僕がダイエットを始めて1年になる。
きっかけはこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/sontiti/diary/201008030000/
8月3日の時点ではまだ60キロ台だったが、その後も減り続け、10月29日に55.8キロという記録が出た。
10キロ減に成功したわけだ。
その後増減をくり返すも、56~7キロ台を維持している。
僕の身長が172センチなので、56キロだとすると、BMI(ボディ・マス・インデックス)は、56÷(1.72×1.72)≒18.9
標準範囲以内が、18.5~25なので、ギリギリまで落ちた感じだ。
『死なないぞダイエット』は《計るだけダイエット》の考案者、NHK"ためしてガッテン"のディレクター北折一の著書だ。
僕はテレビを見て始めたので、本は後から発見したものだ。
《計るだけダイエット》についてはこちら
http://www9.nhk.or.jp/gatten/qa/archive/diet.html
ダイエットの方法については上記のページを見ればわかります。
本著はダイエットを決意するに至ったメタボリックシンドロームの怖さが語られている。
表紙には腹囲96センチの著者の、みごとな布袋腹の写真、裏表紙には腹筋の割れも鮮やかな、ひきしまった現在の写真が載っている。
自らの使用前使用後で理論の正当性を立証している。
本書は《計るだけダイエット》というダイエット方法に、突然死を防ぐという概念を加えた、あくまでも「死なない」ための本である。
働き盛りで死なないために
厚生労働省の統計によると、30 ~50 台のがんによる死亡者数は年間4 万6946 人(平成8 年度)である。
一方で同年代の心臓病、脳卒中での死亡者も以外に多く、年間2 万4281 人もいた。
働き盛りで亡くなる可能性は心臓病や脳卒中も決して低くはないのだ。
「くも膜下出血」の場合は、1 年間に亡くなるおよそ1 万5000 人のうち2 割、およそ3000 人は発症して24 時間以内に亡くなっている。
「生活習慣病」という名のせいで、日々すこしずつ症状が進んでいくような錯覚を起こす人も多いが、「昨日まで何事もなかったのに今日突然に・・・」、脳卒中とはそういう病気なのだ。
心臓病を引き起こす可能性は、あなたが「危険因子」をいくつ持っているかで割り出すことができる。
危険因子とは、高い「コレステロール値」「中性脂肪値」「血糖値」「血圧」に「喫煙」そして「内臓脂肪の蓄積(肥満)」である。
悪玉(LDL )÷善玉(HDL )コレステロールが〈2.3〉 以下が理想で、これを危険度1とすると、比率が〈3〉 の人は心臓病の危険度が2 倍に、比率が〈4.7〉 の人は3.3 倍に、比率が〈6〉 の人だと6.4 倍に増えていく。
さらに、高血圧、高血糖、喫煙といった要素が加わると、危険度はどんどん跳ね上がり、LDL/HDL 値が〈6〉 の場合、高血圧が加わると16 倍、さらに高血糖、喫煙が加わると、危険度はなんと57.3 倍にもなってしまうのだ。
心臓病の代表格・心筋梗塞は、心臓の表面を走る血管「冠動脈」が詰まってしまうことで起きる。
冠動脈は心臓自体に酸素と栄養を送る血管であるため、そこが詰まると、心臓を動かす筋肉が死んでしまい、全身に血液を送り出せなくなる。
一方、脳梗塞は脳の血管が詰まってしまうことで、その周辺の脳の細胞が死んでしまう。動脈硬化は、単に血管が狭くなっているから血栓が詰まりやすいというほかに、「その部分で血栓が生まれやすい」という性質を持っている。
血管の内側がグジュグジュになる、 粥状 硬化部分は非常にもろく、ちょっとしたことで表面に傷が付きやすい。
その小さな傷を「怪我」と判断した血小板が、それを塞ごうと一気に集まってその場で固まってしまう。
これこそが血栓なのである。
血圧が高いということは、血液中の成分がより強い圧力で血管壁にこすりつけられながら流れることを意味する。
そうしてできた血管壁の小さな傷は、通常ならばすぐに修復されるが、中性脂肪値やコレステロール値が高いと、その傷に悪玉コレステロールが入り込みやすくなる。
さらに、血糖値が高ければ、そのコレステロールの酸化が進みやすくなり、動脈硬化がより速く進行してしまうと考えられるし、そもそも糖分は血管壁の細胞をいたみやすくするため、高血圧によって傷ができやすい状態を生み出してしまう。
こうしてチョイ悪たちの共同正犯による「悪の相乗効果」が起こるのだが、ここにもうひとつ「悪の親玉」、内臓脂肪が加わると大変なことになる。
脂肪細胞に、(内臓脂肪が運ぶ)脂肪というお荷物が増えてしまうと、不良品を作り出してしまう。
血液を固めて血栓をできやすくしたり、インスリンの働きを邪魔して血糖値を上げてしまう物質だ。
また、インスリンの効きが悪くなることで、結果として血圧上昇も起こるとされる。
内臓脂肪の肥大化は、高中性脂肪だけでなく高血糖、高血圧のチョイ悪トリオを活性化させてしまうのだ。
診断基準に高血糖が含まれていることからもわかるとおり、メタボの代表的な合併症は、糖尿病の合併症である。
糖尿病は、尿中に糖がもれ出してしまうとういうだけの病気ではない。
血液中に過剰になったブドウ糖の影響で血管の細胞がいわばシロップ漬けのようになって損害を受ける。
まさに血管の病。
血管がボロボロになることで、さまざまな臓器が次々と機能を失うのだ。
おもな合併症は、腎臓病、網膜症、神経障害による脚部などの壊死である。
糖尿病を発症すると、5 年目くらいから目の異常が始まる。
眼球内のスクリーン機能を担う網膜の細い血管が破れる、眼底出血により組織が侵されてしまうのだ。
10 年目には腎臓に張り巡らされた血管が傷害を受け、腎機能が低下する。
腎臓病が日常生活に及ぼす影響は甚大だ。
血液中の老廃物や有毒物質を濾過し、尿として排泄する機能が失われるわけだから、生命の維持自体が自力では不可能になる。
こうなると人口透析を受けなければならない。
指定の病院に入り、腕の血管から血液を体外に流し続け、濾過装置を通したのち、再び体内に戻すという大変な苦痛を伴う治療である。
これが2日に1回5時間ほど、生涯の間続くのだ。
さらに恐ろしいことに透析を始めると5~6年以内に、足を切断するケースが多い。
抹消神経がやられ、ささいな傷が原因で、組織が壊死を起こすのだ。
そして相前後して、片眼あるいは両眼の失明・・・
「ある意味、突然死よりもつらい」という人がいるのも理解できるのではないだろうか。
これらの病気は、発症する前に予防が可能な病気なのだ。
残念なことに多くの人は何かしらの自覚症状が出てから初めて気がつき、治療を始める。
だが、初めて受診してから2 ~3 年、ないしは4 ~5 年で透析患者になるケースがとても多い。
失明して初めて糖尿病だと気づくケースも少なくない。
喫煙者の場合、症状の進行はさらに速くなる。
単純な計算をしてみてほしい。
人工透析や脚の切断という事態になるには、糖尿病を発症して20 年ほどたっている。
50 歳、60 歳でそういうことになるということは、その20 年前はいつごろなのか。
そう、30 代40 代こそが、まさに予防を開始するタイミングなのだ。
〔"がん"についてはまだまだ未知数の部分が多い。
しかし、心臓病と脳卒中、糖尿病などは、原因と結果の相関関係がかなりハッキリしている。
こんなことで死にたくなければ、あるいは"死んだほうがまし"というほどの状態になりたくなければ、肥満を解消すべきだ。
食べるものが美味しいと感じるのは、その食品が身体に必要なものであるために、脳が食べることを促すためそう感じていることが多い。
食べるのはかまわないが、問題は“量”と“バランス”である。
生きていくのに最低必要とされる基礎代謝は、成人女性で1200キロカロリー、男子で1500キロカロリーといわれている。
コンビニのハンバーグ弁当が750キロカロリーだから、後は想像してほしい。
昨年のチリ炭鉱落盤事故で、閉じ込められた作業員は、48時間毎のスプーン一杯のツナと、コップ半分の牛乳で70日間をしのいだ。
それでも体重は10キロしか減らなかったのだから、普段いかに無駄に食っているかだ。
みんな(ダイエットが必要だと感じている人)は、ダイエットの知識を部分的にも持っていると思う。
あとは、自分の置かれている危険な状態を理解して、本気で実行するかどうかのみである。〕
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