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養蜂場のある菜園の隅に植えてあるアーティチョークが紫色の頭花を付け始めています。アーティチョークは和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。地中海沿岸原産とのこと。こちらは直径10cm近くの花。ヨーロッパ等では若いつぼみを食用としているのです。『食用とするには、まずつぼみをレモンなどと共に茹でるか、蒸す。そして、花及び果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外から剥き、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とする。食用部分はでんぷんに富んでおり、食感はいもに似ている。』とのこと。毎年、一度TRYしてみようと思っているのですが・・・・。真上から見るとこんな感じ。やはり巨大なアザミ。この花には我がミツバチは訪花していませんので、蜜も花粉もあまり出ていないようです。
2017.07.04
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『鎌倉散策 目次』👈リンク更に散策は続く。 盆栽展示場。 スカシユリの群落。 黄色、白色も。 白のホタルブクロ。この和名は、子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来。芝生広場の花壇。マリーゴールド、サルビヤの帯が続く。 花の間を歩く。 サルビヤ・スプレンデス 「トーチライト」 。マルバデイゴ。デイゴは沖縄の県花、アメリカデイゴは鹿児島県の県木に指定されているとのこと。このマルバデイゴはブラジル、アルゼンチン原産。日本には江戸時代に渡来。 チュウキンレン(地湧金蓮)。中国南部(雲南省)からインドシナ半島の山地(標高2000m前後)に自生するバショウ科ムセラ属の耐寒性多年草で、バナナの仲間。観賞温室では「花」をテーマに熱帯・亜熱帯の花の美しい植物、約1200種・品種を通年楽しめるよう植栽展示しているのだと。ドーナツ型のユニークな温室は、風通しが良く、光をたくさん採り入れられるよう設計され、植物の種類や性質に合わせ「らん室」、「ハイビスカス室」、「すいれん室」など6室に分けられていた。入口には洋蘭 パンダが。 ハイビスカス 「アマン」 。「ブリリアント」 上を向いたピンクのハイビスカス。 ピンクのブーゲンビリア。 オレンジのブーゲンビリア。 コダチヤハズカズラ (木立矢筈葛)。 アフリカの中西部が原産。熱帯に生える蔓性の小低木。ヒメアリアケカズラ (姫有明葛) 。 ブラジルが原産。花は濃い黄色のトランペット形で、花弁の内側に淡い赤褐色の縞があります。ハリセンボンのような奇妙な果実をつけます。ほこばヤトロファ。 パキスタキス ルテア。西インド諸島から南アメリカが原産です。茎の先端に、長さ10センチほどの黄色い苞をつけ、その中に白い花を咲かせます。ふつう花期は5月から11月ごろですが、温度さえあればいつでも開花します。別名で「うこんさんご(鬱金珊瑚)」とも呼ばれます。 べにまつり。 アリストロキア ギガンテア。ブラジル原産のつる性の植物。大きな30cmほどの花がぶらさがって咲きます。 ひすいかずら(翡翠葛)。 花房は50~100センチくらいあり、大形。1つ1つの花は長さ6~8センチの爪形で、翡翠のような青緑色をしている。ひめばしょう。 バナナ。イランイランのき。 イランイランという語はタガログ語 (ilang-ilang) に由来し、「花の中の花」という意味である。インドネシアには新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散らす風習がある。????。 トーチジンジャー。 インドネシアからマレーシアあたりの熱帯アジアを原産とするショウガ科エトリンゲラ属の多年草植物。別名「カンタン」。ヘリコニア。熱帯アメリカ原産でオウムのくちばしが連なったような鮮やかな「花序」を鑑賞するため温室植物として栽培され、花卉としても出荷される。 「すいれん室」睡蓮「アフター グロー」睡蓮「クリント ブライアント」。睡蓮「ティナ」。 「スター オブ サイアム」 。睡蓮「セント ルイス ゴールド」ゲンペイカズラ。妻が庭に植えたいと言う花。 カラジューム。 和風庭園「吹合の庭」と花菖蒲。この庭は、池を中心とした小さな回遊式庭園で、本館に近い東半分は平安朝の要素を、また西半分は江戸風の要素を組み合わせて作られていると。そしてほぼ一人占めのフラワーセンターを後にしたのであった。
2017.06.19
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『鎌倉散策 目次』👈リンク続いて花菖蒲園へ。菖蒲(あやめ)・菖蒲(しょうぶ)・かきつばたの違いは★花菖蒲は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも 「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」がある。★かきつばたはあまり種類は多くないが、「花弁の弁の元に白い目型の模様」があるのが特徴。★あやめも花の種類は多くないが「花弁の元のところに網目状の模様」がある。まずは肥後系(熊本系)松平菖翁より譲り受けた品種をもとに、江戸時代末期から肥後藩士らによって改良が進められた品種群とのこと。百夜車(ももよぐるま)皇玉(こうぎょく)。舞子の浜(まいこのはま)。 神子神楽(みこかぐら) そして通路の反対側には伊勢系の花菖蒲が。伊勢系は江戸時代末期に熱心な花菖蒲愛好家の紀州藩士吉井定五郎が、江戸菖蒲のなかから、花弁が垂れ下がり、狂いのあるものを選び出し、改良を重ね、伊勢系を作り出したと考えられています。伊勢系は「よく垂れていますなあ」と言うのが最高の賛辞だと。堺の黄金(さかいのおうごん)。 新猩々(しんしょうじょう)天平の夢(てんぴょうのゆめ)。 魁(さきがけ)。 口紅(くちべに)。 紅の糸(べにのいと)。 雪嵐(ゆきあらし)。 秋の色(あきのいろ)。 藤の雪(ふじのゆき)。 交雑種系へ。愛知の輝き(あいちのかがやき)。金冠(きんかん)。 長井系へ。長井系は山形県長井市あやめ公園に保存され、江戸中期頃の花菖蒲の姿に近い品種群で、ノハナショウブの面影を残す。花径12cm前後の小輪花が多く、可憐で群生が美しい。深山紫(みやまむらさき)。 萩小町(はぎこまち) 朝日の峰(あさひのみね)。 野川の辺り(のがわのあたり)。 長井薄紅(ながいうすべに) 江戸系へ。江戸時代後期の天保年間(1830~43)のころ、東京都葛飾区堀切に小高園が開園し、江戸末期から明治大正時代にかけて江戸人士の行楽の地として賑わいをみせた。そして、次々と数多くの品種が作出され、江戸花菖蒲と呼ばれるようになった。水玉星(みずたまぼし)。 初葵(はつあおい)。山里(やまざと)。泉川(いずみかわ)。紅公子(べにこうし):左と和田津海(わだづみ):右。紫衣の誉れ(しいのほまれ)。大船系。この系統は明治から大正時代に、現在のフラワーセンタの場所にあった県立農事試験場で品種改良されました。桃李の粧(とうりのよそおい)。藤壺(ふじつぼ)。心の色(こころのいろ)野路の里(のじのさと)花の都(はなのみやこ)。神楽岡(かぐらおか)春の名残(はるのなごり)。湘浦(しょうほ)。水精の玉(すいしょうのたま)。 梅雨の頃の代表的な花の一つ花菖蒲を大いに楽しんだのであった。花菖蒲、アヤメ、カキツバタ等の見分け方、そして数種類の系統、特徴があることも学んだのであった。
2017.06.18
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『鎌倉散策 目次』👈リンクそして次にはバラ園へ。バラ園入り口のつるバラ。 そして入口左には雨に濡れたハマナス(浜茄子)。 なるほどこれもバラ科バラ属の落葉低木。「ハマナス」の名は、浜(海岸の砂地)に生え、果実がナシに似た形をしていることから「ハマナシ」という名が付けられ、それが訛ったものであると。漢字の如きナス(茄子)に由来するものではないのだと。そしてバラ園全景。バラ園は中央の休憩所を中心に原種、オールドローズ、四季咲きのモダンローズ、つるばら約1200株、350品種を系統ごとの特性を生かしつつ景観を重視した立体的な植栽になっていた。 エクセルサ。別名「レッド ドロシー パーキンス」。鮮やかなローズレッドの小輪房咲き。名前が分からないので銘板を併せて撮影して来ました。ブリタニア。白地にはっきりとしたローズ色の覆輪。 光彩。赤色の大輪薔薇。 サラバンド。半八重咲きの燃えるような朱色の美しい花。 トーナメント・オブ・ローゼス。花弁の中心部がサンゴ色になる。半剣弁高芯咲き。グレーフィン・ソニア。花弁の表が藤色で裏が赤紫。半剣弁咲き。気温によって色が変化するバラとのこと。 クイーン・エリザベス。 クイーン・エリザベスの品種名は、1952年に女王となったイギリスのエリザベス女王の戴冠にちなんで命名された。現在のエリザベス女王を象徴するバラとしては、やや初々しさのある色味ですが、即位当時26歳のエリザベス女王に捧げられたバラ故に、この色のバラが選ばれたのも頷ける。「クイーン・エリザベス」は、1979年に南アフリカのプレトリアで開催された世界バラ会議で殿堂入りしたと。サン・ガッディス。花の名は「太陽の女神」を意味すると。すっきりと上向きに咲くその姿まるで女神を見るがごときか。中央の休憩所。ここも人の姿はなし。 花に囲まれた小さな家。チャールストン。黄色に赤い覆輪がかかり、最後は赤でおわる華やかな色彩で、誰でも踊れるダンスとして一世を風靡した「チャールストンダンス」を彷彿とさせるからの命名と。ミラベラ。ミラベラというのは圧倒的な美しさを意味する女性名で、ラテン語のmirabilis(不思議な:英語のmiracleに発展)を語源とすると。雨の中でも香りを放ち、柔らかな明るい黄色がよく映えて不思議にいざなうミラベラの花。 ゴールドマリー’84。赤みのある濃い黄色で房咲き、花弁の外側に赤みがさしていた。マーガレット メリル。 これも良い香りが確認出来た品種。レモン香?をふくむすがすがしい白ばらの香りが。バラ園出口(入口)。雨も止んできました。そしてその奥には花の終わったしゃくやくの庭園が。
2017.06.17
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『鎌倉散策 目次』👈リンク今週初めに、雨の中ですが、大船フラワーセンターに行ってきました。正式には『神奈川県立フラワーセンター大船植物園』。昭和37年(1962年)に開園、私もこの植物園を訪れるのは半世紀以上ぶりか?旅友のSさんが先日訪ね、デジブックにアップしたものを見せて頂き睡蓮、花菖蒲、バラ等が咲いているとのこと、更に老朽化対策等のための改修工事に伴い、平成29年7月から翌春まで休館との情報あり、久しぶりに行ってみたくなり急遽出かけたのです。自宅からカーナビに従い車で約20分で植物園駐車場に車を停めて入場。65歳以上は何と100円、有り難いことです。入口には見ごろの花が紹介されていました。大船植物園園内マップ。この日はかなりの雨量で入園者の姿は極めて少なし。 階段下の広場に置かれた大きな鉢には蓮の花が雨に濡れながらも開花。 ピンクの蕾も水滴を載せて。 蓮の葉の中央には雨粒を集めた水滴が。葉を触ってみると、丸い水滴は、葉っぱの表面でコロンコロンと転がりました。 石のゲートの如きモニュメント。 花時計。 すいれん池の前の休憩ベンチには数人の客が座っていたが、私と入れ替わりに席を立ったのであった。池には睡蓮の花が開花中。噴水の先にはカンナの花そしてその後ろには開花を待つ蓮が。純白そして中央が黄色の睡蓮の花。 水面に浮いたように大きな花を咲かせる『睡蓮』。 『水蓮』ではありません。睡蓮と蓮の違いは、睡蓮は基本的に葉に切り込みが入りますが、蓮には入っていないのです。青の睡蓮。 これぞ画家クロード・モネが咲かせることを熱望した青い睡蓮!?そして後ろの花壇には様々な花が。トレニア、サルビヤ 品種はトーチライト。まさしく、トーチライトのように、赤い光を放っているようです、更に奥にはペチュニア・・・・・・と様々な花が。 フイリクサヨシ(斑入り草葦)か?雪が積もっているかのように。 そして食虫植物展が第二展示場で開催中。 ウツボカズラは食虫植物の代表的な一種で、ボルネオ、スマトラを中心に熱帯アジア、マダガスカル、セーシェル諸島、ソロモン諸島、ニューカレドニア、オーストラリア北部に90種が自生。ヒョウタンウツボカズラとも呼ばれるとのことで捕虫袋は長さ10~15cm、緑色で先端部が赤みを帯びていた。捕虫袋の中の液体のほとんどは水だが消化液が含まれているため、虫などを消化することができるのだと。 ハエトリグサ(蠅捕草)。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物。葉が筒状になった食虫植物であるサラセニア。筒状の葉を持ち、それを虫を捕らえる落とし穴として使う食虫植物で、湿地に生える多年草。イトバモウセンゴケ。細長いモウセンゴケ特有のねばねば付き捕虫葉を持つ種類。そして第1展示場前のロックガーデンの池。 こちらの池にも睡蓮の花が。 こちらはピンクの花。 ここフラワーセンターのこの日は、切れ込みが入った丸い葉を水の上にいくつも浮かべ、その傍らに白、黄、赤、青紫、ピンクなどの美しい睡蓮の花が楽しむ事が出来たのです。日差しが強まる時刻に花を開き、弱くなると再び眠るように花を閉じることから「睡蓮」という名前が付けられたと。 睡蓮の魅力に取りつかれ、後半生たくさんの睡蓮を描いた画家にクロード・モネが。彼は生涯200点以上もの睡蓮を描いたとされ、異なった光線の下でいくつもの顔を見せる睡蓮を描き続けたのです。 一昨年9月、高知県を訪ねた折、北川村「モネの庭」マルモッタンを訪ねたことを想い出したのです。画家クロード・モネが愛した庭を再現した世界に2つしかない庭園とのことであった。この時は残念ながら池には睡蓮の花は咲いていませんでしたがこの人同様に大きな鉢に様々な色の睡蓮が咲いていたのでした。
2017.06.16
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我が家の庭のフェンス沿いの2種類のゼニアオイ(銭葵)の花が開いています。草丈は100-120cmほど。地中海沿岸・南ヨーロッパ原産とのこと。日本には一説に元禄(1688-1704)以前、一説に宝永(1704-1711)年間に鑑賞目的で渡来したが、強健な性質から逸出し、現在では帰化植物のひとつとなっているようです。 この花は、一昨年種が飛んで来たのでしょうか畑の隅に出ているのを発見し鉢に移し育てた物をこの場所に移植しました。3cmほどの小さな薄紫色の花を咲かせています。 ゼニアオイは、花を銭に例えたものですが、どう見ても銭には見えません。この花の大きさが一文銭と同じくらいであったことから、ゼニアオイ(銭葵)と名付けられたと言う説もあるようですが、花の大きさだけで????。 薄紫の花びらに濃い紫の模様が。 そしてもう一種は種から育てた物。 花びらの紫が濃い種類。 残念ながらこの花に訪れる蜜蜂の姿は確認出来ていません。 しかしこの様に大きな株になるとは想像以上だったのです。これ以上大きく増えないような対策も必要と。
2017.05.23
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我が養蜂場の前のサルビア・ネモローサの花が咲き進み、長い花穂が満開となっています。養蜂場の案山子は元同僚の弟さんから頂いたマネキン。上着が破けていましたのでお色直しを先日しました。先日、長年勤め上げた会社の合併パーティーに招待され、その折若手が顔を黒く塗り舞台に立ち、ラッツ&スター(RATS & STAR)の衣装で歌を披露してくれたのです。その際の衣装を頂き持ち帰ってお色直しをしたのです。サルビア・ネモローサは、花茎がまっすぐに伸びて穂状に咲いています。花数が多く、宿根性のサルビアの中でも花が美しい種類。 一昨年、種を購入しプランターで育てた物をこの場所に移植しました。 耐寒性、耐暑性があり育てやすいのです。長い花穂に小さな花が密集して咲いています。花色は、この青紫のほかにピンクや白花もあるようです。そして我がミツバチがやって来て、一生懸命に蜜を吸っているのです。近くに行くとブンブンと羽音が聞こえて来るのでした。
2017.05.22
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我が家の横の菜園の入口にあるハナカイドウ(花海棠)が開花しています。ハナカイドウの花はこの4月、枝先に紅色の花が、4~6個散形状に垂れ下がって咲くのです。我が家の物は一重咲きでしょうか。薄紅色があざやか。中国では、美人の形容に使われる花木。夏目漱石の「虞美人草(ぐびじんそう)」にも登場している花と。 丈夫で枯れにくいことから庭木や盆栽として昔から広く親しまれています。茎に沿って垂れるようにして花を咲かせることから、「垂糸海棠(スイシカイドウ)」とも呼ばれているとのこと。 桜よりハナカイドウが好きと言う人も多くいると。桜より長く花を楽しめることや、その美しさから多くの歌人たちのに読まれて来たことがその理由であると。 蕾の赤は開花した花よりも濃いのです。 我が家のハナカイドウは 紅の蕾が開花するとピンクに変わり、徐々に色が薄くなり白い花弁に変わり、散り際に葉が生えてくる種類であるようです。風に揺れる可愛い蕾の群れ。 その姿は、サクランボの如し。ハナカイドウの花言葉は 『艶麗』『美人の眠り』『温和』『友情』であると。この花言葉は、ほろ酔い加減で眠そうにしている美しい楊貴妃を見て皇帝が「海棠の眠り未だ足らず」といったことに由来。そのため、中国では「眠花」(カイドウ)と呼ばれ、美しい人を指す言葉とも。
2017.04.14
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一昨日、日大の 湘南キャンパスの桜見物の後に、農具を購入に近くのホームセンターへ。そしてその帰路、毎年訪れる引地川の桜鑑賞にも立ち寄って来ました。この場所は自宅周辺の『My HANAMI Point』の一つなのです。車を降り、円行新橋の上から引地川の両岸に咲くソメイヨシノを。川沿いの引地川を歩く。 川沿いのフェンスには桜の花の模様が。 カラスも花見中。 ここも真に満開中。 こちらも淡いピンクの美。 川面を覗き込むように伸びる枝、そして花。 先ほどのカラスか?川の中に入り餌探しか? 木によってピンクの色合いが微妙に異なるのであった。 川の水は少なく、川底も露出し、菜の花が逞しく咲いていた。手前には白のオオシマザクラが。植樹の際に紛れ込んだのであろうか? 川面に向かって伸びるかのように。 湘南台4丁目の橋を渡りUターンして対岸を歩く。こちらも川の上に桜の花のトンネルが出来るが如く。 川も緩やかな曲線で流れを変えていた。 そして樹齢60年?を超えて役目を終えた?老木のこの日の姿。 しかしこちらの老木はまだまだと。 前日の雨の影響で、川の水は茶色に。 オオシマザクラの枝には既に幼葉が。 この道の左の住宅は、この桜並木が自分の庭の如しでうらやましい限り。 この樹は今年は『お休み』それとも『喪中』か。青空、そして川の水が澄んでいればと我が儘な想いが。 そして円行新橋まで戻り、往復1km?の桜鑑賞を終えたのであった。 そして自宅への帰路、60年近く前に私が通った小学校で一時停車。私が在校中の昭和30年代には校庭の周囲、校舎の周りは桜の樹だらけでこの地域の随一の桜の名所であったが、寿命の為か桜の数が大幅に少なくなっていたのであった。 そして我が家の近くの公園の桜。ソメイヨシノとオオシマザクラが仲良く並んで。毎年この桜の樹の下で、我が地域の老人会の方々が花見の宴を行うのだが今年は既に行われたのであろうか?そして私もいつの日か、この桜の下に?いやいやまだまだ・・・!!そして、近い内に「世界三大花木」のひとつに数えられている桜に似た『ジャカランダ』の花の群生を見てみたいとも。ジャカランダの魅力は、なんといっても青紫とも藤色ともつかない神秘的な色の花。花が散ると藤色の絨毯ができあがるところも桜と同じ。桜を愛する日本人にとっては、特別に魅力的な花木ではないかと。その為にはプレトリアへ????
2017.04.12
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昨日は我が家の近くにある日本大学・湘南キャンパスまでお花見に行って来ました。今日は1日中雨との天気予報でしたので、ここの桜は今年のラストチャンスと思い自転車で出かけたのです。小田急線の踏切を渡ると湘南キャンパスの校内。ここの桜は一昨年の強風で古木が倒れたこともあり、安全を考慮し?上部の枝はかなり大胆に伐採されていました。 右手は日本大学生産資源科学部のグラウンドと本館。 左手に日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校正門の桜も満開。 そして大学校内の桜並木。残念ながら曇り空であったが真に満開のソメイヨシノ。 ソメイヨシノは葉に先立って花を咲かせるのです。花径2、3センチの中輪で、一重咲き。花びらの形は楕円形で花の色は淡い紅色を帯びていますが、咲き進むと白くなるのです。一総につく花の数は3、4輪。 淡いピンクが可憐な美しさ。先日のテレビ「サイエンスZERO」で、『私たちが目にする桜の大半は「ソメイヨシノ」という品種。このソメイヨシノ、日本中にありますが実はほとんどクローン個体。クローンとは、まったく同じ遺伝子を持つ生物のことですが、実際DNA解析によってソメイヨシノが同じDNAを持つことが確認されている。明治時代以降ソメイヨシノはそのすぐれた形質を残すために、接ぎ木によって全国に植えられた。接ぎ木とは同じ遺伝子を持つ個体を複製すること、つまりクローンを作ること。ソメイヨシノはクローン繁殖という形でどんどん増えて来た。』と。更に『毎年、桜前線が発表されるがソメイヨシノはクローン植物なるがゆえに、遺伝子が同じなので、気温等の気象条件さえ一致すれば、遠隔地同士であっても「同時に一斉に」開花する性質がある。この開花点地をつないだ線が、「桜前線」であると。また、言い換えれば、世界でも類を見ない、全国津々浦々に配した生物気象観測レーダーと言えるのだと。しかし、最近、異常に開花が早い年が。地球温暖化の影響か?と危惧。あと数十年もすれば入学式には、満開の桜を見ることもできないのでは。』とも。グランドの緑の人工芝を背景に。 そして椿の真っ赤な花も私も忘れないでと。この桜並木はグランドの100m(8レーン)トラック沿い。校舎の間には枝垂れ桜も。 そして博物館前のオオシマザクラの巨木も満開。 こちらは真っ白の花。このオオシマザクラは、ソメイヨシノなどの多くの園芸品種を生み出した桜。また、私の好きな桜餅は、このサクラの若葉を塩漬けにした物を使用。高層の本館を背景にミツバツツジも。 校内の至る場所に桜の木々が。 日本大学は桜色がスクールカラーそして日本大学校友会の名は桜門会(おうもんかい)。 キャンパスには新入生への部活動への勧誘ポスターが。 多くの部員が新入生を勧誘中であった。 日本大学山岳部の横幕も鮮やかな桜色。 こちらは開花を始めたばかりの巨木の枝垂れ桜。 枝がやわらかく枝垂れる桜。しだれ桜(枝垂桜/糸桜)の花言葉は『優美』そして『ごまかし』と。「優美」という花言葉は、見た目の華やかな印象にちなんで付けられたと。そして「ごまかし」は、垂れ下がった枝の姿が何かを隠しているように見えることに由来すると。そしてキャンパス内の「しげまるの森」を散策。ここは森のはたらきを学べる樹木の見本園になっていた。「しげまる」くんは日本大学生産資源科学部のマスコットキャラクターと。「せいぶつしげんかがくぶ」の資源と顔がまんまるから。2013年の学園祭の投票で決定したのだと。ここを訪れる人は少なく、静かな花の空間をほぼ独り占め。 椿の多くの種類が開花中で、これをのんびりと楽しんだのであった。 ピンクの八重椿は筋の入った花びらが美しかった。赤筋入りの白色椿 白の花弁に赤い筋が幾筋か入る。 中心の白が輝いていた。卜伴(ボクハン)と言う名の藪椿か? 濃いピンクの斑点入り。 白の絞り模様。 我がミツバチ?と再会したのでズームで撮影。この時に限り僅かな日差しが。落ちた花も最後の美しさを。 南蛮紅?は九州各地の民家で広く栽培されている、朱紅色、獅子咲き、大輪の花。花も葉も大きく、珍しい花形と色合いが異国情緒をもつことからこの名が付けられたと。 可憐な純白。白侘助(しろわびすけ)は別名 唐椿(とうつばき)と。赤の絞り模様と大きな雄しべ。 赤幅が広い白覆輪の椿。 ソメイヨシノにも似た色合い。 見事な花びらの配置、そして深紅のバラの花の如し。 ピンクの絨毯。 薮椿(やぶつばき)か。 そして再び桜並木に戻る。樹齢50年以上であろうか。先ほどのテレビ放送では『病気に弱い性質も持つソメイヨシノ。折れた枝や枝の切り口から幹を腐らせる菌が侵入しやすく、樹齢50年を超えると幹の内部が腐ることから、「60年で寿命を迎えてしまう」という説も囁かれている。また、種で増えることができない園芸種のため、自然に新しい木が増えることもない。第二次世界大戦からの復興や東京オリンピックに合わせて植えられたものが多いことを考えると、心配な時期である。』 とも。再び日本大学藤沢高等学校・藤沢中学校正門の桜を再びズームで。 そして帰路へ。我が家の近くの家の花桃も白とピンクのBEST MIX。 春と言えば桜、桜と言えば花見。桜を愛する心は日本人の伝統文化のひとつ。花見は奈良時代の貴族が始めたイベントという説が有力で、最初は桜ではなく中国から伝来してきた梅だったと。それが平安時代には桜に変わっていたということから、桜を鑑賞する文化がいかに長く受け継がれて来ているかが良く分かるのです。その桜を見ることで春を感じ、気持ちが癒され、日本に住む良さを改めて実感したのでした。
2017.04.11
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我が家の庭の「庭梅(ニワウメ)」 が満開を迎えています。庭梅の名前の由来は「庭に植える木で梅に似た花を咲かせる」という非常にわかりやすくストレートな意味なのだと。見た目はあまりサクラっぽくないですが、分類上はサクラの仲間とのこと。 高さ1m前後の低木でそれ以上大きくならないのが特徴。低木のこの庭梅は手入れがいらないので楽なのです。この時期の4月初め頃、葉が出る前に2~3輪ずつ固まって枝を覆うほどたくさんの花を咲かせています。同時に薄緑の葉も下部を中心にところどころに。花びらは5枚で、花の中央にたくさんの雄しべが放射状に。原産地は、中国だが、万葉集に出てくるほど古く、万葉集では「唐様花(はねず)」と呼ばれていると。『山吹の にほへる妹が 朱華(はねず)色の 赤裳(あかも)の姿 夢に見えつつ 万葉集 11-2786』枝に沿ってたくさんのうすピンク色の花をつけています。庭桜(にわざくら)に形がよく似ていますが庭桜は八重で庭梅は一重なので区別できると。 下部の方には未だ丸いピンクの蕾も。 花後に球形で直径1cmほどの果実ができて6月~7月頃に赤く熟します。赤く熟した果実は新緑の葉とのコントラストも非常に良く鑑賞価値が高いのです。また、この果実は生食できますし果実酒、ジャムにもなるとのことですが未だTRYしたことはありません。
2017.04.04
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我が家の狭い裏庭のユキヤナギが開花を始めています。 地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつけています。花は、この3月から4月にかけて、雪の如き白き小さな花を枝全体につけるのです。その様(まるで”白い柳”)から和名・ユキヤナギ(雪柳)がついたとのこと。 別名に、小米花(こごめばな)、小米柳(こごめやなぎ)などがあるとのこと。美しい純白の5弁の花。 葉が柳の葉に似て細長く、枝いっぱいに白い花を雪が積もったように咲かせるのです。花がいっぱい散ったあとの地面も雪がパラパラと積もったように見えるのです。昨日の朝は、箱根や千葉、茨城方面でも積雪が。そして栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場の第2ゲレンデ周辺で雪崩が起き、男子生徒ら8人が死亡 とのテレビニュースが。桜やチューリップとともに春の訪れを告げてくれる花の1つとなっています。雪柳(ユキヤナギ)の花言葉は『愛嬌』『愛らしさ』『賢明』『殊勝』『静かな思い』とのこと。小さく可憐な白い花にちなんで、「愛らしさ」という花言葉がつけられたと。また、「静かな思い」は、枝を埋め尽くすほどたくさんの花を咲かせるにもかかわらず、しとやかな印象を受ける事に由来するのだと。 「雪柳 吹雪のごとく 咲き始め」・・・・・・詠み人知らず
2017.03.28
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三寒四温を繰り返しながら季節が変わり、二十四節気では「雨水」、「啓蟄」の時期も過ぎ春分の日も近づいて来ました。そして我が家の庭の様々な種類のスイセンも開花を始め楽しませてくれています。黄色い小ぶりな水仙・黄房水仙。日本水仙の黄色バージョンの感じなのです。小型のラッパ咲きスイセン。 従来の八重咲きスイセン。 これも黄房水仙ですが、房の黄色が微妙に異なるのです。房だけ薄い黄色のラッパ水仙。マウントフッドは徐々にクリーム色に変わるスイセン。 八重咲きスイセン白のラッパ水仙。 ラッパ水仙・デゴイ。 そして村崎のヒヤシンス。 こちらはピンク。 そしてまだまだ別のスイセンも蕾を大きくしているのです。
2017.03.19
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河津町の桜鑑賞を終え、次の目的地は南伊豆町。海岸沿いを南下すると左手に伊豆諸島の島々がはっきりと確認できた。雲の下に三角形の利島、そして右手に小さな島・鵜渡根島、更に右に新島、式根島、三宅島、神津島と続いていたのであった。 車窓からエメラルドグリーンに染まった海岸風景を楽しむ。 下田の町を通過。幕末、日本が鎖国政策に終止符を打ち、開国という大きな転換を迎えようとしていたとき、その歴史の一幕にこの下田が登場。嘉永7年(1854年)、風待港だった下田港に、ペリー提督率いるアメリカ海軍が日米和親条約により黒船に乗って来航。下田は黒船来航、開国の歴史のもつ古くからの歴史の町なのです。道の駅 開国下田みなと 近くにはクルーズ船・黒船「サスケハナ号」の姿が。 稲生沢川にかかる「人魚橋 」を通過。橋の四隅には白き人魚像が佇んでいた。 そして南伊豆町・菜の花畑に到着。この場所は日野で「ひの」ではなく「ひんの」と読む地。 第19回「みなみの桜と菜の花まつり」が2/10~3/10で開催中。 菜の花畑前のコンビニに車を停める。買い物、トイレを済ませ散策開始。菜の花畑には木道が設置され、菜の花畑の中に入っていけるのでした。 約3ヘクタールの休耕田に広がる黄色の絨毯を敷き詰めたような日野菜の花畑。 この菜の花畑にもミツバチの羽音は聞こえて来なかった。 菜の花畑を歩くと、菜の花の香りが漂っていたのであった。 南伊豆町・下賀茂温泉 「みなみの桜と菜の花まつり」ガイドマップ。 南伊豆町の河津桜見学のために136号線を西に進む。来の宮橋近くの駐車場に車を停め、 青野川沿いの堤防を上流に向かって散策開始。 河津町の桜に比べて、葉桜が進んでいると思いきやさにあらず。こちらは今が満開状態。河津町に比べて海岸からの距離があるので気温が低いのであろう。観光客も比較的少なく穴場なのであった。 巨大な松ぼっくりにカラフルな布をアレンジした作品も見本として?展示中。店のおばあちゃんの自信の作品とのこと。 人も出店も少ないので、試食もなく(笑)、全員のんびりと河津桜を楽しむ。 青野川沿い約4.2キロメートルに植栽された約800本の河津桜。距離は長いですが、その分人混みも少なくゆったりのんびりと桜を楽しむことが出来たのです。 青野川沿いに2本のピンクの帯が。 河津町の桜に比べて幹が若い感じ。 堤の法面には菜の花が比較的少なかったが。 2本のピンクの曲線の帯とその中央に陽光を浴びて水面が白く輝く曲線の帯が。前原橋を渡り対岸を戻る。 太い幹に幼枝に可憐な小さな花が。 ピンクの曲線の美。 右手には大きな温室が。温泉熱を利用したメロン栽培で、日本で最初の温室メロン栽培地であると。南伊豆町の中心地にあるここ下賀茂温泉は、中央を青野川が流れかっては加茂川と呼ばれていた。川のいたる所から湯が湧いており、そこを掘って石で囲み河原の湯として利用したのが始まりで永禄3年(1560)の発見と言われていると。現在、110余の源泉が有り、また、噴出温度が100度を超える自噴泉は10数本もあると。下賀茂の空には一年中湯けむりが立ちのぼる湯けむりの里であると。町営温泉「銀の湯会館」正面。 南伊豆町営温泉「銀の湯会館」は、平成28年3月1日(火)に、リニューアルオープン。露天寝湯の新設やサウナ、脱衣室の拡張の設置など温泉浴場の魅力をさらに高め、食事のみでの利用も可能な食事処、裸足で歩く健康遊歩道の新設をはじめ、エントランス、休憩室周りも刷新。町営温泉「銀の湯会館」の敷地内に建てられていた「幸田露伴文学記念碑」 。下賀茂滞在中に詠んだ「風さむく松にはふけど湯のやまのかひには梅のはやさきにけり」の歌が刻み込まれていた。河津桜は、開花時期が長いこと、開花と共に濃さを増すピンクの色と花の密集度が人気なのです。 橋の上にも河津桜並木があるような光景。 橋の名前も風流、魅力的な「ゆけむりはし」。 河津町、南伊豆町の河津桜の花見を堪能した後は、マーガレットラインを走り西伊豆海岸を目指す。西伊豆海岸に入り136号線を北上する。 雲見海岸からの富士山の雄姿。西伊豆の美しい海岸線が続く松崎の中でも特にお薦めがこの雲見海岸と。室崎手前の道路沿いの少女像と像に留まるカラス(本物)。国道136号線には道路沿いにこの様な彫刻像が多く有ったのです。 よって道は「彫刻ライン」とも呼ばれていると。 室崎手前で富士山の雄姿が前方に再び。 仁科漁港で遅い昼食。昨年も同じ店での昼食だったのであった。何故か「仁科」には縁のある私なのです。 魚介類の直売所と食堂が一体となっている漁協直営の店。生憎、観光客でピークの時間。「いか様丼」 を注文し待つこと20分。店の名は「沖あがり食堂」。 食堂の目の前で水揚げされたスルメイカを氷で〆て甘さを引き出したイカを使用した丼。「いか様丼」はスルメイカの刺身と漬けにした刺身が両方味わうことができる丼。夕日に見立てた黄身は地元仁科の養鶏場から直接仕入れた新鮮なものとのこと。 なるほど西伊豆のこの付近は夕焼けの人気スポットなのである。 昼食を楽しんだ後は、更に車を箱根に向けて進める。シニア4人+1人での旅であったので「恋人岬」は今年はパス。目の前に再び富士山の姿が。 土肥で海岸と別れ右折し伊豆半島中央部に進むと左手の山の上の白きドーム・「天城ドーム」が姿を見せた。 愛称は、BIG-SUN(ビッグサン)。ソフトボールの日本代表チームの強化合宿に頻繁に使われるなど、静岡県のソフトボールのメッカ的役割を持っている他、テニス、フットサルなどの各種球技に幅広く使われている。屋根は開閉式。人工芝は砂入りのものが採用されていると。時間の関係上、韮山反射炉、三嶋大社の観光は次回に。 三島を通過し国道1号線の松並木の坂を上る。 前方に三島スカイウォークの橋脚の一部が車窓から見えた。 2015年に開業した日本一長い歩行者用吊り橋「三島スカイウォーク」。 箱根峠から芦ノ湖スカイラインを利用して仙石原へ向かう。 更に進むと折しも左手に日没の光景が。 芦ノ湖スカイラインレストハウス フジビュー手前の駐車場に車を停めしばしシニア4人+1人での夕日鑑賞。 以前に読んだ本?を思い出したのです。「その昔、私たちの祖先は常に移動していた。その場にとどまっているようでは、新しい発見や進化はなかったのだ。だから、夕焼けを見たときに「美しいな。あの夕焼けの先にはもっと美しいものがあるかもしれない」と感じたのだと。もし、そこで何も感じなかったなら移動することもなかったし、体力もどんどん衰えていっただろう。つまり、「夕焼けを見て美しいと感じる」のは、我々が一日の疲れを癒し、明日を向って生きるために必要な「能力」とも言えるのだ。」 と。時々刻々と赤い雲の色合いが変わって行く時間、そして明日を向って生きるための時間を楽しんだのです。 そして芦ノ湖沿いを走り、仙石原すすき野原前を通過。 そして、運転手のNさんの頑張りで、予定の18:00保養所チェックインに間に合ったのです。ここで偶然、ネパール旅行、イグアス&マチュピチュ旅行を共にした80歳を超えた大先輩のHさんに5年ぶりに再会出来たのです。ビール、ワイン、焼酎で食堂のタイムリミットまで大いに飲み、大いに食べ、大いに語り合ったのでした。その後はカラオケルームで更なる頑張り、皆さん若いのです。私はもっぱら観客に徹し?、プロの歌を楽しませて頂いたのです。そして 22:30には部屋に戻り私は爆睡へと。
2017.03.02
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今年も伊豆・河津桜を見に、元同僚、旅友の総勢5人で行って来ました。6:30に茅ヶ崎・Sさん宅に集合ということで都内在住の2人は車で直接、私は6:00前に自宅を出発して茅ヶ崎へ。予定通り6:30前にSさん宅で合流し、Nさんの車で茅ヶ崎から西湘バイパスを利用し二宮駅へ向かいました。左手前方に大磯港。 二宮駅でOさんと合流し、再び西湘バイパスで伊豆半島へ向かいました。車は小田原で真鶴道路方面へ。 相模湾からの日の出。 熱海海岸自動車道、国道135号を利用して南下。道の駅 伊東マリンタウンでトイレ休憩。更に南下すると左手下に稲取漁港と稲取温泉が。そして9時過ぎに予定通り河津桜駐車場に渋滞にも巻き込まれず到着。駐車場横の菜の花畑は満開、朝の陽光を浴びて黄金に輝く。 河津桜とは静岡県賀茂郡河津町にて毎年2月上旬から咲き始め3月上旬までの約1ヶ月に渡り咲く早咲きの桜です。花が大きくピンク色なのが特徴のこの桜は本州でも早咲きの種類に分類され開花の過程も楽しめます。花はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配と考えられてます。ここ河津町では昭和50年4月に河津町の木として認定されており毎年2月上旬より約1ヶ月間”河津桜まつり”を開催多くのお花見客で賑わうのです。河津桜 お花見マップ。河津川沿いの堤防上の桜がビューポイント。まずは近くの1本桜「かじやの桜」へ。原木から接ぎ木で生産された苗の一期生にあたると。樹高はやや低めですが見事な枝ぶりで、原木と間違える人もいるほどと。民家の庭先に植えられている「かじやの桜」。 これぞ桜のパラソル。そして空は青。この家の先代主が「鍛冶屋」であったと。ネット情報では「原木」は半分くらい葉桜になっているとのことであったが「かじやの桜」は見事な鮮やかな濃いピンクの花をつけ、多くの観光客がカメラを向けていた 。 河津桜の2017年・今年のポスター。2/10~3/10まで第27回河津桜まつりが開催されているが、3月になると葉桜となり3/10には完全に散っているのであろう。今年の開花はやはり1週間以上早かったということか。 河津川の堤防に向かって歩く。途中、ミカンやポンカン等々様々な柑橘系の果物が販売されていた。そして河津桜堤防に到着。満開のピークは過ぎていたが、菜の花と共に迎えてくれた。 下流側はピークを過ぎていると店のオバチャンから。よって上流に向かって歩を進める。やや葉が姿を見せている樹もあるがまだまだ菜の花と共に見頃。 ピンクと黄色は相性が良いのであった。 菜の花も満開であったが、何故か未だミツバチの姿は確認できなかった。 遊歩道横には多くの出店が。そして試食も出来たのであった。丹波焼き栗。 各種ドラーフルーツ。ここでも試食させて頂きました。 「極上ハリコ」 ハリコとは「針子(はりこ)」と書きサンマの幼魚と、店員の女の子から。一本一本一生懸命に並べたと。こちらでも、練炭火鉢上で焼いているものをご馳走になりました。イチゴ大福の製作途中? 河津川の両岸に河津桜の並木が続いているのです。 川の水も綺麗に。 こちらはニジマスの塩焼き。試食コーナーはありませんでした。 金目鯛や各種魚の干物もセット販売中。 この河津桜の下の黄色の花は菜の花ではなさそう。 河津桜と戯れるメジロを発見。 エビ詰め放題で1000円。 吊るし雛も売られていた。 巨大な吊るし雛?が一人孤独にテントの横の地面に。 巨大な松ぼっくりも販売中。ダイオウマツ(大王松)と言う葉の長い松とこれも店のオバチャンから。 清き白き川面と淡きピンクの花びら。 ピンク、白、黄色のBEST MIX。春の訪れを実感できる光景。 かわづ花の会の花壇。ご主人は河津桜の手入れ、奥様はまつり出店の準備と花壇の準備に忙しかったのであろう。 青空にピンクは似合うのであった。 鴨ものんびり花見をしながら餌を探していた。 河原に下りて二本のピンクの帯を追いかける。 見上げると。 鈴なり・撓わの花。 河津町の河津桜を堪能して、次の菜の花、河津桜を目指して更に車で南伊豆町に向けて車を走らせたのであった。
2017.03.01
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近くの公園でのどんど焼きの帰り道で、ロウバイ (蝋梅)が咲き始めているのを発見しました。唐の国から来たこともあり唐梅(カラウメ)とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむと。半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついたとのこと。半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲いていました。 ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があるとのこと。よく栽培されているのはこのソシンロウバイ(素心蝋梅)で花全体が黄色。 鼻を近づけてみると、ロウバイの香りは甘くフルーティで、微かに石鹸?のような香りが。ニホンスイセンの香りと似ているようでもあり??英語名はWinter Sweetで、その名前のとおり「冬の甘い香り」。正月の寒気の中で、春を感じさせてくれる花がこのロウバイ(蝋梅)なのです。
2017.01.13
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我が家の横の菜園の片隅の皇帝ダリアが甲斐かを始めました。今年の台風の強風で多くの幹が倒れてしまいましたが、逞しく幹を立ち上げて開花を始めました。 成長すると3~4mにもなる事から皇帝と名付けられたとのことです。 花はピンク色で直径約20センチメートルの 大輪の花が茎の頂上につけます。 晩秋のこの時期、空にそびえて立つ姿は圧巻。 日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。 巨大なピンクの花です。 我が家の皇帝ダリアの先にはお隣の皇帝ダリアが覗いています。
2016.11.22
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今年も地元のお寺の雲昌寺で開かれていた菊花展に先日行ってきました。 雲昌寺は建保年間(1213年~1219年頃)に道済(北条義時)により開基。もとは瑞龍寺と称して現在の今田地区にあった。慶長元年(1596年)に水害で堂宇が流失したことから第4代の宗順によりこの地に移り、現山号の「光輝山 雲昌寺」に改めている。菊花展の開催期間は10月30日(日)~11月8日(火)までの10日間。 境内の仮設展示場の下に苦心の豪華な菊がズラッと展示されていました。 今年も自慢の厚物、管物の黄、白、紫の大菊が。 1年間気の抜けない栽培育成に脱帽。 3本仕立ての厚物、管物。厚物コーナー。黄色の花にも濃淡が。 管物コーナー。 養蜂場のある私の農園の隣で農園をやられている農友の作品です。造園土木賞を受賞されていました花弁の黄色の濃厚さとボリュームが見事。文字通り花弁が細長い管状になっています。見事な7本仕立て。 厚物の7本仕立て。 数百枚の花弁が中心の一点に向けて、重なり合い鱗状に整然と組み上がり半球状に咲いているのです。 これぞ純白。特に一番外側の花弁が長く突き出るものを厚物と区別して「厚走り」と呼んでいるとのこと。高貴な紫。 先端のクルクルが可愛らしいのです。 そして本堂前には小菊の花が。 3mにも及ぶ幅の懸崖作り。 綺麗な秋の風情がある色。そして鐘楼には朝の陽光が。 菊花展を楽しんだ後は境内の六地蔵に挨拶。庚申塔、二十三夜塔そして手前にお顔のない仏像が並んでいた。そしてこちらも庚申塔の青面金剛像塔が三体。庚申は、十干の庚(かのえ)と十二支の申(さる)の組み合わせで暦の上では60日に一度回ってくる庚申の日に、その夜を眠らずに過ごして健康長寿を願う信仰。この信仰は平安時代には宮中などにおいて宮廷貴族の間で庚申の御遊びがあり、鎌倉時代には武家たちも守庚申を行って来たと。青面金剛像塔は、主尊の青面金剛以外に、背面には日月や、台座には猿、鶏、邪鬼、腕の数は、二臂から八臂まであり、腕が持つ 持物は、三叉戟、棒、法輪、羂索、弓矢、剣、杖、蛇など様々の姿を。駒形板碑 六手合掌青面金剛+三猿 年不詳。三猿は三匹の猿が、それぞれ目、耳、口を両手でふさいでいる彫刻。いわゆる「見ざる聞かざる言わざる」。孔子は論語の中で孔子は「礼節にそむくことに注目してはいけない。礼節にそむくことに耳を傾けてはいけない。礼節にそむくことを言ってはいけない。」と、三つの戒めを言っているのです。駒形板碑 六手剣人青面金剛+三猿 年不詳。笠付角柱塔 六手合掌青面金剛+三猿 年不詳。そして我が家の玄関にも農友が貸してくれた二鉢が。
2016.11.15
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我が家の門のスロープの端と道路の舗装の僅かな隙間から菊が芽を出しそれを抜かずにそっとしておいたところ、見事な花を開いてくれたのです。数ミリの隙間から逞しく芽を出し、肥料も無しで自分の力でこんなに大きく成長し、開花したのです。黄色と赤の小菊。どこから種が飛んで来たのでしょうか。我が家の庭にはない種類の小菊なのです。そして今日の花。日に日に花の数を増やしています。縁の赤の色が減色し黄色が拡がってきました。生命力の神秘と力強さを感じざるを得ないのです。正に『根性小菊』、何だか元気がもらえますね。地上に出ている部分だけ普通になっているような気もします。コンクリートの下では根が懸命に生え廻り水分を吸っているのでしょう。そして地上の葉も太陽の光を逃すまいと。この菊の生命力と同じものを私もいつまでも持っていたいと。それを教えてくれたこの小菊。折しも雨が降り出しました。頑張れ、『根も葉もある』小菊よ。
2016.10.26
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今年も我が家の玄関前のほうき草が色づき始めています。 箒のような細かい茎が特徴で、この秋に紅葉、茎も同様に赤くなるのです。 ほうき草の果実を加工し「とんぶり」と呼ばれる郷土料理にもなるのです。秋田の特産品「とんぶり」はこのコキアの果実を加工したものでプチプチした食感と色合いから「畑のキャビア」などと形容されることもあるのです。「枯れた茎はホウキ、果実は食用に」と実用性のある植物。株の周囲にタネが自然にばらまかれて毎年春先に自然と発芽してきます。妻が元気そうな苗の数本を選んでそのままにし育てて来ました。 株の下部はまだ少し緑+ピンクのグラデーションのような色のコキア。 今年は丸みがイマイチですが。 この写真は早朝の写真ですが、陽光が射すとコキアが太陽の光に照らされ、キラキラと輝いて来るのです。 そして台所の裏口ドア前にはこれからピンクに変身する株が。既に枝は変身を始めていますが、葉はこれからなのです。 この時期、コルチカム、酔芙蓉、コスモス、コムラサキの実そしてこのコキアと濃いピンクが目を楽しませてくれている我が家の庭なのです。
2016.10.20
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我が家の玄関の前のコムラサキが今も頑張っています。7月初?から紫色のきれいな実を付け始めました。根元に近い方から順次開花し先端に咲き向かっていったのです。それを追うように実をつけていく。実は、緑色から紫色に順次変わっていったのです。10月中の今になっても紫の実をけなげに付けています。コムラサキ(小紫)はムラサキシキブ(紫式部)を小さくしたものなのでこの名前になったとのこと。小さいが、実のつきかたがいいので花屋ではムラサキシキブより人気が高いとのこと。 実は枝に沿ってかたまるようについています。ムラサキシキブとコムラサキはよく似ていますが、ムラサキシキブは果実が葉の付け根あたりに付くのに対し、コムラサキは葉の付け根からやや離れた場所に付くのです。ぱっと見で弓状に枝をしならせて重たそうに果実をびっしりつけているのがコムラサキ。そして今まで頑張ったコムラサキの実が地面に落ちて小さな葡萄染色の絨毯のごとし。先日は金木犀の黄金の絨毯をブログにアップしましたが、またひと味違う紫そして葡萄染色の絨毯が我が家の玄関前に。 葡萄染の 式部実愛でて 秋深み・・・・詠み人知らず
2016.10.18
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昨日、我が家の横の菜園で農作業をしていると畑の片隅に見事な自然の芸術品を発見しました。ホオズキの網目が3個仲良く、「透かしホオズキ」ともよばれているもの。このような綺麗な神秘的な網目になっているのは感動もの。 「ホオズキ」の名は、その実の赤くふっくらした様子から頬を連想したもの(「づき」は「顔つき」「目つき」の「つき」か)とも。また果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」の意であるとも。 ほかにはホホ(蝥、カメムシの類)という虫がつくことを指すとする説もあると。漢字では「酸漿」のほか「鬼灯」とも書く。中国語では酸漿の名のほかに「金灯」「錦灯籠」などとも言い、英語では Chinese lantern plant とも呼ばれていると。赤い実を大事そうに包む「透かしホオズキ」を接写。房の繊維だけ残り、赤い実が透けて見えて美しい姿。 こちらは表皮が虫に舐められたのか?それとも自然に雨などで腐りこれが乾燥して風で破れ繊維質が残っていくのか?繊維質が少しずつ現れ始めた所のものも発見。今年の9月は雨が多かったからでしょうか?不思議な自然の芸術作品。自然にドライ風になっていたホオズキは初めて見た?見慣れたホオズキの姿も残っていました。何故か下の方だけはまだ緑。 こちらは、これから芸術作品への変身へのプロローグ。繊維質の部分が血管の如く目立ち始めています。 一つ摘んで手のひらに。赤い実はフリーな状態で中でコロコロと。 昔、台湾に仕事で行った折、故宮博物館を訪ねたときに見た芸術品をふと想い出したのです。もちろん白菜『翡翠白菜』や豚の角煮『肉形石』が有名ですが象牙でできた多層球も一見の価値があるのです。ネットで調べてみると『雕象牙透花雲龍紋套球(ちょうぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう)』と呼ばれる作品であったのです。象牙の塊を球に削り出したもので、17層になっており、それぞれが回転することができると。球には継ぎ目がない。中国の究極の工芸品として、NHKスペシャルでも紹介されたもの。『まず象牙を球形にととのえたうえで、中心に向かって八方から円錐形の穴を穿つ。そこに特殊な小刀を差し込み、中心部の一番小さい球体を彫り出す。次いで第二層、第三層と、円錐形の穴を手がかりに、内側から外へ向かって薄いボールの皮を削り出すように、一層ずつ回転する球体を彫り出していく。円錐形の穴からすべての仕事を目で見とどけることはできない。おそらく指先のカンと、削る刃先の音の変化で見当をつけたのだろう。現代では、これを実際に彫ることのできる技術の持ち主は誰もいないという。その意味では依然として幻の秘伝である。』 と。最近では、費用と時間を気にしなければ『3Dプリンター』でこれに近いものは出来るようになったと。しかし所詮象牙や翡翠等の玉石ではなくプラスチック。 【http://kazumiudon.blog102.fc2.com/blog-entry-1220.html】より転載。ホオズキの袋に網目だけが残り、秋の赤い夕日が巻雲の中で透けて見えるが如くであった。ひそやかに 落陽染まる 透かし鬼灯・・・・詠み人知らず
2016.10.12
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今年も我が家の駐車場の横の水引草が小さな赤い可憐な花をつけています。 晩夏に茎の先に紅い小花を穂状につけ、お彼岸を越えた今でも咲いています。この花穂が進物用の紙糸「水引」に似ていることからの命名とのこと。本来「草」は不要らしいですが、紙糸の水引と紛らわしいためか「水引草」と呼ばれることが多いとのこと。花茎は高さは20~30cmで葉がなく、円筒状あるいは卵状の明るいピンク色の花をつけています。葉は広卵形で、真ん中あたりに黒っぽい斑があり、花穂の無い時でも他の植物から見分けやすい。日本のみならず中国・インドシナ・ヒマラヤ地方あたりまで分布しているそうで、中国での名称は「金線草」。雌しべは先端が鈎状に曲がっているのです。九条武子(1887~1928)の和歌『あるかなきか 茂みのなかにかくれつつ 水引草(みづひきぐさ)は紅(べに)の花もつ』は藪陰などにひっそり咲いているが、見つけた時の紅い小花の印象はなかなか鮮烈――というこの花の特徴を、上手く簡潔にとらえた秀歌。 しかし我が家の水引草は集団で堂々と咲いているので、その紅の存在感が大きいのです。『際立ちて 群れなす花穂は背伸びして 水引草は紅()の花見せ 』・・・・詠み人知らず
2016.10.11
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我が家の近くの公園のキンモクセイ(金木犀)の花が、このところの雨のために地面に落ち 、地面はまるでオレンジ色の絨毯が敷かれたようになっていました。前日であればもっとオレンジ色、いや金色の絨毯だったのでしょう。 オレンジの絨毯には一筋の轍が。チョット寂しい気分に・・・・。既にほとんどの花が枝から落ちていました。 まだ落ちまいと、けなげにしがみついている花も。 花が最盛期の時の写真です。この様に撓わに金色の花が香り豊かに。 もう一本の金木犀の木のふもとです。 命を終え十字を切って散りゆく花か。散りこぼれて、こちらはオレンジ色の階段に。 花をホワイトリカーに混ぜ、オレンジ色の酒も楽しめるとのこと。 お彼岸にマンジュシャゲ(曼珠沙華)の花が一斉に開花し、あっという間に見頃を過ぎ・・・。そしてコスモス(秋桜)が咲き、萩、コルチカム、酔芙蓉も次々と開花・・・・・。そのうちに朝の窓を開けると、いつのまにか良い香りが漂ってくる・・・。どこからかと気になっていると近くの公園のキンモクセイの花がきらきら輝いていて。そして彼岸花、金木犀もあっという間に崩れ、舞い散って・・・・。しかし秋の花木の魅力は、大人の雰囲気が香るところ。自然の移ろいに彩られて、表情をカラフルかつ豊かに変え花もどこか可憐な雰囲気を見せるのが秋の花。よって『あきがこない』秋の花が好きなのです。『金木犀 一夜の雨に 舞い急ぐ』『金木犀 散り敷く道に 轍あり』『金木犀 舞い散る先に 石の段』『金木犀 散り敷く瞬に 十字きり』・・・・詠み人知らず
2016.10.05
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今年も藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町を流れる小出川沿いに咲く「彼岸花」を見に行ってきました。23日の早朝は雨が降っていましたが、8:30過ぎには止んだので急遽車を走らせました。そして15分強で大黒橋に到着。毎年、数万株の彼岸花が、大黒橋から追出橋までの川沿い約3kmにわたって咲き誇り、美しい風景を楽しむことが出来るのです。前日は『第9回 小出川彼岸花まつり』が行われる予定でしたが雨の影響はなかったのでしょうか。大黒橋上には『祭』の看板が。ここからこの日の見学をスタート。 『小出川彼岸花』の垂れ幕。大黒橋から追出橋までの3kmの彼岸花コース案内板。 赤と白のBEST MIX。花は、今が一番の見頃の様で、蕾が少し残り、活き活きとして綺麗に咲いていたのであった。雨降りの後であり、時間も早かったためか、見物客はマバラでゆっくりと観賞出来たのでした。 雨に濡れながらもすっくりと立つ彼岸花いや曼珠沙華(まんじゅしゃか)。シビトバナ、キツネバナ、キツネノタイマツ、キツネノシリヌグイ、ステゴグサ、シタマガリ、シタコジケ、テクサリバナ、ユウレイバナ、ハヌケグサ、ヤクビョウバナなどいやな名もあるが、ハミズハナミズ、ノダイマツ、カエンソウなど雅な名もあり、全国各地の地方名をあわせれば1000種類ほどあるのだと。様々な地方名を集め知るだけでも、面白いかも。それぞれの呼び名から、人々の思い入れや関わりあいが伝わってくる事間違いなし。『第9回 小出川彼岸花まつり』の遠藤・せりざわ会場のテントの下には写真展が。 ゆっくり見たかったが、足元は水溜りでグチョグチョ。 再度車に乗り走り、新道橋を渡り道端に車を停め、小出川沿いを上流に向かって歩く。この付近は今が盛りの曼珠沙華の世界。 小出川沿いを赤き帯が。畦道の両側に。 所々に白が我こそはと存在感を。 アゲハ蝶が彼岸花と戯れていた。 花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して夏近くなると葉は全く消えてしまう不思議な花。花と葉を同時に見ることはできないのです。葉のあるときには花はなく、花のときには葉がないのです。このことから韓国ではサンチョ(相思華(そうしばな))と呼ぶのだと。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味からと。すっくりと真っ直ぐに立って赤き曲線の帯を描いていた。 小出川の水量も例年になく多く流れも速く。彼岸のこの季節、この様に田んぼの畦道や土手で見かけることが多い彼岸花であるが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐため、また、彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため、とも言われているとのこと。これぞ先人の知恵なのである。 面にまさに燃えるような色が一面に咲きほこる彼岸花。赤いヒガンバナは、稲穂の黄金、空の青(この日はダメでしたが)、雲の白、草の緑によくマッチする真に日本の秋の姿。 『彼岸花植生保護のため、自転車通行、犬の散歩はご遠慮下さい』 と。管理をされている里の方々に感謝。 ここ新道橋にも彼岸花の垂れ幕が。 『第9回 小出川彼岸花まつり』のパンフレットの裏にはこの付近のおすすめスポット案内が。 そして帰宅して我が家の門の内側の白の彼岸花。白い彼岸花の花言葉は、「想うはあなた」「また会う日を楽しみに」と。以下は・・・・詠み人知らず。 すっくりと 畦独り占め 曼珠沙華草川の 畦燃えたちぬ 曼珠沙華開悟して 白となりぬか 彼岸花 黄金田を 区切りて走る 赤の帯露結び 光放ちぬ 曼珠沙華そして学生時代の懐かしき山口百恵の歌がよぎる。
2016.09.27
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この初秋の時期に我が家の庭に咲き楽ししませてくれている花々を紹介します。まずはオシロイバナ(白粉花)。昨年の種が落ちて自然と生えて来る繁殖力旺盛のオシロイバナ。全体にみずみずしい緑。花は赤、黄色、白や絞り模様など各種あるようですが我が家のものは赤い花。花は夕方開き、わずかな芳香が。このため和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれています。これも繁殖力旺盛なシオン。 うすピンク色の花をたくさん咲かせています。そして酔芙蓉の花も夕方のこの時期に酔っぱらっていました。 コルチカムも咲き出して来ました。秋になると根も葉っぱもない状態の球根からにょっきりとつぼみを出して花を咲かせます。 コムラサキの実も鈴なり。 ほうき草も大きくなって私のお腹のように。 カラーリーフとしてガーデニングで親しまれているコキア。昔、コキアの枝をホウキに利用していたことから、「ほうき草」「帚木」という和名で知られているのです。鮮やかな緑色をした葉っぱが秋になると紅葉する様子が美しく、庭を彩ってくれます。そして既に細い幹の上部は赤への変身が始まっています。 里芋の大きな葉っぱに寄りかかる朝顔の花。 美しい青。 そしてミズヒキ(水引)も赤を増しています。祝儀などで使われる水引きそっくりなことからミズヒキ(水引)の名が。木陰などの暗い場所に育つので、目立たない花ですが、わび、さびの世界に通じるのか、茶室の脇などに植えられることも。妻が好きな花。更にズームで。そして我が家の前の畑の片隅には白花ヒガンバナが。我が家の物もあと数日で開花しそうです。白花と言っても、完全な白ではなく、僅かに黄色が混ざっているようです。 今年はまだ残暑が続いていますが、秋の気配は十分に感じられるようになりました。「秋」は、いい季節です。秋がいちばん好き、という人も多いのではないでしょうか。私もその一人。「秋」と言えば、食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、紅葉の秋、スポーツの秋、読書の秋、実りの秋、スズメバチの秋・・・と楽しみもそして注意の秋といろいろとあるのです。健康に留意し、その時々の日本の四季を大いに楽しみながらアクティブシニアとして頑張っていきたいのです。
2016.09.17
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9月に入り、少しずつではあるが、秋めいて来たのを朝夕に実感しています。我が家の庭の酔芙蓉の花も、今年も開花を初め、終盤に。 酔芙蓉は、朝のうちは純白。 芙蓉は中国ではもともと「蓮の花」のこと。水の中に咲くものを水芙蓉、木に咲くものを木芙蓉と呼んでいました。そして昼過ぎになるとじわじわとピンク色に変わってきました。 午後から夕方そして夜にかけてはピンク色が増し紅色になるのです。酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名「酔芙蓉」がついたといわれているのです。そして前日開花した花の翌朝の姿です。この芙蓉の花が短命で、一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟り、蓮の花に仏教の縁を重ねるのかもしれません。 そしてこれも我が庭の秋を代表する「コムラサキ」の実が目立つ様になって来ました。そしてこちらはミズヒキ(水引)。長さ20〜40cmになる花穂を出し、それに小花がまばらに咲いています。小花の色は上半分は赤色、下半分は白色です。今、外では雷雨の真っ最中。雷で夏が始まって、雷で夏が終わる と聞いた事ありますが真実ですね。そしてテレビのニュースでは岐阜県飛騨市で11日に開かれたマラソン大会で、参加した115人のランナーがスズメバチに刺されたと。日本全国に確実に秋が訪れているのです。そして我が西洋ミツバチの巣箱にもスズメバチが訪れていますので要注意なのです。
2016.09.13
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この日は鵠沼にある蓮池まで蓮の花を見に行って来ました。この日も早朝6時過ぎに自宅を出て、小田急線で藤沢駅、そして江ノ電のりばへ。 12分ごとに走っている鎌倉行きの江ノ電が到着。 そして藤沢駅から2駅目の柳小路で下車。柳小路は無人駅で、SUICAカードをホームにある黄色の機械にタッチして下車。住宅街を蓮池に向かって歩く。住宅街の庭のフェンスには朝顔が朝の陽光を浴びながら迎えてくれた。そして柳小路駅から5~6分で第一蓮池に到着。白と淡いピンクの大きな蓮の花が目の前に。第一蓮池に咲く花は『舞妃蓮』と言う種類の花とのこと。舞妃蓮は、昭和41年に御坊市の阪本祐二氏が、アメリカの黄花ハス「王子蓮」と日本の「大賀蓮」を交配して作り出した、御坊市生まれの蓮。昭和43年の春には、蓮根が現在の天皇皇后両陛下に献上され、その年の夏に東宮御所で開花。そして昭和44年、花の開閉があたかも女性の舞い姿のようであることから、阪本祐二氏によって『舞妃蓮』と名付けられたと。既に第一蓮池の花の多くは大きく開花し舞の真っ最中。しかし中にはこれからの花も。開花第一日目は、花弁が短く淡い薄黄色の花弁が行儀良く並んでいます。そしてこれは開花2日目の花。花弁が延びて、正に舞っている姿に。こちらは、うすいクリーム色地に花弁の先に薄い紅色のぼかしが入る美しい花。そして、この花は舞の準備中か。そして第2蓮池に直ぐに到着。鵠沼の蓮池と蓮についても説明されていた。詳細は下記を参照ください。http://homepage3.nifty.com/kurobe56/k5/genkou/k085a.htmこちらは濃いピンクの蓮の花が至るところで開花の真っ最中。日に当たっていない花も情緒がありました。見事な輝き。開花のピーク、中心の黄色く丸い雌しべも存在感を。よく見る大賀蓮よりは花弁が多い八重咲き、誠蓮(まことはす)?黄色の花托をズームで。明朝の?開花を待つ蕾。花びらと別れ、花托が剥きだしに。花が咲き終わると、肥大化して、種が目立つように。たくさんある花の中でも、特別の花,蓮。ハスの花托は花と同様にとても趣がある姿。種が熟れると、花托は果托と言うそうです。果托も茶色くなり、実を池に落としていきます。ハスは蜂巣(ハチス)の略で、果実の入った果托のようすが蜂の巣のようであるから。そして池の中の小枝に我が藤沢市の鳥カワセミが。蕾の上に移動。今度は花托の上に。「飛ぶ宝石」といわれ、大変美しいスズメぐらいの小鳥。体に比べて頭部とくちばしが大きく、尾羽は短い。頭上から背面にかけては金属光沢の青色が人気の野鳥。我がカメラでのズームはこれが限界。蓮池には立派な一眼レフカメラに大きなズームレンズを付けてガシャガシャガシャとシャッターを切る多くのアクティブシルバーのカメラマンが。最初は開花する蓮の花を待っているのかと思ったが、カワゼミが姿を現すと一気に周囲に緊張感が。我が旅友のSさんもここにいるのかと・・・・・・・?私はこの蓮池の花の見納めに、第二蓮池のBEST SPOTで最後の一枚を。同じく第一蓮池で。そして帰りはカラフルな江ノ電で。お盆が近づくと、何故か蓮の花を見たいと思う自分がいるのです。泥水とは人生に置き換えれば、つらいこと、悲しいこと、大変なこと蓮の花とは、まさにこの人生の中で花を咲かせること、そして、その花の中に実があるのが 「悟り」 。つらく悲しい思いがなければ、人間は悟ることがないのだ、ということをお釈迦さまは教えたかったのでしょうか?
2016.08.04
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今年も我が家の庭の大輪のユリが次々に開花しています。白地にくっきり浮かぶ濃いピンクが美しい。淡い黄色の花。ピンクの花が密集して咲いていました。ユリにも色々種類があります。 沢山あるユリの品種の中の一つの品種、カサブランカ。カサブランカは、『オリエンタル』と言うユリの種類に属します。オリエンタルは香りがあり、比較的大輪という特徴が。純白で大輪、香りが強いのです。そして淡いピンクと黄色のカサブランカが仲良く。 こちらは濃いピンクで存在感があります。 中心が淡い黄色、そして周囲は白。 それぞれの花に顔を近づけると、あの香りが。しかし我がミツバチ達はユリには殆ど訪花しないようです。この香り、花粉はお気に召さないようです。これから鹿の子ユリも開花を始めるのです。 そして透かしユリ、鉄砲ユリも続々と、。
2016.07.17
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エゾノレンリソウ(蝦夷連理草)。連理とは、別々の根から生えた2本の木の枝がくっついて、どれがどれだかわからなくなること。夫婦や男女の仲の親密なことにたとえられる。小葉が2個ずつ対生している様子からこの名が付けられたと。ミソハギ(禊萩)。盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。ミソハギの和名の由来はハギに似て禊(みそぎ)に使ったことから禊萩、または溝に生えることから溝萩によるといわれる。 ハマナス(浜茄子)。バラ科バラ属の落葉低木。濃いピンクの花を咲かせていた。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用になると。皇太子徳仁親王妃雅子様のお印であるとのこと。トキソウ(朱鷺草)の群落。もう少し早ければ一面にと。和名は花の色がトキの翼の色であるトキ色に似ていることに由来。ヒメシャジン(姫沙参)。釣鐘状の青紫色の花を下向きに。クサレダマ(草連玉)。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。和名はマメ科のレダマに似て、草本であることに由来する。別名、イオウソウ(硫黄草)。しかし音の響きは可愛そうな名前。オオマユヨイグサ(大待宵草)。 花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花。黄色いキノコを発見。 タマゴタケ?湿原の奥の山には足早に雲が流れていた。 そしてその前の湿原には花菖蒲が。 キツリフネ(黄釣船)。花を帆掛け舟に見立て、細い花柄で吊り下げる様子から「釣り舟」で、花色が黄色なので「黄釣舟」。ミズバショウ(水芭蕉)は既に花の姿はなし。しかい花後の葉がこの様に大きくなっていることにビックリ。 ハンカイソウ(樊噲草)。ハンカイソウは本州の静岡県以西の本州、四国、九州に分布する大型の多年草。 和名は難しい漢字。「とってよいのは写真だけ」 の指示に基づき、花の写真とその説明板をSETで撮り、その説明板の写真を見ながらブログに載せているのです。決して花の名前を知っているわけではありませんので。チゴユリ(稚児百合)。上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を咲かせていました。湿性花園の散策を終え展示室に入ると、ブルーポピー(ヒマラヤの青いケシ)が一輪。しかし既に花を閉じていた。 展示室では、仙石原湿原の生い立ちや動植物などを、パネルや写真、大型水槽でわかりやすく説明。神代杉の根。仙石原湿原の杉が巨大地震で埋没し、腐らずに残ったもの。そして湿性花園を後にし、元箱根に向けて車を走らせると右手に霧の中に人で賑わっている建物が。そして巨大な「黒タマゴ」 を発見。平成28年4月28日より、土産物店「くろたまご館4」を開店し、黒たまごの販売を再開。「黒たまご」は従来どおり、大涌谷の玉子池にて製造し、「くろたまご館4」に輸送して販売していると。 店に立ち寄り、5個入りの黒たまごを購入し皆で1個ずつ食べる。1個食べると寿命が7年延びるという真っ黒な温泉タマゴ。そして私だけ長生きしても・・・と思い妻にも一袋を土産に購入。しかし我が家でも殆ど私が食べてしまったのであったが・・・・・。さてさてその結果は如何に・・・・・・・・。
2016.07.09
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今年も我が家の庭のグラジオラスが鮮やかな花を見せてくれています。夏のこの時期に色とりどりの華やかな花を咲かせてくれるグラジオラスは、多年性の球根植物なので毎年楽しむことができるのです。数年、少しずつ球根を購入し増やしてきました。まっすぐ伸びた茎に、整列して花を咲かせる様子は、華やかさの中に強さを感じさせるのです。また、花色が豊富なことも魅力なのです。グラジオラスは、ヨーロッパ各地で古くから栽培されており、1900年代にアメリカやカナダで本格的に品種改良が進めらたと。日本に自生種はなく、明治時代に園芸種として輸入され、栽培が開始したと。学名は、ラテン語で剣を意味する「gladius(グラディウス)」から来ており、葉が剣に似ていることに由来。また、英名の「Sword lily」も同様の理由から。この花は濃いブルーと言うよりは紫。 イギリスのEU離脱が「BREGRET」と我が部屋のテレビのニュースで言われていますが私はリーマン・ショック(Lehman shock)と同様に「BREU SHOCK(ブロイ・ショック)」と名付けます。もりろん『Britain + EU + SHOCK』 省略形です。 チョット脱線しましたが。グラジオラスは原種が300以上存在し、品種改良によって生み出された園芸品種は現在5,000を超えると。もう少し、木から離れた場所に球根を植え付けるべきでした。黄緑色の花は新鮮に感じるのです。グラジオラスは花が咲くと頭が重くなるのでどうしても倒れてしまいます。今日はポールを立て紐で結び倒れるのを防いだのです。秋になって葉が枯れてきたら掘り上げて日陰で乾燥させ、段ボール箱などに入れて室内に保存し春先に植え付けるのが良いのは解っているのですが。我が庭では掘りあげずに越冬して数年ぐらいは花を咲かせています。株が混み合ってきたり、よい花が咲かなくなってきたら掘りあげればよいと考えているのです。
2016.07.04
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今日は妻の?4回目の誕生日、おめでとうございます。よって様々な種類と色のあじさい(紫陽花)をブログにてプレゼントいたしたく。たくさんの小さい花が集まって咲くきれいなあじさい(紫陽花)は、初夏を彩る代表的な人気の花。紫陽花は土壌の性質や、咲いてから散るまでの間に花の色を変えることから「七変化」「八仙花」などの別名も。そんな紫陽花の代表的な花言葉は「移り気」。以前は浮気をイメージさせる花言葉から、結婚式や贈り物では避けられる花でした。しかしアジサイの花期の長さにちなんで「辛抱強さ」もあるのです。最近では「家族団欒」という花言葉も広まり、母の日の贈り物や結婚式のブーケなどにもよく使われているとのことで、誕生日の花として問題ないでしょう。 まずは我が家から車で10分ほどの大清水境川アジサイロードのあじさい(紫陽花)です。大清水境川アジサイロードとは、二級河川境川沿いの、大清水橋から鷹匠橋までの約400mの両岸にあじさいを植栽した区域の道路一帯を指すのです。最近ではあじさいには色毎の花言葉があるようです。ピンクは『元気な女性』、妻そのもの。西洋が語源となったタイプの花言葉なのです。日本では、しとしと雨が降る季節と紫陽花の開花が一緒になっていますが、ヨーロッパではこの時期はカラッと乾いた陽気な日々が続くのです。そのため、日だまりで群生して咲くピンクの花を指して元気な女性という考え方が根付いているようです。そう、『カラッ』と乾いた『元気な女性』。青は『忍耐強い愛』、これも『私に対する妻』にふさわしい言葉。そして白は『寛容』、これも『私に対する妻』の為にある言葉なのです。しかし寛容ながら決して他の色に染まらないの白、これも・・・・・・。それではしばし、私が妻のために!!カメラで撮影した様々な種類と色のあじさい(紫陽花)をお楽しみ下さい。まだまだしばらく楽しませてくれそうです。 この青が好きです。ガクアジサイ。ガクアジサイの"ガク"は、"萼"ではなく"額"が語源だそうでややこしいのです。両性花の周りに咲く装飾花がまるで額縁のように見えることから。八重咲きの白のガクアジサイ。ヤマアジサイ(山紫陽花)?・白。ヤマアジサイ(山紫陽花)?・ピンク。ピンクとガクアジサイのBEST MIX。 アジサイの花の色は、一般に土がアルカリ性なら赤、酸性なら青になるといわれます。日本で青や紫のアジサイが多いのは、日本の土壌がやや酸性のためと。しかし、この様に白、青、ピンク、紫が渾然一体で咲いている場所もあるのです。土のpHだけでは理解できないのです・・・・・。そして淡く染まりかけた少女の如き・・・・・・。そしてもう一カ所、遠藤・小出川「花とせせらぎの道」もハシゴしたのです。この場所の小出川は水路として整備されていた。この先が秋の彼岸花ロード。こちらも大清水に負けずとも劣らない花の種類と色。白、ピンク、青、紫・・・・と。ガクアジサイも様々に。額が赤いあじさいも。 アップで。色の変化を一目で。次の日曜日に第17階『遠藤あじさいまつり』が開催されると。そしてこんな種類のあじさいも。花の形がは円錐状あるいはピラミッド型に付く独自の形状のあじさい。カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)とのこと。この日は白の花だけでしたが、数年後には品種改良され様々な色のカシワバアジサイを見ることが出来るのでしょうか。そして先日、江ノ島の島内で発見した数々の品種。更に赤が濃く、そして葉っぱは新緑。ガクアジサイと手鞠あじさいの中間? 見事な深紅。淡い新緑、これから色が付くのであろうか?そして花弁の中心線が青やピンクの色が付き、その周りの縁取りが白いあじさい。見た目が華やかで、先日の成川美術館で楽しんだ万華鏡を覗いたような美しい花模様。 ガクアジサイのガクも様々な種類が見られるようになってきたのです。これもあじさい?葉っぱからあじさいなのでしょう。 先日のテレビによると日本人の好きな花ベスト10は、ランクの高い順に、1.桜、2.チューリップ、3.ばら、4.コスモス、5.ひまわり、6.梅、7.らん、8.すずらん、9.ゆり、10.あじさいとのこと。あじさいもBEST10に入っているのです。うっとおしい梅雨の季節に、鮮やかな花を咲かせて、気分を晴れやかにしてくれる、人気のある花そして『日本の花』なのです。小さい花がよりそって、一つの美を作り上げているところに、日本人らしい、相手を想い寄り添う気持ちというのを、連想するのです。これからも、元気を大切にし、趣味に仕事に充実した日々を送って欲しい『大切な人』なのです。
2016.06.16
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我が家の門の横の金糸梅 (きんしばい)が開花の真っ最中です。ウィキペディアによると「中国原産で、江戸時代の宝暦10年(1760年)に渡来したといわれる。花の形が良く梅に似ており、色が黄色であることが名前の由来である。」と。庭木や地覆い用植え込みとして、我が家の近くの多くの民家にもこの時期に咲いているのです。枝がゆるやかに枝垂れながら、その枝先に濃い黄色で、五弁の花を次から次に咲かせてくれるのです。この金糸梅 (きんしばい)は妻のリクエストに応えてネットで5年前?に購入し定植したのです。我が家の金糸梅の花弁はオシベと長さがあまり変わらず、あまり大きく開かない種類。この日も我がミツバチ?が花の中に潜り込み花粉を集め脚に大きな花粉ダンゴを付けていました。花粉はミツバチが自分で食べるための食料として、また女王蜂のえさとなるローヤルゼリーの原材料として集める貴重な栄養源なのです。ミツバチ嬢達は集めたハチミツを使って花粉をだんご状にして巣箱に持ち帰るのです。しかし、最近気づいたのは早朝のみ何故か訪花していること。朝は蜜が多く出ているのでしょうか?そして散策に行った公園にも金糸梅 に似た花が咲いていました。こちらは5弁の花びらが水平位置まで全開し、1つの花の中心から出た長い雄しべが多数あり、ほぼ同じ高さで整然と纏まってついていました。帰宅してネットで調べてみると、こちらは「セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)」という種類のようです。別名で、ヒメキンシバイ(姫金糸梅)とも呼ばれているとのこと。よって我が家のものが正統派の「金糸梅」であることが解ったのです。妻はセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)をイメージしていたようですが・・・・。
2016.06.14
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更に庭園の花々を楽しむ。ヨコハマヒザクラ。ヨコハマヒザクラは横浜市在住の白井勲氏が、昭和47年にヤマ ザクラ系の兼六園熊谷桜と寒緋桜の交配により作り出したもので ソメイヨシノの開花に先立って鮮やかな紅色の,重なり合うような 花をつけると。 ウラシマソウ。苞の中に伸びた付属体の先端部が細く糸状に伸び、その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、この和名があると。 私の保有する『野草の名前』の本には優しい絵までが。なるほど、昔の人の想像力に脱帽。冠の髻(もとどり)を収める高い部分・巾子の形、色までをも想像したのでしょうか。ジューンベリー。 5弁の白い花で、果実は直径7-10mm、6月頃に黒紫に熟すのです。果実が6月(June)に収穫できるところから、ジューンベリーという名称がついたと。 シャクナゲ。チューリップ。 綿の花。開花して果実ができ、はじけて白いワタがぶら下がっていました。 ヒュウガミズキ(日向水木)。「日向~」の名前の由来は、日向(宮崎県)に多く植栽されていた、という説と、明智日向守光秀(みつひで)の所領だった丹波地方(京都北部)に多く植栽されていた、という説があるとのこと。魚のうろこが重なったような形の花がぶら下がるようにして咲いている。 シャガ( 著莪)の群生地。シャガの名前はヒオウギの漢名「射干」を日本語読みしたものといわれ、葉がヒオウギに似ているところから間違って名付けられたと言われているのです。白っぽい紫のアヤメに似た花。花弁に濃い紫と黄色の模様が。 野イチゴの一種クサイチゴの花。桜も苺も、同じバラ科というのも以外。花が咲いて1ヶ月後もすれば赤い果実が。クロフネツツジ。安土桃山時代から日本に来航する外国船は黒船と呼ばれていた。その黒船で持ち込まれた躑躅というのが名の由来。別名をカラツツジ(唐躑躅)。アセビ(馬酔木)。馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であると。スイセン。 淡い黄色が珍しい。 ハナモモの、テルテモモ(照手桃)。通常のハナモモは枝が横に広がりますが、テルテモモは、縦の箒状になるのが特徴。ピンクと白が仲良く並んでいました。ハナモモの、テルテモモ(照手桃)のピンク。 ハナモモの、テルテモモ(照手桃)の白。 タケノコ。 そして入口のオオシマサクラ。
2016.04.12
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俣野別邸庭園の花々を紹介します。まずは真っ黄色なヤマブキの花。一重のヤマブキ。八重のヤマブキ。ワラビ。タチツボスミレ。椿の赤い花が美しく命を終えていた。バナナではなくバショウ(芭蕉)。ウコン桜。黄色の花を咲かせる桜。八重桜(やえざくら)ネモフィラ。手前には濃い青紫色の5つの水玉模様がついているような白い花。帰宅して調べてみるとネモフィラ・マクラタと言う種類。姿の如く「ファイブ・スポット(Five Spot)」という英名があるらしい。カラフルなヒメキンギョソウ。美しい色彩美。オオシマザクラ。既に紅葉を始めた?モミジ。ミツバツツジ。アネモネ。タンポポ。綿毛も美しく。キバナカタクリが群生。キバナカタクリはアメリカやカナダの山地に自生するカタクリで、日本には園芸用として入ってきた品種で、セイヨウカタクリとかヨウシュカタクリとも呼ばれていると。上に向かって強く反り返り存在感を示していました
2016.04.11
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我が家の横の農園の入り口の、はなかいどう(花海棠)が開花しました。海棠という漢字は、棠が梨を意味し、「海を渡ってきた梨」という意味で名付けられたとのことです。桜(ソメイヨシノ)に引き続いて咲きだす春の代表花の一つ。いやソメイヨシノが散り始める頃に濃いピンクの可憐な花を枝いっぱいに咲かせると言った方が正確かもしれません。淡いそして濃いピンクの花の色がなんとも美しいのです。開花前の、濃いピンクの蕾が垂れ下がる姿も個性的。その姿は、さくらんぼに似ているのです。今日、4月8日の誕生花なのです。花びらは雄しべと雌しべを軽く包むような半開状態になり、完全に開かない花が多いようです。ハナカイドウ(花海棠)の花言葉は『艶麗』『美人の眠り』『温和』『友情』。「艶麗」「美人の眠り」という花言葉は、ほろ酔い加減で眠そうにしている楊貴妃の姿を見た唐の玄宗皇帝が「海棠の眠り未だ足らず」といったことに由来しているのだと。
2016.04.08
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我が家の近くの大学、高校、中学、小学校が開設されている私立大学の校庭の名物の桜並木の見物にも。昨年の竜巻でこの桜並木の老木が1本根こそぎ倒れた事もあり、この桜並木は大きく枝を落としたのであろう。この舗装部分が倒木の場所か。学校入り口にも巨木の桜が。右に曲がり大学方面への桜並木を歩く。大学の競技場の周囲も桜に囲まれている。桜並木の奥には高層校舎が。ピンクの桜の帯の手前には濃い緑の人工芝が雨に濡れて。折り返して、『上を向いて歩こう』。競技場橋からの高層校舎とその下の桜並木。
2016.04.04
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この日の早朝に、車で10分ほどの引地川沿いの桜並木を見に行ってきました。車を川沿いの駐車場に停め散策開始。幸い雨はあがり、傘なしで。満開状態の桜を楽しむ。 上流に向かって川の流れを右側に見ながら進む。 青空が背景にあると桜が輝くのであるがこの日の朝は残念ながら。 テレビのニュースによると、全国の桜の名所のうち約8割がソメイヨシノを植えていると。ソメイヨシノは本州から北海道の南部(道南)まで広く分布。ただし、沖縄と、北海道の大部分の広い地域では育たないのだと。このソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの交配種。 白い桜も。これがオオシマザクラ? 老木の桜の主幹にも蕾が。 桜はバラ科サクラ属サクラ亜属サクラ節に分類されると。ヤマザクラやオオシマザクラ、エドヒガンなどの11種の野生種があり、これらの組み合わせで、現在400以上の品種があるのだと。 川面を覗き込むように桜の枝が。 川のカーブにピンクの帯が両側に。 既に花時雨(はなしぐれ)が。 濃いピンクの椿も負けじと存在感を。 ユキヤナギの白も負けじと。 Sカーブのピンクの曲線。 椿の花びらも雨に濡れて。 カーブミラーに写っていた桜並木。 川面も僅かにピンクに染まっていました。 老木には桜の管理番号?札が針で固定されていた。 樹齢30年以上であろうか?60年ほど経ったソメイヨシノに関しては、樹勢が衰える木が多いと。 橋の袂まで戻る。 再びカーブミラーに映る桜を。 橋からの上流川を望む。
2016.04.03
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我が家の庭のユキヤナギが真っ白な花をつけています。枝が弓状に湾曲して真っ白い花を咲かせるのでユキヤナギ(雪柳)の名前があります。ヤナギのように枝が枝垂れると言うだけで、ヤナギの仲間ではありません。中国名は「噴雪花」、名前の通り満開時は株全体が雪をかぶったように花で埋まるからです。枝の伸びの勢いが強い植物なので、ほおっておくと枝がたくさんでてきて、ごちゃごちゃした樹形になります。こうなると風通しが悪くなり株が蒸れたり、株の内部まで充分日が当たらなくなり、枯れ枝や生長の弱い細い枝がでやすくなってしまいますので、妻が剪定を行っています。この白い小花を米に見立てた「小米花(こごめばな)」という名前もあります。細い枝にぎっしりと花が咲いています。花弁は5個、雌しべも5個、雄しべは約20個ほど。この花が一斉に散ったあとの地面も雪がパラパラと積もったように見えるのです。
2016.03.30
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我が家の庭のスイセン(水仙)もいろいろな花の種類が開花真っ盛りです。以前に球根を購入し植え付けたものが殆どです。 既に花が終わった日本水仙、ミニスイセンもありますが、八重のものも開花中。 こちらはミニよりは大きい花。 黄色のリップに皺のはいったもの。 こちらのリップはやや小柄。 昔のままの八重種? こちらはリップの縁が濃いオレンジ色。 ピンクのリップの白い水仙。 花全体が同一色の黄色。 水仙の英語名「ナルシサス」はギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめ続けたら いつのまにか1本の花になってしまった。”ナルシスト”の名はここから来ているのだと。
2016.03.25
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我が家の横の農園の入り口に白き可憐な花が開花しています。釣鐘状の花がスズラン、幅がある細長い葉っぱがスイセンに似ているところから、スズランズイセンとも呼ばれているのです。 地際から花茎を1~数本伸ばして、その先端に数輪の花を咲かせています。 径1.5cmほどで釣り鐘状、白色で花びらは6枚、それぞれの花びらの先端には緑色の斑点が可愛く入っています。 名前の似た球根植物にスノードロップがあります。花色も同じ白で、混同されがちですが分類上も全く異なる植物。スノードロップは早春に花を咲かせ、スノーフレークはサクラの咲くこの時期に開花するのです。
2016.03.24
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三日ほど仕事の応援で三重に出張してきました。帰宅してみると、我が庭の『庭梅』が満開状態。 『庭梅』はバラ科・サクラ属の落葉低木で、株立ち状の樹形。ピンク色の5弁の花が今が盛りと開花中。繊細な可憐な花。別名『リンショウバイ』(林生梅)とも呼ばれています。中国原産の落葉低木で、かなり古くからある歴史ある花木であると。 7月頃に、ふよふよの丸い実がなるのです。食べられるらしいのですが・・・。「ゆすらうめ」の実によく似ているのです。 桜は気温が上がらず開花のスピードが遅れていますが、この庭梅は気温上昇が待てないとばかりに開花真っ盛りなのです。
2016.03.23
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一昨日3月2日は「ミニの日」とのことでした。3月2日の「32」が「ミニ」と読めることから。MINIの輸入元であるBMWジャパンが制定。小さいもの、ミニチュアものを愛そうという日。BMWジャパン(ビーエムダブリュージャパン)は、ドイツの自動車会社・BMWの日本法人、ビー・エム・ダブリュー株式会社、の通称。と言うことで、この時期に我が家の庭に咲いている「ミニな花」を紹介します。まずは紫の「サフラン」。こちらは黄色の「サフラン」。「ローマンヒヤシンス」。1本の茎に付く花の数は少ないですが、ひとつの球根から数本の花茎が出ています。球根は自然分球しやすくよく増えるのです。ローマンヒヤシンスは草丈が低いこと、花が小さくまばらにつくことなどが特徴。そして黄色のミニ「スイセン」。リップのかわいい「キブサスイセン(黄房水仙)」。中央には濃い黄色の盃状の副花冠(ふくかかん)がありその先端に皺がないのです。ポッと灯りが点った如し。我が家の庭には春を告げる草花として古くから親しまれている各種スイセンが開花の準備を続々と始めているのです。 そして養蜂場のある農園にも黄色のミニの花が。「サッシュユ(山茱萸)」の花。早春のこの時期、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることから、「ハルコガネバナ(春黄金花)」とも呼ばれているのです。稗搗節(ひえつき節) (宮崎県民謡)「♪♪庭の山椒(サンシュユ)の木に 鳴る鈴かけて ヨーホイ 鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれ・・・♪♪」に歌われている木であることは、昨年秋に韓国の世界遺産・慶州を訪ねた折りに韓国人ガイドのオバチャンから教えてもらったのです。 ミツバチが好きな花とのことで、苗を植え付けましたがこの日も暖かくなって、我がミツバチも活動を開始し訪花していました。そしてユキヤナギ(雪柳)も白きミニの花を開き始めていました。
2016.03.04
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再びピンクと黄色の競演。 展望台には可愛い女の子の天使の木彫刻が。 左側にも対になって。 JR松田駅とを結ぶ送迎用シャトルバスが到着。何カ所かに撮影用展望台が作られていた。 菜の花が陽光を浴び黄金に輝いて。 上る時は時間が早かった為か、気が付かなかったが、帰路には多くのセイヨウミツバチは羽音をたて訪花中。 菜の花の甘い蜜を集めて何処に帰るのであろうか。近くに養蜂家がいるのであろうか?気になったのであった。東名高速道路・大井松田IC近くの緩やかなカーブが眼下に。この日は交通量はそれほど多くなかった。 3原色の共演が何処までも続いていた。 河津桜に訪花するセイヨウミツバチを発見。ややピンボケであったが。セイヨウミツバチは桜蜜も大好き。オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)の小さな花が斜面に。しかし可愛い花であるが可愛そうな花の名前である。 撮影用の絶景ポイントには、どこも人の群れが。 カメラの向きを変えて。 この野鳥はヒヨドリ?撮影の絶景ポイントには長蛇の列がここにも。先には撮影台がありそこに脚立が。そしてそこに上り絶景を撮影中のオジサン。並ぼうとも思ったがグッと我慢。 こんな掲示板が脚立の側に。帰路の下り坂から黄色の絨毯とピンクの天井、そして青空をこれでもかと楽しむ。 一面濃いピンクそしてその奥の青が私を包んでくれた。 珍しい白の河津桜?が1本だけ頑張っていた。最後にもう一枚富士山の絶景をこの日の見納めに。馬頭観音像が帰路の道路脇に。 下まで下りるとJR松田駅近くには公園へのシャトルバスを待つ長蛇の列が。行きはバス、帰りは徒歩の方々か? 行列が駅舎の前を通過して更に伸びていた。 早起き、早出発は三文の徳。JRの国府津行きは50分後のため小田急線で帰ることを決断。新松田駅まで徒歩にて向かう。新松田駅に向かう道路脇の側溝の雨水マンホールは 町の花「コスモス」が描かれていた。『町の花』は河津桜ではなくコスモスなのであった。汚水マンホールも 町の花「コスモス」が一面に。そして帰路は小田原経由ではなく、小田急線新松田駅から海老名→大和経由で帰宅したのであった。それにしても『なぜ日本人はこんなにも桜を愛でるのか』その答えはやはり『桜はあっという間に散るから』では。桜が満開なのは、ほんの1日。もう明日には散っているかもしれない。散ったら来年までもう見られない。だから見納めとばかりに、花見をする。花に限らず、人の生き方もどこか美しくはかないものに日本人は惹かれるのです。 どんなことがあっても倒れず、美しさを失って醜態をさらしながら堂々と存在しているものよりも、一瞬の美しさのために生きて散って行くもののほうが日本人には愛されるのです。これぞ『花鳥風月』、『一期一会』、『盛者必衰』、『諸行無常』。そして私のこの日の花見は文字そのままの『走馬看花』の如し。
2016.02.22
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松田山ハープガーデンを訪ねる。181種16,500本のハーブが植栽された、西平畑公園の中にあるハーブ園。ドライフラワー・アロマテラピーなどの様々なクラフト体験が出来る工房やハーブ料理が楽しめるレストランがあり、ショップでは関連ハーブグッズが販売されていた。 松田山ハープ館は著名な建築家高松伸氏により設計され、南北に広がるハーブガーデンが見渡せる。外観は円筒形を基調に曲面を多用したユニークな形。3階建ての半円筒形の建物で、1階がみやげ物、2階が工芸室、3階が展望レストラン。下からみると、まるで山の斜面に建設された水道用の配水タンクの如し。周囲には土産物のテント店が並んでいた。 最奥部のテント小屋はお好み焼きやうどんが食べられる食堂。 子供の館の前にある芝生公園にあった「箒を持つ少年像」意味は「いつも心に箒を持ち、訪れた人々に綺麗にする気持ちを持って欲しいと願つて」と。昭和17年に松田小学校を卒業された皆さんが平成17年に寄贈されたと。 縄文時代の屋外炉。平成1年から2年にかけての東名高速道路拡巾工事の時に、松田山の根石台地で発掘されたもの。およそ4000年くらい前の縄文時代の住居跡群にあった「炉」をここに移築したと。「子ども館」前には「チェリーナの丘(彫刻の丘)」と呼ばれる場所が。此処には彫刻家ドラゴン・マリン・チェリーナのブロンズ像が5体展示されていた。チェリーナ氏(1949年生れ)は、 激動する東欧のクロアチア共和国(旧ユーゴスラビア)を代表する彫刻家で、 世界各国で制作活動を続け、1974年のブエノスアイレス国際彫刻コンクールでグランプリを受賞したほか、 数々の国際彫刻コンクールで優勝。 また、ピカソ・キング牧師・キッシンジャーなど巨頭の彫像制作で知られており、 日本では、大阪で開催されたEXPO'90'などに出品、ユーゴスラビア・ガーデンのプロヂュースを担当した彫刻家とのこと。踊る少女の像『バレリーナ』。 『母と娘』 『母と子』 『プルコスニツァ』、意味は??『望郷』 まだ蕾の河津桜も。 こちらはほぼ満開。 さらに坂を上りミカン農園に向かう。 ミカン農園売店の中には自慢の写真が展示されていた。ミカン農園の絶景ポイント。 青空の中にJAL機が。 松田町自然館を訪ねる。 松田で見られる花と生き物を紹介。 丸まった杉の木の鉋屑?で作った暖簾のようなオブジェ。 ふるさと鉄道(ミニSL)の線路は桜のトンネルの下に。 桜の下に赤い鉄橋も。青空に映える河津桜。杉の樹の間から富士山が顔を覗かせた。ミニSLは次の運転に向けて出発地点で待機中。再び富士山の絶景が迎えてくれた。濃いピンクの花びらが陽光を浴びて輝いていた。子ども館は雛のつるし飾りの会場になっていた。 靴をビニール袋に入れて見学。地元の方々手作りの色とりどりの雛のつるし飾り約5500個が飾られ、その中でも西湘地域最大級、約5m(530個)の雛のつるし飾りは圧巻。 そしてその後ろには段飾りが。今年の干支の申の姿も。 展示用のつるし飾りを手掛けているのは、松田町内の主婦たちにつるし飾りやパッチワークを教えている「てずくな桃の会」。 「てずくな」とは、長野県等の一部地方の方言で「手仕事」のこと。広場まで戻ってみると、観光客の姿も次第に増えてきたのであった。
2016.02.21
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昨日、まつだ 桜まつりへ電車で行ってきました。前日の夜のテレビニュースで満開で見頃であることを知ったのです。JRで小田原駅へ。小田原駅構内に吊された巨大な『小田原提灯』。小田原提灯とは折り畳みのできる提灯のこと。江戸の頃に人気を博したのだ。小田急線に乗り換える。 ホームには まつだ さくら祭り のポスターと生け花の展示が。 開成町のお雛様も。 まつだ 桜まつり ポスターも。小田原駅から新松田駅まで車窓の景色を楽しむ。酒匂川の上流の狩川の鉄橋から白き富士山が姿を現す。 富士山の右側にはこんもりと矢倉岳が。おにぎりを立てたような特徴的な山容をしており、足柄平野から足柄山地の山々を眺めた際にひときわ目立つため、一目でそれと分かる標高870mの山。富士山の前に矢倉岳が重なり存在感を。 新松田駅に到着すると構内に河津桜の生け垣が。 小田急線 新松田駅。徒歩にて、まつだ 桜まつりの行われている西中畑公園に向かう。時間は朝の9時過ぎとやや早いためか観光客の数は未だ少なし。目の前に歴史を感じる板塀が。地元の老舗酒屋『中澤酒造』。季節限定の純米吟醸酒 松みどりが評判とのこと。予約すれば酒蔵見学も可能と。JR線の踏切を渡る。坂道を上っていくと正面の小高い山の中にピンクに染まった光景が現れる。 東名高速道路の下のトンネルを潜り暫く進むと『まつだ桜まつり』の歩行者入り口に到着。 階段を上り始めると見事な白き富士山の勇姿が。 今や満開の河津桜が迎えてくれた。松田山の斜面で、約360本の早咲き桜の河津桜が濃いピンク色の花を咲かせていたのです。河津桜と富士山。 絶景かな!!絶景かな!!。桜を傘にした真白き富士の嶺。坂を上っていくと桜の下に菜の花畑が拡がってきた。 頂上の丸い建物はハーブガーデン・『ハーブ館』。 ここは異次元の春爛漫。 河津桜に戯れるメジロを発見。羽を休めて動かなかったので慌ててシャッターを押す。見晴らしのよい斜面には大きなすべり台 「太陽のすべり台」が。早咲き桜と菜の花に囲まれた中、相模湾を遠く見ながらすべり台を楽しむことが出来るのです。途中に休憩所兼展望台も。そしてその下は滑り台のスタート地点。眼下には松田町並みと酒匂川と橋が。雲一つない真っ青な空、濃いピンクの河津桜、菜の花の黄色い絨毯。 頂上に着くと見事な富士山が河津桜とともに。 西平畑公園の案内板。公園のモニュメントと青空。 遠く大島の姿も。この河津桜の満開の時期に、この日の如く真っ白な富士山そして大島の姿までもが楽しめるのは非常にラッキーと係のオジサンが。 光る海・相模湾。 頂上から見える伊豆、箱根、足柄、富士の山々と相模湾の島々の案内板。 小田原城の天守閣は確認できず。今工事中? 関東の富士見百景の一つと。遠く、真鶴半島の先には初島、そして左側には利島までもが確認できたのであった。 富士山をズームで。美しい以外の言葉無し。
2016.02.20
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澤田政廣記念美術館を後にし、庭園の奥に更に進む。 どこまでも青い空にどこまでも濃いピンクの紅梅。 韓国庭園入り口。 平成12年9月23日、森善朗内閣総理大臣と大韓民国の金大中(キム・デジュン)大統領の日韓首脳会談が熱海で行われた。翌日、両首が梅園内を散策されたのです。それを記念して、平成14年8月29日大韓民国の伝統的様式と手法を取り入れたこの庭園が完成。 庭園内の紅梅も今が盛り。 韓国古建築専門家の安聲浩(アン・スンホー)氏監修のもと韓国建築関係者の手によって建築された「堂」。多くの観光客が腰をおろしていた。 世俗より隠遁した学者の生活空間のイメージだと。詩歌を吟じ、哲学を愛する学者はかなりのイケメン。庭園には韓国料理の売店が。とっぽっきを購入して堂に腰を下ろし楽しむ。とっぽっきとは朝鮮半島の餅である「トック」を使用した朝鮮料理のひとつ。いわゆる餅の煮込み。妻にはチョット辛過ぎとのことでほとんど一人で完食。。韓国庭園の周囲を囲んでいる壁。瓦張り土塀と呼ばれ瓦で細工された塀で、下部は玉石張りに。塀の屋根瓦は韓国から取り寄せたものと。 高台からの梅園の姿は絶景。 中山晋平記念館。大正初期から大衆音楽の普及に大きな足跡を残した著名な作曲家「中山晋平」の居宅を西山町より梅園内に移築し、一般公開。中山晋平は昭和19年、第二次世界大戦がはげしくなり東京都中野区より熱海市に移住し、昭和27年に亡くなるまで居住していたとのこと。古木の梅の幹からの小さな枝に咲く白梅。 紅梅と白梅の競演。 こちらも。 そしてこれでもかと。 売店でお茶をご馳走になる。 枝垂れ紅梅も今が盛り。 土産物屋の雛のつるし飾り(ひなのつるしかざり)。江戸時代後期から伝わるここ静岡県・伊豆稲取地方の風習。 オオムとインコのお土産もカラフル。 出口にある梅まつりの巨大ポスター。 入口手前の熱海梅園の石碑。石碑には 「梅園」と彫られていたのであった。
2016.02.16
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先週の祭日を利用して、妻と熱海梅園に行ってきました。東海道線で熱海駅まで、そしてバスにて熱海梅園に向かいました。バスは熱海海岸通りを通過。熱海城が山の上に。熱海城は海抜100m・錦ヶ浦山頂にある観光施設。この熱海城という城郭は歴史的に実在したものではないのです。寛一・お宮の像。高等中学校の学生の間貫一(はざま かんいち)の許婚であるお宮(鴫沢宮、しぎさわ みや)は結婚を間近にして、富豪の富山唯継のところへ嫁ぐ。それに激怒した貫一は、熱海で宮を問い詰めるが、宮は本心を明かさない。貫一は宮を蹴り飛ばし、復讐のために、高利貸しになるという尾崎紅葉が書いた明治時代の代表的な小説は有名。そしてバスは坂を上り、来宮駅前を通過し熱海梅園に到着。 チケット売り場は混雑していた。熱海市内宿泊者100円で入場可能。我々は300円で熱海梅園に入場。 入り口正面の紅・白梅はこれから。 その奥の紅梅はすでに満開。 第72回熱海梅園梅まつりは 2016年1月9日(土)~3月6日(日)で開催中。見学者の数もかなり増えてきました。 こちらの白梅は満開。 枝垂れ桜は3部咲き。 紅梅は青空に栄えて。 メジロを発見、旨く撮れました。この日は「熱海芸妓連演芸会」が行われるとのこと。 樹齢百年を越える梅の古木を含め、59品種:472本の梅が咲き誇り 早咲き→中咲き→遅咲きと、順番に開花していくので、 お祭り期間中充分梅を楽しめるのです。 ここにも中国語飛び交っていました。 連続した木橋を渡る。 初川の流れも清く。 木瓜の花も負けじと。 小松勇次像。熱海梅園を、国から払い下げを受けた際の市長とのこと。梅見の滝。 もちろん人工滝ですが、かなりの大きさ。白、ピンク、紅のBEST MIX。 澤田政廣記念美術館。 こちらの枝垂れ桜は満開直前。 澤田政廣記念美術館への梅園橋からの眺め。 澤田政廣記念美術館に入館。文化勲章受章者、熱海市名誉市民である澤田政廣の彫刻作品をはじめ、絵画・墨彩・油絵・リトグラフ・陶画・ステンドグラスなどを展示していた。澤田政廣は高村光雲の孫弟子に当たると。生命力や情緒を感じる女人像。ステンドグラス「飛天」。エントランスホールの赤御影石の床が、 5mの高さで水平状態で飾られているこのステンドグラスを美しく映し出しているので、頭上と足元の両方で楽しむことができるのであった。 【http://atamii.jp/today/post-13538/】より転載。
2016.02.15
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今年も我が家の横の農園に植えてある紅梅が満開を迎えています。 濃いピンクが青空に映えていました。 昨年かなり枝を落としましたが、見事に開花してくれました。 毎年、梅は白梅よりも紅梅のほうが咲くのが早いような気がしますが。運良く紅梅に訪れたメジロを。寒い寒いと言っていたら立春も過ぎ、季節は確実に巡ってきているのです。平安の昔しから花見と言えば梅を見ていたそうです。豊臣秀吉の醍醐の花見以来、花見は桜になったようですが、早春に咲く梅に癒されているアクティブ シニアなのです。
2016.02.10
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今年も東海道線・二宮駅近くにある吾妻山公園へ菜の花見物に行ってきました。昨年までの通勤時の出発時間と同じ7:10過ぎに防寒対策の上、自宅を出発。小田急線、東海道線と乗り継いで二宮駅に到着。駅前北口の観光案内所と土産物屋の建物。観光案内所の横から入り、右手に役所がある坂を登っていくと、吾妻山公園の入口(役場口)が。そしてここから階段登りが始まります。300段の階段を一生懸命登りました。、途中にベンチもありここで休みながらがんばって登っている人々も。寒椿も満開状態。階段を登り終わり、坂道を登っていくと右手に浅間神社の鳥居が。 そして登ること約20分で頂上に到着。頂上には360度見渡すことができる展望台と芝生広場が拡がっています。 相模湾の「光る海」 そして見事な富士山の勇姿が目の前に。 今年は暖冬の為か雪の量が例年になく少ないのです。 そして目の前には朝の陽光に輝く菜の花畑が拡がっていました。 芝生広場の大木の隙間からの陽光。 菜の花畑、そして奥には海に沿って小田原の街、その奥に箱根連山が。 一面に拡がる菜の花畑。この場所は既に「春到来」の異空間。今年は暖冬の為か、開花が半月以上早いとのこと。一面黄色の絨毯。 富士山頂上を望遠で。 波打つ黄金の帯。 ポコっと出ている金時山(きんときやま・きんときさん)は、箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山。 右手に白き大涌谷が見えた。そして右から神山、 駒ヶ岳。箱根の外輪山の双子山。 菜の花畑を撮影する私の影も。 菜の花畑の奥には相模湾沿いに拡がる国府津、鴨宮、小田原の街並みが。 手前には花も美しく、赤い実は紅葉後もしばらく残っている「マユミ」の木が黄色の中で赤を主張していました。 菜の花が陽光に輝いていました。しかし去年と異なり未だミツバチの姿は確認できませんでした。 うまく撮れました。遠く真鶴半島、伊豆半島の山並みもスッキリと。大島の全景もスッキリと。青く光る相模湾には釣り船の姿も。 吾妻山は標高136.2mの山。 望遠鏡の下には眼前に拡がる絶景の案内板が。 再び富士山、雲一つ無い絶景かな、絶景かな!! 菜の花畑をアップで。 撮影に夢中になって1時間半も滞在し、人も増えてきたので撤収。 しかしいつまでも立ち去りがたき絶景の空間。
2016.01.14
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