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番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.03
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 ニセアリスはミルキーのお腹辺りを両手でつかんで高々と持ち上げ、
「コイツに振ってもらおう!コイツはサイコロ振るのが一番上手いし。
第一、コイツは落ちても人形だから死なないし」と言いました。

ミルキーはニセアリスの腕の中でジタバタ暴れました。
「イヤン!イヤン!ミルキータン!落ちたら壊れちゃう!」

ニセアリス「大丈夫だ。チミは量産品だ!落ちて壊れたら、代わりに『ミルキー2号』を買って来てパーティーに加えてやる」

ミルキー 「イヤン!イヤン!ミルキータン、ずっとパーティーにいたい!」

ニセアリス「何言ってる。君はこのパーティーの爆弾処理班だ。
人間がやると危険な作業をこなすのが君達”ロボット”の役目だ。


ミルキー 「ウエーーーーーーン!ウエーーーーーーン!
ミルキータン、”ろぼっと”じゃないよぉーーー!!」

 ミルキーは激しく泣き始めました。
ウサギさんはなぜか、ずっと通路の奥の方を見つめていました。その顔は青ざめているようにも見えました。また、その鋭い聴力と視力で何かを捉えたのでしょうか?それとも、動物はもともと災害が来るのを事前に察知できるカンを持っていると聞きますがそれでしょうか?
しかし、ウサギさんは無言でした。

 そこでアリスは「私が振ります」と言いました。そしてサイコロをつかみました。
すると、ミルキーが「ミルキータンが振ります!ミルキータン、サイコロ振るの上手いですから」と言いました。

 アリスは驚いてミルキーの方を見ました。
すると、ニセアリスが芝居がかった泣きマネを始めました。

ニセアリス「オイオイオイ……(泣きマネ)。
なんてこの子はいい子だろう!


 そう言ってミルキーを地面に置きました。
ミルキーは自分用の小さなサイコロをポケットから出してサイコロを振ろうとしました。

 ミルキーは一度振り返ってニセアリスを睨み、それから投げようとしました。
しかし、そのサイコロは何者かの手によってつかまれ、ミルキーは投げる事が出来ませんでした。
ミルキーが振り返ってサイコロをつかんでいた手を見ると……それはアリス……いえ、ニセアリスの手でした。



と、言ってその辺の区画をなにやら探偵よろしく探索を始めました。

 光る文字は掘り込まれているようなので、いたずら書きなどではないようでした。
次にウサギさんがおびえてじっと見つめている通路奥の壁を見ました。通路の奥は行き止まりみたいになっており、壁があるだけでした。
奥の壁までは一直線で、かなりの距離があるように見えました。そう、30メートルほどでしょうか?長い通路です。







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Last updated  2005.12.13 05:18:04
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