全31件 (31件中 1-31件目)
1
欧州では北欧・中央では経済学の論理を生み出したとおり、市場原理による神の意思に従おう、契約は守るようにしようという価値観がある。しかし、南欧では人生を謳歌し、もっと荒々しい取引や駆け引きが横行する。私も欧州地域で、経営シミュレーションゲームでお互いの経営意思決定の経過を学び合おうという研修を組織したことがあるが、中北欧のマネージャーはルールを詳細に調べて、その範囲内で取引を展開してくれた。しかし、南欧のマネージャーは、旗色が悪くなるとチーム同士でルールにない資産取引で倒産を回避するなど、研修がどのように進んでいるかがわからなくなってしまうような事態が発生し、参加者全員がいやな思いをさせられたことがある。今回のギリシャ債権問題を見ていると、その研修の風景が蘇ってくる。ぎりぎりまで追い詰めたり、追い詰められたりして、ロシアや中国を巻き込んでわけのわからない状況を生み出すのではないかと懸念する。このような懸念は欧州に住む人々はこれまでにいやというほど経験してこられているのだろう。日本人の常識を超えたところに世界情勢はあるのだろうか。
2015.06.30
コメント(0)
18歳から選挙権が与えられると、高校生の社会学習が重要になってくる。中高一貫校の教師と話していると、修学旅行先が沖縄だというが、学校としての平和学習はなく、中ら海水族館などの名所観光のあと、1日グループ学習ということで、観光タクシーで好きなところを訪問するようだ。学校としては機会を提供するだけで、学生が自発的に研究しなければならないようだ。学校としてのベースがないなら、個別に相談にくる学生にはそれに応えられる教師が重要だということになってくる。戸別学習のほうがプログラムにそった行事よりもっと広範囲な見識が教師に求められてくる。戦後の復興のおいしい話は政治家もするが、戦争の反省をやりたがらない政治家に代わって個々の教師が個人的な見解で沖縄の位置づけを話してゆかねばならなくなっている。学生もがんばってほしいし、教師もがんばってほしいと思う。歴史的な事実と多くの意見や立場があることを伝え、先生自身が考えておられることを生徒に伝え、考えさせてほしい。
2015.06.29
コメント(0)
留学生の受け入れホストファミリーは大変である。受け入れたからといってホストの給料が上がるわけではないので、従来の5人分の食事を6人で分けて食べることになったという。留学生は、「3食は提供されると聞いているので、食事のためにお金を使うつもりはない。しかし、おなかがすいている。」という。もともと受け入れをしたのは、ホストの家庭の長男が8月から海外留学をするので、その準備段階で会話に慣れておけばよいのの思惑だったようだが、発音などを細かく指導されるのがいやで関係が気まずくなってしまったことも輪をかけて冷たい間柄になってしまったようだ。3ヶ月のあとは、我が家で受け入れたが、我が家の奥方は寛容な精神にあふれているので、腹いっぱい食べさせようということで、問題は解決するとともに、孫たちとも和気藹々で楽しんでいる。一方で、このボランティア団体の事務局が中堅企業のトップ並の給与を取るようになり、赤字を計上するとともに経理資料をわからないようにしてしまい、この待遇向上の一派が役員会と評議員会で多数派を占めるようにし、組織がガタガタするようになってきた。これもボランティアのメンバーの多くが苦情を述べて事務局トップが交代することになった。それでも、退任にあたって高額の退職金を要求し、役員会・評議員会は承認するような流れであると聞き、ボランティアが食い物にされている情けなさも感じた。合法なら何でもできるという節度のなさは嘆かわしいばかりである。節度を科学的に裏付けることができるようになることは、世の中の随所に求められている。留学経験者から、この分野の研究者が生まれてほしいものである。
2015.06.28
コメント(0)
社会をできるだけダイナミックにするためには借金を認める仕組みが必要なのはわかる。しかし、踏み倒しが当たり前になるような社会はダイナミックだとはいえ、常識的な人間のやるべきことではない。自由と民主主義は人民の願いであり理想である。その民主主義の本家本元のギリシャで借金返済を棚上げにするようEUに要請するという首相が政権を取ったが、借金返済の努力を求められて公約が果たせず、借金返済のための生活合理化プランについては政府が判断できずに、国民投票を行うという。政府の判断を超える判断を国民投票という究極の民主主義に訴えるという。EUはギリシャで生まれた民主主義を受け継ぎ発展してきた社会である。そのEUとの信頼関係を保てるかどうかが民主的な投票で行われるのはアイロニーである。日本も他人事ではなく、ギリシャを上回る国の借金を抱えているのだから。今は、国民の金融資産を背景にした借金なので国際社会に迷惑をかけることにはなっていないが、できるだけ市内ですむような社会であってほしいものである。
2015.06.27
コメント(0)
昨日の家内の転倒で骨折の疑いがあり、今日病院で精密検査を行った。CT画像により骨折がきっちりと捉えられていた。右大たい骨頚部骨折であり、転倒後無理に仕事を続けたことによるためか、ほんのわずかなずれも起こっており、チタン金具で骨折部を補強する手術をすぐに行うことになった。検査に病院に行ったつもりがその場で即刻入院が決まってしまった。入院に必要なものを整えるのと、手術関係事項の承諾書、入院手続きも行い、大童の一日であった。2時間ぐらいの手術は幸い無事成功した。振り返ってみると、骨折は不幸なことであったが、幸いなことに早く手術を行ってもらったことにより、骨折部が変な接合をする前に対処できたことが良かったようである。骨折すると体は自然に回復の活動をはじめ、不自然な形で固定化し、びっこを引くことになりかねないようだ。しかし早く手術することでもとの状態に接合できるチャンスが高まったようである。ずれが生じたときには、早期にずれを解消する手当てが大事なのは、骨折だけではないように思った。
2015.06.26
コメント(0)
突然、家内の友人から電話が入った。家内が駐車場で車止めにつまずいて転倒し、動けなくなったようだ。友人が変わって運転して帰るので、待ち構えていてほしいということである。昨日は今日のお稽古の準備で睡眠不足気味だったようだ。帰ってくるなり、われわれの肩にすがりながら、ベッドに転がり込んだ。まずは、寝させてほしいとのこと。病院に駆けつけることを考えたが、本人はクタクタになっているので、睡眠を優先させた。ところが電話やメールが殺到して、早く医者に見せよとうるさいことこの上ない。まずは近所の整形外科で見てもらって応急措置をしてもらい、明日、市民病院で精密検査することになった。一昨日から、海外留学生がホームステイしているので、学生は目を白黒させているが、びっくりするとともに自分のことは自分でやるという意識が徹底したようで、勉強にはなっているようだ。一方、私も方も病院に連れて行き、帰りの迎えをするとともに、夕食の支度や台所の後片付けなど大変な作業量で、夕時にはぐったりとしてしまっている。また、明日は早朝から留学生を学校へ送り出し、家内を病院へ連れてゆかねばならない。家内が家庭の中心であるという意識はあったが、現実に経験すると大変であることがわかる。しばらくは、家内のありがたみをしっかりと味わう時間になりそうだ。
2015.06.25
コメント(0)
長期的な中国の戦略は海洋進出である。そのために南沙諸島では最初に石油井掘削施設の建設に乗り出した。しかし、非常に強い抵抗にあったため、安全保障施設に変えて建設を進めるが、なんだかんだと交渉しながら施設の完工を急いでいる。周辺諸国の災害対策拠点なり利益を供与して実績ができた時点で、石油井掘削に乗り出すのだろう。孫子の時代に向けた長期的な視野である。日本では孫子の世代の負担を付回しているのだから、その点では見上げたものである。南沙諸島の活動の是非はさておいて、日本も孫子の代のために何をやっているのかという視点でものを見てゆくようにしたいものである。
2015.06.24
コメント(0)
かって現役のころに中南米に出張して感じたのは、貧富の差の激しさだった。高級住宅街の立派さに比較して貧民窟の空しさだった。インフレが激しく、お金持ちは海外にお金を退避させている。国内に富が還流しないのでは、民生が向上したり安定したりしないなと思った。しかし、現在の世界を見渡せばどうだろう。お金が海外に退避するというような概念ではなく、投資機会を求めて縦横に動くようになっている。ボーダーレス社会が国家を超える存在になりつつある。お金持ちが国家を滅ぼすどころか超越し始めてきている。しかし、足元の社会の豊かさは心もとない。目先の投資機会に右往左往するのではなく、社会の充実発展を視野に入れた活動を心がけたいものである。
2015.06.23
コメント(0)
戦後70年を迎え、先の大戦やアジア諸国の成り立ちの歴史研究が盛んである。特に隣国の中国、韓国などは日本との戦争の経過を国家の成り立ちのベースに据えることで国家の統一を図ってきているから、歴史認識はとりわけ大事になってくる。日本の歴史認識が大事だというのは、その成り立ちの過程を理解してくれということである。歴史研究者は寿命があり、研究成果は死去とともに後継者の記憶に引き継がれるが、減衰してゆくことは避けられない。忘却してくれるというのが今までの常識だったと思われるが、学習ロボットやコンピューターの発達で、忘却どころかドンドン学習の蓄積が行われるようになってくると思われる。うかうかしていると思わぬ事実が歴史として登録されてしまうことにもなりかねない。日本の国の成り立ちは皇室があるので、人々の意識は薄くなりがちである。しかし、努力を怠ると周辺を思わない歴史認識で固められてしまうということになりかねない。つまらない意地をはって相手国に変な歴史を登録されるより、人間性に満ちた外交関係の樹立により、世界に胸を晴れる歴史を作り上げてゆくことに意を用いるべきではないだろうか。
2015.06.22
コメント(0)
米国からの留学生が来日した。彼女は、日本からの中学生留学に刺激されて日本留学を思い立ち、3年のうちに3回挑戦して、今年日本留学を勝ち取った。そして、昨日、中学留学をしていた高校生と再会した。中学留学に送り出したご両親は大喜びで、この留学生を受け入れたのはいうまでもなく、ホストマザーはハグしまくっておられた。というのも、中学留学から帰った後も、米国のホストは一家でハッピーバースデイの歌をFacebookで送り続けておられたし、彼が触発してついにホストシスターが日本留学を実現したわけだから、息子の影響力を見せてくれたわけだから喜びもひとしおである。若い中学生のころから異文化の中でコミュニケーションし、人格を認めてもらうというのは非常に貴重である。今は大学受験を目指す高3だが、さらにまっすぐに成長して世界に飛躍してほしいと見守っていきたいものである。
2015.06.21
コメント(0)
有権者年齢が下がってきた。めずらしく与野党全会一致である。論議が交わされた報道もなく採決された模様である。安全保障法案こそ、一番関係深いのが若者である。福祉法案でもそのツケが回ってくるのは若者である。集団的自衛権などでも自衛隊のみがリスクがあるのではなく、国民が等しくリスクを受けることが、日常生活の中の忙しさにまぎれて忘れられているように思う。いまや、兵隊だけが戦争するのではなく、民間人が巻き込まれるのは当たり前のようになってきている。これは20世紀はじめの戦争から変わってしまった姿であり、第2次世界大戦以降は、日本軍が始めた体当たりのゲリラ戦が当たり前になって、民間人を装う兵士の活動が無差別殺害を促すようになってきてしまった。安全保障も自衛隊だけの問題でなく、一国民として受け止めねばならなくなってきていることが論議に上らない。政治家が立法のみを論じて、いかなる平和維持活動を展開するかを論じないのはさびしい。これは一部のNPOの動きに任せて、篤志家が推進するものだというのはおかしい。投票年齢下げを期に、国際社会と日本について大いに論議を広めてゆく必要がありそうだ。
2015.06.20
コメント(0)
終戦70年記念日が近づき、首相談話をめぐる動きもあわただしくなってきた。どこの国も都合の悪い真実を抱えているが、これを受け入れないとけじめはつかない。外務省の恐れは、次から次へと補償問題が相次ぐということなのだろう。すでに国家間の賠償は終了しているので、蒸し返すのは筋違いというのだが、収まっていないものは収まっていないのである。当事国が収集能力がないと嘆いてみても、それも含めての論点であるということで国際的にオープンに慰撫するしかないのではないかと思う。女好きの野蛮な民族と辱めを受けても戦時の異常心理であると弁明せざるを得ないだろう。深く反省し、再発しないように深い戒めにするというほかはないのではないだろうか。バブル前には、大挙して買春ツアーに出た団体もあったのだから、今、日本のリーダーがお詫びと戒めを表明するほうが日本人の特性が高まるのではないだろうか。
2015.06.19
コメント(0)
NPO団体に加わっていて、自身の社会貢献したいという事業に全知全能をささげている。しかしながら、任務に従った範囲をわきまえる必要があり、思いつきだけでは活動できない。分を超えた発言は周囲の人に嫌われる。一方で、会の趣旨には賛同するが、日当の基準をドライに捉えて、日当に見合う業務推進をしてゆこうというドライなメンバーもいるが、必要なパワーを確保するためにはこのようなメンバーも必要である。そこで、活動ごとの収支を考えながら活動が進めてゆくうえで、メンバーの取り組みに濃淡が出てしまう。出費に対するコントロールが甘くなりがちである。厳しくいえばNPOなのでメンバーを失う。しかし、NPOの設立理念とビジョンに共感して集まってくれているなら、全体を理解した上で業務を推進してくれるはずである。そのような意味でも、NPOはリーダーが理念とビジョンを明確に提起し、できれば運営もガラス張りにできることが望まれるが、どのNPOでもこの要件を満たすリーダーに出会うことはまれである。現役時代に大きな企業で理念・ビジョン・運営方法を共有するスタッフと組織に守られていた人が、NPOのリーダーがすぐに務まるかというと、そう易しい問題ではないところがNPO運営の難しさである。関わる側としては、自分がどのような理念・ビジョン・運営規律で参画しているかを明確にしてゆくことだけは大事にしてゆきたい。
2015.06.18
コメント(0)
団塊の世代としてバブル後の危機でリストラの現場を経験した。その中で今でも残る疑問は、会社が大赤字の危機にあるというのに決算を前に期末の年次有給休暇の消化のために組合の職場幹部が走り回っていたことだ。会社大事で育った段階の世代としては、危機を乗り越える方策を徹底して考えねば、会社そのものが危ういと考えていたが、職場で働くメンバーを導く組合は違った。労働者の権利行使のほうが先であり、これは取り返しがつかない問題と考えていたようだ。会社を変えることはできても、今の期間中に休暇を取得する権利を行使しないと消滅してしまう。かけがえのない権利行使だと。時代の変遷を感じたし、労働者の権利を行使しつくされてつぶれる会社ならつぶれてもしょうがない。中高年こそ会社の存廃が致命的に重要なのだろうと突きつけられた思いがした。私の人生の中でもこのあたりが部下から理解されにくいポイントだったのだろうと思い知らされた。しかし、今、若い人が就業時間中でもラインなどで、職場に知られないようにいろんな連絡を取り合っていたりするとドンドン仕事から遠さかっていっているのではと心配する。権力で抑えるのではなく、その人の腹のそこからの理解で動いてゆかねばよい仕事はできないと当時から言われていたが、今になって、その重要性を再認識させられている。
2015.06.17
コメント(0)
同窓会から町内会にいたるまで、繰越金の増減にこだわりが強い。決して赤字にはしないように勤めるし、期末には幹事が繰越金を増やしたことをどや顔で報告する。ビジネスの社会での長い習慣が染み付いているのだろう。同好会のような団体でも繰越を作ろうということに無用の力を働かせて会員の陰での不満を生み出すようである。そんななかで、NPOに近い団体でも名経営者と呼ばれていた人が赤字を作って、しょんぼりと退任されるのを見ると、このような日本の風土もいかがなものかと思いもする。しかし、名経営者に赤字報告をする際に詰め腹を切らされた元部下が団体にいたりすると止む無いかとも思ったりする。職場を同じくしたものが団体を作るのも良し悪しというものだろう。それほどに黒字を確保するというのは、絶対的な価値としてまかり通っているのだ。いつか、自分も赤字の責任を取って退任するのだろうなとしみじみと先輩の退任を見守るしかできないでいた。
2015.06.16
コメント(0)
高齢になり持病や介護を抱えながらも、これまでの経験や見識を活かす道を最後まで追求する活動は止められない。とくに中小企業などは経験も足りないし、人でも不足する。そこで、中小企業のかゆいところに手が届くような支援を考えて提供する。時節柄、自身の経験から仮説を立てて中小企業に提案するが、必ずしも思うようにはゆかない。10社に提案しても、1社に実るかどうかわからない。一緒に仕事をしてきた先輩が体力の限界を訴えられて卒業された。最後の活動には、これまでのビジネス人生の集大成が含まれているので、なおのことさびしい気持ちが宿る。あんなに輝いておられた先輩の助言がこんなにも簡単に聞き捨てられてゆくのを目の当たりにして残念の限りである。また、一方で、あれほど自信にあふれた言動をしておられた先輩が、やはり周囲の部下の面々のサポートで実績を挙げてこられたことも見せ付けられると、個人で威勢の良いことを言っても組織に支えられた個人であり、一人でできることというのは謙虚であるべきだと強く感じる。自分も一つ一つの仕事を最後の仕事だと考えて、後ろ指をさされないように活動しようと反省させられた。
2015.06.15
コメント(0)
年金の振込み日。今年は情報漏えいがあったので、すぐに振り込み確認をした。おや、前回の振込みよりわずかに増えている。いままでデフレスパイラルに慣れていたので増額というと驚く。それでもインフレ増額には間に合わないのだが、今回は情報騒動があったので、当たり前の振込みが入っているとありがたいと思えるから不思議である。ありがたい話である。いろいろな作用があって、ありがたいと思う魔術にかかってしまったようである。だんだん複雑な世の中になってゆくと、このような事件のとばっちりを受けることが多くなるのだろうなあ。トラブルが起こりませんように。ナマンダブ・ナマンダブ・ナマンダブ。祈るほかありません。
2015.06.15
コメント(0)
安全保障法制とは、戦う条件の整備であるという。日本人は平和ボケしていては、その隙を疲れて国土も守れないという。しかし、人口減少社会が、いつまでも国土保全のために戦う様は自然となじむのか疑問である。若者を戦わせるほど、絶海の孤島守備が重要なのか。国際社会は見ているはずである。暴挙が許されるのかどうか。平和や平穏は、戦争の合間にあるもので、戦争という非人間的な状況を導かない努力が重要なのだろう。日常のマンネリがいやで、非日常性を生活の中に折込みメリハリをつけるのだが、戦争という緊張をメリハリに組み込むことは断じて避けねばならない。戦争は終結させる手段を人類は持ち合わせていないからである。生まれてきたからには、それぞれの個人がしっかりとした自立し、それぞれの長所・弱点を活かし補完しあう協力関係を見出さねばならない。個人レベル・庶民レベルで考えればすぐわかることが国歌レベルでは中々分かり合えないが、草の根の交流のなかで、少しでもお互いの祖先の蛮行・善行を交換し合い、国家レベルに持ち上げられるようにささやかな積み上げを行いことが大切だろう。それが適切な関係の発展につながると思うが、その動きは小さすぎないかと懸念している。若い世代の交流の推進に役立ちたいと思うばかりである。
2015.06.14
コメント(0)
NHKの心の時代で、安斎育郎氏の70歳台の生き様を見せていただき感動した。放射線防護学者として、福島原発事故のような事態を心のそこでは想定しつつも、具体的なアクションに結び付けられず、その後も被災者に対して適切に対応し切れていないことを反省し、これまでの半生の贖罪として、福島住民を支え続けておられるのには、心底から敬意を表したいと思った。70台になっても、金稼ぎに追いまくられ、海外旅行とゴルフの回数スコアだけを追い回している人々に食傷気味だったときに心が洗われる取り組みに触れ、背筋が伸びる思いだった。70年も生きてきたら、周囲に迷惑を振りまいてきたこと、次の世代にしっかりと引き継がねばならないこと、負担の次世代への先送りをしないことなどで、やるべきことがいっぱいあるが、70を過ぎてもまだ自分の快適さに目を奪われて、政府の補助金探しにうつつを抜かしている場合ではないと、思い直した。難しい問題ではあるが、みんなでわたれば怖くないという空気に同調することだけは避けたい。
2015.06.13
コメント(0)
OBになると現役時代の夢の事業を始める人もある。あれだけの人だからやれるだろうと思っていると、意外にも稚拙な力量に驚くことがある。しかし、プライドを傷つけないために中々直言できないことが多い。そして、気づいた人は黙って去るということになる。裸の王様を字で行くことになるが、本人が気づかなければやむをえない。やれるところまでやって、行き詰ったところで気づいてもらうしかない。やり始めたことなので、お客様に迷惑をかけないように全力を尽くすのみであり、つまるところ私ができるところまでしか責任をもてないということになる。先輩から、「まだやるのか」とそっと聞かれたが、「やれるところまでやるだけです」と答えた。できるだけプライドが傷つくことが小さいようにと努力するのみである。
2015.06.12
コメント(0)
永年退職すると定期健診の時期を自分で選べるようになる。自分の体の癖があり、私の場合は5月に問題がおきやすい。今年も例外ではなく、5月に痰に血が混じるという状態が起こり、まだはっきりしない状態である。そんなこんなで今日ドック検診を受けてきた。胃がん・大腸がん・肝臓がん・すい臓がんなどの問題はなく、糖尿病もやや改善傾向とされ、肺以外には問題は見つからずほっとしている。肺に関しては近くにある結核専門病院で引き続き検査中であり、とりわけシリアスな事態には至っていない。肺の問題などがあると気が重く、ほかの病気まで心配になるが、このように課題をクリアにしておくと気が晴れる。やはり、健康診断は最悪のコンディションのときに受診するに限る。
2015.06.11
コメント(0)
西欧文明のベースになっている一神教に関しては、帰依し従うものには寛容だが異教徒・異端に関しては容赦ないところがあるという。宗派により差はあるが過激派を生む土壌があるようだ。キリスト教徒でありながら長く戦乱を積み重ねた反省からルネッサンスは勢いづいたようだが、基本的な精神構造は引き継がれ、その先にイスラム教があるようだ。一方東洋においては民族独立の折にその矛先になった日本に対しては乗り越えるべき対象と定義された国々があり、憲法や国歌に刷り込まれている事態は、その打開が容易ではない。西も東も難しい状況が山積するが、これら行き詰まりを打開するのは長期的な取り組みが必要になる。そうなると単なる主張では解決できず、祈りにも似た共感を醸成してゆかねばならないのだろう。若い人々に和解を打ってかけ続ける必要があるのだろう。根気と熱意のいることである。
2015.06.10
コメント(0)
ベトナムから堺市に人形劇がやってきた。泉ヶ丘駅前広場で開催され、開演前には総領事以下館員一行が挨拶に出ていた。人形劇は大衆的な演芸で、庶民生活の中の楽しみを歌と楽器演奏と人形劇であらわされており、何が演じられているかはわかりやすいものだった。日本の文楽とは異なるもので、具象的なものであり、世界のだれにでも理解できるものだった。その上に、曲や歌は日本民謡の追分歌に、調子を上げた楽器演奏は祭囃子に似ていて、このまま天神祭りで興行してもぴったり合うようにも思われた。明日は、総領事館でステージショーやシンポジウムがあるようで、楽しみだが、生憎健康診断前で、絶食しなければならないのでつらいところである。周囲は堺市民であり、ベトナム中部との朱印船貿易つながりで、いろんなベトナムファンが詰めかけていた。総領事を囲んでお茶会を設ける話や、中部地区の日本語学校への浴衣寄贈の話などで盛り上がっていた。民間交流の盛んなところであり、これからの広がりが楽しみである。
2015.06.09
コメント(0)
退職して持病を治し、ボランティアなどを始めている。しかし、大きな課題は自立である。生きてゆくことは家事であり、応分の分担をしなければならない。家内は、万一のことが会ったときに困らないように準備しておかねばならないという。しかし、家庭に入ってこんなにあるかと驚かされる。人一人生きてゆくことは大変である。特に料理は大変である。スーパーで出来合いのものを買ってくると簡単だが、野菜が不足するので自分で作るように求められる。夫婦ともに持病があるので、そのあたりは十分に考えなくてはならない。今まで稼いできて、その年金で生活しているのだから気楽にというのは甘い。家政婦を雇うほどに稼いできたわけでもないので止むをえない。また、家内のほうも体力が若いころとは異なるので、自分のしたいことをやりながら片手間に家事をできるほどではなくなってきているのも良くわかる。結局、生きてゆくのは大変であり、自立できるようにしておくのは、夫婦のいずれかが患いをしたときにも必要になることだと今頃になって解った。われわれ団塊の世代は今頃の気づきだが、団塊ジュニアぐらいからは結婚してすぐか、する前から気づいているようだ。
2015.06.08
コメント(0)
今まで承天閣を見てなかった。相国寺そのものが室町時代の政治の中心地だったと教科書では学んでいたのに足を運んでいなかったのは無精に過ぎた。夢窓国師が臨済宗のこの寺の開祖に選ばれ、7人の天皇の時代に指導的な役割を果たしたのは、若いころから仏教の伝来に心を砕き、朝鮮半島を通じて伝来された仏教を極めるために、五島に赴いて仏教研究も行い、五山から中国人の高僧を呼んで開廟されたくらい、周到な根回しができる人だったことにも感激した。日韓関係や日中関係を回復する人材にもこれくらいの周到な育成が必要であるのだと考えさせられた。承天閣には伊藤若冲の襖絵が飾られており、これらの絵も美しいだけでなく、シンプルな中にユーモアや思考の広がりを知らせるものであり、高貴な絵の中にも庶民的な視線や虫けらにも思いを寄せる現代的な視線があり、虫愛ずる姫君に似た見方に大いに感心させられた。歴史的な作品には、大いに触れるべきだと改めて思い直させられた。
2015.06.07
コメント(0)
日韓関係について、憲法や立国精神に抗日が織り込まれているので、関係改善が難しい現実があるという指摘があった。いろいろ日韓関係を述べる中で、感情的になりがちなところを一番重要なポイントから説明されたのには感心した。韓国の独立記念館や国立博物館を見ると、韓国の歴史が中国や周辺国と常に緊張関係にあったことが良くわかるし、北朝鮮と統一するときには何をベースにするかというと抗日ということで共通点を見出さざるを得ない実情が読み取れる。それだけにその事情に感情的になるのではなく、読み取った上で相互に国家がよくなるように協力し合う道を常に探り合っていないと緊張に火を注ぐことになる。これは、中国との関係でも同様で、国歌を聴くたびに引け目を感じるのは、抗日戦線の士気高揚の歌だからだ。このあたりは常識なのだが、日本国民に広く理解されているようには思わない。歴史認識を持ちながら未来志向というのは、かなり日本の自制する側面を伴うものである。欧米諸国は植民地政策を経験しているので、欧米と接触するほうが心地よいのだが、欧米かぶれだけでは将来の日本はないだろう。
2015.06.06
コメント(0)
日韓関係のこじれは容易に解けそうにない。我が家の近くに国の特別史跡百済寺跡が公園になっているが、滋賀県や奈良県にも百済寺があるように、日本人の歴史とルーツには韓国や朝鮮半島は切っても切れない関係になることは明らかである。欧米から見ると兄弟か親族のような関係に見えると思うし、事実そうである。手の内は手に取るように知り合っていながら、海を隔てて生活するというのは、お互いに都合の良いときに利用しあうことも多く、恨みやねたみも深くなりがちである。これは兄弟親族の間のいさかいにも似て第三者が介在しにくいものである。しかしながら、少し長い歴史を遡ってみれば共有できるものも多いのだから、ぜひ若い世代の人々には両国の関係を偏らない目で学んでほしいものである。日本の占領時代の虐待の展示などが強調されがちな博物館などでも、少し大げさかもしれないという目を持ちながら、そのような占領を行った場合に自身はどのように統治できるのかということも考えてほしい。安保法制が整備され、威勢のよい言動が生まれてくるが、実際に武力を行使して勝ち負けが起こってしまった場合にどのように始末できるのかを考えるよすがになると思う。韓国の若者のほうが日本のことを良く学んでいることはうれしいことであるが、「かわいい」だけではすまない事態が将来しないことを祈りつつ、文化面での学習による備えのほうも吟じ法制整備以上に重要だと思う。18歳の君は、一票を投じる権利を持つし、兵役にも備えなければならないのだから。
2015.06.05
コメント(0)
若いころの肺結核が蘇った。結核菌は石灰化して閉じ込められてしまうのだが、経年変化で時々石灰が磨り減って姿を現す。そのために肺胞が破られて血痰が出た。これは肺胞の細胞が結核菌に負けたことを意味するのであるが、もちろん抵抗力・免疫力もあるので再度封じ込めになり石灰化して戦いは収束するはずである。しかし、血糖値が高かったり、疲労による免疫力低下をきたしていると封じ込めなくなり病状が改善しないことがある。血痰はこの戦いの兆しであり、すぐに結核専門病院に行って、CT検査とかく痰検査を受けた。菌を排出していないことを確認して日常生活に復帰するが、戦いの情勢が悪いと微熱が下がらない。その間は安静をする必要がある。せっかくのゴルフに加えて、泊り込みの同窓会もドタキャンを余儀なくされた。学生時代の結核の時には、急遽演奏会に出演できなくなり迷惑をかけたりしたが、50年近くを経て、平気な直して元気にやってますという顔を見せるより、あの時はずいぶん迷惑をおかけしましたという顔を見せろと警告してくれているように思える。また、結核は常に潜んでいて、抵抗力が弱まらないように、血糖値を上げない生活習慣を心がけるような警鐘を鳴らしてくれていると思わなければならないのだろう。
2015.06.04
コメント(0)
70歳にもなると自信の社会貢献できるエリアはぐっと狭まる。その狭まったエリアで人事の停滞が起きて密室政治とお金のやり取りが生まれ腐敗が生じる。FIFAの腐敗は典型的な老害の事例であり、一旦このような独裁体制が生まれたならばどのようにこれを突き崩すことができるのか。世界で、貧困や格差問題が問われる中で、このような密室で巨額のお金が真逆の方向に流れているのには憤りさえ覚える。とはいうものの、FIFAほどの組織になればこれを正そうという力が働いたことに少し希望も覚える。世の中には似たような密室と独裁体制が多く存在しているように思う。これらにも同じような光がさすことを期待している。また、そのような光の方向にできるだけの努力をしてゆきたい。
2015.06.03
コメント(0)
年金機構のシステムにウィルスが入り、125万件の個人情報が流出した。情報セキュリティーに関しては、日本人だけの純血主義では防衛できなくなってきている。IBMのセミナーに参加して、ダントツの安全を誇実績を聞かされたが、担当している人は国籍にはこだわっていない。フロアで説明に当たっているのは中国人社員だった。言われてみれば、我が家のセキュリティーソフトの会社も多くの優秀な中国人社員を採用して顧客対応に当たらせている。スマホやタブレットなど端末の数が飛躍的に増えて、それぞれが世界の技術者により連携したり、時に反社会的な活動をするのだから、安全保障は集団的自衛を行わないとできない状況である。国会では軍事面だが、IT界でも世界との連携が大事になってきている。
2015.06.02
コメント(0)
大先輩の事業を手伝ったが、どうも軌道に乗らない。老骨に鞭打って頑張られたが限界を迎えた。非常に残念である。その先輩の口癖が「勝ち馬に乗る」であった。国内で労働力が不足する中で海外との連携を進めようとされたが、政府の補助金などを活用し良いとしたのが活動を弱めたのかもしれない。老獪な手法によろうとしたのが、却って気を使うことも多く消耗されたのかもしれない。大先輩が去られた後は、残る人材で同じ轍は踏めない。幸い、同じ会社のOBなので、会社の経営理念を共有できるはずである。ただ、経営陣がええかっこしいなので、生身の経営をできるかどうかがポイントになる。創業の苦しみを残ったメンバーとどのように共有できるかどうかである。かなり荒業で今までのやり方に大ナタを振るわねばならないと思うが、それができるかどうか。経営陣の手腕が問われる。海外の労働力を日本に入れるという「勝ち馬」の環境はあるのだから。
2015.06.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1
![]()

