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♪ ふじ色に朝の誉れの清らなり ただ一日のけふのはじまり 3日続いた雨も止んで、清らかな朝がやってきました。 大気の塵も洗われて、澄んだうす紫色のアサガオが今日一日の始まりを祝福しています。 唯一無二の今日という日が、誉れ高いものでありますようにと・・・・ アサガオは、英語で「 morning-glory 」。朝の誉れとは美しい響ですよね。 朝顔 古くから人びとに親しまれ、特に江戸時代以降、文化・文政期、嘉永・安政期、明治・大正期に葉や花の変化を楽しむ大ブームがあったそうです。 これらの朝顔を「変化朝顔」と呼んでいて、特に江戸時代はこれらを記載した“朝顔図譜”と総称される文書や絵画資料が多く残されているそうです。 朝顔は一年草で、変化朝顔を維持するには今日の遺伝学でいう突然変異体を選抜して栽培するという、先進的な方法で栽培されていたそうです。 メンデルの法則を知らない江戸の人々が、こういう先進的な方法で毎年新しい朝顔を咲かせて、大いに楽しんでいたということに驚きます。 千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館では「くらしの植物苑」で朝顔の交配し、「変化朝顔」の研究をしています。 くらしの植物苑特別企画「伝統の朝顔」 ~9月7日(日)まで
2008.08.31
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♪ 生物の本能なるや天災の渦中にありて悲しみを見せず 命にまで災害が及ばなかった安堵からか、自分一人だけではないという仲間意識からか罹災した人々の表情は意外に明るい。 家財を失い住む場所さえ失った人でも、達観したような或いは諦観なのか、皆一様に悲壮感を(表面上は)感じさせません。 人類は長い歴史の中で、天変地異と戦ってきました。 闘って勝てる相手ではないことを身をもって体験し、諦観をDNAに取り込むことでしか生きられないと悟ったのでしょうか。 日本人はこの災害の多い国に生きて、無常感を胸にじっと耐えながら、復興・再生に黙々と努力してきました。 お上に対しても天災と同じように、逆らわずにじっと耐えて生きてきました。あまりにひどい社保庁の、国民を愚弄する数々の犯罪的行為に対しても、じっと耐えてるだけのように見えます。 こういう国民性が、アメリカのような変革を好まず、長く自民党政権を続かせて悪の温床を作り上げてしまったのでしょう。 この辺で目覚めないと・・・・・・・・・・。 このまま放っておくと大変なことになりますよ~!
2008.08.30
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♪ 絶え間なく激しき真夜の雨音に目覚めて思う水没の空 一体どれだけの水が空から落ちてきたのか。 空にあるプールの底が抜けたような大雨が、夜中じゅう降り続いて、その激しさに目が覚めた。 愛知県岡崎市では14万世帯すべてに避難勧告、名古屋市の幾つかの区でも避難勧告が出ました。岡崎では深夜2時までの1時間に146mmの雨が降ったとか。各地での道路の冠水も心配されます。 それにしても自然の猛威は計り知れないですね。 南からの湿った空気が前線に流れ込んで、発生した雨雲が雨を降らせていると言う。その雨を降らせる能力の物凄さが、簡単なメカニズムで起こっているということにただただ驚くばかりです。 愛知県には大雨洪水警報が出たままです。これからも雨は続き、明日の朝まで警戒が必要とのこと。 大きな被害が出ないことを望むばかりです。
2008.08.29
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♪ 秋風の福田を揺らしおろおろと粃(しいな)が揺れる野の風の中 又もや農水相の不透明会計処理が発覚。 安倍内閣で二人が降板し、内一人が自殺したという記憶も新しいのに、福田内閣も同じ轍を踏む。「集団レイプ」発言や「国民がやかましい」発言の太田農水相の厚顔無恥の破廉恥振りは見苦しい。 こんな人を大臣にした首相の任命責任は逃れられないでしょう。 名は体を表すという。「太田」までは農水相にピッタリとしても「誠一」はその言葉に当たらない。 どいつもこいつも「しいな」の様に中身がない。空っぽのまま大臣なんかになるもんだから、自分の言っている事やっている事の判断も付かない。 粃(しいな)とは、 1、十分に実っていない籾。殻ばかりで、中に実のないもの。 2、果実のよく実っていないもの。また、中身のからっぽなもの。 野党の風当たりは強くなり、一方でオリンピックの後のマスコミは新しいネタの登場に喜んでいることでしょう。 この世界的不況で深刻ならざらぬ状況の時に、福田首相は他人事のように素っ気ない。 川の流れにうたかたの様な粃が、ぷかぷかと浮かんで流れてゆくのを、悟りを開いた高僧のようにただじっと眺めているかのようです。 またまた臨時国会での空転が始まると思うとうんざりです。 星野ジャパンの傷が癒えない国民は、夢も希望もないニュースばかりで、 新聞もTVも見たくなくなるというものですよねぇ。まったく、・・・。
2008.08.28
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♪ しなやかに路地をとび出し疾走す若きくろ猫妬みをおぼゆ くろ猫が、路地をゆく私の前方から突然飛び出し、こちらへ向かって疾走して来てあっという間もなく目前の庭に飛び込んで行った。 飼い猫らしく首輪をしているその黒いしなやかな姿態に、わずかながら嫉妬を覚えました。 今朝は久しぶりのウォーク&ランに出たのはいいが、好きだった坂道コースを迂回してしまった。寄る年波のせいか夏のダメージのせいか体が重く気力もイマイチで、最初の坂で今日の朝ランを見切ってしまいました。 そんな帰途に見かけた黒猫の肢体は若さが漲り、若い生を謳歌しているように見えました。 昔に戻りたいとは思いませんが、体力の衰えは如何し難く出来ることなら取り戻したい思います。
2008.08.27
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♪ 冷やさざる麦酒の泡のあま白く亡き友偲ぶオーディオ鳴らまし オーディオのアンプ創りに精通し情熱を賭けていた友人の青木さんが逝って半年が過ぎようとしています。 秋の気配が日ごとに増して、憎らしかった夏も過ぎてしまえば懐かしいとさえ感じる今日この頃です。そんな季節の変わり目の、メランコリックな気分には洒落た音楽が聴きたくなりますね。 音源にある音をただ再現するだけではなく、「空気感」そのものを表現したいと言っていた彼はまた、音楽は聴く側の資質によって変わってしまうものだとも言っていました。 こういう音楽をこういう音で聴きたいというものがなければ、本当の音楽ファンとは言えないとも言っていました。 彼は、演奏している人が何を表現しようとしているのかを考え、音が空気を振動させて伝わる瞬間の「間」のようなものを、いかにアンプで表現するかを考えていたようです。 そんな彼が選んだ、30cmのユニットの入った大型スピーカーが我が家にあります。 オランダ・フィリップス社製の複合スピーカーで、ダブルコーンという特殊なユニットです。手製の大型のボックスに入っており、伸びやかな重低音をゆったりと響かせてくれます。 幅60cm、高さ90cmのボックスは、独身時代にオーディオマニアの義兄と一緒に創ったもので、かれこれ35年ほどになります。 しばらくの間は大いに邪魔者扱いされていました。 しかし、最近では、家族がDVDやCDをかける時に活用するようになり、大いに有難がられています。 かなりの音量にしてもうるさくはなく、迫力のある重低音を響かせて映画や音楽を楽しんでいます。最近のハリウッド映画は音が重要な要素で、その映画館の迫力を再現している気分です。 インターネットラジオは勿論、たまにLPレコードなどもしっかり音量を上げて聴いています。幸いなことにさほど近隣に迷惑がかからない(多分)環境なので、非常に幸せなことだと思っています。
2008.08.26
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♪ あいまいのもこときえゆく敗将の力の差などないの言葉の 危惧したとおり星野ジャパンはメダルを逃してしまいました。 金しかいらないという意気込みはどこへ行ったやら。 言い訳にならない意味不明の会見で、「力の差は無いと思う」「本当のことは言えない状況だった」云々はどうかと思う。「期待されながらそれを裏切った。おれは何を言われても甘んじて受けるし、風当たりも受ける」。監督の責任は当然あるでしょう。 しかし、もっと問題なのは選手の力のなさ、意気込みが空回りするメンタルの弱さです。 ストライクゾーンが違うとか、万全じゃなかったなんていうのはプロがいう言葉ではないでしょう。甘ったれていると言われても仕方がないね。 今回の五輪は男女の差がはっきり出ました。女性陣の奮闘に比べ、男子のふがいなさが浮き彫りになりました。 最後の踏ん張りどころで踏ん張りきれないのは、やはり守りの意識が無意識の中に居座っているからでしょうか。 安定を求めて安住の中に身を置いている生活がそのまま出たのでしょうか。勝負する前に負けているということ。 中国選手の意気込みを、もはや日本の男子の選手に求めることは出来ない相談ですね。 今後、しばらくの間は中国の時代が続くことでしょう。金メダルの大半を中国が取ることを、もう誰も止められないでしょうね。
2008.08.25
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♪ 久々に体沈めしバスタブに夏が気泡と溶け出してゆく 急に涼しくなって、ひと月振りに風呂に入りました。 ずっとシャワーで過ごしてきて、久しぶりに入るバスタブは、放浪の後に自宅に帰って来た気分です。 バスタブに身を沈めていると、体に刻み込まれたつらい夏の記憶が泡となって、ゆっくりと湯の中に溶け出してゆくようです。 暑さを紛らわせてくれたオリンピックも、涼風と共に終幕を迎え、なんだか急に淋しくなりました。そのせいかどうか昨日はやけに体がだるく、夕方前から座布団に横になってうつらうつらし、そのまま夜を迎えました。 食事をした後も眠く、風呂に入って間もなく寝てしまいました。 普通うたた寝をし過ぎれば、夜はなかなか寝付かれないのに、昨夜はそんなこともなかった。 一体何時間寝たのだろう。 涼しさを感じると同時に緊張が緩み、夏の疲れがドッと出てきたのでしょうか。
2008.08.24
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♪ 100年後このシンプルなスポーツのストイックをして怠惰といわらむ ときどきサッカーを観ていると、この原始的なスポーツが滑稽に思えることがあります。 手以外ならどこを使ってもいいというものの、手を使わない事がいかに不自由でまだるっこいものか。そのためなかなか点が入らない。 絶好のチャンスも、ミスキックで大ききく外してはまた振り出しに戻る。 ストイックの塊のようなこんなスポーツは他にないでしょう。 中国の蹴鞠を起源とするとFIFAが発表したらしいですが、イギリスの兵士が敵将の首をはねて蹴って遊んだものが始めだという説もあります。 イタリアでもカルチョというサッカーの起源のようなものがあったり、日本にも蹴鞠があります。 原始的な遊びゆえに、時期はずれるにしても各地で自然発生的に似たようなことが行われていたんじゃないでしょうか。 このハイテクでハイブリッドの時代にもっと新しいスポーツが生まれてきても良さそうな気がします。 でも、ボール一個あれば原っぱでも公園でもちょっとしたスペースがあれば楽しめる、この原始的でなかなか勝負がつかないところが、特に後進国ではもっとも親しまれている所以なんでしょうね。
2008.08.23
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♪ 繁殖は受け皿の中ボウフラの湧きて悲しきインドアグリーン 小さな蚊にあちこち喰われて、いったい何処から侵入してくるのかと不審に思っていた。 ある日、何気なく部屋の中に置いていた観賞用植物の受け皿をみてビックリした。なにやら水の中でたくさんの虫が蠢いている。 よ~く見ると、なんということか、ボウフラだった。 「シラサギカヤツリ」が花を咲かせて、何やら涼し気だったので部屋で鑑賞しようと持ち込んでいたのです。 水生植物なので、受け皿に水がそこそこ溜るようにしておいた。その受け皿に蚊が卵を産んだらしい。まったく油断も隙もない。 蚊は水があるところならどんなところにでも卵を産むということは知っていましたが、まさかねぇ。家の中で蚊が繁殖しているなんて、考えてもみなかったことですよ。 受け皿のボウフラは、そのまま金魚の餌になりました。
2008.08.22
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♪迫りくる鬼の形相不気味にも頬の揺れたるスローモーション 短距離走を正面から捉えたスローモーション映像は、その激しさを別の次元で見せてくれます。 不気味に頬を上下に揺らして鬼気迫る形相。 100分の1秒単位での闘争の迫力に圧倒されますね。 やってくれました。 ボルトが驚異の世界新記録19秒30でぶっちぎりの優勝です。 50年いや100年は破られないだろうと言われていた陸上男子200m・マイケル・ジョンソンの 19秒32の記録を、12年であっさり更新してしまいました。 黄金のシューズを脱いでジャマイカ・ダンスのステップを踏み、ボルトもかなり興奮していました。 「全力を出し切った。一生懸命、自分を奮い立たせてゴールまで走り、もう何も残っていない」と のコメント。 それにしても随分遅い時間に陸上競技の200m男子決勝が始まりましたね。 北京とは時差一時間ですから、現地時間は夜10時20分。 選手は、体調をその時間に合わせることも勝負の内ですね。 最近のオリンピックはTV放送が最優先で競技の時間を決められ、選手のコンディションなど二 の次になっています。 けが人が続出するのも無理からぬことと思われます。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.21
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♪マンションにパズルのごとく灯のともり小夜の田圃にコオロギ鳴けり 昨夜、久しぶりに夜のウォーキングに出掛けました。 午後に待望のシャワーがあり、しっとりと地表を濡らして涼しい風が吹いていました。 酷暑に活動を停止させられて、どんよりと鈍っている体に刺激を入れてやろうと思って・・・・ 真っ暗な田圃には幾種類かの虫の声が聞こえ、秋の到来を実感しました。 遠くにポツンと建つマンションの明りが、クロスワードパズルのように灯っています。 周辺に田園のある小都市に囲まれている名古屋は、電車で30分が通勤圏内です。 ベッドタウンとして流入している人口が、在郷の人の数を大きく上回っています。 現代的な都市空間から、カエルや虫の声が聞こえる家にたった30分で帰れるというのは、大変 豊かなことだと思いました。 夜のウォーキングコースはちょうど1時間かかります。 久し振りなので少々疲れましたが、快い疲労感は快眠を約束してくれます。 ナイトキャップも必要なく、床に着けばいつの間にやら夢の中です。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.20
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♪ジャマイカの風吹き抜けて限界の見えぬ速さや黒き稲妻 100mであまりにもアッサリと9秒7を切ったジャマイカの彗星ウサイン・ボルト。 時速にすれば37Km/hという驚異的なタイムも、ゴール前は力を抜いて流していました。 本気で走ればこんなもんじゃないと言わんばかりの余裕のゴール。 身長196cm、体重91kg。彼の名前とその稲妻のごとき速さから"Lightning Bolt"や"黒い稲妻" の異名を持つ。 水泳と違って、スプリンターは純粋に自分の肉体だけの勝負です。まぐれもありません。 一体人間の限界はどこにあるのでしょうか。 ジャマイカはスプリンター王国で、アサファ・パウエルはもちろんカナダの選手ドノバン・ベイリー やベン・ジャンソンも出身はジャマイカだそうです。 小さな島国は平坦なところがなく、いつも坂のあるコースで練習しているため足腰が強いのが 要因とか。 大腰筋を鍛えることで驚異の走りを獲得したとも言われています。 200mにも出場していて、他の選手とは別の星からやって来たとしか思えないほどの走りを 見せています。 日本時間20日(水)の夜8時には陸上200メートル決勝が行われる。 向こう百年は破られない」と言われるアトランタ五輪でマイケル・ジョンソンが叩き出した 19秒32の記録を破るのか。 こんなすごいものを目の当たりに出来、その瞬間の同じ地球の空気を共有しているることを幸 せに思いますね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.19
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♪まだ暑き里に戻りてアキアカネ風のしらべに紅をまとわむ ♪秋風をさそいに里へ戻りきぬまだオレンジのアキアカネ翔ぶ 数日前、まだ猛暑の中を赤とんぼの一団が勢いよく飛びまわっていました。 ずいぶん気が早いやつらだと思っていたけど、朝晩は結構涼しくなって秋の気配が色濃く なってきましたね。 自然を相手に自然のままに生きている生物たちは、季節の変化を見落とさないんですね。 まだ薄オレンジ色で、徐々に赤色を帯びてあの真っ赤な赤とんぼらしくなってくるのでしょう。 ナツアカネとアキアカネの二種類がいますが見分け方は簡単です。ナツアカネアキアカネ ナツアカネは全身が真っ赤になるのに比べ、アキアカネはシッポだけが赤くなり黒い斑点が あるのですぐに分かります。 秋の風物詩の赤とんぼは、平地の学校のプールや田圃などの浅い水のあるところならどこに でも卵を生むそうです。 孵化し、6~7月になって一旦涼しい山へ避暑にいきます。 そしてこの季節になって再び故郷に戻ってくるのだそうです。 アメリカの一部では、「トンボは魔女の手下で、うそをつく子どもの口を縫いにくる」という言い 伝えがあって、子供たちが怖がるのだそうです。 英語でdragonflyというだけあって、よく見ると確かに怖い顔をしていますね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.18
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♪回転し宙返りして鉄棒に戻る刹那の怖ろしきかな よくもまあんな無茶なことをやるもんだ。 ぶら下がるだけでも大変なのに、高速回転で遠心力までつけて、棒上に飛び出していく。 あろうことかひねりまで加えて宙返り。その着棒の瞬間のハラハラすること。 一瞬のこととて連続でやられると肝を潰される。 新人の19歳、内村航平のあん馬で失敗してから掴んだ逆転の銀は金以上に価値があるね。 周囲もコーチも、彼を天才と呼んでいるらしい。 難しい技もすぐにマスターし、新しい技に挑戦するのが何より楽しいという、新進気鋭のスター 誕生だ。 とにかく若いのに落ち着いているし、自信に裏打ちされたふてぶてしさも感じる、まさに大物だ。 個人種目別競技に出場するので、華麗でスリリングな演技が再び見られるので、今からすごく 楽しみです。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.17
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♪天井ゆヤモリ落ちたりパソコンのキー踏み越えてゆく秋まだ遠し まだ小さなヤモリが天井からポタッと落ちてきて、真っ黒いキーボードの上をゆっくりと越えて いきました。 立秋とはいえまだまだ猛暑が続くこの日、午後4時を回ってもまだ34度以上の暑さです。 夜行性のヤモリもあまりの暑さにクラクラッとして、手元が緩んだのでしょうか。 インドでは雀が暑さで木から落ちることがあると聞きます。 天井付近のいっそう暑い処にいるヤモリが、落ちることぐらい有っても不思議ではありませんね。 ヤモリも落ちるこの暑さは一体いつまで続くのでしょうか。 ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.16
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♪大国の虚勢は怖しLIVEにも虚像混ぜめる背徳の宴 北京五輪の開会式に、生中継は真実を伝えるという放送倫理を無視して、事前に用意して あったCG映像を混ぜて放映したという。 今回の事実の捏造は、現実は真実ではないという事を世界中に見せつけました。 罪の意識もなく軽い気持ちでやっていることが怖くもあります。 歌っていた少女の歌も別人の「口パク」だったらしいですね。 CG映像に関して言えばこれは犯罪に当たる重大な問題と言えるでしょう。 映像が伝えるものが信用できなくなるという危惧を、現実のものとしてしまったことの意味は大 きいでしょう。 最近のハリウッド映画の大部分は、CG画像を駆使して出来上がっています。 映画という虚像を前提としている世界だからこそ許されるものを、現実の中に持ち込むことは タブーでしょう。 やろうと思えばできてしまうという禁断の技術がまたひとつ、人々から「信用」という言葉を奪って 「疑う余地」を社会に与えることとなりました。 今後、VTRが犯罪の証拠に採用できなくなるだろうし、「アポロの月面着陸ねつ造説」が新たに 真実味を帯びてきたりします。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.15
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♪はらからの集い語らむ病歴や墓参の空のたかまりゆきぬ 残暑はまだまだ異常に厳しかった昨日、墓参りをしてきました。 海岸近くにある墓地は砂地で、海水浴場のように照り返しがきつく、いつもの年より暑かった ような気がします。 それでも空を仰ぐとずいぶん高くなっていて、間違いなく秋が近づいていることを感じます。 久しぶりに会う兄弟(はらから)は末の弟を除いて還暦を過ぎ、話題は自然に病気の体験談や お互いの老けた風貌の話となります。 そして、やれ膝が痛いだのヘルニアがあるだの大腸の検査だの、それぞれ抱えている問題も 俎上にあがって賑やかです。 年ごとに病歴のメニューは増えて、嘆きとも自慢ともとれる話で盛り上がるのでしょうか。 もう5年もすると、話題は孫の話に移って、益々老いの実感を強めていくのでしょうか。 生々流転、季節は移り歳月は過ぎて、栄枯盛衰の理のうちにただ流れ行くばかりです。 行雲流水。流れに身を任せてすべてを受け入れて行くことが必要なのかなと思います。 今朝はもうツクツクボーシが鳴いていました。 ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.14
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♪狭庭の草を取りなば打ち水の清々しさや朝顔の花 雑草のはびこった我が家の庭は、狭い庭だけにいっそう暑苦しく感じます。 思い切って暑い中を草取りすることにしました。 滴る汗もリクレーションと思えば我慢もできるというものです。 カチカチに固まった地面にしっかり根を張っている草は、手で引き抜くことなど到底できません。 それ専用の道具を使って、ガシガシと削るようにして取りました。 一時間ほど大汗をかいてきれいになった庭を見れば、病み上がりの散髪のように清々しいです。 夕方、すっきりした庭にホースで水を撒けば、それはそれは「涼しさが倍加したような気がし ます。「気は心」ですね。 今朝、明るい紫がかった水色の朝顔が二輪だけ花をつけました。 文字通り涼しさに花を添えてくれました。 でもなぜか今年は朝顔の花のつきが悪く、あまり咲いてくれません。 暑さのせいなのかどうか、理由がよく分かりません。 あなたのところではいかがでしょうか?ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.13
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♪あるじ病んで徒長せしまま鈴なりの 枝(え)を伸ばしたるミニトマトかな ご主人が脳梗塞で療養中の家はひっそりとして、飼い犬の声も最近は聞かれなくなった。 鉢植えなのか立派に伸びたミニトマトが塀を乗り越えて、通路のほうまでその実を誇っています。 夕日の中で収穫もされずにいる姿が、勢いがいいだけにいっそう淋しさがつのります。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.12
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♪カキーンと金属音を響かせて白球の飛ぶ熱き坩堝に 夏の高校野球が甲子園で熱戦を繰り広げています。 四年に一度のオリンピックに話題をさらわれながらも、負けずに青春の情熱を燃やしています。 昨日は延長戦2試合、その内の1試合は智弁学園がサヨナラ勝ちを納めました。 打球の金属音が響き、一斉に打球の行方を追う選手、ベンチの視線。 白球が野手を抜ければ、球場は興奮のるつぼだ。 スピードと全力プレーが、筋書きのないドラマを一層盛り上げます。 9回同点に追いつかれ2死二塁で、その回に守備についた「守りのスペシャリスト」がレフトへ はじき返された打球を、ノーバウンドで本塁へ返球し勝ち越しの走者をタッチアウトにした。 この一球が勝敗を決める大きなプレーとなりました。 粘って粘っての好ゲームで両チームとも悔いのない素晴らしい試合でした。 野球はいいですね。大好きです。 オリンピックの星野ジャパンが、セリーグ選抜と対戦してコールドゲームに匹敵するぼろ負けを喫 して、不安を覗かせています。 星野のことですから、選手をどやしつけて発破をかけていることでしょう。 いいんです。接線のほうが見る側も興奮するし、それを勝ち抜いていくところに野球の醍醐味が あるのですから。 きっと日本の底力を発揮して、いい結果を残してくれると思います。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.11
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♪下からのアングルで見る水泳の水の重さと戦える見ゆ 普通に水泳の映像を見ていると、いかにも気持ち良さそうに泳いでいるように見えます。 しかし、オリンピックの競泳で水中からの映像が時々映り、それを見ているといかに水と格闘 しているかがよくわかりますね。 水という液体の抵抗の大きさが、手の水をかく様子からよく伝わってきます。 優雅に泳ぐ白鳥が、水中で必死で水をかいている姿が連想されます。 見ると簡単で楽そうでも、見えないところでは頑張ってるんだぞと。 北島康介はやってくれそうです。予選も軽く2位で通過し、精神的なタフさを今回も証明して います。 谷亮子はちょっと緊張し過ぎていたように感じました。 ママの気持ちを持ったまま試合に臨んでしまったとも言っているようです。 もっと我武者羅に行けばよかったと後悔しているかもしれませんね。残念です。 5大会連続でメダルを取ったんですから凄いに尽きます。 銀銀金金そして銅。もう充分です。 ここで引退したほうが栄光を失うことなく五輪人生を締めくくれると思うのですが、さてどうする のでしょうか。 ほんとうによく頑張ったと思います。ご苦労様といいたいですね。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.10
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♪青黄色黒緑赤つながりて北京燦々加油(ジャーヨ)日本 8月8日、いよいよ開催しました第29回北京オリンピック。 先進国を超えんとする中国の黎明を華々しく告げる開会式は、社会主義国家の威信を漲らせて 壮大な「鳥の巣」一帯に大ページェントを繰り広げました。 開会式の「鳥の巣」現地からの報道写真 日本の金は20個程度が目標になるのでしょうか。 前回はアメリカが36個、中国が32個と中国がトップに躍り出てきそうな勢いです。 日本は幸い隣国なので地の利もあり、欧米に比べて有利なはずですね。 ジャーヨ(がんばれ)・ニッポン!!! オリンピックをはじめ今後の世界ニュースは中国関係のものが主流となって、毎日のように情報 がメディアに登場するようになるでしょうね。 大きな問題を抱えながら急速に発展させてきた中国。 五輪開催にこぎつけて、果たしてこのまま順調に国家運営されて行くのでしょうか。 多くの知識人がポストオリンピックを懸念しています。 何はともあれ猛暑を忘れて、隣国で繰り広げられるオリンピックという特別の祭典を大いに楽し みましょうか。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.09
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♪しょっぱくて酸っぱいことの当然の味が消えゆく人工文化 しょっぱいとか酸っぱいとかの度合いが強いものが、食卓から敬遠される風潮がありますね。 特に漬物の世界。人工的な不自然で妙な味付けの漬物が多数売られています。 特に梅干しに関しては愕然とします。 梅干しに蜂蜜だの水飴だのを入れて甘くする必要がどこにあるのでしょうか。 甘い梅干しなんてナンセンスだと思うのですが、それが一番よく売れるというのですから驚きま す。 この猛暑を乗り切るために塩分は欠かせませんし、クエン酸も疲労回復に役立ちます。 酸っぱさが食欲を増進させてもくれます。 本来の製法で作った酸っぱくてしょっぱい梅干しが、夏を乗り切るために必要なのですが、 それがなかなか手に入りません。 そしてやたらと色んなものが添加され、天日にも当てず工場生産されたものは梅干しの名に 値しません。 本来の味を求める輩は自分で漬けるしかないのでしょか。 文明の発達と共に生活様式も食文化も変わっていくのは当然でしょう。 健康志向で薄味志向になるのは良いことですが、本来の味が失われていくのは残念です。 エアコンの普及が季節感と共に味覚にも影響を及ぼしていることは確かなようです。 旅行先で買ってきた地元の婦人たちが漬けた「昔懐かしい梅干し」が底をついた今、妙な味の 梅干しで我慢している私は、この夏を乗り切れないかもしれない。 ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.08
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♪ファイバーの光が運ぶ不可思議や未だデータの引っ越せぬまま 8月1日、とうとう電話を光回線に変えました。 フレッツ光に入れば3万円引きになるという宣伝文句につられて、迷っていたパソコンの買い替 えも決めた。 順序が逆だけれど、そういうことになったのです。 光は電磁波ですからそれに音声や画像の信号を切り替えて送信するということはわかる。 それにしても、何だか不思議で仕方がない。 たぶん便利になったのだろうけど、今はまだあまり実感がないですんね。 残念なのは従来の電話が全く使えなくなること。停電になると電話がつかえなくなった。 停電でも使える電話としてダイヤルを回す緑の電話機を取ってあったのに、本当の遺物になって しまいました。 それにしても、パソコンのデータの引っ越しは大変です。 ほぼ完了したとはいえ、まだ出来ていないものもあるし、色んな登録サイトのメール変更手続き も控えている。 新しいPCの使い方や設定方法など分からないことも多く、これからもダラダラと苦悩の日々が続 くのでしょうか。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.07
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♪血管をミルク流るるごとき人の早足で行く炎天のなか 先日、まったく色素というものを感じないほど白い足の人に出会いました。 赤い血が流れているとはとても思えないほどその足は白かった。 たぶん貧血なんだろうと思ったが、意外とその婦人は歩くのが早い。 アルビノなのかも知れない。 しかし、色素欠乏という感じではないような肌あいではある。 ひどい貧血は自分も経験があるが、疲れやすく運動するとすぐ疲れて長い間歩くことなどとても 出来ない。 この婦人がスカートの裾を揺らしながら、炎天下を颯爽と歩いて行く様子はこの世のものでは ないような、何か不思議なものを見たような気がしました。 バルタン星人かスーパーサイヤ人か、多分遠いよその星からやって来たのでしょう。 きっと血液は白いに違いない。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.06
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♪せみ時雨クーラーのない部屋で弾くピアノは少し苛ついている まだ暑い夕方に、小学生の男子がピアノを習いにやって来る。 クーラーのない家に来てピアノを弾く心境はどうなのか聞いてみたい気がする。 今どきクーラーの無い家などそうは無い。 暑い外からやって来て、やっと涼しくなれると思うのが幻想でしかない我が家。 当の住人は慣れているのでいいかれど、普通は耐えられないでしょう。 二階家で古い構造の家なので、一階は普通の家より涼しいのは確かです。 それでも連日の酷暑日ですから、暑いことは暑い。 昨日の東海地方は37.9度まで上昇しましたが、体が慣れてきたのか耐えられない暑さとは感じ なくなりました。 汗をだらだらかいて、それをを厭わなければ体の方が対応してくれるんですね。 また、首に冷たいタオルを巻くのが一番効果があるようで、一日中濡れたタオルは手放せません。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.05
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♪匂い立つカサブランカや真白なるモロッコの街真夜の光芒 日本のヤマユリをもとに交配して作られたカサブランカ。 本来は真っ白な花で、おお振りの花はあでやかで「百合の貴婦人」を思わせます。 新種のユリに名前をつける場合、世界の都市の名をつける習慣があるのだそうです。 このカサブランカは、スペイン語で「Casa 家」「blanca 白い」を意味し、白い家という意味だそう です。 つまりモロッコのカサブランカは白い家という名を持ち、その街の名前を取って名付けられた百合 らしい。 私は、何故かこのカサブランカが真夜中に咲いている姿をいつも連想します。 ふるさとの山に咲いていたヤマユリは、薄暗い中に強烈な芳香をまき散らしながら君臨してい ました。 その存在感は今でも脳裏に焼き付いています。 また、大好きなイングリット・バーグマンの代表作「カサブランカ」も白黒映画の中で白いドレス 姿が、それこそ「カサブランカ」のように存在感がありました。 百合なのにジッと佇んでいるイメージがなく、何か動的な印象があるのは映画のイメージと重 なっているからなのかも知れません。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.04
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♪病院の待合室と見紛えむ夏の映画に老人の群れ 映画好きの知人の話。 マイナーな映画で上映される場所も限られていて、小さな劇場でしか見られない地味な映画を 見に行った時のこと。 昭和40年ごろの家族を描いた「歩いても歩いても」という映画に、たくさんの高齢のファンが押し 寄せ、整理券まで発行されたらしい。 普段は演劇などを行う小さな劇場で、キャパは確かに少ないことは確かです。 ずっと猛烈な暑さ続きで、映画館にでも入ってこの暑さをやり過ごすというのは賢明な選択では あります。 内容が高齢の両親とその子供たちを描いている映画とあって、見に来ているのは正にシニア料 金で見られる人ばかり。30代の彼は浮いた存在だったとか。 整理券を配っている状況は、まるで病院の受付で診察の順番の札を貰っているようだったと彼。 日本の映画料金は確かに高いと思います。 1,000円ぐらいで観られればもっと多くの人が気軽に映画を楽しめるのにと思えてなりません。 8月1日の「映画の日」は、夏休みということもあるのか、かなり混んだらしいですね。 しかし、決して学生ばかりではなかったようで、千円で観られることが大きな魅力だったので しょう。 映画に観客は戻ってきていますが、さすがに韓流映画は秋風が吹いてほとんど採算が取れな くなっているようですね。 いつも同じストーリー展開では飽きられても仕方がないでしょう。
2008.08.03
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♪雨がりの日差し薄毛に耐えがたく雨傘差して駅までをゆく 昼まで降った雨が止んで、強烈な夏の日差しが顔を出した。 それまで抑えられていた不満を爆発させるように照りつける。 かなり薄くなった頭に、夏の日射しがまともに焼きつつけてくる。 思わず持っていた雨傘を、日傘代りにして差した。 男が日傘をさす風景はあまり見たことがないでしょう。 ちょっと抵抗があったけれど、ぬれた傘も乾くし一石二鳥と腹をくくった。 その内、男も日傘をさす時が来るかもしれない。 この暑いのに帽子なんか被ったら、頭がタコ焼きになっちまう。ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.02
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♪早朝のしじまを襲う蝉時雨110デシベル渦巻く緑地 クマゼミは、朝6時には音量全開の大合唱だ。 近くの緑地帯は、たった一分もいられないほどもの凄い音圧と音量です。 調べてみると「工場のサイレンの近く」(表現が古い)の110デシベルに相当することが分り ました。 何もあんな大きな音で狂ったように鳴かなくても、と思うんだけどそういう遺伝子のもとで生きて るんだからしかたがない。 あれだけ沢山の雄が一斉に鳴いていたら、雌は相手を選らぶ余地が無いだろうに。 多少は個体差があるのでしょうかねぇ。 クマゼミの声がああも大きくてはアブラゼミの声なんか聞こえやしない。 アブラゼミにしてみても迷惑してるんじゃないのかな。 何処の世界でも声の大きい奴が巾を利かせていて、そいつのルールが通っていくのは世の常か。 デシベルとは音の大きさを表す単位で”dB”で表記されます。 基準の音のエネルギーの 100000倍(0が5個)=5ベル=50デシベル(リットルとデシリットル の関係と同じ) 騒音の程度騒音レベル騒音の程度例会話不可能120dB最大可聴値航空機のエンジン近く騒音の激しい地下鉄の駅110dB工場サイレンの近く100dB列車が通過する時の高架下地下鉄車内、電車の駅90dB機械作業場、空調機械室、印刷工場内会話困難80dB交差点、マーケット、国道会話に少し大きな声が必要70dB劇場、百貨店、銀行のロビー、騒がしい事務所楽に会話ができる60dBレストラン、大きな商店、ホテルのロビー普通の会話都市周辺住宅地、事務所内50dB劇場、映画館の観客のざわめき40dB一般の住宅(平均値)静かな住宅地30dB郊外ラジオ放送スタジオ20dB木の葉がすれ合う音10dBささやき声0dB最小可聴値ランキング参加中。クリックをお願いします。
2008.08.01
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