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差別意識の再生産で、自身の首を絞める結果に。ブーメランが、わからない人間が、あまりにも多すぎる・・・ それが、人間か? 2023-6-7 はんぺん アホな人間は、どこにでもいて、(差別洗脳)で、だまされ続けている・・・ということだろう。この記事・・・・単なる(殺害予告)では、済まないハズだ。徹底的に、追求・糾弾されなければ、ならない・・・と思う。 人間とは、なかなか(弱い)モノで、閉ざされた状況の中で、周囲の一方的な(吹き込み)に動かされて、偏見に満ちた扇動に、染められていく・・・特に(洗脳)に無抵抗な若者たちは、極端な行動に突き進んいくことも多いのが、歴史の現実だろう。 社会党の浅沼書記長刺殺事件、大戦中に特攻(特別攻撃)を強いられた若者たち、アラブの自爆テロ・・・・いくらでも事例があるが、吹き込まれた(偏見)が、彼らの人生を無念なものに変えていったのだ・・・ (差別)は、支配者にとっては、多数の国民統治には、欠かせない・・・国民を分断して、互いを対立させ、支配者中央に向かう批判をそらせる役割を持つ。 性差別や人種差別、障碍者差別、部落差別、民族差別・・・・現代世界で、問われ続けている様々な矛盾が、 マスコミなどで、紹介され、それとの(闘い)が、実践されてきたが・・・・なかなか克服されることは無いようだ・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――殺害予告は「ヘイトクライム」。 トランスジェンダー弁護士が会見 2023-6-5 共同通信記者会見する仲岡しゅん弁護士=5日午前、大阪市 LGBTなど性的少数者の問題に取り組み、自身もトランスジェンダーと公表している大阪弁護士会の仲岡しゅん弁護士は5日、大阪市で記者会見し、仲岡氏の殺害を予告する内容のメッセージが寄せられたと説明した。 当事者全体に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)に当たるとして「社会的少数者や、人権問題を取り扱う弁護士への妨害活動だ」と訴えた。 会見で仲岡氏は、与野党が今国会に提出したLGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、偏見や差別を助長する議論が見受けられると指摘した。そうした雰囲気が「今回のヘイトクライムにつながったのではないか」と述べた。 今月3日未明から5日にかけ、仲岡氏が代表を務める弁護士事務所ホームページの問い合わせフォームを通じ、十数件の殺害予告や誹謗中傷のメッセージが届いた。「男のクセに女のフリをしているオカマ野郎をメッタ刺しにして殺害する」と差別用語を含み、猟奇的内容が目立った。差出人の名前や連絡先に共通点があり、同一人物や集団からとみられるという。
2023.06.07
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「他人を尊重できないなら出ていけ」 自由主義体制だからこその言動は、未来へのかすかな希望の光か??? 2023-1-5 はんぺん この動画には、感心した。全体主義国家では・・・・ありえない軍学校校長の発言だ。 考えて見てほしい・・・・独裁国家では、独裁者(習近平)の意向に逆らう発言は、許されないし、パージの対象になるだろう。時には、国家反逆罪で逮捕されることもあり得る事態だ・・・・ 自由主義体制の国でこその発言だし、この体制が・・・・将来の地球に、かすかな希望を抱かせるのではないか?? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――― 「他人を尊重できないなら出ていけ」 米空軍士官学校の校長(動画)https://www.youtube.com/watch?v=XtyCvA8eN18 15,782,817 回視聴 2017/10/02米コロラド州にある空軍士官学校予備校の学生寮で、黒人学生を侮蔑する人種差別的な罵倒が、学生の部屋のドアについた伝言板に書かれた問題を受け、士官学校校長のジェイ・シルベリア中将は9月28日、士官学校の全校生徒と教職員を集めて、このような振る舞いはまったく受け入れられないと強い調子で話した。 「他人を尊重して敬意をもって接することができないなら、出ていけ」と、厳しい口調で繰り返すシルベリア中将の訓話は、インターネットでも大きな話題となった。 空軍士官学校予備校では、ただちに士官学校に入学を認められなかったものの10カ月以内に補欠入学が認められる可能性のある生徒たちが学んでいる。―――――――――――――――――――――――――――黒人への暴力に抗議の米NFL選手たち。トランプ氏に反発 (記事とトランプの動画あり)https://www.bbc.com/japanese/41382805
2023.01.05
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現行法下では、差別・ヘイトは、無くならない・・・厳罰化が必要!! 2022-3-7 (はんぺん)1922年3月3日、京都市岡崎公会堂にて、全国水平社の創立大会が行われ、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」という「水平社宣言」が発せられた。以後、困難な時代を乗り越えて、差別根絶に向けた闘いが継続されてきた。 しかし「差別は、間違っている・・・・」と、どんなに説明しても理解しようとしない人間は、多くは無いけれど必ず存在する。彼らの、社会格差や差別を助長する行動は、明確に犯罪だ。社会の名において、罰することは間違いではない。 その判断は、国民総体から受託された司法が、行うことになる。現行法では、その犯罪に対する社会的な刑罰が、オドロクほどに軽い。したがって、罪を罪と感じない人間が、さらに差別やヘイトを繰り返す。 社会が受け入れられない犯罪には、相当の刑罰で対処するしかない。それが、法治国家であるからだ。2度と再犯しないような計罰規定を考えることが、唯一の解決方法だと思う。 ところが、ここでリベラルたちは、被害者の思いを顧みることなく、犯罪者の人権)を持ち出し、更生の可能性を声高に叫ぶことが多い・・・・(差別はダメ)と言いながら、加害者を罰しきれない・・・そういうリベラルの偽善性にいつも思いいたるのだ。 死刑制度の是非についての論戦でも、同じことが言える。殺人犯の(人権)が、声高に叫ばれる。殺人犯の(更生)の可能性が、強調されるのだ。 そこでは、殺された被害者や被害者遺族のことが、一顧だにされない。それは、おかしいだろう・・・・と、僕は言ってきた。 前に、このブログで、死刑制度維持の立場から、こう書いた・・・・――――――――――――――――――――――――――――――「よくテレビなど見ていると、加害者が『「殺すつもりは無かった・・・』という言い訳の多いことに気が付くが・・・そもそも犯罪は、加害者の意図で裁かれるモノではなく、その結果についてのみで、裁かれるモノではないだろうか? 殺された被害者にとっては、加害者の意図などは、関係が無いのであって、自分の存在が抹殺されたことのみが、最重要事なのだから・・・殺された死者が、口を利くことはできなきけれど、生きている我々にはわかるハズだと思う。 加害者の言い訳で、裁判が進めらたとしたら、殺された被害者は、たまったモノではないだろうな・・・と思うのだ。」―――――――――――――――――――――――――――――――初めに戻るが・・・どんなに説明しても、理解しようとしない人間は、多くは無いけれど、必ず存在する。 SNSを利用した差別の全国への拡散は、明確な犯罪・・・重要犯罪だ。それを許さない、相応の計罰規定を設けるのは、法制度の改革だ可能な政治家たちだろう。その実現無しに、このような犯罪が無くなることは無い・・・と僕は断言できる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――“ここは部落”ネットで拡散される動画。「嫌だ、嫌だ」日に日に大きくなる不安 2022-3-4 西日本新聞男性が次々と公開した被差別部落を訪ねる動画。「神奈川県人権啓発センター」という呼称を使い、「学術」「研究」とうたっている。 誰もが容易に情報を公開し、瞬時に拡散させることができるネット社会では、かつてとは質も規模も異なる人権侵害が起きるようになりました。 「部落問題」を巡っては、全国5千カ所の被差別部落のリストや各地区を撮影した動画が公開される問題が起き、被差別部落にルーツを持つ多くの人たちが、それらの情報を基に差別に遭ったり、偏見が広がったりすることを恐れています。 部落差別解消を目指す活動の画期となった全国水平社の創立から3日で100年。問題に真正面から向き合うために、現状を伝えます。(西日本新聞meで公開した全20回の連載の一部を再構成しました) 「部落探訪」という文字とポップな音楽を背景に、何の変哲もない住宅街が映し出されて映像は始まる。 被差別部落を訪ねるという趣旨で2月2日、インターネット上に公開された。タイトルには関東地方にある地区の名前が記されている。地域の歴史を説明しながら歩く撮影者は民家も車のナンバーも、墓碑に書かれた名前まで映していく。 撮影しているのはネット上で「鳥取ループ」を名乗る神奈川県の男性。2018年ごろから、各地の被差別部落を題材とした動画を150本以上作ってきた。ある動画では、民家の呼び鈴を押して住民に話を聞くこともあると明かし「世界に発信するものなんで、突っ込んだ内容でやっていこうかなという考えがあります」と語っている。 それだけではない。16年には、全国約5千カ所の被差別部落の所在地や名称などを網羅した「地名リスト」をネット上に公開した。その基となった資料を復刻出版する計画も公表した。 誰でも自由に編集できる部落問題の「ウィキサイト」も開設した。被差別部落の関係者の情報を掲載するページには同年3月以降、名前や住所、電話番号など膨大な個人情報が次々に書き込まれた。 いずれも、従来の「常識」を破る行動といえる。 地域住民の一部には周知であっても、被差別部落に関わる情報は慎重に取り扱われてきた。16年に施行された部落差別解消推進法が指摘する通り、「現在もなお部落差別が存在する」。どこが被差別部落かという情報が広く知れ渡れば、誰がどんな形で差別に悪用するか分からない。 福岡県内の被差別部落で暮らす女性(72)は半年ほど前、動画の存在を知った。自分の家も映っていた。「本当に恐ろしゅうなって。子どもたちに申し訳ないねーって思ったりね」 すでに結婚している息子が会社や家庭で肩身の狭い思いをするのではないか。離れて育ち、事情を知らないであろう孫たちにも「もう、ここには寄りつくな」と言うべきか。よく眠れず、幼い頃の地区の様子を夢に見るようになった。 鳥取ループに会えたら、と女性は語気を強めた。「あんた、どんな気持ちでそんなことするとね、面白半分にそんなの載せてから、なんが楽しいと、って問い詰めたいよ」 昨年、取材班は鳥取ループを名乗る男性に話を聞いた。活動の目的は「真実の追求」。彼は言った。「部落差別自体がデマ。部落問題は、風評なんですよ」 「私が話したことなど、ほとんど記事にならないだろうなあ」 東京都内のレンタルスペースで取材に応じた「鳥取ループ」を名乗る男性(43)=神奈川県=は、そう話し始めた。短く刈った髪にラフな服装。本業はIT技術者で、出版社の代表も務める。 子どもの頃に抱いた同和教育への違和感が高じ、2005年に部落問題を題材としたブログ「鳥取ループ」を開設した。被差別部落の位置情報をインターネットに上げ、16年には全国5千カ所のリストを公開。昨年9月、「プライバシーを違法に侵害する」として一部の削除を命じる東京地裁判決を言い渡された。 「鳥取ループ」とは、出身県にちなんだ造語だ。過去の差別を学校で教える→意識調査で「差別はある」との回答が増える→部落問題の教育や調査などに税金が投入される―との“循環”を示す、という。 つまり部落差別は存在せず、出身者らでつくる部落解放同盟や行政がつくった「風評」。リストの公開や動画作成は「研究」の一環と説明する。 連日のようにネットで情報を発信し、5年以上続く訴訟の書面も自ら作ってきた。本業もあるというのになぜ、そこまでするのか。 「世の中、いろんな趣味があるからね。自分の場合はちゃんと収益が出るようにもしている」 確かに、広告収入につながる動画サイトに限っても、男性の動画の再生回数は万単位。多いもので2百万回を超える。 ∞∞ 「俺らは自己矛盾のような中で生きてんねん。彼は理解しようとしない」。男性に取材する2日前。京都市内で会った部落解放同盟中央本部の西島藤彦書記長(68)は天を仰いだ。活動の原点である「全国水平社」が創立されて以来、100年続く葛藤がある。 水平社の意義は、激しい差別の渦中にある当事者自身があえて声を上げ、社会の変革を訴えたこと。1969年に始まった国の「同和対策事業」も解放同盟などの協力を得て地域や出身者を特定し、ハード面や教育環境を整備した。リスクを冒したカミングアウトがあったからこそ、活動も成果も具体的になった。 その経緯を逆手に取るように、男性は「解放同盟や行政が明らかにしてきた情報を公開しているにすぎない」と強調する。 問題はそれほど単純ではない。取材班は企画を始めるに当たり、100人を超える出身者の話を聞いた。直接的な差別が減った今でも、解放同盟の若手は活動を控えるよう家族から懇願されていた。孫への影響を心配して提訴を諦めた年配者もいた。悩んだ末に明かした情報がとめどなく広がることを、誰もが恐れていた。 出身者の一人は言う。「勇気を出して自ら声を上げることと、勝手にさらされることは決定的に違う」 ∞∞ 在日外国人らを標的にするヘイトスピーチを取材してきたジャーナリスト安田浩一さん(57)は、提訴された男性の記者会見に出席したことがある。「ヘイトスピーチも男性の活動も、根は同じではないか」と考えたからだった。 差別を受けていると訴える少数派は実は不当に優遇されており、多数派こそが実際の被害者である―。そんな理屈が通底している、と安田さんはみる。問題をからかい、娯楽とみるようなネットの空気感が拍車を掛けた。 男性の動画には「同和対策をしてくれと言っときながら、隠せはおかしい」「毎回楽しみにしてます」などと支持するコメントが並ぶ。主張に賛同し、面白がる層は確実に存在する。 安田さんは懸念する。「鳥取ループを支えているのは、この社会。今のままでは、次々に新しい鳥取ループが生まれてくる」 ◆「息子が…」ざわつく心 新型コロナウイルス禍で自宅学習が増えた。福岡市の30代の女性は、小学校低学年の息子2人がタブレット端末を操る姿を見ると、そわそわする。 学校で「1人1台」となったタブレットは、有害サイトに接続できないよう設定されているが、インターネット空間の全てに制限の手は届かない。鳥取ループを名乗る男性(43)が各地の被差別部落を撮影し、ネットで公開する動画も一部は閲覧できる。 自分が関わる余地なく出自を知ったら―。母親が被差別部落の出身であると、息子たちはまだ知らない。 ∞∞ 何なのこれ…。6年前、女性はパソコン画面に表示された自分の名前に目を見張った。「被差別部落の生まれ」とも書かれていた。 タイトルは「部落解放同盟関係人物一覧」。解放同盟に所属する人の名前や役職、住所、電話番号などが列挙されていた。2016年3月、男性が管理するウェブサイトに何者かが突如公開した。翌月削除されたが複製され、次々と個人情報が加えられていった。 女性の欄には、引っ越して2年たたない自宅の住所が追加された。「一体、誰が…」。自宅近くで目に入る見知らぬ人の全てが、自分の身元を調べようとする人間に思え、震えた。 「将来、結婚や就職で差別されるかもしれん。差別で自殺した人もおる」。10歳で母親から出自を聞いた時、ただただ怖くなった。 「その時」は17歳でやってきた。タクシーに乗り、自宅の場所を伝えると「行けません」と降ろされた。「こんな地域、無くなればいいのに」。高校卒業と同時に地元を離れた。 部落差別は追い掛けてきた。18歳、職場で親しい先輩に古里を話すと青ざめた表情になり、疎遠になった。19歳、出身を伝えず交際していた相手とその父親が、目の前で「被差別部落の人間が絶滅すれば差別はなくなる」と言った。人生に絶望し、自死も試みた。 「少しでも差別をなくしたい」。そう思い直して20代前半で部落解放同盟に入り、講演活動を始めたが、親という立場になると「活動が子どもの出自をさらすことにならないか」という葛藤がついて回った。 本名で人前に立つことはやめ、福岡市内の講演は基本的に断ることにした。 ∞∞ わが子に出自は伝えたい。いつ遭うとも知れない差別に「備え」はさせておきたいから。でも、いつ、どうやって。反応が怖い。地縁も血縁も呪った、かつての自分が頭をもたげる。 ネットを駆使した鳥取ループの活動は止まらない。デジタルネーティブ世代の息子やその友人が、ふいに目にするリスクは常にある。 日に日に不安は大きくなる。「嫌だ、嫌だ」。そんな感情しか出てこない。
2022.03.07
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人間は、生き物であり、性的興奮によるセックスは、必然だ。理性で抑止出来るのは、(そういう環境)があるからであり、歴史を見ても、過去には、多くの戦乱の中では、そういう環境は、まったく存在していなかったので、戦争行為に伴う(強 姦)は、自然な流れだった。 古い歴史を調べなくても、そういう事例をヤマのように挙げることができる。第二次大戦末期に、ソ連赤軍が、ドイツに攻め込むときに、膨大なドイツ婦女子を強 姦、虐殺したことも、今では、明らかにされている。 あのベトナム戦争では、派遣された韓国の軍隊が、ベトナムの婦女子を強 姦しまくったことは、良く知られていることだ。「韓国軍兵士が現地の女性を性的に暴行するなどして生まれた混血児は、「ライダイハン」の蔑称で呼ばれ、ベトナムで差別を受けてきた。その数は定かでないが、5000~3万人に上るとの説がある。」(英国BBC) 人間性とか、人間的な・・・という言葉が、存在する余地のない時代が、我々人間の歴史では、多すぎた・・・のが、現実だ。 人間社会全体が、人間の動物的な欲望を、抑え込める時代にすら、我々は、まだ到達していない・・・ことを認めざるを得ない。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)――――――――――――――――――――――――――――――――――忘れ去られた「国家売春」の過去 2019-8-23 江刺昭子(女性史研究者) 全国新聞ネット 1945(昭和20)年8月30日、厚木飛行場に降り立ったマッカーサー元帥を、先遣隊のアイケルバーガー米第8軍司令官らが出迎えた。 74年前の夏、敗戦で多くの日本人が茫然自失しているなか、東久邇内閣が手をつけたのは、占領軍将兵に女を提供する慰安所をつくることだった。 敗戦からわずか3日後の8月18日、内務省警保局長が現在の知事にあたる全国の府県長官宛てに「外国軍駐屯地における慰安施設について」を打電。速やかに性的慰安施設、飲食施設、娯楽場を設けるよう指令した。 国務大臣の近衛文麿は警視総監を呼んで、「国体護持」のため慰安所設置の陣頭指揮をとるよう要請している。国体とは天皇を中心とした国家体制のこと。それと売春施設はどう関わるのか。事態の推移がそれを明らかにする。 これを受けて警視庁は東京料理飲食業組合の組合長らを呼び出し、資金は政府が援助するから、至急、各種慰安施設をつくるよう命じた。 都下の接客業7団体を擁する同組合は、23日には特殊慰安施設協会(のち「RAA協会」と改称=Rはレクリエーション・Aはアミューズメント・最後のAはアソシエーション)を立ち上げ、28日に皇居前広場で宣誓式を行っている。ついこないだ、天皇の終戦詔勅を聞いて集まった人びとが地べたに伏して嗚咽(おえつ)した場所である。 協会は「新日本再建の発足と、全日本女性の純血を護るための礎石事業たることを自覚し、滅私奉公の決意を固めた」と胸を張っている。(『RAA協会沿革誌』) 「全日本女性の純血を護る」とはどういうことか。 昨日まで「鬼畜米英」と呼んだ軍隊がやってくる。そうなると日本民族の純血が汚れる。国民が騒ぐ。国体の護持が危うくなる。「性の防波堤」として女性たちを差し出そうというのである。 28日は占領軍の先遣隊が上陸した日で、協会は女性をかき集めて大森海岸に第1号慰安施設「小町園」をオープンしたが、慰安婦の数が足りない。 そこで事務所を構える銀座7丁目の「幸楽」前に看板を出した。 「新日本女性に告ぐ 戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の大事業に参加する新日本女性の率先協力を求む。女事務員募集。年齢十八歳以上二十五歳迄。宿舎、被服、食糧全部当方支給」 新聞にも「急告 特別女子従業員募集 衣食住及高給支給 前借ニモ応ズ 地方ヨリノ応募者ニハ旅費ヲ支給ス」という広告を載せた。 戦災で親や家を失い途方にくれている女性たちにとって、住む場所だけでなく、食べる物も着る物も支給してくれるとはありがたい。まさか売春が仕事とは思わず、第一次募集だけで千人以上も集まったという。 神奈川県では警察部保安課が挙げて取り組み、横浜や横須賀など県下23カ所に慰安施設を設けた。その一つはマッカーサーが来日直後に執務室として使ったホテルニューグランドの目と鼻の先にある互楽荘。400室もあるモダンなアパートメントだった。 小町園にも互楽荘にも占領軍将兵が長蛇の列を作った。それでも米兵による多数の強 姦・強盗があったことが記録されている。 ところが、慰安所に並ぶ兵士たちの写真が米国のメディアで報じられたことから、米国の留守家族や女性団体からの抗議が司令部に殺到。性病もはびこったため、GHQは46年1月、各地の慰安所を「オフ・リミット」にした。 「国体護持の女」は放りだされ、許可を受けた集娼(しゅうしょう)地域に流れるか、「パンパン」「闇の女」と呼ばれる街娼(がいしょう)になっていった。 歴史上、戦争で負けた国はたくさんあるが、政府と警察が主導して占領軍相手の売春施設をつくった国は聞いたためしがない。日本は明治以来、公娼(こうしょう)制度を設け、軍隊の行く先々に慰安婦を伴って当然とした国である。 男性それぞれが自分の所有物とみなしている妻・娘・良家の子女たちに害が及ばないように、一部の女性たちの性を犠牲にしたことになる。 日本の女性団体も黙っていたわけではない。明治時代から廃娼運動をしてきた日本基督教婦人矯風会が内務省にRAAの廃止を求めた。 だが、それは慰安婦の存在が「国家の恥辱」だからという理由であって、彼女たちの人権問題とはとらえていない。女性たちは分断されていたのだ。 正史はこの国家売春の過去を顧みない。敗戦後の混乱期のこととして忘れ去り、消し去っているかに見える。 だが、今もセクハラなどの性暴力がまかり通っているのは、こうした過去に真摯に向き合ってこなかったからではないか。自分の生と性をどのように生き、他者のそれをどのように尊重するか。重い教訓が含まれているはずだが。(女性史研究者・江刺昭子)
2021.11.01
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僕が、この「風と共に去りぬ」を読んだのは、高校受験勉強の最中の中学3年生の時だ。あのころは、「戦争と平和」(トルストイ)や「凱旋門」(レマルク)などを乱読した。もとより、何にも知らない青二才(あおにさい)で、人種差別(黒人差別)などの問題意識は、皆目無かった。(差別問題)に関心が向いたのは、大学入学時に「部落問題研究会」に関わった時からだ。 今、医療従事者や重篤患者収容医療機関に対する(差別)など、コロナ禍に端を発した「コロナ差別」が、テレビなどで取り上げあられている。 また、欧米では、中国発のウイルス(武漢肺炎)に関連した(アジア人差別)も、良く報道されている。 この現代でも・・・差別意識を克服することの困難性を、見せつけられてきた。 作者のマーガレット・ミッチェルは、この小説を書くにあたっては、「私は黒人を侮辱しようなんていうつもりは全くない」(本文、本人の手紙)・・・というのは、彼女の本心だと思う。 しかし、黒人差別が(普通)であった当時のアメリカ南部を、忠実に描写することで、結果的に、読者に、(空気を吸うように)差別思想が、浸透していったことは、明らかだ。 著者は、自らの著作で、読者に与えるかもしれない(差別思想)にまで、思いを致すべきではある・・・と、今では言えるのだが、出版当時の国民全体の意識は、そういう問題意識すら希薄だったのだと思う。当時から、「人種差別的だと批判の声があった。)(本文)のは、わずかな救いではあるが・・・ この小説は、4人の主役たちが、時代の大きな移り変わりの中で、どのように生き抜いたのか・・・人間の生き方をテーマにした傑作だが、新しい世代や、アメリカ以外の世界中の新読者が、この(名作)を 当時の社会状況を知らずに読み進めることで、間違った思想に洗脳されてしまうことになる。 その意味で、(名作)といえども、何の注釈もなしに、紹介することは、大きな問題がある。今回(6/9)の米動画配信サービス「HBO Max」の配信停止は、間違っていない。 しかも・・・「『風と共に去りぬ』は24日、アフリカ系の映画批評家でシカゴ大教授のジャクリーン・スチュワート氏による約4分半の解説動画を本編開始前に付けた上で、当時製作されたままの形で再び配信された。過去の偏見を消し去るのではなく、『より公平公正で包括的な未来を築くために、まず歴史を認め、理解しなければいけない』(HBO Max)との考えからだ。」(本文)は、支持したい。 変化していく時代の中で、その書かれた時代背景を理解せずに、「古典」を読み進めていくことには、大きな限界があるということだ。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「風と共に去りぬ」配信停止、時代の風 奴隷制を美化、黒人死亡事件で差別抗議 2020年6月26日 朝日新聞 https://digital.asahi.com/articles/DA3S14526506.html
2020.07.04
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「Black lives matter」ってなに?デモに関する英語フレーズ 2020-6-13 山根ゆずか Suits-woman.jp
2020.06.16
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部落差別に抵抗した人々。 その歴史が刻まれた京都のまちを行く 2019-4-23 京都新聞
2019.08.27
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「国に帰れ」「テロリスト」私も言われた。体験談1万超 2019-7-20 ニューヨーク=藤原学思 朝日新聞
2019.07.24
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朝鮮人虐殺隠ぺいに「お墨付き」、追悼取りやめに抗議声明 2017-9-17 カナロコ by 神奈川新聞
2017.09.21
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路地がテレビで取り上げられたとき、路地は無くなる。 大阪府出身のノンフィクション作家・上原善広
2017.09.03
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本の紹介「路地の子」(上原善広著、新潮社) この本は、一般紙の広告欄を見て・・・大阪、食肉業、部落解放同盟、共産党、同和利権などのキーワードが踊っていたので、ピンときて、PCで調べたら、地元の向野、更池という地名が出てくる・・・そして、著者の名前・・・そうか、あの子か! 僕は、筆者を知っている。そう、もう42年ほど前、河内・更池の青少年会館で、更池つばめ会(小学校低学年部)の学童保育指導員をしていた時に、つばめ会会員として来ていた筆者と、毎日、直接、顔を見ることがあったのだ。 キラキラした目の子ども・・・という記憶がある。あれから40年以上も経つのか・・・と思うと、過ぐゆく年月の早さに驚く。 筆者の父親(上原龍造)を主人公にした、波乱万丈の生きざまが、ノンフィクションでつづられていく。ちょうどこの時期の更池に、僕もいたことで、登場人物が仮名であっても、誰かが、すぐに推察でき、知らなかったこともいっぱいあって、複雑な気持ちになったことも・・・ 父親の龍造さんは、僕と同じ昭和24年生まれ。筆者の善広さんは昭和43年生まれで、これは、僕が大学入学の年だ。何か、縁のモノを感じる。 入学して、すぐに僕は、部落問題研究会に(オルグされて)入会した。その先輩は、卒業したあと、この更池に移り住み、部落解放運動に入ったことを後で知ることになる。 本書には、向野についても、いろいろと書かれている。更池から、(一般地区)に移り住んだことや、向野の阪南畜産社長とのいろいろな関係も。僕のまったく知らない、興味深いことばかりだった。 1973 (昭和48)当時、羽曳野市民の僕は、部落差別をなくす市民運動に参加していた。向野地区での「同和向け公営住宅入居闘争」では、津田共産党市長と激しく闘った解放同盟側の「一般市民」として、僕は細君とともに参加したこともある。 本の出版は、つい最近、6月16日。 更池に生まれた「コッテ牛」の生きざまや、彼を取り巻く人間が、卓越したタッチで、描かれていて(読んでいて)ぐいぐい引き付けられた。 僕にとって、強烈で、生々しいが、人間的なノンフィクションだった。 ぜひ、多くの皆さんが、手に取ることをお勧めしたと思う。 (はんぺん) 以下・・・ネットからの詳しい情報・・・ ―――――――――――――――――――――――――――― 「路地の子」解説と目次は、以下のとおり。 ――――――――――――――――――― 「金さえあれば差別なんてされへんのや! 」 大阪・更池に生まれ育ち、己の才覚だけを信じ、 食肉業で伸し上がった「父」の怒涛の人生。 昭和39年、大阪――「コッテ牛」と呼ばれた突破者、上原龍造は 「天職」に巡りあう。一匹狼ながら、部落解放同盟、右翼、共産党、 ヤクザと相まみえる日々。 同和利権を取り巻く時代の波に翻弄されつつ、逞しく路地を生き抜いた男の 壮絶な半生を、息子である著者が描く異色のノンフィクション。 第一章 昭和三九年、松原市・更池 「今さら命乞いしても遅いわ。そこでジッとしとれッ」 第二章 食肉業に目覚めた「突破者」の孤独 「オレの周りのええ人は、みんなおれへんようになってまう……」 第三章 牛を屠り、捌きを習得する日々 「オレは捌き職人やで。ケイちゃんさえ付いてきてくれたら、 どないなと食べていけるから」 第四章 部落解放同盟の気運に逆らって 「金さえあれば差別なんかされへん」 第五章 「同和利権」か「目の前の銭」か── 「人間は、己の実益が絡んでこそ本気になる」 第六章 新同和会南大阪支部長に就く 「オレかて、もう後には引けませんねや」 第七章 同和タブーの崩壊を物ともせず 「ワシの勘はまだ、鈍ってないなと思ったな」 ―――――――――――――――――――――――――――――― 『路地の子』差別、貧困、食肉、利権、金、そして・・・ 2017-6-19 仲野 徹 HONZ(読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイト)から借用 主人公は上原龍造。昭和24年に大阪南部の路地、一般的な言葉でいうところの被差別部落、に生まれた無名の人だ。子どもの頃から、出身路地である更池の人たちの仕事場であった「とば」で食肉の仕事に携わり、努力と決断力、そして、持ち前の度胸の良さと喧嘩の強さを活かし、同和利権を取り込みながら事業を拡大していった。その一代記が、息子であるノンフィクションライター上原善広によって丹念に綴られていく。 冒頭からトップスピードだ。まず、とばではいかにして牛を処分するかの説明で始まる。次は、とばで、中学校三年生の龍造が、十八歳の極道見習い武田剛三を牛刀で追い回すシーンだ。周囲の人が止めに入らなかったら、間違いなく斬りかかっていた。 殺すつもりでいかな舐められる 龍造の育ちと性格を頭に入れながら、優れたバイオレンス映画を見始めたかのごとく、ぐいぐいと引き込まれていく。 三歳で母に死なれた龍造は祖父母に育てられた。祖母は世知に長けた人で、極道にはなるな、覚醒剤はやるな、入れ墨はするな、と教え、龍造はそれを守った。欠席が多かったとはいうものの、私立中学校を出してもらった龍造ではあったが、子どものころから遊び場のひとつとして親しんだとばでの仕事に就く。 描かれているそのころの差別は、今の感覚ではまったく信じられないほどひどい。そんな世の中で、牛を屠り、枝肉を担ぎ、捌き続ける龍造。重労働であるだけでなく、かなりの技術を要する仕事であるが、熱心に仕事をこなし、28歳で独立して上原商店を旗揚げする。 役所へ独立資金の融資を頼みに行くと、解放同盟を通してでないと受け付けられないという。しかし、その代表は誰あろう、牛刀を手に追い回した宿敵・武田剛三であった。龍造は、剛三に頭を下げることなどよしとしない。同和利権を手に入れるために、社会党系の解放同盟の独占を快く思わない共産党の活動家、味野と手を組む。 後に龍造を裏切る味野は、右翼と結託して、輸入牛肉の分け前をもらおうと国に陳情に行ったりする、よくいえば清濁併せのむ、悪く言えば何でもありの活動家だ。金のためにはイデオロギーも何もあったものではない。その紹介で、龍造は、自分と同じように「のし上がったる」という強い意欲を持った一匹狼、新同和会の杉本と共闘することになる。 「金さえあれば差別なんてされへんのや!」と割り切った考えを持つ龍造とはちがって、杉本は、解放同盟の独占や、解放同盟と結託して荒稼ぎしているカワナンの川田萬を心底憎んでいた。解放同盟の独占をなくすには、もちろん公的な活動が必要だ。しかし、大きな利権のからむ話だけに、裏の取引も劣らず重要だった。そのために、大阪のロイヤルホテル(現在のリーガロイヤルホテル、大阪きっての一流ホテル)のレストランの一室でもたれた「話し合い」は息を呑むほど壮絶だ。 杉本は、川田との話し合いに、その筋の者3名をつれてきていた。そんな剣呑な状況の下であっても、龍造をそそのかして新同和会に誘い込んだのだろうと、と切り出す川田。、杉本は、バカなことを言うなと啖呵を切る。そして、「工芸品のように磨き抜かれ、黒光りしたスミス&ウェッソン」を机に置いた。 川田の顔が憤怒のため、みるみる赤く膨れ上がった。杉本はテーブルに出した拳銃を握りしめたまま、川田を睨み続けた。 しばらく沈黙が続いた。先に声を発したのは川田だった。 「わかった、口は出さん」 「ホンマやの。後で手引いたら戦争になるど」 「わかっとる。ワシも男や、二言はない」 ど迫力だ。これを契機に、解放同盟の独占は崩され、代わって新同和会は輸入肉の配当から大きな利益を得るようになる。なんと、組合委員に配った後でも、龍造には月々数百万円がはいったというから、当時の食肉利権の大きさがわかる。このような利権については、他にもいくつもの話が紹介されていて、驚くばかりである。一方の川田は、この「話し合い」を契機に、組員であった実弟を通じて山口組との関係を強化していく。そして、川田に直談判できるような者はいなくなる。 10歳ほど年上の川田は、若いころから龍造に目をかけていた。解放同盟の独占を巡っては、杉本を介してとはいえ、ふたりは強烈に敵対した。しかし、後になり、龍造が金に困った時には、無利子で金を貸してやったりしている。立場が違えども、お互いに認め合った路地出身の男同士の関係とはこういうものなのだろうか。 この本が面白いのは、龍造本人のストーリーだけではない。川田、杉本、剛三、味野ら、取り巻く人たちの生き方も凄まじい。そして、もうひとり異彩を放つ脇役が、同じ路地に生まれた、龍造より30歳ほども年上の「人斬りのタケ」こと山口武史である。巨躯であった武史は、復員後、酒に酔った勢いで4人の極道をドスで刺し、網走刑務所に収監される。 出所した武史は、差別に立ち向かうには教育が必要であると諭されて、酒を止め、解放運動に身を投じる。以後、終生、解放運動を通じて、路地の子どもたちの教育や更正に身を捧げた。こういう地道な活動をする人がいたのかと頭が下がる。差別を何とかしたいという気持ちは同じだが、差別されないためには金だと割り切って金儲けに走った龍造とは対照的だ。 武史は、一度、龍造のもとへ、どうして解放同盟を通してお金を借りないのか、と話をしにきたことがある。龍造は「剛三に頭下げるのだけは、我慢ならんのです」と話す。 かまへん、かまへん。あんたはあんたの道いったらええねん。解放同盟も商売も大事やけど、人間、スジを通すいうのが人生でいちばん大事なことや。お互い、自分の道をいけばええねん。 それ以降は付き合いのなかった両者だが、武史が亡くなったと聞いた龍造は、30万円の香典をつつんで遺族を訪れる。状況は違うが、川田と龍造の関係に通じるところがないだろうか。 「何人かの女と、自由になる金がいくらかあればそれでいい」龍造である。愛人を囲う、妻や子どもは殴る蹴る、間男にいたっては殺しかけたことさえある。外では気配りの利く男という評判であったが、家庭人としては、むちゃくちゃだ。 本を読みながら、ずっと不思議に思い続けていた。どうして上原善広が父・龍造のことを書こうと思ったのだろうか、と。その疑問は、魂を揺さぶられるような、長い「あとがき」を読んで氷解した。龍造の人生は、あとがきのための長いプロローグに過ぎないのかもしれない。あとがきまで読み終えた時、タイトルである『路地の子』の持つ本当の意味がようやくわかる。そして、カバー写真を見直して、あらためて深い感慨にひたることになるだろう。この本、間違えても、あとがきから読んではならない。
2017.08.25
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部落完全解放の闘いに関して思い出すのは、日本共産党の唯我独尊、独りよがりな認識(分析)と運動の引き回しだ。 それは、1965年の同対審答申の間違った「評価」に源がある。「同対審答申は、毒まんじゅうだ」と、一面的に決めつけた共産党の誤りは、運動を作り上げる立場の正しい方針ではなかった。 それゆえ、この分野での運動から大きく後退していく結果を招いた。(原水禁運動でも同じことが、繰り返された)部落解放同盟は、大衆団体ゆえの長所・短所を併せ持ちながら、(部落大衆の利益第一)で、広範な運動を作り上げることに成功したのとは、対照的だった。 彼らの運動が大きく後退していく中で、日本共産党が言い出したのは、「部落差別は、解消に向かっている。差別、差別というのは、間違っている」として、融和主義を前面に打ち出したことだ。そして、自分たちの運動団体(全解連)を解散してしまった。 2004年4月3日に“部落問題は基本的に解決した”とし運動終結を宣言して事実上解散してしまう。これは、決定的な誤りだった。 差別は、決して無くなってはいない。資本主義の制度下では、資本の支配の隠蔽(=搾取の隠ぺい)のために資本家の側は、「あらゆる思想、表現」を利用しまくる。あらゆる差別思想は、体制の維持のために、不可欠のものだ。 誤りを積み重ねてきた彼らを見ていると、羽曳野・松原などで、少し、この運動に関わった人間として、複雑な気持ちが尽きない。彼らの誤りというよりも、「人間とは、そもそもこういう存在なのだなあ」・・・という思い。 人類の限界性、人類の未来を暗示しているような、悲しい気持ちに追い込まれる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 部落差別解消推進法が成立、罰則ない理念法 2016-12-9 日本経済新聞
2016.12.21
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「肌が黒過ぎる」、夫の家族に生きたまま火をつけられた花嫁 (インド) 2016-6-17 The Telegraph
2016.06.19
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人間の尊厳にかかわる問題だ。こういう偏見と憎悪の満ち溢れた思想は、あのナチスのような一等国民という思想や日本の皇国史観を肯定する考え方に繋がっていくように思える。 彼らが、幼いころから、どういう正常な教育を受けてきたのか? 疎外された現代社会で、彼らが自身の存在感の希薄さと、どう関わっていくべきなのか? 疑問は、尽きない。 皆さんの意見を聞きたいものだ。 (はんぺん)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーヘイトスピーチに新法効果、行政・司法に 2016-6-6 毎日新聞東京朝刊 特定の人種や民族を地域社会から排斥することを扇動するヘイトスピーチの解消をうたった対策法が3日、施行された。ヘイトスピーチを伴う街宣活動(ヘイトデモ)について、川崎市内の在日コリアン集住地域での実施を禁じる司法判断が出るなど早くも新法の波及効果が出ているが、なお課題も残る。 厳しい対応、後押し 対策法施行後、最初とみられるヘイトデモが5日に予定されていた川崎市。主催者側は道路で行進しようとしたが、デモに反対する数百人の市民らが取り囲むなど騒然とした雰囲気に包まれ、約10メートル進んだところで警察の説得を受け入れて中止となった。 今回のデモを巡っては、横浜地裁川崎支部が2日、在日コリアンが多いエリアにある事務所から半径500メートル以内での実施を禁じる仮処分を決定。主催者側は場所などの計画の変更を迫られた。 こうした司法判断の先例としては、京都朝鮮初級学校(京都市)前での街宣活動を巡る京都地裁判決(2013年10月)がある。 国連の人種差別撤廃条約を根拠に街宣を「人種差別」と指摘し、周辺での街宣禁止と損害賠償を「在日特権を許さない市民の会」側に命じた(最高裁で確定)。 2日の仮処分決定の特徴は、同条約に加えて先月成立したばかりの対策法を引用した点にある。対策法が定義するヘイトスピーチを「平穏に生活する人格権に対する違法な侵害行為」ととらえた上で、拡声機を使って大音量で繰り返すなどヘイトデモの違法性が著しいケースは「憲法が定める集会や表現の自由の保障の範囲外」と指摘した。デモを事前に差し止めるという踏み込んだ判断に、法案を提出した法務省のある幹部は「ヘイトスピーチに対する裁判所の憤りを感じる」との感想を漏らした。 警察の対応にも変化の兆しがみられる。警察庁は施行に合わせて、(名誉毀損(きそん)罪や侮辱罪などの)現行法を駆使してヘイトデモに厳しく対処するよう各都道府県警に通達。対策法は禁止や罰則がない「理念法」で、ヘイトスピーチ自体を取り締まることはできない。デモの前提となる道路使用も原則許可しなければならないとされる。それでも、5日の現場には、神奈川県警の機動隊員など数百人を動員し、不測の事態に備えた。 「ヘイト・スピーチとは何か」の著書がある師岡康子弁護士は対策法の意義について「裁判所や自治体、警察がヘイトスピーチに厳格に対処する判断の後押しになってきている」と語る。 もちろん、効果には限界もある。ヘイトスピーチの被害救済についても、被害者側が人格権侵害や名誉毀損などを具体的に証明する必要があるという状況は施行前と変わらない。2日の仮処分決定は、主催者側が過去十数回、市内で同種デモを繰り返しており、被害が明白だったことが差し止めを可能とした。 法務省幹部は「例えば、デモを呼びかける告知の表現が一つ違えば司法判断は変わりうる。他のケースで差し止めが認められるかは分からない」と言う。【鈴木一生、川上晃弘】 ヘイトデモの発生が多く確認された都道府県 北海道 70件 東京 440件 神奈川県 30件 愛知県 100件 滋賀県 34件 京都府 31件 大阪府 164件 兵庫県 41件 広島県 49件 福岡県 49件 各自治体、試行錯誤 努力義務に温度差 法務省が3月公表した実態調査(2012年4月〜15年9月)によると、ヘイトデモの発生のピークは13、14年だが、「沈静化したとは言えない状況」にある。こうした中、スタートした対策法は国にヘイトスピーチ解消の責務を、自治体には努力義務を課しているが、その「努力」には温度差がある。 5日に中止となった川崎市内のデモでは、市は事前に、主催者側が集合場所として申請した公園2カ所の使用を許可しなかった。対策法が定義する「差別的言動」に当たると判断したためだ。市人権・男女共同参画室は「難しい判断だった。新法なしに不許可は出せなかった」。仮処分決定と同様、市が対策法の趣旨を最大限生かそうとしたことがうかがえる。 逆に、名古屋市では先月29日、同市中区の公園を出発点にヘイトデモが行われた。「(利用申請の)書類に不備がない」ことが許可の理由だった。河村たかし市長は翌日の記者会見で「何をしてもいいというわけではないが、表現の自由も大事」と述べた。 独自の取り組みを進める自治体もある。大阪市では7月1日、ヘイトスピーチ抑止に向けた全国初の条例が施行される。市に被害の申し立てがあれば、国際法学者や弁護士らでつくる審査会が「ヘイトスピーチに該当するか」を調査。答申を受けた市長が「該当する」と判断した場合、その内容と団体・個人名を市のホームページで公表する。ネット上の差別的な書き込みも施行日以降に残っていれば対象になる。吉村洋文市長は「法律は(被害者救済のための)具体的な措置がなく不十分。市条例には盛り込まれており、抑止になる」と強調する。 【太田圭介、三上剛輝、岡崎大輔】
2016.06.06
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的確な指摘も含まれていて、興味深く、読ませていただいた。貴重な意見として、知っておくべきだと思う。 アイヌは、土人法で規制されてきたことは、以前、指摘したことがある。絶対主義的天皇制の下で、異端を許さないという専制政治で、多くの人々が犠牲になったが、とりわけ、アイヌ・琉球・朝鮮の人たちは、より、シビアな犠牲を強いられた。 皆さんは、どう考えますか? -------------------------------------------------------北方四島は日本の固有の領土ではありません 2015-01-25 丹波マンガン館ブログから 北海道や北方四島は日本の固有の領土と日本政府や右翼やネトウヨは主張していますが北海道と北方四島はアイヌ人の領土であって日本の固有の領土ではありません。(固有領土とは外国、他民族の領土になった事がないという意味で盗んで奪った領土を元から日本の領土とするのは日本の独特の強盗の居直り論です。) 領土は、その領土に接する隣国が認めた時、初めてその国の領土として認められるのです。北海道はロシアが認めていませんので正式には日本の領土ではありません。 北海道とは民族学者がアイヌ人の事を思いホッカイロというアイヌ語で「友達」という意味の言葉に漢字を当てはめた言葉です。歯舞群島(ハボマイ)、色丹島(シコタン)、国後島(クナシリ)、択捉島(エトロフ)という地名も全てアイヌ語で北海道にも屈斜路(クッシャロ)湖などアイヌ語による地名が多く残されています。 江戸時代は北海道は蝦夷地といい蝦夷貿易の相手でした。 北海道は松前昆布や鮭などの海産物の宝庫でしたので、これを関東や関西に運んだのが北前船でした。 江戸中期以降は札幌、函館近辺の一部を占領し松前藩が実行支配していました。 アイヌと松前藩との間に衝突が起き松前藩はアイヌに和解を呼びかけアイヌの首長シャク・シャインに和解協議が終了し宴席の前に風呂に入る事を首長に薦め裸にしておいて武器を持っていない様にしておいて風呂場で後ろから槍で串刺しにして殺害し卑怯に騙まし討ちにしたのです。この手でサク・サン・シャインなど3度騙まし討ちにしたのです。 アイヌ人は元々は狩猟民族で熊を崇め、それ以外の動物や鮭を獲って生きていました。アイヌ人の家には入り口に鍵はなく平和に助け合って生きていましたが江戸期の幕末から点在するアイヌ人の部落を襲撃し殺戮や婦女暴行を繰り返しました。アイヌ人は農業をした事がないのに明治初期には狩猟を禁じられ水害が毎年のように起こる日高の沙流川の近辺など作物が殆ど作れない土の痩せた土地に強制で移住させられました。 朝鮮で強制連行が始まる前の募集をしている文書では「二年の間、日本で働いたらアイヌに与えているような痩せた土地ではなく開墾したらその年から収穫できるような土地を与える」という、うたい文句で募集を募っています。 しかし痩せた土地では作物の収穫が出来ないのでアイヌ人は狩猟をするのですが次々に警察に捕まえられ投獄されていったのです。 それ以降、日本人ではなく土人(土着民)として扱われ土人法で規制されていました。 アイヌ人で始めて萱野茂氏が議員立法で提出したアイヌ新法が1997年(平成9年)5月8日に成立し、アイヌ人は始めて土人から日本人となったのでした。 現在、北海道には500万人の日本人が居住していますが日本人との結婚が進みハーフやクウォーターになりアイヌだと自覚している人は北海道以外に住む人も含めアイヌ人は二万人といわれています。 アイヌの人に北海道と北方四島を返還する運動はしないのですか?と聞くと ロシアの高官がアイヌと話した時、「日本ではなくアイヌ人になら、北方四島を返還します」と語ったそうです。 ロシアは「北海道が日本の領土ではなかったのにそれを飛び越して何故、北方四島が日本のものなのですか」と言ったそうです。 江戸時代の日本の地図には確かに北海道は書かれてはいません。 本気か真偽の程はともかく、ロシアは北海道と北方四島はアイヌの領土と認めているのです。 つまり北海道と北方四島はアイヌ人の固有の領土であり日本は昔から日本の領土と言っていますが日本の固有の領土ではありません。 しかしアイヌ人が日本から離れ独立宣言をし、一部のアイヌ人がロシアに救済してくれと言ったら「ウクライナのようにロシアがアイヌを助けるのだと北海道に軍隊を派遣したら戦争になりアイヌ人と日本人と血で血を洗う殺戮になるので独立宣言はしないが日本国のアイヌに対する仕打ちや差別は酷い」そうです。 アイヌ人には民族の文字がないのでアイヌ新法の萱野茂氏の子息がアイヌの博物館を創りFMラジオでアイヌ語を広める努力をしています。 日本は単一民族だと主張していますがアイヌ人や沖縄の琉球人は、れっきとした独立した民族であり沖縄では日本人の事をヤマトンチュー(本土人)と憎しみを込めて呼び、アイヌ人は日本人を倭人(ワジン)(沖縄も)と呼びます。 日本は単一民族と主張したらアイヌ人や沖縄の琉球人は日本人ではない事になるのです。 部落差別でうまくいった差別を琉球やアイヌに適用しさらに、それを台湾や朝鮮で侵略して同国人という建前で同化しておいて法律で差別や略奪をする事を実施したのでした。 昔は国連の人権委員会では日本政府の人間だけが「差別はありません」と報告していましたが近年は、日本には在日韓国・朝鮮人の差別やアイヌ差別や米軍基地を押し付けるなどの琉球差別が報告され、国連で日本には様々な差別が存在する事が認識されるようになりました。 中国や韓国だけが日本の歴史認識を騒いでいるのではなくアジア全土や日本に属している琉球やアイヌにまで日本は恨まれているのです。(恨んでいない人もいます)いつまでも平和主義のアイヌ人を差別していたら、ロシアの軍隊に救援を求めたられたら大変な事が起こります。 琉球人やアイヌ人で「私は日本人ではない」という人を多く知っています。 日本は今の内にいわれのない差別を辞めるべきです。 日本は様々な所で恨まれています。
2016.06.06
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秋元康という人物が、職業も含めて、どういう人物なのか? 僕は、知らなかったが、こういう常識外れの女性差別丸出しの事件を、しでかして、知ることになった。 こういう発想で、飯が食えること自体、(日本社会が 壊れつつある)証拠でもあるわけだ。 この人は、学校で、何を学んできたのだろうか? 女性を偏見の目で見て、差別を差別と感じない人間性に驚く。社会に迎合?オモネル・・・こういう人間を 許してきた社会に 大いに問題あり。 しかし、 恵泉女学園大(東京都多摩市)の大日向雅美学長のブログは、ささやかな救いでもある。 というか、気づいた人たちは、すぐに声をあげるべきだろう。こういう非常識を許さない 、人権に目覚めた社会確立のため・・・沈黙は、罪だ!! 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) --------------------------------------------------- <HKT48>「女性蔑視の歌詞だ」新曲に批判 2016-5-17 毎日新聞 「女の子は 可愛くなきゃね 学生時代は おバカでいい」。 秋元康さんが作詞したアイドルグループ「HKT48」の歌「アインシュタインよりディアナ・アグロン」に、「女性蔑視の歌詞だ」と批判が起きている。 恵泉女学園大(東京都多摩市)の大日向雅美学長は、学生による反論と替え歌を学長ブログに掲載。「学生は将来輝くために勉強している。可愛いことと頭が良いことを二律背反に捉えた詞には違和感がある」と話している。 曲は4月13日に発売された。「頭からっぽでいい」「世の中のジョーシキ 何も知らなくても メイク上手ならいい」と見た目重視の女子の心情を歌う。 ディアナ・アグロンは米女優。高校のチアリーダーとして活躍し、卒業後は名門エール大に進学する美少女を米人気テレビドラマ「グリー」で演じる。 学生から曲を知らされた大日向学長が、授業で取り上げると「テストの点より瞳の大きさが気になったことはある」との声が出る一方、「学生時代おバカだと、一生おバカ」「内面からも人は輝ける」と反論が相次いだ。 ブログでは、学生による替え歌を紹介している。「メイク練習しつつ ニュースも見よう」「アインシュタインにもなりたいし ディアナ・アグロンにもなりたいし もっともっと輝きたい」 女性の社会進出に詳しい千田有紀・武蔵大教授(社会学)は「『女の子は恋が仕事よ』とあるが、今は雇用が不安定で女性も働き、知識や聡明(そうめい)さもないと生きていけない時代。昭和的価値観を強調するのは時代遅れだ」としている。 HKT48の運営管理会社、AKSは「特にコメントすることはない」とし、秋元氏の事務所は期限までに返答がなかった。 【野村房代】
2016.05.18
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集団レイプの刑を命じたインドの村、自治組織「パンチャヤット」とは 2014年01月24日 発信地:コルカタ/インド AFP通信【1月24日 AFP】インド東部の西ベンガル州で、別の村の男性と一緒にいた未婚女性(20)が村の長老会議の命令で罰として集団レイプされた事件で、地元警察当局は23日、告訴された男13人全員を逮捕したと発表した。レイプを命じた長老会議の議長も、女性をレイプした容疑者に含まれているという。 被害女性はテレビの取材に顔をスカーフで隠して応じ、「父と同じくらいの年齢の男たちにレイプされた」と訴えた。 事件は西ベンガル州の州都コルカタから約240キロ西方にある少数民族サンタールの村、スバルプルで起きた。被害者の女性は、別の村出身のイスラム教徒の男性と関係を持ったとして、村の長老たちで構成された自治組織から2万5000ルピー(約4万円)の罰金を支払うよう命じられた。しかし女性の家は貧しく、両親が罰金を支払うことはできないと述べたところ、長老会議の議長がレイプを命じたという。 女性の母親によると、長老らは警察に訴え出ないよう女性の家族を脅し、さらに当初は女性を病院に連れていくことも認めなかった。母親はインド紙タイムズ・オブ・インディアに対し「犯罪を犯したのは同じ村の人々だ。彼らは私の娘をなぶり、深夜に家に放り込んでいった」と非難した。 逮捕された13人の男は、女性が名指ししたという。村を支配する「パンチャヤット」 インドでは北部を中心に、部族やカーストに基づく年配男性らによる合議制の自治機関「カップ・パンチャヤット」が村人の生活に強い影響力を持っており、非道徳的な行いなど地域社会において違反とみなされる行為に制裁を下すことも多い。 インドPTI通信によれば、西ベンガル州の村では4年前にも、10代の少女が男性との恋愛を理由に裸で村内を引き回される事件があった。 だが、インドにおける女性の権利向上を目指して活動する「全インド進歩的女性協会」のカビタ・クリシュナン氏は、地方の村だけの問題ではないと指摘する。「同様の精神構造は首都デリーのような都会にも存在する。インド社会とカースト制度に深く根付いた問題だ」 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの上級研究員ディビヤ・アイヤー氏は、村の長老会議による制裁は非合法にも関わらず続けられていると指摘。「カップ・パンチャヤットは、女性に対して法の範囲を逸脱した非人間的で性暴力的な罰を命じることで悪名高い。『名誉殺人』もその1つだ」と声明で批判した。
2016.02.24
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レイプ被害少女、入院先でさらに性的暴行被害か インド 2016年02月02日 ニューデリー/インド AFP通信【2月2日 AFP】インド東部ジャルカンド(Jharkhand)州で、レイプされた15歳の少女が、治療を受けた病院でさらに性的暴行を受けた疑いがあると、地元警察が1日明らかにした。インドでは女性への暴行事件が後を絶たない。 警察によると、少女は入院していた同州ジャムシェドプル市の病院で1月31日に警備員から性的暴行を受けたと話したという。警察は少女からの訴えを受けて事件として記録し、同病院に勤務していた民間会社警備員を拘束。現在、少女に関する医療報告書を待っているという。また少女はさらに治療とリハビリを受けるために、同市最大の医療施設に移送された。 少女は同市郊外の自宅周辺で10代の男から性的暴行を受けたと警察に訴え、問題が起きたM.G.M病院に数日前に入院した。最初の事件の容疑者は未成年だったため拘束後、少年院に移送された。 インドの公立病院は資金が乏しく、医師や看護師らが長時間勤務で大勢の患者や家族らへの対応を行っている一方、警備が手薄になることが多いという。
2016.02.24
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