全6件 (6件中 1-6件目)
1
「ルノーアルカナ E-TECH エンジニアードの燃費を記録する」の、第一回です。 初回給油時のデータはもちろん破棄データで、二回目の給油からの記録ですね。 今回の燃費はロードインプレッションを行った際に記録しています。道程などはインプレッションの方を参照していただいて、最低限の情報を書いておきます。 当日の天候は曇りで、たまに晴れたり少し雨が降ったりと言う天候でした。気温、湿度ともに高くて、エアコンはオートで常時オン。走行モードはMySenseで、たまに回生ブレーキを強く作動させるために、シフトレバーを「Bモード」にしたくらいで何もしていない状態です。 それから計測方法はいわゆる満タン法です。面倒な補正なんかはしません。 注釈としては、コレオスの時に利用していたガソリンスタンドが改装工事で一時閉店していて、給油する機械が違っているんです。もちろん給油ガンの感触や停止時の反応も違っているので給油状況がチョッと変わっているってのがあります。 それでは記念すべき第一回の燃費です。走行距離 308km給油量 13.56L燃費 22.7km/L車載燃費計 22.7km/L と言う事で、メーカー公称値22.8km/Lとほぼ同じ値でした。メーカーWebページやネットの話題として目にしていましたが、実際にカタログデータに近い値が出るとは。これはコレオスの総平均値のおよそ2.7倍です。 とは言え、コレオスで似た様なコースを走った時は、12〜14km/lくらいだと思うので、それと比べれば約1.7倍くらいですね。 今回の燃費計測はドライブの燃費ってことなんで、値自体は良い方に振れるのは普通にあると思います。とは言え途中の道程では、それなりにそれなりな道も通っているので、それを思えば良い燃費と言えると思います。 これ以降は日常の走行条件の日が増えるワケですが、仮に15km/l走ったとすると、ざっくりコレオスの倍なので、ドライブなどに出かけない限り次のエントリーは一ヶ月は先になるかと。 まあ、それはそれで良い事なんですが(笑)。 さて、ここまでのデータは…最高燃費 22.7kmL最低燃費 22.7km/L平均燃費 22.7km/L でした。
2023.08.30
コメント(0)
ルノー・アルカナ ロードインプレッション後編です。 益田市から江津市の間は国道9号線を走りました。 京都から山口へと伸びる国道9号線の中では、鳥取県、島根県と続く辺りは日本海沿岸を走る道で、天候が良ければ割と風光明媚な路線です。最近では山陰道が少しずつ開通してる上に、無料区間も多いので走る機会が減って居ますが、今回は益田市から江津市までと言う事で山陰道は全通しておらず、昔ながらの国道を走ります。ま、それとは関係なくこの日は全て下道を走る予定だったんですけどね。 山陰道の影響もあって比較的交通量の少ない幹線道路と言う事で、ここでもクルーズコントロールを活用します。設定速度は制限速度程度。幹線道路なので、あまり遅すぎても迷惑なんで、その辺りは状況に応じて、ですね。この様な道でクルーズコントロールを活用するには、減速する時にどのタイミングでどうやって減速するかを考えながら走ります。 減速するタイミングは慣れるしか無いんで(笑)トライアンドエラーですね。 それで、この時のワシの課題はどうやって減速するか、だったのですが、結論から言うとブレーキペダルを踏むと言う、極当たり前の方法に行き着きました(笑)。何を馬鹿な事をと思われるでしょうが、コレオスの場合はクルーズコントロール自体はオンのまま、設定速度をメモリーした状態でクルーズコントロールの作動を止めるのが割りと簡単だったので、クルーズコントロールのステアリングスイッチをオンオフしていました。しかしアルカナの場合、クルーズコントロールをオンのまま、設定速度をメモリーした状態で作動を止めることが、ステアリングスイッチでは出来ないようなのです。またコレオスの場合、クルーズコントロールをオンのままブレーキペダルを踏むと、減速初期に結構ショックが出てスムーズさに欠ける事が多かったんです。ところがアルカナは、軽く「ちょん」とペダルを踏むとイイ具合に回生ブレーキが働いて、同時にクルーズコントロールがオンのまま、設定された速度をメモリーした状態で作動が止まるんです。これは実に塩梅が良いですよ。 そんな感じで走りながら、減速のために時々シフトレバーを「B」にしたりもしてみました。してはみましたが、ドグクラッチを核とした新しいトランスミッションについては、良く分からなかったと言うのが正直なところです。うろ覚えですが、10パターンくらいギアの組み合わせが有るらしく、それを回生充電、発電充電、モーター動力、エンジン動力と、一つのエンジン、二つのモーターでアレコレ組み換えながら、更に変速比もコントロールしていると言う事みたいで、まあ、シロートに分かるワケ無いですね(笑)。 あと、走行中に気になった点は、少し急な登り坂に差し掛かった時などに、「があ゙〜ごごごご…」とかなり派手な音と振動がする事です。これ、平坦な道をモーターで走っていて、充電量か要求トルクの関係でエンジンが始動した時の騒音と同じ物だと思います。登り坂でだいたいの速度が40㎞/hくらいで走っている時に発生します。特に登り坂の、エンジンが始動したタイミングで起こるようなので初回点検の時にサービスで訊いてみましょうかね。 さて、江津市からは南下して広島市を目指します。西中国山地の峠をおおむね六つかそこら越えることになります。道の駅などを経由地にするために、時々Google先生に経路を変えてもらったためか、通常の山間部を走るドライブでは走らない(笑)ような、狭くて細い舗装された林道や農道のような道を走ると言う、あまり無いパターンだったと思います。通常のガソリン車だと燃費にはかなり不利な道を走らされた感じです(笑)。 一部、対向車との離合がギリギリかチョッと無理な幅員の道で、タイトなカーブと細かなアップダウンが数十分はあったやに記憶しています。 やはり車重が軽いと言うのは、こう言う時には正しい選択の一つだなと思います。タイトなカーブを走らせると、コレオスとの違いをまざまざと感じます。それからトレッドの広さも影響しているでしょうか?車高の低さでしょうか?サスペンションのセッティングでしょうか?ピッチング方向の安定感は、コレオスよりもだいぶん高い感じがします。まだ軸重の値は見てないのですが、重いハイブリッドエンジンが鼻先に有るとは感じ難いバランスだと思いました。前にも書きましたが、後ろに有るバッテリーが重量バランスに寄与しているのかもしれませんね。 ステアリング初期の手応えや反応には、それほどの違いは無いように思いましたが、車の向きが変わってからの動きは、やはりコレオスよりもかなり速く、アンダーステアは明らかに少なく感じます。ステアリングを通じて伝わる路面の感触も、コレオスと比べれば多い印象です。まあ、この辺りはタイヤの影響も有るのではと思いますので、プライマシー+Speedlineに換装出来たら、またインプレッションしてみようと思います。換装可能かどうかは、スタッドレスを新調する時までには判明すると思いますんで、その辺りの都合によっては換装自体は来年の春以降になるかも(笑)。 幅員の狭い道を抜けて、先ずは「道の駅 豊平どんぐり村」を目指します。これ以降は十分な幅員と少ない交通量の道となりますのでクルーズコントロールを活用しての走行に戻り、「どんぐり村」の次は「道の駅 三矢の里 あきたかた」に立ち寄り、以降は国道54号線を走ります。 クルーズコントロールと併用(?)するトラフィックジャムアシストについては、この日の走行ではよく分かりませんでした。走行中に三回かそこら作動して、勝手にステアリングが切られてゆく事が有りましたが、下調べもしていないので作動条件がどうなのか分からないので一層謎でした。 そんなこんなで帰り着いたのですが、慣れない新しい車を観察しながら走ったためか、やや疲れました(笑)。とは言っても、新しい車ってのもヤッパリ楽しくて面白い物です。この日は300km程度の距離しか走っていないので、やはりそう遠くないうちに遠出をしたいと言う思いが強くなりました。
2023.08.26
コメント(0)
アルカナのインプレッションの前編です。書いてると長くなってしまったので(笑)、前後編でお届けします。 取り敢えず少し遠出をしようと言うことで、納車してもらった翌日(笑)にお休みを取って300km強ほど走ってきました。 ルートは広島市内から北西方面へ西中国山地を越え、先ずは益田市を目指しました。それから国道9号線を東へ向かい、浜田市〜大田市〜江津市を通り再び西中国山地を南下して広島市内へと戻る。今回は高速道路は使わず、山間部2に沿岸部1の割合の走行となりました。高速道路に関してはまた後日走ってみたいと思います。 当日は、帰宅時刻が遅くならないように、朝はやや早めの6:00ころ出発。益田市までは基本的に国道191号線を走ります。広島市内から峠を二つ越え、アップダウンのあまり無い緩い上りが続く太田川沿いを走り、安芸太田町戸河内を抜けると西中国山地の峠越えです。深入山のそばを通ると下りとなり、聖湖、191スキー場などを横目に下ります。 経由地である益田市に着くころには、この辺りも交通量の多くない時間帯となっています。その後は道の駅に寄りながら国道9号線を東へ。沿岸部の道は平坦な所と緩い上り下りを繰り返すような道路で、そのペースは遅からず速からず、制限速度+α程度で走りました。 制限速度+αでダラダラと走り、江津市からは再び西中国山地の峠越え。島根県道297号線、5号線、広島県道113号線、40号線、314号線、5号線、国道54号線等を通ってガソリンスタンドで給油と言うパターンで燃費も出しています。燃費に付いては「燃費記録」の別エントリーでエントリー数稼ぎをしたいと思います(笑)。 さてそれでインプレッションです。 とは言え、長いことコレオスに馴染んでいますから直接比較はコレオスと、と言うことになるので、あまり参考にはならないかも(笑)しれないですね。 先ず、国道191号線です。 太田川沿い、緩い上り坂の続く曲がりくねった道です。多少はアップダウンが有りますが、おおむね平坦な道です。 曲がりくねっているので、それなりに加減速しながらカーブを抜けるわけですが、言葉にするのが難しいくらいにルノー車の動きだと思います。コレオスとの違いは車体が軽いせいか路面状況が直接的に車体に伝わって、その動きが速く細かく感じられます。そしてそれがボディ自体を振動させているような印象が有りました。それからピッチング方向の動きは余り違いを感じないですが、ロール方向の動きはロールセンターが低く感じられて、少し身体を左右に揺すられる様に思いました。 しばらく走ると安芸太田町戸河内辺りから登りの角度が増してきます。ワシは、郊外で車線の有る交通量が少ない道や、ある程度流れが一定している郊外の道では積極的にクルーズコントロールを使って走ります。ほぼ一定のペースで走ることになるわけですが、ドグクラッチ付きのオートマチックミッションの変速のクセとか、全く分かりませんね(笑)。 この日に走った限りでは、アルカナのハイブリッドシステムは、とにかくモーターで走ろうとしているように感じました。恐らくエンジンだけで走ると言う事はあまり無いのではないかと思います。 発進時にモーターで発進。制限速度程度で走ると、ほぼモーターで走ります。バッテリーの充電量が減ると、「ぶお〜ん」と(笑)エンジンが始動して発電したり、時には駆動力の供給もします。少しでも減速する(アクセルペダルを戻す)と回生ブレーキで充電。チョッとした下り坂でも回生ブレーキで速度調整します。アクセルペダルを戻すと言う操作は、回生ブレーキによる減速(発電)で、ブレーキペダルを踏むのに等しい作動に感じます。 さて、下り坂での速度調整ですが、コレオスなんかだとコントロールはせず、徐々に速度が上がってしまうのですが、アルカナではセットしたクルーズコントロールの速度に調整して、ほぼ一定の速度で走ってくれます。これは、走らせていて非常に楽です。以前であれば、車が下り始めると速度調整をしてやらなければならなかったものが、放置したままで路面状況やカーブの状態などを見ていれば良いですからね。しかも、ややスピードが高いかな、と思いながらカーブに入った時に、横Gが一定以上になると減速してくれます。と、ここまではコレオスでも有りますが、コレオスの場合は横Gが結構高くないと減速しません。更に面白いのは、減速した後にセットした速度まで回復させてくれる事です。減速する介入はコレオスより早めですが、想定したよりもスムーズに速度が回復するので驚きました。ただまあ、これは制限速度程度の設定速度だから可能なのかとも思います。突然急カーブになった時には、どうなるか分からないので、真似しないようにお願いします(笑)。皆さんご安全に! 国道191号線は深入山を越えると下りとなります。設定速度で車速が調整されるクルーズコントロールを使いながら、下りでの車の動きを観察していると、コレオスよりもアンダーステアがかなり少ない事を感じました。ロールやピッチングもコレオスよりは少なく、動く速度もゆっくりに感じます。ステアリングの切り始めは似た感覚ですが、車が向きを変え始めると、コレオスよりも速く向きを変えて来ます。トレッドも拡がっているせいか、ホイールベースが長くなったとは感じさせない動きだと思いました。 車自体が軽く、サスペンションもコレオスよりは締まっているようなので、様々な動きや反応が速く感じられて、ゆったりとした落ち着きと言う意味で個人的にはコレオスの方が好ましいと感じます。空想ですが、アルカナの方がコレオスよりもサスペンションのストロークが少なく、ダンパーの容量も小さいのかも。コレオスはチョッと万人受けするセッティングでは無かったと思いますので、アルカナの方が万人が好む味付けだと思います。ま、これもまだ車が新しいからと言うのも有りそうなので、しばらく走って車も人間も馴染んでくると変わるのではないかと思います。
2023.08.22
コメント(0)
10年近く後継機について色々書いてきたワケですが、ようやっと「MX-8選定計画」は終了しました。 それで、この13年+αを乗ったコレオスについて総括しておこうかと思います。 とその前に、納車までに有った出来事として、レーダー探知機ユピテルA720は取り付けできませんでした。やはり正規に(ユピテル)は対応していないと言う事で、ディーラーとしては冒険は出来ないと言う事のようでした。まあ、そりゃあそうですわな(笑)。とは言え、コレオスからして非正規なんで、いまさらどうなのかと言うところはおいといて、取り付けは一旦断念と言う事にしました。また納車以降でなんとかする、カモ(笑)、しれません。 それでは改めてコレオスについてです。 コレオスと言う車を言い表すとすれば、全天候型長距離巡航車両と言い表すことが、最も適切だと思います。購入当時としては非常に静かな車でしたし、CVTの特性もあって常に滑らかで、サスペンションのセッティングも鷹揚としていて快適です。サスペンション関連のブシュ類がヘタってしまった今でもその特徴は健在で、遠出をしてもさほど苦にならないです。ステアリングの感触も走行中に余計な物を伝えて来ませんでしたし、かと言って全く分からないと言うほどでも無かった。流石に今はチョッとアレですけど(笑)。ゆったりとした味付けの足回りの割には、サス、ステアリングともに正確な感じでしたしね。このような乗り味は、冬期の積雪・凍結路において更に良い方へ作用してくれて、雪道を走らせてもストレスを感じ難かったです。 「醜い家鴨」などと酷い言われ様だったエクステリアデザインも、当時のルノーらしいデザインでしたし、他のどれとも似ていない、唯一無二と言っても良いデザインです。特に個人的には、車両全体に対する広いグラスエリアと言うバランスが好みで、明るくて広いキャビンの雰囲気と相まって、個性的で良いデザインになっていると思います。 車としての出来は悪くないのですが、細かいところで品質に問題が有った事も書いておきましょうかね。 まず最初にブレーキローターですね。制動中に振動したり、謎の腐食痕(?)が発生したり、結局原因は分からず仕舞い。 フロントドアトリムの一体ステーの折損と言うのも有りました。 エアコンが作動しないと言うのも有りましたね。 温度計の誤表示。 フロントストラットのスラストベアリング(?)ですかね、これの腐食。 バイザーの垂れ下がり。2年もしたら下がって来る(笑)。 グローブボックスのロック不良。開く時にレバーを引き過ぎると、扉を閉めたら開かなくなる。事ココに至って、最近開閉不能になったし(笑)。 ウチのコレオスは酷い症状は出なかったですが、リヤゲートの下側のダンパーが腐食するってのも有りました。 燃料を満タンにしても燃料計の指針が上まで行かない。これはタンクの残量を示しているのではなく、燃料の消費量から割り出した使用可能燃料量と言う意味合いらしい(笑)。 それからステアリングロックの作動不良。ロックが外せなくなる(笑)。 ステアリングレザーの劣化(笑)。 オイルクーラーからのオイル漏れ(泣)。 ラジエーターからのクーラント漏れ(泣)。 今この段階で思い出せるのはこのくらいでしょうか、箇条書きにすると結構ありますね(笑)。他にも有ったと思いますが、まあ、経年劣化だと思う事にします。 とは言え、これらの故障などを踏まえても、コレオスが良いクルマで有ったことに変わりは有りません。レギュラーガソリンな事に加え、駐車場での待機運転などもそれなりに行った上での、総平均燃費が約8.5km/lと、そこまで悪くないですしね。 ですから、コレオスに対して「ここがこうなら良かったのに…」と、思うようなところって、あんまり思いつかないんですよね。あ、もう少しトランクが広ければ、と思った事はありましたね。これは前車がRX4だった事が大きいのですが。 噛めば噛むほど味わい深いクルマ。それがコレオスだったと思います。あと約18ヶ月くらい車検が残っているんで、誰かに買ってもらって、次の車検くらいまで使われれば良いなぁとか、手放しておいて思ってしまいます。 さてそれで、これから「MX(次期主力自家用車)-9選定計画」が開始されるワケですが、取り敢えずアルカナで遠乗りに出かけたいですね(笑)。
2023.08.17
コメント(0)
正式配備。 8月某日、目出度く納車となりました。 「MX-8 選定計画10章1 〜計画施行〜」で「急転直下」と書いたのですが、6月の段階では、まさか車を買い替える事になるとは思ってませんでした。ここに至るまでには色々と経緯は有りましたが、どうやらこうやら漕ぎ着けたと言う感じです。 ルノー広島のセールス担当のTさんにも、ちょこちょこと雑多にお手数をお掛けしたと思います。有り難う御座いました。 2010年の3月から13年+αコレオスに乗ったワケですが、これまでに乗った車の中では最長の期間、最長の距離を走りました。その距離は15万キロ越え。基幹部品が日産製とは言え、まあまあ良く走ったのではないかと思います。 コレオス、RX4ともに、手放す段になると、もっと遠出をすれば良かったと思ってしまったワケですが、今回乗り替えたアルカナでは、そう思わなくてすむように出来るだけ遠出をしたいものだと思いました。 さて、その愛車となった「RENAULT ARKANA E-TECH ENGINEERED(ルノー アルカナ イーテック エンジニアード)」ですが、ご覧の通り、色はブラン・ペルレ。日本車風に言うとパール・ホワイトですが実はワシ、これまで白い車を所有した事がないんです。 初めての車で親に買ってもらった中古のゴルフ1は明るいグリーン。次に買ったゴルフ2はブラック。その次のコラードは赤味を帯びたガンメタリック。その次はオペル・アストラでブルーのメタリック。RX4は緑味を帯びた薄いベージュのメタリック。ルーテシア2はメタリック・ブラック。コレオスはグレー・メタリック…でした。 今回、ルノー・ジャポンの公式Webページで、ほぼ初見から嫁氏と意見の一致をみた上で、アルカナをなぜ白にしたかと言うと、ARKANA E-TECH ENGINEEREDには、単純に白い色が似合うと思ったからと言うことと、これから将来に向けて明るい気分で生活したいと思ったからです。ほぼ毎日目にする自分の車によって、日々の生活を明るくして欲しいと言う、ワシの希望でも有ります。そう言う意味でも、明るい内装の車が増えると良いなあと思います。 細かく詳しいインプレッションなどは暫く走ってからまたアップしますが、試乗、商談、購入から、ここまでのところで思った事などを少し書きます。「〜試乗〜」のところでけっこう書いているので、同じ事を書く感じですがお付き合いいただければ、と。 アルカナというクルマは、一般的に見てコレオス同様に特別突出したクルマではないと思います。デビュー当時はクーペスタイルのクロスオーバーSUVと言うところが強い個性を持っていたと思いますが、デザインとして世に出てから4年以上経過していて、最近ではプジョーや新しいクラウンとか新しいプリウスとか、どっち付かずのクロスオーバーなデザインの車が出てきていますので、その個性も余り感じられ難くなっています。 ただ、クルマ単体で見た時のデザインは、かなり良い物のように見えます。決して小さい車では有りませんが、引き締まった流麗なフォルムに、しっかりとした踏ん張り感のある大きめのタイヤ、ホイールが、コンパクトで安定感の有る佇まいに見せていると思います。 ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏から始まった、曲線的プレスラインや、柔らかく肉感的で張りのある曲面のデザインが、最も熟れた状態で世に出た車の一つだと思います。その少し懐古趣味的で、オーソドックスなデザイン自体がワシの好みでも有ります。 内装についても同様で、特筆する事は無いです。2010年頃のルノーの内装デザインの雰囲気は好きでしたけども、やや操作性に難が有ったり、質的に(かなり)安っぽかったりという部分を随分と払拭していますね。それと前にも書いたのですが、全体的に黒で統一された暗いキャビンなのにXC40で感じたような閉所感や閉塞感の少ないキャビンはワシには丁度良い感じで、適度な包まれ感に思います。個人的には開放的で明るい方が好きですが、許容範囲に感じています。ただ、試乗の時の乗り降りでルーフに頭を(二度)ぶつけました(笑)。なんだかRX4からコレオスに乗り換えた時にもあったような…慣れるまでは気を付けないといけませんね。 先進運転支援技術もやっと標準的なものとなり、使えそうなものが装備されています。政治的な事情によって生まれたと思われるフルハイブリッドシステムも、それなりに時間と開発費を掛けて開発されただけの物では有るように思います。まあ、長期に渡る信頼性には、チョッとだけ不安が残りますが(笑)。 過去のルノー車と比較して近年のルノー車がチョッと劣ると感じる点が有るとすれば、キャビンやラゲッジの拡張性とか、そう言う利便性なんかは、古いモデル、特にセニックなどは工夫されていて良い物だったと思います。これからのルノーには、そういうところにも、もっと目を向けて欲しいと思います。 それから、ここまで触れる機会が無かったのでここで触れておきますが、アルカナにはステアリングヒーターが付いています(笑)!これは個人的にとても得点が高い(笑)。リアシートにもヒーターが付いていれば更に高得点だったのですが、まあそれは良いか(笑)。とにかく冬期のステアリングの冷たさにはここ数年辟易していましたから、手を離していては意味が無いですがそれこそ「手放し」で喜んでます!(笑)! と言う感じで、試乗〜納車までに感じた事や考えた事をまとめて書いた訳ですが、アルカナとはこれから長い付き合いになると思いますけど、コレオスと同じ様に、強い主張は無いものの、いつも頼れる様な存在であって欲しいと思います。 何にしても取り敢えず、先ずは遠出をしなければ(笑)。 ここ4年くらいの間はブログに対するモチベーションが上がって来なかったのですが、これからはアルカナ中心でチョッとずつアップして行きますので、宜しくお願いします。
2023.08.10
コメント(0)
7月初旬に契約して代金を支払い、7月中旬には8月初旬までのディーラーへの入庫予定となりました。 某chでアルカナの納期は比較的早いと言う書き込みを見ましたが、仕様によっては実際に早いようです。欧州で売れ行きが落ちてるせいでしょうか(笑)? てな冗談を書いていたら、その欧州では新しいグレード「Esprit Alpine(アルピーヌ魂(笑))」がアルカナにも設定されました。あちらでの価格は見てないのですが、おそらくアルカナの中ではハイエンドな仕様になると思われるので、価格もハイエンドなのでしょうね。 と言う雰囲気で、なんだかんだ言いながらブログの下書きをしていたんですが、納車日の日程調整が始まったりして、8月中旬の納車が濃厚になって来ました。当初想定していたのが9月と言う事を考えれば、なんて爆速納車なんでしょう(笑)。ま、元よりこんなものだったのかもしれませんが。 んで、ディーラーでのコレオスからドライブレコーダーとレーダー探知機の取り外し。例によってゼペットオートサービスさんでのタイヤの組み換え交換などの日程が順次組まれています。このまま経過すれば、おそらく8月の中旬には納車してもらえそうですね。 流石に新しい車を買うと言うことで、ブログに対するモチベーションが高まっているワケですが、今後のブログのネタ的なものも考えておこうかと思っています。 先ずはインプレッションですかね。実際に所有して走らせてみた時に、アルカナの動きなど、どの様な事を感じたか。これを書かないといけませんね(そうなのか(笑)?)。 中でも、個人的に注目している「E-TECH FULL HYBRID」が、どんな感じなのか。ドグクラッチを使った変速機というものがどんな物かすら理解してはいませんし、ルノー社のハイブリッドシステムがどんな物かもアレなので、実際に走ってみて感じた事などを、書いてみようかと。 次はAndroid Autoについてですかね。今の段階では、いったい何がどうなっているのか、全然分かって無いワケで。ただミラーリングするだけなのかどうかすら分かってません(笑)。 この話題はカーナビをどうするのかと言う事にも繋がっているわけです。と言うか、オプションのナビ高杉(笑)。しかも、少し調べたら型落ちの「楽ナビ」ではないかと言う情報も有って、とてもでは無いけど付ける気にはなりません。 話は展開してゆきます。それで、ナビをどうするかと言えば、Android Autoを活かしてAndroid Auto対応のスマートフォンナビアプリを使うって事に、なりますよね(笑)?GoogleMapYahooカーナビWaze それでまあ、無料(笑)で使えて使えそうな物を三つ上げて、捨てずに取って有った古いギャラクシーにインストールして少し(コレオスで)使ってみました。 1は特にコメントの必要も無いですよね。数年前に使った時よりもかなり進歩していて普通に使えます。複数車線での案内などもしますし、数日間くらい広島市内で使った限りでは、特に問題は無かったですね。確かオフラインマップも有ったはずなので、細かなナビゲーションは無理でも、スマートフォンが圏外になっても問題は無いはず。ま、裏道のような道路を案内する事があるところは変ってませんでしたけど。 2も特にコメントの必要もないかと。今回、初めて使ってみたのですが、まあ、至れり尽くせりですね。コレオスの「楽ナビ」よりも丁寧にアレコレナビしてくれます。少し過剰かなって思います。それから、車のサイズやタイプを登録すると、アプリ側でそれを考慮した案内もしてくれるようです。故意にルートを外してみてもリルートしてくれます。ただ、数回使っただけの印象ですが、何を優先させているのか、交差点の右左折が多いルートを案内しがちに感じました。観察した限りでは、最短ルートってことでも無さそうでしたが、どう言う事なんでしょうかね。その辺りはGoogleMapと楽ナビは近いかもしれません。 3は知らない人もいると思いますが、欧州ではワリとポピュラーなアプリのようです。アッチの車関連のサイトをチェックしていると、時々目にする事が有ります。海外製のアプリですが、チャンと日本語にも対応していて、ルート案内も問題無い感じでワリと良いです。ただ、渋滞情報などがどうなっているのかなど、チョッと謎。利用ユーザーの走行データを解析して交通量を判断しているのではないかと思われます。ですから、そもそものところでユーザ数の少ない日本では、やや不利かなと。ネット検索すると、なぜかWeb版のWazeと言うのが有りました。それでデフォルトの地図表示は米国のニューヨークだったのですが、びよ〜ん(笑)と日本に地図を移動させると、全くと言って良いくらいユーザからの情報が無い状態でした。あと、使用後のスマートフォンがかなり熱いです(笑)。 納車前後のアレコレを書いていたら、ほとんどナビに付いて書いてしまいましたね(笑)。まあ、何にしても納車が楽しみです。
2023.08.02
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1