全3件 (3件中 1-3件目)
1
私が塾長として生徒を見ていたときの話だが、 受験生が問題を解くときに心得ていて欲しいことをひとつ、 過去の記事に触れて話しておきたい。 以前の『塾長ルール』という記事の中に、 選択して解く問題の取り組み方について私見を述べたものがある。 問題が選択式になっているときに、 「どれをやるんですか」という質問をしてくる生徒が結構いて、 それに対する私のルールとその理由を伝えたものだ。 当時の生徒たちとのやり取りを含め、そのままもう一度書いておくので、 今の受験生たちも参考にしてくれたら有り難い。・・・・・・『塾長ルール』 模試や北辰の過去問の理科には、最後に選択問題があるときがある。 本来はどちらかを解いて採点するものだが、 授業で演習するときは両方解いて両方とも解説するようにしている。 今日久々に生徒から質問があった。 最後の選択問題は選ぶんですか・・両方やるんですか・・・。 生徒に説明した。 「どっちだと思う」 「両方・・・」 「解ってるじゃないか。選択問題は両方やるのが塾長ルールだ」 マジか~という反応だったが、頑張って解いていた。 練習段階で解きやすい方を選ぶメリットなどない。 もし採点するのなら、悪い方の選択問題で行うのもルール。 成績はこういう厳しい環境で積み上がっていくものだ。 そう言えば随分前にこの内容書いたなと思い調べてみたら、 2009年に書いていた。 (12年前なので、今の受験生たちがまだ2、3歳の頃になる。) 以下当時の記事。 北辰の過去問を解いているとき、生徒から質問が来た。 「先生、最後の選択問題はどれでもいいですか?」 社会や理科の場合は、学校の進度に合わせ、 複数単元が選択制になっていることがある。 実力模試などにもその形式は多い。 その時、私の指示はいつも決まっている。 こんな感じである。 「全部だ」 「えっ、でも本番って選択じゃ・・・」 「今は本番か?」 「じゃあ採点はどう・・・」 「全部やって、一番悪いヤツで採点する」 「・・・?」 去年も一昨年もそうしてきた。 目の前に問題があれば、すべて解くのが練習。 機会が増えればセルフチェックの密度も高くなるだろう。 そして、その中で一番いいものを使ったりはしない。 最も悪いものが用いられるとすることで、 すべての問いに対し、真剣になれる。 昨日も久し振りにその指示を出したが、 生徒も苦笑いしていた。 昨年の後半では、もう指示するまでもなく、 受験生は各自すべての問いに向き合っていた。 プリントを配ると、「どれをやるんですか」と訊いてくる者がいる。 まだ私の「型」が呑み込めていないようだ。 「どれをやるんですか」ではなく、 「1番からやっていいですか」と訊きなさい。 待ちの姿勢で指示を仰ぐのではなく、 攻めの姿勢で確認をするのだ。 どうでもいいじゃないかと思うかも知れないが、 これは、長期取り組むと大きな開きを生んでくる、 心得ておきたいことだ。 指示を具体的にしないでいると、生徒は次の問題に移っていく。 暫くして「2番はやらなくてもいい」と告げる。 全員が2番を終えているのを確認し、わざと言っている。 その時の生徒による反応が興味深い。 黙って苦笑いする者もいるが、 「え~っ、早く言ってくださいよ。やっちゃったじゃないですか」 と言う者が圧倒的に多い。 「やっちゃっただと?」 「ええ・・・やらなくていいって知らなかったんで・・・」 「やらなくていいものをやって、損したってことか?」 「えっ・・・はあ・・・」 「積極的に解くことは、損することなのか?」 「いえ・・・」 指示以外に1問多く解くことを、無駄な作業と思っている者は、 最終的に自分で完成を目指せないことが多い。 汗に無駄はないのだ。 指示はあくまでも形式的な区切り。 自分が取り組んだ一つ一つに価値があるのである。 答え合わせの後、その2番の正答を訊いてきた者。 その逆に、やらなくていいのならと、答えが気にならない者。 両者の差は、大河の幅ほどある。
2021.09.24
入試のときに一枚の紙の持ち込みが許される。 要点や暗記事項など、B4サイズの表裏に何を書き込んでいても構わない。 そんな夢のような許可が出たら、 君たち受験生は何を書き込んで持って行くだろう。 苦手な定理・公式・英単語・英作文パターン・理社用語・文法事項・ 暗記一覧・社会の図表・重要記述の・・・ あれもこれもと、気になるものをチェックしまくり、 ここぞとばかりに表も裏もびっしりと書きまくることだろう。 よく解らない公式も、歴史文化も一目で分かる。 でも実際にはそんなものを見て解くことはできない・・・ 公立高校入試まで5か月半となった。 何を重点に勉強すればいいかとよく聞かれるが、 君ならその一枚の紙に何を書き込みたいのか考えてみよう。 紙に書くことは「君が大切だと判断しながら、不安に感じているもの」。 そこには残りの期間に何をすべきかのヒントがぎっしり詰まっている。 要するに、当日に用紙を見ることができないのなら、 前もってそれらをすべて頭に入れてしまえばいいということだ。 紙は頭に入れるための手段であり、最終目的ではない。 でも書き出してリスト化することで、記憶しやすい括りが可能になる。 君は不安ならば、この一枚の紙を実際に作成してみたらどうだろう。 そして持ち歩き、何度も繰り返し見て、頭に入れてしまえばいい。 紙の傷みに比例し、きっと力は付いていく。 受験追い込み期はただ漠然とテキストやノートを眺めていてはいけない。 最終的な仕上がりをイメージし、その状態を目指さなくてはいけない。 すべきことが何なのか。 B4の紙に書き殴ってみよう。 表も裏も小さな字でびっしりと。 その作業中の君はきっと湧き上がる安心とともに、 思わずほくそ笑んでいるに違いない。・・・・・・・ 以前、書いたものです。 これまでに生徒たちに「自分のカルテ」を作ろうと勧めてきました。 自分のカルテとは、間違えた問い・弱点・重要事項・大事な解説や解法・ 役立ちそうな要点やリストなど、 自分自身が見直すべき大切な項目を片っ端から網羅したノートのことです。 あちこちに分散している大事な情報や、失敗したもの、重点リストなどを、 ノートに一元化していくのです。 図表や資料、一覧、解説などは切り取って貼り付けてもいい。 インデックスで項目を区切り、付箋もシールもマーカーもどんどん使っていく。 そうして蓄積していくことで、 最終的にはそれだけを押さえていけばよくなる。 そういう集約された自分だけのノートを作っていくのです。 このノートを作成している受験生はどの程度いるでしょうか。 今回の記事ではそれをさらに次の段階に引き上げ、 追い込み期の今、気になる不安なものをさらに一覧化し、 その作業を進めながら覚え込んでしまおうというものです。 厚みのあるノートではなく、一枚の紙に書き出すと何故か落ち着くのです。 まずは、この一枚をやればいいというゴールが見えるからでしょう。 また紙切れならば折り畳んでどこでも暗記作業ができます。 何をしたらいいのか混乱しているのなら、 今までまとめたノートやプリント、テキストなどを開き、不安なものを抜き出し、 「今自分が押さえるべきもの」として一枚の紙に集約していくのは有効でしょう。 今行えば、秋から冬に向けての偏差値アップにもつながります。 ただ問題を解いているだけの人はいませんか。 成績というものは、有効な情報を、 どれだけ「たくさん」「正確に」頭に収めていくかで変わるものなのです。 ぜひヒントにしてください。 (以前の記事に加筆訂正)
2021.09.14

昨日(9月5日)の北辰テストの理科については、 久し振りにかなり細かく出題予想を行いました。 地学=①岩石(火成岩)・火山、②または地層 生物=①消化・吸収、②または循環系 化学=①酸化・還元・定比例 物理=①圧力・フックの法則、②または音 と予想しました。 ①としたものが最有力で、化学はそれ以外は考えられませんでした。 で、昨日の出題を見てみると、4ジャンルともすべて①が出題されており、 結果としてすべて的中となりました。 ①の内容は中身や出題パターンまで踏み込んで分析・予想しましたが、 図の使われ方、計算、出題パターンなど、ほぼカバーできていたと思います。 北辰前に私と接触、コンタクトのあった方には解説し、サポートを加えましたが、 試験の手応えにつながったでしょうか。 問われ方、記述問題なども言ったとおりに出たという感じなので、 問題を見てびっくりしたのではないでしょうか。 3、4問でも準備して臨んだことで加点になれば大きいですし、 人によっては40点以上プラスになったのではと思います。 まあ、私のことを信じて準備してくれたらの話ですが・・ 仮に30点加算されれば、5教科の偏差値は3以上上がったことになります。 北辰は「私立の確約」や「受験校選定」のために外せない模試です。 1点でも多く得点するためには、こういう予想の活用も有効でしょう。 ブログなどではなく、関係のある方のみ限定で、今後も直接情報を提供していきます。 入試に有利になれるようにサポートしていきたいと考えています。 もと塾生、外部の方など、受験に向けて理社が気になる方は、 前の記事(6月17日記事)をご覧のうえ、 メールにて遠慮なく(お早めに)お知らせください。
2021.09.06
全3件 (3件中 1-3件目)
1

![]()
![]()