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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.10.15
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カテゴリ: 番外編
 モグモグも出場する事にしてました。ウサギさんは止めたのですが、モグモグはドンとその黄色の羽毛に包まれた胸を叩きました。
アリスも何度も止めましたが、モグモグは「があーーーー!があーーーー!」と言ってやる気満々を皆にアピールしました。
どうやら、自分にも何か出来ると言う事を示したいようです。

まずモグモグの番になりました。ニセアリスはモグモグを先に行かせたのです。どうやら、「どんなものかまずモグモグで様子を見てみよう」という腹づもりのようです。
アリスは酷く心配そう。ミルキーも心配してモグモグの肩を抱いています。

その時、前の出場者の犬(小型雑種)が部屋から出て来ました。この大会はこの扉の向こうの部屋で個別に行われるのです。
そこからはなにやらナフタレンの匂いが漂います。
出て来た犬は泣いていました。

「オイオイオイーーーーー!!うおーーーーーー!うおーーーーー!


大きな声です。目から大粒の涙が溢れ出ています。

「33秒ジャスト!失格です」

部屋の中から別の声がしました。その声は低く、機械的で不気味な感じがしました。

「次の方!」

その声がモグモグを呼びました。
まるで病院に来た様な雰囲気です。
モグモグは恐る恐る部屋の中に入りました。アリスとミルキーも心配になってモグモグに付いて行きました。ウサギさんとニセアリスもそれに続きました。
そこは……本当に広い何か歯医者さんの診察室のような所でした……。
ただっぴろい部屋の中央に診察台のような可動式のソファーがあり、その脇にマスクを付けた女性の看護士2名と同じくマスクを付けて白衣を着た医者のような男性が1名立っていました。マスクでほとんど顔は分かりませんが、どうも人間のようです。この世界で人間に会うのは珍しいです。でも、もしかするとお城の時のように”人形”かも知れませんが……。
男性はゴム手袋を付けた手を見せ、

「次の被験者は誰かね?」と聞きました。



モグモグ 「ピィーー!ピィーー!」

「それでは診察台の上へ」

2名の女性看護士はまるでロボットのような動きで、モグモグを両脇から素早くつかみ、抱えるようにして診察台のソファーに乗せました。そしてモグモグの体はベルトでソファーに縛り付けられました。

アリス  「あ!」

アリスは思わず声を出しましたが……、その時なにやらカメラを担いだ人数名が部屋に入って来たので、「これも撮影用の演技かしら」と思いました。



モグモグ 「ピィーー!ピィーー!」

モグモグは逃げ出そうと体を揺すりました。すると、でっかいゴーグルを付けさせられました。

モグモグ 「アグッ!」

白衣の男性「このゴーグルには小型テレビが仕込んであります。そしてヘッドフォン機能もあります。そこから強制的に映像を見せられます。
途中、逃げる事は出来ません。ゴーグルを外す事も出来ません。その為に縛ったのです。」






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Last updated  2007.07.09 04:08:02
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