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BLコミックス感想


2005年01月06日
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カテゴリ: その他BOOKS
え~~~と、1月8日の日記には『マ王』感想を書くだろうということで、小説と映画の比較は『期日に関係なし』ということでご容赦下さいませ。

加えて、映画も小説もどっぷりネタバレ(しかも白抜きなし)ですので、ご注意下さいませ。




よござんすか???




では行きまっせ!

*赤系=登場人物
*青系=映画だけの現象
*緑系=共通な設定と展開
*黄色系=小説だけの現象


■まず、主人公の ソフィー 荒地の魔女 に呪いをかけられておばあさんになってしまう大筋は同じです。

違うのは、小説では、 ソフィーにも力がある とはっきり書かれている事ですね。
帽子に話しかけながら作っていると、その帽子に言われた通りの
『お金持ちと結婚できる』とか『高貴な人に見初められる』などの効力が出るのです。
他にも、彼女が話しかけたいろいろな物が、命を吹き込まれています。杖とかも。

それから、映画では ハウル と最初に出会ったお祭りの時に、
二人寄り添って空を歩いたり して、ソフィーは既にときめいていますよね。
最初に貴方も私もドキドキするシーンです。

小説ではハウルはソフィーをからかうだけで、

ソフィーも
『自分を同情してちょっとからかった男』
としか思っていません。

■姿の変わったソフィーが、家にいられなくなって荒地に出かけ
カカシを助けたあと、ハウルの動く城に着き

知った後も 居ついてしまう ところは両方とも同じです。

ソフィーが城を掃除しまくって、
室内はきれいになれど、ハウルのまじないを損なって
ハウルがヘンな髪になり、 美しさが何より大事な ハウルが嘆いて
スライムを出しまくる ところも同じ(笑)

ハウルの城の扉が、 『4ヶ所どこでもドア』で
それぞれ25%ずつに塗られた円グラフ状&時計状のもので出口を示しているのも同じですね。
赤が首都、青が港町、緑がソフィーの町の近くの荒地、黒が不明。
(この辺りが、ファンタジーの面白いところで、好きだー)

でも、小説では、ハウルはその頃、ソフィーの妹を口説くのに必死らしいです。これが大きく違いますね。
その上、ソフィーには妹がふたりいて、最初は次女が街のパン屋へ、3女が谷の魔女のところに行っているのが
後で母親にナイショで入れ替わっている(3女が次女に化けて)設定。ちょっと複雑で映画にしにくかったらしい。

そして、ハウルの弟子は、映画ではまるっきりコドモでしたが
小説では15才くらいの設定で、パン屋にいる3女の恋人。
ハウルが口説き落とそうとしているのは、魔女の谷にいる次女というわけです。口説いたら満足して捨てるサイテーな奴らしい。
なのでソフィーは妹がハウルの餌食にならないように
忠告しに行っては、仲良さげな二人を見てジェラシ~~~。
(でも実は、妹には他に好きな人がいて、途中から、 ハウルはソフィーのことばかり次女に訪ねていた らしいけど)

黒い扉の先にあるのは、ハウルの故郷(小説でははっきりと『ウェールズ』と設定)だったわけなのですが、
映画ではハウルの憩いの家があるだけなのに、
小説では姉さんと会ったり、ラグビークラブのOB会で飲み明かしたり、甥っ子の先生に一目ボレしたりしています。

ハウル・・ どーしようもない女好き らしいです。(笑)
(映画では、ハウルが『女性の心臓を食べる』というくだりの種明かしがなかったから、少々『??』だったのでした。
小説では、それが、弟子の流したデマだとわかりました。恋人や女の子達を守るために流したらしいです。弟子のくせに・・笑)
女好きというか、恋愛ゲームばっかりしてるのですね。

■それから大きく違うのが、
映画では、荒地の魔女は早々とあっけなく無力化されてしまい
ハウルは、国王の魔法使いや軍隊と戦いすぎて、
人間に戻れなくなる危機を迎えるのですが
小説では最後まで、敵は荒地の魔女だということです。

私は小節の方がツジツマが合っていて好きかも。
映画では、国王の魔法使いが突然ハウル攻撃をやめたりして
ちょっと突飛な印象だったのですよね。

■映画のいいところは、ハウルが大体 いつも王子様 然としていて
魅力がわかり易く、ソフィーに優しいところでしょうか??

小説では、最後にソフィーが荒地の魔女におびき出される頃でないと
ハウルが本当にソフィーを大事に思っていることがわかりません。
大体いつも、『おせっかい屋さん』などと言ってますし、
ソフィーも、ハウルがいつもウェールズの美人先生のところに行ってると思っています。
(その分、荒野の魔女のトコロに現れたハウルが お風呂にも入れないくらい切羽詰ってソフィーを心配している様子 が、ぐっときます←まだソフィーは、それが美人先生の為と思っているケド)
(気絶から気がついた後の
「こうしちゃいられない、間抜けなソフィーを助けなきゃ」← 実は自分がソフィーに助けられた
という科白も、映画で言って欲しかったかもしれません。)


■ハウルと火の悪魔を結びつけている契約をソフィーが解いて
それと同時に火の悪魔『カルシファー』から、自分の呪いを解いてもらうくだりは同じです。
その契約の種明かしは・・・これだけは言えねぇな~。言えね~よ。

■ということで、私としては
筋は小説主体で、戦争や国王の魔法使いは重点を置かず
荒野の魔女がラスボスのままで
でも恋愛面は映画くらいスゥイート風味
小説の良い科白は残す・・・
で行くと一番好みです。 ストーリー・オン・デマンドして下さい! ←それが同人誌だ・・

宮崎さんは、軍隊のメカとか、平和主義とか、イロイロ深い事をやりたかったのでしょうけどね。

と、いうことで、ハウル原作は、岩波の本で育った人も納得の
・・・多分・・指輪よりは易しいけど、ハリーポッターほど
大衆的でない典型的イギリスファンタジーなのでした。
そうそう、トルーキンの生徒だったらしいです。

指輪も早く読まなくちゃですね。
その前に、映画1と2見ないと
というか・・明日朝リミットの『パイレーツ』見ないと・・





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最終更新日  2005年01月08日 05時59分14秒
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