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番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


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小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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特別編 『アリスの大豪邸』 


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.05.08
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 少々、はしゃぎ過ぎのような気もしましたが……、とにかくいつものミルキーに戻りました。
アリスはうれしくなりました。
しかも、ここぞとばかりにニセアリスに対して反撃しています。確かにあの100階でミルキーにサイコロを振るように言ったのはニセアリスでしたが、それほど悪気があったワケではありません。それに、結局最後はミルキーの意志で振りましたし……。
と、なると……、これはその時の”続き”ではなく”いつものケンカ”なのです。

 でも、アリスはミルキーがニセアリスとケンカばかりして、汚い言葉を覚えないかちょっと心配でした。





 一応自己紹介は終わりました。少年はまだあまり話をしてくれませんが。

 ニセアリスもウサギさんも少年を見ています。アリスが先に話しかけそうな雰囲気がありましたので、聞くのはアリスに任せていました。

 おもむろにアリスは少年に話し始めました。


でも、いったいどうやってあそこから助けられたのですか?」

 少年は顔を上げました。美しい顔でした。アリスはそう思いました。
少年が話そうとすると、そこでミルキーが、
「それはミルキータンからお話しますぅ!」と、また割って入りました。
それからミルキーは元気よくポーズをつけながら話し始めました。

ミルキー 「あの壁の穴から落ちかけたミルキーはぜったいぜつめいのピンチでした。
かよわき乙女のミルキーは自分ではどうする事もできずーーーーーー。
パパんに助けを呼びましたぁ!

パパん!パパん!助けてぇーーーーーーーーーー!」

 ミルキーは椅子の上で1人芝居を演じながら説明を始めました。

ミルキー 「そこにわたしのかっこいいパパんが駆けつけましたぁ。下の方で合図しました!


アリスとウサギさんは一応「うん、うん」と頷きました。

ミルキー 「それからかわいいミルキータンはついに開いた壁から落ちてしまいましたぁーーーーー。

きゃーーーーーーーーーーー!きゃーーーーーーーーーーー!

そこへパパんがぁ!」

 この後ぐらいからは、主にミルキーの演技だけで進行しました。

ニセアリスは思わず顔を片手で覆いました。

ニセアリス「あちゃーーーーーーーーー」

ミルキーの暴走。

ミルキー 「パパん!パパん!

(パパんのマネ)おーーーーー、ミルキー!間に合った!パパんが助けに来たよ。

(ミルキーに戻って)パパん!パパん!ありがとう!わたし、とっても怖かった。

(パパんのマネ)もう心配ないよ、ミルキー!パパんが受け止めたからね。」

 あまりにも1人芝居が続くので、アリスは席を立ち上がってミルキーを止めに行きました。
ミルキーの芝居を邪魔しないように、そっと抱き上げました。

ミルキー 「うお!」

するとミルキーはお芝居をストップしてアリスの方を見ました。

ミルキー 「……あれ?分かったぁ?今ので?」

アリス  「うん、まあまあね」

 セアリスはミルキーを睨み、発音はしませんでしたが口の動きだけで「黙ってろ!うるさい!」と言いました。





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Last updated  2005.12.13 05:21:01
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