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繰り返される全体主義(独裁者)による蛮行・・・見て見ぬ振りを続ける、反省の無い、日本の「社会主義信者」たちと そこに見える「地獄!」 2024-6-30 はんぺん「2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。」(本文) 「公開処刑は2022年に行われた。農場で働いていた22歳の若者が韓国の歌を聴いたり、周囲に広めたりしたとして刑を執行された」(本文) 「ボーイフレンドを「ナムチン」、ガールフレンドを「ヨチン」と呼ぶ韓国式の言葉を使ったとして自己批判をさせられた上に、群衆から次々と批判の言葉を浴びせかけられた。」(本文) 「男性の同僚を「オッパ」と呼んだ女性、ガールフレンドに「チャギヤ」と呼びかけた男性、韓国風のヘアスタイルをしていた女性ら5人が見せしめとして厳しい批判にさらされた。」(本文) これが、今の北朝鮮の現実だ。これを非難しないリベラルって、なんだ・・・・と言ってきた。 「違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。」(本文) 自由・民主主義・平和・法による支配・・・から、もっとも遠い地平にあるのが、今の北朝鮮だろう。日本のリベラルたちの存在意義が、問われ続けている!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――北朝鮮の男女8人「工場内で吊し上げ」…計画的・執拗に締め上げ 2024-6-29 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 韓国統一省は27日、脱北者649人の証言に基づき作成した北朝鮮の人権問題に関する報告書を公開した。政府発表の報告書としては、北朝鮮が2020年12月に制定した「反動思想文化排撃法」に従い公開処刑が行われた事例を初めて記載している。 それによると、公開処刑は2022年に行われた。農場で働いていた22歳の若者が韓国の歌を聴いたり、周囲に広めたりしたとして刑を執行されたという。 ただ、そうした状況については、当時から複数のメディアが報じていた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は22年8月、平安南道(ピョンアンナムド)の成川(ソンチョン)郡の社会主義愛国青年同盟が、韓国式の言葉遣いやアクセントを真似した男女8人を、工場内の会館での思想闘争会議――つまりは吊し上げの舞台に上げたと伝えている。 8人は、ボーイフレンドを「ナムチン」、ガールフレンドを「ヨチン」と呼ぶ韓国式の言葉を使ったとして自己批判をさせられた上に、群衆から次々と批判の言葉を浴びせかけられた。 またRFAによると、これと同じ時期に平安北道(ピョンアンブクト)の龍川(リョンチョン)郡でも同様の集会が行われ、男性の同僚を「オッパ」と呼んだ女性、ガールフレンドに「チャギヤ」と呼びかけた男性、韓国風のヘアスタイルをしていた女性ら5人が見せしめとして厳しい批判にさらされた。 しかし、「オッパ」は、妹が兄を呼ぶ時に使う、北朝鮮の辞書にも出ている言葉だ。若者の間からは「これのどこが南朝鮮式言葉遣いなのか」と不満の声が上がったという。 もっとも、「オッパ」を女性が他人の年上の男性を呼ぶ時に使えば韓国式になるため、「オラボニ」の方がふさわしいとされた。また、「ナムチン」は「ナムドンム」、「ヨチン」は「ニョドンム」が北朝鮮当局推奨の呼称だ。 こうした動きからは、北朝鮮当局が反動思想文化排撃法の制定後、着実に若者らを締め上げてきたことがわかる。 そして、冒頭で触れた若者への極刑も、その延長線上で行われていたのだ。 北朝鮮では金正恩総書記の父である故金正日総書記の時代にも、様々な形で国民への締め付けが行われた。しかしそれと比べても、金正恩氏のやり方は計画的かつ執拗な印象を受ける。 米国のトランプ前大統領と会談するなど、かつては自由世界との接近に魅力を感じていたように見える金正恩氏だが、最近はロシアや中国など権威主義体制との結びつきを強めている。 北朝鮮国内ではしばらくの間、若者に対する締め付けが緩むことはないかもしれない。―――――――――――――――――――― 「見てはいけない」ボロボロにされた女子大生に北朝鮮国民も衝撃 2024年4月8日 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 北朝鮮で2020年12月に制定された反動思想文化排撃法――別名「韓流取締法」の最高刑は死刑であり、諸外国では考えられないことだ。また死刑にならずとも、違反者はきわめて非人道的な扱いを受ける。 たとえば、違反者は身体がボロボロになるほど凄惨な取り調べを受けることが少なくない。拷問を受けているであろうことは明らかだ。公開裁判に引き出されてくると、見守る人々は息を飲むという。 2022年5月には、韓国映画を見たことがバレて逮捕された女子大生2人が、そうした目に遭わされた。特に彼女たちの場合、見た作品がマズかったと言えるかもしれない。 2017年に公開された韓国映画『コンフィデンシャル/共助』。北朝鮮の捜査員が韓国に派遣され、現地の刑事とともに犯罪グループを追うスパイアクションだ。北朝鮮の捜査員は人気スターのヒョンビンが演じており、決して北朝鮮の人々を卑下するだけの作品ではないのだが、コミカルな役作りがされていただけで、当局の不快感を誘ったようだ。 公開裁判で、うなだれて震える2人の姿を見た人々は「見てはいけないものを、なぜ見たのか」と憐れむばかりだったという。 また、こうした非人道的な扱いをされるのは、10代の高校生も同様だ。女子高校生らがひどい姿で引き出されたという証言はいくつもあるし、男子高校生に至っては複数人が処刑されたとの報道もある。 北朝鮮の女子高生が「骨と皮だけ」にされた禁断の行為・・・・デイリーNK内部情報筋によると、南浦(ナムポ)市の臥牛島(ワウド)の閘門(カンムン)第1高等中学校の少年会館で2021年、2年生の女子生徒をはじめ男女6人に対する公開裁判が行われた。容疑は、「韓国映画を見た」というものだった。 手錠をはめられた状態で壇上に引き立てられてきた6人は、両親、同級生が見守る中で裁判にかけられた。情報筋によれば、「顔は骨と皮だけにやつれ、フラフラで立っているのがやっとだった」。非常に厳しい取り調べ、つまり拷問を受けた様子がありありと見て取れたということだ。 敏感な部分が・・・・通常、未成年の場合は罪を犯しても、少年教養所(少年院)で1年間の労働教養を受けることになっているが、今回の6人に対しては、5年の労働教化刑が下された。つまり、成人同様に、教化所(刑務所)送りになるということだ。 2020年12月4日の最高人民会議常任委員会第14期第12回総会で採択された「反動的思想文化排撃法」は27条で、「傀儡(韓国)の映画や録画物、編集物、図書、歌、絵、写真などを見たり聞いたり、保管した者、または傀儡の歌、絵、写真、図案などを流入、流布した者は、5年以上10年以下の労働教化刑に処す」と定めている。 同法に関しては、未成年であっても成人と同じ量刑が課され得るということだ。 青少年は流行に敏感であるだけに、その部分が同法に引っかかって摘発される事例も多い。北朝鮮当局もそのことに危機感を抱き、一部で適用を緩和しているとされるが、その対象は有力者の子どもたちに限られている可能性もある。 ご子息ご令嬢「ご乱行」に金正恩もヘナヘナ・・・・だが、北朝鮮も日韓などと同様、少子化が進行している。そんな中でこうした無茶苦茶な取締りを行うのは、自ら国を亡ぼす行為に等しいと言えるだろう。 そして最近、北朝鮮国内から聞こえてきたニュースの中で、最も衝撃的だったもののひとつが「高校生3人処刑」だ。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年12月3日、北朝鮮の両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市で韓流ドラマや映画などを視聴し、拡散させたとして摘発された高校生ら3人が、10月に公開処刑されていたと報じた。 処刑された3人のうち、2人は韓流コンテンツやアダルト ビデオを流布したとして摘発された。もうひとりは継母を殺害したとして逮捕されていたという。 「先輩」に呼び出され・・・・一方、北朝鮮国内における韓流視聴を巡っては、こんな情報もある。 北朝鮮北東部の羅先(ラソン)市で10月、若者のグループがK-POPをかけて、歌い踊り大騒ぎを繰り返していたところ、反社会主義・非社会主義連合指揮部(82連合指揮部)に踏み込まれ逮捕された。 グループは羅先でも有名なトンジュ(新興富裕層)らの息子と娘たちで、コロナ前から10日に1回集まって、後輩たちを呼び集めて、飲めや歌えやの大騒ぎを続けてきたのだ。 冒頭で述べた高校生の例を踏まえれば、このグループにも厳罰が下されるのが普通だろう。だが、そうなってはいないもようだ。市の治安、行政、司法など様々な機関と太いコネを持っている親たちが、カネの力でもみ消した可能性がある。 10代の少女ら10人が・・・同種の情報はほかにもある。 北朝鮮の朝鮮労働党法務部は今年4月4日、「反動思想文化排撃法違反少年に対する意見対策案」という提議書を中央に提出。金正恩総書記による1号批准を受けた上で、8日から全国の司法機関、安全機関に対し、韓流コンテンツなどを隠れて視聴していた少年らに対する処罰を緩和するよう指示を下した。 平壌のデイリーNK内部情報筋によれば、この指示に従い、集団で南朝鮮(韓国)のミュージックビデオを回し見して船橋(ソンギョ)、楽浪(ランラン)区域安全部(警察署)に逮捕された13歳の少女をはじめとする中学生10人が、予審科による勾留を解かれて釈放されたという。 金正恩も「降参」・・・これだけを聞けば、韓流の視聴などで摘発されたあらゆる若者に対し、処罰が緩和されたものと思えるだろう。だが、そうではなかった。 デイリーNKジャパン編集部が韓国情報機関の元高位関係者から得た情報によれば、平壌の船橋・楽浪区域安全部に逮捕された少年少女はいずれも、金正恩の「最側近クラス」である朝鮮労働党と朝鮮人民軍幹部の孫たちだったという。 さすがの金正恩氏も複数の側近たちからの助命嘆願にへなへなとなり、釈放を命じずにいられなかったのだろう。 いずれにせよ、当局の非人道的な取り締まりにもかかわらず、今年も韓流は北朝鮮国内で猛威を振るった。来年もこの傾向は変わらないだろう。ただ、当局の手法がいっそう残忍になりそうなことが気がかりだ。 ちなみに、北朝鮮における「少年少女の暴走」は、今に始まったことではない。高校生たちの「性びん乱」・・・・地方都市では、高校生による薬物中毒と「性びん乱」の大スキャンダルが巻き起こったこともある。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によれば2017年の2月5日、「会寧(フェリョン)市のキム・ギソン第1中学校で、生徒の父母を集めた『大総会』が開かれた。 これを主導したのは、薬物と不法映像物、売買春を取り締まる中央の特務機関である『620常務』。内容は、オルム(覚せい剤)を服用して性的行為を行っている生徒らの非行問題で、とくに悪質と見られた生徒らの実名が公表された」という。 16歳の生徒が・・・このような問題は、以前にも起きている。2011年1月、清津(チョンジン)市の南江女子中学校で当局が取り締まりを行ったところ、16歳と17歳の生徒の相当数が覚せい剤の吸引道具を持っていたことがわかったのだ。 今回のケースも同様に深刻で、情報筋は「総会では、生徒の6人に1人が覚せい剤を服用している点が強調された。当局は子供でも容赦しない方針で、刑事処分が下されるらしい」と話す。 親たちの「行為」目撃 ちなみに、学校名に冠せられた「キム・ギソン」とは、金正日総書記の母・金正淑(キム・ジョンスク)氏の弟で、北朝鮮当局が「少年革命家」として宣伝してきた人物だ。 つまり、ここは、地元の幹部や金持ちの子供を集めた学校であるということだ。それだけに、北朝鮮当局としても出来ることなら問題の隠ぺいを図りたかったのだろうが、それが不可能なほどに、少年少女の暴走ぶりが凄まじかったのだろう。しかし、いくら厳しく取り締まったところで、現状が改善するかは疑問だ。 「これは、子供たちだけの問題ではない。子供たちは、家でオルムを火であぶって吸引する親たちの姿を見ながら、自分も少しずつ『味見』をするうちに、乱用するようになってしまったのだ。オルム欲しさに親のカネを盗むだけでなく、様々な商売を始めて購入資金を稼いでいる子供までいる」(情報筋) 大総会を主導した当局者は、「国の未来であり希望の星である学生たちが薬物に溺れるとは、国家の存亡にも関わる重大事。親たちはいっそうの関心を持って教育に取り組まねばならない」と諭したというが、その言葉は、いったいどれだけの大人たちに届いたのだろうか。 ――――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長)北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.30
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全体主義=北朝鮮の蛮行は、リベラルたちの(社会主義幻想)を木端微塵に打ち砕いた。彼らは、いつまで(社会主義)にしがみつくのだろうか?? 2024-6-28 はんぺん「韓国の映画見て公開処刑」(原文)これが、全体主義だ。 「2020年に「反動思想文化排撃法」を導入。、韓国の音楽やドラマなど「反動思想・文化」を広めれば、最高刑は死刑・・・処刑場は市場や飛行場などが使われ、処刑される人を柱に縛り付け、頭や胸を銃撃して執行する。処刑の見物人に未成年の子供が動員されることもあるという・・・・花嫁の白いウエディングドレスや、サングラスをかけてワインを飲むこと、複数の宝石を身に着けることも「反動的だ」との説明があったという。」(本文) 日本のリベラルたちの(不都合な真実)だ・・・・彼らは、こんな人権抹殺の北朝鮮・中国・ロシアなどに、一貫して、(見て見ぬ振り)をしてきた。独裁国家の蛮行を非難・糾弾せず、見逃してきた・・・何という事だろう!! これが、彼らの目指す(社会主義)だったのか??彼ら、リベラルたちの(真実)、彼らの(本質)が垣間見える、悲惨な状況が続く・・・ 誰も、「異議あり」と、声を挙げる者がいなかったのだろうか?だれも、組織の改革を訴えるものが、いなかったのだろうか? 学生時代、僕が加盟していたDSL(民学同)の流れを汲む、MDSという組織。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党のことだが) 今も、代表は、Sさんということで、変わっていないように見える。 55年近く、同じ人物が、党首を続ける組織というものが、どんなモノなのか・・・新しい指導者が、育ってこなかった組織というものが、どんなに停滞を招くものなのか? 日々、証明されているように思える。 彼らのHPで紹介されている集会やデモ・・・あの日本共産党と同じで、白髪の多くなった70年闘争時代の生き残りばかりが、参集しているように見えるのは、僕の目が悪くなったセイなのか?? あの民青とも、トロツキスト(暴力学生集団)とも、厳しく対応していた当時の民学同だったが、運動に疑問を感じて、70年安保闘争後、僕は、距離を置いた。 その後、25年近く、某革新政党の末端に身を置いて、社会変革の政治活動に未来を託したが、その某政党も、解散に至る。その間、(社会主義)についての疑問は、どんどん膨らんでいったが、やがて(社会主義世界体制)そのものが、必然として崩壊していく。 やはり、懸念事態が、間違っていなかった・・・と同時に、自分の人生に、結果的には、大きな悔いを残す事にもなった。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――「韓国の映画見て公開処刑」の証言。北朝鮮の実態、韓国政府が調査 2024-6-27 毎日新聞 韓国統一省は27日、649人の脱北者の証言に基づき、北朝鮮の人権に関する実態をまとめた報告書を発表した。K―POPなどを聴いた住民を公開処刑し、携帯電話で韓国人が使う表現を禁じるなど、金正恩(キムジョンウン)政権が韓国文化の流入に警戒心を強めている実態が浮き彫りとなった。 北朝鮮は韓国文化の流入を阻止するため、2020年に「反動思想文化排撃法」を導入した。韓国統一省によると、韓国の音楽やドラマなど「反動思想・文化」を広めれば、最高刑は死刑。今回の報告書では、実際に同法に基づき死刑が執行されたとの脱北者の証言が初めて盛り込まれた。 報告書によると、農場で働く男性(22)が22年、北朝鮮南西部・黄海南道(ファンヘナムド)の鉱山で韓国の音楽を聴いたり映画を見たりしたとして、公開処刑された。 処刑を前に、裁判官とみられる人物が「(韓国の音楽を)70曲、映画を3本見て逮捕された」と指摘したという。報告書は、韓国ドラマなどを視聴した児童が公開処刑される事例が最近まであったとも指摘した。 報告書は脱北者の証言に基づき、公開処刑の方法も詳述している。処刑場は市場や飛行場などが使われ、処刑される人を柱に縛り付け、頭や胸を銃撃して執行する。処刑の見物人に未成年の子供が動員されることもあるという。 北朝鮮当局は、国内に韓国文化が浸透しないよう、携帯電話でのメッセージのやり取りなどの監視も強化している。報告書によると、「アッパ」(お父さん)など韓国風の言葉づかいや、ハートマーク、ケーキのマークなども禁止対象となっている。警察官が路上を歩く人を呼び止め、携帯電話の中身を調査することも日常的だという。 禁止事項は服装にも及んでいる。反動思想文化排撃法についての講演のビデオを見た脱北者の証言では、花嫁の白いウエディングドレスや、サングラスをかけてワインを飲むこと、複数の宝石を身に着けることも「反動的だ」との説明があったという。 報告書は、新型コロナウイルスの感染拡大時の状況も詳しく記した。国境での人の出入りを防ぐため、中国との国境付近などには有刺鉄線が張り巡らされ、鉄線には電流が流されていたという。また、警備兵らは実弾を込めた銃を携行していた。脱北者の証言では、脱北を試みようとして射殺された住民もいたという。【ソウル福岡静哉】 ―――――――――――――――――――――――韓国、北朝鮮のごみ風船の分析発表 切り刻まれた韓国製品、寄生虫も 2024-6-24 毎日新聞 韓国統一省は24日、北朝鮮が韓国に向けて飛ばした「ごみ風船」について、韓国製の服を切り刻んだとみられる布の切れ端や、寄生虫が含まれていたと発表した。最高指導者に関する文書の紙切れも見つかった。韓国軍合同参謀本部は24日夜、北朝鮮が再び風船を飛ばしていると明らかにした。 同省によると、今月4~11日に回収された約70個の風船にぶら下がっていた袋の中身を調べた。大半は紙切れやペットボトル、ビニールなどだったが、韓国製のネクタイやジャンパーなどの切れ端も見つかった。2000年代から北朝鮮に衣類の支援を行っていた企業の商標が確認された。統一省は「韓国の支援品を使うことで反感と敵対感を示した」とみている。 中身に含まれていた土を解析したところ、人の便などにいる寄生虫が検出された。土は少量だった。同省は、北朝鮮が化学肥料の代わりに人糞(じんぷん)を肥料に使用していることや、非衛生的な生活環境などが影響したとの見方を示した。 また「偉大な領導者 金正日(キムジョンイル)大元帥様 教示」と書かれた文書の表紙が半分に切られたものや「朝鮮労働党総書記に……」という文字が残る紙切れもあった。最高指導者に関する文書を毀損(きそん)する行為は北朝鮮の刑法で重罪にあたる。 統一省関係者は聯合ニュースの取材に、ごみ風船作りには「一般市民も動員されたと把握している」と指摘したが、こうした文書がごみに含まれていた経緯は不明。 北朝鮮は5月下旬~6月上旬にごみ風船1000個以上を韓国に向け飛ばした。韓国側の脱北者団体が北朝鮮へ向け、体制批判のビラなどを散布したことへの対抗措置としている。 脱北者団体は20日に再びビラや韓国ドラマなどの動画入りUSBメモリーを風船で飛ばしており、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キムヨジョン)党副部長が反発する談話を発表していた。【ソウル日下部元美】
2024.06.28
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北朝鮮の惨状を見て見ぬ振りをするな! リベラルは、調査し行動を起こせ! 臭いものに蓋をするな! 真実から目を背けるな! 2024-6-26 はんぺん 北朝鮮国民の窮状は、今や、世界中に、知れわたっている。これが、朝鮮労働党(=共産党)の政治の結果だ・・・国民の命や生活よりも、治安強化による、人権不在の独裁体制を強化することが、最優先される(地獄)だ。 「北朝鮮が、拉致など、するハズが無い・・・」(土井たか子)と、うそぶいた社民党(旧日本社会党)は、周りから集中砲火を浴びながら、消え去って久しい。土井たか子の後を継いだ社民党の福島瑞穂は、弁護士時代に、朝鮮半島にわたり、慰安婦のおばさん探しと証言指導で、批判されたが、事実関係を追及されて、説明責任を果たさず、今も逃げ回っている。 ・・・・何という事だろう・・・・ 一般に、社会主義政権下では、国民に対する人権抑圧は、突出している。秘密警察の創設、情報遮断、移動の制限、相互監視制度、思想調査、密告の奨励、手紙の検閲、外国の出版物・ビデオ・音楽などの娯楽物は禁止、集会は届出制・・・それが個人レベルに至るまで・・・徹底されるのが、北朝鮮だ。 家の中で、たとえ家族であろうと政府の批判を話題にすることなどできないという。子供が親を密告するなんてことも・・・実際に東ヨーロッパの社会主義の国、東ドイツなどでもあった。 旧ソ連などの社会主義世界体制が、雪崩を打って崩壊した、あの1991年の大事件で、我々は、いったい何を学んだのだろうか??なぜ、その後も(社会主義洗脳)が、続いたのか? 向坂逸郎や宮本賢治・不破哲三・志位和夫、土井たか子たちの無責任さを、今さらながら、思い知る昨今だが・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――「死にゆく労働者を横目にカラオケ」北朝鮮エリートのやりたい放題 2024-6-22 高英起(デイリーNKジャパン編集長)北朝鮮で過去数十年にわたって続く深刻な電力不足。雨が少ない気候であることを考慮せず、水力発電に偏重した電力供給システムを構築したことがそのものの間違いだったが、見栄えがするからか、未だに水力発電所の建設が続けられている。 だが、手抜き工事のせいで、設計上のキャパシティを下回る発電しかできないなど、電力インフラの改善にはあまり役立っていない。必要なところにあるべき電気がないところで、様々な事故も起きている。 平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、道内の徳川(トクチョン)一帯の炭鉱では昨秋から最近に至るまで、合わせて6件の死亡事故が起きている。そのいずれも、電力不足により送風機が止まり、炭鉱労働者が酸欠で死亡したというものだ。 炭鉱では、外から送風機で空気を送り込み、通風孔から出ていくようにして、常に空気が流れるようにしている。酸欠や粉塵爆発を防ぐためだ。送風機が止まってしまうと空気が淀んでしまい、事故につながる。送風機は炭鉱労働者にとって命綱同然の存在なのである。 同様に重要なのが、カンテラやヘッドランプなどの照明器具だが、充分に充電ができず、2〜3人に1台の割合でしか使えない。徳川の炭鉱で働いているAさんは次のように述べた。 「国の電力事情が苦しいという宣伝を信じて、ランプ(のバッテリー)も節約しようと思っていた。しかし、送風機が止まったせいで窒息事故が起きてしまった。これでは不安でヤマで働けない」 一方、Bさんは次のように述べた。「自分たちにとって電気は酸素マスク同然だが、他はともかくとして、炭鉱だけでも最低限の電力供給を保証してくれるべきじゃないのか」 炭鉱労働者が電力不足のせいで死の恐怖と闘っている一方、市内中心部にある店では照明が煌々と輝いている。 「幹部や金持ちの利用するカラオケ、高級レストランなどは夜でも照明が付いているのは当たり前で、冷蔵庫、音響機器などに使う電気が途絶えることはない。この電力を炭鉱に供給すれば事故が減るはずなのに」(情報筋) おそらく配電担当者にワイロを掴ませ、産業用の電気を回してもらっているのだろう。庶民は電気がなくて命を落とし、幹部や金持ちは電気を湯水のごとく使う。万民が平等なはずの北朝鮮だが、実際は電気を使うに当たっても差別が存在するのだ。――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長)・・・・・北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.26
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全体主義を軽視するリベラルたち・・・その(犯罪性)! 今、そこにある危機に立ち向かえるのか? 2024-6-24 はんぺん 全体主義の脅威は、中国・北朝鮮・ロシアだけではない。そう、かっての記憶は、忘れられない・・・・あのカンボジアにおける「ポルポト事件(1975-1979)・・・・何百万もの国民が、殺された・・・計画的にだ・・・凄惨の一語だ。 クメール ルージュ(カンボジア共産党)のマオイスト大量虐殺政権は、(共産主義黒書)でも詳述されている。(カンボジアの共産党→当時は、クメール語で、カンプチア共産党) (注・・・マオイスト=毛沢東主義者とは、特に1950年代から1960年代の中ソ対立や文化大革命の時期に、「中国共産党特有の理論」として強調され、外国でも広く毛沢東主義、マオイズム(英語: Maoism)と呼んだ。 その信奉者は毛沢東主義者およびマオイストと呼ばれた。) (ウイキペディアから・・・・)当時のカンボジアの最高指導者「同志ポル ポト」はかつてこう言った。「我が国の具体的な革命闘争において、我々は毛沢東思想を創造的に、そして成功裏に適用した。」(北京周報、第20巻第41号、1977年10月7日、25ページ) 200万から300万人の「反革命分子」、つまりカンボジア人口の3分の1を殺害。歴史的には、これは「カンボジア虐殺」と呼ばれ、カンボジア全土が「ゼロ年」(Année Zéro)に戻されました。 1960年代の繁栄した国から、一転、クメール・ルージュ政権下では、国中に点在するいわゆる「人民公社」だけが残り、人々はそこで死ぬまで働かされました。(ウイキペディア) (ウイキペディアから)カンプチア共産党https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%81%E3%82%A2%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A 僕の高校時代の友人は、学生時代に、文化大革命に幻惑されて(毛沢東幻想)(文革幻想)に洗脳されてしまった。 そして、当時の文革中の中国に(友誼交流?)のグループに参加、はるばる中国にわたり、(文化大革命)を見学?してきた。 帰国して、向こうで手に入れた「紅衛兵」のネッカチーフや人民帽などを、見せびらかしていたのを覚えている。 その後、文化大革命の(犯罪性)が、暴露されたが、彼が、その後、きちんとした(総括)をしたという話は、聞かない。悔いの残る青春の(過ち)(若気の至り)では、彼の(受け売り)の影響を受けた者たちは、どうなるのだろうか? いつも言う事・・・ビラを撒き、講演会やデモ参加を呼びかける者たちの、社会的責任の事だが・・・ 一般に、どういうわけか?無責任な(運動家)が、多すぎる!!!! (追記・・・・以下の文書について・・・「韓流コンテンツなどが大量に流通する事件」で、多くの国民が、投獄されたり、処刑されたりしている・・・・こんなことは、日本人である我々には、考えられない、恐ろしい現実だ。 社会主義を目指すという新社会党・社民党・MDS・アサートの皆さんは、なぜ、この蛮行を非難・糾弾しないのか? 厳しく問いたいと思う。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――2歳の幼児まで反応…金正恩「特務部隊」の暴力行為2024-6-21 高英起デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト 北朝鮮で、しばらく小康状態にあった韓ドラへの取り締まりがまた始まった。 中国との国境に接する咸鏡北道(ハムギョンブクト)会寧(フェリョン)で、最近になって再び韓流コンテンツに対する取り締まりが強化されている。その乱暴なやり方に市民からは不満の声が上がっている。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 先月中旬、韓流を取り締まる組織である82連合指揮部の各組織に対して、中央から反社会主義、非社会主義現象、中でも不純録画物の視聴を根絶やしにせよとの指示が下されたが、それに伴う取り締まりだとのことだ。 非社会主義グルパ(取り締まり班)は、市内の家を1日に2〜3回もいきなりやってきて、韓流ドラマ、映画、バラエティ、ミュージックビデオを見ていないか取り締まる。そのやり方はかなり乱暴なものだ。 「彼らは玄関ドアをノックし、すぐに開けなければドアを壊して入ってくる。彼らに対する住民も不満が高まっている」(情報筋) 取り締まりの強化は、韓流コンテンツなどが大量に流通する事件が起きたか、それを買い求める人が増えているとの報告に基づくものと見られているが、正確には確認されていない。 北朝鮮は2020年、反韓流法である反動思想文化排撃法を制定、厳しい取り締まりを行ってきた。14歳の中学生が、14年もの労働教化刑(懲役刑)に処されたとの情報もあれば、17歳の高校生が処刑されたとの話もある。 その様子を無理やり市民に見せることで恐怖心を煽り、韓流を根絶やしにするのが当局の目論見だったが、韓流コンテンツの中毒性には刃が立たないのが現状だ。 いくら慣れているとは言え、取り締まりは不安感を煽るものだ。繰り返される抜き打ち検査に、子どもたちもこんなリアクションを示すようになった。 「最近では、2歳の子どもですら、誰かがノックすれば、口に手を当てて「シーッ」という話が市民の間で広がっている。市民は『子どもたちまでこんな世の中で暮らさなければならないなんて』とため息をついている」(情報筋) ―――――――――――――――――――「飢え死に寸前の殺人犯」金正恩の聖地で即時銃殺2024-6-20 高英起(デイリーNKジャパン編集長)中国との国境に接する北朝鮮の三池淵(サムジヨン)は、朝鮮民族の聖なる山である白頭山(ペクトゥサン)を擁し、故金日成主席が抗日パルチザン活動の拠点とした(とされる)地域で、北朝鮮の正史では故金正日総書記の生誕の地とされるなど、聖地中の聖地と言うべきところだ。 近年は、金正恩総書記が旗振り役となって大規模な再開発が行われ、「高原文化都市」へと生まれ変わったと宣伝されている。そんな三池淵で凶悪な殺人事件が起き、人々を震え上がらせている。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 事件が起きたのは先月23日のことだ。市内に住む60代女性とその10代の孫娘が、近隣住民により自宅で遺体となって発見された。それぞれ首と胸に5〜6か所の刺し傷があり、家の中に何も残っていなかったことから、三池淵市安全部(警察署)は金銭目当ての強盗殺人と見て捜査に乗り出した。 女性は、タバコやキャンディを売って、娘から預けられた孫娘を育てていた。 容疑者は、品物や現金を盗もうと女性宅に忍び込んだものの、女性に見つかってしまい、持っていた凶器で殺害したものと見られていると、情報筋は説明した。 盗まれたものを金額に換算しても、中国人民元で1000元(約2万1700円)にも満たない。三池淵市民は「この程度のはした金のせいで2人の命が奪われた」「安心して暮らせない」と嘆いている。 また、情報筋は、強盗殺人が相次いている背景について説明した。 「2人の死には、最近続いている経済難が大きく影響している。生活苦のために強盗が増えている。以前なら空き巣に入っても、家人に見つかれば逃走したものだが、今では暴力を振るったり殺害したりしてでも、金目のものを奪う事件が頻繁に発生している」 上述の通り、三池淵は「白頭血統」(金氏一家)を象徴する場所であるが、情報筋は「いかに意味のあるところであっても、食べ物やお金がなければ、人々は飢え死にを免れるために強盗をやる」と述べた。 北朝鮮では、コロナ明け後も食糧難が解消せず、飢えに苦しむ人が少なくない。市場を抑制し、穀物の事実上の専売制度を復活させようとする国の試みがうまく行っているとは言えず、そのあおりで人々の生活はギリギリの状態だ。 社会安全省(警察庁)は今月初旬、全国の安全部に次のような指示を下した。「社会の恐怖と不安を煽る殺人犯は直ちに銃殺せよ。ただし、外部(外国)に情報が流出しないように非公開で行い、銃殺後に住民に知らしめよ」 公開銃殺が相次いで行われれば、国際社会からの批判が高まる。一方で、銃殺にしなければ住民の不安が高まると当局は考えているのだ。そこで、非公開銃殺、後日発表という形にしたようだ。 しかし、「経済的困難という根本的な問題を解決しない限り、いくら厳罰に処しても今回のような事件はなくならないだろう」という点で、情報筋も市民も見方は一致している。
2024.06.24
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無くならない非道な「見せしめ公開銃殺」 リベラルたちは、なぜ取り上げて非難しない?(2枚舌)で国民は、ごまかせない!! 2024-6-22 はんぺん 韓流コンテンツ(SDカード)に手を出して、即決で、公開銃殺に処せられた今回の事件だが・・・日本なら、こんな非道な事件は、ありえない!!! 人命の尊重という観点からも、裁判抜きの 秘密・即決の処罰は、(地獄の北朝鮮)そのものだ・・・違うだろうか?? それにしても、公開処刑(公開銃殺刑)は、独裁者の専売特許だ。多くの民衆が、人権を否定され、抹殺されていく・・・この現代地球上で、間違いなく、起きている事実だ。 許されてはならない・・・ハズの蛮行を、なぜ、新社会党や社民党、MDS、アサートはホームページで、指摘し、非難・糾弾してこなかったのか??(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党の事だが)彼らは、都合の悪い出来事には、一貫して、見て見ぬ振りで、スルーしてきたのだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――欲望を抑えられず…北朝鮮の男女4人「禁断の行為」で公開処刑 2024-6-22 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 北朝鮮で、このところ小康状態にあった韓流コンテンツの取締りが再び厳しくなっているのは、本欄で既報のとおりだ。 北朝鮮当局が規制強化に乗り出さざるを得なくなった理由のひとつは、現地で「儲かる商売」が見当たらないことにあると思われる。北朝鮮当局はコロナ禍以降、密輸の摘発を強化している。だが、市場での商いで生計を立てる庶民の多くは、何らかの形で密輸に依存して生きていたのだ。 それができないとなれば、いっそう非合法な商売に手を出さざるを得なくなる。そうでなくとも、韓流コンテンツは薬物と並び、以前から「儲かる商品」の代表格だったのだ。 たとえば以前、平壌市内の兄弟山(ヒョンジェサン)区域に50代のチャン氏と40代の妻の夫婦が暮らしていた。「偽タバコ」の製造販売で財を成したチャン氏夫婦は平屋の自宅を2階建てに改造し、隣家に立ち退き金を払って買い取るなどして、家を増築した。敷地内に設けた工場で、3〜40人の従業員を雇い入れ、偽タバコの製造に当たらせていた。 彼らの豪勢な暮らしは近隣住民の嫉妬の対象となり、2021年のはじめ頃、夫婦の「怪しい商売」が保衛部(秘密警察)に通報された。 おりしも、反動的思想・文化排撃法の成立を受けて「反社会主義・非社会主義相当連合指揮部」が立ち上げられ、活動を始めた直後のことだった。事件の捜査権は保衛部から、この指揮部に移管された。 指揮部がチャン氏夫婦の自宅の家宅捜索に踏み切ったところ、偽タバコだけでなく、大量の中国製SDカードが発見された。追及を受けた夫婦は、タバコの巻紙を密輸したときに2回ほど、韓流コンテンツなどが記録されたSDカードが入れられていたことがあったと説明。誰が入れたのかはわからないと主張した。 その上で、好奇心で映像を見てみたところ「これまで見たことがないほど面白く、ハマってしまった」という。そして、危ないとは知りつつも、SDカードにコピーして地元の市場で売りに出したところ、非常に反応が良かったため、本格的に韓流ビジネスに手を出したと自供した。 この事件は、1号報告(金正恩総書記への報告)がなされ、民族反逆者として取り扱えとの指示が下された。通常なら、予審(起訴前の取り調べ)で6カ月はかかるところだが、当局は見せしめにするために、チャン氏夫婦を逮捕後しばらくして、SDカードへのコピーを手伝っていた男性従業員2人と共に公開処刑することにした。 そして、平壌郊外の寺洞(サドン)区域の大園里(テウォンリ)射撃場で今月2日、平壌市全体の人民班長(町内会長)と地域住民が見守る中、男性3人と女性1人の公開銃殺が行われた。 夫婦が売っていたものが、偽タバコだけだったなら、極刑を下されることはなかっただろう。チャン氏夫婦も韓流コンテンツを扱うことのリスクは承知していたはずだ。しかし、偽タバコの密売から上がる利益だけでは飽き足らず、より危険な商品に手を出してしまったのだ。 このような、人間の本能と結びついた商売の構図がある以上、北朝鮮社会から韓流コンテンツを一掃することは、ほぼ不可能と考えてよいのではないだろうか。――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.22
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全体主義の蛮行を非難・糾弾しないリベラルって、何だ? 問われるリベラルの中身! 2024-6-20 はんぺん ロシアが、戦争を継続できるのは、独裁者・・・習近平・金正恩の支援があるからだ。独裁国家=全体主義が、結束している時に、民主主義国家が、バラバラであれば、地球の勝者=全体主義に軍配が上がるのは、必然だ・・・これが、地球の未来の姿だとしたら、未来は、真っ暗だと言えるだろう・・・ 僕たちが、消え去った後の話になるだろうが、我々の世代は、後世に、どんな時代を遺すのだろうか・・・と、いつも考える。我々世代の(罪と罰)のことだが・・・それは、リベラルたちの(罪と罰)と、オーバーラップして、重なる!! 僕が、戦後リベラルたちの、あまりにも大きな(過ち)について、糾弾してきたのは、(今そこにある危機)を回避できない(いらだち)が、ベースにある。 何と言う事だろう・・・と、いつも嘆息している。(過ち)を自己批判できないでいるリベラルの姿は、まさに我々人間の弱さの(象徴)でもある。彼らのHPは、その厳然たる証拠そのものだ。 そして、いつも思うのは(避けられない人類の滅亡)のこと。飛躍した(妄想)だと思うような能天気な平和主義者たちには、日本の政治、世界の政治は、任せられない・・・と痛感する。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――金正恩政権の崩壊視野に対応策を <正論>李相哲(龍谷大学教授) 2024-6-19 産経新聞この頃の北朝鮮の金正恩総書記がやっていることや打ち出す政策はどう考えてもおかしい。今年1月に開かれた最高人民会議での施政演説で「わが民族史から『統一』『和解』『同族』という概念自体を完全に除去する」とまくし立て、韓国への攻勢を強めている。ミサイル発射は常態化し、最近も韓国にゴミ付き風船を大量に送り付けるなど挑発を繰り返す。 また、まねしていた祖父の金日成に対する態度を一変させた。政権を受け継いだ直後には遺体安置所を頻繁に参拝したが、今年は行っていない。ただの怠慢か、意図的なのかは不明だが、先代の陰から脱して新時代の到来を演出するつもりなのかもしれない。 それを自信の表れとみるべきか、危機を乗り越える苦肉の策か評価が分かれようが、筆者は、正恩体制は崩壊過程にあり、崩壊を食い止めようともがいているのではないかとみる。 正恩政権12年は失敗の連続 金正恩氏は労働党第一書記に就任した直後の2012年4月の演説で「二度と人民が(飢えで)ベルトを締めるようなことはさせない」と宣言、経済の立て直しに取り組む姿勢を見せた。経済開発特区を20カ所つくると発表、海岸観光リゾート地区開発に着手したが、いつの間にか特区の話は消え、開発事業も頓挫した。 アジア最大級といわれた正恩氏肝いりの馬息嶺スキー場は、わずかにロシア人観光客が訪れただけで閑古鳥が鳴く状態。コロナ禍の中、平壌に建てると号令をかけた総合病院も、その後どうなったのか確認できない。昨年の経済成長はマイナス6・2%を記録した。 軍事分野も危なっかしい。軍事偵察衛星打ち上げでは4回のうち3回は失敗したが、問題なのは衛星の技術レベルだ。韓国軍によれば、「軍事的に利用できる性能は全くない」。在来式武器はより深刻な状態だ。 ウクライナ軍当局によれば、北朝鮮がロシアに提供した砲弾は不発や砲身内で爆発する不良品が多く、弾道ミサイルも半分以上は発射後に目標に向かって飛ばず、空中で失踪した。 体制支える3本柱崩壊中正恩体制が崩壊過程に入っていると考える理由は、このような経済運営の失敗などからではない。北朝鮮体制を支えてきた「配給制度」「洗脳教育」「恐怖政治」の3本柱が崩れつつあるからだ。 まず配給制度。北朝鮮住民が体制に臣従し、首領を崇(あが)める理由は根本においては配給制度のおかげと言ってよい。それが崩壊した。 韓国統一部が実施した正恩政権誕生後に脱北した約6千人の調査によれば、7割が国から配給をもらった経験がない。人民軍に対しても食糧配給を減らし、兵士の半数近くが栄養失調に陥っているとの国連報告もある。 現在、軍の中核をなす20、30代の若者は配給制度などの恩恵を受けず、労働党や正恩氏と連帯感はなく体制に対し忠誠心を持たないと言われる。 次に洗脳教育。北朝鮮当局は住民を外部の世界から孤立させるため鉄の壁を作り、情報を遮断してきた。金一族の独裁が70年以上持ちこたえた理由は、徹底した情報統制にあったと言ってよい。 当局は、保育園の頃から住民を各種組織に従属させ、首領を崇め、首領のために行動するように強要。学校、職場、家庭でも首領唯一思想(主体思想)という統治理念を注入できるシステムをつくり、住民を教化し、洗脳してきた。それが崩壊中だ。 携帯電話をはじめ便利なデジタル機器の普及で住民の多くが外部情報に接する手段を手にしたからだ。前出調査では8割が外部から入ってきた映像を見たことがあると答えた。 いま、正恩政権を支える手段として残されたのは恐怖政治だけだ。それがいかに残忍で過酷なものかは、北朝鮮の新聞を読むだけでも確認できる。北朝鮮内部事情に詳しい外貨獲得機関39号室の元幹部の李正浩氏によれば、正恩氏は自分の指示を「絶対的」とし、貫徹しなかった場合、容赦なく処刑した。スッポン養殖場の視察の際、スッポンの一部が死んでいることに、支配人が「停電が多いから」と言い訳をすると、その場で処刑したという例も。 恐怖統治も効かなくなったところが、最近では恐怖統治もうまく機能しないという実態が浮き彫りになった。昨年夏、水害対策を怠り、穀倉地帯の干拓地で水田の冠水を招き、食糧生産に大きな支障を来したとして金徳訓首相に罵詈(ばり)雑言を浴びせた。 それを労働新聞に掲載させておきながら、首相を粛清しなかった。正恩氏が「太っ腹政治」をやるようになったという評価もあるが、北朝鮮のような独裁体制では、間違いなく権威失墜につながるだろう。 北朝鮮がロシアに急接近し、武器提供の代価として食糧問題やエネルギー問題を解消したとしても、支えてきた3つの柱が折れれば体制は崩壊する。 北朝鮮では確実に構造的変化が起きている。日本は、正恩体制の崩壊を視野に、政策と対応策を練る必要があるのではないか。―――――――――――――――――――――【スパイ天国?】「今度来るときは女をはべらせて一緒に酒でも…」なぜ北朝鮮の幹部工作員は“帰国”できたのか スパイをめぐる当時の日本 日本テレビ(動画)↓https://www.youtube.com/watch?v=72E65_HTkRY※2003年の放送を、再編集して公開しています北朝鮮による拉致事件の被害者5人が帰国してから10月15日で20年になる。しかし、まだ帰国を果たせていない拉致被害者は政府認定だけでも12人。この20年間で拉致問題の解決に向けた大きな進展はないというのが実情だ。また、戦後、北朝鮮の工作員が頻繁に日本に出入国を繰り返していたことが分かっているが、その多くは実態が解明できていない。北朝鮮の工作員は当時、日本でいったい何をしていたのか。 日本テレビが独自入手した500ページを超える極秘捜査資料には、日本に潜入し41年前に逮捕された北朝鮮工作員の活動の実態が、供述とともに事細かに記されていた。取材を通じてたどり着いた「ある北朝鮮工作員の死」から判明した工作員の巧妙な暗号、そして“スパイ天国”とも言える当時の取り締まり状況とは。(2003年12月15日放送「きょうの出来事」リメイク)――――――――――――――――――――――――「下女も同然。何を売ろうか…」経済迷走で苦しむ北朝鮮女性 2024-6-8 高英起(デイリーNKジャパン編集長)1990年代の中国の国営商店では、「従業員が神様」だった。客は従業員の顔色をうかがいつつ、恐る恐る物を売ってもらうものだった。 従業員がショーウィンドウに突っ伏して居眠りしているのは当たり前で、その間は商品を売ってもらえない。下手に起こそうものなら怒鳴られるといった具合だった。 いくら売り上げ成績がよくても給料が上がるわけではなかったので、ともかく仕事をしたがらなかったのだ。資本主義化した今の中国からは想像できないような光景だ。 2024年の今に至っても社会主義計画経済を標榜している北朝鮮には、国営商店が多数存在するが、そのあり方は昔の中国や旧共産圏諸国とは異なっている。国営商店は、商人が物を売るプラットフォームに過ぎないのだ。 商人は、国営商店に自分の商品を持ち込んで販売し、その利益の一部を国営商店に納める。国営商店は、国から販売ノルマを課せられているが、実際には商品が入荷しないことも多い。しかし、このような形を取れば、帳簿の上ではノルマが達成できたことになるのだ。 一方で、商人から預かった商品を販売し、月給を受け取る販売員もいる。個人が個人を雇うことが禁じられているため、表向きは国営商店に雇われていることになっているが、実際の雇用主は商人だ。 ところが、最近になって販売員が国営商店を辞める人が増えているという。一体何が起きているのか、咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 清津(チョンジン)在住の30代女性は昨年12月、月給500元(約1万750円)を受け取る条件で、販売員として国営商店に入った。一般的な労働者の給料が5万北朝鮮ウォン(約900円)であることを考えると、かなりの高給取りだ。 しかし、約束は一度たりとも守られなかった。給料の未払いが続き、しつこく要求した末に、今年3月、4月分を受け取ったのだが、それも2カ月分で200元(約4300円)に過ぎなかった。彼女は結局、店を辞めてしまった。 「確かに品物は売れず商売あがったりであることには違いない。だけど、しつこく訴えなければ給料を払おうとせず、『給料を払って欲しい』と言えば睨まれて、犯罪者にでもなった気分だ。これなら道端で野菜でも売る方がまだマシだ」(30代女性元販売員) 別の販売員もこんな話をした。 「種銭も商品もなく店に入った販売員は下女も同様だ。ほとんどが20代、30代で、女性の職業としては、市場での商人よりはきれいな商売のようにも見えるが、売るものがなければたいへんだ。下手に足を踏み入れてひどい目に遭っている」 コロナ禍で密輸がほとんどできなくなり、依然として回復できていない。今の状態が続けば、指をくわえて何もできずにいるだけの世の中になってしまうというのが、恵山市民の間で交わされている話だ。 「どうか市場での収入で食べていけるように、コロナ前のようにすべての流通を正常化してほしい」(恵山市民) 金正恩総書記は、民間に富が蓄積するのを嫌ってか、市場に対する抑制策を取り続けている。穀物は国の専売制にして、市場で売買できる商人の種類を大幅に制限した。そのせいで、市民の多くが現金収入が得られなくなってしまった。 国は、国営企業の大幅賃上げに踏み切ったが、急激な通貨安が進み、インフレが進行している。国の流通網は未だ正常に稼働しておらず、飢えに苦しむ人も少なくない。明らかに非合理的な経済システムの確立しようとしている北朝鮮は、一体どこに向かおうとしているのだろうか。 ――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長)・・・・北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.20
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真実から、ますます遠ざかるリベラルたち。唯我独尊で、自滅するリベラルたちの未来は、国民の審判に・・・ 2024-6-11 はんぺん いつも思う事・・・僕が、日本の国に生まれた偶然に、無限の感謝の念を強く思うこと・・・運命とは、そういうモノなのか・・・ 現代の北朝鮮に生まれていたら・・・共産主義とは相いれないハズの何十もの身分差別が当たり前の、この国に、底辺層の身分で生まれていたら・・・今頃、どうなっていただろう・・・と。 おそらく自分は、生きていないだろうし、どんなに良くても、困窮の末、短命に終わった人生だっただろう・・・と。 この歳になると、運命論的な気持ちが強くなるばかりで・・・あの若い頃の自分・・・この世の中を、バラ色に変えてやるぞ・・・というガッツというか、覇気が、消え失せるばかりに・・・ 歳をとると、皆、丸くなっていく・・・というか、諦めの気持ちが強まっていくようだ・・・あの20~30代の自分と、今の自分が、とてつもない変化によって、いつの間にか?大きな壁ができてしまったかのようにも思える・・・ その理由の一つには、やはり(騙された!)というショックが大きかった。真実が、限りなく隠蔽された現実を知り、大きな落とし穴に、真っ逆さまに落ち込んだ思いを ずっと抱いてきたのだ。 そして、残るのは、許されない隠蔽に、加担してきた者たち、(過ち)を振りまいてきた者たちへの 限りなき憤りだ!反省無き、懲りない面々による(犯罪)・・・害毒を流し続けている者たちへの怒りなのだ。 真実とは何か? いつも、その周囲をぐるぐると回ってばかりいるようで、とても心もとない日々だが、精一杯、近づく努力は、最後まで続けたいモノ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――「下女も同然。何を売ろうか…」経済迷走で苦しむ北朝鮮女性 2024-6-8 高英起(デイリーNKジャパン編集長)1990年代の中国の国営商店では、「従業員が神様」だった。客は従業員の顔色をうかがいつつ、恐る恐る物を売ってもらうものだった。 従業員がショーウィンドウに突っ伏して居眠りしているのは当たり前で、その間は商品を売ってもらえない。下手に起こそうものなら怒鳴られるといった具合だった。 いくら売り上げ成績がよくても給料が上がるわけではなかったので、ともかく仕事をしたがらなかったのだ。資本主義化した今の中国からは想像できないような光景だ。 2024年の今に至っても社会主義計画経済を標榜している北朝鮮には、国営商店が多数存在するが、そのあり方は昔の中国や旧共産圏諸国とは異なっている。国営商店は、商人が物を売るプラットフォームに過ぎないのだ。 商人は、国営商店に自分の商品を持ち込んで販売し、その利益の一部を国営商店に納める。国営商店は、国から販売ノルマを課せられているが、実際には商品が入荷しないことも多い。しかし、このような形を取れば、帳簿の上ではノルマが達成できたことになるのだ。 一方で、商人から預かった商品を販売し、月給を受け取る販売員もいる。個人が個人を雇うことが禁じられているため、表向きは国営商店に雇われていることになっているが、実際の雇用主は商人だ。 ところが、最近になって販売員が国営商店を辞める人が増えているという。一体何が起きているのか、咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 清津(チョンジン)在住の30代女性は昨年12月、月給500元(約1万750円)を受け取る条件で、販売員として国営商店に入った。一般的な労働者の給料が5万北朝鮮ウォン(約900円)であることを考えると、かなりの高給取りだ。 しかし、約束は一度たりとも守られなかった。給料の未払いが続き、しつこく要求した末に、今年3月、4月分を受け取ったのだが、それも2カ月分で200元(約4300円)に過ぎなかった。彼女は結局、店を辞めてしまった。 「確かに品物は売れず商売あがったりであることには違いない。だけど、しつこく訴えなければ給料を払おうとせず、『給料を払って欲しい』と言えば睨まれて、犯罪者にでもなった気分だ。これなら道端で野菜でも売る方がまだマシだ」(30代女性元販売員) 別の販売員もこんな話をした。 「種銭も商品もなく店に入った販売員は下女も同様だ。ほとんどが20代、30代で、女性の職業としては、市場での商人よりはきれいな商売のようにも見えるが、売るものがなければたいへんだ。下手に足を踏み入れてひどい目に遭っている」 コロナ禍で密輸がほとんどできなくなり、依然として回復できていない。今の状態が続けば、指をくわえて何もできずにいるだけの世の中になってしまうというのが、恵山市民の間で交わされている話だ。 「どうか市場での収入で食べていけるように、コロナ前のようにすべての流通を正常化してほしい」(恵山市民) 金正恩総書記は、民間に富が蓄積するのを嫌ってか、市場に対する抑制策を取り続けている。穀物は国の専売制にして、市場で売買できる商人の種類を大幅に制限した。そのせいで、市民の多くが現金収入が得られなくなってしまった。 国は、国営企業の大幅賃上げに踏み切ったが、急激な通貨安が進み、インフレが進行している。国の流通網は未だ正常に稼働しておらず、飢えに苦しむ人も少なくない。明らかに非合理的な経済システムの確立しようとしている北朝鮮は、一体どこに向かおうとしているのだろうか。――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長)・・・・北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.11
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独裁国家に寄り添うリベラルに未来は無い! 言動不一致が常態化する中で、国民の支持は得られない!! 2024-6-10 はんぺん 「市当局は先月下旬から、職盟(朝鮮職業総同盟)、女盟(朝鮮社会主義女性同盟)に命じて糾察隊を立ち上げ、通りかかった人を呼び止めて無理やり田植えの現場に投入させるようになった。」(本文)何という事だろう・・・・これが、(地上の楽園)の北朝鮮の実態だった。 私的な用事で、道行く人などを呼び止めて、全員を田植えの現場に送り込む・・・・などは、国民を手足のように扱う独裁者ならではの暴挙だが・・・・日本のリベラルたちは、これを見て、何と言うのだろうか? それでも、彼らの蛮行に、見て見ぬ振りを続けるのだろうか?僕の昔の先輩や後輩たちのいるMDSやアサートのグループの皆さんに、ぜひ聞きたいものだが・・・(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的な社会主義政党の事だ)日頃から(民主主義)を叫ぶのなら、北朝鮮の独裁者の蛮行に対して、何かを言うべきでは無いだろうか? 黙ってスルーするのは、あまりにも破廉恥だと思うが・・・僕が、間違っているというのなら、ご指摘願いたいのだ!!!! これまでの中国・ロシア・北朝鮮などの全体主義の暴挙の数々に、目をつぶってきた彼らの(犯罪行為)が、僕は、許せないのだが・・・皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――「通行人を強制連行」末期症状の北朝鮮が"最後の手段" 2024-6-8 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 「新義州市内では、すべての農場の近くに田植え糾察隊を配備させて、商売の荷物を運んでいる人、自転車に乗って私的な用事を済ませに行く人などを呼び止めて、全員を田植えの現場に送り込んでいる」 これは、平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた、今、現在行われている強制連行、強制労働の現場の様子だ。 市当局は先月下旬から、職盟(朝鮮職業総同盟)、女盟(朝鮮社会主義女性同盟)に命じて糾察隊を立ち上げ、通りかかった人を呼び止めて無理やり田植えの現場に投入させるようになった。 「田植え期間中は多収穫の担保となる期間であるだけに、すべての住民は田植え戦闘に積極的に参加する義務を負っている。今年の(朝鮮労働)党の政策貫徹が穀物生産目標の占領(達成)であるので、流動人口を無条件で取り締まり、田植えの現場に移動させよ」(市当局) 市内の南郊外にある三龍里(サムリョンリ)の協同農場付近では、糾察隊が午前から午後5時まで、流動人口の取り締まりを行っている。糾察隊は通行人の所持品を一時的に没収し、3時間以上田植えをするまで通さない。 そればかりか、放送車(街宣車)で、取り締まりに引っかかった人の名前、年齢、住所を大音量で読み上げ、恥をかかせている。全民が田植えに取り掛かるべき時期なのに、商売や個人的な用事で農村支援に行かない者は、それくらいされても当たり前という扱いのようだ。なぜこんな乱暴なやり方で田植えを進めているのか。理由は深刻な人手不足だ。 市当局は、三龍里協同農場に対して中国産の古いトウモロコシ700キロを田植えの前に配給した。食べるものがなく農作業ができないという農民が多いうえ、市内中心部から農村支援にやってきた人に食べさせるものがないためだ。それでも田植えは一向に進まなかったため、強制連行、強制労働という強硬な手段を取るようになった。 取り締まりに引っかかった人々のほとんどは、遊びに行こうとしていたわけではなく、生活苦からなんとかして現金収入を得ようとして、コメ、トウモロコシ、野菜などを市場まで運び売ろうとしていた人たちだ。彼らは昼間は田植えを行い、夜や早朝に品物を市場に運ぶが、その途中で運悪く引っかかってしまった。 朝鮮労働党金正淑(キムジョンスク)郡委員会は2019年4月、行き先を告げないまま美装工25人をトラックに乗せて、再開発工事が行われていた三池淵(サムジヨン)に半ば強制的に連行しようとしたが、気づかれて逃げられるという一件も起きている。―――――――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長)関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。
2024.06.10
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地獄の圧政下で、ミサイルは飛び回り、国民は、飢えで、のたうち回る。なぜ、リベラルたちは、声高に追及しないのか?? 2024-6-2 はんぺん 北朝鮮の全体主義体制下では、国民の運命は、独裁者のさじ加減で、どのようにでも決められてしまう。そんな北朝鮮に寄り添うのが、日本のリベラルたちだ。 バイデン米大統領、岸田政府を 口汚く罵る彼らのホームページで、金正恩・習近平・プーチンを 声高に非難したという事実を聞いたことが無い。 それだけ(人権)(人権)というなら、もっと金正恩・習近平・プーチンを 口汚く罵るべきだし、人権問題の典型でもある「日本人拉致問題」で、厳しく北の全体主義を追及するべきなのだが・・・彼らは、卑怯にも、一切の言及が無いのだ。こんなダブルスタンダードは、あり得ないと思うが・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――韓国「汚物ビラ」を拾ってしまった男性が悲惨な目に 2024-5-31 高英起(デイリーNKジャパン編集長)北朝鮮が韓国に散布するため準備した汚物ビラ(2020年6月20日付労働新聞)北朝鮮は29日までに、韓国の脱北者団体が宣伝ビラ風船を北に向け散布していることへの報復として、大量の「汚物風船」のを韓国へ向け飛ばした。これは、幼稚に見えてなかなか巧みな戦法だ。 韓国からの風船をいくら打ち落としても、すべてを補足するのは難しいし、脱北者団体の行動も止まらない。とはいえ、いきなり軍事行動に出れば「過剰反応」を指摘され、北の痛い所を突いた脱北者団体の「戦果」を自ら認めてしまうことにもなりかねない。 だが、汚物風船ならどうだろうか。あんなものが引き続き大量に飛んでくるとなれば、韓国の飛来地域の住民たちには「いい加減にしてくれ」という感情が芽生えるだろう。脱北者団体の行動に賛成か反対かにかかわらず、「気持ち悪いからもう勘弁してくれ」となる。これが世論として現れれば、行政もなんらかの対応をしなければならない。 しかしやはり、北朝鮮が恥も外聞もなくこうした行動に出たのは、脱北者団体の対北ビラにそれだけ効果があったことの反証ではある。 たとえば2020年には、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)のある元大隊長の男性が、脱北者ビラにからみ処刑される出来事があった。彼は古巣の舞台を訪れた際、こんな話をしたという。 「除隊したからもう言っても構わないだろうが、以前、軍事境界線で勤務しているときに飛んできたビラを見たら、将軍様(故金正日総書記)の故郷は白頭山ではなく、ロシアだと書かれていた。本名も金正日ではなくキム・ユーラだと書かれていた。われわれは歴史をきちんと学んでいなかったようだ」 さらには、金正恩総書記が異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏を暗殺したことなど、ビラに書かれていたことを同僚に話してしまった。 これらの内容は、金王朝が国民にひた隠しにしている「暗黒史」だ。話を聞かされた同僚が密告したのか、このことは保衛指導員(秘密警察)を通じて保衛局(前保衛司令部)に報告された。保衛局は、予審(起訴前の取り調べ)なしに即刻銃殺せよとの命令を下したという。 こんなことが書かれているビラは、回収するのもたいへんだ。作業に当たる兵士らはそれを見ないわけにはいかない。そうなると、彼らに対する再教育と監視も負担になる。北朝鮮は韓国から飛んでくるビラを「汚物」と呼んでいるが、金正恩氏にとってはまさに、本物の「汚物」よりタチが悪いのである。
2024.06.02
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人生を絶望の淵に追いやる社会主義・・・それでも、声高に非難しないのか? 何のための(社会主義)か?? 2024-6-2 はんぺん 「山から取ってきた草に、トウモロコシの粉を一握り混ぜて作った粥で生きながらえている人がほとんどで、それすらも満足な量が得られない。農村の人々の生活を目の当たりにすれば、これが人間の生活かと思うほどだ」(本文) 「適当に草を摘んで食べればいいが、それすらも戦争のようだ。皆が一斉に草に飛びかかる。朝から晩まで草摘みをしている人もいる。傍から見れば草を食むケダモノにしか思えないかもしれない。」(本文) 「頼れるのは畑仕事しかない、一生田畑を耕して生きていく人々は、トンジュから借りて空きの収穫後に返済する暮らしを続けるしかない。未来への希望より絶望のほうが大きい」 ・・・・これが、社会主義の現実だ。新社会党など、北朝鮮に寄り添う、日本のリベラルたちに、対面で、聞いてみたい。これを どう思うのか? それでも、全体主義、独裁国家に寄り添うのか? と。 皆さんは、どうだろう?????? 莫大な(お金)を、ミサイル開発、核実験に、注ぎ込みながら、庶民の困苦には、見て見ぬ振りをしてきた、独裁者=金正恩。 国民を弾圧し、人権をはく奪し、塗炭の苦しみの原因を作った独裁者を、どういうわけか?日本リベラルたちは、声高に非難することが無い・・・これが、どうしても、僕には、理解不能なのだ。 「新社会党」「社民党」「MDS」「アサート」のホームページに、北朝鮮の独裁政治を声高に非難する記事を、僕は、見たことが無いのだが・・・どうだろうか? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――「人間の暮らしとは言えない」北朝鮮の飢餓、首都圏も深刻 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 2023-5-30軍事偵察衛星の打ち上げ失敗に汚物風船、ミサイル連射など話題に事欠かない北朝鮮だが、一方でその内情は厳しい。 北朝鮮で春から初夏にかけては、最も食糧難が深刻化する、「ポリッコゲ」(麦の峠)と呼ばれる時期だ。比較的食糧事情のいい首都・平壌周辺でも、極めて劣悪な状況になっていると、平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。 「江東(カンドン)郡、成川(ソンチョン)郡など平安南道の農村地域の住民の生活は、言葉で言い表せないほど本当に苦しい」 そう伝えた情報筋だが、江東郡は平壌市に含まれる地域で、その東に隣接しているのが成川郡だ。村人たちは、なんとか食べ物を確保しようと、トゥエギバッ(個人耕作地)での農作業に必死になっているが、すぐに収穫が得られるわけではない。 「山から取ってきた草に、トウモロコシの粉を一握り混ぜて作った粥で生きながらえている人がほとんどで、それすらも満足な量が得られない。農村の人々の生活を目の当たりにすれば、これが人間の生活かと思うほどだ」(情報筋) 最近では粥すら満足に食べられなくなり、水を飲んで腹を膨らませるほどの惨状となっているとのことだ。 農業をするに当たっては種が必要となるが、それを買うためにトンジュ(金主、ヤミ金業者)から借金をするしかなく、秋に返済すればほとんど何も残らない。また、肥料の値段も上がっている。江東郡在住の40代住民は、情報筋に次のように語った。 「山で草という草はすべて取りつくした。1グラムの食べ物も、1銭の現金もなしに暮らすのは死ぬより辛い。結局はトンジュに頼るしかない。トンジュのせいで辛い目に遭ったりして、血の涙を流したこともあったが、何一つ持たざる自分にとって、彼らの存在はありがたくすら感じるほどだ。こんなに苦労して生きて一体何をしているのだろうかと思ったりする」 また、成川郡在住の50代住民も、同様に困窮ぶりを訴えた。 「山に草が生えていなければ、家族全員が餓死していただろう。今は端午(旧暦の5月5日、今年は6月10日)の前なので、毒草はまだ生えていない。適当に草を摘んで食べればいいが、それすらも戦争のようだ。皆が一斉に草に飛びかかる。朝から晩まで草摘みをしている人もいる。傍から見れば草を食むケダモノにしか思えないかもしれない。一所懸命農作業を続ければいつかは未来が開けるとの希望を持って歯を食いしばって生きているが、実際はお先真っ暗だ」 この時期の食糧不足は毎年のことだが、今年は特にひどいという。 「頼れるのは畑仕事しかない、一生田畑を耕して生きていく人々は、トンジュから借りて空きの収穫後に返済する暮らしを続けるしかない。未来への希望より絶望のほうが大きい」 ―――――――――――――――――――――――高英起 (デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。YouTube「高英起チャンネル」でも独自情報を発信中。
2024.06.02
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「不都合な真実」に向き合わず、目をそらすリベラルたちに未来は無い。ボタンの掛け違えが、彼らの命取りに・・・ 2024-4-28 はんぺん こういうニュースを見るたびに、いつも(都合の悪い情報)に見て見ぬ振りを通してきた、リベラルたちの事を思う。彼らが、北朝鮮や中国の蛮行を声高に非難したことを聞いたことが無いから・・・ 岸田自民党やバイデンのアメリカに対しては、激しく罵(ののし)る彼らだが、全体主義の中国・北朝鮮・ロシアなどの枢軸国に対しては、手のひらを返したかのごとく、非難をしない・・・この手の(2枚舌)に、いつまでも国民は、だまされ続けはしないだろう・・・ どうして新社会党や社民党、MDSやアサートのホームページには、全体主義非難が出てこないのだろう?? 僕は、いつも、不思議で仕方が無かった! これが、彼らの言う(大義)なのだろうか? (社会主義幻想)の呪縛の解けなかった彼らの「真実」が、ここまで明らかにされてしまうと、支持者たちは、どんどん減っていくことだろう・・・ その結果だろう、新社会党やMDSのHP上の集会の写真を見れば、白髪交じりの高齢者の姿を多く目にすることができる・・・・これが、時代から見捨てられていく彼らの現実だろう。 かっての僕と共に闘った同志たちは、今、何を考えているのだろうか?あれから、50年以上が過ぎ去った今でも、当時の事が強烈に思い出されるが・・・・良い思い出が、少なかったのは、悲しい事だ。 そして反省の出来ない彼らの余生の事を考えている。お節介だろうか? 共に集会やデモに参集し、スクラムを組んだ仲間たち・・・(人間嫌い)の僕でも、ささやかな思いやりは、あるというモノだから・・・・ 時代は、進歩しているように見えるが、他方、大量殺人兵器の開発は、止まるところを知らない・・・結果、人類は、絶滅に向かってまっしぐら・・・誰も、この流れを止める事は出来ない・・・悲しい現実だ。我々の余命は、そう長くはない・・・その中で、日々を過ごしている。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――「沢山の人が死にました」脱北者が撮影した北朝鮮内部映像 飢えて倒れる人の姿も【報道特集】 2024-4-28 TBS NEWS 北朝鮮からの脱北者の単独インタビューです。北朝鮮はコロナを理由にほぼ4年間、国を閉ざしました。この間何があったのでしょうか。この脱北者は北朝鮮内部の貴重な映像を撮影していました。 ■脱北者が撮影した北朝鮮内部映像 飢える人々の姿 行き倒れだろうか。男性がひとり倒れ込んだまま動かない。 撮影した脱北者 「近くの店の主人に彼は死んでいるのかと聞いたら、前日の午後から倒れていて触ってみたけど、まだ死んでいない。飢えて倒れているようだが、まもなく死ぬだろう、と言っていた」 これは北朝鮮南部、黄海南道(ファンヘナンドウ)で、2023年4月に撮影された。 煙草をくゆらせる、物乞いに来た男性。撮影した脱北者 「あなたの作業班でも飢えている人は、ひとりやふたりじゃないでしょう?」物乞いの男性 「凄く沢山いる。それでも働きに出て…。やむを得ず出てゆく人も多い。死にそうだ…」 これらの映像は、韓国に脱北した男性が北朝鮮のスマートフォンで撮影したものだ。 コロナを理由に北朝鮮が国を閉ざす中、飢える住民たちをとらえた貴重な映像だ。 ■「失敗したら家族全員が処刑」命懸けの脱北 2024年3月、映像を撮影した青年にソウルで会うことが出来ました。30代前半だというキムさんです。インタビューには、軍や警察関係者も同席しました。警護と監視のためです。 日下部正樹キャスター 「キムさんはソウルに来てどれくらいになりますか?」脱北者 キムさん(30代) 「2023年5月7日に入国しました」 多くの脱北者が中国やロシアなど、第三国を経由するのに対して、キムさんは海を渡って韓国に入りました。 これが脱北で使った木造船です。妊娠中の妻と母親、弟家族の総勢9人で、韓国・延坪島(ヨンピョン島)を目指しました。キムさんは、まず脱出の詳細を語り始めました。 キムさん 「ここから出ました。ここに出てきました。ここまで」日下部キャスター 「普段は船でこのあたりの魚を取ったりしていた?」 キムさん 「そうです。船に乗って海に出るたび、延坪島が目の前に見えるたびに、自分一人でも脱北したいという気持ちに火がつきました。 でも、あとで家族離れ離れの苦しみを抱えたくなかったんです。家族全員を連れていく方法を探しました。その方法を半年間ずっと考えていました」 キムさんが脱北を目指すようになった理由。それは個人の自由や権利が認められない社会に、絶望したからだった。 キムさん 「こちらでは全く理解できないでしょうけれど、北朝鮮では、家を一歩出たら、すべての物事を100%疑わないと生きていけません。何も考えずに道を歩いていると、誰かが笛を吹いて、むやみに捕まえて身体検査をして、言いがかりをつけるのです。『どうしてジーンズをはいているんだ。これは朝鮮社会主義式ではない』。『なぜ労働時間に出歩いているんだ』と。なんでも犯罪にでっちあげることができるのです」 コロナ後、政府は国民の管理をさらに強化した。食料は専売制となり、人々は足りない米などを闇取引で買い求めた。 ある日、キムさんの家に、取り締まり機関の保安員が捜査令状を持ってやってきて、蓄えていた米を運び去ろうとしたという。 キムさん 「『私たちのお金で買った食料ですから持って行かないで。私たちのものです』と主張したら、保安員に『この土地はお前のものか?お前が吸っているこの空気も全部党のものだ』と言われました。これ以上、ここに希望はない。この土地から逃げだそうと、決心しました」 何日も脱北を決行する機会をうかがった。選んだのは波が高く、月明りがわずかにある曇りの日。台風が近づいていて、警備艇が撤収する可能性が高い。 しかし、それは賭けでもあった。警備兵に見つかったときに備え、刃渡り50センチの刀を用意。粉唐辛子と砂を詰めた卵をそれぞれ持って船に乗り込んだ。万が一のときには、それを投げつけ、目くらましに使う計画だった。 キムさん 「失敗したら家族全員が処刑されるから。藁をも掴む思いでした。神様が見捨てるなら、死ぬだけだと覚悟しました」 海に出て約2時間。キムさん 「境界線を超えたときには、ほっとしたと同時に、どっと疲れを感じました。ただ、ただ、嬉しかったです」 ■食料不足深刻化で…急増する凶悪犯罪海を挟んで北朝鮮に接する江華島(カンファ島)。海岸線には延々と鉄条網が続きます。 日下部キャスター 「北朝鮮を一望できる展望台に来ています。対岸に広がっているのは、キムさん一家が住んでいた黄海南道です」 望遠レンズを使うと対岸の様子がうかがえます。農作業に従事する人。自転車で移動する人。監視塔らしき建物もあります。コロナ以降、扉を閉ざした北朝鮮内部で一体何が起きていたのでしょうか。 2020年1月以来、北朝鮮はコロナ感染対策を理由に、厳格な出入国制限を行い、人と物の行き来が止まった。 韓国に渡る脱北者の数にも明確に表れている。 韓国統一省によると、多い時には年に2000人を超えたが、この4年間で激減している。徹底的な統制によって北朝鮮は、「苦難の行軍」と呼ばれる1990年代の大飢饉以来の食料不足に陥っていたのだ。 脱北者 キムさん(30代) 「苦難の行軍の時期より厳しかったです。その時でも、穀倉地帯の黄海南道では、飢え死にしませんでした。しかし、コロナの間は毎日のように、町内の誰々の父親が死んだ、誰々の子供が死んだらしい。そんな話が聞かれるほど沢山の人が死にました」 食料不足が深刻化するとともに、凶悪犯罪が急増したと言う。 キムさん 「生きてゆくために凶悪犯罪が増えました。殺人や強盗が日常茶飯事でした。公開処刑も沢山ありました」 日下部キャスター 「公開処刑を見に行きましたか?」キムさん 「見ました。2023年4月中旬ですが、大学生が中年女性を殺して、480万ウォンを盗んで逃げたんです」 日本円で8万円ほど。エリートであるはずの大学生が金目的で犯罪を犯し、処刑された。手錠をかけられた若者たち。 北朝鮮は、韓国文化の流入にさらに神経をとがらせている。これは韓国のシンクタンクが入手した公開裁判の映像。 映像によると、2人の少年が韓国の映画やテレビ番組を視聴・配布したとして、懲役12年の刑が言い渡された。傍聴席には見せしめのためか、被告と同年代とみられる若者たちが座る。皆マスクを着けていることから、コロナ流行時の映像とみられる。 キムさん 「2022年7月26日のことです。22歳の人でしたが、韓国の音楽や映画を友人と見たとして銃殺されました。処刑を前の方で見たのではっきり記憶しています」 キムさんはそれまで淡々とインタビューに応じていました。ところが、質問が家族におよぶと感情を露わにしました。 キムさん 「そんな話もさせるんですか。家族はインタビューに反対しているのに、私は応じているのですよ」 さらに政治の話題になると…日下部キャスター 「コロナの金正恩政権をどう評価しますか?」 キムさん 「わかりません。政治的な発言は出来ません。悪いけど。最高指導者がすることに、ああだ、こうだ、と言えますか」 ■後日、キムさんから送られてきた写真には… 2時間にわたるインタビュー中、私に対する警戒をひとときも解かなかったように思います。キムさん 「もう終わりにしませんか?」最後は私の目を全く見なくなりました。机の下ではスマートフォンをしきりにいじっていました。 キムさんが北朝鮮を出てまもなく1年。家を出たら周囲を100%疑い、他人の事は絶対信じない。キムさんは、北朝鮮社会で生き抜くルールにいまだ縛られているようでした。 後日、キムさんからスタッフのもとに一枚の写真が送られてきました。脱北後、韓国で生まれた長男です。家族の話題を避けてきたキムさん。何か心境の変化があったのでしょうか。 TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024.04.28
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リベラルは、独裁国家、共産主義国家の「真実」に真剣に向き合え!! 2024-4-7 はんぺん 中国に脱北(脱出)した北朝鮮の民衆を、中国共産党は、独裁者(金正恩)の要請で、北朝鮮に送り返しているという。以前から、国際社会が、非難してきたが、中国政府は、まったく反省する気配は無いようだ。 北朝鮮に送り返されれば、(死)は、間違いない・・・これは、(死刑宣告)以外の何物でもないのだが・・・日本のリベラルたちが、これを非難した形跡は、全く無い!!! 彼らの常套文句は、「話し合いで、解決を・・・」「国連を通じて・・・」ということばかりだが、それにしても、国連は、無力だと、つくづく思う昨今だ。ロシアの軍事侵略、北朝鮮の核ミサイル開発や人権侵害、中国による周辺諸国への威嚇と挑発・・・にも、何の役割も果たせていない。 それでも「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意」(憲法前文)して、平和を維持できるのか?という素朴な疑問が、国民の間から出てくるのは当たり前だろう!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――若い女性を「ニオイ拷問」で死に追いやる北朝鮮収容施設の内部情報 2024-3-30 高英起(デイリーNKジャパン編集長)米国務省報道官は22日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、「脱北者は強制送還後に、拷問、性暴力やジェンダーに基づく暴力、強制労働、処刑の対象となることが知られている」と述べた。 これは、「経済的に理由で違法に入国した北朝鮮出身者は難民ではない」「送還後に人権侵害に遭っているという証拠はない」とし、強制送還を正当化している中国政府の主張に反論したものだ。 強制送還された脱北者が、北朝鮮政府により様々な苦痛を強いられているのは公然の秘密である。 北朝鮮当局が脱北に失敗した人々に苦痛を与える方法には、われわれの常識ではついていけないものがある。 北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)は、中朝国境地帯と近いことから、脱北を試みて逮捕された人が多く収容されている。 現地の内部情報筋は韓国デイリーNKの取材に対し、こんなエピソードを明かしたことがある。 「海外から強制送還された1人の若い女性が栄養失調になったため、教化所当局は彼女を食堂勤務に移した。しかしそれは、残飯でも与えて栄養を摂らせようというような『配慮』からの措置ではなかった。『食べ物のにおいでもかいで生きてみろ』ということだったのだ。この女性は間もなく死亡してしまった」 教化所当局が、何を目的にこのような措置を取ったのかは詳らかでない。おおかた、他の収容者に対する「見せしめ」のつもりだったのだろう。 何が目的であったにせよ、飢えている人間に食べ物を与えず、においだけをかがせるという行為はきわめて非人道的なものだ。 中国政府はこうした行為の「証拠がない」というが、仮に何らかの証拠が提示されても「ねつ造だ」と言い張るだろう。新疆ウイグル自治区や香港の人権問題をめぐり、国際的な批判への反発を強めている今ならなおのことだ。 しかし、北朝鮮の独裁体制がいつまでも続くとは限らない。いずれ同国内に検証の手が入り、人権侵害の証拠が暴かれたときには、中国は共犯者として断罪されることになる。そうした不名誉を甘受する気がないならば、脱北者の強制送還を止めるべきだ。
2024.04.07
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「送還された10人が処刑されるのは、間違いないと見られる。」人間を人間として扱わない地獄社会を生み出したのが、社会主義~共産主義だった。 2024-3-10 はんぺん この世の地獄を作り出してきた全体主義(共産主義)。これを止められないでいる現代世界。 民主主義を押しつぶそうという全体主義の暴虐に、見て見ぬ振りで、黙認してきたリベラルたち・・・そう、あなたたち、新社会党・社民党・MDS・アサートの皆さんのことだ・・・ 「故郷の家族に送金したい一心から、劣悪な労働条件にも耐えて、一心不乱に働いた結果の賃金の不払いが、4-7年にわたったということだ!!」(本文) 彼女らの抗議活動は、人間としての当然の行動であり、自由社会では、非難されることは無いが、全体主義(共産主義)国家のもとでは、否定されてきたのだ。しかし、彼女たちは、自身の命(いのち)をかけて、決起したのだった。何という事だろうか!!! 僕の新社会党の友人は、またまた「北朝鮮が、することだから、間違いないハズだ。国外の我々が関与すべきではない。その国の事は、その国の国民が決める事だ・・・」と言って、逃げるのだろうか??? 彼らに聞いてみたいものだが・・・いつまでも(社会主義)の洗脳が解けないでいる彼らは、いつまでも(社会主義)に、しがみついているのだ・・・・ 北朝鮮の独裁政治に寄り添い、非難してこなかった日本のリベラルたちは、またまた見て見ぬ振りをするのだろう・・・彼らにこそ、(未来は無い)と断言する。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――「処刑台」に向かう北朝鮮女性10人…中国での”暴動首謀者”を強制送還 2024-2-28 デイリーNKジャパン韓国紙・東亜日報は26日、中国に派遣された北朝鮮労働者約2000人が先月、賃金未払いに抗議して工場を占拠し、大規模なデモを行ったと伝えられる中、北朝鮮当局が暴動を主導した10人前後を北朝鮮に送還したと報じた。 暴動参加者を全員帰国させたくても、国連安保理の制裁決議を気にする中国が同数の新規受け入れに否定的なことから、外貨稼ぎを優先して少数の送還にとどめたのだという。 暴動の現場となったのは縫製工場で、派遣されているのは当局側管理者を除き全員が女性だ。読売新聞によると、20歳代の元女性兵士が多数含まれた労働者らは人質に取った管理職代表を暴行し、死亡させたという。 送還された10人が処刑されるのは、間違いないと見られる。 暴動が起こったのは今月11日ごろで、現地駐在の北朝鮮当局者が収集を図ったもようだ。賃金の不払いは4-7年にわたり、その総額は約1000万米ドル(約15億円)に上るという。そして、そのカネはすでに「戦争準備資金」として本国に送金されていたとのことだ。 管理者を死に至らしめるほどの暴力は、それ自体は肯定できないものの、彼女らの怒りがいかばかりだったかがうかがえる。 デイリーNKの現地情報筋によれば、北朝鮮の女性労働者が派遣された中国の現場は、環境が劣悪で、コロナ禍においてはほとんど外出ができない奴隷労働を強いられていた。中国では過去に、北朝鮮レストランの従業員らが集団で逃亡し、韓国に亡命する出来事があったが、工場労働者たちにはそうした機会は皆無だったと見られる。 病気になってもろくに治療を受けることもできず、苦しみのあまり自ら命を絶つ例も漏れ伝わっていた。 それに耐えたのは、故郷の家族に送金したい一心からだ。その唯一の希望を裏切られ、怒りを爆発させたのだろう。 東亜日報によれば、未払いは北朝鮮労働者が派遣された工場全体にわたっている。北朝鮮当局は現地駐在の貿易会社からカネをかき集め、一部を支払って労働者らをなだめようという。しかし未払い金額が数千万ドルにも及ぶことから、それも容易ではなく、当局は暴動の連鎖を懸念しているという。 © デイリーNKジャパン
2024.03.10
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日本のすぐそばに、オドロオドロシイ独裁国家があるのに、目をそらしたリベラルは、何も語らない・・・これが劣化した日本の知性の終着駅だった 2024-2-6 はんぺん 朝鮮労働党(=共産党)独裁を非難しない、日本のリベラルたちが、読むべき朝日新聞(リベラル紙?)記事だが、これすらも、またまた見て見ぬ振りをするのだろうな・・・!! 人間の尊厳の欠落した(地獄社会)が、北朝鮮社会そのものだ。しかし、僕のリベラルの友人は、平気で、独裁国家の(肩)を持ってきたのだ。 オドロオドロシイ公開処刑、強制収容所、絶望的な飢餓社会・・・社会主義に洗脳され続けた結果の無残な現在の彼ら・・・・そう、社民党・新社会党・MDS・アサートのホームページを見て、言っているだが・・・・ (MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党のこと) 多くの資金が、国民の飢餓撲滅のためには使われず、弾圧体制維持のための核ミサイル開発に投入されてきた・・・毎年、多くの庶民が飢餓で死んでいく・・・・このような(地獄)の現実が 国外の我々にも、漏れ伝わってきているが・・・リベラルたちは(知らぬ顔)なのだ。 かって、僕が、リベラル?の友人に、北朝鮮の非人間性を厳しく非難したところ、「今、それを言うと、自民党が、得をするから、言うべきではない!」と、平気で言ってのけたモノだ。何という整合性の無い(運動)を彼らは、やってきたのだろうか・・・!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――脱北者6千人の調査報告書。7割が配給経験なし。携帯保有率は4割 2024-2-6 朝日新聞デジタル 韓国統一省は6日、北朝鮮の経済・社会の状況を脱北者約6千人に調査した報告書を初めて発表した。厳しい国際社会の経済制裁下で、庶民の生活レベルの低下がうかがえる一方、「チャンマダン」と呼ばれる当局黙認の市場が浸透するなど、私的な経済活動によって貧富の差が広がる実態も透けて見える。 報告書は2013~22年に脱北者6351人を対象に行われた聞き取り調査の結果をまとめたもの。北朝鮮に強硬的な尹錫悦(ユンソンニョル)政権が公開に踏み切った。 報告書は、北朝鮮は住民の暮らしを後回しにし、核・ミサイル開発を優先していると強調しており、金正恩(キムジョンウン)体制に対する国際社会の非難を高める狙いがあるとみられる。 報告書によると、16~20年に脱北した人の72・2%が食糧配給の経験がないと回答し、食糧難が続いていると指摘した。正恩体制となった11年以降の脱北者によると、家庭への電力供給は1日あたり4時間余りに制限。父の正日(ジョンイル)氏が最高指導者だった00年代より電力事情が悪化したという。 正恩体制下の改革により一部で市場経済化が進むなか、16~20年に脱北した人の9割超が貧富の差が拡大していると回答した。また、チャンマダンなどで働く女性の増加に伴い、16~20年の脱北者の45・9%が家庭内での女性の地位が「多少高まった」と答えている。 また、12年以降の脱北者のうち、携帯電話の所持率は36・4%。北朝鮮では国内で閉じられたイントラネットのみが使え、インターネットを利用した経験がないと回答したのは98・4%と、厳しい情報統制がとられていることを示した。その一方で、16~20年の脱北者の8割超がUSBなどを介して入手したドラマや映画など、外部の映像を見たことがあると答えている。 16~20年に脱北した人の5割超が、正恩氏による権力継承に否定的だった。統一省は「生活の苦しさが政権不信につながった」(関係者)と分析している。(ソウル=太田成美) 朝日新聞社
2024.02.06
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(平和)の最大の脅威に見て見ぬ振りで、いつまで、独裁者たちを狂喜させ続けるのだろうか? 偽リベラルたちの(犯罪)!! 2023-12-31 はんぺん 北朝鮮の金ジョンウン(独裁者)が、何度もミサイル発射を繰り返している。それに対して、(平和)(護憲)を叫ぶ日本の人たちが、見て見ぬ振りを続けている。これが、我々を取り巻く、現実だ。 かって、新社会党の友人は、あれは、ミサイルではなく(人工衛星)だと言った。北朝鮮政府が、そう言ったから・・・という。だから、国連安保理決議違反では、無いというのだ。 これが、大間違いであったことは、今や、誰が見ても明らかだ。北朝鮮の独裁者は、明らかに、韓国やアメリカを射程に据えて、核ミサイル開発を加速させている。そして「戦争準備完成」しか眼中に無いようだ。しかし、新社会党や、新社会党の友人が、自己批判したという事を聞いたことが無い。 (一事が万事)ということわざがある・・・新社会党の犯した同じような過ちを何度も指摘してきた・・・・民衆にビラを撒き、集会やデモを繰り返し、(社会運動)を目指すのなら、きちんと(総括)をするべきだと思うが・・・それが、まったく見えてこない。 北朝鮮の独裁者による挑発と威嚇は、繰り返され続ける事に、大いなる不安が増幅する。(また、北朝鮮か!)と多くの周辺国家が、(慣れてしまう)ことへの恐ろしさだ・・・・人間というものほど、いい加減な動物は存在しないようだ・・・ この全体主義の北朝鮮国家の脅威は、半端ではない。その認識を、我々は、いつまで持ち続けることができるのだろうか? 僕は、過去の人間の歴史を見ていて、暗い気持ちになるのだ。 何度も繰り返される(戦争の悲劇)・・・愚かな戦争を避ける事すらできず、殺し合いが日常化している。 ウクライナ侵略が、まだ収束しない中で、今度は、イスラエルとガザだ。多くの民衆が逃げまどい、殺されていく・・・この繰り返しで、いつか、人類は滅亡するようにしか思えないのだが・・・どうだろうか? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――金正恩氏「戦争準備完成を」 対ロ協力強化方針も提示=党中央委総会2日目 2023-12-28 聯合ニュース(聯合ニュースは、韓国の大手メディアです) 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は党中央委員会総会2日目の27日、「戦争準備の完成に拍車をかける」戦闘的課題を提示した。米国に対抗してロシアとの協力を強化する方針も示した。党機関紙の労働新聞が28日報じた。 労働新聞によると、金正恩氏は2日目の会議で「2024年度の闘争方向に対する強力な結論」を出した。米国側が北朝鮮との対決を企てていることで政治軍事的に厳しさを増す朝鮮半島情勢を分析した上で「人民軍隊と軍需工業部門、核武器部門、民防衛部門が戦争準備の完成に一層拍車をかけることに対する戦闘的な課業(課題)」を提示したという。「戦闘的な課業」の内容は報じられていない。 また、金正恩氏が「反帝自主的な国々との戦略的協調関係を拡大発展させ、国際的規模で反帝共同行動、共同闘争を果敢に展開しようとするわが党の自主的な原則」を明らかにしたとも伝えた。これはウクライナ侵攻を機に緊密な関係にあるロシアをはじめとする「反米」国との戦略的な連携強化を指すようだ。 労働新聞が「(金正恩氏が)対外、対南事業部門の事業の方向も示した」と伝えたことから、来年度の米朝、南北関係の原則も総会で取り上げられたとみられる。 年末の党中央委員会総会は26日に始まった。通常は4~6日間開催し、軍事・国防、対外、経済、社会など各分野の政策の青写真が金正恩氏の「新年の辞」を兼ねて来年1月1日に報じられる。―――――――――――――――――――――――――北朝鮮 24年偵察衛星新たに3基発射=党中央委総会閉会 2023-12-31 聯合ニュース【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が2024年に軍事偵察衛星を新たに3基打ち上げる方針を示したと報じた。26日から開催していた党中央委員会総会最終日の30日に表明した。 総会では宇宙科学技術の発展に向け、国家レベルでの全面的な支援対策が講じられたという。 金正恩氏はまた、韓国と対立する姿勢を明確に示した。 韓国を和解と統一の相手とみなすことは「これ以上してはならない錯誤」とした上で、「万一の場合に発生し得る核の危機状態に迅速に対応し、有事の際に核武力を含むあらゆる物理的な手段と力量を動員し、南朝鮮(韓国)の全領土を鎮めるための大事変の準備を引き続きしていく」と言及した。
2023.12.31
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岸田=自民党やバイデン=アメリカ非難はあっても、この独裁者(狂犬)に対する(最大の非難)が無いのは、なぜか? 2023-12-28 はんぺん 北朝鮮の独裁者=金ジョンウンは、世界平和にとっての最大の脅威であることは、誰が見ても明らかだが・・・リベラルの人たちには、そうは見えない・・・ これが、僕には、不思議そのものなのだ。 社民党や新社会党、MDS,アサートなどのホームページには、岸田自民党やバイデンのアメリカ非難は、あっても、この独裁者=金ジョンウに対する(最大の非難)が無いのだ! 国内では、民衆の(人権)を抑圧し、(民主主義)破壊の専制政治を強行してきた・・・その(狂犬)とも言うべき言動に、一貫して(!)見て見ぬ振りをしてきたのだから、これは、もう(犯罪)としか言いようがない。違うだろうか?? かって、朝鮮総連、日本共産党、日本社会党、市民団体などの民主勢力の全力支援の下、(帰国運動)なるものが展開され、1959年から1984年までの25年間で、9万人以上の在日朝鮮人や日本人妻たちが、日本海をわたって、(地上の楽園)と宣伝された「地獄」に送り込まれた。 その多くが、貧困と差別と弾圧により、すでに亡くなっていると思われる。当時から、最大級の支援を惜しまなかった 朝鮮総連、日本共産党、日本社会党、市民団体などの(民主勢力?)が、どのような「総括」をしてきたのだろうか? 「臭いものに蓋(ふた)」で、見て見ぬ振りで、やり過ごしてきたのではないか? 自己批判を どれだけの(善意ある人々)が行ってきたのか? 「地獄への道は、善意で敷き詰められている」ことを 地で行った、この(帰国事業)だが・・・ プライドの(高い?)リベラルたちの無責任さは、突出していたのではないだろうか?? 銃殺などの「公開処刑」で民衆を脅迫したり、国家財政の大半を 飢餓対策や国民福祉ではなく、核・ミサイル開発に使うなど、独裁者のやりたい放題を(容認?)してきた、日本リベラルたち・・・彼らのホームページを、その偏向した世界観を ため息をつきながら 僕は眺めてきた。 あの連合赤軍と(同じ穴のムジナ)ということだろう・・・(唯我独尊)(偏向した価値観)が、70年安保闘争時から、何も変わっていない・・・ということだ。 70年反安保闘争時の我々を取り巻く状況は、現在よりも悪かった・・・というか、正しい情報、正確な情報を得ることが困難だった・・・(鉄のカーテン)(竹のカーテン)で、真実は、隠され、スターリン専制、毛沢東専制の実態を正確に知ることが難しかった・・・ それに比して、現在は、驚くほどの豊富な情報に溢れ、全体主義の暴虐についての認識は、誰もが認識できる社会に変貌している・・・この時代に、独裁者を喜ばせる言動を行ってきたリベラルたちは、その妄想ゆえに、世界的に恥をかき続けてるのだ。 人間は、進化し続けなければならないのだが・・・いまだに過去を清算できずに、もがき続けているのが、彼ら、新社会党、社民党、MDS、アサートのホームページンなのだ・・・何と言う事だろうか? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん 北朝鮮の金総書記、軍に戦争準備加速を指示=KCNA 2023-12-28 ロイター [ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、軍や軍需産業、核兵器部門に対し、米国による前例のない「対決の動き」に対抗するため戦争準備を加速させるよう命じた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が28日報じた。 金氏は朝鮮労働党の重要会議である中央委員会拡大総会の2日目となる27日、新年の政策方針に言及。北朝鮮は「反帝国主義的独立国」との戦略的協力を強化するとも述べた。 KCNAは「金氏は人民軍と軍需産業、核兵器、民間防衛部門に対して、戦争準備をさらに加速させるための軍事的課題を示した」と伝えた。 さらに、新年の経済目標を提示し、国の5カ年開発計画を達成するための「決定的な年」になると述べた。 今年の政策などを総括する中央委員会拡大総会は26日に始まった。会議は通常数日続き、近年は重要な政策発表の場とされている。国営メディアが翌年の1月1日に金正恩氏の演説を公表していた。
2023.12.28
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中国とロシアが、北朝鮮を擁護(国連)・・・全体主義の跋扈を容認する国連に未来を託せるのか? 「新冷戦」を制するのは、民主派か、全体主義派か? 2023-6-3 はんぺん「国連安全保障理事会は2日、北朝鮮の「軍事衛星」打ち上げを協議する緊急公開会合を開いた。中国とロシアが弾道ミサイル発射の際と同様に、北朝鮮を擁護する姿勢を崩さず、安保理は具体的な対応を取れなかった。」(共同通信) 「話し合いで・・・」「国連で・・・」と言い逃れてきた日本リベラルの皆さんは、この現実をどう評価するのだろうか? あなたたちの無責任、現実性の無さが、どれだけ多くの国民を、間違った方向に誘導してきたのか? を、噛み締めてほしい。 あなたたちは、いつまで、「即時停戦を・・・」「話し合いを・・・」と言い続け、侵略者ロシアの領土占拠を認め、全体主義の跋扈を容認するのだろうか??? 世界は、自由・民主主義・人権・法の支配・・・などの民主派と、人権抑圧・秘密警察(密告)・軍事強国(覇権主義)・・・などの全体主義派との(新冷戦時代)の真っただ中にある・・・・ 本来のリベラル基準からみて、あってはならない日本リベラルたちの異常さ、狂気が、日本の運動を長い間、歪めたものにしてきた・・・・・何という事だろう・・・・ 北朝鮮の暴虐に、一切非難を差し控えてきた(新社会党)の無残!を思う。僕的には、とうてい、信じられない蛮行!だと思うが、彼らは、居直りを続けるしか道は無いようだ! 多くの若者たちが、リベラルを見限りつつあるのは、不思議でも何でもない事だ。ただ、残念なのは、僕の友人も含めた前途あった若者たちの人生が、無残に壊されてしまった・・・ということだ。 かくいう僕自身が、この(洗脳)の中で、長年生きてきて、その脱却に多くの時間を費やしてしまって・・・・遅い自己批判だったことだ。多くの間違った主張を周辺に振りまいてきた社会的責任は、決して小さくは無いだろう・・・・ しかし、未だに、昔の(仲間)たちが、この(洗脳)の中で、(幻想)を振りまき続けている・・・・人間とは、かくも未熟なものだったのだ・・・・ 僕の若い時代、これからは戦争は、未然に防ぐことができる新時代の幕開けのように思えたものだった・・・これは、新しい時代は、新しい思想(社会主義)をもとに、全てを塗り替えることができる時代だ・・・という大いなる錯覚が、あった。 謙虚さを失い、大衆を指導するなどという、大それた世界観(価値観)で、人類は今なお過ちを繰り返し続けている・・・・ (追記) 「1人だけ、上手な日本語を話した・・・・その男が、日本が拉致事件の実行犯として国際手配している辛光洙(シンガンス)容疑者で、北朝鮮では「英雄」と称賛されてきた人物だと知ったのは、随分後になってからのことだ。」(本文) 拉致事件などを少しでも勉強しているなら、日本潜伏の北朝鮮の工作員の辛光洙(シンガンス)容疑者について、よくご存じのハズだろう。北朝鮮工作員辛光洙らが、北朝鮮からの指示を受け、昭和55年(1980年)6月、大阪府在住の原 敕晁(はら ただあき)さん(当時43歳)を宮崎県の青島海岸に連れ出して工作船で北朝鮮に拉致し、さらに、その後、辛光洙は拉致された原さんに成り替わって同人名義の日本旅券を不正に取得の上、数回にわたって海外に渡航し、海外拠点の設置、対韓国工作等の活動を行っていた・・・・ 1985年2月 成田から韓国に入国。逮捕。1985年11月 ソウル地裁で死刑判決1999年12月 恩赦で釈放2000年9月 北朝鮮に送還――――――――――――――――――――――――――(ウイキペディア)から・・・「1985年2月にソウル特別市内で韓国当局に逮捕され、その取り調べによって辛は転向表明して日本人を拉致したこと、その拉致した日本人に「背乗り」(はいのり)、つまり成りすまして工作活動を行ってきたことを自供した[2]。韓国の裁判所はこれを事実として有罪判決を下した[11]。 逮捕に至った手がかりは、辛光洙が日本で利用していた土台人のネットワークを構成する者が、辛光洙のことを日韓の公安当局に通報したことによる[注釈 2]。12月に死刑判決を受け、転向表明を撤回する[2]、1988年12月20日に無期懲役に減刑。全州刑務所に収監。 2000年9月2日、「非転向長期囚」として北朝鮮に送還された。北朝鮮では、英雄として辛の記念切手が販売されている。―――――――――――――――――――――――在日韓国人政治犯釈放の要望書について(ウイキペディア)1989年7月、韓国の民主化運動で逮捕された在日韓国人政治犯29名の釈放を嘆願するという趣旨の要望書が、当時の日本社会党・公明党・社会民主連合・無所属の議員有志133名の署名とともに韓国政府へ提出された。このとき釈放要望対象となった政治犯29名の中に、本事件の実行犯である辛光洙や金吉旭など北朝鮮スパイの名が複数含まれていたことが判明し、金正日が北朝鮮による日本人拉致実行を認めた2002年9月以降、同年10月19日に当時官房副長官であった安倍晋三が土井たか子・菅直人を名指しで「極めてマヌケな議員」と評するなど、署名した国会議員は保守政治家や日本共産党などから厳しく批判された。 このような批判に対して、菅直人は「釈放を要望した人物の中に辛光洙がいるとは知りませんでした。 そんな嘆願書に署名したのは私の不注意ですので、今は率直にお詫びしたい」 と謝罪した。 ―――――――――――――――――――――――――――「釈放を要望した人物の中に辛光洙がいるとは知りませんでした。 そんな嘆願書に署名したのは私の不注意ですので、今は率直にお詫びしたい」(菅直人)本当に、リベラルたちは(間抜け)だったと今では、言える。 あろうことか! ・・・・・拉致事件の主犯格のスパイたちの(釈放嘆願書)に署名するなどは、日本人を守る立場の、日本の国会議員が絶対にやってはならないからだ・・・・ なんというアホな議員を、僕たちは、リベラル派として、選挙活動してきたのだろう・・・と今になって、猛省するのだ!!!それもこれも、背景には、侮りがたい(社会主義幻想)が、あったことは間違いない!!! 皆さんは、どう思われるか?――――――――――――――――――――――――――――詰められた袋から見えた黒い海「俺は殺される」 地村保志さん、富貴恵さんが拉致された夜 【2017年9月掲載】「拉致40年目の真実」 2022/04/28 福井新聞星空がきれいな1978年7月7日夜、福井県小浜市のレストランで食事を終えた同市の地村保志さん=当時(23)=と浜本富貴恵さん=同(23)=は、地村さんの軽トラックで標高67.2メートルの小浜公園展望台(同市青井)に向かった。七夕のデート。2人は1週間前に結納を交わし、秋に結婚することが決まっていた。 頂上近くの道を、男4人が歩いて登っていくのが、窓越しに見えた。保志さんは関係者に「半袖のワイシャツみたいな服で、夏場の観光客のようだった」と話している。当時、展望台近くにはユースホステルがあったため、不自然な光景ではなかった。 展望台付近に車を止めて、階段を上り、展望台の2階に行った。柵にもたれ下をのぞくと、外のベンチに座っているアベックが、さっきの4人に取り囲まれていた。追い払われるように、アベックは車に乗って去って行った。 「様子がおかしい」と思った保志さんは、下の様子を確認するため、たばこを取りに車に戻った。展望台1階のベンチに座り、たばこを吸っている4人が見えた。 保志さんはたばこを持って2階に戻ったが、嫌な予感がした。立ち上がって帰ろうとすると、4人が後ろに立っていた。階段を上る音など、近づく気配はまったく感じなかったという。 その瞬間、後ろに倒されうつぶせにされた。猿ぐつわのようなものを口にはめられ、保志さんは手錠、富貴恵さんは後ろ手に縛られた。足も縛られた。保志さんは頭を振って抵抗したため、地面に顔を擦った。そして、2人はそれぞれ麻のような袋をかぶせられた。うつぶせの状態で、男の肩に担がれて、斜面を下ろされた。 保志さんは関係者に「動くたびに男の肩がみぞおちに入り苦しかった。自分が動こうとすると、手錠が締まっていく感覚があった」と打ち明けている。音と男たちの動きから推測すると、車道に出て、1台の車が通り過ぎるのを待って、浜まで下ろされた。 息苦しそうにしている保志さんを見かねたらしく、口元付近の袋の布がナイフで切られた。そのすき間からわずかに見えた風景を保志さんは覚えているという。両端には岩、正面には真っ黒な海と、奥にはいさり火が光っていた。 襲われてからここまでの間、2人は男たちの声を一言も聞いていない。まさに無言の犯行だった。 公園でアベックが追い払われていることから、日本側の第三者が関与するなどした“狙い撃ち”だったようにもみえる。ただ、デート先に公園を選ぶことを予想できる人物がいるはずもなく、2人は自分たちに起こった悲劇を「偶然だろう」とみているという。 小浜公園展望台から、袋詰めにされ近くの海岸まで運ばれた保志さん、富貴恵さんは、浜でゴムボートに空気を入れるような「シュッシュ」という音を聞いている。 そして横たわるような態勢でゴムボートに乗せられた。ただ2人は「一緒に乗せられた感覚はなかった」とも話しており、別々のボートだった可能性もある。 保志さんは関係者に「女性を狙った事件だと思った。俺はもう殺されるんじゃないかと思った」、富貴恵さんは「外国に売り飛ばされると思った」と語っている。北朝鮮による拉致と想像できるはずもなかった。 × × × ボートから船へ、船から船へ。計2回乗り換えた。2人が船の中で顔を合わすことはなかった。ふわっと持ち上げられて別の船に移されるとき、保志さんは「海に放り投げられたと思った」、富貴恵さんは「殺されると思ったから抵抗しなかった」と、関係者に当時の恐怖を語っている。 最後の船に乗り移ったとき、初めて袋から出された。服装や背格好から、公園で襲ってきた男は4人ともいた。そこで初めて男たちの声を聞いた。1人だけ、上手な日本語を話した。 その男が、日本が拉致事件の実行犯として国際手配している辛光洙容疑者で、北朝鮮では「英雄」と称賛されてきた人物だと知ったのは、随分後になってからのことだ。 × × × 最後の船で2人は別々の部屋に入れられた。腰をかがめないと入れないほど天井が低く、一畳ほどの狭い部屋だった。「ここで休みなさい」と日本語で言われた。 保志さんは、襲われたときに擦りむいた顔と、手錠で赤くなった手首に薬を塗られた。関係者には「扱いが粗末じゃないし、2回も乗り継ぐということは、単なる事件じゃないと思った」と話している。男同士が交わす言葉などから、外国に向かっているのではないかと感じ始めていた。 翌朝、船のデッキで白米やキムチ、卵焼きなどの食事を時間をずらして出されたが、2人ともほとんど口をつけることはなかった。 夕方、ある港で降ろされた。後に知ったことだが、そこは北朝鮮北東部の清津だった。2人は2台の車に乗って、別々の宿泊施設に連れて行かれた。屋根の造りなど建物の風情から、異国であることは明らかだった。そこで健康診断を受けた。翌日の夕方、2人は夜行列車に乗って、平壌駅に向かったが、その間も2人が会うことはなかった。「公園で一緒にいた人は、日本に置いてきた」と言われた。 × × × 地村さん夫妻が拉致されてから39年がすぎた。当時の拉致の状況、北朝鮮での生活、いまだ帰国を果たせない被害者家族の苦悩などを描く=2017年9月に掲載した連載を再アップしました。 ――――――――――――――――――――――「47歳でゼロからの始まりだった」拉致被害者地村保志さん、北朝鮮から帰国後の20年 2022/10/16 福井新聞 福井県小浜市の拉致被害者地村保志さん(67)は、帰国してから20年を迎えた10月15日、同市役所で記者会見した。帰国後、子どもを北朝鮮に残したまま永住を決断した苦悩を語った一方、日本での生活に不安がある中で同級生をはじめ市民、県民の支えが大きかったと振り返り「小浜に生まれて良かった」と感謝を述べた。 地村さんは1978年7月、妻富貴恵さん(67)とともに拉致され、24年後の2002年10月15日に帰国した。 当初は「一時帰国」の予定で、北朝鮮に3人の子どもを残しており、保志さんは「子どもたちを呼び戻せるか悩んだ」と永住帰国の決断を振り返った。しかし「県民、市民、同級生の皆さんが横にいてくれて、子どもたちを待ち続けることができた」と話した。 04年5月に日本に来た子どもたちは、行政や市民ボランティアの支援もあり、半年ほどで日本語を習得。3人全員が進学、就職し、現在は自立している。保志さんは「(子どもの就職のために)地元企業が手を差し伸べてくれた。心から感謝している」と述べた。 自身の社会復帰については「(帰国当時)47歳でゼロからの始まりだったので大変不安だった」。研修を受け、保志さんは小浜市役所職員、富貴恵さんは県庁の嘱託職員として勤めた。 一方で、他の被害者の帰国が果たせていない現状には「被害者本人が高齢化し、今救出しないと生存した状態での奪還は難しくなる」と強い危機感を示し「(自分の)帰国20年を、節目ととらえることはできない」と述べた。政府に対しては「国際社会に訴えるだけではなく、北朝鮮と水面下、実務者で協議を進めてほしい」と求めた。 現在、保志さんは地元の小中学校を中心に講演をしたり、署名活動に参加したりしている。15日には、小浜市内で開幕した「OBAMA食のまつり」の会場で、同級生とともに署名を募った。残された被害者の救出に向けては「啓発や署名活動をして、少しでも被害者救出に役立てるよう頑張りたい。拉致を知らない若い世代にも体験を語っていきたい」と述べた。 会見には救う会福井の森本信二会長(67)も出席し「決して諦めないという気持ちで地道に活動を続けたい」と話した。
2023.06.03
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隣国の蛮行に備える努力なしに、日本人の安全は守れない! 当たり前の事が理解できないリベラルの「犯罪」を思う。 2023-5-30 はんぺん5/29に北朝鮮が、「衛星ロケット」を打ち上げると予告したという。すでに、今月、北朝鮮は、軍事偵察衛星1号機の「搭載準備が完了した」と発表している。新たな次元の脅威が、高まっているということだ。 日本政府は、ロケットが、日本の領域を通過する可能性を指摘して、領域内への落下にそなえ、自衛隊に対して、迎撃できるように「破壊措置命令」を出したという。 日本国民の安全と日本領土の防衛のためには、極めて正しい方針だと思う。しかし、これを見て、またぞろリベラルたちは、「緊張を高める・・・」とかで、非難するのだろうな?と推察するが・・・・ 彼らが、政権を執ったら、日本は、いったいどうなるのだろう? とつくづく思うばかりだ。そもそも「自衛隊反対、安保反対、米軍基地反対」で、如何にして日本人を守れるのだろうか? 「戦争反対」は、誰でも言える。100回叫んでも、事態は変わらない。 何をするのかが問われている時に・・・彼らは、何もしない! ただただ傍観するばかりだ。そして「話し合いで・・・」「国連で・・・」と繰り返す・・・これほど無責任な話は無いだろう!! それにつけても、思い出すのは、昔、新社会党の友人が、「あれ(ロケット発射)は、北朝鮮が人工衛星だというのだから、(軍事ロケットではなく)人工衛星だ」と強弁したことを思い出す!! そもそも、軍事強国を目指す北朝鮮が、呑気に莫大な資金を平和目的のために投入すると想像すること自体が、ばかげているわけだが、(社会主義幻想)に洗脳された友人は、自身の頭で物事を考えることなく、親北朝鮮の新社会党の方針に盲従して、北朝鮮の蛮行に見て見ぬ振りをしていたのだ・・・・!!! 何という事だろう・・・・ 今回の北朝鮮による蛮行を どこのリベラルが(非難)しているのか?ホームページで確かめてほしい・・・「緊張を高めているのが日本政府なのか? 軍事ロケットを打ち上げようとする北朝鮮の独裁者なのかを!!」 「周りでは病気だった人が沢山死にました。病気になっても薬がなくて治療ができないから。」(本文) にも拘らず、人民救済に金を振り向けず、ミサイル開発に狂奔する独裁体制を、新社会党の友人は、いま何を考えているのだろうか? 洗脳から解放されず、誤った人生を送る人たちの事を思うにつけ、やりきれなくなる毎日が続く・・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――「お金も、米もなく…人が沢山死んでいく」ミサイル乱発の裏で北朝鮮内部に何が【報道特集】 2022-11-19 TBSテレビICBMが日本の排他的経済水域、EEZに落下するなど、これまでにないペースでミサイル発射を続ける北朝鮮で何が起きているのか。「お金も、米もない…」北朝鮮国民の悲痛な声とは。 ■北朝鮮がミサイル乱発 専門家は「非常に“実戦想定”したもの」と指摘11月3日以降も北朝鮮はミサイルを連続して発射。労働新聞は7日、様々な種類のミサイルの写真を掲載し軍事訓練を実施したことを報じた。韓国軍によると、北朝鮮は11月2日~5日の4日間で、少なくとも33発のミサイルを発射している。 11月18日にはICBM、大陸間弾道ミサイル「火星17」を発射。日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下した。19日の労働新聞には金正恩氏が妻、娘と視察した様子が掲載され、「ミサイル実験は成功した」と強調した。 日下部正樹キャスター「様々なタイプのミサイルを撃っているが、そこから見えてくる北朝鮮の軍事技術は?」 慶應義塾大学 礒﨑敦仁教授「実戦を想定して配備して訓練を行うという段階に入っていますね。短距離だけではなく、中距離、長距離ミサイルも開発し、それが実際に夜中でもいつでも、どこからでも、どこへでも飛ばせる体制をとっておきたいという、非常に実戦を想定したものになっていますね。北朝鮮が自らの軍事力に自信を深めている証拠ということになります」 ■北朝鮮から流れ着いたゴミ… 垣間見える“脆弱な経済状況”海の境界、北方限界線のすぐ南に位置する韓国の島、延坪島(ヨンピョントウ)。12年前、北朝鮮の砲撃にさらされ、今も緊張状態が続いている。この島の海岸で、あるものを集める大学教授がいる。 東亜大学 カン・ドンワン教授 「『高麗薬』とあります。製造は2020年8月30日」「『いちご牛乳』と書いてあるペットボトル。今まで見た北朝鮮のパッケージの中でも特に派手ですね」 教授が収集するのは、北朝鮮から流れ着いたゴミだ。島に月1~2回訪れるという、韓国・釜山の東亜大学のカン・ドンワン教授。漂流物から北朝鮮国内の経済状況を探ろうとしている。 カン・ドンワン教授「これらの包装紙、プラスチックや瓶などは、ほとんどが石油化学製品で産業と関係があります。プラスチックの強度やビニールの質をみると、とても脆弱なのが確認できます」 色鮮やかなパッケージが増えているものの、原材料からは貧しさが垣間見えると話す。ジュースには砂糖不足を補うためか、キク科の植物から抽出した糖分が使われている。 カン・ドンワン教授「砂糖の原料や輸入した砂糖があれば、これを使用する必要はありません。北朝鮮の歯磨き粉はだいたい下の部分が切れて見つかることが多いです。これもそう」 ーー使いきったということ?カン・ドンワン教授 「そうです」 なかには何か所も縫い合わせたサンダルも。 カン・ドンワン教授 「北朝鮮がいつも強調するのが核開発と経済発展を共に進める“並進路線”です。これは矛盾する政策です。核やミサイルを開発する一方、生活資源さえも不足している脆弱な経済状況なのです。結局、一番被害を受けるのは国民です」 北朝鮮はこの2年、コロナの影響もあり、人やモノの往来がほとんど止まり“鎖国状態”になっているのだ。 ■「病気の人が沢山死んでいく」「米もなく1日1食…」北朝鮮の住民語る2022年8月、中国との国境から対岸の北朝鮮を見ると、1年前にはなかったスローガンが。「自力更生」「自給自足」という外国には頼らない政策が盛んに叫ばれている。 北朝鮮内部を独自のルートで取材しているアジアプレス・石丸次郎氏に聞いた。 アジアプレス 石丸次郎氏「食品でいうと砂糖、それから食用油などがもう中国製品が入らなくなって市場から消えてしまったと。一番大きな打撃は医薬品の不足だったんではないかと」 アジアプレスでは北朝鮮の国内にいる協力者に中国の携帯電話を渡して連絡を取り合っている。今週、北部に住む協力者と話ができた。 北朝鮮北部の住民「周りでは病気だった人が沢山死にました。病気になっても薬がなくて治療ができないから。下痢なんかでも、お年寄りが罹ったら死んでしまいます。薬を何粒か飲めば生きられるのに。1つの人民班(20~30世帯構成)で、平均2人から5人くらいは死んだと思います」 コロナ前の2019年、国連が撮影した北朝鮮の農村部の映像をみると、灌漑用の水路は干上がり、畑は乾燥している。それでも米やトウモロコシを植えるため人々が手作業で土地を耕している。今も状況は悪く、国連は2022年7月に「人口の41.6%が栄養不足」と報告している。 さらにコロナが貧困に追い打ちをかけている。物流や商売の統制が強まったために現金収入がない人が多いというのだ。 北朝鮮北部の住民「稼ぐことも駄目になり、米もないので、1日2食や1食でしのいでいます。(政権は)全てアメリカのせい、コロナのせいだと言い訳して、人々が生きていくための初歩的なことも保障していないのに『仕事には出ろ』と。本当に馬鹿げています」 金正恩政権が進めるミサイルの開発について、住民の本音が漏れる。 北朝鮮北部の住民「アメリカまで届く爆弾があっても、私たちを守ろうとやっていることではないでしょう?毎日どうやって生き延びるかを心配している人たちは、国に核やミサイルが必要だなんてことより、いつになったら食べる心配もなく暮らせるか、そんなことばかり考えているんです。お米を配って配給を出してくれれば、どれほどいいでしょうか」 石丸氏は、現状を“人災”だと表現する。 アジアプレス 石丸氏「北朝鮮当局は今、生活が苦しくなったのはコロナのせいだという形で国民に説明しているそうです。ところがその一方で、莫大なお金を投下して、ミサイルの発射実験をずっと繰り返しているわけです。ミサイル開発の副作用として、やっぱり人民が非常に飢えて亡くなる人が出てきていると。“人災”と言っていいと思うんですよね」 日下部キャスター「(金正恩氏は)知っているんですよね?」 アジアプレス 石丸氏 「もちろん知らないわけないと思います。もちろん」 国民が困窮する中、推し進められる核・ミサイル開発。その資金源のひとつとして、北朝鮮が世界中から盗み取っているものがあるという。 ■ミサイル資金源に…「ラザルスグループ」が暗号資産強奪かミサイル開発の資金の一部になっているのが、暗号資産だ。ネット上で取引され、日本円や米ドルなどの通貨と交換できる。 韓国外務省 キム・ゴン朝鮮半島平和交渉本部長「北朝鮮の暗号資産窃盗は、我々が直面する核・ミサイルの脅威とも直結している」 11月17日に韓国で開かれたシンポジウムでは「北朝鮮が盗んだ暗号資産を核やミサイルの開発資金にしている」として、対策が呼びかけられた。 暗号資産犯罪の分析データを、70カ国以上の政府機関などに提供する企業「チェイナリシス」の担当者は、北朝鮮のハッカー集団が暗号資産窃盗の実行部隊だと話す。 チェイナリシス日本法人 重川隼飛氏「いわゆる『ラザルスグループ』と呼ばれているものがいます。特にこの手のサイバー犯罪を行う集団の中では、かなり レベルの高い部類だと考えられます」 ハッカー集団「ラザルス」は、北朝鮮当局に属するとされる。金正恩氏暗殺を描く映画を製作した会社にサイバー攻撃を行ったとして、その名が広く知られた。近年は、暗号資産犯罪に特化するようになったという。 村瀬健介キャスター「ラザルスグループの暗号資産の強奪によって、どれぐらいの被害が出ているのか?」 チェイナリシス日本法人 重川氏「毎年のように、ラザルスグループがサイバー攻撃を行った上で、お金を盗んでいるという実態がずっと観測されています。累計すれば10億ドル(相当)以上の被害総額になる」 村瀬キャスター「つまり(核・ミサイル開発の)有望な資金源が、暗号資産強奪になっている?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏 「そういうことになると思います」 北朝鮮は立て続けに弾道ミサイルを発射しているが、シンポジウムの試算では2022年の上半期だけで4億~6億5000万ドルを費やした、とされている。 村瀬キャスター 「なぜ暗号資産が狙われるんでしょうか?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏「暗号資産は銀行などを介さないわけですね。つまるところ簡単に『ここからここに送金できる』という利便性がある。彼らにすれば、ネットワーク越しにサイバー上で攻撃を仕掛けて、ネットワーク越しにかなりの金銭的価値があるものをとれるという、非常に都合のいいものになっている」 ■サイバー攻撃は日本にも… 次の核実験の可能性は北朝鮮のラザルスによる攻撃は、日本にも… 谷公一 国家公安委員長 「ラザルスと呼称されるサイバー攻撃グループが、日本の暗号資産関連事業者等を標的としたサイバー攻撃を行ったと判断するにいたった」 関係者によると、3~4年前から東京都内の交換業者などが少なくとも100億円相当の暗号資産を盗まれる被害を受けたという。 11月18日に打ち上げられた新型のICBM「火星17」は、複数の核弾頭が搭載可能で、アメリカ全土をも射程内に収めると言われる。 着々とミサイル技術を向上させる北朝鮮。搭載する核兵器の開発を急ぐとみられる。7回目となる次の核実験の可能性について、慶応大学の礒﨑教授に聞いた。 慶応大学 礒﨑敦仁教授「本音では北朝鮮は核実験をしたい、でも中国が反対しているから自制せざるを得ない状況が続いているわけですね。結局は中国との政治的外交的な利益を優先するか、軍事的な利益を優先するかっていうバランスをとりながら、決めるのは金正恩国務委員長なんです。そのタイミングは予想できないということです」
2023.05.30
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全体主義の脅威を認識できないリベラルの「罪と罰」。見境の無い独裁者の蛮行の容認。これが、世界を破滅させる最大の危機だ! 2023-5-2 はんぺん――――――――――――――――――「北朝鮮の楽園ぶりを紹介する宣伝物が、在日朝鮮人家庭に洪水のように配られる。地方自治体への請願活動も活発に行われた。早期実現を求める自治体決議が続々と採択される。その数は、46の都道府県、290の市区町村に及んだ。・・・・日本の左翼・進歩的知識人やマスコミも、率先して帰国運動の援護射撃を引き受けた。」(本文)――――――――――――――――なんともやりきれない記述が続くが・・・・これが(洗脳)というものだ!!周りの熱気に煽られて、それが社会全般に拡散し・・・・信じ込まされるのだ!!そう、今のリベラルたちが(社会主義)や(平和憲法)に洗脳されているように・・・・・!!! 人間は、なぜ、同じ過ち(=洗脳)を繰り返すのだろうか? ロシア国民は、今、言論統制(弾圧)の中にあって、国営テレビや新聞などから、湯水のような(大本営発表)を聞かされ続けている・・・・・・その限りにおいては、プーチン独裁は(安泰)だろう・・・・・ そのような全体主義を非難・糾弾することなく、寄り添い続けているのが、日本のリベラルたちだ。彼らは、独裁者を喜ばせるような (防衛費増額反対)(自衛隊反対)(安保反対)(米軍基地反対)を繰り返してきた・・・・何という事だろう・・・・・ 新社会党、社民党、MDS、アサートなどの人たちに会ったら、ぜひ問いただしてみたいと思う昨今だが・・・・・はたして彼らは、まともに対応するだろうか? 疑問だが・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――戦後の朝鮮の悲劇(1):在日朝鮮人の帰国事業運動(1959~84年)北の壮大な拉致・・・・ 2013-05-18 Ameba――北朝鮮を「最後の楽園」と信じて帰国した9万3000人余の在日朝鮮人に待ち受けていた地獄の試練/北朝鮮に渡った6000人以上の日本国籍の人々(日本人妻1800人を含む)は身分は最下層におかれ、過酷な試練によりその多くが餓死・病死していった。 ■ 北朝鮮帰国事業の実態 朝鮮総連が鳴り物入りで展開した帰国事業。『教育も医療も無料の社会主義祖国』 『地上の楽園・共和国』とのうたい文句を額面どおりに信じて、九万数千人の在日朝鮮人(日本人妻を含む)が北に帰った。 (1) 北へ渡った南出身の貧しい人たち「朝鮮総連と収容所共和国」 李英和 1999年 小学館文庫 終戦当時、日本には200数十万人以上の在日朝鮮人がいた。そのほとんどは、終戦直後の引き揚げ事業や自力渡航で朝鮮半鳥に続々と帰還して行った。遅い時期に日本に渡って来た者、あるいは強制連行で無理やり連れて来られた者。これらの朝鮮人ほど帰国を急いだ。地縁・血緑など祖国とのつながりが強く残っていたからである。 比較的早い時期の渡航朝鮮人は引き揚げようにも、祖国にはすでに住居もなければ、耕す田畑もなかった。頼りにすべき親類縁者とは、長い年月の間にすっかり関係が希薄になっていた。私の祖父母の場合は、後者のケースに該当する。 おまけに大半の朝鮮人の故郷である韓国でコレラが大発生したり、米軍の軍政下で社会混乱が起きた。さらに朝鮮戦争(50~53年)の勃発が、帰るべき祖国を灰燼に帰してしまう。様子眺めをしたり、帰るに帰れなくなった朝鮮人が日本に多数とどまった。この60万人ほどが、現在の在日韓国・朝鮮人の基数となる。 ところが、終戦から14年経った頃に突然、第二の引き揚げブームが起きた。1959年12月14日、在日朝鮮人の北朝鮮への帰還が始まった。日・朝両国の赤十宇社の協定(59年8月13日調印)によるものだった。 一般に「帰国事業」と呼ばれるものである。以後、3年問の中断期(68~70年)をはさんで、84年までに果計で約9万3000人余りが北朝鮮に永住帰国した。その中には、日本人配偶者とその子供も含まれる。 当時の日本は、いまと違って、父系血統主義を採っていた。その国籍法によれば、厳密な意味での日本人は約6600人だった。その内「日本人妻」と称される人たちが約1800人いる。数は少ないが「日本人夫」もいた。 この「帰国事業」は、いまから考えてみると、奇妙なものだった。在日朝鮮人は、その98パーセントが「南半分」、つまり今の韓国出身である。だから、厳密にいえば、北朝鮮は故郷ではない。守るべき祖先の墓もなければ、頼るべき親類縁者もほとんどいない、「異郷の地」だった。 だのに、この人たちは北朝鮮へと「帰った」そのせいもあってか、韓国政府は、「帰国事業」という用語を使わない。「北送事業」と呼んでいる。「帰国者」も「北送者」と称する。ともかく、歴史上でも稀に見る性格の「大量移住」だったことだけはまちがいない。 それだけに、その背景や動機には、複雑なものがある。この点で、帰国事業は大きくふたつの時期に区分できる。68~70年の中断期をはさんで、ちょうど前期と後期にわかれる。 大半は前期の帰国事業で「北」に渡った。その帰国者たちの背景と動機は、次の三点に尽きる。日本での生活難と将来への不安、韓国政府による事実上の「棄民政策」、そしてなにより(3)北朝鮮政府による荒唐無稽な「地上の楽園」宣伝だった。帰国者の動機は単純だった。同時に、その単純さは、重苦しい現実を反映している。 まっさきに挙げられるべき理由は「貧困」である。高度経済成長の恩恵にあずかるまで、在日朝鮮人の生活は困窮をきわめた。たしかに、1950年代は、日本人もそれはど豊かでなかった。だが、在日朝鮮人の場合、差別が貧困にいっそう拍車をかけていた。 なかでも、在日朝鮮人をひどく苦しめたのが雇用差別だった。大手企業への就職などは夢のまた夢。中小零細企業でも、正規採用ははとんど望めなかった。パチンコ屋や飲食業の店員、臨時雇いの工員、そして日雇い労働者といったところだった。おかげで、貧困にあえぐ世帯が多かった。 このあたりの事情は、被差別部落の場合と似通っている。だが、在日朝鮮人は外国人だという点が決定的に違った。法制度による差別を受けることになるからだ。(中略)これで「貧乏をするな」と言うほうが無理というものだろう。おかげで、在日朝鮮人の生活保護率も高かった。私が生まれた54年末の数字を見てみよう。当時、生活保護を受ける在日朝鮮人は約13万人だった。実に、朝鮮人全体の約23パーセントにのぼる。日本人の場合は2パーセントだった。 (2) 左翼陣営が煽った北朝鮮帰国事業「朝鮮総連と収容所共和国」 李英和 1999年 小学館文庫 当時の日本共産党は、武装闘争のせいで、支待者を大きく失っていた。そんな共産党にとって、元党員を含む在日朝鮮人の存在は大きかった。家の軒先に選挙用のポスターを貼るにも在日朝鮮人はこころよく応じた。 共産党と労働党・朝鮮総連との友好協力関係は、77年頃まで続く。日本政府は、治安維待の観点から、この左傾化した在日朝鮮人運動を嫌った。そんなときに、北朝鮮政府と朝鮮総連の主導によって帰国事業が始められた。 日本政府にとって、「渡りに船」の出来事だった。「厄介者払い」ができるからである。帰国事業に対する日本政府の積極的姿勢。そこには、こんな経済的、政治的な思惑が込められていた。 なお、この積極的姿勢を指して、日本政府による「民族浄化」政策だった、と主張するむきもある。だから、帰国者の悲惨な運命に日本政府と日本赤十字社が相応の責任を負うべきだという。こんな奇論を、帰国事業を担当した朝鮮総連の元幹部が待ち出した。 韓国の一部言論機関も、さも大発見であるかのように、これを書き立てた。見当違いもはなはだしい。たしかに、帰国者が向かったのは「南」でなく、「北」だった。日本政府も費用面で援助をした。 だが、韓国政府が棄民政策をとらず、民団が帰国事業を実施していたら……。日本政府は同じように援助しただろう。行く先が「南」であれ「北」であれ、日本政府にとっては、どちらでもよかったからだ。何でもかんでも日本政府のせいにすれぱよい、というものではない。 これを聞いて誰より驚くのは、北朝鮮当局であり、朝鮮総連だろう。帰国事業は、北朝鮮政府が立案し、朝鮮総連が音頭を取った。日本政府は何らの強制措置も採らなかった。日本赤十字社は、帰国希望者に対し、「自由意思」によるものかどうかをチェックした。韓国政府と民団が、帰国事業の実施に反対し、「人道に反する」と抗議活動を行っていたからだ。・・・・・・このことに疑いをはさむ余地はない。 実際、「帰国要求運動」はすさまじかった。「熱病」のような勢いで日本全土の在日朝鮮人を覆った。「帰国熱」の伝播は、北朝鮮当局と朝鮮総連によって、用意周到に練リあげられたものだった.。 まずは、13回目の祖国解放記念日(58年8月15日)に合わせ、神奈川県で朝鮮総連が帰国希望の手紙を金日成首相(当時)に送った。同県は韓徳銖(ハンドクス)議長のお膝元だった。 これを受けて、金日成は高らかに歓迎演説をする。58年9月9日、10回目の北朝鮮建国記念日のことだ。演説内容は、帰国の援助と帰国後の生活保障だった。これで帰国熱に一気に火がついた。帰国の早期実現を求める集会が、全国各地で開催される。その回数は二千回以上にのぼった。 北朝鮮の楽園ぶりを紹介する宣伝物が、在日朝鮮人家庭に洪水のように配られる。地方自治体への請願活動も活発に行われた。早期実現を求める自治体決議が続々と採択される。その数は、46の都道府県、290の市区町村に及んだ。 日本の左翼・進歩的知識人やマスコミも、率先して帰国運動の援護射撃を引き受けた。なかでも有名なのが、寺尾五郎氏の北朝鮮訪問記(『38度線の北』新日本出版社)である。紙の銃口からは、「人道主義」と「社会主義賛美」の銃弾が、雨あられと撃ち出された。北朝鮮政府は素早く、日本政府との交渉をまとめた。熱病が冷め、集団催眠が醒めてしまわないうちに、トボリスク号とクリリオン号のソ連船二隻を配船した。1959年12月14日、凍てつくような冬の日である。(中略) 背中を押されるようにして、約10万人が永住帰国した。また、在日朝鮮人の家族として6000人余りの日本人も船上の人となった。 ところが、帰国者を待ち受けていた運命は… 「温かい歓迎」どころか、祖国の「ひろい懐」で、労働党と現地住民の"狭い心"にさいなまれた。差別と監視の"洗礼"を受け、密告と粛清の対象とされた。 日本での朝鮮人差別から逃れたい。日本では発揮できない知識や技術を祖国に役立てたい。そんな純粋で崇高な思いは、完全に裏切られた。帰国者の夢と希望は、北朝鮮当局の空約束によって、ものの見事に打ち砕かれる。 実態は、国家ぐるみの大々的な「詐欺事件」であり、「殺人事件」だった。帰国者の居住地と職場は、朝鮮労働党によって一方的に決定された。本人の経験や能力、夢や希望とは、まったく無関係だった。 また、「日本出身者」という埋由で、労働党への入党は難しかった。70年代までは、庶民にとって党員への近道である人民軍への入隊も拒否された。信用ならない連中だから、というわけだろう。 もっとも元日本共産党員は別扱いだったようだ。党員証を持っていれぱ、自動的に労働党員になれた。だが、元日本共産党員であることが、のちにかえって災いを招く結果となった。粛清時に、"宗派分子"の汚名を着せる格好の口実とされたからだ。 必然的に帰国者の生活は苦しくなる。売り食いに次ぐ売り食いの末、とうとう日本からの"仕送り"で生き廷びるしかなくなった。ほとんどの者は「生き甲斐」を失い、その日その日を、ただ生きるだけとなった。 もちろん、例外もいる。一握りの朝鮮総連の大幹部の肉親がそうだ。留学中、私はそんな人物に出合ったことがある。朝鮮総連の韓徳銖議長の甥っ子だった。彼は破格の待遇を受けていた。私の留学先の社会科学院に勤める研究者だった。 だが、仕事もしなければ、勤務先にもほとんど顔を出さない。それでいて、一般の帰国者とはかけ離れた生活ぶりだった。金正日御用達の煙草(ロスマンズ)を吸っては、日本製の自家用車を乗り回す。特別待遇と多額の仕送りのたまものである。 なにより帰国者の気持ちを重くし、暗くさせたのは、日本出身者への厳然たる差別の存在だった。地方の工場や拡山、農場に強制的に分散配置された帰国者たち。この元在日朝鮮人は、"キポ"(帰胞)や"チェポ"(在胞)とさげすまれた。 (3) 北へ帰国した親族は人質同然となった「朝鮮総連と収容所共和国」 李英和 1999年 小学館文庫 「帰国事業」は、労働党と朝鮮総連が展開した、60年代初頭にはじまる北朝鮮への大々的な帰還運動である。以来、68~70年の中断期間を挟んで、59年(12月)から84年までに約9万3000人が北朝鮮に永住帰国した。これには、在日朝鮮人に同行した約6600人の日本人の配偶者や子供が含まれる(内、日本人妻は約1800人)。 この帰国事業は、いま考えれば奇妙なものであった。上述のように在日韓国・朝鮮人の98パーセントは南出身である。したがって北朝鮮に地縁や血縁はない。終戦直後の46年の帰還希望調査でも、約98パーセントは現在の韓国を帰還地に選んだ(厚生省調ベ)。 しかも60年代初めといえば、朝鮮戦争の荒廃から、北朝鮮がようやく復興しはじめた矢先である。たしかに当時、民族差別による日本での生活難には厳しいものがあった。だが、常識的に考えれば、北朝鮮での暮らし向きが良かろうはずのないことは容易に想像がつく。それでも、60~61年の2年間に全体の約7割が永住帰国した。 在日朝鮮人が北朝鮮に渡ったのは、たぶんに政治的動機による。日本社会での差別と蔑視への反発を下地にした社会主義への憧れである。一方、在日朝鮮人を引き寄せたのも、労働党と朝鮮総連の政治的動機だった。 労働力と技術者不足の解消という側面もあったが、たぶんに政治宣伝の色彩が強かった。実際、金日成は帰国事業を指して「資本主義に対する社会主義体制の優越性の勝利」と宣言した。 ここに悲劇がはじまる。帰国者約10万人といえば、朝鮮籍と韓国籍を合わせた在日韓国・朝鮮人の全人口の6~7人に1人に相当する。単純計算すれば、身内の誰かが北朝鮮に帰国したことになる。 政治宣伝の熱病がおさまると、労働党は帰国者を厄介者扱いしはじめる。資本主義思想の流入を恐れ、「社会主義建設の否定的要素」と規定した。厳しい監視と差別に反発する帰国者は殺されるか、強制取容所に送られた。生き残った者はすさまじい貧困にさらされた。 こうして在日韓国・朝鮮人は、帰国した親族を見殺しにするか、仕送りをするかの選択を追られた。多くは後者を採り、30年以上もせっせと仕送りを続けている。帰国者は完全に「人質」となったのである。 70年代半ばに西側銀行団への借全返済が滞りはじめると、労働党は在日朝鮮人の親族訪問を解禁する(79年)。83年に完全に利払いもできなくなるや、在日朝鮮人との合弁事業を発表する(84年「合営法」制定)。 いずれも帰国者を「人質」に、在日朝鮮人と有力商工人から、より大々的に金品を巻き上げる算段だった。合弁会社への在日朝鮮人の投資は総額130億円(92年現在)にのぼるが、そのほんどは失敗に終わっている。 最近では、仕送りをするのにも心配の種が増えた。経済破綻で悪化した治安のため、仕送りのある帰国者が強盗に襲われ、一家皆殺しになる事件が起きるようになったからだ。 日本や韓国、それに朝鮮総連が送ったコメが党幹部に横取りされる。それを闇市場で帰国者が仕送りの日本円で買って飢えをしのぐ。そんな光景を親族訪問で目の当たりにして、「これまでなにをしてきたのだろう」と心の中で悲鳴をあげる。 仕送りに疲れ果て、帰国した親族の餓死と引き換えにしてでも、独裁者への経済支援を断ち切る在日朝鮮人が増えてきている。こんな眼に遇わされても、在日朝鮮人は朝鮮総連にとどまらざるをえなかった。 「社会主義祖国のために」という労働党-朝鮮総連の決まり文句。帰国者を人質にとられた在日朝鮮人にとって、これは文字通りの「殺し文句」と聞こえたからである。一方、朝鮮総連の幹部たちは、帰国事業という取り返しのつかない大罪に恐れおののき、労働党との心中を決め込む。これが朝鮮総連の組織内部での反抗を封じ込め、自浄能力を喪失せしめる最大の要因となった。
2023.05.02
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リベラル派は(人権)を叫ぶなら、真実と真剣に向き合え! 独裁者にすり寄り、 人権弾圧の張本人を免罪するような言動は、許されるハズは無い!! 2023-4-20 はんぺん僕は、この記事を、真っ先にリベラルの人たちに読んでもらいたい・・・・・そう、北朝鮮の人権問題に、一貫して目をつぶってきた彼らの(感想)を聞きたいのだが・・・・多分、この(不都合な真実)に対しては、またまたスルーして、見て見ぬ振りを決め込むのだろうな!!! **************************「北朝鮮が設けた政治犯収容所11カ所のうち、現在も5カ所が運用中だと分析。韓国人拉致被害者らが過酷な労働や監視、差別に苦しむ実態も記録されている。」(本文)「15年に東部の元山(ウォンサン)で16~17歳の青少年6人が韓国の映像を見たり、アヘンを使ったりしたとして死刑を宣告され、即銃殺されたとの証言を紹介。」(本文) 「17年に自宅で踊っている際に金日成(キム・イルソン)主席の肖像画を指さすしぐさを写した動画が問題視され、妊娠6カ月だった女性が公開処刑された話も記された。」(本文) 「83号」と呼ぶ医療施設では、生きた人に医学実験を施す生体実験が行われている」(本文) 「17年から毎年、報告書が編纂(へんさん)されてきたが、閲覧は政府関係者らに限られ、非公開とされた。」「対北融和策を進める文前政権が人権問題の提起に激しく反発する北朝鮮に配慮したとみられている。」(本文)******************************* このような記事を読むたびに、僕は、昔の学習会の仲間のM氏のことを思い出す。(社会主義幻想)の洗脳が解けずに、ひたすら北朝鮮の独裁者が喜びそうな言動を繰り返してきた新社会党の友人のことだ。 人柄が真面目だという事と、客観的な見方=偏見の無い見方ができる事とは、必ずしも同居できるとは限らない・・・・・ 疑問を提示することさへ無いという状態は、洗脳以外の何物でもない。あのオウム真理教の若者たち、連合赤軍の(アホな)兵士たちと、いったい、どこが違うのだろうか? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――青少年や妊婦を処刑、生体実験も…尹政権が北朝鮮人権報告書を初公開 2023-3-30 産経新聞【ソウル=桜井紀雄】韓国統一省は31日、北朝鮮の深刻な人権侵害状況を詳細に記した2023年版「北朝鮮人権報告書」を発刊、韓国政府として初めて一般公開する。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は、北朝鮮の反発を恐れて同報告書の公開を見送ってきた文在寅(ムン・ジェイン)前政権の対北路線から一転、北朝鮮の人権問題の解決を重視する姿勢を鮮明にしている。北朝鮮による自国民の拉致問題でも日本政府と緊密に連携していく方針を打ち出している。 報告書は17~22年に脱北した508人の証言を基に作成され、恣意(しい)的な処刑の実例も盛り込まれた。15年に東部の元山(ウォンサン)で16~17歳の青少年6人が韓国の映像を見たり、アヘンを使ったりしたとして死刑を宣告され、即銃殺されたとの証言を紹介。17年に自宅で踊っている際に金日成(キム・イルソン)主席の肖像画を指さすしぐさを写した動画が問題視され、妊娠6カ月だった女性が公開処刑された話も記された。 北朝鮮が設けた政治犯収容所11カ所のうち、現在も5カ所が運用中だと分析。韓国人拉致被害者らが過酷な労働や監視、差別に苦しむ実態も記録されている。 「83号」と呼ぶ医療施設では、生きた人に医学実験を施す生体実験が行われているとの証言も収録された。 韓国では、北朝鮮住民の人権保護と促進を目的とした北朝鮮人権法が朴槿恵(パク・クネ)政権時代の16年に可決、成立。脱北者らへの聞き取り調査などを基に17年から毎年、報告書が編纂(へんさん)されてきたが、閲覧は政府関係者らに限られ、非公開とされた。 対北融和策を進める文前政権が人権問題の提起に激しく反発する北朝鮮に配慮したとみられている。 それに対し、昨年5月に就任した尹大統領は、北朝鮮の人権問題を重視。今月28日の閣議でも「北の住民の凄惨(せいさん)な人権蹂躙(じゅうりん)の実情が国際社会に一つ一つ明らかにされるべきだ」と報告書公開の意義を強調した。 22~25日に訪日した権寧世(クォン・ヨンセ)統一相が松野博一官房長官兼拉致問題担当相との会談で、拉致問題などに関する対話チャンネルの設置を提案するなど、尹政権の対北人権問題を巡る日本との連携も動き始めている。――――――――――――――――――――――――――北ICBM級ミサイルは70分飛行…飛行距離1000キロ・最高高度6000キロか 2023-3-16 読売新聞オンライン 防衛省は16日、北朝鮮が同日午前7時9分頃、平壌(ピョンヤン)近郊から東方向に向けて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級 1発を発射したと発表した。ミサイルは同8時19分頃、北海道渡島大島の西方約200キロ・メートル、日本の排他的経済水域(EEZ)外側の日本海に落下したとみられるという。 防衛省によると、ミサイルは約70分間飛行し、飛行距離は約1000キロ・メートル、最高高度は6000キロ・メートル超と推定されている。現時点で船舶などへの被害は確認されていない。 ―――――――――――――――――――北朝鮮ミサイル「国際的な脅威に」 韓国統一相 2023年3月22日 朝日新聞デジタル 韓国の対北朝鮮政策を担う権寧世(クォンヨンセ)統一相が、22日からの訪日を前に朝日新聞の単独インタビューに応じた。 北朝鮮が、米中両国の対立やロシアのウクライナ侵攻などの国際情勢の変化に「便乗」し、核・ミサイル開発を「国際的な脅威」と呼べる水準にまで進めているとの見方を示した。尹錫悦(ユンソンニョル)政権は圧力によって非核化に向けた対話の場に呼び込む政策をとるが、「(北朝鮮は)全く応じていない」という。 韓国統一省によると、権氏は22~25日に日本に滞在する。対北朝鮮政策での協力などについて、日本政府関係者らと意見交換する。 北朝鮮は昨年、過去最多の約70発の弾道ミサイルを発射。比較的短い距離で範囲を限って攻撃する「戦術核」の実戦配備や、米本土が射程に入る大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を進めているとみられる。 権氏は「短距離はある程度備えるようになったが、ICBMは大気圏への再進入が可能か、多弾頭を搭載する能力があるかについて懐疑的な専門家も多い」と指摘。ただ、その状態でも軍事力は「国際社会の脅威となるには十分な状況」だとの見方を示した。北朝鮮は7回目の核実験の準備を終えたとみられる。権氏は、実施の時期は「見通すのが困難」としつつ、「必ず行うだろう」と述べた。 核・ミサイル開発を活発化させている理由については「内部の結束と体制維持のためという側面が強いのではないか」とした。 ■対話試みるが「遮断される」 昨年5月に発足した尹政権は、北朝鮮に融和的だった文在寅(ムンジェイン)前政権の政策を転換し、米韓同盟の強化や日米韓の連携によって北朝鮮への圧力を強めている。権氏は「政策は『強対強』だけではない。人道的な協力や支援はいつでも努力するという話を繰り返してきた」とした。だが北朝鮮の反応がなく、「対話が遮断されている」という。 北朝鮮は食料難が慢性化しているとみられるが、権氏は「体制に脅威になるほどの状況ではない」との見方を示した。ただ、食料不足が続けば「臨界点に至る可能性がある。そうなれば北朝鮮も路線を変更せざるをえないのではないか」。 権氏は日本人拉致問題については「日韓で協力できる」と述べた。(ソウル=稲田清英)
2023.04.20
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北朝鮮の3世代世襲=金独裁体制を非難しない新社会党って、なんだ?? 恥を知れ!! あなたたちに(人権)を叫ぶ価値は無い!!! 2023-3-10 はんぺん 北朝鮮の3世代にわたる独裁政権は、旧ソ連のスターリン、中国の毛沢東などの長期政権と同じ、共産党一党独裁の流れではあるが、(世襲制)という社会主義思想から見ても、ありえない歪められた統治が続いている。 日本のリベラルたちは(社会主義幻想)から脱却できずに、こんなイビツな社会主義国家(?)に寄り添ってきた。 新社会党などは、日本人拉致問題には、見て見ぬ振りを続けてきたし、独裁体制の統治下で呻吟する北朝鮮の民衆に寄り添う姿勢が全く見られず、強制収容所や公開処刑(銃殺)などの抑圧体制を非難してこなかった・・・・・ 独裁体制=全体主義の国家では、軍事力の増強と海外侵略の芽が、潰えることは無い。国内の完全支配は、完璧に見えても、民衆の不満はくすぶり続けているだろう。 その不満の目を国外に向けさせ、排外主義を煽り、求心力を高めるという統治手法も有効だ。湧き上がる不平・不満のはけ口が、まったく無くされている国家内では、民衆は(大きな監獄)に閉じ込められているようなものだと思う。 この全体主義的傾向が、1991年のソ連崩壊後も、次第に地球上に拡散しつつある。今や国連総会でも、G7をはじめとした民主派は、中国・ロシア・北朝鮮をはじめとした全体主義派に、数の力で負け続けている・・・・・・ 能天気な(護憲派=偽リベラル)たちは、忍び寄る全体主義の脅威に対して(見て見ぬ振り)で、やり過ごしてきた・・・・ そして、能天気に「反自衛隊」「反安保」「反米軍基地」を叫び続け、周辺の独裁国家たちを狂気させてきたのだ・・・・・ 同時に、中国も、北朝鮮も、日本とは比べ物にならない巨額の軍事費を湯水のように注ぎ込み、軍事力の増強で、覇権侵略の準備を推進してきた。 (平和憲法では、日本を守れない)(平和憲法に間違った幻想を持ってはならない)と言ってきた。護憲派の人たちは、この(とめどなき)軍拡を進める周辺の独裁国家(中国・北朝鮮・ロシア)に対して、どのように対応するつもりなのか、教えてほしい!!!これまで彼らは、何ら(方針)は示せないで来たし、今後も示せないだろうと思う。 ひたすら、現実離れした(平和憲法守れ)を繰り返し、(防衛力の増強に反対)するのみ・・・・・という「無責任な(答え!)」しか返ってこないのだ。その典型が、社民党の福島瑞穂氏だった。こんな無責任が、国民から支持されるハズがない!!責任ある説明をスルーして、(話し合いで・・・・・)(国連で・・・・)と叫んでも・・・・・これは、何も言っていないのと同じなんだ!!! 日本人が、自分の国を守る気概を無くすような、(平和憲法に、おんぶにだっこ)では、責任ある政治家としての説明責任は、果たせていないと言わざるを得ないのだ・・・・ そもそも今の日本国憲法は(日本人が勝ち取ったモノでは無い)。 ここで福島瑞穂は、間違っている。あのヒロヒト(昭和)が、始めた侵略戦争(アジア太平洋戦争)で、苦しんだアメリカをはじめとした連合国が、「日本軍国主義の牙を抜く!」ことに注力した結果の産物・・・・その具体化が、日本国憲法の(戦争放棄)であり、(非武装)だった。 このアメリカをはじめとした連合国(GHQ)による強い意志の貫徹としての(戦争放棄条項)(非武装条項)を内容とした日本国憲法だったが、その後の冷戦の開始とともに、180度転換され、反共の防波堤としての日本の再軍備の容認と、米軍基地の強化が推進されていく・・・・ 世界は、1891年のソ連崩壊後も、共産主義の流れ、全体主義の流れは、止むことなく、全人類の脅威として、拡散を続けてきた・・・・・ 日本の護憲派(偽リベラル)たちは、事の本質が理解できずに、相変わらずの(反自衛隊)(反安保)(反米軍基地)を叫びつづけ(それでよし)としてきたのだ・・・・ (自由)(平和)(民主主義)(人権)(法の支配)などの共通の価値観を、僕たちは、大切に思う。それを侵そうとする者たちへは、断固戦うという立場こそ、ウクライナから学ぶ教訓だと思う。これは、我々の未来世代への責任問題だ・・・・・と思うが、皆さんは、どうだろうか? ――――――――――――――――――――――――北朝鮮、潜水艦から巡航ミサイル2発 「1500キロ飛行」 2023-3-13 産経新聞 北朝鮮メディアは13日、同国が12日未明に潜水艦から2発の戦略巡航ミサイルを発射する訓練を、東部咸鏡南道沖の日本海の景浦湾で行ったと伝え、写真を公表した。ミサイルはいずれも「8」の字形に設定された軌道を約1500キロ飛行して目標に命中し、訓練は成功したとしている。北朝鮮が巡航ミサイルの水中発射を公表するのは初めてとみられる。 一方、米韓は13日朝から大規模合同演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を始めた。米原子力空母の韓国南部釜山への展開も調整している。北朝鮮の発射は演習に対抗して威嚇する狙いもあるとみられ、朝鮮半島の緊張が激化している。(共同) ――――――――――――――――――――――――――――――「やっぱり、もうダメだ」金正恩発言に北朝鮮国民も絶望 2023-3-13 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 北朝鮮で先月26日から今月1日にかけて開催された朝鮮労働党中央委員会第8期第7回総会拡大会議。その場では食糧の増産についての議論に力点が置かれた。 国営の朝鮮中央通信は、金正恩総書記が、「社会主義建設の全面的発展のために、わが国家の自存と人民の福利のために今年の穀物生産目標を必ず達成し、農業発展の展望目標を成功裏に達成しよう」と述べたと報じている。 北朝鮮は現在、大量の餓死者を出した1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」以降最悪の食糧難となっていると伝えられている。今回の会議は、この食糧難への対策を議論する目的で開かれたようだが、北朝鮮国民の反応は芳しくない。 「住民たちは金正恩の発言や政策にに対し、『やっぱり、もうダメだ』との失望を隠せずにいる」と伝えた咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋。その理由とは次のようなものだ。 「4日間も会議をやったのに、これといった特別な対策が示されなかったから」 国営メディアは今回の会議について報道し、各地域では住民を対象に、会議の結果を貫徹しようという内容の政治講演会まで開かれたが、人々は「ヘクタールあたりの収穫量を増やすべき」「新しい機械を農村に送るべき」という内容が実情に合っていないとの反応を示した。 深刻な食糧難の原因の一つが、極端なゼロコロナ政策として、2020年1月に国境を封鎖し、人と物の行き来を完全に遮断したことにある。国内生産分だけでは需要を満たせない食糧、肥料などの営農資材は中国から輸入されていたが、これらの輸入が止まったことが食糧難の原因だと多くの北朝鮮国民は気づいている。 それで、「肥料の問題一つ解決できないくせして、収穫量を増やせと言われても、住民は冷淡な反応を示すしかない」(情報筋)ということだ。 ある咸興(ハムン)市民はこのように語っている。 「今回の拡大会議の内容を見ると、住民が直面している貧困が、あたかも農業のやり方が間違っていたかのように言っている。農業がうまく行ってトウモロコシ飯でも腹一杯食べられたことがあったろうか」 「食糧不足でギリギリの生活をしている人々に『ヘクタールあたりの収穫量を増やせ』などとなぜ(平気で)言えるのか疑問がわく。食糧不足を訴える人々の訴えを無視して、(当局は)農業の準備を大義名分にして、プロパガンダに没頭している」 また、別の咸興市民は「農業機械を増やすという方針はいいが、機械を動かす人々の生活を解決するのがまず先ではないか。飢えている人たちがまともに仕事ができるのか」と、プロパガンダ色の強い派手な政策にこだわる当局のやり方を批判した。 北朝鮮では例年、前年の収穫の蓄えが底をつき、麦の収穫が始まる初夏まで、人々が上に苦しむが、ここ数年、その始まりが早まりつつある。情報筋も、本格的なポリッコゲ(春窮期)を控えた今の時点から、すでに絶糧世帯(食糧が底をついた世帯)が急増し、餓死者も出ており、住民の間に不安感が広がっているとして、「やってる感」を出すだけの当局の農業政策を批判した。 ―――――――――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。
2023.03.10
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金正恩の核ミサイルの恐喝は、プーチンロシアと同じ全体主義の脅威だ! 緩めるな! 抑止力の強化を! 防衛力の急伸は、喫緊の課題だ・・・・ 能天気な護憲派に鉄槌を!!! 2023-3-9 はんぺん昔の友人(新社会党員)が、以前、金正日のロケットの発射について、「あれは北朝鮮が、人工衛星だというのだから、人工衛星である」と断言した。僕は、弾道ミサイル実験だと非難したのだが、彼は譲らなかった・・・・ そもそも、絶望的な食糧事情にあえいでいた北朝鮮で、呑気に(人工衛星)などを打ち上げて、余裕を見せることなど、考えること自体、あり得なかった・・・・・ 今回も、北朝鮮は、はっきりと大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射訓練だったと発表している・・・・ この友人は、それでも、前言を撤回しないのだろうか? 聞いて見たいのだが、最近は、メールもご無沙汰の様子だ。 世界は、(法の支配)を否定する独裁者たちの(やりたい放題)だ・・・・と嘆いてきた。僕は70年以上、生き抜いて、見てきたが、それでも人間のやることには、まったく進歩がない・・・・と言わざるを得ない・・・・ 人間というものは、つくづく、どうしようもない(動物)なんだなあ・・・・と思う。 僕たち団塊世代は、あと、せいぜい5年~15年の余生しかないだろう・・・・動物には、寿命があり、世代交代があるのだが・・・・この今の時代を見ていると、果たして、人間は、世代交代できるのだろうか? 人間の未来は、存在するのだろうか? と考え込んでしまう。 というより、果てしなく希望の光が見えてこない・・・・と言った方が正確だろう。 中国共産党の国家主席で、習近平が3期目に入るという。昨日の(全人代=全国人民代表大会)では、3期目の習近平体制が、2925票満票の全会一致で、承認されたという。反対票は、ゼロ・・・・・!! これが、何回も指摘してきた(民主集中制)そのものだ。北朝鮮の労働党も、常に(満票)の全会一致で独裁者を選出して、その独裁者が、国家を仕切ってきた。国民の苦難は永遠に続いていくのだ・・・・ 日本共産党も、同じ穴のムジナだ。結論ありきの形骸化した全国大会・・・・長期政権は、そうして持続されきた。共産党のトップが20年、30年続いても、誰も反対できない・・・・・それが、(民主集中制)なのだから・・・・ (全体主義の脅威に触れることのない民主主義的運動などは、ありえるハズがない)と、改めて声を大にして、僕は叫びたい!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――北朝鮮ミサイル。自国民を苦しめる愚行(社説) 2023年2月21日 朝日新聞 今年もミサイル発射を繰り返し、地域を不安定化させ、自国民を苦しめるだけの愚行を重ねるつもりなのか。世界に正当性を訴えたいのであれば、真摯(しんし)に対話に応じるべきだ。 北朝鮮が相次いで弾道ミサイルを日本海に発射した。うち18日午後の発射について北朝鮮メディアは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射訓練だったと伝えた。 報道は「目標水域を正確に打撃した」としている。実際に落下したのは日本の排他的経済水域の内側とみられる。燃え落ちる物体は国内でも目撃された。被害報告はないものの、民間の船舶や航空機を危険にさらし、人々を不安に陥れる行為で絶対に容認できない。 弾道ミサイルの発射は元日以来となる。これに先立ち北朝鮮は、軍事行動を約1カ月半、自制してきたとする談話を発表。3月に合同軍事演習を準備している米国と韓国こそ、平和を破壊していると主張した。 言語道断の責任回避というほかない。「行動自制」の背景には、深刻な食料不足があるとみられる。新型コロナ禍で中断していた中国との貿易が再開されたものの、十分な量が確保できていない模様だ。そんな状況での軍事挑発は自国民をますます苦しめるだけだろう。 北朝鮮は、核・ミサイル問題で会合を開いた国連安保理に対しても強い不満を表明した。米国の言いなりになっているという論法である。 だが、安保理で拒否権を持つロシアをウクライナ侵攻問題でも全面的に支持すれば新たな制裁決議は受けないと踏み、日米韓に対抗する足場を作る画策をしてきたのは北朝鮮の方だ。 そもそも昨年だけで約70発とされる弾道ミサイルの発射行為そのものが明白な安保理決議違反である。主張は到底、説得力を持ち得ないと悟るべきだ。 今回のICBM発射を受け日米韓外相が急きょ会談した。脅威への対処で3カ国の協力が欠かせないことは論をまたない。 きのうはミサイルの発射数をめぐり日本の防衛省と海上保安庁で食い違うなど、情報の見極めや伝達にも不安が漂う。昨年11月の3カ国首脳会談で合意した、北朝鮮ミサイル情報の即時共有の具体化が急がれる。 懸念されるのは日米韓の議論が抑止の強化に偏重し、対話を再開する意欲が伝わっていないことである。 北朝鮮の行動を変えるためには、一定の影響力を持つ中国の協力が不可欠だ。日米韓とも中国とは困難な課題を抱えているが、対立を抑え、連携して北朝鮮を対話のテーブルに戻す外交力が求められる。 ―――――――――――――――――――――――産経抄 2023-2-16 産経新聞中国の「建国の父」である毛沢東は、多くの女性との間に子をなした。ただし認知した子供は、2男2女である。特にかわいがられた次女の李訥さんは、長じて軍機関紙「解放軍報」の編集長に抜擢(ばってき)される。 もっとも後に失脚し、毛姓を名乗ることも許されなかった。現在は一般市民とさほど変わらない暮らしをしているらしい。李訥さんは少女時代、「公主」(お姫さま)ともてはやされていた。 これに対して、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の第2子とされる娘の呼称は「尊敬するお子さま」である。今月8日に行われた軍事パレードを正恩氏とともに観覧していた。公開された映像には、正恩氏の頰を手で包み込むようなシーンもあった。 10歳前後に見える娘が初めて公の場に登場したのは昨年11月である。北朝鮮は新型ICBMを日本海に向けて発射し、北海道沖に落下させた。北朝鮮メディアは正恩氏が発射場に娘を同行させたと報じて世界を驚かせた。その際は「愛するお子さま」と呼ばれていたから、今回は明らかに格が上がっている。 国内では娘の名前「ジュエ」と同名の女性に改名を強要しているとの、米国メディアの報道もある。極めつきが、17日に発行される新型ICBMの発射を記念する切手の図柄である。正恩氏と娘が並ぶ写真が使われる。果たして正恩氏は後継者と決めたのか。北朝鮮が切手に込めたメッセージには眉に唾をつける必要がある。 核・ミサイル開発を加速させている北朝鮮は、かつて反核を主張していた。1988年に発行された切手には、「核兵器のない新たな世界を築こう!」というスローガンとともに、廃棄される核ミサイルが描かれていた(『事情のある国の切手ほど面白い』内藤陽介著)。
2023.03.09
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独裁者の蛮行に、見て見ぬふりで、やり過ごしてきたリベラルに(人権)を語る資格無し・・・・ 世界は、全体主義に如何に向き合うか? 地球の未来がかかっている・・・・ 2023-3-4 はんぺん 北朝鮮の駐英公使だった太永浩(テ・ヨンホ)氏(2016年に韓国に亡命)は、北朝鮮の核ミサイル開発の資金源について・・・・「北朝鮮は国をあげてハッカーを養成している」と述べ、ハッキングで盗んだ暗号資産が資金源になっているとの見方を示した。(本文) 「中東などへの兵器・軍事技術の移転や麻薬などの不法取引に加え、中国からの経済援助も有力な資金源だと指摘。」(本文) と述べている。 また、BBCは・・・ 「北朝鮮の支援を受けたハッカー集団が、昨年1年間で17億ドル(約2200億円)相当の暗号資産を盗んだと、ブロックチェーン分析会社チェイナリシスが1日、報告した。 これまでの北朝鮮による暗号資産窃取の最多記録は、2021年の4億2900万ドルだった。昨年はその約4倍に急増したことになる。 世界全体で昨年盗まれた暗号資産は計38億ドルで、その44%に北朝鮮が絡んでいたとされる。チェイナリシスは昨年を「暗号資産ハッキング史上最大の年」だったとしている。」(本文) ・・・と報道している。 この現代社会で、このような醜悪極まる蛮行が、一人の独裁者の号令の下に行われていることに、心底から怒りを覚える。同時に、この独裁者に寄り添い、その蛮行を非難せず、見て見ぬふりをしてきたリベラルたちの間抜けさにも、呆れてしまう自分がいる・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――産経抄 2022-11-21 産経新聞旧ソ連の独裁者スターリンには2男1女があった。ことさら一人娘のスベトラーナをかわいがった。笑顔のスターリンが9歳の娘を抱きかかえている写真は、溺愛ぶりをよく表す。1935年に撮影されたものだ。 ▼その数年前には集団農業化などにより、穀倉地帯のウクライナでは数百万人の餓死者が出ていた。大粛清と呼ばれる政治弾圧の犠牲者は1千万人にのぼるといわれる。父親の首にしがみついているスベトラーナは、そんな悲劇を知る由もない。 ▼北朝鮮は18日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を日本海に向けて発射し、北海道沖に落下させた。北朝鮮メディアは金正恩総書記が発射場に娘を同行させていたと報じて、話題を呼んでいる。 ▼公開された写真では、白いダウンコート姿の娘が正恩氏と手をつないで発射場を歩いたり、正恩氏と李雪主夫人の間で娘が発射を見守ったりしている。正恩氏には3人の子供がいるとされ、12歳ごろの年格好の娘は、第1子か2子とみられる。「後継」を暗示するのか、北朝鮮専門家の間でも意見が分かれる。 ▼6歳の時に母親に先立たれたスベトラーナは4度の結婚を含めた波乱の生涯を送る。なかでもスターリンの死後、米国への亡命を果たしソ連政府を公然と批判すると、大きな反響を引き起こした。 まもなく発売された回顧録では、スターリン時代をこう総括する。後世の人たちにとって「イワン雷帝の治世にも似て、はるかに遠く、不可解な、戦慄をさそうほどに恐ろしいものになるのだろう」。 ▼正恩氏の娘もいつか知ることになる。相次ぐミサイルの発射実験とは裏腹に多くの国民が飢えに苦しみ、日本人の拉致という国家犯罪に手を染めていた北朝鮮の戦慄の事実を。―――――――――――――――――――――――――――北朝鮮の資金源は「暗号資産」、核実験は超大型弾頭次第。元北外交官の韓国議員インタビュー 2022-12-26 産経新聞北朝鮮の駐英公使だった2016年に韓国に亡命し、現在、韓国与党の国会議員を務める太永浩(テ・ヨンホ)氏(60)が26日までに、ソウルで産経新聞などのインタビューに応じた。 弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮の資金源がサイバー攻撃で窃取した暗号資産や兵器の密輸だと指摘した。また、北朝鮮が7回目の核実験を行うタイミングについて、超大型核弾頭の開発が影響するとの見通しを明らかにした。 国をあげてハッカーを養成 太氏は「北朝鮮は国をあげてハッカーを養成している」と述べ、ハッキングで盗んだ暗号資産が資金源になっているとの見方を示した。 中東などへの兵器・軍事技術の移転や麻薬などの不法取引に加え、中国からの経済援助も有力な資金源だと指摘。 「最近、習近平国家主席と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が以前より交流していることが注目される」と語った。 北朝鮮は核実験に踏み切る可能性が指摘されるが、太氏は、中国が核実験に反対しているとして、「今すぐ行うことはない」と述べた。同時に、北朝鮮が目標に掲げる超大型核弾頭の製造が完了した場合は、核実験を行う恐れがあるとの見通しを示した。 金氏の娘「世襲続くメッセージ」 北朝鮮メディアは11月に金氏が娘を連れて大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を現地指導したと報じた。太氏はその狙いについて、「核兵器保有は今の代だけでなく次代まで続く。世襲は続くというメッセージだ」と解説した。一方で、娘の後継指名を意味するものではなく、「後継者発表は遠い先の未来の話だ」と語った。 また、自身の北朝鮮外交官時代に拉致被害者との面会があったかどうか問われ、「一度もない。一般の住民が決して会うことができない隔離された場所にいると思う」と述べた。「被害者の一部は、北朝鮮のスパイ養成所で日本語を教えているという話を聞いたことがある」とも語った。 一方、太氏は日本政府が進める防衛力の抜本的強化について、「北朝鮮の核やミサイルによる脅威が高まっている中、自国民の保護のための動きだ」と肯定的な見方を示したうえで、安全保障面の日韓協力の必要性を指摘した。――――――――――――――――――――――――北朝鮮系のハッカー集団、暗号資産2200億円を昨年盗む=報告書 2023年2月3日 BBC News 北朝鮮の支援を受けたハッカー集団が、昨年1年間で17億ドル(約2200億円)相当の暗号資産を盗んだと、ブロックチェーン分析会社チェイナリシスが1日、報告した。 これまでの北朝鮮による暗号資産窃取の最多記録は、2021年の4億2900万ドルだった。昨年はその約4倍に急増したことになる。 世界全体で昨年盗まれた暗号資産は計38億ドルで、その44%に北朝鮮が絡んでいたとされる。チェイナリシスは昨年を「暗号資産ハッキング史上最大の年」だったとしている。 専門家らは、厳しい制裁を受ける北朝鮮が、核兵器開発の資金を調達するため暗号資産を盗んでいるとみている。 北朝鮮は過去6回、核実験を行っている。金正恩(キム・ジョンウン)総書記が核開発を加速させていることから、今年中に7回目が行われるとアナリストらは予想している。 ■「北朝鮮経済のかなりを占める」 チェイナリシスは報告書で、北朝鮮の2020年の輸出総額が1億4200万ドル相当だったことと対比。「暗号資産ハッキングが同国経済のかなりの部分を占めていると言っても過言ではない」とした。 同社によると、ハッカーらは通常、さまざまなユーザーの暗号資産が混ぜ合わさる「ミキサー」を通して、暗号資産を洗浄するという。 別の専門家らは、北朝鮮は盗んだ暗号資産を、中国のブローカーや非代替性トークン(NFT)を通じて洗浄していると説明している。 米連邦捜査局(FBI)は先月、北朝鮮系のハッカー集団「ラザラス・グループ」が、ブロックチェーンネットワークで1億ドルの暗号資産が盗まれた昨年の事件に関わっていたと発表した。 チェイナリシスによると、昨年窃取された暗号資産のうち82%超を分散型金融(DeFi)が占めていたという。 ブロックチェーンセキュリティー会社ハルボーンの最高執行責任者デイヴィッド・シュウェッド氏は、DeFi開発者が「成長を最優先している」と主張。ユーザーを引き付けるため、資金は安全性の強化に使うよりも、報酬に使われることが多いとしている。
2023.03.04
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全体主義による(威嚇と挑発)が、止まらない・・・・ 新社会党は、(社会主義)(全体主義)の呪縛から目覚めて自己批判しなければ、自分たちの明日は無い・・・・・ 国民は、いつまでも騙されてはいないだろう! 2023-2-19 はんぺん これまで、一党独裁の北朝鮮に寄り添ってきた新社会党などは、今! 何を考えているのだろうか?? とよく思う。 自分たちが、都合の悪い真実をスルーしてきたことで、ますます(社会主義政党)としての信頼が揺らいでいる・・・・下部党員たちは、不安と焦燥に駆られているのではないだろうか? そもそも、独裁体制と民主主義とは、相容れるハズが無い。それを無理やり、なし崩し的に、擁護しようとしても、一般の国民や、数少なくなっている彼らの支持者が、それを許さないであろうことは明らかだ。 「韓国では17年6月にも、北東部の山中で北朝鮮の小型無人機が発見された。南部の 星州ソンジュ に配備された在韓米軍の最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」の発射台や周辺の画像などが残されていた。」(本文) 北朝鮮が、ミサイルの連射、ⅠCBM(大陸間弾道弾)の開発を加速している。いま、プーチンがウクライナ侵略で、(核攻撃)を示唆して、(核の脅し)をかけている。 北朝鮮も遅かれ早かれ、この(核の脅し)を使い、さらなる(威嚇と挑発)を強め、我々、民主派に圧力を加えてくることは、火を見るよりも明らかである・・・・ 抑止力を否定してきた(能天気な平和主義者)のおかげで、日本は、ますます窮地に追い込まれていくわけだ・・・・(能天気な戦争反対)が、(戦争危機)を引き寄せるというバカな状態が、今の日本・・・・・これが自業自得ということだろう・・・・・・・ 無責任な言動の責任を 誰も取らずに・・・・人類が滅亡する。いまだに(平和憲法)を持ち出して、平和を守るという愚かな政党がいる。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――北無人機5機が韓国領空へ、1機は首都圏北部に接近も…韓国軍は撃墜失敗 2022-12-27 読売新聞オンライン 【ソウル=溝田拓士】韓国軍は26日、北朝鮮の無人機5機が同日午前10時25分頃から、南北の軍事境界線を越えて韓国北西部の領空に侵入したと明らかにした。 北朝鮮無人機による領空侵犯が確認されたのは2017年以来。韓国軍は戦闘機や攻撃ヘリコプターを出動させ、撃墜を試みたが、失敗した。 韓国軍などによると、無人機は翼の長さが約2メートルの小型だった。5機のうち、1機はソウル首都圏の北部地域まで一時接近し、領空侵犯から約3時間で北朝鮮側に戻った。4機は 江華島カンファド 一帯を飛行し、その後、姿を確認できなくなった。 韓国軍は、警告射撃を実施した上で、攻撃ヘリから100発ほど射撃して撃墜を試みたが、墜落による住民への被害を懸念したこともあり、結果的に撃墜できなかった。 また、聯合ニュースによると、無人機への対応で出動した韓国空軍の戦闘機1機が離陸後に墜落し、乗員は脱出した。 韓国軍は「明白な挑発行為」と北朝鮮を非難したうえで、「今後も徹底して断固対応する」としている。同日には対抗措置として、無人偵察機を軍事境界線の北朝鮮側に飛行させるなどした。 韓国メディアによると、韓国軍の要請を受けて、ソウル近郊の 金浦キムポ 空港では午後1時8分から1時間2分間、 仁川インチョン 空港でも午後1時22分から48分間にわたって離陸が一時中止となった。 北朝鮮は核やミサイルと並行して、偵察用無人機の開発を進めている。今回の無人機による領空侵犯は、偵察目的だった可能性がある。 韓国では17年6月にも、北東部の山中で北朝鮮の小型無人機が発見された。南部の 星州ソンジュ に配備された在韓米軍の最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」の発射台や周辺の画像などが残されていた。14年には、北西部のペクリョン島などでも墜落した無人機が見つかっている。――――――――――――――――――――――――――――――――――「北へ10億円渡した」 韓国最大野党代表の訪朝計画捜査 2023-2-3 産経新聞【ソウル=桜井紀雄】韓国最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表を巡る疑惑を捜査中の検察は、李氏がソウル近郊・京畿(キョンギ)道の知事時代の北朝鮮への巨額不正送金疑惑の捜査を加速させている。 「李氏の訪朝のために北朝鮮に多額の金を渡した」との韓国企業元会長の供述が判明。南北協力の推進とともに大統領を目指した李氏と北朝鮮を結ぶ線が解明されるか注目される。 「李在明知事が次期大統領選のために訪朝を望んでいるので協力してほしい」 韓国紙の東亜日報や朝鮮日報によると、下着大手「サンバンウルグループ」元会長のキム・ソンテ容疑者は2019年7月にフィリピン・マニラで北朝鮮秘密警察所属のリ・ホナム氏にこう持ち掛けたと供述した。 李氏と面識もないと否定してきたが、逃亡先のタイから先月移送され、李氏の知事時代に対北担当副知事だった人物への贈賄容疑などで逮捕後、詳細を語り始めた。 キム容疑者は19年に計800万ドル(約10億円)を北朝鮮側に渡したと供述している。韓国で映画化された対南工作事件などで暗躍した大物工作員として知られるリ氏は「李知事が大統領になれると良い」と応じ、李氏の訪朝に向けて高級車のベンツやヘリコプターも必要だとして最終的に300万ドルを要求したという。 残りの500万ドルは京畿道が北朝鮮と合意した農場改良事業の費用を肩代わりしたものだとしている。 文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が18年9月に訪朝し、最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏と3度目の会談を果たすなど南北融和ムードが高まる中、李氏は訪朝団から外れた。 代わりに翌月に副知事を訪朝させ、農場改良など6つの南北協力事業に合意したと発表した。独自の南北協力の成果を誇示し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と争った22年の大統領選で勝利する狙いだったようだ。 だが、南北双方の思惑は外れる。国際社会の対北制裁に抵触する北朝鮮への送金はできず、文氏や李氏が約束した協力事業は暗礁に乗り上げた。18年末にキム容疑者らと中国で会った北朝鮮高官は「金が支払われない」と不満を示した。 キム容疑者は自社社員ら数十人に化粧品入れや本の間にドル紙幣を隠して運ばせる手口などで中国で北朝鮮側に金を渡したという。 キム容疑者は副知事らの便宜を受け、北朝鮮の鉱物開発の権利を獲得。系列会社の株価が急騰するなど、北朝鮮や京畿道と利害が一致していた。乗馬好きの正恩氏にフランスの高級ブランド「エルメス」製のくらを贈ったとも報じられた。 検察は過去の都市開発に絡む大規模不正事件など、李氏を巡る複数の汚職疑惑について詰めの捜査を急いでいる。李氏は「検察が描いた新作小説(虚構)だ」と不正送金疑惑への関与を全面的に否定している。 韓国大統領として金大中(キム・デジュン)氏が00年に初訪朝した際も北朝鮮へ巨額の金が渡ったとされ、元高官らの有罪が確定した。 検察の捜査は、訪朝を焦る韓国の政治指導者側とその足元を見る北朝鮮の駆け引きの実態もあぶり出そうとしている。
2023.02.19
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隣国の蛮行は、日本の最大の脅威だ。忘れるな、認識の欠けるリベラルたちよ・・・・ 2023-2-18 はんぺん またまた、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。今回は、ICBM=大陸間弾道ミサイル級だと発表された。発射された弾道ミサイルは約66分飛翔し、午後6時27分頃、北海道の渡島大島の西方約200kmの日本海、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したものと推定されるとのことだ。 いい加減、これだけ昨年から、連続して発射することで、日本国民は「またか・・・」と慣れてしまいがちになるのではないか? これが、心配だ。 独裁国家の蛮行は、誰にもわからない・・・・ウクライナにプーチンが軍事侵略するなどを 誰も予想できなかったように・・・・・だ。 北朝鮮の独裁者=金正恩が、韓国や日本に軍事侵攻しないと、誰が保証できるだろうか? (無責任な平和主義)では、日本の平和、ひいては(世界の平和)は、守れない・・・・と肝に銘じるべきではないか!!! 昨年だけで、 北朝鮮は、計29回(55発)弾道ミサイルを発射し続けたというが、今年に入っても、民衆の飢餓情報が届く中でも、独裁者の暴挙は止まらない・・・・・これも、われわれの尺度では理解不能事だ。 我々民主派の常識からみれば、(核ミサイル開発の前に、まず民衆を食べさせることが第一!!)と考えるが、独裁者=金ジョンウンは、そうは考えない。 能天気な(社会主義政党)の新社会党などは、またまた、スルーして、抗議もせずに、だんまりを決め込むのだろうか?? 岸田政権、バイデン政権を激しく非難するばかりで、全体主義にはめっぽう甘い似非(えせ)リベラルに対しては、(あなたたち! 主敵を間違えているぜ!!)と言いたいものだ・・・・ もちろん聞く耳を持たないだろうが・・・・・社民党やMDS、アサートたちのHPについても、注視していきたい・・・・・・(MDSとは、民主主義的社会主義という泡沫的社会主義政党の事) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――北ミサイル発射受けNSC4大臣会合、岸田首相「挑発をエスカレートさせる暴挙」 2023-2-18 読売新聞オンライン 政府は18日夜、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開催し、対応を協議した。岸田首相は終了後、記者団に、「国際社会全体に対する挑発をエスカレートさせる暴挙であり、厳しく抗議を行った」と述べ、北朝鮮を非難した。日米や日米韓の3か国で緊密に連携して対処する考えも示した。 ―――――――――――――――――――――――――北朝鮮が発射のミサイルはICBM級…最高高度5700kmでEEZ内に着弾か 2023-2-18 読売新聞オンライン 防衛省は18日、北朝鮮が同日午後5時21分頃、 平壌ピョンヤン 近郊から東方向に向けて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級1発を発射したと発表した。 ミサイルは約66分間飛行し、同日午後6時27分頃、北海道渡島大島の西方約200キロ・メートル、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に着弾したとみられる。 北海道江差町にある札幌テレビ放送の情報カメラがとらえた日本海に落下する物体とみられる光(18日午後6時27分ごろ) 飛行距離は約900キロ・メートル、最高高度は約5700キロ・メートルと推定されるという。
2023.02.18
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独裁国家の抑圧に歯向かうのがリベラルの真骨頂だ。日本には、真のリベラルは、存在しない・・・・ 似非リベラルにダマされるな!! 2023-1-24 はんぺん社会主義:北朝鮮の蛮行は、数え上げてもキリが無い・・・・ 問題は、それを取り上げないで(人権)を叫ぶリベラルだろう・・・・ 都合の良い時だけ(人権)を持ち出すから、(ご都合主義)と言われる。その背景には(社会主義幻想)がある・・・・と、言ってきた。 新社会党の全国大会では、独裁者=金正恩に忠実な日本の出先機関の(朝鮮総連)を 長い間、民主勢力の一員として(あいさつ)させ続けてきた・・・・・・最近はどうか知らないが、たぶん今でも同じことをしているのでは無いだろうか?? (社会主義の呪縛)に取りつかれた懲りない面々は、これまで(北朝鮮)による蛮行を非難したことを聞かない・・・・・それは、あまりにも不自然だった。 核実験や弾道ミサイルの連射を 日本人拉致問題や国内における民衆抑圧などを 新社会党の機関紙「週刊新社会」(今でもあるのか?)で、厳しく批判したことは無かった。真の友党であるなら、予断や願望を排して、糺すべきは糺す・・・・ということで、直接に意見をすることが、真の友好関係につながったのではないか? 昔の日本社会党は、朝鮮労働党との友好関係を重視するあまり、各方面からの疑念、疑惑に対して、真摯に向き合ってこなかった。・・・・・その結果、「北朝鮮が拉致するハズは無い」(土井たか子)とピント外れを連発し、小泉訪朝(2002年)の結果で、大恥をかいている。この時、田英夫(元社会党参議院議員)は、マスコミに(忖度ばかりの付き合いで、真の友好は、築けられなかった)と痛切な後悔のコメントを出している。 地球上に、かくも異常な国家が出現し、多くの自国国民を痛めつけながら、80年近くも、生きながらえていることに、恐怖を感じるのが、正常な感覚の持ち主なのではないか・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――北朝鮮、韓国文化の「排撃」を強化か 「平壌文化語保護法」を採択 23-1-19 ソウル=稲田清英 朝日新聞 北朝鮮の国会にあたる最高人民会議で、「非規範的な言語要素を排撃する」ためという「平壌文化語保護法」が採択されたと朝鮮中央通信が19日、報じた。 北朝鮮では最近、ひそかに入手した韓国のドラマをみるなどして若者らに韓国風の言葉遣いが広まっているとされ、韓国文化の「排撃」を強めるとみられる。 同通信によると、保護法は平壌で17~18日に開かれた最高人民会議で全会一致で採択された。「文化語」は北朝鮮の標準語を指す。保護法について、会議では「我々の言語生活の領域で非規範的な言語要素を排撃し、平壌文化語を保護して積極的に生かしていく」ことに関連するものだという言及があったという。 保護法について、韓国の北朝鮮専門家からは「『韓流』を警戒し、住民統制を強める動きの一環だろう」「外部の思潮が人々の生活に流入していることへの危機感の表れ」といった見方が出ている。北朝鮮では2020年にも、韓国ドラマなどを北朝鮮内で広めた場合は最高で死刑となる「反動思想文化排撃法」を制定している。 同通信によると、最高人民会議では今年の国の予算なども決めた。歳出のうち防衛費は前年と同水準の15・9%を占めるという。金正恩(キムジョンウン)総書記の出席は伝えられていない。(ソウル=稲田清英)
2023.01.24
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防衛費の急激な拡大を国債で・・・・・自衛力(抑止力)の急速な増強は、喫緊の重大課題だ。能天気な(護憲派)を乗り越えて、日本周辺の全体主義3国の蛮行を抑止しなければならない。 2023-1-19 はんぺん プーチンのウクライナ侵攻を はっきり予想した識者は、いなかったように、独裁者の妄動を 世界の常識にあてはめて考えることは、大変危険だ。 あらかじめ、蛮行の可能性を考えて、備えておかねばならない・・・・それが、責任あるリーダーではないだろうか? 日本を取り巻く東アジアの周辺の地政学的環境は、ウクライナと同様に、いやウクライナ以上に、きな臭さを漂わせている。これに真摯に認識せずして、日本と東アジアの平和を実現することなどは、夢のまた夢ではないか!! プーチンよりも、習近平や金正恩の動きの方が、より危険であると考えるのが、まともではないか? (奴隷の平和)を拒否するのであれば、あまりにも出遅れた日本の自衛力(防衛力)を急激に高めることは、喫緊の重大課題だろう。 習近平や金正恩が、プーチンのような蛮行に手を染めないと、誰が断言できるだろうか? オメデタイ 新社会党、社民党、MDS、アサートのホームページを見て、いつも呆れかえっているのは、僕だけだろうか?? (MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的な社会主義政党のこと) 今の通常国会での立憲民主党(泉代表)の代表質問を聞いて、呆れてしまった・・・・彼らは、日本の置かれている地政学的困難さを理解していないか? それとも(奴隷の平和)を嬉々として受け入れるつもりなのか? (護憲)で、東アジアの平和が実現するなら、僕も大歓迎だが・・・・南シナ海での中国による軍事的蛮行で、ベトナム、インドネシア、フィリッピンが、押しつぶされそうな現状を この男(立憲の泉氏)は、まるで、分かっていないような醜態なのだ。 彼ら護憲派たちに 日本の平和を守れないことは明らかだし、間違っても政権を取ってほしくない・・・・と、つくづく思うが・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――北朝鮮、元外相含む外務省関係者らを処刑2023年1月4日 Sputnik 日本 北朝鮮の李容浩元外相が2022年に処刑されていた可能性が浮上した。そのほか、同国の外務省関係者も4~5人も相次ぎ処刑された模様。読売新聞が報じた。 北朝鮮当局は外交官らが動揺して亡命に走らないよう、引き締めを強めているという。読売新聞の消息筋は粛清時期について、2022年の年夏から秋頃としている。 李氏を含む複数名は在英国の北朝鮮大使館に勤務した経験があるという。同大使館を巡っては、大使に次ぐ地位にあった太永浩公使(当時)が2016年に亡命し、国際社会の注目を集めていた。 李氏は駐英大使や北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の首席代表を歴任。米トランプ前政権との非核化交渉にもあたった。2016年外相に就任し、2020年に退任していた。―――――――――――――――――――――――――――――――――――「お金も、米もなく…人が沢山死んでいく」ミサイル乱発の裏で北朝鮮内部に何が 2022-11-19 TBSテレビICBMが日本の排他的経済水域、EEZに落下するなど、これまでにないペースでミサイル発射を続ける北朝鮮で何が起きているのか。「お金も、米もない…」北朝鮮国民の悲痛な声とは。 ■北朝鮮がミサイル乱発 専門家は「非常に“実戦想定”したもの」と指摘11月3日以降も北朝鮮はミサイルを連続して発射。労働新聞は7日、様々な種類のミサイルの写真を掲載し軍事訓練を実施したことを報じた。韓国軍によると、北朝鮮は11月2日~5日の4日間で、少なくとも33発のミサイルを発射している。 11月18日にはICBM、大陸間弾道ミサイル「火星17」を発射。日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下した。19日の労働新聞には金正恩氏が妻、娘と視察した様子が掲載され、「ミサイル実験は成功した」と強調した。 日下部正樹キャスター「様々なタイプのミサイルを撃っているが、そこから見えてくる北朝鮮の軍事技術は?」 慶應義塾大学 礒﨑敦仁教授「実戦を想定して配備して訓練を行うという段階に入っていますね。短距離だけではなく、中距離、長距離ミサイルも開発し、それが実際に夜中でもいつでも、どこからでも、どこへでも飛ばせる体制をとっておきたいという、非常に実戦を想定したものになっていますね。北朝鮮が自らの軍事力に自信を深めている証拠ということになります」 ■北朝鮮から流れ着いたゴミ… 垣間見える“脆弱な経済状況” 海の境界、北方限界線のすぐ南に位置する韓国の島、延坪島(ヨンピョントウ)。12年前、北朝鮮の砲撃にさらされ、今も緊張状態が続いている。この島の海岸で、あるものを集める大学教授がいる。 東亜大学 カン・ドンワン教授「『高麗薬』とあります。製造は2020年8月30日」「『いちご牛乳』と書いてあるペットボトル。今まで見た北朝鮮のパッケージの中でも特に派手ですね」 教授が収集するのは、北朝鮮から流れ着いたゴミだ。島に月1~2回訪れるという、韓国・釜山の東亜大学のカン・ドンワン教授。漂流物から北朝鮮国内の経済状況を探ろうとしている。 カン・ドンワン教授 「これらの包装紙、プラスチックや瓶などは、ほとんどが石油化学製品で産業と関係があります。プラスチックの強度やビニールの質をみると、とても脆弱なのが確認できます」 色鮮やかなパッケージが増えているものの、原材料からは貧しさが垣間見えると話す。ジュースには砂糖不足を補うためか、キク科の植物から抽出した糖分が使われている。 カン・ドンワン教授「砂糖の原料や輸入した砂糖があれば、これを使用する必要はありません。北朝鮮の歯磨き粉はだいたい下の部分が切れて見つかることが多いです。これもそう」 ーー使いきったということ?カン・ドンワン教授 「そうです」 カン・ドンワン教授「北朝鮮がいつも強調するのが核開発と経済発展を共に進める“並進路線”です。これは矛盾する政策です。核やミサイルを開発する一方、生活資源さえも不足している脆弱な経済状況なのです。結局、一番被害を受けるのは国民です」 北朝鮮はこの2年、コロナの影響もあり、人やモノの往来がほとんど止まり“鎖国状態”になっているのだ。 ■「病気の人が沢山死んでいく」「米もなく1日1食…」北朝鮮の住民語る 2022年8月、中国との国境から対岸の北朝鮮を見ると、1年前にはなかったスローガンが。「自力更生」「自給自足」という外国には頼らない政策が盛んに叫ばれている。 北朝鮮内部を独自のルートで取材しているアジアプレス・石丸次郎氏に聞いた。 アジアプレス 石丸次郎氏「食品でいうと砂糖、それから食用油などがもう中国製品が入らなくなって市場から消えてしまったと。一番大きな打撃は医薬品の不足だったんではないかと」 アジアプレスでは北朝鮮の国内にいる協力者に中国の携帯電話を渡して連絡を取り合っている。今週、北部に住む協力者と話ができた。 北朝鮮北部の住民 「周りでは病気だった人が沢山死にました。病気になっても薬がなくて治療ができないから。下痢なんかでも、お年寄りが罹ったら死んでしまいます。薬を何粒か飲めば生きられるのに。1つの人民班(20~30世帯構成)で、平均2人から5人くらいは死んだと思います」 コロナ前の2019年、国連が撮影した北朝鮮の農村部の映像をみると、灌漑用の水路は干上がり、畑は乾燥している。それでも米やトウモロコシを植えるため人々が手作業で土地を耕している。今も状況は悪く、国連は2022年7月に「人口の41.6%が栄養不足」と報告している。 さらにコロナが貧困に追い打ちをかけている。物流や商売の統制が強まったために現金収入がない人が多いというのだ。 北朝鮮北部の住民 「稼ぐことも駄目になり、米もないので、1日2食や1食でしのいでいます。(政権は)全てアメリカのせい、コロナのせいだと言い訳して、人々が生きていくための初歩的なことも保障していないのに『仕事には出ろ』と。本当に馬鹿げています」 金正恩政権が進めるミサイルの開発について、住民の本音が漏れる。 北朝鮮北部の住民 「アメリカまで届く爆弾があっても、私たちを守ろうとやっていることではないでしょう?毎日どうやって生き延びるかを心配している人たちは、国に核やミサイルが必要だなんてことより、いつになったら食べる心配もなく暮らせるか、そんなことばかり考えているんです。お米を配って配給を出してくれれば、どれほどいいでしょうか」 石丸氏は、現状を“人災”だと表現する。 アジアプレス 石丸氏「北朝鮮当局は今、生活が苦しくなったのはコロナのせいだという形で国民に説明しているそうです。ところがその一方で、莫大なお金を投下して、ミサイルの発射実験をずっと繰り返しているわけです。ミサイル開発の副作用として、やっぱり人民が非常に飢えて亡くなる人が出てきていると。“人災”と言っていいと思うんですよね」 日下部キャスター 「(金正恩氏は)知っているんですよね?」 アジアプレス 石丸氏 「もちろん知らないわけないと思います。もちろん」 国民が困窮する中、推し進められる核・ミサイル開発。その資金源のひとつとして、北朝鮮が世界中から盗み取っているものがあるという。 ■ミサイル資金源に…「ラザルスグループ」が暗号資産強奪かミサイル開発の資金の一部になっているのが、暗号資産だ。ネット上で取引され、日本円や米ドルなどの通貨と交換できる。 韓国外務省 キム・ゴン朝鮮半島平和交渉本部長「北朝鮮の暗号資産窃盗は、我々が直面する核・ミサイルの脅威とも直結している」 11月17日に韓国で開かれたシンポジウムでは「北朝鮮が盗んだ暗号資産を核やミサイルの開発資金にしている」として、対策が呼びかけられた。 暗号資産犯罪の分析データを、70カ国以上の政府機関などに提供する企業「チェイナリシス」の担当者は、北朝鮮のハッカー集団が暗号資産窃盗の実行部隊だと話す。 チェイナリシス日本法人 重川隼飛氏「いわゆる『ラザルスグループ』と呼ばれているものがいます。特にこの手のサイバー犯罪を行う集団の中では、かなり レベルの高い部類だと考えられます」 ハッカー集団「ラザルス」は、北朝鮮当局に属するとされる。金正恩氏暗殺を描く映画を製作した会社にサイバー攻撃を行ったとして、その名が広く知られた。近年は、暗号資産犯罪に特化するようになったという。 村瀬健介キャスター「ラザルスグループの暗号資産の強奪によって、どれぐらいの被害が出ているのか?」 チェイナリシス日本法人 重川氏「毎年のように、ラザルスグループがサイバー攻撃を行った上で、お金を盗んでいるという実態がずっと観測されています。累計すれば10億ドル(相当)以上の被害総額になる」 村瀬キャスター「つまり(核・ミサイル開発の)有望な資金源が、暗号資産強奪になっている?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏「そういうことになると思います」 北朝鮮は立て続けに弾道ミサイルを発射しているが、シンポジウムの試算では2022年の上半期だけで4億~6億5000万ドルを費やした、とされている。 村瀬キャスター「なぜ暗号資産が狙われるんでしょうか?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏「暗号資産は銀行などを介さないわけですね。つまるところ簡単に『ここからここに送金できる』という利便性がある。彼らにすれば、ネットワーク越しにサイバー上で攻撃を仕掛けて、ネットワーク越しにかなりの金銭的価値があるものをとれるという、非常に都合のいいものになっている」 ■サイバー攻撃は日本にも… 次の核実験の可能性は北朝鮮のラザルスによる攻撃は、日本にも… 谷公一 国家公安委員長「ラザルスと呼称されるサイバー攻撃グループが、日本の暗号資産関連事業者等を標的としたサイバー攻撃を行ったと判断するにいたった」 関係者によると、3~4年前から東京都内の交換業者などが少なくとも100億円相当の暗号資産を盗まれる被害を受けたという。 11月18日に打ち上げられた新型のICBM「火星17」は、複数の核弾頭が搭載可能で、アメリカ全土をも射程内に収めると言われる。 着々とミサイル技術を向上させる北朝鮮。搭載する核兵器の開発を急ぐとみられる。7回目となる次の核実験の可能性について、慶応大学の礒﨑教授に聞いた。 慶応大学 礒﨑敦仁教授「本音では北朝鮮は核実験をしたい、でも中国が反対しているから自制せざるを得ない状況が続いているわけですね。結局は中国との政治的外交的な利益を優先するか、軍事的な利益を優先するかっていうバランスをとりながら、決めるのは金正恩国務委員長なんです。そのタイミングは予想できないということです」
2023.01.19
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弾道ミサイルの連射や核実験などで、軍事国家を突き進む北朝鮮。国民の生命や生活を考えない全体主義の暴挙が、この地上に存在することには、驚くばかりだ・・・・ 2022-12-5 はんぺん ゼロコロナ政策で、大混乱している、全体主義国家の習近平中国では、多くのサッカーファンが、現地カタールの実況中継を視聴しているそうだが、中国国営テレビは、各国のファンが、マスクをせずに応援に声をからしている状況を、一切映していないという。 「なぜ、中国以外の国々が、すべて(マスク無し)で、日常生活を送れるのか?」という疑問を拡散させないための(情報操作)が、共産党独裁政治では、常態化している・・・・ 独裁者=習近平の掲げる(ゼロコロナ政策)の正しさを否定するような映像は、国民の疑問と批判を招く・・・ということのようだが・・・これが、独裁政治の弊害だ!! 日本の(社会主義幻想)に洗脳されたリベラルは、彼ら全体主義を非難することが無いばかりか、これらの(人権事犯)を報道したりすることもなく、見て見ぬふりを続けている・・・・これが、僕には 許せない!!!!! 全体主義の恐ろしいところは、独裁者の一存で、国家の運命が左右されることだ。国民に真実を知らせることは、独裁統治を不安定化させる・・・ということで、マスメディアを独占して、国民に都合の良い、偏向した情報のみを注入して・・・・疑問を起こさせないことに注力する・・・・これが、あのディストピア小説「1984年」の内実なのだ。 新社会党、社民党、MDS、アサートのHPの偏向ぶりは、突出ている・・・・彼らが(反省する勇気)を無くしてからは、その凋落に歯止めがかからないのは、当然だ・・・と納得する。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮で韓流流布した学生に死刑…「住民の動揺に不安」 2022-12-5 韓国中央日報日本語版北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「火星17型」の試験発射成功を主張しながら「名実ともに核強国」と軍事力を誇示しているが、韓流に代表される韓国の大衆文化の拡散には戦々恐々とする姿を見せている。 朝鮮中央テレビは最近サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を中継しながら観客席に掲げられた韓国国旗だけでなく韓国企業の広告までモザイク処理をした。それだけ敏感に考えているという意味だ。 スイスへの留学経験がある北朝鮮の金正恩(国務委員長)は執権当初から韓国の大衆文化を「資本主義の黄色い風」と規定した後、内部統制を強化した。 特に2020年12月にはいわゆる「反動思想文化排撃法」を制定して韓国の映像コンテンツ流布者に対する量刑を最大死刑まで引き上げた。 この規定により学生でも韓国の映像コンテンツを視聴して摘発された場合、初犯なら労働鍛練隊に送られ処罰を受け、再犯なら両親とともに労働教化所に5年間収監される。韓国の映像コンテンツを流布したり販売したいした場合には未成年者でも死刑に処するようにした。 実際にラジオ・フリー・アジア(RFA)は2日、両江道(ヤンガンド)地域の消息筋の話しとして、「10月に恵山市(ヘサンシ)で10代の学生3人が公開処刑された。南朝鮮(韓国)映画と不純録画物を視聴し、それを流布した学生2人、継母を殺した学生1人が処刑された」と報道した。 専門家らは北朝鮮が韓国の映像コンテンツを流布した未成年者を死刑に処した時期に注目する。 今月は北朝鮮当局が今年の事業を決算し来年度の計画を立てる「総和」(決算)の期間だ。総和期間を控えて韓国の映像コンテンツを流布した10代の学生らを公開処刑し北朝鮮住民らに注意を与える意図的な強硬メッセージを発信した可能性がある。 これと関連し、北朝鮮の労働新聞は5日付1面で「幹部は高い責任性を発揮し党が与えた課題を完ぺきに執行しよう」という見出しの社説を通じ、各分野で成果を出すことを促した。特に「党政策の無条件で完ぺきな執行、ここに幹部の存在名分がある。現状維持だけする形式主義と空気を読むことに終止符を打たなければならない」として体制を脅かす要素に対する超強硬対応を促したりもした。 最近脱北者の間でも北朝鮮当局が韓国文化に対し極度に敏感に対応しているという証言が少なくない。咸鏡北道清津出身のある脱北者は中央日報との電話で「最近当局が韓国の映像コンテンツに対する取り締まりに出たという話を聞いた。 ブローカーを通じて残された家族らと電話をするのもこれまでは電波追跡を避け長くて3分、短いと1分単位で移動して行ったが、いまは音声録音や写真ファイルを転送する方式に変えようという話が出ている」と話した。 統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「北朝鮮で思想の緩みを防ぐための監視・統制体制は政権維持に必要な核心要素。北朝鮮当局がこれを強化する一連の動きは韓国の大衆文化の浸透で住民に動揺が起きることに対し不安に考えているということを示すもの」と話した。 ―――――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮、韓国ドラマを見て摘発…10代生徒たちも公開処刑 2022-12-5 韓国中央日報日本語版北朝鮮で韓国のドラマや映画を視聴して摘発された10代生徒たちが公開処刑されたという主張が提起された。 4日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北朝鮮の両江道(ヤンガンド)住民消息筋は、「今年10月、恵山市(ヘサンシ)で10代生徒3人が公開処刑された」とし、「2人は韓国映画やドラマ、ポルノ映像を視聴し、友達に流布して『82連合指揮部』(反社会主義・非社会主義連合指揮部)に摘発された」と明らかにした。 他の1人は、金銭問題で継母と口論し、刃物で殺害した疑いが持たれているという。 消息筋は、北朝鮮で10代の生徒が韓国映画を視聴して摘発される場合、初犯なら労働鍛錬隊の処罰を受けるが、再犯なら労働教化所に5年間収監される。 該当生徒の両親も「子供教養」に対する責任を理由に労働教化所に収監されるというのが消息筋の説明だ。 消息筋は、北朝鮮で韓国映画やドラマを流布、または販売して摘発される場合、未成年者であっても死刑に処される可能性があると言及した。 咸鏡北道の他の住民消息筋も「(北朝鮮)当局が反動思想文化を撲滅するための強力な統制・取り締まりにもかかわらず、国境をはじめとする大都市で韓国映画を密かに視聴して摘発される若者が根絶されないため、公開処刑方式で恐怖政治に乗り出した」と明らかにしたとRFAが伝えた。―――――――――――――――――――――――――――北朝鮮、息子の処刑で父を最前列を座らせる…遺体燃やす時に気絶 2021-12-16 韓国中央日報日本語版北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権10年間に処刑が続いたが、国際社会の監視と圧力を避けて処刑場所を移し、住民の動員も縮小したという報告があった。 処刑は韓国など外部映像視聴・配布容疑が多かったが、金正恩政権がそれだけ住民の意識変化を恐れていることを傍証しているという指摘もあった。 国際人権団体の転換期正義ワーキンググループ(TJWG)は15日、報告書「金正恩時代10年の処刑地図」で、金正恩執権後の処刑場所に関連する記録が27件あると明らかにした。 公開処刑された住民に適用された罪目は「韓国の映像を視聴または配布した容疑」が7件で最も多かった。続いて麻薬5件、売春5件、人身売買4件、殺人・殺人未遂3件、淫乱行為3件の順だった。 処刑場面に関する証言もあった。報告書は「2012年と2013年の間、平壌(ピョンヤン)で処刑される人の家族を最前列に座らせて全過程を見せた」とし「ある父親は息子の遺体が燃やされるのを見て気絶したという陳述があった」と明らかにした。 パク・アヨン研究員は「金正恩政権が人権状況に対する国際的な監視強化を気にしていることを示唆する」とし「ただ気にしているということであって、人権状況の改善を意味するのではなく、処刑は続いている」と指摘した。そして「秘密処刑や室内処刑のような非公開処刑を鋭意注視する必要がある」と指摘した。 イ・ヨンファンTJWG代表は「過去には中国との国境付近でも公開処刑があったが、金正恩時代の公開処刑の大半は隠蔽のために国境や都心から離れた恵山(ヘサン)飛行場とその周辺の丘・急斜面・野原などで行われた」と説明した。 イ代表は「北は昨年、反動文化思想排撃法を制定して韓国映像視聴容疑に対する処刑を合法化し、こうした容疑に対する処刑が活性化した」とし「映像視聴を理由に処刑をするというのは国際的な視点で許されることではない」と批判した。 同団体は「今後、秘密処刑や室内処刑記録、処刑の決定・執行などに国家機構や個人がどんな役割をするのか把握する命令・指揮体系の研究を進める計画」とし「すべては北の指導部の人権侵害に対する責任追及を強化するという目的の一環」と明らかにした。
2022.12.05
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理性を失い妄想に溺れたリベラルたちは、日本を地獄に追いやることに・・・・日本の未来は真っ暗だと思う 2022-11-24 はんぺん日本は(専守防衛国)ということになっている。これは、(日本からは他国を攻めることはなく、他国から攻めてこられたら守るだけ・・・)というものだろう。現実の東アジア情勢の中で、そんな(甘ちゃん)で、日本を守れるわけがないのだが、戦後のリベラルの間違った(平和憲法幻想)に洗脳された多くの国民が、結果として、自身の首を締めることになっている・・・・・・ 自民党が、社会党など野党との論戦の中で、出されてきた(専守防衛)ほど、妄想の産物は無い・・・と断言できる。あの日本赤軍や連合赤軍の 洗脳された若者たちが(ありえない武装蜂起)を夢想したのと同じ程度の(ありえない妄想)だ・・・・ 時代は、戦国時代の武将同士の対決といったレベルではないことは、子どもでも分かることだが・・・・リベラルたちには、これが分からない・・・!!! 兵器の近代化を進めようとする自民党や防衛族に対して、(それは専守防衛に反する)とストップをかけることに忙しい今の政治状況は、僕には悪夢のように映る。日本を取り巻く全体主義の脅威、とりわけ中国における異常な軍拡や北朝鮮によるミサイル連射や核実験による挑発と威嚇を前にして、能天気な日本の現状は、丸裸(まるはだか)同然と断言できるだろう・・・・皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――――――「お金も、米もなく…人が沢山死んでいく」ミサイル乱発の裏で北朝鮮内部に何が 2022-11-19 TBS NEWSICBMが日本の排他的経済水域、EEZに落下するなど、これまでにないペースでミサイル発射を続ける北朝鮮で何が起きているのか。「お金も、米もない…」北朝鮮国民の悲痛な声とは。 ■北朝鮮がミサイル乱発 専門家は「非常に“実戦想定”したもの」と指摘11月3日以降も北朝鮮はミサイルを連続して発射。労働新聞は7日、様々な種類のミサイルの写真を掲載し軍事訓練を実施したことを報じた。韓国軍によると、北朝鮮は11月2日~5日の4日間で、少なくとも33発のミサイルを発射している。 日下部正樹キャスター「様々なタイプのミサイルを撃っているが、そこから見えてくる北朝鮮の軍事技術は?」 慶應義塾大学 礒﨑敦仁教授「実戦を想定して配備して訓練を行うという段階に入っていますね。短距離だけではなく、中距離、長距離ミサイルも開発し、それが実際に夜中でもいつでも、どこからでも、どこへでも飛ばせる体制をとっておきたいという、非常に実戦を想定したものになっていますね。北朝鮮が自らの軍事力に自信を深めている証拠ということになります」 ■北朝鮮から流れ着いたゴミ… 垣間見える“脆弱な経済状況”海の境界、北方限界線のすぐ南に位置する韓国の島、延坪島(ヨンピョントウ)。12年前、北朝鮮の砲撃にさらされ、今も緊張状態が続いている。この島の海岸で、あるものを集める大学教授がいる。 東亜大学 カン・ドンワン教授「『高麗薬』とあります。製造は2020年8月30日」「『いちご牛乳』と書いてあるペットボトル。今まで見た北朝鮮のパッケージの中でも特に派手ですね」教授が収集するのは、北朝鮮から流れ着いたゴミだ。島に月1~2回訪れるという、韓国・釜山の東亜大学のカン・ドンワン教授。漂流物から北朝鮮国内の経済状況を探ろうとしている。 カン・ドンワン教授「これらの包装紙、プラスチックや瓶などは、ほとんどが石油化学製品で産業と関係があります。プラスチックの強度やビニールの質をみると、とても脆弱なのが確認できます」 色鮮やかなパッケージが増えているものの、原材料からは貧しさが垣間見えると話す。ジュースには砂糖不足を補うためか、キク科の植物から抽出した糖分が使われている。 カン・ドンワン教授「砂糖の原料や輸入した砂糖があれば、これを使用する必要はありません。北朝鮮の歯磨き粉はだいたい下の部分が切れて見つかることが多いです。これもそう」 ーー使いきったということ?カン・ドンワン教授「そうです」 なかには何か所も縫い合わせたサンダルも。 カン・ドンワン教授「北朝鮮がいつも強調するのが核開発と経済発展を共に進める“並進路線”です。これは矛盾する政策です。核やミサイルを開発する一方、生活資源さえも不足している脆弱な経済状況なのです。結局、一番被害を受けるのは国民です」 北朝鮮はこの2年、コロナの影響もあり、人やモノの往来がほとんど止まり“鎖国状態”になっているのだ。2022年8月、中国との国境から対岸の北朝鮮を見ると、1年前にはなかったスローガンが。「自力更生」「自給自足」という外国には頼らない政策が盛んに叫ばれている。 北朝鮮内部を独自のルートで取材しているアジアプレス・石丸次郎氏に聞いた。アジアプレス 石丸次郎氏「食品でいうと砂糖、それから食用油などがもう中国製品が入らなくなって市場から消えてしまったと。一番大きな打撃は医薬品の不足だったんではないかと」 アジアプレスでは北朝鮮の国内にいる協力者に中国の携帯電話を渡して連絡を取り合っている。今週、北部に住む協力者と話ができた。 北朝鮮北部の住民「周りでは病気だった人が沢山死にました。病気になっても薬がなくて治療ができないから。下痢なんかでも、お年寄りが罹ったら死んでしまいます。薬を何粒か飲めば生きられるのに。1つの人民班(20~30世帯構成)で、平均2人から5人くらいは死んだと思います」 コロナ前の2019年、国連が撮影した北朝鮮の農村部の映像をみると、灌漑用の水路は干上がり、畑は乾燥している。それでも米やトウモロコシを植えるため人々が手作業で土地を耕している。今も状況は悪く、国連は2022年7月に「人口の41.6%が栄養不足」と報告している。 さらにコロナが貧困に追い打ちをかけている。物流や商売の統制が強まったために現金収入がない人が多いというのだ。 北朝鮮北部の住民「稼ぐことも駄目になり、米もないので、1日2食や1食でしのいでいます。(政権は)全てアメリカのせい、コロナのせいだと言い訳して、人々が生きていくための初歩的なことも保障していないのに『仕事には出ろ』と。本当に馬鹿げています」 金正恩政権が進めるミサイルの開発について、住民の本音が漏れる。 北朝鮮北部の住民「アメリカまで届く爆弾があっても、私たちを守ろうとやっていることではないでしょう?毎日どうやって生き延びるかを心配している人たちは、国に核やミサイルが必要だなんてことより、いつになったら食べる心配もなく暮らせるか、そんなことばかり考えているんです。お米を配って配給を出してくれれば、どれほどいいでしょうか」 石丸氏は、現状を“人災”だと表現する。 アジアプレス 石丸氏「北朝鮮当局は今、生活が苦しくなったのはコロナのせいだという形で国民に説明しているそうです。ところがその一方で、莫大なお金を投下して、ミサイルの発射実験をずっと繰り返しているわけです。ミサイル開発の副作用として、やっぱり人民が非常に飢えて亡くなる人が出てきていると。“人災”と言っていいと思うんですよね」 日下部キャスター「(金正恩氏は)知っているんですよね?」 アジアプレス 石丸氏「もちろん知らないわけないと思います。もちろん」 国民が困窮する中、推し進められる核・ミサイル開発。その資金源のひとつとして、北朝鮮が世界中から盗み取っているものがあるという。 ■ミサイル資金源に…「ラザルスグループ」が暗号資産強奪かミサイル開発の資金の一部になっているのが、暗号資産だ。ネット上で取引され、日本円や米ドルなどの通貨と交換できる。 韓国外務省 キム・ゴン朝鮮半島平和交渉本部長「北朝鮮の暗号資産窃盗は、我々が直面する核・ミサイルの脅威とも直結している」 11月17日に韓国で開かれたシンポジウムでは「北朝鮮が盗んだ暗号資産を核やミサイルの開発資金にしている」として、対策が呼びかけられた。 暗号資産犯罪の分析データを、70カ国以上の政府機関などに提供する企業「チェイナリシス」の担当者は、北朝鮮のハッカー集団が暗号資産窃盗の実行部隊だと話す。 チェイナリシス日本法人 重川隼飛氏「いわゆる『ラザルスグループ』と呼ばれているものがいます。特にこの手のサイバー犯罪を行う集団の中では、かなり レベルの高い部類だと考えられます」 ハッカー集団「ラザルス」は、北朝鮮当局に属するとされる。金正恩氏暗殺を描く映画を製作した会社にサイバー攻撃を行ったとして、その名が広く知られた。近年は、暗号資産犯罪に特化するようになったという。 村瀬健介キャスター「ラザルスグループの暗号資産の強奪によって、どれぐらいの被害が出ているのか?」 チェイナリシス日本法人 重川氏「毎年のように、ラザルスグループがサイバー攻撃を行った上で、お金を盗んでいるという実態がずっと観測されています。累計すれば10億ドル(相当)以上の被害総額になる」 村瀬キャスター「つまり(核・ミサイル開発の)有望な資金源が、暗号資産強奪になっている?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏「そういうことになると思います」 北朝鮮は立て続けに弾道ミサイルを発射しているが、シンポジウムの試算では2022年の上半期だけで4億~6億5000万ドルを費やした、とされている。 村瀬キャスター「なぜ暗号資産が狙われるんでしょうか?」 チェイナリシス日本法人 重飛氏「暗号資産は銀行などを介さないわけですね。つまるところ簡単に『ここからここに送金できる』という利便性がある。彼らにすれば、ネットワーク越しにサイバー上で攻撃を仕掛けて、ネットワーク越しにかなりの金銭的価値があるものをとれるという、非常に都合のいいものになっている」 ■サイバー攻撃は日本にも… 次の核実験の可能性は北朝鮮のラザルスによる攻撃は、日本にも… 谷公一 国家公安委員長「ラザルスと呼称されるサイバー攻撃グループが、日本の暗号資産関連事業者等を標的としたサイバー攻撃を行ったと判断するにいたった」 関係者によると、3~4年前から東京都内の交換業者などが少なくとも100億円相当の暗号資産を盗まれる被害を受けたという。 11月18日に打ち上げられた新型のICBM「火星17」は、複数の核弾頭が搭載可能で、アメリカ全土をも射程内に収めると言われる。 着々とミサイル技術を向上させる北朝鮮。搭載する核兵器の開発を急ぐとみられる。7回目となる次の核実験の可能性について、慶応大学の礒﨑教授に聞いた。 慶応大学 礒﨑敦仁教授「本音では北朝鮮は核実験をしたい、でも中国が反対しているから自制せざるを得ない状況が続いているわけですね。結局は中国との政治的外交的な利益を優先するか、軍事的な利益を優先するかっていうバランスをとりながら、決めるのは金正恩国務委員長なんです。そのタイミングは予想できないということです」
2022.11.24
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ミサイル発射を繰り返す(悪魔=北朝鮮)を擁護してきた「新社会党」の罪は、限りなく大きいと断言できる。挑発と威嚇を武器に、民主主義に挑戦する全体御主義国家が、今や東アジアの火薬庫だ・・・・なによりも(抑止力の強化)が今、求められている!!! 2022-11-21 はんぺん北朝鮮による日本人拉致問題を追及するどころか、報道すらしなかった新社会党・・・・ 僕は、長年、新社会党の機関紙(週刊新社会)を購読していたが、ただの一度も、拉致問題について、記事が掲載されたことは無かった・・・・痛切な違和感を感じずにはおれなかったのだ・・・・ 次々と人権問題が明るみになるたびに、僕が指摘すると、その友人の新社会党員は、(他国の問題については、その国の国民が決めることだから、国外の我々が関わるべきではない・・・)と言ってのけた!!! その友人は、学生時代、学生運動で、他国のベトナム戦争反対デモに参加したハズだし、10年ほど前には、新社会党から、わざわざ他国の韓国まで出かけて、パククネ政権打倒の反政府デモに参加までしている!!!! なんという(詭弁)だろう・・・・僕は、開いた口が塞がらない・・・・・僕の人間不信は、こういう事実の積み重ねの上にあるのだが・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ北の収容所に異変。 核実験場建設で数万人犠牲か 2022-11-19 久保田 るり子 産経新聞北朝鮮の独裁体制が恐怖政治によって維持される中、粛清の受け皿になってきたのが政治犯強制収容所だ。自身も収容所経験者で現在、韓国で北朝鮮人権活動家として活動するジャーナリスト、姜哲煥(カン・チョルファン)氏が今月上旬、その収容所の異変を報告した。 国連人権理事会などが問題視してきた「耀徳(ヨドク)収容所」がほぼ解体される一方、核実験場に隣接する「化成(ファソン)収容所」が約10万人規模に巨大化したという。姜氏は「化成収容所から1990年代以降、4万人以上が行方不明になったとの情報があり、核実験関連作業に動員された可能性が高い」と述べた。 悪名高い「耀徳収容所」姜氏は5日、日本で北朝鮮の政治犯収容所問題に取り組む非政府組織(NGO)「NO FENCE 北朝鮮の強制収容所をなくすアクションの会」(小川晴久代表)のオンライン会議に参加し、収容所の異変について報告した。 北朝鮮の政治犯収容所の存在は、在日朝鮮人の帰還事業(59~84年)で北朝鮮に渡った人々の家族が「帰国者の多くが収容所に送られている」と証言し、90年代初頭から明るみに出た。 現在、少なくとも8カ所が確認されており、12万人から20万人が収監中とみられている。「耀徳収容所」は国際的に最も知名度が高い。他の収容所が生きて二度と出られない「完全統制区域」なのに対し、耀徳には事情によって釈放される「革命化区域」があり、元収監者から情報が外部に出たためだ。姜氏も9歳から10年間、耀徳に収容され、87年に釈放された。 国連人権理事会は2014年の「北朝鮮人権報告書」で、政治犯強制収容所を含む北朝鮮の人権侵害を「人道に対する罪」に当たると指摘した。北朝鮮はこれを受け、14年から「耀徳収容所」を農場に見せかけるなどの偽装を始めた。 姜氏によると、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去によって11年末に後継者となった金正恩(キム・ジョンウン)氏は当初、収容所の必要性が理解できず、「耀徳はいらない」と解体を命じたという。 しかし13年末、叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を国家転覆陰謀罪で処刑し、張成沢一派総勢5000~1万人に及ぶ「政治犯」の処分に直面した。このため、収容所解体が止まったという。 姜氏は点在する収容所を衛星情報(グーグル・アース)などで確認してきたが、耀徳収容所の解体は昨年から加速し先月、解体作業がほぼ完了したという。「目的は世界から注視されている耀徳収容所の隠蔽(いんぺい)だ。しかし、収容されていた収監者が釈放されたわけではない」(姜氏)。 姜氏は日本で有力な在日朝鮮人だった祖父が帰還事業で北朝鮮に帰国。祖父はその後、政治犯として収容所送りとなり、祖母を含む一族全員が耀徳収容所に収監された。耀徳には在日朝鮮人が多く、1980年代には約5000人が住む「在日村」が収容所内にあったという。 「化成」拡張と消えた収監者一方、2014年以降、急速に拡張されている強制収容所が北朝鮮北東部、豊渓里(プンゲリ)の核実験場に隣接する「化成収容所」だ。ここは一生出られない「完全統制区域」で、これまで韓国に脱出した人は一人もいない。 政治犯収容所の警備隊員として1980年代から90年代の8年間で4カ所の収容所で勤務し「政治犯を虐待する側」だった安明哲(アン・ミョンチョル)氏(94年脱北)は、「91年頃から、核実験場の建設には化成収容所だけでなく複数の収容所の囚人収監者が集められたが、戻った者はおらず行方不明だ」と証言している。 安氏によると、建設作業は「万塔山(マンタプサン)工事」と呼ばれた。万塔山は豊渓里近くの2000メートル級の山で、当時は何の工事か不明だったが、その後、核実験場の建設だったことが分かったという。豊渓里では2006年以降、6回の地下核実験が実施された。 姜氏によると、化成では14年以降、5つの「村」が造成されている。宿舎や村の規模から収監人数は約8万人から10万人規模と推測できるという。化成の拡張が耀徳の解体と並行していることから、姜氏は「耀徳の収監者が化成に移送されている可能性が高い」とみる。 北朝鮮の政治犯収容所は山間部の谷に造成されることが多い。険しい岩山に囲まれ平地から隔絶した盆地という地形は耀徳、化成に共通している。収監者の移送は米偵察衛星を警戒し、夜間に行われることが多い。北朝鮮の核実験は2006年、09年、13年、16年(2回)、17年の計6回だが13年以降、ペースを速めている。 姜氏は拡張された化成収容所の収監者が核実験関連作業の「使い捨て」になってきたとみて、情報収集を続けてきた。姜氏は「北朝鮮は核実験の秘密を守るため、死んでも構わない収容所の囚人を犠牲にしてきたと考えられる」と話す。 1990年代以降、化成収容所から4万7000人の消息が不明になったという情報があり、「化成収容所は国際的に知られておらず、核実験に囚人が動員されている疑いを含め、国際社会が追及する必要がある」と訴えている。 7回目の核実験が終われば…オンライン会議を主催した「NO FENCE」の宋允復(ソン・ユンポク)副代表は、「収容所からの脱出者証言から、北朝鮮は有事になれば最初に政治犯収容所の収監者の全員殺処分を決めていることが判明している」と話す。 人道犯罪の隠蔽と秘密保持が目的だという。宋氏は7回目の核実験について「小型戦術核のためで最後の実験になる可能性もある。収監者たちは近い将来、殺害される恐れがある」と指摘する。各収容所で囚人の殺害の準備を始めているとの情報もあるという。 (編集委員) ■在日朝鮮人帰還事業 北朝鮮による「地上の楽園」との宣伝を受け、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が帰還船で在日韓国・朝鮮人約10万人を北朝鮮に帰還させた事業。財産と労働力が目的だった。日本に残った親族が、北朝鮮の〝人質〟になった人々へ、金品を送り続けた。 ■姜哲煥氏 北朝鮮平壌(ピョンヤン)出身。1987年に耀徳収容所から釈放された後、92年に脱北し、韓国に亡命。脱北や政治犯強制収容所についての著書や講演活動で知られる。韓国紙、朝鮮日報の記者を経て、「北韓戦略センター」代表。
2022.11.21
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ありえない北朝鮮擁護の新社会党、ありえないプーチンを免罪するMDS、ありえないロシア独裁を擁護するアサートの論客氏・・・・予断と偏見、思い込みの惨状に心が痛む・・・・ 2022-7-25 (はんぺん) (MDSとは、民主主義的社会主義運動という、弱小社会主義政党のこと)「北朝鮮も、問題があるが、アメリカ帝国主義のほうが、もっと悪い」 これは、20年ほど前? 新社会党大阪のトップとのメールのやり取りの中で、受け取ったメールだ。(社気主義幻想)に洗脳された彼の(化石化した思想)が、読み取れる・・・ 新社会党大阪の機関紙が、時々送られてくるが、この人たちの頭の中は、どうなっているのだろう?? と、よく考える。 このメールを受け取った当時から、北朝鮮による日本人拉致問題は、大きく報道暴露されていたし、核ミサイルによる実験と挑発は、繰り返されていたのだから・・・・そもそも、北朝鮮を擁護するなどは、僕的には、(ありえない)のだが、この洗脳されたグループにとっては、(ありえた)ということだろう。 (ボタンの掛け違え)は、この弱小政党を、ますます奈落の底に追い込んでいく・・・・どうして、選挙のたびに後退、低落を強いられるのか? (懲りない面々)の彼らには、わかるハズもなかったのだ。 ソ連の崩壊(1991年)で、大混乱した(ソ連派)の社会主義協会だったが、1985年の向坂逸郎の死去の後、分裂に分裂を重ねて、弱体化・・・今や見る影もなくなってしまった・・・・ 全体主義の実態は、民衆の生活全般に決定的にかかわっている。民衆の命は、あまりのも軽く扱われるのが、独裁国家の常である。悲しいかな、そういう国家に生まれてくること自体、(運命)としか言いようがない。 (運命)だから、諦めろ)というわけではないが、この北朝鮮の大きな変化が現れるのは、相当、先かも・・・・ それに関連して・・・昔、新社会党の友人は、僕に(人権事犯、核ミサイルなどは)北朝鮮自身が決めることだから、(国外の)僕たちが、どうこういうべきではない・・・と言い切ったものだ・・・・(僕たちは、かって、ベトナム人民と連帯して戦ったことを忘れたかのように・・・だ) 北朝鮮人民が、独裁者に逆らうことなど できるハズもないことが、わかっていながら・・・・こう(ほざいた)のだ。 鉄のカーテンを乗り越えて、社会主義の非人間性が知らされることで、社会主義体制の崩壊のきっかけとなったことは、よく知られているが、金正恩は民主主義的価値観の流入には、極端に神経をとがらせてきた。 そのためには、国境管理を厳重にして、(鎖国状態)を作り出している。「コロナ支援」も受け入れないという異常さに、民衆の悲劇は続くが、新社会党の機関紙には、その惨状を伝える記事は、ついぞ見ることは無い・・・・アサートやMDSのHPにも、批判記事を僕は見たことがない・・・・なんという(偏向)だろうか!!!! 世界は、北朝鮮のような全体主義的傾向を持つ国家が、以前にもまして増えている。トップの立つ為政者にとっては、独裁化は、まことに都合の良い支配体制だから・・・ 地球の未来は、どうなるのか・・・・いつも考えるが、僕には暗い未来しか見えてこないのだが・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――――――女性兵士50人が犠牲…北朝鮮軍幹部「鬼畜行為」で見せしめ 2022-7-16 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 北朝鮮において、性暴力は明確な犯罪だ。刑法279条は、暴行、脅迫、助けを求められない状態にあることを利用して女性をゴウカンした者には10年以下の労働教化刑に、暴行などを加えた場合は10年以上の労働教化刑に処すと定めている。 ただ、実際に表沙汰になることは決して多くない。 女性たちは、まともな人権教育、自分の身を守るための教育を受けていないため、自分の受けたものが性暴力であると認識できない場合や、性暴力に遭っても、被害女性に落ち度があったのではないかと責める社会的雰囲気などの理由で、多くは闇に埋もれてしまっている。 朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は、軍という特性上、閉鎖的空間にならざるを得ず、性暴力の温床となってきた。また、被害に遭っても言い出せない空気はここでも同じだ。 「今まで、軍幹部に女性兵士がひどい目に遭うことが多かったが、むしろ女性兵士の方が後ろ指をさされていた」(デイリーNK軍内部情報筋) この情報筋は、最近明らかになった軍官(将校)による、常習的な性暴力事件について伝えた。 黄海南道(ファンヘナムド)海州(ヘジュ)に本部を置く、朝鮮人民軍第4軍団傘下の師団で政治部長を務めていた40代のキム上佐(中佐と大佐の間の階級)。彼は、政治部長に任命された2018年から今に至るまで、女性兵士に対して様々な性暴力を繰り返してきた。犯行が4~5年にわたったことを考えれば、被害者は40~50人以上の規模になると思われる。 昨年初めからは、師団直属の中隊で勤務し、除隊(兵役満了)を控えた女性兵士に、いわゆる「除隊前悩み相談」を行ってきた。これは、自分の部屋に女性兵士を呼び、除隊後の生活について話し合うものだが、その場で「(朝鮮労働党への)入党をしてから家に帰りたくないか」との言葉をかけ、性上納を強いていた。 軍を除隊して得られるメリットは、朝鮮労働党への入党と大学進学だが、それには推薦状が必要となる。それと引き換えに性上納を迫る行為は、決して珍しくない。 だが、ここで問題が発覚した。被害女性が妊娠したのだ。朝鮮人民軍では、一般兵士が服務期間中に恋愛、結婚することが禁じられており、発覚すれば鑑定除隊(不名誉除隊)を強いられる。当然、彼女も調査の対象となり、軍団指揮部に報告されたが、その過程でキム上佐の名前が浮上、緊急逮捕に至った。 その場の状況について情報筋は「以前ならば党的処罰や降格で済まされていただろうが、今回は多くの兵士の目前で、幹部(キム上佐)の手に手錠がはめられて連行され、皆を驚かせた」と証言した。 上述の通り、このような性暴力は常態化していたが、軍団当局が事態の深刻さを認識し、幹部に警鐘を鳴らす目的でキム上佐を見せしめとして処罰したというのが、情報筋の説明だ。 性暴力の被害に遭った女性兵士の処遇について、情報筋は言及していないが、軍に残ったとしても、除隊して故郷に帰ったとしても、後ろ指をさされることには変わらず、針のむしろだろう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。YouTube「高英起チャンネル」でも独自情報を発信中。
2022.07.25
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おじけづく、リベラル・・・出口なしの恐怖?? 2022-1-30 (はんぺん)またまた、北朝鮮が、中距離ミサイルを発射した。今年に入って7回目ということで、独裁者たちは世界平和なんて、一顧だにしない姿勢露わだ。 北朝鮮による平和への挑戦が止まらない。諸悪の根源である全体主義・共産主義の脅威に、いかに対処するのかが、人類の最大の課題だ。 (今そこにある危機)に触れないのは、僕に言わせれば(犯罪的)である。僕たちが、若い頃、憧れていた(?)社会主義・共産主義の、今に至る(惨状)を見るとき、大きな後悔ばかりが残っている。 昔、北朝鮮のミサイルを、新社会党の友人が(北朝鮮が、人工衛星だというのだから、あれは、人工衛星だ)と言い切っていたのを何度も思い出す。 もともと新社会党は、ソ連べったりの社会主義協会向坂派の指導下にあり、(社会主義幻想)に洗脳され切った集団だったから、そんな無茶苦茶も言えたんだろうが・・・いまのこの現状(惨状)を見て何というのだろうか? 新社会党が、自己批判したということを聞いたことも無いし、相当長期に購読した彼らの機関誌(新社会)からは、中国や北朝鮮批判を見たこともなかった。 その友人は、その後、そのことについて何も言わずにスルーしてきたが、その後、(国際情勢は難しくて、よくわからないから)、目の前の労働搾取や教育問題などの身近な問題で頑張る・・・というようなことを言ってきた。 それって、おかしいだろう・・・なんで正面から真摯に向き合わないんだ・・・これまでの主張との整合性は? (総括抜きの転進!!)など、僕的には、あり得ないのだが・・・彼らの辞書には(反省)という言葉は無くても(逃げ)という言葉が、何度も出てくるようだ・・・・ こんな人々に、いくら(人権)(人権)と叫ばれても、誰も信用しないし、むなしく思えるばかりだ・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――― 北のミサイル発射実験。岸防衛相が強く非難 「実用化・生産段階に」と指摘 2022-1-31 日本テレビ系(NNN)北朝鮮メディアは、中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を行ったと報じました。一方、岸防衛相は臨時で会見を行い、北朝鮮を強く非難しました。 岸防衛相「長射程の弾道ミサイルの実用化を含め、さらに関連技術や運用能力の向上をはかる意図や、一方的に国際社会に対して挑発の段階をエスカレートさせる狙いがあることは明らかであります」 今回のミサイルについて岸防衛相は、2017年にも発射された中距離弾道ミサイル「火星12」との見方を示すと共に、「より実用化・生産段階にあると示唆している」と指摘しました。 その上で、「ミサイル技術の著しい向上や一方的な挑発をエスカレートさせるような発射は断じて許されるものではない」と、北朝鮮を強く非難しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮の弾道ミサイル「ロフテッド軌道」の見方 中距離以上の可能性 2022-1-30 朝日新聞デジタル北朝鮮で27日、国防科学院が行った「地対地戦術誘導弾」の発射試験。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信 北朝鮮が30日朝発射した弾道ミサイルについて、松野博一官房長官は同日午前、「中距離以上の弾道ミサイルであった可能性も考えられる」との見方を示した。国家安全保障会議(NSC)後の記者会見で述べた。岸信夫防衛相は「ロフテッド軌道で発射されたと考えられる」と会見で述べた。 ロフテッド軌道は通常より角度を上げて高く打ち上げ、迎撃が難しい。飛距離を抑えており、通常の角度で撃った場合はさらに飛距離が伸びることになる。 松野氏によると、ミサイルは北朝鮮内陸部から1発、東方向に発射された。通常の軌道であれば、最高高度約2千キロ程度、飛翔(ひしょう)時間30分程度、約800キロ程度飛翔(ひしょう)し、日本海側の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したという。現時点で被害報告などの情報は確認されていない。 ――――――――――――――――――――――――――北朝鮮ミサイル、 発射角度変えれば、日米に直接脅威 2022-1-31 時事通信北朝鮮が30日に発射した弾道ミサイルは、高度2000キロにも達し、防衛省は通常より高角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」と推定した。 通常の軌道で発射されれば射程は日米に直接脅威を与えた可能性もある。1月に入り変則軌道のミサイルも発射しており、多種多様なミサイル能力を誇示した形だ。 防衛省によると、今回の発射は中距離以上のミサイルで、飛距離は800キロ(推定)。政府筋は「打ち上げ角度を水平方向に調整すれば日本や(米領)グアムを射程に収める可能性がある」と指摘する。 同省によると、北朝鮮のミサイルは過去6回、ロフテッド軌道での発射が確認されており、2017年5月の中距離弾道ミサイル(火星12)は高度2000キロ超を約30分間飛行し、飛距離は800キロ。今回の発射と同程度レベルの飛行とみられ、当時同省は、通常軌道で発射されたとすれば射程は最大約5000キロに達すると推定していた。 「火星12」は17年9月には北海道上空を通過し、太平洋に落下。この時は通常軌道で飛距離は3700キロに及び、グアムを射程に入れた。 自衛隊のミサイル防衛は洋上で迎撃ミサイル「SM3」を発射するイージス艦と、落下の最終段階で迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の二段構えだ。政府関係者によると、日米共同開発の新型SM3の高度は1000キロ程度とされる。放物線を描く通常の弾道ミサイルを想定した体制で、ロフテッド軌道や変則軌道のミサイルを迎撃するのは難しい。 岸信夫防衛相は30日の臨時記者会見で、「北朝鮮はさまざまな態様での発射を繰り返している。技術の確立を目指したものだ」と懸念した。防衛省幹部は「ミサイル防衛網を突破するために、変則軌道など高度化された技術がより射程の長いミサイルに利用される恐れもある」と指摘した。
2022.01.31
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戦後の日本リベラルの凋落の原因は、何だったのか? 2021-11-21 (はんぺん) 「北朝鮮が拉致するハズは無い」と、独裁国家をかばい続けた元社民党党首の土井たか子氏も、さすがに小泉訪朝(2002年)という現実の前には、ぐうの音も出なかった。トップのキムジョンイル(金正日)自身が、拉致を認めたのだから・・・何の言い訳もできない・・・・ 社会主義崇拝の結果から、おびただしい数の北朝鮮の人権事案についても、見て見ぬ振りを続けてきた彼らは、いまや日本政治の中では、風前の灯と成り果てている。 戦後の日本リベラルの凋落の原因は、何だったのか? 長い間、チンケな自身の脳みそを絞って考えてきた。正しいと思って実行してきたことが、本当に正しかったのか?? という事だ。 そして、たどり着いたのが、(予断と偏見で物事を解釈してきた・・・その稚拙さ)だった。盛んに(科学的)という言葉が乱用された。(科学的社会主義)自体が(科学的)では、無かった・・・ということに行き着いた。 (言葉の遊び)に堕していたのだ。そうあってほしい・・・という希望、願望で、社会主義を理解してきたがゆえに、現実から遠く離れた(革命的理論)に酔いしれていたのだ。 資本主義(国独資)は、社会主義に席を譲ることになっていた(願望)がゆえに、全ての内外分析は、革命志向の彼らに都合の良いモノに組み立てられていた。 ベトナム戦争で莫大な戦費を投入したアメリカ帝国主義は、財政破綻し、基軸通貨のドル体制は崩壊するだろう・・・そう教えられてきた・・・が、そうは、成らなかった。 最も象徴的なものは「窮乏化革命論」だ。向坂逸郎の指導の下にあった社会主義協会や新社会党のグループは、なんとかして、「論」の根拠を説明しようとして四苦八苦していたが・・・窮乏化は説明できても、革命への道筋は示すことができなかったし・・・まさか、今日のようなリベラル派の転落を想像すらできなかっただろう。 古希を過ぎた今、(人生総括)に挑戦し続けているが、日々、勉強することが多くて、忙しい毎日だ。(人生、一生勉強)の心意気でやってきた。何回も言ってきたが、かって(学生運動)や(革命運動)に首を突っ込んだ皆さん方には、ぜひ、きちんとした総括を行ってほしいと思う。自身の人生には、誠実で、有り続けてほしい・・・と、思う次第だ。 以下の記事について、独裁国家=北朝鮮の真実(北朝鮮で徹底的な監視と差別を受ける在日朝鮮人帰国者)は、人間としてあってはならない・・・許されない人権蹂躙の社会だが、彼らの蛮行を見逃してきた新社会党や社民党などのリベラルグループの(総括)を期待する。 あなたたちの主張と現実が、いかに乖離しているか! (事実は、小説よりも奇なり)とは言うが、あなたたちの願望と、あまりにもかけ離れていることに、いつ気づくのだろう??? 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――金正恩の生母が在日朝鮮人だと明かせない北朝鮮の悩ましい事情-北朝鮮で徹底的な監視と差別を受ける在日朝鮮人帰国者の悲哀 2021.11.16 郭 文完 JB Press「地上の楽園」というプロパガンダによって、10万人近い在日朝鮮人・韓国人や日本人妻が北朝鮮に渡ったが、北朝鮮では徹底的な監視と差別の中での生活を強いられた。 北朝鮮には、日本から北朝鮮に帰国した人々に対する徹底した管理監視制度がある。在日帰国者とは、戦後、実施された在日朝鮮人の帰還事業で日本から北朝鮮に帰国した人たちを指しており、国家保衛省・国家安全保衛部内部で「22号対象」と呼ばれている。北朝鮮送還事業が始まった1959年から続いている管理監視制度とはどのようなものなのだろうか。 在日朝鮮人が北朝鮮に帰国する送還事業は1959年に始まった。1955年2月、北朝鮮は朝鮮戦争後の労働力不足を解消するため、在日朝鮮人の帰還事業を推進し、帰国後の生活について責任を負うと宣言した。 1958年、日本の社会党(当時)と共産党に自民党議員も加わり、「在日朝鮮人帰国協力会」が結成され、翌59年8月13日、インド・カルカッタ(現コルカタ)で、「日本赤十字社と朝鮮民主主義人民共和国赤十字会との間における在日朝鮮人の帰還に関する協定(カルカッタ協定)」が結ばれた。 1959年12月14日、在日朝鮮人975人が新潟港を出港したのを皮切りに、在日本朝鮮人連合会(朝鮮総連)系の在日同胞の送還事業が進められた。1962年11月12日までの間に7万7288人の在日朝鮮人や日本人妻たちが北朝鮮に渡っている。その多くは、工事現場の労働者、日雇い労働者、商工業従事者、学生などで、帰国者を輸送した「万景峰号」は帰還事業の代名詞になった。 その後、日朝両国は協定の延長に合意したが、送還された人々の悲惨な生活と管理監視制度が知られるようになると帰国者が激減し、日韓国交正常化後の中断を経て、1984年、帰還事業は完全に終了した。計186回行われた送還事業で帰国したのは9万3339人に上る。 北朝鮮のゲシュタポ「国家安全保衛部」による監視制度の一部始終 在日朝鮮人の送還事業が始まると、北朝鮮政府は国家安全保衛部による管理監視制度を体系化した。 まずは住居地の管理監視制度だ。在日帰国者たちは、居住するマンションや村で監視下に置かれている。 主に人民班長や隣家が在日帰国者を監視する役割を果たしている。帰国者がどのような生活をしているか、北朝鮮の社会制度に対する不満を口にしていないか、誰が在日帰国者の家に出入りしているかなど、監視の範囲や領域に制限はない。 国家安全保衛部が在日帰国者の一挙手一投足を監視する理由は、資本主義社会を経験した彼らが不平不満を表に出し、北朝鮮住民に影響を及ぼすという懸念だ。 事実、帰国者は日本の親戚から送金された日本円や日本製品を日常的に使用しており、北朝鮮住民の資本主義に対する関心に、少なからぬ影響を与えている。平壌の最高級マンションを真っ先に購入したのは帰国者で、ドルなどの外貨で商品を買う「外貨商店」も帰国者たちが持ち込んだものだ。 北朝鮮住民は在日帰国者を「ジャッキ」と呼んでいる。「在日帰国同胞の子」を意味する略語で、帰国者は北朝鮮住民の羨望の対象であると同時に、嫉妬の対象にもなっている。 平壌に住んでいたある在日帰国者は、休み期間に、子供が友達と一緒にスマホでAVビデオを見ていたという告発を隣家から受けて地方に追放された。 帰国者の管理監視は職場でも行われている。何時に出勤して誰と何を話しているのか、誰と親しく誰と関係が深いのか、北朝鮮社会に対する不満や不平を話していないか、日本から北朝鮮に帰国したことを後悔する言葉を発していないかなど、国家安全保衛部と党組織や行政組織が監視している。 国家安全保衛部は、職場で在日帰国者と親しい人を利用しているが、管理監視制度をよく知っている帰国者が職場で本音を漏らすことは絶対ない。 貿易会社に勤めていたある在日帰国者は、日頃から経済的な支援(賄賂)を受けていた担当保衛員から、同じ貿易会社のA氏に気をつけろと言われて唖然とした。A氏が同じ職場の在日帰国者と会話した内容をまとめた文書を担当保衛員から見せられたのだ。帰国者から支援を受けていた担当保衛員が、組織を移る際に行った忠告だった。 在日帰国者が北朝鮮で直面している差別 帰国者たちには深刻な差別がある。北朝鮮の住民も、言葉では差別なく接していると言うが、実際は違っている。 第1の差別は政界進出だ。北朝鮮政府が帰国者の一部を日本の国会議員に相当する最高人民会議の代議員に選出したことはある。ただ、そもそも最高人民会議の代議員に権限はなく、最高指導部が決める法律や政策に賛成票を投じるだけだ。 北朝鮮では憲法上、最高人民会議が最高議決機関とされているが、実際は代議員より党機関や国家安全保衛機関、司法検察機関の力が強い。在日帰国者が党や国家保衛省、人民保安省、司法検察機関に入ることは絶対にできない。 北朝鮮の政界を牛耳る国家権力機関は、在日帰国者を徹底的に排除している。在日帰国者が進出できるのは芸術や体育関連、科学技術といった非政治分野に限られる。在日帰国者で最も高い地位に就いたチャン・チョルも、文化担当副首相兼文化芸術部長だった。在日帰国者の政界進出は不可能といってよい。 第2の差別は婚姻だ。日本から北朝鮮に帰国した人々の子供は在日帰国者の子供同士で結婚することが大半で、北朝鮮住民と結婚する例は極めて珍しい。帰国者の生活や文化も関係するが、北朝鮮住民が持つ拒否感が大きい。帰国者と結婚すると、出世できないという根強い考えがあるのだ。これは、在日朝鮮人出身者が政界進出できない点に起因する。 もし北朝鮮住民の子供が在日朝鮮人出身と結婚したいと言えば、親は「その家は裕福なジャッキか。出世をあきらめるだけの見返りになる金銭を充分に使えるのか」と尋ねるほどだ。それほど在日帰国者出身の子供たちは婚姻でも悲しい差別を受けている。 このような根強い差別があるため、金正恩総書記の生母である高容姫氏が在日帰国者出身だと住民に明かすことができないでいる。
2021.11.21
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全体主義も、彼らに媚びるリベラルも 平和の敵。(はんぺん)相次ぐ北朝鮮によるミサイルの発射に対して、リベラルたちは、なぜ沈黙を続けているのだろうか? (社会主義幻想)に洗脳されてきたにせよ、いい加減、目が覚めているハズだ・・・ ということは、全体主義者・独裁国家に対する正当な非難を避けることに何らかのメリットを見出しているのでは・・・と勘ぐってしまう。 保守に代わって政権を取ると呼号する人たちが、目の前にある真実を認めない・・・見ようとはしない・・・そういう状況に、何か後ろめたいモノ、胡散臭いモノが、見え隠れしているのではないか・・・・???? 「あれはミサイルではなく、人工衛星だ・・・」「食糧援助は、当然。これは人権問題だから・・・」新社会党の友人は、一貫して北朝鮮の独裁者、圧制者を喜ばす発言を繰り返してきた。浅はか、愚かという次元の問題ではない。 彼らリベラルたちの言動は、繰り返される圧制で呻吟している北朝鮮民衆を見殺しにするような、犯罪行為だと僕は思う。一貫して、中国や北朝鮮を狂喜させる言動を繰り返してきた(反省する勇気)の欠けた面々に、かける言葉は見当たらない・・・・ (真の友)とは、何か? いつも考える。何度も訪朝して、金王朝と会談する場を持ちえた彼らが、(真の友人)として、成されるべき忠告や批判を成しえたのか? それができないのであれば、(友人)を返上して帰ってくるべきでは無かったのか?? うわべだけの親善友好とは何だろう。仮面をかぶって、相手と話をするほどの悲劇は無いだろうと思う。これまで、拉致問題に一言も言及することの無かった無責任、事あるごとに、北朝鮮・金正日、金正恩の暴虐に目をつぶってきた彼らの無責任に、政治を語る資格は無い・・・と断言できる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮 “新開発の対空ミサイル きのう発射実験” 2021年10月1日 NHK NEWS WEB北朝鮮は、新たに開発した対空ミサイルの発射実験を30日に行ったことを明らかにしました。異なるタイプのミサイルの発射を繰り返すことで、新たな国防5か年計画のもと、多様なミサイルの開発が進んでいると強調するねらいもあるとみられます。 1日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、国防科学院が新たに開発した対空ミサイルの発射実験を30日に行ったと伝えました。 発射実験では「目標を攻撃する距離を大幅に伸ばしたミサイルの驚くべき性能が検証された。対空ミサイルシステムの研究開発において非常に実用的な意義を持つ」としています。 掲載された写真には、ミサイルが移動式の発射台からオレンジ色の炎を吹き出しながら上昇していく様子が写っています。 発射実験には、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の側近で、軍の序列トップのパク・チョンチョン党政治局常務委員が立ち会ったとしています。 北朝鮮は先月以降、弾道ミサイルや長距離巡航ミサイルなどを相次いで発射しており、キム総書記は29日、最高人民会議での演説でアメリカを非難するとともに、核・ミサイル開発を強化していく姿勢を示していました。 北朝鮮としては、異なるタイプのミサイルの発射を繰り返すことで、キム総書記がことし1月の党大会で示した新たな国防5か年計画のもと、多様なミサイルの開発が進んでいると強調するねらいもあるとみられます。 専門家「北朝鮮対空ミサイル 防空範囲拡大か」 北朝鮮が9月30日、発射実験を行ったと明らかにした対空ミサイルについて、専門家は北朝鮮がみずからを守る能力を強化していることがうかがえるとしたうえで、操縦するための翼がミサイルの前後についていることから「飛行コースを変えやすくするもので、防空範囲が広がったことを示しているのではないか」と分析しています。 1日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、国防科学院が新たに開発した対空ミサイルの発射実験を30日行い「目標を攻撃する距離を大幅に伸ばしたミサイルの驚くべき性能が検証された」などと伝えました。 ミサイルの専門家で、未来工学研究所の西山淳一研究参与は「対空ミサイルは防衛用のミサイルで、北朝鮮がみずからを守る能力を強化していることがうかがえる。攻撃用ではないので脅威が上がったわけではない」と指摘しました。 そのうえで、今回の対空ミサイルの特徴として、操縦するための翼がミサイルの前後についていることから「飛行コースを変えやすくするもので、防空範囲が広がったことを示しているのではないか。これまで攻撃するミサイルを見せてきたので、今回は防御する能力も示したということだろう」と分析しています。 (以下略)
2021.10.16
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「反省する勇気」の欠けた多くのマスコミやリベラルたちが、国民を洗脳・・・ (はんぺん) 「京都府で朝鮮半島からの移民一世の子として生まれた川崎さんは、在日朝鮮人協会の学校に通っていました。生徒たちは北の素晴らしさを教えられ「地上の楽園」と称する祖国への「帰還」を奨励されたといいます。」(本文) 「おそらく朝日新聞の記者も1980年の時点では北朝鮮の本質的な問題は十分に知っていたでしょう。それでも「素晴らしい経済発展をしている」という報道を続けたのです。」(本文) こういった話を聞くと、充分な検証、裏付けの無い、無責任な報道の恐ろしさを痛感する。 マスコミやインテリ、リベラルの「過ち」は、多くの在日の悲劇を生んだ。これは、きちんと総括されるべきであった・・・にもかかわらず、彼らの多くは、見て見ぬ振りをして、自己批判もせず、やり過ごそうと画策した。 慰安婦問題では、朝日新聞は、なんと30年間もの長い間、ありもしない(強制連行)記事を垂れ流し続けて、国民を(洗脳)してしまった。 マスメディアの鉄則は、真摯な検証、確実な裏付けに基づく報道だが、予断と偏見、思い込みで、誤報を30年間も繰り返してしまった結果、日韓関係に取り返しのつかない大きな亀裂を生じさせてしまった・・・・ 多くの証言が、書物として出版されている。活字にしたものは、(証拠)として残るので、結局、言い訳できない・・・ゆえに多くの運動団体の内部では、不信が渦巻き、身内の中から、多くの仲間の落伍者が続出する・・・ ひと昔前、社会主義・共産主義が、大きな顔をしていた時代、それに「異議」を唱えたり、疑問を呈したりすれば、(右翼だ)(保守反動だ)(日和見主義だ)と非難されたモノだった。批判を許さない風潮が、時代を席巻していて・・・今から思えば、(マルクス教)(レーニン教)という宗教だった・・・という事。 科学的社会主義らしからぬ、非科学性が、際立っていて、つまらぬ権威主義がはびこっていた。講座派の流れを汲む日本共産党や、労農派の流れを汲む向坂協会派などは、その典型だろう。 彼らが、ひとたび権力の座につけば(あり得ないことだが)、どんな恐ろしい権威主義的、スターリン主義的独裁政治が、展開されたのだろうか? と思うと、僕は身震いするばかりだ。 昔、学生時代、DSLという組織で活動していた時期がある。学生組織は、雲散霧消したが、親組織(党)は、細々と生き永らえている。相変わらず、全体主義との戦いを軽視する(誤謬)は、改まっていない・・・ 彼らが、極小政党に、成り下がってくれて、本当に良かった・・・と思う。なぜって、歴史に学べず、(反省する勇気)の無い無節操が、彼らの本質だからだ・・・ 当時の多くの仲間(同志)が、かなり早い段階で戦列を離れたことを知っている。自分の活動に対して、社会的責任を考えれば、ごくごく自然の流れだ・・・ 社会党解体後に、自分が支援した(新社会党)も、やはり、ゴリゴリの権威主義政党で、北朝鮮社会主義(独裁体制)を党機関紙で、平気で礼賛したり、金独裁体制を支援する言動で、「過ち」を重ね続け、多くの支援者が離れていった。 我々に残された時間は、多く無い。残された時間を、勉強と総括に邁進したいものだ・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――朝日が「地上の楽園」と喧伝した北朝鮮に43年も閉じ込められた京都女性の壮絶人生 2021.09.14 48 by 在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説 MAG2 NEWS ミサイルの発射などを繰り返してアジア周辺に緊張を与えながら、自国内では国民が飢餓に苦しむなど、矛盾に満ちた動きを見せ続けている北朝鮮。そんな「ならず者国家」をかつて「地上の楽園」などと持ち上げ、「躍進目覚ましい」などと日本のマスコミが喧伝していたことをご存知でしょうか? 今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、香港の英字紙が報じた「北から亡命した女性」の壮絶な過去の話を翻訳して紹介し、80年代に北を持ち上げることで多くの人々の人生を狂わせた朝日新聞などの日本メディアを批判しています。 北朝鮮「地上の楽園」報道の40年後1980年頃、筆者が世界情勢に興味を持ち始めたころ、朝日新聞の正月版で「躍進目覚ましい北朝鮮」といった記事があったのを憶えています。一面の大きな写真入りで伝えていました。 1950年代から1980年代初頭にかけて在日朝鮮人の北朝鮮への集団的な帰国が大規模に行われました。日本のマスコミもそれを支援しました。その過程で「北朝鮮は地上の楽園だ。政府がすべて保証してくれる」といった報道があったのです。 そして北朝鮮についた途端に「これは騙された。日本に帰りたい」と思っても遅かったのです。9月8日付 香港サウスチャイナモーニングポスト紙は、一人の女性を紹介しています。 「楽園を期待して日本から北朝鮮に渡り43年間も閉じ込められていた」 川崎エイコさん(79歳)は17歳のとき、 プロパガンダにのせられて日本を離れ北朝鮮に渡りました。地上の楽園を期待していた彼女は、飢餓、差別、夫の死を経験し、出国を禁止されました。 長い年月の後、彼女は亡命を果たしましたが家族は北朝鮮に残したままでした。北朝鮮が彼女と97,000人の人々に与えた悲劇を世界に伝えるために、彼女らは訴訟を起こしました。 川崎さんが最後に末娘と話すことができたのは、寒くて真っ暗な時でした。「私が覚えているのは、末娘が北朝鮮の状況を訴えていて、私にお金を送ってほしいと言っていたことです。その後、電話は切れました」 その日の夜から、川崎さんは息子さんと3人の娘さん、お孫さんから何の連絡もありません。 そのため、川崎さんは北朝鮮政府に補償を求める訴訟に参加しました。この訴訟は、10月14日に東京地方裁判所で初公判が開かれます。 京都府で朝鮮半島からの移民一世の子として生まれた川崎さんは、在日朝鮮人協会の学校に通っていました。生徒たちは北の素晴らしさを教えられ「地上の楽園」と称する祖国への「帰還」を奨励されたといいます。 「当時、日本に住んでいた多くの朝鮮人は、この宣伝を心から信じており、私も例外ではありませんでした」と彼女は言います。「私は北朝鮮に帰ることを決めました」。 1959年、彼女は新潟港に向かう帰国子女専用列車に乗り込みました。 乗船するといきなり不吉なことがありました。「かつて日本の植民地だったため、日本のものを持ってくると怒られる」という理由で、日本の食べ物をすべて海に捨てるように命じられたのです。 さらに不吉な兆候がありました。船がチョンジン港に停泊しているとき、岸壁で青年が「船から降りるな。日本に帰れ」と叫んだのです。しかし遅すぎました。 「到着してすぐに、日本で言われていたことが全くの嘘だと気付きました」平壌から500km離れた地方都市に配属された川崎さんはタイムスリップしたかのような生活を送りました。学校の寮に入れられた川崎さんは、シラミとの戦いや、ジャガイモやトウモロコシを塩で味付けしただけのひどい食事との戦いを強いられました。 帰国者の中には栄養失調になった人も多く、またホームシックで精神的に参ってしまった人もいたといいます。日本の家族に衣類や家電製品を送ってもらわなければならないほどの厳しい状況でした。1990年代半ばには大飢饉に見舞われ、事態はさらに悪化していきました。 「大飢饉のとき、私の街では餓死した人の死体が散乱していました。遠くから食べ物を求めて街に来た人は屋外で亡くなることが多かったのです」。 「人々は食べるために、殺人、強盗、詐欺などあらゆることをしました。私が見た遺体は、電車から突き落とされて頭に重傷を負った子どもの遺体や、足を切断された男性の遺体など、ひどい状態のものが多かったです。私の知り合いもこの時期にたくさん亡くなりました」。 ミサイルの発射などを繰り返してアジア周辺に緊張を与えながら、自国内では国民が飢餓に苦しむなど、矛盾に満ちた動きを見せ続けている北朝鮮。そんな「ならず者国家」をかつて「地上の楽園」などと持ち上げ、「躍進目覚ましい」などと日本のマスコミが喧伝していたことをご存知でしょうか? 今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、香港の英字紙が報じた「北から亡命した女性」の壮絶な過去の話を翻訳して紹介し、80年代に北を持ち上げることで多くの人々の人生を狂わせた朝日新聞などの日本メディアを批判しています。 必死になって亡命を決意したものの、国境を越えるためのブローカーへの支払いや、子供たちの安全を確保するための結婚の手配など、お金を貯めるのに数年を要しました。 1年半の中国での生活を経て2002年に日本に帰国することができました。当初は年に2、3回の手紙や電話でのやりとりをしていたが、今では子どもたちとの連絡はほぼ不可能になってしまった。 この訴訟の主任弁護士である福田健治氏は裁判で賠償をえるのは難しいと見ています。それでも彼は、この訴訟を続けることが重要だと述べています。 川崎さんは、平壌が自分や他の97,000人の人々に与えた「楽園」への旅の悲惨さを世界に伝えるために、北朝鮮政権に対する訴訟に参加することを決めたと言います。 「私たちは、北朝鮮が私たちにしたことが間違っていると世界に伝えたいのです」と彼女は言います。「私たちは、まだ北にいる親戚に帰ってきてほしい。独裁者を倒して家族と再会したいのです」 こういった話を聞くと、無責任な報道の恐ろしさを思います。おそらく朝日新聞の記者も1980年の時点では北朝鮮の本質的な問題は十分に知っていたでしょう。 それでも「素晴らしい経済発展をしている」といった報道を続けたのです。海外報道はその真偽の判断が難しいです。場合によっては人生を狂わせます。 (メルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 9月12日号より一部抜粋) ――――――――――――――――――――――――――――――大澤 裕・・・・株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン 代表取締役社長 ・情報経営イノーベーション専門職大学 客員教授 ・法政大学大学院イノーベーションマネジメント研究科 兼任講師 慶應義塾大学を卒業後、米国バンカーストラスト銀行にて日本企業の海外進出支援業務に従事。カーネギー・メロン大学でMBAを取得後、家業の建築資材会社の販売網を構築するべくアメリカに子会社を設立。2000年、ピンポイント・マーケティング・ジャパンを設立。
2021.09.27
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北朝鮮訪問の(手土産)に、東京都の美濃部都知事が、北朝鮮大学校を、各種学校として認可するという、「過ち」を犯したことは、以前、何度か、僕のブログで紹介したことがある。覚えておられるだろうか? 「私は、社会主義者だ」と自認するリベラル派の、美濃部氏は、まさに(社会主義幻想)に洗脳されていたわけだが、当時のインテリの大半は、(社会主義幻想)の呪縛から、逃れることはできなかった。――――――――――――――――――――――――――――――(ウイキペディアから)産経新聞(2016年5月7日付)の報道によれば、美濃部は1971年の金日成との会談において「私は1925年に大学を卒業して以来約40余年間マルクス経済学を勉強してまいりました。それ故に私は社会主義者であり、社会主義の実現を理想とする人間です。金日成元帥がなされたような活動は出来ませんでしたが、日本国内で私のなし得ることはやりました。・・このような立場にたっている私としては、貴国で進められている社会主義建設の早いテンポには非常に尊敬の念を抱いてきました」と発言し、社会主義下の平壌の現状を引き合いに「資本主義の負けは明らかである」と断じたという[26]。産経新聞はその記事中で「朝鮮大学校の認可は金日成訪問の手土産であった」と報じている [26]。――――――――――――――――――――――――――――― 70年安保闘争前後から、しばらくは、東京・京都・大阪は、革新ベルト地帯ということで、われわれ戦後リベラルにとっての(希望の星)であった。日本共産党は、「70年代の遅くない時期に、民主連合政権をつくる」と、ブチあげたものだった。そのことに僕たちも、全体として、違和感を覚えることは、なかったようだ。美濃部・・・都知事在任期間 1967年4月23日 - 1979年4月22日蜷川・・・府知事在任期間 1950年4月20日 - 1978年4月15日黒田・・・府知事在任期間 1971年4月23日 - 1979年4月22日 いま、朝鮮学校に、公金(税金)を投入することについては、その偏向した教育内容(全体主義賛美・金王朝賛美教育)からみて、(僕も含めて)国民の大半が、支持することはあり得ない・・・と考える。 ぼくには、これは、1995~1996年の北朝鮮の食糧難時代に、日本リベラルたちが、盛んに(人道支援)の大義のもとに、支援キャンペーンを張っていたことと、オーバーラップするのだ。 食糧支援が、飢餓に苦しむ民衆の口には、入らず、金正日の取り巻き連中に独占され、金正日独裁体制を(結果的に)助ける(=強化する)ものである・・・と、僕は確信していた・・・・ 僕の友人(新社会党員)は、さかんに(人道支援の食糧援助を・・・)と狂っていたのを、鮮明におぼえているが・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――――(QUROAから) この回答が、優れていると思う。朝鮮学校の無償化に賛成ですか?反対ですか?https://youngpeople.quora.com/?__ni__=0&__nsrc__=4&__snid3__=25343738446&__tiids__=35628636 (回答) Toe Kazuhiko 2020年6月11日特別扱いをしているのではなく一般的なインターナショナルスクールや、獨逸学園などのナショナルスクールのように、外国籍の子どもを教育するために設立され、多くは母国の教育省の認可を受け、文科省の認可は受けていない学校は、この助成の対象にはなりませんでした。 朝鮮学校は何世代も前からあるといいますが、日本文科省の認可はなく、母国の認可で設立し、外国籍(北朝鮮国籍)の児童の学校であるという部分は全く同じです。 もし、何世代にもわたって日本にいるが理由になるなら、米国人や英国人が3世代にわたって日本で住んでいるからと言って、彼らの通うインターナショナルスクールは無償化されませんよね。 長期にわたって日本にいるいないが無償化の条件ならわかりますが、そんなことはないので、やはり、無償化の理由にはなりません。 あとよく法の前の平等という人がいますが、日本国憲法 第89条 公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。とあります。 はっきり言って、朝鮮学校が「公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業」に該当するのではないかと思いますが、いかがでしょう?日本の文科省の教育の指導等にしたがっているとは聞いたことはないですよ。
2021.08.24
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いまだに、公開処刑が・・・ これは、独裁者にとっては、やめられない・・・自分たちの支配(独裁政治)は、まさに恐怖と抱き合わせで維持されるからだ。 共産主義の一党独裁が、いかに苛酷で、無慈悲なものであるかが、よくわかる。 リベラルたちが、叫ぶ(人権)は、この共産主義恐怖政治の下では、一片も存在しないのだが、不思議なことに、彼らは、ひとことも抗議・非難しない。 彼ら、日本のリベラルたちが、仮に(あり得ないことだが)政権を掌握したら、どんな、おどろおどろしい世界が、出現するのだろうか?? 彼らの主張を知るための最短は、彼らのHPを見れば、即、理解できる。 政権批判は、これでもか・・・というほど大々的に取り上げるが、中国・北朝鮮の全体主義に対しては、見て見ぬふりを決め込んできた。 若い頃、ベトナム戦争反対のシュプレヒコールを叫んだリベラルたちだが、中国や北朝鮮の共産主義独裁の、人類に対する脅威には、ダブルスタンダードを決め込んでいる。 これでは、ますます、国民の支持を失い、じり貧低落が進行するだろう。 野党は、本来、自民党政府の失点に乗じて、政権を取ることで、政治の改革が実現できるわけだが、いつまでも、(二重基準)を続け、言うべきことを言わないで、国民をごまかそうとするなら、そんな千載一遇のチャンスも味方につけることは、不可能だろう。 歴史から、何を学ぶのか? 都合の良い事柄ばかりを並べ立てても、いつまでも真実に近づくことはできない。 都合の悪い現実にも真摯に向き合い、誠実な対応を心掛けるべきだろう。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――3千人集め公開処刑…北朝鮮「将軍と赤い貴婦人」の危険な情事 2021-6-7 高英起(デイリーNKジャパン編集長)https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20210607-00241717/ 先月15日午前10時、北朝鮮の首都・平壌郊外の兄弟山(ヒョンジェサン)区域の市場の近くの堤防で、公開銃殺が行われた。 処刑されたのは軍の建設部隊である7総局の政治委員で52歳のリュ少将。今回の処刑にはどのような背景があるのだろうか。平壌のデイリーNK内部情報筋が詳細を伝えた。 北朝鮮で住宅建設を行うには、トンジュ(金主、新興富裕層)からの投資を募り、資金を集めた上で建設を行い、投資の見返りとしてマンションの部屋を受け取ったトンジュは、販売して利益を得るという仕組みが使われている。 建設計画の立案は国が行うが、実際は世帯数を示すだけで、設計を含めた建設のすべては軍の建設部隊に一任される。建設部隊の責任者、指揮官、朝鮮労働党のイルクン(幹部)は、国の承認を得ないまま、マンションの構造を変えて部屋数を増やす手法でカネ儲けを行ってきた。 中でもリュ少将は、顔面情実(学縁、地縁などのコネ)のあるトンジュから投資を募り、マンション販売を行って私腹を肥やしてきたという。情報筋の説明では一般の手法との違いがわからないが、当局から目をつけられるほどエゲツない手法を使っていたのだろう。 それだけではない。 「リュ少将には複数の愛人がいて、万景台(マンギョンデ)区域の祝典洞(チュクチョンドン)に彼女らと会うための場所まで設けていた」(情報筋) ところが、こんな安物のドラマを彷彿とさせるような出来事が起きてしまった。 「そこで20代後半の女性と共にいたところに、別の愛人の30代半ばの女性がやって来て、関係が『バレた』。怒った30代女性は、中央党(朝鮮労働党中央委員会)の信訴処理科第2窓口にリュ少将に対する信訴を起こした」(情報筋) 信訴とは、理不尽な目に遭った国民が中央に訴える「目安箱」のようなシステムだが、途中で妨害されたりもみ消されたり、或いは加害者から逆襲されたりしないように、強力なコネを使うなどの「事前工作」が必要だ。ところが、今回はその必要がなかった。 信訴を提起した30代女性は、軍の護衛司令部傘下の東洋タバコ会社に対する巨額の投資を行っているトンジュで、護衛司令部の幹部を務めた家族を持つ、成分(身分)の申し分ない「赤い貴族」だったのだ。 彼女の復讐は、リュ少将の処刑で幕を閉じた。処刑は、建設部隊である朝鮮人民軍(北朝鮮軍)7総局の幹部やその家族、「平壌市1万世帯住宅」建設計画に動員された建設部隊の兵士ら3000人が集められた上で行われたという。 ――――――――――――――――――――――――――――― 高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト) 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。近著に『脱北者が明かす北朝鮮』(宝島社)。
2021.06.08
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コロナ禍の中で、どういうわけか? 猛烈に忙しい。 自分から、自身にプレッシャーをかけ続けるのが、僕の生き方だから、間違いなく、これは、早死にするタイプでもある。 この歳になると(死)を意識し始める。 気が付けば、周りには、なんと多くの友人知人が、鬼籍に入ってしまったことか! 人間が生物である限り、(死)は、避けられないし、そのこと自体が自然の営みの一部でもある。 長所も短所も併せ持つ人間は、奇妙な生物でもある。喜怒哀楽に満ち満ちた人生の中で、多くの人間が、生まれ、死んでいく。(自分の人生は、満足したモノだった)と納得して、亡くなっていく人が、歴史上、ほんのひと握りのごく少数であったことは確かだ。 圧制の中で、痛めつけられ、苦難の中で、呻吟しながら、圧倒的多くの人間が殺されていった・・・これが、歴史の真実だ。 今の時代も同じ・・・多くの独裁政治の下、苦痛にあえぐ民衆の悲鳴、慟哭を想像することは、そんなに難しくない。 現代でさへも・・・こんな状況だから、人々が(救い)を求めて、宗教にすがることも、ある意味では自然な流れでもある・・・無神論者の僕には、それが、(救い)には、決してならない・・・とわかっていても、莫大な数の民衆の怒りが、圧制者に向かわないように、宗教は、時の権力者に最大限利用されてきた。 日本では、全体主義国家体制ではないので、多くの価値観が存在し、百家争鳴の如く、論争が沸き起こっていて、そのこと自体、意味あることだ。 もう良いかげん、一つの価値観で、民衆を縛り付けることを止めてほしいものだが・・・それを平気で利用するタチの悪い保守やリベラルたちが、しつこく存在するのが、今の日本だ。 そんなことを、つらつら考えている・・・ (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――― 「核爆発かと思った」北朝鮮海軍で起きた史上最悪の事故 2021-1-30 高英起(デイリーNKジャパン編集長) https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20210130-00220062/ 昨年8月、レバノンの首都・ベイルートで発生した大爆発事故は、今なお記憶に新しい。核爆発かと見まがう煙を空高く巻き上げた事故の原因は、倉庫に積まれた大量の硝酸アンモニウムだったと言われる。 実は北朝鮮でも、これと同様の事故が起きている。平安北道(ピョンアンブクト)の龍川(リョンチョン)で2004年4月、これが大爆発して8000棟の建物が吹き飛び、1500人が死傷する悪夢のような惨事が発生したのだ。 被害規模から言っても、事故発生時の様相はベイルートと同様のものだった可能性がある。 北朝鮮は不満分子の反発を警戒して、そして何よりも最高指導者の身辺の安全を図るため、危険物の扱いは厳重に規制されている。ところがそれでも、こうした大規模な事故が繰り返し起きている。 中でも語り草になっているのが、慈江道(チャガンド)の江界(カンゲ)で1991年に起きたミサイル工場の爆発事故だ。1000人規模の死者が発生したとされるこの事故は、当時、北朝鮮にいた人の間では有名な話だが、海外ではあまり知られていない。爆発のあまりの凄まじさに、住民は敵国からミサイルで攻撃されたものと思ったという。 朝鮮日報は以前、咸興(ハムン)出身のキム・スンチョル氏の証言を引用し、1979年に起きた北朝鮮史上最大と言われる爆発事故について伝えている。火薬を積んだ貨物列車5両が爆発し、3000人が犠牲になったという。 そして、脱北者で東亜日報記者のチュ・ソンハ氏は最近、自身のYouTubeチャンネルとブログで、北朝鮮海軍で起きた事故の情報を伝えている。 1983年10月、黄海南道(ファンヘナムド)のクァイル郡で起きたとされる事故で、ロメオ級潜水艦に搭載する総薬量が数百キロに達する魚雷を数百発も保管した倉庫が大爆発したというものだ。爆発によって生じたキノコ雲は高さ200メートルにも達し、目撃者は「核爆発が起きたのかと思った」と証言したという。 チュ・ソンハ氏は「ベイルートの爆発事故と同規模の爆発音と衝撃波が辺りを包んだ」と書いている。 ちなみに、この件は純然たる「事故」とは言い難い。ある兵士が故意に爆発を起こしたという。その経緯については改めてレポートするが、ともかく、北朝鮮では大型事故が繰り返し起きている。そのような事故にいつか、最高指導者が巻き込まれる可能性がゼロであるとは、誰も言い切れないだろう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。
2021.02.26
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北朝鮮を機関誌で褒めたたえていたリベラルの小グループには、ウソ記事を撤回したという情報は、これまでのところ聞いていない。 誰に聞いてもわかる全体主義の怖さ・・・それを、わずか5~6年前に、(地上の楽園)のごとく、宣伝していたことの(罪深さ)に、未だ彼らは、気づいていないのだろうか・・・??? 「過ちを改めざる、これを過ちという」(論語) かくて、歴史は、繰り返され、独裁体制が永遠に続くことに・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 違法に北朝鮮で撮影された12枚の写真がとにかく恐ろしすぎた オイラーマンの学習帳・備忘録(ブログ)から https://ameblo.jp/oilboy801/entry-12637792142.html 人民を制圧する軍隊、厳しすぎる規則、静寂の街中、映画の中の話と思うかもしれませんが、実際に世界では存在しています。軍隊はほとんどコンピューター制御されているかのように見え、完全に同期して行進しています。武器で溢れる戦車が街に繰り出し、支配者はニヤリと笑い声を上げます。これらの12枚の違法に撮影された写真を見れば、北朝鮮でとてつもない洗脳が行われていることが分かります。
2021.01.17
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(社会主義幻想)に洗脳され続けた多くのリベラルたちも、いい加減、真実に目覚めて、全体主義の脅威について、理解し始めてきたが、その騙された人々の中の一人が、僕自身である。 そのこと自体、恥ずかしいとは思わない。人間である限り、間違いは誰にでもある。問題は(その後!)のことだろう。 (過ちて改めざる、これを過ちという) 「間違う事が悪いのではない。それを反省して改めない事が間違いだ。」という意味だ。 現実の社会主義(全体主義)を見せつけられて、それでも、反省せず、自己批判もせず、独裁体制、抑圧体制を非難しない・・・そして、挙句の果てに「新しい社会主義」(新社会党綱領)を目指すという・・・その節操の無さ、欺瞞的な居直りに、人間という動物の(限界)を見る。 (戦争は繰り返しません)とこれまでの歴史の中で、人類は何度も言ってきたし、何度も(繰り返してきた)ことと同じなのだ。 北朝鮮の体制の中からは、常に、独裁者の抑圧に呻吟する民衆の怨嗟の声が聞こえてくる・・・それを横目に見ながら、「他国の事については、その国の国民自身が決めることなのだから、日本の我々が口を出すべきではない」と言い切った友人(新社会党員)の(社会主義観)を想像して恐ろしい。 日本の「週刊新社会」というリベラル政党(?)機関紙は、この独裁国の訪問記(2013-11-19発行)で、北朝鮮では、「人々が楽しんでいた。(遊戯施設は)どこも満員の盛況だった」そうで、「無料の医療、教育、住宅は、生活に安心をもたらすと実感した。」そうだ。(このでたらめ記事を、朝日新聞のように「取り消した」という報告は、僕は聞いていない) 日本人拉致問題を、まったくスルーしてきた、この機関誌に(蓮池・地村・曽我)といった拉致被害者の名前が、ついぞ見たことが無かった。(長期間、購読した結果わかったことだが・・・間違いがあれば指摘願いたい) 前にこう書いた・・・(先日、亡くなった拉致被害者・横田めぐみさんの父親の横田滋さん・・・その訃報について、彼らは、どういう感想を持ったのだろうか? 聞いてみたい!!)・・・と。 彼らの主張する「人権」とは、いったい、どのようなものか? (日本人拉致)は、立派な人権侵害ではないのか?? 「人権」を声高に叫びながら、「人権不在」の運動を平気ですすめるという、ふざけた(運動!)に、僕は、恐怖を覚えてしまう・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) 北元医師が証言…コロナ感染者数の嘘は「公然の秘密」、ワクチン使えぬ致命的欠陥も 2021.1.6 産経新聞 https://special.sankei.com/a/international/article/20210106/0001.html 北朝鮮は新型コロナウイルスの国内感染者について依然、「ゼロ」だと主張している。北朝鮮で感染症の管理に携わった元医師は、産経新聞などの取材に、自身の経験から統計のでっち上げは「公然の秘密」で、感染者は少なくとも3万人は超えると分析する。北朝鮮は海外のワクチン開発企業にハッキングを仕掛けているともされるが、ワクチンを入手したとしても予防に生かせない致命的な欠陥を抱えている実態も指摘した。 (ソウル 桜井紀雄) 「平壌はコロナで危険」 「北朝鮮はこれまでも感染病の状況をまともに認めたことはなかった」 北朝鮮北東部の清津(チョンジン)で医師として疾病統制センターに勤務するなど、感染症の管理に携わり、2012年に韓国に渡った崔政訓(チェ・ジョンフン)氏(46)はこう説明する。 北朝鮮は、新型コロナの感染者が「ゼロ」だと主張し続ける一方、隔離や医学的監視の対象者が累計3万人以上に上ると、世界保健機関(WHO)などを通じて公表してきた。 崔氏は、隔離や監視対象者が発生した地域が、新型コロナが最初に確認された中国と接する地方に集中していることや、感染症の管理に携わってきた自身の経験などを基に、少なく見積もっても実際の感染者はこの3万人を超えると予測する。 ただ、感染を確認するための診断キットは地方にまで行き渡らず、感染疑い例でも現場で数字のでっち上げが常態化していることから「北朝鮮も正確な数を知らないはずだ」とみている。 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が20年1月以降、公の場に姿を見せずに地方に潜伏することが増え、4月には死亡説まで取り沙汰された。海外に往来する人員の大半は首都の平壌に居住しており、金氏の地方潜伏は「平壌が新型コロナで危険だと判断されたためだ」と崔氏は分析する。 韓国がより“社会主義”? 北朝鮮には、感染病に対処するための防疫システムがないというわけでは決してないという。社会主義国であり、防疫のための住民統制は、資本主義国家に比べて容易なはずだ。 だが、崔氏によると、その防疫システムが作動し得ない致命的な欠陥を持っているという。 まず、感染の封じ込めには、感染源や感染経路を特定するための疫学調査が欠かせないが、北朝鮮では、検査キットが行き渡らず、感染源を特定できない。 次に、隔離させた住民らのために隔離期間中の食料や水を十分に供給できる仕組みがない。住民らは自力で食料を確保せざるを得ず、住民の移動を完全には遮断できない。 崔氏は、韓国で新型コロナでの隔離対象となった知人の脱北者から、韓国当局が十分な食べ物を支給してくれると聞かされ、韓国の方が“社会主義システム”が充実していると感じたという。 北朝鮮は、傘下のハッカーグループを使ってワクチンや治療薬の開発を進める複数の海外企業に対してハッキングを試みているとされる。崔氏は、北朝鮮が将来、盗んだ技術や密輸などでワクチンを入手し、「自国で開発した」と強弁する事態も否定できないと予想する。 だが、ワクチンを手に入れたとしても十分に活用できない事情もある。 ワクチンは冷蔵保存が必要だが、北朝鮮では冷蔵保存ができない環境も少なくない。冷蔵設備があっても平壌でさえたびたび停電があるほど、電力供給が不安定な中、冷蔵が途切れてしまうことも日常茶飯事だ。 崔氏は北朝鮮で実際、はしかや結核、肝炎などのワクチン接種を指揮してきたが、「これでは効かないな」と効果を疑いながら接種を進めた経験もあるという。 ただ、一部の特権層に限っては、そのような心配はなく、特権層が使う医療施設については、貧しい一般住民は目にしたこともないほど「格差が両極化している」。 ×印に扉にくぎ打ちつけ 北朝鮮では、感染病が流行した際の隔離環境も劣悪だ。崔氏によると、住居入り口の扉に「×」字型に木をくぎで打ちつけて、入り口をふさいでしまうケースもある。新型コロナ禍以降は特に状況がひどく、多くの家がそうした措置に遭ったという。 崔氏は、閉じ込められたまま死亡する人もいるはずだと説明した上で、北朝鮮で住民は人として扱われず、「基本的人権である生存権すら保障されない」と強調する。 北朝鮮は、新型コロナに限って感染者ゼロに固執しているわけではなく、過去のインフルエンザの流行でさえ、実際の感染状況を公表してこなかったという。 例えば、インフルエンザで日本や米国で何人の死者が出たとか、流行する季節であり、注意すべきだと伝えることはあっても、北朝鮮国内のどの地域で何人が罹患(りかん)したかといった情報は住民に一切、知らされない。 検査キットがなく、感染の確定ができなくとも、保健当局は、病院ごとに発熱やせきといった症状がないか集計するよう指示している。だが、崔氏の経験でも、現場の医療機関から報告された数字は日付や地域で整合性が合わないことがしばしばあったという。 「医師らは、給与もまともに保証されず、食べるのにも困る状況。苦労して現場に出向いて確認するより、座ったままで数字をでっち上げようとする。北朝鮮の人間も自国の統計を信頼しない」 北朝鮮は、WHOに新型コロナに関する検査総数も報告しているが、崔氏は、現実に合わせるのではなく、体制の「感染者ゼロ」という主張に合わせ、何度か検査し、陰性となった数字だけを報告しているのだろうと推測する。 北朝鮮は、脆弱(ぜいじゃく)な医療体制の中でも、新型コロナに関する韓国からの支援の申し出を拒み続けている。その理由を崔氏は「北朝鮮にとっては体制の維持が最も重要」だからだと指摘。核やミサイルを開発できてもワクチンや治療薬はつくれず、韓国が支援したとなれば、「国家のプライドが傷つけられ、体制にも否定的な影響を及ぼしかねないためだ」と読み解く。
2021.01.10
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武漢発の新型コロナウイルスは、今や世界中に感染拡大し、170万人以上が亡くなった。何とも痛ましいの一語に尽きるが、これは(終わり)ではない。 中国共産党の独裁政府は、(世界は、中国に感謝するべきだ)と、「マスク外交」を展開したが、WHOの調査には、応じようとしないので、世界中から(憤激)を買っている。 彼らは、この世界中の混乱に乗じて、ウイグル等イスラム系少数民族を強制収容して、地域言語の使用を禁止し、中国語のみの教育を強制している。イスラム系文化全般を否定する暴挙は、まさに共産主義統治の実態を露骨に証明している。 またコロナ禍を利用して、南シナ海の島々にデッチあげた(進出基地)を強化し、東シナ海では、尖閣周辺での挑発を増やしている。 中国は、まさに、一時代前の帝国主義であるが、ヒトラー以上の強権を有した全体主義体制であり、(共産主義)の名のもとに、(特権階級集団)が、ピラミッドの頂点を占め、14億の国民を、ひいては、全世界の民衆を支配下に治めようと虎視眈々と狙いを定めている・・・とうのが、真実だろう。 皆さんの意見を、ぜひ、お聞きしたいものだ・・・ (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 死者数は6000人超…北朝鮮、新型コロナ「感染爆発」のヤバすぎる現実 2020-1-6 現代ビジネス https://news.yahoo.co.jp/articles/03f64a9dd1c55d75321410f15c0e034bf2186d24 感染者は10万人を超えた 日本はコロナ禍の「第3波」に苦しんでいるが、WHO(世界保健機関)の発表によれば、感染者が一人も出ていない「地上の楽園」が、アジアに1ヵ国だけある。 金正恩委員長の統治が10年目に入った北朝鮮だ。 だが実態は、WHOへの報告とはかけ離れているという。平壌駐在経験もある中国の北朝鮮ウォッチャーが証言する。 「中国はこの一年、大量のマスクや防護服、消毒液などを北朝鮮に援助してきたので、実態を掴んでいます。この年末で、北朝鮮国内のコロナによる死亡者数は、6000人を超えた。感染者は10万人を超え、なお増え続けているのです」 死亡者数で見れば、日本の2倍以上だ。いったいどんな対策を取っているのか? 「北朝鮮でコロナ対策を取れるのは幹部だけです。金正恩委員長は、コロナを恐がって10月以降、現地視察を基本的にストップし、引きこもりのような生活を送っています。 一般市民は、『80日戦闘』の真っ最中で、零下20度近い中、暖房もなく、朝から深夜まで働かされている。中国製マスクは月に1~2枚しか支給されず、毎日洗って使っている状態です。 もしも熱を出せば、それが過労によるものであっても、『コロナの疑いあり』として、検査もなく隔離施設に入れられる。施設には食糧も医療設備もなく、あるのは使い回しの体温計だけなのです」 「80日戦闘」とは、1月中旬に予定している第8回朝鮮労働党大会で、「元帥様(金委員長)の成果」を誇示するため、10月以降、全国民に強いている強制労働だ。 北朝鮮は、中国製ワクチンの一刻も早い提供を求めているそうだが、それも幹部からということになりそうだ。
2021.01.09
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見て見ぬふりをするリベラル派は、国連以下のレベルだ・・・という恥ずかしい話だ! 口で叫ぶ(人権)とは、いったい、どんな内容なのか? 何をもって(人権)というのか? (拉致)は、明確な国家的犯罪だ。人権事犯だ!!! なぜ、戦後のリベラルたちは、社会主義の(人権不在)を糾弾しなかったのだろうか? 社会主義に(オモネル)ことが、自殺行為だったということを 理解できなかったのか? 僕には、わからない。 僕自身、その無節操なリベラル陣営の中にあって、何の違和感も感じず、(反自民)(反独占資本)だけを叫んで満足していた時期が、間違いなくあったのだ。 もちろん、(反自民)(反独占資本)は、その時の情勢の中で、正しかったことにも異論は無い。 しかし、その流れの中で、隠されていた真実の一端が、チラチラ見えてきたときに、向坂一郎たちは、(ソ連社会主義の正当性、先進性)を表に出して乗り切ろうとした。数々の疑問や質問を封じ込めようとした。これほど、非科学的でないことは、無いことだろう。 日本の民衆(非搾取階級?)の主要な敵が、世界制覇をもくろんでいる全体主義であること、それと対決しながら、各国の人民は、自国の(独占資本)と戦うべきという正しい戦略を、とうとう見つけることができなかった・・・戦後リベラルの凋落の原因は、まさに、この点にある。 凄惨なソ連・中国・北朝鮮などにおける鮮烈な権力闘争は、その萌芽状況は、戦後すぐのころから、指摘されてきたが、主として(右翼陣営)からの指摘が目についたため、(社会主義は、地上の楽園)という偏見と思い込みに凝り固まったリベラルたちが、真剣に取り上げて検証することは、無かった。 とはいえ、部分核実験停止条約に端を発した(中ソ論争)で、中国派とソ連派に分かれて、論争する下地はあった。僕も、その渦中にいたのだが、「社会主義は、(善)であり、帝国主義(資本主義)は(悪)」という大前提の下での(論争?)だったことを記憶している。 (科学的)と言う名の(非科学的)な、リベラルたちの認識は、反省されることなく、現在まで続いてきた。 それは、党機関紙で北朝鮮を称賛するが、拉致問題には見て見ぬふりをする新社会党の現路線とも、見事に(符号)しているではないか! 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――― 北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を。国連総会、人権決議案を採択 2020-12-17 時事通信 https://news.yahoo.co.jp/articles/525b56bc6730c7501c93f8709e2144d05fbd6cfa 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は16日、拉致問題を含む北朝鮮による人権侵害を非難し、拉致被害者の即時帰国を求める欧州連合(EU)提出の決議案を議場の総意(コンセンサス方式)により投票なしで採択した。 同種の決議案採択は16年連続。
2020.12.17
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北朝鮮の一党独裁体制は、国民の多くを窮地に追いやってきた。その認識は、保革を問わず、日本人の共通認識になっている・・・と、僕は考えている。 その元凶は、共産主義的独裁体制だ。朝鮮労働党を牛耳る金日成→金正日→金正恩の一派だ。 この破滅的独裁体制に(異議あり)と叫ばず、北朝鮮の無法について「その国の国民が決めることだから、日本の我々が、口を出すべきでない」と言い切ったのは、新社会党員の僕の友人だった。今でも、ヌケヌケと平気で言えたものだと、思い出すたびに呆れかえっている。 学生時代、僕たちは、ベトナム人民の英雄的な独立の闘いに呼応して、東京で、大阪で、日本全土で、(ベトナム侵略戦争反対)のデモや集会を繰り返したのではなかったか? この新社会党の友人も、大学時代、その闘争に加わったと聞いていた。その彼が、どうして、北朝鮮人民の悲惨な状況に憤怒の声を上げないのか? 僕には、わからない。 (他国の無法は、ベトナムだけの事であり、北朝鮮は問題ではない)とでも言うわけだろうか? あまりにも、大人げない見識の無さを前にして、僕は、絶望感しか感じないが・・・リベラルの凋落の原因が、実は、この辺りにあるのではないだろうか・・・と、考えている。 物事の偏向した見方、勝手な思い込み、ご都合主義的な解釈・・・これで、多くの良心的な支持者が、大量に離れていった・・・と。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――― 北朝鮮軍で4000人死亡…金正恩の「コロナ対策」崩壊か 2020-12-7 高英起(デイリーNKジャパン編集長) 韓国統一省によると、北朝鮮は世界保健機関(WHO)に対し、11月25日までに約1万6900人が新型コロナの検査を受け、このうち約5千人が最近1カ月の間に受けたと報告した。隔離されている人は706人で、これまでの隔離者の総数は計3万2843人に達するが、北朝鮮は感染者を「ゼロ」と主張し続けている。
2020.12.14
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全体主義の脅威については、繰り返し報道されてきたが、日本の人権団体は、どうなっているんだろう? 国連でも、毎年、北朝鮮の人権弾圧が糾弾されて、決議が挙げられているが、どうして、こんなに日本のリベラルたちの反応が鈍いのだろう??? 僕には、信じられないことばかりだ・・・・ あなたたちの組織は、何のために存在するのか? あなたたちの存在意義は、どこにあるのだろうか? あなたたちの人生は、いったい何だったのだろうか? 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――― 金正恩「拷問部隊」幹部ら8人処刑…妹・金与正の命令で 2020-12-12 高英起(デイリーNKジャパン編集長) https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20201212-00212241/ 北朝鮮は2005年ごろから、中国との国境付近に、ロシアや中国から取り寄せた電波探知機の設置を始めた。これは、チャイナ・テレコムなど中国キャリアの携帯電話が「国内情報の流出、国外情報の流入」の元凶と見てのことだ。 その後、さらに性能の良い電波探知機に置き換えてきたが、新規導入に絡む不正行為で、国家保衛省の幹部が処刑されたと、デイリーNKの内部情報筋が伝えた。 国家保衛省は、拷問や公開処刑などの手法を駆使して金正恩体制の恐怖政治を支えてきた秘密警察である。その権力は絶大だが、彼らに向けられる監査の目も厳しい。 処刑されたのは、国家保衛省の電波探知を担当する10局のハン局長ら8人だ。ハン局長は今月13日夜、平壌市郊外の龍城(リョンソン)区域の国家保衛省10局探知部の運動場で、10局の要員が見守る中で公開銃殺された。 実務担当者ら残り7人は、非公開で処刑された。 最終的に処刑の命令を下したのは、金正恩党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長だという。 事の発端は今年4月中旬のことだ。「どこの国のものでもいいので、電波障壁を築き上げることのできる20万ドル(約2087万円)相当の機器を中国で調達せよ」との指示が下された。7月に機器を取り寄せ、設置した。 ところが、その後に問題が浮上した。新品のはずの機器が、実は中古品だとのいう信訴(内部通報)が提起されたのだ。それに基づき中央党(朝鮮労働党中央委員会)が検閲(監査)を行ったところ、訴えの内容が事実であることが判明した。 実務担当者は、割り当てられた予算が足りなかったとして、「国から指示された台数は20万ドルではどうしようもない。ごまかしたのは間違いだったが、中古を買うしかなかった」と弁明した。 この弁明が真実かどうかはわからないが、北朝鮮では以前から、与えられた予算を何らかの形で浮かせて差額を着服するという手法が広く行われている。 例えば、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の食糧担当者は、協同農場で徴発したコメの一部を売り払い、より安いトウモロコシや豆を買い、重量だけ規定に合わせて差額を着服する、などと言った手口だ。 いずれにせよ、このような弁明が聞き入れられることはなかった。 金与正(キム・ヨジョン)氏は中央党の検閲の結果報告を受け、「党と革命が危機に瀕しているときに、裏切りかねない分子ども」であるとし、実務担当者のみならず、ハン局長まで含めて8人に対する処刑の指示を下したという。 情報筋は「首領(金正恩党委員長)や党の決定事項を、自分勝手に解釈し、任務を遂行するのは、わが国(北朝鮮)で反党、反革命行為だ」と解説した。 よかれと思って行った行為ですら、情状を酌量されないことも多い。家族や同僚の食糧を確保するために、植えられた木を抜いて畑にした山林経営所の作業班長は、金正恩氏の植林政策に反する行為を行った容疑で、処刑されてしまった。 処刑された要員の家族は、すべて咸鏡北道(ハムギョンブクト)清津(チョンジン)にある25号管理所(政治犯収容所)送りとなった。 ここは、一生釈放の許されない完全統制区域ではないが、生きて出られる可能性はそう高くないだろう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト) 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。
2020.12.13
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これまで、(スパイ天国=日本)では、北朝鮮工作員の使用中の乱数表や傍受通信機器が、何度も発見されている。多くの工作員(スパイ)が、日本海を渡って、日本国内に潜入。多岐にわたる工作活動が、朝鮮総連などを(隠れ蓑)にして、実行されてきた。 日本には(スパイ防止法)が、存在しない。これは、世界的には珍しい国ということだ。自国民の命と生活を守るために、どこの国も(スパイ防止法)などを制定しているのが(普通)だ。 能天気な国・・・・と笑われているだけでは、済まないのが政治の世界だ。 (平和憲法)を守ることと スパイ防止法などで国民を守ることは矛盾しない・・・と言ってきた。これが、リベラルたちには、理解できない。 同じように、(平和憲法)を守ることと、自衛隊、安保体制を強化して(抑止力)を高めることとも、まったく矛盾しない・・・・とも言ってきた。これも、リベラルたちには、理解できない。 そして、相変わらず、中身の無い(護憲)(人権)を無責任の如く、繰り返している。彼らの辞書には(自己批判)(反省)の文字は無いということだ。 コロナ禍の今、世界は、大きな岐路に差し掛かっている。世界民衆にとっての最大の脅威は、全体主義(覇権主義)だ。その認識を共有できなければ、反全体主義の統一行動が、できなければ、地球破滅への道は、一直線だろう・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 聯合ニュースは、韓国のメディアです 北朝鮮がユーチューブで暗号放送。工作員への指令か 2020-8-30 聯合ニュース 北朝鮮がユーチューブに投稿したとみられる乱数放送の動画の画面。動画は29日に削除された(ユーチューブより)=(聯合ニュース) https://news.yahoo.co.jp/articles/2b23d398147f182786d7291d41df0aa31ede579b
2020.08.30
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これが、現実の社会主義(全体主義)だ。 独裁者の抑圧に呻吟する民衆の怨嗟の声が聞こえてくるようだ。 日本の「週刊新社会」というリベラル政党(?)機関紙は、この独裁国の訪問記(2013-11-19発行)で、北朝鮮では、「人々が楽しんでいた。(遊戯施設は)どこも満員の盛況だった」そうで、「無料の医療、教育、住宅は、生活に安心をもたらすと実感した。」そうだ。(このでたらめ記事を、朝日新聞のように「取り消した」という報告は、僕は聞いていない) この新社会党は、日本人拉致問題を、まったくスルーしてきた(実績)がある。 先日、亡くなった拉致被害者・横田めぐみさんの父親の横田滋さん・・・その訃報について、彼らは、どういう感想を持ったのだろうか? 聞いてみたい!! 彼らの主張する「人権」とは、いったい、どのようなものか? (日本人拉致)は、立派な人権侵害ではないのか?? 1996年の結党以来、凋落を続けるには、それ相当の理由があることがわかる。 あなたたちの政党は、日本の歴史、世界の歴史の中で、どのような価値を持っているのだろうか? 僕の尽きない疑問だ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――
2020.07.02
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社会主義国内での、このような現実を知るたびに、ため息しか出ない。想像できない自分がいる・・・こともあるが、単純に、こんな国に生まれてこなくて良かった・・・とも。 これが、運命というものだろう・・・ (運悪く)独裁国家のアンダークラスに生を受けたことは、地獄で、生きることを意味する。誰も助けてはくれない・・・自身の力で生き延びるしかない!! 人類歴史の中で、多くの宗教や思想の違いで、(大虐殺)が、繰り返されてきた・・・ことに、むなしさを感じるばかりだ・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――― 吊るされ火あぶり。 母は目の前で処刑… 壮絶な収容所体験 2014-3-19
2020.06.28
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「制裁は、効いている・・・」と、言ってきた。そして、戦争ではなく、平和的に(=武力を使用せずに)北朝鮮を転換させるためには、「経済制裁」は、不可欠だとも・・・・・ リベラルたちは、能天気に「人道援助を」「経済支援を」と展望なく繰り返すか、見て見ぬふりを決め込んできた。 「リベラルたちよ、恥を知れ・・・」と言いたい。あなたたちに、政治を語る資格は無い。「平和憲法、第9条のおかげで、日本は戦争に巻き込まれることが無かった・・・」いい加減にしてくれと。無責任の極みだ・・・と。 「制裁の長期化に新型コロナウイルスまで重なり、内部動揺、不満が高まり、状況悪化の責任を外部の「敵」に転嫁し、誹謗(ひぼう)戦を展開しているとの見方。」(本文)は、正しいと、僕は思う。 軍備拡張や核ミサイル開発のための資金の窮迫が、「経済制裁」の目的でもあるのだ。資金がある限り、独裁者は、危険な核ミサイル開発を止めることは無い。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――(朝鮮日報は、韓国のメディアです)「経済制裁にコロナが重なり、平壌も倒れる寸前」2020-6-18 朝鮮日報日本語版 北朝鮮が南北共同連絡事務所の爆破、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する露骨な非難など韓国に対する挑発に出ている背景には、平壌に住むエリートの民心まで揺らぐほど深刻な経済難があると見方が浮上している。 制裁の長期化に新型コロナウイルスまで重なり、内部動揺、不満が高まり、状況悪化の責任を外部の「敵」に転嫁し、誹謗(ひぼう)戦を展開しているとの見方だ。朝鮮労働党の金与正(キム・ヨジョン)第1副部長が17日の談話で、「我が人民にも知ってもらおうと、きょう再び『発言爆弾』を炸裂させた」と述べたことも、市民の不満をなだめる意図があるとみられている。北朝鮮がいわゆる「民心」に触れるのは異例だ。 専門家は北朝鮮の経済難が2011年12月の金正恩(キム・ジョンウン)氏による権力掌握以降最悪レベルだと分析した。1990年に餓死者が続出した「苦難の行軍」時代のような危機が北朝鮮を覆いかねないとする見方も示された。 ソウル大経済学科の金炳椽(キム・ビョンヨン)教授は「対北朝鮮制裁が2017年に大幅に強化され、2年間余りにわたり北朝鮮経済が萎縮したが、さらに昨年のアフリカ豚熱に続き、新型コロナウイルスの事態が重なった。最近平壌市民の配給量も減少したという情報がある」と述べた。 金教授は「北朝鮮では牛は国家財産だが、豚は個人財産だ。ところがアフリカ豚熱で北朝鮮政府が住民の大切な豚を防疫目的で全て殺処分させたことで民心が揺らいだ」と指摘した。北朝鮮は制裁で経済難を持病のように患っていたが、アフリカ豚熱にコロナまで重なり、倒れる寸前だというのだ。私有財産がなくなったことも北朝鮮住民の動揺につながったとされる。 高麗大の南成旭(ナム・ソンウク)教授は「北朝鮮の対中貿易依存度は95%に達するほど絶対的だが、コロナによって中国との貿易が全面中断した。事実上北朝鮮経済の命脈が断たれ、外貨と食料が底をつき、エリート層まで窮乏に耐えるありさまになった」と分析した。 自由アジア放送(RFA)は平壌の消息筋を引用し、「平壌市の党、市政府機関幹部にも配給ができないほど食料難が続いている」と報じた。消息筋によれば、現在北朝鮮と中国の国境には北朝鮮に搬入できない物資が山積みになっているという。 金正恩氏は権力掌握当初、「住民が米と肉のスープを食べられるようにする」と表明したが、それとは正反対のことが起きている。国家情報院第1次長を務めた南柱洪(ナム・ジュホン)京畿大碩座教授は「金正恩は昨年、ハノイでの米朝首脳会談で交渉を行い、制裁を解除し、海外投資もたくさん手に入れてくると大言壮語したが、結局は全て失敗した。金正恩は現在の国家的危機が自分の失政ではなく、韓国の誤った制裁と無能のせいだと言いたいのではないか」と指摘した。 北朝鮮の経済指標も過去最悪だ。韓国貿易協会と中国税関などによると、北朝鮮の対中貿易赤字は2016年に5億5800万ドルだったが、制裁が強化された17年には3倍の16億7700万ドルに膨らんだ。状況は悪化の一途で、昨年の対中貿易赤字は23億7300万ドルを記録した。 読売新聞は複数の専門家の話を引用し、北朝鮮の外貨準備が2023年に枯渇する可能性があると指摘した。金正恩氏は今月7日、労働党の中核組織である政治局会議で、「平壌市民の生活保障のために当面する問題」などを協議した。党政治局会議で平壌市民の生活保障に言及することはまれだ。これは核心階層が集まる平壌も経済難が避けられなくなっていることを示す状況とみられる。
2020.06.19
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北朝鮮の独裁者たちの(上から目線)は、今に始まったことではない・・・・ 国民に真実を知らせず、盲目にさせておきながら・・・真実が、外部からもたらされると・・・・慌ててオタオタしている。 真実を隠し通すことが、政権維持、独裁維持には、不可欠だ。逆に、脱北した人々は、外の自由の空気に触れ、自由の大切さを実感して、残してきた国内の民衆に、この真実を伝えたい・・・と思うのは、ごくごく自然な流れだろう。 外部からの武力で、この独裁を倒すとなれば、戦争になり多数の死者が出るだろう・・・といって、このまま独裁を黙認すれば・・・・北朝鮮の民衆の苦難は、未来永劫に続くかもしれないし・・・そんな現実を我々は許せないだろう。 とすれば、(外からの働きかけ)で、国民に真実=金ファミリー独裁の不合理を伝え、意識の改革を促すしかないだろう・・・・ 電子機器による国境を越えた情報戦もあるだろうし、今回のような直接的な宣伝の取り組みもある。 知られることを恐れ、慌てふためいた彼ら独裁者たちの罵詈雑言は、想定内のことだ。 ただ、障害は・・・・北朝鮮をかばい続けてきた文ジェイン政権だ。 早速、法律で、この宣伝行為を取り締まるという動きを示している。 もともと、以前から、脱北者たちの運動には背を向けてきたこの政権は、脱北者たちの団体に対する補助金を打ち切るなど、恥ずべき過去がある。 文ジェインは、脱北者や圧政に虐げられたきた朝鮮民衆に寄り添うのではなく、(ヒトラーのような)独裁者に寄り添ってきたのだから・・・話にならない。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――
2020.06.17
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日本人拉致被害者(横田めぐみ)の父親の横田茂さんが、5日、87歳で亡くなった。40年以上にわたり、必死で娘の行方を捜し続けてきたが、結局、願いは叶わなかった。 娘のめぐみさんは、1977年11月に北朝鮮の工作員に拉致され、人生を狂わせられてしまった。共産主義独裁の恐ろしさが、次第に明らかになっていく。拉致されたのは、めぐみさんだけではなく、日本人を含む世界中の人々が多くいることが明らかになる。(韓国人も、500人以上拉致されている) めぐみさんの父・滋さんは、娘を(野蛮国家)から、取り返すために、東奔西走し、救出を求める署名活動や1400回を超える講演を重ねてきたという。 横田滋さん死去のテレビ報道を見て、多くの日本人は、悔しい思いを噛みしめたのではないか? 無関係の他国の人間を誘拐(拉致)して、その人生をもてあそぶ(無法国家)(野蛮国家)が、道義的にも許されるはずは無いが、日本を含めた国際社会は、共産主義独裁の暴挙の前に、なす術は無かったのだ。 国の在り方が、違いすぎていた? 人権の認識の欠落した欠陥だらけの国家だった? 道理の通る話ができる相手では無かった? とにかく・・・相手が悪すぎた?・・・どれも間違ってはいない。 死亡したという横田めぐみさんの遺骨は、DNA検査で、別人の物とわかる。死亡診断書や遺骨を(捏造)したり、他国の空港で、(暗殺)させたり、航空機に爆弾を仕掛けたり・・・と、この国のやることは、常軌を逸してる。 こんな野蛮国家を、不思議にも、社民党などは(友党扱い)してきたし、「新社会党」に至っては、北朝鮮の出先機関である朝鮮総連を、民主勢力の一員として党大会で(挨拶)させたり、党機関紙(週刊新社会)の紙面上(2013/11/19付)で、称賛している!!!! 全体主義の独裁者は、国民の生命を平気で踏みにじる。これまでに失政により、北朝鮮では多くの国民が餓死したが、金ファミリーは、ぬくぬくと暮らし続けた。 2002年9月17日の小泉訪朝では、金ジョンイルは、しぶしぶ(拉致)を認めたが、それは、日本からの(賠償金)を期待しての事であり(その時のピョンヤン宣言からも、明らか)、卑怯にも、「実行者は英雄主義に走った一部の特殊機関の者による行為」と、部下に責任転嫁していた。 友人の新社会党員に何度も聞いたが、まともな返事は、帰ってこなかった。 それにつけても思うに、相当以前から、社会主義・北朝鮮にもっとも友好的で親密な関係築き上げてきた社民党(「旧社会党」の不甲斐なさ、無力さだ。これは、「際立っている!!!!」 日本共産党との関係断絶を踏まえて、北朝鮮は、(日本社会党=現社民党)を友党に選び、社会主義?を目標にしていた(日本社会党)も、それに応えた・・・と言うものだが、お互いが、どのような友党同士であったのか?・・・すぐにわかる。 何度も、社会党から、北朝鮮に友好訪問が繰り返されたが、北朝鮮を賛美することはあっても、(友人としての適切な批判)をすることは、無かった。(形式だけの友党関係)(形式だけのおつきあい)に、誰が、どんなメリットを感じるのだろうか? そんな(形だけの友好)が、この拉致問題でクローズアップされてしまった・・・ 「北朝鮮が拉致など、するハズがない)(土井たか子)と、(社会主義幻想)で洗脳された社民党党首は、予断と偏見・思い込みの塊(かたまり)に堕していく。 当時、田英夫(参院議員)は、「自分たちの(付き合い方)に問題があった」と、新聞で述べて、反省しているが・・・・これが、戦後リベラルたちの象徴的な(過ち)そのものでは無かったか?? そう、建て前と(現実)の乖離に対して、見て見ぬふりを続けてきたのだ・・・ しかし、いつかは、こんな(ごまかし)は、ばれてしまう・・・・ 「過ちて改めざる、これを過ちという」(論語)・・・・彼らリベラルたちにこそ、噛みしめてほしい名言だと思う・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 横田めぐみさんの父、滋さん死去。初代家族会代表 2020-6-5
2020.06.06
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