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パーム・スプリングスで何をして遊ぶか。ほとんどのアクティビティは夏には催されず、何かあったとしても早朝か日が落ちてから。私たちが参加したのはジープのエコ・ツアーと乗馬だった。エコ・ツアーは赤いジープで山登りをし、元は水のある場所だった山々の地層や化石を見るツアー。ツアーの出発は午後7時で、所要時間は約3時間。費用はひとり$70。ホテルにお迎えに来てくれるのだが、参加者は私たちだけだった。ガイドの見るからにネイチャー野郎のジェリーさん(長身で細身の筋肉質、短く刈った金髪に日焼けした肌を持つ多分40代半ば)は、「こんな暑いところにNYから何をしに来たんだね~」とからからと笑っていた。「年々夏に観光客が増えて、今年は一番忙しい夏だね」と言う。「悪いね、休みのはずの夜に仕事を頼んで」と夫が言うと、「これがなけれは家でテレビを見ているだけさ。外に出るのはいつだって気持ちがいいね」と前向きなお答え。赤いジープで10号線をぶっとばす事数十分、国道をはずれて道ならぬ道を突き進み、降りてはいろいろな歴史を説明してくれる。希望の人には岩に隠れているヘビやタランチュラを見せてくれるらしいが、私がいやがったのでお流れに。最後には徒歩で山を登って街の夜景を楽しんだ。残念だったのは、パーム・スプリングスは思いのほか都会で、そんなに星が見られなかった事。ジェリーさんは地層の他に星にも詳しく、いろいろ物語を説明してくれた。
2004/07/29
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アメリカのマンガで有名な「ビッ、ビー」と鳴くロードランナー。 いつもコヨーテが捕まえようとして失敗するという不条理なマンガなのだが、そのロードランナーがこの砂漠で見られるのだ。ジョシュア・ツリー国立公園のインフォメーションで聞いたら「最近は見ないわねえ..」というお答え。ところが私たちは見てしまった。しかも2度も。一度目は「第二次世界大戦航空博物館」の前、二度目はなんとウェスティン・ホテルの敷地内。この辺りは砂漠といえど期待される雨量というのもあるのだが、その雨量がここ数年減っているらしい。えさが無くて街に降りてきているのかも知れない。細身のニワトリといった大きさで、本当に背を低くしてマンガのように走る姿はとても愛らしいのだ。 で、ロードランナーといえばコヨーテ。これにもお目にかかった。これは国立公園内だったが、一匹だけ道路をうろうろしているのだ。最初夫が車中から見つけ、運転していた私は急ブレーキをかけた(前後に車なし)。「あ~、逃げちゃう」と思いきや、とことこと車に駆け寄ってくるではないか。窓を開けずに見ると、やせ細ったコヨーテがつぶらな目でこっちを見ている。ここでエサをあげてはいけない。しかし、車を見て寄ってくるということは、人間が餌付けしてしまったのだろう。多分コヨーテも食べ物がないのだ。しかし、車を恐れずに寄ってくるというのはいただけない。跳ねられたらどうするんだ。心を鬼にしてえさはあげず、写真だけを撮った。 あとは砂漠のウズラとかウサギとかキツツキとか。当然トカゲちゃんもおり、しょっちゅう見ました。生き物ってこんな過酷な条件でも生きているのね...。
2004/07/28
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パーム・スプリングスと今まで紹介したけれど、パーム・スプリングスだけが都市な訳ではない。この辺りの山に挟まれた谷にあるいくつかの街全体を指すつもりで表記している。例えば私たちの宿泊しているウェスティン・ホテルはランチョ・ミラージュという隣町にあり、他隣接しているインディオという街などが寄り集まっている地区の総称をパーム・スプリングスとしている。街はずれは文字通り山で、山の裾野が行き止まり。行き止まりというか...街はずれ。街の道路はアメリカの他の都市と同様碁盤の目になっていて非常にドライブしやすいのだが、ひとブロックの間が長いこと。街中の制限時速が55マイル(時速70km以上?)だったりする。この夏の時期、次の信号まで歩いたら熱射病で死ぬかも知れない恐ろしい街なのだ(笑)。砂漠だから水が大切なのかと思いきや、ここはコロラド川からの恩恵で水が豊富なんだそうだ。だから家々の庭には当たり前のように木が植えられているし、ゴルフ場のメンテナンスも万全。ただ、プールを持っている家は少ないらしいけど。パーム・スプリングスは日本ではなじみがないかも知れないけど、ソニー&シェールというアメリカでは有名だった夫婦デュエット(当然離婚)の夫の方、ソニー・ボノが市長をしていた。ソニーは何年か前スキー事故で亡くなってしまったが、彼が12年前に設立したパーム・スプリングス映画祭というのがあって、ハリウッド・スターがよく訪れるらしい。そもそもロスの金持ち&有名人が冬の避寒地として訪れていたので(ロスで避寒もないと思うけど)、道の名前に「ボブ・ホープ・ドライブ」とか「ジェラルド・フォード・ドライブ」とか有名人の名前がつけられている。有名人のチャリティ・ゴルフも開催されるそうだ。もちろん夏の間は有名人誰ひとりとしてお目にかからなかったが、高価なレストランやブティックが軒を連ねている場所もある。ハワイの有名日系人シェフがオーナーの「Roy's」などもあった(私たちは最終日に行った。プリフィックス$30はおトク)。ショッピングだが、夏は暑くてブティック巡りをしていると倒れるだろう。車の乗り降りもおっくうなので、私たちは車でさらっと巡っただけ。日が落ちてからダウンタウンを巡ったりしたが、お店はほとんど閉まっている(日没は午後8時前後)。夏だからもともと営業していないのかは不明だけど。多分、季節のいい春や秋に行くと、もっと街が楽しめたのかも知れないね。
2004/07/27
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パーム・スプリングスの北に、ジョシュア・ツリー国立公園がある。その名の通りジョシュア・ツリーが群生しており、何億年?か前の地殻変動で海底だった大岩や地層が盛り上がっている。西海岸観光の目玉グランド・キャニオンやザイオン、イエローストーンなどと比べると小粒な国立公園だ。それもそのはず、国立公園に指定されたのがわずか10年前で、ビル・クリントン大統領が指定した。日本語の観光ガイドブックを結構探したけど、「地球の歩き方」か何かに小さく紹介されているだけだった。西海岸に長期滞在する場合ならお薦めだけど、日本からこれを目指してくるのは酔狂だろうか。ジョシュア・ツリー自体はうねうねと曲がった奇妙な木で、砂漠ににょきにょきと生えている様子は何とも言えない。 アーチ・ロック ちなみに私が一番気に入ったのはスカル・ロック(頭蓋骨岩)。 園内にはカクタス(サボテン)・ガーデンもあるが、メキシコやアリゾナでイメージするサボテンとはずいぶん違う種類だった。 各観光ポイントはキャンプ場になっており、トレイルもある。100度を超す暑さでトレイルをするのは無理があったが、サウナで運動しているようで気持ちが良かった(?)。
2004/07/26
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パーム・スプリングスで泊まったのはウェスティン・ミッションヒルズ。専用のゴルフ場を抱えたそれなりにいいホテルなのだが、そこはシーズン・オフ。一泊150ドル以下で泊まれてしまった。多分冬場は倍額になるのだろう。シーズン・オフで悪いことといったら暑いことだけ。砂漠なので毎日晴天。スコールもなし。ロスの高いホテルと中途半端な暑さと喧噪が嫌いな方、ぜひパーム・スプリングスにお立ち寄りください。ここはコーラルピンクのヴィラが連なった形をしており、いかにも砂漠のリゾートといった感じ。プールももちろんあり、24時間入れる。ちょっとプールが小さいのは残念だったけど、宿泊客が少ないせいか、自分たちだけの日というのもあった。しかし、午前10時を過ぎると気温が100度を超えるため、いかに水につかっていようと日焼けは免れない(反射で余計に焼けるのか?)。自然と午前中はプールにつかって、午後はお出かけというパターンになった。(写真は火曜日の午前11時。誰もいない。それでも週の後半は結構人が来ていた。)
2004/07/25
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今回の旅行は夫の知人に会いにロスに一泊、私の友達とサッカーの試合で会ってパサディナで一泊、その後はパーム・スプリングスという砂漠に5泊という日程。パーム・スプリングスはロサンゼルスから東へ120マイル(車で2時間)ほどのところにある冬の避寒地として有名なところ。なぜなら砂漠なので暑いのである。日中はだいたい108度(摂氏42度くらい)で、夜も72度くらいと余り寒くはならない。ただ、暑くても湿り気がないから日陰に入って風が当たるととても気持ちがいい。汗をかいてじめじめと服が体に張り付くということはない。それでもこんな灼熱地獄に夏来る観光客は余りいない。10年ほど前までは、ホテルやレストランも営業をやめていたそうだ。最近になって観光客が夏でも来始め、営業を開始するようになったという。ところどころアトラクションが営業していない他は、不便な事は一切なかった。また、ここはゴルフでとても有名。いくつもゴルフ場があり、ゴルフ好きにはたまらないだろう。しかし私たちはゴルフをしない。コンシェルジェに地図をもらう時、「どれぐらいご滞在ですか?」と聞かれて「5泊だよ」と答えると、こんな暑いところで何をするんだ?という怪訝な顔をされた。私たちの目的は、別の所にあった(なんちゃって。別に目的もなかったんだけどさ)。ロスからパーム・スプリングスへ行く道の途中に見える、風力発電所の巨大な風車の数々。壮観。
2004/07/24
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今日から西海岸へバケーション。夫が体を削って出張で稼いだマイレージを利用して、飛行機代はタダ。ありがとう、夫よ。同じ国でも西海岸はとても遠い。6時間も飛行機に乗っていて、その間ずっと大地が続くのである。アメリカは広いのだ。NYからロスまでは一時間おきぐらいに飛行機がでている。JFK空港に着いたのが早かったので前の便に乗せてもらうよう交渉したら、なんと満席だという。私達の便は朝9時、8時の便が満席なのかあ。 皆早起きなのね...。早く行った理由は空港のチェックが厳しくなって時間が取られると思ったのだが、何のことはない、以前と変わらない感じでした。これでテロがふせげるんだろうかとちょっと不安になる。私の化粧ポーチに入っていたカミソリもノーチェック。一時夫が出張の時爪切りを取り上げられた時期もあったらしいが、喉元過ぎれば何とやらなのね。さて、ロスに着いたら...広いなあ。何がってトイレ。西海岸はトイレがきれい。空港に着いてまず思うもの。スペースは広いし、必ず紙の便座シートがある。NYでは余りおみかけしない。これ以後大抵どこに行っても便座シートあり。今NYに帰って来て日記を書いているけど、JFK空港で狭いトイレに入って「ああ、NYに帰ってきたなあ...」としみじみと思ったのでした。
2004/07/23
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明日からバケーションに西海岸に行ってきます。毎日がバケーション状態なのにこれ以上ぼーっとしてどうするんだとういう気もしますが、働いている夫には休暇が必要。ここに来てなんだか就職活動がアクティブになってきました。8月は人が動かないというのはガセネタだったかも。あー、帰って来たらもっとがんばらなきゃ。7/29に戻りまーす。
2004/07/22
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物事をでかく言うはったりかましの人の事をビッグ・マウスと呼ぶ。今日は某出版社に面接。昨日必死で作ったポートフォリオを抱えていざ出陣。15分前に着いたら、受付でアプリケーションフォームを渡される...もしかして、また人事との一時面接なの? そこそこ名の知れた出版社だが、また人事を通すとは思わなかった。またリファレンスや経歴(履歴書があるのに何で同じ事を書かせるのさ?)を書き込む事20分。出迎えてくれたのは、やはり人事の人だった。ポジション的にはデザインより一般事務のような仕事が多いので、エキサイティングではない。面接の練習に、と思って応募したのだが、人事の人の質問にビッグ・マウスで答える私。「なぜ、うちの会社にしようと思ったの?」「私は基本的に本が大好きで、お宅の出版社の本で日本語に訳されているものをたくさん読んでいるからです。○○さんや××さんの本などの大ファンです」あながち嘘ではないのだが、○○という作家がこの出版社から本を出しているのは、人事の人を待っている間に読んだ受付の雑誌で知ったのだった(ファンなのは事実)。「このポジションはデザインは余りないのよ。それでもいいの?」「私は職務経験がありますので、どの会社でもやるように、事務職も仕事の一部と思っています」しかしこのポジションが私の希望ではないことぐらい、人事の人も気づく。しばらく話した後に本音をちらりと言うと、「他の部門でデザインの仕事を探している人がいるかどうか聞いてみるわね」と言ってくれた。面接の練習にはなったし、人事に顔を覚えてもらうだけでもいいか。どこから芽が出るかわからない。
2004/07/21
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という訳で(昨日の日記参照)、携帯電話をつけっぱなしにしてみた。昼ごろ、友人から自宅に電話がかかり、しばらくおしゃべり。すると、机の上で携帯が鳴った。出てみると履歴書を送った出版社からではないか。早速明日午後に面接の予定が入った。そうかー。企業は応募者の自宅にメッセージを残して返事待ちなんてまだるっこしいことはしないのか。今までどのくらいこういう機会をミスしていたんだ? 考えたくないが、そうなのかしら...?しかし、ここで大問題が。先週某企業にポートフォリオをドロップオフしてしまったのだ。持って行くポートフォリオが無い! 明日面接に行く企業より、ドロップオフした企業の方が大切だ。つまり...簡易でいいからもうひとつ急いで作るのじゃ! しかし紙、インク、ものすごくかかる...。慌てて今日行く予定だった人材派遣会社の登録をキャンセルし、制作に取りかかる。なぜ、予定って重なるんだ。今までぐーたらしていたつけがまわってきたのね。今日一日でできるのだろうか...?夜中までかかってやったけどインク切れ。インクカートリッジのスペアをいつも1箱は残しておくけど、あっという間になくなってしまいました。まあ、しょうがないっか...。バケーションから帰ったら、まじめに二作目のポートフォリオ作りをしよう。
2004/07/20
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昨日タングルウッドまで大雨の中往復した夫が、家で仕事をすると言って会社を休んだ。私は昨日の夜疲れてカバンの中身も整理もせず眠ってしまい、今朝放っておいた荷物を片付け始めた。携帯電話をつけっぱなしにしておいたのに気づき、電源を消そうとすると、メッセージが入っていた。金曜日に登録のメールと履歴書を送っておいた人材派遣会社から今朝電話が来ていたようだ。早速電話して、明日登録に行くアポを取り付けた。そのすぐ後に、Yahoo!のHotjobs.comという就職サイトにアップロードしていた履歴書を見たという人から電話があり、面接に来て欲しいと言われた。ところが面接日が私がちょうど(夫が無理矢理決めた)バケーションと重なり、行く事ができない。聞いた事の無い会社なのでまた個人経営のところかなーと、余り重くは見ていないんだけど(これまでも数件連絡があったけど、向こうからかかってきて、良い会社だった試しが無いし)。そのまた直後に、先週登録した人材派遣会社から、出版社が二週間だけ人を探していると言う連絡が入った。ところがまた(夫が無理矢理決めた)バケーションと重なり、このお話もお断りした。(夫が無理矢理決めた)バケーションは別にいいんだけど、携帯ってつけていると連絡が来るものなのね。私は携帯が余り好きではない方なので、持っていても殆ど電源を切ってあるのだ。携帯ってつけておかなくてはいけないのね。特に求職中は。今までどれくらい損していたのかは今後つけていて計ってみよう。
2004/07/19
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日本から来客で、タングルウッド音楽祭にお出かけ。マンハッタンから車で3時間、マサチューセッツ州レノックスにあるタングルウッドはクラシックのサマーコンサートで有名。以前小沢征爾さんが指揮していたというので、日本のクラシックファンの間では超有名である。この日はどんよりと曇っていて天気が心配。コネチカットから来る友達とは別に、ニューヨーク側から車をぶっとばして来た私達。カーナビに頼ると、途中から国道90号線をはずれて、ローカルな森の中へ突っ込んで行った。クラシックを余り聞かない私達夫婦、どんなところにコンサート会場があるのかと思ったら、思いっきり山の中にありました。ロックコンサートに行き馴れた私たちはびっくりするぐらい、観客の雰囲気が穏やか。それもそのはず、高齢者がとても多いのだ。警備も(多分)ボランティアのおじいさんばかり。野外でフルオーケストラを聞くじいさんたち...優雅でいいなあ。屋根付きの席は60ドル代から18ドルまであるのだが、庭でビニールシートを敷く分には一人17ドル(16ドル+手数料)。多くの高齢者が折りたたみ式のパイプ椅子を抱えて庭でまったりしていた。とっても平和な雰囲気。私も現地で友達と合流して、ビニールシートの上でおやつを食べる。しかし、やはり大したもので、演奏が始まるとみんなシーンとなる。私のかっぱえびせんをかじる音すら響くようだ。野外といえどとても音響が良く、多分屋根のある席ではもっと迫力があっただろう。演奏は休憩をはさんで約2時間だった。最後のベートーベンあたりから意識が別の事を考え始める。クラシックって皆何を考えながら聞いているんだろうなあ。あ、このバイオリンがいいな、とかはあるんだけど、どうもBGMになってしまっていけない。帰りは大雨と渋滞にまきこまれて4時間かかってしまった。日帰りはちょっときついなあ(って運転は全部夫)。まあ、こんな休日もたまにはいいのではないか...。
2004/07/18
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例のマンガを読んでうなずけるとこの間の日記に書いたけど、最近のエピソードをひとつ。夫もマンガの中のトニーさん同様、「お金を払ってサービスを受けているんだから、それに見合わないと思われる扱いを受けた時はクレームする」主義。この間メモリアルデー(5月下旬)に、ホリデーセールで家具を購入した。予算大幅オーバーの箪笥だったが(1350ドルのものが900ドルちょっと)、元がいいものを安く買うというのが魅力でふたりとも納得して購入。で、デリバリーされてきて、配達のお兄さんが包みを破って指定の場所に置いてくれた。チップを渡すタイミングばかりを気にしていて、箪笥のコンディションをチェックしなかった私。こんな高額なものにミスなどないと思っていたし。配達のお兄さんが帰った後に箪笥を見てみると、小さなくぼみがあるではないか。結構それが目立つ場所にあったのだが、私は「木とはこういうものなのだろう」と特に気にとめなかった。ところが帰宅した夫がすぐさまそれを見つけて怒り始めた。「こんなに高価な箪笥がへこんでいるじゃないか!」というのである。もうデリバリーされてきたし、受け取り書類にもサインしてしまったので私は夫の反応に青くなるばかり。夫は早速箪笥を注文した店に電話をして、セールスの女性と交渉。「そちらに具合を見に誰かを派遣する」というので待つこと一週間。その間夫は出張に行き、電話攻勢は私が務めることに。クレームでしらを切るのが得意なアメリカ社会。その「誰か」が来るのは怪しいところと思いつつ、また一週間が経過。電話をしたけど留守だったとかそういう無駄なやりとりが続いた後、夫はついに「書類」作戦に出た。「書類」で相手にクレームを出した事実を保存しておくことは、「後に裁判になっても証拠になる」という気構えの現れとも取れる。「質の悪い家具を売りつけてアフターサービスを何もしないつもりなの?」と書かれたFAXにビビったのか、ようやくサービスの人が家に来たのは、つい昨日。箪笥到着から実に一ヶ月が経過していた。そのサービスの人は約束通り朝8時にうちに来て、夫と私の目の前で丁寧に私たちの不満箇所を一時間ほど修理して、もちろん代金は受け取らずに帰っていった。作業の初めの方で出勤してしまった夫が電話で私に途中経過を聞いた。「当然代金は請求しないだろう。でもチップは20ドルほどあげておいて」という。あれだけ文句を言ってもチップはあげるんだーと思ったが、さらにきちんとした修理の後は、買った店に「アフターサービスに満足した」とFAXを送ったそうである。うーん。不思議な人だ。
2004/07/16
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この間行った人材派遣会社から、仕事の紹介があった。仕事を紹介してくれるということは、テストもパスしたということだし、電話に出る声も弾む。担当者「プロダクションで、QuarkExpressがよく使える人がいいんですけど」私「はい! 私得意です(でもプロダクションはちょっと...)」担当者「ナイトシフトなので午後5時から9時までです」私「...(絶句)」担当者「....気に入ったかどうか連絡くださいね...」毎日5時から9時まで。これは困る。まず思ったのが、夕食が作れなくなるということ。平日8時から10時は夫婦のコアタイム。これを犠牲にしてまで取りたい仕事でもなさそうだ...。しばらく考えて、断りの電話を入れる。私「やっぱり今回はお断りします」担当者「Quarkのいいお仕事ですよ。なぜお断りするのか伺ってもいい?」5時から9時までだから、と答えたのはいいが、その後に困った。「夫のゴハンを作らなきゃいけないから」なんていうのは理由になるんだろうか?結局この時期は困るだのなんだの語尾を濁して電話を切った。だって5時からなんていって日中は何をするのだ。完全にすれ違い生活に突入してまで働かなくてはいけないほどは切羽詰まってはいない....。そもそも多分日本の人材派遣会社だっら、既婚女性にナイトシフトを紹介はしないだろう。アメリカではそんな事考えないのだろうか。次回の紹介はあるのだろうか。心もとない......。
2004/07/15
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今朝日本語放送で「ダーリンは外国人」というマンガを紹介しており、その漫画家さんと旦那さんのインタピューをやっていた。以前日系書店で立ち読みをしたことがあって知っていたのだが、買うほどではなかった。今日また書店に行ったら、なんと一巻目は残りわずか2冊。皆日本語放送見ているのね。日本での定価880円に対して10ドルちょっとだったので、マンガに10ドルはきついな(今無職だし)と思いつつも購入。内容は彼らの結婚生活の出来事を面白くマンガにしたもの。「こんなに私生活をネタにしてもいいのかな~」と思うのだが、作者さんは幸せそうだ。うちは国際結婚ではないが、夫は思考回路が外国人みたいなやつなので、この旦那さん(トニーさん)の意図するところが時々わかってしまう。まあ、何人だろうが、共同生活って大変なのだ。
2004/07/14
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日記で既出の仲のいい友達の他力本願さが気になる今日この頃...。人の事なんて気にしても仕方がないんだけど。この間一緒に買物をした時、彼女がコーヒー豆を買った。豆のまま買おうとしたので、グラインダーがあるんだと思って何も言わなかったが、「ねえ、豆を轢いてって頼むの、なんて言うの?」と聞かれた。「Would you grind it?」でいいんじゃないのと答えた。「あのさ、頼んでくれる?」と言うのだが、「グラインドって言えばいいんだよー」と敢えて引き受けなかった。彼女といて一緒にレストランに入っても注文はほとんど私が言い、車で出かけても道を聞くのもいつも私。人まかせに何でもするのがうまいのだ。それはそれで彼女の処世術なのかもしれないけれど、5年半アメリカにいても英語が上達しないのはよくないんじゃないかなーと思ってはいた。今日、日本から共通の友達がきているので、週末一緒に遊ぶ事になった。その友達に電話をすると言っていたので、ホテルに電話したのかと思えば、その友達は日本から海外でも通じる携帯電話を持ってきたらしい。その友達の携帯がつながらないというので、「ホテルにも電話してみたの?」と訊いた。「部屋番号、知らないよ」「大丈夫だよ、彼女の名前出せば」「...あのさ、じゃDaviちゃん電話してよ」カタカナ英語でもいいじゃん...。練習した方がいいよ....。ホテルなんて外国人の訛りのある英語に馴れているんだから、かけ易いよ...。と思ったが、結局何も言わずに私がホテルにかけることにした。あとでこんな風に日記にぐちぐち書いても仕方ない。ひとの事なんだし。でも、どうして他人に任せて自分では何もしようとしないんだろう。失敗しても発音を笑われてもいいから、話さない事には上達なんかしない。彼女は6年の滞在ビザが切れて、来年には帰国する。彼女にとってこの6年は、どんな期間だったんだろうか。
2004/07/13
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今日はデザイナー専門の派遣会社に登録してきました。フルタイムの仕事は引き続き探すけれども、何でもいいから仕事をしていた方が得策。日本でもデザイナー専門の派遣会社に登録をしていて、よくお小遣いを稼がせてもらいました。なので、派遣というシステムに心配はしていませんでしたが、ひとつ忘れていた事が。そう、スキルを試すためにテストがあるのです。一般の派遣会社だったら、ワードやエクセルのテストをするのかな? 私の場合はGデザイナーの一番ポピュラーな、QuarkExpress, Photoshop, Illustratorをやりました。課題があって各30分でそれぞれのファイルを指定された形に作成するのです。英語の言い回しの理解にしばらく時間がかかりましたが、何とか全部できました。添削をして、また連絡をくれるそうです。しかし今日は雨。この間も面接の時に雨で、ポートフォリオを持って歩いていると傘がさせなくてずぶぬれになって風邪をひいたのでした。ちょっと重さを何とかしなくちゃなあ...。家に帰るともうくたくた。今日は湯豆腐じゃー...。なんでもいいから働きたいよー。
2004/07/12
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ここ数年、コンビニを含む日本食料品屋が増えた。ちょっとした野菜が手に入らない以外は、ほとんどなんでも日本食材が手に入る。今日は若者の多いイースト・ビレッジのJASマートまでお出かけ。ここで沖縄食料品特集をやっていたからである。日本でもブームらしいけど、私も沖縄が好き(といっても行ったことはないんだけど)。マンハッタンに「すいび」という沖縄レストランがあり、時々出かけていたからだ。ここの豚の角煮が最高なんである。他に定番のゴーヤーちゃんぷる、そうめんちゃんぷる、お酒なら泡盛ももちろんある。JASマートでちゃんぷるの素を買いだめし、乾燥ゴーヤーとサーターアンダーギーの素を購入。今日は夫の子供が来ていたので、そうめんちゃんぷるを夫がお昼に出したら大受け。買物をしている時に、いかにも学生といった感じの子たちが大根をつかみかけ、「そういえばさー、大根おろし器がうちにないんだけど」と渋々大根を戻していたのが微笑ましかった。留学生なんてビンボーな子が多いだろうけど(私は勤めていたけどビンボーだった)、親元を離れて自炊するのなんて初めての子も多いんだろう。この店は若い子対象に、レトルト食品の種類が多い。これだけレトルトがあったら、それだけで食事が済んでしまうだろうね。日本って豊かだなあ。結婚率がさがるのもわかる気がする...?
2004/07/11
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「アーサー王と円卓の騎士」は有名な物語だが、実はアーサー王がどんな人物だったかよくわからないようだ。実在はしたらしいが、今日残っているのは魔法使いなどが登場するファンタジー物語。今回の映画は、アーサーを等身大に描いた意欲作...というふれこみである。映画自体はエンターテインメントに仕上がっており、十分楽しめるものだ。ところが、Entertainment Weeklyの製作裏話の方がもっと面白かったのでご紹介。この映画は実はディズニー配給の2004年のクリスマス映画だった。当初この映画は冬の観客、オスカー・レースを目指したシリアスなものを期待した大人の層のために、暗く重く、より虐殺シーンを忠実に仕上げる予定だった。ところが、ディズニーが春の映画で興行的に失敗したことから(テキサス民兵とメキシコ軍の戦いを描いた「アラモ」、ヴィーゴ・モーテンセン主演の砂漠の馬レース「ヒダルゴ」)、夏にどうしても大作でお金を回収しなければならなくなったのだ。そこで白羽の矢がたったのが、未だ製作中だった当作。4か月以上も早い公開が決められ、しかも作品を夏の観客向けに方向転換しろというのだ。ここで大切なのが、アメリカのレイティング制度。アメリカで公開される映画にはレイティングが義務づけられるのだが、R指定(完全に大人向けのもので、子供に見せられないとされる汚い言葉の言い合いや残酷なシーンが含まれるものが対象)、PG-13(子供も大人同伴であれば鑑賞可能。実際には子供同士で来ている場合が多い)などがある。観客に子供の多い夏休み映画でブロックバスターを目指すのであれば、PG-13が不可欠だ(ちなみに、スパイダーマンはPG-13。昨年のMatrixはRでヒットしたので、「R指定としては最大のヒット」といううたい文句が着く)。当初「キング・アーサー」はR指定を想定しており、斬首や拷問などの残虐なシーンが多かった。ところが、最近のイラク戦争を彷彿とさせるそういうシーンに観客が辟易しているのではないかという配慮が入り始め、また配給のディズニーの言うことを聞いてPG-13にしたいというプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーの意向もあり、監督は編集でここを削り、あっちを削り、ついにはマイルドな戦争映画になってしまった...。冗談を言う会話シーンを増やし、エンディングも変更を余儀なくされた。仕上がったのは、PG-13映画。監督は自分の作品をお金のために曲げられたと傷心らしい。彼を気遣ったプロデューサーは、監督が本当に作りたかったR指定バージョンをDVDで発売すると約束した...。重ねて言うが、映画自体は脚本もよくとても面白い。ただ、「ブレイブハート」などと比べると、肉弾戦の感じがないというか、余り血も出ない(実際の戦争がどれぐらい凄惨だったかなんて、映画で知っても仕方が無いんだけど)。自分のやりたいように、残酷さも何のそのと「キル・ビル」を製作できたタランティーノがいかに恵まれていることか...。追記:週末の興行収入は$15ミリオン第3位(1位はスパイディ、2位はアメリカ人にしか受けないコメディ)。$90ミリオンの制作費回収は困難かも...。これだけ監督のプライドをズタボロにして、結局結果が良くなければ監督も浮かばれないよね...。だいたいスパイディ公開の翌週に、観客層がかぶる映画をぶつけちゃいかん。どうする、ディズニー。
2004/07/10
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長い物語性のある夢をよく見る私。昨日の夢はすごかった。夫がまだボーイフレンドの頃、彼と一緒にチャイニーズ・アメリカンの40代の女性のところに遊びに行った。ふとしたことから、彼女が彼の妻で、まだ離婚していないのを知ってしまう。私は彼の事が好きなのに、結婚しているのならと泣く泣く別れを決意するのだ(寝言で泣いていたかも知れないぐらい、悲しかった)。しかし舞台は一転して、またふたりでどこか旅行に行くのだが、今度は20代のアジア系女性のおうちに泊まるのだ。この彼女は長い黒髪の美人、かつお金持ちで豪邸に住んでおり、彼と親しげだ。話をしてみると、彼女は彼と婚約中なのだという。この時点で私の悲しみは怒りに変わり、ぶち切れて、この男は三股もかけているのよ!とその女性に訴える。私はこんなつまらない男で人生を無駄にする気はないわ!と外に飛び出し、なぜか大雪の中をバス停まで走る。なぜか日本風のタバコ屋の前がバス停で、多くの人がバスを待っているところに彼が私を追いかけてくる。「来週のバカンス、どうするの?」と聞くので、「私は行かない!」と言うと、「キャンセルするのがもったいないから、彼女と行ってもいい?」と聞くのである。「勝手にせい!」と怒鳴ったところで目が覚める...というとんでもない話である。夢占いで占うとどういう結果が出るのかしらん。怒りの余りに朝6時に目が覚め、隣で寝ている夫をつついてみた。夫が私の視線を感じてか目が覚めたようなので、夢の話をかいつまんでした。「チケットを無駄にしないあたり、俺らしいな」などとのんきな事を言っていた。原因は何だろうなー。この間観た、スティーブン・セガールの半生ドキュメンタリーかしら。一時アクション・スターだったこのおっさんは、20代の頃大阪の道場で空手を教えていたのだが、そこの師範の娘さんと結婚し、二児をもうける。しかしハリウッドスターになる夢が捨てきれずアメリカに戻り、そこでコネクション作りに励んでいる時に知り合ったアメリカ人女性と結婚。しかしその時点で日本人の妻とは離婚が成立しておらず、平気で重婚していたという実話だった。セガールはピンカートンか? 日本人妻は蝶々さんのように、夫を支えるのは妻の役目とばかり、子育てもしない30男がアメリカに行くのを止めなかった。めちゃくちゃ不愉快なドキュメンタリーで、二度とスティーブン・セガールの映画なんか見ないぞと思った...。それとも過去の男性関係かなあ。前も日記に書いたけど、別れて傷ついた経験が何度も夢の中で出てくる。二股をかけられた経験は一度しかないけど、相当傷ついたからなあ。人間ってこんなにぺろっと嘘がつけるんだ、ってわかっただけでもかなりショックだったし。こういう深層心理の傷ってなおらないのかなあ...。
2004/07/09
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プー太郎になって1か月以上が過ぎた。時が経つのは早いもので、6月に面接に何度か行った後は風邪をひいて10日ほど無駄にしてしまったせいもあるが、あっという間に7月8日。恐ろしい...。昨日学校のキャリアアドバイザーのお兄さんに会いに行き、フォローアップが大切だのカバーレターをもっと良くしろだのといったアドバイスをもらった。フォローと言ってもねえ...。先方がこちらを気に入っていないのにしつこく連絡するのってストーカーじゃない? などと思ってなかなか連絡できない。こういうあっさりした態度がいけないのだろう。もっとヒルのように吸い付かないといけないのかも知れない。夫が7月23日から一週間、西海岸へのバケーション計画をちゃくちゃくと進めている。6月中は「仕事が見つかったら行かれへん~」と抵抗していたのだが、そんな心配もなさそうだ。それどころか来週人材派遣会社の登録面接に行くのだが、もし運よく何か見つかっても、すぐに「夏休み一週間取ります~」という態度もいかがなものか。あう。もっと恐ろしい事に、バケーションが終わったら、もう8月...。一年の2/3が終わった事になる。きゃ~。誕生日(2月)からもう半年経ったわ。半年後にはまた年を取らなければいけない。それとは別に、今日の午後なぜか国連のホームページを検索して、キャリアリサーチをしてしまった。今日本では国連で働きたい人が増えているそうな。私もマイケル・ムーアの映画を観て平和主義に目覚めたのでもないが、何か人のためにやりたいという、ちょっとそういう考えが芽生えたのは確か(浅はか...)。しかし検索するもデザインなどの自己中心的な職業が国連では余り必要とされれいないようだ(当たり前)。広報みたいなのはあるんだけどね。公用語は英語とフランス語だそうだ。言葉の読み書きの選択質問で、Easy かDifficultの二つしか選択肢がないのはなぜ? Difficultにチェックした人間に仕事をくれる訳もないだろう。しかし語学なんかより職務によっては「大学院」の肩書きが必要だ。Masterを取る気力は私にはない...。無駄なことやっているなあ...。
2004/07/08
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私はマドンナのファンです。最近は追っていないから、ファンでした、かな。80年代に青春を送った人ならば、マドンナかプリンスかマイケル・ジャクソンのファンになっている人は多いでしょう。マドンナは美しく、強く、たくましく、理想の女性でした。キャリアの途中から脱ぎ始めて、ちょっと脱落したけど。再び服を着てグラミー賞を取った頃にはもうふ~ん、って感じだった。最近では40歳を超えてもう顔はしわしわ。テレビに映る時は照明でシワを飛ばし、写真に映る時はコンピューターで修正するも、元気で頑張っているようだ。今回のツアーは「Re-invention Tour(自己再確認ツアーってところか?)」と題し、新旧取り混ぜた選曲となっている。オープニングのVogueで観客はもうノリノリ。3年前、前回のDrawned Tourでは新アルバムを全面に押し出し、昔の曲はやらず、コスチュームプレイが多すぎてはっきりいって楽しくなかった。今回はファーストアルバムからの曲(Burning Up)もあり、大掛かりなセットとなめらかなショウ構成でとっても面白かった。ツアー日程に日本が入っていないけど、もうやったのかな?これからなのかな?ところで彼女のニューアルバムAmerican Lifeの売れ行きはさっぱり。私も買っていないし。「政治色が強い」のが理由らしいが、コンサートでも反戦メッセージをしつこく訴える。アーティストが自分の信念を表現するのはいいんだけど、アートを楽しみに来ている人にはちょっと興醒め。そういうことをやる場所って他にもあるでしょう...。それ以外はショウ構成、演出、ダンス、映像、どれをとっても観客を飽きさせないエンターテインメントになっていました。
2004/07/07
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独立記念日はアメリカにとって特別な日。アメリカにいる人なら宗教や人種に関係なくお祝いする日である。なので全米各地で盛大に花火大会が催される。私がこの日にニューヨークにいるのは3度目。たいてい連休になるので旅行に行くのだが、今年はシティで迎える事になった。毎年行われる花火はイースト・リバーの船上から打ち上げられる。今年は自由の女神再開記念(テロ以降立ち入り禁止になっていた)ということで、ダウンタウンの方でも打ち上げられるらしい。私たちはより混雑が予想されるダウンタウンへは行かず、ミッドタウンから鑑賞することにした。マンハッタンの東側はFDRという高速道路が南北に走っており、ここを午後2時で通行禁止にして市民に解放するのである。入り口は42、34、23丁目(横の大通り)などからと限られており、人が多すぎると入り口を閉めてしまう。過去2度はこの事を知らず、花火の始まる1時間前くらいから行くともうFDRは閉鎖された後だった。FDRは立体道路なので入れるとイーストリバーが障害なく見渡せる絶景ポイントなのだが、入れないとこの立体道路が邪魔をして高架下からの悲しいビューポイントとなる。他に花火が見られる場所は対岸のクイーンズ区、ルーズベルト島(前もって申し込んだ人しか入れない)など。橋は通行止めになり、見物はできない。今年は思い切って花火の始まる3時間前にFDRに到着した。なぜか23丁目の入り口を閉めていたので、18丁目ぐらいからFRDに入る。6時半ごろはまだ人もそれほど多くはなかった。しかし問題はトイレ。当たり前だがトイレは一切ないので、しぼりだして外出するしかない。この日は意外と夜が冷えたので、上着を持って行って正解。冷えてトイレに行くようなことがあったら二度と連れとは会えないだろう。余談だが、新年のタイムズスクエアのカウントダウンは3時間待ちなんて生ぬるいものではないらしい。簡易トイレはあるらしいが、大抵気温は氷点下。用を済ませる前に手が凍えてズボンが降ろせないかも知れない。未だ未経験だが、これからのその予定はない...。7時に花火を積んだ船(3隻)が位置に着き、8時に空軍機がお祝いのためにダイヤモンドを組んで大空に登場。当然観衆は大歓声。花火自体は9時20分から。夏時間を採用しているこの期間は9時でもまだ空が明るくて花火には適さない。待つ事数時間。準備のいい人たちは携帯イスやクーラー、敷物を持ってきていたが、私たちふたりは水ボトルだけと軽装。待つ間映画クイズで時間をつぶす。その間警察ヘリが目の前を何度も往復していた。騎馬警官もパカパカと横切るのはいいが、私たちから数十メートル向こうで馬がウンチをしていた。何時間も場所取りをした後に、そこが馬糞臭くなってしまった人たちは不運としかいいようがない。8時半ぐらいにはFDRの入り口が封鎖されて、入りきれなかった人がひしめきあうのを高見の見物。過去2度の失敗で勉強したもんね~。最終的には、マンハッタンじゅうの人が集まったのかと思うほどの大観衆となった。9時20分の予定が10分ほど遅れて、9時半ごろから花火開始(花火の写真はトップページを見てね)。人々の歓声とともに盛り上がり、お祭り気分は最高潮に達した。最後は、高速道路であるFDRを歩いて帰り、夜景を堪能。お誕生日おめでとう。アメリカ。(昨日の映画で考える事は多々あるが、やはりアメリカを愛している。憧れてきた街だからね...。)
2004/07/04
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アメリカを嫌いになれる映画...というのは語弊があるかも知れない。ブッシュ政権が大嫌いになれる映画と言った方がいいだろう。先週興行成績第一位、民主党保守派の大反対と公開の妨害を振り切っての一般公開で、返って話題を呼んだようだ。内容に詳しく触れるのは他の映画評論家に任せるとして(日本でも公開されるようだし)、アメリカに住む私の思ったこと。私はこの国の政治はどうあれ、アメリカの主に文化が好きで移住してきた訳だけど、たかが5年ちょっとでも住んでみるといろいろなことがわかってくる。例えばアメリカは日本人が思っているほど人種が解け合っていないとか、人種、貧富(階級)、学歴、性(ゲイ差別も含む)の差別が根深くあるとか、海に面している州と内陸の州では違う国かと思うほど考え方や文化が違うとか。NY、サンフランシスコ、ロサンゼルス他の大都市に住むリベラル派は少数派で、アメリカ人の大部分は保守的で自分の国が一番と思っており、異端なものを嫌い、神様を信じている...というのが私の感想。だから2000年にもなってもブッシュみたいな人が大統領に当選する。2000年の大統領選挙の茶番は映画でも描かれているんだけど、当時私は結構「自分の一票が大統領選の投票になる」というアメリカの制度に感動していた。自分の一票はどこの誰にどういう風に行くのかもよくつかめないし、誰に投票したって首相は知らない人がなる日本のシステムに懐疑的だった。ところがアメリカの投票システムもかなりいい加減であるらしいこともわかってしまった。ともあれ、問題はブッシュが当選したあとの歴史だ...。ブッシュが大統領でなければ9/11は起こらなかったか? 答えは多分Noだ。では、イラク戦争は起こったか? 答えは、どうだろう。Yesのような気がする。戦争に至った経緯を映画では描かれるんだけど、最初のイラク爆撃の時のナレーションが忘れられない。「今までアメリカに戦争をしかけたことのない国、ひとりのアメリカ人をも殺したことのない国...」その国にアメリカは爆弾を落としたのである。私が開戦の話を聞いた時は、アフガニスタンに宣戦布告したんだと思っていた。誰もが思ったはずだ。「なんでイラクなんだろう」。確かにフセイン政権はひどいのかもしれないが、あの国はあの国でバランスが取れていたのかも知れない。今フセインを求めるデモが起こっているのも自然かも知れない。クルド人難民虐殺など問題が皆無な訳では決してないだろうが、それは独裁者を選んでしまった当事国やアラブ諸国でまず第一に考えなければいけない事で、第三国であるアメリカが世界の警察とばかりに乗り出すような話ではなかったはずだ。世界一の軍事力を誇るとはいえど、前線に行く兵士は、ハンバーガーを食べてテレビを見てバスケットボールをしていた普通のアメリカの田舎の青年たちである。大部分は貧しく、食費と教育費のために軍にサービスしている青年たち。海外旅行で他国の文化に触れたこともなく、いきなり占領軍として言葉も宗教も違う国に行くのである。その悲しいほどの無教養さが引き起こす問題は例のアブグレイズ刑務所事件がいい例で、イラクの一般家庭の家に土足で踏み込み、怯えて泣き叫ぶ家族を尻目に男性を地べたに伏せさせて連行するなどの暴挙は、「人間としての尊厳を傷つける」などという基本的人権の思想などはおよびもしないだろう。それが戦争? 何のための戦争かもわからないのに?この映画は、人が何となくわかっているが、余りテレビなどでは報道されないこと-戦争とはきれいごとではなく、実際には血みどろの残虐行為の横行-を映像化しているのだが、目をつぶりたくなるシーンも多い。映像のインパクトというのは強烈で、それをブッシュ政権が悪者と演出したようにも思えてしまう編集はどうかとも思うが、それ以上にしっかり目を開いてみなければいけない事実が含まれている。私は個人的に、日本でもアメリカでも、税金も納めてような子供や、妄信的反戦論者が子供や赤ちゃんづれででも「戦争反対」と叫ぶのを見るのが余り好きではなかった。国には国の事情があると思っていたから。どうやら私のそういう態度も浅はかなものかも知れない。収集のつかなくなった世界事情、これからどうなっていくんだろうと思うと、未来は余り明るくないような気がしてならない。
2004/07/03
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昨日一日を家の中で沈没して過ごしたので、今日は頑張って外出することにした。どうせ独立記念日の週末で、来週の火曜日までどこの会社も動いていない。金曜日の今日から休みに入っている所も多いだろう。連休は他の友達ももう予定が入っているものだ。他人に電話をするのも野暮なので、ひとりでおにぎりとお茶を買って公園で食べた。その後インコのえさを買いに鳥屋へ行くと、携帯が鳴った。同じクラスだったシヨンちゃんからだった。「何をしているの」という問いに「ひとりでぶらぶらしている」と答えると、一緒に遊んでもいいかという。もちろんOKなので、ブロードウェイのギャップで一時間後待ち合わせをした。その間ぶらぶらしていたのだが、どこもかしこも独立記念日サマーセールで人がごったがえしていた。皆買物するんだあ。いいなあ、自分のお金があるって。シヨンちゃんと合流してメイシーズなどで服を見て、彼女の行きつけのコリアンレストランで夕食。ここの店長と懇意だという彼女の言葉どおり、二品もおまけをつけてもらい、韓国料理を堪能。その間の会話と言えば就職相談のことばかり。ふたりで結局「就職はコネだよね~」という結論に落ち着く。彼女は先生と仲が良かったので、先生のコネクションでなんとか見つかりそうだった。私は余り先生と甘えられるような関係じゃないので(壁を作っている訳ではない。気があわないというのはあるものなのだ)、インターン先に電話をしてみようかしらなどと思いながら会話をする。彼女は私より英語ができないので時々コミュニケーションに苦労する時があるが、それでも大変なクラスを卒業した同級生と話すのは楽しかった。シヨンちゃんもがんばっている。私もがんばろう。今、夜中近くだが、もうすぐ夫が出張から帰ってくる。週末は彼とのんびり過ごして、また来週から活動開始なのだ。
2004/07/02
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今契約しているケーブルテレビはチャンネルが100ほどもある。映画専門から始まって音楽、料理、宗教、天気、バラエティ、女性対象、いろいろあるのだが、この中に若い男の子(10代後半~20代)専門チャンネルのSpike(スパイク)テレビというのがある。ここで最近話題になっているのがMXCという番組。タイトルだけを見ると何のことかわからないのだが、中身は実は80年代に流行った日本のお笑い番組、「風雲!たけし城」なのである。 もちろん中身は全部英語に吹き替えられているのだが、たけしもそのまんま東もそのまま(笑)登場。みんな若いのにちょっと感激する。たけしなんて顔が細くてつやつやしている。谷隼人や城みちるも若い。何と言っても日本人が皆朴訥そうに見えてとても可愛い。皆髪も黒いし。しかし今頃なんでたけし城なんだろう。一般の人が池に落ちたり泥だらけになったりするのを見るのが大ウケなんだろうか。この番組が人気だと他の番組のニュースでも取り上げられていたので、面白いんだろう。30分に編集されていて、面白いコケ方をした場合ばかりをうつしてはいるようだが。それにしてもスパイクテレビなんかを見ている男の子たちって、カンヌ映画祭で評判だった「座頭市」の監督主演がこの殿様ハッピを着た真ん中のおじさんと同一人物だって知っているんだろうか。...たけしって、偉い。
2004/07/01
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