2017.04.14
テーマ： ☆詩を書きましょう☆(8498)
カテゴリ： 日記
恐い法律
月谷小夜子
小林多喜二の死が
何によったのかを知ってるかい
拷問の傷跡を残した死体
写真を見たんだ
白いふんどしをしただけの
身体中が痣だらけの
官憲に捕まって
たった二十九歳で
一般人には関係ありません
そうなのかと善良な市民は思うのだろうか
表現者は一般人とは違うのだろうか
真実を書いたことが
人を動かすこともある
今 民主主義の死骸を見ながら
小林多喜二に涙する
一般人かどうかを決めるのは政府の権限
権力者が暴政を始めても
恐い法律が制定されようとしてるんだ
あの震災から
何かが狂い始めたこの日本で
多喜二の傷をなぞるように
みんな気づけよ
月谷小夜子
小林多喜二の死が
何によったのかを知ってるかい
拷問の傷跡を残した死体
写真を見たんだ
白いふんどしをしただけの
身体中が痣だらけの
官憲に捕まって
たった二十九歳で
一般人には関係ありません
そうなのかと善良な市民は思うのだろうか
表現者は一般人とは違うのだろうか
真実を書いたことが
人を動かすこともある
今 民主主義の死骸を見ながら
小林多喜二に涙する
一般人かどうかを決めるのは政府の権限
権力者が暴政を始めても
恐い法律が制定されようとしてるんだ
あの震災から
何かが狂い始めたこの日本で
多喜二の傷をなぞるように
みんな気づけよ
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土壇場サヨコ
水商売暦二十？年のママがお店を譲って熟年再婚。フツーの主婦で生きていけるでしょうか？ ジタバタしながら手探り人生です。
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短篇小説
オミズ的恋愛の壁
流れのまま
頼られる幸せ
夏の終わりのこと
金木犀の淡い香り
いつかは、きっと…
幸せですか？
「初夏、そして風……」
夜の狭間で
想い幾重にも
詩
薄暮のころ
平気でいられるか･･･
届かないこころ
風鈴
ひみつの箱を
痣（あざ）
ほほえみにかえて
ぽっかりと
静謐に揺らぐ
ゴスペルをうたう女
折鶴
紙
蘭のうた
少女はどこに行ったのだろう
しんと……
散る花びらの哀しみは
梅雨の庭
雨の季節に
流れる
おとずれた秋
西瓜の浅漬け
祈りの鶴
紅葉のワルツ
恐山
母の墓前で
夜桜にゆれる
緩衝
枝垂れ梅
薔薇
雨の音もなく
野菜作り
夏異変
８月６日
十月の朝顔
すっぽりと青空
一葉
大寒
ちりぬるを
向こうの扉
安楽椅子
鉛筆画
熱夏
すみれ色の笑み
ぬくもり
夕焼け
桜舞う
繋げるいのち
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本物の平和を
滝桜・２０１２
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