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番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


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特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


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『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


Profile

ブルーアイ.

ブルーアイ.

2013.04.07
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なんと!そのホテル支配人の男が服を着替えました。
ホテル支配人の服装を脱ぎ捨てました。
すると、あの悪名高き……、でもなく、”悪名少し”の”ワルアティー教授”の姿になりました。

使い古しのマントに使い古された黒のタキシード。
そしてやたら太い黒のステッキ、傷だらけです。
丸いレンズが片側だけあるくさり付きの古いタイプのメガネ。
そしてまるで犯罪者のような、いえ、”まるで”ではなく”本物の犯罪者”風のキツネ目の目付きがそこにありました。

ワルアティー教授「……………………。」

さらにボーイ細目とボーイ太目も着替えました。

それはワルアティー教授の部下、”サギシー”と”ウソツキー”でした。

サギシー「ひさびさの登場で緊張しますねえ、オヤビン!」

ウソツキー「まったくです。オヤビン!」

ワルアティー教授「おい!その”オヤビン”って言い方はやめろ!
いつも言ってるだろうが?
知能犯としてこの犯罪界に君臨するワシにふさわしくない!
”プロフェッサー”と呼べ!”プロフェッサー”と!」

ウソツキー「ぷぷぷぷ!」

ワルアティー教授「そこ!何を笑っとるか?」

この3名のドタバタ漫才はまだまだ健在のようです。

ワルアティー教授「今夜は豪華ホテルに泊まるぞおおー!!」



ワルアティー教授「はあ?」

ワルアティー教授が目を細めました。

ワルアティー教授「”貯金”だと?」

サギシー「ええ、貯金は大切ですから」

ウソツキー「ええ、お金は大切です。なくなればそれで終わりです。」


犯罪者が盗んだ金を貯金するってのか?」

サギシー「ええ、今後のためにそうしたらいかかがですか?」

ウソツキー「オヤビンのようなだらしない人間ならそうした方が……、」



ワルアティー教授「 ならーーーーーん!!



”盗んだ金”だぞ!
使わないでどうする?
だいたいなんの為に苦労して盗んだんだ?
”使う為”だろ?

そら!この札束を耳に当ててみろ!
”使ってくれ!使ってくれ!”と言っておるだろうが?え?」

試しにサギシーが札束を耳に当てましたが、

サギシー「……………………。
さーーーあ?私には何にも聞こえませんが?」

ウソツキー「オヤビンの幻聴では?」

ワルアティー教授「うるさーーーーーーーい!
いいから!今夜の宿をさっさと予約しろ!
今夜は超豪華ホテルにする!
今日からは毎日超豪華ホテル住まいだあああああああああああ!!」

サギシー「はあ……………。」

サギシーがため息をつきました。
まあワルアティー教授にそう言われましたので、しかたなくサギシーが方々に電話をかけ、あるホテルの予約を入れる事に成功しました。







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Last updated  2013.07.11 21:46:45
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