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感謝祭が終わり、私のプー太郎生活がまた始まった。履歴書を書き直し、また職探しのプロセスをやり直している。私は前回派遣された会社にいろいろ不都合があってもちろん自分で判断して辞めた訳だが、夫からの文句も30%くらいは理由の中に入っている。「残業しすぎなんだよ」「そんな風に利用されていていいのか」「そんな会社辞めちまえ...」。もちろん言葉とおりではなく半分冗談だったりはするんだけど、やはりそう言われ続けると考えてしまった。一週間のうち疲れてしまって一日も夕食を作ることができなかった事に対して私なりに家庭を無視し続けたくないという思いもあった。で、昨日。私は朝起きられずベッドから夫を見送った。これはこれ自体悪い事なんだけど、日本からの時差ぼけが治らないという夫に付き合わされて午前二時までテレビを見せられていたのだ。夜帰宅した夫が「夫を見送りもせず、いいね~」みたいな事を言った。「仕事していないもんね~」なんやねん、その言い方!辞めろって言い続けたんはお前やんか! 仕事してたら文句言う、してなかったら文句言う、どないせいっちゅうんじゃ!しかも自分は働いて来たので当然メシの支度はお前、と言わんばかりに私が夕食の支度をしている間鼻くそをほじりながらテレビを見ていた。殺意を覚えた(って冗談だけど)。あ~~~、ムカつく。くっそ~~。言葉の暴力だわ。
2004/11/30
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ジュリア・ロバーツが双子を出産したニュースは、まるで国王の世継ぎが産まれたかのよう(大げさ?)な騒ぎになっていた。早くもベイビーたちの写真を撮るためにパパラッチだちが暗躍しているらしい。そのニュースを見た夫が「まだジュリアってそんなに人気がある訳?」と私に聞いた。ハリウッド芸能通の私は用意した答えがあった。「ジュリアの後に続く女優がいないからよん」プリティ・ウーマンが爆発的にヒットして、一時期のジュリア熱は相当のものだった。が、America's Sweetheart、「アメリカの恋人」も37歳。ちょっとお年である。私の愛読誌Entertainment Weeklyのちょっと前の特集で、Who's next Julia?(次のジュリアは誰?)というのをやっていた。メグ・ライアンが40代、ジュリア30代、でも20代で彼女たちに変わるほどビッグなスターはいない。以下が私が覚えている限りのEW誌推薦のNext Julia.リース・ウィザースプーン着実にキャリアを伸ばしつつある実力派。まだブームには至っていないが、私生活で幸せな結婚をして二人の子供がいる事が好感を持たれる。キルスティン・ダンストこちらも子役出身の実力ある役者。「スパイダーマン」で人気があるものの、同じくブームには至らず。ケイト・ハドソンハリウッドは彼女が大好き。でもアメリカはそれほど彼女に感心がないようだ。次々出てくる主演作はいずれも中級ヒットで興行成績はふるわず。未だ「ゴールディー・ホーンの娘」の看板が取れない(と私は個人的に思う)。ケイト・ボズワース「ブルー・クラッシュ」で鮮烈な印象を残したThe girl next doorな娘。今だヒットはないものの、可能性は未知数。他にもいっぱい出ていたけど、忘れた。でもこの4人を並べても、何だか印象が全員似ている。金髪で色白で笑顔が可愛い。...で?って感じ。私はジュリアのファンじゃないけど、赤毛で栗色の目で笑顔が強烈な印象を持つ彼女はやっぱり別格かしらとも思う(最近は額に血管が浮くけど)。
2004/11/29
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夫と夫の子供と「The Incredibles (Mr. インクレディブル)」を見に行った。公開から3週間以上経っているのに結構満員。日曜日の午後4時の回だったので、子供連れが多かった。アニメーション映画を家族で見るとなると会場がうるさいのは必至。それが嫌な人はこんな時間帯に来てはいけないのだ。が、それにしてもアメリカ人(ニューヨーカー)の他人を思いやらない態度は素晴らしすぎる。眠った赤ちゃんを連れてくる人(最後まで起きずに寝ている場合も結構あったりするけど)、ぐずる子供を無視して映画を見続ける親に何度会ったことか。今日は「マミー」攻撃だった。2歳ごろとおぼしき子供が映画の真っ最中に「マ~~~~ミ~~~~~」と叫ぶ。親は無視。この映画はヒーローもので戦闘シーンなどもあるため結構音響がうるさいところがある。そういったところで子供が驚き、「マ~~~~ミ~~~~~」となる。私はもう割り切っているのでどうでも良かったんだけど、周りは「Oh, come on!」などと文句を言っていた。まだまだ未熟だね。夫と子供はこの映画を見るのが二度目なので文句は言わず(夫も結構「come on!」と言うヤツなのだ)。以前別の映画で勇気ある人が「Bring the baby out!」と怒鳴ったら、「What do you want from me???? I paid for the movie!!!」と親が逆切れ。怒鳴り合いに発展し映画どころではなかった。続けてアメリカの嫌なところが続く日記。どうした、私...。
2004/11/28
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ジムに行って来た。週末会員なので金~日しか使えないのだが、週一日のスイミングはできるだけ体調のためにも欠かさないようにしている。私の行っているジムにはマンハッタンでも大きい25mプールのあるところで、4レーンある。混んでいる時は大抵レーンを半分に分けてシェアし、それ以上混んでいる時は3人で輪を描きながら泳ぐことになっている。これは別に規約書にある訳でもなんでもなく、利用者たちの暗黙の了解なのだ。今日は感謝祭の連休の中日ということもあり混んではおらず、4人がひとつずつのレーンで気持ち良さそうに泳いでいた。その中に割り込むのは若干悪いなとは思うものの、こちらとて待っている理由もない。誰かのレーンを選んでシェアを頼むしかない。レーンはFast, Medium, Slowと一応名付けられており、もう一つのレーンはお年寄りやリハビリの人が水中を歩くためによく使われている。一応というのは皆必ずしも守ってはいないため、Fast(速い)レーンでのろい人が泳いでいる場合もある。私はスローな平泳ぎを長くするので、大抵Fastレーンは避けている。従って今日もSlowレーンでビート板でぱしゃぱしゃしている男性のところに行き、Can I share this lane?と聞いた。その男性(40代くらい?)は多少ムッとした感じだった。なんで俺のところに来たんだ?とでも思ったのだろう。「サークルで泳ぎたいのか?」と聞かれたので、「私スローだから別々でいいのよ」と言うと、「俺はサークルで泳ぎたいね」と言う。二人でなんでサークルするんだと思いつついいわよ、と言うと、彼はものすごいスピードでクロールで泳ぎ始めたのだ。今までのビート板は何だったんだ。しかもSlow レーン。なんだこいつ。私はどうでもいいやと思いつつ自分のいつもの速度で平泳ぎを始めた。当然彼は私に追いつき、追い越したり、じっと待ったりしている。私は泳ぎながら、自己主張の激しいこの男性に辟易していた。日本人ならこんな自己主張はしないだろう。「先着勝ち。俺のスタイルが優先」...。こういう人に対しては私も自分のスタイルを貫く。相手に「私にも私のスタイルを守る権利がある」と主張すべきなのだ。こういうこと考えなきゃいけないのって、めんどうくさいし疲れる。日本から帰ってすぐだからかな。こういうニューヨーカーの態度がとても鼻についた。
2004/11/27
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以前「松本紳介」で松っちゃんが「俺、九九できいないんすよ」と告白していたのを聞いてびっくりした事がある。九九のできない人ってどうやってかけ算しているんだろうか。想像もつかない。今夫の子供(9才)が、かけ算が苦手で悪戦苦闘している。親が日本人なのに日本語を余り教えておらず、日本語で数が数えられないために九九の覚えようがないのだ。two times three...などと英語でまどろっこしく計算しているのだが、果てしない作業のように思える。九九って偉大なのだ。先週日本で姉宅に滞在していた時、私の甥(7才)が九九をマスターしており、下がり九九(9の段から逆行して唱える)を披露していたのを見て、う~んと思ってしまった。夫の子供はしばらく前からかけ算を練習しているのだが、学校の先生から先生が使う指導教科書を借りて来ていた。驚く事に、子供たちが学校に持ってくる規定の教科書がないというのだ。どうやって子供たちは勉強しているんだろう? プリントを持ち歩くのだろうか? とにかく、その指導教科書を見て驚いたのだが、お釣りの数え方が未だにたし算なのだ。例えば$3.47の買物をして$20札からどうお釣りを計算するか。3セント足して$$3.50、50セント足して$4、$16足して$20と数える。「単純に引き算すればいいじゃ~~~~~~~ん!!!」と思うのだが、そうではないらしい。たし算でおつりを数えるのって、一昔前の話だと思っていた。10年以上前アメリカに来た時、買物で端数が数えられないアメリカ人が結構いた事に驚いたものだが、今でもそうらしい。九九の話に戻ると、友達にその話をした。友達いわく「日本ってさ、皆が皆同じように九九覚えて気持ち悪いじゃん? み~んな同じことしなくちゃいけないうえに競争意識激しくて。私、そういうの変だと思っていたの。別に計算できなくてもできる仕事はある訳だし、個性をのばせばいいんじゃない?」う~む。それを個性というのかどうか。というか、逆に子供にとってつらい道なんじゃないのかなあ。個性的であるって結構つらいことだと思う。松っちゃんも似たような理由で九九を覚えたくなかったらしいが、大変だったと思うなあ、その人生。人と違う事を考え続けて「お笑いの天才」と自称するまでになった彼だけどね。私は凡人でいいやと思うし、もし自分に子供がいたら九九やらせたと思う。デッサンも描けずに画家になれないとも思うし。ね、ピカソ。
2004/11/26
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日本から帰って来た翌日、時差ぼけをものともせず友達とランチ。彼女はこの間日記に書いた感謝祭前にレイオフされた人だが、なんとか励まそうとランチを企画したのだ。が、逆に彼女のパワーに圧倒されてしまった。久しぶりに会った彼女は生き生きしていたのだ!いわく、「コーポレート(企業)のお抱えデザイナーなんて、おカネのために魂を売ったようなものだったの。これからは私のやりたいことをやるわ」と、これからデザイナーとして起業するというのである。レイオフの最初数日こそパニックになったものの、よく考えてみれば自分の好きなデザインを始めるきっかけになったというのだ。偉い。偉すぎる。レイオフ後は数ヶ月は雇用されているのと同様のお給料が出るらしい。その間に次の仕事を探しなさいという会社側のせめてもの恩赦みたいなものか。その間に彼女はプレゼン用の紙やボードを買い込み、準備を進めていた。もちろんリスクも承知の上なので、起業してやってみてだめならまた雇われの身になるかも知れないけど、今は自分のやりたいことをやってみたいというのだ。見習え!私。その私といえば、例の会社にとうとう電話を入れなかった。「正社員にさせてあげるかも知れないわ...」という甘い誘いにのって数週間。もうだまされないぞと思いつつちょっと未練。派遣会社に「次の仕事はありますか?」と電話をしたらあっさり「今は無いわよ」と言われた。ええい、負けんぞ。感謝祭で社会がマヒしている今はどうにもならないけど、休み明けはがんばるぞ!
2004/11/23
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小雨のぱらつくNYに戻ってきました。日本旅行記はもうちょっとしたら書こうと思います。いろいろ旅行するのが好きな私。飛行機の中や車からマンハッタンが見えると「あ~、帰ってきたなあ」と思うんだけど、日本から帰ってきた時だけは違和感を覚える。ここが私の家なのかと思うと不思議な感じ。でももし夫に何かあったり離婚したりしたら日本に帰るかなあ。日本はいい所だけど、もう東京で働きたいとは思わない。もうあの人ごみに圧倒されっぱなし。ちょっと新聞で求人を見たりしたけど、だいたい年齢でひっかかっている(笑)。「30歳まで」などという表記が平気でまかりとおる国。もう21世紀なのに。この年齢制限がなくなることってあるのかなあ。帰国しても仕事がないということかなあ。とりあえず、寝まーす。時差ぼけが心配...。
2004/11/22
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姉からメールがあった。「おみやげにベーグル買って来てくれ~」とのこと。免税の化粧品でもアクセサリーでもないところが姉らしい。去年日本に帰った時もベーグルを持って帰ったが、よほど気に入ったのだろう。噂どおり、NYのベーグルはおいしい。ほとんどどこの店でもおいしい。日本で売っているのを試したことがあるが、妙に柔らかくて小さく、変な感じがしたものだ。うちの近所においしいところがあるので、ひとつずつラップでくるんで持っていくことにしよう。一個80セント(60セントだったかな?)。安いおみやげである。私が日本で切に食べたいと思っているものに、ミスター・ドーナッツのダブルチョコレートがある。ミスドはおいしい。去年帰国時に、二週間の間に3度行ってしまった。こっちにはダンキン・ドーナツしかなく、あれほどのおいしさはのぞめない。クリスピー・クリームももちろんおいしいが、あれだけ柔らかいと持って行くのは不可能だし、日が経つとおいしくなくなってしまう。来週の月曜の夜は、ミスドのドーナッツを食べていることでしょう(た、楽しみ...)。
2004/11/11
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以前日記に書いた友達が、やはり解雇された。自分のことで精一杯で、友達のことまで思いやってあげる余裕がなかった。彼女も自分で「解雇の対象になる確率が高いの」と言っていたが、私も生返事で何の根拠もなく「大丈夫だよ」と答えるしかなかった。まさか、現実になるとは。自分のことのようにショックだ。最近、ドナルド・トランプが「You are fired!(おまえはクビだ!)」という台詞を流行らせた。パワーゲームの激しいアメリカでは結構日常で使われていたりする。私の夫も来年は危ういと言っていた。夫が解雇されたらと思うと背筋が冷たくなってしまう。だから私も必死で職探しをしているのだが、派遣先の会社の愚痴をこぼして数週間のていたらく。自分が情けない。あ~、パワーが欲しいな。
2004/11/10
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いろいろ考えている間にも日本に一時帰国する予定は近づいてくる。まず思いついたのは「服を買わねば」ということだった。「おしゃれの最先端ニューヨーク」なんていうのは幻影だと、NYに少しでも滞在したことのある人はわかるだろう。道を歩いている人でおしゃれな人はほとんどお見かけしない。私もこっちに来てから、タイトスカート、サポートストッキング、パンプス、ヒールといったアイテムから遠ざかっている。しかもこの数年学生をしていたせいで、ドレスダウンに加速がかかっている。クローゼットを見てみても...何も無い。まずい。少なくともコートくらいは新調しなければ。夫を置き去りにして、友達とウッドベリーコモンに行った。ブランドもののコートは$200~$500くらいの相場でいろんなものが手に入る。しかし、サイズが合わなかったりデザインが今いちだったり予算オーバーだったりとなかなかしっくりこない。結局バナナ・リパブリックのウールのハーフコート($250が$150)を購入。旅行に持っていくため高いものじゃなくてもいいよな~と自分を納得させる。家に帰って夫にコートとカシミアのマフラーを見せびらかすと、夫がひとこと。「...そんな分厚いコート着ていくの? 東京って確か今20度くらいだよ」があ~~~ん。はい、NYはもうヒーター入れています。寒いんです。来週は夜は氷点下の予報です。東京ってあったかいんだあ...。私の一日は何だったんだあ。ジャケットかわなくちゃ...。あ、でももう日がないや。皮のジャケット来ている人いるんだろうか。姉に電話しなきゃ。
2004/11/06
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学校からメールが来た。「あなたの卒業制作作品が、某雑誌のコンペティションにプレ・セレクト(予選通過みたいなものか)されました」という知らせだった。うちの学校は、卒業する時にそのコンペティションへの応募が義務付けされている。くそ忙しい卒業制作の合間をぬって応募のための写真を取るはめになるので大迷惑なものであった。が、こういうメールをもらうと悪い気はしない。ふと、今の自分を考える。ムーディーなアートディレクターの下で低賃金の丁稚奉公。あのクリエイティブな日々はなんだったのか。私ってもっと才能あったんじゃなかったのか...(自惚れ)。デザインがだいたい見通しができてきたので、午後は珍しくアーカイブの整理などをして過ごす。今日は久しぶりに早く帰れそうだ。会社をずる休みをした夫がビーフシチューを作って待ってくれている。夫にメールを打った。「今日は早く帰れそう」....5時45分。編集長が私のところに、30枚ものポジフィルムのスキャンを頼みに来た。内心え~と思いながらも、急げば30分でできるだろうと必死で取りかかる。6時15分。あと数枚というところで、アート・ディレクターが束になったプリントアウトを持って来て、「これ、ポストスクリプトにしてね」と言う。すごい量だ。午後から今まで何をしていたんだ。しかもこいつ、もうコートを着ている。「私の友達が下のロビーで待っているの。待たせたら悪いから、じゃ」おいおいおいおい。自分のデートのために、私に仕事を投げつけて帰る女。呆然と立ち尽くす私。「I have a life, too.」とつぶやく...。午後7時。全てが終わった。さあ、夫の作ったビーフシチューを食べに帰らなければ。来週で、絶対辞めてやる。
2004/11/05
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昨日の泣きの入ったメールの返答が人材派遣会社から来た。「11/12で終わりにしましょう」ということだった。11/14に日本に発つので、それがぎりぎりの線である。三週間だけ手伝いに来ているフリーランスのイーヴ(Eve)ちゃんも同じ日に辞める。その後は会社がどうするのか、私は知らぬ。そのフリーランスのイーヴちゃんはNational Giographicに5年、Sports Illustratedに数ヶ月(社風が嫌で辞めたそうな)にいた強者である。小柄で雰囲気の穏やかな人で、経験もさることながら人柄でも仕事に不自由しない人みたいだ。編集長のシンディの無謀な要求(彼女は頼まれた小冊子のレイアウトをシンディの希望で5度やり直しをした)に耐え、いつも鷹揚に対応している。私の中のアメリカ人のセオリー「仕事ができる人は人柄がいい」を証明してくれるような人だ。私的には、あとはこの会社を和やかに辞めるのみ...。
2004/11/03
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会社でE-mailのアカウントをもらって以来、ひっきりなしに誰かしらから連絡が来る。エディターや外部ライターやアート・ディレクターがあれをくれ、これをしろ...。返事がちょっとでも遅れると「メールをチェックしているのか」と言われる始末。彼らにしてみれば私しか連絡先がないから仕方がないのだが、私にしてもそんなに迅速に全員に対応できる訳でもない(私は聖徳太子ではない)。加えてどこどこのデザインはまだか、プリントアウトはまだか、スキャンはどうしたと矢の催促。先週から手伝いに来てくれているフリーランスの人は三週間の契約(その後も他の会社に行く予定が決まっているので延長はない)なので、彼女に肝心なことは余り手伝ってはもらえない。午後5時頃、余り余る仕事を目の前にして催促され続け、ついに...目が熱くなってきた。信じられない。泣くのか、私よ。この年で仕事がつらくて泣くんか。まあ、涙そのものは出なかったけど、かなりやばかった。とりあえずヤマを超えた夜8時に会社を出て、家に着くと先に帰っていた夫がお腹をすかせて待っていた。魚を焼こうと思って朝冷凍していたサバを冷蔵庫に移して解凍しておいたのだが、こんなに遅くなる予定ではなかったのでゴハンをつけていなかった。夫に私が着替えている間ゴハンをつけてくれるよう頼んだら、冗談半分で夫が文句を言い始めた。いわく、「疲れて帰ってきた夫にゴハンをつけるのを頼むのか」...その後冷蔵庫を片付けわすれてくさらせてしまったマンゴーやトマトを指摘して「もったいない、オマエのせいだ」などと言い始めたから、「なんで何もかも私のせいなのよ!!!!!!」と、とうとう爆発してしまった。しばらくトイレに入って、泣いた。かなり、ストレスがたまっている。このままではいけない。夫が文句を言いながらもおみそ汁を作っているのを見て気を取り直した(疲れているのは私だけではない)が、かなり、やばい。夜中、人材派遣会社にメールを打った。「これ以上、この会社にいられません。正社員としてのベネフィットもないまま、(本当はこんな時給で)働きたくありません」と書いた。もうあとは知らん。
2004/11/02
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昨夜、夫の友達と寿司屋で食事をした。ここは夫の友達が常連のお店。おかみさんは食事中のお客さんにまじって話をするほどきさくな人だ。今日もおかみさんは私の隣の席で私たちと一緒に話をしていた。話の流れからおかみさんが夫の友達(40代半ば、子供ふたり)を、「○○さんは、おかーちゃん(奥さん)一筋だもんね~」とからかうと、夫の友達は「はい、そうです」と素直に答えたのだ。私は思わず「○○さん、素敵ですね」と言ってしまった。夫の友達はそう答えた後照れていたけど、「奥さん一筋」と顔に書いてあるのがよくわかった。私も実は、時々既婚者男性にこういう質問をする。もちろん親しい人に限るけど。私の前の同僚(40代始め、子供ふたり)、私の友達の旦那さん(30代半ば、子供なし)、姉の夫(30代後半、子供ふたり)他...。「結婚してよかったと思うでしょ?」と聞く。「ああ、良かったと思うねえ」と皆しみじみと答えるのだ。なんだか私が幸せになってしまう。東京で会社員をしていた頃、同僚や友達で風俗に通う男性や不倫を楽しむ男性、私の付き合っていた人とかではふたまたをかける男性、嘘をつく男性、いろんな男性に出会った。こういう「結婚して良かったねえ」と答える男性がいるという事実は、私を安心させる。世の中の男性全員が下半身でものを考える訳ではないのだ。個人的な偏見では、海外に住んでいた、もしくは住んでいる男性の方が、奥さんを大切にすることが多いようだ。頼れる家族や親戚がおらず、友達が少ない中では、夫婦というものが一番基礎になるからだと思う。 私の夫もそう答えてくれるだろうか(笑)?
2004/11/01
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