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久しぶりに声を荒げ、生徒に怒鳴った。 生徒の立場もあるので詳細は書けないが、 その時は、大声を出すべきだという本能がそうさせた。 子どもたちが調子に乗って悪ふざけをするのは、日常茶飯だ。 私はいつもそれを見守り、注意し、改善を促している。 「済みません」 「ごめんなさい」 言葉とともに反省し、次から変わってくれればいい。 悪さを体験し、善悪を学び、成長していく。 子どもはみな、そういう素直な粗削りな存在だと思う。 屁理屈を言ってはいけない。 いい気になり、大人びた文句を言ってはいけない。 言っておくが、俺と張り合うには30年早い。 素直に謝り反省すれば、何も問題はない。 まずいことをしたと気付くことが、何より。 ところが、うだうだ言って非を認めない。 と言うか、調子に乗り、「やってない」などと行為を正当化しようとしたので、 怒鳴った。 「やってんだよ!!」 「屁理屈言ってんじゃねえ!!」 うだうだ御託を並べる前に、すべきことがあるだろう。 子どもらしく、素直に非を認め、示すべき行為があるだろう。 灸をすえる云々など考える暇もなく、 すべて反射的に出た言葉だった。 子どもの過ちなどは、元気よく謝罪すればいいのだ。 譲ってはいけない部分には、私は厳しく叱る。 「キレてる」と言われようが、「キモい」といわれようが。 その子にとって必要なものを与え、分からせてあげたい。 年齢とともに判断すべき大切なものに、気づき、触れて欲しい。 だから叱る。 親父のように。 おまえらはもう受験生だぞ。 明日も入試説明会に来るのだろう? いつまでも調子に乗ってないで、少し自分を見詰めてみなさい。 おまえらは5年もすれば、もう大人だ。 今はその道程で、色んなことを学んでいる。 その素敵な瞬間を、しっかり糧にしていって欲しい。 怒鳴った途端、 「すいません」という言葉が聞こえた。 言えば分かるのなら、次からはよく考えて行動に示そう。 実はな、塾長は昨日教室に泊まり、徹夜だったのだ。 一睡もしていない。 少なくとも他人に負けないくらい、 日々張り詰めた時間を過ごしているつもりだ。 一件の直前まで、ちょうど、 おまえたちの志望校のデータに頭を巡らせていた。 おまえたちが合格し巣立っていくのは1年後だが、 その過程は、この教室でしっかりと刻んでいって欲しい。 日々学び、人として成長していく。 そんな雄姿を最後に見せて欲しい。 あまり悩ますな。 明るいことが誇れた学年はもうすぐ終わる。 次はおまえたちなのだぞ。
2008.02.29
理科の入試問題を分析してみる。 大問数は例年通り7問であったが、 第2分野の生物が2問とも「動物」であった。 このパターンは2年前にもあったが、10年のサイクルで見ると大変珍しい。 県の予想は「やや難化」と出たようだが、 内容は基本であり、記述の量も少なく、私はやや「易化」と見る。 みんなはどうだっただろうか。 入試前に、「ここを押さえておけ」と記事にした。 私の傾向分析と予想の結果を、責任をもって伝えたい。 1 地震 2 だ液の対照実験と消化系 3 細胞と遺伝(カエルの細胞分裂) 4 気体の発生+中和 5 鉄と硫黄の化合 6 磁界と力(磁力線+フレミング左手) 7 エネルギーの移り変わり(カーテンレール) これが実際の入試問題だったが、今年もかなり的中した。 大問1「地震」と、大問2「だ液」は、 出るぞという通りに、そのまま出題された。 地震波を読み取る問題、ヨウ素ベネジクト反応、小腸・肝臓の働きなど、 すべてベタ問題である。 大問3「細胞と遺伝」は、生物分野の狙われると指摘したもの。 カエルなどの動物細胞の分裂や遺伝の問題が怪しいとしたが、 これもそのまま出た。 減数分裂もイメージ通り。 植物分野が出題されなかったため、 「植物分類」「顕微鏡」「光合成」は外したが、 地学と動物は強く予想した部分が、ズバリ出た形になった。 大問4は、塩酸と金属による水素の発生が的中。 融合応用問題の可能性もあるとしたが、その通りになった。 酸とアルカリの試薬反応は指摘通り。 中和との融合問題だったため、小問2問を外した。 大問5は、予想に反し、4年連続で「化合」の問題。 これは完敗である。 化学反応式の記述はやはり出たが、化合であった。 分解を押さえておけば、化合を示す反応を選択する問題は解けただろう。 やはり化学は実験のパターンが多すぎて、限定が難しい。 大問6は、「磁界と力」。 電力を強く予想していたが、3年前と似た単元が取り上げられた。 磁界が出るならと明記しておいた「フレミング左手の法則」が、ベタで出題。 本筋を外しており、半分当たりというところか。 大問7は、カーテンレールを使ったエネルギー変換の問題。 これは「音」とともに予想したうちの一つだった。 斜面や等速ではなくカーテンレールなどのエネルギー問題が怪しいと、 指摘した通りの問いだったので、ほぼ的中か。 総括すると、 7問中、的中・ほぼ的中が4問。 一部的中が2問。 配点で32点(40点満点)が、予想した内容の出題だった。 毎年、化学の予想が難しい。 幅広く応用が利くように学習しておけということだろう。 第2分野は完璧だった。 前日にPCを覗いた生徒がいたなら、最初の3問を見て驚いたのではないか。 しかし大量にある単元。 絞り込み、的中させるのは大変なことだ。 傾向を読むことは戦略の一つだが、早期に山をはるものではない。 予想というものは、 日々しっかり学び、ラストの仕上げにさらに厚くチェックを施す時に生きてくる。 外れても大丈夫なように、力を付けておけばいい。 その点はしっかりわきまえて欲しい。 来年はネットに公開せず、塾生にだけ情報を与えようと思っている。 考えてみれば、わざわざ外部の受験生に教えるメリットはない。 わが教室に通う生徒にプラスになる方向で、 さらに詳細に分析していきたい。
2008.02.28
公立高校の後期試験の問題をひと通り見てみた。 県の総評はまだ出ていないようだが、 特に難化も易化もない、標準的な内容に思えた。 平均点は昨年並みではないだろうか。 社会・数学がやや難化、逆に理科が記述の少なかった分易化と予想する。 英・国は昨年並みに思える。 平均点が110点程度なら、それが偏差値換算で50を指す。 偏差値45=90点、55=130点、60=150点程度が目安になろう。 解答は新聞にも載るが、ここを参照してもいい。 私が書いた事前の「出題予想」の結果検証については、 もう少し詳細を調べてから、改めて明日にでも書きたい。 入試前日。 「理社の傾向分析と予想」を渡すと、教室のボードに書いた。 当日、後期受験生は8名いた。 だが、受け取りに来たものは1名しかいなかった。 何故だろう。 少しでも点を上げようという気があるのなら、 その意欲を見せて欲しかった。 学びの姿勢は、自分で築くもの。 お前らが自分のために受ける試験だろう。 もっと自分のために夢中になれよ。 たった一人受け取りに来たYさん。 君なら家でしっかり対応してくれただろう。 良かったな。 昨日試験会場で問題を開いた時、 きっと思わず笑ってしまっただろう。 朗報の手助けになるかどうかは分からないが、 意欲のある、懸命に頑張っていた君には、 笑顔の春が訪れて欲しい。 今日の面接で、入試も終わる。 受験生たち。 あと少しだけ、自分のために頑張れよ。
2008.02.28
公立高校の後期入試は、先ほど終わったようだ。 二日目に面接等を控えている生徒は、その準備を進めて欲しい。 最後まで気を抜かず、最高の自分を出し切って臨もう。 さあ、現中3生の入試が終われば、 次は今の中2生が受験生となる。 年内あと300日程度。 大晦日に仕上がるように、綿密な計画を立てることだ。 スタートで決まるぞ。 出遅れれば、到達点は限られてくる。 自分のために、 受験の先にある希望のために、 今の時間を大切にしよう。 学年末試験の終わりが、受験の始まりなのだ。 旅の支度をするように、 道具をそろえ、季節ごとの学習ルートを計画し、 自分だけの青写真を描いてみよう。 「もう少し早くやっておけばよかった・・・・」 先輩たちが残していく言葉は、 明日からの、君たちのためにある。
2008.02.27
生徒を手玉に取る 舵取りを意識しながら 語っていく 「師」 と 「生徒」 の立場を 明確に描き切る 決して機嫌は伺わない 知恵を与え 話題を散りばめ 笑いを取っていく 厳しい指摘と 誉め言葉の基準を その子のために 自信を持ち堂々と説いてあげる オン オフを 何度も切り替えながら 語気に強弱を掛けていく すべて指導する側が仕掛け 熱い空気を創っていく そこには不思議なリズムが宿る 安心というリズム 生徒が信頼し 全面的に委ねてくる時 安全ベルトがいらなくなる やがて 生徒の我が宝石のように輝きだす 生き生きとした距離感が 最高の流れを探し始める 個別指導の 「光」 の跡は 指導者のエネルギーが描く 記録映画のようだ 生徒が構え 壁を作っているクラスはないか 生徒たちが安全ベルトを外す音に 耳を澄ましてみよう 生徒の殻は 本人でなければ外せない 「北風と太陽」 の 太陽のように そういう空気と流れを 言葉に託していく 生徒が発信する仕草 そして表情 常に意識しながら 教壇に立ちたい 生徒を手玉に取るということは 彼らに 最高のプレゼントを与える準備をすること 生徒が付いてくるのではない 生徒が前に進めるように 空気を共有し 「舵」 を握り続けること 補習の申し出が集まる指導者がいる なぜ集まるのか 教務の知識が高いからではない 生徒の水準に スーッと入っていける 温かいリズムがあるのだ 子供たちは敏感にそれを察知している 安全ベルトはいらない そういう関係を 子供たちも求めている 心と心が繋がり 波長が合った時 結果が後を付いてくる その初動は すべて我々の示す 「舵」 の方向で決まる 強弱をつけ 流れを律し 生徒を自然体で泳がせていく 一つ一つの授業は 指導する者の作品だ 生徒に何を託せたか 誇りを片手に 常に意識していたい 生徒の眼が輝くとき 安全ベルトは もうそこにはない
2008.02.27
やめようと思ったが、やはり社会も書いておこう。 地理は、世界と日本の大問が1問ずつ。 問1は、世界地図を基に、事象を多角的に問う問題。 「気候」「民族・生活」「エネルギー資源」などに注意。 昨年は出なかったが、「正距方位図法」も注意したい。 アフリカ・南米が地図のどこか、真東がブエノスアイレスであることを知っておく。 民族では、「イヌイット」「インディオ」などの名称と、生活様式。 気候(熱帯~冷帯)と絡めた、家屋、農産物の特徴なども調べておく。 地形図は問2の一部として必ず出題される。 「同地域の新旧比較」「土地の断面図」「地図記号」などが怪しい。 他県でよく出ている、「手書きの地図」なども考えられる。 「地図記号」は最新の4つ、特に社会の動きに関連のある「老人ホーム」と「風車」はマーク。 その他考えられるものを、昨年の予想と絡め、挙げておこう。 「3大工業地帯+瀬戸内の工業の区別」 「港や空港の輸出入グラフ」 「IC・鉄鋼業の分布」 「輸送交通の新旧比較」 「近郊農業・促成栽培の短文記述」 「200海里と栽培漁業」 「発電の種別と立地」 「中国との貿易」など。 「IC・鉄鋼・促成栽培・栽培漁業」は、もし出題されたらもろ短文記述が出る。 ICは空港や高速道路沿い、鉄鋼は海岸に立地。 原料や製品の輸送コストに着目する。 原発の日本地図上の位置も注意だ。福井、福島の沿岸に多い。 中国は五輪の年だけに、狙われやすい。 輸入・輸出とも、日本にとって最大の相手国であり、 貿易以外でも両国の関係を示す資料が出てくることも考えられる。 歴史は、通史が必ず出る。 鎌倉から江戸までの「農業史・産業史」、大陸との「外交史」は出やすい。 「二毛作・惣・座・寄合・株仲間・蔵屋敷・備中ぐわ」などの用語はしっかりと。 「文化史」としての縦の出題も注意を。図版・資料がセットで出る。 近現代では、昨年空振りだった、 「日清戦争以後の年表」、特に「条約の歴史」をマークしたい。 年表でしっかり押さえておくこと。 また、地図が絡んでくるので、都市や出来事の「地図上の位置」についても復習を。 あと、明治以降の「選挙権に関する改正の歴史」。 現在と絡めた公民との融合問題が気になる。 公民は、現代的なテーマが狙われ易い。 ここのところ騒がれている「憲法や法律の改正手順」は注意。 憲法改正は最後に国民投票があり、過半数の賛成が必要。 また、「少子高齢化と今後の問題点」は、出れば短文記述になるだろう。 ここ2年、年金問題で揺れているので、 この少子高齢化問題と社会保障問題は、高確率で出そうだ。 「社会保障の4つの柱」は絶対に見直しておくこと。 「ドナー」「インフォームドコンセント」や、 「介護保険」「バリアフリー」など、健康・福祉へ発展していくことも。 「生存権(25条)」との繋がりも知っておく。 もう一点、注意したいのが「環境問題」だ。 「ゴミ、リサイクル」「京都議定書と二酸化炭素」「エネルギー資源問題」 「環境破壊と異常気象」などを押さえておく。 その他、こちらも昨年の予想を基にまとめると、 「人口ピラミッドと過疎・過密・昼間人口に関する問題」 「新しい人権」 「PL法~個人情報保護法まで」 「直接請求権」 「三権分立による国会と内閣の役割」など。 ワールド的なものとしては、 「NIES、ASEANなどの略称」「世界遺産とユネスコ」「ODAとNGO」などか。 安保理は昨年出ているが、「PKO」は怪しい。 世界遺産は、自然遺産3つの他に、昨年登録された「石見銀山遺跡」も知っておく。 憲法条文は、出るとしたら、 25条(生存権)、41条(国会)、14条(法の下の平等)、9条(平和主義)あたりだろう。 埼玉では最後の大問が総合問題となっており、三分野の融合問題が出題される。 地図などが絡んでくるので、正確にポイントを指せるようにしておくこと。 歴史資料は、年末特訓で渡したものをよく見ておこう。 短文記述の問題は毎年必出だが、より短く要点のみ書き込めばいい。 用語の知識量は得点の源だ。 一問一答は、最後まで練習しておきたい。 本番で漢字が曖昧なときは、絶対「かな」で書くこと。 また、先の前期試験の前にも傾向分析をしているが、そちらも併せて見ておこう。 上の文とかなり重複しているが、総合で出なかった内容は今回出やすいぞ。 2月1日に書いた、総合問題分析という記事である。 以上、ヒントとして活用してみなさい。 健闘を祈る。
2008.02.26
昨日の予告通り、明日の入試(理科)の予測を立てようと思う。 ただ初めに断っておくが、決してこれが出ると断定出来るものではない。 飽くまでも傾向と分析によるものであり、 出題の可能性が高いものの 「リスト」 だと思って頂きたい。 昨年は大問7つのうち、5.5個が的中した。 試験前に見て素直に対応した者は、 恐らく10点前後の加点があっただろうと思う。 200点中の10点は、500点満点なら25点。 偏差値が3変わるほどの、重大な意味を持っている。 受験時の順位なら、50位以上は違う。 その辺を踏まえ、信用し利用するのなら、自己責任でお願いしたい。 ただ、敢えて書く以上は、 私が1年指導してきて結論付けた、 極めて高い確率の単元であることは断っておく。 出題傾向は、例年変化がない。 地学1問、生物2問、化学2問、物理2問の、計7問。 今年もそれを前提に進めたい。 まず地学分野では、「地震」 が出題される可能性が高い。 「地震波」 を用いた、距離や到達時刻を計算する問題。 「プレートの図」 が絡んだ、地震の構造の問題も怪しい。 初期微動継続時間が震源からの距離に比例するという法則を、しっかり押さえておこう。 地震波の速さは、「み・は・じ」 で計算できる。 また、天気の分野で 「前線」 や 「天気図」 を用いた問題も狙われやすい。 特に寒冷前線の通過に伴う気象変化。 強い雨が短時間降り、通過後気温が下がり、風が北寄りに変わる。 折れ線グラフの融合など、頻出のベタ問題だ。 「飽和水蒸気量」 の計算問題もここ数年出ていないが、 2年前に別の角度で気象観測が出ており、確率は低いだろう。 順番からいくと天体が怪しいが、こちらも総合問題で一部使われている。 出るとしたら、「太陽系」 「太陽観察」 「星座の日周運動」 あたりか。 生物分野は、動物、植物が1問ずつ出るだろう。 動物では、極めて高い確率のものが二つある。 一つは 「消化系」 で、これは去年外した繰り越し単元だ。 「柔毛のモデル図と、表面積による吸収効率」 「だ液の対照実験」 などは絶対に押さえておきたい。 柔毛では、毛細血管とリンパ管に入っていくもの、そして肝臓との繋がりまで。 だ液では、「ヨウ素、ベネジクト反応」 が必出。 色変化と、ベネジクトの加熱処理をマークしよう。 二つ目は、「細胞と遺伝」。 細胞分裂は5年前に出ているが、植物のものだった。 動物のものが長期出題されていないので、確率が高いと見る。 特に 「遺伝」 に絡んだ、 「形質」 「有性生殖」 「減数分裂」 「遺伝子」 などはしっかり見直しておきたい。 動物に限定した、カエルなどの 「細胞分裂」 の確認も有効だ。 他で可能性があるのは、「組織液と内呼吸」 「排出系」 などだろうか。 植物は読みづらいが、暫く出ていない、純粋な 「植物分類」 がかなり怪しい。 「単子葉類」 「合弁花類」 などは、植物例を挙げられるようにしておこう。 りん片の図を使った 「裸子植物」、オオカナダモの 「光合成対照実験」 なども注意だ。 いずれも、いつ出ても不思議でない。 りん片では、胚珠、やくの位置が問われる。 光合成では、 「BTBの色変化」 が出る。 二酸化炭素が使われ、アルカリ性になり、緑色が青色に変化する。 光を当てないと、呼吸により二酸化炭素が増え、黄色になる。 また、ぜひ押さえておきたいものに、「顕微鏡の使い方」 がある。 毎年、器具の操作が出ているが、今年はこれ以外に考えられない。 操作手順をもう一度しっかりチェックしておきたい。 観察物を視野の中央に寄せるにはプレパラートをどの方向に動かすかなども、必出である。 化学分野は分析が一番難しい。 順番からいくと、「分解」 が怪しいが、 昨年の化合との融合問題など、変則形もあり得る。 分解で予測を立てれば、「酸化銀の熱分解」 「水の電気分解」 などが筆頭にくる。 これらは 「化学反応式」 や 「モデル図」 も書けるようにしておこう。 「酸化銀の黒色」 「発生する酸素と線香」 「電気分解の各極に発生する気体」 「その体積比と調べ方」 「分解時に水酸化ナトリウムを入れる理由(電流を通しやすくするため)」 などのベタは絶対にチェックだ。 あと考えられるのは、「水溶液と酸アルカリ」 「酸化銅の炭素による還元」 「気体の性質と置換法」 「過不足なく発生する気体」 「エネルギー変換」 など。 水溶液では、「溶解度」 「酸性アルカリ性の試薬反応」 「結晶のイラスト」 などが範囲になる。 中和も蒸留も出ているので、出題されるなら違う角度の設問になるだろう。 気体の性質では、水素・酸素・二酸化炭素の発生装置を、置換法とともに見直しておきたい。 過不足なく発生する気体では、塩酸+金属が一般的だ。 塩酸が底をつくと、気体が発生しなくなり、横一直線のグラフになる。 塩酸、金属、気体のそれぞれの量の関係性が、計算を通じて問われる。 これもベタ問題である。 エネルギー変換では、「化学電池」 「発電」 などを見ておこう。確率はやや低いと思われるが。 物理分野は去年見事に的中したが、今年はこれという単元が見えてこない。 その中で確率が高そうなのは、「電力と熱量」 と 「音」。 オームの法則は2年前、磁界と誘導電流は3年前に出ているが、 電力と熱量は長期間出ていない。 そろそろという感はある。 「W」 「J」 の計算、「水温の上昇との関係」 などが怪しい。 磁界が出るのなら、コイルではなく、 「フレミング左手の法則」 か、純粋な方位磁石を使った 「右ねじの法則」 ではないか。 音は5年前にモノコードが出ているが、他のパターンに注意しよう。 「波形の問題」 「壁に反射してくる音」 の問題などである。 後者は大問としても作りやすいので、 「み・は・じ」 を使った計算練習はしておきたい。 反射してくるので、距離は往復で捕らえる。 運動は昨年、3年前と出ているので、今年は弱いか。 斜面運動、等速直線運動は出たので、敢えて出るなら、 「ふりこ運動」 「カーテンレール」 などの力学的エネルギーの問題と予想する。 「重力や抗力の作図」 が絡んだ問題も考えられる。 まとめると、 「地震」 または 「前線と天気図」 「柔毛と消化~だ液の対照実験」 「植物分類と顕微鏡の操作」 または 「光合成の対照実験」 「分解実験と化学反応式+モデル図」 「気体の性質」 または 「水溶液と酸アルカリ」 「電力と熱量」 「音の性質」 または 「力学的エネルギーの保存」 といったところか。 出やすい単元の傾向として、参考にされたし。
2008.02.26
試験週間に突入だ。 今日から国立大学二次試験が始まる。 27日水曜からは、埼玉県の公立高校後期選抜試験。 中学1・2年生の学年末試験も今週に集中している。 みんな体調は万全か。 花粉症の生徒は辛いと思うが、何とか切り抜けて欲しい。 高校受験、後期入試を受ける仲間たち。 準備期間は、今日を入れてあと二日だ。 傾向に合わせ、ポイントの総チェックを入念に行えよ。 作文・・・作成のルール・題材によるまとめ方の練習 英作文・・・テーマごとの模範英文の準備 理社用語・・・重要語句の総点検 理社短文記述・・・模範文のポイントの暗記 数値、公式、略称・・・数理社の総確認 過去問を手に、時間内での攻め方の手順を組み立てておく。 そして模範解答を見て、答案のまとめ方を学ぶ。 もはや、やることは、これだけでいい。 今から問題をいっぱい解こうと思うな。 知識の仕上げと、当日の戦術に目を向けよ。 去年もやったが、今年も狙われそうな単元をまとめておく。 今晩、理科について書いておくので、見ておこう。 信じる者は10点上がる(?)かも知れない。
2008.02.25
強風で、関東圏の列車が軒並み止まっている。 台風などと違い、長時間吹き続けているため、目処が立っていない。 河川沿いの鉄橋があちこちにあり、 高架の路線が多いのも影響している。 風規制だけではない。 架線に物が引っ掛かったり、木が倒れたり、 沿線で枯れ草が燃えたりと、 今日はほとんど機能していない。 風でここまで乱れるケースは、最近記憶にない。 国立二次の受験生は、注意して欲しい。 遠方から来る受験生は、今日から宿に入る者も多いだろうが、 交通がマヒすると、宿にも着けない。 北日本は飛行機も新幹線も止まっているようだ。 低気圧が抜けるので、夜中から風は収まるだろうが、 架線や軌道敷に被害が出ると、始発から平常運転できない場合がある。 明日の当日のダイヤにも十分注意し、余裕を持って会場に向かわれたい。 積み上げた努力が、アクシデントでマイナスにならぬよう、 願っている。
2008.02.24
テスト対策には多くの生徒が参加した。 中1生は該当生徒が全員参加した。 ここ数年で初めてのことだ。 中2生は欠席3名。 うち一人は家族より病欠連絡があり、実質の欠席者は2名だ。 塾外生の参加も2名あった。 意識の高まりが感じられる、良い集まりだった。 今回は生徒たちに、具体的なお知らせの用紙を配っていない。 18日から入り口のボードに、日時を書いただけだった。 そんな中、中1の全員参加を初め、この集まりは何とも嬉しい。 対策後も中2生は9名残り、補習と自習を遅くまで続けていった。 試験は来週の後半。 努力した分、きっと形が出るだろう。 何度も言っているが、試験でいい点を取りたければ攻めること。 自分でここまでと線を引かず、 それを越えて、未知の部分を制覇していく姿勢を持つことだ。 徹底して攻め込めば、自分のすべき細部が見えてくる。 学習というものは、表面ではない、内部の力に最大の鍵がある。 その内部の力を育むためには、まず自分が熱くなること。 そして機会を逃さず、行動と体験を重ねること。 テスト対策に参加し体験を得ることは、 君の知らない発見と出会えること。 君はその幾つもの知恵の発見を、感じ、受け止め、 丁寧に記録しながら、強さにしていく。 今日の行動が、どんな結果を生むか。 家に帰り、日曜に、もう一度振り返って欲しい。 居残り、私の補習を受けた者。 不明な点があれば、週明けに私を捕まえに来なさい。 君の行動が、60点を80点に、80点を90点に変えていく。 待っていては伸びないぞ。 あきらめては終わりだ。 締め切りまでに、あらゆる努力を試みる。 そして、納得のゆく状態に仕上げてみなさい。 自分が熱くなること。 何よりも大切なことだ。 自分を信じ、辛抱さえ出来れば、 それはそのまま結果になって帰ってくる。
2008.02.23
努力するということは 何と崇高な行為だろう 目前の壁を越えるために 自分を研鑽していく 人として 打ち勝たねばならないものを感じながら じっと 未知の領域を睨んでいる 自分の知らない世界に踏み込み 闘っている 時間がおぼろに見える中で 自己を律しながら 最高の帰結点を手探りしている そんな行為は 素敵を超え 限りなく崇高だ 今 二人の息子は すぐ隣の部屋で それぞれの着地点を模索している 灯りをつけ 可能性の尖端を 必死に掴もうとしている 受験まであと数日 悔いは残したくない そんな思いが 廊下を挟み向き合う部屋のドアの隙間から漏れ 明かりが スポットライトのように重なっている 自分で決めた道 足跡は おまえ自身が付けていく おまえたちの足跡以外に 何があろう 学ぶことの尊さを説き 励ましてきた中学時代 自己を見つめ 明日を大切にせよと語った 高校時代 父として おまえたちに与えたものは 今どんな形で 手元に残っているのだろう 人生はまだ長い 目の前にある壁は堅牢で 途轍もなく大きい だがその先の領域に 自身を刻むために 今日を積み上げ 昇華していかなくてはならない おまえ自身のために 悔いのない記録を残せよ 父は 何も語らずとも そばで応援している 大きな夢が一気に広がり 桜舞う季節は近い おまえたちに掛けてあげられる言葉は もう 有り触れたものしかない 頑張れよ まだ漏れている明かりの果て 長い希望の迷路は やがて終わろうとしている
2008.02.23
明日23日と、翌週の3月1日。 土曜日を使い、2週続けてテスト対策を実施する。 1日はT中のみ、他はみな23日に集中している。 さあ、何名の戦士が自分を磨きに集まって来るだろうか。 参加に対して、わが教室は強制はしていない。 不安な者、点を少しでも上げたいと思う者が、集まればいい。 自分で計画が管理でき、自宅でしっかりこなせるのなら、それでもいい。 だが、塾が示すものは傾向に沿った他者の視点。 自分の型と違った部分で、大きな発見があるものだ。 対策のゼミには、そういったブラシュアップとしての性質がある。 「ここが出るぞ」と言われたなら。 それは、出る確率が高いということだ。 自宅で問題と対峙していても、何が狙われるかは聞こえない。 参加するからには、その点を踏まえ、確実な収穫を持ち帰ってもらいたい。 いい加減な気持ちでここに来るなら。 ただ友と同席し、お祭り気分で過ごすのなら。 無理して来なくてもいい。 いや、来て欲しくない。 真剣な仲間にとって邪魔なだけだ。 テスト対策というものは、自分から前向きに参加しなければ、 何時間いても収穫なんかない。 先生が何とかしてくれる。 一から手取り教えてくれる。 そう思っているのなら、考えを改めて欲しい。 普段の授業とテスト対策は違う。 テスト対策は、限られた時間で点を上げる術を学ぶ場。 ここは示された言葉と知恵を、自力で持ち帰る場。 ゼミで知った情報を記録していくのは、君自身なのだ。 だから、しっかり襟を正し、姿勢よく向き合わなければならない。 本番の試験で点を取りたいのなら、 まず自分で、一通り組み立ててから来なさい。 「ここまで頑張ってきたよ」と言えるものを、 しっかり抱えながら席に着きなさい。 考えてもみよう。 隙間だらけの状態が、この短時間で完璧になるだろうか。 対策とは、 君の努力を軸に置き、 そこにサポートと技を植えつけていくもの。 遊び半分で来るのなら、無駄な時間になるぞ。 事前に忠告しておく。
2008.02.22
試験に強い生徒は、自分の仕上げ方がうまい。 大きな試合の前の選手のように、自力で調整し、 必ずある一定ラインまで磨きを掛けてくる。 日ごろ指導をしていると、 その姿勢の差は、試験日が迫るほどはっきりと表れてくる。 試験に強い生徒は、期日に対する意識がしっかりとしている。 「オン・オフ」 と言うか、スイッチの切り替えがとても巧みだ。 普段、受身で知識を集めていても、 試験前にはそれらを加工し、自分なりの武器にしていく術を知っている。 試験前、週を追うごとに、どんどん力を付けていく。 どんどん知識が正確に、再生産されていく。 試験で失敗を繰り返す生徒は、 そういった 「磨きのメリハリ」 が不十分なケースが多い。 いつも緩いペースで学び、 試験直前になっても、自分でその状態が切り替えられない。 明日が試験であっても、普段の延長のまま未完成を晒している。 家での喰らい付きの差が、そのまま身に付いた力となって見えてくる。 試験で納得のゆく結果を出すには、 自身を磨き、レベルアップを図ることはもちろんだが、 決められた締切日に合わせ、最高の状態に仕上げていくことも忘れてはいけない。 授業を受ける時、君はどのようなリズムで臨んでいるだろうか。 試験と試験の間の期間は、きっちりと知識の吸収に努める。 試験が近づくにつれて、得たものの定着を意識し、 直前には最高の水準になれるよう、対策という工程を組んでいく。 そして試験が終われば、またエネルギーの吸収へと切り替えていく。 こういう、学習における 「粗密」 の操作が出来る者は、 いつも成績が高い位置で安定している。 自分のグレードを試験に合わせて調節していくのである。 苦手教科ならば、普段はボロボロでもいい。 だが試験前に、自らボロボロの状態を晒してはいけない。 計画を練り、取り組み、 期限までに自分のステージを少しでも上げていく。 そういう意識を常に保持し、直前には絶対的な時間を割くのである。 定期試験のオン・オフ。 授業をするたびに、知識が曇りなく正確になっていく。 先週よりも今日と、週を追うごとに水準が上がっていく。 こういう生徒は、すべきタイミングを知り、 家で真剣に自分と向き合っている者だ。 私が手応えを感じる生徒は、そういう力の波を自在に操れる生徒たち。 彼らは最後の詰めで、確実にグレードアップしてくる。 仕上げるということは、そういう作業を指す。 一度自分の完成度を意識してみたらどうか。 最大の力を注ぐ場面で、 君は果たして、 何%のエネルギーを注いでいるか。
2008.02.21
定期テストとは別に、「校内実力テスト」というものがある。 学年により1~4回、地元中学では定期的に実施している。 内容は現学年までの総復習問題。 基本を中心に、定着を確認するものだ。 埼玉では、競争をあおるからと、北辰テストを学校から排除した経緯がある。 そのため、生徒の偏差値が失われ、 相対評価そのものが見えなくなってしまった。 学校として、受験に向けた定着度を測る、唯一の取り組み。 それがこの実力テストなのである(業者テストを排除しておきながら矛盾しているが)。 偏差値は生徒に公表されないが、学年順位は出る。 教科によっては評定に加算される場合もあり、侮れない。 先日も、地元のある中学で、この「実力テスト」が実施された。 1年後に受験を控えた、中学2年。 力の定着が問われる、ちょうど大切な時期だ。 範囲が広いため、定期テスト以上に開きがはっきり出る。 生徒が2名、結果を報告してきた。 学年1位。 学年2位。 前回の期末に続いて、見事にワンツーを決めてきた。 素晴らしい結果である。 5科の総合的な力を持っていることの証明だ。 彼らは特別な勉強をしているわけではない。 毎日部活に追われ、決して時間に余裕があるわけでもない。 だが懸命に塾に来て、学ぼうとしている。 普段の取り組みの密度の差が、結果を作っているのだろう。 彼らは、ここに来るとき、 いつも何かを期待している眼を持っている。 我々の攻め込みに喰らい付きながら、 やる気を持続し、しっかりとした結果に繋がっている。 塾に通うようになり、 姿勢も意欲も、プラスに変化してきていることが、 何よりも嬉しい。 君らに与えたものは、まだまだ序の口だ。 私の授業では、3月からペースを上げ、徹底的にしごく。 学年トップを守るために必要なものを、与えていく。 この教室のエネルギーを、あと1年ですべて吸収してみなさい。 その時はきっと、 県内最高峰の高校が待っているだろう。
2008.02.20
・・・・・・ 決戦の時がやってきました 入試もいよいよ最後の最後ですね いままで友と一緒に越えてきたハードル 何度も通った塾 何度も受けた模擬試験 すべてこの日のために 必死になって覚え 解き 自分で描いてきた道が後ろにあります 汗と涙の数だけ君たちは強くなっている 自信を持ち 前を向いて走り抜けてください もう見えるでしょう すぐそこに 素晴らしいゴールがあります ・・・・・・ これは受験生に渡した「激励文」に書いた、 私からの言葉です。 時を大切に。 しっかり足跡を刻み。 そして、最後まで気を抜かずに攻め続け、 やり遂げたという自信を持つこと。 勝利の鉄則なんて、本当は存在しない。 君が作ればいいのです。 自分の軸をしっかり支え、 いつものように、大きな一歩を踏み出せばいい。 君が頑張り続ける限り、 明日は必ずやって来る。
2008.02.19
公立高校の倍率は、今日、19日の朝刊に載る。 受験生は当事者なので、調べるのは当たり前だが、 果たしてどれだけの中2、中1生が目をやるだろうか。 先輩の受験だから、どうでもいい。 まだ私たちの受験じゃないから、関係ない。 もしそう思っているのなら、絶対に視点を変えて欲しい。 受験というものには長期に渡る流れがあり、推移が意味を持つ。 単発で倍率が形成されるわけではない。 高倍率の高校は毎年そうであり、人気が集まる理由を持っている。 どこが高く、どこが低いのか。 自分の目指す高校は何倍なのか。 隔年現象でいくと、自分の受験年はどうなるのか。 同レベルの高校はどのくらいの倍率なのか。 受験生の出願の流れには、どのような傾向があるのか。 数値を分析し、保管しなくてはならない。 特に中2生は、もう受験が始まっているのである。 今年の晩秋、今日発表された数値を再び使い、出願校を決めていく。 また使うのである。 だからこそ、今からしっかり把握、活用し、指針にしておきたい。 私ごとになるが、 我が家では上の息子が中学に入学する時から、 受験に関する記事は、新聞、雑誌などすべて切り抜き保管してきた。 受験年には、過去3年分のファイルがあった。 志望校動向調査。 公立・私立の募集人員。 前期出願と倍率。 後期出願と倍率。 こういったものも、すべて捨てずに取っておいた。 書店に行けば、確かに数年分のデータが売られている。 受験が迫って調査するだけなら、簡単にできるだろう。 だが受験というものは進行形だ。 その過程でリアルタイムで資料を使い、指針としていく。 受験ガイドを座右に、繰り返し語り、意識を保持していく。 目標を攻略していく上で、とても大切なことだ。 まだ私の受験じゃない。 これは子供の理論であり、親が安易に同調してはいけない。 親は受験というルートの舵を取り、 日々、子供に意識を仕向けていかなくてはならない。 そうすることで、子供は緊張を保つことができる。 新聞の倍率を見て、偏差値を調べ、 親子で語りながら計画を練っていく。 そういう行為は、家庭における空気が作っていく。 意識の低い家庭では、新聞の受験記事に気付かない。 気付いても詳しく見ようとせず、そのまま廃品回収に回される。 あるいは新聞そのものを取っていない。 意識の高い家庭では、その面を抜き取り、しっかり保管していく。 いつも見られるように、食卓の脇にある。 受験ガイドと一緒に。 私の場合は、年間スケジュールを先に把握し、カレンダーで管理していった。 倍率の載る日などは、意識さえすれば簡単に分かるのである。 そういう行為が、きめ細かい受験の流れを組み立てていくのだ。 繰り返すが、今回の倍率は今の受験生だけのものではない。 どう活用するかは、家庭の、親の意識の問題なのである。 まだ先と思うか、 もうすぐと思うか。 暢気にしていれば、最後で必ず苦労する。 受験というものは、一日で成せるものではない。 日々の生活の積み重ねが、もの凄い成果を約束するのだ。 今回まだ北辰を申し込んでいない中2生。 明日が締め切りだ。 本人がどう判断しているかは知らないが、 果たして、親の管理力と無関係なことだろうか。 子供は面倒なことはやりたがらない。 それを家庭でどう舵を取り、仕向け、計画的に進めていけるか。 逃げることと、ダメでも正規の力を判定することの差は、 後日に明確に表れてくるだろう。 家庭の空気。 それは子供ではなく、親が創っていくもの。 受験を考えた時、親主導のリズムは見事なカンフル剤となる。 限られた時間、リアルタイムな作業を意識したい。 その積み重ねは、目に見えない強さを湛えていく。 糸が重なり合い、太い束になるように。 点が集まり、形ある描画になるように。 目標を持ち、大きな足跡を残せるように。 家庭にしっかりとした道標を掲げて欲しい。 時はどんどん過ぎていく。 後期受験まで、 中1生は、あと737日。 中2生は、あと372日。 家庭力は、この数字を大切にする。
2008.02.19
後期志願者倍率が出た模様。 明日、明後日で変更が可能だが、 現在の状況は、ここまたはここを参照。
2008.02.18
この春、中学に進学する子供たちを対象に、勉強会を行う。 中学の学習とはどういうものか。 5教科の初めに習う内容と、準備学習のコツ。 用意したい学習道具、教材と、その使いこなし方。 中学校の成績評価基準。 北辰の説明と、入試制度改正への留意点。 正しい家庭学習と塾活用。 主にこういった内容で進めていく。 現小6生と、その保護者が対象。 教室の見学を希望する、塾生外の生徒、保護者も参加可とする。 中学生活の流れはスタートで決まる。 学びにおいても、生活においても、早くリズムを掴むことだ。 成績上位者が実践しているヒントを公開。 各種資料も配布する。 塾生には案内するが、外部の方でも興味のある方はぜひご予約を。 3月20日(祝) 午後3時~5時 参加無料 ※日時は現時点での予定です ※確定後、教室外にも掲示しますが、詳細はお問い合わせください 名学館 東川口校 塾長
2008.02.18
子どもたちの光を感じるために、この仕事をしている。 考え悩み、塞ぎながら来る君を、 最高の笑顔で、威勢良く来る君を、 私はここで何千回も迎えてきた。 数百人の仲間が創ってきた空気を感じる時、 今日も決められた時間に、君たちがやって来る。 子どもたちはいつも素直だ。 我々大人と違い、一日の営みを表情に背負って来る。 そして、仕草によって、ここで発散していく。 仲間と出会い、言葉が生まれ、 やがていつものように元気な足跡を残していく。 君たちはみな未熟だが、強い透明なものを持っている。 君自身が着色していく、明日の糧になるもの。 そんな可愛らしい宝を、君は惜しげもなくぶら下げ、 いつも前を見据えるように、ここで学んでいく。 サロンを目指す教室には、子どもたちの自然な姿が似合う。 ここは、笑いも汗も涙も、無意識に演じられる空間。 君が教室で演じる動作、そして言葉の抑揚たち。 気が付けば、そのすべてが光を持っている。 大きな可能性を持った光。 私はその一つ一つを掬い、名前を確認していく。 君が素直であればこそ、私は真剣に語る。 明日に怯えるなら、来ればいい。 伝えたいものがあるなら、ここに来ればいい。 いくらでも語ってあげるぞ。 今日も明日も責任を持ち続けるために、私もまた学ぶ。 より強い自分を定めるために、 君とともに学んでいく。 君の居るサロン。 それは、疲れを癒す喫茶のような空気。 嫌なことを忘れ、無邪気になれる瞬間。 知を学びつつ、確実に強くなっていける場所。 そして、 君たちにとって最高の光が溢れる時間。 そんな風景を描きながら、 もうじき、次の段階を踏もうとしている。 秋までに変化が来る。
2008.02.17
杉並区立和田中学校の 「夜スペ」 について、様々な意見が交わされている。 立場により賛否それぞれだが、その議論の趣旨は、 「公教育における学ぶ機会の均等性」 という部分に集約されるようだ。 否定的な意見の大半は、公立学校の平等な学びの提供に反するとしている。 一部特定な学校での取り組みは、国が定めた指導要領に基づく一律教育にそぐわない。 他校との平等性という課題。 国の支援で運営している公教育に、学校としての裁量をどこまで認めるか。 私立とは違う制度のカベ。 こういった発展のない結論が、常に根底にある。 指導教育という無形の財産は、その価値の線引きが難しい。 学校の先生の質が問われて久しいが、 その議論の大半は、質の低い部分をクローズアップして語っている。 高いレベルの指導を維持している教師も、現実には多数いるはずだ。 私はむしろそういう指導者に光を当て、 改革の試金石にしていくべきだと思っている。 民間からの採用も、経営や特定の能力を活かせる役職ならば、 斬新な発想が生きてきて有用だ。 「夜スペ」 はそういう意味からも、改革の匂いがする。 地域における塾との関係、あるいは学力が上がるのかという二次的な問題。 システムの質的な向上を、学校という枠組みでどう計画実践していくのか。 また、第二の 「和田中」 が果たして芽を出すのか。 課題は多々あるだろうが、 どうクリアされていくのか、静観したい。 私は以前、藤原氏にお会いしたことがある。 「よのなか科」を始める前なので、随分古い話になる。 低姿勢で気さくな、笑顔を絶やさない方だった。 立ち話程度だったが、 今のビジョンのような改革に向けての姿勢が、言葉から感じられた。 意識して動いている、熱い人だと思った。 当時は、数年後にこうなっているなどと考えもしなかったが、 今思えば、なるほどと頷ける部分が、あのころ既にあったのだろうと思う。 藤原校長は、今春、後任の代田氏に職責を譲る。 氏の五年間の改革は、生徒の学力を区内トップに押し上げる画期的なものだった。 「夜スペ」の細部について議論する前に、 まず、在り方について議論すべきだろう。 目的は、都立の進学重点校や私立上位校を狙うこと。 選抜があり、結局上位者しか参加できないという批判も多い。 なぜこのような発想が生まれたのか。 校内関係者にとっての需要はどうなのか。 ゆとりに始まる学力崩壊への危機感。 私立中学との学習環境の格差。 こういった土壌が飽和を迎え、より高度な学びを模索する時、 ニーズに向けて、放課後を活用するというこのようなスタイルが打ち出された。 それは自然であり、別にいいと思う。 専任の進学塾「S」についても、細かく議論される対象ではない。 金銭契約の債務を実行するのであれば、仮に私立進学校の先生であっても可能だろう。 改革か、保守か。 和田中は、求められている動向に学校が取り組み、 試験的な仕組みを打ち出した。 制度や踏襲された決まりを守るだけの公教育に、ある意味楔を打ち込んだのである。 下位層や低所得層の救済など、次のステップはすでに明白だ。 他校や関係者、あるいは地域が評価し、 意義のあるシステムへどう補完していくか。 より期待の高まる次の動きが大事に思える。 粗くても改革の匂いが立ち込めている学校には、展望がある。 何もせず保守するだけの学校よりも、 未来に向けた強いエネルギーが溢れている。 課題が生じれば改善していけばいい。 とにかく動くことで変化が生まれる。 それは学校の空気を経由し、生徒の活力に繋がる、 大切なものだろうと思う。
2008.02.17
理科も最終チェックに入っている。 「化学式」 「化学反応式」 「発生する気体」 「色変化」 「実験装置」 「化石」 「植物・岩石・動物分類」 「単位記号」 「器具操作手順」 「公式」 「数値」 そして狙われる定理・法則と、重点事項。 ベタ問題の展開と、そのベクトルを紐解き、 抑えるべき角度や用語を明確にしていく。 何を確実にすれば点が取れるか。 そこに絞って畳み掛ける。 この塾にいて良かったと思える視点を。 私が選定し、ランクとともに与える。 それは、 本業であり、常に日本最高の傾向分析を目指す。 全国の塾の先生方。 申し訳ないが、 これだけは譲れない。
2008.02.16
あらゆる教材から集めた頻出の写真資料。 入試直前の仕上げとして、総チェックしていく。 この中の何かが、ほぼ確実に使われるだろう。 対策としては効果的だ。
2008.02.16
ようやく指導要領が出たようだ。 現場に生かされるのはまだ先だが、ゆとりを見直す動きのみ、ある意味歓迎したい。 しかし前回の改訂は一体何だったのか。 今さら「台形」やら「イオン」やら「解の公式」を復活させても、 遅いというか、教育現場と出版社が混乱するだけではないのか。 小5から英語ねえ・・・ ここと、ここを参照されたし。 明日の新聞にも載るだろう。
2008.02.15
春に、「学習法」 の小冊子を配布する予定でいる。 塾や家庭での学習生活、時間活用、計画などの全体的なことから、 教科別の細かい技術まで、要点をまとめる。 塾生限定で、即効性のある内容にする。 自己判定を取り入れ、改善への処方箋とするのが目的だ。 学びには 「技」 がある。 踏襲しなければならない、実績に基づいた 「定石」 がある。 また、生徒たちの潜在力は、引き出すことで生きてくる。 「力」 と 「効率」 がうまく重なった時、 納得のいく結果が生まれ、 それが次のステージへの原点(スタート地点)になっていく。 普通では出てこない発想にも、学習のカギはある。 基本の重要性と、それらの発想を活かしていく技術について、 生徒も親御さんも、思わず頷き、試せるような、 役立つヒントを与えたいと思う。 小冊子の目的は、成績を伸ばすことだ。 一つ二つと自分なりに実践しながら、 手応えを感じてもらえれば嬉しい。 来期のメンバーが揃う、 4月に配布する。
2008.02.15
前期選抜で合格した者。 後期へ突入する者。 中3生はそれぞれの表情で、教室に集まってくる。 合格を果たした仲間たち。 受験終了おめでとう。 君の追い込みの努力の成果、心から称えてあげたい。 受験で学んだ数々のことを大切にしまい、 希望の明日をしっかり掴み、より大きく飛翔して欲しい。 君らしく、素直に。 頑張れよ。 後期が待っている仲間たち。 自分が今日までやってきたことを信じ、前を向き続けよう。 あと12日。 そう、12日もあるじゃないか。 試験前日に悔いのないよう、今日を明日を大切にしなさい。 君が学んだ蓄積を、机に広げてみよう。 こんなにも頑張ってきた。 こんなにも喰らい付き、繰り返してきた。 その歩みは、誰のものでもない。 君が苦労し重ねてきた、君だけの財産だ。 君だけが知っている 「力」 だ。 まだ終わってはいないぞ。 学力は、試験前日まで伸びていく。 君が合格したいと思う心の強さが、吉報を引き寄せるのだよ。 真剣に、昇華するまで、向き合っていこう。 君の熱い達成感。 期待している。 志望校の最終決定に悩んでいる君。 今日も色々話したな。 高校は三年間自分が通うところ。 自分が充実し、心底喜べる高校を目指そうじゃないか。 迷いは誰にでもある。 偏差値が届かないのなら、今から届くように命がけで頑張ってみなさい。 それが受験というもの。 受験は勝負ではない。 自分の進路を悩み、決め、目的を持って乗り越えていくもの。 ランクを落とし、合格することが前提ではないのだよ。 倍率が高ければ、本番で4点余計に取ればいい。 君が今すべきなのは、どこが受かるか算段することではない。 その4点のために、ペンを握ることなのだ。 そう信じ、突き進んで欲しい。 1年間、いや2年間、 この日のために掻いてきた汗を感じてみよう。 君にとって何が大切か。 きっと答えが見えてくると思う。 頑張れよ。 いつでも補習するぞ。 いつでも檄を飛ばし、叱ってあげるからな。 君の最高の12日間のために。
2008.02.15

「トライアルテスト」 は、小学生にも行っている。 学年ごとに問題を作り、全員に取り組ませている。 今回の一回目、全員が不合格だった。 翌週追試を行い、ほとんどが90点台の成績を出し、合格になっている。 普段取り組んでいないものに、塾が光を当ててあげる。 すると、子どもたちは素直に喰らい付いてくる。 やらなければ自分から手を付けない、能力の可能性。 皆で取り組むことで、そのきっかけを拾っていく。 先週2度目の追試を返却した、小学6年のH君。 得点は5割にも満たないものだった。 「来週、もう一度追試するから、よく練習してこいよ」 やらないから出来ない。 真剣にやれば、必ず出来る。 それは過去の生徒が、仲間の笑顔が証明している。 一週間後の今日、3度目のトライを行った。 私の授業と並行していたため、声は掛けられなかったが、 友達と一緒に、しっかり実施して帰ったようだった。 暫くして、授業中に電話が鳴った。 H君のお母さんからだった。 電話口での挨拶のあとに出た、先方の言葉は、 春で塾を辞めたいという内容だった。 授業中ということもあり、詳しく理由は訊けなかった。 「分かりました」 そう言うしかなかった。 何がいけなかったのだろう。 トライアルの追試が負担だったのだろうか。 塾との係わりが、詰まらない辛いものだったのだろうか。 授業後、電話の余韻を感じながら、色々と頭を巡らせた。 彼の今日実施した答案が、デスクに置かれていた。 皆が帰ったあと一人教室に残り、採点した。 最初4割程度だった、空欄だらけの答案。 家で相当頑張ったのだろう。 空欄はひとつもなく、字も見違えるように丁寧だった。 丸を付けながら、私の手が微妙に震える。 100点だった。 H君が頑張ったという事実と、先ほどの電話が交錯する。 割り切れないわだかまりのようなもの。 そんな熱いものが、何故だか溢れてきて、 不覚にも目頭が熱くなった。 一緒に追試を受けた友達も、98点だった。 よく頑張ったな。 私の求める姿が、目の前の答案にある。 それなのに、彼はこの教室から去っていく。 トライアルの目的は、 挑戦する場を与え、自力で超えていく強さを喚起させること。 そして超えることの素晴らしさを、笑顔で体感させ、 次のステップへの自信に繋げていくこと。 私は、この考えは今でも間違っていないと思っている。 試練の度合いは、みな違うだろう。 だが6年生がやがて中学生になり、そこで味わう競争を私は知っている。 知っているからこそ、君の可能性をここで引き出したい。 彼にとっては、試験が負担だったのだろうか。 何に迷い、どんな悩みを持っていたのだろう。 努力し、かたちが出た矢先。 やっと達成し、「さあ」 という時に。 私はH君に喜んでもらいたい。 心から「やったー!」とう表情を、見せて欲しい。 素直にそう思う。 「たいへんよくできました」 答案の隅に押した、笑顔のパスポート。 最後にそっとテーブルに置き、照明を消した。 残念という気持ちと、理由を求める不可解な思いを抱え。
2008.02.14
北辰の件、なるほどですね。 うちでは申込書を生徒に直接配ってます。 口頭や、お知らせよりも、現物の方が印象に残りますし。 でも申し込みは、よく見ていると、いつも決まった順に持ってきます。 早い生徒は配った翌日にすぐ持ってきますが、 遅い生徒は締切日に聞くと「いつまでですか?」などと暢気なことを言ってます。 いつも同じメンバーです。 もっと手強いヤツは、「えーっ、やるの? 今回いいよー」などと、まったく受ける気なし。 本人の意識や管理力はもちろん、 どれだけ大切かという、親御さんの意識も微妙に絡んでます。 わが教室も、告知の方法を来期はちょっと工夫してみたいと思います。 また、過去問対策は、前年よりも2~4年前の問題の方が役に立ちますね。 理社などは年間で単元を配分してくるので、ある程度予測も立ちます。 内容別にファイルできればいいのですが、なかなか時間がありません。 今年は取り組んでみようと思ってますが。 何度もコメント入れて済みませんでした。 不要なもの、削除してください。
2008.02.13
其の六 「記録すること」 情報や知識はどんどん流れていく。 それを自分のものにするためには、工夫が必要だ。 授業においても、普段のちょっとしたタイミングにおいても、 未知のものと出会ったなら、それを記録として残しておきたい。 皆がとるノートは本来そういう役割を持っている。 だが実際にとられたノートを見ると、自分の頭脳の分身には程遠い、 かたちだけのものが多い。 色を使い分けきらびやかにするのなら、耳を澄まそう。 乱雑でもいいから、目いっぱい情報を刻むことに夢中になろう。 用語だけ綴ったもの、板書を復元しただけで理解が伴っていないもの。 後日見て、自分で分からないものは、記録とは言わない。 記録するという行為は、理解するための補助作業である。 重点を控えたのなら、その後の加工していく作業が必要だ。 大人が手帳に大切なことを控える。 新聞記者ならば、相手が語ったことを極力忠実に書き留めなくてはならない。 さあ、局に帰って、そのままだろうか。 どう語ったか、その時の様子はどうだったか、 詳細に復元、加工していく、二次的な作業が必ずある。 授業の記録も、行き着くところは同じなのである。 家に帰り、自分なりに回想し、ノートに補足を加えていく。 そういう行為が出来る者は、間違いなく成績が伸びる。 飛躍的に伸びる。 記録するタイミングは、普段の生活にも山のようにある。 テレビを見ていて気になる情報を得た。 本の中に、役立つ知らない知恵を発見した。 そんな時に、すぐにメモを取るのである。 100%頭に残せないのなら、記し、ファイルしていくのである。 仮にメモでも、1000枚たまった状態を考えてみよう。 すべて自分の知らない、気になった記録。 まさに情報の宝庫とは言えないだろうか。 こういう状態を目指すためには、 常に座右や懐に控えられる道具がなくてはならない。 アンテナを巡らし、どんどん記録していく。 ほんの数枚でも、その分、自分の可能性が広がっていくのである。 授業の様子を観察していると、 率先して書き留めようとする生徒は極めて少ない。 語りを控える者に至っては、皆無に等しい。 意識して欲しい。 知識は、自分で形づくり、頭に残していくものだ。 既存のかたちをどう破壊し、波長の合う代物に作り変えていくか。 どんどんメモし、控え、時間を置いて繰り返し見つめてみよう。 回想、補足出来ない記録は、記録として失敗している。 加筆出来る記録に、定着のヒントがあるのだ。 記録するという行為は、記憶の補助としての行為。 複雑なものを書き記し、 目的は頭に 「記憶」 として残すこと。 学習ならば、それによって 「成績」 を上げること。 残せないのなら、記録する価値はないのである。 手順を踏んだ正しい記録が出来るなら、 間違いなく成績は伸びる。
2008.02.13
来期の採択教材と、チラシの文面に頭を悩ませている。 教材は今まで全学年「準拠もの」を使用していたが、 学年や教科により、少し変化をつけようとも考えている。 色々と比較検討しているが、どれも一長一短。 月末までには結論を出したい。 ただ中3生に関しては、受験にシフトしたものを使う予定だ。 また中学生には、 学年ごとに「重点ファイル」と「トライアル用のリスト」を配る。 今のところ、そこまでは実施する予定で進めている。 チラシの文面については、特色を強く出したい。 チラシと言っても、主にポスティングで使用する教室案内である。 教室の方向性の変化や、最近の受験制度の動きも加味し、 今まで使用していたものを全面的に変えたいと思う。 地域の中で注目される、色の出た紙面にしたいが、 これが難しい。 写真や生徒の声は、より豊富に載せたいと思う。 見て手にして、覗いてみたくなるような、期待値の高いもの。 イメージは固まりつつある。 明日は公立前期の発表。 学年末試験も、あと2週間となった。 テスト対策、受験生補習、来期のシフト組み、模試スケジュール、 新中3進路説明会、新中1中学準備講座、春期講習案内、確定申告・・・ 慌しい年間の節目がいよいよやって来る。 春は近いが、 また泊まりか・・・
2008.02.12
其の五 「弱点をファイルする」 自分の弱点を網羅したものを、一冊作る。 ルーズリーフにインデックスを付ければ、一冊で複数項目がリスト化できる。 以前、「自分のカルテ」という記事を書いた。 もう2年以上前のことだ。 そこでも触れたが、自分の弱点を集約するという作業はとても大切だ。 試験で失敗した問題、書けなかった問題。 問題集で分からなかった設問。 要点集の中で、理解不十分な知識。 うまくまとまった一覧や、資料。 そういったものを、ある一冊に転記し、詰め込んでいく。 模試であれば切り抜いてもいい。 問題集の問題を、解説を、切り抜いてもいい。 とにかく自分の弱い部分を、目の前の一冊に重ねるように復元していく。 問題集は切り抜いてはいけない。 テストは綺麗にファイルしなくてはいけない。 それは一体誰が決めたのか。 模試もワークもプリントも、保存版ではない。 自分で加工し、そのエッセンスを吸収することが最終目的。 ならば、遠慮することはない。 ゴチャゴチャした分散した情報を、一箇所に集約してしまえばいい。 どんどん書き抜き、貼り付けていく。 色分けし、囲み、ラインを引いていく。 欄外に気になる情報を、宝のように書き込んでいく。 自分の頭脳の弱い部分を、リスト化し、かたちを蓄積していくのである。 この作業は、もの凄い効果を生む。 成績が上がらない者は、自分の失敗した箇所を散在させていることが多い。 50冊のテキスト、300枚のプリント、100枚のテスト。 それぞれに知るべき、攻略すべき課題があるなら、 なぜ分散させておく。 抜き出し、整理区分し、一箇所に明確に記せばいい。 インデックスを使えば、項目ごとにリストを作れる。 「漢字」というインデックスには、 書けなかった、あるいは×だった漢字をすべて拾い上げる。 書けなかった漢字が一気に200語並ぶ。 同じものが1年のサイクルで繰り返されていないか。 そういう分析をしながら、弱点を埋めていく。 攻めるべき情報の宝庫を、自分でまとめ、知識として吸収していくのである。 ノートを小まめにまとめる生徒がいるが、 ノートというものは、記録し理解していくひとつの手段に過ぎない。 まとめるという行為がすべてではない。 そのことを理解していないと、要不要を無視したただの羅列になる場合がある。 この弱点ノートは、必要なものに限定した記録だ。 分からない、曖昧な知識が、目の前の教材にある。 ならばそれを見て閉じずに、懸命に書き抜こう。 頭脳の分身を、自分なりに作ってみよう。 君の攻めるべきターゲット。 それが「弱点ノート」なのである。
2008.02.11
其の四 「自分のスケールを持つこと」 スケールとは、「物差し」 あるいは 「秤(はかり)」 を指す。 広義で考えれば、計測器類全般を指す。 それを自分の中に持ち、学習において常に基準を描けるようにする。 イメージして欲しい。 家を建てる時、「設計」 というものを必ず行う。 これがいい加減ならば、いざ資材を組み立てる時に、齟齬が生じる。 どんなに素敵なパーツを用意しても、 長さが10センチ足りなければ使い物にならない。 重量を支える基礎部分は、 強いしっかりした素材で入念に築かなくてはならない。 それらはみな、設計し、工程を描いていく段階で明確にすべき部分だ。 学びにおいても、自分なりの計算された設計が必要となるタイミングがある。 その時に、自分の持つスケールが役に立つ。 重要度を比較する時。 学習量や具体的な課題の数を計る時。 時間の配分を把握する時。 完成させるまでの手順や、使うものを決定する時。 常に自分のスケールを駆使し、学び全体を描いていく。 それは作業していくために必要な、道具と思ってもいい。 大工道具のように、いつも手元に置き、用途によって使い分けていく。 そんなスケールがしっかり身に付いている者は、 自分の基準にブレが少ない。 逆に、スケールの曖昧な者は、いつも適当な目算になり、 肝心なところで大きな過ちに気づく。 学びの質を比較し、手順を描いていくためには、 色々な要素が必要だ。 その根本となる数値感覚には、常に感覚的なキレが求められる。 そのキレも、即断できるという、立派なスケールなのである。 自分の基準を決め、計画を練り、 様々な物やデータや課題に取り組んでいく。 流れを修正すべき時、あるいは別の課題とブレンドしていく時、 身に付いている物差しや秤で処理していく。 そして行動に出る。 完成に至るまでの過程で、何にどう対応できるか。 学習における舵取りという意味で、 スケールというものは大事な要素を占めている。 学びながら、常に誤算がないか、 意識したいものだ。
2008.02.11
其の三 「割り算で処理すること」 これは何度も書いているが、 学習の完成度を高めるためには、外せない要素である。 ある学習を始める時に、まず全体の量を測る。 そしてそれを完成させるために、時間をもとに割り振りを与えていく。 10日で100ページやるのなら、 単純に1日当たり10ページの処理速度が必要だ。 それを適当な感覚でのんびり進めていけば、当然最後が間に合わなくなる。 提出物ならそうはいかないので、徹夜してでも片付けようとするだろう。 だが、試験勉強のような基準の曖昧な作業ではどうか。 そのまま未完となるのは明白だ。 何かを暗記する時も同じである。 全体の数を知り、日単位、週単位でノルマを決めていく。 いわゆる「割り算」で全体を攻略していく手法である。 「昨日は結構頑張った」という者がいるが、 「結構」とは具体的に何を指すのか。 その量的な感覚には個人差がある。 そうではなく、 「昨日はノルマの25個を覚えた」というような、 数値に沿った計画性が、力を付ける上では意味を持ってくるのだ。 曖昧な加算方式の勉強には、達成目標も曖昧になるという弱点がある。 到達点を捉え、辿り着くための計画を練り、日々の作業量を明確にしていく。 この割り算方式に慣れてくると、 あらゆる面で「期間」や「時間」への注意力が付いてくる。 試験対策ならば、自然と逆算し、開始日が判断できる。 試験中においても、大問の数や内容から、手順や時間配分が即断できるようになる。 割り算には、ひとつやったという、加算の感覚はない。 全体がひとつなのである。 全体をひとつの物として捉え、計画に沿って攻略していく。 だから、割り算には「尻切れ」や「諦め」はない。 勉強を先送りするクセがある者は、一度全体を俯瞰してみるといい。 5日で「100」という塊をマスターするにはどうするか。 「1日10がいいところ」では、完成には10日掛かってしまう。 そうではなく、「5日で終わらせるには」を前提に考える。 そのためには1日に幾つ処理すればいいのか。 それが全体を優先し、分配していく割り算方式の発想である。 最終到達のレベルや密度は、 こういう逆発想によって決まっていくことが多い。
2008.02.11
其の二 「機敏性を持つこと」 成績を上げたいと思うなら、行動に速さが必要である。 余り勉強法には書かれていないことだが、 それを素で実演出来る者と、そうではない者とは、 結果として、見事に成績の差になって出てくる。 ダラダラと取り組む生徒は、常に学び全体がその延長上にあり、 非効率な時間を過ごしている。 速い行動とは、言い換えれば機敏な動作のこと。 学習においては、場面の切り替えや、学び内容のリセットなどに当たる。 授業中の先生の指示に、素早く反応する。 「○○ページの問い4」と聞けば、すぐにそこに視点を移せる。 板書された文字を、逃さず転記できる。 すべてが集中力と密接な関係にある。 逆に、ゆっくりとマイペースでやっている者は、ロスが多い。 聞き逃し、書き忘れ、情報がどんどん消えていく。 今何をすべきか友に聞いているようでは、収穫は程遠い。 自宅で学習する時も、機敏性はあらゆる処理スピードに関係してくる。 時間を区切り、スイッチを切り替える感覚。 常に視点はすべきことに向けられ、「速習」を意識している。 より速く、より深くを、どこまで持続出来るか。 そして自分のタイミングで、素早く場面を切り替えていく。 そう習慣化された者は、一つ一つの完成度も自然と高まっていく。 時間対効果を上げるためには、 この「機敏性」というものはとても大切である。 上手にリセットできる者は、 同時に、密度の濃い学びが残せる者でもある。
2008.02.10
『成績を伸ばすための心得』 其の一 「自分を知ること」 これはすべての基本である。 学習に限らず、何か物事を吸収する時、あるいは技術を磨こうとする時、 まずは自分の「立ち位置」を知らなくてはならない。 何が出来て何が出来ないのか、 そしてそのために必要な行動は何なのか、 しっかり自分を分析し、起点を定めるのである。 こと学びに関しては、蓄積、定着という概念が意味を持つだけに、 起点を正しく把握することは、学習軸の安定に繋がる大切なことだ。 己の力量を知らずに、闇雲に実行してはいけない。 自分が今までしてきたことをよく調べ、客観的に調査報告を作ってみるとよい。 そのためには、データが必要だ。 過去の試験結果はどうだったか。 また、その一つ一つに注いだ力は、方向は、時間はどうだったか。 見直しやリカバリーにどれだけ視点を向けてきたか。 そういった細部に渡る客観的事実を、正しくファイルしていくことだ。 性格や環境、計画の立て方、日常のルーティン、整理整頓、得手不得手なども、 機能性を含め、正しく分析しなくてはならない。 自分がすべきことは、そういった一覧から滲んでくる。 起点を定めるとは、自分の状態をゼロとし、そこから加点していく手法を指す。 なぜ失敗するのか。 なぜいつもこんなに×があるのか。 その、「なぜ」 を真剣に考えることの出来る人間は、 長期展望で必ず伸びてくる。 理由はあるのだ。 その理由を次に活かそうという発想が、 成績の岐路ではことさら重要になってくる。 スポーツ選手が自分のプレイを映像で振り返る。 何度も何度も見て、改善の糸口を、ヒントをリスト化していく。 そういった行為は、学習においても非常に大切であり、また有効でもある。 成績を上げたいのなら、まず自分を良く知ること。 兵法で言えば、陣の地形を把握し、兵力や武器の詳細を知り、 さあ戦術はどうしようかという段階。 どう攻めていくべきか。 50000の歩兵と、1000の歩兵では、組み立てが違って当たり前だ。 自分はどんな道具を持っているか。 どんな学習時間を残してきたか。 過去の失敗と成功を冷静に捉え、不足しているのなら補充していく。 自分を知るという行為は、 学習軸を安定させ、 あらゆる、今後の計画行動の指針になる。 以下に述べることのすべての基本となる、大切な作業なのである。
2008.02.10
成績を伸ばすための要素は、幾つかある。 私が考えるその具体的なポイントを、 次の記事から10ほど書きたいと思う。 私が現場で生徒と接し、記録してきたこと。 そこから生まれてきた、複雑に絡み合うメッセージ。 お前が悩んでいるなら、 そいつらを加工して、ヒントとして与えようと思う。 生徒との接点には、いわゆる評論家の言う勉強法とは違う、 強いエネルギーがある。 お前だって、 そいつを持っている。 正だろうが負だろうが。 その力があるのなら、伸ばせる。 私の指示は教科書ではない。 気に入らないのなら、破壊してみればいい。 ベクトルを合わせ、 オン・オフを切り替え、 計算された手順を踏み、 流れるように強弱を付けていけばいい。 成績を上げるために大切なこと。 それはまず、自分を知ることだ。 上下。 強弱。 長短。 軽重。 濃淡。 過去と現在。 お前にとって何が前者で、何が後者なのか。 お前はそいつを知っているか。 頑張れば成績が上がるのなら、 どこもかしこも青天井だ。 緻密に、確実に点を取っていく。 そのヒントは発想と簡単な行動にある。 その具体的な主題と方法論を書いていく。 お前にとって役立つものが、一つでも見つかるのなら、 私も嬉しい。
2008.02.10
週末の今日、また雪が降るらしい。 昼から曇り出し、降り始めは午後3時頃だろうか。 予報では、翌朝まで続き、関東では今年一番の積雪になるそうだ。 こんな日は、部屋でじっくり勉強するに限る。 計画をしっかりこなし、手応えのある日にしよう。 もちろん教室に来て自習してもいい。 ひとつ報告。 中学生は学年末試験が近くなったが、提出物には気を付けろ。 今回はワークなどの課題が多いぞ。 前回の期末とは、履修範囲の量が全然違う。 丸3か月分に加え、 今回は学年の締めなのでさらにページが加算される。 毎年先輩たちは必死にこなしてきた。 早めに対応し、予想できるワークの範囲を処理していこう。 いいか、試験直前で慌てるなよ。 試験範囲が出る前に、どんどん進めておけ。 直前は、自分のすべき勉強に時間を割く。 試験で成功するための鉄則だ。 今日はその絶好の日。 11日までの3連休で、一気に片付けよう。 まさか学校に置いてあるなんてことはないよな。 外は寒いぞ。 防寒に注意し、風邪ひくなよ。 今日の自習は夜9時半まで許可する。 受験生も在校生も、率先して自習に来なさい。 塾はもう開いているぞ。
2008.02.09
辛くても越えて行かなくてはなくてはならない。 どんなに苦しくても、辛抱しなくてはならない。 自分と闘い、立ち向かうことで見えてくるもの。 それは自信であり、 君が持つ可能性だ。 追試の不合格者が、段々少なくなっていく。 分からない。 苦手だ。 でもやらねばならない。 最後の一人になりたくはない。 授業後に残ってやる追試。 もう3回目だ。 試験中、泣きが入る。 「もう、ダメ・・・・ムリ」 家での練習が不十分だったことが、 埋められないジレンマに変わっていく。 前回同じくらいの得点だった仲間が、 すぐ隣で、どんどん解答用紙を埋めていく。 君はそれを横目で見て、どう感じたか。 私は君に変わって欲しい。 秘めている力を、存分に出し切って欲しい。 トライアルの求める姿は、 皆で取り組み、頑張ることで、 君が引いているラインを越えて、上昇していくこと。 そして、「合格」という価値を知り、 達成することの意義を実体験すること。 だから、これは、 塾ではなく、君にとってのハードルなのだ。 最初、最下位だったNさん。 今日、塾に来るなり、練習したノートを見せてくれた。 「塾長~、こんなに頑張ったんだから~」 いつもやる気が起きず、諦めていた君。 今日は、笑顔が自信に満ちていた。 そこには私が求める姿があった。 なし崩しにしてはいけない。 やるからには、最後まで貫き通す。 「君なりに頑張ったね」 で済ませれば、 君は永久に達成感を味わえないだろう。 友が次々に合格し、段々独りになっていく。 「やらねば」 という思いが少しずつ行動に滲んでくる。 待っていたのだよ。 君の頑張りを。 Nさん。 君が帰ったあと採点したけど、 合格だったよ。 最初と比べて約50点のアップ。 これは君が勝ち取った財産だ。 懸命にやれば出来るという、素敵な証明だ。 紙面を埋めていくリズムが、最初と違っていたはずだ。 練習から試験終了までに、君が感じた価値。 大切にしまっておけよ。 大きな自信。 次に活かそうな。 今回も十分に埋められなかった者。 次もその次も、君が向き合い、乗り越えてくるのを待っている。 誰のためでもない。 君のために、試練が待っている。 言葉では言い尽くせない、明日に繋がるもの。 君なりの頑張り方でいい。 しっかり掴んで欲しい。
2008.02.09

みんな頑張っているか。 塾長は毎日、こんな時間でも起きている。 睡眠は4~5時間。 月に3回は徹夜もする。 何故かって? それはな、 目的があるからだ。 自分自身の計画にそって、すべきことがあるからだ。 君の計画はどうだ。 はかどっているか。 毎日の一つ一つを大切に掴み、 しっかり積み上げていけよ。 受験生たちに渡した「激励文」。 その君たちの動き出すエネルギーの、 ほんの一部にでもなってくれたらと思う。 深夜に君がペンを持ち、自分と闘っている時。 ほんの数キロ離れた場所で、 塾長も毎日君たちのことを考え、 ずっと時間と向き合っている。 頑張れよ。 君は独りじゃないぞ。 暖かくしてな・・・
2008.02.08
昨日の記事についてだが、表現が難しい。 捉え方は色々あり、100%非難は出来ない。 だが、じっくり考察してみると、やはり、 正攻法とは言い難い、確信犯的な臭いがする。 内容はこんなものだ。 A塾のチラシに、「教材開発を手掛けている」という文言があり、 教師が「オリジナルなテキストの開発」に取り組み、 確実な教務力の向上を図っていると謳っている。 教材例として写真が載っており、 いかに素晴らしいかという解説も付されている。 だがこのテキスト、実は、別の教材会社が出版しているものなのだ。 わが教室にもあり、来年は採択も視野に入れていた。 近くの塾が開発した、その社の「オリジナル教材」を、うちが使えるわけもない。 共同開発でもしているのだろうか。 どういうことかと、その教材会社(B社)に問い合わせてみた。 B社曰く、「当社はそのような共同開発は、一切していません」。 予想通りの返答が返ってきて、ますます疑問は深まる。 情報通の教材代理店の担当に訊ねたら、 何でも、以前A塾にいた人がB社に移り、教材作成に係わっているらしい。 だがこれもおかしな話で、編集しているのはB社であり、 どう転んでもA塾の開発業績ではない。 紙面に虚飾はないか、よく読んでみると、やはり矛盾点が多い。 紙面の論拠の流れはこうだ。 「オリジナルテキスト開発」 「教材開発は教師の教務力の証し」 「教師自ら研究・分析し、教材開発を行っている」 「しっかり吟味された当社オリジナルのテキスト」 「数百を超える塾や一流私立中学校などでも使用されているベストセラー」 「このテキストだけで十分に合格力をつけることが可能」 そしてそれらをまとめて、 「確実な教務力の向上」と結んでいる。 あれあれ? 何か、違くないか? 教師自ら・・・・教材開発? 確実な教務力の向上・・・・教務力の証し? しかも、使われている教材の写真からは、B社の文字が消えている。 私が食いつきこだわる点は、 一般に向けて撒くのなら、正当な方法で正しい情報を載せよということだ。 受け手である消費者は、紙面の内容を信じるしかない。 仮に意図的に脚色してないにせよ、 これでは正しい情報が伝わっているとは言いがたい。 「わが塾はB社の素晴らしい教材を使用してます」 これで何が問題なのだろうか。 これが正しい情報であり、正しい塾の説明ではないだろうか。 知らずにうちが採択していたら、どうなっていただろう。 「あそこって、近所の塾のテキストを使ってるそうよ」 ・・・・? こんな理不尽な話があるだろうか。 A塾のHPには、B社の教材が幾つも並び、すべて「オリジナル」と謳っている。 HPはどう語ろうがかまわない。 だが、地域に根ざし、子供たちのために力を注ぐ立場の塾として、 広告を通じご家庭に伝える情報には、最大限責任を持つべきだ。 受身にならざるを得ない、弱者である保護者が誤解し、 混乱するような表現操作は、絶対に好ましくないし、してはいけない。 私はそれは、 同業として守るべき、最低のラインだと思っている。 B社がどう対応するかは知らない。 いずれにしても、うちはB社の教材が使えなくなった。 すでに使用しているものも含め、練り直さなくてはならない。 こんなことを書いて、A塾の営業妨害だって? じゃあうちの教材が使えなくなったことはどう説明する。 紙面操作された情報により、使いたくても使えない。 これって、営業妨害というものではないのか。 私は他塾批判はあまり好まない。 だが今回は、このA塾の切り口に、多大な違和感を覚えた。 これだけ書けば、もうどこだか分かるだろう。 異論があるなら言ってくればいい。 情報は聞いて確認したものなので、微妙なズレがあるかも知れない。 だが、B社のロゴを「コラ」してまで写真掲載しているところに、 意図はないなどと言われたくない。 最初に書いた、「100%非難は出来ない」という点。 それを、熱心さ余っての表現と解釈出来るかは、 その塾の生徒が一番知っていることだろう。 同業として、地域で共存し、 子供たちの明日の力になっていく。 そのためには、 発信していくラインを、一般家庭の目線に合わせ、 しっかり守っていきたいと思う。
2008.02.07
近くの塾のチラシに、かなりヤバイ事実を発見してしまった。 確認していないが、 埼玉の塾ブロガー諸先生の地元にも、校舎があるかも知れない。 埼玉では結構知れている、大手の塾。 端的に言うと、偽りを載せているということだ。 しかも、堂々と宣伝に利用し。 私の疑問がもし事実なら、 保護者に、教材会社に、そして地域に欺いていることになり、 果ては訴訟になるかも知れない。 塾の仕組みやスタンス、カリキュラムや指導方法などは、 自由に色を出し、個性を謳えばいい。 多少の過大表現も、多かれ少なかれあちこちでやっている。 だが、どうせ消費者は知らないからと、 故意に誤解を招く文言や写真を載せ、印刷しているとしたら、 地域の同業として見過ごすわけにはいかない。 私はこういうことにはうるさい。 別に喧嘩を売るわけではないが、 弱者である家庭を騙す行為は、絶対に許容しかねる。 一般の消費者には分からなくても、同業には分かる。 実はこれ、わが教室の来期の構想にも係わっている問題なのだ。 大事なことだけに、精査が必要。 杞憂ならばそれで良し。 今日、然るべき所で裏は取れたが、 まだ決定的ではない。 7日にもう少しだけ調べてみよう。
2008.02.06
今回の塾内『トライアル』では、 今のところ34名が追試を受けている。 みんなの頑張りが、そのまま得点になって出てくる。 20点台が、80点台になる。 30点台が、90点台になる。 何もしなければ理解し得なかったことが、 合格ラインを引くことで、喰らいついて来る。 34名の得点アップ。 1056点。 素晴らしいことだと思う。 漢字50問。 7問しか出来なかった者が、満点になる。 英単語50問。 6問しか出来なかった者が、49点を取ってくる。 出来なかったことが、こんなにも○になった。 それだけの知識が、君たちの力になった。 以前にも書いたが、トライアルの目的は、その最終の姿にある。 自信のない空欄だらけの答案。 追試では、それが力強い躍動感に満ちてくる。 家で練習したことが、形になって紙面に踊っている。 トライアルの問いは、すべて基本。 外しては先に進めない、大切な記録。 だから私は、こだわる。 難しいことをやらなくてもいい。 次に繋がることを、しっかり掴んでいこう。 踏みとどまり、何度も繰り返し、汗をかいてみよう。 君が喰らいつけば、○が50個も増える。 やらないから、出来ない。 やれば出来ることを、この1056点は証明している。 違うだろうか。 ひとつ経験し、乗り越えるコツを知ったなら。 次は君がその手順を作っていく番だ。 機会はいっぱいある。 どうすればいいか、考え悩んでみよう。 そして少しだけエネルギーを注いでみよう。 いつも50点の定期テスト。 50点のままか、70点にするか。 いや、90点を狙っていくか。 ○を幾つ得るかは、すべて君の意思と行動が決める。 やれば出来る。 今回君の示した手順を、大切にして欲しい。 合格ラインは私が与えた基準。 君の基準は、君自身の行動が答えてくれる。 トライアルを重ねるごとに、 みんなの姿勢や意識が高まっているような気がする。 何もしない塾なら平和だろうか。 でも、課題を示すことで、君らにはある一定の約束が生まれる。 到達したいという約束。 課題を受け止めながら、 仲間と競い合い、一歩ずつ上昇できる教室。 どう舵を取り、どう活かすかは、君自身にある。 一つ一つクリアしながら、可能性を拾ってみよう。 達成した時の喜び。 努力したからこその笑顔。 その大切なものを知らしめるために、 私はトライアルを続ける。
2008.02.05
2月5日は、公立高校前期選抜の日。 皆の1年、いや2年、3年の努力をぶつける日だ。 君が歩んできた記録をしっかり持ち、 臆することなく、試験会場に向かって欲しい。 慌てることはない。 不安がることはない。 みんな同じ気持ちで集まり、自分のために闘いに来ている。 素直に、君の記録を見せればいい。 こんなに頑張ったのだという熱いものを、今日は精一杯自慢しよう。 入試は他者との比較だが。 勝負に出るのは、君という一人称。 君がぶれてはいけない。 普通に、自然に、そっと笑ってみようじゃないか。 慌てることはない。 不安がることはない。 君の眼は、明日への道をしっかり捉えているか。 倍率が4倍、5倍。 内申が悪い。 だから何だ。 受かるやつは必ずいる。 君が受かろうとせずに、朗報は届くだろうか。 しっかりと足元を固め、熱意をぶつけてきなさい。 今日までの汗を無駄にするなよ。 大きな可能性は、君自身が掴みにいくのだ。 肩の力を抜き、いつもの空気を背負い。 君らしさを、目いっぱい演じてきなさい。 主役は堂々としていればいい。 颯爽とした格好いい君が似合う日。 いよいよだな。
2008.02.04
『やがて試験がやって来る』 英単語100語を覚えるとする。 ある者は毎日少しずつでもやる。 ある者は一気にやろうとためておく。 ある者は一人でコツコツやる。 ある者は友達と問題を出し合って覚えようとする。 ある者は紙に書いて覚える。 ある者は単語の一覧をじっと眺めて覚える。 ある者は丁寧にカードを作る。 ある者はノートに5回ずつ書いて覚える。 ある者は単語をグループに分け、色を使い分けたりして工夫しようとする。 ある者は部屋に貼って覚えようとする。 ある者は手書きのリストを持ち歩き、ぶつぶつ言いながら頭に叩き込もうとする。 みんなはどうだろう。 これでいいだろうか。 ほかに何かいい方法があるだろうか。 でも・・・・ 決定的に足りないものがある。 締切日だ。 テスト日程が決まっている時。 みんなその日に合わせて勉強を仕上げようとすると思う。 いつも点が取れない、いつも同じような失敗をする。 何故そうなるのか。 明白だ。 知識が未完成だからだ。 みんな口を揃えて言う。 「テストに合わせ、一生懸命やったのに」と。 では、何がいけないのか。 注意して欲しい。 テストは締切日ではないのだ。 大切なのは、数日前に一度完成にもっていくこと。 それが締切日なのだ。 自分で計画を立て、自分自身を追い込む。 その後、さらに完成度を磨くための時間を設けておく。 「1月元旦が入試と思え」 毎年、受験生によく言う。 覚えることと期限には密接な関係がある。 より高い完成を求めるには、より早く仕上げることだ。 自分をどこまで追い込めるか。 1日早いスタート。 1時間早いスタート・・・・ 少しだけ意識してみよう。 それはやがて、はっきりとした差になって出てくる。 中学生よ、 期末の日程をわざと3日早くカレンダーに書いておこう。 いいことがあるぞ。 (初出 2006.06.04 一部加筆訂正)
2008.02.03

私が授業で使用する教材である。 これは理社2限分だが、 その都度撤去しないので、 常にこれくらいの量を手元に置き、授業をしている。 圧倒的な量感で、生徒を圧倒する。 そして、教える側の知識と、教わる側の立場を明確にさせる。 反復による徹底理解と、成績アップに照準を合わせ、 レベルにより、細密に使い分けていく。 細部に渡る補足にも耐えうる、愛用のテキスト群だ。
2008.02.02
公立高校前期に課される「総合問題」。 一部難関校を除いて、ほとんどが県の統一問題で実施される。 過去問を分析していくと、傾向が見えてくる。 今までの出題を踏まえて、今年は何が登場するのだろう。 ヤマを張るのはよくないが、可能性の高いものを書いておこう。 「社会保障・福祉」をテーマにしたもの。 キーワードとしては、少子高齢化、年金問題、医療問題、高齢者福祉、バリアフリー、ボランティア・NGOなど。 社会保障の4つの柱を軸に、憲法(生存権)や、 介護保険制度などの新しい社会保障制度まで、幅広く問題が作りやすい。 欧州の友人と自国の社会保障について語る英文など、よくあるパターンだ。 昨年は年金や医療の問題が、連日のようにニュースを賑わせた。 年金と少子高齢を絡めた今後の課題について、考えを述べるなど、記述も作りやすい。 数学は毎年こじつけなので、どんなテーマでも作れる。 点字ブロックの配列、グラフの比較計算などでも問題になる。 「人口問題」をテーマにしたもの。 キーワードは、やはり少子高齢化がメイン。 過疎、過密、都市環境、昼夜人口、交通、人口ピラミッドなども関係してくる。 このテーマは前記の「社会保障」と重なる部分も多く、 融合されて出ても不思議ではない。 ピラミッドをもとに、今後の課題を書かせる。 少子高齢における諸問題をまとめておく必要がある。 「情報・ネット」をテーマにしたもの。 インターネットの長所短所、プライバシーの問題、個人情報保護、情報の開示など。 「国際協力・理解」をテーマにしたもの。 外交、貿易、ODA、言語、異文化交流、NGO、国連の諸機関、世界遺産など。 今年の洞爺湖サミットも時事ネタとして知っておきたい。 あと大きなテーマとして、「環境問題」と「エネルギー資源問題」があるが、 これらは過去3回で出尽くした感がある。 今年は二酸化炭素や温暖化、ゴミ、リサイクル、発電、環境保全などはないと予想する。 あってもA問題ではないだろうか。 また、ないとは思うが、今年は北京五輪の年。 中国(大陸)を題材にした問題が出る可能性も捨てきれない。 渡来人から日中平和友好条約までの、大陸との通史や、 現在の中国との外交などはできれば見直しておきたい。 これはあくまでも傾向分析。 テーマごとに意見を言葉で書けるよう、準備しておこう。 でも最初に書いたテーマは非常に出やすいと思う。
2008.02.01
子どもたちがいて、塾がある。 そこには繋がりを作る、何本もの手がある。 そっと気遣いをする温かい手。 頼りながら、絆が深くなっていく手。 相手を思い、いつも厳しさと笑顔に溢れている手。 私がいて、講師がいて、 子どもたちがその空気の中で、何本もの手を差し伸べている。 辛いことがあったかい。 最近、頑張ってるな。 無理するんじゃないぞ。 言葉を超えた空気が、誇らしい流れを作っていく。 いつも自信のない手。 変化のない日々に疲れた手。 我々はその小さな手に、価値あるものをそっと乗せる。 そして握らせてあげる。 明日に繋がる、素敵な一つ一つを、 子どもたちの希望を感じながら、一緒に描いてあげる。 講師と子どもたちの間にある、深い絆。 私と子どもたちの間にある、漠然とした信頼のようなもの。 子どもたちは、この教室の中で、 それらを嗅ぎ取り、いつも素直に演じてくれる。 笑顔があり。 歓喜があり。 最高のポーズがあり。 時空を超えた言葉が、それぞれの手のひらにある。 悩んでいる子どもたち。 受験を控え、不安で心が張り裂けそうな子どもたち。 そこにはいつも、講師の、そして仲間たちの手がある。 温かい、心地よい、大きな存在の手。 我々は力を込め、子供たちの機微を支えてあげたい。 今年も受験生に 「激励文」 を渡している。 講師たち一人一人が言葉で綴った、小冊子だ。 私と講師全員の手が一つになり、受験生をサポートしていく。 直接関係があったかどうかではない。 教室と子どもたちの間に、今だから心の橋を渡したい。 1年間の出来事を背負った、 教室としての 「手」 がそこにある。 今年は残念なことに、全員の手が結束出来なかった。 それは私の力不足。 違う質であれ、違う角度であれ、 子どもたちに託してきた魂。 全員でかたちを残すことの意味を、 共に力を注いで来たことの意味を感じて欲しい。 教室として進もうとしている方向は、とうに決まっている。 子どもがいて、仲間がいて、熱い時間が生まれる。 幾つもの手が、幾つもの期待を、今日も探っていく。 この空間にいる仲間たち。 それは私の宝だ。 私は子どもたちの手に、様々なものを与えてあげたい。 自ら歩んでいける、自信や勇気のようなもの。 成長していることが実感できる、大きな知恵。 深く、温かい思いやり。 そして、達成したあとの最高の笑顔。 そんな「かたち」を、言葉に添えて渡してあげたい。 小さな手のひら。 しっかり掴めよ。 育ち、大きくなって、価値が分かるものを。 握り締め、大切にしまっておけよ。 この教室が差し伸べる手は、 すべて、 凛とした君たちの明日のためにある。
2008.02.01
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