカイダからも破門されました。イスラムの過激派組織なのですが、外国人戦闘員の数が多く、アラブ諸国以外でも欧州や中国人も多く加わっています。日本人も一人参加しようとして捕まりました。自国での不満のはけ口に、深い考えもなく、力に憧れて集まるのでしょう。世界一金持ちのテロ集団と言われるように、資金面でも裕福で、一説では1日3億円の収益があると言われています。収入源は、制圧した地域の油田からの売り上げ、支配した地域の略奪、人質の身代金などです。今年の原油価格の暴落は、イスラム国の密輸の対抗策だとの見方もあります。オバマ大統領は、中東から手を引きたいのが本音ですが、イスラム国が増長することはアメリカの国益を損なうという判断で、しぶしぶ空爆を許可したのでした。安倍首相の推し進める「集団的自衛権」や「新武器輸出三原則」は、次第に中東の混乱に日本も加わっていく道筋をつけるものです。銀座や渋谷でテロ攻撃が始まる日も近いかもしれない。 34)米ミズーリ州で警官が黒人青年を射殺ミズーリ州ファーガソンで、18歳の黒人少年を白人警官が撃ち殺した事件に、住民が抗議行動を起こし、暴動や略奪まで拡大する騒動になりました。丸腰でホールドアップをしている少年に、6発も銃弾を撃ち込んだということですが、大陪審はこの警官を不起訴にしました。さらにニューヨークでも、職質を受けた黒人が、数人の警官に抑え込まれ、首を絞められて殺される事件が起きました。この場面を目撃した通行人が一部始終を録画していて、公開されました。この映像を見る限り、被害者の黒人は首を絞められて拘束されなければならない行動はとっていないし、抵抗もしていません。ただ「息ができない」と必死に訴えている声が残っていました。また、12月にもファーガソンの隣の町で18歳の黒人が白人警官に射殺され、問題はどんどんエスカレートして、暴動も大きくなっています。僕の子供の頃の印象は、アメリカは差別がひどくて、『アンクルトムの小屋』という小説を読んで黒人の悲劇を知ったし、テレビで『ルーツ』という黒人奴隷の話が話題になり、学校で主人公のクンタ・キンテの物まねをしたりしてました。少し大きくなって映画を見るようになっても、シドニー・ポアチエは差別と闘っていましたし(http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200608210000/)、『マンディンゴ』や『カラーパープル』も衝撃的でした。『ドライビング・ミス・デイジー』は、人種差別の愚かさを、心温まるストーリーで教えてくれました。その他、映画の中では”差別”はいけないんだ、人はみんな平等なんだって分かり合えていたと思ったけど、スクリーンと現実とは違う世界なのでしょう。人種も原因の一つだろうけど、多くは貧富の格差が問題の根底にあります。この状況を乗り越えるには、社会の努力も必要ですが、個人の考えも変わっていかなくては歩み寄れません。 35)トルコ大統領選でエルドアン首相が当選大統領の位置づけは、各国で異なります。 アメリカのように、トップとして君臨する場合もあれば、ドイツのように行政は首相が統括し、大統領は象徴として存在するだけの国もあります。その国の制度が職域を決めていきますが、今回のトルコの場合は、首相を12年間務めて経済発展に貢献したエルドアンが、改正法で直接選挙によって大統領に選ばれたとなると、いままでドイツ型だった存在がアメリカ型の強権型に変わっていくだろうと想像できます。トルコは中東問題とロシア問題、EU・ギリシャ問題に深くかかわる位置に国土を持つため、強力な大統領はある意味必要だったかもしれません。それにしても、トルコと聞いて思い出すのは、日韓W杯の試合。何でコーナーキックでウミト・ダバラをフリーにしたかなぁ・・・。
2014年12月22日
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【7月】24)仏司法当局が捜査情報不正入手疑惑でサルコジ前大統領を拘束2007年のフランス大統領選挙で、まさかこの男が勝つとは思いませんでした。対立候補の社会党セゴレーヌ・ロワイヤル(現大統領フランソワ・オランドと当時は事実婚でした)が、フランス初の女性大統領になるのではと、歴史の流れ的に思っていました。ハンガリー移民2世で母親がユダヤ人と言う出自や、身長163センチの見栄えのなさはともかくとして、暴言王と言われるがらの悪さは、大統領として望まれないと思ったからです。前大統領のジャック・シラクとの確執も伝えられ、最終的に支持はされますが保守分裂を感じさせていました。 結局僅差でサルコジは保守層の支持を得、決選投票で逃げ切ります。マキャベリの『君主論』では、「新しい君主は前任者を徹底的に否定せよ」と書いてあります。その手法か、前大統領のジャック・シラクとはかなり違う方針で政治を運営します。シラクはフランス独自の主張で、時にはアメリカとも対立しましたが、サルコジはアメリカにべったり追従します。”新保守主義”というアメリカ流自由競争経済政策に転換、「もっと働き、もっと稼ごう」をスローガンにしました。フランスの国旗の三色は「自由・平等・博愛」を意味しますが、このうちの「平等」はおざなりになり、「競争」が前面に打ち出されます。日本に対しても親日家のシラクの逆を行き、中国にすり寄っていきました。「率直に言うと、日本よりも中国の方が好きだ。香港は魅惑的な都市だが、東京は息が詰まる。京都御所も有名な庭園も陰気だった」「ポマードを付けた太った男同士が戦うことが魅力的なのか。相撲は知的スポーツではない」等々失礼なことを平気で言っていました。今回の疑惑は大富豪からの違法献金問題(ベタンクール事件・90歳の女性富豪から、献金の上限の20倍にあたる1500万円を受け取っていた)です。他に、リビアのカダフィー大佐からの75億円の献金問題もあり、「もっと稼ごう」は自分に向けてのスローガンのようでした。 25)中国の習近平国家主席が訪韓韓国(朝鮮)は、歴史的に中国の属国で、大国依存主義の国です。李氏朝鮮(1392~1910)の間は、両班政治と言う隷属主義を主体とする政策を取っていました。国民のほとんどが奴隷の身分で、両班という特権階級だけが優遇されるという制度でした。その昔は日本とも交流があり人の行き来も盛んでしたが、李氏朝鮮時代に中華思想を重んじ、中国の臣下となり保護してもらう政策(事大主義)が定着します。一方、中国と一線を画す日本を蔑む傾向も生まれ、閉鎖思想は次第に文化も文明も衰退させ、あわれな乞食国家となり下がりました。もはや自力で立ち上がることが出来ず、日清戦争で日本が清を破ったことで、偶発的に朝鮮は独立することが出来たのです。大韓帝国として独立後、日本の力を借りて新しい国づくりをしようとする動きもありましたが、いつも力の強い国について依存しようという体質が根強くあり、日・中・露の間を右往左往する蝙蝠国家でした。戦後は当然アメリカに追従してたのですが、日本が優位にあることが気に食わないらしく、昨今はアメリカ離れをみせ、再び中国の属国になろうとする動向です。今回、宗主国の皇帝が訪韓して下さって、お喜びのパククネでした。 26)BRICSが新開発銀行の設立で合意「BRICS」と言うのは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興経済大国の頭文字を並べたものです。名づけたのはアメリカのゴールドマン・サックス社のエコノミスト、ジム・オニールです。何のためのくくりなのかと言うと、株屋が投資を呼びかけるためのキャッチコピーです。20世紀終盤から、先進諸国は額に汗して働くより、マネーゲームであぶく銭を手に入れたいと思う人間が増え、金儲けになるバブル地帯を常に物色するようになりました。実際に、BRICSは国土が広く(世界の32%)、人口も多く(同45%)、いったんバブルのうねりが起こると莫大な金額が動きます。それは、実体経済が伴っていなくても、金が動けば儲かる仕組みを企てる輩がいるからです。そんな奴らに引っ掻き回されて、現代の世界の経済活動は、地に足のつかない空中で行われています。一方、この動きに便乗してうまくやり取りすれば、一気に稼げるのも事実です。BRIKSの首脳は、この流れに乗って手を結んで儲けようと考えました。腹が黒かろうと白かろうと、稼げる指導者がいい指導者だと選挙民が考えるからです。日本もそう考える首相と国民がいます。本当の意味での、”智慧”のある人のやり方とは思えないのですが。 27)イスラエル軍がガザ侵攻3人のイスラエルの少年が殺された(証拠なし)ことの報復で、イスラエルはパレスチナ・ガザ地区に地上侵攻をし、240人のパレスチナ人が死亡しました(パレスチナ側は2000人死亡と公表)。10倍返しどころか100倍返し、1000倍返しに迫っています。お互いに相手が先に手を出したと言いっていますが、3000年前に始まったいざこざですから、過去の話をしていては解決の道が開けません。パレスチナ問題は「オスロ合意(1993年)」など、何度か和平の道筋が付きかけたこともありましたが、現在は真っ暗闇です。何かを得るためには、何かをあきらめることが必要です。恩讐を超えて、赦さなければなりません。 28)ウクライナでマレーシア航空機が撃墜され298人死亡3月にインド洋上空で行方不明になった怪事件に続き、マレーシア航空機ご難の事故でした。ウクライナ東部を高度10,000メートルで通過中のマレーシア航空機が、何者かによるミサイル攻撃で撃墜され、298人が死亡しました。疑われている親ロシア武装集団は、「我々は、10,000メートル上空の飛行機を撃ち落とす武器は持っていない」と否定しましたが、捜査を妨害したりしている所を見ると、おそらく犯人でしょう。ではこれがロシア(プーチン)の企てか、と言うのは考えにくい。クリミアに続きウクライナ東部を併合するつもりかというと、それはないと思うからです。防衛上、あくまでEUとロシアの間に中立の緩衝地帯が欲しいだけであって、厄介なウクライナを併合すれば逆に国益を損ねる結果が目に見えています。親ロシア武装集団に武器をこっそり供与しているのは、ウクライナ軍にこの地帯を蹂躙されないための防衛措置のつもりだったのでしょう。民兵の質の低さが招いてしまった事故だと、関係国はみんなわかっているはずです。ロシアを必要以上に追い詰めると、反欧米勢力の結束につながることも想像でき、新冷戦が始まる危険にもつながります。日本にとっても、中露接近は望ましくありません。それにしても、何でマレーシア航空は、こんな危険な空を飛んでしまったのかというと、3月のマレーシア航空機行方不明事件で経費がかさみ、燃料削減で最短距離を飛ばざるを得なかったんでそうで、悪いことは負のスパイラルに陥るものです。 29)インドネシア大統領選でジョコ氏が当選新大統領のジョコ・ウィドトは第7代大統領ですが、初代大統領スカルノの第3夫人はあのデビ夫人です。 確かにお美しい。 30)中国共産党が周英康・前政治局常務委員を取り調べと公表昨年9月の薄熙来に続き、今年も大物が失脚しました。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201401260000/周英康は前政権の最高指導部の大物で、摘発された蓄財額は1兆6500億円だそうです。薄熙来、周英康、さらに6月に摘発された徐才康ともに反日運動を仕組んだ江沢民派で、12月に摘発される令計画(共青団・胡錦濤前首席の大番頭)ともども「新4人組」と呼ばれる、中枢に蝕む悪徳政治家でした。「トラもハエも退治する」と公言した習近平は、言葉通り大トラをみごとに片付けてしまいました。腐敗政治家の摘発という、いいことをしているはずですが、中国国民も含めて誰も褒めていないのは、単に政敵を失脚させているだけだから?
2014年12月21日
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【6月】19)パレスチナ暫定統一政府が発足パレスチナとイスラエルは対立し、いまだに双方の攻撃が続いていますが、パレスチナの中も一枚岩ではなく、穏健派「ファタハ」主体のパレスチナ自治政府と自治区ガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」が主導権を争っていました。それが統一政府へ向けて手打ちをしたということです。イスラエルにロケット弾を打ち込んでいるのはガザ地区の「ハマス」で、それと一緒になった「ファタハ」に対し、イスラエルは強く非難しました。しかし、イスラエルの後ろ盾になっているアメリカは暫定政府を承認、ちょっと風向きが変わってきました。と思ったのもつかの間、ヨルダン川で3人のイスラエル少年の遺体が発見されたことから、ガザ地区へ大掛かりな空爆が始まりました。ガザ地区と言うのは、二つのパレスチナ自治区のエジプトに隣接する小さな方で、イスラエルとの国境(?)は収容所のような高い壁が囲んでいます。まるでジェノサイド(民族虐殺)を試みているようで、かつてナチスにやられたことを今度はユダヤ人がガザ地区のパレスチナ人にやっているように見えます。パレスチナ地方の歴史は、それこそ「旧約聖書」の昔から続くもので、目先の動向だけで判断できないのですが、僕はイスラエルの方が悪いと思っています。高校の時、『日本人とユダヤ人(イザヤ・ベンダサンこと山本七平著)』と言う名著を読んで、ユダヤ人を尊敬していたので、中東戦争以来のイスラエルの軍事行動には失望しています。 20)シリア大統領選でアサド大統領が3選内戦中のシリアで大統領選挙が行われて、バッシャール・アル=アサドが89%の圧倒的得票率で三選されました。しかし、実際に選挙が行われたのは政府が制圧している地域だけで、反政府派は選挙をボイコットしていることから、米仏は「悲劇的な茶番だ」と非難しています。投票率73%で得票率89%なら、日本の衆院選での投票率52%で得票率33%の自民党に比べても、立派な得票だと思うのですが。 21)ロシアを排除してサミット開催サミット(先進国首脳会議)は、もともと西側諸国がオイルショック後の不況に対する対策を会議したことに始まり、対立する東側のロシア(ソ連)は当然入っていませんでした。冷戦終結後1997年に仲間に入れてあげたのですが、そうなると何のために集まっているのか目的があやふやになり、最近はただのセレモニーになっていました。今回ロシアが外れたのは「クリミア併合問題」のためで、そうなると冷戦復活か?という議論になります。本来の持ち回り当番はロシアで、ソチで開催される予定でしたが、そんなことで会場はブリュッセルに変更となりました。ソチは今年冬季オリンピックが開催されましたが、ロシアの代表的な保養地で、開催されたらさぞかしおいしいキャビアが食べれただろうにと、各首脳の本音はがっかりだったのでは。 22)欧州中央銀行がマイナス金利導入為替や金融のことはよくわかりませんが、日本のデフレ経済をさんざんバカにしていたヨーロッパが、同じようなデフレスパイラルにはまり、同じような対策を取るしかなくなったということです。いつの間にか日本はデフレ経済の最先進国になっていて、デフレからの脱却政策(アベノミクス)は世界の注目となっています。 23)第1次大戦勃発100年で追悼式典世界大戦と言うと、先般の「第2次世界大戦」のことになってしまいますが、2次は1次の続編のようなもので、本当に理解しておかなければならないのは、初めての世界大戦だった1次の方です。学校で習った時、教科書には大戦のきっかけは、「1914年6月28日、オーストリアの皇太子夫妻が、ボスニアのサラエボでセルビアの一青年によって暗殺された。これを機に、オーストリアはセルビアに最後通牒を送り、1か月後には宣戦を布告した。〔サラエボ事件〕」となっています。授業で習った時は、何も思わなかったのですが、今考えると何でこんなことから世界大戦にまで発展してしまったんだろうと疑問が湧きます。当時の人もみんなそう思っていたようで、クリスマスまでには終わるだろうと楽観していました。ところが、当時のヨーロッパの微妙な力関係が、この一事件に影響を与えていきます。まず、ロシアがセルビアを援助して兵を動員します。すると、ドイツがオーストリアを支持して、ロシアとその同盟国のフランスに宣戦します。ドイツがベルギー国境を侵すと、それを口実に今度はイギリスがドイツに宣戦。という具合に次々と各国が参戦していったのです。日本も「日英同盟」を理由に連合国側に加わり、ドイツに宣戦布告、中国の租借地や太平洋のドイツの領土を分捕りました。結局、イタリア、トルコ、アメリカも巻き込まれ2018年まで戦争は続きます。この間の、戦闘員の死者は900万人、非戦闘員の死者は1,000万人、負傷者は2,200万人に膨れました。戦争形態も、ナポレオン戦争の主流だった騎士道精神豊かな騎兵隊は姿を消し、機関銃とそれに対抗する塹壕戦に変わりました。毒ガス、戦車、Uボート、戦闘機などの近代兵器も生産されました。そのために死者が大幅に増えたのでした。 第一次世界大戦を舞台にした映画で『ジョニーは戦場へ行った』という名作があります。青春時代『アメリカンシネマ』編で書いています。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200612230000/あっ、それから『アラビアのロレンス』もそうでした。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/200608230000/ ちなみに、健康ブログとしてのうんちくを加えると、ダイエットやスタイル矯正に人気の”ピラティス”の発症も、第一次大戦とかかわりがあります。考案したドイツ人のジョセフ・ピラティスは、従軍看護師として第一次大戦に参加しました。そこで負傷兵の治療・回復の仕事に携わります。癒着を防ぐための運動や、筋肉回復のトレーニングを初めて取り入れたのです。機械を使ったりする方法も考案したのですが、相手が負傷兵ですから寝たまま運動できる方法が模索されました。そこでいろいろ研究し、ヒントにしたのがヨーガのポーズでした。ヨーガはストレッチを主体とするものですが、ここに筋トレの要素を加えました。つまり、ヨーガのポーズを取り入れた”筋肉トレーニング”がピラティスなのです。そういう目的のものなので、今はやりの”体幹トレーニング”の効果もあるので、ダイエットだけでなく健康長寿のためのメソッドとしても効果があります。
2014年12月20日
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【5月】13)南シナ海で中国が勢力拡大。ベトナム、フィリピンと対立南シナ海には小さな島が無数に存在し、その島々の所有権の有無で大きな領海を得ることができます。南シナ海を囲む国々は、ベトナム、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、台湾、そして中国です。この七か国が、それぞれ南シナ海の領有権を主張しているのですが(200海里の排他的経済水域を主張すると重なってしまう)、中国はこれを丸ごととってしまう「九段線」なるものを主張し、各国と衝突しているというのが現実です。昔、中国の春秋戦国時代に「合従連衡」という故事が生まれました。「戦国七雄」と呼ばれる群雄割拠時代、徐々に”秦”が勢力を強め、周辺の国を圧迫するようになると、他の六国は協定を結び、連合して秦に対抗しようとしました。これが”合従”です。同じ状況が現代の南シナ海で演じられ、2010年東南アジア諸国連合 (ASEAN) は、南シナ海問題を重要な議題の一つとして、2002年の「南シナ海行動宣言(東南アジア諸国連合と中国との間で合意した東シナ海の領有権争いを抑止するための枠組み)」を、法的拘束力のある「南シナ海行動規範」へと発展させることを確認しました。それぞれの国に多少の対立はあるものの、無作法な大国・中国と対抗するために力を合わせようということです。ここに日本も参加を呼びかけられて、安倍首相はホイホイ出かけて行き、「集団的自衛権」などと言い出したわけです。中国に対抗するために、ASEAN諸国と協調するのはいいのですが、「合従連衡」の話の結末は、合従したはずの六国が仲間割れからそれぞれ秦と結ぶようになり(連衡)、最後は秦に統一されてしまったのでした。国家間の権謀術数は暗闇です。 14)インドで10年ぶり政権交代「政権交代」があったと聞いても、それまでがどんな政権で、新しい政権がどんなものかよくわかりません。そう思うと日本の政権交代も、他国にとってはきっと関心はなかったでしょうね。首相に任命されたナレンドラ・モディ氏と安倍首相は仲良しだそうなので、よかったです(仲が悪いより)。インドと言えば、マハトマ・ガンジー。そこでガンジーの名言を少し ・明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。人間は、その人の思考の産物にすぎない。人は思っている通りになる。・あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。・暴力によって得た勝利というものは敗北に等しい。それはいつだってつかの間のものだからだ。・重要なのは行為そのものであって、結果ではない。行為が実を結ぶかどうかは、自分の力でどうなるものではなく、生きているうちにわかるとも限らない。だが、正しいと信ずることを行いなさい。結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ。・満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。・罪を憎みなさい、罪人を愛しなさい。・世界の運命を暴力によって蹂躙させない唯一の方法は、私たち一人ひとりがあらゆる暴力を肯定しないことにある。・幸福とは、考えていることと、発言していること、行動していることが調和している状態である。・本当の富とは、健康のことであり、金や銀のことではない。・私には人に命を捧げる覚悟がある。しかし、人の命を奪う覚悟をさせる大義はどこにもない。・弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。・神は信仰など持っていない。・世界の不幸や誤解の4分の3は、敵の懐に入り、彼らの立場を理解したら消え去るであろう。世界中の人がガンジーになったら、争い事はなくなるのに。 15)タイでクーデタータイ王国国軍がクーデターを起こしたのですが、これが1932年の立憲革命以来、なんと19回目のクーデターなんだそうです。クーデターとは、軍隊が武力で政権を奪取することで、日本人にはもう一つピンときません。日本でも5.15事件や2.26事件のような未遂事件はあったのですが、天皇がそれを許さなかったことで勢力は拡大せず、クーデターを仕掛けた青年将校は反逆者として罰せられました。立憲君主制のもと、天皇への尊敬が国民に浸透していたということです。しかし、タイでは国王がクーデターを許してしまうので、政権奪取の一つの形として認められてしまいます。選挙制民主主義にとってはあってはならないことなのですが、選挙と言うのは所詮”多数決”。多数を得た片方の勢力が、自分たちばかりの有利にふるまえば、反対勢力は暴力にすがっていくことになりがちです。今回のタイのクーデターも、選挙で勝ったタクシン派が利権拡大を目論んだため、反タクシン派が抗議デモ活動を続け、国王軍がそれを制圧して権力を握ったという構図です。タクシン派も反タクシン派も考えているのは自分の利害ばかりで、国民としては軍事政権の方がまだましなのです。最後にことを収める手はずの国王、ラーマ9世(プミポン国王)も89歳、公務も遠ざかって指導することが困難です。王位継承権を持つワチラーロンコーン王子(62歳)が変人で国民に人気がないため、国王裁定による結論が出にくい状態でもあります。タイは歴史的にも日本とかかわりが深く、16世紀には日本人町があったほど、500年来の友好国です。現在も、日本企業も3000社以上が進出していて、2011年の豪雨による洪水の時は、自動車部品をはじめ様々な製品が日本に入らず、依存度の高さに驚きました。クーデターにより、タイ在留邦人33000人の安全は?、と心配されましたが、特に何もなかったようです。穏やかなクーデターだったらしいです。 16)中国新疆ウイグル自治区でテロウイグル人はイスラムで、これもまたイスラム過激派のテロだと中国当局は広報していますが、ウイグル(東トルキスタン)に侵略してきたのは中国の方で、世界は独立運動だと理解しています。ウイグルもチベットも、もともと中国とは違う民族の違う文化の国でしたから、漢民族に支配されることをよしとするわけがありません。資源が欲しいのだったら、貿易しなさい。 17)ウクライナ大統領選でポロシェンコ氏が当選親ロシア派と親欧州派の戦いの選挙で親欧州派のポロシェンコが当選しました。ソ連崩壊後も、ウクライナは独立しても大国ロシアの顔色を見て、距離感をコントロールしていました。それが自由主義の恩恵を受けた一部の富豪が誕生することで、価値観の変化が生まれます。これまではロシアの支援で生活していたのが、自活の道を歩きだしたのです。ウクライナの人口比は、ウクライナ人8割、ロシア人2割なので、もう選挙で争ってもロシア人は勝てません。さらにロシア人に差別的政策を施すようになると、ロシアから武器を調達し暴力による抵抗をするようになるのはある程度読める展開です。お互い判り切ったことで、申し合せたように非難し合う。そして、出口の見えない内乱がはじまる。圧政に押しつぶされていたころは、逆に平和だったのに。 18)欧州議会選で反EU政党が議席を伸ばす未だにEU(欧州連合)と言うものが、感覚としてなじめないのですが、何のための連合なのでしょうか。理想と実態にかなりの隔たりがあって、どこまで信じていいのやらと、各国とも疑心暗鬼になっているのでは?国がまとまって大きくなろうとする一方では、ユーゴスラビアやチェコスロバキアのように、民族問題から分裂を選ぶ国もあります。スコットランドやスペインのカタルーニャのように独立を国民投票する地方もあります。政治体系は大きくなるべきか、小さくするべきか、はたまた両方の良いところを利用して、新しい形態を模索すべきか。21世紀はその試行錯誤の世紀になるのでしょうか。日本の「道州制」なども共通する課題なのかもしれません。
2014年12月19日
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【4月】10)ナイジェリアでイスラム過激派組織が女子生徒200人以上拉致イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が、キリスト教の学生寮を襲い200名以上(実数不明)の女子生徒を拉致し、奴隷として売り飛ばすと宣告しました。その後、11月にボコ・ハラムはビデオメッセージで「女子生徒219人はイスラム教に改宗したうえで結婚させた」と伝えています。ボコ・ハラムは、ナイジェリアのイスラム過激派組織、「西洋の教育は罪」を掲げて、武装闘争を展開しています。今年起こした事件だけでも、300人以上がボコ・ハラムによって殺害されています。冷戦終結以後の、悪の象徴はもっぱらイスラム過激派組織です。それはイスラム教の教義に原因があると考えがちですが、イスラム教は1400年前からあります。15世紀のオスマン帝国は、世界最先端の先進国でしたし、タージ・マハルを作ったインドのムガール帝国もイスラムの国です。現代でも、アラブ所長国連邦のドバイは世界1の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」を有し、世界のビジネス都市であり観光都市として栄えています。輝かしい、美と冨の共存で栄えた文明思想と、排他的で残虐な過激組織はつながらないのです。いったい何が違うのでしょうか。不満と欲望に正義と言う衣を着せて、恐怖で支配する。悪の指導者の手法は同じです。イスラムに限らず、日本でも「オウム真理教」事件がありました。宗教でなくとも、カンボジアでは共産主義のもとに200万人が殺戮されました。人間は武器を手にすると、良心は闇に覆われ、支配欲に囚われてしまうのです。 11)韓国で旅客船「セウォル号」が沈没韓国で旅客船が横転した映像が、テレビで流れた時驚きましたが、それが時間を経過するごとにさらに驚きの連続を知る事態になりました。まず大型旅客船が横倒しになって浮かんでいる図に驚き、船長が真っ先に逃げ出したことにさらに驚きました。思い出すのは2012年のイタリア豪華客船転覆事故。あの時も船長は船を捨てて逃げ出し、沿岸警備隊に咎められました。船長が船を捨てて逃げ出すなんて、日本ではありえません(と、信じられています)。また、日本の「できる限りの協力をする用意がある」という申し出を断ったくせに、韓国の海洋警察庁はなかなか救助活動を始めませんでした。少なくともそう見えたし、イライラしました。日本の海上保安庁の「海猿」が出動すれば、迅速な救助活動ができるのにと、日本人はみんな思ったでしょう。断られた後も、日本政府は各方面に指令をだし、掃海艇や民間のサルベージ船も海上で待機していつでも出動できる態勢で待っていました。韓国のメンツだったのでしょうが、海難救助に関しては日本の方が経験も訓練も進んでいます。日本にとってもあの国へ出て行って、何か失敗して逆恨みを買う危険もありましたが、あえて人の命を優先に考えていました。聞くところによると、韓国人は基本的に泳げないらしく(学校で水泳を教えたりしないので)、海洋警察官の中にも泳げない警察官がいるらしいです(警察庁内の人事異動で陸地警官が回ってくるため)。救助に向かった海洋警察官の腰が引けていたのはそういうことでした。乗員乗客476人のうち、確認された死者288人、行方不明者16人と、昼間の近海で起きた事故にしてはあり得ないほどの犠牲者が出てしまいました(イタリア豪華客船事故は、乗員4299人に対し、死者32人)。事故は朝の9時頃で、救出にかけられる時間はたっぷりあったのに、船内に残った乗客は助けられませんでした。船内に留まった犠牲者の多くは、修学旅行の高校生でした。彼らは傾く船室の中で、「そのまま動かないように」という船内アナウンスを信じ、脱出の機会を失ってしまったのでした。誰が動くなと指示を出したのかは、アナウンスをした女性乗務員が亡くなってしまったのでわかりませんが、これがなければ自発的に脱出の行動をとっていたでしょう(脱出の指示が出たのは完全に船が横倒しになった1時間後でした)。転覆の原因は、船が規則の速度を上回った状態で(出発が遅れ大きく時間をロスしていたため)、全速力のまま大きく舵を切ったことでバランスを失ったのでした。それもそのはず船には、上限の3.6倍もの貨物が積んであり、しかもちゃんと固定していなかったため荷崩れしてしまったのです。この時舵を取っていたのが、入社したばかりの女性3等航海士(25歳)で、初めて運行する航路でした。船はもともと日本で使われていた客船だったと聞き、嫌な予感が走りましたが、韓国で大幅に増改造していたのでとばっちりの日本非難は免れました。セウォル号の乗務員は一人(最後までアナウンスをしていた女性乗務員)を除いて、29名全員救助されました。彼らは船長同様、客を捨ててわれ先に逃げ出したのです(制服を脱ぎ捨て、正体がばれないように細工して)。全員が非正規社員で、緊急避難教育など一切受けていませんでした。この外、修学旅行を引率した高校の教頭が、救出された後自殺したり、客船のオーナーが行方不明になり、別荘近くで変死体となって発見されたり、異様なことが続きました。この海運会社に対する安全管理の調査指導などが行われていなかったこと(救命装置がほとんどさびて動かない状態でした)、救援活動の不手際などから、政府を糾弾する声が上がりました。パククネ大統領の支持率は急降下、63%から下げ続け40%を切るほどに至っています。大統領が事故後最初にしたことが、海洋警察の解体だったってこともよくわかりません。未だにモンスター遺族が体育館に居座っているというのも理解できません。クレーン船がなかなか到着しなかったのは、誰が費用を持つかでもめていたんだそうです。検証記事を読むほどあきれた体制でした。何から手を付けていいのかわからないほど、この事故は韓国の病巣を明らかにしました。ただ、思い出したのは1982年の「ホテルニュージャパン火災事件」です。あの時も、安全管理が全くなっていないホテルと、その強欲なオーナーである横井秀樹が問題となりました。その経験を経て、日本は安全と言うものを第一に考えるようになり、今の安心を手にしました。韓国は、この悲劇を教訓とし糧とできるでしょうか。 12)オバマ大統領がアジア4か国歴訪オバマ大統領が、日本の要請で国賓として来日し、ついでに割り込んできた韓国とフィリピン、マレーシアを歴訪しました。アメリカの国境線はここらへんなのでしょう。オバマ大統領来日で、一躍有名になったのが銀座のミシュラン三ッ星鮨屋「すきやばし次郎」。銀座を厳戒封鎖し、オバマのリクエストである「すきやばし次郎」で、安倍首相と会談を持ちました。オバマ(もしくは側近)が、『次郎は鮨の夢を見る』という、アメリカのドキュメンタリー映画を見たんだそうです。今回オバマは迎賓館に泊まらず、ホテルオークラに宿泊しました。ホテルオークラにも高級すし店「九兵衛」があるから、そっちでやれば警備も楽なのにとぼやく人もいましたが、翌日の昼は「九兵衛」の鮨を部屋に取ったそうです。どんだけ好きなんだ、すし。ちなみに、オバマはすきやばし次郎の鮨を、半分残したという報道がありましたけど、実際は、お任せコース20貫を残さず食べたようです(一人前30000円だそうです)。なんでこんなことすら誤報が流れるんだろう。
2014年12月18日
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【3月】5)韓国のパククネ大統領が演説で日本に慰安婦問題の解決迫る「慰安婦問題の解決迫る」と言っても、何をもって解決と思っているのだろう。朝日新聞が盛り立てた慰安婦問題は、でっち上げだったという解決は見ました。補償金に関しては、「日韓国交正常化」の際に現在の価値で1兆円以上の賠償金を韓国政府に支払って解決しました。お詫びの言葉に関しては、宮沢首相以下歴代の総理大臣が「河野談話を継承する」と言う意味で謝罪をしています(強制連行などの、なかったことの謝罪はできませんが)。朴大統領が具体的に要求をしてくれれば、対応を検討できるのですが、それは絶対しないでしょう。ヤクザが「誠意を示さんかい!」と、理論によらずひたすら恫喝して、ずるずると金をむしり取る手法と同じです。強迫に屈して金を揺すりとられるのがいいか、毅然とした態度で国際社会で名誉を挽回するのがいいか、どちらが国益にかなうかを判断すればいいだけです。 6)中国国防予算、前年実績比12.2%増中国の軍事費がどんどん膨らみ、ついに13兆円近くになりました。日本の防衛費はざっくり5兆円なので2.6倍。でも大丈夫、日本の宗主国アメリカは60兆円ありますから。さらに兵の強さは、経費に比例するものではありません。かつて「中越戦争(1979年)」で3万のベトナム民兵が、56万の中国軍をやっつけた例があります。しかし、中国が何かの目的のために軍事費を増幅させているのは間違いないです。潜水艦だの、なんちゃって空母だの、海軍に多いですね。国内のデモやテロ対策も大きいのでしょうが。 7)北京行きマレーシア機が消息絶つクアラルンプールから北京に向けて飛び立ったマレーシア航空機が、 南シナ海上空で消息を絶ちました。関係国の必死の捜索にもかかわらず、現在も乗客227人乗員12人ともども行方不明の機体は、事故の残骸もなく見つかっていません。考えられる第一は、ブラックホールに迷い込み、宇宙空間に飛んで行ってしまった。あるいは、宇宙人に拿捕され誘拐された。のどちらかが考えられます。次に考えられるのが、パイロットの神ががり的な操縦で奇跡的に海上に不時着したものの、海にそっくり沈んで行ってしまった。機体が無事だったので、破損部品もなく燃料も浮かばずということ。ブラックボックスも不明、事故原因も当然わからずにいます。調べるうちに怪しい乗客や、不審な貨物もあり、中国軍やCIAも疑われる航空業界最大の謎の事件でした。 8)ロシアが「クリミア共和国」を国家承認、編入。ウクライナ危機深刻化今年もっとも世界を揺るがした事件が、国民投票によるクリミア自治共和国のウクライナ共和国からの独立、及び ロシア連邦編入でした。一気に”冷戦復活”が匂いだし、日本の対ロ戦略も立ち往生してしまいました。クリミアは、もともとロシア・ソビエト連邦に所属するクリミア州だったのですが、フルシチョフ時代にウクライナ・ソビエト連邦に移譲されました(理由は不明)。その後ソビエト連邦崩壊に際し、ウクライナ共和国の一部として独立をします。立地的にはどちらに属しても問題はなさそうですが、なぜかロシア艦隊の基地(セバストーポリ軍港)がそのままクリミアに残されていたことに大きな問題がありました。ウクライナはウクライナ人が6割なのですが、クリミアはロシア人が6割いて帰属意識が異なっていました。そこへウクライナ政府がクリミアにロシア人に不利になる政策を施したため、不満が上がり独立運動に発展したのでした。加えて、ロシアとウクライナが天然ガスのパイプラインを巡るトラブル(ヨーロッパに送るべき天然ガスを途中でネコババしていた、andウクライナが天然ガス代金を払わなかった)から険悪になり、ロシアの我慢も限界に近づいていました。さらにロシアがウクライナに危機意識を持つようになったのは、ウクライナのNATO(北大西洋条約機構)加盟です。ロシアは2度モスクワに攻め入られています。ナポレオンとヒットラーです。この経験がトラウマになり、とにかくヨーロッパとロシアの間に緩衝国の存在が必要と考えるようになりました。日本がかつて、朝鮮半島をロシアからの防波堤にしようと考えたのと同じ理屈です。今回のことで、僕はプーチンの判断を理解します。ロシアにしてみれば当然だと思います。日本はつい欧米の考え方に立って考えてしまいますが、欧米がいつも正しいとは限りません。というか、彼らは彼らの損得で考えているだけですから、どちらの考えにも優劣はつけられないのです。だから安倍首相が、欧米に追従する声明を出しながら、効果のある制裁をしなかったことは良かったと思います。日本は北方領土の問題もあるので、裏では「島を返してくれるなら認めてあげる」でもいいのです。天然ガスの取引もあるし。 9)台湾の立法院を学生らが占拠 ”立法院”というのは日本の”国会”にあたるところで、学生が国会議事堂を占拠したということです。原因は、「海峡両岸サービス貿易協定」という、両国の自由貿易を進める協定に学生が反対し、野党も同調したというものです。日本の「TPP交渉」のようなものですが、日本の学生は騒ぎませんねえ。結局、馬英九総統・中国国民党政府が折れ、批准に向けた審議は打ち切り、学生は自主的に退去し3週間にわたる占拠は収束しました。この協定の何が一番問題だったのかと言うと、これが結ばれると、中国企業と中国人労働者が大挙して台湾に押し寄せ、中国の安い商品と安い労働力が台湾経済を破壊するからです。ではなぜこんな不利な条約を結ぼうとするのか、台湾にも悪魔に魂を売った人間はいて、中国大陸で儲けようとするグループと、台湾を中国に併合しようとするグループが結託して仕組んだものでした。さすがに間際になって国民も気づき、学生や野党を支持し、追い返したわけです。ただし、見かけは修まったかのようですが、水面下ではまだまだ悪の勢力ははびこっていて、着々と次の手を打っているとの見方もあります。振り返ってみると、日本でも外国人労働者受け入れ問題が密かに進んでいます。外国人労働者というと、インドネシアの看護師さんが話題になりますけど、いったん解放したら流れ込むのは中国人労働者です。単純労働市場はあっという間に席巻されてしまうでしょう。それによって日本の労働賃金は下がり続け、日本人失業者は増えるでしょう。開放こそ善であると何故か刷り込まれていましたが、未来を予想するとちょっと思い違いをしていたかもしれない。これからは、国内を保護する政策が重要となってくると思います。
2014年12月17日
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【1月】1)エジプト国民投票で改正法案に賛成多数チュニジアの「ジャスミン革命」の余波を受けて、2011年エジプトにも革命のうねりが起き、30年以上独裁政権を維持してきたホスニー・ムバラクが追放されました。2012年に大統領選挙が行われ、ムスリム同胞団のムハンマド・ムルシが当選したのですが、2013年にクーデターが勃発、失脚しました。暫定軍事政権が、ムルシの制定した憲法の改正案を問う国民投票をしたわけですが、98%という圧倒的多数で承認されたと言います。当然暫定政権に都合のよい改正案になっているので、ムルシ派は反発、選挙をボイコットしていたので、投票率は38%しかありませんでした。投票率が悪ければ、投票に動員をかけられる陣営が有利になるのは、我が国と一緒。この後、エジプトの大統領選は5月に行われ、軍人のアブドルファッターフ・アッ=シッシーが当選(得票率97%、投票率47%)しました。ちなみにアッ=シーシの得票数は1200万票で、前回大統領選のムルシの得票数は1300万票でした。選挙は、勝った方は”民意”と言いますが、負けた方は”独裁”と呼びます。民主選挙と言う名目ですが、結局、属性の数の多い方が勝つだけのことです(どの国も同じですが)。「アラブの春」などと呼ばれたエジプトの革命?は、軍事政権に戻り、終身刑(デモ隊に発砲を命じた・殺人罪)で囚われていたムバラクは、再審で晴れて無罪となりました。 【2月】2)中国と台湾が公式閣僚級会議僕の子供の頃は、学校の授業でも台湾は、「中華民国」という国名で教わっていました。具体的な表現は忘れましたが、漠然と、悪い中国「中華人民共和国」、良い中国「中華民国」と色分けされて認識していました。それが突然、1971年「国際連合・安全保障常任理事国」が中華民国からの中華人民共和国に変更され、72年日中国交正常化によって国交樹立、と同時に中華民国との国交を断絶してしまいます。僕はこの時高校1年、何がどうなったのかさっぱりわかりませんでした。昨日まであんなに共産主義中国を誹謗していたのに、突然笑顔で握手して、それまでの友達をあっさり裏切ってしまう。大人社会不信になりました。国交断絶と言っても、民間は普通に交流を続け、ジュディ・オングや欧陽菲菲はそのまま日本で活躍していましたけど。台湾と日本の関係を調べていたら、こんなYouTubuがありました。東日本大震災の時の、台湾の援助は感動するほどありがたいものでした。”感謝”を知る国こそ、真の友好国です。政界引退会見で石原慎太郎は、中国ネットの「中国は本当に嫌いですか?」と言う質問に対し、「嫌い。共産主義も嫌い。共産中国嫌いだ。あなた方がチベットをなくしたんだ」と、答えました。でも、石原老人も台湾は好きなはずです。 3)韓国と北朝鮮が約6年ぶりの高官協議読売がどんな思惑でこれを10大ニュース候補にしたかはわかりませんが、この時は38度線の板門店で会っただけ。10月に正式な高官協議をする予定でしたが、韓国市民団体が北朝鮮体制を批判するビラを風船につけて飛ばしたところ、北朝鮮軍がそれを銃撃、銃弾が韓国に着弾したことから韓国が応戦して銃撃戦が起きてしまいました。結局それがもとで、高官協議は白紙撤回。ばかばかしいから朝鮮のことは構わない方がいいです。 4)国連調査委が北朝鮮による外国人拉致などについて報告書公表もちろん日本の要望で作られた報告書です。国連予算を2番目に多く払っている(1番はアメリカ)日本だから、これぐらいは言える権利はあるでしょう(もっとあると思うけど)。報告書には、北朝鮮で国家最高レベルの決定によって「組織的な人権侵害が広範に行われている」と記されています」。日本人らの拉致を「国家による大規模な外国人拉致として他に例を見ない」と、当たり障りのない?非難をしています。それで、実際に何をしてくれるのかと言うと、「人権侵害にかかわった者の責任を追及するため、安保理に対して国際刑事裁判所(ICC)への付託や国連特別法廷の設置」を勧告しました。さらに、調査委のカービー委員長は17日の記者会見で「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記にも責任がある可能性がある」と語っています。こうなると、絶対、拉致問題は解決しなくなると思います。実際に何がどうなれば解決になるのかと言うことですが、とりあえず誘拐した人を返してほしいということだと思います。そのためには「他の条件は付けない」と言うぐらいにしないと進まないのではないか。「金正恩の責任」なんてことを言ったら、なおさら無理です。拉致問題解決のために働いている人達は、解決させない方向へばかりに動いている気がしてなりません。北朝鮮が韓国を支配することを認めるから、日本人だけは返してくれぐらい言ってみては?
2014年12月16日
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【12月】63)「アベノミクス」の評価を問う衆院選前回(2012年)に引き続き自民党の圧勝(326/475)。2議席減らしたと言えども、0増5減のためで、ほぼ一緒の勢いでした。連立を組む公明党は4議席増やしているので、与党は盤石。解党したみんなの党の票を、どこが獲ったかと言うだけの選挙でした(民主11増、共産13増)。 民主主義と言う制度が、政治形態として本当に優れているのか、疑問が湧くときがあります。少なくとも、現在行われている小選挙区制は良くない。対立する二つの集団が決着をつけるというような様式は、日本人の感性にそぐわないのではないか。黒がいて、白がいるほかに、グレーがいて初めてお互いを理解できる機会を得るのではないか。日本の社会はこの曖昧さがとげとげを緩衝して、みんなが存在できる方策を探ってきた気がします。自民党にしろ他の党にしろ、一気に傾いて独占して、人の話を聞かなくていい状態になるのは危険だし、囲いの外に追いやられた人の力が死んでしまいます。現状がこうなってしまった以上は、安倍政権が傲慢にならず、これ以上暴走しないでほしいと願うばかりです。 「読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース」は、この63の項目から読者が投票して、今年の10大ニュースを決めるものです(締切12月22日)。例年は11月までしかなかったのですが、今年は衆議院選挙が決まっていたので、12月も一項目つけ加えられました(2年前も12月だったのにありませんでしたが)。せっかく12月が増えたので、もう一つ付け加えます。 64)ガンバ大阪が三冠達成Jリーグのガンバ大阪が、ナビスコ杯・Jリーグ・天皇杯の三つの大会を制し、Jリーグ発足以来2チーム目の同一シーズン三冠制覇(トレブル)を達成しました。三冠制覇1チーム目は、ご存じ2000年度(試合は2001年元日)の”鹿島アントラーズ”です。もうこの記録は達成できないものと思っていましたが、何の拍子か生まれてしまいました。14年前の天皇杯決勝の鹿島アントラーズの相手は、宿敵清水エスパルス。Vゴールのみごとなボレーシュートを決めたのは、今もアントラーズのキャプテンに君臨する小笠原満男。小笠原選手は、1点目もフリーキックでアシストしています。2点目を挙げた鈴木隆行選手、柳沢敦選手、中田浩二選手、本山雅志選手、曽ヶ端隼と今年も活躍していた選手が名を連ねていました。鹿島アントラーズ黄金期を支えた、中田選手、柳沢選手、(鈴木選手も?)が今年で引退を公表しました。残念ですが、お疲れ様でした。そして、ありがとう。
2014年12月15日
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【11月】56)サンゴ密漁で政府が中国に再発防止要請今年のニュースでかなりショックだったのが、小笠原で200隻以上の漁船が集団でサンゴを密漁している映像でした。”密漁”と言うには余りに堂々と、あたかもデモンストレーションをしているかのようでした。領海に侵入したのが軍艦なら、こちらも自衛隊が対応できますが、民間の船には海の警察である海上保安庁が対処しなければなりません。海保の船は尖閣周辺の警備に当たっていますので、こちらへは数隻しか回せません。逃げる船を拿捕するには数時間を要しますから、とてもこの数相手には手の打ちようがないのです。赤サンゴは希少価値があり、もともと高値で取引されていましたが、最近の中国の経済発展に伴い5年前の5倍に高騰しているんだそうです。それで一攫千金を夢見た中国漁民が、2000kmの海を越えて小笠原に大挙襲来したというのですが、どうみてもおかしい。船はみんなボロ船で、そんな遠くに行ったら帰ってこれるか心配なものばかりです。確かにうまくいけば億単位で儲かるかもしれないけど、捕まったら1000万円の罰金を支払わなくてはなりません。金の亡者と言われる中国人でも、個人の判断で参加したとは考えづらい。誰かが裏で大金を使って船を集め、費用持ちでやらせたことでしょう。では、誰の差し金で何の目的で?中国政府の日本に対する揺さぶりだという解説が多いのですが、意味が解りません。時は北京でAPEC(アジア太平洋経済協力)が開催される直前。中国がアジアの盟主であることをアピールする政治ショーを円滑に進めるには、周辺各国とのもめごとは極力避けたい時期です。実際このことで、アメリカの報道官も、中国の自然破壊に懸念を表明するに至っています。つまり中国政府とは別の力が働いていたと考えた方がいいと思います。中国の権力者の頭は、2000年前の『三国志』の時代から変わっていません。未だに地方の権力者が群雄割拠、覇権を争っているのです。彼らは、中国全体にとっての利益などは考えていません。自分の利権の保護と拡大にのみ判断の基準を持ちます。中国の反日勢力は、中国と日本が協力して発展することを望みません。すでに自分が持っている日本とのパイプだけを死守して、利権が中国全体へ広がることを阻止しているのです。自分のために日本との関係は大事にしますが、中国全体に対しては反日モードを盛り上げるという複雑な企てをしています。そのからくりを知らない(知っていても)中国一般国民は、その段取りに乗せられて(乗せられたふりをして)ギャーギャー騒いでいるのが反日運動なのです。その反日運動を見て、日本は反中となり、パイプの広がりは阻止され一部の権力者の利権は守られます。これは韓国も同じで、日本と協力関係で儲けたい勢力が、それを独占するために反日の仮面をつけるというのが、影の権力者の思惑です。彼らは、自分と自分の一族の利益しか興味がなく、国全体の発展など空論としか見えていません。どっちにしろまともでない連中の仕掛けることなので、真面目で誠実な日本は苦慮してしまいます。そんな密漁船が闊歩する中、あたかも神風のように巨大台風が迫って来て、日本側の対応が注目されました。中国政府の対応はいつも不愉快ですが、案外ネットの世界にはまともな意見も存在しています。 57)高倉健さん死去中国がらみで高倉健さんを語るとこういう映像を見ると、中国人も根はいい人だと思えます(あの感じ悪い報道官でさえ)。僕のコラムで健さん主演映画はこれ。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201309060000/健さんについては、この欄には収まらないので、又の機会に。 58)3年ぶりに日中主脳会談にこりともしない習近平に、ホントに礼儀を知らない失礼な奴だと思いました。主脳と会ってにこりともしないというのは、 かつて小泉純一郎が北朝鮮の金正日と日朝首脳会談(2002年)に行った時もそうでしたが、あの時はこちらが笑顔を見せない、一歩も引かないという方針でそうしたものでした。と言うことは、習近平もその意思を表したということです。でも、それは日本に対してのメッセージではなく、権力闘争をしている他の権力者に対してのアピールでしょう。中国の権力者は中国全体のためと言うことは考えないので、アジアのためとか世界にためなどと言うことは天地がひっくり返っても考えません。だから日本と手を携えて、アジアの平和と発展のために努力するなんてありえません。習近平の笑顔が欲しければ、習近平の個人的利益になる話をする以外にはありません。それは見方を変えれば、習近平以外の権力者の不利益になるかもしれないので、別の角度から邪魔が入ったり日本に圧力をかけたりされるかもしれません。だから結論として、中国の権力闘争に関わらない方がいいのです。すでに関わってしまった人や企業は、そこんとこよく考えて、うまくすり抜けてください。 59)群馬大で腹腔鏡手術後に8人死亡失敗しない女『ドクターX』の大門未知子なら楽々こなしてしまう手術ですが、本当は難しいらしいです。8人死亡と聞いて連続8人かと思ったら、93人のうちと言うことで、肝臓ガンで8/93の死亡率は多いか少ないかちょっと判断できません。『ドクターX』でもおなじみの、「院内倫理審査」が行われなかったのが問題視されています。手術の前に医者が集まって、患者と病状の説明を受け、執刀医や手術法を事前に報告するあれ(カンファレンス)です。何でやらなかったのかはまだ調査中ですが、腹腔鏡でなく普通の開腹手術だったら問題なかったんですかね。医者が自分の腕を過信していた、または腹腔鏡手術の実績数字が欲しかった、病院側の圧力も考えられます(その方が利益が出るのだとしたら)。どっちみち患者としては主治医の意向に逆らうことは難しく、インフォームドコンセントがちゃんと行われたとしても、「お任せします」という結論になってしまいがちです。医者を選ぶのも”寿命”のうち。 60)沖縄県知事に辺野古移設反対の翁長氏はた目で見る限りは、この結果は意外でした。米軍普天間基地の返還の歴史は、1995年に起きた「沖縄米兵少女暴行事件」をきっかけに、米軍駐留反対運動が大々的に起き(もちろん反対運動はもっと前からあったのですが)、日米間で初めて話し合いがもたれたのが始まりです。1996年日米首脳会談において、橋本龍太郎首相が初めて沖縄基地問題を議題にあげ、「普天間基地の移設条件付き返還」がビル・クリントン大統領との間に合意されます。条件と言うのは、5~7年後に代替え地を整備し、基地としての運用を可能にするということでした。代替え地の選定は紆余曲折がありましたが、普天間からそう遠くなくて、騒音問題も少ない名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブ基地を拡張することに大方決まりました。ところが、海上滑走路の工法を巡ってもめているうちに、アメリカに政権交代があり親中の民主党から反中の共和党に代わり(沖縄基地は台湾防衛の役割がありますから)、さらに2001年9.11同時多発テロが起きて防衛方針に変化も生まれます。そうこうするうちに沖国大米軍ヘリ墜落事故が起こり、沖縄の世論が基地反対に盛り上がっていきます。問題がこじれた決定的な出来事は、民主党・鳩山由紀夫代表が選挙演説で 「最低でも県外移設」を公約し沖縄県民をその気にさせて、政権交代後のドタバタから県民の不信を植えつけたことです。ざっとそんな流れなのですが、橋本・クリントン合意から18年、何も進まず今日に至っています。はた目で見ていてと言うのは、普天間基地は総面積480ヘクタール(山手線内の3.6倍)もあり、那覇市から10kmの立地だというから、さっさと返還して再開発をした方が沖縄のためになると思うし、辺野古はもともとキャンプ・シュワブと言う米軍基地があり、滑走路を増設するだけだからそんなに変わらない気がしたからです(僕の思い込み?)。民主主義選挙の結果ですが、うがった見方をすれば、現在の普天間基地に依存している人がそれだけ多いということなのか、はたまた沖縄がもめると喜ぶ勢力が浸透しているということかもしれません。 61)安倍首相が消費税引き上げ先送りを表明消費税8%に引き上げは、日本経済復活の兆しを一気に消失させてしまいました。当然、再引き上げはできないでしょう。「10%は凍結」とすべきでした。 62)「和紙」がユネスコ無形文化遺産に決定何故次々と日本がユネスコから認定されるのか、仕組みをよく知りませんが、「和紙」とは…。特に情報も感想もありませんでした。
2014年12月14日
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【10月】47)東海道新幹線が開業から50年東海道新幹線が1964年の開業から、50周年を迎えました。述べ56億人を運んだそうです。この間上客の死亡事故はゼロと言うのが自慢で、海外の売り込みのセールスポイントになっています。この10日後に「東京オリンピック」が開催された昭和39年、僕は無邪気な小3生。何にも覚えていません(記憶に残っているシーンは、たぶん後から見た記録フィルムの映像)。あっ、この年の暮れに公開された『三大怪獣・地球最大の決戦』はよく覚えています。喧嘩をしていたゴジラとラドンが、キングギドラと言う宇宙から来た強大な敵と遭遇し、モスラを加えた3人?で協力してこれを倒すという映画です。感動しました。 48)高円宮家の典子さまが出雲大社で結婚式皇室に詳しくないうえに、神職についても不勉強で、語る資格なしとしてコメントを控えさせていただきます。 49)ノーベル物理学賞に青色LEDを開発した赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏中村修二さんといえば、「日亜化学工業」との訴訟合戦です。2005年の控訴審裁判の結果は、日亜化学工業が、中村教授に8億4391万円を支払い、中村教授はその他の請求を放棄することで和解しました。当時は8億円という金額は異常だと思いましたが、ノーベル賞の価値だとわかると、ずいぶん妥協したんだなあと思います。一審では200億円の支払いを命じる判決だったので、むしろそっちの方が正しい判決でした。あの時テレビで憤懣を語っていた中村さんはぎすぎすした感じでしたが、今回授賞式でみた映像は穏やかな表情で、時間が人の心を丸くしたのが解りました。 付録:「青色発光ダイオード」について調べていたら、「青い光に殺虫効果がある」という記事を見つけました。波長の短い紫外線が生物に対して強い毒性を持つことは知られていましたが、波長の長い可視光である青色光も昆虫に致死性があり、ショウジョウバエや蚊(チカイエカ)のサナギにさまざまな波長の青色光を当てて実験したところ、ある特定の波長において紫外線よりも強い殺虫効果が得られたとのこと。パソコンやスマートフォンの ディスプレイから放射される波長の短い「ブルーライト」は、「高エネルギー可視光線」と呼ばれる、「虫も殺す」ちょっと怖いものだったようです。目にとっては「加齢黄班変性」という、ものがゆがんで見えたり視力が低下する難病の原因と疑われています。また、メラトニン(催眠・生体リズムの調整を司るホルモン)の生成を阻害するので、睡眠障害になる危険があります。ゆえに寝る前(2時間ぐらい)にパソコン・スマートフォンを見るのは危険です。逆に、朝起きた時に見るのは、体内時計がリセットできるのでいいんだそうです。ブルーライトについての研究は始まったばかりで、多少大げさになっていますが(自然光にも含まれているものだし)、パソコン・スマートフォンを長時間凝視するのはよくないということは、感覚としてわかります。最近、目の奥が痛いし…。 50)韓国地裁が産経前ソウル支局長在宅起訴問題となった記事は、2014年8月3日に「追跡~ソウル発 朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題して、産経新聞のウェブサイトに掲載された記事でした。セウォル号沈没事故が起こった4月16日に、朴大統領は7時間ほど所在不明になっていました。大統領の所在や行動を国会審議で問われた際、大統領府秘書室長はまともに答えられませんでした(明らかに何かを隠している風)。その間、ある男性と密かに会っていたとするうわさを、”朝鮮日報”のコラムを引用した内容で記事にしました。朝鮮日報のコラムは「国政運営で高い支持を維持しているのであれば、ウワサが立つこともないだろう。大統領個人への信頼が崩れ、あらゆるウワサが出てきているのである」、「朴政権のレームダック(死に体)化は、着実に進んでいるようだ」と紹介しています。産経の記事を見つけた市民団体が「記事は名誉棄損」などと告発し、加藤支局長は出頭命令が出され、出国禁止命令が出され軟禁状態となっています(今でも)。日本はもとより世界中の報道機関が非難し、報道の自由を求められましたが、誰の意向か、名誉棄損でまさかの”在宅起訴”されてしまいました。大統領の批判記事を書いて(紹介して)、ジャーナリストが罪に問われるなんて、民主義国家ではありえません。あっ、韓国は民主主義国家でななかった(専制国家)?真相は、どうもこの密会の相手とされたチョン・ユンフェに触れてはいけなかったらしいのです。彼は陰の実力者で、非常に大きな力を持っているようです。韓国における大きな力というのは、すなわち”影の利権”を持っているということで、そこらへんのところはアンタッチャブル(触れてはいけない)というのがこの国の不文律だったようです。産経はむしろ”嫌韓キャンペーン”に燃えるのですが(加藤氏も意気軒昂です)。 51)大型台風が2週続けて列島上陸台風の「大型」というのは、半径500~800kmのものです。800kmと言うと、東京から札幌、広島まで行ってしまいます。アルフィーの『星空のディスタンス』の歌詞に、「たとえ500マイル離れても」とありますが、500マイルが約800kmです。ずいぶん遠くに行っちゃったんですね、彼女。 52)リニア中央新幹線の工事計画許可東京~名古屋間開業予定は、2027年だそうです。13年後は僕は71歳。その時になってみないとわかりませんが、僕はたぶん乗らないでしょう。特に名古屋に用事はないし。 53)小渕経産相と松島法相がダブル辞任第2次安倍内閣の目玉である、女性閣僚が相次いで不祥事発覚、辞任に追い込まれました。野党は与党のあら捜しを常にしていて、針小棒大に国会で追求するのですが、こんなことから衆議院解散になるとは思ってもみなかったでしょう(与党側もそうでしょうが)。解散の理由はこれだけではないのでしょうが、この時のやり取りの中で、民主党の枝野幹事長の発言に安倍首相がキレてこうなったとのうわさもあります。よっぽど仲が悪いらしい。 54)ソフトバンクが3年ぶり6度目の日本一昨年の”楽天ゴールデンイーグルス”初優勝はニュースになっても、ソフトバンクが優勝してもニュースとは言えないでしょう。巨人が負けたことの自虐ニュース? 55)日銀が追加金融緩和を決定床屋談義で「日本の1000兆円借金問題」が話題になるときがあります。僕は「そんなもん、いざとなったらお札を刷れば解消できるんだから問題ない」と答えています。日銀がやっているのは同じことです。だいたい、「国の負債が1000兆円、国民一人当たり800万円の借金」と言う言いかたがおかしい。国の負債が1000兆円はいいとしても、その債権を持っているのは国債を買った国民です。たとえば、ある村で橋を建設する必要があり、その費用を村人から借りて賄ったとしたら、村人は借金したことになるのですか?借金をしたのは村であり、村人には債権があり返済がされます。貸している間は利子がもらえます。村は橋によって生まれた利便性を高めて経済発展を企て、税収を増やし、村人に返済すればいいのです。もし、当てが外れて税収が増えなかったら、村の資産を始末すればいいし、権限を譲渡して取引するなど方法はあります。ただし、この金をよその村から借りてきたとなると、問題は違います。よその村に乗っ取られてしまう危険があるからです。でも、日本の国債は90%以上が日本国民が保有しているので、危険はありません。日本はアルゼンチンやギリシャや韓国と違って、自国で通貨を発行できるので債務不履行(デフォルト)にはなりません。とにかく一番大事なのは、国民の所得が増え、税収が増えることです。そのための豊かな社会づくりが政府の役割なのだから、目先の消費税などを増税してないけないのです。
2014年12月13日
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【9月】40)福島県が中間貯蔵施設の建設を容認福島第一原発事故の汚染土壌などを、除染作業で集めて一時保管する場所を「中間貯蔵施設」と言います。放射性物質は除けないので、移すだけです。その意味では”除染”ではなく”移染”でしかありません。どこかに危険物質を貯蔵することになれば、その地帯が危険地帯となります。だからどこも引き受手がなく、汚染された地域に運び込むしかありませんでした。ただし容認を表明したのは福島知事と福島議会で、予定地となった大熊町、双葉町の地権者はまだ一軒も契約していないそうなので、決まったと言えるのでしょうか。「中間」と言うからには「最終処理施設」がなければならないのですが、そっちは全くめどが付きません。福島の汚染土壌も大変ですが、原発の使用済み核燃料の方も行き先がないまま原発の核燃料プールに満杯になっています。核廃棄物が動かせないので、廃炉作業に取り掛かれないのかもしれません。稼働していなくても、もし大地震に見舞われてプールが壊れて水漏れが起きれば、福島第一原発と同じような爆発が起こり、周辺数10キロが汚染されてしまいます。福島の人たちの苦難の姿は、自分たちの明日の姿なのです。 41)全米テニスで錦織圭が準優勝フィギアスケートの羽生結弦、ヤンキースの田中将大と並んで、今年の日本を明るくした若者がテニスプレイヤーの錦織圭でした。日本のテニスプレイヤーとしてはすでに最高の活躍をしていましたが、今年はさらにステージアップし、ついに四大大会の”全米オープン”で準優勝するまで昇りました。11月のツアーファイナルでも準決勝まで進み、ランキングも5位にまで上がりました。優勝でないのがちょっと残念ですが、それまでの最高が松岡修造の46位だったのを思えば、すごい記録です。まだ24歳と言うことから、更なる健闘が期待できます。頼むぞ!”ゆとり世代”。ランキング1位のジョコビッチが錦織のライバルに映るほど印象的でしたが、二人とも「ユニクロ」のユニフォームを着てたのが、別の意味で日本の躍進を感じました。 42)川内原発1、2号機が安全審査に合格安全審査合格→川内市長再稼働に同意→鹿児島県議会再稼働採択→鹿児島県知事再稼働に同意と、原発再稼働に出来レースは着々と進んでいます。 僕は原発には反対で、同じく反対の人の意見や解説は納得できるのですが、賛成する人の意見は、おおざっぱで説得力がなく、どうしても理解できないのです。原発がなければ江戸時代に戻ってしまうというのなら、少し考える余地はありますが、今も原発ゼロの状態で何ら不便はありません。発電費用がかさみ、電気代が上がると言いながらも、原発依存度の一番大きかった関西電力が、今年は黒字になりました(もちろん原発ゼロです)。原油価格が下がり続けています(日本の円安にもかかわらず)。理由はアメリカのシェールガスとの価格競争のためだそうです。そういう関連があるのなら、当分急激な値上がりはなく、低価格で推移する予測が立ちます。そもそもウランはあと40年分しかなく、化石燃料はあと1000年以上充分あります。それに日本は火山列島なので、元来「地熱発電」を進めていれば自然エネルギー大国になっていたはずです(マグマ発電まで到達すれば)。だいたい鹿児島には地震はないのかと言うと、桜島があるように火山地帯です。1914年には震度6(マグニチュード7.1)の「桜島地震」が起きています。さらに1997年にも北薩地方で大型地震があり、川内地方も震度6弱(マグニチュード6.6)を観測し、しかもこの時川内原発は自動停止装置が作動しませんでした。原発が事故をおこすとどんなことになるか知らなかった頃は、過疎地が補助金目当てで原発を容認するのは理解できます。でも今は違います。チェルノブイリは遠い国の杜撰な国民のやっちまった事故だったかもしれませんが、福島は正直で勤勉で真面目な日本人が、原子力村のヒエラルキーのひずみの中で責任者不在のまま起きた事故です。そして最大の問題は、事故の原因の検証がまだ終わっていないということです。 43)原発事故巡り吉田元所長らの調書公開前回述べたように、吉田所長自身が「国会事故調が内部で調査のために用いる限りにおいて承諾するものであり、本件資料が、国会事故調から第三者に向けて公表されることは望みません」とした調査書が、朝日新聞のねつ造記事をきっかけとして公表されるに至りました。調査書は公表されて初めて価値を持つので、よかったのですが。 44)iPS細胞を用いた世界初の再生医療 理研科学研究所と先端医療センター病院が、iPS細胞から作った網膜の細胞を、目の難病患者に移植すると発表しました。iPS細胞はとっくに活用されているのかと思ってましたが、世界初なんだそうです。理研のプロジェクトリーダーの高橋政代博士は、2005年に笹井教授と共同研究で世界で初めてES細胞から神経網膜を分化誘導することに成功したそうです。STAP細胞騒動がなければ、笹井教授も栄光の一端にいたのかもしれません。 45)神戸市で行方不明の小1女児の遺体発見、近所の男を逮捕今年も起きてしまった幼女誘拐殺人事件。小学1年生の女子生徒が、ビニール袋に入ったバラバラ死体として、空き地で発見されました。初めは、行方不明事件として報道されていたのですが、最悪の結果となってしまいました。容疑者は近くに住む47歳の男。知的障害者であるということで、報道が途絶えています。 46)御嶽山噴火で死者57人、行方不明者6人長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火し、57人が死亡、6人が行方不明となりました。山が噴火して、落下した噴石によって登山者が多数死亡するなどと言うことは、記憶にありません。御嶽山は年間3万人が訪れる人気スポットであり、噴火の時山頂付近には200人ほどの登山者がいたそうです。これだけ多くの人が登山していたということは、危険が知らされていなかったということでしょう。それどころか、専門家は安全宣言をしていました。安全宣言と言うのは、噴火の危険性がレベル1(安心して登山できる)としていたことを言います。専門家は後になって、火山の噴火は予知ができないと言いました。だったら安全宣言などしてはいけません。国に雇われた専門家は、お金をもらっているので何か結論を出そうとしますが、判らないことは判らないというべきでした。でも、火山の噴火が予知できないということは、桜島の噴火も判らないということです(規模も含めて)。御嶽山の噴火では、軽トラックほどの巨大噴石が飛んだと言います。落下速度は720キロにもなるそうで、これが原発や核燃料プールを直撃したら、九州は終わります。雲仙普賢岳や阿蘇山が噴火しているのだから、九州のマグマの状況は同じだと考えていいでしょう。噴火があるぐらいだから地震も当然あります。専門家が安全だと言ったから安全なんだと、信じていいのですか。いくら補助金がもらえるのか知らないけど、毎日怯えて暮らすのは苦しくないですか。
2014年12月12日
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【8月】35)朝日新聞が慰安婦報道の一部を撤回。後に、「吉田調書」の誤報も含め謝罪日韓の間に存在する「従軍慰安婦問題」は、もともと日本の朝日新聞がでっち上げたものでした。ことの始まりは、1982年に朝日新聞が「済州島での女性狩りの事実」というショッキングな記事を書いたのがきっかけでした。戦時中、済州島の女性を慰安婦にする目的で、奴隷狩りのように拉致したというものです。記事のもとになったのは、吉田清治と言う男の書いた「朝鮮人慰安婦と日本人 元下関労報動員部長の手記」と言う本でした。吉田清治という男は済州島へ行ったこともなく、軍人でさえありませんでした。朝日新聞が取り上げなければ、ただの空想小説でした(吉田清治も後に創作であったことを認めています)。この年は、教科書検定で文部省が”侵略”を”進出”と書き改めさせたという”誤報”をした、「教科書検定誤報事件」があり、朝日新聞も批判をかわすために新たなセンセーショナルなイベントを模索していた時期でした。吉田清治も新聞で話題になったことで調子に乗り、講演などで残虐な描写を加えるなどエスカレートし、それを朝日新聞が16回にも及ぶキャンペーン記事に書き続けました。日韓両国はこの問題に注視し、済州島へ調査隊を派遣しますが、そんな事実は一切ないということが判明しました。韓国の済州新聞も、事実ではないと報道しています。しかし、1990年、韓国の37の女性団体が、慰安婦の強制連行を認めたうえでの公式謝罪、賠償などを日本に要求し、「韓国挺身隊問題対策協議会」を設立しました。「挺身隊」と言うのは、戦時中工場などに動員された女性のことで、戦争ドラマでおなじみの鉢巻とモンペ姿の女性労働者です。朝鮮でも同じように挺身隊は動員されましたが、朝日新聞はわざと混同して、その数20万人を慰安婦の数として記事にしていました。アメリカのグレンデール市に設置された慰安婦の像の解説に、日本軍により20万人が連行されと書いてあるのは朝日の記事からの引用です。さらに慰安婦の匿名インタビューも記事にして信憑性を高めたのですが、後にこの慰安婦は「自分の母親に売られた」と述べている記録が出てきましたが、朝日新聞はそこを隠して報道していました。これらのねつ造記事の首謀者は植村隆という記者であることが判明し、このことが明らかになって天下り予定だった大学教授を3月に解消されてしまいました。反日教育を受けていた韓国人は、朝日新聞のねつ造記事も歴史的事実と教えられているので、日本を憎悪し平気で賠償を要求します。現在価値で1兆円超の包括した賠償金をすでに日本から受け取っていることを、韓国民は知らされていません。1992年の「日韓国交正常化」の際も、ひとこと詫びてくれれば以後は何も要求しないからと頼まれ、「河野談話」が生まれてしまいました。いったんこちらに非があるような態度を示したため、韓国はかさにかかって賠償請求をしてきました。やくざが相手の弱みに付け込んで、ぐいぐい傷口を広げてゆすってくるのと同じ手口です。もし、この世に朝日新聞がなかったら、従軍慰安婦問題はありませんでした。朝日新聞は、戦前戦中は戦争をあおり、戦況の虚報を流し徹底抗戦を訴え、日本を滅亡に導こうとしていました。それが、敗戦した途端手のひら返しで、政府を貶めようとする記事を、ねつ造してまで書いています。 「吉田調書」の誤報と言うのは、福島第一原発事故の際、吉田昌朗所長が待機を命じたにも関わらず、9割の職員が命令違反をして福島第2原発に逃げてしまったと報じたもの。それまでの東京電力の事故の対応に不満だった日本国民は、この記事で一気に怒は爆発し、吉田所長の意向で当初公表しないことを前提に作られた吉田調書が公表されることになりました。ところが発表されて読んでみたら、朝日新聞のねつ造記事でした、と言う事件。僕は『死の淵を見た男(門田隆将著)』を読んでましたので、朝日新聞の記事には違和感がありました。東電に対してはずいぶん批判も書きましたが、現場で戦っている東電社員には敬意を持っています。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201307120000/東京電力批判をすれば、読者は喜ぶと思ったのでしょうが、嘘はいけません。朝日新聞は、その時代の読者に迎合し、読者が喜ぶなら(怒りも喜びのうち?)嘘を書いても構わないという社風が存在しているのでしょう。 36)広島市北部の土砂災害で74人が死亡日本の各地で「局所的集中豪雨」が発生し、広島地方の土砂災害は74人の命を奪いました。被災地の映像を見た時、何でこんなところに家を建てたのか、と思いました。人間の目線で見れば、安定した地盤に見えたのでしょうが、鳥の目で俯瞰すると、山すそで山が崩れたら飲み込まれてしまうような場所です。豪雨による土砂崩れは”天災”だったかもしれませんが、被害に遭ったことは”人災”の部分も多いと思えます。僕の哲学の師匠である仁藤先生はよく「君子危うきに近寄らずだ」と言ってましたが、自分を守るのには、まず危険地帯を避けるのが第一歩でしょう。 37)「昭和天皇実録」が完成出版されるのは来年の春なので、中身については実物を読んでから。 38)国の検討会が日本海側の津波予想初公表「国の有識者検討会」って、誰?日本海側の地震で発生する津波の高さって、検討して決めるものなの?試算によると最短到達時間は、1分以内で、最大の高さは23.4メートルだって。東日本大震災で津波の怖さは思い知らされました。でもあの時の高さは20メートルだったような。あれよりすごいってこと?原発やっぱりだめでしょ。 39)デング熱の国内感染を約70年ぶりに確認「デング熱」とは、熱帯・亜熱帯で見られるウイルスによる感染病。日本では70年前(戦争中)に流行して以来だそうです。デングウイルスは蚊を媒体として感染します(人から人へは感染しません)。感染後2~10日ほどで突然の高熱で発症し、特徴のある発疹、頭痛、眼の奥の痛み、腰痛、筋肉痛、骨痛が主な症状として現れ、さらに食欲不振、腹痛、吐き気、嘔吐、脱力感、全身倦怠感(けんたいかん)も現れることがあります。これらの症状は約1週間で消え、通常は後遺症を残すことなく回復します。デング熱に感染した人(たぶん東南アジア系の外国人)が代々木公園で蚊に刺され、その蚊が別の人(たぶん代々木公園に住んでるホームレス)を刺し感染させ、その人を刺した蚊が公園に遊びに来た人を刺してさらに感染させたという風に、あっと言う間に広がりました。驚いたのは、感染者は北は北海道から南は山口県、高知県まで広く日本中に蔓延したということです(感染者数は18都道府県で151人と少なかったのですが)。日本各地から代々木公園に人が訪れていました(何を見たかったのだろう)。注意事項としては、アスピリン、ロキソニン、イブプロフェンが入っている風邪薬・解熱剤を飲んではいけないそうです(出血傾向になるようです)。アセトアミノフェンは使えるようです。風邪薬を飲む前に成分のチェックをしましょう。ちなみに風邪は、薬を飲まなくても治ります。ついでに風邪についてのおさらいをしておきましょう。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201211230000/
2014年12月11日
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【7月】28)集団的自衛権を限定容認、政府が新見解国連憲章(国際連合の条約)で当然の権利として国際連盟加盟国すべてに、自衛のための権利が認められています。自国に侵略・攻撃してきた国などに対し、その侵略や攻撃から自国を防衛し反撃する権利、やられたらやり返すというか、自己防衛・正当防衛に相当する権利です。自衛権の意味は、自分に対する防衛に決まっていますが、その権利をわざわざ「個別的自衛権」と定義しているのはなぜでしょう。なぜなら、もう一つの自衛権として「集団的自衛権」と言うものも想定しているからです。「個別的自衛権」は、自国がやられたときに反撃する権利であるのに対し、「集団的自衛権は」はほかの国が攻撃されているときに助けに行く権利です。助ける国は同盟国や友好国と言うことになりますが、自国でないから「他衛権」なのではないかと思いますが、仲間がやられるといずれ自分にも及ぶということか、将来の危機に対する自衛ということか、つまり間接的な自衛?という意味でしょうか。まあ、拡大解釈以外の何物でもありません。今回、安倍内閣が容認の見解を決定したのは、アメリカの軍事費削減の一環として、日本とその周辺の防衛を日本の自衛隊に肩代わりをさせようというのが目的です。アメリカは太平洋の区域を全部自分の領土だと思っていますから、太平洋の区域に他国が侵略・攻撃してきた場合、防衛・反撃をしなくてはなりません。そのために同盟国の各地に米軍基地を置いて待機させているのですが、そのためにはお金がかかります。今までは日本はそのお金を負担することで人的負担を免れていたのですが、予算削減分は自衛隊で補おうという方向になりました。年間6兆円もの軍事費が、お飾りになっているのは、なんとも”もったい”ないという精神なのでしょう。自衛隊を太平洋防衛の一環に組み込むにあたって、日本の情報管理の緩さが問題となり、関連して「特定秘密保護法」というものが必要となりました。「武器輸出新原則」と「集団的自衛権容認」と「特定秘密保護法」はセットのものだったのです。そして、侵略・攻撃を企てる国と言うのは言うまでもなく中国のことです。北朝鮮には日本と戦争する国力はありませんし、韓国も同じでしかもアメリカの同盟国です。ロシアはアメリカと対立する国ですが、太平洋に侵略・攻撃する意思はありません。想定する敵国は中国だけなのです。いよいよ時代はそういうことになってきました。中国と戦争するのが嫌だったら、中国に戦争をすると損だと思わせるように、多面的に画策することが重要です。だからパンアメリカの国々は、協力関係にあるとアピールすることが大事です。その意味では致し方ない部分もありますが、お飾りの軍隊が本当の軍隊に昇格した時、暴走する危険も歴史が証明しているのをお忘れなく。 29)政務活動費巡り兵庫県議が号泣会見兵庫県の野々村竜太郎県議が、膨大な空出張など政務活動費の不正を追及され、あろうことか駄々っ子のように泣きわめき、その様子がYouYubeで配信されて、世界的に話題となりました。人格を疑わせるような素行も異常だし、その不正の仕方もお粗末で、こんな稚拙な人間がなぜ選挙で当選したのかと唖然とします。からくりは、所属政党が「西宮維新の会」とあたかも「日本維新の会」の西宮支部所属のような名前にして、維新ブームに乗った”なりすまし当選”をしてしまったようです。何とバカなと言うなかれ。自分たちの投票している候補者も、その中身はほとんどわからないまま名前を書いています。頼りになるのは政党名だけですが、その政党が公約をまるで守ろうとしないマニフェスト詐欺集団なのだから、利権グループに属さない一般有権者は何を基準に選べばいいのでしょうか。結局”消去法”になり、ついに今回の衆議院選は、選ぶに値する候補者・政党はなくなってしまいました。五十歩百歩なんですよあなたたちは。 30)ベネッセ顧客情報が大量流出「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」の「ベネッセホールディングス」の顧客情報が、最大約3500万件流出しました。流出顧客情報を利用したのは通信教育システムに参入した「ジャストシステム」(もともとはソフトウェア会社)や英会話学校の「ECC」でしたが、情報を流した犯人は直接ここに売ったわけではなく、名簿屋に売って小遣い稼ぎをしていたのでした。犯人の男は数回に分け売却し、計250万円ほどを得ていました。この犯罪でベネッセは大きな信用失墜をし、お詫び対応に200億円が使われました。謝罪会見に登場した会長がどうも見覚えがあると思ったら、マクドナルドの前社長の原田泳幸氏でした。会長に就任したばかりだと聞き、ついてない人だなあと思ったら、マクドナルドも中国の工場で問題を起こし、どっちみちお詫び会見をする運命でした。ちなみに我が家にも『お詫び金券500円』の手紙が来ましたが、特に被害に遭った覚えもないのでこども基金に寄付しました(二人分)。あの名簿をもとに、通信教育や英会話学校の勧誘の電話やDMが来るようになったかもしれませんが、あんなに目くじら立てて怒るほどのことじゃないと思うのは、僕の認識不足でしょうか。 31)「父子」血縁より法を優先、最高裁判断この判決には異論を唱えました。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201407180000/ 32)中国の品質保持期間切れ鶏肉問題が発覚中国・上海の食品加工業者が品質保持期間を過ぎた鶏肉を使用していたり、床に落ちた肉を混ぜて加工したりする映像が流れ、日本マクドナルドとファミリーマートはこの工場で製造したチキンナゲットの販売を中止しました。もっとすごい映像があります。食品添加物については、こんな話も紹介しました。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201209010000/中国の加工食品は危ないということぐらい常識ですが、日本でもミートホープ事件や不二家事件、赤福事件、白い恋人事件…ちょっと考えただけでも枚挙にいとまがありません。日本の場合は改善が予想されても、中国はどうかなという不安はありますが、悪魔の誘惑に負けてしまう弱さは同じです。調理に携わる者がこんなことを言っては何ですが、もったいないから混ぜちゃった、という心境は理解できます。ホントに食べて危ないものかどうかは解りますから。ただ、企業の信頼と言うものは見えないところで培われるものですから、目先の利益にではなく、神様の前で恥じない行動を選ばなくてはなりません。 33)「危険ドラッグ」で事故相次ぐ以前は「脱法ドラッグ」と呼ばれていた、法律の規制がかかっていない麻薬。新たな薬品の合成で生まれるため、規制対象にならず違法ではないという印象で蔓延しました。相次ぐ事故や事件の発生に注意を喚起するため「危険ドラッグ」と言う呼称に代わりました。で、いったい違法なのか合法なのかと言うと微妙です。人体、社会に悪影響を及ぼすので、規制をしなくてはならない薬品でありますが、具体的に薬品成分を分析するのに時間がかかり、法規制が追い付かないのです(その間は違法ではない)。アロマ成分や精神安定剤にも似たような成分で作られているものもあり、使用法を守れば危険ではないものもあります。酒やたばこも飲みすぎ吸いすぎは危険でありますが、これは合法です。以前、ある種の目薬を多量に飲用すると、覚醒剤と同じ反応が出るのことが問題になりました。少量であれば問題ない、むしろ体に良いものも、大量に摂取すると人体を害する影響が出る、ゲルマニウム温泉と原発飛散放射性物質の違いのようなものでしょうか。結局、線引きに苦慮しているのが現実です。不思議なのは、「危険ドラッグ」による事故と、よだれまみれの廃人のような加害者の様子が公表され、世間に知られるようになってからも、次々と同じ事件が多発したことです。テレビ・新聞のニュースを見ていなかったのか、あるいは見てても自分と同一視する能力に欠けていたということか。己を知るための試金石は、どこにでもあります。 34)長崎の高1女子、同級生殺害容疑で逮捕猟奇的事件が溢れる昨今でも、この事件は特に陰惨で理解しがたいものでした。佐世保市の公立高校女子生徒が、一人で暮らす自宅マンションで同級生の女子を鈍器で後頭部を殴打し、ひもで首を絞め殺害。その後、のこぎりで首と左手首を切断しました。加害者と被害者は中学からの友人で特にトラブルはなく、供述では「人を殺して解剖したかった」というのが犯行動機でした。残念なのは加害者の少女を診察していた精神科医師が(父親をバットで殴ったことについて)、「女子生徒は人を殺しかねない」という連絡を、県の相談窓口に報告したのもかかわざず、県は放置していたことです。さらに、父親と継母が「人を殺したい」と打ち明けた少女を、精神病院に入院させようとしたとこと、ベッドに空きがなくて果たせず、児童相談所に問い合わせたところ、サマータイムで終わったので翌日来い断られてしまったことです。誰かがちょっと、スケジュールを変えて少女を保護していれば、事件は起きず、被害者の少女の命も失われなかったのです。事件発生当初、母親の死後半年で再婚した弁護士の父親が原因と疑われましたが、少女の供述では父親・継母に対しての憎悪はなく、むしろ良好だったと述べています(父親は10月に自殺)。結論として、少女は「サイコパス」と呼ばれる精神病質者(精神病とは違う)・反社会的人格障害(APD)であるといわれています。サイコパスで有名なのは、映画でその名も『サイコ』のノーマン・ベイツ、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士、『セブン』のジョン・ドウ、『時計仕掛けのオレンジ』のアレックス、『ノー・カントリー』のアントン・シガー、映画ではよく見る非常に恐ろしい悪役です。サイコパスは、自己中心的で傲慢、 口達者で皮相的、 良心の呵責や罪悪感の欠如、 感情が薄く共感能力がない、 ずるく、嘘つきでごまかしがうまい、衝動的で行動をコントロールすることができない、責任感が欠如しており未来を考えた行動ができない、などの特徴を持ちます。驚くべきことに、200人に一人の割合で世界中に存在します。あなたの会社、あなたの学校、あなたの近所に必ずいます。サイコパスから身を守る唯一の方法は、関わらないことです。
2014年12月10日
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【6月】22)栃木県の女児殺害事件で無職男を逮捕この事件がどの事件だったかすぐには判別がつかないほど女児殺害事件が多すぎて、悲しみと憤りがやみません。これは9年前の2005年12月に小学一年生の女児が、自宅から60キロ離れた山林で刺殺体となって発見された事件です。容疑者として逮捕された男は、拉致現場付近に住む32歳の無職の男でした。遺留品や証拠もなく迷宮入りかとささやかれていた事件が、なぜ急に展開したのかというと、別件(偽ブランド品販売・商標法違反)で逮捕された男が取り調べ中に、この事件の犯人であることをほのめかしたことによります。この男は台湾出身で、母親に溺愛されて育ち、母親の再婚(日本人)に伴い来日、被害者と同じ小学校を卒業しました。しかし、日本語が不自由なことから不登校気味になり、からかわれるとすぐ切れる(同級生談)などの自制心のなさから、近所から敬遠され引きこもりになっていました。瓢箪から駒のような展開で、憎悪の犯人は逮捕され事件は解決に向かっているわけですが、発表された情報の中では事件の確定的な証拠がまだ出ていません(公判前と言うこともあり)。それで、これ以上確定的な意見は控えますが、パソコンの消失データを復元したところ、大量の子どもの画像が残っており、中に被害者の遺体と思われるものもあったということです。事件は当初から「猟奇的性癖を持つオタク男性」と、男女の区分けを示す証拠もないのに報道されるように偏りが見えました(秋葉原で潜入捜査をして、オタクリストをお手に入れようとしたり)。出自の問題や、近所の評判などで疑わしき人物ではありましょうが、だったらなんでもっと早く調べなかったのか疑問も残ります。とはいえまだ何も決まっていないので、明白な証拠を揃えて起訴してもらいたいと思います。 23)桂宮さまご逝去皇族については詳しくないので解説できません。戦後教育で皇室の知識はシャットアウトされてしまったので、距離感がわからないからです。読売が「10大ニュース」のに取り上げたので、重要なのでしょう。 24)ニホンウナギが絶滅危惧種に指定「絶滅危惧種」に指定されると、ウナギが獲れなくなるとか、獲ったら捕まるとかになるのかと思ったら、特に罰則的なものはないようです。危機感をあおって自分たち(国際自然保護連合・IUCNおよび環境省)の存在価値を高めたいのだろうけど、結果、買占めが進みウナギの品薄・価格の上昇が起きました。ウナギに関してはいまだに謎の部分が多く、絶滅危機の根拠になった統計も怪しいものです(そもそも統計というものはバイアスがかかるものなので)。一番考えられる危機は、爆発的に経済成長した中国人が、日本の食生活をまねてウナギを食べだすと、その人口の多さから当然品薄になるだろうという予測です。それで今回は、日本と中国、韓国、台湾でウナギの稚魚(シラス)の養殖量を制限することの合意に至りました。と言っても、この国々が罰則もなしにどこまで守る気があるのかは疑問です。ちなみ調理師としての意見を言えば、ウナギは日本式の「蒲焼き」以外は美味しい食べ方はなく、中国人が食べているとしたら「蒲焼き」としてで、日本に対する憧れなんでしょう。 25)教育委員制度の改革へ改正法が成立「金八先生」やその他の学園ドラマで、学校内に問題が発生した時にしゃしゃり出てきて主人公を危機に陥れるのが「教育委員会」、という印象があります。不文律の悪役なので特に疑問も抱かなかったのですが、改めて考えるといったい誰なんだこの人たちは。「教育委員会」は5人位の委員によって構成され、委員は地方の首長によって任命される、非常勤の特別地方公務員です。 委員の任命資格は、「当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもの」となっていてます。「破産者で復権を得ない者」、「禁錮以上の刑に処せられた者」のいずれかの欠格事由に該当する場合には、任命することができないとか、同じ政党党員が半分以上いてはダメとか条件はあります。実際には、地方の名士が名誉職のように任命され、形だけの議事決定をすることが多かったようです。もともと戦後GHQの指導で設立された理念は、「教育の政治からの独立」で、国家の圧力から教育を守るというものでした。今回の改正は、「大津いじめ問題」に端を発した教育委員会の形骸化が問題となり、首長の任命を受けた教育長の権限を強めて、学校側への指導を強めようということでした。賛否いろいろあるようですが、結局、学園ドラマの悪役の座は揺るがないようです。 26)政府が「河野談話」作成過程検証の報告書「河野談話」は、1993年に宮沢内閣の時、河野洋平内閣官房長官が発表した、韓国の言う「従軍慰安婦」についての調査発表。大東亜戦争中、韓国内で兵営の側に「慰安所(売春施設)」が設営されていました。それは事実なので両国の認めるものですが、それが日本政府(軍部)の主導で行われたかどうかが争われている問題です。日本政府の関与が認められれば、賠償金が獲れるということだからです。そもそも高給取りだった売春婦に賠償金が必要かという問題もありますが、当時は売春は違法ではなかったので、普通に民間経営が行われていて、政府が何もしなくても日本でも朝鮮でも存在していました。それを河野官房長官がなんでわざわざ関与を認めたのかと言うと、金泳三大統領から「保証は求めないから、認めて詫びてほしい」と頼まれたからです。そうでないと政権運営ができないと泣きつかれました。日本側も、韓国と関係の深い議員が説得して、しぶしぶ認めてしまったのですが、それが罠でした。どこまで韓国側が画策していたかわかりませんが、これ以来日韓関係は修復が困難になってしまいます。もともと日韓両国の間では、従軍慰安婦問題についての補償の問題を含めて、日韓両国と両国民間の財産請求権の問題は1965年の『日韓請求権・経済協力協定』によりまして完全かつ最終的に解決済みであり、慰安婦(売春婦)が被害の請求をしたいのであれば韓国へするべきものなのです。国交正常化のために日本は韓国に、当時の金額で1080億円、現在の価値で1兆円以上も支払ったのですから。その他日本の韓国における財産はすべて放棄、その後の韓国の発展を支えるどころか、韓国経済のほとんどを担ってきました。その事実が負い目になっているのか、歴代韓国政府は一切そのことを国民に知らせず、クレーマーのようなことを続けています。なぜか、日韓関係を修復したいと思う日本側は、ていねいに事実関係の検証を続けていましたが、朴謹恵大統領の常軌を逸した反日ぶりに、我慢の限界が来たようです。少しでも事情が分かっている人なら、韓国の横槍ぶりは歴然ですので、きぜんと反論すべきです。海外のジャーナリストも、ようやく従軍慰安婦問題を正しく報道をするようになりました。 27)世界文化遺産に「富岡製糸場」国際教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が、「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に登録することに決めました。「富岡製糸場」は1872年(明治5年)に、フランスの技術を導入して設立された官営工場で、生糸の生産と輸出(日本の輸出量の82%)で維新後の日本の経済を支えました。明治・大正・昭和と生糸産業を堅持し、太平洋戦争の被害も免れ、戦後も一貫して生糸を生産し、機械の刷新を加えて最高の生産量を上げたのが設立から100年後の1974年(昭和49年)だというから、長きにわたって日本をけん引していました。戦後、和服を着ることが少なくなり、化学繊維の普及も急激に広まり、最終的には「日中国交正常化」による中国製生糸の流入により、日本の生糸産業は壊滅し、1987年(昭和62年)に操業を停止しました。日本の古き良き伝統の灯が、歴史の荒波にもまれ消え去った象徴でした。明治維新から続いた、世界と戦ってきた歴史を、日本人は魂の礎として忘れてはいけないのですが、すっかり忘れていました。世界が逆に、価値を見出してくれたことに感謝です。
2014年12月09日
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【5月】17)2040年に896自治体で若年女性人口5割減、日本創成会議が推計 「日本創成会議」と言うものがどんなものなのか不勉強だったので調べてみたのですが、東日本大震災を機に発足した有識者?グループだそうですが、何のために存在するものか不明でした。で、言ってることも具体的な話は分からず、ただ不安をあおっているようで、これ以上踏み込んでも意味がないのでやめます(時間のむだでした)。何故これが10大ニュース? 18)ASKA容疑者を覚醒剤所得容疑で逮捕ASKAは1958年生まれということで僕の2こ下です。感覚として少し下の世代で、僕の愛したフォークシンガー達とは異なった世代で、大人になってからカラオケで歌ったというイメージです。だからというわけではないのですが、同情の余地はありません。疑惑自体は、昨年7月からかなり詳しく報道されており、そこでやめておけば決定的証拠を掴まれることもなく、逃げ切ったかもしれません。バカだなぁと思ってしまうのは、覚せい剤に手を染めたことより、チャンスがあったのに止める決断と行動がとれなかったからの方が大きいかもしれません。すべてを失う恐怖より、快楽の方が勝ったのか、奢りの心が判断を曇らせたのかはわかりません。自分を見つめ直し、真実を知る機会を与えられたのだから、真摯にすべてを受け入れ、謙虚な心に立ち戻ってほしいものです。 19)バレエの「ブノア賞」に初の日本人「ブノア賞」は、バレエ界の「アカデミー賞」なんだそうで、さしずめ「アカデミー賞・主演女優賞」を日本人の木田真理子さんが受賞したということです。木田さんは、スウェーデン王立バレエ団で第1ソリストを務めているのだそうです。僕は、子供のバレエスクールの関係で、牧阿佐美バレエ団のバレリーナの皆さんを間近でお目にかかったことがありますが、ホントに綺麗だったなあ。BMIでいえば、明らかに痩せすぎではありますが、本能的に美しいと感じるのは、遺伝子が痩せている女性を求めているんだと思います。何故だろう。20)日朝政府、拉致問題被害者全面調査で合意どちらが仕掛けた話かはわかりませんが、日本側は小泉純一郎の拉致被害者奪還による人気回復の経験を再び夢見ました。小泉人気は初めからあったのではなく、あの頃はむしろ田中真紀子を更迭したことにより、支持率は下がっていた時でした。それが降って湧いた拉致被害者の帰還が、空前の小泉人気をよんだのでした。その姿を間近で見てたのが、当時官房副長官として北朝鮮に随行した安倍晋三でした。この出来事で、人気をV字回復する様子を見て、まさに実証済みの鉄板イベントと言えます。明らかに安倍内閣人気取りのためのアドバルーンです。しかし、この第一報を聞いて、期待を持った国民はどれくらいいたでしょうか。また北朝鮮に振り回されて、裏で妙な約束をさせられるのではと危惧した人の方が多いのではないでしょうか。みんなが思った通り、事態は進まず、北朝鮮の意図も見えないままです。これも10大ニュースとしてはどうなの? 21)日本維新の会が分党みんなの党の分裂と連動して、日本維新の会も分党を行いました。もともと橋下徹率いる日本維新の会と石原慎太郎率いる太陽の党が合体したことに無理があり、お互いに後悔し、維新の会の方に結いの党と言う新しい恋人ができたことで、離婚に至ったわけです。どうくっついても離れても、その政党を支持しようと思うまでの時間が全くないというのが各党の悩みでしょう。野党第1党の民主党にしても、政権を手放すことになったマニュフェスト破りの検証が終わっていません。約束を破って増税をしたことを素直に反省し、増税法案に関わった議員は全員更迭して、こんどこそ増税をしないシステムを提案するしか復活の目はないでしょう。
2014年12月08日
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【4月】11)消費税8%スタート5%と8%にこんなに差があると思いませんでした。たった3%の違いなのにと思ってましたが、考えてみると、増税前の5%の時は内税で、8%になったら外税表示になってしまったので、レジの時まるまる8%のダメージを受けてしまうのです。政府の指示かどうか知らないけど、内税のままトータル金額を値上げしてくれた方が影響が少なかったのでは?。消費税が日本で最初に導入されたのは1989年、DAIGOのおじいちゃん竹下登内閣でした。税率は3%、内閣支持率は7%まで落ちましたが、これは「リクルート事件」や「皇民党事件」の影響もあります。当初は、直間比率の変更という理由で、消費税が導入された分所得税が軽減されたと思います。今回は法人税が減税されていますから、政府がどっち向いて政策を立てているのかがよくわかります。5%になったのが1997年、橋本龍太郎内閣で支持率は急落(といっても30%あったのですが)、参議院選を惨敗し、退陣を余儀なくされます。以後、日本経済はデフレ不況となり、今日に至ります。おもえば、最初に消費税を持ち出した大平内閣(1979年)は法案を可決したにも関わらず、国民から猛反発を受け撤回、選挙も負けてしまいました。さらに、せっかく非自民で結束して国民の期待も多かった細川内閣も、国民福祉税7%を打ち出して分裂崩壊してしまいます。直近では、2010年民主党菅直人首相が、消費税10%を突然言い出し(当然マニュフェスト違反)参議院で大敗、さらに野田内閣で段階的に引き上げることを決定したため、衆議院選を記録的大敗を喫し、せっかくの政権交代も無残に消えてしまいました。もともと民主党は、自民党が消費税増税を訴えていた時に、”埋蔵金”があるから増税必要なしと宣言して喝さいを浴び、政権交代を実現したのです。どうしてその根幹を忘れて愚挙に及んだのか(よっぽど財務省が巧みな誘導をしたのでしょう)。普天間移設問題や、鳩山おこずかい問題などは取るに足らない問題で、増税が民主党凋落の元凶でした。小泉内閣が長期政権を保てたのも、増税をしなかったからで、イギリス病から国を救ったマーガレット・サッチャーでさえ、人頭税の話が出ただけで選挙に負けました。これだけ前例があるのに、何故政治家は同じ轍にはまるのでしょうか。橋本龍太郎は退陣後死ぬまで「財務省にだまされた」と悔やんでいました。今回の選挙は、安倍首相も財務省にだまされたことに気づき、傷口が大きくならないうちにさっさと勝てるうちに勝ってしまおうと打って出た解散です。だから、本当は勝ってはならない選挙なのですが、彼の作戦通り対抗馬の準備が整っていません。国民の審判はどのようにつけられるのでしょうか。それにしても、これだけ国を弱体化させる”財務省”ってなにもの? 12)原発事故による避難指示区域が初の解除東日本大震災による福島第一原発事故で被曝をして、住民が避難している区域が「避難指示区域」です。その中で、放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超える地域が「帰宅困難区域(許可なく立ち入り禁止)」、同じく20~50ミリシーベルトの区域が「住居制限地域(通ってもいいけど住んではいけない)」、同じく20ミリシーベルト以下の区域で、将来住民が住めるように準備するところを「避難指示解除準備区域」に分かれています。その中で、一部の地域が解除されました。ちなみに、世界の放射線の安全を司る国際放射線防護委員会(ICRP)は、「どんな微量でも放射線は危険である」という勧告を発し、1人当たりの自然放射線の年間被曝量の上限を2.4ミリシーベルトに定めています。日本の場合、震災前の法的上限は1ミリシーベルトでした。はっきり言って、放射線の被曝量がどれほどで本当に危険になるのかはわかっていません。個人差もあるし、その他の環境や生活の条件でも異なるでしょう。ただし、あと数年すると福島第一原発被曝被害者の中で、放射線障害・ガン患者が発症すると思うので、ある程度つかめると思います。命がけで除染作業に従事している方もおられるので、極端な話は避けますが、少なくとも保障については国民全員が考えなければなりません。そして、せめてこの失敗を教訓として、未来に繋ぎたい思うのですが。 13)政府が武器輸出の新原則を閣議決定「平和貢献・国際協力」と「日本の安全保障」につながる場合に限り、相手国に適正な管理を求めることを条件に(武器の)輸出が可能になりました。もともと「武器輸出三原則」と言うのは、佐藤内閣の時に生まれた概念で、ザックリいうと「共産圏諸国・国際紛争当事国には武器を輸出しない」と言うものでした。それが「他の国にも輸出は慎む」となり、「原則武器輸出禁止」とだんだん厳しく変わっていったのです。平和国家としてそれはそれでいい流れですが、実際のところ何が武器にあたるかの定義に難しいものがあり、緩和が求められていました。民生用の部品が相手先で武器に転用されることもあり、特に電子機器は精度の高い日本製品が、知らない間に兵器に組み込まれたりしていました。それで新しい基準をという要望に応えての決定だったわけですが、この首相のやることは素直に受け取りがたいのです。それにこの決定を、アメリカ側が歓迎したというのも怪しい。本当に安倍首相が例に挙げた、地雷除去装備や防弾チョッキについてだけの話なんでしょうか。 どこかの国で戦争があって、その国の人を殺した兵器が”made in Japan”であったということになるのは、心が痛まないでしょうか。それも、武器を輸出したのは、お金を儲けたいという理由であるのは。 14)田中投手がヤンキースで大活躍米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手が、4月4日の初登板で勝利し、前半だけで12勝を挙げる活躍をしました。この後、ひじの故障で休むことになりますが、これがなければ20勝も夢ではなかったでしょう。1995年に野茂秀夫投手が大リーグに挑戦した時は、誰もがかなわぬ夢と思っていました(ほぼバッシングに近い扱いでした)。それが今日では、日本人選手は普通に大リーグと契約して普通に活躍しています。敗戦で植えつけられた劣等感が、こうやっていつの間にかほどけていきました。もし今、『巨人の星』が連載していたら、きっと星飛雄馬も大リーグで大リーグボールを投げていたでしょう(たぶんヤンキース)。 15)みんなの党の渡辺代表が、8億円借り入れ問題で代表辞任父親である渡辺美智雄同様、もうちょっと我慢していれば首相の目もあったのにと思う、期待もしてたので残念。政治と金の問題は、永遠に解決しない問題なのか。政治家がなぜ金を欲しがるのかと言うと、ひとつは選挙に大金がかかるからです。その大金を、企業やそれに近い個人が政治献金として納めるのは、見返りが期待できるから以外に理由はありません。つまりは、公開賄賂です。政治家は金をくれる”タニマチ”のために働き、金は自分に投票する組織のために使われます。もらう方もプチ収賄と言うことです。政治資金問題で辞任した小渕優子議員は、特別なことをしていたのではないのです。特に自民党は、資金調達のパイプが太かったので、戦後の日本を主導する立場にいられました。自民党の体質はそれで成り立っているので仕方ないのですが、せめて第三極の政党はクリーンであってもらいたかったと思います。(自民党の対抗勢力は”組合政党”だったので、それはそれで問題がありました。)と言っても、渡辺喜美は元来自民党2世議員でした。みんなの党・結党宣言(2009年)にこんな文面がありました。「自民党には不満がいっぱい、民主党には不安がいっぱい」言いえて妙とはこのことで、この後の政権交代により民主党の不安は的中してしまいました。お金がなくても知恵がある人を選びたいのですが、今の制度では不可能なのですかねえ。ちなみに「みんなの党」のネーミングは、サザンオールスターズの「みんなのうた」からとったんだそうです。 16)尖閣に日米安保適用。日米共同声明発表尖閣については、1月の3)で論じた通り。なぜ今までアメリカがはっきり答えなかったのかと言うと、アメリカ民主党は元来「親中反日」だったからです。日本を太平洋戦争に引きずり込んだフランクリン・ルーズベルト以来、民主党は日本に厳しい態度を取ってきました。連合国は、ドイツのアウシュビッツを非難しますが、アメリカだって日系人の強制収容所を設けて、アメリカと中南米の日系人を拘束し財産を没収したのですから。広島・長崎に原爆を投下したのも民主党のトルーマン大統領です。アメリカは清の時代から対中貿易で儲けていて、そのルートが厳然と残っています。今回このような方向転換をしたのは、中国がベトナムとフィリピン沖の南沙諸島に軍事基地を作ろうとしたことで、いよいよアメリカも黙っておれなくなったということです。アメリカはベトナムと戦争をしていたのですが、戦った相手はあくまで”共産主義”で、”共産主義”が幻想であったことが判明した現代では、ベトナムはアメリカの貿易最恵国で、同盟国に近い友好国になっています。いまや太平洋はほぼアメリカの領土であり、その領土に踏み込む唯一の敵国が中国なのです。軍事的にはそういう関係になります。それで民主党と言えども、はっきりさせなければならなかったわけです(対外問題は、民主党も共和党もなく、国益と言うことで一致しますから)。勿論、アメリカは日本も韓国も自分の領域だと思っています(だから竹島は、どっちみちアメリカのものなのです)。
2014年12月07日
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【3月】7)東芝の情報を韓国に流出させた容疑で提携先の元技術者逮捕「冷凍食品農薬混入事件」と同じく、待遇に不満を持っていた社員が犯した犯罪です。半導体の世界は日進月歩がすさまじく、後れを取った企業は退場を余儀なくされるほど過酷です。技術立国である日本の企業としては、トップランナーを続けていくことが生き残りの手段です(実際は東芝はサムスン電子に継ぐ2位でしたが)。この東芝と共同開発で提携していたサンディスクの管理職社員で不満を抱く技術者が、第4位の韓国企業に大金で引き抜かれました。転職の手土産に、東芝の内部秘密を漏えいしたという事件です。韓国企業の欲しかったのはこの人の技術ではなく、アクセスして引き出せる情報でした。盗めるものを盗み切ると、この社員は3年の契約切れであっさり首になっていました。東芝はこの元社員と韓国企業に1000億円の損害賠償訴訟を起こし、元社員は不正競争防止法違反容疑で逮捕されました。企業秘密漏えい事件自体は”ありがちな話”に聞こえるのですが。韓国が日本企業の情報を盗んで、安売り販売で儲けているのは何十年も昔からのことです。家電製品だって自動車だって芸能だって、みんな日本のパクリです。何を今更という感じですが、今更ながら反撃に出たというのがこのニュースのポイントでしょう。かつては落穂ひろいの麦をめぐむごとく、韓国の物真似に目をつぶってきましたが、今や韓国企業は完全に日本企業の競争相手にまで成り上がっています。あっちが国ぐるみで盗人家業を展開するのであれば、こちらも対抗手段を国を挙げて立てなければなりません。この事件を受け、菅官房長官は「日本の先端技術の保護と情報の流出を阻止することは、とても重要である。政府として、このようなことが繰り返されないよう対応してゆきたい」と政府の見解を出しました。朴謹恵大統領が反日を掲げて親交が断たれている今こそ、日本企業のシェア奪還の好機といえます。性善説の日本人のお人よしは愛すべき性質ですが、韓国・中国という道徳観の違う国に対抗するときはそればかりでは成り立ちません。「貧すれば鈍する」というのは世間でよく見る所見です。経済の立て直しが、今日の日本の最重要課題になってしまうのは否めない現実です。 8)STAP細胞論文に改ざんなど不正STAP細胞問題には何回か触れました。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201406060000/http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201408080000/僕の見解は全く変わりません。世論(マスコミ)がなぜ小保方バッシングに向かうのか不思議です。科学の進歩は、多くの科学者の失敗の積み上げで少しずつ出来上がるものです。誰だって成功を目指して実験をする以上、多少はバイアスのかかった有利な検証をしてしまうものでしょう。だから第3者の冷静な判断が重要なわけですが、逆に周りの方が舞い上がって、検証も疎かに走り出してしまったというのが、この事件の有様です。実験に思い込みはタブーですが、若い研究者はミスも犯します。当たり前のことです。小保方さんの目指していたことは、人類に貢献できるものですから、あきらめずに研究を続けてほしいと思います。 9)「袴田事件」で再審開始決定毎年のように冤罪事件に憤っていますが、今年もありました。この事件も、警察、検察、裁判官の冤罪製造トライアングルによるものです。犯人を断定する証拠はなし、容疑者に動機はなし(従業員)、しかもアリバイもある(寮で同僚と将棋を指していた)、あるのは20日間に及ぶ拷問による自白だけ(自白を裏付ける証拠はなし)。そもそも警察が、この人に目星をつけた理由がわからないほどです。公判中も無罪を訴え続け、後から出てきた証拠も胡散臭く(1年後に工場の味噌樽から発見された妙に新しい血痕の付いた衣服、しかもサイズが合わない)、警察のねつ造っぽさ満載のものでした。これで死刑の判決を下す裁判官って。ひとたび冤罪の渦中に巻き込まれると、もう抜け出せないということでしょうか。今回は、幾度も却下され続けた再審要求が、DNA鑑定という科学の進歩によりやっと認められ、あっさり証拠の信用性が無いことが判明しました。50年近くを死刑囚となって拘留されていた袴田さんは、再審の判決を待たずに釈放されました。冤罪を演出した冤罪製造トライアングル組は何もお咎めなしというのが、釈然としない部分です。 10)日本の南極海の調査捕鯨に中止命令捕鯨に関しては、4年前にも意見を書いています。http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201007230000/お金儲けのために組織ぐるみでウソの情報で、インチキの正当性を主張する連中を軽蔑します。原子力村しかり、温暖化詐欺集団しかり。本当は自分のよりどころとする正当性は希薄なものと解っているのに、生活のためとか組織のためとか理屈をつけて、良心に背く選択をする人々は哀れです。
2014年12月06日
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【2月】4)関東甲信で2週連続大雪、都心も27センチ僕は何が嫌いかって、雪が大嫌い。冷たくて、痛くて、重くて、汚れるし、雪かきめんどくさいし。建築業時代、雪の中を20キロの材料を1000枚1日かけて手運びしたことがあったけど、あれが人生で一番つらい仕事だったかなあ。レインボーブリッジの途中でチェーンが切れてしまったこともあるし、関越のサービスエリアで雪に埋もれて動けなくなったこともあるし、雪を見ると嫌な思い出が数珠つなぎに蘇ります。何故か冬になると、嫌がらせのように(本当にいじめだったかも?)新潟や長野の仕事が入るのです。まあ、他の人も嫌だろうから、自分が犠牲になってやろうくらいに腹をくくっていたつもりでしたが、本当に嫌でした。雪国で働く方々、本当にご苦労様です。福島第一原発で作業されている方も、大変だったろうなあ。何とかみんなが報われる世の中になってほしいものです。 付記:「雪かき」と書いたら内田樹の「雪かき作業」に触れないわけにはいきません。内田樹 著 『下流志向』「雪かき作業」をする人は朝早く起き出して、近所のみんなが知らないうちに、雪をすくって道端に寄せておくだけです。起き出した人々がその道を歩いているときには雪かきをした人はもう姿を消している。だから、誰がそれをしたのか、みんなは知らないし、当然感謝される機会もない。でも、この人が雪かきをしておかなかったら、雪は凍り付いて、そこを歩く人の中には転んで足首をくじいた人がいたかもしれない。そういう仕事をきちんとやる人が社会の要所要所にいないと、世の中は回ってゆかない。「青い鳥」を探しに行く人たちには、どうもこの「雪かき作業」に対する敬意がいささかかけているのではないかという気がします。むしろ、そのような散文的な仕事に対する嫌悪や侮辱に動機づけられて、「ここではない別の場所」にふらふらとさまよいだしてしまう。若い人がよく言う「クリエイティブで、やりがいのある仕事」というのは、要するに、やっている当人に大きな達成感と満足感を与える仕事ということです。でも、「雪かき仕事」は、当人にどんな利益をもたらすかではなくて、周りの人たちのどんな不利益を抑止するかを基準になされるものです。だから、自己利益を基準に採る人には、その重要性が理解できない。もちろん、僕は「みんなに雪かき仕事をしろ」というようなことを言っているわけではないのです。自分の成功を求める生き方と、周りの人にささやかな贈り物をすることを大切にする生き方、これはどちらも社会にとっては必要です。両方のタイプの人がいないと社会は立ちゆかない。そんなことぐらい僕だってわかっています。だから、どちらかに決めろといっているわけではありません。ただ、仕事について、「自己利益の最大化」を求める生き方が良いのだという言説はメディアにあふれていますけれど、「周りの人の不利益を事前に排除しておくような」目立たない仕事も人間が集団として生きてゆく上では不可欠の重要性を持っているということはあまりアナウンスされない。そのことの危険性についてご注意申し上げているのです。 5)東京都知事に舛添元厚労相猪瀬直樹の辞任を受けて行われた都知事選、大方の予想通り、自民・公明の支援を受けた舛添要一が当選しました。話題となったのは、小泉純一郎氏と組んで「脱原発」のワンイシューで出馬した細川護熙元総理の得票でしたが、結果は宇都宮健児にも及ばず第3位。さらにショックだったのは、同じ脱原発をかかげる宇都宮氏の得票を合わせても、舛添氏に届かなかったことです(舛添氏も脱原発を掲げてはいたのですが)。僕は埼玉県民なのでいかんともしがたいのですが、元総理コンビの街頭演説での盛り上がりを思うと、冷や水を浴びせられた感があります。決して、エネルギー政策を問う国民投票だったわけではないので、原発の行方はまだ決着が付いていないのですが、世の中が長いものに巻かれていく動きが始まったのではないかと恐れています。 6)ソチ五輪で日本は金1、銀4、銅3ちなみに前回バンクーバー五輪の日本の成績は、金0、銀3、銅2、国別順位20位でした。さらにその前のトリノ五輪は、金1、銀0、銅0、国別順位18位です。ついでにその前のソルトレイクシティ五輪は金0、銀1、銅1、国別順位22位です。過去の成績などすっかり忘れていたのですが、その割にそれぞれ楽しんでいました。で、ソチは国別順位17位でしたので、躍進だったのでしょう。でもまあ、スポーツは勝ってもドラマ負けてもドラマ。睡眠不足がさらに興奮を誘い、一喜一憂、庶民を楽しませてくれます。国際試合も、日本の中だけで泣いたり笑ったりしていれば平和なのだけれど。いつまでも採点にしつこく抗議を続ける隣の国や、この大会の裏でウクライナ問題が醸成していた現実を見ると、グローバルレベルでは単純ではないようです。
2014年12月05日
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恒例の”振り返り”の時期がやってきました。忙しくて時間が取れないと言い訳をしていましたが、「続けてきたことは続けよう」ということで、ザックリすっぱりと今年を検証したいと思います。いつものように「読売新聞10大ニュース」が取り上げた事件に、僕が勝手な解説を加えさせてもらいます。「読売新聞10大ニュース」を見渡すと、読売新聞が何を伝えたいのかがわかります。意地悪く言うと、世の中をどう誘導したいのかが、うっすら垣間見れるということです。何を取り上げたかでも、それは伝わります。3.11以来、読売の報道姿勢に信頼を置けなくなり、購読をやめました。原発報道記事に偏向があり、事実を隠してミスリードしていたからです。今は東京新聞を取っているので、その紙面の伝える世の中の動き(ネットやラジオで得た情報)と、僕の印象はほぼ一致した感じなので、裏読みしないで受け入れられます。今年は朝日新聞がねつ造記事でやり玉にあがりましたが、他の大新聞も批判できるものではありません。最前線の記者は、ジャーナリストとして真剣に取材しているんだと信じたいのですが。借用しといて文句を言うのもどうかと思いますので、これは感謝して使わせてもらいたいと思います(他に適当なものがないもんで)。 先に今年の感想を少し述べると、今年は去年を続けていただけという思いです。「政権交代」や「アラブの春」のような歴史の一部分を感じさせる出来事はなく(どちらも結果は混乱を招いただけでしたが)、大災害の範疇に属する規模のものもなく(それはいいことですが)、今までも経験している”異常気象?”がせいぜいでした。ただ、いやぁな前触れ感の漂う事象がいくつか浮かび、あとで考えてみるとあの時が災厄の始まりだったとなるのではと心配しています。もちろん僕の愚かな杞憂であってほしいとは思いますが。みんながそうなってほしくないと思っている方向へ、誰も力及ばず流されているような。ブレーキの具合が悪いと感じながら躊躇しているうちに、坂道に踏み込んでいっているような。おかしいと思ったら、止まってみるのも勇気です。 【1月】1)東京五輪組織委発足、会長に森元首相森喜朗元首相は、小渕恵三首相急死の後を受けて首相になりましたが、凡庸な能力と失言癖(思ったことをつい口にしてしまう)、えひめ丸事故(水産高校の練習船とアメリカ潜水艦が衝突し4人死亡)の際ゴルフをしていたことが批判され、支持率5%の最低記録保持者です。しかしこの人を知る人には人気があり、人間味豊かな田舎のデリカシーに欠けるおじさんと言う風です。僕の大好きなインタビュアー吉田豪の評論を聞いてください。 森喜朗の現在のストロングポイントは、なんといってもロシア大統領プーチンと仲が良いということです。日露関係の切り札なのです。冷戦復活がささやかれている今、世界平和のためにも来年は一役買ってください。 2)冷凍食品農薬混入事件で契約社員逮捕7年前に、中国毒餃子事件が発生しました。中国企業と中国人の信用を一気に貶めた事件でした。中国の不名誉は今日になってもまったく回復されていませんが、今度は日本本国で同じような事件が起きてしまいました。悪事をするものはどこにでもいるということです。3年後に妻からの通報で逮捕された中国毒餃子の犯人の動機は、「給料・待遇に対する不満や同僚とのトラブルで、個人的な鬱憤を晴らすため」と発表されました。日本の方の犯人の発言は見つからなかったのですが、ほぼ動機と思えることは一緒でしょう。報道でも「契約社員の待遇が悪い」と言うことが盛んに言われていました。来年も正社員と契約社員の待遇差は問題とされるでしょう。ただ、この犯人の映像を見ると、契約社員だから採用されたけど、本社員では絶対に雇われないタイプです。差別はいけないことですが、すべてが平等になるというのは幻想です。人の不満の根源は、心に潜む”驕り”です。問題を起こすのは、謙虚さを失った、心の闇です。 3)学習指導要領の解説に尖閣・竹島を「領土」と明記国の領土の線引きは、戦争の結果で行われました(ごくまれにアラスカのように金銭による譲渡もあります)。戦争の結果、戦勝国と敗戦国で領土を取り決めるのです。戦勝国の度量と、敗戦国の利用価値で内容は変わってきます。中国とは、大東亜戦争で戦争をしたのですが、戦った相手は蒋介石の”中華民国”で、現在の毛沢東由来の”中華人民共和国”ではありません(国共合作で共闘はしていましたが)。しかも、中国が日本に勝ったのではなく、日本がアメリカに負けたので、中国における戦争が継続できなくなり撤退したわけです。ゆえに国境線を決める権利はアメリカ(連合国)にあります。そして、尖閣を含む沖縄地方はアメリカの領土(統治)となりました。その後戦勝国のアメリカから、敗戦国の日本に条件付き(アメリカ軍基地付)で変換されます。この条件は、戦勝国と敗戦国との取り決め(日米安保条約)なので、再び戦争をして決め直すまで継続します。”中華民国”は現在の”チャイニーズタイペイ(台湾)”のことで、戦時賠償はすべて放棄しているので解決済みです。尖閣についてはそういうことです。中国が文句を言う筋はありません。 竹島は韓国との問題なのですが、韓国と日本は戦争をしていません。というか国際条約で認められた同じ国として、中国やアメリカと戦っていました。軍人(将校)も多数輩出しています。だから双方とも敗戦国なのです。ということで領土ラインを決める権利を持つのは戦勝国であるアメリカだけです。しかし、アメリカはどちらかの肩を持つと反対側を敵に回すということで、自ら決着をつけようとはしません(アメリカにとってはどっちでもいいですから)。現在の竹島は、韓国の軍隊が実効支配してしまっているので、本当に日本の領土としたいのであれば、韓国と戦争をして取り返すしかありません。韓国側はそれがわかっているので、竹島近辺で軍事練習をして牽制するのです。日本側は、本当に戦争してまで取り返そうと考えているんですか?
2014年12月04日
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9月に15万アクセスを経過して、2か月チョイで16万に達しました。どなたかは存じませんが、ご来訪ありがとうございます。最近は注文やらパートナーからの依頼やらで忙しく、なかなか更新の時間がとれませんでした。俎上に上げたいネタはあるのですが、なかなかまとまりがつかず、どんどん時間が経過する日々です。それでもブログは続ける決心をしてますので、なんとかこの生活の中でもポジションを取り戻したいと考えています。1万の区切りごとに「駄歌凡歌」を詠んでいくノルマを自分に課しましたので、出来不出来は考慮しないで今日も挑戦します。先日、高校の「バトミントン部」の忘年会がありましたので、懐かしい顔を思い浮かべながら、40年前を振り返りつつ、こんな歌を詠みました。 70年代を 無心で駆けた 原風景 部活小説 フォークソングガキだった 頃の心が 心地よく がらくたばかりの 宝物箱何を熱く 語り明かした 喫茶店 標(しるべ)定めぬ 彷徨の日々あの頃は 40年後を 測りがたし 満足はなくとも 後悔はなし違和感は あるのだけれど 馴染み顔 時の重みを 知る友の皺毎日が 暇で暇でと 嘆く人あり 忙しいのは 神の恵みか老人に なるのが人生の 到達点 今日も明日も まだ通過点傷ついた 心を癒す 処方箋 すべてを許し すべてに感謝こんなにも 素敵な女性に なるなんて 見る目のなさに 痛恨の極み勘違い 思い込みが 交差して 笑うしかない 青春の蹉跌 あの頃歌った、心の歌を。 今はどんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけどそんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわだから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょうまわるまわるよ時代はまわる 喜び悲しみ繰り返し今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって巡り合うよ~ 意味を深く考えずに歌っていましたが、今聞くと、ずーんと心に響きます。
2014年12月02日
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