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2013.04.06

【機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ】　第１話　サイバー犯罪　 VOL.６

テーマ：連載小説を書いてみようｖ(10150)

カテゴリ：【機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ】

これはやはりクレジットカードなど使った”カード犯罪”ですなあ。」

それを聞いて社長と秘書は一度身体をビクッと震わしました。

秘書「”カード犯罪”？では……、こちらの警察でその犯人を？」

ウサギ「ええ、”事件”として処理します。
我々”機動捜査隊　ＡＬＩＣＥ”が事件を捜査します。」

社長と秘書「おーーーーーー！！」

３人の男たちが都会の中にある巨大な公園の一画にいました。ここは広すぎて周りには人気はありません。
ここに、今、

細目のボーイのかっこうをした男、
同じくボーイのかっこうをした太目の男、

がいました。

ホテル支配人の男は”札束”を持っていました。

ホテル支配人「がははははははははは！
うまくいった！うまくった！がはははは！
酒だ！酒だ！酒を持ってこーーーい！」

ボーイ細目「またあ、オヤビン！金が手に入ると、すぐそういうことを言うんだから。
”酒”なんて言うから未成年のファンがつかないんですよ。」

ボーイ太目「そうですよ。やめてください。」

ホテル支配人「何言ってるんだ？！金が手に入ったんだ！

酒を持ってこーーーい！」

ボーイ太目「だから！
すぐ”酒”を飲むからいけないんです！他にすることないんですか？」

すると……、

ホテル支配人「なんだと？

ジロッ！

ボーイ太目「ほら！またそんな目付きになる！」

ホテル支配人「うるさいんだよ。さっさと酒を用意せんか？！」

ボーイ細目「それより今夜の”宿”は？」

ボーイ太目「そうですよ。まず宿を決めましょう！公園に野宿なんて嫌ですよ！」

ホテル支配人「ホテル”グランドオート”に泊まればよかろう？」

ボーイ太目「ちょちょちょ、ちょーーーと待ってください！そりゃ、まずいっしょ？
あそこに舞い戻ったらすぐにバレますよ。」

ボーイ細目「そうですよ。”警察”のヤツラにすぐにバレてしまいます。」

ホテル支配人「ケーサツのヤツラだと？」

ボーイ細目「そうですよ！警察です。」

ボーイ太目「警察が捜査しよるとです！」

ホテル支配人「ハン！
あんなヤツラ怖くもなんともない！ケーサツごときがどうしたって言うんじゃーーー？！」

ボーイ太目「しかし！」

ホテル支配人「しかしもへったくれもなーーーーーい！
あんなヤツラになにができるちゅーーーんじゃ！
恐れるに足りん！
だいたいオマイラ、ワシを誰だと思っている？」

ボーイ太目「はあ……、」

ホテル支配人「言って見ろ！このワシは誰じゃ？！」

ボーイ細目「……”ワルアティー教授”じゃないっすか？」

ホテル支配人「ワルアティー教授？ハン？ただそれだけかね？」
その前になにか付くだろうが？え？」

ボーイ細目「は？何か付く？」

ホテル支配人「その前に付く文句だよ！」

ボーイ太目「さて、なんだか？」

ホテル支配人「世紀の犯罪者！ワルアティー教授だろうが？！」

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