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キル・ビル第二作目は、静かなモノクロシーンから始まった。一作目では顔が出てこなかったビルが冒頭から登場し、主人公ザ・ブライドの結婚式の当日から物語は始まる。ビル役のデビッド・キャラダインは70年代のTVシリーズでカンフーもので一世を風靡した人らしく、タラちゃんの配役のこだわりが伺える。曲者のマイケル・マドセン、可愛かったスプラッシュの人魚のイメージが今だに強いダリル・ハンナ。一作目と違ってストーリー中心で、殺りくシーンは少ないが、結構エゲツない場面も登場する。特にダリル・ハンナ扮するエルの末路がスゴイので、暴力シーンに免疫の無い人が見るものではない(と思う)。ウーマ・サーマンは「Vogue」誌の表紙を飾る程のゴージャスな体を徹底的に痛めつける体当たりな演技。女優魂ってすごいなあと思わせる。タラちゃんは雑誌で語っているようにいずれは第三作目を作るつもりらしいが、実現するのかどうか。これ以上の復讐劇は見たく無いような気がする。
2004/04/30
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まだ放心状態から抜けきれず、のろのろと掃除を始めた。何もせず放っておいたので、ありとあらゆるところをきれいにしなければならない。フリーランス先からも電話がないのをいいことに(いいことか?)、時間があるからぼちぼちやろうと思っている。午後から、この間夫の友人の結婚式で知り合ったジャクリーンとランチをしに行った。披露宴で同席して意気投合し、ずっと話をしていて「いつかランチでもしましょうね」と言っていたのだが、双方忙しくてなかなか実現しなかったのだ。彼女はチリ人で、アメリカ人との結婚を機に移民してきた。英語は私より話せるが、やはり外国語なので時々言っていることが分からない。ふたりとも時々わからないなりにおしゃべりをして5時間(!)が経過。別れた時にはぐったりしてしまった。それもそのはず、課題中は夫以外の人とほとんど口を聞いておらず、しゃべるという機能が退化してしまったようだ。社会復帰に向けてリハビリをしなくては。ジャクリーンは歯に衣を着せないタイプの人で、ラテン系(先入観ではちゃらんぽらんな人が多い)といえどとても堅実だ。将来の話や仕事の話、真面目な話が多かった。ちょっと言われてショックだったのが、私は若く見えるけれども、髪のちょっとしたところに白髪が見えると指摘されたところだ。「(新卒で)仕事を探していて”老い(=白髪)”が見えると印象が良く無いわよ」と言うのだ。そうかなあ。そうだろうなあ。ともあれ、身だしなみという意味ではほったらかしにしていたので、ちょっと気をつけた方がいいのは事実だ。仕事でもプライベートでも、頭を振り乱しているのは見た目がいいものではない。今悲惨な髪型をしている。明日は数カ月ぶりに美容院に行く。カラーリングもしてもらおうかな。家に帰って夕食を作り、夫とテレビを見ていた。9時過ぎにミンちゃんから電話がかかってきた。不動産の仕事は順調だという。私が今後の予定を話すと「Daviはいつも何かをしていて忙しそうね」と言っていた。こまこま動き過ぎ&考え過ぎなのかなー。性分だから仕方ない。明日はポートフォリオを引き取りに行く。調子を戻して、仕事探しを始めよう。
2004/04/29
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朝9時にポートフォリオを提出してきました。終わりました...。家に帰ってしばらく虚脱状態。お昼にうどんを食べて、家の掃除をし始めた。最近やっていなかったのでわたぼこりが飛び交い、トリ小屋はマメだらけ。ふと思い付いて午後3時にマッサージを予約して、いそいそとお出かけ。夫が働いている間に、すまん。でも今日は甘えさせておくれ。マッサージ師さんに「凝ってますねえ...」といわれながら、極楽の一時間。帰って来てからちょっと掃除の続きをし、またぼーっとし始めた。何となくコンピューターの前に座りたくてうずうずしている。課題をしている間にコンピューター中毒になったらしい。これからウェブもちょっと手を加えたりしよう。ポートフォリオを取りに行くのは金曜日。それまでの自由だ。とりあえず今日は休もう。
2004/04/28
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怒ってやり直しを命じたKinko'sのプリントアウトを引き取りに行った。さすがにサイズは合っていたが、あれだけマネージャーを呼びつけて騒いだので、一番近所のKinko'sなのにこれからは行きづらくなってしまった(汗)。短気は損気。しかしマウントする時気がついたのだが、インクがにじんでいる箇所があった。なんでちょっとした事に気を配れないのだ。印刷を生業にしているとは思えない...いいや、もう行かないもん。運悪く生理二日目で体調は絶不調。ポスターのマウントで体力を使い果たし、ちょっとだけ横になる。起き上がって必須の提出フィルムの仕分けとラベルはりにプリントアウト...雑務がやっと今終わった。後はもう持っていくだけ。製本したあとの本にミスが一ケ所見つかったのでちょっと気が重い。ちょっとした不注意だが、どうして気がつかないのか。不注意な人はグラフィックデザイナーになってはいけないのだ...。訂正のしようがないのでそのままにしておく。私のばか...(Kinko'sを怒れないなあ。目くそ鼻くそを笑う)。もう、寝るだけ。また明日...。
2004/04/27
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早朝学校のビルが開くのを待って、プリントセンターに向かう。なんとそこには完全徹夜をした生徒が何人もいた。びっくりした。今日月曜日は二年生の提出日なのだが、昨日からつめてやっていたのだろう。そんな直前までプリントするなんて無計画だなあと思いつつ、元気だなあと感心もした。結局学校のプリンターも調子が悪く、やり直しのKinko'sのプリントに頼る事に。学校の帰りにKinko'sでプリントアウトを受け取る。無料(当たり前)のやり直しはきれいに仕上がっていたので、ありがとうと感謝してその場を去った。家に帰ってしばらくしてさあマウントするぞと思ったら...何とサイズが違っているんである。一度めは13.5x22インチという指定のタチキリを適当に切っていたのでクレームを出したのだが、今回は中の絵を勝手に拡大したのだ。言葉の通じない店だ。久しぶりに怒ってKinko'sに飛んで戻り、マネージャーを呼びつけて文句を言った。結局無料のやり直しになったが、また一日待つはめに。これで違っていたら店に火をつけてやる(怒)。怒り疲れた後に現像できたという写真を引き取りにブルックリンまで出向き、夜6時半の授業に出席。本当は来週も授業があるのだが、あさってポートフォリオを提出してしまえば授業をする必要もないので、今日が最後の授業になるらしい(勝手な論理だが別に文句もない)。授業のあとクラスでディナーを食べに言って解散。まだやる事がある。詳細はまた後ほど...。
2004/04/26
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今日からマウント作業。黒いボードを切ったり貼ったりして作品のプレゼンテーションを整える。相変わらず夫は「何をやっとるんだ」という顔をして眺めている。実は昨日から子供が泊まりに来ており、世話は夫が2日間ひとりでやっている。私と結婚していなければひとりで世話するのは当然の事なんだけど、大変そうだった。子供とも最近ずっと遊んでいない。「5月になったら遊ぼうね」ばかり...。製本を二冊頼んでおいたのだが、うち一冊を分厚い紙で酔狂にもやり直す事にした。内容の薄い本なので見栄えをよくしなければ。Kinko'sに頼んでおいた大判のポスターの色が悪い。とっても悪い。しかも大きさを適当に切っており、作品の意味をなさない。クロップマーク(トンボ)はいらないのかと私はしつこく聞いたのに、いらんいらんと言ったのはわかっていなかっただけなのか。クレームを出して返品して、明日またピックアップに行くはめに。念のために学校のプリンターでもプリントしよう。学校の大判のプリンターは一台しかないので、いつも長蛇の列である。朝早く行かなくては。あーばかみたい...。
2004/04/25
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今日は写真撮影の日。知り合いに頼んで撮ってもらう事にした。学校から推薦されたフォトグラファーより知り合いに頼んだ方が融通がきくと思ったからだ。朝11時に彼の家に到着。全カット15点くらいあるのだが、立体は3点なので夕方には終わるだろうと思っていた。ところが、最初のワインボトルの撮影でボトルの反射の形に凝り出してしまい、4時間が経過。1ショットが終わってランチにする頃には4時半を過ぎていた。その後もライティングなどに非常にこだわったので、あと立体2点が終わったのが夜10時。私もポラロイドで配置を決める時、納得いくまで色々いじったのも悪いのだが。大急ぎで平面のものを撮ってもらって11時半。疲れてしまった...。夫が迎えに来るまで彼のポートフォリオを見せてもらったのだが、人物のとてもうまい人だ。私の作品のような静物より、めちゃくちゃうまい。ヘアメイクやスタイリストさんと共同で作っているという商業に全く関係のない写真なのだが、なんと自由奔放で素晴らしいものか。彼の仕事は静物が多いが、自由にさせたらこんなに上手いのにもったいない...。人には向き不向きがあるのだ。
2004/04/24
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物を作っている人が感じる快感の中で、作品が仕上がった時は最高のものだろう。人に頼んでいた製本が出来てきた。上手な製本で、指紋をつける事すら気をつけていてくれたようだ。私も汚さないようページをめくった。苦心の末出来上がった42ページの本。なかなか感慨深いものがある。ほんのちょっと写真がずれていたりしたところがあって、もっと気をつければ良かったと思ったが、なかなかの出来だ。自分で言うのも何だけど。人からの評価はもうどうでもいいや。今朝ポスターをKinko'sにドロップオフしてきた。今明日の写真撮影のためにブックカバーなどの3Dを製作中だ。午後遅く、クラスメートのシヨンちゃんから電話。彼女は先生の了解が取れないのでどうしたらいいかと悩んでいた。「あの先生は多分どの作品にもOKを出さないのよ。見切りをつけて、撮影してしまいなさい」と言った(事実だし)。私もアイデンティティはOKをもらっていないが、時間切れ。しょうがない。いよいよ大詰めだ。がんばらなきゃ~。
2004/04/23
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先週クラスメートのエマちゃんが、初めて私が既婚だという事に気がついて驚いていた。他の子たちは知っていたみたいだが、昨日改めて「You are married, right?」と聞かれた。次に「How old are you?」と来たので「Over 30.」と言ってごまかしたのだが驚愕されてしまった(実は30才より40才の方が近いのだが)。アッシュ(27才、インド系のかなりしっかりした女性)が「You look like 21 or something.」と言った。いや、喜べないんである。アジア人は若く見えるのは通説だが、最近余り良く受け取れない。頼り無いと言われているように聞こえるからだ。フリーランスで働いている会社でも完全に学生扱い(学生なんだけど)で、誰も私を年令相応に見てはいないだろう。日本の会社にいる時はそれなりに責任ある仕事をまかされ、人を動かしていたのだが、こと英語となるといきなり弱気になってしまう自分がいる。それでも学校や会社で鍛えられて随分ましにはなったのだが。海外に住んで長い人でよく英語を話す時と日本語を話す時で人格が違うというが、まさにそんなような気がする。クラスでは先生の指示に困ったような顔をいつもしていたのがいけないんだろうか。もっとしっかりしなくては。格好も面倒臭いのでいつもジーンズにスニーカーだった。レビューまで一週間を切った。今の見かけは最高にぼろぼろである。これからはちゃんとスカート(もう2年くらいはいていない)をはいて化粧をして美容院に行ってツメもきれいにしよう。
2004/04/22
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水曜日のまっぴるま。夜の授業のために何かをしようと思うのだが、気分がのらなくてネットサーフィンをしている。おととい一日かけて66ページ、本2冊分にアイロンをかけ、昨日製本をしてくれる知り合いに渡し、今日の授業分の作品をしあげた。最後の課題のCDパッケージは二度持っていって二度ともいい返事がもらえなかったのでとうとうあきらめた。もう写真撮影の予約が今週末に入っており、今日何かを作ったところであの先生からOKがもらえるとは思わなかったからだ。最後から二番目のアイデンティティも4度拒否されやり直し、もうどうでもよくなったので頭数合わせのためにちょっとしたものを作っただけ。結局作品数12点には遠くおよばず、学校には本の見開きを提出するはめになりそうだ。卒業させてもらえるかしら。最近ずっと思っていた。「やはりこの選択(この先生を選んだ事)は間違っていたのかも知れない」と...。先生の好み、「シンプル&エレガント」に翻弄され、エネルギーのない作品ばかり。どれひとつ楽しく制作できず、何ひとつ完璧だ、満足だと思うものがない。三年生の時に自分の好き勝手を作って「これでは学んでいない」と思い今の先生にしたのだが、私には向かなかったようだ。この間ちらかりきった紙の束を整理していたら、ダンボールひと箱はあろうかという量だった。完璧を求める先生はちょこちょこと8か月に渡って変更指示をくり返し(先週指摘したところを元に戻したり、違う方向のものを作れと指示したあと自分の指示を忘れていたり)、実寸でしか提出できないので延々と同じ大きさのものを印刷してきた結果だ。紙やインクは湯水のように使い、考えると悲しくなってくる。こんなに情熱を注いできたのに、この空虚感は何だ。自分のポートフォリオに愛着はある。だが、満足はできないし、好きでたまらないというものでもない。やっぱり間違いだったんだろうか...。
2004/04/21
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今朝もいそいそと裁判所にご出勤(苦笑)した夫。着いたら彼の担当案件が示談になっていて、突然フリーになったそうだ。そこで解放されるのかと思いきや、別の案件が来るまで待機しなくちゃいけないんだそうである。結局ランチタイムまで待って特別何もなかったので解放され、運良く明日も何もなければそれで終わりだという。何もないといいね。アメリカ市民といえど移民の多いニューヨーク、いろんな人種が来ていたらしい。夫いわくラテン系の人が多かったそうだ。英語がおぼつかない市民もいるそうだ(裁判官だかがチェックするらしい)。ラテン系のおばちゃんが「今一生懸命勉強しているのよー」とほがらかに答えていたそうだが、そんな状態の人を召集するなよ...。全員の前でひとりひとり自分のバックグラウンドを聞かれたりするのだが、その質問の時に「今まで犯罪を犯したり犯罪の被害者になった経験を述べなさい」というのがあったとかで、夫の概算では75%くらいの人が何らかの怖い目に合っているらしい。私も夫もそういった目にはあっていないので幸運というべきなのだろう。もっと話が聞きたいけど、夫にとっては明日解放された方がいいのは言うまでもない。
2004/04/20
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結局あれからCDライターは動かず、今朝買いに行った。CDを焼いてKinko'sに持っていったら、カラーレーザープリンターでは思ったように色が出ない。昨日試しに印刷してみた時はまあまあだと思ったが、インクジェットと比べると明らかに色がボケている。結局CDライター云々は徒労に終わり、家に帰ってせっせと60枚以上ものプリントをこなしている(まだ途中)。夫は今朝からジュリーデューティー(Jury Duty)で裁判所へ。アメリカ市民は陪審員になる義務があり、容赦なく召集状が来る。うまく理由をつけて逃げられる人はいいが、結局夫は観念して参加したのだった。裁判は平日に行われるため、普通に会社に行っている人にはとてもダメージだ。今日の裁判所は案件が5件あり、不幸にも召集された人はほとんど次のステップに進むことになった。夫ももちろん選ばれ、傷害事件を担当することになるらしい。ただ、現時点では多めに選ばれてまた次の段階で弁護士が被告に有利と思われる最終的な陪審12人を選ぶのはまだ先の話だ。その間に選にもれてくれればいいのだが、残ったら5月まで週に3日は裁判所行きである。大変だなあ。私にも召集令状(軍隊じゃないって)が来たことがあるが、「市民じゃありませ~ん」とビザのコピーを返送して免除である。夫はアメリカ市民権を取得して初めてのJury Dutyだが、仕事はさておき「興味深い」とおもしろがっていた。彼は今年の大統領選挙にも行くそうである。なんとなく、いいなあ(何が?)。プリントアウトが終わったので、紙のシワをのばすためにあて布をあててアイロンをかけています。そこまでするか?私...。
2004/04/19
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春をすっとばして夏であるかのような陽気と快晴。先週まで来ていたとは思えない重いコートはまだハンガーにかけて出したまま。天気がいいのは嬉しいけど、気温の急激な変化に病気になりそうだ。今日は金曜日に先生にOKをもらった本をプリントしようと思ってKinko's(日本にもあるんだっけ)に出向く。今までインクジェットプリンターで印刷していたのだが、Kinko'sのレーザープリンターの方が紙が良いのでこちらにしようか考えていた。インクジェットの方が発色が数段に良いのだが、紙がインク=水なのでちょっとふにゃふにゃしているのが不満だった。昼間にKinko'sに出向き何枚か印刷して比較的満足の行く色の出具合だったので、データを集めてCDに焼こうと思ったら...CDライターが動かない。私のはコンピュータに入っているものではなくて外付けのものだが、これが買った当初から調子の悪いヤツで、満足に動かないのだ。この大事な時に今日もご機嫌斜めになり、CDが焼けない。全部で1ギガぐらいになりそうな勢いの私の本、CDライターが動かなければどうしようもない。大容量のZipも読めないし、アメリカはMOが普及しておらず、当然Kinko'sでも私のコンピューターでも使えない。CDライター買っておけばよかった...でも今さら外付けを買うなんてばかばかしい。新しいマックを買えば標準に着いてくるからだ。もうーーーーどうしよう。ちゃんと動けー。
2004/04/18
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私は夫を愛している。だから結婚した。だが、どんなに愛する人にでも嫌いな面はある。好きなところの量と嫌いなところの量の割合が逆転した時点で、その結婚生活、あるいは結婚していないなら恋人同士の関係は終わるのだろう。愛すべきキャラクターの夫だが、どうしてもたえられないところがいくつかある。その筆頭が、おならをすることだ。もう場所はお構いなし。大抵音だけなのだが、それでもとーーーーーーーーっても気分が悪い。この間外食して帰って来て寝室に入った直後にとってもくさいのを一発やられて、まだ着替えている最中だった私はぶっちぎれてリビングに退避した。夫からの反論は私もおならをするというものだが、私の記憶では夫の前では片手に数えるほどの回数でしかなく、彼の頻度には到底及びはしない。やられたら何度も真剣に怒るのだが、彼は私が心から嫌がっているとは思っていないらしい。全くお構い無しである。どうすれば止めてくれるだろう。時々殺意さえ覚える。次元の低い話から始まってしまったが、もうひとつ今日やられた事で頭に来ているのは、しらばっくれる癖があることだ。何か会話をしていて、彼は私が次に言う答えを分かっているくせに、何を言っているのかわからないふりをすることだ。文章では説明しづらいのだが、このやり方がとっても意地悪でとっても不愉快だ。会話の流れからこういう結論に行き着くと普通の脳みそを持っている人なら思い付くことを、しらばっくれて何度も聞き直すのである。これも何度か体験しており、この不快感を彼にどうやって分かってもらおうか思案中である。おならひとつでも小さな事から人間関係に亀裂が入るものだ。本当に相手が不愉快だと訴えているのなら、考えてやめるべきだ。10年20年たった夫婦がお互いの説得をあきらめて会話不足になっていく原因は小さな不愉快の積み重ねだと思う。
2004/04/17
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今日は快晴。これまでずっと雨模様で寒かったのが、やっと春らしい日になった。うちの家の前の桜に似た木が白い花をいっぱいに咲かせた。春って素晴らしいなあ。花粉症の夫は鼻をぐずぐずさせながら春を恨んでいる。アレルギーは気の毒だと思うけど、春を一緒に楽しめないのは残念だ。午後一時に、先生のオフィスで作品をみてもらった。来週には写真撮影と製本をしないといけないので、今週先生にコメントをもらえることはとても有り難い。先生は普段の仕事で忙しいのに時間を裂いてくれることは、やはりウマのあわない先生とはいえ尊敬する。クラスメートのエマちゃんも来ていたので、一緒に45階の先生のオフィスに行く。先生のオフィスに行く前に、ファイナンシャルマガジンのアートディレクターをしている日本人の男性のオフィスの前をちょっと通った。窓際でマンハッタンを見下ろす個室のオフィスだ。彼は前回私たちにポートフォリオの作り方を教えてくれた人だ。その時に、ぶしつけなクラスメートの質問「これだけのポートフォリオを持っていてファイナンシャルマガジンを作る仕事について満足しているのか」という答えに、「まだ別の仕事を探すかも知れないね」と言っていた彼だが(私もその時クラスメートと全く同じ感想を持った。これだけ何でもこなせる人が、ファイナンシャルマガジン=数字や表を扱う、無味乾燥な雑誌を担当して幸せなのかしら、と。)、そのオフィスを見る限り、新しい仕事を捜すのは得策とは言えないかも知れない。いや、人のことはどうでもいいんだけど。先生からそれなりのコメントをもらって、ほっとして帰宅。夕食まで課題をして、夫とコリアンタウンで焼肉を夕食に食べて帰宅後また課題を始めた。ツメに入って以来、ふたりの週末の定番映画鑑賞をしていない。せっかくの金曜日なのにごめんね。あと二週間だから、もうちょっと我慢しておくれ...。
2004/04/16
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先生に送ったメールの返事待ちで待機状態。時間がもったいないなあ。でも返事をくれないとプリントしていいのかそれとも学校のラボでやり直しなのか予定がつかない。いつまで待とうかなあ。昨日、小雨の降りしきる中、接待だとお客さんを連れてヤンキースの試合に出かけた夫(いい接待ねえ。しかもデーゲーム)。ディズニーワールドで買った、うしろにミッキーマウスのプリントのついたポンチョを着て観戦したらしい。それしかポンチョがないとはいえ、夫よ、恥ずかしいとは思わないのかね。今日の試合はゴジラ松井はボロボロだったそうな。リトル松井君は活躍している。さわやか系で私は彼の方が好み。でも野球は別に興味はないんだけどねー。ヤンキースの何とか会員の夫の上司がいい席をいつもリザーブしているので(どこにでもスポーツキチガイはいるもの)、時々夫に私用にチケットをくれる。一度松井とイチローの対戦の時にチケットをもらったのだが、私の夜の授業がある日だった。授業を一時間ほど早退してヤンキースタジアムに着いたのが7回の裏。2イニングだけを見てあっさり帰って来た私。でもイチローはすらりとしてかっこよかったのだけ覚えている。
2004/04/15
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朝Today's Showで、日本人人質が解放されたニュースを見た。ひとまず良かったなと思った。彼らが捕まった時に、私は単純に驚いて人質を「かわいそう」と思ったんだけど、その後世論が人質の家族を非難しているという報道を聞いた。物事は多極的に見ないといけないのだ...。政府の勧告を聞かずに、自分の信念だけで行動した人たちに対して、風当たりが強かったらしい。確かに、自分の信念を貫くのは素晴らしいことだけど、個人単位の行動が国単位で迷惑をかけたということになれば、諌められて当然だとも思う。政府の毅然とした態度は評価するべきだと思う(自衛隊を撤退させていたら自衛隊は軍隊だと認めているようなもの)。でもコイズミさんが「何とか救出したいと思っているんですけどねえ」と言っていたのは「あなたに何ができるのかなー」と思ってしまいましたが(やっていたんだろうけど)。何にしろ、私が課題で苦しんでいる間に、もっと別の次元で苦しんでいる人たちの何と多いことか。問題が大きすぎて困ってしまう...。
2004/04/14
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相変わらずしとしとと春の雨。毎日が肌寒く、とても春という気がしない。今年は厳しい冬と寒い初春と、なかなか天気も気分も晴れない。昨日学校のラボで仕上げたポスター4点のバリエーションをJPEGファイルにして先生に送付した。今日ついにOKらしきものをもらった。多分クラスにプリントアウトを持って行ったら微妙な変更箇所を指定されるんだろうけど、それでもOKっぽいコメントでだいぶん気分が楽になった。それにしても、お金のかかる卒業制作だ。大判のポスターのプリントアウトを出力センターに頼むと50ドルくらいする。去年の卒業生で製本のうまい人を紹介されたので(私は製本が下手)彼に2冊製本を依頼して約100ドル、他、ボードや写真撮影やインクや紙や、とにかくお金がかかる。十万円近く?といっても過言ではないかも知れない。他の学生もよくこんなにお金があるものだ。私のフリーランス代は税金と卒業制作でぱーである。お金を気にしてつぎはぎのものを作ると、作品に対する姿勢が低いとみられるみたいだし。うーん。芸術とはお金のかかるものなのだ。
2004/04/13
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私のポートフォリオのクラスで今年卒業予定は6人。全員女の子である。アナ、アレキサンドラ、シヨン、アッシュ、エマ、私。その中でアナとシヨンがとってもセンスがよくて、作ってくるものほとんどが先生を感心させる。私はいつも彼女たちのセンスのよさを感心して見習うとともに、自分の作品のお粗末さにがっくりきていたのだ。時間に追われてお座なりなものをいくつか作ってしまった私は、彼女たちの完成作品を見てため息をつくばかりであった。「私って才能ないんだ」といじけムードだった今日の夜、日本語放送で「あいのり」という番組を見た。どれくらい日本で放送されているのと遅れているのかはわからないけど、今ラブワゴンはスリランカに来ており、さわやか&可愛いミキちゃんを見ていじけ娘のゆーみんちゃんが異常なほど自己嫌悪に陥るという状況だった。もちろん状況は違うんだけど、可愛いミキちゃんに対してコンプレックスをもって暗くなっていくゆーみんちゃんの状況に私はとても身につまされるものがあった。センスのいいアナ(可愛いミキちゃん)に対して彼女が何をしたわけでもないのに、勝手に比較して勝手に落ち込んでいる私(ゆーみんちゃん)。テレビを見ていてゆーみんちゃんを励ましたくなる。「もっとリラックスしなよ! 人は人、自分は自分じゃない。」しかし私は彼女より10年以上は年上なのだ。もっとしっかりしろよ、私。
2004/04/12
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朝からライス大統領補佐官の911に関する質議の生中継があった。アタマが痛いと会社を休んでいた夫は見ていたが、私は課題のために別の部屋に引っ込んだ。テロ事件について中途半端にうやむやにせず、政府高官でも引っ張り出して公の場で証言させるアメリカの姿勢はなんだかんだいっても偉いのかもしれない。午後になってCNNを見ていた夫が、日本人がイラクに人質に取られたと言って来た。私が画面を見ると、Burn aliveという単語が目に入った。めちゃくちゃ驚いた。脅迫だと知って一応ほっとはしたものの、あのアメリカ人民間人の遺体を吊るして踊って喜んでいたイラク人の画像と重なって、非常に気分が重い。Yahoo!で一報を読むと、日本人政治家のコメント「まさか本当にこんなことが起こるとは」と書いてあって、肩の力が抜けた。あの...あそこは戦場で、戦時下ではないですか...。基本的に私は日本人だし、どの国家より大切な自分の国だと思うけど、有事の際に多分何もしてくれないだろうなあというのはうすうす思っている。北朝鮮の拉致事件がいい例で、自国民を誘拐されて何十年もほったらかしにしておいて、今でも外交で相手国に弄ばれている。自国民を守れない国家って、国家の意味があるんだろうか(だからアメリカ人は911について国が国防の義務を果たしていなかったと怒っており、上記の質議になる訳である)。今回の人質は無事返してもらえるんだろうか。自衛隊を撤退させないのは私は賛成だが、どうやって守ってくれるんだろう...。
2004/04/09
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結局昨日の革のカバンは軽めのダッフルバッグと交換してきた。夜8時まで店が開いていたので、夫と店内で待ち合わせをした。一緒に選んで、ふたりしてとりあえず納得したものと交換してもらった。夫は内心不満なようだが、とりあえずこれで一件落着。しばらくは「もう何も買ってあげない。喜ばないから」と言われそうだ。今日は仕事が切りがいいのをみはからって午後2時で早退した。外に出ると予想外のいい天気。プリントショップや画材屋や学校のラボに寄ったが、天気がいいというだけで体が軽い。氷点下の気候で重いコートを着て街を歩くのとなんという違いだろうか。家に帰ると税理士さんに頼んでおいた税金の申告書類が来ていた。私が今フリーランスで働いているお給料からは税金が何も引かれていないので、予定申告と言って来年度の税金を予想して先払いするのだ。私のわずかなフリーランス代から、本当に1/3払う。嘘だと言って欲しい。今年の今までの収入たかだか3000ドルちょっとで1200ドルを払うのである。人生やっていられません...。
2004/04/07
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夫が旅行用カバンを私にと買って来た。以前から私の黒のGAPのビニールカバンがみっともないと思っていたらしい。2、3泊用にと、赤い革のいいカバンを買って来てくれた。嬉しい顔ができなかった。なぜなら、重かったから。作りが頑丈すぎて、カバン自体がこれだけ重いのに、荷物を入れたりすると恐ろしい事になるのは目に見えている。しかもコロコロもついておらず、肩にかつぐしかない。夫は、私が気にいらないと見てとるや、不機嫌になった。せっかくの気をきかしたプレゼントを、喜ばないどころか不満そうな顔をされたらムカつくのは当たり前だ。だが、気に入ったとは到底言えなかった。夫は怒ってレシートを寄越して、好きなものと交換してこいと言う。ただし、ビニールは買うなというのだ(みっともないから)。私は仕事がら腰痛がひどい。彼も知っているのに。どうして想像できないんだろう。今だって課題をやっているときは、腰にサポーターをまいてやっているのだ。その姿を毎日見ているのに。どうして、おもいやってくれないんだろう。私が旅行に行く時は、極力荷物を減らしているの知っているはず。男性のあなたより着替えを少なくして荷物を軽くしているの、知っているのに。どうしてそこまで思い付かないんだろう。革の鞄なら、どんなブランドだろうがどんな製品だろうが、重いのにきまっている。私ががまんして、重い革のカバンで旅行に行けばいいんだろうか。だまっていた方がよかったんだろうか。でも、重くてあんなカバン持てない。
2004/04/06
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レビューまであと3週間と迫り、今日を入れてクラスはあと3回。最後のプロジェクトのCDパッケージとアイデンティティを終わらせようとがんばってみた。結果...、完成にはほど遠い感じだ。厳密には12作品を提出しなければ卒業にならないのだが、全員が全部の作品を仕上げてくる様子はない。クラスメートと話をしても「CDはできそうにないから最初からやっていない」という子がいるぐらいだ。一番の目玉である本さえできればいいということか。私はまたくそまじめに全部の作品を仕上げようと思うから気がせって何も仕上がらないのかと気がつく。今5作品を同時進行しているので、全部ちょっとずつしか進まず一向に全部が仕上がらないのだ。CDを落として、ちょっとリラックスして本を仕上げた方がよさそうだ。どちらにしろ煮詰まりすぎなのね。リラックス、リラックス。
2004/04/05
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課題でプリントアウトをたくさんするので、インクジェットプリンター用の紙とインクがいくらあっても足りない。友達に教えてもらった店が一番やすいのだが、ここはジューイッシュ(ユダヤ教徒の人たち)がやっている。トラディショナル・ジューなので、黒い服に黒い帽子ともみあげでハイテクカメラ用品を売っているのがちょっと異様だ。今日は紙がなくなったので、出かけるついでに寄ったら閉まっていた。ああそうか、来週はパスオーバーなんだ。来週14日まで休みだという(10日も休むのか)。ニューヨークにいると、様々な宗教の人が自分の宗教を元にして勝手に休むのに遭遇する。一番休むのがジューイッシュのような気がするのは気のせいかしら。来週はキリスト教徒のイースターもある。正式にはイースターは休みではないが、休んでも誰にも文句は言われないし、言うものでもない。日本人は宗教がらみで休めないのは残念。お釈迦様の誕生日ってそういえば4月8日だよね。キリストの誕生日は休んでお釈迦様は無視するのはよくない。あ、天皇誕生日は休むんだっけ。天皇陛下はお釈迦様より偉いのか?また思考が空転している...。
2004/04/03
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夫の出張中、HBOのオン・デマンドで見られるSex and the Cityの初期シリーズにはまってしまった。いつも夕食をひとりで食べる時に見るんだけど、一話26分を毎晩二話ずつくらい見た。このシリーズを私が見出したのはシーズン3からで、1と2は再放送をちょこちょことしか見ていなかった。今改めて見ると、主人公4人はいろんな経験をしてきたんだなあと感心する。30代でシングルで働き、異性と交際している女性なら、彼女たちの言い分や気持ちにある程度共感できるだろう。男の人と付き合っている時のああいう気持ち、こういう気持ちがすごくよく分かる場合が時々あって、自分の体験を思い出してため息をついたり、あいづちをうったりと楽しんでいる。ニューヨークなどは特に、男性ひとりに対してトラック一杯分の女性(すごい例えだ)と言われるほど、いい男がいないというのが通説だ。私が夫と出会ったのだってものすごい確率なんだろう。私が結婚するという話を既婚の友達にしたら「探せば見つかるものねえ...」と驚いていた(見つからないと思われていたのだろうか)。で、Sex and the Cityで、もらい泣きをしたエピソードがある。シーズン2の「Old Dogs, New Dicks」というタイトル。シニカルで性格のきついミランダが、スティーブと出会った当初の話。ミランダは彼に対して文句たらたらだった。というのは彼はバーテンダーなので帰ってくるのは夜中。なぜ彼に合わせて夜中までいつも起きていなくちゃならないんだと昼の仕事を持つ彼女は怒っているのだ。それが原因でケンカしたあとのしばらくたったある日。彼を夜中に待つのに慣れてしまったミランダは夜2時まで眠れずにいた。するとスティーブから電話が来る。「起こしてごめん。ひとつお願いを聞いてくれないか? 窓の外を見てくれ」私はスティーブが花束やメッセージでも道に置いているのかと思った。(映画でよくありそうな演出だから)。ミランダが窓に近寄ると、そこには夜空に浮かぶ美しい満月があった。「Blue moonだよ、珍しいだろ? 君に見て欲しくて」夜中に付き合うのをいつもぐずぐず文句をたれていたミランダの心があっという間にほぐれる、というシーンだ。ちょっとうるうるしてしまった。花束や贈り物より、何てステキなプレゼントなんだろう。このテレビシリーズの脚本家の女性たちは自分たちの経験をもとにして台本を書いているそうだが、こんな経験をした人がいるのかと思うと、うらやましい。
2004/04/02
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新婚の友達ミンちゃんに電話をした。私より一年早く卒業した彼女に、ポートフォリオについて質問があったからだが、彼女は今なんと不動産の学校に行っており、試験をパスしたのでアパートメント紹介のセールスレディーになるという。何でも学校に二週間行って試験を受けて、通ったらすぐ資格がもらえるそうだ。彼女ははっきりいって私よりデザインのセンスがいい。そんな彼女は学校を卒業してしばらくニューヨーク・タイムス社などで働いていたが、デザイナーの仕事に失望したという。自分の好きなようにモノを作ればいい学生と違い、実際の会社ではなかなかそうはいかないのが現実だ。新卒のグラフィックデザイナーは賃金も低く、金銭面でも精神面でも現実に直面するのである。もし外国人ならビザのスポンサーをプラクティカル・トレーニング・ビザ(学校を卒業して一年間求職のために使えるビザ。卒業した学位と同じカテゴリーの職種に限定される)保持中に見つけなければならない。彼女は結婚したのでビザの問題がなくなり、あっさり学位を無視して転職したのである。デザイナーなんてやってられないという気持ちもわからないではない...。毎日毎日じっと座って仕事して...今日も朝からカンヅメで、気がついたら午後7時。見る人同士にしかわからないディテールにこだわって仕事をし続けるのは、楽しいのかそうでないのか。もっと何か、人のためになることをやった方がいいんじゃないかという気もする。思考が空転しているな...。
2004/04/01
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