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『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2007.05.06
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カテゴリ: 番外編
小さな少女とそのペットは怒っていました。
そうこう言っているうちに、次の展示物の所へやって来ました。

ガイドの女の子「え~~~~、コホン。では次の展示物をご案内します。」

それはかなりのスペースを占めている大きな展示物でした。
岩で出来た石造りの家でした。屋根はありませんでした。



小さな少女「 はわわわわわわわ!!!

そのペット「 ぴいいいいいいい!!!




雨に当たっても風邪一つひきません。
台風が来ても飛ばされる事はありません。
ですから屋根の無い岩を積んだだけの家でも暮らしていけるのです。」





12歳少女「 ストーンヘンジ?





と12歳少女は退屈そうに言いました。まるで石の家には興味なさそうです。
そのまま大きなあくびをしました。



12歳少女「 ふああああああああ~~~~~!



小さな少女「 ブーーーーーーー!!!

ピーーーーーーー!!!

小さな少女とそのペットはブーイングをしました。
ガイドの女の子はテーブルを指差し、

「あのテーブルは”大理石”です。」と言いました。




12歳少女「ぐはあああ!!!金がかかっとるなあ!!!」




ギンギラギン に輝かせました。そして、展示物のテーブルを勝手に持って帰ろうとしました。

12歳少女「よいしょっと!」

ガイドの女の子「あっ、ちょっとお客さん!困ります!」

12歳少女「いいから。いいから。」

ガイドの女の子「困ります!!」



小さな少女「ぐぐぐぐ!!!」

そのペット「ががががが!!!」



小さな少女とそのペットが怒ったので、テーブルはもと場所に戻されました。








ガイドの女の子「えーーーーー、コホン。では次にこちらをご紹介します。」

なにやら金属製の丈夫そうなポールが立ち、その上にガラスケースが乗っていました。
その中には輝くクリスタルの石がいくつも収められていました。
そしてガラスケースから少し離れた位置には警備員が立っていました。

12歳少女「ほぉ~~~。なに?これ?」

ガイドの女の子「鬼達が作った物です。
暇つぶしにその辺に転がっていた炭素の塊を握りつぶしたものです。」

12歳少女「炭素?」

ガイドの女の子「はい、ブラッディー・カサンドラには炭素を含んだ岩が転がっているんです。鬼がすごい握力でもって握りつぶしますと…………、このような透明な石になるのです。」

小さな少女は説明を聞いてもよくわからず、指をくわえてガラスケースの方を見ていました。

小さな少女「……………。」

12歳少女「ほう、それってまさか……、




ダイヤモンド ?」




ガイドの女の子「さようでございます。」

それを聞いて12歳少女は目の色を変えてポールにつかまりました。
そしてガラスケースを奪って逃げようとしましたが………、
その直後、警報装置が鳴り響きました。





ジリリリリリリリーーーーーーー!!!





ガイドの女の子「ちょっとお客さん!困ります!」

12歳少女「ががががが!!!」

ガイドの女の子「困ります!」



小さな少女「ぐぐぐぐ!!!」

そのペット「がああああああ!!!」


警備員が12歳少女を止めに入りました。
結局12歳少女はガラスケースから無理矢理引きはがされました。









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Last updated  2007.07.09 05:45:27
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