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小話  屋台その2  VOL.141


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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.06
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カテゴリ: 番外編
 今日もアリスはミルキーに家でお留守番しているように頼みました。

今日もウサギさんは出勤していていませんし、他の者も全て出払っていて、アリスが買い物に出かけるとミルキーしか家にいなくなるのです。
ん?ちょっと待って……、やはり誰か1人忘れているような気がしますが……。

ミルキーはまたまた寂しそうな顔をしました。
そこでアリスは、「良い子でお留守番していてくれたなら、この間買ったままで”お預け”していたお洋服を上げます」と言いました。

ミルキー 「やったーーーーー!」

それはミルキーに似合いそうなとてもかわいいのお洋服でしたが、この間の一件でアリスから”お預け”をくらっていたのです。
ですからまだ一度も袖を通していません。

その時、背後で音がしました。ムクッと起き上がる者がいました。背後でこの話を聞きつけたニセアリスです。



ニセアリスはこの間と同じ返答に少々不服気味でしたが……、さすがに2回目ともなると、その言葉からの精神的ダメージは受けませんでした。

ニセアリス「お留守番か?ようし!私に任せな!この”ワラ人形”の面倒をしっかりみといてやる!」

ミルキーはとたんに表情を曇らせました。

ミルキー 「アッ、アリスタン……。私、この”約1名”の面倒をみるのは得意じゃありません!」

ニセアリス「誰が”アタシの面倒をみる”ってえーーーーー?!!!」

ニセアリスは顔をミルキーの小さな顔に近づけます。
ミルキーは思わず、玄関に立っているアリスの元に走り寄りました。

ミルキー 「アリスタ~~~~~~~~ン」

アリスは目を光らせながらニセアリスに言いました。

アリス  「ニセアリスさん!この間のような事は絶対しないでくださいね!ミルキーさんをからかったりしたらしょうちしません!」

するとニセアリスは軽いノリで「たくっ、分かってるよ、そんな事は。大丈夫、大丈夫。”ペット”をしつけるのは慣れているから」と言いました。



ミルキーはアリスに助けを請いました。
その時です!モグモグが玄関から帰って来ました。
ウサギさんさんのお手伝いをして荷物配達をしていたのですが……。

ミルキー 「あーーーーー!モグモグぅ!」

モグモグ 「ピィ!ピィ!」



モグモグ 「ピィ!ピィ!」

アリス  「良かった!ミルキーさん、モグモグがいるではありませんか?モグモグ、ミルキーさんを頼みましたよ!いっしょにお留守番していてください」

モグモグ 「ピィ!ピィ!」

「(モグモグがいるので、ニセアリスさんもそう簡単にミルキーさんをからかえないでしょう……)」
そう考えて、アリスはニコニコしながら家を出て行きました。









ニセアリス「クックックッ……」

ニセアリスがミルキーの方をジッと見て微笑んでいます。目が細くなってニヤニヤ笑っています。
モグモグは男らしく……、いえ、”オスらしく”ミルキーをかばう様にニセアリスの前に立ちはだかりました。
すると……、
ニセアリスは今度はモグモグをジッと見ました。そして……、

ニセアリス「フッフッフッ……」

その声を聞いて、モグモグはビクッとしました。
今度はモグモグにターゲットを移したようです。

ニセアリス「モグモグや。仕事ご苦労さん。お腹減っただろう……。さあゴハンを用意してあげよう」

モグモグ「ごくっ!」

ニセアリス「”フライドチキン”をな!」

モグモグ 「ピィ!ピィ!」

モグモグは思わず逃げ出しました。そして玄関をくぐってどこかに猛スピードで走り去りました。
さすがにお城の仲買人のウサギさんが荷物配達を頼むだけあって、モグモグのスピードは尋常ではありません。あっと言う間に見えなくなりました。






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Last updated  2007.07.09 04:04:02
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