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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 当院でも妊婦さんには、母乳育児をおすすめしてきました。 全国からみても高いと言うことは素晴らしいですね。でも私がすすめて母乳育児を実行された方のお子さんたちは、本当に成長も良く、賢く、健康的ですね。まあ、結果はしばらくしなければわかりませんが。 しかし、ほ乳動物である以上、母親のおっぱいで子育てするべきでしょうし、牛の乳(人工乳の原料は牛乳)に頼る必要はありません。 また、母乳の成分は子供の成長に伴い、変化して十分な栄養をまかなうようになります。ただ、母親の骨(カルシウム)が心配ですね。 我が家の子供は幸運にも3才1ヶ月まで母乳を飲むことができましたが、その結果母親の身体がぼろぼろになりました。しばらく子供に乗っかられたりすると、1週間くらい、身体が痛いと言っておりましたが、多分骨がボロボロになっていたようです。 骨密度が低くなっていましたが、素晴らしいカルシウムのサプリメントに出会い、それを飲み始めてから2週間で痛みが出なくなりました。 決して牛乳ではカルシウムは補給できませんので、注意してください。 また、卒乳も男の子と女の子で違いますが、男の子は遅ければ遅いほど良いように思います。あれだけ母親とのスキンシップがあれば、母親を大事にするでしょう。出産直後「母乳だけ」65%…宮城NPO調査 全国平均より高水準 出産直後に自分の母乳だけで赤ちゃんを育てる母親が県内は約65%に上り、上昇傾向にあることが、NPO法人「みやぎ母乳育児をすすめる会」の調査で分かった。全国的にも高い割合という。 母乳で育てることにより、赤ちゃんの免疫が高まり、母子が精神的に安定する。子供が将来、生活習慣病になる危険性が低いことも知られている。近年は、出産直後から母親と乳児を同室にして、いつでも母乳を与えられるようにする施設が増えている。 調査は、医師、助産師らで作る同会が昨年11、12月、県内で産科、小児科を持つ延べ190施設にアンケート調査し、同49施設から回答があった。 それによると、出産直後に母乳だけで乳児を育てる「完全母乳」の母親は、1999人のうち1296人と、64・8%を占めた。2005年の前回調査に比べ、4・1ポイント上昇した。 母乳と人工ミルクを併用する母親も含めると、1983人(99・2%)と、ほとんどを占めた。ミルクだけとの回答は0・8%にとどまった。 1歳健診時でも、完全母乳の母親は、回答した117人のうち65人と、55・6%に上り、前回の28・9%を大きく上回った。 単純比較できる全国的なデータはないが、厚生労働省の2005年度の調査では、産後1か月時の完全母乳率は全国平均が42・4%だった。本県の母乳育児の割合はかなり高いと言え、同会は「特に仙台圏の産科施設で母子同室の取り組みが盛んなためだろう」とみている。実際、出産直後の完全母乳率を県内の地域別にみると、仙台市で78・7%と高く、県北は46・6%、県南は55・8%にとどまった。 同会の堺武男理事長は「医学的には早期に離乳する必要はなく、自然に卒乳するのを待てばいい」と話している。(2010年5月26日 読
2010年05月29日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 私はひどいタバコアレルギーなんですが、先日出張の帰りに泉中央駅からタクシーにのりました。仙台のタクシーは全て禁煙のはずなのにタバコくさいので、運転手さんに聞いたら、協会に加入していない会社のタクシーは禁煙ではないとの返事。すぐ降りましたが、困ったものですね。 ちなみに、初乗り390円の三角屋根のタクシーはそうだそうですので、注意しないといけませんね。 ちなみに家族に喫煙者のいる子供たちの歯ぐきには、喫煙しないにも関わらず、ニコチンが沈着して黒くなっています。受動喫煙だけでも血圧高めに 東北大チームが女性で調査2010年5月22日 asahi net 自分は吸わないのに、家や職場で他人のたばこの煙にさらされている女性の最高血圧は高め??。東北大薬学研究科の今井潤教授らが岩手県花巻市・大迫(おおはさま)地区の住民を対象に実施した大規模調査で、こんな「受動喫煙」の害がはっきりした。国際高血圧学会誌にこのほど発表した。 今井教授らは同地区の家庭に血圧計を配り、循環器の病気と生活との関係を解明する研究を20年以上続けている。このデータの中から、35歳以上で一度もたばこを吸ったことがなく、血圧の薬も飲んでいない計474人の女性を抜き出し、受動喫煙の有無と血圧の関係を分析した。 この結果、高い頻度で受動喫煙の状態にある女性の最高血圧は、受動喫煙がない女性に比べ「4」(単位はミリ水銀柱)ほど高かった。最低血圧や心拍数に差はなかった。 今井教授は「日本人全体の最高血圧が平均で『2』下がれば、脳卒中による死亡が9千人減るとされる。全面禁煙を急ぐべきだ」。(斎藤義浩)
2010年05月28日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています ながさわ歯科医院のメインテナンスの考え方をご説明します。Q1、何故、口の中の状態が悪い人は、どんどん悪くなってしまうのでしょうか。Q2、何故、歯の治療は痛いの? でしょうか。A1、歯は治療をすればそれだけ弱くなります。 統計では、1本につき4~5回の治療をするとその歯は抜かれて残らなくなります。A2、歯の治療に恐怖心を持っている人は、その恐怖心から歯科医院に行くタイミングが遅くなる傾向があります。虫歯も初期の小さな虫歯であれば、麻酔も使わないで痛みのない治療ができます。しかし、虫歯が深くなってきて、痛みがひどくなってから受診すると、麻酔も効果がない場合があり、治療の時に痛みが伴ってしまいます。これでますます歯科医が遠い存在(あなたの敵?)になってしまいます。 そこでメインテナンスが重要になってきます。痛みがなくても定期的に歯科医院を受診して、メインテナンスプログラムを受けましょう。1、虫歯に関して 口の中の細菌の状態を確認します。 この細菌の状態に応じて1~3ヶ月のメインテナンスを行い、虫歯を予防していきます。 虫歯を予防することで痛みもなく、歯科医院も怖くならずに済みます。 歯科医があなたの一生の友達になります。2、歯周病に関して 同じように口の中の細菌の状態を確認します。 歯周病の原因菌がいる場合には、歯周内科治療を行い投薬によって、その原因菌をやっつけます。 その後は症状によって、2週間から、3ヶ月のメインテナンスを行い、歯周病を予防していきます。 痛みのないメインテナンス、気持ちのよいメインテナンスを行うことで、歯科医があなたの一生の友達になります。痛みのある治療と、痛みがなく気持ちのいいメインテナンス、あなたはどちらを選択しますか。メインテナンスの間隔の根拠1、20年以上もの長期間にわたって、歯周治療に関するさまざまなアプローチを比較する臨床的な試みを行った。歯周治療を受け、しかも予防治療の為に3ヶ月間隔のリコールを受けた患者さんにとって、メインテナンス時における患者さん自身のプラークコントロールがいかなる役割を有するかについて、1982年に報告がなされた。これによると「患者が3ヶ月間隔で専門家による歯面清掃を受けていれば、術後のポケットの深さや付着の位置の維持にとって、プラーク指数に現れる患者自身の口腔衛生は大して問題にならなかった」 そして、3ヶ月おきのメインテナンスが続けられる限り、歯肉炎が再発してもポケットの深さや、付着の位置には重大な影響を及ぼすようなことはなかったと報告している。(Romfjordら)2、術後、患者さん自身の素晴らしいプラークコントロールと3ヶ月に一度のPTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)を行うことによって、歯周疾患の進行が止まり、健康な歯周組織が完全に維持されたことを報告。(Lindhe,Nyman,Roslingら)3、6ヶ月に一度のスケーリングでは、歯周疾患が再発し、悪化したことを報告。(Nymanら)
2010年05月26日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 現在の米国が日本に要求している事項に民間医療保険の拡充がありますが、米国の医療をみていると、本当にお金がかかるシステムになっていますね。 米国の医療保険の歴史をしっかりとおさえておく必要があるでしょう。米医療保険制度改革(3)米医師会「コーヒーカップ作戦」とレーガン李 啓充 医師/作家(在ボストン)前回までのあらすじ:2010年3月23日,医療保険制度改革法が成立,米国は皆保険制実現に向け,大きな一歩を踏み出した。 「国家統制や社会主義を強制する伝統的方法の一つが医療を利用することです。医療に絡めれば人道的な政策であると見せかけることが容易だからです。お金がなくて医療が受けられない人に医療を提供するという提案に,反対をためらう人が多いのも仕方ありません。 ……(もし,この法案の成立を阻止することができなかったら)社会主義が全面的に採用されるようになるまで,あっという間でしょう。……年を取ってから,子供たちや,子供の子供たちに,『昔,アメリカでも人が自由な時代があったのだよ』と語るようになってしまうのです。……(法案の成立を阻止するために)議員宛てに反対の手紙を送りましょう……」反メディケア・キャンペーンのスポークスマン 米医師会が皆保険制を含めた公的医療保険制度導入に反対してきた歴史については,前回も述べた通りだが,以上は,米医師会が1961年に作成した政治キャンペーン用宣伝レコードからの引用である。当時,米医師会は,ケネディ政権が推し進めるメディケア(高齢者用公的医療保険)創設に総力を挙げて反対していたが,このレコードもその一環として作成されたものだった。 米医師会のスポークスマン役としてこのレコードを録音したのは,後に第40代大統領となるロナルド・レーガン。レコードには,「ロナルド・レーガン,社会主義医療への反対を語る」とするタイトルが付けられていた。当時,俳優兼ゼネラル・エレクトリクスの「広告マン」を務めていたレーガンが反メディケア・キャンペーンに抜擢されたのは,その語り口・弁舌の巧みさが買われたこともあったが,レーガン夫人の父親が米医師会の役員を務める著名脳外科医であったことも影響したと言われている。 レーガンが語り手を務めたこのレコード,米医師会婦人部(主に医師の配偶者〈!〉から成る組織)が行う反メディケア・キャンペーン用に作成されたものだった。当時,婦人部は,医師会の「別働隊」として「草の根」キャンペーンを展開。患者や患者の家族を集めて「メディケア創設は社会主義の始まり=自由の終わり」とするレーガンのレコードを聞かせることで,米医師会の主張への支持を呼びかけたのである。米医師会がこのキャンペーンに付けた名称は「コーヒーカップ作戦」だったが,この名称からも「草の根」活動を重視した米医師会の意図が明瞭に見て取れるだろう。 コーヒーカップ作戦は,一般に喧伝されず「潜行」する形で展開されたが,その存在を「すっぱ抜いた」のは著名コラムニストのドルー・ペアソンだった。61年6月,ペアソンは『スター対JFK』(註)と題するコラムを執筆,レーガンを起用した医師会のキャンペーンが功を奏した結果,ケネディが後押ししたメディケア法案が成立を阻止された経緯を全米に紹介したのだった。大統領選挙での逃げ口上 一方,コーヒーカップ作戦の成功は,メディケア法案を阻止しただけでなく,レーガンの政治的経歴に箔を付ける結果をもたらした。レーガンが政界で躍進したきっかけは,1964年の共和党大会で大統領候補バリー・ゴールドウォーターを推薦した演説が評判を呼んだことだったが,そもそも党大会での演説の機会が巡ってきたのも,コーヒーカップ作戦成功の功績が物を言ったからにほかならない。やがて,カリフォルニア州知事となり,1980年には現職ジミー・カーターを破って大統領選に当選するのだが,米医師会に協力してメディケアに反対することで政治家としての階段を上り始めたと言っても過言ではないのである。 ちなみに,1980年に大統領選挙に立った際,60年代初めに「社会主義医療」とレーガンが反対したメディケアは,米国民の圧倒的な支持を得るようになっていた。カーターは,メディケアに反対した対立候補の過去を批判したが,レーガンは「私は,当時たまたま議会に提出されていた別の法案のほうが優れていると思ってそれを支持しただけで,高齢者に公費で医療を提供する原則に反対したことなどありません」と弁明した。 レーガンが言う1961年当時の対立法案とは,米医師会の肝いりでメディケア創設を阻止する目的で議会に提出されたものだっただけに,実は,「対立法案の支持」は「メディケア創設反対」と同義だったのだが,レーガンはその巧みな弁舌で国民を言いくるめることに成功,大統領に当選したのだった。(この項つづく)註:JFKは,第35代大統領ジョン・フィッツジェラルド・ケネディの通称。
2010年05月26日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています米医療保険制度改革(2)一世紀におよぶ失敗の歴史李 啓充 医師/作家(在ボストン) 前回のあらすじ:2010年3月23日,医療保険制度改革法が成立,米国は皆保険制実現に向け,大きな一歩を踏み出した。 大統領就任から14か月,オバマは,医療保険制度改革に政権の命運を賭して取り組んできた。一方,共和党は,同法案の成立を阻止することがオバマ・民主党政権の力を削ぐ一番の早道と,党の総力を挙げて反対運動を展開,医療保険制度改革をめぐる議論は文字通り国論を二分した。 以上のような政治状況があったため,今回の歴史的法案成立に至るまでの道のりは,決して平坦なものではなかった。成立2か月前の1月19日,ケネディの死で空席となった議席を埋めるためのマサチューセッツ上院議員補選で共和党が推す候補が当選,民主党が上院での安定多数を失ったときには,「これで医療保険制度改革は完全に死んだ」と誰もが思ったものだった。 オバマと民主党とが絶望的状況から這い出すためには「ある幸運」が必要だったのだが,法案成立に至る「大逆転」の過程はおいおい説明するとして,まず,今回の医療保険制度改革に至るまでの歴史的背景を振り返ろう。頓挫した進歩派の試み 「皆保険制実現」をめざす動きが始まったのはほぼ1世紀前。第26代大統領セオドア・ルーズベルトが1912年の大統領選挙に「進歩党」から立った際,公約として掲げたのがその最初であったとされている。 19世紀末から20世紀初頭にかけて,西欧諸国では何らかの「公的疾病保険」が相次いで創設され,「先進国で公的保険制度を持たないのは米国だけ」という状況となっていた。当時の米国は,いわゆる「進歩派(progressives)」が力を強めていた時代だったが,1915年,米国の遅れた状況を打開すべく,進歩派の経済学者が中心となって公的保険による皆保険制度設立をめざすための法律草案が起草された。この法案は進歩派の経済学者・法学者が集まった学会,American Association for Labor Legislation (米国労働法学会,以下AALL)の名を取ってAALL 法案と呼ばれているが,翌1916年,連邦議会だけでなく16の州の州議会でAALL法案が審議されるに至り,皆保険制実現の気運は高まった。 しかし,AALL法案が提案する医療保険には生命保険的な「死亡時給付金」が含まれていたため,生命保険のマーケットを浸食されることになる民間保険業界は猛反発した。折しも,第一次世界大戦の真っ最中,保険業界は全米にみなぎる反独感情に便乗,「皆保険制はドイツで発明された。ドイツで始まった制度がよい制度であるはずがない」とするキャンペーンを展開した。さらに,第一次大戦が終わった後は,1917年に建国されたばかりの社会主義国家ソ連に対する反感・恐怖感に便乗,「社会主義医療が始まる」と,国民の恐怖を煽った。 また,当初こそ「患者の利益になる」とAALL法案を支持した米医師会も,会員医師たちの収入減への懸念を払拭することができず方針を180度転換,反対に回った。さらに,AALL法案は「疾病に起因する所得逸失から労働者を保護する」ことを主目的として起草されたものだったが,肝心の労働団体も「政府が公的保険という社会サービスを提供することになったら組合の影響力が削がれてしまう」という身勝手な理由で反対,「進歩派」による皆保険制実現運動は,あえなく頓挫してしまったのだった。反対運動の基本パターン 以後一世紀近く,フランクリン・ルーズベルト,ハリー・トルーマン,リチャード・ニクソン,ジミー・カーター,ビル・クリントンと,歴代大統領が皆保険制実現を試みては失敗し続けるのだが,皆保険制実現を阻止した勢力の反対運動の基本パターンは,すでに1915年のAALL法案に対する反対運動で確立されていたので,以下にその概要をまとめる。1)イデオロギーに基づく反対 「皆保険制(公的保険の創設あるいは拡大)は社会主義の始まり,国民の自由が削がれることになる」と,反対勢力は米国民特有の「大きな政府・社会主義」嫌いの感情に訴えるべく,真実とは著しく乖離する主張であっても「イデオロジカル」な議論を持ち出すのがお定まりとなってきた。例えば,今回の改革に際しても,オバマは「公的保険の新設」を早々と断念したにもかかわらず,共和党は「政府が民間医療を接収,社会主義医療になる」と言い続け,国民の恐怖心を煽った。2)利益団体による反対運動 公的保険が拡大されたらマーケットを失うことになるのだから民間保険業界が皆保険制に反対する理由は明瞭であるが,労働団体・医師団体も自らの「エゴ」を優先,皆保険制に反対し続けてきた。 特に,「自由診療」の恩恵を享受してきた米医師会が「皆保険制は社会主義医療」と反対し続けた歴史は古く,1960年代に,国民が大賛成した高齢者用公的医療保険(メディケア)設立に総力を挙げて反対した際には,米国民に,医師会に対する「回復しがたい不信感」を植え付けてしまった。(この項つづく)
2010年05月25日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 歯周内科治療の長澤です。 歯周内科治療をしていて、口腔内細菌が再感染されてくる患者さんがいます。なかなか良くなりませんが、本人の話を聞いているとペットとの接触があるということがあります。 自分の口腔内細菌がペットに移り、自分の口腔内細菌がきれいになったところに、ペットから口移しでまた口腔内細菌が戻ってくるといったところでしょうか。 ぺっとには本来いない細菌が入ることで、ペットも重篤な歯周病になることがあります。あくまで違う種の動物ですから、細菌には気をつけたいものです。犬猫の口内菌感染に注意を 犬や猫の口内に常在する細菌が、かまれたり引っかかれたりした人に発熱や腹痛などを引き起こす「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」で、2002~09年の8年間に14人が発病し、うち6人が死亡していたことが、厚生労働省のまとめで分かった。 同省は、ホームページで「めったに感染しないが、高齢者や病気で免疫が低下している人は重症化しやすい」と指摘。エサの口移しなど過度な接触を控え、さわった後はよく手を洗うよう、注意を促している。(2010年5月25日 読売新聞)
2010年05月25日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 「わかさ」という健康雑誌があるのですが、今発売中の7月号の別冊に掲載されています。 結構な読者数があるのか、発売されてから問い合わせが殺到しております。 他県の方からも問い合わせがあり、当方びっくりしていますが、受診された方からは、永年悩んでいた歯周病が改善して、喜ばれております。 それほど劇的に改善します。感動します。
2010年05月24日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています宮崎県、3月末に口蹄疫見逃し 立ち入りも感染疑わず 記者会見で、感染拡大が続く口蹄疫対策などについて述べる赤松農相=18日午前、農水省 [ 写真拡大 ] 宮崎県で4月23日に口蹄疫の感染疑いが確認された水牛について、県の家畜保健衛生所が、最初の感染疑い例が確認される約3週間前の3月末に農場に立ち入り検査をしたのに、典型的な症状がないため口蹄疫の可能性を疑わず、結果的に感染を見逃していたことが18日、分かった。立ち入り直後に遺伝子検査をしていれば、感染した疑いのあることが分かったとみられ、早期に対策を取る機会を失ったことになる。 この記事は政府の意図的なサボタージュを隠す意図がありありですね。 上の3月の段階で遺伝子検査をするということは、何の症状が確認されていない段階で、一般の人間が考えてもあり得ないと思います。自分たちの対応の遅さを宮崎県になすり付けているようにしかみえません。 宮崎の口蹄疫問題への政府とマスコミのあまりの取り組みの遅さ、意図的なサボタージュに怒りを覚えました。友人から頂いた情報ですが、転送させていただきます。種村::これが政府の口蹄疫対策の実態です。(転送)江藤拓衆議院議員のインタービューを多くの人に知っていただきたい。http://www.youtube.com/watch?v=o7alDTY5PhQ&feature=fvsr私のブログhttp://ameblo.jp/yutopia7/entry-10536767600.htmlメールを転送していただけませんか。早く多くお人にこの事実を知らせ、この重大性を知り、我々の声を国会に届け政府を動かしたいのです。よろしくお願いします。(2)赤松農水大臣が外遊から帰国するまでは口蹄疫が流行している等を報道してはいけないと東京のキー局からの指示が出ていたらしい…。========4/20…宮崎県で10年ぶりに口蹄疫感染確認。農水省、日本産牛肉輸出全面停止。政府、口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部設置。赤松農水相、宮崎選出の外山いつきから消毒液が足らない報告を受ける。4/21… 政府から指示なし、仕方なく現地で対応。消毒薬は現地の組合が用意したが不足。4/22…農水副大臣「現場の状況について今初めて聞いた」4/25…殺処分の対象が1000頭を突破、過去100年間で最多4/27…東国原知事、赤松農水相や谷垣自民党総裁に支援要請4/28…国内初の「豚」への感染疑いを確認。自民党口蹄疫対策本部長の谷垣総裁、現場視察4/29…農水副大臣が宮崎県出張。現場には入らず生産者への面会もなし。27日に知事が上京した時にした話を再び聞く。4/30…■自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ。対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってドタキャン。■赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発。■自民党、政府に6日7日の委員会開会を要求するが、政府は拒否。■民主仕分け組、口蹄疫により被害を受けた畜産農家に融資を行う中央畜産会を仕分け。■移動・搬出制限区域を宮崎・鹿児島・熊本・大分の4県に拡大。■自民党口蹄疫対策本部記者会見「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」5/1…宮崎県、自衛隊に災害派遣要請を行う。家畜の殺処分は8000頭超へ。総理、熊本県水俣慰霊式に出席、イグサ農家を視察。宮崎はスルー。5/2…1例目のウイルスがアジア地域で確認されているものと近縁であることを 。5/3…感染17例目確認 殺処分9000頭突破。5/4…感染19例目確認 殺処分27000頭突破。総理、普天間問題で沖縄訪問。宮崎はスルー。舟山農林水産大臣政務官、デンマーク出張。5/5…1例目から約70km離れたえびの市で感染確認、合わせて感染23例、殺処分34000頭に5/7…小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見予定5/8…赤松農水相帰国5/9…舟山政務官帰国以上
2010年05月18日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 昨日は、東京の赤坂、東宮御所の向かいで行われた、池上六朗先生の三軸修正法セミナーを受講してきました。三軸修正法セミナーの内容 肩こり、腰痛などの不快感は、身体内に歪みがあり無理が生じていることの現れです。一般的には悪い姿勢が痛みや運動制限を惹き起こすのだということが信じられ、それが常識になっています。しかし、臨床的には社会通念上の良い姿勢を無理にとり続けることで身体内に歪みが生まれ、その結果として様々な症状が出現することが多々認められます。見かけ上の良い姿勢を続けたり、縮んだ筋肉を強引にストレッチすることは百害を招くおそれがあります。いわゆる良い姿勢と本当に身体が快適に機能する姿勢との間のギャップを埋めるための工夫が必要です。簡単なイメージとごくわずかな動作で、短時間に心身をコントロールするためのコンセプトが三軸修正法です。 私たち歯科の仕事は全身のバランスと密接な関係を持っていますが、全身の状態が歪んでいればそれが噛み合わせにも影響し、噛み合わせが歪んでいれば、全身にも影響するということが再確認できました。また、この地球の北半球で生活していると、地球の回転、緯度の影響を受けるという宇宙的なことまで感じることができました。 さらに、バランスの悪くなってしまった場合にも簡単に修正できる方法も教わることができましたので、今後の治療に役立てていきたいと思います。
2010年05月17日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています3、糖質摂取量の減少が糖尿病を招く日本における最近の糖尿病急増の原因は、過去数千年にわたってエネルギー源として糖質(穀物澱粉)を利用してきたことによって形成された身体(インスリンをあまり必要としない)に適応しない食生活(穀類摂取量=糖質摂取量が少ない)にあると考えた方が納得できる。日本においては、この生理機能に応じた糖質(穀類)中心の食生活が望ましい。著者は、最近の糖尿病患者の増加は単にエネルギーあるいは脂肪の過剰摂取というよりはむしろ糖質摂取の減少そのものにその原因があると考えている。糖質の摂取量自体が糖代謝に重要な役割を演じている実験的証拠を以下に示す。糖尿病の診断に経口糖負荷試験(糖忍容力試験)*という検査が行われる。お医者さんに「検査の前日には夕食を摂ったら、その後何も食べずに病院に来て下さい。朝ご飯も食べてはいけません」と言われる。午前中に採血(空腹時の血糖値とインスリン値を測る)してから、75グラムのグルコース溶液を飲む(グルコース溶液は飲みにくい。そこで75gのグルコースに相当するデンプン部分加水分解物の水溶液を用いることが多い)。飲んだら30分、60分、120分後に採血して血糖を測る。空腹時血糖値と負荷120分後の血糖値を用いて糖尿病の診断を行う。空腹時血糖値が126 mg/dL以上あるいは120分値が200 mg/dL以上あると糖尿病と判定される(日本糖尿病学会の診断基準)。また、空腹時血糖値が110以上126未満あるいは120分値が140以上200未満であると耐糖能異常*と判定される。 健康なひとがグルコース負荷試験の前日に糖質の少ない食事を摂ると、耐糖能が著しく悪化する。この現象は著者らの研究で観察されたものである。特記すべきは、糖負荷試験の前日の朝食と昼食には普通の食事(たんぱく質15%;脂肪25%;糖質60%)を摂り、夕食だけ糖質の少ない食事(たんぱく質30%;脂肪60%;糖質10%)を与えたところ、全例において耐糖能が悪化したことである。被験者12名中4名が「耐糖能異常」と判定されてしまった(図2)(1,2)。夕食に糖質の多い食事を摂ったときには被験者の耐糖能は正常であったから、検査の15-16時間前の糖質摂取量が耐糖能に大きな影響をもたらすのである。このことはわたくし達の新しい発見ではない。検査前の低糖質食が耐糖能を悪化することは古くから知られていた。今から60年も前にロンドン大学病院のヒムスワース(Himsworth)が正常(糖尿病ではない)の健康人に糖質の少ない食事を1週間与えて糖負荷試験を行った(3)。高糖質食を与えたときには耐糖能は正常であったのに、低糖質食によって糖尿病と判定されるほどに耐糖能が悪化した。しかも、糖質と脂肪の比率を一定に保ちながら総エネルギーを増減させたり、総エネルギーを一定にして糖質と脂肪の比率を変えたりして、耐糖能が検査前の糖質摂取量によって変動することを確認した。この報告を契機にして、糖負荷試験の前少なくとも3日間は1日300グラム以上の糖質摂取が必要であるといわれるようになった(4)。日本人は一般に糖質の摂取量が多い。医師は、検査前日の午後9時過ぎには水以外のものは摂らないようにという指示を与えるだけである。実際、何人かの糖尿病患者に、糖負荷試験の際に検査前の糖質摂取量に関して指示を受けたか、という質問をしてみたが、そのような指示を受けたという患者は一人もいなかった。一般の人は「糖質は糖尿病に悪い」と頭から信じこんでいるから、検査前に糖質の摂取を控えてしまう人がいる。わたくしの知りあいの女性にも、「悪い結果が出ると困るから、検査前の夕食には野菜サラダしか食べない」という困った人がいた。この人は糖負荷試験の2時間後の血糖値が200 mg/dLを超えてたために糖尿病と診断され、治療(a-ガルコシダーゼインヒビターという糖質吸収阻害剤の服用)を受けていた時期があった。実際は、糖尿病でもなんでもなかったのである。医師は、空腹時血糖値が70-80 mg/dLで、負荷1時間後あるいは2時間後の血糖値が200 mg/dLを超えるような人には、検査前日に糖質の多い食事を摂るように指示して再検査しなければならない。1997年に米国糖尿病協会は、糖負荷試験は患者の負担が大きいことに加え、同じ人に検査を行っても検査結果にバラツキが大きいという理由で、糖負荷試験よりも空腹時血糖の方が糖尿病の検査として望ましいという勧告を行った(6)。しかし、糖尿病の合併症として問題になる糖尿病性網膜症については糖負荷試験の2時間値の方が空腹時血糖値より識別能に優れている。それにもかかわらず、空腹時血糖が良いとされた最大の理由は、個体内のバラツキである。検査前日夕食の糖質摂取量がこのバラツキを生ずる要因の一つである。疫学者も是非検査前日の夕食に注意を払ってほしい。「低糖質/高脂肪食」による耐糖能の悪化は「一晩絶食」によるものと同程度であり、遊離脂肪酸の増加も同程度であった。絶食は、糖質ゼロ、脂肪もゼロという状態である。したがって、「低糖質/高脂肪食」で遊離脂肪酸が増え、耐糖能が悪化するのは増加する栄養素(=脂肪)によって起こるのではなく、減少する栄養素(=糖質)によって起こることが判る。また、遊離脂肪酸は、食事中の脂肪に由来するのではなく、体内脂肪が分解して血中に放出された脂肪酸であることも判る。脂肪が多いことよりも、糖質の少ないことが問題なのだ。糖尿病の多い欧米諸国では総摂取エネルギーと脂肪の消費量が多い。このことから、エネルギーと脂肪の過剰摂取に伴う肥満が糖尿病の最大の危険因子であると言われてきた。事実、欧米の豊かな社会では、おしなべて穀物(糖質)の摂取量が少ない。日本における総エネルギー摂取量は、1950(昭和25)年の2,098 kcal、1995(平成7)年の2,042 kcalと、過去45年の間にほとんど変化していない。それにもかかわらず糖尿病が激増した。しかし、エネルギー比は、1950年のタンパク質13%、脂肪8%、糖質79%から、1995年のそれぞれ16%、26%、55%へと大きく変化した。脂肪が大幅に増えてその分糖質が減ったのである。現在、糖尿病が急増しつつあるアジア諸国も、糖質中心の食生活から欧米風の肉類の多い食事へと急速に移行中である。元来、糖質の摂取量の少ない欧米では、糖質の重要性に関する認識が極めて乏しい。糖質が総エネルギーの85%を占める高糖質食が糖尿病患者の血糖管理に有効であるという報告(9)が行われて久しいが、このような食事は欧米人の嗜好に合わないという理由で相手にされなかった。しかし、最近は、欧米でも糖質の重要性に関する認識に変化が認められるようになった。1980年代になってやっと米国糖尿病協会は、糖尿病患者(2型糖尿病)の治療食として高糖質食(とはいっても、糖質は55-60%)を勧告している。しかし依然として、高糖質食の有用性に反対する意見が根強い。著者らは、糖質75%の高糖質食が、糖尿病の改善のみならず、高脂血症の治療にも有効であることを確認している。糖尿病シリーズ3回終了
2010年05月10日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています2、日本人は糖尿病になりやすい日本人をはじめアジア人は糖尿病になりやすい。米国に移住した日本人における糖尿病の発生率は米国人の2-4倍である(127)。なぜアジア人が糖尿病になり易いのかその遺伝的背景は明らかではない。アジア人には節約(倹約)遺伝子があって、得られたエネルギーを脂肪として貯え、度重なる飢餓に耐えて生き残ったという説が流行っている。かつては生存に有利に働いた節約遺伝子が飽食の時代には徒(あだ)となり、お腹に脂肪がたまり糖尿病になるというのだ。そんなことはない。アジアはヨーロッパに比べてはるかに豊かな地域である。植物中心の食生活ではインスリンは少なくてすむ。事実、日本人は体重で換算しても膵臓が小さく、インスリンの分泌量も少ない。伝統的な穀類中心の食生活を捨てて米国人の食生活を取り入れたピマ・インデイアン(インスリン分泌能が低い)では、100年前には糖尿病が皆無であったのに、現在では35歳以上の50%が糖尿病を発症する。今までの糖尿病の発生に関する研究は、エネルギーの過剰摂取(とくに脂肪摂取量の増加)と身体活動の低下(→肥満)を糖尿病の危険因子として指摘してきた。しかし図1で明らかなように、脂肪摂取量の増加の背後には、糖質摂取量の相対的減少が存在する。
2010年05月10日
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仙台市泉区の歯周内科治療のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 糖尿病シリーズ3回の第1回目です。糖質摂取量の減少が糖尿病を招く日本を含めアジアで糖尿病が激増している。ひと頃、アメリカ発の「シンドロームX」あるいは「死の4重奏」という概念が紹介されて話題になった。その根底にhyperinsulinemia(高インスリン血症)があるといわれていたために、糖尿病や肥満がインスリンとの関連で語られるようになった。たしかに、欧米人には糖尿病になる前に高インスリン血症を示す時期がある。しかし、日本やアジアでは、高インスリン血症を経験することなく、インスリン分泌が衰えて糖尿病になる。肉や乳製品(=蛋白質+脂肪)中心の食生活ではインスリンが必要であるが、穀物などの炭水化物(糖質)中心の食生活ではあまりインスリンを必要としない。アジア人は、長い歴史を通じてずっと穀物中心の生活だったから、インスリン分泌が少ない身体になっている。ところが、最近のアジア人は、欧米の栄養学に惑わされて、糖質が少なく蛋白質や脂肪が多い食事を摂るようになった。多量のインスリン分泌を必要するようになってしまった。アジア人の身体はこのような食事に耐えられない。アジア人の身体が「もっと糖質が欲しい」と泣いている。「低インスリンダイエットあるいは低炭水化物ダイエット」というまやかしにご注意を!1、糖尿病とは人間が食事をすると血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度(血糖値という)が高くなる。すると、膵臓のランゲルハンス氏島のb細胞からインスリンが分泌されて血糖値を下げる。インスリンは血糖(グルコースのこと)が肝細胞や筋細胞に取り込まれ易くするホルモンである。糖尿病には大きく分けて二つの病型がある。一つは、膵臓のb細胞の障害によって、インスリンが分泌されないために高血糖が続く糖尿病である。いつでも起こりうるが比較的子どもに多い。昔は若年型糖尿病、その後インスリン依存性糖尿病などと言われていたが、今では1型糖尿病という。この糖尿病にはインスリンの注射が必須である(インスリンはタンパク質の一種[ペプチド]であるから、経口では分解されてしまう。注射によってインスリンを体内に直接入れることが必要である)。もう一つは、インスリンは分泌されるが、筋肉や脂肪、肝臓などのグルコース取り込みポンプがうまく働かないために血糖値が下がらないというもので、昔は成人型糖尿病あるいはインスリン非依存性糖尿病と言われていた。今は2型糖尿病という。2型糖尿病は食事と運動で改善するものが多い。しかし、長い経過のうちにはb細胞が障害され、インスリンの分泌が悪くなることもある。こうなると食事と運動だけでは、血糖値が下がらず(インスリンの相対的不足)、インスリンの分泌を刺激する薬剤(経口糖尿病薬)が必要となる。さらに、いかに薬剤で刺激しても血糖値が下がらず、インスリンの注射を必要となることもある。日本では圧倒的(97%)に2型糖尿病が多い。血糖値が高いからといって特別な症状が起こるわけではない。グルコースを唯一のエネルギー源とする脳がグルコースを使うのにインスリンを必要としないからである。ただし、血糖値が高くなると、それを薄めるために水を必要とする。そのために喉が渇く(口渇)。喉が渇くと水をたくさん飲む。水を飲むと尿もたくさん出る(多尿)。つまり、糖尿病そのものは初期にはどうということのない病気である。血糖値の高い状態が長く続くと、血管障害と神経障害が起こる。糖尿病の合併症である。血管障害は網膜と腎臓に起こりやすく、神経障害は末梢神経に起こりやすい。現在の成人失明の最大の原因は糖尿病性網膜症であり(昔は緑内障であった)、腎透析の最大の原因は糖尿病性腎症である(昔は慢性腎炎であった)。また、血管の変化が心臓に現れると冠動脈硬化症(狭心症や心筋梗塞)、脳動脈に起これば脳動脈硬化症(脳梗塞→脳軟化症)、末梢神経の障害は脚を切断しなければならない壊疽を起こすこともある。糖尿病はこのような必然的に「生活の質」の低下をもたらす脳・心・腎血管障害の基礎疾患として人間の健康に重大な関わりをもつ病態である。最近の日本における糖尿病患者は700万人ともいわれ、その増加傾向はさらに急激である。21世紀の国民病とも言われる所以である。
2010年05月10日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています 前立腺がんの原因は何かを考えれば、高額な医療費を使わなくても済むのではないでしょうか。これは、前立腺がんと牛乳の関連を示すグラフです。 その他の病気と牛乳の関連を示しているサイトもあります。『牛乳には危険がいっぱい』FDAが前立腺癌(がん)ワクチンを承認 前立腺癌(がん)の拡大を防止する治療用ワクチンProvenge (一般名:sipuleucel-T)が、米国食品医薬品局(FDA)により承認された。FDAによると、今回の承認は「身体の他の部位に転移した無症候性または最小限の症状を有する前立腺癌で、標準的なホルモン療法に抵抗性を示す症例」に限られたものだという。 Provengeは化学療法、放射線療法およびホルモン療法のような重篤な副作用を生じることなく、進行前立腺癌患者の生存期間を延長する効果があるとされている。米国癌協会(ACS)のJ. Leonard Lichtenfeld博士は、このワクチンは予防や治癒を目的としたものではないと強調する一方、前立腺癌の早期段階での使用にも可能性があると述べている。 Provengeは、患者自身の白血球から作製されるワクチン。患者から採取した細胞を薬剤で処理して患者の身体に戻すことにより免疫反応を惹起(じゃっき)させ、正常な細胞を損傷することなく癌細胞を死滅させる。FDAによると、2週間おきに3回静脈注射(静注)するという。このワクチンを開発したのは米Dendreo社(シアトル)。同社がホルモン療法に不応性の進行前立腺癌患者を対象に最初の臨床試験を実施した結果、Provengeにより平均4.5カ月の生存期間の延長がみられ、患者によっては2~3年の延長も認められた。副作用は軽度のインフルエンザ様症状がみられるにとどまった。また、FDAによれば、別の研究では同薬の使用により脳卒中などの脳血管イベントリスクにわずかな増大が認められているという。 米マイアミ大学ミラー医学部泌尿器科教授のMark Soloway博士によると、Provengeの投与時期が課題となっており、化学療法またはホルモン療法の前に使用する方がよいかどうかは明らかにされていないという。また、患者が白血球を定期的に提供しなければならない点や、予測される費用が計7万5,000ドル(約705万円)と極めて高額な点など、いくつかの問題もある。「早期の前立腺癌に対する有用性についてはさらに研究を重ねる必要があるが、いったん承認され、市販されれば適切なインフォームドコンセントにより早期癌への使用も可能」と同氏は述べている。 ACSによると、米国では毎年19万2,000人を超える人が新たに前立腺癌と診断され、2万7,360人が死亡しているという。前立腺癌は米国男性では皮膚癌に次いで多い癌であるが、前立腺癌を経験した男性のうち200万人以上が現在も生存している。死亡率は低下しており、早期発見されるようになっているとACSは述べている。[2010年4月29日/HealthDay News]
2010年05月10日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています「口蹄疫」(こうていえき)は、そんなにやばいのか? 2010年5月10日Excite News(宮崎県のメッセージ)人には感染しない。感染牛は市場に出ない。万一食べても人体に影響ない。「口蹄疫」、読み方は「こうていえき」。家畜(牛や豚)の病気のことだ。宮崎県で発生し、知事が自衛隊に災害派遣を要請したと報道されたが、大きなニュースになっていないし、見慣れない文字、よくわからないままの人も多いのではないか。この機会にぜひ知っておこう。口蹄疫は、牛・水牛・豚・猪・鹿・山羊・羊などが感染する伝染病。感染すると、発熱し元気がなくなり、多量のよだれを出し、口や蹄(ヒヅメ)に水ぶくれができるなどの症状が出る。治療法はない。成長した家畜だと死亡率は数%程度だが、エサを食べずに家畜としての価値がなくなるし、感染力が非常に強いので、蔓延防止のための殺処分が義務付けられている。口蹄疫が発生した農場の家畜はすべて殺処分して埋め、周辺部において農場や車両の消毒、牛や豚の移動制限をするだけでなく、発生した国は家畜や肉の輸出を停止するなどといった、国をあげての大規模な対策となる。畜産業への打撃、食肉や乳製品の流通への影響など、本当に大変な病気なのだ。初期の対策に失敗した2001年のイギリスでは1000万頭以上の羊や牛を殺処分する事態となり、総選挙を延期するほどの影響が出たぐらい。そのため、今年発生した韓国や中国では、両政府ともすぐさま全力をあげて対策に乗り出している。日本においては2000年、92年ぶりに宮崎県と北海道で発生したが、対処に成功し被害は740頭で済んだ。しかしながら今回は、宮崎県での豚や牛への感染の広がりは止まらず、いわばパンデミック状態。宮崎県内で殺処分の決定は、すでに豚6万頭、牛5千頭近くに及んでいる。東国原英夫宮崎県知事のツイッター「@higashitiji」やブログ(4月20日以降の投稿)を見れば、現場の宮崎県の大変さがひしひしと伝わってくる。我々の体の安全には影響がないので、その点を心配する必要は全くない。ただ、国を揺るがす大きなニュースであるということは、知っておくべきではないだろうか。(もがみ)東国原知事オフィシャルブログお願い 本日までに新たな疑似患畜6例が確認された。いずれも都農町と川南町の牛・豚である。殺処分対象は1822頭。 これで、これまでの累計は49例、殺処分対象は牛豚合わせて62,426頭に上る。 今回は移動制限と搬出制限を多少追加しなければならないが、大きく見て、都農と川南以外で新たに発生していないところを見ると、ここでの封じ込め・拡散防止対策は一定の成果が出ていると現時点では見ていいのではないだろうか? しかし、現場での殺処分や埋却など、防疫作業は膨大で、埋設場所や係員・関係者・県職員・獣医師等が不足している。国や他県に協力を要請し、週明けには増員の予定であるが・・・・・作業は、家畜にある程度慣れた人でないと駄目で、そう簡単に増員というのも難しい状況である。 発生農家や周辺農家の心的・肉体的疲弊や恐怖は想像を絶する。どうか、何とか踏ん張って頂きたい。 今後とも、県としては、国や関係団体と一体となって、様々な支援や助成等含めバックアップして行きたいと考えている。 現場では、様々な不具合や課題も報告されている。現場の指揮命令系統の問題や細かい作業分担の問題等、やはりこれだけ大規模になりかつ初めての経験であると、試行錯誤は無理もないが、何とか乗り切って頂きたい。 風評被害もさることながら、感染源や感染経路等に関する様々な噂(ゲナゲナ)話も飛び交っている。どうか、正確な情報に基づいて行動して頂きたい。 人に感染しないということで、安心されて、埋却作業を見学に来る人もいるらしい。そういうことは絶対に止めて頂きたい。 人や車によってウィルスが伝播しているという見解もあるので、今後、県民全体で危機意識を共有し、全力を挙げて問題解決・難局の乗り切りにあたらなければならない。どうか、「全国第2位の養豚と3位の肉牛生産を守る」という意識を誰もが持ち、一層の皆様のご理解とご協力をお願い致します。
2010年05月10日
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仙台市泉区のながさわ歯科医院の長澤です。いつも有り難うございます。皆様の健康に役立つ情報をお届けできたらと思っています スウェーデンでは、歯科大学で歯を削る教育を行わないようにすることで、歯の治療本数を削減することに成功しました。 当院でも予防を中心にした診療を行っていますが、現在の診療報酬では、予防は報酬がほとんどなく、削ることで稼ぐという構造になっています。もっと予防中心の診療を認めないかぎり、病気は無くならないのではないでしょうか。 最近の日本の医療はおかしな方向へ向かっているように思います。 疑問、なぜ高齢者(80才以上)に開腹の伴う手術をするのか。「70才以上の開腹手術は術後の経過が良くないという研究結果があるにもかかわらず」 80才以上では、ガンなども進行が遅く開腹してまでの処置には疑問があります。かえって経過を悪くしてしまい、死期を早めてしまうのではないでしょうか。「歯磨き実習」で虫歯激減 岐阜・郡上市の和良中2010年5月6日 提供:共同通信社 岐阜県郡上市の市立和良中学校で生徒が歯科診療所の指導を受け、保育園児に歯磨きを教える実習授業が旧和良村時代の 13年前から続いている。歯の大切さを学んだ生徒の虫歯本数は劇的に減少、地域医療の成功例として脚光を浴びそうだ。 2004年に誕生し た郡上市に編入された旧和良村。1955年に「予防を主、治療を従」とする医療方針を決め、以降、無料のがん検診など予防医療を推進。00年には、厚生労 働省の市町村別統計で男性の寿命が日本一になったこともある。 実習は97年に始まり、国保和良歯科診療所が力加減とブラシの使い方だけを 生徒に伝授。生徒は自分たちで準備した紙芝居や劇で虫歯の害や正しい磨き方を園児に教え、実際にひざ枕でブラッシングも指導する。 3年生 の1学期中、実習は毎週1回行われ「親になったら生かしたい」と話す生徒も。診療所によると、同校生徒の虫歯の平均本数は94~96年、2・4本だった が、06~08年には0・8本まで減少した。診療所は実習の効果とみている。 旧和良村では診療所と住民が一体となり、乳幼児から高齢者ま で世代に応じた口腔(こうくう)ケアに取り組んできた。こうした活動の中で南温(みなみ・あつし)所長がかむ力を維持することで食欲が増進、摂取カロリー が増え長寿につながると分析。乳幼児期から正しい磨き方を身につけることが重要と実習を考案した。 南所長は「何十年も続けるうちに地域住 民の歯に関する知識も向上するはず。『三つ子の魂百まで』の精神で実習を続けていくことが大切だ」と話している。
2010年05月07日
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